【人】 ミアむり。 [ 厨房に立つことも、おひめさまになることも! 包丁の正しい使い方から学ぶ必要があるし、 そもそも、おひめさま巻きのかたちすら分からない。 夢見たことの無い"ゆめ"を想像するも、 ひとつひとつを潰していく声に、 パンを咥えたまま 分り易く げんなりしている。 そういうことを言うから反感を買うのでは……?等と、 何時か家に飛び込んできた "おひめさま"も 思い。 ] (257) 2020/05/26(Tue) 13:01:41 |
【人】 ミア[ 思った 、次にはまた、 は?とか そんな反応をしていて! ] ……なんであるの。 [ そういう趣味がおありで……?とは、 まったく使い慣れない丁寧な言葉。 前のおんなでも居たの?まで言う始末。 過去がそのまま視えたら、 こころのうちでも読めたら、苦労、しないのに。 どんな怪物の血を引いてしまったのやら。 ] (258) 2020/05/26(Tue) 13:02:42 |
【人】 ミア[ バターナイフの柄に、伸びた茶髪の先を巻く。 ……軋むし、毛先は跳ねていて、 おひめさまとはなんだろうと、考えそうになる。 ] (259) 2020/05/26(Tue) 13:03:27 |
【人】 ミア─── それとも なに、 誰とでも良いから舞踏会でも出たくなったの。 [ 丁度来た執事から、水の入ったグラスを受け取り、 何処から仕入れてきたのか、 庭の知らない場所に咲いているのか、 青い薔薇ひとつ、浮かべられたのを、見詰めている。 ] (260) 2020/05/26(Tue) 13:05:55 |
【人】 ミア[ ─── はじめてみた。 と 言う声に、一瞬驚かれるも、 ( 何せ 会話なんてほとんどなかった! ) 多分、笑みを 返されたのだろう。 ]** (261) 2020/05/26(Tue) 13:06:09 |
【人】 ミア[ 勿体ないなあ、と思うのは、 そう、"元"貧乏人の性かもしれない。 其処にあるだけの服というのも、 果たして認められるべきなのだろうか。 おかねもちなきぞくさまの文化か知らないけれど、 ……まあ この場合、それこそ趣味なのだろう。 ] (299) 2020/05/26(Tue) 23:04:04 |
【人】 ミア─── 薔薇は幸せ なのかなあ。 残す、 残す の。 [ でも、それはもう 大事にされているのだろう。 王宮なんて世界でいっとう"高い"場所! なんだったか、花言葉、というものを、 残念なことに知っていなくても。 それぐらい、分かってしまうから。 ] (301) 2020/05/26(Tue) 23:05:23 |
【人】 ミア[ 花弁は、千切っていないし、食んでもいない。 多分、そういうものではないのだろう。 片手に乗せたまま、ずぅっと見詰めては、 ふうん とか、曖昧な相槌を乗せるだけ。 ] (302) 2020/05/26(Tue) 23:05:44 |
【人】 ミア[ ……音を出さないことも、 動きだけなら、察されないことも、 そこそこ得意であったから、 きっと 気がついたときには立ち上がっていたし。 グラスを置いた、その手で、 正面、何時かと反対に、 細い腕を引っ張り上げている! ] (303) 2020/05/26(Tue) 23:06:55 |
【人】 ミア[ 勢い余ってふたり床に転がったあたり、 力を入れすぎたのだろうし、軽すぎた。 ─── もっと食べれば良いのに、は、胸の内。 絨毯に、茶が控えめに広がる。 碧は、真上の薔薇色を、見詰めていた。 わらって いた、と 思う。 ] (305) 2020/05/26(Tue) 23:08:59 |
【人】 ミア………… ふ、ふふ ほんとに バランス、悪いね。 ダンス、ちゃんと習ったら、 私の方が上手くなれそう。 [ 片手は転がった拍子に離していた。 吃驚させたかっただけだから、別に、 何をしようと言うわけでも、無い とは、いえ。 ] (306) 2020/05/26(Tue) 23:09:59 |
【教】 ミア………… "残る"の、怖くない? 私は いやだな。 枯れちゃったら 死んじゃったら 綺麗なままのものに、ずっと、 縋らなきゃいけなくなる、し。 (/21) 2020/05/26(Tue) 23:12:58 |
【教】 ミアみんな 何も残してなかったよ。 ……ものも 碌に無かったけど、私も。 居るだけだって 覚えちゃってるのに、 夢にだって 出てくるのに。 中途半端に 覚えて、残るより、 名前もないまま死んだ方が、 ずっと幸せで、怖くないし、 だから、 (/23) 2020/05/26(Tue) 23:14:20 |
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