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【秘】 商人 ミロク → 発熱 ニエカワ「構いませんよ、あなたが差しだそうとしてくれた金銭に価値がありますから」 この男は、一度も金額に価値があるとは言わない。 「"次"に取引ができたのならば、睡眠薬も取り揃えましょう。 もっとも、治ってほしいのが本心ですよ。 いかに、治らない病気と言われていても。 望むだけならタダでしょう」 そう告げて、小銭をありがたそうに受け取り。 広げれば手のひらに収まる程度の薄い紙に包まれた"薬"をあなたに手渡す。 こうしてミロクは顧客を記録した。 あなたを、頭の中に刻み込んだ。 「ニエカワさん、 『人生において重要なのは生きることであって、生きた結果ではない。』 お大事に、してください」 (-35) 2021/07/01(Thu) 14:41:41 |
【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ「…………アハ。お前サン、生真面目だなァ」 五日。馬鹿正直そうな返答に、思わず素の笑いが漏れた。 ――そういや、この男。 おれにまでタオルをくれたんだったなァ。と思った。 「入れてくれンのかい、そいつは太っ腹。 あーァ、今ならタカれたのに持ってねェのか。残念だなァ」 結構かなり本気でそう言った。 男の軽薄さからそうとは見えないかもしれないし、 状況が状況なので本気と伝わったかもしれない。 「ンでもう一丁、カンタンな問答があるんだが。 太っ腹なお前サンなら相手してくれるかねェ」 笑顔を浮かべた儘、是も否も待たずに問いを口にする。 「――余所モンのおれと、七つのチサチャンと、お前サン。 誰がイチバン先に飢えるべきで、誰が食うべきだろ?」 (-36) 2021/07/01(Thu) 15:11:15 |
【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク「べきで語るなれば、 餓えるべきはチサチャンで、食うべきは本官ですね」 緊張感のない空気、その延長のままにそう答えた。 「村の地理に明るく、力もある。 動けない子どもを運ぶことも出来れば、 その体力を別へ使うことも出来る」 「子どもを満腹にさせて、満足に動けない大人らと 状況を正しく判断できない子どもとで、 全員が命を落としかねない状況に陥る方がいただけない」 言葉は淀むことなくさらさらと流れてゆく。 「己の手前勝手な思考で語るなれば、一番に餓えるのは 市民を守る警察官の本官で、食うのはあなた。 あなたが食う理由はべきで語った時と同様」 「分けられる量があるのなら、 あなた、チサチャン、本官で、2:1:0の割合でしょうか」 「これらは己に食料分配の権限があった場合の話で、 己は現在の状況であれば医師らに任せます。 己の判断は己の思想に基づいたもので、 智者の知識に基づいた判断が如何様になるかを己は知らない」 (-37) 2021/07/01(Thu) 16:25:22 |
タマオは、無機質な両の瞳をロクに向けた。 (t5) 2021/07/01(Thu) 16:27:11 |
【独】 流転 タマオ>>ロク秘匿 前までの流れぶった切ったけど、そこまでの内容に関してはどう? そっかーとかそうだねーとか以上のものないわねぇっ!!!!!!!!! (-39) 2021/07/01(Thu) 16:39:10 |
【秘】 被虐 メイジ → 温和 セナハラ/* 返事が遅れてごめんなさいね。役職は誰のもさっぱりわからないんだけど、ニエカワくんを……殺したいカモ……と思っているわ。アタイ、どっちかっていうと殺したい気分できたのでアンタが殺されに来たなら、やってやるわよ……。 あとアユミさん、事故でもいいけどでも殺して殺人犯がいる!!って騒ぎにしたい気持ちもあるのよね…… (-41) 2021/07/01(Thu) 18:06:48 |
【独】 流転 タマオクレイシさんがタマオの思想を聞いたら食って掛かってくるかもなぁとかは呑気に考えている。アユミさんやセナハラとは話せる。ミロクも話せる。未成年にも同じことを言うけど、彼らはどう反応するのかしらね。 (-40) 2021/07/01(Thu) 18:07:54 |
【赤】 被虐 メイジ「…………」 どことなく疲れていそうな背中を眺めながら、思案する。 そして、ふいに異臭が鼻を刺激した。 これは血の匂いだ。 顔を顰める。メイジは知っている。 ほとんどからっぽの胃から、何かがこみ上げてきそうになる。 「ねえ」 「……これって、猿の肉、なんだよね」 布で口元を覆う。でも意外と平気だ。 「でもさ」 「オレ、この村の山に猿なんてみたことないんだ」 「そんなに遠くから流れてきたのかな?」 (*3) 2021/07/01(Thu) 18:42:19 |
【秘】 被虐 メイジ → 発熱 ニエカワ「…………」 探すまでもなく、部屋を出れば メイジはぼけっと窓の外を見ている。 あなたの姿を見つければ、いつものように笑った。 「あ。リョウ、起きた? おはよ、よく寝れた?」 昨晩──もっとも、嵐で時間帯はよくわからないが──のことは、夢ではない。 (-42) 2021/07/01(Thu) 18:51:58 |
【秘】 温和 セナハラ → 被虐 メイジ/* アユミさんに関しては任せて頂戴。このお肉はそういうことよ ちなみにニエカワくんなら共犯になれるかもしれないわ。 アンタ……今日殺る? だったら狼窓の会話をお手伝いする流れにしていくわ! (-43) 2021/07/01(Thu) 19:26:32 |
【赤】 温和 セナハラ「……きっと」 職業柄慣れているのだろう、布で口元を覆うことはしなかった。 「隣村に、住んでたんでしょうね」 隣村まで足を運んでも猿はいない。 この村を知る人間に通用する嘘ではないと知っていながら、 猪や鹿ではなく、猿だと言ったのだ。 「もしもこの肉が猿ではなかったら、」 「きみはどうしますか?」 男は、自分から言い出す勇気が無かったから。 気付いてほしいと願った、情けない大人だ。 (*4) 2021/07/01(Thu) 19:40:59 |
【秘】 被虐 メイジ → 温和 セナハラ/* やっぱりそういうことなのね……まかせたわ。 アンタの墓下チップこわいわ 今日殺れるかしら 殺りたいわね 共犯になってくれるならおねがいするわよ!!! (-45) 2021/07/01(Thu) 20:06:18 |
【独】 被虐 メイジまじで役職だれがどれだかわからんちんなんだけど 連れ星、ロクさんだといいなってなってるし 恋未練は好きそうな人ふたりくらいいる ニエカワくん恋未練かなっていったけどわからねえな 友達になってくれたので殺したいです。カス! わからないね♪♪♪ (-44) 2021/07/01(Thu) 20:07:40 |
【秘】 温和 セナハラ → 被虐 メイジ/* よしきた、共犯していくわよ じゃ今日の襲撃先はニエカワくんにしましょうか。 アンタの方からニエカワくんに襲撃予告してもらってよいかしら? 意外とこの首なし汎用性が高いわ (-46) 2021/07/01(Thu) 20:16:36 |
【人】 被虐 メイジ>>3 フジノ 「……へへ、好きなんだ、こういうの!」 社会にでていても、どうやらまだ少年の心が大半らしい。 他にもあるよー!と、懐からも出てくる、駒とか、紙風船とか 駄菓子のオマケっぽいブリキの車とか、いろいろ。 「これはねー女の子好きそうだなと思って! 遊び方知ってる?」 おはじきを机の上に乱雑に並べ、近くの椅子を引き寄せて座った。 >>5 ミロク 先程から視線を感じてはいた。 なんだろう、おはじきで遊びたいのかな……。 突然机にできた影に、跳ねるように顔を上げる。 ……確か、商人と言っていた大人の人だ。 「あ、えっと、ミロクさんだっけ…… 使っていいの? ありがと……」 箱を置いていくなり、離れて行く背中に ぽかんとしつつ言葉を投げる。 「ミロクさんもおはじきやりたかった?」 (10) 2021/07/01(Thu) 20:37:14 |
温和 セナハラ(匿名)は、メモを貼った。 2021/07/01(Thu) 21:12:09 |
【秘】 焦爛 フジノ → 遊惰 ロク「……どう、だか」 真意は読めない。……読めたところで。フジノがなにかできるようなものなんて、フジノの世界にはそうないのだけれど。 「お互い、ね。……仕事? ……いいよ。私も、暇だったから。 何するか知らないけど、気をつけて、ね」 あの警官のように外で作業でもするのだろうかと、推測した。 外の様子を思い浮かべてそんな言葉をかけ、貴方を見送るだろう。 (-49) 2021/07/01(Thu) 22:22:58 |
タマオは、クレイシはまだあの子を探しているのだろうかと考えた。 (t6) 2021/07/01(Thu) 22:25:43 |
タマオは、ひらめいた。 (t7) 2021/07/01(Thu) 22:27:18 |
【人】 焦爛 フジノ>>10 メイジ 広げられる玩具に目を白黒させる。 こんなにたくさんの玩具を前にする事なんて、なかったから。 「う、ううん……並べたり、弾いてるとこは、見たけれど……」 ……確か、あの子達はこうやって遊んでいたはずだ。 恐る恐るといった様子で人差し指を伸ばし、弾く。 ぱちんと、おはじき同士がぶつかる軽やかな音が響いた。 ―――そして、ふと影ができる。 「っ、ぇ、え? あ……ありがとう、ございます……?」 隣の少年と同じくびくりと顔を上げたと同時に、置かれた箱。 >>5 ミロクの背中に混乱したままお礼を投げかけ……どうやって使うのだろうと、少年の問い掛けを横で聞きながら箱とおはじきを順番に見ていた。 (11) 2021/07/01(Thu) 22:49:41 |
【秘】 被虐 メイジ → 遊惰 ロク「(──ロクさんは、オレにやさしくしてくれるけど)」 何故だろう、丸い瞳が見つめる。 撫でられた髪がくしゃりと跳ねる。 包帯が綺麗に巻かれた腕をぼんやりと見ながら この傷ができた原因を知ったら、どう思うだろうと考えていた。 ──軽蔑するかもしれない。いや、怒るだろうか。 けれどそれについて触れられることはなかった。 それは幸か不幸か、いつか話す時は来るだろうか。 今のメイジには何もわからなかった。 (-50) 2021/07/02(Fri) 0:13:09 |
【独】 被虐 メイジ (-52) 2021/07/02(Fri) 0:21:23 |
【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ「ねェなァ。――ねェンだよなァ……」 ぼやく様にそう溢して。 向けられた両の目を恨めし気に見据える。 「ご丁寧にマァ、二つも答えてくれちまって。 “全員が命を落としかねない状況に陥る方がいただけない”。 そりゃァごもっとも。もっともらしい建前だ。 ハハ、大人ってのはごリッパな言い訳並べてつくろって。 ちいせェガキから殺すんだよなァ。 ――シカシお前サンはリッパな建前用意しながら。 そうはしねェって言うじゃねェか」 右頬についた手、 その指先で耳飾りを触りながらツラツラと述べる。 「動ける人間つくるためにおれに食わせて、 手前はちっとも食わねェで。 さらにはガキに食わせてやるときた。 酔狂モンだなァ、“警察官”ってのはみんなこうなのかい? ――ちげェよなァ。 そうだったら汚職もなにもねェもんなァ。 アハ、お前サン、ちっとばかし変わってら」 「ここで会ったのがお前サンみてェな変わりモンで助かった。 頼みごとのひとつもしやすくなるってモンだ。 ……そ、頼みごとがあンだ、ほかでもねェお前サンに」▼ (-53) 2021/07/02(Fri) 1:22:59 |
ロクは、左右で色の違う瞳へ笑いかける。 (a2) 2021/07/02(Fri) 1:23:58 |
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