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【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ 眉尻を下げながら] えぇ……とっても優しくて、 綺麗で……私の自慢の母でした。 [ 瞳を潤ませて、 それだけを口にしたのだった。] (=35) 2020/10/28(Wed) 0:09:42 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽時見、さま……? [ 一体どうしたのだろう。 任せてくれ、とは?>>=29 疑問に対し、問いを投げ掛けるその前に 彼はその背の大きな翼を羽ばたかせ 天へと飛び立っていく。 まるで、誰かに話し掛けているようだった。 けれどそれは誰なのだろう。 首を傾げ、思案に暮れていれば ふと、傍に近付く御霊があった。 それは────……] (=36) 2020/10/28(Wed) 0:46:44 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ それは夢で見たものとは違い はっきりとした姿だった。 けれども向こう側が透き通っており この世の存在ではないのは確かだ。 でも、そんな事はどうでもいい。 ずっと会いたいと思っていた。 その母が、今、目の前にいる。] (=38) 2020/10/28(Wed) 0:48:02 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ 胸に熱いものが込み上げる。 目に薄い膜が張る。 母の姿を目に焼き付けたいというのに 視界が涙で滲んでしまう。 泣いている場合じゃないのに。 指先で涙を拭い取る。 懸命に、震える唇を動かして 伝える言葉を紡いでいく。] (=39) 2020/10/28(Wed) 0:48:34 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽お母さん……私…、 今、とっても幸せだから…。 だから……心配しないで……! [ 涙でくしゃくしゃになった顔を 笑顔の形にして、震える声で思いを伝える。 何時までも娘を心配して天へと旅立てない。 そんな事にならないように。] (=40) 2020/10/28(Wed) 0:48:57 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ 天へと還る御霊は今やもう、残り少ない。 もうじき母の番も来るだろう。 ふと、よく見れば一人の男が 此方を見守っている事に気が付いた。 ……それは父だった。] お父さん……。 [ 母は父に近付き、 それから二人で角灯の方へと向かっていき。 そうして角灯の傍までくれば 放たれる光に全身を包まれ、 次第に姿が薄くなっていく。] (=41) 2020/10/28(Wed) 0:49:47 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽お父さん、お母さん……ありがとう。 [ 天へと還っていく二人へ。 笑顔と共に感謝の言葉を告げて。 蛍火のような光が天へと昇り それが見えなくなるまで、ずっと 顔を上に向け、空を眺め続けていた。]* (=42) 2020/10/28(Wed) 0:50:37 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ 空を眺め暫く経った頃。 天から、風を切り 翼が羽ばたく音が響いてくる。 はらり、木の葉が舞っては地に落ちる。 何時の間にか辺りを覆っていた霧は薄らいで。 黄昏時の茜色の空が 木々の枝の合間から顔を覗かせていた。] (=43) 2020/10/28(Wed) 12:47:24 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ 風がそよぎ、身体の横を通り抜けていく。 黒髪がはらりはらりと風に靡く。 ───ああ、私はなんて幸せなのだろう。 胸に湧き出すは言葉にならない温かな気持ち。 居ても立っても居られず 羽ばたきの音がする方向へ駆け出した。 足を向けた先には、地面へと降り立とうとする 彼の姿が見えただろうか。>>=29 彼が地面へと着陸する、それよりも早く。 地を蹴っては彼の胸へと飛び込んで、 両腕で彼を抱きしめよう。] (=44) 2020/10/28(Wed) 12:47:28 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽時見様……時見様……! [ 再び涙がぽろぽろと零れ出す。 甘える子供のように、 何度となく彼の名を呼ぼう。 腕に力を込めて、彼のぬくもりを、 生命の鼓動を、確かめるように。]* (=45) 2020/10/28(Wed) 12:47:39 |
【独】 時見の妻 天宮 琴羽/* 元々少ない枚数でロル進めてたから、 相手の反応見てからじゃないと先進めぬのよなー。 話の展開遅いと感じてたらごーめーんー。 (-47) 2020/10/28(Wed) 12:58:10 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ その後。特に何もなければ 宿に二人で戻っただろう。 到着し、正面入口から中へ入れば ボロボロになった彼の衣装に、宿のご主人は驚いて 一体何があったのかと問い詰められたりしたか。 爪で切り刻まれた吸血鬼の衣装は それはもう無惨な状態で、縫い直したり 修理するのは不可能としか言いようがなく 当然ながら弁償する流れとなったか。 正直、衣装を 台無しにしてしまったのは申し訳ないけど 彼がこうして無事に傍にいてくれる。 その事実に比べれば、衣装の弁償など 私にとっては大した問題ではなかった。]* (=46) 2020/10/28(Wed) 15:02:18 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽―― 夕食前に ―― [ それは部屋に戻り、浴衣に着替えた後だったか。 夕食前の暫しの休憩。 この宿には部屋に足湯があるらしく。] あのっ……せっかくだから、 足湯、入ってみませんか? [ 疲れた身体に効くのではないか。 そう思い、彼に提案してみたが 反応はどうだっただろう。] (=47) 2020/10/28(Wed) 16:59:32 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ もし、承諾が得られたのなら 彼と一緒に足湯のある場所へと向かう。 そして彼の隣に腰を下ろし] あったかくて気持ちいいですね……。 [ 目を細めながら、そう呟いて。 頭を彼の肩口の方へとこてり。 ついでに、彼の手を 包み込むように握っただろう。 少し湯の温かさを味わってから 今度は顔を風呂のある方へと向けて。] (=48) 2020/10/28(Wed) 17:06:22 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ 束の間、視線を彷徨わせ。 あの、とか、えと、とか もごもごと何かを呟いた後。 頬を淡く染めながら、 ぱくぱくと口を動かして] 夕食後に……一緒にお風呂、入りませんかっ! [ 足湯ではなく、お風呂の誘いを投げ掛ける。 さて、彼は何と答えただろう。] (=49) 2020/10/28(Wed) 17:13:39 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ どのような反応であっても。 挙動不審に、 あちこちきょろきょろとしては 最終的には下を向いて。] やっぱり、その……私たち夫婦ですし…。 それに、一緒に入ってあったまった方が 色々楽しいし、いいと思うんです……。 [ 消え入りそうな声で懸命に彼に伝える。 その言葉を口にしている最中、 足湯のせいかは分からないけど、 頬が熱くて熱くて堪らなかった。 誘いは受けて貰えただろうか…。]* (=50) 2020/10/28(Wed) 17:21:58 |
【独】 時見の妻 天宮 琴羽/* 読み返してたら イベントとかギミック?入れるの得意なんだなぁ。 PC動かす以外、あまり話展開させられない自分としては見習わなければ!と思うー。 (-54) 2020/10/28(Wed) 18:05:27 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ 少し疲れ、眠たそうにしている彼だったが>>=52 足湯への誘いは興味を持ってくれたようで。 早速場所を移動しては足湯を楽しむ。 足湯とやらは初めて味わうものだった。 最初はどんなものか。足先だけお湯に浸ける。 それがそんなにいいものなのか。 体験するまで全く理解できなかったけれど。 中々心地良く、穏やかな気持ちになれるもので 疲れがすーっと癒されていくような気がする。] (=56) 2020/10/29(Thu) 21:43:38 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ 少ししてから、お風呂への誘い。>>=49 突然の事であったので 驚かせてしまっただろうか。>>=53 さらに頬の熱が増す気がした。 俯いていれば嬉しそうな彼の声。>>=54 小さく笑う声が聞こえたかと思えば] (=57) 2020/10/29(Thu) 21:44:07 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽 (=58) 2020/10/29(Thu) 21:44:26 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ 彼の吐息が首筋に触れれば>>=55 擽ったくて身を微かに震わせて。 急に彼の大きな手が隙間から滑り込んでくれば びくりと背筋を震わせてしまった。] きゃっ……ちょっと、 そんな、急に……んっ。 [ 少しばかりひやりとした指先。 その動きは止まることはなく。 胸の先にある二つの膨らみ、 その片方を探り当てれば やわやわと揉みしだいていく。 足先をお湯に浸けていたので 多少は温かくぬくもっていた身体であったが、 彼との近い距離に、その動きに 更に芯から温まっていく気がする。] (=59) 2020/10/29(Thu) 21:46:38 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ 浴衣の下、肌からじわりと汗が浮かび出す。 彼の弄る動きに感じてしまい 吐く息が、熱い。 暫し、視線を彷徨わせながら逡巡。 迷いながらも口を開いては。] 時見様……あの、今日は……その……。 (=60) 2020/10/29(Thu) 21:55:26 |
【鳴】 時見の妻 天宮 琴羽[ 彼が愛おしくて。恋しくて。 もっと傍に感じたいと、 触れ合いたいと。 彼を求める想いのままに。 ───甘い、おねだり。]* (=61) 2020/10/29(Thu) 21:55:38 |
【独】 時見の妻 天宮 琴羽/* 返事書かなきゃーと思いつつ。 転げ回ってて書けぬー。あー!あー!あ゛ー! ヤバいヤバいヤバいヤバい。[ごろごろごろ] (-137) 2020/10/30(Fri) 9:14:22 |
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