【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[男の指が女の頬を撫でる。 演奏の最中に女の肌に触れていた感触とまるで同じもの。 その指先が頬に触れ、耳朶を擽り、髪を掬う。] 飢える のだろう?ならば…… 私の元へ来い 。[そして首筋を撫でながら男は囁く。 幻の中で果たされなかった交わりと同じ熱が肌を通して女へと伝わっていく。] (-129) 2022/11/22(Tue) 23:24:11 |
【人】 奏者 イルムヒルト─ Bar passion ─ [熱狂冷めやらぬバーに佇む女は、 足音と声に、我にかえったようにして男を視界に捉え。 この積み上げられた金貨でも足りぬという貴方に、 私は一礼をしたあと、真っ直ぐに黄昏で見つめて] ……次を、望んで宜しいのですか。 なら、私は、もっと奏でたい。 私の音は。もっと高みに昇れる。 [その道の一片を、見せてくれたのはあなた。] (230) 2022/11/22(Tue) 23:51:31 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[頬を、髪を撫でる指は、幻ではない その事に、私の中の女が餓えを訴えてやみません。 ああ、それが。 あなたの指が、舌が、その熱が。 あの続きを求めてしまうのは、はしたなくあるでしょうか。 いいえ、それをはしたないではなく あなたなら。喰らいたい欲すらも 私の糧とするを喜んでくださるでしょう? だから] 私をもとめて下さるのなら。 貴方の元でもっと。私を高めさせて。 [囁きには諾を。欲に濡れた目とともに。 貴方も餓えを感じてくださるでしょうか。 私の美に、対して] (-132) 2022/11/22(Tue) 23:51:50 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン……訊ねるのは、フェスの時間でも宜しいのですか? [貴方のまだ見ぬ美を探し求めるための時間でも。 私に、頂けますかと。強欲に。*] (-134) 2022/11/22(Tue) 23:56:03 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[離れ際、男の指が触れる。 女の唇を指先が名残を惜しむ様になぞる。 それは最後まで触れぬままだった場所。] 時も場所も選ぶ必要はない。 [その渇望、その欲望、決して満たされぬ飢えが求めるままに。*] (-138) 2022/11/23(Wed) 0:06:28 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a51) 2022/11/23(Wed) 0:07:03 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a52) 2022/11/23(Wed) 0:08:55 |
【人】 奏者 イルムヒルト─ Bar passion ─ [女は、待っている。の一言を残して去り行く男を見つめる 腕の中に持っている、使い古したリュートは普段よりも重く そして一等腕に馴染むような心地を覚え。 その男の背がバーの扉を開き、外へと消えるまで 見送って、いた**] (245) 2022/11/23(Wed) 7:09:56 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[決して満たされぬ欲は、自覚してよりこの身を苛む 其れすら心地よく感じるのは、貴方もそうなのであろうか 男が去ってから。 戯れのように、いえ、惜しむように指でなぞられた 己の唇に、己の指で、触れる。 ―――自分のものより大きく、太く、熱く。 演奏中触れられた熱、そのものの。] ……ああ、 [疼いて、止まぬ。とばかりに零れた吐息は甘やかなもので 己が内に芽生えた”雌”のものであることは、自覚していた*] (-143) 2022/11/23(Wed) 7:10:35 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a56) 2022/11/23(Wed) 7:12:22 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[嗚呼、……疼く。 充足と渇望を繰り返していくこの感覚。 『美』が官能を呼ぶのか、官能が『美』を生み出すのか。 その両方か。 未だ目に焼きついた女の姿に。 未だ耳の奥に残る旋律に。 イルムヒルト…… さあ、早く、私の元へ。 待ち切れぬと、 目覚めた”雄”がその脈動を強めていく。] (-148) 2022/11/23(Wed) 10:12:41 |
【人】 奏者 イルムヒルト[「passione」での演奏を終え、 一先ず報酬の金貨はマスターへと預けて。 女はリュートと魚の絵を抱え、 中央広場の端の店より中央へと足を、進めていた。 金貨をマスターへ預けたのは至極簡単な事。 若い女が大金を所持していれば、 直ぐにならず者に目をつけられる。 与えられた名刺はあるものの、それを悪戯に見せるというのは 己の「美」を追求すること以外に使うということ。 それは女の矜持に反していた。故の判断であった。] ……。 中央は何やら騒がしい。 どうやら、何か演目>>203があったのだろう。 其方から流れてくる人らは皆一様に楽しそうな顔をしている。 其れを見遣る女の顔は優れない。 先の演奏の余韻に浸りながらも同時。乾く様な飢えを覚え。 それを消化するのには今暫くの時が必要なためであった。 花壇の煉瓦に腰を下ろし、暫し休息をと目を閉じて。 未だ燻るものを抑えるように。*] (293) 2022/11/23(Wed) 19:05:42 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a67) 2022/11/23(Wed) 19:14:02 |
【人】 奏者 イルムヒルト― 中央広場で>>294 ― ……貴方は、何時も。 いつの間にか傍にいらっしゃるの、ですね。 [隣からの声にフードを被った顔を上げ、声の主を見る。 彼はあの日にバーにて歌を披露した時と変わらず。 ただ、彼という存在そのものが其処に、在った。 弾いてみれば良い、と彼は言う。 あの日披露した歌ではなく、拙くもどこか楽しそうなステップを踏んで 同時に、派手にしりもちをつきながらも その姿は楽しそうに、女には映る。 彼女ほど――リリーの、ことだろうと女は思う。 軽やかなそれはどこか、彼女のステップに似ていた。] それでも、とても楽しそうに踊っているわ。 自分の持てるものでは、ないのに。 ああでも、とてもそれは良い美しさ。 ――迷い、と、いうのかしら。 飢えてしまうの、加速して、止まなくて。 でも、貴方の魅せるものを見たら。また、 奏でてしまいたく。なる。 [その刺激をも取り込んでしまいたいとばかりに。と 女は黄昏を彼へと向けて――] (303) 2022/11/23(Wed) 19:44:33 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a69) 2022/11/23(Wed) 20:21:22 |
【人】 奏者 イルムヒルト― 中央広場で、怪人と>>314>>315 ― [飢えて、うえて。そのまま情動に任せて狂おしい程に 掻き鳴らしてしまいたい衝動を孕みながら、 平静のように曲目を受け付ける、というた女の内面も この怪人は見通していたのであろうか。 ――願われた曲は、まるで未だ殻で眠っている雛の頃 星の娘と語らった時のような歌。 或いは。語らいの中でこの怪人のことを話題に出した時の 2人だけのテーブルでの内緒話の、ような。] ――……。 [ぽろん、と リュートが掻き鳴らす弦は。 官能的で、華さえあるようなものではなく。 その時は凪いで、されど深く、広く。 もうすぐ夜になるこの世界を遍く降り注ぐ星の光を 映したように、柔らかな音。 ―――星へと捧げる歌 星を見る人々への、歌。 貴方は何処までも、軽やかに歌っている。] (319) 2022/11/23(Wed) 21:18:56 |
【人】 奏者 イルムヒルト[悪かった顔色は、少しだけ赤みが戻り 狂おしい程の情動は少しだけ鳴りを潜めて 音に混ざっていた僅かな艶も、どこか母が子を慈しむような 静かであれど家路を思い描くようなものへ変わる。 これもまた、私が触れる。貴方の”美”なのでしょうか。 ただ、燃え上がらせるのではない、 眠らせ穏やかにさせるもの。] (320) 2022/11/23(Wed) 21:19:17 |
【人】 奏者 イルムヒルト……あなたは。 ――――まるで、鏡なのですね。 [今のように正反対を映し唄うときもあれば あの日のバーのように、どこまでも人々を魅了するものも。 呟きとともに、女は弦を爪弾く。 強くではなく、弱く、優しく。*] (321) 2022/11/23(Wed) 21:20:34 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 大富豪 シメオン[でも、どれだけ表面が凪いでも 一度植え付けられた情動が費えることはない。 逆に鎮められれば鎮められるほど 躰の奥底はそれを渇望してやまない。 ああ、こんな私を 同じような衝動を飼いならすあなたは。 どの様に見るのでしょう。 其れすらも、知りたくて、取り込み喰らいたくて止まない。*] (-163) 2022/11/23(Wed) 21:22:07 |
【人】 奏者 イルムヒルト― 中央広場にて ― [その曲が弾き終わるのはきっと、 貴方が唄い終わるまで その情動が一旦静まっても。貴方の伸びやかな歌声を もっと彩らせたかったからともいう。 貴方の歌声は、人の心に響く。 その歌に込めたものへの捉え方は多分、 受け取った1人1人で違うのでしょう。 鏡のように、天の星のように 貴方の歌は、まるで導きの光のようだわ。 最後の一節を弾き終わる。 その瞬間は、何時も名残惜しい。] (324) 2022/11/23(Wed) 22:10:06 |
【人】 奏者 イルムヒルト― そして演奏は幕を閉じ ― [夜の帳は、空に散らばる星を美しく輝かせ それを見上げる男の隣で、女はただ、そうですか。と紡ぐ。 その時間を、話しかけることで失わせるのは 何だか勿体なく、感じたのだ。 貴方は、その自然な姿が美しい。 囁きはきっと、彼が自然の美を堪能し、満足した後か。 それから会話になるのか或いは 返答はあっても、なくても。 女はただ――微笑んでいる*] (325) 2022/11/23(Wed) 22:10:25 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 「怪人」 ファントム 貴方の歌はいつも、誰かの心を温めるのですね。 でも、聞いてみたいと思うものが、1つ。 ……あなたは。もし私が あなたが一番好きな歌をうたってくれ、と願ったら 歌ってくださいますか? [鏡のようではなく。誰かに伝えるものではなく 貴方自身のための。歌を。と願ったら。*] (-164) 2022/11/23(Wed) 22:11:23 |
【秘】 奏者 イルムヒルト → 「怪人」 ファントム ―― ふふ。 ええ、勿論、そうしましょう。 貴方が唄っても良いと思う音色が聞こえたならば 私の所にいらっしゃって? その時は 貴方の為だけに、奏でましょう。 (-167) 2022/11/23(Wed) 22:37:26 |
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。 (a78) 2022/11/23(Wed) 22:39:24 |
【秘】 大富豪 シメオン → 奏者 イルムヒルト[滾る血が“雄”を呼び起こしたまま眠ることを知らない。 あの美しい肢体と魂よ。 情欲を呼び起こされた無垢な肌に、さらなる情欲と官能をを刻みつけ、女の『美』と『熱』を取り込み喰らう。 渇きも飢えも今はただ女を欲して止まない。 情動を抑える術などない。 鎮めて鎮まるようなものではないのだ。 飼い慣らすためにすることは一つ。 獣を解き放ち、本能と欲望の赴くままに味わい尽くすまでのこと。 そうして、その『美』を我が手で磨き輝かせよう。*] (-176) 2022/11/24(Thu) 0:17:13 |
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