不運 フカワ(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/26(Sat) 3:28:51 |
【赤】 美術 エノ『うーん、そうだな。』 『まぁ、その方が楽だよね。』 『あぁ、でもな。』 『ひとり、合議に遅れてきて投票だけした子がいるよね。』 『あの子でもいいかもな。』 話し合いに遅れてくるということは。 あまり、他者を理解する気がないのだろうと思う。 そうなると、自分にとっては要らない人だ。 青年は、どうせ死ぬ世界で、穏当も何もないな、と思っている。 『ヒメノさんか、ツルギくんかな。』 (*8) 2022/02/26(Sat) 6:55:41 |
【赤】 清掃員 カミクズ自分が死に至る可能性を受け入れられていない人を わざわざ選んで殺す必要はない。清掃員はそう思っている。 きっと大半の人がそうだろうとも。 もちろん何か理由があればそれも致し方ないとは思うけれど。 『ヒメノさん、ですか』 話し合いには参加せず、自分の意見も主張する事なく。 迷いなく投票だけをして行った少女。 清掃員は彼女に"投票しない"事と、それから。 自分に投票するように、という事を予め伝えていた。 『そうですね。 残念ですが、意見もわからないのであれば そうなっても仕方のないことでしょう。』 でも、この権利は投票とは異なるものだ。 つまりそれを止める理由は何処にも無い。 何より、"選ばれる"事による死は最後の最後まで不確定だ。 であれば選ばれても、死なないよう足掻くだろうとも思っている。 それはある種の信頼として。 『今日選ぶのは、ヒメノさんにしましょうか』 (*10) 2022/02/26(Sat) 10:57:05 |
【赤】 清掃員 カミクズ『それから お願いする事、決まりました』 『もしフカワさんを選ぶとしたら、後の方にしてあげてください』 『もちろん投票で選ばれてしまったり、 自ら立候補した場合は仕方ありません。』 『でも、そうでなければ』 『もう少しだけ、好きなようにさせてあげたくて』 (*11) 2022/02/26(Sat) 10:58:50 |
【赤】 美術 エノ『うん、じゃあ、彼女にしよう。』 淡白な文字。画面の向こうの本人も同じように。 その選択が、人を死に追いやるということを知っているのに。 何一つ躊躇うこともなく決定する。 青年にとっては。 自分を理解しようとしない人は、元から死んでるも同然だから。 『結構裏で根回しもしてるらしいしね。』 自分はされてないけど、人からそう聞いた。 それほどまでに、生きてみたい人。 それが、死を目の当たりにした時、どんな姿を見せるのだろう。 きっと裸の心が見えるんじゃないだろうか。 そう考えると…………高揚した。 (*12) 2022/02/26(Sat) 12:07:35 |
【赤】 美術 エノそうして、齎されるお願いに。 青年は少し、目を丸くした。 『うん、いいよ。』 『俺も彼は、もう少し長生きして欲しいから。』 『理解しようと頑張ってくれてるからね。』 だから、彼が理解をしてくれるか。 あるいは、諦めるまでは。 生きていて欲しいなと、願う。 君のお願いは、承諾された。 (*13) 2022/02/26(Sat) 12:09:17 |
【赤】 清掃員 カミクズ『そうですか』 返答は、簡潔なものだったけれど。 あなたの居ない所で、人知れず安堵の息を吐いた。 『よかったです そう言って頂けて』 『ありがとうございます、エノさん』 感謝の言葉を述べて、ログを閉じる。 本当にこれがよかったのかはわからない。 あの人がそれを望んでいるのかはわからない。 そう望まれたわけではないから。自分の一存でそうしている。 それでも。 こうして確かに誰かに生きていて欲しいと思われている事は。 決して悪い事ではないんじゃないかと、そう思う。 (*14) 2022/02/26(Sat) 13:05:03 |
【人】 剣道 ツルギ広場の片隅で、グッと背伸びをした。 「真剣。…なるべく斬れるやつ。 あと巻藁をとりあえずひとつ。」 パン、と手を叩いていくつかの物を作り出す。 慣れない真剣を振り下ろすと、巻藁を刃が切り落とした。…少し残したかったのに。 「首の皮一枚とか無理だろ…」 一応介錯を申し出たし練習はしておこう、というのもある。 ……殆どはただの気晴らし。 剣を振っている時は、何も考えなくていいから気が楽だ。 (41) 2022/02/26(Sat) 15:36:39 |
ツルギは、(7)1d10本くらい首の皮一枚繋げられた。 (a56) 2022/02/26(Sat) 15:37:21 |
ツルギは、いけそうな気がしてきた。 (a57) 2022/02/26(Sat) 15:39:09 |
メイサイは、いけると思う。 (t34) 2022/02/26(Sat) 15:45:30 |
カミクズは、なんか首の辺りがぞわっとした気がする。 (a58) 2022/02/26(Sat) 15:48:49 |
フカワは、首の皮一枚は、ローストビーフと生ハム、どちらが近いのかと考えている。 (a59) 2022/02/26(Sat) 16:00:34 |
ユメスケは、首の皮一枚は生ハムの方が近いと思う。 (t35) 2022/02/26(Sat) 16:04:57 |
ユスは、剣道って絵になるなと思った。 (a60) 2022/02/26(Sat) 16:14:21 |
【人】 規律 ユス 色んな者と話をしたり連絡をしたり。なんだかんだやる事は結構あった。一人の時間になってぼんやりと適当に散策する。 「……こんなに頭を使ったのは久しぶりだな」 自分で何か考えるなど、殆ど放棄して長かった。 広場でどんどん斬られていく巻藁を見たり、空をのんびり泳ぐ白い鯨を見たり。視線をゆったり動かしてから眉間を指で揉んだ。 最初の投票時間が来ると言うのに、相変わらずだった。 (43) 2022/02/26(Sat) 16:48:32 |
ユスは、そういえばぬいぐるみに詰め込まれた人はどうなったんだろうと思った。 (a61) 2022/02/26(Sat) 16:52:48 |
【人】 清掃員 カミクズすっかり陽は傾いて、もう何時間かしたら。 投票の結果が出て、きっと宣言通りに自分が選ばれて。 そうして今日もまた話し合いが始まる。そんな時間。 清掃員はぼうっと初期エリアを歩いて、時間を潰していた。 死を受け入れたような、やっぱり怖いような。 どこか穏やかなようで、やっぱり漠然とした不安があるような。 そのどちらもが矛盾する事なく共存している。 どうにも言葉にできないような、奇妙な気分だった。 (45) 2022/02/26(Sat) 19:08:13 |
カミクズは、でも、これは。これは、諦めではないのだと思う。 (a62) 2022/02/26(Sat) 19:15:12 |
規律 ユス(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/26(Sat) 19:56:09 |
規律 ユス(匿名)は、メモを貼った。 2022/02/26(Sat) 19:56:46 |
メイサイは、ちょっといたずらする。 (t36) 2022/02/26(Sat) 19:57:51 |
メイサイは、去り際、こっそりナツメの頭を撫でておいた。 (t37) 2022/02/26(Sat) 19:58:04 |
メイサイは、音もなくカフェから出て行った。 (t38) 2022/02/26(Sat) 19:58:30 |
ナツメは、すー…。穏やかな寝息を立てていた。 (a63) 2022/02/26(Sat) 20:07:56 |
ナツメは、クッキーの夢を見ていたから、 (a64) 2022/02/26(Sat) 20:08:07 |
ナツメは、後輩のちょっとしたいたずらに、気がつかないでいるのだった。 (a65) 2022/02/26(Sat) 20:08:22 |
【置】 園芸 ハナサキ「尊重するとは言ったけど」 投票用紙を眺めています。 その記名欄は空白のまま。 「……それはカミクズさんの意思。 私の意思と本当に言えるでしょうか。 私の基準はそれで良いのでしょうか」 ペンを動かしました。 「怒られちゃうでしょうか……」 でも、あの提案を聞いてくれたなら大丈夫ですよね? (L1) 2022/02/26(Sat) 20:18:22 公開: 2022/02/26(Sat) 20:55:00 |
【人】 剣道 ツルギ刀をしばらく振った後、巻藁と真剣を消去して、裁判場へ向かおうとした。 近くまで来てからハッとする。 (入るのは結果を見てからでいいか。) もしかしたら自分の投票権がなくなってるかもしれない。そうしたら行っても意味がない。 どんな結果が出るんだろう。みんなはどんな気持ちでそうしたんだろう。 それぐらいなら、きっとわかるかも。わからないかな?まあいいか。 裁判場を見上げながら、そんなことを考えた。 (47) 2022/02/26(Sat) 20:27:09 |
ナツメは、うたた寝から覚めて。投票用紙を、机の上に置いた。 (a66) 2022/02/26(Sat) 20:59:58 |
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