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【独】 一年生 小林 友/* まあなっちゃんの心の広さが四畳半どころかレジャーシート、ランチョンマット、コースターくらいの広さだとしてもそれは嫌いになる理由にはならんのだ、今のところは。 ヨガりだ** (-40) 2020/10/08(Thu) 19:15:01 |
【人】 一年生 小林 友[大学は、まさに人の坩堝。 同じ講義を受けてる人間の名前なんか 全く知らずに同じ教室にいる。] 『おーい、小林!消毒!』 [小埜先生から呼び止められて視線を上げると 隣に、背の低い先生より頭半分高い 見たことのあるような女の子がいる。 先生に招かれて近くによると 背丈は、俺と同じくらいだろうか。 あの子はチアをしていて ]筋肉がどうとか言ってたっけ。 「「小林、こいつが前ちらっと話した面白いやつだ。 文学部じゃないのに俺の授業とって 歴史に残る酷いレポートを書きながら 毎回授業取ってくる。 今年も落ちる予定だ、なあ早乙女」」 [先生がそう、笑って紹介してくれた その女の子の胸には、ボロボロの 『小川未明 童話集』。] (21) 2020/10/09(Fri) 18:44:39 |
【人】 一年生 小林 友…………小林、ユウ、です。 友、と書いて、ユウ。 [あれだけ見たいと願っていた顔が 水面に揺らぐようにぼやけていく。 話し掛けたいと思っていたのに、声が出ない。 人違いだったらどうするんだ、と 冷静な自分に急き立てられるように 俺は、ただの小川未明好きかもしれない人に こう尋ねるんだ。] (23) 2020/10/09(Fri) 18:45:44 |
【人】 一年生 小林 友[もし、それに肯定が返ってきたならば。 ……ああ、先生の前でキスなんかしたら 後でしこたまからかわれるし……。 世界を越えてもままならないことばかり! それでも、君と一緒なら。] (24) 2020/10/09(Fri) 18:46:28 |
【人】 一年生 小林 友窓を開けると、いい月夜でした。 美代子さんは、自分の造った千代紙の花を すっかり、窓の外に投げ散らしました。 二、三日すると、庭には、 いろいろな花が、一時につぼみを破りました。 千代紙の花が、みんな木の枝について、 ほんとうの花になったのです。 ─────『千代紙の春』 小川 未明 (25) 2020/10/09(Fri) 18:49:54 |
【人】 一年生 小林 友[まるで夢みたいな話で、きっと 俺たち以外誰も信じちゃくれないだろうけど でも、他ならぬ君が信じていてくれるのなら。] 俺はずっと、金の指輪の片方を 探し続けていたんです。 [まだ千代紙の春は、始まったばかり。]* (26) 2020/10/09(Fri) 18:53:54 |
【独】 一年生 小林 友/* とりあえず〆の方向をとりつつ。 灰見て思ったけどやっぱり牛乳のアグレッシブというか 触れれば震えるような柔らかくて 生きてる感じのする情感の文章見ててとても好き。 言葉を重ねるより一言重くてしっかりしたのを 選んで投げたくて、つい灰寡黙になってしまうけど 今回本当に本当に楽しかった。 (-77) 2020/10/09(Fri) 18:57:47 |
【秘】 二年生 早乙女 菜月 → 新郎 小林 友私……わたしね、菜月。アキナじゃなくて、菜月。 声も知らない、顔も知らない、 影しか知らないあなたのこと、 ずっとずっと、すきだったんです。 (-91) 2020/10/10(Sat) 7:20:33 |
【独】 新郎 小林 友/* つい先程菜月ちゃんに〆のロルを 手書きで書いて郵送で送る旨を話してきました。 どうしようね、これウェディングカードと一緒に 送って大丈夫なものなのかどうなのか。 まあとりあえずダーリンに喧嘩売るとかではなく 友が、菜月に伝えたいこと、ということで何卒。 (-146) 2020/10/11(Sun) 21:30:39 |
【人】 新郎 小林 友[千代紙の花が芽吹き、 古びた本が蝶へと変わり、 ラッコが空を飛んだ日。 あの日から、俺は菜月の温もりや声を知った。 手を繋ぐと力強く握り返してきて たまに手が痛くなるのとか、 案外涙もろいのとか、 キスしよう、と言うとちょっと目が泳ぐのとか。 あの日から菜月の新しいところを知って 多分、菜月も影じゃない俺のことを 毎日少しずつ分かってくれていくのだろう。 何せ、俺は別な世界からの住人だ。 手紙が窓から羽ばたいた夜から 今日に至るまでの長い長い物語は 千夜語っても語りきれない。] (73) 2020/10/12(Mon) 14:01:01 |
【人】 新郎 小林 友[だから、初めてデートに行くのなら 一緒に本屋に行きたいと思う。 めいっぱいオシャレした 菜月の姿をこの目で見てから 改めて「君が一番可愛い」って言いたい。 それから、一緒に読むための本は 相変わらず小川未明の童話集。 紙越しじゃなくて、隣で 君と他愛ない感想を言って笑いたい。 そしたら、喫茶店でお茶でもしよう。 フラミンゴのマドラーと一緒に 意味深に、ストローが二本付いたドリンクを前に 俺は多分もにょもにょ言ってしまうけど 君が「一緒に」と言うならば 必ず俺はそう、するから。] (74) 2020/10/12(Mon) 14:01:22 |
【人】 新郎 小林 友[それから、それから───── ああ、やりたい事は山ほどある! 君に伝えたいことも。 一日がたったの24時間なのが惜しくて つい、伝えられない気持ちのまま いきなり君を引き寄せて、キスしてしまったり。 そう打ち明けたら、君は笑ってくれる?] (75) 2020/10/12(Mon) 14:01:57 |
【人】 新郎 小林 友[今は笑って指さしてくれたって構わない。 いつか、君が隣にいるのが当たり前になった時 ちゃんと言葉で想いを伝えたい。 消えないよう、心の中に。]** (76) 2020/10/12(Mon) 14:04:50 |
【独】 ゥチらズッ友 小林 友/* まあ夢より現実楽しいなってなれば、魔法使いへのチケットなんか鼻かんで捨ててやるのですよ。多分友くんキス魔なのでよろしくお願いいたします。 (-176) 2020/10/12(Mon) 20:59:45 |
【独】 ゥチらズッ友 小林 友/* 逆に考えると、元の世界では長らく目覚めなかった人が突然目覚めて、ちゃんと五体満足動く体を得ていると思うとわりとポジティブなのかも? (-180) 2020/10/12(Mon) 21:17:03 |
【秘】 新婦 早乙女 菜月 → ゥチらズッ友 小林 友 ──なんでこっちきちゃったの。 言ったじゃん。コロナで何もかも変わったって。 ともくん、一個下の学年なら、 卒業式も入学式もできなかったでしょ。 友達だって、親御さんだって、 友君の世界にいたでしょう。 なんでこっち来ちゃうかなぁ…… ……うれしい、よぉ…… (-204) 2020/10/13(Tue) 6:47:55 |
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