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【念】 薄荷 アンジュ「カリナさんは別に、たぶん……悪いことをしているわけではないでしょうから」 何か理由があってそう言っている。 勢いだけじゃなくて、何かがあるからそう口にしている。 言えないけど抱え込んでいるものがあるのは伝わった。 ――勿論、神託を戴いたからには使命は果たさねばならない。 少しだけ、自分勝手な順序を付けるだけ。 気落ちする彼女の手が自分の手に触れられた。 あなたよりも色濃い手は未熟で細いはずなのに、あなたの手は自分よりも小さく見えた気がした。 「……それは、そうですね。何かがあって荒事になっては私に勝ち目はありませんから。 あの中には戦闘に慣れた人もいますから、カリナさんの言う通り情報が欲しいです」 あなたを利用する形になるけど、願ったりかなったりだった。 一人でも多くの情報提供者がいれば救う人がより増やせる。 ――それは一方的で、優位なものだけど。 「そんなことはありません。お力を貸してくれるのなら百人力です」 あなたに触れられた手にゆっくりと自分の手を添えて、小さく微笑んだ。 (!13) 2024/01/30(Tue) 0:37:03 |
【人】 寡黙 エミール>>111 ファリエ 「それはまぁ。……確かに」 こんなことでもなければ孤児院で会うくらいで、しかも互いに子供と接しているからそんなに多く話をしたりしない。 そもそも、誰かを食事に誘うなんてこと自体ほとんどしたことがないから、想像できないのは当然かも知れない。 ――それ以前に。 ルフトには買い出しに来ることはあっても遊びに来ることはほぼない。 買い出しついでの食事くらいはとるが、女性が喜びそうな店などとは縁がない。 さて、どうしたものかと考えてはみたが、気取ったところで仕方ないかと考えを切り上げて。 他愛のない話をしながら強張った緊張をほぐしていっただろう。 ふと、そんな折に女神像を見上げる様子を見て、こてりと首を傾げたのはここだけの話だ。 (114) 2024/01/30(Tue) 1:20:19 |
【秘】 寡黙 エミール → 白昼夢 ファリエ「……考えてみたんだが」 「俺は、女が喜びそうな洒落た店は知らないから、美味い飯が食える食堂か酒場になるけど。 ……どっちがいい?」 子供のことを1日考えなくていいなら、たまには酒を飲むのもいいだろう。 ……が、それを良しとするかは決めてもらったほうが良いだろうとそう考えて、2つの選択肢を提示する。 どちらにせよ、個人的に料理が美味しいと気に入っている店で、治安もいい。 多少賑やかではあれど、周りに聞き耳を立てるような人間もいないから、落ち着いて会話を交わすことくらいは出来るだろう。 そんな事を説明して、やっぱりこういうのは慣れないなと小さく息をついた。 (-110) 2024/01/30(Tue) 1:25:40 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン「ふぅん、事故か病気? ソレとも誰かにやられでもした?」 「嫁と子を人質に取られるも要求を達成できず殺された」 「病気の嫁を助けてもらう代わりに掃除業に手を染めるも 約束を反故にされ、そのまま足を洗えずにいる」 「第三者は関係なく、ただ単に死に場所探しをしている」 「…最後のなら今からでもやめときなァ? 奥さん絶対喜ばん〜。たぶん一番よくねェンよ」 軽い調子で淡々と指折り候補を並べ、パッと手を開いてひらひら。合間にボトルから酒を注いだりと、ずっと雑談ノリだ。 → (-111) 2024/01/30(Tue) 1:33:26 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 仕立て屋 エリー「……想定していたより早かったですね」 朝早くに来ることを承諾して、それなりに早い時間に来れば良いと踏んだものの。 開店から15分程経った後にやってきた直後、あなたの姿を見かけて読みが甘かったことを悟る。 「すみません、少々遅れてしまって」 先んじて注文してきたらしいホットココアを手にしながら、軽く頭を下げた。 (-112) 2024/01/30(Tue) 1:34:14 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 掃除屋 ダーレン「まぁ? 俺ちゃんは兄貴に死ぬなとは言えないけどね。 復讐先があるなら兄貴は兄貴の為にソイツを殺す努力を していいし、ないならないで運命は自分で決めていい」 「俺ちゃんがいるから死なないでとかは言えんしな。 背中は任せられても、隣に一生いる仲じゃねェし?」 頬杖をつき、あなたの横顔と指輪たちを見やる。 モンスターの体液つけたまま帰ンなよだの、この花土産にできンじゃね?だのを話した日も、遠い思い出になってしまったな。 「まぁ何? 勝手な想像並べ立てたけどォ。 俺ちゃんの言いたいコトとしては、 兄貴が自分で自分を許せんようなコトをしていても、 俺ちゃんが兄貴を見る目は変わらんし、俺ちゃんの 尺度では兄貴のするコト否定せんよってとこ?」 世間一般にはこう思われると思う程度は、今のように言うことはあるかもしれないが。それだけである。 悲しまないで前を向いて生きて。いつかいいことがあるよ、幸せになれるよ。そんな耳ざわりのいい言葉を渡すことを彼はしなかった。 こういうところで、お気楽宗教の価値観を押し付けるのは無責任だと思うので。 彼自身としてもしてほしいことではない。 (-113) 2024/01/30(Tue) 1:35:08 |
【秘】 番犬 グノウ → 飄乎 シヴァ「ごめんごめん『今はカラクリに身をやつしているけど生身で亡くなった理由には陰惨な過去や凄惨な傷を抱えているタイプだがそれらをおくびにも出さずに皆の盾として振舞って一歩引いた立ち位置でいるんだけど途中踏み込んできた小さな女の子にだけは心開いて最期はその女の子庇って機能を停止する』みたいなの想像してたらごめーーーん!俺様ちゃんでしたーー!」 特に呼吸が必要ないのでこちらは苦も無く一息。 「いいのいいの俺様ちゃんもそういう心証抱いてもらおうと思って ある意味頑張ってるところあるから、 ほら女の子たちとかまだ俺様ちゃんに夢抱いてたりするじゃん? 助けてグノウさん!の一言でどこからともなく飛来して、 敵をせん滅してくれると思ってる子らには、 夢見させてあげたいじゃん??」 ま、表で出たら出たで、 シヴァピッピとグノピッピで仲良しするだけよ。 とアイセンサーを警戒に明滅させる。 → (-114) 2024/01/30(Tue) 1:40:16 |
【秘】 番犬 グノウ → 飄乎 シヴァ「ま、シヴァピッピはこっちのがやりやすいだろうなと、 俺様ちゃんも思ったわけよ。どれどれ?」 電子合成音のような声で返答しながら、 金属の指で相手の腕輪に触れる。 「いや、俺様ちゃんさっぱりだわ。 こんなナリしてるけど己の出自もいまいちわかってないから、 力任せに引きちぎるの試すくらいしか出来そうもないし、 それよりはシヴァピの腕、一回落として治してもらう方が 取り外す選択肢としちゃぁ現実的かな? あ、俺様ちゃんと違って人間腕もげたらすぐには治んないか」 にしても。 「この手のテクノロジーで"外れない"とくれば、錠。 "封印している"か、 "封印されてるか"に見えるね俺様ちゃんには。 どう、シヴァピッピ、封印されることに心当たりある?」 実は今の姿は仮の姿で、 白髪ロリだったりする? と期待を込めて尋ねる。 (-115) 2024/01/30(Tue) 1:42:05 |
【鳴】 番犬 グノウ「えー、でもカワイイ女の子とテレパシー繋がってさー、 二人の秘密共有してぇとかなったら、 俺様ちゃんも男の子としては 期待していい場面だって思ったんだけどなー。 おかしいなーフラグどこだろう」 ワンチャンあると思ったんだけどなーワンチャンだけに。 オーケーオーケー、そういえば"魔女"という生き物は"秘匿"で強くなるんだっけか。 「いや、今のとこ大丈夫だった。 むしろこっちがバラバラにしちゃうかも。 オートマタはちんぷんかんぷんでも、 人間については多少理解あるから バラバラにしても治せたりしちゃう? 魔女ちゃん」 今相談されてることを一番荒っぽく解決しようとしたら、 目の前に居る"彼"、バラバラになっちゃう事態なんだよなー。 (=13) 2024/01/30(Tue) 1:47:04 |
【秘】 仕立て屋 エリー → 薄荷 アンジュ「気にする必要ないよ。 楽しみで僕が早く来過ぎただけだし」 実際、開店とほぼ同時の来客はエリーしかいない。 店員などを除けば、あなたと二人きりだ。 「それじゃあ早速……朝御飯でも食べようか。 もしかして食べてきたかな?」 (-117) 2024/01/30(Tue) 2:52:03 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 番犬 グノウ「そんな…! …っつっても悲しい運命を辿る 機械人形くんなんていなかったコトは喜ぶべきかも…。 マジフラグしかねェじゃんそのゴーレム…」 「にしても言うコトの一から十までわかりみしかないワ。 期待には応えてェよね〜〜男の子だもん」 きゃーグノウさんカッコいー!と黄色い声援を送る。一人称といい、価値観は大分似通っているのかもしれない。そんなことある?? あってしまったな…。 「あーね、コレで結構いろんな人に見てもらっててさ〜、 高名な学者様とか、あそこにもいた魔女様とか?」 「封印云々については鋭いじゃんね、 こっちの封印無効の腕輪外すと 明らかゾワゾワしてやべー感じになンのよ」 反対側の袖を捲れば、深い藍色の石をメインに据えた、シンプルながらも目を引く細身の腕輪が覗く。これまたあの場にいたカリナ嬢謹製の品らしい。超お気に入り。 曰く、呪いは肉体にでなく魂に結びついている可能性があるとのこと。腕を切り落としても腕がなくなるだけで呪いは解けない見込みの方が高いそうだ。 → (-118) 2024/01/30(Tue) 3:30:48 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 番犬 グノウ「まぁ心当たりについては自業自得よ。俺の財宝を奪う 盗人とかタダでは帰さんみたいなノリ? 鍵になってた 腕輪がな、そのまま呪いの装備になったのじゃ…」 残念ながら彼の正体は白髪ロリでも色っぽい大人のお姉さんでもない。見ての通りのただの成人男性である。 「俺ちゃんロストテクノロジーに興味あってさー、 …てか飲みにでも行く? 俺ちゃん盗み聞き防止の マジックアイテムいるから、動作だけ派手にしなかったら 旦那が普通に飲んでもキャラ崩れンよ?」 くい、と適当な方角を顎で指す。飲み屋なり食事どころなり、落ち着ける場所はいくらでもあるだろう。 行ってみたい店が祭りが始まってからの方が色々お得だからだとか、腰を据えて話すのなら己の拠点が望ましいが今はあまりに散らかっているだとかの理由で後日になっても彼としては構わない。 /* このまま地続きの時間軸にするか、日付変更後の祭りが始まってからの時間軸にするか、どちらでも構いません。そもそも腰を据えて話すことに問題があれば、お断りいただいても問題ありません。ご都合の良いようにしていただければ〜! (-119) 2024/01/30(Tue) 3:33:11 |
【秘】 小悪魔 ロキ → 薄荷 アンジュ「そうだねえ? せっかくの楽しくておめでたいお祭りなんだ。 イヤな思い出残して『はい、おしまい』だなんて気の毒が過ぎるしさ」 素直な言葉を返すあなたに対し、そうは思わない?とでも言うように視線を送りつつ。 「もしも噂が本当だったら、だけどね。 そうなったら薬師さんも頑張ってね、期待してるよ」 にひひ、と笑みを浮かべれば悪魔はふらりと去っていっくだろう…… (-120) 2024/01/30(Tue) 8:26:03 |
【人】 栄枯 プリシラ>>110 エリー 「ふふ、勝手ならお好きに。 絶対に大丈夫なんてことはないから、 油断しないでいるってのは大事なことよね!」 自分に身に関わることだというのになんとまあ呑気な。 冒険者、まして魔女というならばどうしても身の危険について疎くなってしまうものなのかもしれない。 「好きかあ……辛い物も甘い物も気になるし、 でも美味しければ好きってのは提案する側は困りますよね。 あまり重くないものがいいってくらいかなあ、 折角の聖女祭り、色々あれこれ食べてみたいです」 お祭り気分、ある程度は免罪符になるとはいえ、 太っちゃうのもできれば避けたい。 意見を交えながら教えてもらったお店を記憶。 「服を汚したり破いちゃったりしない自信はあんまりないから、もしその時になったらお願いしますね……」 元よりそそっかしいタイプな自覚はあるもので。 服を気兼ねすることなく遊びまわれるのは有難いことである。 (115) 2024/01/30(Tue) 10:29:15 |
【秘】 栄枯 プリシラ → 遊蕩 ディルク「聞こえのいい言葉ばかりが、 仲良くなるために必要だとは思わないもの」 「ええ、あたしは森の魔女プリシラ。 花が可愛く美しく保とうとするのは、 名前を覚えてもらいたいから……なんてね!」 一歩引きつつも、決して突き放すものではなく、 仲を深めたいという言葉にひとつの嘘もない。 蝶は花を育て、外敵から身を守るために自然へ溶け込む。 この魔女をそう表すならば、言い得て妙かもしれない。 「都市のお祭りともあれば、 作ってる人にけちが付く真似はできないんでしょう。 たまにあるわよね、ちょっと質素なの」 同じくそうじゃないみたいね、と頷き。 お行儀よく席について、考え通りスープとパンを頼む。 「そうそう、そういうの。 街と離れたところに住んで、本や草木に囲まれて生活してるから、何を聞くにも新鮮なことがいっぱいで…… 見た所は少なくとも力自慢の戦士って訳じゃなさそうね。 見かけによらないかもしれないけど」 (-121) 2024/01/30(Tue) 10:53:32 |
【鳴】 栄枯 プリシラ「ないない、詩人の唄の聞きすぎですよ。 テレパシーができるからといって、 相手が秘密を守る保証なんてないじゃない。 お花に内緒話する方がよっぽどいいわ! 或いは、もっと好感度が上がったらどうかしら」 今はあからさまにノーチャンらしい。 秘め事、お呪い。魔女がそういった類に強いのは違いなく、 頗る呑気そうに見えて、魔女の自称は伊達じゃない。 「 もしかしてもう荒事に巻き込まれてる? ……生き物ならまだ手に負えるかもですけど、 人間がバラバラになったとき必要なのは、 魔女の手じゃなくて聖職者たちの祈りだと思うわ」 蘇生にしろ葬送にしろ、だ。 「間に合うならすぐ向かうけど、大丈夫かな。 できればあまり無茶しないでほしいのだけれど……」 (=14) 2024/01/30(Tue) 11:03:50 |
【独】 飄乎 シヴァ/*#m_シヴァ 遊び星の能力関連結局どうする? 古びた腕輪の呪いが痣光らす効果弾いてくれるってことは、遺跡の人っていつかの聖女祭りの参加者で、次の参加のために痣が光るのの対策してたと思うんですよ。してたから敗者復活戦で選ばれるのがなかったでは? 成程ね。 制約に触れない範囲でそのあたりの考察やらの記録あったから、元々今年行く気ではあったけど聖女祭り絶対行くぞをしていた感じ。 雲窓は、見えてる人はPCが情報として得ていいよのコーナーくらいで雑多にいきます。これは夢だったり、水晶玉に映った光景だったりしたかもしれません。 干渉はー…夢で会いましょうにでもするかぁ。まだもう少し悩みます。それはそれとして本日の行使先は聖女様です。諜報員くんとの話のネタにしてくれ(? (-122) 2024/01/30(Tue) 11:07:44 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「他の男に渡そうとするなんて勿体ない事をするのね」 「嫌な男、そんな男だって納得できちゃうぐらいに。 でもそんな労力を割く必要なんて無いわよ」 目に見えるような落ち込んだ様子は見せず、手を退けられれば眉を下げて声色を震えさせた。 今欺かなければいけないのはパパの目ではないから。 「もう何も言わないから。 あなたみたいに誤魔化すのがお得意なわけじゃないし」 伝えることは伝えた、ならばもう無理にらしく振る舞って貰う理由なんてない。 あなたは気にしていないかもしれないけれど、もとより自分はこの瞬間から今まで通りで過ごせると思っていない。 だって時間が残されていないのは此方の方なのだから。 (-123) 2024/01/30(Tue) 12:16:12 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「中々いい女のつもりだったんだけど。人生損してるわ」 耳飾りに触れないように髪をかけあげてわざとらしくため息をついてみせれば、視線を彷徨わせることなくそのサングラス越しの瞳を捉えようとした。 冬の朝特有の冷えた風が二人の間を通り過ぎたが女が気にしている様子はない。 「どうしてすぐ断ったの? アレルギーでも持ってたのかしら」 (-124) 2024/01/30(Tue) 12:17:50 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「勿体ないけど勿体なくないよ。俺ちゃんと仲よっぴの いい女と俺ちゃんと仲よっぴのいい男がくっついて ハッピーになってくれたらすげーハッピーじゃんね」 自分の友達同士がゴールインするのは、彼的にはアリな話なのだ。 触れないようにと意識した動きをされた大きな耳飾り。この上ないほど似合っているが、お洒落だけで身につけるには少々邪魔くさいように思える。 震えた声、今でなくてもよかっただろう告白。あなたももしかしたら死の呪いに類するものでもあるのかもしれないとか、他にもいくらか想像をめぐらせて──そして知らないことにした。本当にずるい男だ。 さて問われれば、んー、と少し考え込んで。 「…俺ちゃん実は恋愛対象男なんよねって言うのと、 俺ちゃん実家が世間様にやべー怨み買ってるから 巻き込めんと思ってって言うのと、 その他のソレっぽい適当な嘘を言うのとならどれがいい? オッケーそんなクソ言うなら何も言わん方がマシね」 両手をあげてオーケーオーケー、大袈裟な動作で降参のポーズ。 → (-126) 2024/01/30(Tue) 14:24:29 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「いや言うンけどサ、全部じゃないけど。 俺ちゃん行きたい所があるの。そこに行く為に 一生をかける気だから、恋人とか大事にできないンだワ」 全部じゃないと言ったくらいだ。行きたい所がどこかは、聞いてもはぐらかすだろう。雰囲気からして、相当行くことが難しい場所らしい。 「俺ちゃん基準で無責任なコトしたくないンよって話。 自分のコトしか考えてないのサ。 こんな自己中野郎になんてさっさと幻滅しといてね」 この男は自己中を辞書で引き直してくるべきではなかろうか。 真の自己中は、恋人は大事にしなくちゃいけないから他のことにかまける自分は誰かと付き合えないだなんて言わない。 「そんなとこカシラ。 …メンテありがと。あとはいい? 一緒に帰る? それともついでに何か素材とってく? なら手伝えるけど」 罪滅ぼしでもなく、普段もするような申し出がされた。あなたが今まで通りができなくても、彼はできるものだから。 人に対して、ずっとずっと線引きをして生きてきたもので。 (-128) 2024/01/30(Tue) 14:26:29 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 仕立て屋 エリー「光栄です。それじゃあお向かいの方に失礼して」 すとんとあなたと対面になる形で席に着いた。淹れたてのホットココアからはまだ湯気が立ち上っている。 「その、朝はあんまり食べないというのもあるんですが……金欠なので。 こないだも冒険者さんに薬草採取の依頼を出してて、依頼した報酬金が思ったより高くついてしまってて」 だからこれだけ……と苦笑いを浮かべて、ココアに似た色味の手でカップを包む。 (-129) 2024/01/30(Tue) 15:12:02 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 小悪魔 ロキ「そう、ですね。それはとても悲しくてつまらなくて……残念になります。 万が一でもそうならないようになって欲しいですが……そのときは期待に応えられるように頑張ります。 その、あなたも何かあれば、遠慮なく仰ってくださいね」 単にからかっているだけなのか。その名の通りの悪戯的な吹聴なのか。 愚直でどんくさい自分には察するのは難しいけど、せめて言葉通りの声には肯定をする。 その背に届いているかも分からない言葉を、立ち去るあなたに消えるように投げ掛けるのだった。 (-130) 2024/01/30(Tue) 15:16:37 |
【赤】 温室 マーサ賑わいに満ちた大通り、眩しく照る陽の影の裏通り。 小路の入り口から垣間見える人通りに向けていた眼差しを、漸くそちらに向け直す。 「……やるしかないんでしょう。そうしないと、――ほかの人を貶めないと、私たちは帰れないんだから」 ロキに返すその口調に、挨拶の時の気弱な様子はあまりない。 どころか、似付かわしくないようにすら思える敵意すら滲んでいた。 「…………。ずっとずっとそうしてきた貴女には、あんまり躊躇いとかないんでしょうけど」 (*1) 2024/01/30(Tue) 19:33:56 |
【人】 小悪魔 ロキ「そんな……あんなに熱い視線を送ってきたのに……?」 まさかそんなはずは。 惚れてはいないと返す言葉に、わざとらしく大袈裟な態度を取りつつ。 「ああ、それはもう、聖女様のお墨付きだもの。 ちょっとピリピリするくらいで、この通りさ」 何ともないとアピールするようにピースサインを作る。 影響はあるものの、大した程ではないのかもしれない。 「あの痣がなくなったら蒸発しちゃうかもだね」 そんなことをけろりと口にして付け加えている。 (116) 2024/01/30(Tue) 20:05:10 |
【秘】 白昼夢 ファリエ → 寡黙 エミール「もしかしてその場のノリじゃなくて、本当に私を女扱いしているんですか?」 似合わないなあと聞こえるように口にする。お互い様だ。 だとしたら味の方は期待できそうだ。 外食もお酒も子供の誕生日を祝う回数より少ない。 それを損だとは言わないし積極的に求めることもしない。 「飲んじゃいましょうか。 五月蠅くなくて、甘いお酒が美味しくて、ご飯が美味しいところに連れて行ってください。 聖女の祝福に選ばれたお祝いに浸れるような」 だから、女も少しだけ羽目を外すことにしたようだ。 日常のためのほどよい非日常。 誰の誘いにでも乗るほど軽くはないけれど、あなたという距離感の知り合いは都合が良かった。 「それからエミールの話も?」 他愛のない話でも構わない。 一生に片手で数えるほどの外の世界を楽しむ肴を。 (-131) 2024/01/30(Tue) 20:50:06 |