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【墓】 瑞野 那岐[そうなの、なんて。本当に気づいていなかったのか。 自覚のなさに思わず、口が開いてしまった。 一人ならこんなに感じたりもしない。 単調な動きで溜まったものを吐き出して終わらせるだけ。 躊躇っていた羞恥を殺してまで見られる事も、 許してしまうのは貴方だからと気づいて欲しい。 ……それには、こちらの言葉の足りなさもあるけれど。 割りと態度には出しているつもりなのに。 ]まだ片思いを続けているような素振りすら、 未だに見せたりもするものだから。 近いうちに彼の考えを改める必要がありそうだ、と 心内でひっそりと画策するのは、彼には秘密の話。 (+46) 2023/03/23(Thu) 0:36:22 |
【墓】 瑞野 那岐[素直に伝えた告白に、合わせるように彼からも一言。 息を詰める様子が、彼の余裕のなさを伝える。 淫らに揺らした腰が、滑ったら。 引き止めるみたいに腕が腰に回って。 大きな掌が脇腹を捕まえるから、 近づいた分だけ動きに制限も掛かってもどかしい。] ……ン、 出して [限界を訴える声に、裏筋をなぞリあげる。 先端をぐり、と指の腹で押して煽り立てれば。 彼も俺を煽るみたいに、手の動きが早くなる。] ッ、 ふ、……ぅッ、 [煽るつもりが煽られて、熱に侵されて。 どくどくとまた熱が中心に集まっていく。] (+47) 2023/03/23(Thu) 0:37:00 |
【墓】 瑞野 那岐[低く、小さく、低い声が耳朶に響く。 少し、痛いと思うほど額を擦りつけ合って。 先に限界を訴えたのは彼の方だった。 熱い迸りが重なり合った手の内で弾ける。 彼の体温と同じ熱さが手を汚して、数度に分けて。 吐き出されていくのを掌で抑え込んで、受け止める。 彼が達する度に、動く身体が 膝の上に乗る自身の身体を揺らすから。 そんな些細な揺れすら腰を伝って、快感に変わる。] …… ぁ、 ッ…… [ぐっと腰を引き寄せられて、達したばかりの 屹立がぐちゃりと卑猥な音を立てるぐらい密着すれば。] (+48) 2023/03/23(Thu) 0:37:55 |
【墓】 瑞野 那岐[いくらかあった此方の余裕も剥がれていく。 ぬるさを保った粘液を塗りつけ、握り込まれる。 イったばかりの身体に、その刺激はあまりにも強烈で 緩んだ表情の奥に濡れた欲を魅せられたら、 心臓が、ドクン、と激しく波打つ。] ぁ、……ッ、ぅ……、 ……ッン、 だ、め……ッ、まだ、 [さっき見せたばかりなのに、もう筋を浮かべる程に、 張り詰めている自身が恥ずかしい。 こんなにも欲を感じたことはない。 吐き出したい気持ちと、羞恥がまた襲って。 弱く、首を揺らすのに。 ねだる声が、甘いから許してしまいそうになる。] (+49) 2023/03/23(Thu) 0:38:35 |
【墓】 瑞野 那岐[長い指が逃さないというように包み込む。 先端の弱い部分を、親指で強く押し潰されて。] ……ァ、ッ …… そこッ、 ンッ……、また、 イッ ……く、[汚れた掌を拭う余裕もなく、 両腕で彼の背を抱き寄せたのは許して欲しい。 その隙きを与えてくれなかったのは貴方だから。 額を突き合わせたまま、また一際大きな波が来る。 吐息も、声も、表情も隠せないまま。 彼に縋って、ぶる、と身震いが走って、 堪えきれずに白濁がまた、彼の手を汚した。*] (+50) 2023/03/23(Thu) 0:39:32 |
【秘】 瑞野 那岐 → 高野 景斗[呼び方が変わったことにも。 気づけないくらいの快感が、襲って。 そのことに気づけたのは少し、時間を置いてから。*] (-134) 2023/03/23(Thu) 0:42:02 |
【独】 高野 景斗/* >>+46 精神的なものや日常的なものに関しては 高野くんもちゃんと、慣れないなりに 愛されてる自覚はあるんだけれど、自分の体に興奮するとか そういう部分は、まだ自覚ないので的確だなと思うなどしました (-135) 2023/03/23(Thu) 0:47:13 |
【墓】 高野 景斗[ 直接与えられる快楽とは別に、 視覚、聴覚から得る興奮でそうなってしまう。 自分に覚えがある事だとしても、 相手がそうとは限らない、から。 もしも触れ合うことを許してくれたら 目一杯、気持ちいいことだけ、 してあげたい なんて傲慢な考え方を 見透かされたような気がした。 ――テレビを通して、何万人もの人が 己を見て、理想として、恋をしてくれていたとしても ただ一人に、愛される覚悟に、持ち合わせが なかったのかもしれない。 自分が相手を愛したいと思うのと、同じくらい 相手もそう、思ってくれていると。 ] (+51) 2023/03/23(Thu) 1:25:38 |
【墓】 高野 景斗[ 淫らに揺れる腰を、がしりと 抱きとめて、限界を訴えると、 弱いところがなぞりあげられて、ますます 呼吸が乱れていく。 声を拾った耳が熱くなる。 下肢に集中していく熱が、全身に回って いくように、 ] ぅ……あ、……ンンッ…… [ 溜まった熱が迸るように吐き出されて、 君の手を汚していく。 全て出し切った後、大きく息を吐いて ねだるように、名前を口にする まだ体内の温度を覚えている精液ごと 包んだ手に、イッたばかりの体への気遣いなど なく、激しく上下に動かして。 情欲に濡れた声を受け止めながら、 射抜くように、跳ねる体を、上り詰める表情を 見届けた。 ] (+53) 2023/03/23(Thu) 1:27:10 |
【墓】 高野 景斗[ 一番近くで、その願いは無事聞き届けられたのに 己はどこまで欲張りになるのか、少し 恐ろしい。 吐精されたそれを見て、諦めるような色を持った ため息を零した。 ] ………すごい、良かった。 のに、 [ 互い達した後で、まだ敏感になったまま そっと抱きしめれば、伝わってしまうだろう。 萎えるどころか、未だ硬さを保ったままで いるということに。 ] (+54) 2023/03/23(Thu) 1:27:38 |
【墓】 高野 景斗[ 若さで言えば、彼のほうが盛りと言えようが 自分の年齢とて、まだ衰えを感じるには 至らないところ。 ] ……今日はね、気持ちいいことだけ しようって、言うつもりだった。 男同士でするってなると、 痛い思いさせたりしたりするかなって、 だから、抱くとか抱かれるとかまでは しなくてもいいかなって、 だけど、 [ 背を撫でる手の優しさだって、真実なのに、 ] (+55) 2023/03/23(Thu) 1:28:06 |
【墓】 高野 景斗 今、どうしようもなく、君を抱きたいって 思ってしまって、 [ 君に 溺れたい この体のほうが、言葉よりもよほど素直かもしれない。 背を撫でる手を、するりと形の良い尻へ滑らせて ] いいかな [ 問うた。 粘液でぬるついているほうの手も 決して受け入れるための場所ではない、 そこへ、向かわせながら。* ] (+56) 2023/03/23(Thu) 1:28:53 |
【墓】 瑞野 那岐[テレビの向こうで活躍する姿を見たのは、 その日の夜が初めてだったと言ってもいい。 MVで見た彼の姿が過去の彼に重なって、 ようやく同一人物だと理解したぐらいの知識。 それまでは耳で得られた彼が懐かしく話す声しか知らなかった。 俺が惹かれていったのは、液晶の向こうではなく、 優しく穏やかな声で月を想うような、 Hare悪戯めいたサービスを思いつくような、 大事そうに俺が作ったデザートを写真に収めるような そんな、あなただったから。 触れたい、と、思う。 まだ知らないあなたを。 スクリーンの向こうに居るあなたも、全て。 ――――欲しい。] (+57) 2023/03/23(Thu) 8:48:18 |
【墓】 瑞野 那岐[彼の手をまた汚してしまうくらいに吐き出した欲。 擦り合わせた額が痛いぐらい、 擦り付けぐちゃぐちゃになった前髪がら絡み合う。 射精後のぼうっとした感覚を味わいながら、肩で息をして。 は、……と鼻先に熱を零す。 達した後なのは彼も同じ。 互いに上がった体温で肌が汗ばんでいる。 近いからこそ、紡がれる呼吸が少し荒いでいるのが分かる。 切なげに呼ばれた名前を、今更頭の中で反芻して。 甘えるみたいにまた前髪を擦り合わせたなら。 落とされる溜め息に気づいて、首を少し傾けた。 のに、と続く音。] …………、……? [柔らかく抱きしめられて、腰を引き寄せられたなら。 達したはずの彼のモノがまだ硬さを保持していることに、気づいて。 ぁ、と触れた瞬間、甘い声が零れた。] (+58) 2023/03/23(Thu) 8:49:41 |
【墓】 瑞野 那岐[ゆっくりと彼の手が背を撫でる。 まるで落ち着かせるみたいに動くその手に、 身を委ねながら、紡がれる言葉に耳を傾けて。 男同士のSEXについて、考えていたことを知る。 気持ちいいこと、の次に口にした 痛いかもしれないこと。 その言葉に想像する先は予習済みの身には、容易くて。 つう、と優しく背を撫でていた手が滑り落ちていく。] ……ぁ、ッ、 [腰筋を辿り、やがて指が辿り着くのは。 男女では想定されていない場所。] (+59) 2023/03/23(Thu) 8:51:15 |
【墓】 瑞野 那岐[抱きたい、というストレートな物言いと、 向けられる熱の篭った視線が情欲を孕んでいるのが分かる。 肩に添えた手に僅かに力が篭もる。 想定してない訳じゃなかった。 ネットで調べた知識、動画を見ることは躊躇ってしまったけれど。 その。 彼が俺を見詰める瞳の奥に何度か。 今日と同じような色を感じる事が、あった。] (+60) 2023/03/23(Thu) 8:51:52 |
【墓】 瑞野 那岐[はく、と唇で酸素を取り込むみたいに喘がせて。 肩を掴む指先で彼の背を軽く撫ぜる。 口にすることを躊躇ってしまうけれど。 真摯に求められる思いに、応えたい気持ちはある、から。] 自分じゃ、……気持ち悦く、できなくて…… 感じるか、分からない、けど、 [瞳を伏せて、彼を受け入れる為の準備を、していたと。 伝えたなら、それは。応と言ったことになるだろうか。 かぁ、とこれ以上ないくらい頬が熱くなって、羞恥が浮かぶ。今までで一番恥ずかしい。*] (+61) 2023/03/23(Thu) 8:53:18 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[言われなくても言葉にされても 本当に真白が望むことならば許す以外の選択肢はない。 むしろ甘えられるのが嬉しい。 これを求めることを病と表現するのなら、 不治であれ、と願う。] うん、喰べること自体は我慢できないから その時に痛かったとしても我慢させちゃうけど…… 僕が我慢しないことを君が望んでくれるのが、嬉しい。 [じゃれあいみたいな顔の触れ合いに真白がわらう。 感じている顔も可愛いけれど、こんな風にくすぐったがる顔も 自分を堪らない気持ちにさせる。] (-137) 2023/03/23(Thu) 9:35:51 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[口から舌を出して触れ合わせる。 いやらしいキスに抵抗を感じる理性は溶かせているらしい。 呼ぶ声が甘い。 絡めた舌の下、とろりと慾塗れに変化した雫が落ちて真白の肌を汚す。] うん。 好き。マシロちゃんがだいすきだよ。 [だからトレーナーにしたみたいにぎゅっとしてほしい。 腕に傷がつくなら、彼女の所有印を与えられた気分になるから。] (-138) 2023/03/23(Thu) 9:36:54 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[これが最後の恋だよ。 いつ、何度聞かれても言葉にして約束出来る。 恋も、 人生最後のキスも、 この身体から放たれる最後の一滴だって 真白以外には捧げたくない。] (-139) 2023/03/23(Thu) 9:37:39 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[啼き声は甘く鼓膜に届く。 上半身は彼女に触れているが腰だけは暴発防止に離している情けない恰好。] ……マシロちゃんはどこもかしこも甘いね。 [ぷちゅ、と咥内で音が鳴る。 脚が跳ねた時にどういう愛撫を施していたのかはきちんと覚えて、 最初は模索していた吸い方も真白が悦ぶもの中心になった。 カスタムメイド。 真白が神田ブレンドを早く覚えてくれたように、 自分も真白の善がる行為を詰め合わせられる男に早くなりたい。] (-140) 2023/03/23(Thu) 9:38:10 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[もじもじと脚を擦り合わせる気配を感じて、 ちゅぽんと音を立てて胸から唇を離す。 豊かな乳房にはいつの間にか淡い模様がいくつも浮いていた。 頬を濡らす涙を吸って、もう一度彼女の視界に自分を映す。] あー……かっわいい。 ね、もう少し欲張らせて。 マシロちゃんをイかせたい。 [零れかけた唾液を舌で拭う様はさながら肉食獣の舌なめずり。 腕を掴む片手を外させて、自分の片手と繋ぐ。 指と指を互いに入れ込む恋人同士の繋ぎ方。 繋いでいない指は、先程取り置いた下肢に伸びる。] (-141) 2023/03/23(Thu) 9:38:49 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロいっぱい濡れてるの、 マシロちゃんの身体が僕をほしがってくれてる ってことだから嬉しい。 ……お尻まで垂れてるね。 [自分の慾を「受け入れたい」と思ってくれるのも嬉しいけれど、 やはり「ほしい」と想ってほしいので。 臀部や太腿までぬるぬると溢れる蜜を指先で掬って舐めた。 愛しさに麻痺した脳はその味を美味と変換する。 自分の唾液も足して濡らした指を2本、そっと秘芽に当てた。 様子を見ながらくにくにと動かす。 これだけ感じてくれているなら、初めてでも頂点に導けると期待して。*] (-142) 2023/03/23(Thu) 9:40:16 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ…ん、そのときは 我慢、しないでください 痛くても へいき、です ──わたしも それは"したい我慢"、なので [ 伝えたいこと、知っていてほしいこと。 恥ずかしくて口に出来ないことはまだまだあっても、 これだけは貴方へ渡したくて、はにかみながら言葉を紡ぐ。 初めては痛い、というのも、 実際今から経験する自分にはそれの正誤は分からない。 例え本当であっても、やっぱり怖いとは思わないのだろう。 ────そんな風に思う気持ちよりも、 貴方と繋がりたいというこころのほうが大きいから。 ] (-145) 2023/03/23(Thu) 11:32:53 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 初めの頃に深いキスで腰が引けていたのを思えば、 理性は快楽と彼への愛で既に溶けてしまっているのだろう。 呂律もあまりうまく回ってはくれないし、 考えるより先に、言葉がぽろりと零れ落ちるくらいには。 ] ──…ふふ、 [ 感情のまま紡いだ言葉へ、同じ熱が返ってくる。 やわく微笑んで「うれしい」と呟いた。 絡んだ舌から落ちた慾の雫が、自分の肌を濡らす。 ────もっと、もっとその慾に染めて欲しい。 貴方の色と 私の白 混ざり合って、ひとつの色になって、 あなたのことも、ふたりの色に、染めてみたい。 ] (-146) 2023/03/23(Thu) 11:32:59 |