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【秘】 エウロパ → ユスティ「君は言葉通りにずっと守ってくれてたよ。 守る方法って、魔法だけじゃないでしょ? 色んな方法があって君は魔法も含めた 色んな方法で私を守ってくれた。 今日だって。 君が来てくれなかったら、私はここにいない。 そして、君がいないなら、君に嫌われてるなら そうなってもいい、って。 何処かでそう思ってしまったから、 あの暴走を止めることも出来なかった。」 (-36) 2023/10/10(Tue) 16:51:27 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 寂しい思いをもうしたくない。 この世界でただ一人、好きな人に嫌われたら 天で廻る星の一つになれても何の意味もない。 星に愛されたいんじゃない。 最愛の人に愛されたいの。 (-38) 2023/10/10(Tue) 16:52:58 |
【秘】 エウロパ → ユスティ私が示した答えはユスティの予想とは違ったのかな。 赦すとか赦さないとかじゃないんだ。 寂しかっただけ、悲しかっただけ。 傍に居たいだけ。 (-39) 2023/10/10(Tue) 16:53:31 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 君の全てを受け入れるから 私の想いを、受け入れて欲しい。 私が欲しいのはごめんね、の一言じゃなくて 好きだよ、って一言なの。 わがままなのはわかってるけれど、それでも。 (-40) 2023/10/10(Tue) 16:54:12 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 願い通りに目を閉じてくれた君に 柔らかな口付けを贈る。 触れ合うのはほんの少しの時間なのに 胸の鼓動はどんどん早くなっていく。 唇が離れた頃には 私の顔は真っ赤だったんじゃないかな。 (-41) 2023/10/10(Tue) 16:54:36 |
【秘】 エウロパ → ユスティ拒まれなかったことに安心して あの時見た光景は見間違いだったのかな、って 自分の記憶に疑問を持ちつつ>>2:+12 そっと、ユスティの方を見れば ……泣いて、る? 「え、あっ、えっと……。 嫌じゃない、よね…………?」 頬に流れる涙をそっと手で拭って 困ったように微笑む。 目を閉じてくれたってことはそういうこと ………だと思いたいけど自分に自信は持てなくて。 両手でユスティの頬を包む。 泣かないで。こっち見てほしい。 (-42) 2023/10/10(Tue) 16:55:52 |
【秘】 エウロパ → ユスティ「誰かの傍に居るための資格なんてないよ。 何より、私がユスティの傍に居たいと思うのに。 ユスティの気持ちじゃないものを優先されるのは ………寂しいって思う。」 (-43) 2023/10/10(Tue) 16:56:24 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 両手を頬から離して、自分の手を見る。 本当は、あの頃渡せなかったスターチスを 君に渡したいのに。 今の私ではそれが出来ない。 それがもどかしくて、 君の返事を聞くのが少しだけ怖くて 自信なさそうに俯いてしまった。* (-46) 2023/10/10(Tue) 16:57:56 |
【秘】 ユスティ → エウロパ唇が離れれば雨音が止む。 女の子の前で泣くなんて情けないと 今はそんなことを考える余裕すらない。 余裕が無いのはお互い様。 感極まってしまっただけで いつもなら自分も顔を赤くするだろうから。 しかしその涙は エウロパの困惑を生んでしまった。 (-47) 2023/10/11(Wed) 3:27:14 |
【秘】 ユスティ → エウロパその一言で伝わるエウロパの感情 好意の裏に隠れた拒絶されることへの怯えが 想いを言葉にしてもなお尾を引いていた。 それを取り除くことが叶うのなら きっとその役割は自分でありたい。 彼女に怯えを覚えさせてしまって それでもなお彼女を愛する人として。 (-48) 2023/10/11(Wed) 3:27:39 |
【人】 ユスティ心身も回復した後日、 エウロパ共々モモイ呼び出されたユスティは 職員室で入学以来初めての説教を食らっていた。 他の先生も呆れたような顔でユスティを眺めるが 当の本人は至って真剣な顔でモモイに向き合っている。 結局エウロパの件を誤魔化せなくなった 学園の理事がエウロパを退学させるかどうか 議論するほどに事態は荒れに荒れていた。 そこに重要人として呼ばれたのが モモイ、そしてユスティだったのだが…… (1) 2023/10/11(Wed) 3:35:08 |
【人】 ユスティエウロパにとっては 何の話か不思議だったかもしれない。 しかしユスティは間髪入れずに言い放つ。 「大丈夫です。ボク達なら出来ます。 あなたの自慢の教え子ですから。」 そこまで言えば他の先生は黙ってしまった。 あの日エウロパを助けに行けなかったことへの 後ろめたさもあるのか、それともユスティの実力を 知っているからなのか。 モモイも観念したかのように首を横に振ると エウロパに向かって課題をひとつ出すのだった。 (5) 2023/10/11(Wed) 3:44:04 |
【人】 ユスティモモイから出された課題は ユスティにとっては簡単でも エウロパにとってはそうではないかもしれない。 ユスティもまたモモイと同様に エウロパの隣で答えを待っていた。 ありがたいお言葉も聞いておこう 聞き流しなんてしたら何されるか分からない。 (10) 2023/10/11(Wed) 4:00:07 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 「君に嫌われるなら魔法なんて要らないって 使えなくたっていいって思ってた……。」 小さく呟いた声が届いたかどうか。 零れ落ちた本音は私が抱える問題を 解決するためのヒントになりうると、 自分自身では気づかないまま。 (-58) 2023/10/11(Wed) 16:20:44 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 「……うれしい、ほんとうに。 ユスティ、私ね―――――。」 ずっと君のことが大好きだよ、 って 笑って言いたかったのに 嬉しくて、涙があふれてしまって。 ぎゅっと抱きつくと 暫くは君の温もりを感じていた。 (-59) 2023/10/11(Wed) 16:21:26 |
【秘】 エウロパ → ユスティ釘を刺されたのは 私じゃなくてユスティの方。 ……あれ、私じゃないの? そんな目でモモイ先生の方を見た後 そっと隣を見ればなんだか さっきと違ってモモイ先生に押されてるような…。 ユスティが色ボケとか想像つかないけどな……? と思った私はつい、余計な口をはさんでしまう。 (-61) 2023/10/11(Wed) 16:32:52 |
【秘】 エウロパ → ユスティ「 ユスティなら大丈夫です! あの、話終わりなら、早速練習してきますね! ―――いこう、ユスティ。」 モモイ先生の話が終わったようなら 隣にいるユスティの方を見て、 はやく行こうって促すんだ。 (-62) 2023/10/11(Wed) 16:33:46 |
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