【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「し───死ぬかと思った……」 こちらは全身の力が抜けたまま、ぐったりとしている。 テクノブレイクの意味が分かりかけた一幕であった。 (-215) 2022/02/02(Wed) 0:14:12 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗「そういうのは恋人相手に取っておきなさい」 そんな相手がいるかどうかはともかくとして。 時折すごい勢いで距離を詰めてくるから油断ならない。 別に、されるのが嫌というわけでもないけれど。 「実在の証明を得られただけで、 ものの見え方がガラリと変わってくるのよ。 もっと身近な所にもいるんじゃあないか……ってね」 退屈な日々に彩りが加わるのなら、こんなに嬉しいことはない。 そこまで話してから、あなたの言葉にハッとして。 ▼ (-223) 2022/02/02(Wed) 0:40:40 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗「……でも、私、最低だわ。 秘密を暴かれた側は気が気でないというのに。 それを楽しみにして、あまつさえ───」 何かを言いかけて、口を噤んだ。 急に後ろめたさに襲われ、視線を背ける。 (-225) 2022/02/02(Wed) 0:43:53 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → コウコウセイ 夜川 彗「私にそんな相手いるように見える?」 自他共に認める本の虫よ、と肩を竦めて。 後の恋バナでハードルが高すぎると判明する。 「いじめの発端が自分でなかったとして、 それに加担しだしたら自分も共犯でしょう? 同じ事だと思うわ……特に秘密を暴かれた方にとっては」 非日常的な秘密の開示を期待している自分と、 そのことに罪悪感を覚えてしまう自分。 二律背反の板挟みに苦悩しているようだ。 お菓子をつまむ手も、どこか重い。 「……何でもないわ。 私が『狼』に噛まれたら分かる事よ」 つまり"秘密"にあたる内容。 それを今うっかり口走りかける程度には、 あなたに気を許していたということでもある。 誤魔化すように、差し出されたポッキーを口に咥えた。 「あなたの事は知りたいと思うけれどね。 そんな取引じゃなくて、もっと自然に」 ぽりぽり。 (-258) 2022/02/02(Wed) 12:21:32 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「……映像に残されたりしようものなら あなたごと抱えて墓まで持っていくわ」 やめてくださいしんでしまいます、の意。 「まぁ、あなたが前向きになったなら何より。 しばらくまともに顔を見れそうにないけれど……」 大丈夫か大丈夫でないかで言えば後者。 顔を覗き込まれたりしたら全力で目を逸らす。 相変わらず前髪で目元は窺えないけれど、 耳まで真っ赤なので非常に分かりやすい。 (-263) 2022/02/02(Wed) 12:32:36 |
早乙女 咲花は、水銀 莉桜と目が合って、すごい勢いでそっぽを向いた。 (a43) 2022/02/02(Wed) 12:34:11 |
早乙女 咲花は、何事もなかったかのようにポテチをつまんでいる。 (a45) 2022/02/02(Wed) 12:47:20 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「途中から実験動物の気分だったわ……」 お友達は大事にしようね。 「私にできる範囲でサポートはするけれど、 後はあなた次第よ。頑張ってね」 少しは手伝いができたなら何より、と微笑んで。 (-267) 2022/02/02(Wed) 12:58:30 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 3年 偉智 要/* PL秘話失礼します。 今夜、要くんを占いたいのですが大丈夫でしょうか? 私がもたもたしてたせいであんまり時間もないので、ロール交えるかどうかはお任せします! (-271) 2022/02/02(Wed) 15:08:11 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 3年 偉智 要/* それでしたら偶然の方かな…… たまたま見かけて、気になって追いかけてきた感じでどうでしょうか? (-278) 2022/02/02(Wed) 16:04:26 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 3年 偉智 要「……偉智さん?」 たまたま廊下からその姿を見ていた少女が一人。 こんな時間に何処へ行くのだろうかと、 浴衣に上着だけ羽織った軽装のまま外に出た。 雪上に残る足跡を辿り、その足取りを追う。 (-285) 2022/02/02(Wed) 16:59:51 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 3年 偉智 要幻想的とも言える光景にしばし見惚れていたけれど、 あなたが咳き込むのが見えて咄嗟に駆け寄ってしまう。 「大丈……夫………?」 最初は血を吐いたのかと思った。 近付いて、口から零れているものを見て、唖然とする。 (-289) 2022/02/02(Wed) 17:31:22 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 3年 偉智 要「人の心配をしている場合かしら。 ……大丈夫なの?」 大人しくマフラーを首にかけられながら、 あなたと零れ落ちる欠片を交互に見る。 不可思議な現象に興味は尽きないけれど、 今はそれ以上にあなたの身体が心配だった。 (-297) 2022/02/02(Wed) 18:29:22 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 調律 水銀 莉桜「もしも受け入れられなくても…… 私はあなたの味方だってこと、覚えておいて」 それだけ伝えた後は、あなたの手を借りつつ ふらふらと女子部屋へ戻っていくだろう。 (-308) 2022/02/02(Wed) 19:41:22 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 3年 偉智 要「いい、いいわ。 少し前にホットチョコレートを飲んだから」 長持ちする温かさではないけれど、 目の前のあなたに比べたら平気なものだ。 多少強引になってでも、コートはあなたへ突き返す。 二人で帰路を歩きながら話を聞いた。 「氷病……それが偉智さんの秘密……」 これまで明らかになった中でも群を抜いて深刻な、 死に至る病───長い前髪の下で双眸が見開かれる。 「それが、こんな探り合いの環境に置かれたら…… 精神状態が不安定になるのも当然だわ。 もう随分と進行してしまっているようだし、 早く戻って急いで身体を温めないと」 マフラーも返そうとしたり、落ち着かない。 聞いたことがない病だから応急処置も分からないのだ。 少なくとも雪の屋外にいるべきでないのは分かる。 「けれど、どうして外に……?」 (-311) 2022/02/02(Wed) 19:53:52 |
【秘】 1年 早乙女 咲花 → 3年 偉智 要無理に突っぱねる方が精神衛生上よろしくないと判断して、 マフラーは巻いておくことにした。 「……優しいのね。 この状況で他人の心配だなんて」 今だって死と隣り合わせの恐怖に苛まれているはずなのに。 もしも自分が同じ境遇に置かれていたら、 他人を気にする余裕なんて失くしていただろう。 「歌……ええ、少しだけど聞こえたわ。 けれど、下手をすれば帰れなくなるところだったのよ。 それに比べたら、風邪くらい大した事ないわ」 自然と早足になりながら説教じみたことを言う。 (-327) 2022/02/02(Wed) 20:47:54 |
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