人狼物語 三日月国


81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【独】 諦念 セナハラ

ニエカワーーーーーッ!!!!
(-3) 2021/07/07(Wed) 21:05:51

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

/*
さてどうやって殺しましょうか!!
アナタのお好みは何かしら やってやるわよ!
(-13) 2021/07/08(Thu) 1:05:50

【秘】 諦念 セナハラ → 遊惰 ロク

この男は、商人と取引をした事がない。
しかし金銭に拘る、というよりは等価交換に拘る様に思っていた。
そんな商人と貴方の関係など、微塵も知らなかったから。
歯に衣着せぬ言葉で問いかけた。

「……僕は今、貴方が殺したと仮定して話しています。
 つまり貴方が遺体にピアスを着け、
 首を縫いつけたと捉えて良いんですか?」

あの少年が人を殺すならもっと衝動的な筈だ。
もし計画するなら、自分に相談をする筈である。

あの少女が殺したにしては、手段が難しい。
首を斬るには相応の力が必要だ。

では姿の見えない人間はどうだろうか。
クレイシならばもっと上手く縫う筈である。
……タマオはわからない。
彼なら首を斬る力があるが、動機が思い当たらなかった。

目の前の貴方を疑ったのは、ただの消去法だ。
死者を知覚できない男にとっての。
(-16) 2021/07/08(Thu) 2:06:22

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

/*
わかる…… 今浮かんだのはセナハラ先生による

・首絞め実習
・刺殺実習    の2択ね

ジワジワ死ぬまでメイジくんをヨシヨシするのもアリかなと思ってるわ
お父さんの死因わからないけど、お父さんの死因と合わせたさあるわね
(この流れで撲殺だったらあまりにも絵面がアレなので上記2択かな…?)
(-30) 2021/07/08(Thu) 6:12:43

【秘】 諦念 セナハラ → 遊惰 ロク

「……気が滅入っている方が多いですね。
 ああいや、ミロクさんから聞いたんでしょうか」

手術室で見た事に関して、あの時口止めをしなかった。
既に商人は死を決めていたし、
それに思い至る余裕さえなかったから。
霊魂を頑なに信じない男は、
貴方達が見聞きしたものを信じない。

「この病院に阿片は置いていませんし、
 何より彼自身から
明日死ぬ
と言われていました。
 自殺だと思っていたので、
 まさか協力者がいるとは思いませんでしたけど」
(-35) 2021/07/08(Thu) 12:57:38

【秘】 諦念 セナハラ → 遊惰 ロク

「まず、この病院に阿片はありません。
 在庫を確認なさっても構いませんよ」

血が乾き始めたシーツに鼻を寄せる。
鉄錆の中に、覚えのある臭いがあった。

「……それに。
 死体というのは、見るだけで心を病みますから。
 子供達には見つからない場所で、
 見つからないようにやります」

──白々しい嘘だと、自分でも思う。
自ら協力を申し出たとはいえ、
明治明に殺人と食人を教えたのは自分なのだから。
(-36) 2021/07/08(Thu) 13:02:12

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

/*
OK!
ミロクおじさんから「You死なない?」(要約)されたので
良い感じに話しかけます
(-38) 2021/07/08(Thu) 14:34:58

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

心の隙間に入り込んだ甘言が、じくじくと痛んでいる。
塞がった筈の傷が、少しずつ開いていた。
貴方が使う部屋の扉、その隙間に一枚の紙片を挟む。

『手術室に来てください』

差出人は書かなくても伝わる。
だから、書かなかった。
(-40) 2021/07/08(Thu) 14:59:19
セナハラは、走っている。
(c1) 2021/07/08(Thu) 15:49:28

【墓】 諦念 セナハラ

霞む意識の中、何かから逃げていた。
しかしどうにも足が重く、思う様に進めない。
一歩踏み出す度に、泥中の意識が浮上していく。
逃げなければ殺される。
逃げなければ生きられない。

────そういえば。

──何から、逃げているのだろうか。
(+1) 2021/07/08(Thu) 15:49:48

【墓】 諦念 セナハラ

>>+1

足を止める。
見慣れた廊下と、少し弱まった雨が窓から見えた。

ここは三途病院だ。敵などいない。
銃声も聞こえないし、戦闘機だって飛んでいない。
その筈だ。
一体何故、何を、恐れているのだろう?
(+2) 2021/07/08(Thu) 15:53:49

【秘】 諦念 セナハラ → 遊惰 ロク

空笑いと問いを、真っ黒な瞳孔が映している。
共犯者の存在が明るみになっていると知るや、
やはり遺書を書いておいて良かったと、安堵した。
あの書き方をしておいて良かったと。
しかし。
どうやら、誰かが潜み暗躍しているらしい。

「あら、そこまでご存知で?
 すみませんね、彼は扱い易かったもので。
 少し脅せば、直ぐに頷いてくれました」

脅した事などただの一度も無い。
そして贄川を選んだのは彼であり、
贄川に致死量の麻酔を与えたのは、自分だ。

彼のかつての行いをも庇えるならば、それでいい。
(-51) 2021/07/08(Thu) 20:35:25

【秘】 諦念 セナハラ → 遊惰 ロク

贄川が自身に懐いていたことは知っていた。
その気持ちを裏切ると知りながら、犯行に及んだのだ。

「……腹を満たせばそれで良し。
 ええ、ええ。そうに決まってるでしょ。

 もしかして、仲良く飢え死にをご希望でしたか?
 でしたら申し訳ない。
 僕は集団自決ってのがね、大ッ嫌いなんです」

どうせ死ぬなら家族と。どうせ殺されるなら、大切な人に。
死ねばそれまでだ。
過去も思い出も、全て始めから存在しなかったことになる。

「誰か一人だけでも生きるべきだ。
 全員で生き延びることができないなら、全員で死ねと?
 
未来ある子供達に、生きたいと願う彼らに、死ねと?


敢えて返答に悩むような物言いをした。
貴方の言うことは正しい。
しかし自らの言うことも正しいと、確信している。


どちらかが間違っているのではない。
これは主義主張の問題であり、
相容れることも、両立することも不可能であるだけだ。
(-52) 2021/07/08(Thu) 20:36:04

【墓】 諦念 セナハラ

>>+3 ニエカワ

ペタペタ。
……ペタペタ。

足音の主を、知っている。間違うはずがない。
ひとつおかしなことがあるとすれば──、
この足音は、もう聞こえない筈であることか。

男は己が死んだ事を、まだ理解できずにいた。

「……、……っ」

兵士が背後に立っている時より、
銃口をつきつけられる時より、ずっと恐ろしい。
恐る恐る、そうっと、振り返る。
視線は当然のように、数寸下へ向いていた。
(+4) 2021/07/08(Thu) 21:04:07

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

「……ああ、良かった」

貴方の声に顔を上げる。
これから己が吐く建前を思い返し、眉を下げて笑った。

「メイジくんにね、
 もうひとつ教えておきたいことがあるんです」

腰掛けていた椅子からゆっくりと立ち上がる。
生きることが億劫だとでも言うように。

「誰しもがニエカワくんのように、
 薬を飲んでくれるわけではない事はわかりますよね。
 嫌だと暴れる人間に麻酔を施すのは難しい」

聡い貴方なら続く言葉に察しがつくだろう。
セナハラは狡い大人だ。
しかし貴方の前でくらい、良い大人でありたいとも思っている。

「人の食べ方はもう教えましたね。
 ──最期に、人の殺し方を教えましょう」

だから、はっきりと口にした。
(-59) 2021/07/08(Thu) 21:18:40

【墓】 諦念 セナハラ

>>+6 ニエカワ

「────ッ!?」


声にならない悲鳴と共に、正面へ顔を向ける。
生前と変わらぬ姿の少年がそこに立っていた。

「……な、ぁ、なんで、」

思わず一歩、後退る。
そんな筈はない。
貴方は間違いなく、この手で殺したのだから。

男は死後の世界を信じない。
霊魂の存在を否定する。
そうでもしないと、気が狂ってしまうから。
(+7) 2021/07/08(Thu) 21:29:02

【秘】 諦念 セナハラ → 遊惰 ロク

男の見てきた戦場とは。
大人が大人を殺し、大人が子供を殺し、
子供が大人を殺し、子供が子供を殺し、
醜く未来を奪う合う、そんな場所だった。
殺人はどんな経緯であれ、理由であれ、
罪の重みに変わりはない。

命は大人も子供も等しく軽い。


一歩、距離を詰める。

「賢くて立派な大人が、こんな事するわけないでしょう。
 僕は、ただの生き恥曝しです。
 そんな人間の言葉で良ければ言ってあげますよ」

さらに、一歩。

「ええ、
そうです

 そうでもしなければ、生きられない。
 全てを選ぶことはできない。
 未来とは、誰かの可能性を食らうことでしか行けない場所だ」

僅か下にある貴方の双眸を、底無しの深い黒が覗いている。
その視線は黒い雨のように冷えきっていた。

幸福とは限りある資源だ。それを知らないとは、言わせない。

「……もしもできるのであれば、」
(-67) 2021/07/08(Thu) 22:54:12

【秘】 諦念 セナハラ → 遊惰 ロク

「──僕だってねえ、生かしたかったですよ。」


彼の未来を叶えることができたら、どれだけ良かっただろう。
誰ひとり犠牲にならなければ、どんなに良かっただろう。

選ぶことには慣れていた。
同時に、誰しもが選択できないことを知っていた。

否定と選択。難しいのは、圧倒的に後者だ。
だから選んだ。
他の誰かが、こんな苦しみを味わわないように。
(-68) 2021/07/08(Thu) 22:55:25

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

知りたくないのが本音だと、わかっていた。
その上で、気付かないふりをする。
人を殺したくないというのは、誰だって持っている筈の真っ当な感情だ。

「……ええ、勿論」

壁に寄りかかり、ずるずると床へ腰を下ろす。
招くように、緩く手を広げた。

「刃物を使っても良いですが、血の片付けが大変ですから。
 首の絞め方を教えます」
(-83) 2021/07/09(Fri) 10:10:12

【墓】 諦念 セナハラ

>>+8 ニエカワ

痩せた細い指の腹が、頬に触れる。

「……ぁ、」

その瞬間、思い出した。
喉に触れる指を。首に回された子供の掌を。
脚から力が抜けていく。崩れるように座り込んだ。

「ごめッ、……ごめんなさ、ごめん、なさぃ」

きっとこの子供は、復讐をしに来たのだ。
叶わない約束をした自分を。
殺した自分を。
かつて喰らい殺した人々も、
こうして自分を呪っていたに違いない。

「……ゆるして、」
(+10) 2021/07/09(Fri) 10:26:38

【秘】 諦念 セナハラ → 遊惰 ロク

共犯者にだけ話したことがある。
ニエカワを救助まで生かしたいなら、
全員分の食糧を掻き集めなければならないと。

薬だけで病は治らない。
それには体力が必要で、その体力を維持させるには食糧が必要だ。

「……言わせんですか、それを」

言わなければ。
肯定しなければ。

「…………そう、ですよ」


絞り出すような声で、漸く、一言呟いた。

天秤が傾いた方を優先した。
ただ、それだけ。
技師が亡き今、自分が一番年嵩だ。
たとえ大人と呼べる歳だろうと、
貴方だって男からすれば子供である。
あの少年一人の未来と命は。
貴方達全員の未来と命より、ずっと軽かった。
(-84) 2021/07/09(Fri) 11:26:02

【墓】 諦念 セナハラ

>>+12 ニエカワ

止まった筈の心臓が悲鳴を上げる
気がした

胃が中身を絞り出すように痛んでいる
気がした


「……っ、怒ってる、ん、でしょう?」


罰が当たったのだ。
定めに流され、嘆いていれば良かったものを。
人の手で命を選んで、自ら人の道を踏み外して、
……抗ってしまったから。

「な、……何でも、する、からッ…………」


目を逸らせない。
何の力も込められていないのに、
顔に触れる手を振り払う事ができなかった。

「……、許して、ください」


震える声で、唇で、赦しを乞う。
(+13) 2021/07/09(Fri) 12:38:11

【墓】 諦念 セナハラ

>>+14 ニエカワ

大人として振る舞う余裕など、とうに無くなっていた。
何を言われたのか、理解する前に口が動く。

「ぅ、うそじゃない。……ほんと、本当だから、」

震える手で縋るように、貴方の服を掴む。
その笑顔が、ただ恐ろしかった。
(+15) 2021/07/09(Fri) 14:30:31

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

教えるだなんて白々しい。
本当はただ死にたくて、
死ぬ勇気も無いから、殺されたいだけだ。

「じゃあ、復習になりますね」

首に触れる子供の手に、自らの手を重ねる。
喉の両側から、軽く力を与えた。

「……ここ、脈打ってるのわかりますか。
 この辺りを両側から押し込んでください。
 気道ではなく、脈から絞めると容易です」

微笑んだ、筈だった。
笑うのは得意な筈なのに、自信がない。
(-94) 2021/07/09(Fri) 18:00:31

【墓】 諦念 セナハラ

>>+16 ニエカワ

──許してあげる=B

囁かれた瞬間、気付けば頷いていた。
その言葉の、本当の意味もわからないまま。

「ずっと、いる……、います。
傍に、います


安易に終わりの無い約束を交わした。
視界が霞み、涙が頬を伝っていく。
許されるという安堵から溢れたのか、恐ろしいからなのか、
……何もわからなかった。
(+17) 2021/07/09(Fri) 18:30:16

【秘】 諦念 セナハラ → 遊惰 ロク

その言葉に顔を歪め、強く首を振った。
まるで死者から直接聞いたかのような言葉が、心の傷口を開けていく。

「──……ぁあ、五月蝿い
五月蝿い!!


 作り話なら結構だ!さっさと出て行け!!」

肯定されるのが何よりも苦しい。
自分が殺した人々が、最初から存在しなかったように思えてしまう。

否定され、人でなしと罵られる方が何倍も良かった。
男はずっとそう言われながら、これまで生きてきたのだから。
(-99) 2021/07/09(Fri) 18:50:52

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

「怖くは、……怖かったんですけど。
 何故でしょうね。今は、安心してます」

ぐ、と力が込められる。
頭がじわりと熱くなったような錯覚があった。

「……ッ。気を、失っ……ても。そのまま、……ね、」


その笑顔が、どこか泣いている気がして。
滲む視界の中、手を伸ばす。
以前の様に頭をそっと撫で、褒めようとしたのかもしれない。

「     、」
「      」

尤も。
頬に触れた直後、手から力が抜け──……
それは、叶わなかった。
(-109) 2021/07/09(Fri) 21:53:33

【墓】 諦念 セナハラ

>>+18 ニエカワ

抱き締められても、温もりなど少しも伝わってこない。
そこにあるのは交わしてしまった約束と、
剥き出しの好意だけだ。
何故好かれているのか、男にはちっともわからなかった。
だからこそ、恐ろしい。

「──……はい。
約束
、です」

恐る恐る、背中に手を伸ばす。
この約束を手放してしまえば、
自分は永劫許されなくなると思った。
(+19) 2021/07/10(Sat) 0:21:45
セナハラは、約束をした。
(c3) 2021/07/10(Sat) 0:23:26

【独】 諦念 セナハラ

ア〜〜〜〜〜〜〜〜〜おしまいですおしまいです
エ〜〜〜〜ンこれメイジくんやっぱり自殺ルート入ってませんか??(一端を担う人)
(-115) 2021/07/10(Sat) 4:16:48

【秘】 諦念 セナハラ → 被虐 メイジ

死人は語らない。
貴方に語りかける、優しい声が返ってくる事は無かった。

「……」

いつのまにか、貴方の触れる首から脈拍が消えている。
未だ人肌の温もりがあるが、鼓動だけがどこにも無い。
ずる、と座っていた姿勢が崩れた。

「…………」

貴方が手を離せば、支えを無くした身体は横たわる。
そこにあるのは、ただの死骸だった。
(-117) 2021/07/10(Sat) 5:20:01

【秘】 諦念 セナハラ → 遊惰 ロク

そうして部屋に静けさが戻る。
肩で息をする男が、一人残された。

「……嫌いじゃないってねえ、言われても」

「好かれる様に笑ってるんだから、当然でしょうよ……」


吐き捨てる様に呟き、作業を再開する。
遺体をシーツで包み終えれば、毛布でさらに覆った。
火葬もできない今、腐敗臭をなるべく広めないようにするしかない。
出来る事と言えば、これくらいだ。

「結局誰に殺して貰ったんですか、貴方」

骸にひとつ問うた後、男も部屋を後にした。
(-118) 2021/07/10(Sat) 6:33:42