人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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視点:


白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a3) 2022/10/17(Mon) 0:47:36

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 己が言葉を切るまで、絵音はそこから動かず、黙って聞いてくれていた ]


  え……


[ 最初に聞こえたのは共感の言葉>>1:636
 簡単に、分かるとは言ってほしくなかった
 ……と、いうか、……絵音は、共感する側ではないと思っていた
 ピアノに関しては、絵音の方が姉よりも上であったと思うし
 けれど、姉を避けているという現実、それから惨めになるという言葉
 たぶん、同じ気持ちなのは、本当で
 そして――その言葉によって、
 ピアノを自分から辞めたのではなく、辞めざるを得なかったことを、察してしまった ]


  …………そう


[ もしかしたら、今のあたし達は似てるのかもしれない>>1:637
 似た道を辿って、行き着いたのがここなのかもしれない
 置いてかれたんじゃなくて、似てしまった結果がこれなのかもしれない

 だから、
 ……だから、その共感は、素直に受け取っておく ]
 
(120) 2022/10/17(Mon) 14:30:42

【人】 白瀬 秋緒

 
[ あたしは、やっぱりそこから動かなかったから
 絵音くんが立ち上がって近付くなら、そのまま距離が詰まる>>1:638
 取られた手が、包み込まれる
 幼い頃、手を繋いでいた事を思い出すけれど、
 その手はその時よりも大きくて、
 でも、ピアノに触れていない手だと思った

 でもさ、暖かいのは、変わらないね ]


  ……………


[ ……絵音の言う事は、
 普通に考えれば正しい道で、ひどく真っ当な答えだ
 でも、分からない
 己がそこに辿り着けるかどうか、辿り着いたとしてどうなるか
 ……そこに賭ける程の気力はもうない
 いきぐるしいだけの人生に意味なんて見出だせない ]
 
(121) 2022/10/17(Mon) 14:31:19

【人】 白瀬 秋緒

 
[ だからといって、自分で終わらせる気力もなくて
 だから、これはチャンスだと思った

 ただ■ぬだけじゃなくて、
 存在ごと■す事が出来るなら

 そうすれば、■■■は ――――― ]
 
(122) 2022/10/17(Mon) 14:31:57

【人】 白瀬 秋緒

 

  っ、


[ だけど、その言葉は刺さるな>>1:640
 誰かに聞いてほしかったのかもしれないと、思った事
 結局吐き出した相手が、ずっと距離を置いていた相手だった事

 「何に縋ってるのか」と、自嘲するということは、>>0:155
 まだ何かを求めているということで、
 結局絵音との外見の違いが、そのまま、似ていても違う部分なのだろう
 ]


  ……勝手だな


[ だけど、その言葉は素直には受け取れないな 

 望む何かを与えてくれる人は、……今でも、何人か、居るんじゃないかなって思うけど
 でもそれは、期間限定、己に対する“普通”の扱いではない>>1:167 ]
 
(123) 2022/10/17(Mon) 14:32:35

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 一時的じゃダメなんだよ>>1:638
 自分がそれになれない癖に、幸せだけ願うなんて勝手すぎる

 絵音くんの“願い”が何であったとしても

 もうあたしたちの距離が戻ることはないんでしょ ]
 
(124) 2022/10/17(Mon) 14:33:12

【人】 白瀬 秋緒

 
[ この短時間で、今の「絵音くん」が酷い奴だって事はよく分かったよ
 だけど、どうしても昔と重ねてしまう事も

 顔見知り以上幼馴染未満みたいなそんな関係で、
 過ごした時間が決して長かった訳じゃない

 だけどそれ以上に、離れていた時間が長すぎて、

 だから、絵音くんの言葉は、素直には受け取れないし、
 逆に言えば、あたしに絵音くんの“願い”を聞く権利はない
 ]
 
(125) 2022/10/17(Mon) 14:33:47

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 姉のことが好きだったと言われても、別に驚かない>>1:636
 そりゃ誰だって、姉の事は好きになるでしょ
 姉と絵音くん、お似合いだよね、分かるよ

 だけどあたしはそれでも、
 自分に向けられる兄のような視線が
きだったよ
 ……そんなの、もう望まないけど
 遠ざかった人間に、望む権利なんてないだろ
 だから、もう要らない
 ]

 
(126) 2022/10/17(Mon) 14:34:43

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……その“願い”は、叶えてあげられないな 
ごめんね



[ 身勝手すぎる願いの言葉は突っぱねた
 口調も、表情も、未だしおらしいまま
 手を暖かさから引き抜いた
 
 それでももし、そんな道があるのなら、と
 そう心が揺らいだのも、事実だ
 その時なら、その言葉をきっと受け取れる
 ]
 
(127) 2022/10/17(Mon) 14:35:51

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……ひとつだけ

  ……絵音くんは、
  あたしに言ったみたいな、
それ
じゃダメなの?


[ これ聞いたらもう出ていくし、
 それでも答えがなかったら諦めるけど、
 最後に、これだけ

 絵音くんの願いが、またピアノに復帰したいって事なら、的外れってことでそれでいい
 ただ、そうでなかった場合
 あたしたちが似てるなら、願いの内容も似てるんじゃ、とか、思って
 「遠くの大学へ行く」みたいな現実的な解決策じゃ、もうダメなのか、と

 返ってくるのが「ダメ」でも何も言わないし、
 「ダメじゃない」だとしても、干渉なんて出来ないけど* ]
 
(128) 2022/10/17(Mon) 14:36:46

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ――――今更、幸せなんて願わない

 何故なら、特別不幸でもないからだ
 己の環境は、別に、よくある話だ>>0:620

 ありふれた話である故に、
 そんな環境にありながら普通に生きてる人の方が多くて
 特筆すべき事でもないと断ぜられる

 ……だから、悪いのはあたしだ
 それに耐えられないあたしが悪いだけ
 逃げ出したのも、>>0:616
 逃げ出そうとしてるのも、

 全部、自分自身のせい
 ……ただ、それだけ ]
 
(129) 2022/10/17(Mon) 14:58:04

【人】 白瀬 秋緒

 
[ だから、
 ■■■■■■■なんて願わないし
 ■■■■■■■■■■■■■■と願う ]

 
(130) 2022/10/17(Mon) 14:58:29

【人】 白瀬 秋緒

 

[ ……だけど、 ――――――― * ]


 
(131) 2022/10/17(Mon) 14:58:54

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ……結局その日は、調理室には行かなかった
 「禁断のバターサンド」がどういう出来だったとか、
 保健室行った先輩がいたとか>>30

 何も知らないまま、適当な時間に学校を出た

 だけど帰る気にはならなくて、
 ……だけど今更、非行への走り方も曖昧で、
 適当に繁華街をふらふらしたり、
 公園でぼんやりしていた事だろう ]
 
(132) 2022/10/17(Mon) 15:37:03

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ずっと、心ここにあらず、って感じで、
 ぼんやりしたまま、時間の感覚もなかった
 気が付いたら随分遅い時間で、
 家へと帰ったら、親に怒鳴り散らされた

 これはあたしが悪い
 両親が許容出来る帰宅時間や両親の機嫌を見誤ったあたしが

 ミスったなと、
それだけを
考えながら、
 だけど頭は別のことでいっぱいだった ]
 
(133) 2022/10/17(Mon) 15:38:13

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 差し伸べられた選択肢は不完全で>>1:640
 ……一度考え直して、
 考えて、考えて、>>0:421
 だけど、上手い願い手段を見つける事は出来ない ]
 
(134) 2022/10/17(Mon) 15:38:57

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 泣き言を言っていいのは、やることをやった奴だけだから
 勝手に折れたあたしに、冗談ですら言う資格はない>>1:165  
 だから、言えない>>1:614

 正常に働かない思考回路、
 やがて止まってしまう思考処理 ]
 
(135) 2022/10/17(Mon) 15:39:27

【人】 白瀬 秋緒

 

[ ―――――――――― ]


 
(136) 2022/10/17(Mon) 15:39:59

【人】 白瀬 秋緒

― 2nd day ―

[ 二日目の朝は……恐らく昨日よりも更に目覚めが悪かった
 なんか頭も痛い気がする。クソが
 怒鳴られたせいか、慣れないことを考えたせいか
 ]


  ………………


[ その頭で、どうしてそれを思い付いたのか分からない
 もしかしたら……常の学校、日常の中の居心地の良い場所に、無意識に手を伸ばしたのかもしれない ]
 
(137) 2022/10/17(Mon) 15:41:07

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 相変わらず姉とも、両親とも顔を合わせないままそのまま家を出た
 ……今更、学校なんて行かなくてもいいのに、とも思う
 まあでも、ほら。秘密の共有者たちが、どうなっているかも気になるし
 それについて、言葉を交わしたい気持ちも、なくはない


 早い時間に家を出たことで、結局、当番の風紀委員の混ざって、
 校門で朝の挨拶をしているだろうが
 ……昨日よりは、無愛想に
 余所行きの剥がれた常の気怠げな顔で** ]
 
(138) 2022/10/17(Mon) 15:42:03
白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a20) 2022/10/17(Mon) 15:47:31

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 風紀委員の活動をするにあたって、
 ほら、振る舞いは大事だということは、知っていたけれど
 もしも「風紀委員余所行きの白瀬」のみを知っている人が居るのなら
 今日の己はどこかが違うと気付いただろうと思う

 とはいえ、風紀委員の活動以外は大抵常にこのような感じであり、
 このような感じ故、多少上の空でも気付かれにくいはず>>1:468

 ……さて、目の前のこの人が、どちらかは分からない
 何せ、顔を合わせたのは、あの夜のみだから ]


  ……大木先輩


[ 声を掛けられ、姿を捉えた時>>139
 先程までしていた挨拶運動の欠片もなく、名前だけを呼んだ
 それから、昨日の自分の思考を思い出す>>1:528
 実際、それが杞憂だったことは知らず、>>1:594
 うっわ……と思った
 姉に言われて来てたらどうしよう、と

 でも、無視も逃げもしない
 多少表情は苦々しくなったかもしれないが、足はそこで止まった* ]
 
(142) 2022/10/17(Mon) 17:40:14

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……はよーございます

  ……えっ


[ 風紀委員の時の影も形もない雑な挨拶
 大木の声が普段よりも抑えめな事は、あまり引っ掛からない程度には、大木との直接の関わりはない
 ……ないはず、なのだけど、
 「聞いてみたいことがある」と言われて虚をつかれた
 大木にそう言われる心当たりがない事と、
 ということはやはり姉経由なのではという、両方

 ただ……大木のことは確かに気に食わないが、
 嫌いと断じて避ける程、知る訳でない
 オタクというだけでは嫌いにならないのと同じで

 それに、慣れないことを考えた朝だ
 “真っ当”な人間の話を聞くのも悪くない、と、傾いた ]


  別に……いーっすけど


[ 始業までそんなに時間がある訳ではなく、
 己はともかく、大木は授業をサボるタイプでもなさそうに思える
 いざとなったら、立ち去る言い訳にしよう、うん、と考えながら、
 中庭までついていく ]
 
(145) 2022/10/17(Mon) 19:20:27

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 「白瀬」と呼ばれた事にはちょっと驚いた
 同学年というだけならともかく、大木は姉と関わりの深い人間だ
 姉の印象が強い人間が、己を名字で呼ぶのは、珍しい

 そういうところが、本当に――
* ]
 
(146) 2022/10/17(Mon) 19:21:18

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 中庭のベンチ
 距離を空けつつ、同じベンチの端に座る>>151
 先程の微笑みとは打って変わって、悩むような表情に、言い淀んだ言葉
 この人の多くを知る訳では決してない
 精々生徒会の活動で見る程度
 だけど、その様子が珍しいなと感じた
 大木をじっと見ながら、大人しく言葉を待つ ]


  ……………………………………………は?


[ が、大木の「聞きたかったこと」、その内容を聞いても、暫く声が出なかった>>152
 ややあって、呆れの交じる息を吐いて、
 それから、怪訝そうな顔で大木を睨む

 そう、確かにあの夜、己の“願い”を口には出した
 誰に聞かせるでもなかったから、誰が聞いていたかも把握出来ていない
 大木が知っていても可笑しくないし、
その
願いを知られても別にそれはどうでもいい

 ……不可解なのは、その願いを知った上で、
 己に聞きたかったことの内容だ ]
 
(185) 2022/10/17(Mon) 21:18:40

【人】 白瀬 秋緒

 

  はあ゛????



[ あからさまに苛立った声が出る
 尽くされた言葉に、説教したい訳でも、咎めようとしている訳でも、
 恐らく、何も知らぬまま干渉しようとしている訳でもないことは理解出来た
 だけど……その純粋な「知りたい」という願いが、
 「想像がつかないから聞きたい」という真っ直ぐな思いが、
 ――あたしの反発心を沸かしてしまう

 苦々しい顔をして舌打ちする
 目線を大木から逸らした ]
 
(186) 2022/10/17(Mon) 21:19:25

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……………大木先輩は、兄弟はいるんすか

  ……もしくは、身内にめちゃくちゃすげー人とか


[ だけど、逃げもしなければ暴れもしなかった
 声だけは刺々しく、目線も合わせないが、
 言葉だけはまだ、理性的な形をしていた

 そういえば、この人は上のきょうだいのようだと思っていたことを思い出す>>0:245
 下のきょうだいの気持ちは絶対理解出来ない……というのは、今は一旦置いて
 なるべく、なるべく一般化した話をする ] 

  
  ……いねーんなら、
  こんな気持ち、感じたことねーなら、
  一生知らなくていーっすよ


[ 聞くということは、大木の周りには、己の姉のような人間はいないということだ
 ……否、いない、というよりは、恐らく大木という人間がそもそもそういう気持ちを抱かない人間ではないかと思う
 だって、己の姉がそういう人間であるから

 普通……と、いうのは可笑しいかもしれないが、
 誰でも嫉妬したり悔しがったり憎んだりしたり、そういう思いは少なからずあるはずで、
 それを想像つかない、というならば、説明しても意味はないのではないか?と思った ]
 
(187) 2022/10/17(Mon) 21:20:36

【人】 白瀬 秋緒

 
[ こんなの、知らなくていい
 誰かを■したくなる程の思い
 自分を■したくなる程の思い ]

 
(188) 2022/10/17(Mon) 21:21:16

【人】 白瀬 秋緒

 
[ そんな美しい人間性の奴は、
 ずっと知らずに幸せでいればいい

 これは皮肉ではなく、本心だ
 大木に対して、でもあるし、――――
 ]
 
(189) 2022/10/17(Mon) 21:21:50

【人】 白瀬 秋緒

 
[ でも、本当は、なんとなく分かってはいる
 説明して、共感が出来なくても、
 それでも、己の言葉で聞きたがっているということ* ]
 
(190) 2022/10/17(Mon) 21:22:11

【人】 白瀬 秋緒

― 朝・中庭にて・大木と ―


  ……っ、じゃあ……


[ 運動が得意な弟>>195
 大木が意外と
運動が苦手ということまでは知らなかったし、
 大木と弟との間に、どれ程の差があるかも分からない
 だけどそんな存在がいるのなら、どうして、
 どうして分からないのか、と思う
 己は、きょうだいというものを、姉と己でしか実感出来ない故に
 そこを一般化することが難しい


 大木が今まで抱えてきた思いは知る由もない>>196
 己にとっては、副、であっても前に立つ人間ということに変わりはない誤差の範囲であるし
 何より、今、納得をしたり折り合いを付けられているなら、
 深く拗らせることがないのなら、
 役割分担、と割り切れるなら、
 己にとっては、大木は姉と同じようなそういう人間でしかない ]
 
(306) 2022/10/18(Tue) 3:41:29

【人】 白瀬 秋緒

 

  ………………そー、すか


[ 弟との関係
 どうして分からないのか、と思ったけれど、
 度合いの違いということで、一応、腑には落ちた ]


   ……………うっわ


[ けれど、続いた言葉に、思わずドン引いた声が出た
 もしも自分の気持ちを聞けたなら
 友人であっても消えるのが仕方ないと、納得出来るかもしれない、と思う

 もちろん、願いの権利は己にあることで、
 願いの決定権は自分にある話だけど
 人一人消える、
それは殺されると同義なのでは――
そのことに納得が行くかも、なんて

 そんなところまで、人を尊重しようと思えるものかよ、と
 妙な真っ直ぐさにドン引いたのは、
 己にまだ倫理感というものが存在していたからかもしれないし、
 本当の願いが、少し違うからかもしれない
 

 はあ…………………と大きな溜息を吐く ]
 
(307) 2022/10/18(Tue) 3:42:46

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……つっても、上手く言葉に出来る自信、ねーんすけど


[ 語ることは了承する
 別に、理解してほしいと思ったからではない
 単純に、大木の願いを叶えようとしているだけで、
 根負けだ根負け

 その結果、何を思われようとどうでもいい

 ただ、昨日も絵音に対して上手く言葉に出来なかった事が過る 
 要求にしっかり応えられるかは微妙だ ]


  ……ウチの親って、……まー、なんてーか、
  「出来の良い子」にしか興味がなくて


[ まず出たのが、己の家庭環境の話>>0:620
 ……その時点で、きっと、何かがズレている ]
 
(308) 2022/10/18(Tue) 3:43:51

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……姉貴は……まー、ああっすからねー
  ウチの親は、あれしか見てなかった


[ 己に対してはキツく当たる事については口には出さなかった
 その言葉で察することは出来るだろうが

 何でも優秀な姉に対して、
 親に見向きもされない子供
 周りの人間も似たようなものだった ]


  ……そのくせ、あいつはあたしの心配ばっかするから

  ――惨めになる
  その優しさが、……憎い


[ 罵声の飛ぶ環境において
 姉は、己に対して優しく接した
 姉にとっても、良い環境ではなかったはず
 それが、嫌で嫌で、堪らない ]
 
(309) 2022/10/18(Tue) 3:44:27

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 己を追い詰めたのは姉だと、
 それは半分だけ正解のようなもの、だが>>1:613

 恐らくそれも完全に正しい訳ではなくて

 姉に■意を抱く程の理由を問われて、
 まず両親の話が出てくる程度には、

 ――親の、周りの目が、普通に与えられるべき物をずっと与えられなかった事が、
 何より己を歪ませている

 だから、そう、
 絵音の言った事は、実に的確な解決策だ>>1:640
 ……そんな場所が、見つかる保証があるのならば、だが
 ]

 
(310) 2022/10/18(Tue) 3:46:40

【人】 白瀬 秋緒

 
[ もちろん、姉の存在自体も、憎らしかった
 絶対に勝てない相手から、そもそもこうなった原因から、
 優しくされる、同情される、心配される
 それが己の心を更に抉っていく
 その上、両親と同じく、
 出来ない人間の気持ちなど、全く理解しない>>0:621

 そんな人間を、憎らしく思わない方が無理だ>>0:622 ]
 
(311) 2022/10/18(Tue) 3:47:16

【人】 白瀬 秋緒

 

[ でも、
本当
は、居なくなれと願ったことなんて、―― ]


 
(312) 2022/10/18(Tue) 3:48:01

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……あんな姉が居て、狂わねー方がおかしいっすよ


[ 結局、
 結局、最後にはそうなってしまって、まるで説明にならなかった
 それが分からないのだと、大木は尋ねてきているのに ]
 
(313) 2022/10/18(Tue) 3:48:50

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……だから、


  だから、あんなやつ、居なくなればいい



[ 一瞬見せてしまった、しおれた表情を誤魔化して、
 あの夜みたいな表情で、本心を覆い隠した
 そうこれは狂ったフリをしてるだけで、実際には強がりみたいなものだ
 ]
 
(314) 2022/10/18(Tue) 3:50:40

【人】 白瀬 秋緒

 

  まー、でも、安心してください、大木先輩

  居なくなるとしたら、あたしの方なんで



[ お前も、姉が生きてた方が良いでしょ、という、これは善意の押し付けの言葉
 故に、何でもないフリをして、本当の願いを明かすことに抵抗はなかった

 何がおかしいのか、へらりとした笑みを、向けて** ]
 
(315) 2022/10/18(Tue) 3:51:56
白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a40) 2022/10/18(Tue) 3:58:07

【人】 白瀬 秋緒

― 朝・中庭にて・大木と ―


  …………………………


[ 大木が語る、弟との話>>348
 それを聞いて、何も言えなかった
 否……半ば絶句していたのかもしれない

 大木にも、人を羨んだり妬んだ事がある、
 否、今でもあるのかもしれない
 それは理解した
 己が絶句したのはその後だ
 「役割分担」と割り切ること、
 それはなんて……なんて出来た人間なんだろうか、と思う

 ――反吐が出るな
 そう思ったからこそ、反射的に口を噤んだのもたぶんある

 大木の考えを否定する気はない
 一般的に考えて、良い考えではないかとも思う ]
 
(391) 2022/10/18(Tue) 15:30:11

【人】 白瀬 秋緒

 
[ でも、それを言われてしまったら自分は、
 全てを持つ姉に対し、全てが姉に劣る妹は、
 ……遣瀬がなくなる

 それをあたしの前で言うのはとても残酷だ

 大木の目に写る己は、きっと泣きそうな顔をしていた ]
 
(392) 2022/10/18(Tue) 15:31:08

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ドン引きした事……については
 言葉が増えた事によって、この人が、この人が初めて人間らしく見えたのはある
 理由を聞くのは、それを肯定しているからでも、尊重するとちう優しさでもなく、
 自分には何も出来ないと割り切った上での、
 自分が折り合いを付けたいというエゴ ]


  へー……


[ ふーん、という気持ちで眺めた
 己が姉を消すのも嫌というところは、相変わらず気に食わないけれど、
 己が思っていたのと違う一面があることに、気が付いた

 結局己は、歩み寄ろうとする大木とは違って、
 「姉と同じ人間」と勝手にカテゴライズして大木から距離を取ろうとしているだけなのだろう
 大木の事は、殆ど外面しか知らない
 それ故仕方ない部分はあるにしろ

 ……なんとなく、それも癪で
 だからこそ、語ろうと思ったのは、たぶんある ]
 
(393) 2022/10/18(Tue) 15:31:57

【人】 白瀬 秋緒

 
[ けれど、大木が姉に近い側の人間だということも、どうしたって事実なんだろう
 誤魔化した笑みで話を終わらせた己には、大木の憐れみの行く先は分からないが>>350
 
 その大木でも姉と比べられたくないのだと、>>351
 その共感が中途半端な気休めの同意ではない事が伝わる辺り、
 改めて姉の化け物を思い知る訳だが
 まあ、安易な共感でなかった辺り、返って少し救われた ]


  …………………


[ 拒絶するかのように吐いた本当の願い
 それに対する反応が、否定ではなく哀しみのようなものだったことで、
 どこか拍子抜けして、逸らされた視線の陰で、顔から笑みが消えた

 「辛い」と言われても困る
 それだけでは、こちらにはどうしようもないのだから
 否……恐らく、肯定を含め、どんな反応をされていても困惑はしたと思うけれど ]
 
(394) 2022/10/18(Tue) 15:32:47

【人】 白瀬 秋緒

 
[ もうひとつ
 大木が姉の側に立ったように、自分に向けられた言葉だと感じたように>>352

 己の側も、その「辛い」という言葉を、
 姉に言われているように感じてしまうから ]
 
(395) 2022/10/18(Tue) 15:33:13

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 己は何も言わなかった
 響く予鈴
 己も行動する気が起きず、ただぼんやりと、大木の様子を見ていた

 ……のだが ]
 
(396) 2022/10/18(Tue) 15:33:47

【人】 白瀬 秋緒

 

  はあ゛??????



[ サボりの誘いに、何言ってんだこいつ、の目を向ける
 自分の気持ちを重くしてる元凶を、一緒にと誘うセンスが理解出来ない
 やっぱり、どう考えても、この人とは感覚が合わないのだろう
 決め付けが強かったことについては反省したものの、
 会話から垣間見える気に食わない部分は、事実なことも多いのではないだろうか

 それでも己は、そこから動くことはなかった
 なんかもう途端に授業とかどうでも良くなった、別に、それだけだし ]
 
(397) 2022/10/18(Tue) 15:36:18

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 暫くは、口を開かなかった
 雲が秋風に流されていくのを見ていた ]


  ……大木先輩は、


[ ややあって、二人の間に沈黙が流れたなら
 徐ろに、口を開く ]


  ……弟さんの事、好きですか

  弟さんがいて、……幸せ、ですか


[ 上のきょうだいの気持ちなど、理解出来る気はしない
 だけど、知らないのだから、聞くだけならいいだろ、と
 ……きっとどこか、自身の姉の気持ちも推し量るように
* ]
 
(398) 2022/10/18(Tue) 15:38:01

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ……考えていることがある
 昨日の放課後から、ずっと

 だけどそれでは、己の“願い”は叶わないから
 両立させる術を、考えている

 ……見つからない>>134
 ……分からない
 検索結果は空白を吐く
 ]
 
(399) 2022/10/18(Tue) 15:52:40

【人】 白瀬 秋緒

― 昼 ―

[ 結局己が授業をサボったのは、そう長い時間ではなかった、と思う
 少なくとも午前中丸々いないということはない

 教室から降りていき昇降口近くの自販機まで行って、
 ガコン、という音に、先客の存在を知った>>273 ]


  あ……


[ その人が、あの夜に居た人、だとは認識出来たから
 姿を認めれば視線が止まる ]


  ……どーも


[ けれど、挨拶をしただけで、>>0:515
 名前もはっきりと知る訳ではない
 ああ、でも調理室で見掛けたことはあるかも
 やはり、会話をしたことはほとんどなかったと思うが

 相手が、こちらを気にしてたことは知らない
 だから、会釈だけして自販機の前へ行って
 ……なんとなく、おしるこのボタンを押した* ]
  
(400) 2022/10/18(Tue) 15:53:26

【人】 白瀬 秋緒

― 早朝のこと ―

[ 天ヶ瀬に送ったどうでもいいメッセージ……は、わりと直ぐに返信が来た
 恐らく、この時間であっても普通に活動時間なんだろう、ということが分かる程度には

 絵音と天ヶ瀬のやり取りは知らないし、
 ……画面の向こうの事も分からない
 青葉先輩は、この時間でも何時もと変わらないなと、思うだけ ]
 
(401) 2022/10/18(Tue) 16:39:16

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 禁断のバターサンドが気になっていない……と言えば嘘になる
 元々、昨日の放課後は調理室へ向かうつもりだった
 
惜しい人を犠牲にして(?)
禁断の美味しさを手に入れたとは知らなかったけれど
 ……それにしても、次は逃さないと言われる菓子とは
 もしかして相当阿鼻叫喚だったのだろうか?と妙な方向に思考を伸ばしつつも、
 少し、心が柔らかくなって、笑みが溢れた ]
 
(402) 2022/10/18(Tue) 16:41:05

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 本当は
 本当は、天ヶ瀬と言葉を交わしたい気持ちも、ある
 けれど、あまり巻き込める自信がない
 天ヶ瀬とは、そう、お菓子作りの話だけするのが、一番平穏なのかもしれない
 ……そう思う程に、己は青葉先輩の事をよく知らないのだなと思う
 遠目で見るバスケ部の彼と、近くで見る料理部の彼、
 本当に、それだけ、しか* ]
 
(403) 2022/10/18(Tue) 16:41:39
白瀬 秋緒は、メモを貼った。
(a51) 2022/10/18(Tue) 16:49:11

【人】 白瀬 秋緒

― 朝・中庭 ―

[ ……まあ
 大木への反発心によって、鬱屈とした気分が紛れたことは否めない
 憎まれ役も悪くないとか、考えている事を知ったら、更に機嫌は悪くなるが
>>405

 唐突に投げた質問の答え>>406
 ……別に、己としては「好き」「幸せ」と単純な答えでも良かったのだが
 悩んで言葉を尽くす姿に、
 この短時間での己とのディスコミュニケーションを理解した姿に
 大木の聡明さを見てしまう。
苦々しく思ったのは否めない

 でも確かに感性が嫌という程違うことは己にも理解出来たから
 なるべく正しく伝わるように努力する方が、己にとっても大木にとっても良いのだろう ]


  ………………


[ 語られるのは、下のきょうだい側からは見えない景色
 どうしたって知らないものだから、聞くまでは全く知らないものだ
 もちろん、きょうだいの形が同じかと言えば、違うだろうけど ]
 
(419) 2022/10/18(Tue) 21:00:33

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 知っている
 姉が己を悪く言わないのは
 姉が己に優しくするのは
 姉が己のことを愛しているからということ

 姉のことを嫌いと公言し、
 ひどいことばかりしてるあたしなのに
 ]

 
(420) 2022/10/18(Tue) 21:01:08

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ああ、本当に、気に食わないな ]

 
(421) 2022/10/18(Tue) 21:01:46

【人】 白瀬 秋緒

 

  …………そー、ですか


[ 自分で聞いておいてなんだが、淡白すぎる反応ではあったと思う ]


  ……ありがとうございます

  大木先輩と話せて良かったです


[ けれど、常よりも幾分丁寧な言葉を言う己は、
 気怠そうな顔をしつつも、それでも少し、笑っていたと思う

 ……否、己は話せて良かった、けれど、
 大木が納得したかは微妙だし、むしろ余計悩ませてしまったかもしれない
 何か話し掛けられるなら聞くつもりはあるが
 何もなければ、次のチャイムで教室へと戻る* ]
 
(422) 2022/10/18(Tue) 21:02:13

【人】 白瀬 秋緒

― 昼・自販機 ―


  え?


[ ボタンを押した刹那、呼ばれた名前>>408
 ガコン、という音が、疑問の声に重なる
 おしるこを放置したまま、相手を見た
 どうして名前、と思ったけれど
 名簿に対し名乗った時に、この人も居たことを思い出した
 あと、白瀬と呼ばれた事が少々珍しかったので

 あー……と呟きながら、おしるこを救出してやる ]


  ……すみません、名前……分かんなくて


[ だが己は相手の名前を知らなかった
 居た人の名前はメッセージグループに載っているが、照らし合わせるのは難しい
 かしょん、と、缶の開く音 ]
 
(429) 2022/10/18(Tue) 21:20:01

【人】 白瀬 秋緒

 

  ……先輩は、

  願いについて、どー思いますか?


[ そこから立ち去っても良かったはずだ
 だけど、早朝、天ヶ瀬に対して思ったことを思い出して
 ……知らない相手ならば、逆に話しやすいこともあるのかもしれない、と
 名前を聞けたなら、その名を呼ぶ

 曖昧な聞き方をしたのは、聞ければ何でも良かったからだ
 願いとはどういうものなのか、願いを叶えてくれるとは何を意味するのか、
 叶えたい願いとは一般的にどういうものを指すのか、具体的にあるのならばそれでも良い
 己の願いを聞いていた人がここにも居ることは、やはり、思考の外
* ]
 
(430) 2022/10/18(Tue) 21:20:21

【人】 白瀬 秋緒

 
[ ……考えていることがある>>399
 昨日の放課後から、ずっと ]
 
(462) 2022/10/18(Tue) 23:17:55

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 学年違いの教室で、兄のようであった人にした、最後の問い掛け
 返ってきた答えに、それ以上言葉を重ねることはない>>202 ]


  …………そっか


[ 己が彼の願いを拒んだ時、彼が何も言わなかったのと同じように
 ただ、それだけ言って、彼から離れて教室を出た

 己と彼は……本当によく似てしまっている
 自分を苦しめているのは、自分なのだと彼は言った
 それは、自分が全て悪いと、思う己に似ている>>129

 だから、彼の願いを否定出来ない 
したくない


 彼が、己の願いを否定することを諦めたように
 己も、彼の願いにもう何も言えない ]
 
(463) 2022/10/18(Tue) 23:18:42

【人】 白瀬 秋緒

 
[ だけど
だから
考えていることがある
 昨日の放課後から、ずっと 

 だけどそれでは、己の“願い”は叶わないから
         
いなくなりたい


 両立させる術を、考えている

 考えても、上手い願い手段は浮かばない
 だけど、
決めなければ
 もう、間に合わないかもしれない

 明日になればもう、彼は■■■かもしれないのだから ]
 
(464) 2022/10/18(Tue) 23:19:28

【人】 白瀬 秋緒

― 二日目・夜 ―

[ スマホを持つ手が震える
 けれど覚悟を決めて、画面をタップして、打ち込んだ

 個人の連絡先なんて知らないけど、メッセージアプリが有能で良かった、本当に ]
 
(465) 2022/10/18(Tue) 23:20:01

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 存在ごと消すことが出来るなら――>>122
 これは元々己の願い事だった
 だけど、人の願いとして見た時に、思ったことがある

 それはつまり、周りは、その人のことを忘れてしまうのでは、ということ
 自分が消える側ならば、考えなくても良いことだけれど
 もしも、周りにそういう人がいるならば、己はその対象になる

 幽霊がどの程度叶えるか、までは分からない
 あと、そう、そもそも、
 絵音くんの願いが違うものならば、この話は終わりだ
 でも昨日の答えで、もしかして一緒なんじゃないかって、思ったんだよ
 ]
 
(466) 2022/10/18(Tue) 23:21:55

【人】 白瀬 秋緒

 
[ それを叶えてくれるなら、
 絵音くんの祈りと共に、
 自分の人生への賭けに、乗ってやってもいい>>121 ]
 
(467) 2022/10/18(Tue) 23:23:20

【人】 白瀬 秋緒

 
[ それは、
 その存在を、姿を、言葉を、……旋律を
 絵音が、誰にも覚えておいてほしくないのだとしたら、
 残酷な事を言っている

 何せあたしは、
 あたしの生を人質にとった

 ……けれど、絵音も酷い奴なんだから、
 提案すること自体は、許さないなんて言わせない ]
 
(468) 2022/10/18(Tue) 23:23:53

【人】 白瀬 秋緒

 
[ もしも生殺与奪の権が、まだ絵音くんにあるのなら>>203
 それ、あたしにちょうだいよ

 殺させてやるかよ、馬鹿野郎
 ]
 
(469) 2022/10/18(Tue) 23:24:16

【人】 白瀬 秋緒

 

[ あたしに未来があってほしいなら、 

  絵音くんが、自分で、選んで>>205 ]


 
(470) 2022/10/18(Tue) 23:25:20

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 本当は、何か彼の願い願いを“変えられる”ようなことが、起きれば良かったのかもしれないけれど>>277
 ……あたしには、自分のことを棚に上げて、身勝手なこと、言えなかった
 結局臆病、だなあ ]

 
(471) 2022/10/18(Tue) 23:25:50

【人】 白瀬 秋緒

 
[ 彼の何かが変わることを、祈ることしかできない
  彼を変えるのは、自分であってほしかったと思う
 ]

 
(472) 2022/10/18(Tue) 23:27:14

【人】 白瀬 秋緒

 

 
[ ……「一緒に行こう」とは、言えなかったなと思った* ]


 
 
(473) 2022/10/18(Tue) 23:27:48
 




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