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ダニエラは、きっと近いうち『お兄さん』に連絡を入れる。 (a59) 2023/10/01(Sun) 20:58:33 |
ダニエラは、彼の方が、自分よりずっとあの場所での思い出が多いと知っていたから。 (a60) 2023/10/01(Sun) 20:58:39 |
【念】 摘まれた花 ダニエラ「常連さんには、結局なれませんでしたしねえ」 そうひとりでに、からころ笑う。 喜ぶべきか悲しむべきか微妙なところだ。 女はそもそもコーヒーという飲み物の味が好きではなかった。 今まで一度も、誰にも、そのことを口にしなかっただけで。 荷物に両腕を抱えて、女はホテルを後にする。 もうここを訪れることもないだろう。そうやって初めて照明を消した。 (!2) 2023/10/01(Sun) 20:58:59 |
【置】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ本名:ヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリア(Vincenzo Berti di Maria) 死因:■■■■■■ 発見場所:■■■■■■■ 遺体の様子: ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ (L6) 2023/10/01(Sun) 20:59:15 公開: 2023/10/01(Sun) 21:00:00 |
【影】 摘まれた花 ダニエラ 苦い水面に砂糖を2つ。 そうやって飲める味にしても尚やっとだった。 それでもダニエラ・エーコは、日常的にコーヒーを嗜んだのだ。 でないと、喫茶店になんて足を運ぶ事も出来やしない。 そしてそのための我慢は全然苦でもなかった。 きっとこれも、石であり、星だったのだろう。 もう、そんなかいがいしい我慢もする必要はない。 だというのに、スーツケースの中、手放す気のないものがひとつだけあった。 …この香りが好きだったのは、本当だったから。 (&2) 2023/10/01(Sun) 20:59:21 |
【置】 摘まれた花 ダニエラねえ、アレッサンドロさん。 あの日、聞くことができなかったこと。 だから、本当のことはわからないままのこと。 あたしは、―― 親孝行 できていましたか?聞けた方が良かったのか。 聞けないままで良かったのか。 その答えすら、今も出ない。――きっと、これからも出ることはない。 (L7) 2023/10/01(Sun) 20:59:40 公開: 2023/10/01(Sun) 21:00:00 |
【人】 摘まれた花 ダニエラ荷物を転がし、抱えて、少しの距離を往く。 虚実不明の明るい鼻歌を奏でる。 そうやって向かう先にいるのは王子様。 あたしのひと。いつものように、女はその名前を呼んだ。 (141) 2023/10/01(Sun) 20:59:55 |