人狼物語 三日月国


82 【身内】裏切りと駆け引きのカッサンドラ【R18G】

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蘇生:テンガンナフ

【人】 魔眼の テンガン


「……」

いる姿。いない姿を照らし合わせる。

「……そんな気はしてたよ」

それだけを、呟いた。
(0) 2021/07/05(Mon) 20:01:42
テンガンは、己の不運を、ほんの僅かに呪った。
(a0) 2021/07/05(Mon) 20:02:40

幸災落花 テンガンは、メモを貼った。
(a2) 2021/07/05(Mon) 20:11:00

テンガンは、写真の日付を見て、動揺を隠せないでいる。
(a4) 2021/07/05(Mon) 20:15:16

テンガンは、今から半年前は、紛れもなく、自分が
(a5) 2021/07/05(Mon) 20:16:11

テンガンは、まるであの日の彼のように。写真を見て、酷く狼狽る。
(a6) 2021/07/05(Mon) 20:17:08

幸災落花 テンガンは、メモを貼った。
(a9) 2021/07/05(Mon) 20:20:35

テンガンは、死刑宣告を待つ囚人ではない。約束を果たす、友人の気持ちでいる。
(a10) 2021/07/05(Mon) 20:21:24

テンガンは、バーナードを探すだろう。
(a11) 2021/07/05(Mon) 20:21:31

【人】 幸災落花 テンガン


(勝ち誇るなら、せめて俺の見えないところで、やりゃいいのに)

 幸運の裏には不運がある。

(返してもらう。俺が彼の元に行くと同時に)

 南瓜提灯の瞳は、
 いつも、それを先送りしているだけだ。
(3) 2021/07/05(Mon) 20:24:23
テンガンは、死に場所を求めている。明確に。
(a13) 2021/07/05(Mon) 20:36:30

テンガンは、死に場所≪バーナード≫が、どこにも見当たらない。
(a14) 2021/07/05(Mon) 20:36:44

幸災落花 テンガンは、メモを貼った。
(a29) 2021/07/05(Mon) 21:52:08

【秘】 幸災落花 テンガン → 翠眼の ダビー

/*48時間お待ちいただけるならその後でもいいんですが、まあこっそり落ちたというテイで今からやってても特に不都合はありませんわね?チュ
(-34) 2021/07/05(Mon) 22:26:31

【秘】 幸災落花 テンガン → 翠眼の ダビー

/* んじゃあエンジン“あっ”ためますか…….

 ロケーションはテンガンが正式に仮面落ちする直前あたり、ナフ奪還作戦で目立って邪魔をしてくれやがった故の録画ショウ、などがちょうどいいかと思われますわね。

 これまでの知識を生かし、ソファと椅子二組、スライム(必須)、後の道具はそれぞれ生やす形で……

 あ、事前の『洗浄』もどうしましょう?きっとこの頃は心労でまともにご飯も食べられてないでしょうし……扱おうと思えば“イ”けますわよ。

 ま、やろうとやらなかろうとバケツは必要になりそうですわね
(-38) 2021/07/05(Mon) 22:45:08

【秘】 幸災落花 テンガン → オーバーワーク ラサルハグ


「……勿論ですとも」

二つ返事で返すものの、
表情には少し疲れが滲んでいる。

場所を変えるならば、
それとなく聴き耳のされづらい場所を提案するだろう。

人通りの少なく、波の音が声をかき消す場所──
海に面した、船の甲板の端、など。
(-43) 2021/07/05(Mon) 23:02:12

【秘】 幸災落花 テンガン → オーバーワーク ラサルハグ


「特にどうもしませんよ」

 それは、貴方にとっては、
 意外な返答になるだろうか。

「俺は最初から……
 この船の噂。いや、裏付けはついている。
 “船のシステム”そのものに恨みがあるわけじゃない」

「犯人探しは最初からしてないんですよ。
 自分の身がどうなろうと、
 別件で気に食わない相手を破滅させたかった」

 南瓜提灯の瞳を持つものの生き様なんて、
 そんな刹那的なものでしかない。

「守りたいものなんて、
 最初から此処に残るものだと思ってない

 ……だから、何もしない。
 それだけ、です」
(-48) 2021/07/05(Mon) 23:28:05

【秘】 幸災落花 テンガン → オーバーワーク ラサルハグ


「ああ」

それを聞いても、動じることはない。
寧ろ“消去法で貴方がクロなのでは”と、
静かに思っていたところだ。

「言っているだろう。
 俺は犯人当てをしにきたわけじゃない。

 そりゃあ、前までは許せないと思ってたが。
 この船に乗り込んだ時点では既に……
 悪を正す正義感は荒んで、壊れてしまった」

怒り狂い、動揺する姿を望まれていたのだろうか。

「元より俺は、既に行く当てなどない。
 バーナードの仇を、と意気込めるほど、
 彼と仲間意識を結んだわけでもない。

 ……ラサルハグ。
 俺はただ、俺も、お前に嘘をついていたことを謝罪する。最初から、この身は真実を知るために。その真実を握り潰した者を壊しにきた。

 たとえその過程で何がどうなっても、構わなかったんだ」
(-90) 2021/07/06(Tue) 7:18:50

【秘】 幸災落花 テンガン → 翠眼の ダビー

/*
私だって人とやるのは初めてですわよコンチクショウ!

まあそんな感じですわね。微妙に沸いた正義感が全部裏目って終わっておりますわ。それでこそでしてよ。

ま〜そんなことだろうと思った!こちとら尻は純潔でしてよ。微塵も惜しいとも思ってませんでしたがね!

アナルゼリー相撲はね、なんかシチュとして想定するならなしではないんですがロールでやるにはちょっと重いというか、カロリーが高いというか……実は現実的に成立しないというのもあり。(真面目に解説)とりあえず記憶の隅に放り投げときましょう。

ではそんな感じで。まずは部屋に運ばれるところからやりましょかね……
(-91) 2021/07/06(Tue) 7:45:19

【秘】 幸災落花 テンガン → 翠眼の ダビー


手錠を填められ、
文句ひとつ言わず、男らに連れられ歩いて来る。

その顔には仮面。
写真や映像などで、
厭に意識させられた、”従業員である証”。

『きびきび歩け』とお決まりの言葉を言われ、
手錠を強く引かれる。
抵抗は何ら意味を成さないことを知っているから、
黙って、
反感は胸の内に留め、
その乱暴な先導に従って。

「……」

そうして辿り着いた部屋に、
自分以外の”元”客がいるとは、
流石に思いやしなかったが……

それでも動揺せずに、大人しくしている。
(-94) 2021/07/06(Tue) 8:28:05

【秘】 幸災落花 テンガン → ワーカーホリック ラサルハグ

/*
そんな気はしておりました!が……
ナフくんの暗殺の矛先が若干気になるというか、彼ももしかしなくてもこっち来ねえかな〜〜って思ってるので若干保留にしたいところですわね!(被っても勿論いいのですが)

ま、どちらにせよ灯はそのナフに使われるでしょうし、会話を続けていきましょうかしらね。
(-95) 2021/07/06(Tue) 8:31:09

【秘】 幸災落花 テンガン → ワーカーホリック ラサルハグ

「やろうと思えば、少なくともラサルハグ、お前の脚を掴んで、引きずり込むことは、できてしまうのだろうよ。
 
 不幸にも、何かのきっかけで、流れるように、手引きする者から地の底へと」

 顔を傾けて、白い瞳を覗かせる。
 だが、それはやはり”不運が早く来る”だけで。
 貴方にとっては、些細な差でしかないのだろう。

 自分の考えが正しければ、ではあるが。

「ま、言った通り、俺は犯人をどうこう、とは思っていない。だから、それでいいんだ。」

 自分が働きかける必要も、きっとない。

 ただ。
 ひとつ、ひとつだけ。
 ひとつだけ、心残りがある。
 
「だが……まだ、終わっていない。真実を知れるチャンスは貴方がくれるとして。

 まだ、”友人を見殺しにした奴ら”に、破滅を与えるという仕事は済んでいない」

「最初の目標だった老害共は、
 俺が従業員になった後に、毒──概念的に、じっくりと弱らせていけばいい。

 ただ。もう一人、”逃がしてはいけない相手”ができた。俺はそいつと戦わなければならない」

 今日の日付が変わるくらいが刻限で。その時に俺が無事だったら、貴方の手で真実の下へと連れて行ってほしい、と言う。
(-97) 2021/07/06(Tue) 8:47:11

【秘】 幸災落花 テンガン → 報われた者 ナフ

/* ほれ見たことか!丁度襲撃予告もきたところでしてよ。

 絶対に貴方を冥土の土産にしていきますわ!!!!たいよろ!!!
(-98) 2021/07/06(Tue) 8:48:12

【秘】 幸災落花 テンガン → ワーカーホリック ラサルハグ

/*
 まことにタイムリーなことに来ましたわ!
暗殺予告。

 ま、そんな感じで……処刑で不発することも鑑みて念には念を入れるもよし、他にできそうなことがあったらそれをやるのもよし、ですわ。
(-99) 2021/07/06(Tue) 8:49:26

【秘】 幸災落花 テンガン → ワーカーホリック ラサルハグ

/* 

処理順番的には同じ犠牲者リスト行きなので、両方墓落ちだと思います、が……マジで処刑不発が怖いので、やっぱり構わないのでしたら私噛んでいてもよろしくてよ ランダムというのもやはり味気ないですしね
(-104) 2021/07/06(Tue) 9:30:20

【秘】 幸災落花 テンガン → 報われた者 ナフ


「……」

扉を開けて、僅かに眉を顰める。
だが、警戒というよりは、
疑問符を浮かべているようで。

「場所を移すか?
 ……それでも、茶でも淹れるか」

呑気に、そんなことを提案する。
(-128) 2021/07/06(Tue) 13:06:17
テンガンは、 長い金髪の目立つ、男の従業員と話し込んでいる。
(a55) 2021/07/06(Tue) 13:36:52

【置】 幸災落花 テンガン


警備の仕事を続ける。
喧騒には変わりない筈なのに、
厭に静かになった気のする船内を見て回る。

 賭けはまだ終わっていない。

何処かの誰かは自分の身を。
何処かの誰かは守りたかった何かを、
賭けて、負けてしまったから失い、

何処かの誰かは消すべき人間を、
自分の身を賭け、勝ったから、
這い上がりと同時に抹殺することができた。

じゃあ、自分は?
手札は切ったことには切った。
その結果得たのが”裏切り者の身の安全”だ。

 それは───”負け”なのか?

(断じて、違う)

まだ続いているのだ。
自分のゲームは、まだ続いている。

 今日も、ノックの音で、
    思考が遮られる───
(L1) 2021/07/06(Tue) 14:29:02
公開: 2021/07/06(Tue) 14:25:00

【秘】 幸災落花 テンガン → 虚心坦壊 ラサルハグ

/*

カァ〜〜〜〜〜ッしゃあねえですわねえ、死にますわ死にますわ。ウキウキで死んでウキウキになってきますわ。よろしく頼みますわね
(-137) 2021/07/06(Tue) 14:36:00

【秘】 幸災落花 テンガン → 翠眼の ダビー


反して、此方の男には、
何一つ疑問を持たない。

彼がいることも。今の自分の状況も。
必要だったから堕ちてきて、
堕ちたから当然のように嬲られる。

ただ、『踊り子のショウを邪魔したから』『その穴埋めとして、お前らが客を楽しませろ』と連れてきた男が言うのには、流石に眉を顰めたが。

また乱暴に、ソファの上に押し飛ばされて、不満げに呻いた。

「……久しいな」

やっと口を開けば、そんなことを言う。
(-138) 2021/07/06(Tue) 14:57:13

【秘】 幸災落花 テンガン → 報われた者 ナフ


 困惑気な顔でチーズおかきを受け取る。

「……スイートルームは、
 俺の身には余りますので。

 良ければ、ゆっくりしていくといい」

 扉を開けはなって、
 手のひらで、中へと招くだろう。
(-148) 2021/07/06(Tue) 15:20:36
テンガンは、半年前の日付と。従業員たちの名簿───番号を、漁っている。
(a56) 2021/07/06(Tue) 15:50:11

テンガンは、過去と現在の友人たちのことを、考え、案じ、そして答えを出そうとしている。
(a57) 2021/07/06(Tue) 15:55:03

テンガンは、抜け殻になった容れ物に注ぐものを探した。
(a58) 2021/07/06(Tue) 15:56:08

【秘】 幸災落花 テンガン → 報われた者 ナフ


「何故俺なんかにこんな部屋を与えられたのかと思ったが、
 やはり……”船の趣味”、か」

 嘆息して、チーズおかきをそこらへんに置いた。
 好きにくつろいで構わない、としつつ、
 紅茶を二カップ注いで、机へ。

「……まあ、感謝される筋合いはある。
 とはいえ、アレは……ダビーの気持ちを聞いてやったことだからな。全部徒労だったと思うと……いや、どうも思うことはないか」

 やるべきことをやったまで。そう納得している。
(-153) 2021/07/06(Tue) 16:00:39
テンガンは、ボル(5)1d10を勧められたが、遠慮しておいた。
(a60) 2021/07/06(Tue) 16:07:49

【秘】 幸災落花 テンガン → 報われた者 ナフ

「ふむ……」

 紅茶の湯気を、なんとはなしに見つめて。

「担当直入に言うが、
 ……俺とお前は、今日、”堕ちる”だろう。
 まさか、知らん存ぜぬで通す筈はあるまいな?」

 前髪は分かたれて、右眼の白い光が零れている。
 睨む、わけでもない。ただ見つめている。
(-159) 2021/07/06(Tue) 16:33:08

【秘】 幸災落花 テンガン → 困惑 ナフ

「ふン。お前は、
 ”どうやって解放されたか”、
 ”なぜ解放されたか”知らないでいる」

 運良く。幸運に。色々な要因が重なって、
 見逃されて。放っておかれているだけ。

「……お前は、俺の友人を陥れた、まではいい。
 ただ、そのままのうのうと生きていられるとは思うな」

 燃える。
白が、紫に煌めく。

 貴方を捉えんと、している。

 今度は救うためではなく、足を引っ張るために。

「……ナフ。
 俺はお前を、逃がさない」
(-161) 2021/07/06(Tue) 17:04:30
テンガンは、抜け殻になった自分に入れるものを見つけた。
(a61) 2021/07/06(Tue) 18:22:51

【秘】 幸災落花 テンガン → 困惑 ナフ


 無垢に怯える顔を見ると、
 ああ、と漸く自分の感情に気付く。

 この者を形作ったのも。
 自分の友人たちを消したのも。
 それらを取り巻く悪いものが、
 すべて、すべて、すべて……

 実に、実に───”生きたい”という気持ちになるのだ。
 いつか絶対に破滅させる、という気持ちが、
 熱になって、自分のまだ死ねないという気持ちを焦がす。

 足掻く、足掻いて、足掻いて。
 気に入らないものを壊す。想像するだけで……

(歓喜に身体が震える)

 それは、他ならない”希望”だ。

「ナフ。
 ……聞いておくことがある。
 お前はもし、無事に此処から出られたとして、それからどうするんだ?」
(-170) 2021/07/06(Tue) 18:35:11
テンガンは、”命の使い道”を見つけた。
(a62) 2021/07/06(Tue) 18:36:28

テンガンは、ナフに
喜んで見せた。
(a63) 2021/07/06(Tue) 18:48:43

【秘】 燻る炎の幸災楽禍 テンガン → 困惑 ナフ


「……後ろめたい仕事を引き受けた上で、
 家族の処に帰って。
 そこに、安寧はあるとは思えないが」

 警察として従事していたから分かる。
 大抵、一度闇の仕事に踏み入れてしまったら、
 二度と平穏な暮らしには戻れない。

「……そう。お前には言っていなかったが、
 俺は、警備員ではなく”警察”だ。

 …………怯えるなよ、
 今ここで捕まえてどうこう、という訳ではない」

 紫色の瞳は、まだ、
 少年を捕らえて離さない。

 だが、歓喜に歪んでいるのは確かだ。
 破滅を与えるべき相手を、脳裏に入れて。
(-174) 2021/07/06(Tue) 19:00:17
燻る炎の幸災楽禍 テンガンは、メモを貼った。
(a65) 2021/07/06(Tue) 19:11:18

燻る炎の幸災楽禍 テンガンは、メモを貼った。
(a66) 2021/07/06(Tue) 19:15:31

【秘】 燻る炎の幸災楽禍 テンガン → 困惑 ナフ


「……早まるな。
 そうしても、何も変わらない」

 両手をあげて。
 刺激しないように言う。

 喜びを収め、冷静を取り戻す。
 ……自分はまだ、“生きたい”と望んだから。
(-176) 2021/07/06(Tue) 19:35:16

【秘】 燻る炎の幸災楽禍 テンガン → 困惑 ナフ


そうしても、
一度転がり出した不運が晴れるわけじゃないのに。

「……駄目なんだ」

そう、跳ね除ける。

追い詰めるのだ。少年を。
(-178) 2021/07/06(Tue) 19:54:02

【秘】 燻る炎の幸災楽禍 テンガン → 悪い子 ナフ


「ッ──!!」

深々と突き刺さる。鋭い痛み、鉄の冷たさ、肉を裂く感触、骨に引っかかる感触、内臓に傷がついた故の、こみあげる血の──

「せめて、……これだけは聞いていけ……
 俺は、俺は……

 “お前を害したい”わけじゃない……
 お前だけじゃない……
 ……この船に飲み込まれた、他の奴ら、従業員だけじゃない、手引きした奴らも……

 皆、に俺は、できることが──」

息も絶え絶えに、
机に縋り付いて。ナイフが抜けてしまわないよう、どうにか腕を当てる。……この程度の鈍痛、何ともない……!

「……逃げたければ、好きにしろ……」
(-185) 2021/07/06(Tue) 20:29:29

【神】 燻る炎の幸災楽禍 テンガン


歩く、
    歩く、
         歩く。

壁を支えにして、
漆黒の装いを血で汚して、
息も絶え絶えでいながら。

前までの自分なら、甘んじてその刃を、迫る死を受け入れてただろう。自分の生の終わりを、この場所にしていただろう。

だが。やっと理解した。
何もないと思っていた自分の中に、
まだ“生きたい”と思うに足る感情を見つけたのだ。

「は、ッ……くそ、
 こんなことで、死んでたまるかッ、……!」

友人、取引相手、あの少年、
珈琲好きの彼、煌びやかな貴婦人、

彼らの顔を自分が曇らせるわけにはいかない。

医務室へと、歩く。歩いていく。
(G1) 2021/07/06(Tue) 20:38:36

【神】 燻る炎の幸災楽禍 テンガン

「……おま、え……ラサルハグ、か……」

意外そうに。
朦朧とした瞳を、向ける。
そう、思い描いていたうちの一人。

あの会話を踏まえた上で、
未だ働き詰めの面影を、頭に残していた。

「……手短に……
 支払えるものも、支払えなくなる、からな……」
(G3) 2021/07/06(Tue) 21:05:39