人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

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鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a5) 2020/09/21(Mon) 3:07:56

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・宮廷の>>1>>2



[審査は少しずつ進み、一桁台の番号が
二桁台に差し掛かろうとするあたりの頃でした。
まだ日は高く午前中と呼べる時間帯。]


  あなた、基礎もしっかり出来ているし
  姿勢も良く曲の大事な強弱や流れに関しても
  良く抑えて表現出来ているわ。

  この曲は超絶技巧と言われている曲だから
  国でも弾ける人間なんて極僅か。
  それを完璧に弾きこなせるのは賞賛に値するわね。


[舞台に設置された竪式……アップライトピアノによる
国でも弾ける人間が極僅かの超絶技巧曲に挑戦し
見事演奏しきった空色のドレスのお嬢さんに
柔らかに微笑み、技術を讃える。

演奏を聴いていた周囲も割れんばかりの拍手と
大絶賛を彼女に送っていた。]
(14) 2020/09/21(Mon) 3:53:40

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  でもね────
つまらないわ。




[背後から突然斬り捨てるかのように
バッサリと言い切ったせいで先程まで湧いていた周囲が
突如シン、と水を打ったように静まり返る。
お嬢さんの笑顔もすっと消えた。]



  技術だけを先行しようとして、見せつけて
  “魅せる”方針に最初から動かされてたみたいね?
  この曲選んだの、絶対あなたじゃないでしょう。


  ────この曲を弾けって、誰が言ったの?




[選曲の指摘でスッと目を細め、酷く冷たい言葉で言い放てば
周囲がヒヤヒヤとした表情で私と彼女を交互に見ている。

最初は真顔で聞いていたお嬢さんだけど
最後の言葉にビクッ!と肩を震わせ]
(15) 2020/09/21(Mon) 3:54:00

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[……突然   ぽろぽろと泣き出したの。]
(16) 2020/09/21(Mon) 3:54:16

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  嗚呼!ごめんなさい!!違う、違うの!!

  あなたを責めてるわけじゃないのよ!?


[ぽろぽろ、ぽろぽろと大粒の涙を流して
泣きじゃくるお嬢さんの言動にびっくりして
慌てて彼女の側へ走り寄ったわ。]


  確かにあなたの演奏は素晴らしかったわ。
  でもね、私気になったの。
  演奏するあなたの顔が妙にうかない表情に見えて。
  音にも魂が篭っていた感じがしなかったのよ。
(17) 2020/09/21(Mon) 3:54:31

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  だから……本当は、この曲もしくは
  こう言った分野の曲じゃなくて

  他にもっと好きなものがあるんじゃないかって、
  そう思ったから聞いてみたの。


[泣きじゃくる彼女にごめんなさい、ごめんなさいと
ひたすら謝ってその体をぎゅっと抱きしめて
落ち着くまで静かに、根気良く待って。

やがて落ち着けば想像通り、
本当は好きな分野の曲が他にあったけど
講師に技術としては先程の曲が上だからと
こちらで登録させられたのだと話してくれたわ。]
(18) 2020/09/21(Mon) 3:55:22

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ────よし、じゃあ。
  レミリアちゃん……だっけ?

  あなたが言った本当に好きな曲、
  心から夢中になった曲を弾いてみてちょうだい。
  大好きな曲を弾いたあなたを私は見てみたいの。
  

[そう言ってやさしくぽんぽんと頭をなでれば
審査員席の方に向き直り]


  先ほどの曲ではなく、
  今から彼女が弾く曲を選考対象といたしますわ!
  審査員の皆様方、よろしいですわね!?


[また今年も始まったよ、と言いたげな楽長に
私のことを良く知る王族と楽士の審査員の皆様方。

少しでも審査への懸念が見つかれば即座に指摘し
代替案やその他提案、意見は遠慮なく出す私に
楽器が竪式とはいえ私の専門分野なこともあり
審査員の皆様の許可はアッサリと降りましたわ。]
(19) 2020/09/21(Mon) 3:55:42

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[落ち着きを取り戻したお嬢さんが再び演奏すると、
今度はポップで可愛らしい曲調が鳴り響いてきた。


確かに技巧で言えばミスタッチも目立つし
小節を幾つか飛ばしたり流れが早くなったり遅くなったりと
巧さで言えば確かにこちらの方が劣ってはいるでしょう。]
(20) 2020/09/21(Mon) 3:56:14

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[だけど、それらを乗り越えるかのように
決して流れは止めず彼女なりに演奏出来ているわ。



  そして何より────楽しそう。

  弾む音に込められた感情と魂は、
  こちらの方がずっと上だわ。



さっきの曲に比べ“人の心を打つ”音を奏でているのだもの。]
(21) 2020/09/21(Mon) 3:56:27

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ……素晴らしかったわ。
  やっぱりあなた、そっちの方がずっと素敵よ。



[演奏が終わり、お嬢さんが頭を下げると
パチパチと拍手しその良さを讃えた。]



  先ほどの曲も
  続けていけばさらに磨きはかかるでしょう。
  でもね、私には今の曲とあなたの方が
  ずっと素晴らしく素敵に見えるわ。

  ────続けなさい、それ。

  あなたきっと大物に化けるわよ。



[審査員の皆様にも違いは伝わったようで
口々に今の方が良いと絶賛していた。]
(22) 2020/09/21(Mon) 3:57:06

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『審査の結果はコンペ終了後、
  審査員の会議を以って決定する。お疲れ様だ。』



[楽長の言葉にお嬢さんが一礼し舞台を後にすれば
司会の方が次の挑戦者を呼び出します。

次は合唱なので準備が掛かるらしく、
私はその隙にさっと本日の出場者名簿と
略歴や備考等に目を通しました。]*
(23) 2020/09/21(Mon) 3:57:23
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a6) 2020/09/21(Mon) 3:59:54

2020/09/21(Mon) 4:14:52

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
>>a5
あああああ良かったああああああ
ありがとうございます…………
(-13) 2020/09/21(Mon) 4:16:53

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
エリクソンさんとエヴィさんのロル見やすくて素敵ですわ
(-14) 2020/09/21(Mon) 4:43:19

【人】 花屋の主 メルーシュ

[音楽が絶えず流れるこの国だが、今朝は本当に特別だ。

宮廷で行われるコンペを見守り、心を揺さぶられる音楽との出会いを歓迎するため、多くの店先は様々な趣向で彩られる。

メルーシュはひととおり朝の仕事を終えると、この日のためにと用意をしたガーランドを店先へ飾った。

一本の流木を軸とし、そこに結び付けた彩とりどりの小さな花束や草木。多種多様な音楽が輝きますようにとの願いをこめてつくったそれが、朝の風にそよと揺れた。]
(24) 2020/09/21(Mon) 7:34:30

【人】 花屋の主 メルーシュ

[こうしてコンペの日に店先を飾るのも何度目だろう。

初めてこの国に来て間もない頃に迎えた音楽祭の季節。
先代である祖母が、愉しそうに飾りを作る様子を不思議そうに眺めていたメルーシュに、彼女はこういったのだ。

「おまえはきっと、この国のことも好きになるよ。音楽は、花や草木ととても似ているからね」と。

彼女がメルーシュという名をつけてくれた。
メルーシュの祖母にあたるのだと名乗ったその人と出会う前のことを、メルーシュはなにひとつ覚えていない。]
(25) 2020/09/21(Mon) 7:36:17

【人】 花屋の主 メルーシュ

[亡くなるまでの数年間、祖母は本当にたくさんのことをメルーシュにおしえてくれた。

それは、花屋を切り盛りする術は勿論だが、例えば、メルーシュが花や草木と言葉を交わすことができることや、体の性がないこと、他の人と齢の取り方が少し違うことなどを、無暗と言わず隠す術なども、祖母がおしえてくれたのだ。

陽気な花たちが、さっそく風に乗って聞こえる音楽に合わせ、楽しそうに歌いだした。
メルーシュのように歌としては聞こえないだろうが、おそらく町の人にも、その喜びは聞こえてくるだろう。]*
(26) 2020/09/21(Mon) 7:40:40
花屋の主 メルーシュは、メモを貼った。
(a7) 2020/09/21(Mon) 7:49:03

【人】 教会住みの娘 エヴィ


    う…わ…


[ いつもは割合に静かで、人々の憧れや
  推尊の対象である宮廷前の通りは、
  今日はすっかりその風景を変えていて。

  大勢の人が行き交う様が、畝る風を運んで
  透き通るような秋の空気を熱気あるものに
  変えてしまっているのだけど、不思議に
  不快な気がしないのは、年齢の割に
  小さな私の背丈から見上げるそのほとんどの
  人の顔が和かで愉しく笑んでいたからでしょう。 ]


    すっごい…人!

 
(27) 2020/09/21(Mon) 7:57:30

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 音楽祭という名は知っていても、
  その詳細までは知らないのですから、
  通りから豪華で大きな庭園が垣間見れて、
  またそこに設えられた舞台を目の端に
  捉えた時などはもう、胸の高鳴りを
  抑えることが出来ずに。

  自分より高い位置にある人々の頭の
  向こうを少しでも見るために、
  ぴょこぴょこと何度も飛び上がっては
  周りの方々にぶつかるなどしたでしょう。 ]
 
(28) 2020/09/21(Mon) 7:59:29

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ と、見かねた様子で私の肩にとん、
  と触れて、最前列に僅かに出来た隙間に
  私の身体を押し込んで下さった方が居て、
  感激のあまり腰を直角にまで曲げて
  何度も感謝を伝えました。

  本当は、肩に触れられた時、飛び上がるほど
  ビクリと身体も心も怯えて跳ねたのですが、
  それを恥じるように、いつものように
  笑みを浮かべて、  ]


    心優しい親切な貴方に、
    神の御加護がありますように


[ そう告げて、一節だけ歌えば
  御礼になるでしょうか?  ]
 
(29) 2020/09/21(Mon) 8:01:57

【人】 教会住みの娘 エヴィ




    
たたえよ 平和の君

    
たたえよ 義の太陽

    
光といのちをもたらし

    
主のいやしのつばさ

    
新しいいのちを与えてくださる



 
(30) 2020/09/21(Mon) 8:03:41

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ ごくごく小さく歌ったのに、周りの方々が
  柔かに、舞台の邪魔にならぬように、
  小さくぱちぱちと手を打ってくださるのが
  わかりました。

  顔が火照るのを隠せないまま、
  目をしぱしぱさせて、慌ててぺこりと
  会釈して身体をくるり反転させて、
  ようやく舞台をじっくりと見ることが
  叶ったのでした。  ]
 
(31) 2020/09/21(Mon) 8:05:09

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ そこには、空色の美しいドレスの少女。>>14
  置かれた楽器は、あれは、幼い頃、
  書物で見た…ピアノ…?

  響き始めた音は、風に乗って。
  ひとつひとつの響きが礫のように降り注ぐ。
  高く、低く、大きく、小さく、
  絡んで、解けて、流れて、伝って… ]


    
( なんて、心が弾むの… )



[ 少し、その音は硬いような気がしましたが、
  このような場ですから当然なのでしょう。

  充分に人の心を打つその演奏に送られる
  歓声と拍手がまるで突風のように湧き上がりました。


  知らずのうちに、着ている白いトゥニカの裾を
  ぎり、と握りしめていた手。
  は、と気づいては急いで離し。
  周りの方々と同じように、拍手を送ろうと
  
 ]
 
(32) 2020/09/21(Mon) 8:09:40

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ けれど、突然発せられた批評の言葉>>15に、
  辺りはまるで水を打ったようにしん…
  と静まるのです。

  選曲について、氷のように冷ややかな言葉が
  まるで刃のように刺されば、ぽろぽろと
  泣きだす少女の涙がほたり、
  落ちる様まで見えたでしょう。 ]


   (…あ…泣いちゃった…うん。でも、
    仰っていることは、分かる、気が。)


[ その後、彼女のもとにすっ飛んで来ては
  評価の言の葉の真意を慌てて伝える、
  その方は。

  いつかのあの日教会を訪れた、凛と立つ
  信念に熱い、かの高尚な宮廷楽士なのだとは…
  今はまだ気付かないままに。

  けれど途切れ途切れに聞こえくるその指摘は、
  声は、的確で、厳しいけれどもとても暖かく。 ]
 
(33) 2020/09/21(Mon) 8:14:16

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 涙の乾いた少女が再度奏でた音は…

  
   
嗚呼。

  先程の演奏も素晴らしかったけれど、
  それとはまた天と地ほどにも異なる…
  耳に、心に、直に、届く。
  明るい陽に照らされて揺れる、
  小さな花を次々に咲かせるよう
   



  満足そうな、慈愛に満ちたような表情さえ
  想像出来るような、その賛辞が聞こえます。
  周りの人達も、うん、うん、と頷きながら
  惜しみない拍手を送っていました。

  審査員と思わしきその宮廷楽士の女性の名など、
  積み上げられた実績など、秘められた思いなど、
  何一つ、今は知らないけれど。

  この御方の前で歌ってみたいという…
  焦燥にも似た感情を抑えるには、
  身体中の力を総動員しなくては
  ならないのでした。   ]*
 
(34) 2020/09/21(Mon) 8:23:01
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a8) 2020/09/21(Mon) 8:51:19

【人】 花屋の主 メルーシュ

>>0:61【回想】
[ ごめんくださいましー。

そう声をかけたのは、二人連れの女性たちだった。
一見して上流階級と思われる上品な装い。

声をかけた女性のワンピースのその艶やかな色合と生地のしなやかさ、花々が賞賛の吐息をつくのが聞こえた。

店内を見ても?という言葉に、メルーシュが諾と答えると、その女性はゆっくりと店の花たちを見まわした。

  あなたお店の方?
  此処のお花達とても幸せそうなのね!

その瞳は女性が心からそう思ってくださっていることを、これでもか!というほど映し出している。
メルーシュは微笑んで控えめに頷くと、女性に丁寧にお礼をいった。
(35) 2020/09/21(Mon) 9:37:56

【人】 花屋の主 メルーシュ

[最初は、店にやってくる人のことを注意深く見ている花たちだったが、女性たちの様子にすっかり心を許し、様々に言葉を交わし始める。

彼らは自分たちを心から求め、愛してくれる人のもとへ行くことを願っているからだ。

ふと、白いマーガレットが小さくメロディを紡ぎだした。

そう、それは歌としかいいようのないもの。
空気をふるわせ、空にとけていくもの。

まるでその声が聞こえているかのように、女性はそのきらきらと輝く瞳でその白い花を見つめていた。]
(36) 2020/09/21(Mon) 9:39:23

【人】 花屋の主 メルーシュ

[だから女性の「なにか花束を」という注文に、驚きこそすれ、否やを言うはずもなかった。
なぜなら店中の花たちが、この女性にもっと愛でてもらいたいと、メルーシュに語り掛けてくるのだから。

メルーシュは女性の希望をもとに、花たちへ相談する。
どんな花束がいいだろう。
きっと祝いたいその方が好きな色なのだろう、橙と黄色。久しぶりに妹と会い、その誕生日を祝いたいという女性。
ふたりともに喜んでもらえる花束を。

メルーシュは、他の人には聞こえない声で、花たちと言葉を交わしながら花束を仕立てていく。
橙と黄色のカレンデュラを中心に、それをしっとりとまとめるよう、春のあたたかさを秘めたグリーンと白の花を添えた。
上質なリボンとレースで包み、すっきりとしたシルエットの花束へ。

少しでも女性の思い描いた花束に近づけるよう願いながら。]

「お待たせしました、こちらでいかがでしょうか?」*
(37) 2020/09/21(Mon) 9:41:18

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
>>34 安価貼ったはずが消えてるし
昨夜は寝ながら書いたのか誤字がひどいし…

この次期→この時期
宮廷学士→宮廷楽士
(-15) 2020/09/21(Mon) 9:42:40
花屋の主 メルーシュは、メモを貼った。
(a9) 2020/09/21(Mon) 9:44:51

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・宮廷の舞台付き大庭園>>1>>2




  ─────あら?



[合唱団の準備の合間に書類へ目を通していたら>>23
名簿の最後の方に、昨日ファラリスと話していた
6人組と思しき条件がピタッと当て嵌まりそうな集団が
そこに記されていて、ちょっとビックリしたわ。>>0:34>>0:35



  するとリジィ第三王子殿下が後ろでぺらぺらと>>9
  ご自身が招聘された者達の話を小声でお話しし始めたのです。
  ……反対側のお席へお座りの
  レイズ第二王子に決して気付かれぬように。>>0:102



略歴と殿下の話を総合すれば、彼らの自国及び
周辺国では既に確固たる地位を得ているようだということ。
実力はかなりのものと見て良さそうね。>>0:37]
(38) 2020/09/21(Mon) 10:37:41

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[そう思い、再び書類に目を通すと
備考には『辺りが闇に染まる頃に』と記されていた。>>13

夜が更けてもコンペが続いた前例もあるし
暗くなれば書類や机、周囲を照らせる審査員用の
携帯卓上光も用意されているようだから、これも問題なし。]



 (合唱団は南の方にあるウルスラ共和国の方達なのね。)



[総勢44名ほどの男女が原色を散りばめた
色鮮やかな衣装を纏って、足台の設立と
マイクの準備が整うのを眺めていた方々。>>23

褐色の肌に原色の服はとても良く映えていて
思わずその姿に見惚れてしまうほど。]
(39) 2020/09/21(Mon) 10:38:19

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[余談ですが、『通行証』にある
藍色の地に銀糸で縫われた縦線と
宮廷楽士を表す銀の関連性への推測は
まさに正しいお考えでした。>>12


どの出場者も最優秀者となり、
宮廷楽士となる権利を得られる
可能性が秘められているのだと


初めてコンペが開催された当時の宮廷楽長が
出場者に希望を持って貰えるように、
挫けそうになっても縫われた銀糸が
本来の目的や夢を奮い立たせてくれるようにと
心から願った優しさから生まれたのだとか。


諸説ありますが、楽士達の中では
これが有力説だとまことしやかに囁かれております。]
(40) 2020/09/21(Mon) 10:38:41