アンゼリカは、「わたし良い子にしてますから」、とお祈りをしている。その対象は神様ではないのだろう。 (c3) 2021/12/13(Mon) 12:47:09 |
【秘】 迷彩掃除屋 ノアベルト → 錆鉄御納戸 ミズチ「着せましたし巻きました。 さて―――なにか聞こえているんじゃないんですか、ミズチ」 ひと呼吸、普段なら大丈夫なはずなんだ、死人の言葉なぞ。 何を言われたらこうなるのだ、どれほどの量を聞いたのだろう。 意識一つで、変わるだろうか。 「原因がわかりました、 あなたに迷惑をかけているのは死者の声です。 あなたに向けた声でも、あなたが聞くべき声でもありません。 死人に口はないのです、聞いてしまったのならば それは過去の記憶を読み取っているようなもの。 治し方もわかります、だから……、安心しなさい。 ここにはあたくししかいませんよ。 落ち着いて聞きたい声を聞きなさい。 できなければ、せめて今はあたくしの声に集中しなさい。 聞きたくない言葉は聞かなくていいんです。 できますか、ミズチ」 (-83) 2021/12/13(Mon) 12:53:09 |
【秘】 骸狩り スカリオーネ → 花売り妖精 アイシャ重い軍靴を踏み鳴らすような足音が 貴女の部屋の前までやってくる。 二度の軽いノックの後、 ごとりと何かが部屋の前に置かれた音。 それから部屋の中に、扉の隙間から一枚の紙が滑り込む。 『ツケの支払い 銀貨――5枚 教会の治癒薬――塗り・飲み各2本 花蜜の鎮痛剤――1日2錠まで 3日分』 ごつ、ごつ……足音は去っていく。 扉の前に麻袋が置かれているだろう。 中身は紙に書かれた通り。 いずれもそれなりに値のつく品。 好きなように扱えばいいだろう。 (-84) 2021/12/13(Mon) 12:54:08 |
スカリオーネは、二階から降りてきた。 (a15) 2021/12/13(Mon) 12:58:06 |
レイは、エドゥアルトに向かって手招きした。「手当しますから、座ってください」 (a16) 2021/12/13(Mon) 13:00:05 |
【秘】 骸狩り スカリオーネ → 見習い少女 アンゼリカ階上から降りてきて、いつもの席に歩いていく。 その最中、貴女の周囲にさりげなく人垣が出来る。 いずれもスカリオーネの部下達。 そして近くを通る巨漢が立ち止まり呟いた。 「……起きた詳細は知らん。 が、ノアはあの程度でどうにかなる男ではない。 安心しろ、とは言わないが――」 聖なる薬草を漬けたポーションの瓶を ポケットから取り出して祈る貴女の手元に忍ばせる。 「奴が戻ってきた時には、もう少しまともな顔で迎えてやれ」 そう言って、歩いていく。 人垣も少し様子を見て散って行くだろう。 (-86) 2021/12/13(Mon) 13:08:07 |
【人】 骸狩り スカリオーネ「…………」 いつもの席について、テーブルを指先で叩いている。 この男がこうしている時は大抵、考え事をしている時だ。 ややあってから首を振り、酒とツマミを注文した。 ……頼んだものとは別に、見慣れない鳥のツマミが出る。 なにも言わずに口にした。 「……火鼠の舌をくれ」 辛味が足りないようだった。 (16) 2021/12/13(Mon) 13:13:58 |
スカリオーネは、合間に部下達から報告を聞いている。 (a17) 2021/12/13(Mon) 13:17:16 |
【秘】 錆鉄御納戸 ミズチ → 灯屋 レイ>>9 あなたがこの時に酒場に足を踏み入れたのと、ミズチが去るのはほとんど同時だった。知人と街ですれ違う時程度の意識をお互い向けたことだろう。 ミズチはそれ以上何もなかったが、あなたは違った。 なんとなしに、彼の気質に変化があったように思う。詳しいことまではあの一瞬では察せなかったが、死者に触れることを生業としている者達特有のオーラ…とでも言えるようなものをほんの僅かに感じたのだった。 /* 御機嫌よう、睦月です。そう言えば多分レイわかるのでは…?となり、ミズチ割としばらく酒場に戻らないけど、ここでならすれ違えたかな〜〜と思い、置くだけ置きに来た次第です。なんかあったんだな〜くらいのふわ〜っとした何かです。次回闇古戦場様のよきようにしていただければと存じます。かしこ!!! (-87) 2021/12/13(Mon) 13:31:15 |
【秘】 残氷 の エアハート → 迷彩掃除屋 ノアベルト「仲直りも何も。喧嘩なんてしてません。 黙り続けていたのはあちらでしたし。 ……報告するような事ができましたらね」 自分は悪くないとばかりに言う。相当根深いらしい。 これでも一度言葉を交わした後というのだから相当だ。 ただ、彼の話になった時だけ。 この男は年相応か、やや子供っぽい顔をする。 それの良し悪しは人によるだろうが。 「……つまり、平気な顔しかできなくて困ると」 本気ではないとは気づかない。 本当なのが見えたのだからそう見えた。 ところで場所は明言し忘れていたのだが、 ここは革命軍の息がかかった酒場と宿だ。 つまり、何が聞こえようが問題にならない。 どういう事かと言うと、 「では勧誘の責としてお手伝いしましょう」 あなたをベッドに唐突に突き飛ばそうとして。 隙でも見せれば一瞬で懐から魔法のかかった 気配がする手錠を取り出して、着けて。 つまりは、"そう言う事"がされようとする── (-88) 2021/12/13(Mon) 13:57:59 |
【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>14 レイ 「 ? 」 煙の魔女からの視線も、貴方からの視線の意図も、絶妙に察することができない。怪我をしているせいかと結論付けた。 大きければ大きいほどお得だと思ってより大きいものを獲って来たまでのこと。 「……ああ。変な鳥だが、美味いと聞いた」 エドゥアルトはとっさに頭を垂れた。 撫でられている。相変わらず表情には出ないが ゆれる尻尾がその感情を示していた。 (17) 2021/12/13(Mon) 14:05:02 |
エドゥアルトは、レイに招かれるまま彼の前に座った。これくらい、放っておいてもすぐ治るが……。 (a18) 2021/12/13(Mon) 14:06:10 |
【秘】 見習い少女 アンゼリカ → 骸狩り スカリオーネ気づかない内に出来ていた人垣に少しぎょっとするも、あなたの姿を認めるとほっと胸をなでおろす。 「は……っ、はい……。 信じます、せんせはきっと帰ってくるって……。」 ポーションを渡されると、慌てた表情であなたを見つめた。 「そんな……。こないだのハンカチのお礼だって、 まだ出来ていません……! な、何かお返しできること、ありませんか――」 去っていくあなたの背中に向かって声を掛ける。 無視してもいいし返答してやってもいいが、どちらにせよアンゼリカには、あなたを追いかけて引き止める度胸は無いようだった。 (-89) 2021/12/13(Mon) 14:22:59 |
【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト「……ハァ〜〜〜ッ……俺は! 俺のより良い日々だけしか望んじゃあいない! この街のことが嫌いで!壊したくなっただけなんだよ!! 少し優しくしてやったくらいで勘違いするなよ!?最初っからお前らのことはどうでもいいんだ、それは星歴が何億経ち、幾度変わっても変わらない……!!」 辛抱堪らないといった様子で、思わず声を荒げて、拒絶を露わにする。そう、拒絶だ。街に対する嫌悪は……今目の前には向いていない。 きりきりと胸が痛む。帽子を抑えてた右手は襟元を握って。 「俺は革命を望む奴らのことだって、本質的にゃどうだっていい……どうだっていいんだ」 歯を食いしばるようにして、声を絞り出す。数刻の沈黙を挟んで。 「……なあエドゥアルト。お前の言う誰かの『より良い日々』は……俺にとってのより良い日々になるのかよ? 俺にとっての良い日々は、 俺以外の誰が望んでくれるんだよ。 それが、俺が今ここにいる¢Sてだ……違うか?」 (-90) 2021/12/13(Mon) 14:24:30 |
【秘】 骸狩り スカリオーネ → 見習い少女 アンゼリカ遠くもない席に着いて視線をひとつ。 頑丈な木製椅子は軋みも上げない。 「傷ついた 子供 ……人間を酷使する趣味はない。……どうしても礼を、というなら貸しにしておく。 いずれ何かで返して貰う」 そう残して届いた酒とツマミにひとり、目を向けた。 ――今日は、懐刀の音がしないようだった。 (-91) 2021/12/13(Mon) 14:49:14 |
【人】 骸狩り スカリオーネ>>18 「……その軽口、"未満"を重用する者には 聞かれない方がいいだろうな」 呟いて酒を流し込む。 この都市でままなる事などそれほど多くはない。 蟹の祭騒ぎもどこへやら、 酒場の喧騒もうわべを残して、 下には多くのものが渦巻いているのだろう。 「……騒がしい事だ」 (19) 2021/12/13(Mon) 14:54:18 |
スカリオーネは、テーブルを指先で叩いている。 (a19) 2021/12/13(Mon) 14:54:54 |
【置】 錆鉄御納戸 ミズチ──死人に、口はある。 一般的に聞く手段を持つ者の方が少ないことは事実だ。あれは、あれは、、これは? 死者の言葉を過去の記憶と言うなれば尚のこと、小生は聞かなければならない、そうあれかしと、のぞまれた、命を受けた、……どちらだった、どちらでもなかった? ああ、そうだった。きちんと全うしなければならない。 死霊共のこれらの言葉は小生に向けられたものではない、いや、いや、それは、そう、そうだ。小生に死にぞこないだの死体のくせにだのという言葉は当てはまらない。生きている者への怨み言は小生のものではない。小生は、イヤサカの技師の作った絡繰人形だ。そちらに宛てられた言葉はただの事実だ。何の隠し立てもなく、後ろ暗いこともない。 ──ああいや、小生は死体になりたいのだった。 正しく言うなれば、死体になれるようになりたい。死ぬということは、生きていないとできない。小生は生きていると認められたい。こうして死者に怨み言を向けられるということは、ミズチは生者であることの証左ではなかろうか。 欲しがっていたものを聞かない理由もない。聞きたくない言葉だったから聞かなかったことにするというのは無責任だ。小生は、聞いている、聞こえている。それに、託された。少なくとも小生はそう認識している事案がある。故に聞かないことは選択肢に挙がらない。可能な限り、可能な限り、聞かなければならない。 ──大事にする言葉は、きちんと持っている。 小生は思考しない生ける屍にはなりたくない。そうなりたくないのなら、考え続けろと言われた。故に、小生は思考し続けなければならない。耳を塞いだこの状態が続くことは、期待を裏切ることに繋がる。 ──それは、いやだ。 (L2) 2021/12/13(Mon) 15:06:37 公開: 2021/12/13(Mon) 15:05:00 |
ミズチは、声を聞くことを選択した。昨日、太陽がまだ空にあった頃のこと。 (a20) 2021/12/13(Mon) 15:06:46 |
【秘】 残氷 の エアハート → 騎兵 リーゼロッテ「酒場でだらけてる人はまだいいですけど、 基本話しかけるなオーラ出してる人いますもんね」 と言いつつその手のタイプにも声を掛けに行ってる。 そんな様子が度々見受けられる男だ。むしろオーラに気付いていた事を知って驚く人がいるかもしれない。 「そう……なんですかね?私、結構思われてる性格と実際はかなり隔意がある男だと思うんですが……自分で言うのもあれですが、顔で誤魔化されてるだけですよ多分。 「リーゼロッテは『思われているのと違うのに』、 そんな感じに思う事や悩む事はありました?」 あなたの『自分で選んだんだ』と言う言葉に一瞬、止まる。 何か“選んだ道”に関して思う事があったのか。 貴方の言葉を何度か反芻して、けれど力強く頷いた。 「──そうですね。ええ、“私が”選んできました。 怒られる事は多々ありますが、後悔はありません。 共に、ならまだしも他者に人生を預けられない性質で」 「それも不快な点ではありますが…… ……リーゼロッテは言いふらしはしないか。 私、“下級市民”の出です。一族は貴族に滅ぼされた。 騎士団に血反吐を吐いて入っても、それらが横行。 まあ、根に持つ所か全員殺してやろうかとは。 ……飼ってやる、はさすがになかったというか、 リーゼロッテはそれ、どうしたんです。解体しました? 顔が良い男だっただけまだマシ、と私は言えませんが…… そんなのでも嬉しいと思う物なんでしょうか……」 (-92) 2021/12/13(Mon) 15:06:47 |
【秘】 残氷 の エアハート → 花売り妖精 アイシャ「いえ、お気になさらず。不快に思ったりもありません。 単純に表す言葉に悩んだと言っただけですから。 申し訳なさそうにする彼女に、 気にしないでと言葉にする代わりに笑顔を見せる。 実際、彼と揉めまくっているのは事実だが、 他人に関係性を聞かれただけで怒るのはジャンル違いだ。 「……私が貴族嫌いな事を当然彼は知っていましたから。 言えなかったのでしょう。私はそれが不快でしたが。 ……さて、許せないのもあったし、単純に私が このような下級の境遇に生きる羽目になった元凶。 それと同種だった事も不愉快でしたし……」 恐らく、言葉で表せられる程、その感情は足りない。 無理やり例えたとして、劣等感・隔離・憎悪── きっと、キリがない。 それはそれとして、目の前の少女が発した言葉に瞬き。 てっきりそう言う差別や暗い事と無縁な子だと、 無意識に決めつけていた物ですから。 謝罪より先に、その真意を尋ねました。 「……覚えがあるのですか?アイシャにも?例えば、どんな」 (-93) 2021/12/13(Mon) 15:17:21 |
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