【人】 蛇 ムルイジ[ 男が崩れ落ちる。 喉元を抑えるが流れる血が止まらない。 何が起きたか分からずに残りの4人が剣を抜く。 それを見て蛇≠ヘ嗤った。 そこからは一方的だった。 誰も蛇≠フ動きにはついてこられない。 次々と喉を噛みちぎられる£jたち。 対人において手の内を知らない相手、特に暗殺者を相手にするという愚行を犯した結果がこれ。 左手を朱に染めて蛇≠ヘ嗤い続ける。] (40) 2023/12/11(Mon) 10:40:52 |
【人】 蛇 ムルイジホラ、助けを呼べよ。 じゃないと……死ぬぞ? [ だが、喉を破られては声など出るはずもない。] ありがとうな、剣を抜いてくれて。 これで俺の正当防衛が成立する。 [ 殴られた左目はほとんど開かない。蹴られた右手も力が入らない。肋の一本や二本は折れているかもしれない。それでも動けるのはそういう風にやられて見せたからだ] (41) 2023/12/11(Mon) 10:41:24 |
【人】 蛇 ムルイジ[ そうして蛇≠ヘイクリールを睨むように見つめた。 別にこいつらが死のうが助かろうが知ったことではないが。 死ねば、多少なりともお咎めを受けるかもしれない。 そのためにこの女がくるのをまった。 どうする? そう問いかけるように蛇の目は女を射抜く。]* (42) 2023/12/11(Mon) 10:41:49 |
【人】 蛇 ムルイジ[ 痛みの記憶と死の実感は傷が癒えても忘れられない。 体だけでなく心にまで刻まれた恐怖なら余計に。 殴打され開くことができなかった片目を開く。 肋にあった痛みまた消えている。 自分を含め6人の傷を癒した。 そのうちの5人は致命傷だったのにそれを瞬く間に。 左手の血を拭う。 それでもう戦いの痕跡はない。 あるのは痛みの記憶だけ。 これが噂にでもなれば、今後は同じようなことは起きないだろう。 同じようなことを考えていた輩も蛇≠フ名はファングスだけのものでは無いと思い出すはずだ。] (51) 2023/12/11(Mon) 23:48:41 |
【人】 蛇 ムルイジやればできるじゃないか。 [ イクリールの方へと歩み寄り、そしてそのまま横をすれ違う。 お前の役割はもう終わったというように。]* (52) 2023/12/11(Mon) 23:49:24 |
【人】 蛇 ムルイジ[ 痛みは覚悟の上だった。傷を負うことも。 予想外だったのはイクリールのヒーラーとしての能力。 彼女を待っていたのは、ただ殺してしまわぬように。 ただ、それだけのこと。] ……別に。 [ 返す言葉は短く。 何がしたいかなんて説明する必要もない。 これで、自分に手を出そうとするやつはいなくなる、そんな見せしめのために行ったこと。それと少しの腹いせ。] そんな奴らはもう、…いない。 [ 心配などしてくれる者はすでにこの世にはいない。] (56) 2023/12/12(Tue) 18:10:28 |
【人】 蛇 ムルイジそんなのは要らん世話だ。 [ 要らぬ世話だと言うように蛇≠ェ女に見せた態度は拒絶。 女が蛇≠フ手を掴もうとしていたのなら、その手は空を切ることになるだろう。]* (57) 2023/12/12(Tue) 18:11:40 |
【人】 蛇 ムルイジ[ わからない。 なぜこいつはそんなことを言うのか。 なんの義理があってそんなことを言うのか。] いいや、忘れるさ。 明日になればお前のことなんて何もかも。 [ 俺たちはその程度の関係だ。]* (62) 2023/12/12(Tue) 21:47:23 |
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