人狼物語 三日月国


90 【身内】ifかもわからん!【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


市川夢助黒沢誉に干渉した。

1日目の夜、どこからかお囃子がぽんぽこ聞こえてきた。

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
岩崎裕三が無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

好晴
今日はどんな嫌な気分も吹っ飛んでしまいそうなぐらい良い天気だ!
こんな星々もよく見えそうな日ならきっと、みんなの失われた力も戻ってくるだろう。

現在の生存者は、静子・ギブソン、井上清春、黒沢誉、堀江豊久、市川夢助、勢喜光樹、千葉郁也の7名

【独】 三年 堀江豊久

/*
スズサトさんぽんぽこしてる
私もしといたらよかった?
(-0) 2021/08/16(Mon) 8:02:53

【妖】 三年 堀江豊久

「なんで、怖いわけないやん」

平気ではない。
平気ではないけれど、言動のおかしさをそう見られているとしたら本意でなかった。
自分が恐れているのはあなたじゃない。それを示すために腕を伸ばし、柔らかく手を取る。

それから、『大丈夫』を言って聞かせようと、座ったままあなたを見上げてみて。
いつもどおりの筈の貌からつい先程の色香が滲んでいるように思えて、ふと意識が奪われた。

「…………」
「あ、うん、まあ、せやから……一緒に寝よか」

普段ならその選択に大した躊躇もなかっただろう。
不用意に近付くことに不安はあったが、よそよそしさで傷つけてしまうことはしたくない。
そう言い訳を作った。
($0) 2021/08/16(Mon) 9:18:41

【独】 三年 堀江豊久

/*
確定ロールしかしてない
進行中にあんまり直接ゲザっても逆にアレだと思うので独り言でゲザります
すみません
(-1) 2021/08/16(Mon) 9:31:23

【妖】 三年 井上清春

期待したものをそのままのかたちで手に入れたのに、
それだけで満足できなくて新たな欲求が生まれる。

「ほんと?」

わかりきったことを確認する。
こんなときにあなたはつまらない嘘をつかない。
傍にいていいことも一緒に寝ていいのも本当のことだ。


手のつながりはそのままに隣へ腰かける。

「とよひ、さっき、こわがってた」

ぼやけた蜂蜜があなたを捕まえる。
傷つけたくないとか、
さわってほしいとか、さわりたいとか、

頭の中はぐちゃぐちゃだ。
この問いかけの目的が心配だけなのな、
もしくは触る赦しがほしいのか
自分でもわからない。

「おれの聞いちゃいけないはなし?」

甘えるみたいに小首をかしげて質問した。
($1) 2021/08/16(Mon) 10:18:53

【徒】 勢喜光樹

「それで。いいんだ。あっさりしてるね…」
都合がいいけど。とは言わなかった。
本当にそうだけど、万が一にも、彼の機嫌を損ねたくない。


この機会を逃したくないから。



「うん。元々二人ずつで泊ろうか、みたいな話してたし……。俺と黒沢が同じ部屋に泊る、って伝えればいいでしょ。

……なんかお腹空いたな。ご飯たべいこーよ」
(.0) 2021/08/16(Mon) 11:58:34

【妖】 三年 堀江豊久

「うん、ほんまに」

嘘はついていない。
そして、それが卑しい正当化だと自覚している。

「怖ないよ」
「キヨくんのことは」

すぐそばに在るあなたが、必死に隠している異様な熱を引きずり出す。
握った手がいとおしくて、もっと触れたくて、心のうちに立ち入りたくて、
「ちゃうねん、自分が、」

「自分がこわい」

「キヨくんが優しいからって」
「もっとひどいことしてまいそうで」

訥々と白状した言葉はひどく散らかっていた。

「……や……その」
口元を押さえて目を逸らす。
「ごめん、変なこと言うて」
($2) 2021/08/16(Mon) 12:28:57

【妖】 三年 井上清春

「うれしい」

熟れきった果実がぽとりと落ちた。
赦されたと思った。

握られた手を持ち上げて頬にあててもいいと。

「こわくないのも、あまえられるのも、」
「どっちも」

歓喜と熱が吹き出してもうずっとおかしくて
狂った唇は裏のない感じたままを紡ぐ。
欲しがるだけ甘やかしたい。
「ひどいこと」は甘えられたと同義だ。


目がよそを向いてるのがさみしくなった。
とろけた瞳で追いかけて覗きこむ。
赦されたから。


「俺はとよひにさわれると落ちついて、
 そわそわするから、もっとさわられたい」
 

「でも、」
「とよひは俺とでほんとにいい?」
「俺は俺がいちばんしたいことしてる」
「とよひもおなじ?」

あなたのいちばん、おしえて。
($3) 2021/08/16(Mon) 13:04:09

【徒】 一年 黒沢誉

別に興味が全くない聖人ではないし。
一人部屋でもなくて兄も妹もよくくっついてくるから、
できるだけその手の方向に考えを持っていかないように
抑えておく習性があるくらいだった。

「なんかゴネるとこありました?」

今だって表にはあまり出ない。

「そうすね。
 学年別になるか消去法でこうなるかって感じだったし……
 ……まあ大丈夫か」

一人明確に機嫌の悪かった先輩を思い返して、
ちょっと申し訳なくはなったが。

「飯すか。何食おうかな……」

メニューがわかりやすいやつならいいな、と思いながら
移動するならついていく。
(.1) 2021/08/16(Mon) 13:04:34

【徒】 勢喜光樹

「別に。俺以外に誘われたら断って。俺は受け入れて」

わがままだ。

「あの人たちなら、俺がまあワガママ言えば、許してくれるでしょう……。」

なんていいながら、ワガママを通す気満々の男。
ぼちぼち歩きながら、これまた人気の無い食堂につく。
券売機で何か頼めるらしい。

「………こういうところさ。逆にラーメンとか食べたくならん?」

淀みなく押されるラーメンのボタン。
変わり種のメニューも沢山ある。
(.2) 2021/08/16(Mon) 13:32:42

【神】 千葉郁也

覗かれるとすごい速さでスマホを隠す。

「別になんも見てねぇよ………………!
…つか、他の奴らは?」
(G0) 2021/08/16(Mon) 13:38:37

【妖】 三年 堀江豊久

甘い甘い許容の言葉を聞く。
とろりと弛緩した表情を見る。
掌に当たる頬の体温を感じる。

そのどれもが堪らなく切なくて、熱を持て余している深奥がもっと強い知覚を求める。

「なんで」
ぽつりとつぶやいた。

「なんでそんなに」

($4) 2021/08/16(Mon) 15:48:47

【神】 一年 市川夢助

「さあ」
きょろ〜とするけど居ないと思う
「もう宿泊所の方行っちゃったんじゃないですか〜?
あ、あっちに超絶スタミナカツカレーのお店とかありましたよ。ちーちゃん先輩お腹空いてません?」
(G1) 2021/08/16(Mon) 15:58:54

【徒】 一年 黒沢誉

「いや……そもそもねえっしょ。俺に声かけるようなの」

大多数からは対象外と認識している。
言われなくてもたぶんそうなる。

「何かと甘いすからね、先輩ら……」

自分もだいぶ甘い。棚に上げている。

「あー。無難なもん選びがちっつか……
 どこで食ってもハズレなさそうな……?」

選んだのはたぬきそば。
揚げ玉をのせたそばを想定して押したが、
関西圏だと別のものが出てくるとされています。

どこでも座れそうな食堂で、
向かいなり隣なりに陣取って食べ始める。
(.3) 2021/08/16(Mon) 16:01:22

【妖】 三年 堀江豊久

腰を上げる。


ぎし、とスプリングが軋み、深く沈み込んだ。
あなたの両脚を挟むよう、ベッドの縁へ膝立ちになって向かい合う。

「俺のしたいこと」

空いている片手を、あなたの首筋にかける。
髪をはらって指を絡め、親指で顎の下をさする。
シーリングライトのつくる影の下であなたを見つめる視線は淀んでいた。

「知りたい」

「中身まで土足で踏み込んで」
「心も体も好き勝手さわって」
「キヨくんが隠したいと思っても、泣いても喚いても無理やりこじ開けて」

いちばん許容され得ないところを選んでぶつけた。
薄暗い気持ちがあるのは嘘じゃない。

けれども、あなたのことが好きだから、傷ついてほしくなどないから、実際は絶対にしたくないことだった。

「そういう、ことやねん」
「ひどいやろ」
「こんな」

つとめて起伏のないように。
そう思って発した声は、少し震えていた。
($5) 2021/08/16(Mon) 16:03:18

【神】 一年 黒沢誉

人の気配が無な方の食堂でそば食ってる。
たぶん別の店。
(G2) 2021/08/16(Mon) 16:04:42

【神】 三年 井上清春

飯も食わずに部屋でなんかしてる。
3年生は色々ある。
(G3) 2021/08/16(Mon) 16:08:41

【徒】 勢喜光樹

「は?」

券売機からチケットを取りながら、怒気を滲ませた。
その後で、少し沈黙して、

「俺、めんどい彼女タイプだから。超妬くから。一人でも声かけられたら妬きます」

謎敬語。
そして二人で席を探す。

「ああ、揚げ玉のったやつ……」

関東出身なのでそう認識したが、
どちらが出たんだろう。
関西風かもしれない。

向かい合わせに座ったのは勢喜が席取りをそうしたからだ。
コップの水が置かれている。

「明日どうしようね」

一応、ここに宿泊して翌日のスケジュール。
曖昧にしか聞いていないなと思い出して、
3年生にスマホで連絡しているようだ。
(.4) 2021/08/16(Mon) 16:41:22

【神】 勢喜光樹

人の気配が無な方の食堂でラーメンを食べている。
黒沢の前の席だ。
並みいる観光地メニューを完全に無視。

「これこれ。この醤油味に胡椒かけるのがいいんだな」

ずるずるずるっ。
(G4) 2021/08/16(Mon) 16:42:30

【神】 勢喜光樹

>>G3 井上

LIMEメッセージが届く。

「明日」
「って」
「スケジュール」
「どうなってましたっけ?」
(眠たげな猫が疑問符を浮かべるスタンプ)
(G5) 2021/08/16(Mon) 16:43:27

【神】 千葉郁也

「別に減ってね…」

キュル…

「……………買ってこい」

市川に金を握らせた。
(G6) 2021/08/16(Mon) 16:56:28

【妖】 三年 井上清春

視界がぐらりと反転して天井を見た。
遅れて彼が現れて、安心からふにゃりと笑った。

夢心地の貌に降り落ちる暴力と懺悔という名の甘露に浸る。
芯の部分に走る苦味も愛おしい。


繋がったままの手をぐいと引っ張り、
スプリングが軋む音ともにあなたが近づく。


「いいよ」

耳元で囁いた返事は淫靡な顔に合わないほど
穏やかなものだった。
これまで負ってきただろう痛みを労るように
やさしく触れるだけの手つきで頭を撫でる。

「話してくれてうれしい」
「たくさん傷ついてきたんだ」

その性質を起因として体験した苦しみが、
やさしい彼を怯えさせたのだろうと推測した。

「俺はそれだけで傷つかないよ」
「とよひーはそんなので俺を傷つけれない」

安心を与えたかった。
口にした言葉は強がりじゃない本心からのもので、
現に
悦び
はあっても恐怖はかけらと存在しなかった。
($6) 2021/08/16(Mon) 17:08:01

【妖】 三年 井上清春

顔が見たくて彼ごとごろりと横に転がる。

「とよひー」
「したいこと、本当にそれだけ?」

どんな表情だったとしても大切にしたいなと気持ちが湧いて、
触れるだけのキスをした。
離れてしまえばすぐにでも繋がりたくなって
はしたない考えが頭を塗りつぶしていく。

「おれは」
「体拓いて好きなだけ覗いて侵して」
「嫌じゃない」
「とよひならなにされてもたぶんうれしい」
「いやがってもぜんぶ見て」

どうして許容できるのか尋ねられても明確な答えはない。

想像力の欠如から彼の想定より矮小に捉えている。
ひとりで抱え続けた痛みを分かち合いたいと思った。
でもそれらは本質じゃない。
($7) 2021/08/16(Mon) 17:08:11

【神】 三年 井上清春

>>G5 勢喜
食事を終える頃になっても既読はつかなった。
(G7) 2021/08/16(Mon) 17:13:21

【神】 一年 市川夢助

「後輩使い荒〜」

金のヤツを握らされたのでふらふらと向かう
(G8) 2021/08/16(Mon) 17:22:14

【神】 一年 市川夢助

千葉に超絶スタミナカレーの超甘口5倍スタミナ盛りを買ってきた

「ちーちゃん先輩、はい」

自分のは普通のやつです
(G9) 2021/08/16(Mon) 17:23:08

【徒】 一年 黒沢誉

「すんませんね。妹の横で虫除けしかしてなかったんで」

「…………。ちゃんと断りますけど。嫌だし」

わざわざ妬かせて喜ぶ趣味はない。素直。

そうして出てきたそばは微妙に見覚えのないタイプ。
『京風』を見落としたのかもしれない。

「? あんかけだあ……」

細かく切ったおあげと長ねぎが乗ったあんかけそば。
特に困らないので食べはする。

「特に聞いて……ねえすね。そういや。
 現地解散じゃあねえと思ってたんすけど」
(.5) 2021/08/16(Mon) 17:35:47

【神】 千葉郁也

「んだよこのカレー………………随分黄色いじゃねぇか……………」

まるでお子様のカレーみたいなやつを見てムムとなった。
まあ見た目だけで辛さは分からないから1口食う

甘ッッッッッッッッ


むせた
(G10) 2021/08/16(Mon) 18:07:56

【神】 一年 市川夢助

「あはは、あれえ〜?ちーちゃん先輩、辛いの苦手かと思ったんですけど」

バカしながらカツカレーパクパクニャー
(G11) 2021/08/16(Mon) 18:10:00

【神】 千葉郁也

「てめぇ…………………こうしてやるッ……………」

傍にあった体が凄い温まる紅しょうがを特に中身を見ずに市川のカレーにたくさん入れた。
(G12) 2021/08/16(Mon) 18:15:55

【神】 一年 市川夢助

「うわっ」

あからさまに嫌な顔
そんなんもうお返しするしかない

「じゃあはい、これでスパイシーじゃないですかっ?」

健康5000倍ふりかけとんでもなくお返しした
(G13) 2021/08/16(Mon) 18:24:32

【神】 千葉郁也

「おいッ…………!!!クソ………食べ物で遊ぶなよ…………」

キリがないので諦めて食った。
甘口カレーとふりかけが絶妙なバランス!
美味しくなった。
(食べ物を無下にしてはいけないので)

きっと市川に入った紅しょうがも
いい感じに美味しくなるだろう。
(食べ物を無下にしてはいけないので)
(G14) 2021/08/16(Mon) 18:26:52

【神】 一年 市川夢助

「はあ、残してもくーちゃんなら全部食べてくれるのにな〜……」

そんなことはない

すげー渋々食べた
(食べ物を無下にしてはいけないので)

「(なんか美味しいな……)」
(G15) 2021/08/16(Mon) 18:30:47

【神】 千葉郁也

スゲ〜美味しいので2人とも完食するだろう(確定)

「フン…………………食えなくはなかったぜ…………」

満足した。
急に健康度が上がってきた。
(G16) 2021/08/16(Mon) 18:34:25

【神】 千葉郁也

「………………………」

無言で立ち上がると、無言で手洗いのほうへ
(G17) 2021/08/16(Mon) 18:36:08

【独】 一年 黒沢誉

(いたら食べてたがそこにいなかった黒沢)
(-2) 2021/08/16(Mon) 18:39:31

【神】 一年 市川夢助

「ごちそうさまでした……」

食えはしたが量の多さに苦しくなったので
健康がやばいくらい健康になったが、
その場でしばし休憩した後宿泊所へ向かった
(G18) 2021/08/16(Mon) 18:40:44

【徒】 勢喜光樹

「人生で1回も声かけられたことないの」

ちゅるる、とラーメンを食べながら問いかけた。

「ふうん。断ってくれるならいいけど……。今想像したら、断ってるところでもちょっとイラついちゃったよね」

理不尽である。あなたに対する苛つきとは異なるだろうが。
ぼやっとした見た目に反して、何かと執着の強そうなことを言う。

「あれ、たぬきってこれだっけ…。まあ、おいしそうだけど。
なんか連絡したけど返事こない……。困ったな。」
(.6) 2021/08/16(Mon) 18:47:50

【徒】 一年 黒沢誉

「ねえすわ。
 …………なんで想像して勝手に腹立ててんすか。
 ねえっつってんのに……」

本当にないか、回りくどい言い方をされて
何が言いたいのか問い詰めて逃げられたとか。
わかっていないだけかもしれない。

「思ってたのと違えけど、ハズレじゃねえんでいいっす。
 手元にねえとか? ……長風呂なんすかね」
(.7) 2021/08/16(Mon) 18:54:17

【徒】 勢喜光樹

「確かに。でも腹立ったから」

子供か。と、思えるぐらいの発想。

「…………。単純に……、俺が恥ずかしいかも……。これ………。」

口元を抑え、ラーメンを食べるのを一時停止したぐらいだ。

「へー。おいしそう。今度頼も。珍しいよね、このタイプ。……あ、風呂かあ。じゃあしょうがないか……。…いやさ」

「今夜、どれぐらいやっていいかなと思って。明日観光やるんだったら、あんま無理したらダメだし」

ずるる。
(.8) 2021/08/16(Mon) 19:09:09

【妖】 三年 堀江豊久

振り翳せる限りの刃もやさしく取り上げられる。
どれだけ伝わっているかなんて分からないのに、再び虚勢を張ろうにも攻撃的な感情など最早奮い立てられない。

頭を撫でられるとすっかり毒気を抜かれてしまって、あとは抵抗もできず隣へ転がされるままだった。


苦悶と安堵が綯い交ぜになったような表情が部屋の灯りに照らされて、
ぐったりとしたまま、触れるだけの口づけを施される。

「……なんで……そんな優しくしてくれるん、キヨくん……」


再三の問が、再び唇から零れた。
($8) 2021/08/16(Mon) 19:17:42

【徒】 一年 黒沢誉

「何が……?」

恥ずかしがるポイントがわからなかった。
鈍感系後輩。

「どこのたぬきなんすかね。…………」

「……。
 明らか様子変ならバレんじゃねえすか。
 気まずくなりたかねえんで抑えて欲しいんすけど」

「そこそこしぶといつもりすけどね。
 体力だけなら、まあ」
(.9) 2021/08/16(Mon) 19:28:07

【徒】 勢喜光樹

「鈍感系主人公め……。」

ねっとミームを知るオタク、相手に良く分からないであろう言葉で罵った。罵る、というほどでもないが。

「何がたぬきなのかが謎。この地域だけなのか……。

ああ、まあね。でもなんか、ヤるとね」

スマホを眺めながら、

「腰痛くなったりするんだって。身体痛くなって。喉枯れたりもする?みたいな。まー……、ほどほどにしないとだねー………。

なんか、事前準備、黒沢の方が大変そう。一応、必要な道具とかはある程度売ってたから揃えたけど。…ここ、まあいやらしい意味でなく、夫婦で来て、小作りする。とかは昔からやってたみたいだよ。だからその名残かなー…」

みる?といいながら、スマホで見ていたページを見せた。
分かりやすい男性同士の致し方、である…。
(.10) 2021/08/16(Mon) 19:50:25

【徒】 一年 黒沢誉

「何……?」


主人公ではないが。
鈍いと言われたのはまあわからないでもない。
主人公ではないが……

ちょうどれんげであんをすくって口に入れかけたところで、
噴き出しかけてむせた。

「どこで何見てんだ……」

「……準備。いるんすか。めんどくせえなあ〜人体……」

れんげを置いてスマホを気軽に取り上げた。
下準備のあたりを無言で読んで、

「結構時間食いますね」

返す。
(.11) 2021/08/16(Mon) 20:05:59

【独】 千葉郁也

「ッ………………、く……………」

手洗い場の個室で自らを慰める。
こんなこと普段なら絶対しないのに、
声が喉から溢れるほど気持ちいい。

「……………、……………っ………」
(-3) 2021/08/16(Mon) 20:28:38

【独】 千葉郁也

「は、…ぁ、……………くッ……………」

「……………」

「……………クソが……っ…………」

立ち上がり、扉に凭れると上がった息を整え
手を洗い、お手伝いを出た。
まだ、身体は熱い。
(-4) 2021/08/16(Mon) 20:30:42

【神】 千葉郁也

暫くして、宿泊所に向かった。
(G19) 2021/08/16(Mon) 20:31:26

【雲】 千葉郁也

「……………おい………」

宿泊所にいるであろう市川に声をかける。
最初に部屋に入る時は2人じゃなきゃいけなかったのだ(多分)
(D0) 2021/08/16(Mon) 20:35:02

【雲】 一年 市川夢助

「…………あ、ちーちゃんせんぱい」

受付の前でスマホを見たり周りを見渡したりしていた。
振り返り近寄る、やや足取りが覚束無い。

「先輩たちいませんねえ、
もうみんなチェックインしちゃったかも。」

それかたまたま見当たらないがとにかく居ない。(時間軸を考慮しながら)

「……二人一部屋らしいですよ」
(D1) 2021/08/16(Mon) 20:40:04

【妖】 三年 井上清春

「なんでって、」

彼の苦しさを消したい。
熱に浮かされてもそれだけは明瞭として存在し、
向けられた問には真剣に答えたかった。

「とよひーだから。
 でもそれだけじゃなくって、」

傍にいたからじゃ足らない。
それだけで悍ましさすら帯びた執着を受け入れられるほど
聖人ではない。
やさしくされたから、息がしやすいから、気質が好ましいから。
どれもが正しくてしかし足らない。

「わからない」
「やさしくしたい理由はたくさんあるけど
 言葉全部集めても違う気がする」

胃の腑を裂いて見つかるものならばどうか暴いて
そんなことを答えれば悲しませることはわかっていた。


「……だから。
 一緒に探したいじゃダメかな」

それがこの場で出せる答え。
($9) 2021/08/16(Mon) 20:43:24

【雲】 千葉郁也

「…………………………」

最悪だ…。と思った。
だが同時に他の奴らよりはマシかと思い、心が2つになった。

マシな訳ないので頭を振る。

「入ったら、俺は即寝るからな………………………」
(D2) 2021/08/16(Mon) 20:49:21

【雲】 一年 市川夢助

「…………はあい」

もう1人の僕と戦っていそうな先輩をよそに
受付を済ませ部屋へと向かう。
(D3) 2021/08/16(Mon) 20:52:22

【徒】 勢喜光樹

「俺にも妬いてもらえるように頑張らないとだなあ。今、俺が他の女の子とかとイチャイチャしても、妬いてくれない気がする……。きもち悔しいよね」

腕を組んで、うーん。と呻いた。

「だって、いるじゃん……。流石に。覚えてる知識だけだと。」

取り上げられたときにあ〜、と気の抜けた声をあげる。別に構わないようだ。

「感想、それなんだ。うん、できそう?できなかったら、俺やるとか。準備いらない奴やるとか」
(.12) 2021/08/16(Mon) 21:23:46

【雲】 千葉郁也

部屋に入る。

布団が敷いてある。2枚の布団は
なんだか近い
(D4) 2021/08/16(Mon) 21:24:14

【雲】 一年 市川夢助

「…………」

ちら……と先輩を見る
(D5) 2021/08/16(Mon) 21:26:20

【雲】 千葉郁也

布団を離した。
(D6) 2021/08/16(Mon) 21:27:02

【徒】 一年 黒沢誉

「イチャイチャ」

「……まず想像できねえ……かな……」

そもそもこんな感じになることすら不明だったので。
機嫌良く女の子と並んで歩く図が想像できない。

返してから淡々と椀を空にし始める。
健啖ぶりは相変わらず。

「できねえってことはねえすわ。
 揃えてもらってんならそれ使うんで。後で借ります」

「そんくらい先輩だって待てんでしょ?」
(.13) 2021/08/16(Mon) 21:34:10

【雲】 一年 市川夢助

え〜と不満の声

「……は……、……照れ屋さんだなあ……」

吐き出す息を堪えるように悪態を着く。
あつい。

ぱっと顔を上げて部屋を漁り始める。
備え付けの冷蔵庫にすげー精力剤が入ってた。
(D7) 2021/08/16(Mon) 21:41:19

【雲】 一年 市川夢助

そっと閉じた。
(D8) 2021/08/16(Mon) 21:41:35

【雲】 千葉郁也

「……喉、乾いた………
飲み物ねぇのか…?」
(D9) 2021/08/16(Mon) 21:43:10

【雲】 一年 市川夢助

「……よく冷えたすごい良さそうなのがありますけど、いります?」

再度開き、見せる前に
すげー精力ラベルを剥がしておいた
(D10) 2021/08/16(Mon) 21:49:00

【雲】 千葉郁也

「フン………寄越せ」

奪い取るように貰うと
すげー精力剤を疑う余地なくゴクゴク飲み干した。

「…?なんだこれ…水じゃね……え……?」

ドクン…ドクン………と心臓が鼓動を早めた。
寝れば治るか!?ふらつきながら布団の方へ向かう。
(D11) 2021/08/16(Mon) 21:54:47

【徒】 勢喜光樹

「なんということでしょう……。」

でも、言われてみれば。
自分はそもそも女子と連れ立って歩く方ではない。
想像が出来ないと言われても仕方ないし、
そもそもまだまだ、付き合いが短い彼にこんな関係を望んだのは自分だ。

仕方ないかあ、とラーメンのスープをじるじると飲む。

「貸すよ、貸す。……待てるって。そこまでは。大丈夫。」

そこまではだ。

「美味かったー……ゴチソウサマ。」
(.14) 2021/08/16(Mon) 21:56:46

【雲】 一年 市川夢助

「栄養ドリンク……ですかね……」

全部飲んだ……

全部飲んだんだ……

[[千葉の様子を伺いながら自分も布団に行ったor千葉にそろそろ……と近寄り、耳に息を吹きかけてみるor効果を確かめるべく任意の場所⤵︎ ︎に触れてみた]]

vil
(D12) 2021/08/16(Mon) 21:59:24

【雲】 一年 市川夢助



千葉の様子を伺いながら自分も布団に行った
(D13) 2021/08/16(Mon) 22:00:10

【雲】 千葉郁也

「………………………」

布団の方を向いて立ち止まっている。
(D14) 2021/08/16(Mon) 22:01:35

【徒】 一年 黒沢誉

「誰にでも声かける方じゃねえっしょ。
 そうだったら……見境ねえなあ〜〜って思う」

妬くより呆れが勝つのはなんというか。
甘い。甘いのだ。
それで済ませられるくらい。

「ごっそさん。……今持ってねえすよね。
 渡してもらったら」

「…………。済んだら部屋ァ行くんで」

トレイを持って返却口の方へさっさと歩いていく。
(.15) 2021/08/16(Mon) 22:09:03

【雲】 一年 市川夢助

「……ちーちゃん…先輩?」

鼓動がはやくなる。

そ〜……っと、静かに覗き込んだ。
(D15) 2021/08/16(Mon) 22:09:27

【雲】 千葉郁也

「………」

突然市川の胸ぐらを掴むと、
引き寄せて無理やりキスをした。
(D16) 2021/08/16(Mon) 22:12:19

【雲】 一年 市川夢助

「っ?、!ん……」

ビク、として思わず千葉の腕を掴もうとする
(D17) 2021/08/16(Mon) 22:19:41

【雲】 千葉郁也

腕を掴まれてもそのまま離さない。
それどころか、舌で市川の口をこじ開けようとする。
舌は風邪を引いたかのように熱い。

「…………っふ」
(D18) 2021/08/16(Mon) 22:23:53

【徒】 勢喜光樹

「………まあいいや」

どうせ絶対ないし。

「俺は滅茶苦茶怒って黒沢をだいぶひどいめに合わせたりするから。俺が同じことやったら、そうしていいからね。

…じつは〜?」

テレーン。
ビニール袋に入った何かを出す。

「買ってきたので、ございます。……じゃあ俺、部屋に……いる。……緊張して口から心臓出そう」

自分も返却を終えた後で、席に戻ってビニール袋を取り、相手に渡そうとする。

「じゃあ、これ…。」
(.16) 2021/08/16(Mon) 22:24:02

【雲】 一年 市川夢助

「……あっ………、んん、…」

ちーちゃん先輩の舌が熱い、
心臓の鼓動が更に早まる。
このままでは千葉に流されてしまう。
それは少し、困る。

「っ……!ま……っ」

抵抗する手を止めず、静止しようと口を開く
(D19) 2021/08/16(Mon) 22:32:31

【徒】 一年 黒沢誉

「俺ァ怪我させてえ訳じゃねえんすよ。嫌だし」

「…………なんで持ち歩くんすか…………」


どこかに置いておくタイミングもないといえばない。
部屋へ置いてそうならなかった時に見られる心配もない。
ないが。

「どーも。……勢喜先輩でも緊張するんすね」

戻ってきて、特に表情を変えず受け取った。
ビニール袋のがさがさした音がやけに響く。

「じゃ。また後で」
(.17) 2021/08/16(Mon) 22:36:27

【雲】 千葉郁也

それを好機と言わんばかりに
開いた口に舌をねじ込んだ。

市川の手を、もう片方の腕で掴んで外して
抵抗出来ないように拘束する。
(D20) 2021/08/16(Mon) 22:37:03

【雲】 一年 市川夢助

「ーーッ!、っん、……う、んッ……ふ、……」

熱と熱が触れ合ったところが ビリ、と脳を刺激する。

押し出そうとする舌がかえって絡めとられ、もう、おかしくなる。

足の力が抜けていく

頭がぼうっとする
(D21) 2021/08/16(Mon) 22:48:50

【雲】 千葉郁也

沈んでいく体を引っ張るように胸ぐらを掴んでいたが、
押す力が強いのか段々と引っ張りきれなくなり、落ちていく。
鬱陶しくなったのか、口を離すと布団に倒した。

「っはあ………、ハア…………、ハア………」

飲み込むことを忘れられた唾液が、市川の鎖骨に落ちる。
(D22) 2021/08/16(Mon) 22:57:57

【徒】 勢喜光樹

「置くタイミングなくて」

本当の所だ。

「当たり前じゃん。誰でもじゃないけど」

ビニール袋を渡して、少し沈黙する。

「うん。また、あとで。」

――そう言って、自分の部屋に戻るだろう。
部屋番号だけ伝えて置く。
(.18) 2021/08/16(Mon) 23:02:54

【神】 勢喜光樹

部屋に戻っていく。

三年の先輩に一応、連絡する。
今日の宿泊は、黒沢と同じ部屋に泊るようだ。
勿論、二人で泊った方が安くあがるだろう。
(G20) 2021/08/16(Mon) 23:03:50

【雲】 一年 市川夢助

「……、はっ……はあ、……っ…はあ……」

力なく布団に倒れ込む。
一度落ち着けたはずの熱が、今度は更に強く理性をすり減らすように熱を帯びている。
もう、焦点の定まらない瞳で千葉を見つめるだけだった。

「……、……」

あつい

ちーちゃん先輩

呼び掛けは声にならず、よろよろと、手を伸ばし
自我を忘れた獣の生贄になるかのように身を差し出す
自身が何をしているのかなんてわかんない。
(D23) 2021/08/16(Mon) 23:14:33

【神】 一年 黒沢誉

そのへんのカプセル筐体を回していた、
限定ホウカくんピンズ(全8種)。

「変に出来いいのはなんなんだよ」

適当にジャージのポケットに突っ込んですたすた歩く。
館内探索かなにかを続けるのかも。
(G21) 2021/08/16(Mon) 23:15:17

【妖】 三年 堀江豊久

数秒の沈黙があって。

「一緒に」


独り言のように復唱してから、徐にあなたの胸元へ顔を埋めた。
上になったほうの腕をあなたの背中へ回して抱きつく。

「ううん、駄目やない」
「そうか」
「……」

「ありがと」


布越しの胸に額を寄せて、くぐもった声がぽつり、ぽつり。
声色には幾分か安堵が漂っていた。
($10) 2021/08/16(Mon) 23:18:40

【独】 一年 黒沢誉

「落ち着く訳ゃねンだよな」

いくら飲んでも食っても冷めないし、
『そういうこと』への知識なんかほぼ皆無だ。

あんまり待たせても悪いから。
見た通りの準備くらいはちゃんとやるけど。

「…………」
(-5) 2021/08/16(Mon) 23:18:46

【妖】 三年 堀江豊久

「……したいこと……な」
「嘘やないけど、ほんまはそれだけやなくて」

「俺も……キヨくんにやさしくしたい。大事にしたい」
「キヨくんが嫌なことは、したない」


そこまで言うと、顔を上げてあなたの表情を伺う。

「……でも、そうやないことは……
 そうやないことが、たぶん、俺のいちばん『したいこと』」


背中を抱いていた手がするりと位置をさげて、
物欲しげに腰を緩くさすった。

「な」
「キヨくんが許してくれたこと、欲しがってくれたこと」
「俺、ほんまに……信じてもええん」
($11) 2021/08/16(Mon) 23:21:58

【独】 一年 黒沢誉

「食う前に聞いといて
 さっさと準備した方がよかったんじゃねえのこれ」

基本的に効率を考える方。
わざわざ吐くまではしない。さすがに。
(-6) 2021/08/16(Mon) 23:27:53

【徒】 一年 黒沢誉

三十分。一時間。
焦れて探しに行かずには済むくらい待たせて、
ようやくノックの音がする。

「先輩」


声変わりはとっくに終わっている。
抑えた小声でも響く。
(.19) 2021/08/16(Mon) 23:40:51

【徒】 勢喜光樹

「はい」

返事はかなり早かったように思う。

鍵の開く音。
そして、扉が開いた。

「はい、いらっしゃい。大丈夫だった?」

気遣うようなことを言いながら、
あなたを部屋に案内する。
(.20) 2021/08/16(Mon) 23:45:01

【徒】 一年 黒沢誉

「疲れたっつーか、手間かかんだなあって感じすね。
 まあ大丈夫すけど」

首にかけていたタオルは見当たらないし、
上まで閉めていたジャージは暑いのか開けっぱなしだ。
中に着たややいかつい和柄のTシャツが見えている。

「……広」

物珍しげに部屋を眺める。
修学旅行で泊まるような二段ベッドを想像していた。
(.21) 2021/08/16(Mon) 23:50:18

【雲】 千葉郁也

その手をまるで気にせず、直ぐに覆い被さると口を塞いだ。
抵抗したとしても受け入れたとしても、
獣はただ憐れな獲物を本能のままに喰らうだけだ。

「…………はッ、………ふ、………」

下は地面。逃げ場はない。
手首を捕まえたまま、口内を蹂躙するように雑に貪る。
(D24) 2021/08/16(Mon) 23:54:02

【徒】 勢喜光樹

「まあ……。割と危ないことするしね。丁寧にやらないとね」

頷きながら、相手のジャージと、その下のシャツを眺めて。

「なんか、ちょっといかついね」

そんな風に感想を述べて案内する。
二人部屋は、明らかに広い――。

かなり広めの洋室だ。景色も良く、見下ろせば山から海まで見下ろせる。ベッドはシングルが2つほどあるが、片方にはビニールシートがシーツの下に敷いてあるようだ。

「センパイの優待?で。かなり安かったよ。これで一人あたま7000いかないぐらい」
(.22) 2021/08/16(Mon) 23:56:06

【徒】 一年 黒沢誉

「爺ちゃんの趣味すわ。
 そろそろ着る齢じゃねえからって主に俺に」

そこで頓着しないのも怖がられる要因ではある。

「へえ。……財布、わりと多めに持ってきたつもりすけど。
 そんだけ安くなんならありがてえかな……」

敷かれたビニールシートの存在が目に留まった。

「…………殺人前の仕込み?」

ふと刑事ドラマ方面に考えが脱線した。
意味がわからない訳ではない。つい口をついた。
(.23) 2021/08/17(Tue) 0:06:15

【雲】 一年 市川夢助

「ん゛っ、ふ、っん、は…、んッ」

荒い捕食に意図せず短い息が漏れる。
1度捧げようとした身体はそれに本能的に抗おうする、
力はどうしたって叶わないのに。
後ずさるように床を蹴っても、それはただ白いシーツを泳ぎ波打たせるだけに終わるだけだ。
(D25) 2021/08/17(Tue) 0:14:55

【雲】 千葉郁也

それでも足りないというように
角度を変え、深さを変え、
息継ぎに離しては、勝手な都合でまた塞ぐ。

「っんく、……は、…………ふ、……フーッ」

暴れるように抑えた脚の浴衣の隙間に手を入れ、
意図せず市川の太腿に手が這う。
(D26) 2021/08/17(Tue) 0:23:09

【徒】 勢喜光樹

「ちょっと怖い気がする。
今度服買いに行こうね。もっと優しく見える奴」

「まあ、そもそも今日は奢る気だったけどね。
……えっとね。………」

言い淀んだ。それから、片手を何故かあげた。

「……汚すかもしれないから。シーツの下まで汚すと、旅館に迷惑かかるでしょ」

迷った末に、よどみなく言った。
(.24) 2021/08/17(Tue) 0:29:28

【妖】 三年 井上清春

この答えで受けいれてくれたことに安堵の息を吐いて、
じんわりと嬉しさが広がっていく。

「一緒に」


ことさらに小さな声で重ねて抱きしめ返した。

密着したことで
鎌首をもたげるよからぬものからは

いまはまだ目をそらしていたかった。

甘やかしているような体勢なのに、
後頭部を見下ろす瞳は穏やかに
とろけている。


幾ばくか不安を取り除けて嬉しかったのに、
胸にあたる吐息や、回された手が背を抱き留める感触に、
淫らな熱がとろとろ身を焼いてあつくてくるしい。


こちらこそ、とか返事をしたいのに
焼かれた思考はまとまりを取り戻せない。
酸素を求める金魚みたいに口をぱくぱくさせてしまう。
($12) 2021/08/17(Tue) 0:31:39

【妖】 三年 井上清春

あなたの言葉と匂いと感触のすべてが、
その気なくとも悦びを与えて導いていく。

やさしくしたい。

色の欠片ない言葉ですら嬉しくておかしくなってしまうのだ。


だからあなたの目に映った顔が次なる質問のこたえである。

欲にほてる頬に、うれしくて吊り上がる口端、
我慢できなかった涙を浮かべてあなたを見上げる。

そんな表情で、
腰をびくりと震わせて快楽の声を漏らした。

「とよひ」

「みて」

「うそじゃないのわかるから」

あなたの下腹へ擦りつけるそれは膨らみを持ち、
思いを直接的に露わにした。

「やらしいことして」
($13) 2021/08/17(Tue) 0:36:57

【徒】 一年 黒沢誉

「汚す気なんすかァ?」
(.25) 2021/08/17(Tue) 0:41:34

【徒】 一年 黒沢誉

「……や。どうなるかわかんねえか。
 気ぃ使って困るこたねえ…………
 想定されてそうな気もするんすけど。まあ」

敷かれた方のベッドへ何気なく座った。

「自分で買わねえんすよ。選べねえから。
 先輩が選んでくれんならついてきますけど」
(.26) 2021/08/17(Tue) 0:41:43

【雲】 一年 市川夢助

「ーッ?、!」

身体が跳ねる。
――触れられただけなのに?

「、ンっ!あ、!、」

どうして、なんで
じわじわ、あつくて
なんか、やだ。

不規則に口を塞がれては息を詰まらせることしか出来ず
迫り来る変な熱に焦燥感を走らせ、
ただ目で訴えては空気を吸い込むことに精一杯になる。
(D27) 2021/08/17(Tue) 0:44:48

【徒】 勢喜光樹

「うん。汚す」
(.27) 2021/08/17(Tue) 0:45:01

【雲】 千葉郁也

そのまま腿を伝って脚の付け根へ。

ビクリと震えるのを見る度に体の奥底が熱くなる。
早く、この柔らかい肉に挿れたい。

「ふーッ、…ふーッ…、」

はやる気持ちを荒い息に漏らし、
下着に手をかけ、下ろす。性急だった。
(D28) 2021/08/17(Tue) 1:01:15

【徒】 勢喜光樹

自分も隣に座った。
ベッドが軋む音を立てる。

「じゃあ、選ぼう。
頭からつま先まで、俺が選んであげる。」

「これから毎日365日、俺の選んだ服着て欲しいな。靴下も、シャツも、ズボンも、上着も。」

相手の手をとって、するり、と親指で、表面をなぞる。


「俺が見つけたお前の魅力、全部教えてあげたい」

「だから全部見るよ 一つも残さず」

「だって黒沢、俺の好きなものが”黒沢”なの」

(.28) 2021/08/17(Tue) 1:06:32

【徒】 勢喜光樹

”気分いい”
んでしょ」

相手の腰に手を回して抱き寄せる。
もう片手で相手の頭を掻き抱いて、
”撫で”ながら囁いた。


「死ぬほど、気持ちよくしてあげる」
(.29) 2021/08/17(Tue) 1:08:58

【雲】 一年 市川夢助

「っ、せんぱ、……ん、…まっ、…おち……はあ、…あっ、あッ……!」

自身を守る布は簡単に剥がされた
トロ、トロと先端からは既に透明な熱を溢れさせている

「……っ、……あ……、」

性急な動作にうるさいぐらい鼓動が早くなる
困惑と恐怖と期待が混じった顔からは
普段のように余裕に誘う姿は欠片も見られない。

外気に晒された秘部はまだ少し緩く
再び千葉を望むようにヒクヒクと動く。
(D29) 2021/08/17(Tue) 1:16:26

【徒】 一年 黒沢誉

「そりゃあもう、付き合うとかじゃなくて」

「…………」

「……言ったなあ。そういや。
 いや……別に嘘じゃあねえし。本気すけど」

撫でられるのが好きだ。
小さく唸る。

「ちったあ加減して欲しいんすけどね。
 べっつに……今日だけってこともねえんだし……」

待たせた間も下がらなかった体温はあつい。
(.30) 2021/08/17(Tue) 1:19:55

【雲】 千葉郁也

自分の下着を下げ、血猛った己を晒す。
ひたりとそこに当てれば、すぐにでも入りそうだった。

「…………市川……」

熱っぽい声で名前を呼んで、
劣情に塗れた瞳で見下す。

今から始まることを否が応でも思い知らせた。
(D30) 2021/08/17(Tue) 1:33:29

【徒】 勢喜光樹

「あんな嘘つけないでしょ、お前は」

頭を撫でながら、耳元にちゅ、と口づけを落とす。

「最初が肝心だから。別に」

かり。

耳元に歯を立てる。
痛みはない程度の――。

「体力は、自信あるんでしょ。どれぐらいきもちいい所あるから、確認しないと」

何度も、僅かに歯の先で耳を口づけるように食む。
僅かな水音が響く。
(.31) 2021/08/17(Tue) 1:36:53

【徒】 一年 黒沢誉

「く すぐってえ…………」
唸る。

握りしめた拳を解く。息を吐く。
この距離まで近付かれたら顔狙いで距離を取れ、も
ナメた態度は潰せ、も喧嘩の頭だ。振り払う。

一番近いものに誤認するのは経験がないせいだ。
迷って、手をついて、代わりにシーツを握った。
少なくとも反応できない速度では手が出ないように。

「…………」

「ベッ……ドより先に、服。
 どうにかした方が……よくねえすか。…………」
(.32) 2021/08/17(Tue) 1:50:58

【徒】 勢喜光樹

「くすぐったいの、我慢できる?」

あなたの唸り声に、頭を再度撫でながら訪ねる。
ぴちゃ、ぺちゃ、と、静かな音が零れ、
くすぐったい仕打ちを何度もする。

あるいは、こんなことをされたら顔を打ち抜くのも正しいと言えるかもしれない。が、控えめに。ゆっくりと行われるそれが、あなたへの気遣いをどうしたって滲ませる。それが、喧嘩をしたいわけではないものだと、あなたに伝える手伝いをしたかもしれない。

「服」

ぴちゃ……、

「もう脱ぐ?」

ぺちゃ。


耳元で水音が止まない。
あなたが振り払うのが簡単なぐらいの、
ゆっくりと緩慢な手が、シャツの裾から、あなたのわき腹に伸びた。

脱がしはしない。
あなたの返答を待っているのかもしれない。
ひた、と、武骨な勢喜の手が触れた。
(.33) 2021/08/17(Tue) 2:03:08

【雲】 一年 市川夢助

ゾクゾクと背中に電撃がはしる。
欲望をぶつけられそうになりながら
そんな声で名前なんて呼ばれたらもう
ずくずくに全部溶かされてしまう

求める声に身体が喜んでいる。堪らなくなってる。
ほしい、はやく、ぐちゃぐちゃにしてほしい。

「っ……ちーちゃ、せんぱいっ、ま、でんき、けし」

それでも微かに残る理性が
最後の抵抗を見せるように、視線で縋るように懇願する。
(D31) 2021/08/17(Tue) 2:11:13

【徒】 一年 黒沢誉

我慢できるからこうなっている。
皮膚の薄いところを何度も触れられる不快感より
くすぐったさが勝つ時点で、根本的に気を許してはいた。

「…………」

「着……替え、あんま、持ってきてねえんで……」

シャツはやや湿って重たく手にはりついてくる。
明言するらしい否定と違って肯定は回りくどい。
伝わるだろうと信用しているのかもしれないが。
(.34) 2021/08/17(Tue) 2:12:15

【徒】 勢喜光樹

「うん、わかった」

素直に言う事を聞く。
それから、ゆっくりとあなたの服の裾に手をかけて、ゆっくりと上に脱がしていく。

シャツを脱がし終われば、丁寧にベッドサイドに置く。
上着も同じく。

「……まだ、下はいい?」

再び、耳元を丁寧に歯列でなぞった。
こういうものは、重複が必要だ。
(.35) 2021/08/17(Tue) 3:01:19

【徒】 一年 黒沢誉

ぞわぞわする。
うまく拾えるほど感覚は育っていない。

「まだ。大丈夫、なんで」


少し考えて、裾を軽く引く。
服が伸びない程度。

「……先輩は?」


自分一人恥ずかしいから、というよりは。
当然汚れるんじゃないか、の心配が強い。
視線は見上げも見下ろしもせずまっすぐだ。
(.36) 2021/08/17(Tue) 3:20:12

【妖】 三年 堀江豊久

全身で示される淫らな期待が、行き場なく疼き続けていた情念を導く。
求めあっている事実に疑いを差し挟む余地はない。


上になった側の脚をあなたの脚へ絡めかける。
腰がぴったりと密着するように。
あなたのものと触れた本能もまた、あなたを欲しがって既に滾っている。

そうして下衣越しに、膨らんだ熱と熱を、確かめるようにゆっくり擦り合わせた。

「すき、……キヨくん、」
間接的な甘くもどかしい感覚に息が詰まる。
もっと知覚したくて、腰に添えた手に力が篭もる。
「すき」
($14) 2021/08/17(Tue) 6:41:09

【雲】 千葉郁也

聞かなかった。
そのまま躊躇もなく、思い切り一気に突き入れた。

「…………は………」

柔らかい肉をこじ開ける感触を
熱を持った自身で感じる。
間髪入れず、腰を引いては打ち付ける。

どうしようも無く気持ちよかった。
(D32) 2021/08/17(Tue) 9:35:02

【雲】 一年 市川夢助

「ーーーッ!!」

中を無理やり押し入られ
圧迫感と痛みと、待ち望んでいた熱が

「あっ、ぁあっ、ひ、っん、ふっ、…っ!、〜ッ!、」

腰を埋められる度に中がうねり千葉を捕らえようとする
おかしくなる
無遠慮に突かれ溢れる嬌声を必死に抑えた
(D33) 2021/08/17(Tue) 10:38:09

【妖】 三年 井上清春

ゆるゆるとした擦り合わせがもどかしい熱を与えてほしがりにさせる。
すぐにでも下肢をくつろげてより強い刺激を得たいけれど
そうできないのはあなたの求めるものを覚えたいからだ。

どういったものを好み、
どのような瞳を浮かべてこの身を漁り、
どうすれば求めるすべてを明け渡せるか。

「とよひ、きもちぃ……あっ」

そのためなら刺激で生じるはしたない声も抑えない。
自身の喉から生じた弱々しくか細いたぶらかす声に興奮して、
背中へ回す手の力が増した。
($15) 2021/08/17(Tue) 10:41:26

【妖】 三年 井上清春

すき。

おれもすき。

とよひがすき。

すき。すき。すき。すき。


与えられた言葉は脳髄にじんと染みわたり、
まだ名前のなかった感情は縛りつけられて
あなたに掌握される。
この身すべてあなたのもの。

教えられたことばをうわごとみたいに繰り返すたびに
息継ぎできない深い場所へ心が溺れて
もうもどれない。
もどれなくていい。



同じだと言葉以外でも伝えたくて首筋に顔を寄せて甘えた。
鼻を擦りつけたり、舌でなぞったり、精一杯の愛撫をしながら、
耐えきれなくなった腰をぎゅうと押しつけた。
($16) 2021/08/17(Tue) 10:43:02

【雲】 千葉郁也

「はっ………、はあッ…………、おい………、」

声を抑えられたのが不服で
掴んだ片脚を広げさせて、もっともっと奥へ。
抵抗されるほど、千葉の無意識下の嗜虐心が熱を持つ。
密着しようとする中をめちゃくちゃにする快感が止まらない。

繋がった部分がぐちゅ、ぐちゅ、と音を立てた。
こつ、と1番奥を隔てるような壁に当たる。
(D34) 2021/08/17(Tue) 10:55:36

【徒】 勢喜光樹

丁寧に。
丁寧に同じ箇所をなぞる。
今はただ無意味に思える工程でも、
勢喜に取っては楽しい時間だった。

――相手を、自由にしている。
実際には”させてもらっている”のが、腹にくすぶる熱と餓えの原因だ。
黒沢は、本当に嫌ならこんなことができるわけがないから。


「俺は、着替えあるから。今脱いじゃうと……抑え効かないかも。いい?」

視線が合う。こちらも、真っ直ぐに見つめ返した結果だ。


僅かに瞳は潤んでいて、息は荒い。
みたことのない、表情だった。
(.37) 2021/08/17(Tue) 11:35:00

【徒】 一年 黒沢誉

「んん゛……」


「良かァねえなあ。ちったあ自制してもらわねえと」


腕が伸びる。
やや汗ばんだ硬い掌が頬に当てられ、そのまま上へ滑って
自分よりか長い髪をくしゃりと撫でた。

「怪我させたかねえんだって。跡なんか残ったらもったいねえし」


「な。先輩」
(.38) 2021/08/17(Tue) 11:58:09

【雲】 一年 市川夢助

「っ、あ?!…あ、……や、だ、やだ、っひ……!」

ヒュっと喉が鳴る

「…ちゃ、せんぱ、……っや、おねがい……やめ、っ…あ、あ、」

いやいやと弱く首を振る
腰を浮かして遠ざける
片脚を掴まれているせいで上手くいかず
ゆるゆると中を刺激する
(D35) 2021/08/17(Tue) 12:02:05

【徒】 勢喜光樹

「…………。」

頬に触れられて僅かに目を開く。
滑る掌に頭を撫でられ、目を細める。

「もったいないって、なんで?
……あんまり甘やかさないで…癖になりそ」

そのまま、相手の唇に口づける。

(.39) 2021/08/17(Tue) 12:18:49

【徒】 勢喜光樹

触れるようなキスを何度かして、
それから、深い口づけをする。

柔らかで緩慢でありながら、
相手の呼吸をほんの少しずつ、奪うような。
相手の口内を無理ないように荒らしていく。

「……っ、はぁ………」


荒い吐息を、時折零しながら。自制しているようだ。これでも。
(.40) 2021/08/17(Tue) 12:19:38

【徒】 一年 黒沢誉

「せっかく気に入ってんでしょ。その顔」


撫でる。まだ撫でる。

「ぅ゛」


口を塞がれると頭に置いたまま固まった。
抑えてこれかと言いたげなやや渋い顔。

息苦しさが勝てば振り払うところを、
手は爪も立てずにそのまま。

「…………」
(.41) 2021/08/17(Tue) 12:33:21

【雲】 千葉郁也

「っ………」

命乞いも今となっては促進剤にしかならない。
折れそうなほど細い腰を無情に掴み、
必死にのがれようとする獲物を捕まえる。

「……逃げ、んな………………………よッ……………!」

──千葉のすべてが最奥までを一気に貫く。
ごちゅん、と鈍い音が市川の中を揺さぶった。
(D36) 2021/08/17(Tue) 13:01:43

【徒】 勢喜光樹

「……っ、ぁ………、俺の顔、黒沢は?」

ようやく口を離せば、
荒い息を零したまま、口元を拭って尋ねる。

「お前、すき?俺の顔」

幼児のように尋ねた後で、
また口づけた。本当に、犬が餌をまるでねだるように。
あなたの口の中を貪る。

餓えている、と形容するしかなく。
あなたの渋い顔をみて、――こいつは多分、嬉しいのだ。
でも悪いとは思っているから、できるだけ優しくしている(つもりな)のだ。
(.42) 2021/08/17(Tue) 13:02:30

【徒】 一年 黒沢誉

多少なりと息を整えて、
返事を考えたところでまた塞がれたので、
ぐ、と力を込めて引き剥がした。

「聞くなら待てよもう十秒くらい」


またべたべたと濡れている。

「この距離で見てて困んねえくらいには好きですけど。
 ……文句ァねえでしょ」


よしとでも言うように、剥がしたまま抑えていた手を離した。
(.43) 2021/08/17(Tue) 13:17:12

【雲】 一年 市川夢助

「や、やっ、ま……っひ、ッッ〜〜〜〜あっ゛!!」

最奥を暴かれ、ガクガクと何度も背中を弓なりに反る
先端から溢れるものは無く、ビクビクと跳ねるだけ

「ぬいてっせんぱ、や、ひっイッ……たぁ、!ぬいてっ!あっあっやっ、やだっやだあっ!あっ!」
(D37) 2021/08/17(Tue) 13:40:09

【徒】 勢喜光樹

引きはがされれば、大人しく剥がされていく。

「ごめん……」

ふ、ふ、と、荒い息を細かく吐いている。
塗れた口元のまま、あなたの返答を待っている。

「…じゃあ、俺もこの顔、もっと好きになれそ」

抑えていた手を離すと――あなたに勢いこんで飛び込んできた。
本当に大きな獣のよう。
受け止めなければ、そのままあなたを押し倒すことになる。
痛くはないだろうが。
(.44) 2021/08/17(Tue) 13:52:03

【雲】 千葉郁也

「てめぇがッ…………!てめえッ、が、悪いんだからなッ……!」

何度も、何度も何度も奥を抉る。
暴力的なまでにゴツゴツと何度も鈍い音を鳴らす。
跳ねる体を押さえつけ、まだ逃がさない。
もっともっと自分で掻き乱して、壊してしまいたい。
力が入り、腰に爪を立てた。

「…………はあッ………、……てめえ、がッ………」

律動を早めながら口からは荒げた息を吐く。
(D38) 2021/08/17(Tue) 14:00:30

【徒】 一年 黒沢誉

「犬じゃねえんだから……」


一旦は受け止めてから、後ろに倒れ込んだ。
ぼふんとマットレスの柔らかい感触がする。

「重い」


自分の方が多少体重があったとしても、
同じくらいの人間にのしかかられれば重い。
試しにそうさせてみたのは自分だが。

「……着ててもこれじゃあダメなんじゃねえすか。先輩」
(.45) 2021/08/17(Tue) 14:02:03

【雲】 一年 市川夢助

「あっ、!あぁああっ、あっ!あっ!い゛っぁ、!」

最奥への律動の度に身体をビクビクと反応させ
そそり立った先端が垂らす透明な汁で腹の上がぬらぬらと艷めく

「あっ、もっ……っ…とに、!おかしく…なっ……!ぁ、あぁっあ、あ……っひ……ん……っ!あ、またっイ、っ!」
(D39) 2021/08/17(Tue) 14:19:27

【徒】 勢喜光樹

「そうかも。ごめんね」

見下ろす瞳は、目じりが柔らかいように思えるが、
その実熱っぽく潤んでいて、
やはり、「いつも通り」とは言えないのだろう。

あなたへの体重がかからないように、腕と足を延ばして体重を浮かせる。完全に覆いかぶさる形となる。

気を使ったようで、逃げるのに少し苦労するような姿勢だ。


「ダメ、かも。……………もっと見たいな」

顔が近づいていく。
深緑の瞳が、やや、危険な色を孕んでいるように思えた。


「くろさわの、いろんなかお」

あなたの胸板に、ごろんと顔を置こうとする。
まるで、見上げるように目があなたの瞳を見る。

「でも、顔が怪我したらもったいないし……。がんばるね」

そのままゆっくりと這う様にして近づき、優しく口づけ用とする。 今度は、緩慢だ。酷く緩慢で、呼吸も楽なぐらい。

……ただ、あなたの反応を見ている。明確に、口内を探りながら。
(.46) 2021/08/17(Tue) 14:30:54

【雲】 千葉郁也

「てめえ、が…ッ…………!」

うわ言のように繰り返す。
ひときわ大きく打ち付けると、
奥の奥へ、擦り付けるようにゆっくり腰を進める。

「…………ッ!っ………
……ふ…………うッ…………………」

市川の中でびく、と震えると、
腰を引き寄せて余すことなく精を注いだ。
(D40) 2021/08/17(Tue) 14:31:59

【雲】 一年 市川夢助

「ッあ、あっ、!あぁああっっ!!〜〜〜…ッ!!♡」

同時に2度目の絶頂を迎え、
ぱたぱたと落ちて千葉の腹と布団を汚す

「はっ、…く、ぅ……ふーっ……、ふーっ……♡」

一番奥に出されたものを味わうように薄い腹が上下に動く。
とろ、と蕩けた顔にはもう、理性など微塵も見られない。
(D41) 2021/08/17(Tue) 14:39:44

【徒】 一年 黒沢誉

困ったなあ、と思っている。

さんざっぱら撫でられて、機嫌そのものはずいぶんいい。
いつもより人を甘やかしてもいいくらいに上向きだった。

あんまりこのまま甘やかしてもよくないが、
あんまりしっかり抑えすぎても反動がまずそうだ。
だから、困ったなあ、と思っている。

困っているのだが。

今度はやけにふわふわしてくる。
元から我慢できる程度にしか苦しくもなかったけれども。

背中の方へ腕を回して、あやすように軽く叩く。
もうほとんど犬か子供にするようなことをしているので、
これでいいのかやっぱり困ってもいる。
(.47) 2021/08/17(Tue) 14:46:08

【雲】 千葉郁也

「…はあッ……、はあッ…………、っ、
……フーッ……………………」

だが当然のように昂りはおさまらない。
自身を引き抜くと、
余韻に浸る途中の市川をごろんと転がす。

うつ伏せになっている体を掴んで膝を立たせると、
自分の出したもので濡れそぼったものを
後ろから、ぐぐ、と埋めていった。
(D42) 2021/08/17(Tue) 14:46:28

【雲】 一年 市川夢助

「え、あ…う、そ、……はあっ……はい、また、はいっ……てっ……あっ♡」

突然視界が反転した
しわくちゃのシーツを握りしめ、為されるが儘に
ず、ずぷ、と難なく咥えてしまう
布団に広がるシミはもう、どちらのものかわからない。
(D43) 2021/08/17(Tue) 14:57:14

【徒】 勢喜光樹

背中を叩かれる。

目を細めた。気分が、いいらしい。
明らかに目じりが緩む。

そのまま、あなたが断らなければ、
ゆるやかにずっと口づけを続ける。
ふわふわとしたものを、丁寧に編み込んでいくように。


(.48) 2021/08/17(Tue) 15:05:34

【雲】 千葉郁也

「は…………ッ、…………はッ…………、」

柔らかく解れたそこに包まれ、
深く入れる為に市川に覆い被さる。
熱を持った吐息が耳元を犯す。

「……………」
市川、


そう呟いた次の瞬間には、首を噛んでいた。
(D44) 2021/08/17(Tue) 15:06:07

【徒】 勢喜光樹

―――しばらくして。


「……………きもちよかった」

頭を撫でて。
口づけをし続けて。
かわいい、かわいい。かわいい、と囁き続けて。


「黒沢、だいじょうぶ?」

さして体力を使うことはしていないはずだが、一応。
(.49) 2021/08/17(Tue) 15:24:23

【徒】 一年 黒沢誉

「……。そりゃ良かった」


ため息が深い。

「何が? ……いや、大丈夫なんじゃねえすか」


体力以上にやたらと精神的に疲れている気はするが、
目を瞑っていい範疇だ。

「勢喜先輩は?」


確認する必要もなさそうだが一応聞き返す。
好き勝手していた方が疲れるかどうか、
というのはよくわからない。
まだぽすぽすと背を叩いている。
(.50) 2021/08/17(Tue) 15:50:06

【雲】 一年 市川夢助

「ーッ、い…゛…ん、ぁ……は……♡」

強い痛みに息を詰まらせ
同時に耳にかかる熱に身体を捩らせても
背中を覆う獣は自由を許してくれないだろう。

「っ、は、あ……う、……も…おくまで、ぜんぶ……ちょうだい……ちーちゃん、せんぱい……♡」

もう己は逃げられないんだと悟ると
身体を震わせ、口角をあげた。
(D45) 2021/08/17(Tue) 15:51:28

【妖】 三年 堀江豊久

「っ、ん」

生温い舌先に喉仏を舐めあげられて小さく息を漏らした。
注いだだけ返ってくる『すき』に愛しさが込み上げ、下敷きになったほうの腕を引っ張り出してあなたの癖毛を緩く掻き乱す。

溶け合いそうなくらいの熱量を感じているのに、隔てるものが邪魔だった。


「もっと」


さわりたい。


ゆっくりとのしかかるようにして――ちょうど先程の動きを逆にしたように――あなたを仰向けに倒して、その上へと再び覆いかぶさった。
圧し潰さないよう膝と片肘で体を支えると、自然、触れ合わせていたふたつは離れる。

かわりに、ズボンのウエストへ指をかけて、

「直にさわらして」

耳のすぐそばでそう囁くと、あなたのピアスに唇が触れた。
($17) 2021/08/17(Tue) 16:00:22

【徒】 勢喜光樹

「そう。………………」

溜息が深い様子を、ゆるゆると眺めている。

「全然? まあ、俺は好きにやってるから…」

…そういいながら、相手のズボンに手をかけた。
前を寛がせ、そのまま静かに降ろそうとする。
(.51) 2021/08/17(Tue) 16:15:17

【徒】 一年 黒沢誉

「ああそう……」


とうとう聞きもせずに脱がせにかかってきたので、
片方の膝を立てるようにして腰を浮かせた。
寝転んでいるままよりは楽におろせる、はずだ。

「ん」
(.52) 2021/08/17(Tue) 16:49:23

【妖】 三年 井上清春

ピアスごと噛みつかれるんじゃないかって
甘い期待に身体は震えて
言いなりになるのが嬉しくてこくこく何度も頷く。

不自由な体勢に焦る感情が
ベルトを外す動作をもたつかせて、
ようやく引きずり下ろしたそれを乱雑にベッド下へ放る。

尻ポケットのスマホの振動を確かめる余裕はなかった。
($18) 2021/08/17(Tue) 17:31:02

【妖】 三年 井上清春

グレーのボクサーパンツは内側から押し上げられて、
下着の上からもかたちがはっきりとわかった。
しかも先端が当たる部分は湿って色を濃くしている。

情けない声をあげる間にもその中へ彼の手は入り込み、
下生えをすきながらしとどに濡れた幹を撫でた。

「あっ、あ、とよひ、っ」

人に触られたことなどない人体の急所ともいえる部位なのに
恐ろしさを飲み込む熱さに
快楽のためだけに存在する器官かと思えた。

自分でするように吐き出すためだけに絞り上げるのではなく
意図を持った動きがきもちいい。
とろとろと先走りを零す小さな孔を嬲られれば、
女々しい声があがる。


「とよひ、は、」
「きもちいいから、とよひも、したい」

両手は背をすべり腰へ辿り着く。
衣服がまだ乱れていなければあなたに同じことを施すだろう。
($19) 2021/08/17(Tue) 17:31:30

【徒】 勢喜光樹

気が急いている、のもちょっとだけある。
が、一方で、聞いてもきっと、「嫌だったらどうするんですか」、なんてまた言われたら、大変だ。こんなに我慢しているのに大変だ。大変、なんだ。人は獣なのだろうか?自分が、案外自制が出来ない人間だったのだろうか。

「ありがと」

そういいながらズボンを下ろし、続いて下着も掴んで降ろす。

「ちょっと迷ったんだけど、まあ、とりあえずね」

ベッドサイドのサイドチェストの上に置いてある袋を、がさがさと漁る。そのままプラスチックの容器を取り出し、粘性の液体を手に押し出した。

そのまま、それをあなたの臀部に滑らせる。
狭い入り口に、なめらかなローションを絡ませてから、そこを割り開く。

「はじめてだからなあ……我慢できなかったら、言って。」

辞める気、あるのだろうか――。
勢喜はそのまま、ローションをもう片手にもたっぷりとつけてから、
あなたの股座に手を伸ばす。

普段、滅多に効き慣れぬ水音が、部屋にひびく。
(.53) 2021/08/17(Tue) 17:51:28

【雲】 千葉郁也


────────────────────、


─────────


────
(D46) 2021/08/17(Tue) 17:59:53

【徒】 一年 黒沢誉

「……こ こで」

「『俺は慣れてるから』とか言われたら」

「キレてたかもしんねえ……」


着替えにも裸にもさしたる抵抗はないが、
こんな状況でさすがに羞恥くらいはある。
唸りながら両手、どころか両腕で顔を覆い隠した。

待たせただけはあって、可能な限り準備は済ませたらしい。
こじ開けなければいけないということはなかった。
できるだけ息を詰めずにゆっくり吐いていたが、
逆の手まで伸びてくると息が止まるのも無理はない。

足指がぎゅうと丸くなってシーツを掴む。
(.54) 2021/08/17(Tue) 18:01:07

【徒】 勢喜光樹

「慣れてるわけないけど」

「その顔、見たかったな」

薄ら笑いを一瞬、浮かべた。
でも、本当に慣れてはいない。

「……………」

手が、尻たぶを割り開いて。
思ったよりもすんなりと入った指が、中をじくじくと押し広げていく。
その柔さに意外さを感じつつも、彼が恐らく、トイレか風呂で一生懸命準備した様子を想起する――。

「(勃ったわ)」

口に出したら蹴られそう。
指はそのまま、性感帯を探りに行く。
むにむにと、気遣いながらもやめる気はない手つきで、
前立腺の位置を探る。

もう片手は、先端にローションを落とし、優しく触れた。
流石に、こちらの扱いは手慣れたものだから、そう困ることはない。なんなら、わざと指先で少し強めに触れて、少し悪戯をするぐらいには。
(.55) 2021/08/17(Tue) 18:13:31

【雲】 一年 市川夢助



「………………」

ぐったりとしている。動く力は微塵も残っていない。

途中何度も意識を飛ばしたし、何度も強い刺激で呼び戻された

おかげで最後の方はもうどうなったかも覚えてない。
(D47) 2021/08/17(Tue) 18:22:45

【独】 三年 堀江豊久

/*
待って
最高
たすけてほしい
(-7) 2021/08/17(Tue) 18:25:33

【徒】 一年 黒沢誉

わかりやすい方に気を取られて、
強張るのだか緩むのだかよくわからなくなる――が。
実のところどちらも別に慣れている訳でもない。

兄はともかく妹が四六時中構え構えとついてきて。
高校に入れば一人部屋、かと思いきやうっかりと兄が事故って。
長時間ひとりになる機会というのが、どうにも乏しかった。
それでも困らないくらい興味も薄かったが。

やっぱり低く唸っている。
故意だろう動きに威嚇するようなトーン。
周りの内臓とやや違う触感のあたりなんかもじき見つかるだろうし、
顎でも蹴り抜くにはちょっと、脚に力が入りきっていない。
(.56) 2021/08/17(Tue) 18:27:02

【雲】 千葉郁也

「………………」

壁にもたれかかって、力なく横たわる市川と
視線を合わせないようフードを深く被っている。

精力剤が切れるまでに、カーテンを透かせていた日は落ち、すっかり暗くなってしまった。
時間を確かめようにも、
スマホを取りに行くのさえ億劫で動かない。

市川の後処理は一応少しはしたが、量が多くて諦めた。
(D48) 2021/08/17(Tue) 18:31:42

【徒】 勢喜光樹

「よしよし」

なんとなく硬度を持ったような、そうでもないような。
相手のものを丁寧に触れている。
威嚇するような唸りには、口端を僅かに曲げた。

やっぱりかわいい生き物だ、これは。
自分以外には、それがわからないのだろうか?
都合がいい。

少しくびれた竿を、ローションの滑りを用いて丁寧に、弱く刺激する。
その間に、片手はついぞ、少し硬いしこりのような部分に届いて、それを指の腹で――なんどか押して、引っ掻く。

「ここ、どう?」
(.57) 2021/08/17(Tue) 18:39:19

【雲】 一年 市川夢助

自身の状態を見る限り
いつも通り放ったらかしにされてたんだろう

重い腕を動かそうとすれば
ぐっしょりと濡れたシーツがそれを阻んでくる。

「……ねるばしょ…いっこ、なくなった。」

独り言のようにぼんやりと
枯れきって掠れ、ほぼ息を吐いただけに近い声で。
(D49) 2021/08/17(Tue) 18:39:52

【徒】 一年 黒沢誉

「ぃ゛」


跳ねた。

「…………よ く、わかんねえ、って、俺……」


考えた末の発言は素直だ。
本当になにがなんだかよくわかっていないのだろう。
されるがままで体温は高く、混乱が強い。

「……先輩、は 無理してねえ?」


待てをさせていたつもりはないが。
あんまり触られる一方なので少し心配になった、
くらいのことはおそらく窺える。
(.58) 2021/08/17(Tue) 18:56:19

【雲】 千葉郁也

「俺は床で寝る」

返答なのか宣言なのか、それだけ言ってまた口を閉ざした。
(D50) 2021/08/17(Tue) 19:03:06

【雲】 一年 市川夢助

意外だ。床で寝ろって言われるかと思っていた。

思うだけで口にする体力がない

「いっしょじゃ、だめですか?」
(D51) 2021/08/17(Tue) 19:07:21

【雲】 千葉郁也

「は?」

先程まで自制できないほどに肌を重ね合わせたというのに
触れれば、また自分が何をしでかすのかも分からない。
千葉なりに申し訳なさを感じているのだ。

「ダメに決まってるだろ……………………
また散々泣かされてぇのかよ……」
(D52) 2021/08/17(Tue) 19:11:07

【徒】 勢喜光樹

…………。

はねている。

「………ふうん。」

わからない。
という言葉に、なるほど、と納得したような声がする。

手元に感じる温度は、どちらも、あつい。
やはり、あの湯の効果は続いているのではないか。

「……………してないよ」

あなたを見下ろしながら、耳元に顔を寄せて囁く。
両手で、跳ねた原因であろう性感帯を、
ゆっくり、
緩慢に、
しかし離さずに、内部をじっくり刺激した。

「本当にあんまり、興味なかったんだなあ、黒沢は」

優しい声には、ほんのわずかに愉悦が含まれている。

「ここ、すごく柔らかい。真面目に、えっちの準備してきてくれたんだ。それ、すごい俺、すき。かわいい」

ぐちゃ、ぐちゃ、にちゃ。
くぐもった水音を立てながら、相手の気持ちのよいところをしっかり覚えるように触れている。
(.59) 2021/08/17(Tue) 19:11:40

【雲】 一年 市川夢助

「……でも………………」

この有様だ、当然困るのだが。
でも床硬いですよ、とか、風邪引きますよ、とか
色々言葉にしたくて小さく口を開く

「……さみしい………」
(D53) 2021/08/17(Tue) 19:17:04

【徒】 一年 黒沢誉

ぐるぐると唸る。
呆れられそうなくらいちゃんとした。
かわいい、はもう鳴き声なので気にしていられないが、
露骨な音も感触も今すぐ暴れたいくらいだ。

腕の隙間からのぞく肌が赤い。

「しつけえ…………」


悪態もろくにつけなかった。
(.60) 2021/08/17(Tue) 19:31:45

【雲】 千葉郁也

「…………………………………………」

「さっさと体洗ってこい………………」

市川が気を失っている間
目を覚ますために冷水を浴びたので、
自分はシャワー済みだ。
(D54) 2021/08/17(Tue) 20:01:42

【雲】 一年 市川夢助

「はあい……」

笑って伝えるとしばし間を置いて

何とか重い身体を持ち上げ、立ち上がると、
壁を支えにしながら部屋備え付けのシャワーへと向かった。
(D55) 2021/08/17(Tue) 20:08:42

【雲】 千葉郁也

「………………」

酷い有様になったシーツを足で蹴って隅に追いやる。
重い匂いにまだ眩みそうになる。頭を降った。

布団を適当にさっきの場所と離す。

都合のいい換気をつけると、
布団の凄い隅っこに横になった。
眠い。
(D56) 2021/08/17(Tue) 20:23:43

【独】 一年 市川夢助


水滴が残るひんやりとしたシャワー室に足を踏み入れ、扉を閉める

ぺたりとその場に座って湯の雨にうたれ、
身体にまとわりつくものを洗い流す

「……っ……」

おかしな気分などとっくに抜けたが、
中から出てくる精が、体の重さが、喉の痛みが、
忘れるほど長い間ぶつけられた情欲を自身にこれでもかと知らしめる

不思議と絡みつくと面倒な髪には、さほどへばりついていない。
多少なりは後処理をしてくれたのかも、とか。都合よく解釈しておいた。

「……ぁ、……うわあ、すご」

弱く腹を押せば出てくる
少し力を入れればドロリ、ドロリと垂れ落ちる

今までにないほど注がれた精に感動すら覚えながら
掻き出して綺麗にしていく
ちょっと勿体ないな、とか。

……あ、これ、忘れた頃に言ったらやな顔しそう。
(-8) 2021/08/17(Tue) 20:39:23

【雲】 一年 市川夢助

程なくして帰ってきた。替えの浴衣があって良かったな。

隅にぐちゃぐちゃに追いやられた布団を見て小さく笑うと
引きずってシャワー室に投げておいた。怒られるかも。

布団の凄いすみっこに寝転ぶ千葉をみてニヤ〜と笑うと
いそいそと布団へと潜った。

「……つかれましたね、せんぱい」
(D57) 2021/08/17(Tue) 20:43:49

【雲】 千葉郁也

「………………絶対寄るんじゃねぇぞ…………………」

市川に向けた背中から唸るような声。
体を労る素振りも見せない。
(D58) 2021/08/17(Tue) 20:51:00

【雲】 一年 市川夢助

「………………」

答えずにもぞ…と布団に顔を埋めた。
言われた通りにはするようだ
小さくなったまま背中をじっと見てる。
(D59) 2021/08/17(Tue) 21:24:54

【徒】 勢喜光樹

「ねえ」

ゆるゆると手は止めない。
本当に蕩けて、痛みがなくなるまで。
かけらほども傷が出来ないように、
前も後ろも気持ちよくして、脱力させきる。

無防備な姿になっていく相手。
自分を、信じてくれているからだ。
その信頼に応えなければ。

それと、もっと昏い感情。
じわじわと、満たされていく。

自分が、彼を、気持ちよくさせている。
一時的に、支配している。



「ね」

「顔、みたい」

「だめ?」
(.61) 2021/08/17(Tue) 21:28:13

【雲】 千葉郁也

「…………………………………」

備え付けのリモンコで電気を消した。

時々ガサ…モソ…と音がして、
起きているのがわかる。

「……………………………………………………」
(D60) 2021/08/17(Tue) 21:29:52

【雲】 一年 市川夢助

「………………」

暗闇でもじっと見てる

「………………………」

見てる
(D61) 2021/08/17(Tue) 21:32:39

【雲】 千葉郁也

「………………………おい……………」

視線を感じた訳では無いが、
小さく呼びかけるように口を開いた。
(D62) 2021/08/17(Tue) 21:33:51

【雲】 一年 市川夢助

「……?はい」
(D63) 2021/08/17(Tue) 21:38:08

【雲】 千葉郁也

「……………………………………………………………」

ボソボソ…
(D64) 2021/08/17(Tue) 21:39:06

【雲】 一年 市川夢助

「……せんぱい?」

怒られなさそうな程度に身を寄せた
(D65) 2021/08/17(Tue) 21:40:44

【雲】 千葉郁也

意を決して何か言いかけて、
でも市川も普段自分のこと散々にしてるしな、と思い
言うのをやめた。

「…………寝る」
(D66) 2021/08/17(Tue) 21:47:27

【雲】 一年 市川夢助

「……おやすみなさーい…」

飲み込まれた言葉を問い詰めるのはやめた。
布団の中の距離は縮まらないまま、
程なくして疲れきった身体は眠りに落ちるだろう。
(D67) 2021/08/17(Tue) 21:50:29

【徒】 一年 黒沢誉

「……、やだ」

「い 、ま 顔 見ようとしたら」

「潰すッ……」


おそらく目を。
握りしめた拳から親指が突き出て抉る構えだった。
はっきりした拒否はそこだけで、触れられることへは何も。

そうなったことがないくらい触られて
ぐすぐすと鼻をすする音もする。
弱らされている。とても。
(.62) 2021/08/17(Tue) 21:53:45

【雲】 千葉郁也

暫くして。こっそり寝返りをうって、
暗闇の中で布団にうずまっている市川の顔を見た。

「……………」

寝ているのを確認すると、体を少し浮かせ
覗き込むように
口にキスした。

口を離して、寝ているのを確認すると
また背を向けて、今度こそ眠りについた。
(D68) 2021/08/17(Tue) 22:04:27

【独】 千葉郁也

嫌われていないのが奇跡みたいなものだ。
いや、わからない。
もう嫌われてしまったかもしれない。

謝罪も感謝も言い訳すら出てこなくて、
罪を犯した獣は、誰にも知られないまま
贖罪のように口づけを落とすので精一杯だった。
(-9) 2021/08/17(Tue) 22:11:11

【雲】 一年 市川夢助


ぐっすり眠っていたのか、寝たフリだったのか。
どちらにせよ反応は返さなかった。

朝起きた千葉に、ご機嫌にぴっとりとくっついても、
それはよく眠れたお陰かもしれない。
(D69) 2021/08/17(Tue) 22:14:27

【徒】 勢喜光樹

「…………」

「……そうなんだ……あはは……。」

小さい呟き。

触るのは、いいんだ。
許してくれるんだ。

こんなに甘やかされて、おかしくなりそう。
俺だけがこの顔をみてるんだ。
俺だけだ。
俺だけ。

俺だけの。



後ろに伸びる指が増えて、ばらばらと蠢いて。
そのたびに、内部を触れる。

痛みを与えないが、疼きを執拗に与えるような動きになる。
もはや、尋ねない。
確信したような動きになる。

(.63) 2021/08/17(Tue) 22:19:57

【雲】 千葉郁也

くっついてんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!
とブチ切れたが、
何故か蹴り飛ばしたりしないまま
暫く受け入れてたのは
朝のお話
(D70) 2021/08/17(Tue) 22:27:49

【独】 千葉郁也

安堵が胸を満たした。
牙を一生懸命隠した。

それから暫くして、
安堵した自分にムカついたのだった。
(-10) 2021/08/17(Tue) 22:32:52

【徒】 勢喜光樹

「ねえ」


のそりと、上から伸し掛かりながら。



「抱きたい、誉のこと」


腕で隠した顔を、上から見つめる。



「誉の口で、答えて欲しいな。お願い」
(.64) 2021/08/17(Tue) 22:40:28

【徒】 一年 黒沢誉

「は?」

「…………」


しばらく無言だった。
荒い呼吸音だけがする。

「今更ァ……?」


嫌がらなかった。
止めさせなかった。
それで十分伝わっていたようだったのに。

そもそもそうしたいことくらいわかったから、
直球で言われなくても承諾していたようなものだ。

「…………勢喜先輩だったら、いい」
(.65) 2021/08/17(Tue) 22:49:16

【徒】 勢喜光樹

「ありがと」

優しく笑ったような気配がする。

「最初の一回は、どうしても。確たるものがほしかったから」

(.66) 2021/08/17(Tue) 22:54:36

【徒】 勢喜光樹

何かを開く音。
小さな音がして、
それから、あなたの後ろから指を抜く。

代わりに、熱いものがとってかわる。
それが水音を立てて、やや性急に押し込まれた。

とはいえ、明らかに時間をかけて解された場所には、傷もつかないだろうが。

「………ッ、……………………、フー……ッ」



荒い息が零れ、水音が響く。

あなたを見る。
(.67) 2021/08/17(Tue) 23:07:29

【徒】 一年 黒沢誉

「ん゛ ……ッ」


息が詰まる。
落ち着こうと吐く息が何度もつっかえて、
不随意に跳ねたり震えたりを繰り返す。

やろうと思えばいくらだってできた反抗は、なかった。

顔どころかほとんどどこを見ても赤く、湿っていて、
汚さないように準備しておいたのも正解だったろう。
とうとう気遣うような言葉さえ出なくなっている。
(.68) 2021/08/17(Tue) 23:14:11

【妖】 三年 堀江豊久

「……ん……」


手の動きに合わせて甘ったるく啼く姿を言葉もなく眺め続けていたが、切れ切れに紡がれた言葉ではっとしたように瞬きをして、それから頷く。
鈴口のかたちを覚え込むように擦っていた掌がいっとき離れた。

自分のベルトに手をやると雑に前へぐいと引っ張って、片手でバックルを外す。
フロントボタンも外してしまえば、あとは腰にかかったあなたの手で下腹を顕にされる。

前を寛げて楽にされたそれは、素朴な好意から狂った執着まで一緒くたの熱を宿して、痛いくらい屹立していた。

「俺も、よくしてくれるん」

鼻先で微笑む。
様相だけは正気に近く見えたとしても、薄目を開けた薄茶色の瞳からは情欲と甘えでぐずぐずの心が漏れ出ていた。
($20) 2021/08/17(Tue) 23:16:04

【徒】 勢喜光樹

「…………ぁ、………ふ………、」


足を割り開いて腰を進めて、
落ちる汗を構わずに息を吐く。

「もってかれそ…………」

小さな呟き。
跳ねている様子に、動きを止めた。
相手の額に手をやって、髪の毛を払ってやろうとする。
腕が顔から外れて居れば、だが。

「……だいじょうぶ…?」
(.69) 2021/08/17(Tue) 23:37:26

【徒】 一年 黒沢誉

力いっぱいシーツを掴んでいたうちの片手が、
改めて顔を――というより、見えてしまう目元を覆った。

「…………」


まだ嫌、らしい。
直視する方かされる方かはわからないが。

それでも一応頷きはする。
言われたことも分からなくなるタイプではないらしい。
(.70) 2021/08/17(Tue) 23:48:20

【徒】 勢喜光樹

「…………」

頷く様子に、少しずつ体を前に進める。
あなたの足を抱えて、少しずつ奥に。

もうすっかり、馴染んだものだから。
あなたが沢山”気分”が良くなるように、
馴染みの箇所を思い切り掠めるように。

「かわいい」

鳴き声だ。
鳴き声。

あなたの無防備な胸板に顔を下ろした。
ぐい、と更に腰を押し付ける形になりながら、
体躯相応に引き締まった胸板に、優しくかじりつく。

「ここもきもちよくなるらしいけど………どう?……っふ、ぅ………」

胸の先端に口を寄せて、尋ねながら。
(.71) 2021/08/17(Tue) 23:55:41

【妖】 三年 井上清春

掌がもたらす愉悦に溶かされた。
捕食者の目に囚われながら、
自ら火の中へ身を投じる愚かな兎みたいに、
今にも泣きだしそうな顔であなたに強請る。


よくしたい。
さわりたい。
おれのからだつかって。


見せつけるために開いた口から覗く舌は
赤く湿って欲を誘う。
体のいい言葉でほしがりで我慢できない本心を隠すさまは、
あなたのための純粋な奉仕とはもういえない。

指先よりもっと太いもので犯され、
匂いに満たされ味わいたい。
それに喉を塞がれ呼吸できなくなっても
望みなら全部受け止めたい。
きもちいいから。


「このままするのと、」
「どっちがいい?」

この体勢か、それとも。
($21) 2021/08/18(Wed) 0:06:29

【徒】 一年 黒沢誉

首をかしげた。

どこもだいたい、触られると気分がよくて、気持ちいい。
いちいち区別していられないから、
じゃあそうなんじゃねえかなあ、くらいしかわからない。

反応するような部位なら、たぶんそうなっている。
聞かれてもなあ。わかんねえなあ。
舌が回らないのでうまく伝えられないのだが。
(.72) 2021/08/18(Wed) 0:09:48

【妖】 三年 堀江豊久

あなたが何を強請ったのかはすぐに理解できた。
ほんの一瞬だけ、逡巡が過ぎる。

けれどもあなたが吐いた赦しの言葉は毒のように全身に回って、迷いはみっともなく溶かされてしまって。


『それ』をしたらどうなるんだろう――
そんな、あなたへの剥き出しの興味を止められるほどの正気は、この場に残っていなかった。


「……」
「このままはしんどいやろ、キヨくん」
「いっぺんおきよ」

上体を起こしてあなたの腕を引く。
一度助け起こしたら、あとはきっとあなたの楽なようにさせるのだろう。
($22) 2021/08/18(Wed) 0:34:48

【徒】 勢喜光樹

「……?」

反応がないのを気にしたのか、
勢喜が顔をあげる。

だが、あなたの様子を見て何か納得したらしい。
そのまま、何度か身動ぎを繰り返したあとで、
つぶやいた。

「手、つなご」
(.73) 2021/08/18(Wed) 0:37:05

【独】 三年 堀江豊久

/*
こんなん堀江の性癖歪むでしょ
元から歪んでたわ
じゃあもっと歪むわ
でも幸せなのでOKです
(-11) 2021/08/18(Wed) 0:42:13

【徒】 一年 黒沢誉

「ん゛……」


まだシーツを掴んでいた方の手が伸びて、
ぎちぎちと先輩の手を握りしめた。
力が籠りすぎて痛いかもしれないくらい。

下手に何か尋ねるよりも体温の方がわかりやすい。
(.74) 2021/08/18(Wed) 0:47:37

【徒】 勢喜光樹

「あはは」

痛い筈なのに、笑っている。
手を握りしめられて、こちらも優しく握り返す。

「もう片手も」

「ね?」

「俺に、見られたくないの?」
(.75) 2021/08/18(Wed) 1:07:28

【徒】 一年 黒沢誉

「…………先輩だから、みっともねえとこ見られんの、嫌」
(.76) 2021/08/18(Wed) 1:12:32

【妖】 三年 井上清春

「……ん………」

腕を引く手のやさしさが嬉しくてじんわりした暖かさが広がる。
こうした気遣いがすき。すきのひとつ。


反面、『このまま』でも良かったとも心が言う。
きっと身動きのほとんど取れない格好で
口の中いっぱいを満たすそれが喉奥まで突き立てられて
抵抗のひとつもできずに好き放題されただろう。
酸欠の中で揺さぶられて道具みたいに扱われても
興奮に変換できた。
……被虐の気なんてないはずだったのに。


四つん這いになって尻を高くあげて、
彼自身へ鼻先をすりつけた。
匂いがする。


少し高い位置から口をあーんと開けて、
唾液を湿り気の代わりとした。
片手でやわく擦りながら、舌先でぺろぺろとなめる。
上目遣いに覗いた表情から快楽には物足りないようだ。

「とよひ」みて。

声とともに思い切りよくふくんだものの愛撫はたどたどしい。
口をいったりきたりするだけの単調な動きに
興奮したのは自分自身で、
ふるふると悶えるように尻を揺らして、
あなたがもういいと静止をかけるまでへたくそな奉仕を続けた。
($23) 2021/08/18(Wed) 1:26:08

【徒】 勢喜光樹

「……………………」


「おれ、今、すごくみっともない顔してる」

「すごいよ」

「たぶん、涎たらして、顔赤くして、きもちよくて、しょうがないから」


「でも、」


「みられてもいいし、みたいよ」


「黒沢、いま、どんな顔してる?」
(.77) 2021/08/18(Wed) 1:31:35

【徒】 一年 黒沢誉

「……な」

「泣いてる し」

「顔ぐちゃぐちゃんなってるし……」


まだ手は離れそうにない。

「もっと……ちゃんとさあ」

「…………そういう……」

「……。先輩の顔見て、恥ずかしくなくなったら、いいけど。
 今日はやっぱ 嫌だし…… 次」

「旅行、帰って……次なら、我慢するんで……」
(.78) 2021/08/18(Wed) 1:40:54

【徒】 勢喜光樹

間。



「ふは」


笑った。


(.79) 2021/08/18(Wed) 1:50:24

【徒】 勢喜光樹


うれしい。
うれしい。
泣いてるのだってかわいい。
顔がぐちゃぐちゃなのもかわいい。
俺の顔をみて、恥ずかしいんだ。
そうなんだ。

そんなに、”俺”には嫌なんだ。

次。
次がある。
次を約束しちゃう真面目さも、
俺を許してくれるのに、俺にそうやって繕おうとするのも。

かわいい。
かわいい。
かわいいな。

絶対俺だけにしてほしい。
他の誰もしらないうちに、
絶対俺がいないと居られないようにしてあげたい。

こんなこといったら逃げられちゃうかも。
手遅れになったら、教えてあげる。


(.80) 2021/08/18(Wed) 1:51:01

【徒】 勢喜光樹

「いいよ」
「次ね」


「じゃあ、顔は見ないから」
「キスだけ」

それから、片手を握って。
片手で相手の頭を、あやすように撫でて。
相手の唇に、愛おしげに口づける。


繰り返していた抽挿も限界で。
彼の身体と、自分の身体を思い切り近づけるように打ち付けて。






「好きだよ」と、最後に囁く。





――――――――
――――――
――――

(.81) 2021/08/18(Wed) 2:06:15

【徒】 勢喜光樹

―――――――――。


「……………」



後始末を終えた。


動く気力があるかどうか。相手の身体も隅々まで清拭しおえると、ぼすん、とベッドの隣に寝直す。

疲れた。……寝ているかもしれない相手の頭を、静かに撫でている。
(.82) 2021/08/18(Wed) 2:08:31

【徒】 一年 黒沢誉

背を向けてやや丸くなっていた。

異様に留まったままだった熱はすっかり引いて、
むしろ少し低いくらいの体温がある。

規則正しい呼吸音。
大部屋で並んで寝ていた時とそう変わりはない。
(.83) 2021/08/18(Wed) 2:17:32

【徒】 一年 黒沢誉

――ないが。
起きたのを悟られないように、努めて静かにしていただけだ。

確かに途中で力尽きて、泥のように寝た。
しばらく寝てからついさっき目が覚めてしまった。

……正直なところ顔を直視できる自信がない。
いくら緊張して眠れなくても気付かれないくらい、
狸寝入りはそこそこに上手い。

先輩が疲労に負けて寝るまでは、寝たふり。
(.84) 2021/08/18(Wed) 2:17:48

【妖】 三年 堀江豊久

なまあたたかい口内を、身体の一番敏感な部分で知覚した。

平時からおよそ想像もつかない淫らな貌。
いじらしい奉仕の感触。
知らない部分を見ていることに歪んだ欲求が満ちて、また下腹の熱が上がる。

「っく、」
生殺しの心地よさに小さく呻き声を漏らした。
慣れない愛撫も高まりきった欲動の前では甘い痺れとなって背筋を走る。


でも、
あと少し……
ものたりない。



夢中で奉仕するあなたの頭上に手をのばす。

あと少しだけ深く咥えこんでくれたら。
そうしたら恐らく、もっとよくなることができる。

もしいまこの欲に任せて、逃げられなくして奥まで突いてしまったら、あなたは一体どんな顔を見せて
($24) 2021/08/18(Wed) 2:20:10

【妖】 三年 堀江豊久

茹だった思考からあらわれた妄想に小さく首を振る。
殆ど無意識にあなたの後頭部へ這わせかけていた手は、そのままねぎらうように頭を撫でることに使われた。

「ええよ、キヨくん。大変やろ、
ッ……

「気持ちよかった……ありがと、」

空いた片手で口許を押さえる。
やましいことがあるときの癖だったが、気持ちよかったという言葉にも嘘はなかった。
($25) 2021/08/18(Wed) 2:21:38

【徒】 勢喜光樹

「………」

寝てる。
なら、いいか。

静かに眠る相手の顔を眺めた。

あどけない寝顔だ。
無理を沢山させてしまった。
彼は後輩でもあるから、流石に悪いことをしたなあ、と、
頬を撫でる。

彼を組み敷いて、
自分のわがままで、
沢山辱めて。

…………
まあ何より、彼の身体を労わろうと思った。
彼が目覚めたら。

ぽんぽん、と頭を撫でて、
その内、寝息を立て始めた。
(.85) 2021/08/18(Wed) 2:47:21

【徒】 一年 黒沢誉

信用していなかった訳ではないのだが。
万が一何かありそうなら、と。
布団の中で握っておいた拳は解いてよさそうだ。

「……待てぐらいもうちょっと保たせらんねえすかね」


聞こえない愚痴。
改めて丸くなる。まだ眠いのはそうだ。
(.86) 2021/08/18(Wed) 2:56:09

【独】 三年 堀江豊久

/*
私の遅筆のせいで残り時間がやばいため、このまま通過でいける感じにしておいたつもり
1レスに6時間かけたやつおるらしいですけど…………(GEZA)
(-12) 2021/08/18(Wed) 7:24:57

【徒】 勢喜光樹

―――――――


「…………」

寝ぼけ眼を開いた。
今時間は何時だろうか。

そして身動ぎして、硬直する。
目の前に黒沢がいた。


「………」


なんとなく手を伸ばし、両腕で布団ごと抱き枕にした。
(.87) 2021/08/18(Wed) 11:53:59

【徒】 一年 黒沢誉

捕まった途端にもぞつく。

あ゛?


急に起こされて機嫌が悪いとかではなく、通常運転。
何してんだこの人、と顔に書いてある。

「はよざーす……結局集合いつなんすかね。
 あんま寝てっと置いてかれんじゃねえすか……」
(.88) 2021/08/18(Wed) 12:24:42

【徒】 勢喜光樹

「こわ…………。」

しかし、気にせず今度は布団の中にもぐって、
相手を直接もぞもぞ抱き枕にしようとする。
嫌なら剥がすだろう、という甘えである。

「えー……わかんない。返信きてなかったし……。
置いてかれたら…まあだるいけど…今ねむいしな……」

ううん、と眠たげな声をあげた。
普段、この男はこんな早い時間に起きないのだ。
(.89) 2021/08/18(Wed) 12:33:41

【徒】 一年 黒沢誉

「んなに返信来ねえことあんすか?
 携帯壊したとかすかね」

先輩方のフォロー能力には信用を置いている。
よっぽどのことがあったのだろうと思った。

「起きろ起きろ。朝飯ぐらい食うでしょうがよ」

くっつかれたままぺちぺちと頬を叩く。かなり加減したもの。
聞いた限りでは声は嗄らさずに済んだらしい。
(.90) 2021/08/18(Wed) 12:51:57

【妖】 三年 井上清春

「んぅ」

頭に近づく圧を察して目を細め
いつものように
撫でられると期待したものへ
甘えたにすりつく。
解放された顎は強張っていてじんといた。

「へぇき」

口を覆う仕草は自分でもわかる嘘だ。
きもちよくなんてなかったろうに。


それでも
すきな
やさしさが嬉しい。
うれしいからもっとよくしたくなる。

「もっとさわらせて」
「最後までしよ」

膝立ちになり、正面から彼の肩へもたれかかりながら、
不埒な手が屹立の先端を撫でる。
すべりおりた手は彼にされたことを意識しながら、
口腔とは異なる熱と慈愛をいとしいものへ与えた。
($26) 2021/08/18(Wed) 13:18:03

【徒】 勢喜光樹

「えー………。じゃあとよぴー先輩にも聞くか……。」

うにうにと緩慢に手が布団の上にのび、
スマホを手に取ってぽちぽちしている。

「眠たいよお………」

間延びしているというか、これは単純に眠いのだろう。
コアラ状態になっている。

「甘やかしてくれたらおきる」

ナメた発言である。
(.91) 2021/08/18(Wed) 13:29:09

【徒】 一年 黒沢誉

「普段いつ寝てんすか……」

これは素直な疑問。
早寝早起きの真面目な後輩。

「…………。何……?」

兄貴なら布団剥がして放り投げたところだが、
先輩なのでそういうこともむずかしい。
仕方がないのでわしゃわしゃと頭を撫でた。
(.92) 2021/08/18(Wed) 13:49:35

【徒】 勢喜光樹

「4時」

遅寝遅起きの不良先輩。
素直な回答だ。

「うーん………。」

満足気な声が漏れる。
本当にでかい犬のようだ。

「………しあわせ」

ぺそ、と動きが止まった。

……このままだと寝そうだが、少しずつ微動している。
約束を守る気はあるらしい。

「朝、何食べる?」
(.93) 2021/08/18(Wed) 13:57:53

【徒】 一年 黒沢誉

「それはもう……朝じゃねえすか。
 爺ちゃんとか起きてくるしもう」

老人の朝は早い。
というより、神職であるせいかもしれない。

「満足すかー……
 朝飯ぐらいまとまって食うもんかと思ったんすけど。
 連絡ねえなら違うんすかね。俺は別になんでも」

起きようとしているのはわかったので、
手櫛で多少梳いて髪型をやや戻していく。
(.94) 2021/08/18(Wed) 16:13:33

【徒】 勢喜光樹

「深夜………それはお爺ちゃんが早すぎるのだ……。」

もぞもぞと蠢く。
随分と気の抜けた顔が見える。
昨夜とはえらい違いだ。


「満足………。
朝ごはんね、どうするんだろーね……。」

髪型を整えてくれるあなたとは打って変わって、
もぞもぞゆっくり体を起こし、
ふわふわの髪の毛が少しましになっていく。

「ゎ 黒沢、髪型くずれてる。おもろ」

なんていいながら、寝ぼけ眼であなたの髪を弄りだす。

「はじめてみた」
(.95) 2021/08/18(Wed) 16:22:49

【妖】 三年 堀江豊久

柔らかな茶髪の感触を楽しむ。
薄暗い衝動をぶつけてしまわなかったことに、それを受け入れさせてしまわなかったことに、依然情欲に濁る意識の中でも確かに安堵した。


「ぁ、ん……っ」


切ない声が鼻から抜ける。
健気な口淫に育てられた期待を今度は優しく弄られて、這い上がる好い感覚で腰が引けそうになる。
凭れてきた頭を片腕のなかへ抱え込んだのは、受け止めるというよりはしがみついているような気分だった。

「キヨく、」


同じようにされるのは嬉しい。
さっきあなたがどうやって蕩けていたのか、教えてもらえているようで。
($27) 2021/08/18(Wed) 16:49:24

【妖】 三年 堀江豊久

あなたの背中で遮られて下は見えないまま、さまよった指の腹が体の正中をなぞった。
へその窪みに緩く引っかかって、下へ下へとくだって、さいごに張り詰めたそれを探し当てる。

「キヨくん、」
「キヨくんも」


「最後まで、一緒に、しよ」

握り込んだ五指の中で熱く渦巻いているあなたの欲望を、解放へ導くためにゆっくりと上下に扱き始めた。
($28) 2021/08/18(Wed) 16:50:36

【徒】 一年 黒沢誉

「さすがに起きらんねえすわ。
 歳取ると早くなるってマジなんだなって」

元通り表情にやや乏しい。

「家だとあんま朝飯の時間揃わねえから。
 大勢で食うの嫌いじゃねえんすけどー……
 …………」

振り払うでもなく大人しく触られている。

「そりゃ直してから出てきてたんで……」
(.96) 2021/08/18(Wed) 19:20:59

【徒】 勢喜光樹

「らしいね…。俺、いつになったら早起きマンになるんだろ…。」

勢喜はあなたの表情をまじまじと眠そうな目で見ていたが、
むにゃむにゃいいながら髪の毛を弄っている。

「じゃー…やっぱ食べたいね、みんなで。

……じゃあこれ、レアだなぁ」

髪の毛を指先で整えながらつぶやく。
暫く髪の毛を整えたりして、荒れた部分を自分なりに直してから。

「どこもいたくない?」

そういいながら、反動をつけて起き上がる。
ズボンに上半身裸――力尽きる前に気合でズボンを履いたらしい――で、冷蔵庫へ歩いていって、清涼飲料水を二つ取って。片方をあなたに取って渡す。
(.97) 2021/08/18(Wed) 19:51:25

【妖】 三年 井上清春

ほてった肉体はわずかな刺激も敏感に感じて、
耳元に吹き込まれるあなたの声だけで達しそうなほど
すき


「とよひ、たぶん、」
「こうすると、もっときもちいい」

一歩前へ出て、猛る熱を擦りつける。
裏筋を擦り合わせるように動かせば、
それに合わせてあなたの手が二人分を握りこんだ。

「すき」


腰の動きが止まらない。
混ざり合った体液がいやらしい水音を響かせて
まるで下でもキスしてるみたいな快楽に背筋が震え、
──さいごまで、一緒。



「………」

手で受け止めきれなかった奔流は腹を汚し、
とろとろ粘度をもって脚の間へ流れていく。
おもむろに濡れたままの彼の手をとり自身の太腿へ導いた。
好きなように触られれば白が広がり、
濡れたそこがあなたを受け入れたがっている。

「……もっと、する?」
($29) 2021/08/18(Wed) 19:53:13

【妖】 三年 井上清春


くったりとした身体をベッドに沈み込ませる。

満足するまで熱を吐き出しあって、
汚れたシーツを剥いで、
べとべとの体を室内つきの浴槽で身を清めながら
また触り合って。


惚けたような顔で視線は彼を追いかけていた。
($30) 2021/08/18(Wed) 20:00:52

【徒】 一年 黒沢誉

「年取ったら……?
 ……あー、まあ。そうすね……」

どちらにも同じようなことを返すところだったので、
二度も言うのが面倒になったのかまとめてしまった。

離れていったのを見てからのそのそと起き上がって
その場に胡坐をかく。
寝ているうちに着せられたならそのまま。

「どーも。……あー……」

受け取って、首を回したり伸びをしたり。
座ったまま動作を確認する。

「…………ちっと筋肉痛? 脚が」
(.98) 2021/08/18(Wed) 20:09:32

【徒】 勢喜光樹

「ま、若いうちはやること多いし、多分、寝る時間と起きる時間が交差するから無理なんだけど。」

寝ているうちに、あなたには上下がしっかり着せられていたようだ。
違和感もなく。

「脚。………脚か。……はねてたもんなあ」

なるほど、と、得心が言ったようで。そんな呟き。
ペットボトルの蓋を捻って飲む。

「他に怪我がないようで、安心しました。………まあないようには……してみたんですが……」

流石にはっきり言うのは、素面だと憚られるようだ。
(.99) 2021/08/18(Wed) 20:46:35

【徒】 一年 黒沢誉

「んー……体調崩さなきゃいいんじゃねえすか。
 あとは授業中に寝ねえとか。……え、寝てねえすよね」

ちょっと心配になった。

「変に力入ってたんじゃねえすかね〜〜……
 無事なんは気ィ遣ってもらったおかげだと思うすけど。
 や、先輩蹴っ飛ばさねえで済んでよかったすわ」

普通の顔。平気な顔。
まともな水分補給をしている。
(.100) 2021/08/18(Wed) 20:55:19

【徒】 勢喜光樹

「………………果報は寝て待てっていうことわざがあって……」

窓の外を眺めた。視線を逸らす。

「まあ……普段やらんことだろうからね。そりゃあ、そう。
蹴っ飛ばされないように、本当に嫌そうなことはちゃんと聞いてた……のと、みてたからね。

でも、なんか……黒沢は……」

「…どこ触っても反応するから、敏感肌かもしれんね」

のうのうと。
(.101) 2021/08/18(Wed) 21:08:36

【徒】 一年 黒沢誉

「宿題終わらしてるだけマシかァ……」

ダメなんじゃないかなあ、と思った。
留年とかが心配だ。

「…………。……、……」

「知らねえすよ人と比べようねんだから」
耳をつねった。
(.102) 2021/08/18(Wed) 21:45:46

【徒】 勢喜光樹

「テストはいい点数取ってるから……」

セミが鳴いている。夏だなあ……。

「あだだだだだ………痛い痛い痛い」

耳をつねられて身体をひねる。

「ちからつよいつよいつよい、べつにいいじゃん俺しかみないでしょ、あだだだだだ」
(.103) 2021/08/18(Wed) 22:01:32

【妖】 三年 堀江豊久

あなたの視界の中で、冷蔵庫から取り出した水入りのペットボトルに口をつけ、ずるずると寝床まで体を引きずっていく。
それから、ぼふ、とあなたの隣へ勢いよく倒れ込んだ。

「……しんど……」

ぼんやりした蜂蜜色の目を覗き込む。
あれだけさわったのに手はまたもあなたのほうへ伸びて、湿った髪を撫でつける。

「キヨくん水飲んだ〜……?頭いたなるで、飲んどかな」
($31) 2021/08/18(Wed) 22:11:37

【妖】 三年 井上清春

「の〜〜む〜〜〜」

ぼふんと倒れた体をぽふぽふしてペットボトルを受け取る。
ほんの一瞬だけその瞳は唇を映してすぐに逸らされた。


「は〜〜〜〜……いきかえる…………」

頭へ触れた手にぉぁーと鳴く声は、
甘さを隠した理性あるもので意識して色を消そうとしていた。

「もう今日は動けそうにないや。
 ごはん食べてないけどこのまま寝ちゃっていいかなあ」
($32) 2021/08/18(Wed) 22:21:43

【妖】 三年 堀江豊久

「俺も無理かも。明日まで我慢でええかなあ」
ごろんと仰向けになる。

「あ」
「ちょお待ち。そういえばさっき……」

思いついたように声を上げて、上半身を起こした。
ベッドサイドのテーブルから何かを拾う。

「なあなあキヨくん、これは?」
あなたに向かって掲げたのは、ルームサービスのメニューだ。
($33) 2021/08/18(Wed) 22:31:43

【徒】 一年 黒沢誉

離す。
あとが残らないくらいの加減はある。
十二分に痛いが。

「だァらわざわざ言う必要ねえだろって話っすよ……」

「…………」

「良くねえなあ〜〜……手え出んの……」

ほとんど無意識にやっていたので。
ちょっと渋い顔をした。
(.104) 2021/08/18(Wed) 22:32:59

【妖】 三年 井上清春

「天才! とよひー、さっすがー!」

ごろりとうつ伏せで這って、
上半身をあなたの膝へ乗せる。ぺたり。

「ふんふん。いろいろあるねー。
 俺はデトックスピザにしようかな。
 とよひーは。それともわけっこする?」
($34) 2021/08/18(Wed) 22:41:24

【徒】 勢喜光樹

「いはい………」

ぺそりとベッドに沈んだ。
やる気なく、シャツのボタンをつけ…て…いる。

「……良くないけど……」

渋い顔を見る。

「…いいかも。」

何だかよくないことを考えている気配がする。
(.105) 2021/08/18(Wed) 22:42:30

【妖】 三年 堀江豊久

「どうしよ、キヨくんと同じやつがええな〜。わけっこさして」
膝に猫が乗ってきたみたいな感じでメニュー片手になでなで。

「ほな電話……あれ」
内線電話に手を伸ばしかけたとき、近くにあったあなたのスマホに目をやる。
確かズボンと一緒にぽいされてしまっていたが、諸々が落ち着いてから拾って置いたのかもしれない。

「キヨくん、だいぶ前にLIME来てるわ。代わりに返しといたろか?」
パスもかかっているだろうし、さすがに冗談だと思われる。
($35) 2021/08/18(Wed) 22:57:04

【徒】 一年 黒沢誉

「良くはねえすわ」

本人がよくないらしいので、以後自重されるものです。
なんとなく嫌な予感もしたし。

「そうやって転がってっとまた寝ますよ先輩。
 体起こした方がよくねえすか……」

ちょっと考えて、のそのそと洗面台へ向かった。
顔を洗うか歯を磨くかするのだろう。
筋肉痛と言う割に歩き方に違和感はない。
(.106) 2021/08/18(Wed) 23:00:24

【妖】 三年 井上清春

「……おねがい! パスコードは俺の誕生日」

4桁なら0104。6〜8桁なら生年も入れた数字。
代わりに内線電話をとって注文する。

15〜30分くらいだらだら待っていればピザが来ただろう。
やったね!

「んで誰からだった?」
LIMEのこと。
($36) 2021/08/18(Wed) 23:03:38

【徒】 勢喜光樹

「いいのに……」

のそのそと出るあなたの後ろを、のそのそと後ろを追う姿がある。
歯を磨く習慣はあるようで、しゅかしゅかと歯を磨きだす。

その途中で、鏡の前で並ぶ男子高校生ズの図がある。

しゅかしゅかしゅか。
(.107) 2021/08/18(Wed) 23:08:44

【秘】 勢喜光樹 → 三年 堀江豊久

(LIMEメッセージだ。)

『今日朝飯全員で食べる感じすかね 黒沢がたべたいって』
くまちゃんのスタンプつきだ。
(-13) 2021/08/18(Wed) 23:09:21

【妖】 三年 堀江豊久

「マジで? ええよ」
答えながらぱぱっとパスを入れて解除した。
注文をおまかせしてLIMEの新着メッセージを見る。

「勢喜くん。『明日ってスケジュールどうなってましたっけ』やって」
($37) 2021/08/18(Wed) 23:11:52

【妖】 三年 堀江豊久

そんな会話をしたのとほぼ同時に、ポケットに入れていた自分のスマホからLIMEの通知音が鳴った。
引っ張り出して通知を見ると、ちょっと申し訳無さそうな顔で笑う。

「なはは……言うとったら俺のにも似たようなメッセージ来たわ。ごめんて勢喜くん」

あなたのLIMEから一緒に返事すればいいやと思って、自分のスマホは脇に置いた。
($38) 2021/08/18(Wed) 23:16:27

【独】 一年 黒沢誉

(狭)
(……く も ねえか?)
(どうなんだこれ)
(-14) 2021/08/18(Wed) 23:18:18

【徒】 一年 黒沢誉

ついてきたので隣を空けて、
肘がぶつからない程度に動きを小さくする。

やや狭苦しいが平和な空間。
(.108) 2021/08/18(Wed) 23:20:14

【独】 三年 堀江豊久

/*
タイミングが面白すぎるよ ファンタジスタ勢喜
(-15) 2021/08/18(Wed) 23:22:36

【妖】 三年 井上清春

「あ〜……悪いことしちゃったなあ。
 連絡ありがと」

ぽりぽりと頭をかいて明日の集合時間や必要事項を伝える。
そしてあなたが連絡を済ませれば、
よくできましたと頭を撫でた。

スマホを返してもらおうという素振りは微塵もなかった。
($39) 2021/08/18(Wed) 23:26:29

【徒】 勢喜光樹

うがいを無事終えた。
顔を一応気を使いながら洗い始めて、
それから髪の毛を丁寧に整えている。

「先輩から返信こなかったら、朝風呂でも行く?」
(.109) 2021/08/18(Wed) 23:27:40

【秘】 三年 堀江豊久 → 三年 井上清春

人様のLIMEからぽちぽちと。

聞いた通りに集合時間などを記載してから、
『朝ご飯はみんなで食べるらしい』
『お寝坊注意』

と勢喜くんへ送った。
送ったので、勢喜くんへよろしくお願いします(?)
(-16) 2021/08/18(Wed) 23:41:17

【徒】 一年 黒沢誉

「………………」

「温泉じゃなきゃいいんすけど。
 普通の風呂ありましたっけ、ここ」

さすがに学習した。
(.110) 2021/08/18(Wed) 23:47:06

【妖】 三年 堀江豊久

「ん〜ん〜。注文ありがと〜」

頭を撫でられると嬉しそうにニコニコと笑った。
それから人のスマホを持ったまま、あなたを捕まえて諸共ベッドに倒れ込もうとする。
できるだけいつも通りに、他意のないよう、勢いよく接触したことだろう。
($40) 2021/08/18(Wed) 23:48:45

【秘】 三年 井上清春 → 勢喜光樹


(おおよその集合時間の記載)
『朝ご飯はみんなで食べるらしい』
『お寝坊注意』

井上にしてはやわらか〜なメッセージ。
なお堀江からの返信は来ない。
(-17) 2021/08/18(Wed) 23:49:38

【妖】 三年 井上清春

「甘えたさん〜」

互いに向き合う横臥の体勢で背中をぽふぽふする。
後輩たちの距離の近い他意なきふれあいを意識して、
もどれないのをわかっていながら昨日までをなぞる。

「とよひーは甘やかされるの好き?」

だからこれも他意なんてない。
($41) 2021/08/18(Wed) 23:59:22

【妖】 三年 堀江豊久

「ん〜? せやなあ、キヨくんに甘やかされるんは好き」
背中に感じるリズミカルな振動が心地よく、目を閉じて身を寄せた。

甘えるのは得意じゃなかったし、甘やかされるとどう応じればいいか分からなくて緊張する。
要するに苦手なのだが――いまはあなたの腕の中で幸せそうに落ち着いている。

「ん〜……キヨくんにもやったろ」
目を閉じたまま腕を回し、おなじように背中をとんとん。
手つきが怪しくならないよう細心の注意を払っているのは秘密だ。
($42) 2021/08/19(Thu) 0:20:37

【徒】 勢喜光樹

「……………部屋の露店、お湯でるって」

完全に忘れていた顔をした。

「あ。返事きた。みんなで食べるって。……きよひ〜先輩から。あれ〜?」
(.111) 2021/08/19(Thu) 0:23:19

【妖】 三年 井上清春

返答に機嫌をよくして猫の口でにんまり笑う。

甘やかしてばかりの男が
今は自分の腕の中で甘やかされている。
しかもこの座は自分のものかと思えばとても気分がいい。

「んん〜……俺もとよひーに甘やかされるの好き。
 だけどこれは眠くなってきてマズイかも……」

などと言いつつ止めるどころか鼻先をあなたの顔に懐かせて、
心地よさを体で表す。
こうした動作は慣れていないのでだいぶ気恥ずかしい上に
距離が近すぎる気もした。
($43) 2021/08/19(Thu) 0:29:53

【徒】 一年 黒沢誉

「あー」
あー。

「つってもさすがに狭……
 やっぱ合流かァ。バスずれても面倒すもんね」

「?」

「一緒にいるんじゃねんすか。普通に。
 たまに兄貴の代わりに返信打たされたりするし
 そういうやつとか……」
(.112) 2021/08/19(Thu) 0:31:36

【徒】 勢喜光樹

「狭かったらやめよう。死ぬから。
でも俺達風呂入った方がいいとは思う。おそらく。」

のんびりとした口調で言いながらのこのこと、部屋の備え付けの露天風呂を見に行く。

「……意外とでかい」

見てみれば、丁度大人が二人腰かけて座ると丁度いい。
昨日の水風呂の1.5倍程度の大きさがある、四角形の風呂だ。

「うん。こっからまた、皆と帰ったりするわけだから。
あー?そういう?俺絶対姉貴に返信打たせないから……。そういうことか。」
(.113) 2021/08/19(Thu) 0:37:58

【妖】 三年 堀江豊久

「嬉しいこと言うてくれるやんか。
 俺もキヨくん甘やかすん好きやで〜。おおよしよし……」

顔が近づくと深い口づけの感触が意識の淵にちらついて。
内心穏やかではない。

「んん、せや……ご飯頼んでるもんなあ。
 キヨくん〜寝てしもたら起こして……」

疲労があるにしてもとても眠れる状況じゃない。
きっとピザが来るまでなんだかんだ寝ることはなかっただろう。
($44) 2021/08/19(Thu) 0:47:06

【徒】 一年 黒沢誉

「最悪体流すだけでも……」

「入れそうすか。んならさっさと入った方がいいすかね……
 なんもしなくてもぼーっとしてっと集合時間すよ」

なかなか起きなかったのを見たので、
動き出すまでに時間がかかるんじゃないかなあと思っている。
あたりかはずれかはともかく。

「パス聞いてるくらいにはまあ。仲悪かねえんで…… ……?」

さっき堀江先輩に聞いて井上先輩から返信が来た。
どっちがどっちのスマホ見て持ってんだ?と思った。
が、黙っておくことにした。
(.114) 2021/08/19(Thu) 0:48:26

【妖】 三年 井上清春

背中に心地よい刺激を与える指先が口内を弄り、
あらゆる部分を調べられた。
唇のあわいにしまわれた舌に蹂躙されて
自分の知らない部分も全部食べられた。


気を抜けばすぐにでも浮上しそうな熱を
必死に追い出していつもどおりを演じている。
力が入りすぎてそれはもういつも通りとは言えないものだけど。
($45) 2021/08/19(Thu) 0:56:17

【独】 三年 堀江豊久

ちなみにスマホの暗証番号は

過去に入力してる指の動きを見て多分誕生日だなと予想してた
(-18) 2021/08/19(Thu) 0:57:58

【独】 三年 堀江豊久

馬鹿がよ
(-19) 2021/08/19(Thu) 0:58:10

【妖】 三年 井上清春

「ピザきた」

大皿にどんと乗っけられたピザを行儀悪くベッドの上に置く。
どどん。
濃いチーズに隠れた生地には
デトックス効果のある薬草が練り込まれ、
健康が与えた熱をいい具合に落とすといわれる。

……ということを二人が知る由もない。


「みてみて、チーズよくのびる」
みょい〜〜〜ん。
($46) 2021/08/19(Thu) 0:59:47

【妖】 三年 堀江豊久

ところでデトックスピザって一体……?
($47) 2021/08/19(Thu) 1:01:09

【妖】 三年 堀江豊久

/*
すげえタイミングで答えが示されたよ
ごめんね
($48) 2021/08/19(Thu) 1:01:33

【妖】 三年 堀江豊久

「お? お……おお〜のび〜! 写真とったろ」
撮った。
そして適当に一切れつまんだ。チーズのび〜。

「こう、ベッドの上でご飯食べると……""悪""感、あるわあ」
案外育ちは良い。

わけっこしたデトックスピザのデトックス効果で体の火照りはおさまって、疲労も相まってそれなりにすこやかに眠れたらしい。
($49) 2021/08/19(Thu) 1:11:38

【妖】 三年 井上清春

/*
おもしろ……
($50) 2021/08/19(Thu) 1:11:42

【徒】 勢喜光樹

「シャワーあるからね。最悪それでも。
ああ、じゃあさっくり入っちゃおうか」

確かに、と頷く。今は朝5時だとか6時だとか。

「今なら綺麗な太陽、見れるかも。この方角でみれるかな……。

あー、そういうことかあ。あの二人仲いいもんね。納得。なんか、俺が今この状態だから、変な想像してしまった」

そうして、自分の服を脱ぎ、タオルを脱衣所から持ってきた。あなたにもタオルを投げるだろう。
(.115) 2021/08/19(Thu) 1:13:50

【妖】 三年 井上清春

「な〜。
 こんなワルなことしたことない」
いろいろな意味で。

広いベッドに体を伸ばして適切な距離感で寝たものの寝返りで距離を知覚したとかなんとか。
($51) 2021/08/19(Thu) 1:15:58

【徒】 一年 黒沢誉

「寝そうだし」

「どうすかね。山道登ってんだし、高ぇし、
 見えなくてもそこそこいい景色ではあると思うすけど……」

投げられたタオルを見ずに受け取った。
こちらも脱いで畳んでいく。

「よくねえすよ〜邪推はァ。
 外野が変な想像してもいいことねえっしょ」
(.116) 2021/08/19(Thu) 1:20:46

【秘】 三年 堀江豊久 → 一年 市川夢助

『おしらせ』

ぴこん。夜中、堀江からLIMEのメッセージが送られた。
内容は翌日の集合時間とか、チェックアウトの諸々とか。

『朝ごはんみんなでたべよか〜って言うてるんやけど
 良かったらおいで』
『千葉くんにも言うといてくれたらうれしい
 俺が言うより市川くんのほうがええと思う』
『ほなね』

大体そんな感じの内容だった。
(-20) 2021/08/19(Thu) 1:32:30

【秘】 一年 市川夢助 → 三年 堀江豊久

朝になると既読が付く。
多分まだ間に合うがそこそこ遅めの時間

了解〜のノロノロ猫スタンプ の後、
『おはようございます、りょうかいでーす』
『あ、ソフトクリームめっちゃおいしかったです。』
『では』
眠い〜のノロノロ猫スタンプ でメッセージを締める
(-21) 2021/08/19(Thu) 1:46:02

【神】 勢喜光樹

「ねむいもん……」

「ああ、それもそうだ。でもせっかくだから日の出みたいじゃんね?」

脱いだものを畳んでベッドに置けば、
部屋の裏にある露天風呂のガラス戸を開く。
シャワーの湯を出して自分にかけつつ。

「温度は、今激熱から冷水、そして今適温になったので、調整めっちゃむずい。

あー、いや、わかってるけど、なんかつい。俺が今体験中だから……。」

それにしても、黒沢の反応は、こうだろうか。
”邪推”、なんて言葉は、ありえるかもしれないことを推察するのを嗜める言葉のような気もするのだが。

まあ、これも邪推だ。
ざばー。

「いい湯加減のシャワーが出ているので、パスします」
はい、と出続けているシャワーヘッドをあなたに譲ろうとする。
夏場とはいえ、朝は少しだけ涼しく。肌寒いぐらいだ。
(G22) 2021/08/19(Thu) 2:49:25

【徒】 勢喜光樹

「ねむいもん……」

「ああ、それもそうだ。でもせっかくだから日の出みたいじゃんね?」

脱いだものを畳んでベッドに置けば、
部屋の裏にある露天風呂のガラス戸を開く。
シャワーの湯を出して自分にかけつつ。

「温度は、今激熱から冷水、そして今適温になったので、調整めっちゃむずい。

あー、いや、わかってるけど、なんかつい。俺が今体験中だから……。」

それにしても、黒沢の反応は、こうだろうか。
”邪推”、なんて言葉は、ありえるかもしれないことを推察するのを嗜める言葉のような気もするのだが。

まあ、これも邪推だ。
ざばー。

「いい湯加減のシャワーが出ているので、パスします」
はい、と出続けているシャワーヘッドをあなたに譲ろうとする。
夏場とはいえ、朝は少しだけ涼しく。肌寒いぐらいだ。
(.117) 2021/08/19(Thu) 2:49:37

【徒】 一年 黒沢誉

自他問わず、色恋に興味のない方だった。
だったから、他人がどうでもああそう、で済む。

距離の近さになんとなく納得はいくし。
おかしくはないけど、別に直接聞いてもない。
もとから近い部類が揃っただけかもしれないし。

「あー……温度極端になるやつ。どーも」

言葉ではそれ以上触れずに受け取って丸洗い。
頭からざっくりと流すから話が早い。

「そりゃ見られりゃいいすけどね」

濡れたままでいると風邪をひきそう。
とっとと浸かるかあ、と湯船へ。
(.118) 2021/08/19(Thu) 6:12:49

【秘】 三年 堀江豊久 → 一年 市川夢助

『おはよ
 よかったやん』
5分と経たず返信。
『帰りに俺もたべよ〜』

踊るもぐらコロッケのスタンプ付きだった。
(-22) 2021/08/19(Thu) 7:29:38