人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  ……え?   
  どうして僕が……?


[ カルクなら出来るかも>>17と言われ
 俯いたままの頭を上げ、彼をの顔を見た。

 最初は宗教の新たな教えを作るまで理解が及ばなかったが、
 宗教のことと言われ、漸く理解に至る。

 そして、自分は両親に愛され、守ろうとしてくれたこと。
 自分もまた両親を愛し、守る為に館に来た、と
 改めて彼に半生を語った。]
  

  この先、世界が存続したとしても、
  後世に憂いを残さない為にすること。
  それを為すために立ちはだかる壁は、
  きっと多いんだろうね。
  
  ………。
 
(114) 2022/12/18(Sun) 19:14:09

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ かつてこの魂は破壊を望んだ。
 結果、箱庭は破壊し現在へと至る。

 後世への先送りと言うならば
 今を生きるこの時代も、僕達もまた
 箱庭時代から先送りされたのではないか。

 ……少なくとも悩むならば。
 明日すぐ崩壊、はあまりにも性急過ぎるのではないか。]

 
(115) 2022/12/18(Sun) 19:14:25

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  ありがとう、シンくん。
  今この時、話が出来て良かったよ。
 
  シンくん、やっぱり僕達の兄さんなんだな……って。
     

[ 彼と話をしたことにより
 思考に新たな風が流れた気がした。

 そして漸く、微かであれ笑みを浮かべることが出来た。

 
 無理に作ったものでは無い
 きっと、君が見慣れたはずの笑みで


  ──本心からのもの。 
**]  
 
(116) 2022/12/18(Sun) 19:14:51
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a32) 2022/12/18(Sun) 19:20:18

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 現在:医務室 ──

[ 外の騒ぎが嘘のような静寂の医務室で
 ヒナギクの声が響き渡る。
 
 政府の広告塔である彼女は、常に明るい笑顔で
 ファンのみならず、大衆を明るく照らしていたのだろう。
 文字通り『太陽』のように。

 しかし、その明るさも今では翳りが見えている。>>76
 今の彼女はアイドルでは無い、ただの一人の少女だから。

 ──皆が、生きる為、先の未来の為、必死だった。]


  そうだね。南地域の教会で生まれ育ったんだ。
  割と大きい方だから、名前くらいは知っているかもね。

 
[ 故郷の話が出れば、微かに笑みを浮かべ
 同時に、残したままの両親の姿を思い出す。

 先程中継機越しに見えた画像。
 故郷も、実家の教会も壊滅してしまったのだろうか。

 既に捨てたはずの家、家族の姿が脳を過る。]
 
(189) 2022/12/18(Sun) 23:13:35

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
 
[ ──捨てることなんて出来ない。

   本当に捨てられていたならば
   今この瞬間も、心配する筈が無い。]

 
(190) 2022/12/18(Sun) 23:13:59

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 中継機の映像で、地元の南地域は確認出来ていないが
 何処かの地が嵐に見舞われていて
 また別の地域では、津波が発生していたのは見えた。

 人々の悲痛な叫びも聞こえていた。
 これで尚、この地の崩壊を
 見過ごす選択肢を取れるのだろうか。]


  ……そうだね。
  何の罪もない人の命が、奪われる訳にはいかない。

  僕達の、皆の生まれ育った故郷が踏みにじられる様を
  黙って見ていられない。

  
[ 少女の悲痛な訴えは続く>>77。]
 
(192) 2022/12/18(Sun) 23:14:13

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 実家の両親だけでは無い。
 館に来てから常に手伝いをしてくれる
 少し前には南国土産をくれた担当の職員も。

 ゼロと共に賭け事の店に入った時、
 洗礼とばかりに酷く負けた僕に
 温情をかけてくれた胴元も>>2:337

 エーリクと共に洋館を抜け出した時
 「珍しいお友達の為に」と、硝子細工のオルゴールを
 半額以下で用意してくれた職人も。>>2:256

 このままでは、皆崩壊に巻き込まれてしまう。]

 
(193) 2022/12/18(Sun) 23:14:40

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ そして、彼女の問いには>>79] 


  ……理不尽だけど仕方が無い。
  その理屈も分かる……と思ったよ。


[ 戸惑いに揺れるオレンジの瞳は>>79
 今まで、一度も見たことがないような色をしていた。
 未だ眠り続けるプロセラを再度一瞥し、
 もう一度、彼女に向き合う。]


  ……最初は、ね。


  でも、あの現場を見て
  僕達の生まれ育った世界が壊れていく有様を見て。
  少し前にシンくんとも話してて。

  そして今……君と話して。
 
(196) 2022/12/18(Sun) 23:15:05

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  …………。


  僕達がもし、神様の云う通りに受け入れたとしても
  このままでは、きっと幸せになれないと思うんだ。

  あの現場を見てしまったら……ね。
  僕にも、ヒナギクにも、故郷も、大事な人も居るのに
  それらを全て奪われて、幸せに暮らせる気は……しない。


  だから…………。
  ……今の世界の有様を見て、
  僕達だけ安全な地に行くことは出来ないよ。


[ 戸惑いに揺れる少女の肩を、そっと叩いた。

 今の僕は“聖職者ごっこ”をするだけのただの人。
 相手を傷つけず、悲しませないことが信条だから。>>2:329]
 
(197) 2022/12/18(Sun) 23:15:25

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  …………プロセラ?
 

[ 先程、ベッドに横たわったままの男が
 ぴくりと動いた気がした。
 気のせいかもしれないが、彼の名を呼んでみる。

 もしかしたら、ヒナギクと会話をしている間に
 既に目が醒めていたのかもしれない。>>87
 とはいえ、体を揺らし起こそうとはせず
 そのまま見守っていた。

 ともあれ、畏怖にも近い美しさのインペリアルレッドを
 間近で見る時は、きっと遠くは無かっただろう。]
  
(200) 2022/12/18(Sun) 23:16:04

【人】 X『教皇』 カルクドラ

  
  ……あれから時間も経ってしまったようだ。

  とりあえず良かった。僕はもう一度戻って
  他の皆や世界の様子を確認してくるよ。
  
  プロセラ、無理しないようにね。
  ヒナギク、ありがとう。 


[ 彼の意識が戻り、無事であることを確認できれば
 医務室内に来てから時間も経過していること、
 外の様子が気になることを伝えて
 プロセラのことはヒナギクに託し、医務室を後にした。**]
 
(203) 2022/12/18(Sun) 23:17:00
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a42) 2022/12/18(Sun) 23:22:37

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 少し先の話:祈祷室 ──

  ……ようこそいらっしゃいました。
  何か飲まれますか?


[ 期限の日。
 男の前には恩人の姿をした神が居る。]


  不思議なものですね。
  少し前まで「あんなにヴェルトさんを返せ」と
  思っていたのに、今の貴方は
  まるで昔から“神”のように思えているのです。


  ……そのような御託は必要ないでしょうか。
  では、僕の答えを申し上げます。


*
 
(234) 2022/12/19(Mon) 1:38:00

【秘】 X『教皇』 カルクドラ → 『箱庭の神』 ヴェルト

 
 ……この世界の崩壊を、今すぐ止めていただきたいです。

 世界を壊すことには、反対します。
 
(-96) 2022/12/19(Mon) 1:40:55

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 

[ 神の姿が既に消えた後
 通信機を取り出し、端末を操作する。]


  ……こんばんは。
  突然、驚かせてごめんね。

  少し話……いいかな?
  とりあえず花畑辺りで……どうだろう。


[ 送信先はタナトス。
 この端末に連絡を入れるのは、洋館に来て初めてのことだ。

 既に寝ているか、無視されたとしても仕方が無い、と
 特に連続で送ることはせずに。
 花畑のベンチでぼうっと座り、待つことにした。*]
 
(240) 2022/12/19(Mon) 1:41:20
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a58) 2022/12/19(Mon) 1:48:43

X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a61) 2022/12/19(Mon) 2:02:06

【人】 X『教皇』 カルクドラ

── 回想:火種 ──

[ 未だ少年だった男が洋館に来て、
 それほど経過していない頃。
 環境の変化にもどかしさと不満、苛立ちを覚え
 ヴェルトも手を焼いていた頃のこと。

 機嫌が良い時は特に問題ないものの
 逆の時は、一目見れば分かる程に荒れていた。
  
 ある時、野菜を育てている温室の近くを通りかかった時>>38
 突然呼び止められ、振り向くと
 目に見えて避けていた
あの男
の姿>>1:363


 ──── そして、彼に何故か、突然怒られた>>41。]



  
は????



[ 通り掛かっただけで、未だ何の理解も出来ずにいたが
 タナトスの視線の方向を見れば、
 温室内の荒れ果てた様子が確認できた。] 

 
(307) 2022/12/19(Mon) 11:17:22

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
 
  ……あの。僕今ここ通り掛かったばかりなんだけど。

  もしかして犯人扱い?


[
   
「命を何だって思ってるんだよ」



  
『死神』の責め立てる言葉。
  潰れたトマトが、まるで
のように見えて

 ──ずきん、と心が痛んだような気がした。


 此処に来て、彼と言い合うのは初めてのはずなのに。
 何だか、過去に似たようなことがあった気が、して]
 
 
(308) 2022/12/19(Mon) 11:17:57

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
  
  来たばかりの新人に事情も何も聞かず、
  一方的に犯人を押し付けるなんて
  ……そんな人なんだね、君は。
  

  
……っ、……ざけんなよ! この野郎!

  

[ 怒りが瞬時にマグマの如く込み上げ、酷い形相で睨みつけ
 胸倉を掴もうとした瞬間、菜園荒らし犯の報告を受けた
 ヴェルトが訪れ、事なきを得た。

 しかし啀み合いの状況を重く見た彼により、
 そのまま少年を引き離し、客室に連行することで、
 一旦場は治まったが、去り際にも、少年はタナトスに
 酷い言葉を投げ続けていた。


 当時、既に館に居た者ならば
 知らぬ者はほぼ居ない有名な出来事であり
 過去の因果の噂も、暫く立ち続けていた。] 
 
 
(309) 2022/12/19(Mon) 11:18:24

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ その後、少年も確かに言い過ぎたと反省した。

 それでも、顔を合わせ辛いのは継続したまま
 すれ違っても、顔も併せず何も言わず
 ただ、時だけが過ぎていった。]

 
(310) 2022/12/19(Mon) 11:19:26

【人】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 事件後、少年は改めて経典の『教皇』欄を紐解いた。
 自覚が芽生えた頃から、幾度と読んだ 
 心臓に黄金の痣を持つ者──証持ちの『前世』の内容。


 “慈愛の聖者”と呼ばれた者でありながら
 『死神』を殺し、最期は全ての破滅を願った者。


 何故か途中、一部が紛失しており>>0:114
 その空白の間に、真実が書かれていると推測されるが
 しかし、その真実に辿り着くことは出来ないまま
 想像するしか出来ずにいた。**]

 
(311) 2022/12/19(Mon) 11:21:37
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a70) 2022/12/19(Mon) 11:26:47

【独】 X『教皇』 カルクドラ

/*
クロちゃんが眩しすぎる……!✨
これは間違いなく善性
(-130) 2022/12/19(Mon) 13:18:49

【独】 X『教皇』 カルクドラ

/*
水色書きだめてるけどすごく長くなりそうな予感 ぴえ
(-131) 2022/12/19(Mon) 13:20:53

【独】 X『教皇』 カルクドラ

/*
つか長々と書いててよく考えたらがっつりろるは不可だということを思い出す

灰に埋めておけばいいかなろるろる応酬しないし
(-150) 2022/12/19(Mon) 20:04:10

【教】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 『死神』は、私に『愛』について尋ねました>>/16。]


  『愛』について?
  ふふ……貴方も、そのようなことを
  考えるようになったのですね。
  私も嬉しいです。  


  大丈夫。難しく考えなくても良いのですよ。
  愛とは、誰もが持っている感情です。
  人を、物を、世界を。
  そのもの全てを慈しみ、大切にしたいと思う心。

  たとえば、庭に咲く花をいとしく思えば 
  それは、花を『愛している』のです。
 
  もっと身近な喩えとなりますと
  私は汚れ無く、優しく、美しい心の持ち主である
  貴方のことを『愛しています』。

  人でも、物でも、何でも。
  大切に思えば、そこに愛が宿るのです。』


[ 教皇は、純粋で汚れ無き存在の『死神』を愛していました。
 質問があれば何でも答え、望みは何でも叶えました。]

 
(/83) 2022/12/19(Mon) 20:54:23

【教】 X『教皇』 カルクドラ

 
 
 
 ── 記録は、ここで一旦途絶えている ──

 
 
(/84) 2022/12/19(Mon) 20:54:57

【教】 X『教皇』 カルクドラ

 
── 『教皇』の記録(紛失部分抜粋) ──



[ 『教皇』は、仲間達に慈愛を与える中
 時折、思い詰めた表情を見せることがありました。

 しかし、誰かが気にして尋ねたとしても
 「大丈夫です。気にしないで下さい」と
 悩みを明かすことはありませんでした。

 『教皇』は授かった “贈り物” について悩んでいました。
 何故、このように危険な、悪く言えば暴力的なものを
 賜ったのだと、神に直接問うたこともありました。


 神は「清き心を持つ『教皇』だからこそ渡した」と仰いました。
 

 しかし、神では無い教皇は知っていたのです。
  
 
 人間は完璧では無いことを。
 誰もが皆、内に醜い心を秘めていることを。

 教皇自身もまた“悪の性質”を備えていたことを。
]

 
(/85) 2022/12/19(Mon) 20:56:25

【教】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 『教皇』は、普段の慈愛に満ちた姿が嘘のように、
 時折、苛烈な一面を見せていました。

 元から、敵や悪しき者には
 容赦なく断罪を下す傾向がありましたが
 それとは違う、命の尊重の度合いが変わっていたのです。

 その一面が表立って見え始めたのは
 『悪魔』が『愚者』を殺した時からです。

 それがきっかけで『悪魔』と『吊るされた男』が
 対立し始めました。
 教皇は、吊るされた男のことも可愛がっており
 彼が自ら命を絶ったと聞けば周囲は
「教皇は悪魔を酷く問い詰めるのではないか」と思われ

 実際、この時は悲しみに暮れる『死神』の分も含め
 『悪魔』と対立していました。>>1:259]

 
(/86) 2022/12/19(Mon) 20:57:14

【教】 X『教皇』 カルクドラ

 
[『死神』は教皇の近くに居ることが多かったので
 事細かな変化に早く気付いたのかもしれません。

 箱庭内の争いが過熱する中、既に幾つもの血が流れ
 生命が消えてしまいました。
 教皇の様子は、表向きは普段と変わらないままですが
 実際は、目に見えて変わり始めていたのです。>>/17

 混沌が加速し、既に大半の命が消えた頃
 『死神』は、教皇と言い争うことが多くなり
 教皇もまた、避けるどころか
 対立を隠さないようになりました。]

 
(/87) 2022/12/19(Mon) 20:58:14

【教】 X『教皇』 カルクドラ

 
[『教皇』と『月』は、親友同士だったとされ
 教皇が、月の世話をする関係だったようです。

 ある時、『教皇』が『月』と語り合っていた時。
 思い詰めたような顔で、何かを決意したように話しました。]  


  あなたはもう、立派に成長しました。
  その立派なあなたに、折り入ってお願いがあります。


  ……もし、この先
  私が道を違えてしまった時は。


  
……私を、どうか。



  ……いいえ、何でもありません。


[ 何かを取り出そうとした仕草を見せましたが
 結局、それが出てくることはありませんでした。]

 
(/88) 2022/12/19(Mon) 20:59:53

【教】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ 混乱が加速する中、友である『月』が
 殺害されたと耳に入りました。
 恐らく、この時が最後の分岐点でした。

 
友を失った『教皇』は、引き返せない道へと進みました。

 

 
 何もかも既に破綻していました。
 外面では通常通りに見せかけていましたが
 それすら面倒になってきたのです。
 全てが馬鹿らしく思えて仕方がなかったのです。
]



   「ここまで来れば、全てを終わらせる方が
   早いでしょう。」



  
 
[ 一秒でも早く、事態を収束させるため。
  声を届けるより、制裁を下す方が早い。
  苦しむ時を減らすことも、また温情ですから。]



[ 既に建前すらなっていない
 混沌への火種を撒き散らします。

 争いを加速させ、“均す”為の下準備を。]

 
(/89) 2022/12/19(Mon) 21:01:59

【教】 X『教皇』 カルクドラ

 
[ そして、終結の為に混乱を加速させる方に舵を取りました。
 かつては敵対していた悪魔と、手を組むようになりました。
 既に気が触れていた隠者から、毒を拝借しました。


    を       を   ました。
 
        を      ました。
]




[ そして、多くの死を見届けてきた
 『死神』と対峙の時が訪れました。*]

 
(/90) 2022/12/19(Mon) 21:05:37
X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。
(a86) 2022/12/19(Mon) 21:18:29