人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:


【秘】 黒眼鏡 → favorire アリーチェ

「そう、俺ぁ悪いマフィアなのさ」
「期待してるよ、お嬢さん」

あなたの笑顔に応えるように、浮かべる笑顔はささやかに。
かちゃりと黒眼鏡をかけ直して、あなたに手をふり去っていった。

──なおアタッシュケースの中身は、どっさりと詰め込まれた札束と金塊だった。
──違法ではないらしい、が。
(-8) 2023/09/23(Sat) 21:25:29

【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィード

「よしそうしよう。
 なんならお前から言っといてくれ」

ひらーりと、しれっと新しい仕事を追加。

「そんな、とか言ってんなよ。
 オッサンになると、抜かされるのも嬉しいってもんだよ」
「あいつがどーかは知らんけど、まあそういうもんだ」

勝手な決めつけ。
そのくらいの気持ちというのも事実だ、と膝を叩き。

「──さ、そろそろ戻れ。目ぇつけられると面倒だぞ」
「お前にはあとで動いてもらわなきゃ困るからな」
(-9) 2023/09/23(Sat) 21:32:50
黒眼鏡は、牢獄の中でメモを書く。『L:〇 D:〇 V:u N:〇?』
(c6) 2023/09/23(Sat) 21:43:29

【墓】 黒眼鏡

If the sky...that we look upon...Should tumble and fall...もし僕らの見上げる空が 崩れ落ちて来ても♪」

それなりの人々が集まる#収容所 の一角で。
にぎやかとはとても言えない空気観の中、
露骨に周囲から距離を取られている男がいた。

I won't cry,I won't cry, No,I won't shed a tear...僕は泣かない、泣いたりしない、涙も流さない♪」

男は鼻歌を歌いながら、壁際でのんびりと脚を伸ばしている。
トレード・マークの黒眼鏡はさすがに持ち込めていないが、それでも彼の顔を知る者は少なくない。
にこやかに話しかけようというものも、そう多くはないだろう。
(+1) 2023/09/23(Sat) 22:21:52
黒眼鏡は、牢獄の中でメモを書く。『V:△ O:〇 c:〇 f:〇 d:△ a:A』
(c8) 2023/09/23(Sat) 22:28:57

【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ

/*
了解です、何かしたほうがいいことがあったらご指示いただけたらやりますのでお気軽に!
宜しくお願いいたします!
(-23) 2023/09/23(Sat) 23:11:23

【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡

「ええ?分かりました。
 先輩の日程聞いて調整しますね」

あの人はいつもいろんな人の用事を聞いているから、先に最近の予定を聞いてから調整しよう。
任されたのだから、それくらいの権利はあっていいに違いない。

「じゃあ……それくらいの気持ちで頑張る、ってことで。
 いつかは大口叩けるようになるぞ!で許してください」

「……そうですね、長居しすぎましたか。
 お邪魔しました、アレさん」

貴方に礼をして、その場を離れる。
その後ろ姿をじっと見ていた警察官がいたとか、いないとか。
(-25) 2023/09/23(Sat) 23:28:10

【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 黒眼鏡

/*
お疲れ様です。いつもお世話になっております。
おさとうかえでです。

此度、狼陣営の最後の襲撃対象に選ばれました。


ダニエラは大変無念そうですが、『プラン』の実行は不可となりそうです。
上記業務連絡のみ先んじてお伝えにまいりました…。
どうかよろしくお願いしますm(_ _)m
(-28) 2023/09/23(Sat) 23:33:30

【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 黒眼鏡

/*
追伸です!
上記連絡をお送りしている間にペネロペさんから秘話がありました。
彼に諸々を託すことは可能になりますし、ダニエラは行いたいそうですが行ってもよろしいでしょうか?

その場合、飴と一緒に頂いたチップと例のボストンバッグとをそのままお渡しするかと思います。
やめてね。とか不要よ!とかだったらお教えいただければ!
(-30) 2023/09/23(Sat) 23:40:58

【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ

/*
ポップコーンです!
色々ご配慮いただいてありがとうございます。
その可能性も考えておりましたが、本当にそうなってしまうとは…

ペネロペさんに託すのは問題ありません! お願いできると助かります。
またどちらも不可能な場合でもルートは考えてありますので、
もしうまくいかなそうでもお気になさらず…(なんとかします…!)
伝え方などもダニエラさんにお任せしますね。

以上、よろしくお願いします。
スーツケースの方はお好きにお使いいただければ。
(-32) 2023/09/23(Sat) 23:49:37

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡

/*
ありがとうございます!
PLの事情で明日日中どうしても動けないので、夕方から夜くらいから始めたいと思います。
反応とかいい感じに挟んでもらえたら喜びます、どうぞよろしくお願いします!
(-33) 2023/09/24(Sun) 0:04:10

【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 黒眼鏡

/*
何と言うか、蓋を開けてみたら成る可くして成ったなという感想しか浮かびません。

ありがとうございます!
ではペネロペさんに迅速に託して参りたいと思います!

スーツケースの決着はエピになりそうですね!!!(ここに任意の罵詈雑言)
よろしくお願いします!!!!!!!!
(-35) 2023/09/24(Sun) 0:08:13

【墓】 黒眼鏡

>>+6 アリーチェ

「おう、嬢ちゃん。冗談で言ってたのをほんとにするやつがあるかい」

静かに俯くあなたの傍に、急にしゃがみ込む男がいる。

#収容所
(+9) 2023/09/24(Sun) 2:08:00

【墓】 黒眼鏡

>>+8 ニーノ

「いって!」

ぴょんと膝が跳ねて、鼻歌が止まる。

「お。元気してるか?
 具合は?」

呻くあなたの様子に気づいているだろうに、なんだか気軽な様子。

#収容所
(+10) 2023/09/24(Sun) 2:09:28

【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ

/*
これでエンディングルートがまた一つ決まった気がします!(楽しい)

宜しくお願いします…!!
スーツケースについては善く活用してくださいね!!!!!!!!(放任)
(-81) 2023/09/24(Sun) 3:36:15

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡

貴方から感じ取ってい悪癖が何処まで残っていたのか確信づくまでに時間を要してしまった。
少しは減っていないかと期待していたのだ。けれどその少しもなかったのは誰のせいか。
多分自分が隣ようと変わりはしなかったのだろう、貴方の求めた存在はこんなガキじゃない。

「聞いて驚くな、初対面だ」

ロゼッタに齧り付き口元のソースを拭う。

「手遅れでダメなのは、お揃いだろあんた達……」

ああ、本当に嫌だ。こんなところで勘が冴えないで欲しい。
思えば貴方には多くのヒント自体は与えられてきていたのだ、先程の状況報告も見直す必要があるかもしれない。

最終報告を正しいものにすればいいだろうと男はひとりごち。
誰かがはじめた巫山戯た茶番劇なぞ、自分が全部纏めて壊すと決めていたのだ、情報の取捨選択を間違えようとファミリーの被害を減らせたのならそれでいい。

運良く、都合良く、結局は。
そんな男の思い信じた通りに執行絡みの話は仕組まれはじめていた。

(1/2)
(-84) 2023/09/24(Sun) 4:01:50

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡

機嫌が良さそうな貴方の顔を見て、やはり手遅れと、物悲しさを感じる。
もう既に全ての手筈は整っているのだろう。
自分がしたのは開演までの幕前を荒らしただけ。

「……なあ、アレ」

子供はあの年十年前に傍にいられなかったことをこんなに後悔すると思わなかった。

「もう、俺はあんたのことを知ろうとして良いのか」

「あんたの嫌がりそうなこと、辞めてたんだが」

もしかしたら嫌がってはなくて。
そこにある墓を暴かれたくなかっただけなのかもしれないが。
(-86) 2023/09/24(Sun) 4:05:53

【秘】 黒眼鏡 → 無敵の リヴィオ

「はあ、そりゃあまた」

初対面、ときいてますます、目を丸くして驚いたように。

「若い奴はやっぱ、いいな。
 色々なものを救おうと頑張れて、未来があって。
 応援したくなるよな」

手をぱんぱんと叩いて拭い、珈琲をぐいと飲む。
──彼が珈琲に拘るようになったのも10年前だ。

「一応言っとくが、俺とあのクソは完全に別件だぞ。
 まったく、ちったあ大人しくなったと思ってたのに。
 とんだ食わせモンだよあのオッサン」

どうやら留置場には、鏡は置いていないらしい。
自らを省みることも無く、あるいは全て承知の上・・・・で、
男はスウェットの裾で手を拭いつつあなたの問いかけを聞く。

「ん?」

ああ、と。もう一度、あなたの目をじいと見て。

「俺が、ダメだ・・・って言ったことがあったか?」

なくはない。
だが、こういう目をしている時には、一回も無い。
(-88) 2023/09/24(Sun) 4:17:30

【墓】 黒眼鏡

>>+13 アリーチェ

「マジで墓参りで捕まった…ワケじゃなさそうだな」

周囲から避けられているのをいいことに、
そのままあなたの隣にどすん、と座ろうとする。
その様子はなんとも軽々しく、追い返せばどっかいくだろう。

「話し相手? 懺悔室の…アー…神父? 抱き枕?
 それとも涙を拭くハンカチーフ…いやなんでもいいが。
 俺が助けになれることはあるかい」
(+14) 2023/09/24(Sun) 8:06:57

【秘】 黒眼鏡 → 幕の中で イレネオ

Ciao,とでもいいたげに手を振る。
(-131) 2023/09/24(Sun) 10:07:28

【墓】 黒眼鏡

>>+15 ニーノ

「体調崩したのか?
 おめー、一応拘留されてても診察受ける権利はあるぞ。
 ちゃんと看守に言えよ。
 通じるかわからんけど」

無遠慮に手を伸ばし、様子を確かめるようにべちぺたと頬や肩を叩く。

「いや、俺がスペシャルにタフガイrobustoだからだ。」

止めることも無くそのまま蹴られながら、
ハハハ、なんて笑う。

「お。なんだ、随分耳聡く・・・なったな。偉いぞ」

#収容所
(+16) 2023/09/24(Sun) 10:12:39

【墓】 黒眼鏡

>>+17 ニーノ

「そうか。ったく、無理すんなよ。
 飯はちゃんと出てるだろ?
 なかったら俺が訴えてやるからちゃんと食えよ」

がしがしと、あなたの髪を持ち上げるように掻く。
乱暴な指先が頭皮にがつがつとぶつかって、けっこう痛く感じるだろう。

「崖は無理だ。3階…いや、4階からならイったことあるが」

大真面目に答えながら、片膝を立てて腰を下ろす。
どすんと乱暴に動くさまは、牢獄暮らしの癖に力がありあまっているようだった。
心なしか血色もよく、あの狭く油臭いカウンターの裏で味気のないパンをかじっている時よりも健康そうだ。
…ここが性に合っているのかもしれない。

「なんで、か。
 んー……」

霧の中を悩み探るというより、
つるはしでガンガンと記憶をひっくり返すように
眉間に力を入れてから。

喧嘩ケンッカが強かったから…だな!」

グ、と力こぶをひとつ作り、にっと笑った。

#収容所
(+18) 2023/09/24(Sun) 12:08:54

【墓】 黒眼鏡

>>+19 カンターミネ

「よう、おしゃべり。
 ここでは流石にちょっとは静かか?」

手をひらり、声をかける。
痛々しい様子がなかったら、肩でも組んでバンバン叩いていそうな勢いだったが、
流石に遠慮したのか距離が遠い。

#収容所
(+20) 2023/09/24(Sun) 12:27:44

【墓】 黒眼鏡

>>+21 カンターミネ

「人と話すのが仕事だからな。
 お前ほどには舌が回らんが」

寄ってきたなら、座れ座れと壁際を指す。
幾分か距離を保ったまま、自分はつま先立ちでうずくまった。

「あーあー痛そう。
 もうちょいちゃんと手当しろよな〜?

 あー、まあいいんじゃねえか、嫁に行く予定もないだろ暫く」

ノンデリだ…。

#収容所
(+22) 2023/09/24(Sun) 12:46:28

【墓】 黒眼鏡

>>+23 カンターミネ

「そう褒めるなよ」

ワハハ、と明るい笑い。収容所で上げるタイプの笑い声ではない。
その様子を見ればまた、あーあー、なんて声。

「ここでひん剥いてよければ手当してやるがね、
 俺も紳士だから淑女に対する配慮ってもんを持っているからな。
 氷だけでも貰って来てやろうか?

 ハァ〜、冷たい部下を持って俺は悲しいよ。
 部下の結婚式で泣いてやるのが俺の夢だったのに」

軽口をお手玉みたいに飛ばしながら、
それでもあなたが咳き込むと静かに言葉を切って、落ち着くのを待つ。

「寝転んだ方がよければ、シーツひっぺがしてくるぞ」

#収容所
(+27) 2023/09/24(Sun) 12:59:23

【墓】 黒眼鏡

>>+24 ニーノ

「そうかそうか、それでいい。
 飯食わないと大きくなれないし、
 夜目も効かなくなるぞ」

いつの時代の話だろうか。…いや、スラムではあまり冗談ではないのだが。
払いのけられなければいつまでも、その髪をわしゃわしゃ撫でて。

「なんだ、俺のパワーを疑うのか?
 しょうがねえやつだな、この」

隣に腰を下ろすなら、今度は肩をバンバン、無駄に強い力で叩く。
そのままぐいっと抱き寄せて、腕の中にすっぽりと囲む。

「ああ、フィオと会ったか?」

#収容所
(+29) 2023/09/24(Sun) 13:02:12

【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ

片手をあげている。Ciao、とでもいいたげだ。
(-148) 2023/09/24(Sun) 13:05:46

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡

Ciao、不満げな顔をしてやった。
(-151) 2023/09/24(Sun) 13:12:05

【墓】 黒眼鏡

>>+30 カンターミネ

「ハハハ、そういうところがお前のかわいげだな。
 食いちぎるならちゃんと歯を磨いておいてくれよ、
 豆知識だが俺は綺麗好き」

流しているのかどうか、笑いながら。

「おう、頼むわ。いまからハンカチーフを用意しておかないとだな。
 あー、あのドラ猫は俺の世話なんかなくても大丈夫だ。
 独り立ちしてるからな」
「俺はデキる女にはやさしく、デキる男に厳しい」

わっはっは。

#収容所
(+32) 2023/09/24(Sun) 13:23:58

【墓】 黒眼鏡

>>+33 カンターミネ

「おいおい、こんなにも人間的魅力にあふれているのに。
 アー、珈琲が染みちまいそうだな。
 水いるかい?」

どこからかペットボトルをとりだす。
中身はミネラルウォーターだろうか、ちゃぷちゃぷと透明な液体が揺れていた。

「イヤ、お前が嫁入りしたら俺マジで泣くと思うわ」

無礼なほどに真顔で言う。

「オ、マジでか。分かったよ、俺の新作オリジナルブレンドをもってってやるから。
 ハハハ、色とりどりのイケメンが選べて嬉しいだろ〜?」

自分もその中に含めているのだろうか……。

「ちなみに誰が一番好みだよ、オイ〜」

#収容所
(+34) 2023/09/24(Sun) 14:00:04

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「はーっ、はー……」


身体全体が敏感になっているから、撫でられるだけでも小さく体が跳ねてしまう。
快楽の波が落ち着くまで、あなたの腕の中で熱い息を吐き出して。

目の前で興奮した証を見せつけられると、生唾を飲むような音とともに。
嬉しそうに口元が緩む。

「……私で、こんなに……してくれたの?」


いつだって、自分とすることで興奮を覚えてくれることが嬉しい。
倦怠感の残る腕を動かして、それを両手で包む。
顔を近付けて、先端に愛おしそうに口付けて。

少しだけ唾液を垂らし、滑りを良くしてから両の手で擦り上げる。
ぐちゅ、水音を立てて弄ってやる。興奮を掻き立てるように、空間に音を響かせていく。
(-154) 2023/09/24(Sun) 14:05:57

【墓】 黒眼鏡

>>+35 カンターミネ

「企業秘密」

まるでCMみたいに頬にペットボトルを寄せて、にんやりと笑う。
あなたがそれを受け取るならば、
ぱっとかぐ限りは市販のミネラルウォーターと違わないように感じるだろう。
…というか、多分ラベルをはがしたそのものだ。
どうやって持ち込んだのか。

「そこはさあ、どうせならやってやるみたいな危害を見せてほしいもんだね。
 女の幸せが結婚なんて言うつもりはねえが、
 お前はなんだかんだ、なんか見てくれるやつがいたほうが安心……」
「アー。まあ、お前相手じゃ、そういう相手のほうがいいかもな」

へらへらっと笑いを返して、なんだか嬉しそう。

「その条件じゃあ、確かに俺は入らねえな。
 理想の男性を見つけられることを祈ろう、カポとして」

#収容所
(+36) 2023/09/24(Sun) 15:05:17

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

うねるほどに波打つ女の体を、擽るように優しく撫でる。
濡れそぼる肌と秘部に指をあてがい、
まだぴちゃぴちゃと音を立てながら
すこしだけ、眉間にしわをよせて。

「……これについてはだな、
 お前だからこんなにしてるんだ」


…なんだか喧嘩相手の実力を認める…みたいな文脈ではあったが、肯定する言葉。
それを証明するかのように、太い血管の浮いた肉幹がぴくりぴくりと震えて
振れる女の手と口を、貪欲に求め蠢いた。


「……ぁ、……っ、……」

ときたま漏れる吐息以外に、言葉はない。
ただ、あなたの髪をかりかりとかく指が、
肌に触れて優しくなでる掌が、
少しだけぴくりと震える表情が、
その快楽と安堵をこの上なく伝えてくる。

「………、……フィオ、
 ……」


──やがて、掌の内だけでは我慢ができないと、
  その先端がぐいと、さらに押し当てられて。
(-171) 2023/09/24(Sun) 15:52:25

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

じ、と貴方の顔を見た。
腫れはどれくらい引いただろうか。
傷はどれくらい癒えただろうか。そういう目。
そういう目だけをして、ふいと逸らした。



/*
こんにちは!
ついでに秘話の打診をしてよろしいでしょうか。
ポップコーン殺人事件様がお手隙であればもう一回取り調べをやりたいなという気持ちがあります。
もちろん暇がないとか、暴力はそろそろ飽きたとか、兼ね合い様がないなどであれば断っていただいて構いません。

もし受けていただけれるのであれば、内容は「アリソン・カンパネッロについて」になるかと思います。警察署の面々でも素性を知らない者が多い相手をなぜ貴方が知っているのか、という方向性で……
何度も構いに行ってしまってすみません。モテる男、大変だと思うのですが……ご一考いただければうれしいです!
(-176) 2023/09/24(Sun) 16:07:48

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「どういう人なの?昔の知り合い……恋人とか?」

あなたの浮いた話とかはほとんど聞いたことがないのだけど。
珍しく少し答えてくれたから、もう一歩踏み込んでみる。

「……しなくちゃならない喧嘩ねえ」
「男の世界はやっぱり難しいわ、全然理解できないっ」

言葉そのものよりも、あなたの表情のほうがずっと気になった。
もっとも難しいことが分からないのは今に始まったことじゃあないが。
その目を見て。
無意識に、手を伸ばしていた。
その手も、牢に阻まれてしまうのだけれど。

どこかに行ってしまうんじゃないかと思って。


「私はあの子の姉さんだもの。
 解放された時には抱き締めて、頭を思いっきり撫でてあげるんだから!」



「泥棒は私じゃなくって。
 ホットドッグ用のパン?はいはい……具材も持っていっていいのよね?」

珈琲ってそんなに簡単なものだったかしら。なんて言いながら、とりあえず指示を覚えるように復唱していく。
聞いていれば、具材はなさそうな口ぶり。何でこんなにパンだけ買いこんでるの…?
後ほど、アジトでサンドパーティーに使われたようだ。有効活用。
(-177) 2023/09/24(Sun) 16:12:31

【墓】 黒眼鏡

>>+37 カンターミネ

もーいーのか、なんて言いながら受け取り、スウェットの袂にひょいと隠す。

「何ィ? …こいつは一本だな。
 どちらにせよ、ご祝儀は覚悟しておけよ。
 なんかもう、すごいぞ。びっくりするくらい届けてやろう」

額をぺちんと叩いた後、楽しそうに笑っている。
物理的にびっくりする量が届きそうな手ぶりもしていた。冗談かどうかこちらもまるで分らない。

「おう、そう長くはねえさ。
 これは祈りというか…あれだな、予言だな。
 当たったら褒めてくれ」

偉そうに今はかけていない黒眼鏡をかちゃりとあげる仕草をしてから、

「飯くって寝てりゃ治る。徹夜すんなよ」

体が頑丈な奴の理論を言いながら、歩いていく背中に手を振る。
──いつも通り、アレッサンドロは去っていく者を引き止めることはせず、ただただ静かに見送っていた。

#収容所
(+39) 2023/09/24(Sun) 16:29:05

【墓】 黒眼鏡

>>+38 アリーチェ

「さよけ。
 まぁ、あんたの方法を否定するつもりはねえがさ。
 相手によっちゃこうなったりもするから、
 今度からは気をつけな。

 ノッテも警察も、多分色々変わる。どうなるかはわからねえ」
「マフィアに話の効く奴をつくってよ、
 とにかくそいつを窓口にしたほうが話がスムーズだから──……」

──止めたりするそぶりはない。
  ただもっとうまくやんな、とあれこれ挙げる。

そうしながらあなたの隣に無遠慮に腰を下ろすと、

「ハハハ、若いやつ同士で話したいさ、ああいう奴等は。
 そして"ロクな話をしない"といやあ、
 三日月島ではこのアレッサンドロのミドルネームだ」

…なんていって、あなたの隣で鼻歌などを奏でるだろう。
#収容所
(+40) 2023/09/24(Sun) 16:35:45

【秘】 黒眼鏡 → 幕の中で イレネオ


ふ、と口許に笑みを浮かべて、掌を開いたり閉じたりした。

/*
こんにちは、打診有難うございます!
今日はちょっと色々あってまったり進行なのですが、
置きレス気味の進行でよろしければ大丈夫です!

取り急ぎご連絡だけ、よろしくおねがいいたします!
(-182) 2023/09/24(Sun) 16:37:15

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

余程煽ってくれる。
これは規則の従順な犬。飼い主に噛みつくことはしない。
けれどそのジェスチャーを見れば口の端を簡単に歪めた。

チ、と舌打ち。がやついた環境では届かなかったかもしれない。



/*
ありがとうございます!
私も今日はかなりゆっくりですので大丈夫です。置きレスでお願いします。
今は二人とも全チャにいる状態なので、時間軸はこの後でどうでしょうか。
(-186) 2023/09/24(Sun) 17:06:41

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

「タダの三日月島にきてた観光客さ。
 一月もいなかったぜ」

恋人なんてもんじゃない、と手を振って笑う。

「理解できねえほうがいいなあ、これは。
 男だってくだらねえ、ばかみてえだと分かってるんだ。
 
 わかっちゃいるが、それでも俺たちゃあ男なのさ」

伸ばされる手が届くことは、物理的にもありはしない。
どうしたんだ、とばかりに、きょとんと見つめ返されるだけ。
──そうしてみれば牢屋の中のアレッサンドロは、ずっと、随分と。
  どこか満足そうで、重たい荷物を下ろしたかのように、軽く透き通るように見えた。


「俺が頭撫でると嫌がるのになあ。
 お前なら喜ぶだろ、おもいっきりいけ」

乱暴にやるからである。


「イヤ、あんなボロいガレージ、泥棒だって見向きもしねえよ。大丈夫。
 だからお前が歴史上初のドロボーだ」
「いいよ。
 あればだけど」

ない。…調味料すらロクになさそうだ。
それでも品目自体をちゃんと記憶しているのは腐っても物流の元締めというところか。
ひととおり伝えれば、「ジャ、よろしく」とばかりに親指をグっとたてた。
(-188) 2023/09/24(Sun) 17:08:09

【秘】 黒眼鏡 → 幕の中で イレネオ

/*
このあとで大丈夫です!よろしくお願いいたしますね。
(-190) 2023/09/24(Sun) 17:17:05

【墓】 黒眼鏡

>>+41 アリーチェ

「ダメだぞう、自分は大事にしないと。
 自分のやりたいことは、
 自分しかやってくれねえんだから」

──自分の身を第一に、とかそういう話ではないようだ。

「マフィアに一番詳しいのはマフィアだからな。
 それはそれで、信頼できる相手を見つけないといけねえんだが」

そして怒らないのかと言われれば、
にかー、と大仰な――うさんくさい――笑みを浮かべて。

「しょうがねえんじゃねえの。
 あんたがやりたいことがそれなら。
 自分がやりてえこと以外に、自分が大事にすることなんてねえ。
 だったらそれがどうやればできるのか、考えなきゃいけねえよな」
「うちの部下は迷惑がってたが、マ、それも仕事だしな」

本人はどちらかといえば面白そうに。

「イヤあんたは若いけど、ほら……
 なんか変わってるからな。
 面白え女だから。
 
 俺の話をためにすると、今度こそ共犯者になっちまうぞ」

#収容所
(+42) 2023/09/24(Sun) 17:27:14

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

すれ違いざま。

「後で行く。」

そんな、一縷の甘さもない一言を貴方に落として行った。
(-194) 2023/09/24(Sun) 17:36:25

【秘】 黒眼鏡 → 幕の中で イレネオ

「仕事熱心だねえ」

からからと笑った。
(-271) 2023/09/25(Mon) 1:08:49

【墓】 黒眼鏡

>>+44 ニーノ

「ちっちぇえならちっちぇでやりようはあるからな。
 背が低いのが好きな女もいる、
 お前はツラもいい。大丈夫だ」

な、と。
あなたがどれだけ暴れようと、しっかりと腕の中に収めたままで。

「女を泣かせたら、男として一人前だ」
「……で、泣かせたら、男は絶対女に勝てねえ。
 だがそれも、それでこそ男ってもんだから、
 つまり男は男にならねえか、女に勝てねえかの二択になるわけだな」
「俺だってたあくさん泣かせてきたし、
 これからも多分泣かすさあ」

かいかぶりすぎ、と額を小突く。

「特にフィオがな、あいつ泣かすと怖えから。
 お前、俺の代わりにちゃあんと泣き止ませといてくれよ」

#収容所
(+51) 2023/09/25(Mon) 1:13:22

【墓】 黒眼鏡

>>+46 アリーチェ
「まぁマフィアなんか信頼できねえと思うが、
 人格的にじゃなくてもいい。
 金でも脅しでも肉体関係でも、なにかしら関係性があるだけで違うもんだからな。
 うまく使えってことで…」

顔を見られていることに気付いて、ぱちぱちと瞬き。
…すぐに、片目を閉じる不器用なウインク。

「そうだな。自分のやりたいようにする女が好みでね。
 それと若者を応援するのが趣味だ。こっちも趣味と実益を兼ねてるから、Win-Winだな」

部下については気にするなよ、とは──まさか差し入れ持ってくるとは思っていないが――言いつつ。

「当然褒めてるよ、あんたみたいなのは中々いねえから、おもしれえわ。
 こんな場所じゃなかったら、珈琲のみに来いっていいたいとこなんだがな」
「ハァ、なんだかな、しっかりしてるね。
 俺は嫌な相手の言葉は、それが100点満点の言葉だろうと素直に聞きたくないが。
 ……まぁあんたが変に絡まれて、迷惑かけちまうのもよくはねえ。
 俺の方でちょっとは配慮しようとは思うけど」

とはいいながら、隣に座ったまま。

「まあ、しばらくはいいか。
 なあ、……アレどうした?
 あれこそ迷惑かけたかもしれんって今思って」

……四角い形をかたどる手ぶり。アタッシュケースだろうか。

#収容所
(+52) 2023/09/25(Mon) 1:20:11

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

擽るような指に、掌に。身を小さく捩って。
甘い声を漏らす。まだまだ、敏感な身体はそれだけで疼いてしまうから。

「……ふふ、うれしい」


同時に、なんとなく照れくさくて。ふにゃりと頬が緩んだ。
竿の部分に浮いた血管をなぞるように指で触れて。
脈打つようなそれに、一層ぞくぞくとした感覚。

漏れる声だけでも、気持ち良くなってくれているのが分かって。
時折上目遣いで表情を見て、目を細めるように笑っている。

「ん……はぁい」


ねだるようにそれが押し当てられて。
ちろりと唇から、赤い舌が覗き見えたかと思うと。
先端から根本までを舐めながら降りて、また昇るようにして。
全部を味わうように、そうしてから。

小さな口で、先端を咥えてみせるのだ。
大きく膨らんでいるそれを全て咥えきるには難しくて、余った部分を手で擦ってやりながら。
吸い上げて、先の特に太い部分に舌を這わせている。
知り尽くしたそこへ。的確に、快楽を与えていく。
(-285) 2023/09/25(Mon) 2:44:48

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「名前を呼ぶくらいだから、余程の付き合いでもあったのかと思ったけど?」

観光客。本当にそれだけ?そういう視線。

「プライドだとか、意地だとかってやつ?」
「……ねえ」
「アレ、ちゃんと戻ってきてよね。やりたいこと、いっぱいあるんだから」

なんとなく、少しだけ不安になって。
解放されても、傍に居てくれるのだろうと漠然と思っていたものだから。
手が届かないのも相まって。
あなたが未来の話をしないのが、ちょっとだけ不安になったのだ。
それだけの、話。


「お年頃なんでしょ、反抗期ってやつじゃない?」
「そういえば、フレッドから『にいさん、姉さんのこと大好きだよね』って聞いたんだけど。
 そうなの?いつもフィオによろしくって言ってるって」

フレッドも嫌がったりするのねえ、なんて。
毎度のごとく抱き締めても受け入れてもらっている姉は、しみじみと思うのだ。


「ほんとかしら。ヴィンテージものって高く売れるらしいわよ?」

ヴィンテージとボロは違う。

「ないじゃないの。パンそのまま食べるつもりだったの!?」

ジャムくらい買っといてよ〜、なんて言いつつも。お願いされれば受け入れるのだろう。
(-286) 2023/09/25(Mon) 2:59:01

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

取調べの声が再び貴方にかかったのは、収容所を使った配置変更より後。男が貴方に予告めいた声を落としたその日のことだった。

逮捕者も多くなり閑散とした署内では、法に疑念を持つ声をあげることも難しくなっている。強硬派に反対する人間もいるにはいるだろうが、魔女狩りに合うことを考えれば見かけ上は大人しくしているのが賢い。負傷した囚人に対し、難儀そうに顔を顰めつつも声はかけないようなものも多かった。
貴方を扱う警察諸氏の態度はどうだったろう。
やはり特例に困惑していたか、腫れ物を触るようにした者もいたかもしれない。
どうあれきっと、彼らは貴方を無理に引き立てることはしなかったはずだ。

たかだか数日前にも目にした扉を、貴方は再びくぐることになる。
取調べ室。
先の記録機器は、再びそこで作動するのだろうか。

中央に設置された机の向こう側に、いくらか顔色を悪くした男が座っていた。
(-295) 2023/09/25(Mon) 4:45:18

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

普段のひょうひょうとした気さくな顔は、アレッサンドロの本性ではない。
けれど、全くの嘘でもない──幾度となく肌を合わせたあなたには、なんとなく分かること。

かつての暴力に依る狂犬のような顔も、
カポとしての機能を詰め込んだ緩い顔も、
どちらも同じ仮面ペルソナに過ぎない。
きっと彼の本当・・はその中間ぐらい──
ちょっとぶっきらぼうで、けれどだらしがなくて、
触れあった肌の暖かさに気恥ずかしそうに顔を綻ばせる、今みたいな顔。

「………、は、…………、……」


吐息、と脈動。
触れあった皮膚の一枚下、熱と血と音ばかりがその感情を伝えてくる。
なんだって差し出して、なんだって持っていようとはしないアレッサンドロは、
──人の体温に触れるのが好きだ。

自分では認めることも、言い出すこともないけれど。


先端から先走る透明な体液と唾液が、水音をたてて絡み合う。
口腔の中でさらに膨れ合った──さすがに錯覚だとは思うけれど──男性器が、柔かな粘膜のあちこちを汚してやろうといきり立つ。
あなたの頭にそっと手をあてがいながら、慈しむように撫でるごつごつとした手。
どれもきっと、言葉には出ない男の本音。

「……フィオ、……、出るから」


幾度となく快楽を与えられて。
…ようやく零れ落ちた言葉は、びくびくと脈打つ吐精の前兆と同時。
くしゃりと髪を撫でる指に、ほんの少し力がこもった。
(-342) 2023/09/25(Mon) 13:43:42

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

「ちょっと道案内したくらいだよ。
 危なっかしい女でね」

口元に──言葉に。苦笑するような色が浮かんだ。まるで昨日のことを話すように、笑みが綻ぶ。

「そんな感じの、だいたい全部だ。
 それを無くしたら自分は男じゃない、っていう………そういうものを、俺たちゃあ一本持っている。
 そいつを握りしめたままどこまで・・・・行けるかが、男の人生だと思っている。俺はね」
「──……やりたいことがあるってな、いいことだ。
 お前のソレもいってみいってみ、頑張って叶えてやっから。主にコレでな」

手で金のマークを作る。…下品だ。
男は、未来の話が嫌いだった。自分限定で。

「お年頃っていってもよぉ、もう19だろ?
 あの時分にゃ俺ぁ警官殴ってたぞ。反抗期にしてももうちょっとだな…」

一緒にしてはいけない。

「……いらん告げ口してからに。
 あいつがお前に会いたいんじゃないかと思って、口実作ってやってるだけだよ」

ちょっと恥ずかしそうにしながら、眉を上げて。


「フィアットの方はそこそこ高く売れるかもしれんが、愛好家しか買わねえからなあ…。
 捌くの面倒くせえんだよな…」
「いや腹にはたまるだろ? 忙しい時はそれでも別によぉ…」

……そうして、だらだらと雑談が続く。牢屋の中とは思えないくらいに、気が抜けた様子だ。
(-346) 2023/09/25(Mon) 13:54:08

【秘】 黒眼鏡 → 幕の中で イレネオ

「よう」

警察から貸与されたスウェット姿というラフな格好の男は、
普段のだらしない足取りが嘘のようなきびきびしとした態度で取調室に入ってきた。
連行する署員が注意する余地もないほどしっかりと、
それでも漂うのは物事を俯瞰するようなどこか不遜さ。

「随分エンジョイしてるようだな、
 お前の飼い主も心配してたぞ」

──まぁ口は減っていないが。
(-348) 2023/09/25(Mon) 13:57:24

【墓】 黒眼鏡

>>+56

「あるわけねえだろスカタン」

突然降ってきた声には、唐突な言葉が返る。
だがしばらくすると、「…ちょっとまて」と人差し指立てて、
shhh静かに...」っと一声。

見れば向こうから、巡回の看守が近づいてくる。

#収容所
(+60) 2023/09/25(Mon) 13:59:58

【秘】 黒眼鏡 → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ

>>+60

看守のひとりがすれ違いざま、何食わぬ様子で後に組んだアレッサンドロの掌の中に何かを落とす。

#収容所
(-349) 2023/09/25(Mon) 14:01:32

【墓】 黒眼鏡

>>+60 

すぐ背後を通っていく看守を見送ると、
後ろに握っていた手を開いた。
そこにあった葉巻を一本、くるりとペンのように器用に回す。

「いくらだす?」

へらり、と笑み。

#収容所
(+61) 2023/09/25(Mon) 14:03:09

【墓】 黒眼鏡

>>+57 アリーチェ

「…俺はまあ、頼れて信頼できる男だが。
 ……そのうち若くてデキそうな男捕まえた方がいいぞ。
 そういうやつが出世したとき、メリットがデカい」
「まあ俺も信頼されてる分は、キチンと返すがね。」

世話にもなってるしな、とわはは笑い。
ついでとばかり胸をドンと叩けば、

「大丈夫、俺もよく味なんかわかってねえから。
 始めたころは、こんな苦えもんなんでありがたがって飲んでんだと思ったもんだ」

小学生みたいな事を返す。実年齢との差分を考えるなら、こちらのほうが深刻かもしれない。

「マ気が向いたらな。
 あー、アレね。悪い悪い」

そして何かあったら頼りなさいみたいなことをいっておきながら、
さっそく金塊の件で平謝り。

「ちょっと別件で使っちまってて、口座にすぐ用意できる分がなくてよぉ。
 そうだ、いいじゃん、飾りつけ。ドーンとお供えしてやってくれ」

無茶を言う。

#収容所
(+62) 2023/09/25(Mon) 14:08:46

【墓】 黒眼鏡

>>+58 ニーノ

「男が他に心配するところはないだろ……?」

あるだろう。
ぐりぐりとした抵抗に、まるで男児のようにわひゃひゃ、と笑う。
ぶらぶらとだらしなく腕を揺らしながら、

「うむ、立派な男になったな。
 とかいうとなんかフィオ辺りから怒られそうな気がするが………」
「だが、男ってなそういうもんだ。だろ」

ひどい責任転嫁と自己弁護を展開しながら、そこでやっと手を離した。
その後のあなたの抗議には、

「えー、めんどくせえ。
 ガキ同士で片付けといてほしい」

…ろくでもない大人度を高めながら返したりはしたが。


#収容所
(+63) 2023/09/25(Mon) 14:15:15

【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ

あなたがもう受け取ることはないかもしれないが、
ジェラート屋の店主は今日は休みだ。
アルバイトの女性が代わりに店に立っている。

もしあなたが後日にでもここを訪れるなら、
『プラン通りに ⇒何かあったら連絡すること!』
というメッセージが届けられるだろう。
(-355) 2023/09/25(Mon) 14:21:03

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

貴方の言葉に男は顔を顰めた。加えてふん、と鼻を鳴らす。どちらも不機嫌だ、貴方が嫌いだという、半ば無意識のアピール。

「話す元気があるようで何よりだよ。」

男の手元の調書に真新しいところはない。結局、警察は貴方から何も引き出せなかった。
だからこそ、強硬派これらは焦っていた。折角捕まえた貴方は言わば賞金首で、何か少しでも叩いて宝を転げさせようとしている。
犬どころか、まるで死肉漁りのハイエナだ。

「まずは座れ。それからだ。」

それでも、自身のその浅ましさに男は気づかない。
これが正義であるという態度をそのまま崩さないでいる。
くるり、右手の指先でペンが踊った。

同じ灯りの下の、男の顔色は少し悪い。
貴方が心配してやることでもないだろう。
(-357) 2023/09/25(Mon) 14:26:50

【秘】 黒眼鏡 → 幕の中で イレネオ


「拷問尋問ってのは相手が話せるようにやることだろ?
 つまり口だけはどうしたって潰せないわけだ。
 あとからペラペラしゃべるより、
 今のうちに喋るだけ喋っておいた方が場の空気が温まるかと思ってね」

のらくらと言葉を重ねながら、調書を無意味な言葉だけが埋めていく。

「実際特に喋ることはもうないんだがね。
 目が飛び出るような新情報を期待されても、こちとら拘留される時に黒眼鏡をとられちまった。
 眩しくて目も開けていられない、どうだい、ここは司法取引としてアレだけでも返してくれないか」

どすんと席に座り、退室していく署員に「また後でなー」と手を振った。
そうして前のめりになり、何かを話そうとして、


「…イレネオくん、顔色悪くない?
 ちゃんと飯食ってるかい」

心配するような声色。
(-361) 2023/09/25(Mon) 14:35:16

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

玉石混交とはよく言うものだ。
貴方の言葉からこちらは玉を掴み取ろうとする。何かがあるはずだと手を突っ込んでかき混ぜる。しかしそこには何もない。何もない徒労感を、それで自棄になる感覚を、男は既に知っている。

それでも、止めない。
男は全く、真面目な警官だった。

「ざまあないな。」
「黒眼鏡はおしまいだ。そのままアレッサンドロ・ルカーニアとして裁かれればいい。」

くるり。ペン先が回る。
貴方が余程注意深い男なら、それも。初め貴方と話した時に持っていたものとは違うと、気づいたかもしれない。

自分より大柄な相手はこの男にとって珍しい。
貴方が腰かければどすんと衝撃があって、それでまた少し顔を顰めた。
身体の大きいというのは、本能的に嫌なものだ。


そして。
そこに触れられれば、隠しようのない舌打ちがひとつ。

「うるさい。」
「お前には関係ない。」


かかん。と、ペン先が紙面を打った。
話を戻せ、主導権をこちらにある。そういう仕草だった。
(-368) 2023/09/25(Mon) 15:08:19

【秘】 黒眼鏡 → 幕の中で イレネオ

「まったく真面目だ」

事実。
アレッサンドロは、そういった愚直なまでの真面目さを好んでいた。
男として譲らぬ線があるであろうその態度を、
見守るような気持ちでそこに座っているのである。

こんな調子では怯えすくむこともありはしない。
ペン先には視線を向けながら何も言うことはなく、ただ背すじをぴんと伸ばして──それこそ本能的にだろうか、男は相手を威圧する振る舞いを文字通り体に染みつかせていた──あなたと相対する。

「あァ?」

そうしてぴくり、と眉を跳ね上げる様も、どこか楽しそうで。

「ないことあるかよ。
 お前、自分が法の代行者・・・・・に過ぎないって自覚はあるのかね?
 お前は俺と法・・・がつつがなく向き合うためのインターフェイスに過ぎない。
 俺はお前を通して司法と対峙して、己が権利を主張しなきゃあいけないんだ。
 
 つまりこれは俺にとって、正当な権利と発言の場なんだぞ?
 なのにお前は調子が悪そうだ、お前、自分がプロサッカー選手だとしてみろ。
 運命をかけた一線、これに勝つかどうかでトーナメントの優勝が決まる、自分が背負ってきた人生の価値が極まる、
 そんな時に審判が青い顔してゴホゴホ咳してたらどう思う?
 言いたくなるはずさ、もちろんこう、」

カードをかかげるように、手錠がはまったままの手を掲げる。

チェンジひっこめ、だろ?
 せめて顔洗って来いよ、寝不足か? ン?」
(-373) 2023/09/25(Mon) 15:47:42

【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 黒眼鏡

女がそのメッセージを受け取ることは暫くはないだろう。
リヴィオ・アリオストと共に自首をしたその日にイチゴfragola のジェラートを食べたのが最後になるはずだ。

あとはあなたの耳が聰ければ、【A.C.A】が2人自首した話が拘留所内で聞けるかどうかといったところか。
その名前まで知ったかどうかはあなたの手がどれだけ及んでいるのかによるのだろうが。
(-380) 2023/09/25(Mon) 16:11:03

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

背筋を伸ばす。そうして前のめりになる。
貴方の大仰な態度。演技じみて時にがさつで、通り越していっそのこと優雅ですらある。
大きな蛇を相手にしているみたいだ、と。思うほどの感受性は男にはなかったが、きっとそれを前にした獣と同じ警戒を向けていた。
実直さは老獪さに敵うものではない。大抵の場合。
貴方の言葉で、簡単にかっと燃える。

うるさいな・・・・・。これは俺の仕事だ。」
「俺は青い顔をしているか?」
「俺は辛そうに咳をしているか?」
「見ろ。俺の手は震えているか?」

ぎ、と歯を剥きだして言う様は、何かしらの傷をつけられたよう。
手負いの犬。矜持にでも痛みを受けたのか、早口でまくし立てる様は苛立ちを隠していなかった。


「いい心がけだ。」
「精々真っ当に向き合うんだな。懺悔室のつもりで話せ。」

かかん。かん。かん。
血が上って元気でも出たのか、幾らか顔色を戻した男は、やっぱり苦虫を嚙み潰したようでいる。
(-381) 2023/09/25(Mon) 16:17:18

【秘】 黒眼鏡 → 幕の中で イレネオ

「わかりやすく例え話してやったつもりだったが、
 犬科には高度すぎたか?
 体調悪いなら別のやつ連れてこいよな」

聞きゃしないだろうと、それについてはそれ以上言わず。

「懺悔するようなことは何もないね。
 神様がいるとしたら俺が言うことは
 『失せろVattene』だ。
 取調室で言うわけにゃあいかねえなあ」

例え話を大真面目に返しながら、口元に浮かべた笑みはそのまま、じんわりと広がった。
背もたれがぎいと鳴り、顎がくいとあがって背がのけぞる。

「証言がとりたいなら、なんの件かだけでもいってもらわねえとな。
 『なんかやってるだろ、吐け!』なんて、チンピラには通ってもカポに対して切る札じゃあねえよなあ」
(-401) 2023/09/25(Mon) 17:55:15

【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ


「はあ、そりゃあまた」

初対面、ときいてますます、目を丸くして驚いたように。

「若い奴はやっぱ、いいな。
 色々なものを救おうと頑張れて、未来があって。応援したくなるよな」

手をぱんぱんと叩いて拭い、珈琲をぐいと飲む。
──彼が珈琲に拘るようになったのも10年前だ。

「一応言っとくが、俺とあのクソは完全に別件だぞ。
 まったく、ちったあ大人しくなったと思ってたのに。
 とんだ食わせモンだよあのオッサン」

どうやら留置場には、鏡は置いていないらしい。
自らを省みることも無く、あるいは全て承知の上・・・・で、
男はスウェットの裾で手を拭いつつあなたの問いかけを聞く。

「ん?」

ああ、と。もう一度、あなたの目をじいと見て。

「俺が、ダメだ・・・って言ったことがあったか?」

なくはない。だが、こういう目をしている時には、一回も無い。

/*
スミマセン、おくったつもりが送れてませんでした…!!!!!
(-403) 2023/09/25(Mon) 18:03:11

【墓】 黒眼鏡

>>+64 ニーノ

「あるか〜〜」

へらへらと。牢屋に入って、マフィア稼業から解放されたのを楽しみでもしているのだろうか?

「そうそう、俺の言うことを疑うことから始めなさい。
 マお前は賢いからよ、大丈夫だとは思ってるが。
 それでもな」

あなたが溜息をつけば、それこそを喜ぶように目を細める。

「俺はその結論でいいのだ。
 お前がそれではダメだと思うのも自由だが」
「ははは、いや、まだ泣かせて……いやたまに啼かせてはいるが……」
「まだ泣かせてないから」

多分。と自信なさげに言って、ついでに小声でなんか言っている。
そうしていつも通りの会話も、ざわざわと過ぎゆく看守や囚人たちに紛れていって。

「おう」

あなたを見上げて。

「すげぇ嬉しかったよ。いい土産をもらったわ」

にか、と、子供のように笑った。

#収容所
(+65) 2023/09/25(Mon) 18:26:46

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

────初めは弁護士を呼べの一点張りだったくせに。
とは、わざわざ口にしない。
男の目の前にいるのはアレッサンドロ・ルカーニア。ノッテファミリーの幹部カポ・レジーム。港の支配者。
この男が最も嫌うマフィアだ。
男はマフィアを嫌っている。

それでも。
単に嬲り排除するのではなく、法に則って裁きを下そうという気は合った
────その法が悪法であれば無意味な真摯さだ


は、とこれはひとつ息を吐く。
努めて冷静でいようとする仕草だった。かつてのけだものは今鳴りを潜め、そこにいるのは単に一人の巡査長。
ととん。再び紙面をペンが叩く。とん。とん。

「アリソン・カンパネッロ。」
「お前が口に出した名前だ。」
「どうしてお前が知っている、何を知っている。」

聞きたいことはそれである。
言ってやったぞ、さあ聞かせろ、と。
煮えはすれど燃えない金が語った。
(-409) 2023/09/25(Mon) 18:46:46

【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡

「……救わせてくれん奴らが何言ってもなあ」

拗ねているだけだ、本当の傷には触れさせない、そんな態度に。

「おー、何もかも腐ってるこの世の中にはもう驚かん。
 それよりも俺はあんたがどこまで手を回してるのかが怖くなってきた」

「俺のこともどうしたいんだか」

多分どうもしない、これまで通りにほうっておくだけ。
だけど数人に俺の根幹が知れ渡ってるような気がした、
本当に気がするだけで、確信はないのだが……何のつもりだ……。
甘えたがりの姿なぞ見せた人間なんて片手もいなくて。
本当にわかるところは全てわかられているのだから末恐ろしい。

「あー」

「…………なかったよ」

ずっと調べられたのに手を出さなかったのは自分だ。
本当に少しでも嫌われたくなくて、離れたくなかったから。
最近はどうでも良くなっていればいいと願っていたからだが。

手遅れであろうと構わない、端から解決なんてしないのだから。

溢れる知識欲と、信頼の先にまっているもの、
その日のいつか、全てを知りきったとしても
自分たちの関係性は何ら変わることはない。もう、信じられた。
(-432) 2023/09/25(Mon) 22:15:26

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

自分を抱いている時のあなたの顔が好きだ。
否、きっともっと前から。寂しい時に一緒にベッドでくっついて眠った時から。
いつもと違う顔を見せてくれたから、好きだった。
その理由を幼い自分は聞いたりしなかったのだけど、聞かなくても。
寒いのが苦手で、人にくっついてばかりだった自分と同じなんだろうって思っていた。

あなたの鼓動と、熱い息の漏れる音がやけに響く。
感じてくれているんだって分かる。
口の中で、咥えたそれを味わうように。顎がつかれてきたって構わずに舐め取って。
上顎に擦れる感覚、唾液と先走りが混ざり合ったような液体で満たされて。
口腔はあなたのものでいっぱいになっている。
頭を撫でられると目を細め、恍惚の表情で奉仕を続けて。

「ん……、んっ」


限界が近付いていると、咥えたそれが訴えてくる。
あなたの指が、伝えてくれる。
離してなんてやらなくて。
このまま出していい、と言うように。
先端を吸い上げたかと思えば。もう少しだけ深く、口の中にそれを迎え入れた。
(-495) 2023/09/26(Tue) 2:54:23

【墓】 黒眼鏡

>>+66 ヴィト

「カッチーン」

唇を尖らせるように不満を示しながら、擬音オトマノペ

「あんたら警察がここに泊まれって言ってるんですけどォー。
 ドロボー。もどってこーい」

その背中にぎゃあぎゃあと悪態を投げかけながら、小さく舌打ちした。
(+68) 2023/09/26(Tue) 6:13:46

【秘】 黒眼鏡 → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ


目元に一瞬、火が灯る。
かつて殴り合った時のような、虚飾も繕いも無い敵意。
だがそれは一瞬、火の粉を吹いただけで堰き止められ、
おどけたような態度の中に鎮まった。

──きっとその内では、変わらずぐらぐらと煮えたぎっているのに。
(-507) 2023/09/26(Tue) 6:15:18

【秘】 黒眼鏡 → 幕の中で イレネオ

ふうん、と鼻を鳴らして。

「アリソン女史のことか?
 まぁ昔の知り合いだね」

にやにやとした笑みを崩さず、答える。

「彼女は面白いヤツでな、三日月島の朝焼けが好きだというんだ。
 ずっとこの島にいるとそういう気はしないもんだし、
 ノンキに海を眺めるなんてこともそうないんだが…
 そう言われて海を見てみると、不思議と今まで見たことがない景色だったような気にもなる。
 ヤア、そうなると、心持も違ってくるというものだ」

ぽろぽろと零れ落ちるように、
捜査に役立ちそうなにもないことばかり。

「だが女のことをどんくらい知ってるなんて、
 紳士的に見ればあまり話すべきじゃないしなあ。
 残念ながら好きな下着とかスリーサイズは知らないよ」
(-508) 2023/09/26(Tue) 6:21:41

【墓】 黒眼鏡

>>+67 アリーチェ

「………ハァ〜〜、まったく、若いってのはいいなァ〜〜!」

ぐいんとのけぞるほどに天を仰いで、随分楽しそうに声が弾む。
オッサンは若者のコイバナだって好きなのだ。

「まぁソウ。いや、珈琲を摂取すること自体には意味があるんだよ。
 忘れがちだが結構な刺激物だからな、あれは。
 そんで不味い珈琲は露骨に不味かったり臭かったり、
 なんだかんだ少しは『あーこれチョット違うな』ってわかるものもあるワケ。
 ただまぁ……俺は六割雰囲気だな……サイフォンで淹れると美味いっていうより、あれつかうとカッコイイって理由で使ってるし……」

特に失礼ではなさそうだ。


「大丈夫大丈夫。教会に盗みに入ったらあれだろ、神罰がドーンって下ってオシャカさ。
 どーーしても心配なら、あれファミリーの誰かに渡してみ。
 多分嘘みたいに言うこと聞くぜ。
 
 ハイハイ、気が向いたら…いや暇が出来たら取りに行きますよ〜。
 ……マフィアの中に突っ込んで調査しにくるほど、勇気がいることはないと思うんだがね」

嘲笑と苦笑をブレンドして、そこに興味と愉快をぶちこんだような複雑な顔で笑った。

#収容所
(+69) 2023/09/26(Tue) 6:27:30

【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ

「ルチアーァノ」

顔を。
覗き込むようにぐいと近づけてくる。

自分・・だよ。
 手前を救えるのはいつだって自分だけだ。
 よしんば救えたとして、人間が救えるのはせいぜい一人・・だけ。

 俺はそう思って、この人生ってやつを生きている」

空っぽになった珈琲のカップをひっくり返す。
ぽたりと黒い雫がテーブルの上に落ちて、
それだけ。

「言うまでもねえだろ?
 お前が俺やファミリーのために頑張りてえのは分かった。
 じゃあ・・、俺からお前にすることは特にない。
 お前から俺にすべきことは、多分お前にしかわからない。

 …ただ、そうだな、……」

ただ、そこで一度黙ると。

「フィオを頼むってくらいだな」

…あなたの部下の名前を口にする。

(1/2)
(-509) 2023/09/26(Tue) 6:35:23

【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ

あなたに数少ない"頼み事"をすると、また笑みをひとつ。

「ま、俺のことなんて知ったって、
 こいつはそうなんだな、って再確認できるくらいさ」

ぼすん、と背もたれにもたれかかる音。
カップがかちゃりと皿の上に戻されて。

「俺も男だ。喧嘩には勝ちたいんだよな」

投げ出すように足が延ばされる。
だらしなく陽気な昼行燈から、
ぎらぎらとした狂犬へ。
その所作のはしばしが、かつてを思い出そうとしているように、あなたには見えた。

(2/2)
(-510) 2023/09/26(Tue) 6:37:01

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

唇の縁が唾液の音をたて、性器の表面を擦り上げる。
ほんの少しの重なりに、その都度呻き、喘ぎながら、
ちゅぽちゅぽと口腔に出し入れされる先端がぞわぞわと泡立った。

「……っ、う、……ッ」


そして、吸い上げられるよう引き上げられた高みで、昂りが一度、弾ける。
びくん、と大きく脈動した性器が、それまで以上に膨れ上がって、
白濁した欲望の塊が次々と吐き出され、あなたの口をいっぱいに穢していく。

「……っは、……ぁ、」


──文字通り、息を吐く間もなく、ずちゅ、と。
吐精の最中でありながら、唾液と精液が入り混じった口中のさらに奥に、性器が突き込まれる。
太く膨らんだ幹の真ん中が、吸い付くため窄められた唇をこじ開けて、無理矢理に隙間を閉ざす。
ぐぽ、という音が響いて、口の端から透明な唾液が零れ落ちた。

「……、……っは、……」


すべてを吐き出し、少しその硬さを減じた性器がなお、
ぐぽぐぽと音をたてながら前後する。
舌を擦り、喉の奥にまで欲望の猛りを流し込むように。


「………、…フィオ」

くしゃり、と。汗で張り付いたあなたの髪先をすくうように手が伸びて、その頬と額を撫であげた。
(-511) 2023/09/26(Tue) 6:45:27

【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 黒眼鏡

戻って来もしなけりゃ悪態さえ続かない。
代わりにふ、と息だけで笑ったようだった。
いつしか真正面に向き合って肋の中の憤怒を燃やすことさえ、
大人びて忘れてしまったかのようにしなくなった。

餞別をまんまと頂戴すると、ふらついた足取りは自分の部屋へと消えていく。
こんなものを難なく調達できるんだったら、お前はこんなところから出るのも簡単だろうに。
追い立てるような無言が、ただただ残される。
(-517) 2023/09/26(Tue) 8:05:55

【秘】 黒眼鏡 → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ

正面からぶつかって、拳を交わして、
それは理解とは程遠かった。
いつしか道はすれ違い、
たがいの胎も腹も肚も、
何もかもが伝わらない。

だのに・・・、その炎は燃え盛る。

何もかも分からない、
何もかもどうでもいい。


「まだ決着ケリつけてねえだろ、くそヴィトが」

余燼は未だ、燃え盛るときを待っている。
(-529) 2023/09/26(Tue) 10:52:44

【墓】 黒眼鏡

>>+70 アリーチェ

「カフェインに頼るようになっちゃいけねえが…
 警察官ってのも大変だろ。
 体壊さないようになあ」

珈琲に関しては、にわか・・・なようだ。
本人が言う通り、趣味以上のものではないらしい。
それでも数少ない趣味であるらしく、そーなんだよー、なんて嬉しそうに相槌をうちつつ。

「マフィア相手なんだからよぉ、そんくらいして言う事聞かせた方がいいって…
 なんて、マ、あんたのやり方を変えろたあ言わねえけどな。
 だがそういうやり方もあるということだけ覚えときなよ」

そのほうが楽だぜ、なんて。
ろくでもないことばかり囁いて。

「あんたが死んでも色々巻き込まれる人はいると思うがね…。
 ハハ、指輪とかにして身に付けときなよ。
 似合わないと思うが、文無しになった時とかに助かるかもしれん」

結局金塊を引き取ることはしてくれないようで、からからと笑い飛ばす。
そうしてあなたが頭をさげれば、
それをただ見送って。

「おう、こっちも悪いね、話させてもらっちゃって。
 ああ、取り調べでひでえ扱い受けそうならちゃあんと、相手の顔と名前を訪ねて、憶えておくっていうポーズをとるんだぞ。 
 ───"後"で覚えとけ、ってやるだけで、ちったァマシになるもんだ」

……ただ見送るわけではなく、ロクでもない入れ知恵をしながら、見送った。
(+73) 2023/09/26(Tue) 11:22:14

【墓】 黒眼鏡

>>+71 ニーノ

「痛い目にあううち覚えるさ。
 女に騙されたりな」

もう騙されてるかも、なんてぶしつけに笑い。
なんだツッコんでくれないのか、なんてまた笑い。
いくつかの種々様々、ころころと切り替わる顔をあなたにぶつけて、
それでもあなたの笑顔には、

「おう」

──満足そうにうなずいて。


「いじめられたら"俺の兄貴を誰だと思ってるんだ、アレッサンドロだぞ"っていうんだぞ〜」

駆けていく背中を、嬉しそうに見送る。
──若者の背中を見るのが、この男は好きだったから。

#収容所
(+74) 2023/09/26(Tue) 11:25:45
黒眼鏡は、悪態をついた。
(c34) 2023/09/26(Tue) 11:59:34

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

そういう・・・・話は聞いていない。」

にやついた笑顔、対していつも通りの渋面。
聞きたいのは思い出話でも、女の趣味の話でもない。

「どうしてお前が知っている?」
「彼女の……話は」
「極秘事項だったはずだが。」

彼女の素性。彼女の献金。彼女の交渉。
それらは全て、署長代理との間で行われた物のはずだった。
マフィアである貴方が知りようはずもない。
この男でさえ知らない話だったのだ。あの日まで。それもまた、気に食わない。


「どこで繋がった?」
「どういう話をしたんだ。」

彼女の行動にマフィアの息がかかっていたら。
それを探れ。主人・・の命令だ。


搦手の使えぬ男には荷が重いだろうに。
(-553) 2023/09/26(Tue) 14:15:12

【秘】 黒眼鏡 → 幕の中で イレネオ

「どうしてだと思う?
 ……というか」

器用に手錠をしたまま、頬杖をつく。
ここに看守がいれば態度が悪いと指導をしただろうが、
ここには今あなたしかいない。

「そこまでいけば、簡単な話だと思うがね。
 ──聞いてねえのか? 飼い主ハンドラーから」

答えはすでにそこにある。
少し意外そうな顔をして、尋ねた。
(-554) 2023/09/26(Tue) 14:21:02

【墓】 黒眼鏡


「ハハハ」

独房の中、腕を枕にベッドにごろんと寝転がる。
ぶらぶらと足が揺れて、天井を見る目がすうと細まった。

「やっと『プラン』が整った」

 
(+75) 2023/09/26(Tue) 15:04:22

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

金属のぶつかる軽い音と共に貴方が姿勢を変える。
それに男は少し身を引いて、僅かに顔を顰めた。
言っても無駄だということは何度も噛みつこうとして知っているし、敵意のない行動をいちいち咎めるのは正義に反する。
顔を顰めるだけ。歯をかち、と鳴らしただけだ。

男は何も知らない。
何も教えられていない。
この男は、過激派一派にとって一員ではない・・・・・・
足切りが効く程度の駒。
放てば走る忠実な猟犬。
加えて、その一派もまた一枚岩ではない。
指令は、常に最上から最下層に下るわけではない。


鳴らした歯を不機嫌そうに噛み締めて男は黙った。
この男は、そう頭がいいわけではない。
思考するより行動する方が余程得意だ。
おまけにこの歳まで来た頭の固さ。
加えて世の中の複雑さを知らぬ純粋培養。
簡単に導けるはずの答えは、偏見に阻まれて出てこない。
(-568) 2023/09/26(Tue) 16:09:08

【秘】 黒眼鏡 → 幕の中で イレネオ

「………はー。
 ほんと、なんだかな。

 おまえら、もうちょい互いに信頼したほうがいいんじゃねえの」

頬杖をついたまま、かちゃり、と音。
指があなたのほうをむいて。

「お前の飼い主が近く、公表するさ。
 それを待てよ。
 俺から聞くより、よっぽど信じられるだろ?
 俺も何度も同じこと話したくないんだわ、お前ら警察に」

それを知らないふりをして、投げやりに答える。
『そうでない』と認めるのなら、話してやるよ─と言外に。
で。と、続け。

「他には?」
(-569) 2023/09/26(Tue) 16:19:33

【秘】 歌い続ける カンターミネ → 黒眼鏡

――とんでもない『告発』の噂が署内を駆け回る前の事。
収容室で人を寄せ付けない雰囲気にお喋りな奴が寄ってきた。

「うーすアレっさん。聞きたい事があるんだけど」

そう切り出した女は、貴方には伝わる副音声まみれの歌を歌う。

「どうも近々『お祭り』脱獄の為のひと騒ぎがあるらしいじゃん。
 折角なら俺も行きたいと思ってるんだけどさあぁ。
 ほら、俺ってかよわい乙女だろ?一人で行くってのはちょっと連れていきたい奴がいるんだけどさあ。」

「でさ、俺の友達のエーコ居るだろ、エーコ。
 あいつも誘おう一緒に脱獄しようかなって思ってたんだけどさ、
 でもあいつ今の所警察の仕事一応警察に潜入中で忙しいだろ?
 今回の件でクビになった危険を考慮して潜入やめさせるってんなら、
 全然遠慮なく誘うんだけどさ。
 で、こういうの、あんたの方が詳しいやめさせるなら上司の許可とか指示が必要だろ?
 っつー訳で聞きに来たんだけど、どう?なんか知ってる?」

……要するに、尋問受けたりしてる彼女が心配で、
今後もマフィアの身分を隠して潜入してるの難しくね?
だったらこの騒ぎに乗じて一緒に引き取った方がよくね?
でも独断でそれやったら怒られそうだから聞きに来た。と、いう事らしい。

忙しいんなら諦めて一人で行くけどダメなら大人しく無事を祈るだけで先に逃げるけど

上司、ひいては組織に逆らってまでするつもりはない、と。
ここまで潜入してきた彼女の腕も知っているから、
重用されてるだろうな、というのも考えての発言のようだ。
(-574) 2023/09/26(Tue) 16:58:48

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「へえ」

じゃあしばらく会ってないの、だとか。
どんな見た目の人だったのだとか。
年頃の女子だから、気になって色々聞いてしまうのだ。

「お金なんかなくても叶えられるでしょ」
「ここから出てきたら、またアレに抱き締めてほしいの。
 それでコーヒー淹れてもらって……夜、一緒に過ごしてもらったりする日がたまにあるの。
 そんな日常を過ごしたいの。いつも通りの」

今だってここから触れられないのが寂しいのだ。
家族がみんな捕まってしまって、どれだけ心細くなっている事か。
だから些細な願いに見えて、結構切実なものなのだ。

「フレッドはいい子だもの。
 野蛮な人間と一緒にしないであげてよ」
「まあ、それこそ男の子のプライドってやつがあるのかもしれないしね」

そう考えれば、やっぱり反抗期なのだろう。

「……ふふ」
「そんなことしなくたって、あの子はいつだって私に会いに来てるわよ。
 ねーえ、私のこと好きなの?にいさん…♡」

にまにま。わるいかおだ。

栄養は取りなさいよだの、それでもパンだけって何よだのぎゃあぎゃあ言っている。
豊かな大人になったからこその言い合いだ。
だらだらと雑談をしていれば、いい時間になってくるのだろう。まだ収容者も少ない。長居は怪しまれるかもしれない。
(-579) 2023/09/26(Tue) 17:31:19

【秘】 黒眼鏡 → 歌い続ける カンターミネ

「おう、元気そうでなにより」

収容室の壁に背を持たれながら、男は気の抜けた笑みを浮かべる。
──いつもの気さくな態度よりは随分、乱雑だ。
ありていに言えば、性根が――牙をむくような剣呑さが所作のところどころに垣間見えている。

「あいつね。
 さぁ、どうだかなあ」

あなたの言葉副音声はしっかりと聞こえているはずなのに、
とぼけた様子で首をかしげてから。

「お前が一緒に行きたくて、あいつも一緒に行きたいなら、誘えばいいさ」

全部任せる、なんて。
──放任主義が目立つ男とはいえ、"仕事"でそんなことを言いだすはずがなく。

もしそのことで意識が逸れているなら、あるいは意表を突かれてしまうのなら、
アレッサンドロはぐい、とあなたの体を引き寄せ、
半ば抱き寄せるような恰好にしてから耳元で囁く。

「あいつが心配なら、
 俺の指示だったこと・・・・・にしていい。
 騙して連れ出せ。命令なら聞くだろ、多分。
 クビ潜入中止は、もう伝わってる筈だから」



──もしあなたがきちんと警戒してるなら、ひょいと避けられた情けない格好のまま、おんなじことを言う。
(-580) 2023/09/26(Tue) 17:37:38

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

「うるせえなあ…」

 もう10年会ってないよ、だとか、
 髪が短くて〜変な色のネイルしてて〜妙に強気で自信家で…だとか、ぽつぽつと語る。
 アレッサンドロにしては大分、言いづらそうに。

「ハァ、そんなことでいいのかね。
 マ、それなら確かに簡単だな。
 こっから出られたら、ちゃんとかなえてやるよ」

な、と。安心しろというように、格子越しに微笑んで見せたりする。

「誰が野蛮だコラ。…マァそうだな。
 お前ちゃんとしつけてやれよ、あいつ絶対痛い目見るぞそのうち。
 …いや、もう見てるか。ハハハ」

笑いごとではないことで笑い。

………気にかけてる、心配してる、大事にしようとしてる、配慮してる、抱けるくらいには気を許してる……

 みたいな感じだが…………まぁ………好きと表現するのは勝手じゃねえのか………!?」

かと思えば、ちょっとむくれるように眉間に皺寄せてみたり。

──言い合いと掛け合いの中で、すっかりと気が抜けたようで、男は一度はあ、と息を吐いて。

「……あ、おい。時間。平気か。
 さすがに巡回回ってくるとマズいだろ。こんなとこで足止めくらってねえで」

さっさと行ってやれ、フレッドんとこに、なんていって、シッシと掌を振った。
(-582) 2023/09/26(Tue) 17:47:03
黒眼鏡は、待っている。
(c39) 2023/09/26(Tue) 17:50:35

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

吸い上げながら、脈動を続けるそれを手で強く擦り上げて。
より快楽を感じられるように刺激してやる。
そうしたなら、ひと際大きく膨れ上がったそれの先端を咥えたまま。
口の中で白濁を受け止めて。ちょっとずつ、嚥下して離そうと。

「――――っ、!?」


思っていたのに。
そんな余裕すら与えないと、粘ついたそれを出しながら。
あなたの大きなそれが口の中を侵略するように、奥まで入り込んでいく。
目を見開いたのち、強く眉を寄せる。
んぐ、だの呻きのようなそれを漏らして。
口の開く限界まで咥え込まされた女は、ふーっ、と余裕なさげに息を漏らして。
飲み込むことすらままならない、口いっぱいの液体とあなたのそれで窒息してしまいそうだ。

「う、く……っ、!」


脈動が止まって、やっとその怒張が少しだけ落ち着いたから。
やっと、どうにかできると思って。
安堵したのもつかの間。今度はそれが突き入れられて、かとおもえば少しだけ引き抜くような動き。それの繰り返し。
空いた隙間から、透明と白の混ざったそれが零れてからだとシーツを汚す。
口内が犯しつくされるような感覚に、頭がバカになりそうだった。

あなたの手が顔に触れると。ぼんやりとしたような目が、あなたの方を見上げている。
こく、こく、と。喉が鳴る音。
隙を見て、出されたものは喉の奥に。体内に取り込まれているようだった。
(-583) 2023/09/26(Tue) 17:58:25

【秘】 歌い続ける カンターミネ → 黒眼鏡

平時であれば、これは誰の事も信用していない。
故に、多少の不意打ち程度ものともしないのだが。
何せ状況が状況で、怪我もあり。
一応上司へのお伺いの状況で、何故か剣呑な気配、
さらには普段の主義を考えればありえない返答に気を取られ。
結果、上司が情けない格好をせずに済む事となった。

「痛い痛い痛い肋骨ヒビ入ってんだよバカデコから禿げろ」

代わりに即上司に暴言を吐く事にはなったが。

「痛てえ……セクハラと暴力とか俺を尋問した眼鏡かよ……。
 
 ……ほんとアンタ読めねえ……。はあ、まあいいや。あんがと。
 迎えに行く準備しとくわ。……あ、そうだ。
 退所祝いの席にエーコも呼ぶから。色々言いたそうだったし、
 アレっさんの珈琲楽しみにしてたから
 ちゃんと出席するように。よろしく。」


腕の中でじたばた……すると痛いのは明白なので、
いかにも『今ので傷に響きました』と周囲からは見えるような
ぐったり具合でそう返した。

こののち、駆け巡る話の事はまるで知らない為、
ありがたいはありがたいけどメチャクチャな事言うなあ、
そんな風に『運の悪い』女は思っている事だろう。
(-584) 2023/09/26(Tue) 17:58:34

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

ぼたぼたと、生命と欲望がないまぜになった雫が零れ落ちる。
こちら見上げる瞳を解すように、
指の先がかりかりとこめかみを掻いた。

こくりと鳴る喉を感じながら、
ずるりと体液に濡れた性器を引き抜いていく。

「……」
「悪い」

口内で吐精したのは、ほとんどが欲望に突き動かされたから。
どくどくと脈打つ己自身が、少しずつ冷静になっていくのを感じながら、
はあ、と息を吐いて。

「興奮しすぎた」

くしゃくしゃ、指が前髪を絡めて、解いて。
…少し申し訳なさそうな顔をしながら、
ベッドの傍に放り出されていたティッシュを何枚かまとめて引き抜いて、口許に差し出した。
(-587) 2023/09/26(Tue) 18:38:00

【秘】 黒眼鏡 → 歌い続ける カンターミネ

「俺はハゲねえよバカ」

なんの根拠があるのだろうか。
あなたの暴言もさらりと受けながし、
ばんばんと肩まで叩いてからあなたを解放する。

「これは上司からの愛情だと思え。
 退所祝いね、まぁ、行けたら行くわ」

行かなそうなことをいいながら。

「そうそう、"港"の…俺の部下どもが浮足立ってるだろ?
 お前適当に言いくるめて落ち着かせとけ。
 なんならお前が指揮ってもいいから。
 俺はちょっと忙しいんだ、ほんと」

さらに無茶振りを重ねてミルフィーユみたいにしてくる。
パワハラ上司はそういうなんとも無責任な調子で、あなたの背中を見送った。
(-590) 2023/09/26(Tue) 18:44:34

【独】 黒眼鏡

まぁハゲることはないだろう。
今日中に突然剥げ散らかすようなことがあれば別だが、きっと明日には生きてない。
(-588) 2023/09/26(Tue) 18:45:08

【独】 黒眼鏡


「――おっと、そりゃあ弱気だ、負け犬の発言だ」

髪をかきあげる。

「勝てると思わず、
 喧嘩するやつぁいねえよな」

 
(-589) 2023/09/26(Tue) 18:45:42
黒眼鏡は、そういう生き方をしてきた。
(c41) 2023/09/26(Tue) 18:45:53

黒眼鏡は、そういう生き方をする。
(c42) 2023/09/26(Tue) 18:46:01

【独】 黒眼鏡


「さあて、喧嘩だ」

 
(-591) 2023/09/26(Tue) 18:46:26

【秘】 歌い続ける カンターミネ → 黒眼鏡

「そう言ってた親父はハゲたんだよ」

こっちは根拠が身内だし。
あんたおちびちゃんの弟にもそれやってたろ!
とあっちと比べて揺れる物がある分衝撃もひとしおだ。

「そんな愛情は要らんから出席するように。
 珈琲と財布を当てにしてるからな」

最悪だ。

「そういうのペネロペの仕事だろぉ〜……
 まあいいや気が向いたらやっとく。
 無理そうならペネロペに投げとく。
 ああ、あと俺『お祭り』の時にすこ〜し騒ぐかもだから。
 けが人は出さないようにするんで許してにゃ〜ん」

巻き込まれ対象が決定した瞬間である。
ともあれ、ミルフィーユを抱えて歩いていった。
(-593) 2023/09/26(Tue) 18:51:30

【秘】 黒眼鏡 → 歌い続ける カンターミネ

「財布なら店に置いてあるから勝手に持ってきな。
 珈琲もな」

ハゲについては黙殺しながら。

「ペネロペと、あとダヴィードも使え。
 ロメオは…捕まるなら使っていいだろ。多分。

 ああ、存分に盛り上げていいぞ。
 お前もな、怪我するなよ」

──あなたが歩いて行ったあとで。



「けが人は出るんだよな。
 俺が出すんだから」

──へ、と。笑った。
(-594) 2023/09/26(Tue) 18:57:30

【秘】 黒眼鏡 → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ

/*
ポップコーンです。
警察署脱出までは流れでやってしまう気がするので、
現在地に関してはご自由にどうぞ。

警察署⇒アジトまで移動してそのあと一端消えるつもりですので、そちらも居場所が分からなくなってあとは打ち合わせ通り…というのが自然でしょうか。
お忙しそうですのでご無理なさらず、いい感じにできたら嬉しいです!!! お疲れ様です!
(-613) 2023/09/26(Tue) 20:19:14

【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 黒眼鏡

/*
お疲れ様です。しまむらです。
すみませんご足労おかけしまして本当にね
こちらもなぜか釈放された後にちょっとひと踊りしたら行方をくらます予定なので、
お互いやってんな〜ってのを一通り見届けてから、
流れに沿って色々介入を盛り込んだり盛り込まなかったりするのが良さそうだなと考えております。
うまく拾いやすいポイントを作って拾って貰えたらあとは二人きりで暗黒武闘会編くらいエグい殴り合いしましょうね……♡
(-614) 2023/09/26(Tue) 20:26:29

【秘】 黒眼鏡 → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ

/*
了解です!
じゃあ色々あると思いますが、とりあえず警察署荒してからアジト爆破してくらましますね!
あとは流れで生きましょう!!!!♡
(-616) 2023/09/26(Tue) 20:28:34

【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡

貴方のそういう物言いが男は嫌いだった。
まるで対等な人間同士ででもあるような。
まるで同じ立場で横に並んでいるような。
そうやってのらりくらりとしたところが、
まるで真理を語っているかのような物言いが、好きではなかった。

「それも」
「何故知っている?」
「お前は……」

ととん。
音は僅かに小さく。
苛立ちよりは
興味
猜疑

金色は今はレンズ越し。貴方の瞳を覗き込むような温度。
こういう目を、この男は時々した。
何もかも始まる前の時。
まだこの男が真に法の下にいた時の話。
貴方を悪だと断じるくせに、貴方の言葉から何かを受け取ろうとする瞳だ。
(-617) 2023/09/26(Tue) 20:37:15

【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡

「っ……ん、…」

口からそれが引き抜かれて、零れる液体を指で拭いながら。
喉を鳴らして、今度こそ口の中のものを取り込みきろうとするのだろう。
興奮してくれた証だっていうのなら、それを少しでも捨ててしまいたくはなかった。

触れる指に顔を擦り寄せて、ある程度飲み終わったのなら。
ティッシュを受け取って、口元を拭っている。

「……ふふ、興奮してくれたの…嬉しかった」

口元を緩めつつ。てらてらと濡れそぼっているあなたのそれを見て、「タオル持ってくる?」なんて言いつつ。
寄りかかったまま、全然離れようとはしないのだが。
(-618) 2023/09/26(Tue) 20:40:18

【秘】 黒眼鏡 → 幕の中で イレネオ

にやにやと笑いながら、
まるで人間のようにあなたに相対し続ける。

「俺は俺の知ってることしか知らんよ。
 お前だって、自分が仕組んだこと・・・・・・なら分かるだろ?
 逆に、自分の手の及ばないところで起きたことは何も知らない」

両手を開こうとして、手錠がかちゃりと音を立てた。

「――何故か知ってる、なんてことはない。
 知っているから、そこには何かがあるんだ。
 サア、なんだろね」

あなたの瞳の色に、その瞳を好奇に輝かせて。
(-625) 2023/09/26(Tue) 20:47:56

【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ

「興奮しねえ女抱いたりしねえよ」

ティッシュでいい、なんて言ってそれを拭い。

「さっさとシャワーを……」

言いかけて、寄り添ったあなたの肩を撫でる。
しばらくはそのまま、体温を分けて平準化するよう座ったままで、


「……一緒入るか」

そのままでは体が冷える、と感じ始めてようやく、
あなたの手を引いてシャワールームへと連れていった。
(-626) 2023/09/26(Tue) 20:52:15

【墓】 黒眼鏡


「じゅーう、きゅーう」

格子を眺めながら、呟く。

 「はーち、なーな……」

カウント。サテ、どこが期限なのか。


    「………」
(+80) 2023/09/26(Tue) 20:59:33
 


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生存者 (4)

フィオレ
9回 残 たくさん

うそつき

エルヴィーノ
3回 残 たくさん

何処にも行けない

ペネロペ
7回 残 たくさん

何度でも見付けて

ロメオ
8回 残 たくさん

ひとのかたちは

犠牲者 (12)

ガイオ(2d)
0回 残 たくさん

 

エリカ(3d)
0回 残 たくさん

コバルト色を手に

黒眼鏡(3d)
47回 残 たくさん

Kovacs.

ニーノ(3d)
18回 残 たくさん

大丈夫だ

イレネオ(3d)
6回 残 たくさん

薄藍を想った

ニコロ(4d)
0回 残 たくさん

これからも一緒に

カンターミネ(4d)
1回 残 たくさん

いつでも傍に居る

ヴィンセンツィオ(4d)
20回 残 たくさん

白鳥は唄えない

アリーチェ(5d)
0回 残 たくさん

そうだ、わたしは

ルチアーノ(5d)
11回 残 たくさん

もう楽にしてくれ

リヴィオ(6d)
0回 残 たくさん

もうすこしだけ

ダニエラ(6d)
4回 残 たくさん

ほんとは、まだ

処刑者 (4)

ヴィットーレ(3d)
1回 残 たくさん

 

テオドロ(4d)
3回 残 たくさん

枯れない心を

ネロ(5d)
0回 残 たくさん

 

ダヴィード(6d)
4回 残 たくさん

また会いましょう

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















(0.19 CPUs)
運営 moonpupa
人狼物語 by あず/asbntby
人狼議事 by ななころび
トップバナー画像 by naomyplum
人狼物語画像 by Momoko Takatori
Schwarzwald(黒い森) by hagios
トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
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