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【赤】 「怪人」 ファントム―そうして 「Bar passione」― 人気の無くなった小さなバーの中に、粘着質な音が響き、甘やかな匂いが満ちている。 見れば、ステージの上で一組の男女が立ったまま、互いに向き合って睦合っていた。 けれど、過美な衣装をまとった男と対照的に、女は衣服を身に着けておらず、ありのままを晒している。 その上に両手を後ろ手にリボンで結われて、同様に片足も高く掲げる様に戒められていた。 ――さながら、いつかの日の再現のように。 二人の密着した下腹からは水音と、より濃密な甘い匂いが漂っており、既に行為が長く行われている事を示唆していた。 (*104) 2022/12/01(Thu) 2:36:33 |
【赤】 「怪人」 ファントム――彼女の処女をもらい受けてから、毎日のように身体を重ねた。 互いに溶け合い、睦みあう穏やかな行為。 けれどその中で、彼女の中に被虐的な嗜好がある事に気付いた。 それからは時折、彼女を責めあげて屈服させるような趣向を凝らすこともあった。 今回の行為も、そうした一環だ。 「もっと思いのままに喘ぐといい。 貪欲に、私を貪るといい。」 彼女に命令する。 心の望むまま乱れていい、自分を貪っていい、と。 印による服従と、何より彼女が遠慮なく性感を感じることが出来る様に。 このような趣向をとる時は、必ず命じた。 (*105) 2022/12/01(Thu) 2:37:27 |
【赤】 「怪人」 ファントム「あの時、私の誘いを断って、ただで許してもらえると思ったかい? それとも、こうして仕置きされる事を望んだのかな?」 言葉で彼女を責め上げる。 当然そんな事を気に留めてはいないが、彼女の心を屈服させるために。 腰を大きく揺すって肉樹を強く突き込む。 隙間から、既に中に注がれていた精が漏れ出てくる。 ――彼女を、身も心も責め上げる。 度重なる行為で、彼女の身体は知り尽くしている。 性的な嗜好を始め、より強く反応する場所や、興奮する状況といった、彼女の弱点。 逆に彼女が自分を貪り、より彼女自身が達する事ができるようにも仕向けた。 奉仕の仕方や、より効率よく搾り取る方法といったものを。 (*106) 2022/12/01(Thu) 2:38:06 |
【赤】 「怪人」 ファントムおもむろ、胸の先端に歯を立てる。 僅かに痛みが伴う程度に噛んで、すぐに離す。 ひと呼吸おいて、また噛む。繰り返し。 よく見れば、先端はわずかに赤みを増していて、この行為が既に何度も行われている事がわかるだろう。 ――ここも、既に何度となく重ねた行為で、彼女を性感へ導く方法を知り尽くしている。 抱き留めていた手が片方、彼女の背を下る。 肩甲骨の間を通り、括れた腰を通り、臀部へ至って――その間に埋もれた後孔、そこには振動する梁型が埋め込まれていた。 彼女を責め上げる中で、丁寧に開き、なめし、彼女が感じる事が出来るよう育て上げた。 (*107) 2022/12/01(Thu) 2:38:58 |
【赤】 「怪人」 ファントムふいに、腰の動きが大きくなる。 肉樹が彼女の中で震えて、吐精が近い事を伝えている。 同時に胸の先端に甘噛みして、後孔の梁型を弄ぶ。 彼女を絶頂へと追いやるための動き。 そうして、先端が最奥を突きあげ――新たな白濁が、彼女の中へと注がれた。 ゆっくりと、腰を引く。 肉樹にせき止められていた白濁が溢れてくる。 呼吸は荒く、自身も随分と消耗している事を感じる。 一方的に彼女を責めるだけではない、自身も彼女へと捧げている。 「まだ、終わりじゃないよ。」 行為の続行を告げる。 彼女を責める言葉であり、息も絶え絶えな自分を奮い立たせる言葉でもある。 抱き留めていた彼女を振り向かせて、後孔に打ち込まれた梁型に手を掛けると――一息に抜き去った。 そうして、ぽっかりと空いた彼女の後孔に先端が触れる。 (*108) 2022/12/01(Thu) 2:39:40 |
【赤】 「怪人」 ファントム「今回は、見張りを置いていないんだ。」 耳元に囁く。 ステージ上からは、バーの入り口がよく見える。 いつ開くかも知れない扉を目のあたりにしながら、行為にふける、さぞ興奮するだろう。 「息を吐いて。」 一言だけ忠告する。 彼女が準備を済ませられるよう、最小限の言葉。 程なく腰が押し込まれて、すんなりと根元まで飲み込ませた。 「誰かが今の君を見たら、どう思うだろうね。」 身を隠す手は結わえられ、片足は高く掲げられて。 胸の先端は赤らんで、秘所からは散々に交わった痕が残り、尚も後孔で行為に耽る。 そんな姿をステージの上で曝け出しているという事実を、彼女はどう思うだろう。 (*109) 2022/12/01(Thu) 2:40:23 |
【赤】 「怪人」 ファントム腰が動き出す。 結合部から汁気の少ない音が響いて、バーの中で反響する。 段々と音の感覚は短くなり、肉と肉がぶつかる音が混じり始める。 「このバーを、君の匂いで満たしてあげよう。 きっと、後から来た誰かが気付く。 他にも、バーに来た客や、従業員や――誰より、イルムヒルトが。」 徹底的に羞恥を煽る。 腰の動きはすぐに早くなり、彼女の中で先端が跳ねまわって――そのまま、あっさりと彼女の中へと白濁が注がれた。 「もっと、もっとだ。 そうでしょう?」 一度の吐精で終わる事などなく、続いて二度、三度と注がれていく。 あっと言う間に溢れて、収まりきらなくなる。 当然、そんな行為に体力は削られて――それでも彼女が達する為に気力で持ちこたえた。 そうして互いを貪りあう行為は、言葉通りバーに彼女の匂いが満ちるまで続いた。 (*110) 2022/12/01(Thu) 2:40:55 |
【独】 「怪人」 ファントム/* 筆の向くままにそのまま書き切ったら凄い量になっていた せ、せめてどこか少しでもリリーさんの性癖に刺さってくれれば ここまでになると流石にお返事は無くて大丈夫ですので (-288) 2022/12/01(Thu) 2:43:41 |
【独】 「怪人」 ファントム/* あれなんですよ 「リリーさんを(性癖的な意味で)全力で刺す」しか考えてないので お返事の事とか何も考えてないので スルーで大丈夫です (-289) 2022/12/01(Thu) 2:48:31 |
【独】 「怪人」 ファントム/* なるほど、そういう もし、イルムヒルトさんに出会う前の、美を求めてる頃に見つかってたら一悶着起きてたりしたのかな (-301) 2022/12/01(Thu) 13:50:11 |
【独】 「怪人」 ファントム (-302) 2022/12/01(Thu) 13:52:52 |
【独】 「怪人」 ファントム/* シメオンさんのロルにてぇてぇしつつ イルムヒルトさんが子供に唄い聞かせる場には、ファントムも喜んで参加しそう うまくロルに落とし込めれば、面白いものになりそうですが、さて (-312) 2022/12/01(Thu) 16:18:25 |
【独】 「怪人」 ファントム/* >>-316>>-317 承知いたしました、であればこのままファントムから触れる事はありません 一点、こちらの描写不足で不要な齟齬が生じてしまっている気がするので、他参加者様にも説明させていただきたいのですが ファントムは「 シメオン様のロルを無視した。」 のではなく、「ファントムは無闇に復讐するほど無慈悲では無かった。」 と捉えて頂けると幸いです。「クリスティーヌに直接手を下した者にだけ、ブランシュ様に生贄として差し出す。」という形で制裁を下しました。 ファントムはそれ以上の復讐を望むほど、怨嗟に呑まれていたわけではないのです。 これは、シメオン様とファントムの物事の捉え方の違いであって、ファントムは意図してシメオン様のロルを無視したわけではないです、とだけお伝えさせていただきます。 シメオン様からすると、こちらがロルにお返しできなかった時点で同じ結果なので言い訳でしかありませんが、意図したものではないです、とだけお伝えできていれば幸いです。 (-321) 2022/12/01(Thu) 17:14:23 |
【独】 「怪人」 ファントム/* おや、ブランシュ様が丁度いらっしゃっていた。 ご一緒にRPしていただいて大変ありがとうございました。 上手いRPが思いつかずに、大分難しいロルになってしまっていて申し訳ない。 それでもお付き合いいただき、ありがとうございました。 (-325) 2022/12/01(Thu) 17:27:25 |
【独】 「怪人」 ファントム/* リリーさんとユスターシュくんにはプロでの歌やらダンスやらはじめ、やりたかったロルを色々回させてもらってもう感謝しかない ユスくんへの最後のロルをどう振っていいか迷っていたところに声も掛けて貰えたので、自然に繋ぐ事ができて大変ありがたかったです (-376) 2022/12/01(Thu) 22:34:34 |
【独】 「怪人」 ファントム (-377) 2022/12/01(Thu) 22:38:25 |
【独】 「怪人」 ファントム/* 散々無茶振りしておいた本人が言うとアレですが リリーさんのリアルがかなり忙しそうで心配なんですよね 平日は毎日お忙しそうだったので、無理させてしまった (-380) 2022/12/01(Thu) 22:55:48 |
【独】 「怪人」 ファントム/* リリーさんの事情、確認いたしました こちらは大丈夫なので、ぜひリアル優先でお願いいたします 本編中にも大変可愛らしいロルをお返し頂いて、お返事するのがとても楽しく、またファントムというPCを大切にしていただいて感謝しております。 だからこそ、リリーさんにはリアルを優先していただきたいです。 (-387) 2022/12/01(Thu) 23:26:49 |
【独】 「怪人」 ファントム (-388) 2022/12/01(Thu) 23:28:31 |
【置】 「怪人」 ファントム/* 直接お礼を言う事が叶わず、置き手紙にて失礼致します。 何度目かになりますが、プロから長時間のお付き合いを頂き大変嬉しく思っています。 毎度お返事させて頂く事が楽しく、止め時を見失ってしまう程でした。 リリーさんは、自分とのロルをお楽しみいただけたでしょうか? もしそうであれば、幸いです。 ファントムはリリーに出会う事ができ、彼女の為に歌う事ができた事、大変嬉しく思います。 彼の物語にリリーがいてくれた事は、とても幸せでした。 どうかリリーの物語が、彼女にとって良い結末を迎えられる事を願っております。 (L3) 2022/12/02(Fri) 2:32:58 公開: 2022/12/02(Fri) 3:30:00 |
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