人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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【人】 憂愁 ライカ

【廊下】 >>55 ユメカワ

五指を揃えて手を繋ごうとして、君の指が開いて。
なんだか友達とも、恋人とも違う、中途半端な繋がり方をした。

「安心……?」

大人っぽく背も伸びて、心に余裕も持ったりして
君の頭を簡単に撫でられるくらいになりたいのに。
全然理想からは程遠くて───それが安心感を与えるのなら、悪くはないか、と、複雑に首を傾げた。

「……僕、は、
 深雪が見ちゃわなくて
 良かった………と、思った……。」

いつだって、心の隅には君が居る。
言外に、伝わるだろうか。
こんな言い方しか出来ないんだから、伝わらなくても良いや。
───なんて諦めちゃうから、きっと、こんなことになったんだろうな。



……ふたりと、ふたり分の足音。
ぎこちない指同士の隙間が、なんだか寂しく感じてしまって
ぎゅ、と君の手を強く握るのだった。
(56) 2022/07/09(Sat) 0:03:01

【秘】 憂愁 ライカ → かれがれ ユメカワ


「……それは、」

──君の声が、きちんと耳に届く。
聞き逃したことは、一度だってない。

「………どうしようもない、よ。
 家の都合、なんでしょ。」

正論ひとつ。
引越し。家庭の事情。友の死。
どうしたって、君の心が決まらなくても、関係のない事柄。覆らない。決定事項。

「僕らでどうにか出来るような
 事じゃない、し………。」

それを覆すほどの力は持っていなくて、
強引な愛の言葉を吐くほどの勇気だって持ち合わせてなくて。

出来るのは、訪れる別れの悲しみを
緩和させる為に、本音を押し込めるくらいだ。

だから、この話はこれで終わり。
閑話休題、として。この奇妙な肝試しの話とでも洒落込もうじゃないか。
(-108) 2022/07/09(Sat) 0:03:38

【秘】 潸潸 ライカ → かれがれ ユメカワ


「………でも、」

さて。これは長い長い余談。
僕と君だけの、遠い回り道。

「僕だって……
 皆と、深雪と居たい……よ。」

君の手の甲に、僕の爪先が僅か沈んで。
変わってくれない世界の不条理に、小さく反発して。


「分からないんだ、
 何かしたいのに何も浮かばない。
 行くなって言ったって、
 深雪は行っちゃうんだからさ!
 ああもう、ほんとに情けないなあ……!」

一度こぼれた言葉は、
ひとつ、ふたつと溢れ出していく。
今が夜の時間でよかった。
弱々しい表情は宵闇に隠されて、月にしかバレないから。



──ねえ、君を拐う方法を教えてくれやしないか。
(-109) 2022/07/09(Sat) 0:05:35
ライカは、ほとり。───カメラのレンズに、ひと雫。
(a57) 2022/07/09(Sat) 0:06:00

【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカ


君の手を握り返せば、きっと半端な形は少しはましになって。
すぐ傍の君に歩幅を合わせ、歩調を合わせ、ゆっくりと。
静かな廊下に、足音が二人分。

少しずつ、いつも通りが戻って来たような気がして。
つまりは自分にとって、いつの間にか。
傍に君が居る事が当たり前になっていたんだろうな。

「……そう。家の都合、どうしようもないこと。」

そんなふたりの間に、どうする事もできない事実がひとつ。
いつだって不条理な現実は唐突で、
自分達が答えを出すのなんか待っててくれやしなくって。

「どうしたって母さんや父さんの事情があって、
 姉さん達にだって、向こうでやりたい事があって。
 三途を離れたくないからって、俺一人が嫌だって言ったって
 きっと困らせるだけだって、わかってて」

自分には、尊重されるような事情も、将来の夢も無くて。
ただ皆と離れたくないだけだ。この日々を続けたいだけだ。
きっとそんな子どもじみた願望は、
家族全員の今後の人生に関わる選択に関与できはしない。

現実では、愛と勇気で解決できる事なんて限られていて。
(-114) 2022/07/09(Sat) 3:42:28

【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカ


「…でも、嫌だって。言ってみる事すらできなかったのは。
 結局俺の気持ちってその程度だったのかなって……
 俺が、夏彦の事を好きじゃなかったみたいで、わからなくて」

あの日から、わからなくなってしまった。

自分の気持ちも、君の気持ちも、何もかもが。
今までの自分の全てが、ただ君の優しさに甘えているだけの
ひどく軽薄で一方的な押し付けだったように思えてしまって。
楽しかったはずの日々も、つまらなくなってしまった。

だからその程度の気持ちでこんな事を言って、
家族も君も、いたずらに困らせてしまうよりは。
どうにもならない本音なんてくだらない言葉で覆ってしまって、
あの日で終わりにしてしまった方がよかったのかもしれなくて。

「だって──本当に好きなら、できたはずなんだ」

──いったい何が?結局答えは今もわからないままだ。

結局のところ。
あの日、自分が君に、自分に、どんな答えを望んでいたのかなんて。
あの時も、今も、自分でさえわかりやしない。

だから君があの日何も言えなかった事は、
たしかに君のあやまちではなかった筈だ。
(-115) 2022/07/09(Sat) 3:44:04

【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカ


漸う歩む足は徐々に速度を落とし、いつしか歩みを止めていて。
行き止まりでこそないけれど、回り道も岐路に差し掛かる。
行く道を迷う事ができるのは、きっとこれが最後。

薄暗い廊下では、先を行く二人の背中もすぐに見えなくなった。

「………それでも、」

片手は君の片手を捕まえたまま。
もう片手に持った明かりを一度手放した。

きっと今は俯いてしまっている君の頬に触れたくて。
顔を上げるのは君がそうしたいと思った時で構わないから、
触れようと伸ばしたこの手だけは拒まれないといいな。

「やっぱり諦められもしないし、諦めたくもないよ。
 もしもこれが、……独り善がりな俺の我儘でも」

「夏彦の事が好きだから、離れたくないんだ…」

そうして、叶うならば、もう一度。あの日をやり直そう。
互いにどうにもならない想いで雁字搦めになって、
本音を隠したまま、すれ違ってしまった日の事を。

ここまで随分と遠回りをしてしまったけれど。
勇気を出して、今度こそ君が応えてくれたなら。
あの日をやり直せたら、また君の隣に戻れるはずなんだ。
(-116) 2022/07/09(Sat) 3:45:22

【秘】 潸潸 ライカ → かれがれ ユメカワ


君の口から紡がれる言葉を、静かな廊下で聞いていた。
言葉が──想いが。しとしと心に降り積もっていく。

子供一人じゃどうにもならない事は、
二人になったってどうしようもない。
だから諦めた。目を逸らした。


───ばかだなあ、僕たちって。
最初から、素直に言えば良かったのに──なんて、今更。足がすくんだのは、言葉が喉につかえたのは、自分のくせに。

「……ぼく、僕は……、」

愛だなんて、目に見えない不確かなものしかこの手に無くて。
どうしようもない現実を、
何も出来ない無力さを沈黙の言い訳にして、ずっと逃げてきた。

……だから、言わないと。
今、君に伝えないと、きっと一生後悔してしまう!


「本当に好き──とか、この気持ちを証明できるものは無いけど
 ……深雪をいちばん好きなのは、僕だ。」

僕たちの過ちを、しがらみを、解いていこう。
あの日の続きを、紡いでいこう。
(-175) 2022/07/10(Sun) 1:12:32

【秘】 潸潸 ライカ → かれがれ ユメカワ



二人分の足音が遠ざかって、
二人分の足音が止まった。

ほのかな光が手放されたかと思えば
優しい君の温度が頬を撫ぜる。
それに摺り寄って、ゆっくりと顔を上げれば────


(-176) 2022/07/10(Sun) 1:13:36
ライカは、君の手の甲に、手のひらを添えて。
(a73) 2022/07/10(Sun) 1:14:20

ライカは、背伸びをして、口付けをひとつ。
(a74) 2022/07/10(Sun) 1:14:43

【秘】 愛執 ライカ → かれがれ ユメカワ


「……ワガママ、僕も言う。
 深雪が好きだから、
 離れたくないよ、ずうっと側に居たい……!」

他人の都合なんて考えずに
ただ己の欲を吐露して醜く泣き喚く姿は、
情けないなんて言葉じゃ足りないくらい格好悪くて。

「僕だけ見て、僕の隣で笑ってよ、
 嫌なら嫌って言ってよ……ッ
 どこにも行かないでよ………!」

尊重されるような事情がなくても、
将来の夢がなくても、
誰かの人生を踏み躙ったとしても。
それでも、君と育む愛だけが欲しい。


……願わくば、そんな未来を。
(-177) 2022/07/10(Sun) 1:15:49

【秘】 恋恋 ユメカワ → 憂愁 ライカ


触れた頬が、手のひらが、そっと触れる唇が。
等身大の君の本心が、その言葉が。
君の全部が、格好悪くたって愛おしくて仕方ないから。

もう少しだけ我儘になってしまおうか。
君の背中に両腕を回して、そのまま抱き寄せてしまって。
離れていた時間を取り戻すみたいに、
ほんの少し苦しいくらいにぎゅっと抱き竦められたらいい。


──ああ、ずっとこうしたかったんだ。


誰かの元へ行ってしまう君を、少しばかり強引に引き留めて。

怖くて言えなかった我儘な気持ちを、君に打ち明けて。

怖くて聞けなかった君の気持ちを、君の口から聞いて。

互いに本心が言えなくて、すれ違ったまま
立ち止まってしまったあの日をやり直して、続けていく。

「……もっと早く聞けていたら、」

そんな日が、もっと早く来ていたら。
(-188) 2022/07/10(Sun) 4:49:54

【秘】 恋恋 ユメカワ → 憂愁 ライカ


俺は死ななかったのかもしれない・・・・・・・・・・・・・・・


「でも、いいんだ」


「それでも、一人は──寂しいのは、嫌だ。
 だから……俺を一人にしないで。何処にも行かないで…
 傍に居て、夏彦。ずっと……」

君が心の内を曝け出した分と、同じだけ。
現実に追い遣られ、色褪せた夢の残響が君に囁きかける。

気付けば廊下はしんと静まり返っていた。
話し声は夜闇に吸い込まれ、今は他の誰の気配も感じられない。

月明かりだけが静かに窓から差し込んでいる。
古寂びたこの場所は何処までも静謐さに満ちていて。
今だけは、世界に二人だけみたいだ。

「……俺と一緒に、来てくれるよね」

きっと君の視界の外。
いくつもの感情が綯い交ぜになったような表情で、
(-189) 2022/07/10(Sun) 4:55:38

【秘】 恋恋 ユメカワ → 憂愁 ライカ


楽しい時間は、束の間の夢は終わってしまったね。
だから君も、もう思い出しても良い頃だ。


夢川深雪は死んだ人間だ。

二人がすれ違い始めたあの日から、少し経ったいつかの日。
広がる距離が修正不可能なものになってしまう前に、せめて。
訣別を告げられてもいい。ただ、君の口から答えを聞きたくて。
やり直せる最後の機会さえ手放してしまいたくはなくて、やり直したくて。

──思えばいつも、君の手を取るのは自分の役だった。


だから意を決して、自分から。あの日をやり直そうとしたはずなのに。
何処までも唐突に、理不尽に。その前に全てが終わってしまった。
あの道の先には、やり直せる未来があったはずなのに。


最後にもう一度、ちゃんと話がしたくて。君の家へと向かっていた。
その途中、君の家から目と鼻の先の場所で。

事故に遭って、あっけなく帰らぬ人となってしまった。
今年の夏休みが始まる少し前の事だった。


これは、そんなやり直しのやり直しのやり直し。
(-190) 2022/07/10(Sun) 4:57:22

【秘】 恋恋 ユメカワ → 憂愁 ライカ

/*
ごきげんようダーリン 見ての通り俺狼なんだけど
これはちょっとした挨拶代わりに全を開示しただけだから
今ここで焦って滅ぶ必要はないよ。

滅びをお断りするも後からゆっくり滅ぶも今ここで滅ぶも自由にね アデュー
(-192) 2022/07/10(Sun) 4:58:11

【秘】 愛執 ライカ → かれがれ ユメカワ


君の温もりが、体中に伝わってくる。
僕がずっと欲しかったものだ。

抱き竦められれば、抵抗なんてすることなく君の腕に収まってしまう。
そっと両腕を君の背に伸ばして、離れていた距離を埋めるように、君の言葉に頷いて──────








「え?」
(-196) 2022/07/10(Sun) 8:27:10

【秘】 惆悵 ライカ → かれがれ ユメカワ


──その瞬間、言葉の意味を理解出来なかった。

だって君は今、ここに居て。温度だって感じられて、
……ほら、こんなに優しく抱きしめてくれるじゃないか。

「………痛」

頭が、痛い。
君の言葉が分からない。
考えれば考える程、鼓動は早鐘を打つ。

「……み、ゆ、」


  「……深雪?」
  「う、……嘘、だろ、
   なんで、こんな……だって、」

  「まだ………、」
  「まだ、何も言えてないのに………!」


あの日の後悔を、あの日の絶望を、あの日の、
君の惨状
を。

──君はもう、この世に居なくて。
──手を伸ばしたくらいじゃ届かない程に離れてしまっていて。
──これ以上育めるものは、何もなくて。
──僕たちの未来は、とっくに途絶えている。

それを、思い出しただけ。
(-197) 2022/07/10(Sun) 8:29:38

【秘】 怖怖 ライカ → かれがれ ユメカワ


「………ぁ、」

怖い。
現実を直視することが。
けれども、逃げ出す事だって出来なくて
弱々しい獲物さながら、君の腕の中で震えている。

「い、一緒に………?」

それって、つまり。

怖い。怖い。
死ぬのは怖い。嫌だ。
嫌なのに、この
温かい
腕の中から抜け出せずに居る。
背に回した腕は、今も力を緩めずに君を抱いていた。

「う……、」

ついぞ吐いた我儘は、威勢はどこへやら。
君と交じらない視線が、迷いを表すようにぐるぐると廃校舎を惑う。



──僕は、君と居るよ。
 君をいちばん好きなのは僕だから。


そんな言葉が喉につかえるけれど
それでも、吐いた言葉に偽りだって無いから
こく、と、小さく頷くのが、精一杯だった。
(-198) 2022/07/10(Sun) 8:32:23
ライカは、震える唇で、言葉を紡ぐ。
(a78) 2022/07/10(Sun) 8:32:43

ライカは、「すき、だから。」
(a79) 2022/07/10(Sun) 8:33:13

【秘】 怖怖 ライカ → かれがれ ユメカワ

/*
はっ倒すぞ
法で取り締まれ

ノー寄りのイエスなので
(あの世への)連れ出し歓迎です!
(-199) 2022/07/10(Sun) 8:36:10

【秘】 恋恋 ユメカワ → 怖怖 ライカ


ずっと──ずっと欲しかったものだ。

もう逃げられない君を優しく抱いて、震える背をそっと撫ぜる。
今だけは、こうして君に触れられる。互いに言葉が届く。
手を握って、抱き締めて、君を安心させてあげられる。

理由なんか無くても一緒に居られて、
何処にだって君の手を引いて行ける。

欲しかったものは、たったそれだけの当たり前の日々。
この時間に再び終わりが訪れる事を、受け入れられそうにない。
(-215) 2022/07/10(Sun) 15:07:44

【秘】 恋恋 ユメカワ → 怖怖 ライカ


ああ、本当はわかってたんだ。
これ以上君に構ったらいけないんだって。

きっと辛い思いをさせてしまうから。きっと傷付けてしまうから。
今でも君の事が大切だからこそ、
君の事をそっと手放して、さようならを言わなくちゃ。


楽しい時間は、楽しいままで。
そうでなければならないのに。
(-216) 2022/07/10(Sun) 15:08:21

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ


それでも結局、そうはならなかった。
寂しがり屋は孤独を呑み込めず、我儘で平穏を壊してしまった。
さようならが言えなくて、求め合って、手を伸ばしてしまった。

近くに居るのに届かない、はずだった君を、捕まえてしまった。


狂い始めた歯車はもう戻らないから。
だからせめて、終わりの先で永遠を共にしよう。

大切な一瞬を切り取った写真のように、今のままの二人で。
いつまでも変わらずに居よう。ずっと一緒に居よう。

「………ごめんね、夏彦」
「ありがとう」

「大好きだよ。これからも、ずっと……」

両手がそっと君の首に触れて。
そのまま少しずつ、ゆっくりと力が込められていく。
表情は静かに笑んだまま、ほんのわずか、切なさを滲ませて。
けれど決して迷わず、君の呼吸を何処までも優しく絞め上げてしまおう。
(-217) 2022/07/10(Sun) 15:10:38

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ


大丈夫。

背に縋る君の手が、もがく最中に爪を立てて引っ掻いても 
きっとその傷さえ愛おしいから。

這い寄る死の恐怖や苦しみが君を苛むなら、
何度だって、優しくあやすように口付けを落としてあげるから。

だから、どうかこのままで。


────もう一度。同じ夢を見よう、大好きな君。
(-218) 2022/07/10(Sun) 15:11:32

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ

/*
こんな村に法は無い でもこのオレには良心があるので
あんまり生殺しにするのもかわいそうだし一思いにここでやっちゃおうね
なんかまずそうだったら確定で抵抗してもろてね

一応のユメカワの方針としては
一緒に死んで永遠にいつも通りの日常を続けようね♡
 らしいので
死ぬ場合この後の処理としては 
・死亡からの亡霊化
 になって
暗転〆から何事も無かったように二人で空き教室に戻るかなんかするのが
ユメカワの情緒が素で狂っててきしょいからいいなって思うんですけど

やりたい事とかよりよいカスの案があったらオレは元気に乗ります 敬具
(-219) 2022/07/10(Sun) 15:16:53

【秘】 怖怖 ライカ → 夏の雪 ユメカワ

/*お前と死にたいしお前との亡霊化もめちゃめちゃノリノリなんですけど
つまり今回の襲撃先はライカってこと?

違うなら
システム的にも死にたいから2日目の襲撃先にしてもらってこの度は一旦逃げても良いですか?


何の質問やねん
(-224) 2022/07/10(Sun) 16:12:29

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ

/*
今日の襲撃は相方の担当だから
システム上の襲撃先は別
だわよ

ただまあ俺ライカ襲撃しにいきたい!!!!!って力強く宣言してあるから
この場で死OKならロール上で先行して死んでもろて
三日目の襲撃で帳尻合わせようと思ってた(照)

何にしても死を急ぐ必要は特に無いから
焦らず三日目にロールとシステム両方で満を持して死ぬでもいいよ 逃げな!
(-225) 2022/07/10(Sun) 16:45:47

【秘】 怖怖 ライカ → 夏の雪 ユメカワ

/*今日が2日目じゃん 日数を間違えました愚かです

ここで逃げるの相当ザコムーヴだからやりたいです♡
3日目でじっくり殺されたいです♡
よろしくお願いします♡
(-226) 2022/07/10(Sun) 16:52:48

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ

/*
悪ィな オレの愚か、伝染っちまった

いいよお〜逃げな!めちゃくちゃ傷付いた顔してやるからな
次はちゃんと逃げられないようにするからね♡三日目がお前の命日な
(-227) 2022/07/10(Sun) 17:04:44
ライカは、君が好きだ。君の隣に居たい。
(a83) 2022/07/10(Sun) 17:57:05

【秘】 怖怖 ライカ → 夏の雪 ユメカワ


「ぅ、」

───ひた、
自分を抱く腕が、首へと向かう。
殺されるんだと言うのに、声は、眼差しは、温度は随分と優しくて
きっと望めば口付けも、抱擁も、なんだって与えてくれるだろうし
何より、願い通りに、ずっと君と一緒に居られる。

後はもう、君になされるがまま、全てを委ねるだけ。
……また君に、委ねるばかりだ。

「……ッ、」

ぐ、と頸部に力が加われば──気道──動脈──と、じわじわ締め上げられていく。


そう、そうだ。
あの日にちゃんと気持ちを伝えられていたら
君が死ぬ事は無かったんだから。
一種の贖罪。罪滅ぼし。ここで死ぬ理由は充分だ。

だから、抵抗する理由なんて、一欠片も無いはずなのに。



「……──ぃW、やっ、」
(-229) 2022/07/10(Sun) 17:58:05
ライカは、────、
(a84) 2022/07/10(Sun) 17:59:15

ライカは、君を、思い切り突き飛ばした。
(a85) 2022/07/10(Sun) 17:59:33

【秘】 怖怖 ライカ → 夏の雪 ユメカワ


怖い。怖い怖い怖い怖い怖い。
死ぬのが怖い。息が出来なくなっていく感覚が怖い。
何より、穏やかな君がいちばん
怖い



「はーっ、はあ、はぁ、」

勢いまかせに君を突き飛ばしてしまえば
それは裏切りと呼んで過言ではない。

「……ぁ、ごめ、ん、
 僕……そんな、つもりじゃ……、」

あんなに君が好きだと言ったのに、
いざ死を目の当たりにすると、勇気なんて出なくて。

「ち、ちが…………
 ぼく……僕は…………!」


──死に、面白さをW見出せなかったW。

「こ……、こわ、い……!」

君への恐怖と、愛情が、
混ざりあってもうどうしようもない。

一歩、ニ歩と後退れば
逃げるように駆け出すのは、容易だった。
(-230) 2022/07/10(Sun) 18:00:30
ライカは、確かに君の事が好きだ。
(a86) 2022/07/10(Sun) 18:00:58

ライカは、君を置いて、廊下を駆けて行った。
(a87) 2022/07/10(Sun) 18:01:30

【秘】 つれづれ ユメカワ → 怖怖 ライカ


──曰く。人は愛する人を殺すとき、
首を絞めて殺すという方法を選ぶ傾向にあるのだと。
なんてのは、根拠も無い流言に過ぎないのだけど。


そんな流言飛語の真実如何に関わらず、
君を連れて行こうとするものの全ては、ただ愛でるように。
優しく愛を囁いて、ひくりと震えた喉をそっと撫でて
それらとまったく同じ事のように、君の命に手を掛ける。

その手は、大好きな友達である皆のこれからを奪う事に躊躇いがない。
大好きな君のこれからを奪う事に躊躇いがない。
誰の事もいたずらに苦しめたくはないけれど、
誰かを死に至らしめる事そのものを"酷いこと"だと思う意識は薄いもの。

ひとのそとが、人を殺める事を躊躇うものだろうか。
ひとのそとが、人の都合など慮るものだろうか。
答えはきっと、個々の性質的なものを除けばそうではない。

これは既にそういうものになりつつある。たったそれだけの事。


死というものは、飽くまでも手段であり、目的ではなく。
死を死で贖わせるつもりも無い。
死そのものに何か意味を持たせようとも思わない。

せめてもの救いか、殆どわけもわからずに死ぬ事となった死者は
目前に迫った死というものの恐怖・・・・・・・・・・・・・・・にあまりに理解がなかった。
これは──きっと、それだけの失敗だ。
(-233) 2022/07/10(Sun) 19:59:32

【秘】 かれがれ ユメカワ → 怖怖 ライカ


そうは言えども夢川深雪は人だった。
少なくとも今は、おおよそ皆と同じもののまま在った。
だから君が加減なんてする余裕も無く突き飛ばせば、

「────あ っ、」

──ぐらり、体勢を崩して。

とと、と蹈鞴を踏んで、数歩。
君から手を放して、後ろに下がってしまう。

「………夏彦、……」

躊躇いなんて無かったのに、その手を容易く放してしまったのは
何よりも、君がそんな行動に出るなんて思っていなかったから。

数歩離れてしまった場所で立ち尽くし、
後退り、背を向けた君をただ見送る事しかできなかったのは
怯えた君の眼が確かに自分に向けられていたからだ。


遠ざかっていく君の背は忽ちの内に夜闇に消えてしまった。
遠ざかっていく君の足音も、直ぐに聞こえなくなって。

寂れた静かな廊下に、ひとりきり。
置き去りにされた子どものような心許無い表情で。
夢川だけが、ぽつねんと。暫しの間立ち尽くしていた。
(-234) 2022/07/10(Sun) 20:00:21
 




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