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【人】 織田 まひろ旅のしおりを受け取れば すごい、と純粋に目を丸くする 「 なんか修学旅行みたい いいね、こういうの。 」 楽しみで楽しみで仕方なかった。 だけどこうしてしおりを手にして、より。 私の中で楽しみが膨れ上がる。 「 世界、滅びなくてよかった。 」 冗談のような言葉だってさ、 この世界では、冗談なんかじゃなくって それが逆に、どこか絵空事のようで。 …でも、本気でそう思ってる。 (55) 2023/02/05(Sun) 16:40:27 |
【人】 織田 まひろ楢崎が到着したのは一番最後。 遅い、なんて文句を言う係は、 きっとほかに居たと思うから(たぶんね) 私はその様子を首を竦めて眺めてる。 発車ベルが鳴る。 乗り込む電車は ── これは、どこまでいくのかな。 * (56) 2023/02/05(Sun) 16:40:40 |
【人】 織田 まひろなお、家庭科は壊滅的だ(と神の手が決めた)けど 美術はどうだったのだろう ⇒ (11)1d100 お絵描きしりとりをしていれば思い出す、>>62 昨日帆稀が送ってきた謎の画像>>57 なんかにょろにょろしたのが付いていて ニョロニョロかな?とか思ったけど その真意を確かめることはできただろうか。 カッコイイチケットの顛末はまあ見守るとして 私は初めて頭にカチューシャを付ける 主役のねずみを模したそれをつけたら なんだか自分が浮かれてるような気がして 「 違う自分、なれてる? 」 大学デビューはもう少し先。 まずは遊園地デビューから。 >>0:28 * (64) 2023/02/05(Sun) 19:29:52 |
【人】 織田 まひろうん、を一つ。 旅行に行けて楽しい、それに同意。 うん、をもう一つ。 滅びなくてよかった、それに同意。 「 旅行は楽しいし、 滅びなくて、よかったし、 こうして、帆稀と話せてることも嬉しい 」 繰り返す。 同じだよ、そんな気持ちを伝えたくて。 (75) 2023/02/05(Sun) 22:00:48 |
【人】 織田 まひろそれでも、私は言う 「 忘れてしまうことだって、あるよ 」 忘れないよ、忘れるわけないよ、 なにもかもを全部無責任に肯定するほど 織田まひろはやさしい人間じゃない。 (76) 2023/02/05(Sun) 22:01:03 |
【人】 織田 まひろ「 大学に入って、新しい人間関係とか、 新しい暮らしが、はじまって。 高校のこと、忘れちゃうこともあると思う。 誰かにとって大切な思い出でも、 相手にとって、そうでもなくって それが忘れられたりしたら、 きっとね、淋しいよね 」 私は一体どうだっただろう。 中学で仲のよかった友だちとは、 高校になってから随分と疎遠になっている。 忘れられているのだろうな、 そう思ったら、少しだけ胸が痛んだ。 (77) 2023/02/05(Sun) 22:01:18 |
【人】 織田 まひろ「 でも、忘れられるのは怖いけど、 忘れるほうが、もっと怖いよ 」 言ってみてから、 ちょっと自分でもよくわからなくなって ほんのすこしだけ、笑ってみたりして (78) 2023/02/05(Sun) 22:01:56 |
【人】 織田 まひろ「 旅行、楽しかった。 忘れたくないよ。 帆稀と話したの、嬉しかった。 憶えていたいよ。 だから、世界は滅びないでほしい。 誰かに忘れられることよりも、 自分が憶えていられなくなるほうが、 私は、もっと、悲しいな。 」 滅んじゃったら、どっちにしろ同じでしょ?って そんなこと言われたら、返す言葉もないけれど。 (79) 2023/02/05(Sun) 22:02:10 |
【人】 織田 まひろところでパレードの最中、 ふと、帆稀と楢崎が手を繋いでいるのを見た どこか引っかかってじいっと見ていたら 御旗が横からわき腹を突いてきて(確定) こっそり「そういうことだよ!」とかいうものだから 私はそういうこと、について考えることになる 遊園地。女子と男子。手を繋いで。パレード。 時々居なくなるふたり。 そう、そしてこれは忘れてはならない 私たちにとっての 青春 なのである。鈍い私でも、気づく。 こ、これは…………!!!!!!! (112) 2023/02/06(Mon) 20:32:13 |
【人】 織田 まひろいやいやふたりとももう18歳、大人なのだし そういうこともあるだろう、うん。 そういうこともあるんだなあ、うん。 自己解決したそれは、 おそらく人より一歩も二歩も先を行く想像。 だからですね その日のお宿で、ついうっかり 「お部屋代わる……?」とか口走ったけど きっとその真意に気づかれていなかったから 私と、帆稀の、夜の会話が成立したのだろう。 閑話休題。 (114) 2023/02/06(Mon) 20:32:55 |
【人】 織田 まひろ必要最低限だけ持って出かけた私たちの手 帰りは随分と荷物が増えた。 家族へのお土産、自分へのお土産。 みんなとお揃いの雑貨に、 何に使うかわからない工芸品。 たくさんのパンフレットと、特別な入場券。 それから、男子たちからもらったホワイトデー。 私たちの旅のしおりは、 たくさんの折り目がついている (149) 2023/02/07(Tue) 8:33:20 |
【人】 織田 まひろそんな旅も、あとわずかで終わってしまう おうちに帰るまでが遠足ですよ、って そんなことを昔はよく言われていたけど できることならこの先も、またその先も ずっとずっと、旅が続いていたらいいのに、 私は、心から、そう思う (150) 2023/02/07(Tue) 8:33:35 |
【人】 織田 まひろ明日世界が滅びるとしても旅に出たい まだ制服に身を包んでいた頃 そんなことを言い出したのは誰だったか でも今はこうも思う 明日世界が滅びなくたって旅に出たい ──── もちろん、また私たち5人で。 (151) 2023/02/07(Tue) 8:34:01 |
【人】 織田 まひろ私たち5人の歩幅は一緒だ それでも伝えたい言葉、伝えたい想い、 立ち止まりたいとき、振り返りたいとき。 そうしてほんの少しずつ微妙に、 歩む場所は、変わっていく。 それでも「またね」って言えるから それでも「またね」が叶うと信じてるから ほら、人生だって、帰り道だって同じ (152) 2023/02/07(Tue) 8:34:14 |
【人】 織田 まひろまずは世界滅亡に大きなバツ印。 それから未来は無限大、に大きな花丸を。 よくできました。 なんかこんなこと前もあったなって あの日が随分と懐かしい。 (157) 2023/02/07(Tue) 8:36:33 |
【人】 織田 まひろ私は、少し悩んで、 獅子が「いいね」って言ってるスタンプ あの時のスタンプ、もう少しだけ使わないと なんだか元取れてない気分になっちゃうでしょ? (160) 2023/02/07(Tue) 8:37:26 |
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