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流星の騎士 ヌンキ(匿名)は、メモを貼った。 2021/04/22(Thu) 23:03:14 |
ヌンキは、苦渋の顔でホワイトボードに犠牲者を書き加えた。 (a8) 2021/04/22(Thu) 23:06:56 |
【人】 流星の騎士 ヌンキ「部屋に居たんだね。なら、俺も行こう」 議長だが、この館内で起きたとなれば確認せざるを得ないだろう。 メレフとともに現場に向かうために席を立った。 (23) 2021/04/22(Thu) 23:10:05 |
【神】 流星の騎士 ヌンキ>>事件現場 「…………これは、まるで……」 心中じゃないか。 口元を手で覆い、最後まではつぶやかれない言葉が心のなかに漏れる。 これも一つの愛の形なのか。 男にはよくわからない。 それでも男には、死んでほしくない愛があるのだ。 (G3) 2021/04/22(Thu) 23:19:05 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフはだけられた服の隙間から、白い肌が覗いた。 滑らかな白い肌からも男の育ちの良さが伺えるだろう。 いくらか鼻で呼吸をしても、酸素が足りない。 だんだん朦朧としてくる思考に、体全体が貫く者から受け皿へと作り変えられている感覚に陥った。 それは初めての、 自身に教育を施した父への反抗だったのかもしれない。 「あ……、はっ、ぅあ」 だけど欲しいのは痛みだったのに。 これでは如何にも。如何にも。 自分が愛されてしまってるようではないか。 顕になった足の間、しっかりと硬度を増していた自分自身を追い詰められては、勝てるはずもない。 「な……でっ、離し……っ」 声が上ずって上手く話せない。 このままでは貴方を汚してしまうだろう、懸命に腰を引こうとするがベッドに沈み込んだ身体では上手く出来ない。 ――やがて、貴方の手を汚し、ぱた、ぱたりと自分の腹をも汚してしまうだろう。 /*いいわよ、アタイも恥ずかしいけどいつでもやるわよ (-33) 2021/04/22(Thu) 23:50:16 |
流星の騎士 ヌンキは、メモを貼った。 (a14) 2021/04/23(Fri) 0:24:47 |
【神】 流星の騎士 ヌンキ>> 現場 「……嫌いだったよ、キミの事」 シーツと血の海に沈んだ男の遺体に目を落とし、呟く。 その声は小さく、誰の耳にも届いてないかもしれない。 届いていても届いてなくてもいい、誰が拾っても意味のない言葉だ。 自分を人形かと呼んだ男の顔を忘れられそうもない。 あの日、なし崩しに協力者となったはずだったのにあれ以降会話をすることもなかった。 それでも、貴方はこの男に鮮烈な記憶を残して逝ったのだ。 (G19) 2021/04/23(Fri) 1:29:56 |
流星の騎士 ヌンキは、メモを貼った。 (a25) 2021/04/23(Fri) 10:58:58 |
【人】 流星の騎士 ヌンキ>>70 キファ 開け放たれた蓋から漏れ出す記憶。 生きては死に、何度も同じ人生を歩む。 大好きな兄と、大好きだったあの人を引き裂き、罪をって死んでいく。 だから。 たった一度きりの逸脱した夢は、 誰かと誰かを恋で結んで、幸せにしてあげたかったのです。 自分に愛などいらないから。 痛くても苦しくてもいいから。 自分の天の祈りで繋がった二人が幸せそうに笑ってくれる姿を見たかった。 目を閉じた貴方に手を伸ばす。 少しだけ屈んで貴方の前髪を掻き上げると、顕になった額にそっと唇を落とした。 「……今は渡せるもの、何も持ってないから。 これは、祝福だと思って欲しいな。……神に祈る天使からのね」 独りよがりでもなんでも。 兄とあの人が見ていても、父に消されてしまっても。 これくらいは赦されると思いたかった。 (75) 2021/04/23(Fri) 12:58:59 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル「サダルかな? 今いくよ」 部屋の主は不在ではなかったようだ。 声がするとすぐに足音が聞こえてきて、ドアを開けて貴方を迎えた。 「話ならいつもみたいに念話してくれてもよかったのに。どうぞ」 わざわざ出向いてくる。 それはおそらくキファにはあまり聞かれたくないのか、それか面と向かいたかったのか、そのどちらかだろう。 特に不快に思うこともなく、部屋の中へと導いた。 (-151) 2021/04/23(Fri) 14:39:55 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル「どうぞ。ここにはティーパックしかないけど」 そう言ってソファに座るよう勧めると、紅茶を差し出す。 他の人の部屋よりも装丁が豪華で広い部屋は、ヌンキが貴族である証だろう。 サダルが椅子に座るのを見てから自分も向かいのソファに腰を掛け、向けられたスケッチブックに書き出されている文をじっくりと読んだ。 「大丈夫、会議と言ってもほとんど顔合わせさ。 皆他の人の顔色を伺って、腹の中を探ってるから有益な情報は出てきてないんだよ」 纏める事すらないのが現状なのだ。 会議に顔が出せなくとも、無事が分かるだけで問題はない。 「君たちの意見も……二人が生き残るために考えてたことだろう? 俺はそれを否定する気はないよ。 ……俺がどうするべきかは、なかなか悩ましい案件だけど……でも、台本を書き換えたって言ってたね。俺はその内容が気にかかってるかな」 (-160) 2021/04/23(Fri) 15:00:27 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル「勿論。台本は……すなわち君がやりたい事だ。そうだろう?」 許可を受ければ、手渡される台本を受け取って目を通した。 15人の名前、それはこの会合に出ていた皆の名前だった。 イメージはそのまま、事件もそのまま。 だけど、死人だけは出ていない。 書き換えられた台本は優しく、やはり彼が望む未来を示しているかのようだ。 ―――― たった一人、登場していない事を除いては。 「……良い本だと思うよ。誰も死なない世界……優しいよね。 最初の台本も気にはなるけど……でも、キファが気に入らなかったのは分かる気がする。 これ、 どうして君が全く登場しないんだい? 」 (-165) 2021/04/23(Fri) 15:20:21 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル文面からは彼の本心が視えたわけではない。 舞台を作る者としては、当然の選択だったのかもしれない。 だけど、それでは貴方をキファと繋げた俺は立場を失ったかのようにも思えた。 あの日、揃いのペンを買ってもらったことも、なかったことになるのかと。 そう思うと、あぁ……そういうことかと、腑に落ちてしまうのだ。 これが未来に彼が希望することなのだとしたら、それは――― 「喋れなくたって、君は立派に登場人物だと俺は思うよ。 これは台本であって真実ではないから……君の思ったようにするべきだとは思うけど……でも、俺はこれがそれだけにとどまらないように思うんだ。 死 ぬ サダル……君は本当にこの舞台から降りる気でいるだろ?」 (-176) 2021/04/23(Fri) 15:38:17 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル「何を馬鹿なことを。キファの恋人は君だよ」 居心地の悪さを覚える笑みから目をそらし、息をついた。 自分では彼女には何もしてあげられない、目の前の貴方しか。 「それなら役者の君を台本に登場させればよかっただろう。 どうしてそこの事実を曲げて俺とキファ二人で行動することになるのかな。 そこを抜きに締めくくろうだなんて、俺に考えるのは無理だ。 俺にとっては……キファと同じくらい、君が大事だから二人を繋げたんだ。 サダル。君は……、 俺に何を求めてるのかな? 」 (-185) 2021/04/23(Fri) 16:31:34 |
ヌンキは、いつのまにか会議場に戻っている。 (a56) 2021/04/23(Fri) 20:39:25 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル「えっ、ちょ……いや」 矢継ぎ早に、書きなぐるようにスケッチブックに書かれていく文字をみてたじろいた。 サダルが、何を思っているのかわからない。 ただ、これでは。 「どうしてそんな事を……君とキファはあんなに仲が良かったじゃないか。 物語は確かに作者の自由に書くものだ。それはいい」 良いけれど、その続きを読むのは今の俺には難しい。 ありえない話、きっと泡沫の夢。 心が泣くだけだから。 「……事件が解決したら、また書くんだろう? 俺は……君とキファが一緒に、幸せに笑ってて欲しいだけだよ」 (-249) 2021/04/23(Fri) 22:05:48 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 星集め メレフ「そん……な、あっ、やっ、ぁ」 圧迫はあるものの徐々に押し込まれてくる指が、全く痛くない。 そればかりか、早々に見つけられてしまった前立腺を延々と攻められてしまえば、なし崩しに喘ぐばかりだ。 本当に、女の体にされてしまったかのようで悔しい。 悔しいと思ったところでもう押し返す力も理性も残されてはないのだけど。 「も……やめっ、やめ、あっぁ――っ」 指じゃとっくに物足りなくなっている。 それでも断続的に与えられる快楽で言葉にならず腰を浮かせた。 何度達せられたかもうわからないほど時間をかけてほぐされたそこは、もう十分に男を受け入れる事が出来るほど熟しきっていることだろう。 痛いのがほしかったのに。 今欲しいのは痛いのでも、甘い痺れを与える指でもなくて―――― 「――…… ほしいよ 」 (-274) 2021/04/23(Fri) 23:51:25 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダル嫌われ人形は、愛を知りません。 愛されることはないからです。 誰からも。 名前すら誰からも覚えられてないかもしれません。 それくらいちっぽけな存在です。 父 教 育 人 形 ”■■■■■”に■■■■■された■■■■■なのですから。 ひゅっと息を呑んだ。 開け放たれた心から囁かれる言葉と、サダルが書き綴った文字から伝わる気持ちとがぐちゃぐちゃに合わさる。 頭を鈍器で殴られたかのようだというのは、きっとこういう事を言うのだろう。 サダルが……俺を? どういうことかと、聞き返すことも出来ない。 だって、向けられた文字は真剣に好意を伝えてきている。 肯定も否定もできぬまま、瞬きもできない。 だけど。 「おかしいわけ……ない」 苦しい。 どうして。 苦しみも、痛みもないものを俺にくれようとするの。 俺にくれるのは、愛も情もなくてよかったのに。 → (-317) 2021/04/24(Sat) 1:56:11 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 裏方 サダルどうして。 俺は愛を覚えてしまったのでしょう。 これは深刻なエラー 深刻なウィルス 頭の中で警笛が鳴り響く。 俺が異物になってしまう。 排除されてしまう。 でも。 俺も、幸せになりたい。 そんな夢を、描いてはいけないのでしょうか。 → (-318) 2021/04/24(Sat) 1:56:54 |
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