【人】 俳優 レオニス―BL号・大ホール― 親御さんと見てくれているのかい?それは嬉しいね、どうもありがとう。 名前を聞いてもいいかな?宛名を……っと。 [レオニスが次々と列に並ぶエキストラへのサインを処理していけば、やがて一人の青年>>6の番となった。こやかな笑みを浮かべながら差し出された手帳を受け取りその紙上へとペンを走らせたのだが、意に反して書かれた文字は掠れており、読めたものではない。運悪くインクが切れてしまったようだった。] ……済まない、ちょうどインクが切れてしまったようだ。ミスター、このまま手帳をお借りしても? 後ほど、改めてサインをしてからキミの客室へ届けよう。 [柔らかな表情を浮かべながら、軽く首を傾げて目の前の青年へ尋ねる。そう、これが フラグをへし折られなければ 運命の出会いとなるかもしれない 事は、今のレオニスには知る由もなかった――] (7) 2022/01/05(Wed) 20:56:58 |
【人】 俳優 レオニス―BL号・大ホール― Thanks,ミスターヒサメ。お借りするよ。 [>>8差し出された万年筆を受け取り、さらさらとサインを書きつける。 しっかりとインクの補充されたそれは書き心地も素晴らしく、上機嫌な様子でサインつきの手帳と万年筆を差し出した。] これが安物なんてとんでもない。特徴的な矢羽クリップ、これはパーカーだね? 僕も愛用しているんだ、良いよね。嬉しいよ、同じ万年筆を愛用している子と出会えて。 後で時間があったら、また少し話そうか。その時はぜひ、ファーストネームも教えてくれると嬉しいよ。 [ウィンクと共に、ヒサメと名乗った青年を列から送り出す。もう少し話していたい気がしたかもしれないが、悲しいかな、レオニスのサインを求める列はまだ続いており、一人だけにかまけているわけにもいかない。 叶うかどうかもわからない口約束を取り付けて、その場は収めることとした。 フラグが折れたのかどうかは、定かではない――] (13) 2022/01/06(Thu) 10:03:22 |
【人】 俳優 レオニス―BL号・デッキ― ありがとう。折角の船旅だから、イチゴイチエを楽しみたくてね。 [些かの驚きを含んだ表情を浮かべながらこちらを振り返った青年>>29のことは、残念ながら政治まで詳しくはないレオニスには名前がわからなかった。 しかし、自分が向こうを知っていようがいまいが、向こうが自分を知っていようがいまいが、あまり興味もなく、親しげな笑みを浮かべながらその隣へと歩を進めた。] 本当だ、なんと言っても見晴らしが良い。そこかしこを飛ぶカモメの鳴き声も愛らしいし、成程、良い風を受けてはタイタニックの真似事をしたくなるのも頷ける。 [そう言ってレオニスは船首の方へと目を向ける。 そこには一人が両腕を伸ばし、もう一人がそれを背後から抱きしめる姿勢をとったカップルの姿があった。その二人のいずれもが男性であったことは、この世界の事を良く知る画面の前の諸兄らには、説明するまでもないだろう。] (30) 2022/01/08(Sat) 9:25:02 |
【人】 俳優 レオニス―BL号・デッキ― おっと、僕もグラスを持ってくればよかったなぁ。後でボーイに持ってきてもらおうか、乾杯はそれからでも遅くない。 [ややオーバー気味に肩をすくめて見せながら、おどけた様子でそう告げる。 いくらか相手の緊張が解れた様子>>32に、レオニスは目を細めて微笑んだ。] フフ……普段ならできないことも、このシチュエーションが人を開放的にするんだろうね。 絵になる、か。どう?やってみるかい?ちょうど空いたようだよ。 [船首でごっこ遊びをしていたカップルは満足したのか、いそいそと船室の方へと戻って行く。その様子をちらりと横目で見てから、相手からの視線を気にする様子もなく、軽く首を傾げて眼前の青年へ尋ねてみた。] (33) 2022/01/08(Sat) 21:27:49 |
【人】 俳優 レオニス―BL号・デッキ― どうせなら、誰か写真に撮ってくれる人でもいたら良かったんだろうが……。 では、お手をどうぞ。 [相手から了承の言葉を受け取れば>>35、エスコートしようと恭しく手を差し出す。 相手が仮にそれに応じずとも特段気にする様子もなく船首へ向かい、両手を広げた青年の体を背後から抱き締めるような形で支えた。] あぁ、サモトラケのニケの話かい。 そういう裏話は、作品が相当好きか、あるいは業界人じゃなきゃあ中々耳には入らないものさ。 君、ルーヴルでニケの実物を見たことは? [照れた様子に気がついているのか、あるいは気づかない振りをしているのか。 レオニスは涼しい顔のまま、青年の耳元へ顔を寄せて囁くように問いを重ねた。] (36) 2022/01/09(Sun) 15:09:50 |
【人】 俳優 レオニス―BL号・デッキ― ふふ、子供だと美術館は退屈だったかもしれないね。あるいは、未知のものがたくさんある良い冒険スポットだったかな? 大人になってから行くと、また違う赴きを感じられるだろう。 [腕の中の体が強張ったことは、密着状態にあるレオニスにはすぐに感じ取れた>>38。 慣れぬことをしているがゆえか、船首に近づいたことで見えた海面に落ちることを案じたか、あるいはそれ以外の理由か。そのいずれかを察することまではできずとも、緊張を解してやろうと思って子をあやすように抱きしめた体を優しく撫でた。] 時間のある時にお忍びで行ったりするよ。あそこは静かで良い。 ……ところで、君だけ僕の名前を知っているのは不公平だと思わないか? もしよければ、君の名前を教えて欲しいんだけどね、ミスター。 [名乗った覚えもない名を呼ばれることは、顔と名前を売り物としている身としては気にかけることもなかったが、相手が知っていて自分が知らないのは面白くない。 にこりと笑みを浮かべながら軽く首を傾げ、穏やかに尋ねた。] (39) 2022/01/10(Mon) 10:11:21 |
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