人狼物語 三日月国


61 【身内】夢の少しあと【R18RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


到着:春日 幸貴

【人】 春日 幸貴

[星見の病室で、しばらく話をしていた。
 同じ“夢”を見ていたこと、夢の中で出会っていて行動を共にしていたこと。

 夢の中の彼女に、俺はものすごく思い入れがあった。彼女のことは、現実にいる人だとは思っていなかったけれど。

 その彼女がクラスメイトとしてここにいる。
 そう思ったら、抱き締めずにいられなくなってしまった。

 魔王にしか見えなかった彼女が、一度だけ“女の子”に見えたのを思い出したんだ。

 もっといろんな話をしたい。夢の中のこと、現実のこと。
 そう思いながら、彼女から腕を離した]
(4) 2021/03/12(Fri) 7:18:28

【人】 春日 幸貴

[そして最後に「えろ兄弟」と謗りを受けて]


  お、俺の弟なにしたの……!?


[「ほっぺにちゅーした」とは言っていたが。他にも何かしたのだろうか。
 心配で仕方なくなった。

 俺は勝手に体に触ったからしょうがないとして!
 弟よ、おまえまさか勝手にちゅーしたのか]
(5) 2021/03/12(Fri) 7:18:47

【人】 春日 幸貴

[そして、話が一段落したあと]


  あ、あのさ、星見。

  俺、しばらく退院できないんだ。

  その、よかったら……
  見舞いに来てくれないか……?


[星見は病気などはないと言っていたから、すぐに退院してしまうんだろう。
 そのままここでお別れになるのはあまりにも寂しい。

 だから俺は星見を見つめて、おずおずと頼み込んだ]**
(6) 2021/03/12(Fri) 7:19:06
春日 幸貴は、メモを貼った。
(a2) 2021/03/12(Fri) 7:20:03

【独】 春日 幸貴

/*
>>5
赤でこれ言いたいがために無駄に第一発言が長くなりました
(-0) 2021/03/12(Fri) 7:20:38
春日 幸貴は、メモを貼った。
(a3) 2021/03/12(Fri) 7:21:28

【独】 春日 幸貴

/*
メモが一回で済まない病気……
(-1) 2021/03/12(Fri) 7:21:50

【独】 春日 幸貴

/*
曜日7択
月曜日
(-2) 2021/03/12(Fri) 15:47:46

【独】 春日 幸貴

/*
使えそう

[[日曜日or月曜日or火曜日or水曜日or木曜日or金曜日or土曜日]]
(-3) 2021/03/12(Fri) 15:48:08

【人】 春日 幸貴

[俺があのとき戯れに抱き締めたのは“ステラ”だったし、ステラのことは魔王としてしか見ていなかった。

 だから、そのステラが女の子に見えたとき……クラスメイトと言われても不思議がないくらいに身近にいそうな女の子に見えたとき、俺はすごく戸惑ってしまった。

 ――ステラが魔王に見えなくなったら、女の子に見え始めたら困る。

 そんな風に思ったのは、やっぱり魔王としてのステラに対して負い目があったからなんだろうか。

 ステラには特別な思い入れがあったけれど、それはあくまで魔王としてで……彼女が違うものに見えるのは、なんだか怖かったんだ]
(11) 2021/03/12(Fri) 20:12:35

【人】 春日 幸貴

>>9頬を指でさする姿を見て、勝手にしたのかもしれないにしろ「ほっぺにちゅー」以外はされてなさそうだと察した。

 他に何かされてたとしても、弟が失礼なことをしたって感想になるんだけど。

 それだけらしいと思ったとき、なんとなくホッとした。

 その感覚に深い意味があるのかどうかは……よくわからない]
(12) 2021/03/12(Fri) 20:12:53

【人】 春日 幸貴

>>10見舞いを頼んだら、黙られてしまった。

 踏み込んだ頼みをしすぎたろうか、と不安になった。

 何しろ、俺たちは今日初めて話したに等しい疎遠なクラスメイトで……夢の中で共に過ごした時間があるらしい、そのくらいの間柄だ。

 けれど……。
 また会って話がしたいんだ。星見と]*
(13) 2021/03/12(Fri) 20:13:04

【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里

[おずおずと尋ねてくる星見の、上目遣いの視線に一瞬動悸がした。
 それが怖くて、俺は目を逸らしてしまったんだけど]
 

  うん……また会って話がしたい。

  星見と、ステラのこと……知りたいんだ。
  あのあと、ステラは“勇者”を見つけられたのかとか、
  星見はあの世界でどう過ごしてたのかとか……

  ……俺、星見のこと、ほとんど知らないし。
  ステラのことは、ずっと気になってたから。


[気恥ずかしいことを言っているとは思う。
 それで自然と声が小さくなってしまう。

 動悸が少し強まるのを感じながら、どうか気分が悪くならないでほしいと切実に祈った。
 ひ弱な心臓が恨めしい]**
(-5) 2021/03/12(Fri) 20:13:33

【独】 春日 幸貴

/*
21:25書き始め……
コアタイム表示が細かい……w
(-6) 2021/03/12(Fri) 21:30:13

【人】 春日 幸貴

[ステラに勇者と扱われることは、俺にとっては心苦しいことだった。

 勇者と呼ばれても、期待をかけられても、挑みに行けなかった。
 そのことが俺の心にしこりとなって残っていた。

 魔王として勇者に期待をかける気持ちを知ってしまったから。
 魔王として勇者に対峙したい、命懸けの戦いをしたら愉しいに違いない――そんな風に感じてしまっていたから。
 勇者への想いが恋にもなりかねないとも少し思っていたから。
 そして、俺とステラは勇者への想いが近いことを知ってしまったから。

 ――行けなくて、ごめん。
   もう戦えなくて、ごめん。

 そんな風にばかり思ってしまっていた。

 思えばあれは俺自身の記憶というより、夢の中で俺だったあの元勇者の記憶だったのだと思う。
 ほとんど完璧に混ざり合って区別できなくて、ほぼ俺のものだと思っていたけれど]
(17) 2021/03/12(Fri) 22:14:23

【人】 春日 幸貴

>>16頼みに黙ってしまう星見を見ていると、不安でたまらなくなった。

 言っちゃいけないことだったろうか。
 困らせてしまったろうか。

 そう思って、心細くなった]*
(18) 2021/03/12(Fri) 22:14:36

【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里

[チェスティーノだったなら、というより……この体が健康なものだったら。
 きっと目を逸らすことはなかっただろう]


  ん……話すことがたくさんあるなら、
  きっと楽しいし、何回も会えるな。


[面会できる時間には制限があるし、家族でないなら余計に厳しい。
 だから、何度も会って話すことになるかもしれないと思えば、それは俺にとっては嬉しいことだ。

 だって、家族以外に歓迎したい見舞い客がいたことがないんだ。

 それに]
(-9) 2021/03/12(Fri) 22:15:02

【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里


  俺もチェスティーノの話する気は全然なかったな……。
  もし聞きたいのなら、ってぐらい。


[何しろ、“ステラ”が知らないことで俺があの世界でやったことといったら、ほとんど弟のことだ。

 せいぜい、会長の話が少しあるくらいか。

 弟が可愛いとか弟と前より仲良くなれたとか、それはわざわざ他人に語って聞かせるようなこととは思えなかった]


  一方的に星見に語らせるだけに
  なるかもしれないけど。

  それでもよかったら……
  来てくれたら嬉しいな。


[明確には答えてくれない彼女に視線を向けて、もう一回、俺は真剣に訴えた。
 だって、本当のことだから。
 星見のことを、もっと知りたい]*
(-10) 2021/03/12(Fri) 22:15:36

【人】 春日 幸貴

  ……?


[何が言いたそうだったような、ため息を途中で止めたような。>>19
 不思議な反応に、思わず首を傾げた]


  どうかしたか……?


[いったい何を思ったのだろう。

 それを問わずにいられなかったのは、やっぱり……彼女のことを知りたいからだろうか]
(21) 2021/03/12(Fri) 22:50:13

【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里

[笑ってくれたかと思っても、何かを抑え込むような反応を見ると不安になった。

 やっぱり迷惑をかけているのだろうか、負担だろうか。

 どうしてもそう思ってしまう。
 それが表情にも表れていたかもしれない]
(-13) 2021/03/12(Fri) 22:50:36

【人】 春日 幸貴

[けれど、曖昧ながら返事をもらえると、やっと俺は安心できた]


  うん。
  じゃあ、気が向くの待ってる。


[何日も待つのかもしれない。
 来てくれないのかもしれない。

 それでも、責任を取らせてもらうまで待たせることになったのは俺も同じなのだから……。

 当分続く入院生活の間、家族以外にも来る人がいるかもしれないと思えば、毎日がまた少し楽しくなりそうで嬉しくて、自然と笑顔になっていた]*
(22) 2021/03/12(Fri) 22:50:50

【独】 春日 幸貴

/*
意外なところで兄弟が似てる扱いになったのすごく嬉しかったりした……
(-14) 2021/03/12(Fri) 22:59:39

【人】 春日 幸貴

― 翌日 ―

[昨日、星見と御蔵の病室を去り際、俺の病室の場所は伝えた。
 2人部屋だが、現在は個室状態。
 ドアは直前に訪れた人によって、開いてたり閉まっていたりする。

 昨日はその後、部屋に帰ってから疲れ果てて寝そうになったところに夕食が来て、食べた後は消灯前に眠る有様だった。

 そうして今日になって、まだ昨日あちこち行った疲れが響いていた。
 病み上がりどころか病んでいる真っ最中だから、体力が乏しいのは仕方ないのだが、情けなくて嫌になる。

 それで病室でぼんやりしていたとき、去っていく星見の姿を廊下に見つけた。>>23
 咄嗟に手を振ったのと、彼女の会釈とはだいたい同じタイミングで。
 もう帰ってしまうんだな、と少し寂しくなった]
(25) 2021/03/12(Fri) 23:19:40

【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里

[ステラのことが知りたいのは、仲間だったから当然だろう。

 仲間のその後が気にならないはずがない。俺はシリウスだってどうしたか気になっているし、それを言い出したらルナリアやペトルーシャも気になるし。
 一度見かけたきりのエルも、その後どうしているんだろう。

 ……けど。
 星見のことを知りたいと思うのは、不思議な感覚だった。

 俺はあまり他の人に興味を抱いたことがない。
 他人を得体が知れないと恐れたことも、嫉妬や羨望を抱いて疎んだこともある。
 けれど、他人を好意的に思ったことはほとんどない。
 夢の中でだけだったような気もするくらいだ。

 だから……よく知らないから、ステラと関わりがあるから、そのくらいの理由でこんなにも彼女のことを知りたいと思う理由が……わからなかった]
(-16) 2021/03/12(Fri) 23:20:19

【人】 春日 幸貴

― 翌々日 ―

[前日よりいくらか疲労が和らいだ。だから少しばかり病棟内を歩いて戻ってきたあと。
 病室で休んでいたら、彼女がやってきた>>24


  星見!
  会いたかった。


[嬉しくなって歓迎しながら、ベッド脇の椅子を勧めた。

 当分会えないのかもしれないと思っていたし、来ないかもしれないとも思って、気長に待つつもりだったから。
 会える日が早々に来たことは本当に嬉しかったし――彼女の恥ずかしそうな顔が、とても可愛らしかった]*
(26) 2021/03/12(Fri) 23:21:12

【独】 春日 幸貴

/*
しかし村の中ではセーブしてたんだなって実感が湧いたなあ、この2人
(-17) 2021/03/12(Fri) 23:22:25

【人】 春日 幸貴


  え……


>>27チェスティーノと名を出されると、そうだったろうかと少し考えた。

 嬉しそうな顔をしたことは結構あった気がするんだけど……もしかしたら、ステラに対してはチョコレートをもらったときぐらいだったろうか。

 それに……俺が周りに対して心を閉ざし気味だったのを開いたのは、弟だし。
 その前はもっとよそよそしかった……の、か……?

 自分のことだから、どうにもピンとこない。

 けれど照れる星見は可愛いからいいか、と俺は一人で勝手に満足した]
(28) 2021/03/12(Fri) 23:50:15

【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里

[「春日くんに」と言われて、引き算と言われて。
 何と何の引き算かまではわからなかったけれど。

 星見は自分とステラを分けて考えている風だった。
 だから俺のことも分けているのかな、と自然と想像していた。

 俺にとっても、チェスティーノと俺は完全に同一ではないと感じることはあったから]

 
  ……へへへ。嬉しいな。


[会いたかったと言われると、もちろん嬉しいんだけれど。
 動悸が増す感覚にだけは、不安を抑えきれなかった]
(-20) 2021/03/12(Fri) 23:50:52

【人】 春日 幸貴


  なあ、星見はさ……
  ステラとして行動してたわけじゃ……ないんだよな?


[あの夢の中で一番気になっていたこと。
 ステラはどうにも魔王にしか見えなかった。
 現実出身の他の人たちと比べて。

 それを尋ねてみたいと思った]*
(29) 2021/03/12(Fri) 23:51:13

【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里

[照れたり、視線のやり場に困ったような様子を見たりすると、なんだか星見が可愛くてたまらなくなった。

 けれど、ここで手を触れようとすると、鼓動はますます激しくなりそうで。
 それはさすがに気分が悪くなりそうで怖くて、できなかった。

 なにせ、歩いただけでも調子が悪くなるぐらいに壊れてる心臓なのである]
(-22) 2021/03/13(Sat) 0:30:52

【人】 春日 幸貴


  ……なるほど……
  自分自身ではないってはっきり知ってるから、か。


[星見の話を聞いて、なんとなく納得した。>>31

 俺は俺自身として遊んでいたから、そこの差もあるのかもしれない。
 それでもチェスティーノには俺にはありえない記憶がいろいろとあって、やっぱり少し別の存在らしいのだけど。
 それでも概ね俺だったしな……]
(33) 2021/03/13(Sat) 0:31:08

【人】 春日 幸貴

[でも。
 悲しい言葉を聞いてしまった>>32
 それで、言ってもいいかわからなくて悩みながら、おずおず尋ねた]


  ……そっか、……星見も……
  ……生きていることがつらかった?

  俺も、なんだけどさ。


[それに、セシリー……御蔵も。

 とは言え、あの世界で死んだら現実に戻ってくるような気はするんだが。少なくとも俺はそうなると思っていた。

 先に現実の体が死んでくれれば、あの世界にいるまま死ねる……それが一番最初に俺が思っていたことだった。
 夢を見ながら死ねる。大好きな世界の中で。

 ……そうならなかったことが良かったと、今は思っているけれど。
 それは結果論だ]**
(34) 2021/03/13(Sat) 0:33:14

【人】 春日 幸貴


  ……俺も意味もわからなかったな。
  でも、星見はなんで?


[病気がないって、生きることに理不尽な苦労はなさそうに思える。
 でも、生きる意味はわからないものなんだろうか。
 それが俺にはピンとこなかったし、興味が湧いたことでもあった。

 案外みんな、生きるのが大変なんだろうか]


  でも、そっか。
  本当にステラのこと好きなんだな……。


[「弱いときのステラを倒す人とは絶対結婚しない」と言うくらいだし、相当に好きなのだろうと思ったけれど。
 改めてしみじみとそう思って星見を見つめた。

 ……が]
(37) 2021/03/13(Sat) 7:50:08

【秘】 春日 幸貴 → 星見 朱里

 
  あ、あんまりドキドキさせんなよな……!
 
(-24) 2021/03/13(Sat) 7:50:39

【人】 春日 幸貴

[小さく囁かれた言葉に声を絞り出して答えて、俺は起こしていた体をベッドに横たえた。
 死ぬかと思った。いや比喩だけど。

 死はさすがに比喩だが、気分は悪くなってしまいそうだった。
 悪い意味のドキドキはそのまま体調不良に繋がりやすくて、そのときみたいな気持ち悪さの予感がした。
 いい意味でも、やはりつらいらしい。
 まともな心臓が切実にほしくなった]**
(38) 2021/03/13(Sat) 7:51:25

【独】 春日 幸貴

/*
弱すぎる心臓

恋をするためにまず健康な心臓がいる……
(-25) 2021/03/13(Sat) 7:52:07

【人】 春日 幸貴


  あぁ……張り合いがなかったのか。
  俺は逆に、生きるのが難易度高すぎたな。


[星見の言うこともなんだかわかる。
 簡単すぎても、難しすぎても、ゲームは楽しめない。それと人生も同じなのかもしれないとしみじみ思った]


  もうひとりの自分かぁ……。

  ……でも星見だと思ってなかったのに
  星見に見られてた、ってなんだか恥ずかしいな。


[星見のことが知りたいと思う理由のひとつはそれなのかもしれない。
 ステラと接するのは楽しかった。
 けど、ステラじゃない人がそれを見ていた。
 ……ちょっと、覗き見された気分だ]
(41) 2021/03/13(Sat) 9:23:47

【人】 春日 幸貴


[慌てる星見を見ると苦笑が浮かんだ。
 家族と看護師以外に布団をかけられたのは初めてで、それもまた心臓がつらかった。しっかりしてくれ、俺の心臓]


  ごめん、大丈夫。俺がひ弱すぎるだけ……。
  ため息つくなって。


[人がため息をつくのを見るのが、俺は苦手だった。
 散々負担をかけた母さんの憂鬱そうな表情が浮かぶせいかもしれない]


  近々手術受けるから、そうしたら
  もう少しマシになるはずだよ。
  学校通うだけならできるだろうって。


[いくらか安心材料になればと思って、先の見通しも伝えた。

 手術の予定は2週間後。
 そのあと様子を見て、1週間くらいすれば退院できるらしい。
 人工心臓の助けを得て、一般人の日常生活に近い暮らしが送れるようになる見込みだ。だから復学もできるだろう。
 体育の授業は心臓移植までお預けだけど]**
(42) 2021/03/13(Sat) 9:24:57

【人】 春日 幸貴


  俺の人生は割と……生まれたときから詰んでたな……。
  今は生きる気力あるけど。昔は無かった。


[最初から詰んでる人生で生きる気力が湧くって相当な猛者だと思う。何度死にたいと思ったことだろう。
 俺にとっては弟が希望だったわけだけど、仲が円満だったかと言われると、そうでもなかったし。

 人生が平和で退屈してるなんて人と、体を交換してみたい。無理だけど。いきなり人生がハードモードになるどころか、いつも通りに生活するつもりでそのまま死もありえると思う。

 そしてなんだか二人で同じことを言っているのを聞いて、面白くて笑ってしまった>>43


  そもそも人と同じ夢見てるってのがな。

  でも……あの世界で過ごしたから、
  生きたいって気持ちに気付けた。
  現実で生きていこうと思えた。


[なんだかんだ、いい経験だったのだと思う。忘れたくない、大切な思い出だ]
(46) 2021/03/13(Sat) 12:08:36

【人】 春日 幸貴

>>44突然ホームランと言われるとなんの話かあまりにもわからなくて、俺は混乱した]


  い、いや何の話だよ……
  危なかったら先生がやるって言わないよ……!


[手術中に死ぬなんて本末転倒だし、最悪の医療ミスだし。病院側だって避けたいことなんだ。
 大丈夫、相手はプロだ。俺はいつ死んでもおかしくない状態でもずっと病院に世話になって生きてるんだし。そこは信頼できる]
(47) 2021/03/13(Sat) 12:08:52

【人】 春日 幸貴


  危ない手術もあるんだけど、そっちを受けられるように
  なるために、先に人工心臓つけるんだ。
  それは手術中に命の危険は少ないって言われてる。

  今のまま生きるのは死ぬよりつらいから、
  生きるために……両親と先生に頼んだんだ。
  だから、怖くない。


[なんだか不安そうに見える彼女を勇気づけたくて、俺は真剣に言葉を重ねた。
 見舞いの人のほうが不安がるというのも不思議な感覚だけど、手術のことを心配してもらえるのは嬉しい。それだけ大切に思ってもらえているみたいで。

 今回の手術で死ぬことはないだろうと言われているけど、リスクゼロの手術なんてない。
 不安に思うのは当たり前なんだろう。

 けど、俺は……このまま生き続けることになるより、希望を掴めないよりは死んだほうがマシだと思っている部分がある。
 だから手術を恐れず進めるのかもしれない]**
(48) 2021/03/13(Sat) 12:09:32

【人】 春日 幸貴


  ……勇者じゃない、か。

  なんだろうな、勇者って。

  あっちで俺……
  というかチェスティーノは勇者扱い受けてたけど。

  俺の中では勇者の器じゃないと思ってて、
  魔王だったんだよな、あくまでも。


[それが結構不思議なことだった。みんな、どこを見て勇者に見えていたんだろう。
 弟にとってはあくまでも魔王だった……と、思う。たぶん。
 最終的に真の勇者という評価に変わって……というより戻っていたらしいが、それは俺の知らない話。


 何かを成そうという意志があるかないかなら、それがないなら魔王でもないということにもなるような気もする]
(54) 2021/03/13(Sat) 13:44:44

【人】 春日 幸貴

>>50>>51「夢じゃなかった、本当にあったことだ」そんな風に言ってくれる星見の言葉が嬉しくて、俺も頷いた]


  そうだな。
  そういう意味では、あれは俺たちの現実だったんだ。
  こことは別の体を持って、あの世界で生きていた。


[あの世界で経験したことは消えない。
 遊んだゲームの思い出がなくなることがないように。
 遊ばなくなったって、感じたこと、考えたことはずっと残るんだ。もうあっちに戻れないとしても、あっちで経験したことは俺たちの糧になったんだ]
(55) 2021/03/13(Sat) 13:44:59

【人】 春日 幸貴


  ……えらい、のか?
  俺はただ、死ぬよりつらい人生から抜け出したいだけだ。

  「生きて」いない、「死んでない」だけ……
  ずっとそういう暮らしだったから。それがつらかった。


[学校に行きたいと思っても、いろんな経験をしたいと思っても、俺の体がそれを許さなかった。
 それに抗って動くことができなかった。

 抗いたい、生きたい、そう思ったから前に進むだけ。
 そして……俺が生きたい世界に、いてほしい人たちがいる]


  見舞いに来てくれるだけで嬉しいのにな。
  星見と一緒にやりたいことがあるって思うから、
  余計に励みになるのに。


>>53肩を落とす彼女を見て、苦笑が浮かんだ。こうして会いに来てくれるだけで、俺はすごく嬉しいのに。
 それだけでも明日が楽しみになって、もっと頑張れるのに。
 俺の狭い世界に光が差すのに。
 それを知ってもらうには、どうしたらいいのだろう]**
(56) 2021/03/13(Sat) 13:45:45

【独】 春日 幸貴

/*
時間はっきり書かれると頑張りたくなるよね?
(-27) 2021/03/13(Sat) 13:46:03

【独】 春日 幸貴

/*
やはり箱は早く書けるな……
普段はiPadなんだよね
(-28) 2021/03/13(Sat) 13:46:37

【人】 春日 幸貴


  ステラが魔王なのは俺もわかる……

  魔王が素敵だと思うから勇者ぁ……?


[それは……わかるような、わからんような。
 魔王として勇者に焦がれる気持ちはチェスティーノにもあったし、自分のことみたいにわかるけど。

 魅力を感じるから勇者ってことでもない気がする……

 ……というか地味にすごいことを言われた気がする。
 え、俺はステラにとって魅力的だったのだろうか。
 そんな馬鹿な]


  俺が一度勇者をやめたせいで、
  勇者に対して理想が高くなってる部分はあるかも。


[真の勇者たりえるかどうか。
 認めるに値する信念があるか、「こいつの求める世界で生きてみてもいい」と思えるかどうか……そんなことを思いながら勇者たちを見定めようとしていた記憶がある。
 そして、俺は値しないから勇者でいられなかったのだとも思っていた]
(61) 2021/03/13(Sat) 14:53:58

【人】 春日 幸貴


  そ、そうかなあ……。
  俺も、抜け出す気はなかったんだぞ?
  だから……自分から死を選んだりしてた。
 
  でも……生きたいと俺が思ってたんだって、気付いたから。
  自分が生きることくらい、自分が許したいと思った。


[そして、俺が自分に生きることを許さなかっただけだって気付いたんだ。周りの人たちは、みんな俺に「生きているだけでいい」って望んでくれていたのに。

 けど……俺は、それだけの人生が苦しくて、それだけでは生きていくことができないから。
 だから俺が生きていくために必要なことを掴んで、生きようと思った。

 ……それだけの話、なんだけどなぁ]
(62) 2021/03/13(Sat) 14:54:25

【人】 春日 幸貴


  そうしたいってだけで、俺のところに来てくれるのが
  嬉しいんだよ。

  そんな風に会いに来てくれる人がいるってことが。


[それは家族ですら、なかなかやってくれなかったことなんだ。いや、家族だからできないのかもしれない。明日も明後日もきっと会えるから、今日じゃなくてもいい……そんな風になる気がする。
 一緒にやりたいことを問われると>>60


  んー、そうだな……今すぐできることだと、
  散歩……とか?

  ……でもまだ、散歩ってほどの散歩ができないな。
  病棟内で力尽きてる。

  ゆっくり移動すれば、病院内をあちこち
  行けるかもしれないけど。


[それでも、あちこち移動する体力をつけておくことは決してマイナスにならない。これから手術を受けて学校に戻るために、確実に必要なことだ。
 それを一人でやるのは別に苦にならないけど、一緒にいてくれる人がいたらもっと楽しいし、安心感もある。弟と一緒に病棟を歩いたときにも、それを強く感じたんだ]**
(63) 2021/03/13(Sat) 14:55:00

【独】 春日 幸貴

/*
弟がどうでもよくなるわけにはいかない……(使命感)
(-29) 2021/03/13(Sat) 14:55:30

【人】 春日 幸貴


  運命……、そうだ。
  ステラにはいたのかな、“運命の勇者”。


[俺じゃないことははっきりしている。それでいいとも思っている。俺は例え勇者としてあの世界に戻っても、もうステラと戦える気がしないし。

 ステラに俺が男に見えていたのだとしたら、それは気恥ずかしいし……俺は“ステラ”が女の子に見えてしまうことは物凄く抵抗があったけど]
(68) 2021/03/13(Sat) 19:59:32

【人】 春日 幸貴

[星見の思い出話を、じっと黙って聞いた。>>65>>66
 見つめ返される瞳を見ながら、いたたまれない気持ちになった]


  ……自分から死を選ぶのは、勇気じゃない。
  投げやりになって考えるのをやめて、
  大切なこと全部から目を背けて、逃げ出しただけだ。

  ……だから、その先で“勇者”って
  呼ばれるのは、おかしいんだよ。


[俺が勇者と呼ばれたくない理由はいろいろあるけれど、これはどうしても譲れなかった]
(69) 2021/03/13(Sat) 20:00:01

【人】 春日 幸貴

>>67差し出された手を取って、その手には頼らずにもう片方の腕を支えにして起き上がった。

 女の子の――お姫様の手を頼りに起きるのは、なんだか嫌だったから]


  つらい思い出のあるところなのに、
  来てくれてありがとうな……。

  行ってみようか。
  お姫様にエスコートしてもらわないと。


[まるっきり逆にしかならないことを言って笑って、床に降り立つ。
 隣に立ってみると星見は案外大きかったけれど……、あっちの世界だとチェスティーノがデカかったような気もする。この体に戻ってから、少し視点の高さが低くなったような気がするんだ……気のせいかもしれないけど]*
(70) 2021/03/13(Sat) 20:01:16

【人】 春日 幸貴


  そっか……会えたんだな。
  よかった……


[ステラの運命の勇者の話を聞くと、心が温まった。
 >>71世界の命運を賭けて、運命の相手と戦う。きっとステラは心からそれを楽しむんだろう。
 >>72その姿を、星見は見なかったらしいけれど。俺は……見てみたかった。
 心も命も燃やし尽くせる相手とステラが対峙するところを。

 俺の知らない勇者だったのだろうか……と、誰にも持ち去られずにそこにあった終焉の槍を思った。
 それならあの槍はあの場所で、俺の勇者と共に人知れず眠り続けるんだ。
 そのこともなんだか少し嬉しかった。俺しか知らない物語があるんだ]
(75) 2021/03/13(Sat) 21:16:21

【人】 春日 幸貴

>>73星見の勇者観を聞きながら、手を繋ぐだけ繋いでから起きようかと思ったけれど。
 >>74案外それは難しくて、手を取ることはできなくて、驚かれて笑われてしまった]


  俺にもプライドってもんがあんの。
  待たせる時間は少しでも短くしたいだろ。


[笑い返して、改めて手を取ろうとした]


  顔……


[顔が近くなっていいこととは?

 ――キスがしやすい?

 と、一瞬考えて目眩がしかけた。
 いや何考えてるんだ俺。
 表情が見やすいとか、そういうことだろ?

 あっちの世界でステラの隣に立つと顔がよく見えなかったのを思い出して、とても懐かしくなった]*
(76) 2021/03/13(Sat) 21:17:14

【人】 春日 幸貴


  きっと、ステラは勝っても負けても
  いいんだろうな。
  満足いく戦いさえできたなら。


[ステラはきっと、勝敗にはこだわらないんじゃないか。勇者の好みを話したときに思ったことだった。
 俺も、勇者が俺の望むものをくれたなら、勝ち負けはどちらでもよかったし……
 俺は戦う前から負けていた。ただ殺意に決着をつけたくて戦っただけで。

 “帰りたい”
 そう思わされた時点で、俺はもう負けていたんだ。
 そしてそう思わされることが、俺の望んだ道だった]
(80) 2021/03/13(Sat) 21:58:28

【人】 春日 幸貴


  ちぇ……だめ?


>>78恥ずかしいと言われると、おとなしく手を引っ込めた。
 >>79身長差の話をされると]


  ……いや。そんなことはないと思う……

  あのときは……表情が。
  笑顔が、いつもと違ったんだ。


[ステラがセシリーと話して生き生きとしているときの顔を思い浮かべても、何かが違った。
 星見だって言われたら近いような気がする……それでも同じではない気がする。
 不思議な感覚だった。
 それを思い出しながら、ついまじまじと星見の顔を見つめてしまった]*
(81) 2021/03/13(Sat) 21:58:58

【独】 春日 幸貴

/*
うーむ
眠い……!
(-31) 2021/03/13(Sat) 22:17:31

【人】 春日 幸貴


  俺も……そんな戦いをしてみたかった。


[きっとそのときには、生きていると強く感じられただろう。
 それだけは叶わなかった。

 けど、もし星見が魔王で俺が勇者なのだとしたら、きっと俺は戦いは挑めないだろう。
 戦わずに、ずっと共にい続ける道を選びたいと思う気がする。少なくとも俺は]
(85) 2021/03/13(Sat) 22:36:03

【人】 春日 幸貴


  ほんとに?


>>83星見が妥協してくれたのを見て、その様子が可愛らしくて笑った。
 まさか兄弟で似ていると思われているとは想像しなかった。

 そして、不思議だ。
 俺は人に触れるのが怖いのに。

 平気で触れられるのなんて、触れたいと思うのなんて、家族だけだと思っていたのに。

 星見とは触れ合いたいと思う]
(86) 2021/03/13(Sat) 22:36:27

【人】 春日 幸貴


>>84どんな顔と言われると悩んだ。
 どんなと表現すればいいんだろう]


  んー……それまでは魔王に見えたけど。
  というか、魔王にしか見えなかった……
  そのくらい人間離れした雰囲気があったのに、
  あのときだけは人間そのものに見えたんだ。

  年相応の女の子の表情だ……って思った。


[口で説明して再現できるものとは思えない。
 頬を赤くする星見を見ていると気まずくなって、俺は目を逸らして、そろそろと病室の出口に向かった。
 重病人か老人みたいな歩みになるのがとても悲しい]**
(87) 2021/03/13(Sat) 22:36:54

【独】 春日 幸貴

/*
>>70
これ手は取ったつもりだったけど、わかりづらいよなー
申し訳なさ
(-32) 2021/03/13(Sat) 22:39:30

【人】 春日 幸貴


  うん。この世界ではできないから。
  ……生きてるって実感するようなことがさ。

  これからはできると思うけど、
  あの頃はできないと思ってたからな。

  だから……あの世界でしかできない
  生の実感が欲しくて……
  それを勇者との戦いに求めてた。


[思えば、俺とあの世界のステラは少し近かったのかもしれない。死なないように生きることの難しさという点で。

 チェスティーノとして求めていたものはもちろんあった。
 元勇者だったからこそ、それでも納得できるような真の勇者と出会いたいというのが。
 そうして勇者としては完敗だと感じながら、魔王としては抗いたい……そんな感じだった。

 それと俺の思いが重なったから、恋焦がれるのにも近いような感覚になったのかもしれない]
(93) 2021/03/13(Sat) 23:27:01

【人】 春日 幸貴

>>90星見が可愛い。
 あんまり可愛くて顔が緩む。
 いつまでも見ていたいし、何度でも見たい。

 彼女ともっと早くに親しくなっていたら、死のうなんて気は起きなかったのかもしれないけれど……

 死ぬ気を起こしてあの世界に行ったから今があると思うと、あれでよかったんだろう。
 一度死のうとしたからこそ、俺は生きたいって気付けたんだし]
(94) 2021/03/13(Sat) 23:27:20

【人】 春日 幸貴


  ん。頑張る。


>>90根気よく待ってもらって、>>91励ましてもらって、手を取ってもらった。
 それが嬉しくて微笑み返して、散歩に出かけた。

 しばらく病棟を出られなかったけれど、星見がついててくれるなら、と病棟から出てエレベーターと階段があるホールまで行って、中庭を見下ろした]
(95) 2021/03/13(Sat) 23:27:37

【人】 春日 幸貴

[中庭に直接行くと、肌が痒くなったり花粉症みたいになったりする。季節にもよるけど。
 だからいつも窓の向こうにある光景を眺めるしかできなかった。もちろん、今も。

 けれど、この世界で生きようと思ってから初めて眺めた中庭は、なぜだかとても美しく見えた]


  ……俺さ。
  いつか世界中を旅してみたいんだ……
  ……けど、無理なんだろうな。


[本物の景色を見て、音を聞いて、匂いを感じたい……ゲームする以外に世界の広げようがなかった子どもの頃から、密かに憧れていたこと。
 きっと無理だと思う。根拠もある。でも……叶わない夢でも、見ないよりずっといいはずだ]
(96) 2021/03/13(Sat) 23:28:41

【人】 春日 幸貴

[結局、ゆっくり歩いていたから体力的には思ったほどの負担はなかった。
 それで無事病室まで帰ってきて、ベッドの縁に座った。

 一人で病棟から出るのには勇気がいる。

 けど、誰かがそばにいるなら万が一のときに頼れる。
 その心強さを感じながら、星見の笑顔を見た>>92


  ……うん。
  もっと当たり前の、どこにでもあるような
  普通の幸せで笑えるようになりたいな。


[そのときにはきっと、自然とそんな表情になるのかもしれない。
 年相応の男の子と女の子の表情。
 それはいちいち命の重さを感じるような表情ではない気がする]**
(97) 2021/03/13(Sat) 23:29:05
春日 幸貴は、メモを貼った。
(a6) 2021/03/13(Sat) 23:33:39

【独】 春日 幸貴

/*
ちゃんと開始するよな……?
(-33) 2021/03/14(Sun) 7:55:55

【独】 春日 幸貴

/*
55:55の奇跡
(-34) 2021/03/14(Sun) 7:56:13