人狼物語 三日月国


59 【R18RP】花韮の咲く頃

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【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍

[首筋や胸元に触れて声が漏れるのを聞くと、次の箇所へと掌を滑らせる前に、もう一度指先でなぞり返した。

 指先が跳ねたときには微笑みながら丁寧に指を一本一本撫でて、爪の形を確かめるように指を這わせ、舌と舌が触れ合うときのように指の腹を擽っていった。

 応じるように服を脱いでもらいながら、上原は次第に自分の体が火照るのを感じていた。
 既に掌は熱かったようだけれど、その熱が中心に集まっていくのを感じ始めた]
(-57) 2021/03/08(Mon) 15:25:57

【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍

[外すかと問われて、上原は静かに首を左右に振った。

 それから胸を覆う腕の下、鳩尾のあたりに掌をそっと押し当てて、静かに撫で下ろしていく。

 愛おしむような微笑みで彼女の瞳を覗き込みながら、ゆっくりと手をお腹から腰に滑らせて、そのまま太腿まで撫で下ろして、ゆっくりと撫で上げてスカートの中に手を入れていく。
 拒まれなければ、先にスカートも脱がせてしまおうと。

 その後になってやっと、体から熱を逃すように自分のシャツを脱ぎ捨てることになるだろう]
(-58) 2021/03/08(Mon) 15:26:27

【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍

[ブラのホックに両手で触れたあとは迷うことなく外し、脱がせる前にそっとベッドに押し倒そうと試みた。

 もし抵抗を感じたならその前に、押し倒せたならその後に。
 ブラをそっと取り去りながら抱き締めて、待ち切れないと甘えるように唇を深く重ねよう]**
(-60) 2021/03/08(Mon) 15:26:54

【独】 上原 隆司

/*
1ロル1〜2行動派なのだが巻いてみたんだが
難しいでは……
(-59) 2021/03/08(Mon) 15:27:30

【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司

[指先だなんて、そんな場所を、そんな丁寧に。
 そんなところが感じるだなんて流石に知らなくて
 ぞくぞく、と震える指先を止められない。
 なんだか丁寧にキスされてるみたいで。
 頬に熱が宿るのもそうだったけれど
 きゅう、とお腹の奥底が切なく疼くのを感じて
 何だかとても恥ずかしい。]


  そんなとこ、……や、……っ。


[指先が痺れる。けど、振り払うことはない。
 ただただそんなところを愛でる様に触れられるのが
 恥ずかしくて、気持ちよくて、混乱しそうになる。
 お腹に手を触れられると、鍛えてはいないけれど
 演奏で軽く引き締まったお腹に思わず力を込めた。
 ……だって、気になるもん?
 でもその手は直ぐに降りていく。
 再び上がると、素肌を辿って太ももを撫でて
 スカートの内側に入ったものだから
 ビク、と太ももが緊張する。
 けれど、スカートを引く様な仕草を感じたら、
 待って、と慌ててホックを外した。
 ツイ、とチャックも下ろして腰を浮かす。

 上下揃いの下着姿になって。
 靴下を履いたままなのも変かな、って
 両腕で胸元を隠しながらもぞもぞ、
 足先を擦り合わせて靴下を脱いだ。
(-61) 2021/03/08(Mon) 18:45:07

【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司

 俯いてたのは……だって、目の前で脱ぐ気配があったから。
 いや、これまでにも見た事はあったかもしれない。
 隆司さんの上半身くらい。
 でも改まってこんな時だからか、
 その脱ぎ捨てる様を目の当たりにできないまま。
 背中に手が伸びたのに驚いてビクッと身を竦ませるくらい
 私は俯いて、なのに首まで真っ赤で。

 ふ……、と、胸の締め付けが軽くなる。]


  ……ん、ぅ……。


[優しく押し倒されて、背中に冷えたシーツの感覚。
 するりとブラを抜き取られて抱きしめられたから
 私も隆司さんの首裏に腕を回す。
 唇を受け止めて、舌先を探り入れた。
 ツンツンとそれを探し伺う様に。
 見つけたならすりすりと甘える様に。
 微かな水音と、甘い吐息が寝室に満ちていく。]
(-62) 2021/03/08(Mon) 18:45:44

【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司

  ん……っ、ふ……ぁ……っ。


[肌と肌が触れ合って、熱を分かち合う。
 その心地よさに酔いながら目を閉じた。
 唇が離れたなら、薄らと瞳を開くけれど
 少し潤んで蕩けた眼差しは
 期待と微かな不安とで僅かに揺れる。
 首裏に回した両手をそっと緩めて、
 すり、とその頬を撫でた。**]
(-63) 2021/03/08(Mon) 18:46:12

【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍

  気持ち良さそうで、つい、な。


[震える指先に触れながら、戸惑うような言葉に吐息混じりの声を返す。

 靴下を器用に脱ぐ仕草を視界の隅に捉えていた。
 上原がシャツを脱ぐところが直視できずに肌を朱に染める姿を見ると、思わず笑い声が漏れた]


  ふふっ……。


[冷えたシーツが火照る腕に心地よかった。
 首を引き寄せられて、甘えるように擦り寄ってくる舌に応じながら、傍に置いていた箱を手に取る。
 キスを続けながら箱を開け、連なる小さな袋を中から取り出した]
(-64) 2021/03/08(Mon) 19:28:13

【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍

[唇と舌を交わらせ続けながら、ズボンと下着を両方まとめて下ろし、脱ぎ捨てた。
 ついでにと指で引っ掛けて靴下も床に追いやって、蝶が描かれた袋を一つだけ裂いた。
 その中身をすっかり熱くなった中心に纏わせて、甘え続けた舌を漸く離した]


  怖いか……?


[不安そうに頬を撫でられると、尋ねながらそっと脇腹に触れた。
 静かに撫で上げて胸に触れ、形と大きさを確かめるように優しく掌に包み込む。その頂点には触れないままに]
(-65) 2021/03/08(Mon) 19:28:42

【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍

[しばし胸に触れたあとは、体が不安で強張っていないかと確かめるように、胸から腰へと優しく撫で下ろしていくだろう。
 強張りを感じるうちは、安らげるように身を擦り寄せながらもう一度掌を滑らせていくだろう。
 首筋や胸元、腕から指先も服を脱がせる前と同じように撫でていって、緊張が和らぐのを待つ。

 充分に和らいだと思えたなら、再び腰から太腿へと手を這わせていき、内腿から手を滑り上がらせ、ショーツに隠された花弁に布の上から指を伝わせるだろう]**
(-67) 2021/03/08(Mon) 19:29:17

【独】 上原 隆司

/*
テンポがわからねえー

あと「コンドーム着ける」がどうやったらそうじゃなく表現できるのか悩みました
せっかく綺麗な箱なんだから綺麗に書きたくない……?
(-66) 2021/03/08(Mon) 19:36:29

【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司

  怖いわけじゃないの……。


[それは焦がれていた感覚でもあった筈だ。
 ずっと、触れてほしいと思っていた。
 塗り替えてほしいと思うことを忘れるくらい
 貴方に焦がれて、かつての想いはすでに過去となった。

 だから。されることは怖くない。
 怖いのは、もし幻滅されてしまったらとか
 期待に応えられなかったらという部分。
 それも殆ど消えて、きっと大丈夫だと思えるくらい
 絆は深まっていると思っているけれど。]


  でも。 ……ごめんなさい。
  私、初めてじゃなくて。
  隆司さんと出会う前に、

  ……だから、少し、……哀しくて。


[そんなの、今言うべきではなかったかもしれない。
 けど、隠したまま続けるのも躊躇われて
 ぽつりとそう零していた。
 それでも触れていてくれたのなら
 びく、と体を震わせて。
 下着越しに触れた花弁はまだ潤んではいないけれど
 微かな湿り気を確かに下着に伝えていたと思う。**]
(-68) 2021/03/08(Mon) 21:29:56

【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍

  ……そうか。


[初めてじゃない。
 それを告げられて、上原に思うところが無いわけではなかった。
 どんな相手だったのだろうか、何回くらいかと微かに思いはしたけれど]


  俺は嬉しいけどな。
  そいつと比べて、俺のほうが
  いいって思ってくれてるってことだろ?


[ここまで付き合いが続いたということは、結婚を望んでくれて触れ合いたいと思ってくれるということは、そういうことだと。
 哀しいと言った彼女に、そう感じる必要は無いと言うように抱き締めて、身を擦り寄せた。

 そうして彼女が心を落ち着けてくれたなら、布の下にある花弁の微かな湿り気を指先で感じることとなっただろう。

 指先でそっと花弁をなぞって、布の上から花芯に優しく触れて、表情を覗き込みながら彼女の熱が高まるのを待って。

 頃合いを見計らって、腰を撫で下ろすようにしてショーツを脱がせることになるだろうか]**
(-69) 2021/03/08(Mon) 21:43:13

【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司

  うん、それは、そう!
  ……隆司さんじゃなきゃ嫌だもの。
  だから、……っふ……、


[嬉しい、と言われて。
 一瞬なんで?と疑問符が浮かぶ。
 けれど続いた言葉を大きな声で肯定して
 でも次には何だか安心して、緊張の糸が途切れて
 ぽろ、と涙が溢れてしまっていた。
 抱きしめてくれる腕が暖かい。
 どこまでも私は隆司さんに甘えてる。癒されてる。
 私はもう隆司さんがいなきゃダメだ。
 隆司さんを心から好きで、大好きで、……愛してる。]
(-70) 2021/03/08(Mon) 22:12:18

【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司

  あっ……、ん、んんっ!


[暫くしがみついて、気持ちが落ち着いた頃。
 薄布越しに花弁をなぞられて素直に声が漏れた。
 顔を見られてる、それが恥ずかしいけれど
 きゅ、と眉根を寄せてるのはいやでも苦しいからでもなく
 ぞくぞくと体を震わせる快感に耐えているから。
 腰が跳ねる。花芯に触れられると堪らなくて、
 とろりと熱を帯びた花弁から蜜が溢れてきた。
 そんな頃に下着を下ろされたから。]


  ……あ……、


[つぅ……、と、ほんの一瞬だけ。
 少し染みのついた下着と花弁とが蜜で繋がって
 ふつり、ときれた。
 見ればいつの間にか、彼の準備はできている。
 陶然とした眼差しで彼を見つめて
 ほんの少し、膝を曲げた。]
(-71) 2021/03/08(Mon) 22:12:40

【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司

  ……な、んか、……はずかしい。


[おつきあいをしていたのに、していない期間が長くて
 だからか、なんだか恥ずかしさが増した。
 それでも求められたらもっと脚を曲げて広げるし
 彼のしやすい様に動くつもりではある。
 解されてはいないけれど、十分に潤ってもいる。
 だから、彼を止めるとこはないだろう。

 むしろ、隆司さんを受け入れて
 体の隅々まで愛してほしいと願っていた。**]
 
(-72) 2021/03/08(Mon) 22:13:07

【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍

[力いっぱいに肯定する姿が愛らしくて、溢れる涙を唇で拭った。

 腰を跳ねさせながら耐える表情に、抑えきれない快感が滲むのを読み取って昂りは増す。
 引き下ろした下着に蜜が糸を引くのに気付いて、熱い息を吐いた]


  蛍……、痛かったらすぐ言えよ。


[慣らしてからとは思ったものの、膝を曲げる仕草に求められている気がして。
 充分に熟れて蜜を垂らす入口へと、猛る自身を押し当てた。

 彼女の腰に手を当てて、苦しくないよう角度を整え、表情を窺いながら膝をついてゆっくりと奥へ進む。
 滴る蜜と蝶がもたらすゼリーが潤滑剤となって侵入を助けるだろう]
(-73) 2021/03/08(Mon) 22:36:15

【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍

[彼女に無理のないペースでひとつに繋がろうとして、無事に奥まで辿り着くことができたなら、その後は一度彼女をしっかりと抱き締めるだろう。

 それから彼女の片手を取って、掌を重ね合わせ、指を絡めて。
 首筋から鎖骨へと舌を這わせながら、少しずつ腰を前後させていくことになるだろう。

 彼女の心地よいペースを探りながら、ずっと触れなかった胸の頂点にも舌を滑らせていくことだろう]**
(-74) 2021/03/08(Mon) 22:36:49

【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司

  で、でも、

  ……痛がっても、やめないで?


[確かに解されてはいなかった。
 潤いは十分だとしても大丈夫だろうか。
 隆司さんとお付き合いをしている間はもちろん
 ここには何も受け入れては来なかったから
 本当に入るだろうか、なんて不安もある。

 でも、たとえ痛かったとしてもやめてほしくない。
 隆司さんが挿れたいなら、挿れてほしい。
 早く自分の虚ろを満たしてほしい。
 膝の合間に隆司さんの体が入る。
 だから一層膝を立てて脚を開いて、
 すう、はあ、と密かに深呼吸した。けれど。]
(-75) 2021/03/08(Mon) 23:08:38

【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司

  んんっ! く、……ん、……ふっ、ア……!


[痛い、よりも、熱さとその大きさに圧倒されて
 押し出される様に声が漏れた。
 キチ、ときつく隆司さんを締め付けてしまうのを
 呼吸を整えながら何とか力を抜いていく。
 ぬち、ぬち、と濃厚なキスを交わす様な音が響いて
 角度を探りながら私の中を満たしていく熱。
 力を抜いたって、私の中も入口も一杯に彼を頬張って
 ピッタリと吸い付く様に絡みついた。
 最後まで繋がったなら、抱きしめられるのに応えて
 私も隆司さんにしがみ付く。]
(-76) 2021/03/08(Mon) 23:09:00

【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司

  隆司さん……わたし、しあわせ……。
  あっ、んっ、……ひあっ、アッ!


[緩く抽送が始まると、最奥を突かれる度に声が漏れた。
 繋がりあった手をキュッと握り締めながら
 彼の熱全体で媚肉の全てが刺激されていくのを感じる。
 彼の唇も、肌をくすぐる髪も、甘く私をくすぐって
 口付けのたびにキュンッと熱を締め付けてしまった。]


  んあっ! あ、痕、つけて……。
  たくさん、隆司さんの印、ほしい……っあ!

  ひゃうっ!? んっア、ヤ……!


[ぬるん、と胸の先に湿り気を感じて背が反った。
 まるで胸を押し付けるみたいな姿勢になって
 両膝も隆司さんを締め付けてしまう。
 平だった頂はたちまちツンと頭を擡げて
 硬く尖り、より私を懊悩させた。**]
(-77) 2021/03/08(Mon) 23:09:21

【独】 上原 隆司

/*
大きさどうなんだろう……
並くらいかと思ってたが結構背あるしなー
いや背丈とはあまり関係ないはずだけどさ
(-78) 2021/03/08(Mon) 23:12:52

【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍

  ん……わかった。


[やめてほしくないと言うのなら、と苦しげに見えても侵入をやめることはせずに、ただ進みを緩めるだけに留めて]


  う、っく……!


[きつく締め付けてくる媚肉の中に割り入って、吸い付く動きに腰を捩らせながら奥へと進んだ。

 求められるままに首筋に、鎖骨に、胸元に吸い付いて痕を残していきながら。  
 奥を突かれて乱れるさまを見て繰り返しそこを貫いては、絡みつかれ締め付けられる]


  ほたる……っ!


[尖った胸の頂を唇で転がし、舌先でつつく。
 繋いだ手の指を撫でて摘んで、熱い息を吐きながら最奥を繰り返し貫き続けて。
 もし彼女が高みに至ることがあれば、誘われるようにして共に果てるのだろう]**
(-79) 2021/03/08(Mon) 23:26:12

【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司

[チリ、チリ、と肌に小さく痛みが走る度に
 嗚呼、隆司さんの物になったんだなって
 その証を刻まれてるんだって誇らしくなる。
 これを誰かに見られるのは恥ずかしいけれど、
 心が満たされるのを感じてた。
 奥を穿たれる度に淫らな水音と、私の嬌声。
 それにベッドの軋む音。
 私の内側の心地よいところを全部穿って
 その度に胸がふるりと震える。
 隆司さんの名前を呼ぶことすらままならなくなるくらい
 私は乱れて、足先をクンと反らせて宙を掻いた。]


  アッ、あぁっ!!
  ふあっ、あっ、りゅ、じ……さ……っ、
  ふあっあああああっ!!!


[片手はかれとつながっていたから、
 ぎゅっと握り締めて。
 空いた手は彼を求めて伸ばして
 彼の頭を抱き寄せようとしていた。
 背を丸めながら彼にしがみつきたくて、
 腰に両脚を絡めながらビクビクっと痙攣する。
 その瞬間彼のものを求める様に
 私の内側も痙攣して、搾り取る様に蠢いた。
 その後もひくっ、ひくん、としばし痙攣を繰り返す。
 やがてくたりと体の力が抜けて痙攣がおさまった頃。
 繋いだままの隆司さんの手にすり寄って、
 そっとその手の甲にキスをした。]
(-80) 2021/03/09(Tue) 2:13:04

【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司

  ……えへ?


[でもね、なんだか照れ臭くなってしまって。
 そんな照れ笑いを浮かべてしまったの。**]
(-81) 2021/03/09(Tue) 2:13:29

【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍

[手を握り締められると強く握り返して、頭を抱き寄せられるとそのまま甘えるように肌に唇を吸い付かせ、舌を這わせた。
 それが胸の頂点だったから、余計に彼女を追い上げることになっただろうか]


  ほたる、……ほたる……ッ!!


[思い出せる言葉がそれしかなくなったかのように一心に彼女の名を繰り返し呼んで、搾り取るような蠢きに促されるままに精を放った。
 それは全て膜の内側に留まって、彼女の内に注ぐことはなかったけれど。
 彼女の身の痙攣を肌で感じながら同じように身を震わせ、それを抑えようとするかのように強くしがみついていた]
(-82) 2021/03/09(Tue) 5:55:13

【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍

[痙攣が収まった頃、自身が質量を失うのを感じれば、膜の口を押さえて彼女の内から静かに抜き取る。
 手の甲へのキスを合図にするようにして静かに手を離して、自身を露にしながら、包んでいたものの中身を零さないようにと口を縛った。

 照れ笑いを見ると微笑んで、彼女の隣に身を横たえながら、余韻に浸るように彼女の肌にそっと掌を滑らせた]


  蛍……、愛してる。


[熱の残る声で囁きながら、汗に濡れた肌が触れ合うのを感じる。
 目を細めて、じっと彼女に寄り添った。

 他の相手なら煙草の箱に手を伸ばしていただろうが、そんな気は起きることがないまま、いつになく穏やかな微笑みでしばし時を過ごして。
 そのうちにゆっくりと眠りに落ちていくだろう]
(-83) 2021/03/09(Tue) 5:55:46

【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍

[この夜を共に過ごした後。
 ときどき、矢川の指先をやけに丁寧に撫でては反応を窺う上原の姿が見られたという。

 前よりずっと体の距離が近づいて、躊躇いなく触れ合うことも遥かに増えただろう。

 結婚を決めてから、互いの両親に挨拶に向かうこともあっただろうか。

 共に暮らすのにちょうどいい広さの部屋を探して、新しい暮らしを一緒に始めて。
 共に人生を歩んでいくことをこれからも楽しんで、幸せを噛み締めるだろう]**
(-84) 2021/03/09(Tue) 5:56:26

【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司

[胸の頂がジンジンと甘く痺れているのは
 彼に強く吸われていたからだと今更気づく。
 それが何だか愛おしくて、またふふ、と笑った。
 互いの汗ばむ肌。このまだ寒い時期に、と思ったけど
 それだけお互いを求め合えた結果な気がして
 胸の内側が喜びに満たされているのを感じる。]


  んんっ……、


[ぬろり、と彼が抜けていく感覚。
 ぴくん、と体を震わせながらその様子を見て
 生まれたままの姿で寄り添い合う。
 まだ肌は敏感だったけれどそっとすり寄って
 初めて、私はそのまま"お泊まり"した。]


  私も愛してる、隆司さん……。


[甘く愛を囁いて、微睡んで。
 翌朝目を覚ましたら改めて自分の体を見て
 あちこち刻まれた愛の証に目を細める。
 おはよ、とキスしての目覚めは
 とても満ち足りたものだった。]
(-85) 2021/03/09(Tue) 6:44:45

【人】 矢川 蛍

[それから。
 今まで以上に甘えにためらいがない反面で
 丁寧に指先に触れられると赤くなってしまう。
 実際、びくっと指先が反応してしまうのだ。
 ぞくぞくとしたいけない疼きを伴って。

 指先や、手の甲をゆうるりと撫でられると
 甘く満たされたあの日を思い出して。
 あんまり不意打ちでやられると驚くから
 二人の時にして欲しい、とお願いしたり。

 互いの両親に挨拶して、部屋を探す。
 卒業を前にして入籍だけでも、と言うのは
 仕事が始まる前を意識してのもの。
 それでもお互いのよき日まで待つつもりだ。
 挨拶の時は緊張したし、
 両家の顔合わせ……なんて言うのもあったかもしれない。
 なんだか、大変だけれど、そう言うものも含めて。]


  ……しあわせ。


[ぎゅ、と彼にしがみつきながら、
 満ち足りた思いで呟いていた。**]
(105) 2021/03/09(Tue) 6:45:09