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【人】 仕立て屋 アルジャーノン ー時は前後しー [紳士の丁重な申し出は、店主へ大層ストレートに伝わるだろう。] やや、これは失礼致しました。 タナバタの運命に導かれたお二人を旧知の仲などと勘違いしてしまいまして。 これからのお二人の門出をお祝い致します。ウェディングの際は是非お声掛けくださいな。 [ぺこり。 大きなお辞儀をすると、店主は続ける。その目は今までにない光に満ちており。] 旦那さま?お召しの礼服も奥さまのドレスも。 どちらも洋服は喜んでおりますので、紛う事なき一丁羅でしょう。 お似合いのお二人と二着と存じます。 [ぐい。じろり。と、目をぐるり。 紳士の目にはどう映るだろうか。] まぁ。まぁ。 動きやすく軽い、伸縮性のある仕立てですね。 あい、承知です。 やはりシルクですね。 暫しお時間頂きますので、明日の朝またお越し下さいな。 靴もそちらに合わせて用意しておきましょう。 ああ、お代わりはセルフサービスで。お願いしますね? [ティーポッドをサイドチェストへ置くと、淑女の設えと集中する。 紳士が夢現から覚めなければ、毛布をかけてあげようか。]* (2) 2020/05/13(Wed) 0:02:17 |
仕立て屋 アルジャーノンは、メモを貼った。 (a3) 2020/05/13(Wed) 0:14:13 |
仕立て屋 アルジャーノンは、メモを貼った。 (a9) 2020/05/13(Wed) 1:02:22 |
【人】 仕立て屋 アルジャーノン−夜半− [後は朝の卸を待つのみとなった紳士>>0:187 淑女>>13のオーダーを済ませた店主は、汗ばみ始めた身体を冷まそうとカラリ。戸口より表へ。] んんん…!タナバタが始まるとやはり、夏ですね。 今年のタナバタは…… あっ… [嬉しそうな二着の『服の声』に釣られてしまっていた店主は、今日の仕事が未だ終わっていない事を思い出す。 風のように店内へ戻ると、年季の入った巨大なアタッシュケースを手に取り駆け出す。 昨日の来訪者がまだ寝行っていれば、騒々しさに目を覚ますかもしれず。>>187] (15) 2020/05/13(Wed) 1:16:21 |
【人】 仕立て屋 アルジャーノン−調香店『ディアス』前− [方向音痴な店主が街の調香店に辿り着頃には、日も登り始めるだろうか。 肩で息をしながら、不躾なノックをすんでのところで手を止めて] んんー、流石に寝て…ますよね? [いつもこうだ。息をしていた肩は心情を表すように、上がってこない。 伺い事は次の伺い事とともに忘却の彼方、というのは悪い癖だがなんともなおらない。店主は誰にともなく髪掻きながら] ディアスさん、ノアさん、すいません。お代はお返ししますから… [注文のドレスを丁寧に折りたたんだアタッシュケースを玄関に置き、ポッケを漁る。 エプロンもひっくり返した結果出てきたのは、ドレスの代金どころか一食分程の金貨と、言葉通り一食分のロリポップのみ。] ちょっと?足りないですかね? [エプロンから太く削り出したチャコペンを取り出すと、おもむろにアタッシュケースへ書き殴る] 『お待たせ致しました。遅れたお詫びに、こちら→をどうぞ。 メリー・タナバタ アルジャーノン』[矢印を引いた先に金貨とロリポップを丁寧に並べると、合掌の姿勢を取ったのち帰路につく。 メリー・タナバタなどという造語が通じるのか?家主が気付くまで荷物はそのままにあるのか?それは神のみぞ知る事で。] [一つ言える事は、店主の誂えた少女のドレスは、ディアス氏の思惑に沿うか沿わぬかは分れども−−− 深みのある藍色に星河の様なラインストーンを散りばめた、彼にとってのマスターピースであるということだけ。]* (16) 2020/05/13(Wed) 1:41:42 |
(a34) 2020/05/13(Wed) 19:21:33 |
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