【秘】 飼われ賢狼 アルブム → 見習い ディアスポール[『獣の言語』を用いた問いかけにきょとんとした後、ぶんぶんと首を横に振る。 冒険が嫌いだと思ったことはない。 というよりも、好きとか嫌いとか、考えたこともなかった。 昔の僕にとって、旅することは…冒険とは当たり前のことだったから。] ……くぅん。 [――…ただ。 子供たちがただ純粋に、英雄たちの冒険譚に憧れる姿には、少しだけ、昔を思い出して胸が痛むだけ。 この感情の名前を、なんと呼べばいいのか僕にはわからない。 懐かしくて…痛くて、苦しくて、悲しいけれど。 どこまでいっても消えない愛おしさと、狂おしいまでの切なさを 今の時代の人たちは、なんて呼んでいるのだろう?] (-25) 2023/12/11(Mon) 23:22:19 |
【秘】 飼われ賢狼 アルブム → 見習い ディアスポール…うー。 『マスターとモモイは、僕の事情をわかっているから。』 [僕に合わせてくれている、と思うのは自意識過剰だろうか? 彼が話す『獣の言語』を此方も口にしながら、ぺたりと耳を伏せる。 僕のことを御伽噺>>1:67の中の魔王と理解して。 そのうえで、僕をギルドに置いてくれている彼等には本当に感謝している。] (-26) 2023/12/11(Mon) 23:27:00 |
【秘】 飼われ賢狼 アルブム → 見習い ディアスポール[それから、彼の口から語られたのは彼の大事な『家族』のこと。 彼が大好きな、奥さんと息子さんのこと。 彼が自分の家族のことを話すのは、とても珍しい。 いつだったか、家族について仲間の誰かに聞かれたとき以来かもしれない。 そんなものだから、ついついじーっと、彼の顔を見つめてしまう。 僕は、家族なんて知らない。 温かい家庭というものがそもそもわからないから、 だから、どこかの平和な家庭に引き取られるなんてことも、最初から思い浮かばなかった。 ――…ああ、でも。 僕にとっての『家族』とは、ギルドの面々が一番近いかもしれない。 遠い昔、差し伸べられた手の温かさに似たものを感じるのは、やはりこのギルドの人たちにたいしてだから。] (-27) 2023/12/11(Mon) 23:28:46 |
【秘】 飼われ賢狼 アルブム → 見習い ディアスポール……くーん。 『まったく、勝手なんだから。』 [てし、と頭を彼の足に押し付けて。 そのままぐりぐりと擦り付ける。] 『ぼくは、お父さんというのはわからないけれど。 あの子が無茶をするのを、それを良くないと思うのなら。 それを傍らに立ってとめるべきは、父親の役目なんじゃないの?』 [少なくとも、僕は。 父親というものがいるとしたら、傍にいてほしいと思う。 傍にいなくても、その背中が大きく眩しいものならば、 追いかけることができたらって、思ってしまう。 ……ギルドが、僕にとっての『家族』であるならば。 あの一言>>0:174で僕を掬い上げた彼は、僕にとって父や兄のようなものだから。 たとえ、彼にとってはそうではないとしても。>>1:33>>1:34] (-28) 2023/12/11(Mon) 23:34:35 |
【秘】 飼われ賢狼 アルブム → 見習い ディアスポール『もし、彼が本当に危ないことをしそうになったら。 そのとき、ウルがあの子のそばにいられなかったときは。 ちゃんと、止めにいくよ。 その前にちゃんと傍にいて、できるだけ守るよ』 [だって、大切な『家族』の息子で そしてなによりも、僕にとっては可愛い『後輩』なのだから。] 『でも、戻ってきてね。 僕があの子を止めるのは、本当に本当の、最後の最後なんだから』 『あの子の物語は、あの子のものなのだから』 (-30) 2023/12/11(Mon) 23:41:34 |
【秘】 飼われ賢狼 アルブム → 見習い ディアスポール『それができるなら、僕も約束は守る』 『だから…約束、だよ』 『ちゃんと帰ってこなかったら、僕、怒るんだからね』 [ぶんぶんと尻尾を振って彼を見上げてから。 最後にこつん、と額を擦り付けて約束をする。 結局、この約束は果たされなかったけれど。 それでも、あの子に何かあったら守るし、無理をしそうになったら止めると その約束だけは今も、生き続けている。]** (-31) 2023/12/11(Mon) 23:47:48 |
【人】 飼われ賢狼 アルブム[―――…いろいろと、思うのは。 僕って今、とてもお邪魔虫なんじゃないかな、ってこと。] ……わふ。 [あ、お礼の言葉は素直に受け取ります。>>39 それはそれとして、さっきの (ちょっと小競り合いとかですまされないあれやそれやとか) >>40>>41に関しては]……わふ!(めっ!) [どうせ聞いてないんだろうなあと思いつつ、いちおう注意はするんだよ。いちおうね。 僕だって、いちおう、ギルドの マスコット 重鎮なわけだし] (63) 2023/12/12(Tue) 22:05:25 |
【人】 飼われ賢狼 アルブムわふー。 [さて、怪我も治してもらっているみたいだし、男たちは僕が一人ずつ首根っこを咥えてハウスの中に引きずっていこう。 元より体力勝負の冒険者なんて稼業をやっているのだから、これくらいは平気だよね。 一人目の襟首を咥える前に] わうわうわふ! [あとは若い人たちでごゆっくり! たぶん絶対通じてないとは思うけど、いちおうそんな風に声掛け、および一鳴きしてから、ずりずり。 男たちを引きずってその場をあとにしよう]* (64) 2023/12/12(Tue) 22:09:03 |
【秘】 雪花の魔女 マギサ → 飼われ賢狼 アルブム[仲間達は皆奥に進んでいった。 幽鬼のような朧気な彼を、引き止める役割。 そういう時間稼ぎは僕の領分で、とても得意。 そして、その時は突然だった。 きっと彼らが成し遂げたのだろう、そっと息を吐いた。 ただ、僕はそれだけのつもりだった。] (-38) 2023/12/12(Tue) 22:44:12 |
【秘】 雪花の魔女 マギサ → 飼われ賢狼 アルブム……何もしてないんだけどなあ [感謝の言葉なんて、送られる理由もないのに。 気まぐれなのか、なんなのか。 わからないまま、彼は消える。 それが、酷く綺麗に見えた。] (-39) 2023/12/12(Tue) 22:44:31 |
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