人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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【人】 軍医 ルーク

[ ゆっくりと、片手を伸ばす。
 いつも、大穴に向けてそうしているように。
 目を眇め、その先にある何かを見る。
 朝の光が差し込み始めた見張り台、
 淡く室内を照らす光の筋。
 舞い上がった小さな埃が、光に照らされて、
 ゆるやかに白く光る。
 
 さらに、その向こうを見る。
 誰かの後姿が見えるような気がした。
 凍えるような寒さの中、
 何処までも続く白い景色を、
 たった一人歩いてゆく人影だ。]


  ……、


[ 言葉から思い描くことしかできない、その景色が、
 『どの場所』のものであるのか。
 自分はきっと、気づきかけている。
 その白い景色に足を踏み入れたとしても、
 この足は、きっとまともに動かない。

 ――… けれど、
 
 伸ばした手を握り込み、下ろす。]
(13) 2020/05/21(Thu) 19:48:35

【人】 軍医 ルーク

[ 傍らのぺんぎんに向けて、首を傾げた。]


  息まで止めてるような、顔してる。
  窒息するぞ?

  
[ ぺんぎんはそう言われて目をくりくりさせて、
 ぷはー、と深呼吸した。
 そういえば、此奴らは基本的には寒冷地仕様で、
 この世界のどこでも活動できるように、
 幅広く適応可能な造りになっているようだ。
 
 きっと、いくつものことに、自分は気付き始めている。
 何かの前で立ち竦んでいる。
 けれど、このタブレットを閉じて、
 何もかも見なかったことにして立ち去るのは、
 最早選択肢すら思いつかないことだった。

 ノートのページを改め、指を滑らせて行く。]*
(14) 2020/05/21(Thu) 19:50:09

【妖】 軍医 ルーク

[ 気付くことは多かった。
 夢の中の“誰か”が兵士であろうということは、
 二度目の日記で確信していた。
 抑々この見張り台に置いてあるという時点で、
 その可能性は高かったけれど、
 二度目の日記には『日々の仕事や訓練』とあったのだ。
 
 夢の中、そのひとは“左手”で白い何かに触れた。
 左利きなのだろうか、あるいは、右手に何かを持っていた?
 それとも、もっと何か他の理由。

 持っていた“何か”を口元に当て、
 誰かに報告をしたみたいだと言いながら、
 その暫く後に、遠くの誰かと『通信』をしていたり、と
 自ら書いている。
 通信をしていると知りながら、日記には“何か”と記していた。

 自分が本当に優しい人かは分からない、と語る。
 自分のことは自分では分からないものだ――
 という意味にも見える。
 けれど、“人”。
 どこか、自身を遠くに見ているような、
 まるで、もう一人の誰かを見ているかのような言い回し。]
($0) 2020/05/21(Thu) 19:51:32

【妖】 軍医 ルーク

[ そして、自分自身の話をしようとしても
 “話せることがなにもない”と。
 人に話せるような出来事がなかったと解釈するには、
 何処か、違和のある言い回し。
 
 ――…
 相手が誰かを探ろうと考えているわけではなくて、
 ただ、一語一句逃さず読もうと思えば、
 自然と目に入ってしまうことだ。
 そう、そして]


  “残した記録を誰かが見てくれるのなら”……


[ やはりこのひとは、自分の残した記録を、
 あとでゆっくりと見直すような心持で
 日記を書いているのではない。
 そのように、直感する。
 胸に手を当てる。
 騒めきが、どうしようもないほどに膨れ上がって、
 その正体も、やり過ごし方も分からない。
 血が出るほどに強く、唇を噛みしめた。]
($1) 2020/05/21(Thu) 19:52:35

【妖】 軍医 ルーク

あなたへ

 夢の話を聞かせてくれて、ありがとうございます。
 白い大地の話、何かの結晶の話。
 聞いたこともない、景色の話。
 人が住めなくなった土地を調査して歩いている――
 聞かせてくれたお話からは、そのような光景に思えました。

 その白いものはなんだろうと、考えてみて。
 以前お話ししたあの本では、
 『ほし』のある場所から落ちてくる
 『あめ』というものがあるのを思い出しました。
 食べる方の、ではなくて。
 水の雫なのだと言います。

 その夢の中では、『以前の記録よりも極寒』と
 報告されていたようですので、
 もしかしたら、落ちてくる水が、
 寒い土地では氷に近い形になるのではと。
 あまり根拠はない想像ですが。

 氷を削ると、白い小さな欠片になる。 >>0:9
 そうだ、氷菓子を思い出してみるといいかもしれません。
 細かく削った氷に、シロップをかけて食べるお菓子。
 以前見たときには白くてふわふわしていました。
 手に乗せれば、きっと溶けるでしょう。
 あれと似ては、いないでしょうか?

 (結局お菓子の話になってしまったようです、
  ごめんなさい)]
($2) 2020/05/21(Thu) 19:54:35

【妖】 軍医 ルーク

 氷の話よりも、もっとお話ししたいことがあったのに、
 直ぐに書き出す勇気が持てなくて、
 とりとめがなくなってしまいました。
 
 あなたの聞かせてくれた景色を、
 わたしなりに想像しています。
 もう誰も生きてはいない、酷く寒くてどこまでも白い、
 そんな景色の中を、歩いている自分を想像しました。

 きっとわたしは、一緒に歩くとしたら、
 ひどく足手纏いになって、迷惑をかけてしまいます。
 それでも、どうしても、
 そんな景色の中をひとりで行かせるのは、嫌です。

 残された日記を、ただ読み返しながら、
 ひとりで、ここにいるのも。
 
 だから、わたしが居ればきっと先に進む勇気が出ると、
 そう言ってくれて、わたしは嬉しかった。
 不思議な夢を見て、不安もあると思うのに、
 ごめんなさい、そんな風に、思ってしまいました。
($3) 2020/05/21(Thu) 19:56:19

【妖】 軍医 ルーク

 わたしの話も聞きたいと言ってくれて、ありがとう。
 けれど、わたしも、
 お話しできることは多くないかもしれません。
 どれも、楽しくなるような話ではないと思うから。

 でも一つだけ、お言葉に甘えて、伝えさせてください。
 わたしは以前事故に遭い、情緒面と感覚に異常があるようで、
 よく人を不快にさせてしまいます。
 元々の性格も、決して褒められたものではないのですが。
 (もし何か気に障ることをしてしまっていたら、
  ごめんなさい)
 それでも、本当に不思議なのですが、
 こうして文字を使ってお話ししていると、
 まるで昔のように、
 色々な感情を自覚できるような気がしています。
 
 あなたは、自分のことを
 優しい人かどうか分からないというけれど、
 わたしには、あなたの言葉は、やっぱり優しく聞こえます。
 話せることがなく、釣り合う話も出来そうにないと、
 そう言うけれど、
 もう、いくつも、貰っているものがあります。
($4) 2020/05/21(Thu) 19:58:02

【人】 軍医 ルーク

[ それは、ばらばらに砕け散った窓硝子を、
 目隠ししたままかき集めて、
 形を探ってゆくパズルのようなものだ。
 少しずつ、必死で、
 自身の中にある何かを探して結い合わせてゆく。

 ――… 時折、指が鍵盤に触れて、音を鳴らす。
 そうして、自身が感じていることを理解する。
 
 恐怖? 不安?
 けれど、違う、決してそれだけじゃない。
 しいて言うなら、これは、そう。
 “望み”。

 綴り終えた指は、少し震えて。
 タブレットを袋に戻し、大切に引き出しにしまう。
 日記の主は、このタブレットを大事にしてくれると、
 そう言っていた。
 自分も、そうしたい。
 これは、今はそのひとの物で、
 書き記した大切な記録だから。]*
(15) 2020/05/21(Thu) 20:01:39
軍医 ルークは、メモを貼った。
(a3) 2020/05/21(Thu) 20:21:24

【独】 軍医 ルーク

/*
灰を書く余裕もなくわあわあ転がりまわっていた数日であった。
こう、一挙手一投足から日記の一文一文まで!
心配に! なるよね!!
もうこのうさぎさんどうしてくれよう(もふりたい(大好き

ルークの方も序盤ちょっとどのくらいの描写なのか安定しなかったけど、段々把握できて来たぞ。
こっちの日記に内容が割と中身COレベルなので、気づくかどうかはお任せしつつ…!

あと、シュゼットのロルいつもほんっと好きなんだけど、日記の所の文体とかめちゃくちゃ綺麗。すごい。
(-9) 2020/05/21(Thu) 20:47:48

【独】 軍医 ルーク

/*
鳩から見るとき、紫窓の色がきれいだなあ…
(-10) 2020/05/21(Thu) 20:48:48

【独】 軍医 ルーク

/*
進行速度的にそろそろ過去の出来事を落としたほうがいいのだけれど、目の前のロルのお返事に投球するうちに先延ばしになりつつある。
よし、ちょっと書いてから仮眠だ。
(-11) 2020/05/21(Thu) 20:49:41

【独】 軍医 ルーク

/*
というかそうだよ、折角のもふ設定なのに!
まだもふもふ出来てない!(するような奴じゃない)
それどころか結ぶとか言ってる。
そしてこっちはまだ耳尻尾すら出していない。
(-12) 2020/05/21(Thu) 20:50:43

【人】 軍医 ルーク

 ―― 
医務室
 ――

[ 叩きつけられた机の上から、
 器具が床に落ちてがしゃりと音を立てる。
 椅子を巻き込んで転び、身を起こすのに少し時間がかかった。

 頬の痣の上、広く貼られた湿布の端に、
 刃渡りの広いナイフが突きつけられる。
 刃先が白い湿布を無造作にはぎ取れば、
 下にある青黒い痣の上に、 滑った刃が薄く傷を重ね、
 一筋開いた傷口から、少し間をおいて、
 ぷっくりと赤い血が球になって流れた。]


 『なあ、状況が分かってんのか?
  いいか、もう一度聞くぞ、
  “あのときあったことを、話せ”』


[ 怒りに我を忘れる寸前といった男の声は、どこか酷く冷えて、
 返答によっては何が起こるか分からない。
 けれども、まだだ。
 ひとはそうそう“思い切れる”わけでもないし、
 最後の一線を越えたなら、どのような処分を受けるのかを
 考える理性も残っているのだろう。
 突きつけられた刃先がぴくりとも揺らがないのは、
 やはり兵士だ。]
(16) 2020/05/21(Thu) 21:29:58

【人】 軍医 ルーク

 
   前にも言っただろう?
   好きに想像すればいいって。
   君にも分かりやすく説明すると、だ、
   この基地には機密レベルというものがあり、
   皆、それに応じて、
   目やら耳やら口やらを
   上手いこと動かしているものだ。
   君は手が滑りやすいようだから、
   耳と目くらいは言うことを聞かせておけ。


[ 間をおかずに返って来たのは、
 躊躇なく振るわれ、腹にめり込んだ拳の一撃。
 重い衝撃に視界が明滅し、痛みが遅れてやって来る。
 床に崩れて身体を折り、けほ、と咳き込む。
 腹の底からせりあがる吐き気をこらえきれず、
 けれど、また暫く飲み食いを忘れていた胃からは、
 何も吐き戻すものがなかった。
 身体が痙攣するように震え、起き上がれない。

 成程、以前は腹を殴るのを教えてやろうと思ったけれど、
 少しは考える頭があったのかどうか――、
 思考だけがそんな風に冷静で、身を折って蹲る。]
(17) 2020/05/21(Thu) 21:31:30

【人】 世界の中心 アーサー


[ ソファに沈んでからも、頬を揉んでいた。
  表情筋が悪いのだろうか。
  顔色が悪いのは、寝不足と日照不足と、
  ──生活習慣が悪い。

  随分と久しぶりに窓際に座っている。
  今日は晴れているから、居るだけで焼けそうだ。]


     ( 結局赤くなるばかりで、
          そう日焼けもしないのだけれど… )


     
(18) 2020/05/21(Thu) 21:31:47

【教】 世界の中心 アーサー



  [ ──薔薇色は、薄く開けた窓を眺めている。
     遠くを見つめるような、 冷えた紅。]

 
(/0) 2020/05/21(Thu) 21:32:52

【人】 軍医 ルーク

[ 次に衝撃があったのは、頭。
 ざり、と固い感触と衝撃。
 床に打ち付けられた頭がぐらりと揺れて痛み、
 踏みつけられたのだと知る。
 視界の片隅、横合いから飛び出してきたぺんぎんが、
 必死に男の足にしがみ付こうとする。]


  『何だ!?
   おい、邪魔するなって!』


[ 男は驚いた様子で足を振り、振りほどこうとするが、
 頑として離れない。
 ぺんぎんを蹴り飛ばすのには躊躇いを覚えるようだった。
 自分相手なら兎も角、何もしていないぺんぎんに
 暴力をふるうような、そういう性質の人間ではない――
 そういうことなのだろう、おそらく。

 それでも、逆上した相手が何をするか分からず、
 手を伸ばし、ぺんぎんを鷲掴みにして引き剥がし、
 戸口の方へ転がす。
 声は出せなかったが、
 にげろ、と、口の形だけではっきり告げた。]
(19) 2020/05/21(Thu) 21:33:20

【人】 軍医 ルーク


  『――ったく、
   いいか、これ以上手間を取らせるなら、
   こっちにも考えがある。
   最後にもう一度だけ聞くぞ、
   あのときあったことを、話せ』


[ 突き付けられた刃先が、今度は首筋に傷を作る。
 先ほどよりは明確に、意志を持って。
 何も答えず、視線だけで男を睨み上げる。

 男が刃先に再び力を籠めようとした、そのとき。
 遠くから聞こえてきた『足音』に、
 男の犬耳がぴくりと動き、
 忌々し気な舌打ちの音がした。]
(20) 2020/05/21(Thu) 21:34:16

【教】 世界の中心 アーサー


 [ それだから暫く、彼女の顔を見ていなくて
   考えているよな、辿るよな、
   そんな碧には気が付きもしなかった。
   
      紅茶のカップを、ソーサーに置き、
      ソーサーごと執務机に避ける。
      代わりに、鏡を持ってきた。
      光を反射するように、
      顔を写すにしては外向きに。 ]
 
(/1) 2020/05/21(Thu) 21:34:30

【人】 世界の中心 アーサー


[ 光を浴びている。低い位置に置かれた鏡が、
  かんばせの半分を強く照らしている。
 
  ──間接日光を遮ったのは、
    質の良いブランケットであった。

  金も、紅も、 陰に隠され、]
 
(21) 2020/05/21(Thu) 21:35:16

【人】 軍医 ルーク


   『いいか、警告はこれが本当に最後だ。
    次はない』


[ 男は足早に、医務室を出てゆく。
 戸口のところに、ぺんぎんの姿はなくて。
 ああ、ちゃんと逃げられたのかな――と安堵する。
 もしかしたら仲間の端末経由で、
 何処かに通報しようとでもしたのだろうか。
 ぺんぎんはいつも医務室にいるが、
 他の連中と没交流ということもなく、
 廊下で他の連中とジェスチャーを交わしている様子も、
 稀に見ることもある。

 足音は、此方に向かってくる。
 腕に力を籠め、起き上がろうとするが、
 どうしても体に力が入らない。
 急患なら対応が必要だが、戦闘があったわけでもなし、
 可能性は低いか――と、そのまま力を抜いた。

 急を要さない要件なら、驚いて逃げ出すか、
 指差して笑って立ち去るかどちらかだろう、多分。]*
(22) 2020/05/21(Thu) 21:35:30

【人】 世界の中心 アーサー

     

      …嗚呼、これが切欠か。


 
(23) 2020/05/21(Thu) 21:49:12

【人】 世界の中心 アーサー


[ 薔薇色が僅か、細く。不機嫌の色だが、
  ──そんなのは見上げる先の碧に向けてでない。
  それでも声は、低かった。 ]
 
(24) 2020/05/21(Thu) 21:49:48

【人】 世界の中心 アーサー



   賭けに負けたのはあっちさ。
   負けたから、負けたことを喚きに来た。
   全く“礼儀知らず”だよ。

   ──どうやら 飲んでる暇は無いようなんだよね。

 
(25) 2020/05/21(Thu) 21:50:15

【人】 世界の中心 アーサー


[ 花嫁 と 言うから、
  ブランケットの下から、手を差し出して、
  ──君がエスコートしてくれるかい?

  …なんて、“暇”で“退屈”そうな彼女に聞いてしまう。
  世界で一番、うつくしい妻であるなら、 
  妻は “妖精”に救われるのだろう。

    羽はぼろぼろで、今にも墜ちてしまいそうな──]
 
(26) 2020/05/21(Thu) 21:51:05

【人】 世界の中心 アーサー




    [   指が触れようが、触れまいが、
         喩えすこし距離があろうとも、

       細腕を捉えた瞬間、引き寄せた! ]
 
(27) 2020/05/21(Thu) 21:51:46

【人】 世界の中心 アーサー



[ ────キィン と 耳に残る破裂音。
  割れた鏡の破片が散っていた。]


  ……パチンコかな。
    小石でも人間怪我するのにねえ。


     [ ブランケットの下、 にんまり笑っている。        薔薇色ばかりは、何かに燃えて、 ]
 
(28) 2020/05/21(Thu) 21:53:18

【人】 ミア



 [ 頁を開いたのが、例えば 今日であるのなら。

  たったひとこと、
  ─── なに? とか、どうして?とか、
  そんな簡単な疑問でも、殴り書きしていただろう。 ]

 
(29) 2020/05/21(Thu) 22:42:19

【人】 ミア



 [ 自分を通り越して、何処かを視たよな、
  真白に隠されていても、尚、
  未だ不機嫌を宿す瞳と、声と。

  そんなに踏み抜いていく女だったのか、なんて、
  "礼儀知らず"な奴は呑気に考えている。 ]

 
(30) 2020/05/21(Thu) 22:42:51

【人】 ミア



 [ はなよめさまの要求に、
  ─── 馬鹿にしてるの?等と、餓鬼上がりは正直だ!
  
  暇で退屈なゆびさきが
  "うつくしい"其れに、素直に伸ばされる訳も無く、
  ブランケットを摘まみ上げるだけ。

  ……この箱庭で、溜息の数が増えた。
  気紛れか本気か どうにも判断がつかない。 ]

 
(31) 2020/05/21(Thu) 22:43:09