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【神】 捻くれもの ベルヴァ「バンカー・ストレルカからもご報告があったと思いますが、俺の方からも、改めて報告をさせていただきます。」 AIと共に、例のように検死に向かっていた船医から、人の目からと合わせた報告が挙げられた。改めての、人が揃った場での報告になるのだろう。 「第三者が踏み入った形跡が無い事と、傷の状態、それと遺書の存在がある事から、ユウィ、ジャコモの両名は心中を図ったものと思われます。」 「…というか、確実に心中、ですね。ジャコモは兎も角、あのユウィ様が後手にまわる事なんて早々ないでしょうから。」 断定をする。 そこにある事実は、揺らがない。 (G0) 2024/04/06(Sat) 22:55:35 |
【神】 捻くれもの ベルヴァ「というよりそもそも…ああ。」 依頼を受けてくれる、という言葉に何かを言いかけて。 けれど、言葉にはせず。 「これ以上は俺が言うことじゃないですね。」 この先は、部下の自分が軽々しく口にしていい領分じゃない、と首を横に振った。 (G1) 2024/04/06(Sat) 23:34:25 |
【神】 捻くれもの ベルヴァ「…まあそうなる、か。」 本人が手を出していないにせよ、だ。 ファミリーの罪は、構成員が支払うべきであり…そうでなければ溜飲が下がらない者だっているだろう。 しかしながら、完全なる抹消をされないのは、ある種の温情とも言えただろう。首輪が嵌められるとしても、ノッテに帰っては来られるのだから。 (G2) 2024/04/07(Sun) 0:12:27 |
【神】 捻くれもの ベルヴァ「…俺は異論無しです。 聞き入れていただけるならば、十分有情な判断かと。」 余計に苦しむことがない死に方を選べるのならば、とは思うけれど、流石にそこまでは望めまい。 仮に望めたとしても、己の身分で進言するには恐れ多いことだと自覚はあった。出過ぎた真似、という奴だ。 (G6) 2024/04/07(Sun) 10:37:33 |
ベルヴァは、呆然としていた。 (a2) 2024/04/08(Mon) 1:04:06 |
【人】 捻くれもの ベルヴァ (5) 2024/04/09(Tue) 22:55:10 |
【人】 捻くれもの ベルヴァ>>6 レオン 貴方のオーダー通り、濃い目に淹れて。 自分の手元は渡せば手ぶらになる。いつもの事。 「取りあえずは、ってところですか。 今日はちゃんと寝てくださいね。薬も限りがありますから。」 薬で誤魔化すのも限度があり、体に良いとは言えない。 カフェインもそうだけれど、休める時に休んで欲しい、と遠回しな心配をしている。 「それとも添い寝しましょうか?」 なんて。冗談交じりに言ってみたり。 (7) 2024/04/09(Tue) 23:08:08 |
【人】 捻くれもの ベルヴァ>>9 レオン 「添い寝以外がご所望なら差し上げますが?」 別に貴方が求めるなら拒みはしない。 そういう性分だ、この犬は。 「それが良いと思いますね。 渡したいもの…はぁ、分かりました。 業務が落ち着き次第、伺わせていただきます。」 外の目があるうちはこんな調子。 けれど呼ばれるなら、貴方の部屋へと足を運ぶのだ。 夜の、落ち着いた頃合いに、必ず。 (11) 2024/04/09(Tue) 23:24:35 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「まあ…システムθも落ち着いたみたいですし、沙汰も決まって来たとなれば、ですかね。」 キャプテンも居るし、1日くらいは大丈夫だろう、と。 この船医も思う訳で。 まさか怪我人も増える事はあるまい。 居たとしても自分が出張る必要のないものだろう。 「では、また後程に。」 そう言って別れて、夜の事。 貴方の部屋を約束通りに訪れる男がいた。 (-13) 2024/04/09(Tue) 23:49:47 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「お邪魔します。」 外面も鳴りを潜めて。 貴方の前では、素を見せる。 ホットミルクを受け取って、ソファに座って一口。 「なりそうになっても、もう処方しないからな。 無理やりにでもベッドに寝かせてやるよ。」 笑いながら、言って。 「それで、渡したいもの、って?」 (-19) 2024/04/10(Wed) 0:56:12 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「分かってる。」 だけれど程々にして欲しいな、なんて。 医者の視点と心配する心二つで笑いながら。 「は?」 そうしていたら聞こえたのは己の昇進。 青天の霹靂、とはまさにこの事で。 「…俺、そんなに貢献した覚えはないんだけどな。 何というか、勿体ないというか。」 どうせ、自分が欲しいものがないから頼んだんだろう。 貴方との年月で、何となくそれが分かる気がして。 「いいぜ。あんたとなら、やるよ。」 貴方となら、どこまででも。 どこにも行かない、と約束をしたから。 (-24) 2024/04/10(Wed) 9:22:42 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「お褒め頂き光栄です、なんてな。 欠員の補充はまあ、確かに。」 差し出された針を受け取って、己の親指に突き立てる。 血が滲んだのを確認すれば、貴方のそれに、重ねて。 「ああ。レオンのところから動く気は無いな。 何があってもどこにも行ってやらない。」 血の掟と共に、改めて誓う。 貴方のものであり、貴方の傍から離れない。絶対に。 血が混ざりあって、約定が交わされる。 (-26) 2024/04/10(Wed) 9:53:12 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「案外嫉妬深いんだな。」 自分だけの、というくらいだから。 独占欲はそれなりにあるのだろうと思っていたけれど。 そう言われると悪い気はしなかった。 「…はは。秘密って言ってたの、これだったのか。」 おまけ、と渡された中身を見て、目を瞬かせる。 次には、口元に笑みを浮かべて、穏やかな表情になった。 「嬉しくない訳ないだろ。 こんな、手のかかるもん…良く作ったな。」 大事そうに抱える。 世界で一つだけの、宝物だ。 (-37) 2024/04/10(Wed) 22:26:26 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「そりゃあ…悪かった。」 対する此方は何も知らなかった。 貴方は誰にでも優しい上司である、と思っていたから。 今はもう、違うのは勿論のことである。 「最高のプレゼントだよ。 そんな前から考えてたなんて、知らなかったけど。」 9年も一緒に居たのに、知らないことだらけで。 撫でられるのもなんだか、くすぐったい。 「本当に、あんたって人は…」 手を、貴方の方へ伸ばした。 顔を、引き寄せようとする動きで。 (-48) 2024/04/11(Thu) 1:10:07 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン引き寄せたそのまま、唇を重ねて。 それは触れるばかりのものだけれど、顔が熱くなるのを感じた。 「……そんなあんたが、誰よりも一番、好きだ。」 零す小声は、貴方に聞こえてしまうかもしれない。 そうしてからすぐに、ホットミルクを飲む事に意識を傾けた。 「話が終わったなら、もう寝ろよ。」 疲れてるだろ、なんてそっけないのはいつもの様子に見えた。 (-55) 2024/04/11(Thu) 14:50:03 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「へっ?」 それはもう、間抜けな声が漏れた。 飲んでいたミルクで噎せそうになるくらいに、動揺する。 「あ……レオンがそうしたいなら、俺は… いいけど… 」疲れてるんじゃないのか、と言いながら。 そう言われると断る気は起きないし、嬉しくもあって。 顔はますます、熱くなった。 (-59) 2024/04/11(Thu) 22:09:48 |
【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 商人 レオン「…馬鹿。」 悪態のようにも、照れ隠しのようにも見える呟き。 けれど共にベッドへ向かう表情は分かりやすくて。 きっと貴方の予想は間違っちゃいない。 そうして交わし合う夜はきっと、暖かくて。 心地良くて、幸せだったに違いない。 甘い夜に身を浸し合ったら 次に目覚めた時はきっと、へとへとになっているかもね。 けれどベルヴァは言うだろう。 今までで一番、幸せだって。 (-73) 2024/04/12(Fri) 19:18:08 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「だい、じょうぶだ……」 声が若干遠いのは起き上がりながらだから。 大分動揺したのか声が震えている。 そりゃあ惚気話を此処で延々とされたら 自分の心が死ぬ。無理。恥ずかしい。 「通信は別に、使うのは反対しない。 惚気はちょっと、勘弁してくれ… 恥ずかしい…… 」 (=6) 2024/04/12(Fri) 21:23:49 |
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