人狼物語 三日月国


61 【身内】夢の少しあと【R18RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 春日 幸貴

[でも。
 悲しい言葉を聞いてしまった>>32
 それで、言ってもいいかわからなくて悩みながら、おずおず尋ねた]


  ……そっか、……星見も……
  ……生きていることがつらかった?

  俺も、なんだけどさ。


[それに、セシリー……御蔵も。

 とは言え、あの世界で死んだら現実に戻ってくるような気はするんだが。少なくとも俺はそうなると思っていた。

 先に現実の体が死んでくれれば、あの世界にいるまま死ねる……それが一番最初に俺が思っていたことだった。
 夢を見ながら死ねる。大好きな世界の中で。

 ……そうならなかったことが良かったと、今は思っているけれど。
 それは結果論だ]**
(34) 2021/03/13(Sat) 0:33:14

【人】 春日 幸貴


  ……俺も意味もわからなかったな。
  でも、星見はなんで?


[病気がないって、生きることに理不尽な苦労はなさそうに思える。
 でも、生きる意味はわからないものなんだろうか。
 それが俺にはピンとこなかったし、興味が湧いたことでもあった。

 案外みんな、生きるのが大変なんだろうか]


  でも、そっか。
  本当にステラのこと好きなんだな……。


[「弱いときのステラを倒す人とは絶対結婚しない」と言うくらいだし、相当に好きなのだろうと思ったけれど。
 改めてしみじみとそう思って星見を見つめた。

 ……が]
(37) 2021/03/13(Sat) 7:50:08

【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里

 
  あ、あんまりドキドキさせんなよな……!
 
(-24) 2021/03/13(Sat) 7:50:39

【人】 春日 幸貴

[小さく囁かれた言葉に声を絞り出して答えて、俺は起こしていた体をベッドに横たえた。
 死ぬかと思った。いや比喩だけど。

 死はさすがに比喩だが、気分は悪くなってしまいそうだった。
 悪い意味のドキドキはそのまま体調不良に繋がりやすくて、そのときみたいな気持ち悪さの予感がした。
 いい意味でも、やはりつらいらしい。
 まともな心臓が切実にほしくなった]**
(38) 2021/03/13(Sat) 7:51:25

【独】 春日 幸貴

/*
弱すぎる心臓

恋をするためにまず健康な心臓がいる……
(-25) 2021/03/13(Sat) 7:52:07

【人】 春日 幸貴


  あぁ……張り合いがなかったのか。
  俺は逆に、生きるのが難易度高すぎたな。


[星見の言うこともなんだかわかる。
 簡単すぎても、難しすぎても、ゲームは楽しめない。それと人生も同じなのかもしれないとしみじみ思った]


  もうひとりの自分かぁ……。

  ……でも星見だと思ってなかったのに
  星見に見られてた、ってなんだか恥ずかしいな。


[星見のことが知りたいと思う理由のひとつはそれなのかもしれない。
 ステラと接するのは楽しかった。
 けど、ステラじゃない人がそれを見ていた。
 ……ちょっと、覗き見された気分だ]
(41) 2021/03/13(Sat) 9:23:47

【人】 春日 幸貴


[慌てる星見を見ると苦笑が浮かんだ。
 家族と看護師以外に布団をかけられたのは初めてで、それもまた心臓がつらかった。しっかりしてくれ、俺の心臓]


  ごめん、大丈夫。俺がひ弱すぎるだけ……。
  ため息つくなって。


[人がため息をつくのを見るのが、俺は苦手だった。
 散々負担をかけた母さんの憂鬱そうな表情が浮かぶせいかもしれない]


  近々手術受けるから、そうしたら
  もう少しマシになるはずだよ。
  学校通うだけならできるだろうって。


[いくらか安心材料になればと思って、先の見通しも伝えた。

 手術の予定は2週間後。
 そのあと様子を見て、1週間くらいすれば退院できるらしい。
 人工心臓の助けを得て、一般人の日常生活に近い暮らしが送れるようになる見込みだ。だから復学もできるだろう。
 体育の授業は心臓移植までお預けだけど]**
(42) 2021/03/13(Sat) 9:24:57

【人】 春日 幸貴


  俺の人生は割と……生まれたときから詰んでたな……。
  今は生きる気力あるけど。昔は無かった。


[最初から詰んでる人生で生きる気力が湧くって相当な猛者だと思う。何度死にたいと思ったことだろう。
 俺にとっては弟が希望だったわけだけど、仲が円満だったかと言われると、そうでもなかったし。

 人生が平和で退屈してるなんて人と、体を交換してみたい。無理だけど。いきなり人生がハードモードになるどころか、いつも通りに生活するつもりでそのまま死もありえると思う。

 そしてなんだか二人で同じことを言っているのを聞いて、面白くて笑ってしまった>>43


  そもそも人と同じ夢見てるってのがな。

  でも……あの世界で過ごしたから、
  生きたいって気持ちに気付けた。
  現実で生きていこうと思えた。


[なんだかんだ、いい経験だったのだと思う。忘れたくない、大切な思い出だ]
(46) 2021/03/13(Sat) 12:08:36

【人】 春日 幸貴

>>44突然ホームランと言われるとなんの話かあまりにもわからなくて、俺は混乱した]


  い、いや何の話だよ……
  危なかったら先生がやるって言わないよ……!


[手術中に死ぬなんて本末転倒だし、最悪の医療ミスだし。病院側だって避けたいことなんだ。
 大丈夫、相手はプロだ。俺はいつ死んでもおかしくない状態でもずっと病院に世話になって生きてるんだし。そこは信頼できる]
(47) 2021/03/13(Sat) 12:08:52

【人】 春日 幸貴


  危ない手術もあるんだけど、そっちを受けられるように
  なるために、先に人工心臓つけるんだ。
  それは手術中に命の危険は少ないって言われてる。

  今のまま生きるのは死ぬよりつらいから、
  生きるために……両親と先生に頼んだんだ。
  だから、怖くない。


[なんだか不安そうに見える彼女を勇気づけたくて、俺は真剣に言葉を重ねた。
 見舞いの人のほうが不安がるというのも不思議な感覚だけど、手術のことを心配してもらえるのは嬉しい。それだけ大切に思ってもらえているみたいで。

 今回の手術で死ぬことはないだろうと言われているけど、リスクゼロの手術なんてない。
 不安に思うのは当たり前なんだろう。

 けど、俺は……このまま生き続けることになるより、希望を掴めないよりは死んだほうがマシだと思っている部分がある。
 だから手術を恐れず進めるのかもしれない]**
(48) 2021/03/13(Sat) 12:09:32

【人】 春日 幸貴


  ……勇者じゃない、か。

  なんだろうな、勇者って。

  あっちで俺……
  というかチェスティーノは勇者扱い受けてたけど。

  俺の中では勇者の器じゃないと思ってて、
  魔王だったんだよな、あくまでも。


[それが結構不思議なことだった。みんな、どこを見て勇者に見えていたんだろう。
 弟にとってはあくまでも魔王だった……と、思う。たぶん。
 最終的に真の勇者という評価に変わって……というより戻っていたらしいが、それは俺の知らない話。


 何かを成そうという意志があるかないかなら、それがないなら魔王でもないということにもなるような気もする]
(54) 2021/03/13(Sat) 13:44:44

【人】 春日 幸貴

>>50>>51「夢じゃなかった、本当にあったことだ」そんな風に言ってくれる星見の言葉が嬉しくて、俺も頷いた]


  そうだな。
  そういう意味では、あれは俺たちの現実だったんだ。
  こことは別の体を持って、あの世界で生きていた。


[あの世界で経験したことは消えない。
 遊んだゲームの思い出がなくなることがないように。
 遊ばなくなったって、感じたこと、考えたことはずっと残るんだ。もうあっちに戻れないとしても、あっちで経験したことは俺たちの糧になったんだ]
(55) 2021/03/13(Sat) 13:44:59

【人】 春日 幸貴


  ……えらい、のか?
  俺はただ、死ぬよりつらい人生から抜け出したいだけだ。

  「生きて」いない、「死んでない」だけ……
  ずっとそういう暮らしだったから。それがつらかった。


[学校に行きたいと思っても、いろんな経験をしたいと思っても、俺の体がそれを許さなかった。
 それに抗って動くことができなかった。

 抗いたい、生きたい、そう思ったから前に進むだけ。
 そして……俺が生きたい世界に、いてほしい人たちがいる]


  見舞いに来てくれるだけで嬉しいのにな。
  星見と一緒にやりたいことがあるって思うから、
  余計に励みになるのに。


>>53肩を落とす彼女を見て、苦笑が浮かんだ。こうして会いに来てくれるだけで、俺はすごく嬉しいのに。
 それだけでも明日が楽しみになって、もっと頑張れるのに。
 俺の狭い世界に光が差すのに。
 それを知ってもらうには、どうしたらいいのだろう]**
(56) 2021/03/13(Sat) 13:45:45

【独】 春日 幸貴

/*
時間はっきり書かれると頑張りたくなるよね?
(-27) 2021/03/13(Sat) 13:46:03

【独】 春日 幸貴

/*
やはり箱は早く書けるな……
普段はiPadなんだよね
(-28) 2021/03/13(Sat) 13:46:37

【人】 春日 幸貴


  ステラが魔王なのは俺もわかる……

  魔王が素敵だと思うから勇者ぁ……?


[それは……わかるような、わからんような。
 魔王として勇者に焦がれる気持ちはチェスティーノにもあったし、自分のことみたいにわかるけど。

 魅力を感じるから勇者ってことでもない気がする……

 ……というか地味にすごいことを言われた気がする。
 え、俺はステラにとって魅力的だったのだろうか。
 そんな馬鹿な]


  俺が一度勇者をやめたせいで、
  勇者に対して理想が高くなってる部分はあるかも。


[真の勇者たりえるかどうか。
 認めるに値する信念があるか、「こいつの求める世界で生きてみてもいい」と思えるかどうか……そんなことを思いながら勇者たちを見定めようとしていた記憶がある。
 そして、俺は値しないから勇者でいられなかったのだとも思っていた]
(61) 2021/03/13(Sat) 14:53:58

【人】 春日 幸貴


  そ、そうかなあ……。
  俺も、抜け出す気はなかったんだぞ?
  だから……自分から死を選んだりしてた。
 
  でも……生きたいと俺が思ってたんだって、気付いたから。
  自分が生きることくらい、自分が許したいと思った。


[そして、俺が自分に生きることを許さなかっただけだって気付いたんだ。周りの人たちは、みんな俺に「生きているだけでいい」って望んでくれていたのに。

 けど……俺は、それだけの人生が苦しくて、それだけでは生きていくことができないから。
 だから俺が生きていくために必要なことを掴んで、生きようと思った。

 ……それだけの話、なんだけどなぁ]
(62) 2021/03/13(Sat) 14:54:25

【人】 春日 幸貴


  そうしたいってだけで、俺のところに来てくれるのが
  嬉しいんだよ。

  そんな風に会いに来てくれる人がいるってことが。


[それは家族ですら、なかなかやってくれなかったことなんだ。いや、家族だからできないのかもしれない。明日も明後日もきっと会えるから、今日じゃなくてもいい……そんな風になる気がする。
 一緒にやりたいことを問われると>>60


  んー、そうだな……今すぐできることだと、
  散歩……とか?

  ……でもまだ、散歩ってほどの散歩ができないな。
  病棟内で力尽きてる。

  ゆっくり移動すれば、病院内をあちこち
  行けるかもしれないけど。


[それでも、あちこち移動する体力をつけておくことは決してマイナスにならない。これから手術を受けて学校に戻るために、確実に必要なことだ。
 それを一人でやるのは別に苦にならないけど、一緒にいてくれる人がいたらもっと楽しいし、安心感もある。弟と一緒に病棟を歩いたときにも、それを強く感じたんだ]**
(63) 2021/03/13(Sat) 14:55:00

【独】 春日 幸貴

/*
弟がどうでもよくなるわけにはいかない……(使命感)
(-29) 2021/03/13(Sat) 14:55:30

【人】 春日 幸貴


  運命……、そうだ。
  ステラにはいたのかな、“運命の勇者”。


[俺じゃないことははっきりしている。それでいいとも思っている。俺は例え勇者としてあの世界に戻っても、もうステラと戦える気がしないし。

 ステラに俺が男に見えていたのだとしたら、それは気恥ずかしいし……俺は“ステラ”が女の子に見えてしまうことは物凄く抵抗があったけど]
(68) 2021/03/13(Sat) 19:59:32

【人】 春日 幸貴

[星見の思い出話を、じっと黙って聞いた。>>65>>66
 見つめ返される瞳を見ながら、いたたまれない気持ちになった]


  ……自分から死を選ぶのは、勇気じゃない。
  投げやりになって考えるのをやめて、
  大切なこと全部から目を背けて、逃げ出しただけだ。

  ……だから、その先で“勇者”って
  呼ばれるのは、おかしいんだよ。


[俺が勇者と呼ばれたくない理由はいろいろあるけれど、これはどうしても譲れなかった]
(69) 2021/03/13(Sat) 20:00:01

【人】 春日 幸貴

>>67差し出された手を取って、その手には頼らずにもう片方の腕を支えにして起き上がった。

 女の子の――お姫様の手を頼りに起きるのは、なんだか嫌だったから]


  つらい思い出のあるところなのに、
  来てくれてありがとうな……。

  行ってみようか。
  お姫様にエスコートしてもらわないと。


[まるっきり逆にしかならないことを言って笑って、床に降り立つ。
 隣に立ってみると星見は案外大きかったけれど……、あっちの世界だとチェスティーノがデカかったような気もする。この体に戻ってから、少し視点の高さが低くなったような気がするんだ……気のせいかもしれないけど]*
(70) 2021/03/13(Sat) 20:01:16

【人】 春日 幸貴


  そっか……会えたんだな。
  よかった……


[ステラの運命の勇者の話を聞くと、心が温まった。
 >>71世界の命運を賭けて、運命の相手と戦う。きっとステラは心からそれを楽しむんだろう。
 >>72その姿を、星見は見なかったらしいけれど。俺は……見てみたかった。
 心も命も燃やし尽くせる相手とステラが対峙するところを。

 俺の知らない勇者だったのだろうか……と、誰にも持ち去られずにそこにあった終焉の槍を思った。
 それならあの槍はあの場所で、俺の勇者と共に人知れず眠り続けるんだ。
 そのこともなんだか少し嬉しかった。俺しか知らない物語があるんだ]
(75) 2021/03/13(Sat) 21:16:21

【人】 春日 幸貴

>>73星見の勇者観を聞きながら、手を繋ぐだけ繋いでから起きようかと思ったけれど。
 >>74案外それは難しくて、手を取ることはできなくて、驚かれて笑われてしまった]


  俺にもプライドってもんがあんの。
  待たせる時間は少しでも短くしたいだろ。


[笑い返して、改めて手を取ろうとした]


  顔……


[顔が近くなっていいこととは?

 ――キスがしやすい?

 と、一瞬考えて目眩がしかけた。
 いや何考えてるんだ俺。
 表情が見やすいとか、そういうことだろ?

 あっちの世界でステラの隣に立つと顔がよく見えなかったのを思い出して、とても懐かしくなった]*
(76) 2021/03/13(Sat) 21:17:14

【人】 春日 幸貴


  きっと、ステラは勝っても負けても
  いいんだろうな。
  満足いく戦いさえできたなら。


[ステラはきっと、勝敗にはこだわらないんじゃないか。勇者の好みを話したときに思ったことだった。
 俺も、勇者が俺の望むものをくれたなら、勝ち負けはどちらでもよかったし……
 俺は戦う前から負けていた。ただ殺意に決着をつけたくて戦っただけで。

 “帰りたい”
 そう思わされた時点で、俺はもう負けていたんだ。
 そしてそう思わされることが、俺の望んだ道だった]
(80) 2021/03/13(Sat) 21:58:28

【人】 春日 幸貴


  ちぇ……だめ?


>>78恥ずかしいと言われると、おとなしく手を引っ込めた。
 >>79身長差の話をされると]


  ……いや。そんなことはないと思う……

  あのときは……表情が。
  笑顔が、いつもと違ったんだ。


[ステラがセシリーと話して生き生きとしているときの顔を思い浮かべても、何かが違った。
 星見だって言われたら近いような気がする……それでも同じではない気がする。
 不思議な感覚だった。
 それを思い出しながら、ついまじまじと星見の顔を見つめてしまった]*
(81) 2021/03/13(Sat) 21:58:58

【独】 春日 幸貴

/*
うーむ
眠い……!
(-31) 2021/03/13(Sat) 22:17:31

【人】 春日 幸貴


  俺も……そんな戦いをしてみたかった。


[きっとそのときには、生きていると強く感じられただろう。
 それだけは叶わなかった。

 けど、もし星見が魔王で俺が勇者なのだとしたら、きっと俺は戦いは挑めないだろう。
 戦わずに、ずっと共にい続ける道を選びたいと思う気がする。少なくとも俺は]
(85) 2021/03/13(Sat) 22:36:03

【人】 春日 幸貴


  ほんとに?


>>83星見が妥協してくれたのを見て、その様子が可愛らしくて笑った。
 まさか兄弟で似ていると思われているとは想像しなかった。

 そして、不思議だ。
 俺は人に触れるのが怖いのに。

 平気で触れられるのなんて、触れたいと思うのなんて、家族だけだと思っていたのに。

 星見とは触れ合いたいと思う]
(86) 2021/03/13(Sat) 22:36:27

【人】 春日 幸貴


>>84どんな顔と言われると悩んだ。
 どんなと表現すればいいんだろう]


  んー……それまでは魔王に見えたけど。
  というか、魔王にしか見えなかった……
  そのくらい人間離れした雰囲気があったのに、
  あのときだけは人間そのものに見えたんだ。

  年相応の女の子の表情だ……って思った。


[口で説明して再現できるものとは思えない。
 頬を赤くする星見を見ていると気まずくなって、俺は目を逸らして、そろそろと病室の出口に向かった。
 重病人か老人みたいな歩みになるのがとても悲しい]**
(87) 2021/03/13(Sat) 22:36:54