【秘】 貪欲 ルヘナ → 褐炭 レヴァティ痛がり方も。歩く速さも。こんな時間に帰ってくるのも。 他人のことを言えない点があるのは分かっていても、 普通じゃないと思うからこそ思わず眉を寄せてしまう。 思わず手を離してからそれだけのことを考えて、 はっとしてから彼の隣を歩く。 「……お前の部屋には行くが、行ったらすぐ何か飲んでもらう。 それまで何も話さなくていい、から」 あなたに触れることをほんの少しだけ躊躇って、 寄り添い歩きながら様子を気にするだけに留める。 あなたの部屋に入っても、ルヘナは押し黙っていることだろう。 (-359) 2021/05/28(Fri) 14:09:51 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 貪欲 ルヘナ「え? 何 かっ てなんですか ァ〜 得体の知れないもん とか、俺 飲みたく ないよ ? 飲むけ どさ」あなたを部屋に招き入れ、鍵を閉める。 整理整頓がきちんとされた、勉強家の部屋だ。 それなりに生活感も感じられる。 「 立ちん ぼでもええですけど 、普通に椅 子とか 使って くれててええけ んね〜」くれるものがあれば渡してくれるのだろうと思い、 レヴァティはそのままベッドに腰掛けた。 (-361) 2021/05/28(Fri) 14:24:06 |
【秘】 貪欲 ルヘナ → 褐炭 レヴァティ「お前の部屋に飲料があるのならそれで事足りた話だ。 ……ただの水だよ、変なものは入れてない。 疑うようなら俺が飲んで証明したって構わないよ」 ローブの下から取り出した水筒はあまり使われた様子がなく、 普段は持ち歩いていないと確信できるものだった。 ルヘナは周囲を見渡しどこに座るか悩んで…… 少しだけ距離を空けてあなたの隣、ベッドに腰を下ろす。 「喉を傷めるから、今はあまり話すなってば」 (-362) 2021/05/28(Fri) 14:32:30 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 貪欲 ルヘナ 疑う?に対して、なんとなく不思議そうだった。 「 変 わらん変わらん 、喉も洗ってきたとこ ですけん 、ただの水な ら 足りよらん ことはない よ〜」でもあり がと ぉ〜、水筒を受け取り、中身を飲んだ。 (-365) 2021/05/28(Fri) 14:45:45 |
【秘】 貪欲 ルヘナ → 褐炭 レヴァティ「そうか、ならいい」 短く言ってから、あなたが飲むのを見届ける。 あなたが口に含んだのは至って普通の水だった。 ちゃぷ、と水筒内の水が揺れる音を聞いてから本題に入る。 「……まずは謝りたくて。悪い。 シトゥラに頼んでお前のことを少しだけ聞かせてもらった。 勝手に調べるとは言ったが、気分は良くないだろうから。 あと、ふたつ、聞きたいことがあって……さ。 レヴァティ、お前はどうして 大人側にいる? 今も…… 大人のもとから帰ってきた 、であってるか?」 (-370) 2021/05/28(Fri) 14:59:50 |
【赤】 褐炭 レヴァティ『OK 赤ずきんより』 セキレイの書いた文字は消され、それだけが書かれていた。 この後に赤ずきんが文字を書くのは、 朝食が始まるほんの少し前の時間だっただろう。 (*32) 2021/05/28(Fri) 15:34:33 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 貪欲 ルヘナ「別に? 俺 は探っ ちゃいやんて言うけれ ど、探られて実 際に不 利益が出るわけでなし 」「謝罪が要ると すれ ば、君 の自己満のた めのもんさ」蓋を閉じた水筒をあなたに軽く放り、そのまま後ろに倒れ込む。 疲れの色を隠していない。 「大人のとこから帰って きまし よ〜……んん、 」「 それがなに? 」咳払いの後、強めの語調で言い放った。 転がったままなので、いまいち気迫は掛けるが。 「施 設の ルールを作ったの は大人です よ〜。俺ら は大 人のいうことを普段から聞い ちょります」「そんで、例外を 認めよ るんも大人です けんね〜〜俺らがどう こう言 うもんと違いますよぉ 」屁理屈、詭弁。そう言えるものであると分かっている。 取り繕う気があるのかないのか図りかねる声音。 「俺ァ大人 側にい るつもりはありま せん。大 人の言うことは聞いちょりますけ どね」 (-374) 2021/05/28(Fri) 15:46:53 |
【秘】 貪欲 ルヘナ → 褐炭 レヴァティ「なら謝罪は取り下げる。知って満足したのは事実だ」 放られた水筒を受け取って脇に置き、そして。 あなたが語っていくその『味』のしない言葉を聞いていた。 それらの言葉が部屋に転がっていくのを聞き終えてから、 ゆっくりこぶしを握り、語りながら振り上げて、 「――身体を痛めて、こんなボロボロになって? そこまでして大人に従う必要がどこにある? 定められたルールが必ず正しいわけじゃないってことくらい お前なら当然分かっているんじゃないのか? なのに、なんで、」 そんなつまらなくて痛い言葉を紡いで―― 「 ……なんなんだよ、お前……! 」言葉にできないもどかしさをぶつけるように ベッドにこぶしを振り下ろして、そのまま倒れ込む。 大人を利用したい、なんて考えた 自分の浅はかさに腹が立つ。 ――本当にそれだけだろうか。 (-377) 2021/05/28(Fri) 16:40:04 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 貪欲 ルヘナ「正し くないか ら、どうするんです ?」振り上げられたこぶしに、緊張が走ったのが見て取れる。 でも言葉から、降り下ろされる先が 自分でなさそうなことを察すれば、それは緩んだ。 振り下ろされる頃にはもう興味を向けていなかった。 「子どもにそう言 って 、どうな ります?大 人に罰さ れて正されて終わりますね ぇ」「大人にそう言 って 、どうなりま すぅ?子 どもに言った時 と何か変わ る〜?」揶揄うような、たのしげな声。 「分 かって いるからってさァ 。ここ以外の、どこに行けるん ?」あはは、掠れ声の乾いた笑い。 「 少なく とも、いる内は快適に過 ごせるようにって 考えるでしょ? 従わ ん方 がこれより酷くなります けん」「それ が俺ん 理由かなァ 」 (-383) 2021/05/28(Fri) 17:38:09 |
【秘】 貪欲 ルヘナ → 褐炭 レヴァティ暫くの沈黙の後、ある程度の落ち着きを取り戻した声がする。 「……なるほど、な。俺の思考が浅はかだったよ。 お前の言う通りだ、従うほうが悪目立ちも罰されもしない」 それが彼の処世術だというのなら否定はできない。 実際、彼の言うことは正しい。 自分達は子供で、ここで飼われていて、どこにも行けない。 外に自分を待つ家族がいるのならばともかく。 あなたの知識を『食って』、ルヘナは唇を舐めた。 「……なあレヴァティ、俺が誰よりも大人に気に入られたら、 お前の立ち位置は少しはまともになるのか? 俺が 赤ずきん やセキレイ よりも気に入られて、もっと『使える人間』になったら」 赤ずきんは、嫌がるかもしれないが。 (-386) 2021/05/28(Fri) 18:15:25 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 褐炭 レヴァティ「自分の感情や欲に忠実…… ワガママをいって叱られたくないなぁ」 カストルが手がかかるという言葉にわずかに首をかしげたが わからないことが多い生徒であるのも確かだ 「カストルは興味のあることしか見ない分 脳の回転速度は速いから頭が良さそうだと思っていたんだけど、 どうやらテストの点数が悪いらしい。少し意外だった。 人を驚かすことも多いし……あ」 忘れていた、と、改めてあなたの顔をのぞむように姿勢を変え 服の裾を引っ張る 「ボクね、ルヴァとルヘナに 今回の仕事のご褒美、いっぱいあげたいんだ。 だから二人の欲しいもの聞いてきたの、そうしたらね」 「ルヴァはこの仕事が終わったら ボク達に殺して欲しくて死にたくなくて 裏切りたくて裏切りたくなくて ルヴァをルヴァでいさせて欲しいらしい。 ルヘナは大量の知識が手に入ればいいんだって いっぱい、なんでも欲しいの。 一緒に協力してくれる?」 (-387) 2021/05/28(Fri) 18:33:06 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 貪欲 ルヘナ「ん? ならんよ。 俺み たいなん育てるのって手 間ァかか りますけん」あっけらかんと言い放つ。 「でも、他の誰 かは助 けられるかも ね〜そんな、『使 える人 間』になったから助け られる子が、ここに居る か居らんかも 、俺は知らんけ さ 」掠れている以外は、平時のようなのんびりとした喋り。 「 んん…… あんね、『使える人間』になったからで、誰 か を助けられるくらいん人は 、別にそんなもんにならんても誰 かを助 けられますよ」「 やけん 、君が誰か を助けたい人なら、それに限ら んて好きなやり 方で助け たったらええて、俺は思うなァ 」 (-389) 2021/05/28(Fri) 18:47:01 |
【独】 褐炭 レヴァティたらこスパ「なんでそんな助けたいんだ…??? みんなみんな助けたい系ならレヴァティは他全部を切り捨てて来なきゃいけない程度には難易度バリ高だから、もっと低い労力で他の子をいっぱい助けた方がいいよ(善意)」 そういう話と違いますよたらこスパ。 (-390) 2021/05/28(Fri) 18:53:54 |
【秘】 貪欲 ルヘナ → 褐炭 レヴァティ「なんだ、残念。もっと早めに気に入ってもらうべきだったな」 もったいないことをした、と言いたげな顔で眉を寄せて。 それから続いた言葉には少し首を傾げてあなたを見遣る。 「俺は別に、誰かを助けたくて動いているわけじゃないよ。 俺の目的自体は大人の持つ知識を『食う』ことだ、 だから何かを助けるとしたら俺の知識欲、で……」 そこまで言ってからふと首を傾げた。 沸き上がった疑問に今更気付いたような顔。 「……あれ、じゃあなんで俺こんなに腹が立ってるんだ? お前がそんなことになっている点にもどかしさはあるけど、 それこそ後先考えず逃げるくらいしか思いつかないし、 ……なんかよく分からなくなってきた。 なあ、このままお前のこと勝手に気にかけてていいか?」 (-394) 2021/05/28(Fri) 19:17:40 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 徒然 シトゥラ「知識があると頭がいいと、お利口さんは全部違いますけんね」 細かく言えばもっと分類は増えるが。カストルの頭の良さが テストの点数と比例しない分類であることはそう。 裾を引っ張られても、特に手帳から視線を移しはしない。 「ん? あ〜〜、一先ず協力しよるんはOK〜 で、そうねぇ……」 手帳をじっと見て。思考する間。 「ルヘナは分かり易いね。あげるもんはあげられるでしょう。 ルヴァは、ん〜。罰されたいけどいい子でもいたい感じぃ〜? 悪い子の面を隠すお手伝いん方かなァ。わかりませんけど」 淡々と思いついたことを並べる。手帳から視線は動かない。 (-395) 2021/05/28(Fri) 19:17:46 |
レヴァティは、 『ぴんぽんぱんぽーん♪』 夕食後、門限の放送を滞りなく行った。 (a202) 2021/05/28(Fri) 19:34:38 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 貪欲 ルヘナ「神さまに気 に入られる ところからですけん 、ほんと うにもっともっ と早くやった ねぇ」運命の分岐点は生まれる年から何からでしたね。 「君の 得たいもんか らすると、俺を 気に掛けても納得のい く何かが得られる とはそんなに思いよらんけん 、気に掛けるなら他の 方が時間及び コストの効率 がええて俺は思 〜 」知識を『食う』ことが目的なら、もっと他に向けた方が おなかいっぱいの満足感が得られるよ。 「 んん…… けど、これはただの意見ですから。俺は別に君の思考に対して強制力は持 っとらん し、君の好きでええけんね。困ることも ないし さァ」成果が労力に見合わなくて損をするのはルヘナだけだ。 (-403) 2021/05/28(Fri) 19:42:55 |
【赤】 褐炭 レヴァティ『なんでしょうね。色々考えたいお年頃みたいですよ〜 全部ではないけれど、書いておきますね。』 「……オレで最後にしてくれない? それか定期的にオレを連れていく感じじゃダメ?」 「元々オレは、“また”大人のとこに行きたいとは思ってたんだよ」 「異論は特にない。帰してもらえるならまた足掻く猶予も貰える」 「他の奴と話してて、良くわかったんだけどさ…… 根っこから物事を考えなくちゃならんらしい、オレは」 「正しくなくとも、さ。 せめて、間違ってるものを、間違ってるって言うくらいはしたいかな」 朝食前、そんなことがボードに書かれていた。 (*33) 2021/05/28(Fri) 19:51:30 |
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