【人】 花屋の主 メルーシュ[ >>0:87 ヨシュア様はコンセールカリヨンの名家ハイアーム家に仕える方だ。(もちろんメルーシュが知っているのはかの方が名乗ってくださった名前だけだったが、両隣のおしゃべり好きな店主たちがおしえてくれた) 時に、ご自身が使えられているハイアーム公のご息女へ、花を求めて見えられる。 そしていささか不躾なメルーシュの質問>>1:59にも、不審な顔をせずに答えてくださるお得意様だった。 用事を終え、あとは屋敷に戻るだけなのです。 よければ店の隅で、 待たせて頂いでもいいでしょうか?>>1:113 ] ええ、勿論です。ヨシュア様。 [花々が所狭しと並ぶ店内の片隅には、ちょうど天窓の光がやわらかく差し込むその場所に置かれたひとりがけのソファがある。 もし彼がそこに座っても座らなくても、メルーシュは気にかけることはないけれど。 そのソファのちょうど目の前にある早咲きのコスモスが、どこか浮かない表情のヨシュア様に、声ならざる声で小さなメロディを風に乗せたことに、かすかに微笑んだ。] (156) 2020/09/25(Fri) 21:09:39 |
【人】 花屋の主 メルーシュお待たせしました、こちらでいかがですか? [ ヨシュア様が花を贈られるそのお方のことを、メルーシュはどれくらい知っているのだろうか。 だが、彼の言葉の中から、そのご息女が花を愛でる深いお心があられることと、もしかしたらあまりお体が丈夫であられないことだけはくみ取ることができていた。] お持ちいただくのがちょっと大変かもしれませんが [そう言い添えて見せたのは、深い橙と白のアネモネを中心にした花束。 窓辺に飾るとしたら、少し花器からしたたるくらいの、穏やかな色合いのグリーンを添えて。] そして、これはヨシュア様に。 [さきほどから彼へ小さな声で歌いかける、真っ白いコスモスを小さな花束にして手渡した。]* (157) 2020/09/25(Fri) 21:12:10 |
花屋の主 メルーシュは、メモを貼った。 (a40) 2020/09/25(Fri) 21:21:27 |
花屋の主 メルーシュは、メモを貼った。 (a41) 2020/09/25(Fri) 21:21:38 |
【人】 花屋の主 メルーシュ>>135 いらっしゃいませ [誰かが訪ねてきた気配に気付いて、メルーシュは店先からは死角となった場所から顔をのぞかせた。 そこに佇んでいたのはひとりの男性。 この国ではあまり見かけない帽子と装い、そして手にしている楽器ケースは、大きさからヴァイオリンかもしれないと思った。 (コンセールカリヨンに住む住人であるメルーシュは、もちろん音楽を愛していたが、残念ながら楽器にはあまり詳しくない。)] 「この素晴らしい日にオススメの花を もらえないかな?」>>135 「はい、では少しだけお待ちいただいても?」 [初めてのお客様から頂いた難しくも素敵なオーダーに、もしかしたらメルーシュの動きは、いささかぎこちなかったかもしれない。 メルーシュはその方に、店の片隅にあるソファで待たれることを勧めると(もちろんその方が座られても、座られなくても気にとめることない)、ふんっとばかりに花たちに向き合い、このお客様のオーダーにかなうのはなにかと、花たちと相談を始めるのであった。]* (158) 2020/09/25(Fri) 21:56:34 |
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