人狼物語 三日月国


141 【誰歓RP】bAroQueチップで遊ぶ村【花見】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


豊里が参加しました。

【人】 豊里

 
 
名匠
と呼ばれる一方で、
人非人
とも云われたな。

 
 
(15) 2022/04/09(Sat) 16:10:19

【人】 豊里

 
祭初日:蒸気帆船



 「長らくの船旅、お疲れさまでした」>>#1


[アナウンスが耳に届くや否や、
 真希奈は座席から立ち上がり、大きく伸びをした。]


  やっとご到着か。
  いや、工房に籠りがちの人間には、
  言葉通りのお疲れ様な道中だったね。


[小さく独り言ちる。
 生成りのブラウスに焦げ茶色の袴。
 腰回りには黒いコルセット。袴と同色の歯車柄の羽織。
 足元は、少し踵の高い編み上げブーツといった出で立ちで、
 傍らに置いたトランクを持ち上げた。]
 
(16) 2022/04/09(Sat) 16:11:53

【人】 豊里

 
[鋼鉄と蒸気と煤の孤島『EK参号-榛名』。
 此処に居るのは元々の島民、仕事で訪れた組合の人間、
 傭兵組合に雇われた者などが多くを占めているだろうか。

 然し真希奈は其のどれでもない。
 櫻の見頃と祭に合わせて、此処へ来た観光客だ。
 
其れだけか?と問われれば、少し考えてしまうけれど。


 真希奈は新米の人形技師である。
 オートマタを作ることを、生業としている。
 オートマタと云っても、現状の技術力では、
 絡繰り人形に毛が生えた程度の物しか作れはしない。

 精巧なアンドロイドなど、夢のまた夢。
 まぁ、夢見るだけなら只だと、真希奈は考える質であるが。
 幸いまだ夢見がちであってもぎりぎり許される年齢だと、
 少なくとも真希奈は思っている。]
 
(17) 2022/04/09(Sat) 16:14:43

【人】 豊里

 
[榛名滞在中は旅籠に泊まり、
 祭が終われば工房へ帰るつもりだ。
 櫻も祭も、榛名の職人街も満喫しようという、
 欲張り旅行の心算で此処へ来た。]



 (一先ず今日は、職人街を見て回ろうか。
  若しかしたら祭で休業中の所も多いかも知れないが、
  空気だけでも体感出来れば、其れで良し)


[その様に考えて、アナウンスに従って先ずは弐番ホームへ。
 旅籠で手続きを済ませ、
 近くの茶屋でみたらし団子と冷茶を購入した。

       

 
(18) 2022/04/09(Sat) 16:21:01

【人】 豊里

 
[傭兵と思しき人達とすれ違った。
 
すかさず其の得物に目をやってしまう。]



  中々良い得物じゃないか。
  でも、もう一声恰好良いと云う事無いんだけどね!

 
[揶揄う様に声を掛ければ、
 
"小娘に何が分かる"
とでも云いたげな、
 胡乱な目を向けられてしまった。
 「そんなに気を悪くしないでくれないか。小娘の戯言さ」
 そんな風に返して、お茶を濁す。

 幼い頃から、機械に囲まれて生きてきた。
 
機械は正解で構成されて出来た物。

 其処に不正解が混じれば、たちまち正常に機能しなくなる。
 此の世界は不可解で不確かなもので溢れている。
 だからこそ真希奈にとって機械は、
 "正しさを証明された存在"であるように思えて、好きなのだ。

 機能性を高めるのは勿論のこと、見栄えだって追求したい。]
 
(19) 2022/04/09(Sat) 16:27:39

【人】 豊里

 
 
[私は技術者であり、芸術家だからね。

     そんな密かな自負が、真希奈を人形技師にした。**]
 
 
(20) 2022/04/09(Sat) 16:28:39

【独】 豊里

/*
一席頂きます!Altoroseと申します。
不束者ですが、何卒宜しくお願いします。

わたくし、普段は知人が建ててくれた村に寄生するように、
参加させて頂いているのですが、
今回初めて誰もお知り合いのいないアウェー村参加なので、
とても緊張しております。
お知り合いではありませんが、
一方的に存じ上げている方も多くいらっしゃいますので、
文豪集団の中で震えるミジンコです……。

書式と装飾で早くも浮いてるけど、大丈夫かな???
ネコチャン触りたい〜〜〜〜〜!
(-5) 2022/04/09(Sat) 16:37:56
豊里は、メモを貼った。
(a4) 2022/04/09(Sat) 16:43:50

【人】 豊里

 
職人街


[職人街の方へと移動してきた。
 確かに休業と思われる所もあったが、全てではない。
 火花が散る音、金属同士がぶつかる音、
 職人たちの話声が聞こえる。
 懐かしい。活気のある様子が窺えて、思わず笑みが零れた。]



            
ふふっ。やっぱりこういう空気も良いなぁ。


[今でこそ独り身であるけれど、
 嘗ては真希奈もこんな喧騒の中で仕事をしていた。

 自分で進む道を決めたから、後悔はないけれど。
 もう戻れないと思うと、どうしても感傷的になってしまう。]

 
(30) 2022/04/09(Sat) 22:28:21

【人】 豊里

 
[のんびりと、思い出に浸りながら散策をする。

 
途中で大きな櫻の木を見つけたので、木の下に腰を下ろした。

 麗らかな春の陽気。
 
傍には僅かに菜の花も咲いていて、色彩鮮やかだった。]



  「おばさん、他所から来た人?」


[はしゃいだ様子で走ってきた少年に、声を掛けられる。
 "おばさん"には一瞬顔を顰めてしまったけれど、
 すぐに気を取り直して、笑顔を作る。

 幼子から見たら、真希奈は十分"おばさん"なのだろう。

               こういう時に、
               むきになって"お姉さん"へと
               訂正を求めるのは、
               大人げないと思った。]

 
(31) 2022/04/09(Sat) 22:33:41

【人】 豊里

 
 
  ああ、そうだよ。
  ん?其の手に持っている物は?


[少年が手にしているのは、玩具の鉄砲だろうか。
 と云っても、ガラクタを繋ぎ合わせただけの代物だった。
 「一寸貸してごらん」と云うと、
 最初は渋られたが、少年は玩具の銃を渡してくれた。]
 
(32) 2022/04/09(Sat) 22:34:16

【人】 豊里

 
[トランクを開けて、
 中に入っている工具を取り出す。
 まぁ、気まぐれでやることだから、
 そこまで手間暇も資材も使わないが、

 一寸手直しをしただけで、
 随分と銃らしい見た目に変わった。]


     「噓!?おばさん、すげー」


      ふふ、私の手にかかればこんなものさ。


          [自慢げに云って、少年に玩具を返す。
           少年が暫し、矯めつ眇めつして
           喜んでいるのを見守っていると、
           少年の妹らしい、少女もやってきた。]
 
(33) 2022/04/09(Sat) 22:36:46

【人】 豊里

 
 
            丁度良かった。
            買ったお団子が三本あるんだ。
            
一緒に食べよう。



[茶屋で買ったみたらし団子を見せると、>>18
 子供たち二人は輝くような笑顔を見せた。
 三人一緒に桜の下で、甘味を楽しむ。
 つやつやのタレが甘く、団子ももっちりとしていて美味。
 竹筒に入った冷茶も、飲む時にほんのり竹が香って、
 とても爽やかだった。

 まだ此処へは来たばかりだし、祭も楽しみだけれど、
 一先ず良い花見が出来た。**]
 
(34) 2022/04/09(Sat) 22:38:57

【人】 豊里

 
 
 「ごちそうさまでした。おねえちゃん、ありがとう」


[団子を食べ終えた妹の方が、ぺこりと頭を下げる。
 どうやら妹の方が、礼儀正しく育ったようだ。
 「美味しかったかい?」と云って、柔く頭を撫でる。]


  君たち、この職人街で
  人形を扱っている所を知らないかな?
  私は人形技師なんだ。
  もしあるなら、見学したいと思っていてね。


[その様に聞けば、兄の方に心当たりがあったらしく、
 詳しく場所を教えてくれた。
 「おねえちゃん、おにんぎょうさん、つくるんだ」と、
 妹の方は興味津々の様子であった為、
 トランクから、設計図を取り出していくつか見せた。
 設計図と云っても意匠の案を絵にしたもので、
 「きれい!ほんものを、みたかった」と云ってくれた。]

 
(39) 2022/04/10(Sun) 13:43:34

【人】 豊里

 
[兄妹と別れて、兄が教えてくれた工房へと向かう。
 程なくして辿り着いた其処は、こじんまりとしていた。]


  こんにちは。何方かいらっしゃいますか?
  少し見学させて頂きたく、参りました。


[やはり祭で休業なのか、人の気配はあまりせず、
 暫し立ち尽くしていると、奥から男性が一人やってきた。]


  突然お邪魔してすみません。豊里真希奈と申します。
  人形技師をしておりますが、是非此方の工房を拝見したく。

                 ……宜しいでしょうか?


[同業者の見学など、煙たがられる可能性も高いので、
 きちんと素性を明かして許可を求める。
 「別に、好きに見てくれていいよ。でも、触るのは駄目だ」
 と、案外あっさりとお許しが出た。]
 
(40) 2022/04/10(Sun) 13:46:14

【人】 豊里

 
[中に入ると、球体関節の素体が幾つか並んでいる。
 一体、殆ど出来上がっている人形があり、
 その化粧の美しさに目を見張った。
 目尻には朱が引かれることが多いが、
 この人形は



     これは何で色を付けているか、
     この人形は何をするものなのか……など、
     つい質問攻めするように、熱く語りかけてしまった。


   真希奈も別の工房で修業はしたものの、
   工房ごとに特に人形の意匠に関しては、
   かなり違ってくる。
   だからこのように、自分にとって未知の物を見るのは、
   とても有難いことに思えるのだ。

   工房の男性も気の良い人で、
   真希奈の質問には、きちんと答えてくれたし、
   細かな所など褒めれば、
   少し照れた様子で自身の拘りについて話してくれた。]
 
(41) 2022/04/10(Sun) 13:55:15

【人】 豊里

 
[話が弾んで、お互い自分の描いた設計図などを持ち出して、

 
意見を交換するまでに至った。

 
夢中になって話し込んでいれば、時間の事など忘却の彼方。

 
硝子窓から差し込む光が、すっかり茜に変わった頃に漸く、

 
そろそろお暇しなければと話を切り上げた。]



  ご親切に色々教えて頂き、勉強になりました。
  本当に有難う御座います。
  私は祭の間、榛名に滞在する予定ですが、
  明日は祭を楽しもうかなと思っています。


[丁寧に謝辞を述べると、祭を楽しむならと、
 櫻の木の下で奉納されるという舞を薦めてくれた。>>28
 真希奈は榛名へは今回初めて訪れた。
 土地勘もないし、祭の順序もよく分かっていないので、
 上手く予定が嚙み合わないかもしれないが、

 折角お薦めされたのだ。
 出来れば舞を拝みたいなと思いつつ、旅籠へと向かった。**]
 
(42) 2022/04/10(Sun) 14:04:18

【独】 豊里

/*
皆様、描写が丁寧で、読んでいて絵が浮かぶようです。
それでいて無駄がなく、素敵ですね!
私以外の全人類文豪説の信憑性がより高まる文豪村であった。

東天さんの舞、見られると良いなぁ。
(-11) 2022/04/10(Sun) 14:36:33

【人】 豊里

 
旅籠


[職人街を見て回った後、満足して旅籠へ。
 先に入浴を済ませ、今は浴衣姿だ。
 それでもゴーグルは其の儘つけており、
 著しく浮いているが、気にしない。
 流石に入浴時や睡眠中は外すのだが、
 其れ以外では滅多に外されることはない。]



  
いやー、此処の料理は美味しいねぇ。



[そして現在、部屋で食事を堪能している。
 春野菜や山菜を使った天麩羅、
 綺麗に並べられたお刺身。
 日頃は自主的に酒は飲まないが、
 たまの旅行だしと日本酒を頂いている。]
 
(49) 2022/04/10(Sun) 21:08:30

【人】 豊里

 
[真希奈は一人で暮らすようになってからは、
 自炊をしている。
 完璧な食材の組み合わせに、完璧な調理法。
 然し其れはあくまで、栄養学的な意味での完璧だ。
 其れが何故か、食べてみると美味しくない。
 不味い訳ではないのだが、美味しくはない。


 別の工房へ修行に出ていた間も、
 女性であるし、真希奈本人が料理は得意だと云うので、
 工房の人間の昼食作りなどを任されたこともあった。
 然し数日任された後に、あっさり解任された。
 誰も不味いとは云わないだけに、
 真希奈には其れが不思議だった。
 真希奈自身は正常な味覚を持ち合わせてはいるので、
 美味しくないことは分かっているのだが、
 自分の調理は完璧だと信じて疑わないので、
 不承不承、調理係を別人間に委ねたのだった。]

 
(50) 2022/04/10(Sun) 21:10:29

【人】 豊里

 
[食事を終えると、榛名の地図を見ながら、
 明日行きたい場所などを思案する。
 そして、敷いて貰った布団に横になると、
 思いの外疲れていたのか、すぐに眠りに落ちた。


          今日はとても充実した一日だった。
             
きっと明日も良い日になる。**]

 
(51) 2022/04/10(Sun) 21:14:29

【独】 豊里

/*
なんか私のロル、
小学生の遠足の作文みたいになってるけど大丈夫かな???

明日の朝に1d入りですね!楽しみ。
こゆきちゃんに甘々な澤邑さん可愛い。
東天さんの「まっている」が気になる気になる。
(-16) 2022/04/10(Sun) 21:30:43