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【赤】 子爵令嬢 エルメス[大切だからこそ、未だにこんなものを持ち歩いている。 縁談を受け入れると言っておきながら、不実な事です。] ええ、時間にすれば僅かですが、 それでもとても大切な思い出です。 わたくしの婚約者に出会ったのも、この時なのですよ。 侯爵家の嫡男は子爵家の令嬢に目を付け、 子爵家の令嬢は彼の従者と思しき方に惹かれた……。 とてもドラマティックでしょう。 [美しい物語というよりは、 その後の展開次第では昼下がりに マダムが好んで読むような物語になりそうですが。] (*10) 2023/01/16(Mon) 22:38:41 |
【赤】 子爵令嬢 エルメスわたくしの話ですか? そちらほど大層なものはないと思いますけれど、 別に知られて困るやましいこともありませんので、 ご随意にどうぞ。 聞いてどうすると言われると答えに詰まりますが、 ここまできて何も聞かないのも居心地が悪いので、 お話を聞かせてくださいませ。 口封じの魔法は構いませんわ。 (*14) 2023/01/16(Mon) 22:41:03 |
【赤】 子爵令嬢 エルメス[ここの悪い噂などが立たないのは、 この口封じの魔法の所為だったのですね。 正直記憶を消されるくらいのことは覚悟しておりましたので、 口封じの魔法など優しいものだと思います。 それに、帰るか否かをお話しした後に、 一つお願いしたいことがあります。 口封じの魔法だけなら、それにも支障はないでしょう。 叶えてくれるかどうかは、お二人次第ですけれど。**] (*15) 2023/01/16(Mon) 22:42:58 |
【赤】 子爵令嬢 エルメス[問答無用で館に取り込まれるようでしたら、 お菓子の家は罠だった……となりますけれど。 あの物語では、兄妹に処遇を選ぶ権利はありませんでした。 今置かれている状況とは、明確に異なります。 本来は教わることのない事情にまで踏み込んでいます。 破格の待遇なのでしょうけれど、 この点に関しても、とても親切だと思います。] そうですね。 わたくしの結婚に関しての事柄が、 家に帰りにくい理由です。 不安の核となっているのは、 "不可解" 。人は未知のものに恐怖するよう、 本能的に作られていますから。 [一つ一つ思い起こしながら、慎重に情報を落とします。] (*21) 2023/01/17(Tue) 19:16:49 |
【赤】 子爵令嬢 エルメス一体「何事か」はこちらの台詞です。 ただの庶民の娘と断じた女が、 子爵の娘と分かったからとて、 そこに縁談の話を持っていくことなどあるでしょうか? [ ツンデレですか!? これが俗にいうツンデレという概念ですか???] 相手は侯爵家の嫡男ですよ。 あちらからすれば庶民の娘とそう大差はないでしょう。 [その後に届いた手紙や贈り物を見ていると、>0:L0 より一層、 何故初見であのような態度だったのかが謎過ぎます。] (*23) 2023/01/17(Tue) 19:18:16 |
【赤】 子爵令嬢 エルメスルイ様に関しても、 状況から判断して婚約者の従者だと予想しておりますが、 それだって判然としません。これも "不可解" の一つです。[彼と結ばれて駆け落ちするような展開などを夢見ようにも、 正体の分からない相手ではお話しになりません。 本当に従者だったら、現実では成立しない展開です。] (*24) 2023/01/17(Tue) 19:19:28 |
【赤】 子爵令嬢 エルメスこのことはどなたにも相談はしておりません。 知っているのは、わたくしと貴方がたのみ。 話せると思いますか、これを!? [もしかしたら思えるのかもしれませんが、 少なくともわたくしは、 あまりにも頭が悪そうな話だと思っておりますので、 とても人様にお話しすることなど出来ません。 (※今は例外です) ] (*25) 2023/01/17(Tue) 19:20:32 |
【赤】 子爵令嬢 エルメス迷ったことについて、思ったことですか……。 確認をとろうにも、婚約者は他国に留学中。 なす術はない。ということでしょうか。 [これに関しては、 きちんと質問に答えられているのか自信がありません。 質問の意図をはき違えているような気もします。**] (*26) 2023/01/17(Tue) 19:21:00 |
【赤】 子爵令嬢 エルメス[わたくしは此度の縁談について、 "政略結婚"という言葉を使ったことは一度もありません。] 子爵家側には勿論、メリットが御座いますわ。 二つも格上の爵位を持つ家と婚姻が結ばれれば、 それだけで箔が付くというもの。 ですが、あちらにメリットはないでしょう。 その辺りのことは伺っていませんが、 反対されてもおかしくはない……。 いいえ、普通なら反対するでしょうね。 [そうですね。あくまで政略結婚と考えて、 わたくしが侯爵家の嫡男の縁談を考えるなら、 公爵家のご令嬢あたりを選ぶのが妥当なのではないかと。] (*30) 2023/01/17(Tue) 21:10:43 |
【赤】 子爵令嬢 エルメスお父様もお母様も、この縁談をとても喜んでいます。 ですが、政略結婚として メリットがあるからという感じではないのです。 「あの方になら娘を安心して任せられる」 その様に言っていました。 わたくしたちが既知の間柄で、 且つメリットのない相手を 敢えて見初めたからだと思います。 あの時わたくしを下民と言ったこと、 その理由が分からないと、 わたくしとしてはこの話はしづらいです。 何かの間違いであるとか、 わたくしをよく見ないで言ったことで、 後で失言を内心で悔いている……という理由だった場合、 余計な心配をかけてしまうことになります。 [折角このような破格の縁談が舞い込んだのです。 つまらないことで水を差すのは、気が引けます。] (*31) 2023/01/17(Tue) 21:11:55 |
【赤】 子爵令嬢 エルメスご友人やご家族と茶会ですか。 確かに出来ない訳ではありません。 ですが、それはあくまで相手から招待を受けた場合のみ。 こちらは家柄で言えば格下ですし、嫁となる娘が、 婚約者の人となりを探りに行くなど不作法ですわ。 相手を疑っていると、取られてしまいますからね。 勿論、ただ我慢してやり過ごすだけで、 幸福な未来を掴めるなどとは思っていません。 ここへ来る前のわたくしは、 そうする他ないと思っていましたけれど。 わたくしなりに、ここへ来ることで この問題に向き合って考えることが出来ました。 それだけでも、ここへ来た甲斐はあったと思っています。 (*32) 2023/01/17(Tue) 21:12:49 |
【赤】 子爵令嬢 エルメス[偉大な魔法使いに幸せへの道を切り開いて貰う。 そんなお姫様の物語は、いくつもありますけれど。 それはズルをしているようで、 なんだか気が咎めてしまうのです。 そんなチートを使って幸福を掴むのは、 フィクションにだけ許されることでしょうから。*] (*33) 2023/01/17(Tue) 21:13:21 |
【赤】 子爵令嬢 エルメス納得してくださるかどうかはお二人次第ですが、 わたくしの中では答えははっきりしております。 心配には及ばない……と思いますわ。 [情報収集のお手伝いくらいは、 してもらっても良かったのかもしれませんが……。 いいえ、それも問題ないでしょう。] (*44) 2023/01/17(Tue) 23:17:45 |
【赤】 子爵令嬢 エルメス貴方が貴族社会を知らないように、 わたくしは魔法使いの人生を知りません。 けれど、生まれてすぐに国に保護され、 一生人の為に生きることを強いられる。 幸せな人生を送ることが難しいのは、 想像がつきます。 ネリリさんのやり方が 大分強引であることは否めませんが、 貴方の”人と共に在りたい”と言う我儘は、 叶えても罰は当たらないものだと思いますけれど。 [わたくしから言えることは、一先ずこの位でしょうか。**] (*48) 2023/01/17(Tue) 23:21:32 |
【赤】 子爵令嬢 エルメス[話が終われば、彼に導かれ向かうは館の出入り口。 わたくしは一瞬きょとんとして立ち止まりました。 手は、その時に離れました。 "分かった"なんて軽率に口にしましたけれど、>>*46 そんなものはきっと氷山の一角。 そうですね。わたくしは客人ではなく、一夜限りの居候。 分は弁えるべきです。 最後にきちんと別れを告げられれば、それで十分。 「何でもありません」と言って、共に門へと向かいました。 足を止めれば、館を見上げ口を開きます。] ネリリさんも、聞こえていますね? [念のために一声かけて、確認をしておきました。] (*55) 2023/01/18(Wed) 19:25:10 |
【赤】 子爵令嬢 エルメスわたくしがここに来る 原因となった家に帰りにくい理由は、 不可解な縁談への不安でした。 この話をした時に、良い人かどうか判断する 材料さえないと言いましたね。>>0:109 相手がどういう人間か、わたくしはまだ知りません。 知りもしないで答えを出そうとするから、 未知に対しての恐怖が生まれるのです。 99日後、留学から帰ってきた婚約者と、 顔を合わせることになっています。 ですが、顔を合わせてすぐに 結婚するという訳ではないのです。 ですから、顔を合わせてしっかり相手を見定めようと、 今はそう思っています。 (*57) 2023/01/18(Wed) 19:26:18 |
【赤】 子爵令嬢 エルメス噂を辿って、知人をあたって、本当にその人のことを、 理解することなど出来るでしょうか? 直接本人と相対して初めて、答えの出ることだと思います。 噂なんていくらでも揉み消せますし、 同じ人間の印象と言えど、人によって感じ取る物は様々。 実際会ってみて この方と一生添い遂げることは無理だと分かりましたら、 その時は周りを頼りますし、 わたくしも自分の気持ちに正直になることにします。 最悪、修道院に逃げ込むという力技も、 あるにはありますからね。 (*58) 2023/01/18(Wed) 19:27:10 |
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