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【人】 徒然 シトゥラ>>+52 >>ルヘナ 「いつもの、ルヘナに聞こえる。 なにか落ち込んでいそうだが」 あなたのいつもを詳しくも知らない。 知るためならなんだってする、 何でもかんでも一口かじるそんなイメージだろうか。 「 ボクだってあなたのことが好きだ……? みんなが変わってしまって忘れてしまうことが嫌だった、でももしかしたら思ったよりも早く見れることもあるのかもしれな、いから希望は持ててきて……」 妙な違和感を感じる、 なにか大切なことを勘違いしているような。 「……、……それで手紙の件は。あー ……喧嘩を。 上級生が喧嘩して朝食に派手な傷を作ってきたらみんな怖がったり心配するだろう、だから…しばらくはみんなの前で食事を取るのをやめようかと思っている。 イクリールを驚かせてしま…… うかもしれないし 」途中までいって驚かないなと思ったが。 その上今までも食事とっていなかったが。小さくうなずいて 「それだけだ」 (48) 2021/06/01(Tue) 11:59:54 |
【人】 徒然 シトゥラ>>+54 >>c79ルヘナ 「……、うん。 (十中八九殺されるとだろうと言えないな) 」ルヘナにまで許されないのか、と念押しをされながら 正直者の鳥はうそぶく 「 愛し 、」 一瞬思考が止まったが塗りつぶされるような口づけで目が覚めていく、逃げも隠れもこれ以上はするつもりはなかったが反射で後ずさりそうになってあなたの体を支えた。 「………… ありがとう? 嬉しい、一方的かなと思っていたしすぐに次の人を知りにいってしまうと思っていた」 何か、何かが明確にねじれて歪んている。 あのときのような手応えを全く感じさせないし、欲が見えない。 好意は伝わってもいるし伝えているつもりだが、真意が知らされているかは別問題。 単に思考が全く他所に行ってしまっている場合を除くが、大惨事になったカウンターとか。 「でも、……この間のようなことをするなら時間がなくて。 教えてあげたいのは山々なんだが、 もう少し待っていてくれないか」 近付いた瞳からはうっとりとしたような碧の双眸が覗く。 それに相反して声も態度もいつもどおりの穏やかさだ (49) 2021/06/01(Tue) 13:08:39 |
シトゥラは、口付けを受け入れる、そして『お腹が空いていた』 (a84) 2021/06/01(Tue) 13:15:36 |
シトゥラは、死んではいけない、約束の為にも死ぬつもりなどなかった (a85) 2021/06/01(Tue) 13:16:28 |
【独】 徒然 シトゥラ本当にしたこと少ないと思うのですけど レヴァティにダル絡み。 ルヴァとダル絡み。 シェルタンにかみついた。 イクリールを心配した。 ルヘナをヤった。 メレフに殴られた。 ……それ以外にやったことあるかってぐらい今回動けなかったから好かれていたの本当に今知ったんだけど、大丈夫かな。 PL=PCぐらいの朴念仁、だよ。 言い訳させて? もう双子や他の人とできてると思っていたからぼんやりしていた…… (-299) 2021/06/01(Tue) 13:28:22 |
【赤】 徒然 シトゥラ この日、シトゥラは朝食以外姿を見せなかった。 先生に会いに行き、 レヴァティに頼み事をして、昼間の放送を聞きながら 体調不良で授業をサボってこの部屋で眠っていた。 そして、 明日の朝に自分は姿を見せられないと思ったので イクリールのために手紙をかいていた。 だが、いい子の自分は連れて行かれた彼らへの 干渉をするつもりがない。 シェルタンにあいにいったのも、 犯人であることを明かすためだけだった。 だから、もし自分の部屋を訪れる人がいたら 彼らに手紙が届くようにほんの少しだけ手回しをした。 自分はいい子でいつづけなければいけない。 あの子がいつ部屋から出てくるかわからない。 みんなが何されているかわからない。 ひどいことをされて傷ついていたら? 自分のことをどこかで知って嫌いになっていたら? 知りたいけれど、知りたくない。 「……深夜は流石に、迷惑だったか」 裏切者はどうしているだろう。任せっきりで、 また明日をここで皆で迎えられるのかが不安でまた瞳を閉じた (*17) 2021/06/01(Tue) 13:57:29 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ「──『僕みたいな大人』?」 おかしな事を言われたように、こてりと首を傾げた。一瞬理解できない表情の後、訝しげな目が貴方を射抜く。 「こんなのは目指す姿でも何でもない。 まだラサルハグの方が本質的には正しく近いだろうよ。 ……それに、だ。 今の 僕と言う『先生』 は一人しかいない。今ここにいる『僕』しか。 先生以外にもいるだって? いないよ。ここにしか。 」 (-303) 2021/06/01(Tue) 14:06:25 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラふぅ、と『いい子』相手には向けないであろう溜息の後、リボンを弄りながら仕方なさげと言わんばかりに告げる。 「解答をあげようシトゥラ君。」 答えは 『そんなもの、僕にはわからない』 「更に解説、要る?欲しい? まあ一つ誤解してるようだから訂正するか。 僕は確かに、 “君が幸せになれない可能性”を踏まえて、 今あえて教えなかった。 でも“僕みたいになりたい”と そう言うのなら。教えても全然構わない。」 『どうする?』と、感情の色のない視線は続く。 (-304) 2021/06/01(Tue) 14:09:09 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ「っ……」 目の前の大人は、いい大人ではないのだろうか? いや、大きなくくりをしているだけで個人を見る視界が狭かっただけだ。 アルレシャのことは何も知らないのに、されたことに刷り込みのように大きな恩を抱いている。 幸福を願ってくれた? それだけで、もう十分だ 「知りたい」 過去のように欲しがりだと折檻されてもいい 「あなたのような大人に、なりたい」 歳をとっただけでは変わることはできないだろう。 これが、いつか大人たちに褒美として頼むはずの願いだった。 (-307) 2021/06/01(Tue) 14:29:14 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ「なりたいんですかぁ。そうですかぁ。 じゃあ、もう一つ訂正しましょう。 先程「僕にはわからない」と言いました。これ、 嘘 です。」『変な子ですねぇ。』前置きを置いて、綴られる。 本当の『解答』が。 「君の大大大好きな媚を売り続けて来た大人たちは、 『君』 『考え』もしなければ、 『愛しい』も思わなければ、 『いい子』とすら、これっぽっちも、考えていない。」 だって、“いい子”なだけな子なんて。いっぱいいるんだから。 貴方が媚を売り続けて来た大人が、特別考える理由なんて、 一体どこにあるのか。『アルレシャ』には思いつきもしないから。 「──当然そうあるべき“普通”の“ただの男一人”が、 なんでそう見て貰えるなんて思い上がったんだ?」 (-314) 2021/06/01(Tue) 15:03:22 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 徒然 シトゥラ/* スピカからも手紙の内容開示請求入りました。 多分今夜にかけてかなり色々大変だと思いますが まあ、それだけ愛されてるって事ですね。 くれぐれもあまり無理をしない程度に。 引き続き中澤には返信不要ですよ〜 (-323) 2021/06/01(Tue) 15:38:27 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ「あ……」 なんどか口を開いては閉じる。 呼吸をするのも苦しくなりそうで、 目を見開いて、真実を聞いて ふと誰かを思い出した。 そして、"親切"だと思った。 この言葉は、嘘じゃないとわかる 「ボクなら他の子よりもできると思っていました。 ちゃんとできたって、言葉を言われたくて。 言われたことをやって、きちんと掟を破らない。 ボクにとっては言われたことをするのが最大限だった。 そうだと思っていました」 足りない、媚びる努力も技術も、 愛嬌も全部他の生徒に劣っていた。 嫌でも気づきはじめていたこと。 だけど頑なに気づかないふりをしていたのは、 大人にまだ、縋っていたからだ。甘い密を吸っていたかった ▼ (-324) 2021/06/01(Tue) 15:43:37 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ「……アルレシャ先生は」 口から漏れ出すのはあなたを知りたい欲望、 だが頭の中はすでに今までのことがすべて否定されているようで 悪いものが渦巻いているような気分の悪さが己を襲う。 情けなくて、悔しい。そして、悲しくなれなかった 「すみません、考えることがたくさんできました。 もう、部屋に戻ります。 アルレシャ先生、ありがとうございました。 この恩は忘れません」 忘れたくありません 「……お礼しに、また会いに来ていいですか」 明確な嫌悪や、厳しさを受けてこなかった 本当は泣きたい気持ちで仕方がない。 強がって、文句を言いたい、だけど ここで泣いてしまったら、立ち上がれなくなるような気がした (-326) 2021/06/01(Tue) 15:46:44 |
【人】 徒然 シトゥラ>>+55 ルヘナ 「昼間は寝ていたから体力はあるか? お腹は空いているけど、明日まで大丈夫だし。 ルヘナは何を気にしているんだ……」 わからない、なんの言葉を続けていいのか。 ルヘナの求めている言葉は何だろう? 『味』に関しては、やらかしたと内心思った。 嘘をついたほうがよっぽどルヘナは見逃してくれたのかもしれない 「死なないよ、誰かは内緒、その子の為に喧嘩をする、別にボクが満たされるためじゃない ――――……いや、セキレイ がしてあげたいことだ」いい子のボクがそうしたいらしい、 それが誰かにとっては悲しいことで間違いだとしても。 「ボクなんかを殺して殺人犯になったら可哀想だろう、 魔術師ならセキレイに怒りたかった人がいるのもわかるはずだ。 その一人に会いに行く。 ちょっと殴られるつもりなだけだから心配しないでくれ」 黒が少し頬を汚して、擽ったそうに笑う。 「あの絵、結構うまくかけてるだろ。 先生にも内緒にしていたんだ、みんながいる所を今度は描きたい」 外から教師の足音はしばらくなかった、 きっとあの騒音は見逃されてくれたのだろう。 離して良いかと身体をよじりあなたから抜け出し立ち上がろうとした (50) 2021/06/01(Tue) 16:30:04 |
【人】 徒然 シトゥラ>>+56 ルヘナ 「………、………?」 あなたからの特別な望み。 果たして伝えられていただろうか、 といくつもの記憶をさかのぼって。 「……??」 どれを思いあたっても、 それが望みだとは思えなくて 「………え?」 随分味を持った困惑の言葉は僅かに図書室に響き渡り、 ゆっくりと視線をそらすシトゥラの周りで霧散していった もしかして。 随分と長く素っ頓狂な返答を 彼にし続けていたような気がする。 「いつ……、それは―――」 すべてのみこんで、今は道化でも。 大人に褒められるいい子は そろそろ卒業しようとしていたところだ。 引かれた裾を掴む手を包み込むように手を重ね 口元だけ愉快そうに笑いかければ、その耳にそっと囁いた (51) 2021/06/01(Tue) 17:41:27 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 今もなお貪欲 ルヘナ「あなたがその気なら明日かな?」 あなたの不安をよそに、 あまりに早い期日があなたに告げられる。 何を心配されているのかあなたの不安もすべて わかっていない、本当に 「もしかして、 ……本当に僕を欲しがってくれていた? それなら、次にあったとき食べにおいで。 飽きないように我慢させるかもしれないけれど。 だって……食い逃げされたら寂しいだろ?」 傍から見ればその言葉は どんな神経をしていれば出てくる言葉だろうか。 愛おしそうに見つめる瞳と、おかしな会話も すべてあなたとの未来を長く続けたいことを味合わせている (-345) 2021/06/01(Tue) 17:46:27 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 『一番星』 スピカ渡された手紙には、丁寧にあなたの文字が書かれている。 『スピカへ スピカのお腹の調子が心配です。 いつも自分の分まで食べてもらっていたことが あんなにも当たり前のように思っていたことに今も驚いている。 キノコを拾って食べていない? あんなに森ではしゃいでいるスピカは初めて見たから もしかしたら本当は、やんちゃな女の子かと改めていたよ。 他にもいくつか文字が連なり、内容は ・この手紙が届いたということは、部屋に自分がいないということ ・紙袋を見つけて手紙を手にした場合、『イクリール宛て』のものを 彼女に渡してくれるとすごく嬉しいということ ・残りの手紙は紙袋の中に、その場に置いておいて欲しいそうだ。 『こうして手紙を書いたのは、知らせたいことがあったから。 実は、○月○日(5日目=エピローグ)から ボクが食堂にいけるかわからないんだ。 イクリールと食事をする約束をしていたんだけど、 知らないままイクリールが来てしまったら寂しがると思ったから、 この手紙が無事に届いていたら彼女にも伝えて欲しい。』 ▼ (-355) 2021/06/01(Tue) 18:02:11 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 『一番星』 スピカ『明るくていつも支えてくれたスピカやシェンが居なくなったとき、目立つ年長がレヴァティと自分だけになったんだあのクラス。 寂しくって仕方が無くて、スピカの代わりなんて誰も居なくって。 本当に自分がいつでも会える存在だと思っていたのを自覚した。 おすすめのパンや食事もっと教えてもらえば良かった。 またみんなで食事ができるように、いい子を続けてしまうけれど 忘れない。いつか気にせずまた話ができるようにする。 それまでどうか体に気をつけて。 女の子なんだから、いっぱい頼っていいと思うよ。 食べないボクが言えたことじゃないけどね シトゥラ』 /* 一本満足です。 シトゥラの部屋の前に紙袋があるイベントでした。 イクリールが見つけてくれたので文面にある内容はイクリールに既に伝わっていますが、手紙の文章としてはこう書かれていたという記述をそのまま載せています それを話すも話さないもどちらでも問題ありません お付き合いくださり、読んでくれてありがとうございました! (-357) 2021/06/01(Tue) 18:05:14 |
【置】 徒然 シトゥラ この日、シトゥラは朝食以外姿を見せなかった。 シェルタンと言葉を交わし アルレシャ先生に会いに行き レヴァティに頼み事をして放送室を観察した うたた寝をしそうになり昼間の放送を聞きながら 午前と同じ理由で授業をサボって秘密の部屋で眠っていた いい子の自分は連れて行かれた彼らへの 干渉をするつもりがない。 だけど、連れて行かれた子との約束は、 いつまでも胸の中に残っている。 卒業をしても会いに行く、些細な明日を永遠に望んでいる。 だから、もし自分の部屋を訪れる人がいたら 彼らに手紙が届くようにほんの少しだけ手回しをした。 自分はいい子でいつづけなければいけない。 そう思いながら書いたのに。 いつまでたっても文面は 未練しかない会いたいの気持ちであふれていた。 変わってしまった子が怖い、直接話すことなんてできない 犯人≠ニわかったときに幻滅をされたくない。 全部最初から自分のためで ようやく自分がいい子じゃ無いことに気づいた。 に気づかされてしまった、皮肉にも。 (L22) 2021/06/01(Tue) 18:22:57 公開: 2021/06/01(Tue) 18:25:00 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 徒然 シトゥラ/* メレフ、それからカストル(ポルクス)にも 手紙を読んでもらえるようなので、 それぞれにそれぞれの手紙の内容を開示してあげてください。 でも左腕はお大事に。 こちらからの連絡は以上です〜 (-368) 2021/06/01(Tue) 18:39:56 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 迷子 メレフ手紙にはあなたの名前が丁寧に書かれていた。 やけに短い。 『メレフへ イクリールのこと言い忘れてた。 手紙の内容は ・この手紙が届いたということは、部屋に自分がいないということ ・紙袋を見つけて手紙を手にした場合、『イクリール宛て』のものを 彼女に渡してくれるとすごく嬉しいということ ・残りの手紙は紙袋の中に、その場に置いておいて欲しいそうだ。 『今夜何が起きても後悔しなくていい。 遠慮なんていらない。 あなたはあなたのやりたいことをやって、そして ちゃんと幸せをつかんでくれ。 馬鹿なまねするんじゃ無いぞ、馬鹿野郎 シトゥラ』 /* 一本満足です。 部屋の前に紙袋があるイベントでした。 イクリールが見つけてくれたので手紙はイクリールに既に伝わっています。 それを話すも話さないもどちらでも問題ありません お付き合いくださり、読んでくれてありがとうございました! (-370) 2021/06/01(Tue) 18:49:54 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 鏡の前の ポルクス手紙にはあなたたちの名前が丁寧に書かれていた。 『カストルとポルクスへ あなた達がボクの部屋にきたというのは考えられないのだけど…… イクリールがこの手紙を渡してくれたかな? あまり難しいことは言わないから、内容はイクリールのことなんだ。 手紙の内容は ・この手紙が届いたということは、部屋に自分がいないということ ・紙袋を見つけて手紙を手にした場合、『イクリール宛て』のものを 彼女に渡してくれるとすごく嬉しいということ ・残りの手紙は紙袋の中に、その場に置いておいて欲しいそうだ。 『 実は、○月○日(5日目=エピローグ)から ボクが食堂にいけるかわからないんだ。 イクリールと食事をする約束をしていたんだけど、 知らないままイクリールが来てしまったら寂しがると思ったから、 この手紙が無事に届いていたら彼女にも伝えて欲しい。』 ▼ (-372) 2021/06/01(Tue) 18:55:02 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 鏡の前の ポルクス『最近見ないから心配していた。 やっぱり食事はみんなで取った方がいいと思う。 あなたたちも二人の賑やかな声があるからいつも楽しかった。 また楽しい冒険を見せて欲しい、学年関係なく遊ぶ機会がもう少し増えればいいのにね ああ動物についてだけど、先生にはなしておいたから もしかしたら何か飼えるかもしれない、とても楽しみだな シトゥラ』 /* 一本満足です。 部屋の前に紙袋があるイベントでした。 イクリールが見つけてくれたので文面にある内容はイクリールに既に伝わっていますが、 手紙の文章としてはこう書かれていたという記述をそのまま載せています それを話すも話さないもどちらでも問題ありません お付き合いくださり、読んでくれてありがとうございました! (-373) 2021/06/01(Tue) 18:56:01 |
【置】 徒然 シトゥラ 午後は日が暮れるまでずっと眠っていた そして夜になってふと、 忘れ物をとりに図書室に向かったのだ。 ほんの少しの期待と未練をもって。 大好きだった後輩は 協力関係を続ける前に大人に連れて行かれた。 知的好奇心の塊は、きっと大人に染まってしまう 自分のことを見てくれるはずもない、そう思うと 大切にしていた切ない思いがわずかに痛んで壊れそうだった。 誰かを好いているあなた達に妬けてしまう。 誰かに好かれているあなた達に妬けてしまう。 自分が才能があるわけでもないのに、 努力を人何倍やってきたわけでもないのに馬鹿げた話だった だから、……全部すんだらここでまた話そうと約束した。 夜に彼の姿が見えたのは驚いた、 なぜならこのあと喧嘩をしに行くところだったのだから。 そして困惑した。 何故、自分はこんなにも心配をされていて、 命の危険があると思われているのだろう。 死ぬつもりなどない、 できる限りの手段手配をした 。自分の立場だからできることだった。 (L23) 2021/06/01(Tue) 18:59:13 公開: 2021/06/01(Tue) 19:30:00 |
【置】 徒然 シトゥラ「ルヘナ、ボクが死にたいように見えていたかな」 約束は破らないのに 「……どうして悲しい顔をしていた?」 やっぱり顔を合わせない方が良かっただろうか 「大人に、ちゃんと許可をもらわないと。 みんなと話したい、触りたい」 大人に何をされるかわからないけれど、 ご褒美でどうにかならないだろうか 「はやく、会いたい」 ただそれだけを考え続けていた (L24) 2021/06/01(Tue) 19:02:30 公開: 2021/06/01(Tue) 19:30:00 |
【置】 徒然 シトゥラ 深夜になり、 誘い出したメレフはやっぱり来た。 そして――――躊躇無く自分に対して その 復讐 を振り下ろしてくれた「―――――」 鮮血 が舞った復讐ができたらそれでよかった? ここで死んだら、あなたは救われない。 殴っていたいのは、あなただっただろう いたくなかった こんなもの、 いたくなかった 一番痛んでいるのはあなただから もっとつらいのはみんなだから 自分が痛いはずがなかった。 いたみを味わうのはきっと愛されたときだけだ。 きっとそれは、切なくて、苦しくて、 何物にも代えがたい忘れたくないものになるだろう (L25) 2021/06/01(Tue) 19:15:00 公開: 2021/06/01(Tue) 19:45:00 |
【置】 徒然 シトゥラ 耐えきれずに膝から崩れた 何度も叩かれた 頭上からは放っておけば死んでしまうほどの 血 が流れている。ただでさえ意識を強く持っていなければ、耐え切れそうにない 霞んでる視界にあなたがうつらない。 メレフの声が聞こえない。 ふと、とある夜が頭に浮かんだ。 あの子からもらっていたあれが本物の 愛 だったのならずっと欲しいと願っていたものが手に入っていたとしたら 一日だって我慢はできない。 今すぐ欲しいと手を伸ばして、どこへも行かせなかっただろう。 あれはかりそめだと、思い込んでいた。 勘違いしたらいけない。 苦しい、会いたい、欲しい。欲して欲しい。愛して 見ないふりをしないわるい子をいい子の自分は許さない。 どうすればいい子をせずにすむのだろう? 「(もしここで、死んでしまえば)」 「 セキレイ のシトゥラは死んでしまえるだろうか」「そうしたら、……みんなと会ってもいいのかな」 「これ以上、……みんなに辛い目に遭って欲しくないな」 「手を引きたい、早く大人になりたい――――」 (L26) 2021/06/01(Tue) 19:20:05 公開: 2021/06/01(Tue) 19:45:00 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 徒然 シトゥラ「シトゥラさん……」 ――ああ、きっと。 シトゥラも何かよくないことに見舞われるのだろう。 しかし、このことについて問い詰めることはできないはずだ。 『いい子』でありたいシトゥラにそれをやるのは、 本意ではないだろうから。 「体に気をつけるのはあなたじゃないの……」 自分は平気なのだ。 シトゥラは私の体が丈夫なことも知らないだろうけど。 自分はやっぱり無力だ。 結局、救いたい、などと言っても、 みんな手から溢れていく。 手紙を読み終わったあとも、暫く立ち尽くしていた。 /* わ〜いわからない名前です! こちらこそちょろっと絡んだだけなのに こんなに真心込めてお手紙くれて嬉しいです!! (-375) 2021/06/01(Tue) 19:26:42 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 徒然 シトゥラ今の自分にも届ける事ができそうな 幾つかの宛名の手紙を届け終えて、その後。 イクリールはもう一度だけ、シトゥラの部屋の前を訪れた。 今の自分には届ける事はできないと判断した手紙は、 未だドアノブに掛けられた紙袋の中にあるそれは 自身が立ち去った時よりは、 その数を減らしていると良いのだけれど。 そんな願望を胸に、それでもそれを確かめる事はしなかった。 「………シトゥラ。わたしきっと、約束を守るわ それがいつになっても…絶対に」 だってまだ、あなたに言いたい事がうんざりする程にある。 イクリールはもう俯かない。 その表情は、以前にここを訪れた時よりはずっと晴れやかで。 イクリールは信じている。 自分達が、確かにより良い明日に信じている事を、ずっと。 それから、誰も居ない部屋に背を向けて 振り向く事無く、その場を後にした。 (-377) 2021/06/01(Tue) 19:35:16 |
【置】 徒然 シトゥラ赤い血 の中に沈んで居ればレヴァティの足音が聞こえた。ねえ、 赤ずきん 。どっちが赤ずきんかわからなくなってしまったね 軽口もたたけない。今度お礼をしないと。 アルレシャの声が聞こえた。 ねえ、 先生 。助けてください。 自分の命を救った大人から聞いたのは本当の真実。 あなた達は似ていた、とても 親切で、とても残酷だった。大人たちは、 『君』の事なんて、さぁ。 『考え』もしなければ、 『愛しい』も思わなければ、 『いい子』とすら、これっぽっちも、考えていない。 大人はすべての価値観を壊していった。 誰よりも先生をしてくれて、 知りたくなかった 知りたかったことを教えてくれた。 赤ずきんもわかっていたんだ。 だからずっと優しくしてくれていた。 すべてがわかって朝日が昇る頃、一人で居るのがとても辛くなった。 会いたい、……ボクを許して欲しい。 まだ声は届くのかな (L32) 2021/06/01(Tue) 19:36:18 公開: 2021/06/01(Tue) 21:50:00 |
【置】 徒然 シトゥラ 友人に迎えに来てもらって、先生に傷を治してもらって。 親切≠ノ真実を教えてもらって。 これは、よっぽど愛された行為では無かったかと 今は追いつかない感情はその思考をかき消していた。 「……やっぱり、食堂にいけそうにない。」 自分の友人は皆、似たことを言ってくれた。 愛される人間は理由がある。 愛嬌に、特技に、人望に――――自分は足りていない。 絶望した気持ちと同時に湧き上がったのは歓喜だ。 それでも、『見』てくれる人がいるじゃないか。 みんな、『見』てくれるのを待っていてくれていた。 気づくのが遅すぎてしまった、悲しいのに嬉しくて 「こんな泣き顔でいけるわけがない……っ」 見られることもないのに、馬鹿みたいに繕って 大好きな大人と、大好きな子供たちへの気持ちに気づくのに こんなに時間がかかってしまった。 「っ、うぁ……うぁああああああ……」 頭にわずかに赤がにじむ包帯を巻きながら、 図書室の委員だけの秘密の部屋で 朝からシトゥラは泣き続けていた (L33) 2021/06/01(Tue) 19:41:43 公開: 2021/06/01(Tue) 19:55:00 |
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