情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 因幡 フウタ[冷たい左手で、理恵の小さくて白い頬をさする。 幸福で泣いてしまいそうだが、今は笑っていたいから堪えた。 これからもっと彼女を大切にしたい。 労わりたい、力になりたい、支えたい、一緒に幸せになりたい。 新しい気持ちがふつふつとたくさん湧いてきて、 今、俺は新しい自分になった気分だった。 言葉も交わしながら、 長い間、愛おしい人の顔をじっと見つめていただろう。 抱き締めるのもキスをするのも勿体ない様な…… 今までにない気持ちだった。*] (48) 2021/01/10(Sun) 6:48:53 |
【独】 ははうさぎ 理恵/* ううううなんか朝からもらい泣きしてしまった…… ちょくちょくときちゃんに話しかけたり分娩してたせいか脳みそがマタニティモード入ってなんか名状し難い感動とか愛おしさがブワアアア溢れてるし あっなんも考えずに酒飲んじった、まあ無事に産まれるしいっか☆ って意識低い妊婦してごめんようう無事に産む…… (-83) 2021/01/10(Sun) 7:41:23 |
【独】 因幡 フウタ/* おはようさぎ〜 俺も書きながら泣いてるびえーん 酒はしかたねえ、ちゃんと没収するロル書いたから安心しろ☆ それより激しいセッ大丈夫だったのかな…ってなってるフウタ (-84) 2021/01/10(Sun) 7:44:08 |
【独】 ははうさぎ 理恵/* 没収される〜 父ちゃん母ちゃん仲良しの方が子供も嬉しいじゃろ(兎理論 ぶっちゃけ鏡の前で腹膨らませてた時からにきびさんには妊娠バレてると思ってた (-86) 2021/01/10(Sun) 7:47:40 |
【人】 因幡 フウタ[宿に戻った後、じゃあ酒は没収な、と亀齢は俺の鞄に移動させた。妊婦に何が駄目か詳しくは記憶していないが、酒が駄目な事は知っていたので早々に取り上げた。帰ったらばあちゃんとちびちび呑むのだろう。 元旦に竜宮城で眠った時、夢を見た。 目の前にかわいいうさぎがいる、あ、理恵か、と思ったら理恵が毛繕いをしてくれる。ぶぅぶぅと気持ちよさそうに鳴く声が聞こえて……あれ?と思ったら、俺の目の前、床にもふもふの両手が置かれていた。なんと俺もうさぎになって理恵に頭をぺろぺろ舐められていた──という、よくわからない初夢を見たのだった。 まぁ他に切ない要素もなかったので良しとしよう…… 閑話休題。 旅行から帰ったらばあちゃんに新年の挨拶をして、 それから、理恵が妊娠したと思うと伝えた。 ばあちゃんの紹介で婦人科を受診して、改めて妊娠していると告げられる。 そうだと思ったから取り乱しませんとも。 嬉しそうな顔を隠せてはいなかった様で、医者がよかったね!おめでとう!とめちゃめちゃ祝ってくれたが。 仕事仲間に報告……というより、 顔がふにゃふにゃだぞって指摘されて話す事になった。 「お前指輪なんて買ってる場合じゃねーじゃん」と言われて「……本当じゃな」と真顔で返したら仲間たちは笑って祝ってくれた。 稼がなければいけないのは本当で、 でも理恵との時間が削れるのは不本意だったので、 短時間でキツイ仕事なんかを主に請け負った。 毎日二人共必死で大変だっただろうけれど、 きっと時は、 あっという間に過ぎ去って、] (49) 2021/01/10(Sun) 8:00:11 |
【人】 因幡 フウタ[そこから、出産のその時までの時間は壮絶だった。>>33 理恵が悶え苦しんでいる姿は、 これまで見たどの姿よりも痛々しくて、弱々しい。 自分は痛みを味わっている訳でもないのにばくばくと心臓が騒いで、毛が逆立って、背筋が震える。 こんなの普通じゃないじゃろと医者や付き添ってくれたばあちゃんに喚いたが、どうやら一般的な分娩なんだという。 痛みに助けを求める理恵に顔を歪ませた。 「理恵、理恵」と何度も名前を呼んで手を握って勇気づけたつもりだが、気休めにもならない事は、理恵の様子を見ていてわかる。 己の無力さに打ちひしがれながらも、 何かできる事はないかと思い巡らせる。 そしてまた無力な自分を思い知り、心が確かに削れる。 それを繰り返しながら、理恵の要望にも応える。怒られるのは平気だ。何を言われても受け止めた。けれど、腰を揉む強さが全然弱いと文句を言われて驚く。かなり力を込めているのに、これ以上の痛みなのか、と想像するしかできない痛みを、呪う。 こんなに大事に守ってきた理恵を、己の子にとはいえ傷つけられている光景に、何故なんだとか、理不尽だとか、やめてほしいとか、俺がこんなにしたんだとか、俺が理恵にこんな痛い思いをさせているんだとか、様々な負の感情が俺を襲って、目を逸らしたくなる。 理恵が苦しんでるのに泣いていられないと、涙こそ流さなかったが、酷い顔をしていたんだろう。 途中でばあちゃんに「フウタちゃんも少し休んでらっしゃい」と言われたけれど、水を少し飲んだだけで、ずっと理恵の傍に居た。 理恵は……本当に綺麗な顔をしているのに、 今は美しい髪をぼさぼさに乱して、涙と汗で肌を汚している。 痛みに暴れている時は腰を揉んだりくらいしかできなかったが、ふと、眠ったのか、目を閉じた理恵の頬を濡れたタオルで拭う。 しかしそれもほんの短い間の事。 またここを涙が通るんだろうと思うと、胸が苦しい。 でも、本当にこんな事しかできなかった] (51) 2021/01/10(Sun) 8:00:23 |
【人】 因幡 フウタとき…… 理恵…… [胎動を俺にも伝えてくれた彼女の事を想う。 彼女と彼女の名前を決めた時の事を想う。 時間そのものが、 理恵の中で育ってる…… そうならば、 二人と逢える時間を、どうかこの世にもたらしてくれ。 理恵の小さな手を両手で握り込んで 二人の無事を祈った後、少しだけ眠ってしまった様だった。 理恵が遠くにいってしまう夢ではなくて、 小さな子を間に、三人で手を繋いでいる夢を見た気がした。**] (52) 2021/01/10(Sun) 8:00:26 |
【人】 ははうさぎ 理恵[痛みの間隔が十分おきになり、やがて五分を切った。ずっと握り続けている手も、腰をさする感覚も、痛みのあまり認識できなくなった。フウタを呼ぶこともできなかった。 名前も、過去も、理恵としての自我さえ剥がれ落ちた。最後に残ったのは、産むという意志だけだった。そのためだけに自分の肉体が存在していた。 なまあたたかい水があふれ出した。液体は太ももを濡らし、敷かれたタオルに吸い込まれた。 痛みのありかたが変化した。子供が膜越しに頭で押し広げていたものが、直接になり、鋭い痛みとなった。子供がいつもいた場所を離れて、降りてこようとしていた。外におくりだすため、腹筋に力を入れて、いきんだ。 痛みに間隔がなくなり、肉体に存在し続けた。自分の意志ではコントロールできない力が体内にあった。自分の肉体から子供の出ようとする意志を感じた。母親はその摂理に従うしかなかった。降りてくる波に合わせ力を込めた。涙がずっと止まらなかった。 西日が窓から差し込んだ。初日の出が、初めてときを認識した日の景色が、幻の中にふっと浮かんだ。 来年は三人で見れるだろうか。 泣き声が、部屋の中に響いた。]* (53) 2021/01/10(Sun) 8:30:01 |
【人】 ははうさぎ 理恵[お腹の上に赤ん坊が乗せられた。 生まれたばかりの子供は、兎にしても亀にしても大きすぎた。そのくせ人間にしては小さかった。 自分の力で動いていて、柔らかく、ぐにゃっとしていた。 最初は青かったが、少しずつ赤みがさしていった。 自分とフウタから血と肉を受け継ぎ、離れていった、一つの命だ。] 本当に、腹の中に子供がいたんじゃな…… [少しずつ大きく育っていく腹を持ちながら、元気に暴れまわる胎動を感じながら、一方でどこか冗談じゃないかと思う自分もいた。 赤ん坊は、芋虫のような腕と足を動かしていた。 虫眼鏡がないと見えないくらいの小さな爪が、指の一本一本の先に、確実についていた。 こんな細かいところまで気を抜かずに作られている。 何か、自分たちの認識できない大いなる存在を、我が子の小さな爪の中に見た。 腕の中の赤ん坊が、理恵の胸に頭をくっつけた。 倒れ込んだと言った方がいいかもしれない。 この頼りない命は、まだ自分の力で頭を支えることもできなかった。 心臓の音を聞いているのか、やがて泣き止んだ。 母乳をあげるために乳首を吸わせた。 赤ん坊の小さな口が、必死に吸い付いてきた。 何一つこの世界のことが分からなくても、生きようとしているのだ。 愛おしさがこみあげてきた。] (54) 2021/01/10(Sun) 9:20:22 |
【人】 ははうさぎ 理恵[満身の力を込めていた拳が、すっかり白く強張っていた。同じようにフウタの手も。 フウタは今までになく酷い顔をしていた。フウタを呼ぶ声はがらがらとかすれた。 彼の手も真っ白に血が通っておらず、出血の痕さえあった。 握力の無い自分が、万力でフウタの手を握り潰し、爪を食い込ませて傷つけていたことに、初めて気づいた。 フウタは、傷める腹を持たずして、共に出産していたのだと知った。] 撫でてやれ……お主の子じゃ。 [まだ感覚も無いだろう手を、小さな命へと導いた。 胸にあたたかいものがこみ上げるのを感じながら、大きな手が我が子に触れるのを、見つめていた。] (55) 2021/01/10(Sun) 9:25:20 |
【人】 ははうさぎ 理恵[いつか、フウタに話す日が来るだろうか。 まだ、ときを知るずっと前に、子供に忘れ形見としての役割を期待していたことを。 自分が、おばあちゃんが、フウタよりもずっと先に死んでしまっても、フウタの孤独を癒してくれる希望として、子供を望んでいたことを。 だけど、胸の中の小さな命が教えてくれた。 この子はそんなことのために産まれたんじゃない。 孤独を癒す力も持っているかもしれないが、そんなものはただのおまけだ。 理恵が、フウタが、そのほかの全ての命がそうであるように、ただ愛されるためだけに産まれてきたのだと。]* (56) 2021/01/10(Sun) 9:25:53 |
【独】 ははうさぎ 理恵/* なんか書いてるうちに脳みそがどんどんマタニティハイになっていく、世界がきらっきらや ときちゃんたんじょうおめでとううううううう(ば〜ぶぅ〜のメモ見ながら (-93) 2021/01/10(Sun) 9:29:36 |
【独】 因幡 フウタ/* きらきら世界……ええやないか…… ありがとう理恵……がんばった…… お母様もお誕生日おめでとうございます! 連絡してえらいな (-94) 2021/01/10(Sun) 13:05:31 |
【独】 因幡 フウタ/* ようやく瞼がマシになってきた仕事おわり…… (眠いのと泣いてちょっと腫れたのかめちゃ重だった……) 寒いな、風邪ひかんようにね (-95) 2021/01/10(Sun) 22:55:41 |
【独】 ははうさぎ 理恵/* 仕事お疲れ様なのじゃ! 寒いからくっつかないと風邪ひく。 書きたいところはかけたから、あとはろる返しと枝葉の部分だなー (-96) 2021/01/10(Sun) 23:21:18 |
【独】 因幡 フウタ/* 風邪ひきそうな寒さよな、ありがと(くっつき亀) 出産前に頑張りすぎたので今日は早めに寝そう 〆……〆……(風呂で考えようかなな顔) (-97) 2021/01/10(Sun) 23:29:41 |
【独】 因幡 フウタ/* 電池がしぬ。今回も沢山ありがとう >>2:-5 ツラユキさんのありがたぁいお言葉! >>2:-10 ごめんこっちが長いせいで……俺もこの時書き終わんねーってなってたので()、それにお返事するとなるとやっぱり長くなるでしょう、書き切ってくれてありがとう、最高に可愛かったしすげーと思った >>2:-23 本当?やりすぎじゃねーかなと内心ちょっとビビってたけどとりあえず背筋もう生涯鍛える >>2:-26 なんでダメージ喰らうんやろなこいつ? >>2:-27 やったー伝わってうれしい >>2:-30 せやなわはは >>2:-32 フウタおっきい設定でも腹ボコはやりすぎかなーと思った結果、いい情報が与えられてたので使わない手はなかった >>2:-33 わらうとこやぞ >>2:-36 すまん折角のしんこんりょこうだしなと欲張った >>2:-40 その気持ちだけでめっちゃうれしい! >>3:-3 ありがとうなwwこっちもツラユキさん殺害シスメでこころがしんだ >>3:-14 吸われるロル最高だった(っ˘ڡ˘ς) >>3:-26 いやそういうタイプ保ててるかと?そんでたまにとろ〜んてなるのがもうね… >>3:-36 簡易メモ我慢できなかったー >>3:-38 何度読んでもわらうw >>3:-42 好きかなと思って……<喘ぐの >>3:-43 こういうの好きかなと略 >>3:-50 ありがとう! >>3:-52 同じく >>3:-53 良くしましたか?無茶させましたよ、応えてくれてありがとう、可愛い(現在進行形) (-100) 2021/01/10(Sun) 23:32:26 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新