(※R18G注意・再放送) ユウキは、メモを貼った。 (c1) 2022/06/03(Fri) 22:52:11 |
ナオアキは、集合時間の頃、会議室に戻らなかった。 (a0) 2022/06/03(Fri) 22:59:00 |
【神】 篝屋に来た カジヤマ「はりーはともかく、結木くんはふらふらしてそうだなー。 え、あきちゃんまでいない? 揃い悪すぎ〜 誰か一緒にいたりし」 ガン、とまた机に頭をぶつける。 そのままいつものように顔面を机にたたきつければ 深い眠りに眠りに、ついたはずだ。 (G2) 2022/06/03(Fri) 23:11:50 |
カジヤマは、またこの日も死んだように眠っている。 (a1) 2022/06/03(Fri) 23:12:54 |
【秘】 民俗学 ユウキ → 無明長夜 ヌイバリ「はい!能力を得た、というだけで俺にとっては喜ばしいことですから」 その通り。内容が問題などではなく、能力を得たと言うことこそが青年にとって重要なことなのだ。 「いいじゃないですか。薬が当たり前のように使われて、『普通』になった世界。 この少人数という限定的なものではなく、人類そのものが進化したということになるでしょうから。まさしく俺の願うことです。 ……俺は人間という種の可能性、その果ての終着点を見たいんですよ」 まるで宝物に触れるように。 幸せそうに息を吐いて、目を細めて語った。 「勿論期待してますよ!だってそれ以外の結果になるってことは、伊縫さん取り残されて壊れちゃうって事ですし。それは残念で仕方ありませんよ。 はい、是非見せてくださいね!俺、きっとどんなものでも嬉しいですから!」 見せられるものであれば、の意味を一瞬考える。 見せられないのなら、例え今既に発現していても隠しているのではないだろうか。 それは少し、寂しいな。 青年は、芽吹き、花開く日を純粋無垢に待ち続けるのだった。 (-4) 2022/06/03(Fri) 23:14:18 |
【神】 声無きを聞け マユミ『最早この時間の風物詩と化してきたのです? 篝屋様にヘルメットの装着を義務付けるべきなのです?』 床に寝転がりながらタブレットを見せています。 お行儀が悪いですね。 『にしてもお戻りにならない方が多いのです? 実は皆様脱出路を見つけまくりなのです?』 会議室を見渡して首を傾げているでしょう。 (G3) 2022/06/03(Fri) 23:22:26 |
【神】 未だピンボケ ライカ「…僕、外見てきます。 周辺の部屋に入るみたいですけど…怪我してたりしたらいけないですし」 スマートフォンの画面を見ながら、怪訝そうな顔をしていたかと思うと 杖を手に取って会議室を出ていこうとすることだろう。 (G4) 2022/06/03(Fri) 23:22:39 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ/* では責任を持って誠心誠意介錯させて頂きます……… 大雑把に分けると会議室時空が神窓、それ以外が全体……になりそうなので それとなくこのロールは死体探しじゃないよ〜って地の文で描写等だけしておけば そんなに混線する事は無いんじゃないかなあと思います。飽くまでも混線防止に分けてるだけなので… (-5) 2022/06/03(Fri) 23:23:08 |
【神】 トラジディ フカワ嫌な予感がする。 警鐘ばかりが脳で鳴り響いていて、 具体的にどう、何がかは教えてくれない役立たずの頭。 そこらじゅうの神経がささくれ立って止まないような。 「………… ………… 何か……聞こえるような…… ……いえ、気のせい……か?」 一応生存確認も兼ねて顔は出してみたものの、 酷く落ち着かない。今にも全身を掻きむしってしまいそうだ。 (G5) 2022/06/03(Fri) 23:26:14 |
【人】 未だピンボケ ライカ>>+0 標本室の写真から、人の気配がしたものだから。 他の足音や生物の気配に気を張りながら向かう。 もしかしたら、興味深いものを見つけて夢中になっているのかも。 そうであればいいと思って足を踏み入れた先で。 ────赤に濡れた、青年の姿が瞳に映った。 (0) 2022/06/03(Fri) 23:34:19 |
ライカは、息を呑んで、 、 。 (a2) 2022/06/03(Fri) 23:36:43 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ/* 宜しくお願い致します……。 介錯ロール自体は村内でいう所の明日で良いんでしょうか? それとも村内本日中には始めて明日になる前に完了する感じ? 混線防止了解致しました! 人々が概ね出揃ったらそんな感じの描写と共に 会議室を出て仮眠室を探そうと思います〜 (-7) 2022/06/03(Fri) 23:37:33 |
【赤】 トラジディ フカワ『 童の子が亡び 、世に闇が落とされれば、人は輝きを求め、須臾の星を願い、 輪廻の龍はその力を取り戻すのです』 そんな詩のような。祝詞のような。 唄うようなかたちで齎された声は、 頭の中を暫し駆け巡って、消えた。 (*0) 2022/06/03(Fri) 23:39:46 |
【置】 篝屋に来た カジヤマあなたの脳裏に声がする。 "聞こえる"。その"声"が届く。 迷える声が聞こえてくる。賑やかで、五月蠅い、 暗闇を歩いている青年の声が頭の中に、魂の中にですら聞こえてくる。 『はっ、俺ちゃん寝落ちた? そして、はー−。 まー−−−−た暗いところきちまった!! ここどこだよ〜〜〜? ゆうきくー−ん!? あきちゃー−ん!! どこかいませんか〜〜〜〜〜〜〜〜! 俺ちゃんどこにいるんですか〜』 それは命を落とした"あなた"にも聞こえるかもしれない。 聞きたいと思えば、何か伝えたいと思えば、 その声は届いて、好きな声を届かせることができる。 (L1) 2022/06/03(Fri) 23:40:28 公開: 2022/06/03(Fri) 23:40:00 |
篝屋に来た カジヤマは、メモを貼った。 (a3) 2022/06/03(Fri) 23:41:23 |
トラジディ フカワ(匿名)は、メモを貼った。 2022/06/03(Fri) 23:44:02 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ『ゆうきくーん、あきちゃーん!』 聞こえてくる、また脳裏に彼の声が聞こえてくる。 静かにしていれば通り過ぎるし、声をかければ近寄ってくるだろう。 前回の様子から、光景が見えているようには思えない。 『 もう〜暇! 景色真っ暗でなんも見えないし! これまた戻ったら吐き気するんだろうなあ 』 (-10) 2022/06/03(Fri) 23:50:07 |
ライカは、スマートフォンでタブレットに連絡を入れた。『結木さん 標本室』 (a4) 2022/06/03(Fri) 23:51:17 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ/* 基本的に、生存確認に会議室に全員が集まったタイミングで 墓落ちした人が居ない事に気付く、という感じになりそうなので… 今回で言うと三日目の中のどこかの時系列で死亡して、 四日目の最初に皆が会議室に集まった時に不在に気付く という感じになりそうです。 あんまり時系列的に早い所で死んじゃうと行動が制限されてしまうので、 ある程度話した所で一度時系列を少し後に切り替えちゃってもいいかも。 お話の内容次第で結構介錯のやり方は異なる感じになりそうなので、 NG事項の確認や最終的にどんな感じになるかの予測は途中で出す事になりそうです。 ではではなにとぞよろしくお願いします…… (-12) 2022/06/03(Fri) 23:55:34 |
【人】 声無きを聞け マユミ端末に届いた連絡を、そのままその場の人達に見せました。 『報告がシンプルすぎるのです』 そんな言葉を添えて。 不安や心配などは文面からは読み取れないでしょう。 (1) 2022/06/04(Sat) 0:03:18 |
【独】 篝屋に来た カジヤマ>>L1 ユウキ 『標本室ってどこ系? んまあ、早く戻ってきてくれよ〜。 俺ちゃんたちみんな待ってんだからよ。時間わからんの?』 『あ、これ俺ちゃんの超能力みたいなやつらしいぜ? すげーだろ〜。寝てるときだけ電話。 ……不便とか思ってても言わないでくれよ〜? 俺だって直接あって顔合わせて話せた方が楽なんだぜ? 早いし、顔も見れるし。これあとで気分悪くなるし』 声はずっと陽気だ。ものすごく陽気だ。 遠くなれば声が遠くなって近づけば近くなった。 まるでそばにいるかのような存在感だ。 『んで、迷子なってんならこっちこいよ。 その間俺が暇つぶしに話してやっから、 俺も起きるまで暇だし! 』 (-14) 2022/06/04(Sat) 0:05:53 |
【人】 未だピンボケ ライカ「…ここに来てから、撮った写真に何かの気配を感じることが増えたんです。 まさか、こんな姿になってるとは」 思わなかったですけど、という言葉は続かない。 口元を抑えて、傷ついた身体から目を背けた。 代わりに意識を逸らそうと、周囲の荷物を漁っている。 使えそうなものがあれば、生きるために使わせてもらうつもりだ。 (2) 2022/06/04(Sat) 0:08:58 |
【人】 声無きを聞け マユミ見せるや否や、現場を見ないと理解できないと判断したのか さっさと出て行ってしまいました。 現場につくと三十三の言葉にその先を見て。 無言で首を振って、タブレットを触りました。 (3) 2022/06/04(Sat) 0:16:11 |
【独】 民俗学 ユウキ>>カジヤマ 「標本室は、まず会議室を出てー……」 ざっくり説明をした。 「そんなに時間経ってたんですか?というか、寝てる時だけ電話?あー、だから篝屋さんよく寝ていたんですね!えっでもそれってつまり能力が発現してるってことですよね、やったー!俺、その力を目の当たりににできてる!…………目の当たり?」 今自分がどういう状況なのか、把握できていない。 「俺が今いるところ、真っ暗闇で……標本室にいたはずなんですけど。そこから先は覚えていないんです。 篝屋さんと今会話できているってことは、俺も寝ているんですかね?確か……叶さんと一緒に行ったはずなんですけど……あれれ……」 夢の中の出来事だと認識しているようだ。 (-15) 2022/06/04(Sat) 0:17:00 |
マユミは、会議室にあるタブレットへ『結木様が死んで……殺されて?います』と送信しました。 (a5) 2022/06/04(Sat) 0:19:25 |
【独】 民俗学 ユウキ>>カジヤマ 「篝屋さん、これ俺歩けているんですかね〜〜〜。 真っ暗闇すぎて、自分の体も見えないんです。歩いているって感覚もなくって」 しょんぼり、といった様子が似合うような分かりやすい気落ちした声。 (-17) 2022/06/04(Sat) 0:20:04 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → トラジディ フカワあなたの脳裏を通り過ぎる声がする。>>L1 それは、目の前で眠っているはずの篝屋の声だ。 『ゆうきくーん、あきちゃーん!』 聞こえてくる、彼の"声"が聞こえてくる。 声をかければ近寄ってくるし、静かにしていれば通り過ぎるだろう。 『ここどこだよ、帰りたい〜……誰もいない? まあ会えないこともあるかあ…… マジでこれ本当に幽体離脱だったらどうしよう……死にたくねえ〜 』 (-18) 2022/06/04(Sat) 0:25:15 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ/*超能力ロールですのでRPでスルーしてもらっても構いません! 篝屋が眠っている最中の会話となります。 (-19) 2022/06/04(Sat) 0:26:03 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → トラジディ フカワ/*超能力ロールですのでRPでスルーしてもらっても構いません! 篝屋が眠っている最中の会話となります。 (-20) 2022/06/04(Sat) 0:26:12 |
フカワは、……『篝屋さん?』と、会議室で声を溢していたことだろう。 (a6) 2022/06/04(Sat) 0:33:08 |
【秘】 トラジディ フカワ → 篝屋に来た カジヤマ『……篝屋さん?』 疑問がそのまま声となって周囲に筒抜けになる。 それをちょっとバツの悪そうな顔でやり過ごして。 彼の能力は、自我ある者の声は拾えないが、 無意識。あるいは『魂』に近いものの声を聴くことはできる。 そうして溢した声はそちらに届くだろうか。 (-21) 2022/06/04(Sat) 0:35:19 |
【人】 声無きを聞け マユミ『ひとまず、状況報告に僕は戻るのです。 周辺にまだ結木様を襲った生物が いるかもしれませんのでお気をつけて』 そのように表示して、去っていくでしょう。 何を得るでもなく、足早に。 (4) 2022/06/04(Sat) 0:37:13 |
【人】 未だピンボケ ライカ「…はい。 もし会議室に伊縫さんが帰っていたら、連絡いただいてもいいですか」 目線はそちらに向けずに、鞄を漁りながら少女にそれだけを告げていたことでしょう。 (5) 2022/06/04(Sat) 0:42:09 |
【独】 声無きを聞け マユミ流石に吐きそうです。酷い物を見ましたね。 予想よりずっと酷い日々になりそうで困ります。 あまり話してない人だったのがせめてもの救い…… などというのは人間として終わりすぎているでしょうか。 まあ一番怖いのは――人間同士でやりあってる事ですがね。 いや、……もう人間ではないのかも。僕も含めて。 ひとまず、戻って落ち着いたら叶様とお話しましょうか。 ……出来れば穏便に済ませたいです。 なにせ、僕の目標はここで暴れる事ではないし。 叶様も同じだと嬉しいのですけど。 (-22) 2022/06/04(Sat) 0:51:41 |
民俗学 ユウキは、メモを貼った。 (c2) 2022/06/04(Sat) 0:51:46 |
マユミは、こくりと頷いて、……あっ見てないからこれ伝わらないのです、と思いながら去っていきました。 (a7) 2022/06/04(Sat) 0:54:51 |
【神】 声無きを聞け マユミ『戻りました』 変わらぬ表情で戻ってきました。 『結木様は死んでいたのです。 現在三十三様が所持品の確認を行っているのです』 ぐるりと会議室を見渡して、 またタブレットをたぷたぷ。 『伊縫様はお戻りになられていますか? 三十三様がお気になさっていたのです』 (G6) 2022/06/04(Sat) 0:59:04 |
【置】 氷肌玉骨を手に ナオアキ>>ヌイバリ 『ちょっと出てこられない?』 伊縫の端末にそんなメッセージが来たのは、 集合時間のいくらか前だった。 指定の場所は会議室から遠いわけではないが近くもなく、 集合時間に間に合うようにするには、 往復時間を除けば10分も滞在できないくらいの位置にあった。 どうしたの?等とメッセージを送っても返事はない。 伊縫に思考する時間はほとんどなかった。 “行ってすぐに戻ってくれば大丈夫” 騒ぎ立てて不必要に他者の不安をあおることもない。 ひとりでそう判断して動いたあなたを、責められる者はいないだろう。 彼の方がそうした思考に向かうようにしていたのだから。 (L2) 2022/06/04(Sat) 1:04:04 公開: 2022/06/04(Sat) 1:05:00 |
【置】 氷肌玉骨を手に ナオアキ>>L2 ヌイバリ 指定場所は独房のひとつだった。 ここにはもう何もないと分かり切っている。 一部は崩れた瓦礫なんかが危ないから、 改めて近寄る理由の方がない所。 怪物が出た後の場所のようで、ひしゃげたドアは開きっ放し。 それでも明かりのついていない独房内はすぐには見通せない。 あなたはスイッチのあるだろう場所に手を伸ばす。 かちかち、明かりが点くことはなく、むなしく音が響くだけだった。 「──伊縫サン?」 声は背後──つまり独房内でなく通路側からした。 振り返ったあなたは奈尾の姿を認める。 先と変わらないその顔を見るに、何か問題があったわけではなさそうだ。 ──が、彼の着衣はどうしてか入院着で。 疑問を持つまでに至ったか至らなかったか、それくらい一瞬の後、 あなたはカッと焼けるような熱を腹に感じる。 それはすぐに痛みに変わった。 片腕で背中を支えられ、抱き寄せられると同時に、痛みを感じる箇所は広がる。 ──あなたの腹には、刃物が刺し入れられていた。 (L3) 2022/06/04(Sat) 1:04:39 公開: 2022/06/04(Sat) 1:05:00 |
【人】 未だピンボケ ライカ>>+1 「…制服?なんでこんなものが…」 そういえば、何枚かの写真から気配がしていた気がする。 後で、確認しにいくべきだろうか。 拾い物だとしても、血に濡れたものをわざわざ? それから、拳銃。 持ち物の一つ一つが違和感をもってそこにある。 この紙切れだってそうだ。 「まるで、こうなる覚悟が決まっていたような…」 (6) 2022/06/04(Sat) 1:28:25 |
ライカは、荷物を写真におさめる。 (a8) 2022/06/04(Sat) 1:29:23 |
【独】 篝屋に来た カジヤマ>>ユウキ 『よく寝るっていうか、あれは気絶〜。 あっ叶先輩と一緒にいた系? いい先輩でしょ〜、 俺ちゃんもおきになの』 『んで、真っ暗? 歩いてるかわからない!? 俺ちゃんと一緒じゃん、 もしかして一緒の能力系!?!? あ、でもなんかホワイトボードには予知系ってあったような』 『コツはね〜というか、俺が何とかなった方法はね。 なんか光を探す感じ? 俺も光見つけたら起きれたんだぜ。 あかるくてふわーって、今思えば楽しい能力かもなこれ。 っていうとどっか寝てんのか、それなら。標本室かね。 ん−……ま、大丈夫。俺と雑談してれば起きるさ。 なんか、好きな食べ物とか、趣味とか? 話し合う? 将来の夢とか』 なんか合コンじみた質問だ。 (-23) 2022/06/04(Sat) 1:30:32 |
【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 篝屋に来た カジヤマ『はァ〜い、秋チャンよォ〜〜今アナタの後ろにいるの』 それほど間を置かず声は返ってくる。実際に後ろにいたわけではなく、てんで違う方向からそれは聞こえた。 『ドコにいるんでしょうねェ、 ドコにもいないんじゃないかしら』 それらしいだけの、中身のない言葉が続く。 意味を持つかは人次第。 『ああそれで、アタシに何か用あったの篝屋クン? メッセージ返してくれてたんならまだ見てないわ? その辺りのコトならごめんなさいねェ』 メッセージとやらに、あなたは心当たりはないだろう。 (-24) 2022/06/04(Sat) 1:30:37 |
ライカは、それから、拳銃だけを自分のズボンのポケットに移して。他の荷物はカバンごと会議室に運ぶことだろう。 (a9) 2022/06/04(Sat) 1:31:50 |
【神】 トラジディ フカワ「死 え? は、……死んで、って」 そんなさらりと見せられても。 そんな簡潔なメッセージを届けられても。 受け止めるには時間が要るに決まってる。 あんなに人懐っこそうに話しかけてきてくれたのに。 「……い、伊縫さん、も、……見て、ません。 その、オ、オレ……探しましょうか。 呼びかける、ことは、できる筈、ですから」 (G7) 2022/06/04(Sat) 1:33:09 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → トラジディ フカワ伝えたいと彼に無意識にでも思えば伝わるだろう。 少なくとも篝屋はあなたたちの声がひとつでも聞きたいと思っていたところだ、その声はバッチリ届いて。 『あ、こっちに!! 人が! 深和さんですね! よかった! 俺ちゃん寝てるとき、 こうやって迷子みたいになっちゃうみたいで〜。 昨日もあったんすよこんなこと』 『寝てるとき限定の電話? みたいな。 まああんま使い方はわかってないっす、 五月蝿ければ離れますんで! 気にしないでください』 『でもやっぱ深和さん話しやすいし、 なんか小動物みたいで親しみやすいなぁ。 仕事とかやっぱ営業してたんすか?』 (-25) 2022/06/04(Sat) 1:53:27 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 暫しの間やや高い視点から見下ろし、笑みを見せて、承諾を返す。 そんなあなたの一連の動作や仕草を、 こちらもまた、そこから何かを汲み取るべく怖怖と見ていた。 言葉も、仕草も、表情も。 初対面と何から何まで変わらないまま。 叶 西路という人間は、目の前のものが、自分を脅かすものか否か 最初からずっと、それを判別する為に他者の顔色を窺っている。 それがどんなに恐ろしいものであっても 死んでしまえば自らを脅かせはしない。 恐ろしいものから本当の意味で逃れるには、──── "それ"が殺してまで逃れたいようなものかを推し量る為に。 「………、そうですか…… そう言って頂けて、少し安心しました…」 小さく安堵の息を吐いた事に嘘は無い。 けれどそれは──あなたからの協力を得られたからだったのか? 続く言葉に一つ頷いて、 前を行くあなたの背を、身長差から少しばかり早足に追った。 (-26) 2022/06/04(Sat) 2:13:47 |
【秘】 トラジディ フカワ → 篝屋に来た カジヤマ『寝てるわけじゃなかったんだソレ……』 衝撃の真実をひっそりと知ってしまった。 『五月蝿いんとかじゃないんでいいのですが。 は、はあ……どうも。 まさに私は営業の仕事をしておりますよ。 迷子になってるときの貴方の気が紛れるなら幸いです』 (-27) 2022/06/04(Sat) 2:34:43 |
【神】 跼蹐 カナイ一人、二人、三人。エマの他に、新たな不在者達。 伊縫が居ない。──不安。 奈尾が居ない。──不安。 結木が居ない。── 。 寝落ちした篝屋が立てた音に一度びくりと肩が跳ね、 会議室を出て行く人々の動きを どこか心ここにあらずといった様子で視線だけで追った。 (G8) 2022/06/04(Sat) 2:53:37 |
【神】 跼蹐 カナイそれから幾許かの時間が経った後。 神陰間の持ち帰った報告に、 常に不安げな表情はまた不安と恐れを色濃くして。 「…………」 片手で片腕を抱くように上着を軽く握った。 いつの間にやら袖口には赤黒い染みが滲んでいる。 「……伊縫さんは…」 「…奈尾さん、は?」 特定の個人を探す事について最も頼れそうな人は、 その姿を消してしまった内の一人だった。 今し方、物言わぬ躯となってしまったと告げられた者だった。 ──残る二人は何処へ? 自ら探すと名乗り出た者へ縋るように視線を向けた。 (G9) 2022/06/04(Sat) 2:54:06 |
【赤】 跼蹐 カナイ何度も気配を探り直す。 何度も何度も探り直す。 それでも恐ろしくもどこか懐かしいあの気配は見付からない。 少なくとも、きっと、以前と全く同じ気配は見付からない。 今は何処にも見付からない。 変わらず感じ取れるものは傍にある一つの気配だけ。 傍に無いもう一つが何処へ行ってしまったのか、 何をして、どうなってしまったのかわからないのが恐ろしい。 自分にわかる事は──それだけ? (*1) 2022/06/04(Sat) 3:50:26 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 標本室。色とりどりの虫、動物の剥製、あらゆる生命を人間のエゴで綺麗な見目のまま保存している部屋の中を、突き進む人影が二人分。 「入り口までは来ていたんですけど、その時は巡回中の職員と鉢合わせそうになっちゃって。だから調べられずにいたんですよー。こちらとしても助かりました」 ありがとうございます、と目を細める。 ホルマリン漬けの不自由な生き物を尻目に青年は自由気ままに歩き回り、目的を果たすべく忙しそうに視線を泳がせた。 「やっぱり怪しいのは戸棚とかでしょうか。俺は向こうの棚を調べてきますね」 少し離れた場所を指差した。 ここまで、全くもって調子が変わらない。 何に対しても好奇心旺盛であるし、あなたに対しても人懐こい。怯えた様子はなく、そしてそれは敵対する者である職員と鉢合わせても変化がなかったと思ってもいいだろう。 貴方には、この青年がどのように映っているだろうか。 変わるとしたら、それは見たいものが見れなくなった時だ。 (-28) 2022/06/04(Sat) 4:43:12 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 篝屋 「はい!叶さん、とても良い人ですね! 臆病ではありますが、それでも前に進むために……目的を果たすために頑張って探索などしていますもん! 篝屋さんは叶さんのどういうところが好きですか?」 ワクワクのドキドキ。そわそわしながら尋ねてみる。 「え?いや、うーん。俺の力は人の位置を知り、音を聞くことは可能ですけど……こうして人と話すのは出来なかったんですよね。 光かぁ〜。真っ暗だし、正直これ足を動かしている感覚とかもまるきり無いんですけど……ちょっと頑張ってみますね!」 「いいですね!せっかくの機会ですもん、お話しましょう!俺篝屋さんのこと聞きたいです! 好きな食べ物と趣味と将来の夢はなんですか?」 例えに出したものをそっくりそのまま出してきた。安直? (-29) 2022/06/04(Sat) 4:49:06 |
【墓】 無明長夜 ヌイバリ>>L3 もしかしたら、何か一人で動けない状態にあるのかも。 もしかしたら、皆に心配をかけたくなくて俺にだけ連絡を? 嫌な想像は頭を駆け巡って、青年は駆け足でその場所を訪れる。 少しだけ息の切れた青年は、あなたの姿を見かけてやっぱり笑顔になった。 「はーっ、奈央さん、どしたの? もーすぐ集合時間だし、集まんないと皆心配しっ……」 腹に氷でも差し入れられたような気がした。 それは全くの気のせいで、すぐに頭の中をすべて塗りつぶされるような痛みが訪れた。 ぎゅう、と背中を抑えられている。 なんで? 腹が痛い。熱い。 このままじゃ死んでしまうかもしれない。 なんで? どうしてこの俺が、こんな目に遭わなくちゃいけない? (+2) 2022/06/04(Sat) 7:42:12 |
【墓】 無明長夜 ヌイバリ>> +2 むちゃくちゃに腕を振り回して数歩後退り、自分の腹を抑える。 視界がぐらぐらと揺れているような気さえする。 「い"ッ、あっ、あぁあ、痛っ、……ア"」 口から漏れるのは意味を成さない音ばかりだ。 こんな痛みはいらない。 俺の人生に必要ない。 痛みはしあわせになるために必要なものだ。 だから、切除する。 ぼたぼたと涙が流れる。 痛みで泣いているのか、汗が流れて目に入ったのかもうわからない。 「は、ははっ…… こんな、状況でっ……あ"っ"……バカ、じゃねえの? 異常者、気狂い、嘘吐き……」 絞り出すような声はそれでもあなたに対する敵意を漲らせている。 距離をとって、会話をしようとする。少しでも隙が見えればーー 殺してやる。 (+3) 2022/06/04(Sat) 7:47:49 |
無明長夜 ヌイバリは、メモを貼った。 (c3) 2022/06/04(Sat) 7:50:24 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 「………いえ……なら、ちょうどよかった」 標本室へと踏み入って、静かに扉を閉め、注意深く気配を探る。 その目的に沿って、実に丁寧に、いっそ無機質に。 様々な『嘗て生物だったもの』が保管されているこの部屋は、 施設の全ては地下とはいえど、殊更に薄暗く、狭苦しく感じた。 「…………」 周囲に何も、──そして誰も居ない事を確認した後に。 忙しなく周囲に視線を向けるあなたの様子を見て、 その言葉にまた一つ頷くだけで了承を返した後。 或いは、もしかしたら、最初は、本当にただ。 現状を把握する為にあなたを頼ったのかもしれない。 けれど今となってはもはや定かではない事だ。 (-30) 2022/06/04(Sat) 10:31:51 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 足音を、気配を殺してそろりとあなたに近付いた。 とはいえその様子はもしかすると、戸棚の類のガラスに反射して あなたの視界に微かに映っていたのかもしれない。 けれど気付いただけではもう手遅れだった。 あなたのすぐ傍で瞬間的に異様な気配が膨れ上がって、 (-31) 2022/06/04(Sat) 10:32:42 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 ────ぱきり、 ああ、恐ろしくもどこか安心する、そんな感覚だ。 その背に振り上げた右手の中にあるガラス片が音を立てて、 手を、指先を鎧うように忽ちにその形を変え、 人を傷付けるには十分な、大きく鋭い鉤爪と化して。 あなたの首、肩、背中。 無防備な部位を、明確な殺意をもって狙う。 そうして容赦なく不意打ちの一撃が振り下ろされる。 ──ぶづっ、 ──み"ちみちみちっ、 捉えればそのまま、引き裂くように、傷口を押し広げるように。 尋常ではない力で肉に食い込んだその切っ先を押し下げた。 ──叶 西路という人間にとって、あなたというものは。 あまりにも理解し難く、それゆえに恐ろしいものだった。 今すぐにでも、その輪郭のない恐怖から、 あなたを殺して逃れたいと思ってしまうほどに。 (-32) 2022/06/04(Sat) 10:35:20 |
【置】 絶対専制君主制 コゴマ「結木が?」 報告を聞いた時、青年はそれほど真に受け止めてはいなかった。 どれほど最悪を想定したところで、触れ合った死の数が少なければ、 それが起こり得ることだというのは確りとはわからない。 タブレットからの通達を受けて、同じように死体を見て。 それでようやく、会議の場に戻ってきたのだ。 (L4) 2022/06/04(Sat) 10:59:39 公開: 2022/06/04(Sat) 8:50:00 |
【神】 絶対専制君主制 コゴマ「……」 それをちらっと確認したあとだったから、場の人数が足りないことには余計表情を曇らせた。 神経質そうな顔に深く皺が刻まれ、軽々に次を提案するのも憚られ滞る。 「待て、待った。……一人で行動しないでください。 これ以上人手を失えばよけい身動きが取れなくなります。 急くのはわかりますが。行かないでください、深和さん」 足を動かしかけている彼を呼び止めた。そろそろ目上に気を配るのも厳しい。 場に残っているのは七人。行方知れずは二人。確定しているのは一人。 分けるならば三人と、二人と、二人。それだっていつも計画的にはいかない。 二人で行動するのだって、望ましいのかはわからないのだ。 目に見えてわかるように、一同の視界を横断して机の上を歩く。 先を尖らせたパイプを、音を立てて握り締め。深和の方にも、投げて寄越した。 「探しにいくのでしたら、僕も」 (G10) 2022/06/04(Sat) 11:15:01 |
【神】 声無きを聞け マユミ『道中では奈尾様は見なかったのです。伊縫様も同様。 三十三様は間もなく戻られるかとは思いますが』 そう表示して見せました。 『正直、結構ショックを受けている所なのです。 結木様の死体は損壊されたように見えたのです。 何にやられたにしろ怖いのです。 しかしお手洗いに行きたいのです』 会議室を見渡しました。 深和と古後は探しに出ていくようです。 篝屋は眠っていて、 三十三はすぐ帰ってくると思われます。 桜小路は……単独行動か、残るか不明で。 奈尾と伊縫の居所は不明です。 となると、とそこまで考えて、 視線を叶に向けました。 『叶様、ついてきて頂けないですか? 状況が状況なだけに、一人で行くのもな、なのです』 見せて早々、さっさと歩き始めました。 余程お手洗いに行きたかったようです。 (G11) 2022/06/04(Sat) 11:48:32 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 棚の引き出しを漁る。 一段目。ラベルの余りの山や、ペンが散乱している。 二段目。手に納まるサイズの小さな空き瓶だとか、プラスチック板。その奥に何かの小さな鍵。 「……鍵?」 手に取ってまじまじと見つめる。何処のものだろう。形状からある程度推測しようと思考を巡らせて…… 巡らせていたから、すぐそばで膨れ上がった異質な気配に気付くのに一歩遅れてしまった。 ▽ (-33) 2022/06/04(Sat) 11:48:34 |
【独】 民俗学 ユウキ「──ぇ」 異常な気配に驚いて、口から意味を成さない言葉を溢したのとほぼ同時。 青年の方を振り向いた拍子に、何か眩しいものが煌めいたかと思えば。 どん、と勢いよく何かがぶつかってきた衝撃。 ぶつん、と。服の、肉の、あらゆる繊維がちぎれた感覚がした。 何が起きたか理解するよりも早く、続けざまに体を掴まれ押し広げられる。 「ひッ、ぎ……、ぁああ゛ぁッ!ぁ、あ、あ゛」 鋭い痛み。焼けるような熱さ。肉体が知らせる異常事態に、反射的に喉から悲鳴が絞り出される。 痛い痛い痛い痛い痛い。 ただそれだけしか頭になくて。それ以外考えられなくて。 強烈な信号に焼かれた思考がまともに働くには、幾ばくかの時間を要した。 ▽ (-34) 2022/06/04(Sat) 11:49:42 |
【独】 民俗学 ユウキ「は、はぁッ、なん、なん……で……ぇ……? かなっ、叶さん……?なんで?どうし、てぇ……?」 浅い呼吸を繰り返しながら、漸く意味を成す音を紡ぐ。 普段であれば、貴方のその力に。貴方の進化に頬を朱に染めて喜ぶところだった。 けれど突然齎された痛みと熱が頭の中をかき混ぜて。 痛みを止めようとまともに働かない頭は無機質に覆われた貴方の手をどかそうと考えて、不躾に触れようと腕を持ち上げる。 そのまま、ただ、自然と浮かぶ涙を湛えたまま子供のように拙い口調で何度も理由を求めた。 (-35) 2022/06/04(Sat) 11:52:56 |
【雲】 絶対専制君主制 コゴマ神陰間と違えたタイミングだったか、少しすれ違うくらいだったか。 貴方の死体を見下ろした青年は、息を詰まらせ、血の臭気に咽び。 一度は背けた目は、深く呼吸をして目を伏せて、気を取り直して再度向けられる。 「……銃ではない、な。 接近しすぎたのかもしれないが、相手も即座に近接武器に持ち変えられはしないだろう。 どれくらい訓練されているのかはわからないが、この事態だけを想定して資金投入は出来ないはずだ」 だとすると下手人はなにか。 本来警備隊が相手どらなければいけないのは自分たちではないだろう。 そうした、今までの被検体なのか、あるいはやはり……そこまで思考できたかは、不明だ。 死体の傍に座り込み、もしも瞼があいていたなら閉じさせたことだろう。 目元、或いは頬に触れた指は、氷のような冷たさに怯むように離れた。 いや、そうではない。死んだ人間だってこれほど蝋のように冷たくはない。 指先が火で炙ったように熱い、と気づいたことが思考を鈍らせた。 困惑のあるまま、立ち上がって顔を上げて、標本室を眺め見る。 ……自分が立ち向かわねばならないのは、なんであるのか。 考えるままに、時間が過ぎていくのを恐れ。そのまま標本室を離れた。 会議に合流する前のことだった。 (D0) 2022/06/04(Sat) 11:59:44 |
【独】 絶対専制君主制 コゴマ/* 次の投票先が自分じゃないから、能力使うタイミングここしかないんだけど (そんなことはないが、悠長にしていると自分の処刑順が来てしまって無に帰すため) 全然まだ誰を生き返らせるかについて考えてないんだけどどうしたらいいですか? なんで早々に言葉をかわした二人が両方死ぬんですか? どっちもそれなりにフラグがあるような終わり方なんですけど? (-36) 2022/06/04(Sat) 12:02:09 |
ライカは、荷物を置くと、中から制服だけを取り出し また出て行った。 (a10) 2022/06/04(Sat) 12:07:55 |
【神】 跼蹐 カナイ「………、……」 視界を横切る人影をそろりと視線で追って、 続く言葉に一度口を開きかけて。 けれど放っておくには少々気掛かりな篝屋の様子を見て、 それから神陰間からの申し出にそれを呑み込んだ。 「わかりました……すみません、篝屋さんの事をお願いします」 おずおずとまだ会議室に居る面々にそう声を掛けて、 少しだけ早足に神陰間の背を追い掛けた。 (G12) 2022/06/04(Sat) 12:19:43 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『少々強引だった気もするのです。済みません』 会議室から少し離れた辺りで、振り向いてそう見せました。 『しかし叶様の袖がその状態ですので。 残っているとお疑われになるかと思ったのです』 赤黒い袖口をタブレットの光が照らします。 薄暗い廊下の中で、少女の顔は見え辛いでしょう。 怯えているか、いつもの顔か、それ以外かは 近づいて見ないとわかりません。 (-37) 2022/06/04(Sat) 12:27:31 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 からん、と。 何処か遠くで軽く硬い音がした。 あなたの取り落とした鍵か、或いは他の何かが立てた音。 「────は、はは あはははは……」 痛みに怯む相手にもう一度 がつ、と爪先を突き立てて、 抑え込むように、押し倒すように、傷口を抉るように。 切っ先が押し込まれ、ぎりぎりと引き攣れた皮膚が悲鳴を上げる。 血に濡れた爪先が肉を掻き分け、にち、と湿った音を立てた。 「どうして?どうしてそんな顔をするんですか? どうしてそんなに苦しんで、怯えているんですか? ねえ、僕が人を殺した時、あの時あなたは……」 「──あんなに嬉しそうだったじゃないですかっ!!」 ぎちり、また少し、透明な凶器を酷たらしい傷に潜り込ませて。 哀れな被害者から溢れる悲痛な叫びも意に介さず吠え立てる。 責任を転嫁する傍らに甚振るように苦痛を与え続けて、 思考に反撃の余裕を与えないよう──自分が害されないように。 一度パニックに陥った人間の力は異様に強く、 あなたがこの狂人の手を退かす事ができるかと言えば 痛みで怯んでいる限りは恐らく難しい事になる、けれど。 裏を返せばこの狂人があなたを甚振る事に執心している間、 あなたがその手や腕に触れる事は実に容易な事だ。 (-38) 2022/06/04(Sat) 12:57:12 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 「それが自分に向けられるなら話は別ですか? そうですよね、それって普通で、おかしな事じゃないですよね? 僕も── 僕だってあなたに同じ事を思ったんだ!!! 」だからこれは正当防衛なのだと。 あたかも弱者のような、被害者のような顔をした加害者は、 どこまでも必死に、言い訳をするように言い募った。 こちらは言葉でも行動でも一方的に暴力を振り翳し、 対するあなたは苦痛に喘ぎ譫言のように疑問を呈するだけ。 客観的に見れば、今この状況に於いて、加害者は自分なのに。 「他人だから、必要だから、そんな理由で!! 平気で人に危害を加えるような人が、 人を殺した人に向かってあんな事を言うあなたが!! 僕にとって── 安全だと思えるわけがない!!! 」殆ど半狂乱で自己弁護を続けるこの狂人は、 その言い訳が翻って自分にも返ってくる事に気付いていない。 自分こそが絶対的な弱者で被害者だと本気で信じ込んでいる。 最初から、ここであなた達と出会った時から、ずっと。 (-39) 2022/06/04(Sat) 12:59:27 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 叶 西路という人間は、初めから致命的な破綻を抱えていた。 それはこの一連の出来事に巻き込まれるずっと以前から。 誰も与り知らない所で、あまりにも普通に、音も無く。 誰に気付かれる事もないまま。 父の死によって恐怖から解放されたあの日から。 夕日で真っ赤に染まった道路。 散らばるガラスの破片と、凄惨な事故現場。 その光景に、どうしようもない安堵を感じた時から。 あの日から既に修正不可能な程に正気のレールを踏み外していた。 この場所で起きた出来事の全ては結局の所、 それがこうして顕在化するほんの切っ掛けであったに過ぎない。 (-40) 2022/06/04(Sat) 13:01:57 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「……いえ……大丈夫、だと思います」 足早に背を追って、追い付いた辺りで謝罪にそう返した。 事実大丈夫なのかは定かではないけれど。 これで何か不都合があるとすれば周囲に不自然に思われる事で、 誰から疑われているかなんて把握はできないものだ。 「………すみません、やっぱり怪しい……ですよね 僕の……よくわからない力も、皆さんとは少し違うみたいで」 殆ど無意識に袖口に片手が伸びた。 一度、逡巡するように言葉を切って。 人ひとり分ほどの距離の先に居るあなたの表情を窺った後。 「…それで少し切っただけ、なんです。本当は……」 いつも通り、不安げに、恐る恐るといった様子でそう続けた。 その言葉に嘘はない。 事実とりわけ赤黒い染みの目立つ右袖は、 制御を誤った自身の力によって自ら傷付けたものだった。 常にどこか自信無く所在なさげにしているせいで、 仮に嘘を吐いていたとしても判別が付かない。 叶 西路という人間は、そんな実にたちの悪いものだった。 (-41) 2022/06/04(Sat) 13:39:23 |
【置】 氷肌玉骨を手に ナオアキ>+2>+3 ヌイバリ 「こんな状況だからじゃない」 ナイフは伊縫の腹に刺さったまま、熱と一緒に離れてしまった。 ひやり、ぬめった手が空気にさらされる。去った熱に名残惜しさはない。 「こんな状況だから、こんなコトするの」 今しかないと思った。 アタシそんなに言ってないと思うわァ?」 悪びれもせずに宣う。想像で勝手に補完されるような 言葉選びをしているきらいはあるが、嘘を吐いているつもりは奈尾にはなかった。 「でも嘘のつもりはないケド、 今の状況を見れば怒られるコトは言ったかも。 閻魔サマには舌引っこ抜かれちゃうでしょうねェ」 軽い軽い、綿菓子みたいな言葉。 今口から出ているものでさえそんなもの。 (L5) 2022/06/04(Sat) 14:51:45 公開: 2022/06/04(Sat) 14:30:00 |
【置】 氷肌玉骨を手に ナオアキ>>L5 「暴れないでね、傷つけたくないのよ」 骨を。 だから殴り倒すことも避けて。 そんな便利なモノも見つけらんなくて」 どこかにはあったかもしれないけれど。 流石に全部上手くはいかないわねェ」 蹴倒さない位置に置いていたバケツを持つ。 中身はただの水だが、少しの後にはほとんどなんでも溶かす溶解液になる。 「肉を溶かすのって、効率よくないのよォ?」 伊縫に向けて中身を撒く。 宙に散らされた水に意識を向ける。 あなたから目を離したのはほんの一瞬。 (L6) 2022/06/04(Sat) 14:51:49 公開: 2022/06/04(Sat) 14:30:00 |
【神】 トラジディ フカワ「……わかり、ました。 孤立しては、それこそ……ですからね」 何度か肺に息を入れているけれど、 一向に落ち着くことはできなかった。 それでも、ほんの少しでも冷静さは取り戻そうとして。 パイプを受け取り、軽く握り込む。 「……試したみた、のですが。 動物に対しては手懐けることはできないにしろ、 あっちにいけ、とか簡単な命令を聞かせることはできました。 そういう奴が邪魔で通れなかった場所があったら…… 力になれると思います。……探して、いきましょう」 篝屋の方に視線を向ける。心配しているというよりは、 どう扱うかを考えているとか、そういうような。 まとまるはずもないし、そのまま会議室を出て行くのだが。 (G13) 2022/06/04(Sat) 16:12:33 |
【赤】 跼蹐 カナイ一度会議室を後にして、戻って来るまでのどこかの間の事。 会議室で別れた一人に対し、 自分のスマホから短くメッセージを送った。 どうなっているかわからないから、もう一人には送らないでおいた。 『結木さんのことは今は気にしないで』 『僕がやりました』 『こわかったんです』 『ごめんなさい』 『誰にもいわないでください』 慌てて弁明をするように幾つか通知が続いて、少しの間。 (*2) 2022/06/04(Sat) 17:18:11 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ『後ろ居るなら起こしてくれても〜 あれ? 違う場所にいんじゃん!』 『……なんか様子おかしい系? どしたのあきちゃん。 具合悪かったり、悩み在るなら聞くぜ? 用事はさー、一緒にどっか行こう〜って探してたワケ。 二人以上で行った方がいいっていうじゃん、丁度話したかったし』 様子がおかしいのはわかっていた。 だが、問うこともその身を案じることも特に辞めない。 不自然ではないからだ、それが伝えたいことだからだ。 『メッセージって……なんのことォ? もし大事な話があるのに戻れないなら伝言もするからさ。 今どんな状況なのか教えてくれね』 (-42) 2022/06/04(Sat) 17:29:06 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → トラジディ フカワ『寝てるついでになにかできるようになったらしいっす!』 便利なのかはたまた不便なのか。 起きてるときにこんなことは出来ないので。 『…… どこかで会いました? 気のせいかな〜。俺ちゃんが会社見学したときに見たような気がして。 ここの製薬会社 なんですけどォ。あの時はこんなことやってるって知らなかったなー。 深和さんも仕事お疲れ様なのに大変っすね。 帰ったら温泉とか飲みとかぱーっと休みとってください! ストレスとかあるって話聞いてたんで』 本当に世間話がしたいだけなのか、 それとも貴方の身元に探りを入れているのか。 明るい口調からは読み取りにくいと感じさせた。 (-43) 2022/06/04(Sat) 17:36:58 |
【赤】 トラジディ フカワ『わかりました』 数分ほどの時間が空いて、返信が来る。 『怪物とかに気を付ける必要はないというわけですね』 『その点については安心しました』 更にもう数分後に、宥めるような文面が並ぶ。 『咎めるつもりはありません』 『状況が状況ですから仕方ありませんよ』 (*4) 2022/06/04(Sat) 17:51:21 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ薄闇の中でてちてちと、タブレットを入力する音がします。 照らされた顔はいつもと同じ表情でした。 『そですか。お怪我は大丈夫なのです? 血は落ちにくいと聞いたのです。 早めに洗うといいと思うのです。 仮眠室より先に適当な所に行くのです?』 再度向けられた画面には心配の言葉だけがありました。 果たして、この少女もまたたちが悪い物でした。 なにせ、画面の文字は声音も何もありません。 口頭ではありえない、綺麗にした言葉がそこにありますから。 (-44) 2022/06/04(Sat) 18:30:49 |
【赤】 跼蹐 カナイ『そう思いますか』 『なら』 『少し安心しました』 暫し送られてきた文面に視線を落として、また短い返信。 文面とは裏腹に、ほんの少しの不安を抱きながら。 状況が状況だから仕方ない。 殺さなければ殺されるかもしれないのだから仕方ない。 自分だってそう思っている。そう思ってそうしている。 けれど、もし仮に。 その行いに抵抗が無いのなら、あなたもまた恐ろしいものだ。 「………後で、確かめないと……」 臆病な加害者の独り言を聞く者は居ない。 本当に? わからないものが何よりも恐ろしい。 理解の及ばないものが何よりも恐ろしい。 ある種同罪のあなたが、そのようなものでなければいいと思う。 (*5) 2022/06/04(Sat) 19:09:34 |
【独】 跼蹐 カナイ/* 事実上の死体埋めからの共依存ルートが舗装サレトルンナァ…… 互いにまだ猜疑心残ってそうだし喧嘩別れの目もあるが…… 予想されるルートが共依存か喧嘩別れの二択なの、だいぶヤバいよ (-45) 2022/06/04(Sat) 19:12:03 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 裂かれた皮膚を中心に体がじくじくと不快な熱を帯び始めている。申し訳程度の鈍いような痺れが後を追いかけるようにやって来ているのは、アドレナリンが体を侵し始めているからだろうか。 それでも透明な牙が肉の奥を更に突き進めば誤魔化しきれない痛みが青年を駆り立て、絶叫を上げさせる。 「い゛っ……、ぎ、ぁ、ゔあぁあ……ッ!」 たたらを踏み、たまらず背中から床に倒れ込む。受け身もまともに取れないまま地面とぶつかったのだから相応に衝撃が背中を襲うが、今もなお噛みつき続ける凶刃の痛みに比べたら可愛く思えてくる。 ▽ (-46) 2022/06/04(Sat) 19:26:28 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 逃れたい一心で身を捩りながら、けれど明確な殺意は肉体に噛みついたまま。 目の前で吠えるように弁明する貴方の話を必死に拾い上げる。 頭の中でどくどくと血液が巡る音がやけに煩いし、浅い呼吸もやけに響く。ぎち、と肉を食い破り神経を傷つけているだろう刃は耐え難いほどの苦痛を文字通り刻んでくるけれど、それでも必死で散らばろうとする音の羅列を、言葉の意味を捉えていく。 そうじゃなければ何の為に大人しくしているんだ。 「……は、はっ、そっ……か。なるほ、ど。 こわい、んですね。安全が、欲しいんですね」 「だからあの職員を殺し、そして僕も殺すんですね」 「必要だから」 「平気で」 事実を確認するように告げる。 青年は職員を襲った時、予定では昏倒させるつもりだった。報復の可能性があったにせよ、殺すつもりなんて初めからなかった。 そして今に至るまで、貴方に対して殺意など微塵も抱いていない。……こうして攻撃されても、尚。 ──箍が外れ、実際に人を手にかけてしまったのは、取り返しのつかないことをしているのは、 いったい誰なのか。 ▽ (-47) 2022/06/04(Sat) 19:27:24 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 息をするたびに体が揺れて、その都度肉がガラスに食い込むような気がして。呼吸を行うごとに痛みが増したような気がするけれど。 「は、っはは。ふふ、ふふふふ、ふふふふふ……」 脂汗を滲ませながらも、青年は口元を笑みの形に歪めた。 貴方の安寧を乱す要因であろう、わらいごえをこぼした。 「そ、りゃあ……勿論、苦しいし、怯えもします、よ。生命の危機に、本能が発する信号に……そこから湧き上がる感情に、抗うことは難しい、です……」 それでも青年は、わらう。 「だから今、も。死にたくないって、体はさけんで、います……血がどくどく、って……流れるところは……熱い、のに。体の奥が、だんだん、さむくて、震えそうで……歯の根が、合わなくなりそうなんです、よ」 「でも、でも……ね、叶、さん」 ▽ (-48) 2022/06/04(Sat) 19:28:17 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 「本能に抗ってでも、俺は、 貴方に殺されても、いいって、思っているんです」 「それ……が、貴方に必要なこと、なら。 貴方が、前に、すすめる……なら。 人が、進化を、止めずにいられる……なら。 俺は、喜んで……礎に、なります、よ」 貴方に必要なものなら、 貴方が停滞しないなら、 貴方が進化を続けるのなら、 例えそれが悪や罪だと断じられる所業でも。 褒めて、肯定するのだ。 だって、人間ってそういう生き物じゃないですか。昔から。 己の為なら、未来の為なら、どれだけ惨たらしいことだって出来る生き物じゃないですか。 貴方の手の汚れなど、今まで人の歴史が積み上げてきた罪禍と比べたら。 かわいいものですよ。 (-49) 2022/06/04(Sat) 19:28:58 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「…怪我は……もう、殆ど塞がりかけてて。 痛みも殆ど無くて……気味が悪い、ですよね……」 気味が悪い、と零す声色は沈んだものだった。 袖口に伸びた手が、上着越しに傷口に触れる。 それなりに深く切ったはずなのに、 今はもう動かした際に時折じわりと痛む程度のものだった。 「……服は、代わりを探せばいいですから。 こんな時にあまり長いことうろつくのも良くないですし… 今は仮眠室に向かうのが先決で良いと思うんです」 問い掛けには緩くかぶりを振って、 行き先を変える事は無く、足取りは仮眠室への道を辿った。 明確な形を持った言葉だけが真実だとは思っていない。 明確な形を持った言葉の全てが真実だとも思っていない。 信用していないわけではないけれど、盲目に信じてもいない。 結局は、いつ何が起きるかわからない。 そんな不安による猜疑心が常に胸中に蟠っていた。 こんな状況だから、誰だってそうだろうとも思っていた。 (-50) 2022/06/04(Sat) 20:02:35 |
【神】 絶対専制君主制 コゴマ「こっちは、……神陰間にまかせておけば、通達が遅れることはないでしょう。 篝屋や桜小路も連れ回して歩くわけにはいかない。 本当はもう一人欲しいところですが、ここを空けるよりかはもう一人はここに置く。 現状のメンツで一旦は動きましょう。一度……今から六時間後には顔合わせを心がける方向で。 寝ずで動いて問題ないのは不便ないですが……」 このままだと寝食のやり方さえ忘れそうだ。誰かと交わした言葉を思い出す。 わずかばかり、他人のことなんてどうでもよさそうにしている顔に皺を作った。 深和の方を見て、頷いて確認して。今いない各人を探すために会議室を出る。 (G14) 2022/06/04(Sat) 20:16:02 |
【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → トラジディ フカワ「……心強い力をお持ちで何よりです。 僕の方はサッパリわかりませんが、さておいて」 あまり興味が無いような口ぶりだった。 ただそれは、貴方に興味がない、半信半疑だ、そればかりの理由ではない。 続く言葉に、今は大きく食いつかない理由があった。 「結木は首に切創がありました。 腕の傷は防御創ではないようです。標本室のガラスに突っ込んだんでしょう。 肩に傷があった。肩に、ですよ。動物が肉を食うなら、狙わない場所だ。 結木の行っていた武装職員であるなら、銃を使うはずだ。 僕たちはもっと隣人に、用心した方がいい」 そう言いながら、今自分は二人で行動している。 惜しむらくは神陰間のこともまた、叶と二人で行動させていることだろうか。 廊下を、なるべく先を行くように歩いていく。 自分を信じているからにこそ、自らこそが前にすすむべきだと言うかのように。 (-51) 2022/06/04(Sat) 20:21:41 |
【墓】 無明長夜 ヌイバリ>>+4 今だ。 今だ。 殺せ! 青年はほんとうにほんとうの殺意を持って、あなたに襲い掛かる。 姿勢を低くして水を被らないように、できる限りの全力でもって。 それでも背中には少しかかってしまっただろうか。今は無視した。 ぞるり、と腹に生えたナイフを抜く。 ぐじゅぐじゅ、と致命的な肉を切り裂いた感触がした。 血液とよく分からない何かが混ざった液体が滴る。今は無視した。 そうして、あなたの足元へ。 膝、大腿部と、二度。 ナイフを突き立てる。 半ばぶつかるように突き立てたナイフはそのままに、少しでも体勢を崩したのであれば。 あなたの喉元へと、手が伸びる。 (+5) 2022/06/04(Sat) 20:32:45 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『まあそですね。超能力の気味が良い訳もなし。 僕のも見れば気味が悪いでしょうから、 叶様の自虐には何も言えないのです。 叶様がご無事なのが救いでしたと言えるのです?』 『了解なのです』 やっぱり酷いような文章を見せながら 隣を歩きます。先に地形を調べてきたのか、 曲がる場所などでは先導していきました。 そして少し歩いて2、3回角を曲がった辺りで扉を示します。 「職員仮眠室」のプレートが薄っすらと見えるでしょう。 『目的地周辺なのです。音声案内を終了するのです』 音声0ですけれど。 『小ボケを挟みつつささっと見せて帰るのです。 あっちょっとだけ室内探索もするのです。 仮眠室ならゴムあるかもなのです』 そう言って入室していきました。 (-52) 2022/06/04(Sat) 20:43:47 |
【秘】 トラジディ フカワ → 篝屋に来た カジヤマ『───』 『気のせいだと思いますよ。 少なくとも私は貴方に会った覚えがありません』 あったとして社会見学なんて気に留めているわけもない。 全て詭弁。建前。咄嗟の拒絶の表れだ。 『……休むにしろ、休んでどうしたらいいか。 別に仕事がキツいわけではないのですからね』 (-53) 2022/06/04(Sat) 20:57:14 |
【独】 氷肌玉骨を手に ナオアキ/* そういえばボウルあった? ≪判定≫ 27 20以下:代わりになりそうなものはあった 80以下:あった それ以上:ちゃんとごりごりするやつがあった (-54) 2022/06/04(Sat) 21:02:15 |
【独】 篝屋に来た カジヤマ>>ユウキ 『小動物みたいなところかな〜』 簡潔に、そう簡潔に。 『怯えてるネズミみたいなところとか! あと面倒見がいいところが好かれてると思う。 一緒のバイトしてて、色々教えて貰ったなー』 『お? あ、へー。そっちは音かあ、じゃあ全然違うな。 今の環境が似てるだけか。俺ちゃん人の声しか聞けないし、 なんなら応えてくれなかったらスルーしてるみたいだし。 ふふん、ま〜俺ちゃん特製の電波ってことか〜。 んでんでそのまんま質問が帰ってきてうけるな。 じゃあ俺ちゃんが言ったら答えてくれよ?』 『俺ちゃんの好きな食べ物は栄養補助食品のトロベリー味。 俺ちゃんの趣味はミルクパズル、あとは薬の研究とか。 俺ちゃんの将来の夢は製薬会社に勤めること! それで薬の開発者になる系! さ、どうぞ結木くん。』 (-56) 2022/06/04(Sat) 21:10:28 |
【秘】 トラジディ フカワ → 絶対専制君主制 コゴマ「───……」 「私の力は……害意に対して敏感です」 言葉に詰まったのち、その考察に対する反証のように、 興味が無くても構わないと力の話を続けて。 「ただ、それも絶対的な信頼を寄せられるほどではない。 そもそも、一朝一夕で得た能力ですから。 そう。そうですね。たとえば───」 それでも、と、眉間に皺を寄せて言う。 「あなたの言うように、我々と同じ実験体とされる方々。 それらに対しては同じことが言えないかもしれないし、 そもそも探る能力を遮断してしまうことだってできるかも。 ただでさえイレギュラーな事態なんですから、 そう易々と規則性とか信頼とかは見出さない方がいい」 張り詰めた神経は今にも千切れたりしてしまいそうだ。 後を追うにしろ、自分の後ろを何度でも振り向いてしまう。 「……分かっているんです。 分かっている、けれど……」 (-57) 2022/06/04(Sat) 21:10:49 |
【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → トラジディ フカワ「賢しい人で何よりですよ。気にしないでください。 剣道一本の僕に比べれば、役に立つのは確かでしょうからね。 僕たちを削り取っている相手にそれが利くかは疑問だってだけのことです」 他者を慮っているにしては言い回しは刺々しく、それでいて悪気もない。 状況が秒刻みに悪くなっていくことで、余裕は無くなっているのかもしれない。 途中、標本室の前を横切って。遅くなりかけた歩みを再び取り戻す。 「……こうなってくるとエマが戻ってこない理由も知れてくるものだ。 こちらのことも同じく信用しないでくれて構いませんよ。 僕も貴方のことを真っ向信用してるわけじゃない、貴方は何か隠しているようですし。 それでも顔を表さない連中よりかはよほど好感度が高いってくらいですよ」 時折後ろは振り向く。それでも会話のアクセントとして、というくらいだ。 コツコツとかすかな足音が響くのを、自らの耳で聞きながら歩く。 鍵も無しに行ける場所というのは限られ、この数日のうちに見慣れた場所が多くなってきた。 (-58) 2022/06/04(Sat) 21:25:32 |
【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 篝屋に来た カジヤマ『ん? …あ〜篝屋クンのその感じだと送れてなかったかも? 時間に戻れそうにないから伝えてちょうだ〜い! ってコトを送ってただけ。確認って大事だわァ、ごめんね』 最初から送っていない。 他の人に頼んで? …今? 今。今ァ?』 『いまねェ、アタシ伊縫サン探しているのよォ』 『あ』 『ボウルね、会議室を出て左の突き当たりの部屋に 置いといたわ? おまけでアルミが入ってるやつ』 話の繋がりがどうにもおかしい。正常でないことは窺える。全く話が出来ないわけではなさそうだが…。 /* 奈尾の言う部屋に行けば、あなたが欲しがっていたくらいのサイズのボウルを見つけられるでしょう。中にはご家庭の台所で見るようなアルミホイルも入れられています。おまけです。 (-59) 2022/06/04(Sat) 21:35:39 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 未だピンボケ ライカ「俺も思わなかった〜! しっかしこんなとこでも写真撮ってたな後輩。 ちょっと不気味だし、変なの写ってねーと良いけど」 「あ、卒業してるし後輩って呼ばない方がいいか。 もうそっちのが有名だしな、俺はずーっと学生のまま」 「巻き込まれた理由とかわかってる系? 俺はここの会社に入りたがった事以外わかんねーや。 まー……どうにかして脱出しねぇとなあ……。 怖かったりしてるわけ? 俺も変なテレパシーなったぐらいだし、みんな大丈夫っしょ」 (-60) 2022/06/04(Sat) 21:40:41 |
【独】 民俗学 ユウキ>> 秘話 篝屋 「小動物〜〜〜わかる〜〜〜。 あれですよね、全然懐いてくれないタイプのネズミ!」 貶してる?(褒めています) 「そうですね、環境は似ているんですけど……いったいどうしてだろう……? まあ何はともあれ、篝屋さんがこうして話しかけてきてくれて嬉しかったです!」 なんだか幻覚で犬の耳と尻尾が見えてきそうな、無邪気な声。 「へ〜。なんていうか、見た目に反してバリバリ理系インテリ系って感じですね!体育会系だと思ってました!製薬会社ってことはダート製薬に勤める未来もありえたんですかね? 俺の番ですか!俺はですね〜 好きな食べ物は栄養補助食品のチョコレート味! 趣味は人間観察で、あとはフィールドワークとかも楽しくて好きですよ! 将来の夢は〜人間の進化を目の当たりにすることです!以上です!よろしくお願いしまーす!」 合コンかな? (-61) 2022/06/04(Sat) 21:42:55 |
ライカは、スマートフォンを見ながら、器具庫へ向かって歩いている。 (a11) 2022/06/04(Sat) 21:53:24 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 「────ッ、うるさい!!!」 もはや息も絶え絶えといった様子のあなたの、 それでも、確かに客観的に見れば限りなく事実に近い指摘に。 また一つ鋭く短く吠えて、床に倒れ込んだ身体を抑え付け、 よりいっそう深くまで透明な殺意をその肉に食い込ませた。 「何も知らないくせにわかったような顔をして、 勝手に決めるな、 僕の事なんか何も知らないくせにッ!! 」爪先は傷口を抉るように捻られ、身を捩れば余計に苦痛が苛む。 ぐちぐちと血肉が立てる粘着質な音が止まない。 暫くそうしてあなたを苛んだ爪牙は不意に引き抜かれて、 「違う、違う、違うっ!!僕はお前とは違う!! 笑いながらあんな事をできる人間と同じなものか!! これが平気でやってるように見えるなら、 お前は僕の事なんか、僕の話なんか!!!」 そうして、再び振り上げられる。 ──ぱたたっ、飛び散った飛沫が壁や床、棚を汚して。 「最初から何も見ても聞いてもいなかったって事だ!!!」 ──ぞぶり。 振り下ろす勢いを利用して、柔らかな腹部に押し込まれる。 (-62) 2022/06/04(Sat) 22:01:27 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 「──そんなの傲慢だ、自分勝手だ、押し付けだ!!」 続くあなたの笑みに、その言葉に息を切らせて捲し立てる。 その間も押し込まれた切っ先がぎりぎりと傷口を押し広げ、 そうして傷口がある程度広がれば、 ぐりんと手首を捻ってより深くへ鋭利な爪先を潜り込ませた。 「僕が殺すしかないと思うほどの原因を作ったのはそっちなのに いちいち恩着せがましいんだよッ!! どうせお前がここで死ぬ事に意味なんか無いんだ!!! お前はそうやって勝手に自分が人の糧になった気になって、 僕を自己満足感を満たす道具に使ってるだけだッ!!!」 苦痛の声が上がろうとお構いなしに捲し立てる。 結局の所、これは自分の罪を、後ろめたい行いを転嫁する為の そしてあなたの理解し難い理屈を否定したいがための。 そんな狂人の、感情任せで理不尽な糾弾に過ぎない。 つまりは何処まで筋が通っているかなど怪しいもので、 あなたがこれらの罵詈雑言に耳を貸す必要は一切無い。 何よりも、突き詰めれば、結局は。 自身の思想の正しさなど、自身の中にしか無いのだ。 (-63) 2022/06/04(Sat) 22:02:50 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 「前に進む方法なんて──どうすれば逃げられるかなんて、 僕は最初から、あの時から知ってるんだ……」 そうして一頻りあなたを糾弾し終えれば、 狂人はぶつぶつと呟きながら再び右手を振り上げる。 それから、やはり常軌を逸した力でそれを振り下ろし、 切っ先が衣服を、皮を、肉を引き裂き、内臓を引っ掻いて。 どすり、ぐちゅ、にちっ……重く湿った音の合間に、 時折 かり、と冷たく鋭い凶器が骨に当たる音が混じる。 それを何度も何度も繰り返す。 交通事故により、胴がひしゃげてぐちゃぐちゃになった 何よりも恐ろしかった父の死体を真似るように。 それに少しでも近付くように、死体を損壊させていく。 それがどんなに恐ろしいものであっても、 死んでしまえばもう自分の事を脅かせはしない。 恐ろしいものから本当の意味で逃れるには、殺してしまえばよかったのだ。 (-64) 2022/06/04(Sat) 22:06:01 |
【秘】 トラジディ フカワ → 絶対専制君主制 コゴマ「全ては臆病さからくるものですから。 仲間を見分け、あるいは作り、身を固めるもの。 私自身が力不足なのは仕方ないことです」 自己を卑下する癖はあるものの、悪意が込められていない言葉には必要以上に落ち込むこともなく。 「……さきほどから、呼びかけてはいるのですが、 エマさんも伊縫さんも返答がなくって…… 声が届いてるかどうかすら分かりません……」 パイプをまるでアンテナのように傾けたり、 ゆるやかに孤を描いて振ってみたり、している様からして、 落ち込むより先にすべきことがあると理解しているのか。 「……ええ、隠し事をしています。聞いてしまえば猶更、あなたはいっそう私を信用してはくれなくなるでしょうとも。 その点では私もまた、誰のことを信用していない。 どのみち、害を与えるものでなければ構いません そちらもそう……だとは思います」 (-65) 2022/06/04(Sat) 22:20:37 |
【秘】 未だピンボケ ライカ → 篝屋に来た カジヤマ「もう職業病みたいなものですよ。 ここを出た時に、警察に提出できるように…… ……皆の写真は、願掛けみたいなものですけど」 流石に心霊写真は撮れてないと思いますけど。 とは言いつつ、後で撮った写真を一通り見ているのだろう。意外と気にしいなのかも。 「立派じゃないですか。 学生って言っても、院生でしょう。だらだらと遊びたいから入ったわけでもないでしょうし」 「分かるわけないじゃないですか。 心当たりなんて全く。……僕はただのカメラマンですから」 「……怖いなんて言ってる余裕、ないですよ。 気付けばエマさんは戻ってこなくなっていて、変なものは徘徊していて……怖がって、竦んでいたら…食い物にされてしまう」 貴方と目を合わせない。 本心が見えないように、口から言葉を垂れ流している。 (-66) 2022/06/04(Sat) 22:52:12 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「………うん…そうですね。 不幸中の幸い……とは、言えるのかも」 気味が悪くとも、こうして確かに利益を齎しているのなら。 悪いばかりのものでもないのだろう、と納得をして。 けれど、益にならないなら? また一つかぶりを振ってそんな考えを追い遣った。 (-67) 2022/06/04(Sat) 23:11:53 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミそうして暫く歩いた後、目的地へと着いて。 「…聞き間違えないから、 ただの音声案内より優秀かもしれませんね……」 音声0の音声案内があっても、いいと思う。 とはいえ小ボケは一度置いておいて。 「職員の誰かが白衣でも置き忘れてくれてると 上着の換えを探す手間が省けていいんですけど…」 ゴムもともかくとして。 絶妙にありそうだしあったらあったで複雑だから、複雑だな。 そんな事を思いながら── 一度立ち止まって、念の為。 周囲の気配を探ってから仮眠室へと足を踏み入れた。 (-68) 2022/06/04(Sat) 23:13:44 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ幸い、気配は特になく。 もっとも、あったら先に入った少女が危ないのでしょうけど。 『とりあえず軽い探索だけしてしまうのです。 ゴムと白衣を探すのです』 あっちこちの棚やクロゼットやベッドの下なんかを探します。 園児服cosmとか燕尾服cosm辺りが見つかるかもしれません。 ゴムはお徳用500枚パックがありました。 (-69) 2022/06/04(Sat) 23:31:47 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『ここの人ヤベーのです』 見つけた物を示しての言葉です。 『まあこれくらいあれば弓の弦には困らないのです。 こっちにも困りませんね』 卑猥なハンドサインもしてみせました。 黒いジョークも嗜むようです。 (-71) 2022/06/04(Sat) 23:37:27 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 「そう、ですね……知りません。叶さんのこと、は……知らないこと、ばかり……です。 ここに来て、俺が見てきた分の貴方なら、知りましたとも」 恐ろしいものに怯えていて。 それから逃げることに必死で。 安全の為ならば、人を害する一線を踏み越える……或いは踏み外してしまう。 引き抜かれたガラスを見た。 ぬらりと光るそれをぼんやりと見つめながら、破れ裂かれた空洞から自分の体を巡っていた血がとめどなく溢れ流れていく感覚を味わっていた。 まっさらな白衣が穢されていく。 「同じ?違う? 何、も、同じだ、なんて……一言も言っていませんよ。貴方が、俺と同じなら……こん、な、手間を惜しまず命を削ってまで協力や許容なんて、するはずがない」 煌めく透明を見上げた。けれどそれはすぐに興味をなくし、青年の視線は貴方の顔へ。 「……でも、ふふ、おか、し、いな……。 平気じゃない?……ふ、ふふ。ご冗談を。 どれだけ嫌でも、怖くても、」 「人を殺すことは躊躇わないじゃないですか」 特に自分を殺すことなんて。 はじめから殺すために、呼び出したのだろう? 線を踏み越えることは容易く行っているじゃないか。 沢山沢山、免罪符を並べて積み上げて。 それらを踏み台にして、躊躇なく。 (-72) 2022/06/04(Sat) 23:55:34 |
【神】 猶大 ロク「あ〜あ。物資探しの次は死体探しねぇ。 そしたら次は──」 時間通り集まって、黙ったまま出て行ったり残ったりする人々を見ていた。 会議室を後にする者が何度か扉を潜った頃に椅子に凭れ掛かって口を開いた。 (G15) 2022/06/04(Sat) 23:55:40 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 「ッ、あ゛ぁあぁああっ!!!」 中身の詰まった腹部に突き立てられる。 笑い声は霧散して、掠れた絶叫と共に青年の体が弓なりにしなった。 中を掻き分け蹂躙されれば、かろうじて手放さずにいた冷静さも呆気なく崩れ見る影もなく壊れていく。 「あ゛、ぐッ……ぁ、ぎっ……かな、叶、さ……!」 奥へ奥へと爪がねじ込まれるほど体は逃げ出そうと痙攣を繰り返し、細く長い手足はもがくようにばたついた。 衣摺れの音と自分の悲鳴の合間から聞こえる叶の糾弾はどこか遠くで放たれているように聞こえてならない。 ──どうせお前がここで死ぬことに意味なんか無い。 それだけは、聞こえた。 「かッ……ぃ゛、さん……、ぇ、そ……れ、……そ、れ……な、ら…………」 貴方はどうして意味の無い行為を必死にやろうとしている? 言葉を紡ごうとして、けれどそれはひっきりなしに上がる悲鳴に塗りつぶされて消えてしまった。 確かに結木の話はあまりに自分勝手、ただの自己満足だ。貴方が青年の死に意味を見出さないのなら、貴方にとっては何の価値もない。 けれど、貴方にとっても本当に何の意味もないのなら。殺す必要すらも無かったはずだ。 ▽ (-73) 2022/06/04(Sat) 23:56:11 |
【置】 未だピンボケ ライカ訪れた器具庫。 出入口の周辺に飛び散った血を視認して、ごくりと喉を鳴らす。 やけにその音が大きく聞こえたような気がした。 高鳴る胸を押さえながら、まずはスマートフォンで出入口付近の写真を撮る。 血の痕を追うように中に入って。 かしゃり、かしゃり。シャッター音は鳴らないものの、スマートフォンの中に画像ファイルが積み重なっていく。 散らばった道具を杖で除けながら、奥へと進んで。 ブルーシートに包まったそれを前にして、更に動悸が激しくなる。 ドク、ドクと 緊張がそのまま音になったようだ。 シートを外して、中身を確認してから。 持ってきた制服を着せようと手を掛ける。 硬直している身体は、石のようで青年の力では殆ど動かないものだから。 結局は肩にかけるだけになってしまうのだけれど。 ▽ (L7) 2022/06/04(Sat) 23:56:49 公開: 2022/06/05(Sun) 0:30:00 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 「あ゛、あ゛ぎっ、ぃ、痛」 にちゃにちゃと水音が聞こえる。 時折ぶちりと何かが千切れた気がした。内臓の何かがもう使い物にならなくなったのだろう。 「血が、とま、ら……な……」 ごり、と硬い感触が己の中で響いた。 骨が響いて、体が陸に打ち上げられた魚のように無意味に跳ねる。 「かな、……ぃ゛、さ……っ……ぁ゛、あ、あっあっ」 こわれていく。 あたまも、からだも。 つきこまれて、かきまわされて。 ………… ……………… ▽ (-74) 2022/06/04(Sat) 23:57:14 |
ロクは、厭だ厭だ、と当然の如く一人で会議室を出た。 (a12) 2022/06/04(Sat) 23:57:45 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 どれくらい経っただろう。 「……、…………ぁ、…………」 もはや息もしているか怪しいほど反応が小さくなった頃。 貴方を捉えているのかいないのか、涙や汗でどろどろになった青年の瞳が時折ぶれるように揺れながら貴方を見上げている……ように見える。 「…………か…………、ぃ、さ…………」 いったいどこにそんな力があったというのだろう。 右手が、すっかり血の気を失った指が、縋るように貴方の左手に伸ばされた。其方はガラスを纏っているだろうか。 「……………………」 唇が震えている。 "ごめんなさい"?"かないさん"? 果たしてそれは本当に言葉を紡ぐための動きだろうか。音になっていないなら、それは誰にも分かりやしない。 (-75) 2022/06/04(Sat) 23:57:57 |
【置】 猶大 ロク「……やっぱあんな奴は信用できねぇよ」 廊下を歩きながら顔合わせに不在だった彼の事を浮かべる。 何をしているのやら。 「別にどうでも良いけど」 護身くらいはしておくかと呟いて鉄パイプを手にしながら宛てもなく探索に向かった。 (L8) 2022/06/05(Sun) 0:03:05 公開: 2022/06/05(Sun) 0:05:00 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ一先ず周囲は安全らしく一安心。ちゃんと扉は閉めました。 そして仮眠室の随所から出てきた様々を見て、 「こんなもの置いてる所で実験体にされるの嫌だなあ………」 かなりマジトーンの"嫌"が出てしまった。 職員の趣味が終わってる研究施設の被検体、なりたくないね。 何とも言えない気持ちで少女の方へ視線を戻して、 「あの神陰間さん今お幾つでしたっけ……?」 レディに年齢を訊ねるのもいかがなものか。 未成年の飛ばす冗句にしては過激でびっくりしちゃったんです。 それはそれとして、白衣が見付かった。 (-76) 2022/06/05(Sun) 0:13:23 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「……あ、こんな所に… 探しものはこれくらいで大丈夫そう、ですね」 適当な何処かからいいかんじのサイズの白衣を回収した。 うっかり忘れ物をしてくれた誰かが居たらしい。 名も知らぬ誰かに感謝して有り難く使わせてもらおう。 と、上着のポケットの中のものを白衣の方へ移し替えようとして 途中で何かに気付いてやめた。 そのままパーカーの上から羽織ればいいやと思ったみたいです。 (-77) 2022/06/05(Sun) 0:18:08 |
【置】 未だピンボケ ライカ「……ああ、この人であってた」 それなら、ちゃんと撮っておかないと。 "現場写真"は、大事だもの。 そこにあったものはちゃんと戻して、記録しておかないと。 それが自分の出来ることだから。 それが求められていることだから。 「ちゃんと、残しておかないと」 「僕は、そのためにここにいるんだ」 そのはずだ。 青年は自分の心が分かっているのかいないのか、満足いくまで写真を撮って。 何食わぬ顔で制服を回収し、ブルーシートにその人だったものを巻き直して その場を後にしたのだろう。 (L9) 2022/06/05(Sun) 0:27:35 公開: 2022/06/05(Sun) 0:30:00 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『僕も嫌です。が、もう手遅れなのです』 過去完了形とは悲しいものですね。 『イマドキの子は進んでいるのですよ? 叶様はご興味がおありですか、こういうの』 一枚を口に咥えてにっこりしました。 場所によっては犯罪です。仮眠室なのでツーアウトですね。 (-78) 2022/06/05(Sun) 0:33:51 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『見つかったようでなによりです?』 ゴムを咥えながらでも喋れるのが タブレットの利点です。利点かな? 『それで』 『その』 『見て頂いても?』 軽口を叩いてないと耐えられなかったのかもしれません。 少し目が泳いでいます。 (-79) 2022/06/05(Sun) 0:43:15 |
【神】 未だピンボケ ライカ「戻りました……」 けれど。気付けば多くの人が会議室から姿を消していた。 まあ、一人で行動していた自分がどうこういえることはないのだが。 持ちだした制服をもとにもどして、ホワイトボードに目を向けた。 (G17) 2022/06/05(Sun) 0:54:51 |
ライカは、ホワイトボードに「無事に帰れますように」と小さく書き留めた。 (a13) 2022/06/05(Sun) 0:55:12 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → トラジディ フカワ『そーですか、 完全に勘違いみたいでした! そんな好都合なことありませんよね。 俺ちゃん〜、ちょっと薬を作った人とか…… なんで打ったのかそういうこと調べているんです。 だからなんか資料とかあったら教えて下さいね!』 『改めて始めましてってことで、ありゃ。 仕事以外がきついって…… どんなのか聞いちゃっても良いですか? リラックス以外で解決できないのは辛そーですね』 『俺ちゃんにできるのって薬を処方すること… っていってもまだ免許無いワ。 状況は変えらんねえからどーにでもきないんすけど。 話聞くなら出来るっすよ!』 (-80) 2022/06/05(Sun) 1:19:19 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ『……。 あきちゃんどうかしましたか?』 『流石に様子が変っすよ。 一人で居るんじゃないっぽいのはわかりますけど。 俺ちゃんの頼んだことは用意してくれてどーも。 でも心配だし、はりーを見つけても安心できないんで 今行きますから、どこに居るか教えて下さい』 それはいつのことだったか。 声は真剣に、貴方の居場所を問うた。 (-81) 2022/06/05(Sun) 1:22:54 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 未だピンボケ ライカ「相変わらず真面目だね〜。 ま、俺ちゃんも無事に帰れたらって思ってんよ。 結構寝てばっかだけど……帰り道や原因は探してるし」 「道を切り開くのもいーけどさ、結構原因がわかってないと 二度目があるかも知れねーじゃん? だから理由聞いて回ったりしてるんだけど、 後輩は全然思いつかねーのな……カメラマンねー。 記録係だったりするのかも?」 「……なー。さとみん。 俺ちゃん怖がること辞めなくて良いと思うぜ。 ふつーに怖がって、ふつーに生きたくて、皆が無事って願う。 それでいいし、俺ちゃんが全部助けるっていわねーけど。 帰らせてやるし、できる限り手伝うぜ?」 「まあ、弱音って言うか。 今だけ吐いても誰も聞いてねーからさ、 言いたいのは抱え込んで無茶すんなってコト!」 (-82) 2022/06/05(Sun) 1:33:54 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 部屋の外まで届くのではないかと思える程の絶叫。 神経の焼き付くような、想像を絶する痛みに 反射的に手足がじたばたともがいて逃れようとする動作。 それらが徐々に小さくなり、弱々しいものになって。 「あなたはひどい人だ……」 その全てを意に介さず拷問じみた凶行を続け、 僅かばかり落ち着きを取り戻した狂人はぶつぶつと独り言つ。 「人の為と嘯いて、がらんどうの上に人好きのする態度を乗せて その実誰の事も見ていないんだ……それがあなたという人だ」 それが事実とは限らない。 これは飽くまでも、叶 西路という人間の主観だ。 「あなたが好きなのは人間という種であって、 個々人の事なんて誰も彼もどうでもいいんでしょう……?」 あなたが出会う以前の叶の事を知らないように。 あなたの事を知らない叶から見たあなたという人間に過ぎない。 「誰でもいいんでしょう」 これは飽くまでも、叶 西路という人間の主観でしかない。 (-83) 2022/06/05(Sun) 1:57:32 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 「あなたはわかっている気になっているだけだ……」 「僕の中に常日頃、理性や道徳観という形で どんなに人に危害を加える事への躊躇いと抵抗があって…… そして、それがどれだけやりたくない事であっても 解放される為ならと、やらなければと突き動かされるような どうしようもなく耐え難い恐怖の事なんて」 「あなたにはわからないでしょう」 叶 西路という人間は。 どんなに恐ろしいものからも殺してしまえば逃げられると、 そんな狂った答えを見出した狂人でこそあるけれど。 それでも、誰も殺した事は無かった。 こんな事になってしまうまでは。 その程度の道徳観と理性は持ち合わせていた。 けれどここで、こんな理不尽に巻き込まれて、 もはやそれでは耐えられないような恐怖に直面してしまった。 それが運の尽きだった。 この狂人にはきっと、もはや酌量の余地は無いけれど。 それだけは、運が無かったと言える事だったのかもしれない。 こんな事さえ起きなければ、人を殺す事は無かったのだから。 (-84) 2022/06/05(Sun) 1:59:29 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 「…あなたの死にあなたが期待するほどの意味は無いんです」 幾度も引き裂かれ、内容物を引っ掻き回し、また裂いて ぐずぐずの血肉の混合物と化した腹部を見下ろしていた視線が ふと縋るように伸ばされた手を一瞥した。 左手は素手のまま、あなたの真横につかれている。 「だって僕は、あなたでなくともいいんだから……」 だからといって、誰でも良いわけでもないけれど。 この狂人が恐れるものは幾らでもあって、 順序を付けた結果こうしてあなたがまず標的になったのであって。 「……あなたである必要はないんですよ」 自身に向けられた視線の主を見返して、 もう一度、殆ど独り言のように呟いた。 (-85) 2022/06/05(Sun) 2:00:36 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「あるって言ったら問題があるんですよね………」 とはいえ無いと言うのもやっぱりいかがなものか。 いや年齢を考えれば無いと言うべきな気がする。正しい。 「Drop(放して)。 咥えゴムは髪ゴムだけにしましょうね…」 多分そっちの方が需要があるし。 どこに?どこかに…… (-86) 2022/06/05(Sun) 2:53:42 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「……ん、と……うん、いいですよ。」 ふと、切り出された話と共に空気が変わったのを感じて。 その話の内容を察して、しっかりとあなたの方を向いた。 とはいえ特に急かすような事はせず。 (-87) 2022/06/05(Sun) 2:54:01 |
【独】 篝屋に来た カジヤマ>>ユウキ 『懐いてくれない感じだけど餌は食べてくれる感じのネズミ!』 貶してません(褒めています) 『そ〜? じゃあWin-Winってコトで。 よかったー気ぃ悪くしてないで。 そうそう俺バリバリインテリ〜、自分でいうのもなんだけど勉強出来るし。 資格とんないと薬つくれね〜からさ! 法律って面倒だよなー』 『ここの会社志望してたし、入るつもりだったんだぜ? んなのに、こうなっちゃって。びっくりした系。 食べ物もおそろで夢も結構似てるじゃん、うけるー。 んでも、人間の進化ってどうやって目にするん? 腕が3本になるとか? それとも頭にチップ入れられるようになるとか?』 (-88) 2022/06/05(Sun) 2:55:40 |
【置】 氷肌玉骨を手に ナオアキ>+4>+5 「やァねェ、騙したり裏切ったりする方が 10:0で悪いに決まってるじゃない、の」 気を抜いていたわけではなかった。 女の子になりたい男の子ならいざ知らず、 目の前の彼はきちんと男の子に思えていたから、尚のこと。 それでもこれくらい思い切って攻撃すれば、 普通はすぐには動けないはずだった。 それくらいの、“普通”に当てはめていたのがいけなかった。 液体はあなたの背中をすこぅし溶かして焼いて、 大部分は床に不規則なへこみを作るだけになる。 力の抜ける足、崩れた重心、後ろへ倒されれていく身体。 “ あァ駄目ね ” 喉元に届いた手に対して、そう判断してからは早かった。 (L10) 2022/06/05(Sun) 3:00:47 公開: 2022/06/05(Sun) 3:00:00 |
【置】 氷肌玉骨を手に ナオアキ>>L10 ガツンッ!! 痛みに呻くよりも先に、水入りのペットボトルが 伊縫の側頭部に叩きつけられた。腰に提げていたものだ。 同時に能力を発動。ガンガンと頭蓋の内側を直接 金槌で殴りつけられているかのような痛みに襲われる。 視界が明滅してぐちゃぐちゃになっても、 それでもやめない程度には奈尾も十分おかしかった。 “ ひとつの意思に呑まれている ” 液体は容器を溶かして、勢いそのまま あなたの頭の右半分にふりかかった。当然彼にも。 肉が薬品で溶ける音がする。 においは──よく分からなかったかもしれない。 血と比べてどちらが強烈かも分からない。 「あ゙、はっ・・・・・・」 「 は 」 「あはははははははははははは」 あなたが伸ばした手は何を為すためのものだっただろう。 頭を半分溶かしながらも、あなたは事を成し遂げられる。 (L11) 2022/06/05(Sun) 3:00:50 公開: 2022/06/05(Sun) 3:00:00 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ叶の返答に肩を竦めます。 ああ、これは勿論『問題』の方ですが。 それから咥えていたゴムをベッドに投げて、 おずおずと自らの和装に手を伸ばします。 指がその襟を緩め、するりと。 止める間もなく、上半身が露わになるでしょう。 白い肌。サラシによってかなりきつく締められ、 ひしゃげて潰れた相当なサイズであろう胸。 しかしそれよりなにより、目につくものがあります。 檸檬色 と葡萄色 の水晶。……いいえ、あれは飴でしょうか。 うろこ状の飴が、腕や肩の皮膚から生えています。 それらがみし、ぱきと身じろぎに合わせて軋み削れます。 俯いて、入力に集中します。 そしてタブレットの文字だけが向けられるでしょう。 『僕が思うに』 『食べた物などを身体から生やせる能力?なのです』 『もしくは―― 自分を造り変える 能力とか』『そのような感じだと思うのです』 そう見せて、あなたの反応を窺います。 (-89) 2022/06/05(Sun) 3:24:36 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 「…………、……ぅ……」 微かに、ほんの微かに口角が上がった。 答えが返ってこなければそれは側から見ればただの決めつけに見えるだろう。 けれど。 貴方が見ても見ていなくても、青年は確かに答えを返した。 ご明察。 俺が好きなのは、俺が惹かれるのは、進化を続ける人類であって、けれど本質は変わらぬ愚かな種であって。 個人の細かな差異など問題では無いんだ。 音が喉から出ずとも、笑うようにまだ少しだけ熱を含む息を少しだけ吐き出した。 きっと、いや、確実に分からない。 貴方という、ただ平穏な夢を見続けていれば真に狂人にならずに済んだ哀れな人間のことを。 貴方がどうしても逃れたい、耐え難き恐怖のことを。 それもまたある種の興味を惹かれる観察対象の特徴としか見られないのだから。 ▽ (-90) 2022/06/05(Sun) 3:29:52 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 "貴方である必要は無い"。 霞む意識の中で確かに拾った。 「……、……、ふ……」 笑い声にも似た吐息が溢れた。 自分個人に特別な意味を持って欲しい訳ではないのだから、無問題だ。 あまり価値が無いままもう観察する時間が失われるというのは非常に残念だが。 進化は日々の積み重ね。 自分を障害の一つとして、欠片でも何かの糧になって。 貴方が変化してくれればいい。 ……だから。 ▽ (-92) 2022/06/05(Sun) 3:30:44 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 「……じゃ、ぁ」 いったい、どこにそんな力が残っていたというのだろう。 己のすぐそばにあった、無防備な左手を。 あらん限りの力を持って掴み、たった今貴方が壊し尽くしてぐちゃぐちゃになった腹部の中へと引き摺り込もうとする。 「おれだからやることを、しま、す」 言葉を吐いた拍子にごぽりと口から赤が流れた。 それでも、貴方の目の前に在るきょうふはわらっている。 今の貴方は錯乱こそしているものの、怪我をしているわけじゃない。 けれど、もう虫の息であった人間とは思えない力で左手を掴もうとしている。 振り払えこそするが、それなりに力を込めなければならないだろう。 (-93) 2022/06/05(Sun) 3:31:38 |
【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → トラジディ フカワ「……無事なんだろうな……」 喉の奥で息をつまらせるような、言いよどむような声。 貴方が挙げた名前のどれかに反応してのことなのだろう。 前を歩く顔貌は貴方には見えなかったが、高い位置の頭が僅かに傾いだようだった。 そうして垣間見えた表情は、すぐに顎を引いて前を向いて、戻されてしまう。 「どうでしょうね。僕の父がここの所員であることは皆が知ったことです。 それ以上に信用できないことがあれば、そう。例えば結木を殺した下手人が貴方であるとか?」 おそらくは違うだろうと思っているから、言えることですが。 なにせ、……叶の袖に血がついているのを見てしまいましたから。 そんな状況下では彼を第一に疑わざるをえない。本当は神陰間とも一緒に行かせるべきじゃなかった。 が、こちらがそれを指摘すれば余計刺激になり得る。 一度早めに切り上げて、会議室に戻るべきか」 彼女の勢いに任されるままに二人きりにしたのは、果たして良いことだったのだろうか。 わざわざ口に出して説明するのは、他者の判断を仰いでいるからだ。 会議室を中心に円形に見て回るルートは、急げばすぐに元の場所にも戻れる。 (-94) 2022/06/05(Sun) 4:06:44 |
コゴマは、叶の上着のシミを見逃していたわけではない。 (a14) 2022/06/05(Sun) 4:07:16 |
【秘】 トラジディ フカワ → 篝屋に来た カジヤマ何を言おうにも、一から百まで都合の悪いことしかない。 とはいえ、薄々気づいてきたが自分の能力は、 心の声全てが筒抜けなわけではない。それとなく逸らそう。 『はあ……わ、わかりました。 資料程度なら、探せばありそうですものね』 『ストレスの原因、どれかと言えば環境ですかね…… プレッシャーというか、息苦しいというか。 もしかしたら営業、向いてなかったのかも。 カウンセリングとかは受けてるのですが、はは』 『……つかぬことをお聞きしますが、 何故篝屋さんは此処のことをお調べに? まさか探偵さんだったりとかは……しませんよね』 (-95) 2022/06/05(Sun) 4:19:42 |
【秘】 トラジディ フカワ → 絶対専制君主制 コゴマ「オ、私がそんなことをしてしまったら、 貴方と行動したいとは思わなかったでしょうがね。 ……一歩踏み込んだ程度ですよ。 だからきっと、主立っていることは…… やはり自分は、思う以上に回りを疑ってかかってるということです。良いことか悪いことかは……断ずることはできません」 貴方のように強く在れたら、と後ろ頭に視線を向けるが、傾げた頭から覗けたものにまた自分も首を傾げる。 「……って、叶さんが!?」 続いた言葉は予想外のことだったのか、驚愕した声で。 「……偶然怪我をしただけ、というわけ、では…… あまりにも都合が良すぎますよね…… とはいえ彼のあの様子と……さ、殺人はあまり結びつかないようにも思えますが。確かめてみない事には。 どう探ったものか、という問題もありますがね」 あてのない人探しよりも、まずはそちらを当たってみる方が先やも、というのには同じ見解の様子で。 「……仮に……彼が人を殺していたなら。 我々は一体、どうしたらいいんでしょうかね」 ただ思うところもあるようで、暗い声色で呟いた。 (-97) 2022/06/05(Sun) 4:56:05 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 篝屋 「とんでもない!喜びこそすれ、気を悪くするなんてあり得ませんよ。 勉強が出来るって良いですね、物事を色んな観点から見ることができて新たな発見ができる可能性が広がりますから。 それは大変ですね〜。どうして薬の研究が好きになったんでしょう?」 「そりゃあこんな緊急事態に巻き込まれたらびっくりもしちゃいますね。 他の人は怖いとか感じていますが、篝屋さんはどう思いますか?この人体実験とか、おぞましい生物について。 俺の言う『人の進化』はですね〜種類問いません。それこそ、篝屋さんの言う腕が3本になるでも頭にチップ入れられるようになるでも構いません。 技術、文明、能力……どのような方向性であれ、新しい何かをものにすることを指します」 (-99) 2022/06/05(Sun) 5:15:03 |
【墓】 無明長夜 ヌイバリ>>L11 「 ……ねッ 死ねっ、 死ねっ!!」ペットボトルの中身を判別して避けている暇なんてなかった。 もし分かっていたとしても、避ける余裕なんてなかったかもしれない。 右半分の視界を奪われ、それでもこの機を流すまいとあなたの喉へ手をかけた。そうして半ば無意識に、能力を発動する。 あなたは死ななければならない。 謝ってほしいだけなのに。 あなたは罪深い人間だから。 俺だってそうなのに。 今、幸せ? 憂鬱と悲哀と、すこしのよく分からない感情。 ぐちゃぐちゃに想起させられた脳内は無理矢理に蹂躙され、あなたの精神を蝕む。 無茶苦茶な使用によって、青年もまた。 (+7) 2022/06/05(Sun) 7:55:52 |
ヌイバリは、その場を逃げ出した。 (c4) 2022/06/05(Sun) 8:15:59 |
【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → トラジディ フカワ「もし結木を殺した人間なら、次はもっとうまくやれると思って、ついてきますよ。 そういうところ、貴方は思考がしっかり平常らしくて助かりますね」 前を歩く背中は貴方から見れば大きいのだろうけど、無防備な死角があるだけとも言える。 時折警戒するように周囲に気を払ってみたり、空き部屋を覗いてみたりはするが、 収穫もなく、また、これといって得られる情報もなく。 次第に足取りは、セキュリティランクの低い区画を一周してしまって、 もと集合していた部屋に近づいてきた。その前で足を止めて策を練ることも出来はする。 「偶然怪我をしてついたなら、手先はよく洗ったり検分するんじゃないかなと。 つまり本人の意識の外で血がついて、まだ気づけていない。 疑うのはあまりよろしくないにしても、不自然すぎる」 曲がり角を前にして、一度足を止める。 長い前髪の間から、下を向くように後ろに視線を流した。 貴方がどう感じるかを、観察しているのだ。 「殺しますか? 彼を。 僕はそれが最善とは思わない。なにせ僕らには生きて帰る先がある。 人を殺したら、今まで通りには生きていけませんよ。 拘束して空き部屋に放置するのが関の山でしょうかね」 (-100) 2022/06/05(Sun) 9:59:57 |
【神】 絶対専制君主制 コゴマ果たして索敵にどれだけ収穫があったか、先言っていた六時間を待たないまま。 人探しの途中に一度、青年は会議室に戻ってはきた。 深和と一緒にだったかもしれないし、時間はずれたかもしれない。 どちらにせよ行方知れずの三人をまだ見つけていない段階だから、 立ち寄った時間はそう長いものではなかっただろう。 ホワイトボードに書かれたねがいを見て。 空いているスペースを大きく使って、これからのことを書き出した。 ――――― なるべく三人、難しくとも二人で行動するように。 部屋を出る際と帰ってきた時にはその時の人員の名前を端末に送ること。 エマ、伊縫、奈尾。これを見たら古後、深和、神陰間に連絡するように。 早く戻ってこい。 ――――― 白い面を陣取った書き込みは堂々とした文字で書かれていた。 それから、まだ部屋の中に居るものがあったなら、それを周知させるようにも言う。 書いたものは写真に撮って、それぞれに送信された。 どれだけの人間が確認するかは、わからない話だ。 /* PLとしては従ってくれたりくれなかったりしてくれて問題ないものです。 あくまで気軽なロールフックとしてお使いください。 古後は従ってほしそうにしています(好感度イベント)。 (G18) 2022/06/05(Sun) 10:13:51 |
【独】 絶対専制君主制 コゴマ/* おそらく夜の準備以外の全ての能力は処刑よりも処理順が後なので、 輪廻龍的にはここで二人のうちどっちかをキメとかないと明日も蘇生を迷える保証がないんですよね。 機会を失わずに確実に蘇生できるのは今だけ……という…… 死んだ人間から一人を選ぶの難しくないですか? だって会話出来ないし…… 追加で迷える要素が無いんですけど……? (-101) 2022/06/05(Sun) 10:26:36 |
ライカは、わかりました、と頷いている。 (a15) 2022/06/05(Sun) 13:10:15 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「………、……」 徐ろにあなたの取った行動に流石にぎょっとして、 思わず視線を逸らしそうになった、けれど。 「身体から、……──自分を造り変える…?」 視界に入ったものと、タブレットの文字を見て それを声に出して確かめるように、 殆ど口の中で呟くように文章の一部を口にした。 精神や感覚ではなく、目に見える形で身体に影響する。 確かに近似の例は──隠しているわけでなければ、誰も居ない。 自分のそれともまた異なるものだった。 けれどその水晶じみた半透明は、もしかすると。 「……身体は大丈夫、ですか…? えっと……こういう……能力、を使った後は 何人かは体調を崩しているように見えましたし、それに… ……動きづらそう、ですよね…痛くないですか…?」 そしてあなたのそれは、あなたを何処まで、 どういったものにまで変化させ──変異させてしまうのか。 そんな懸念も、無くはないのだけど。 あなたの様子を窺う、相変わらずどこか不安げな視線は 飽くまでも気遣いからなのだと取れるものだった。 今は。 (-102) 2022/06/05(Sun) 14:32:16 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 叶 西路は狂人だ。 普遍的で、誰しもが踏み外す蓋然性を孕む歪みによって、 あまりにも違和感無く、あまりにも普通に、けれど致命的に。 どこまでも正気のまま狂い果てた人間だ。 正気と狂気が地続きで、 あなた達を気遣うのも、あなた達を疑うのも、 自分達を、あなた達を脅かす何かに怯えるのも、 自分を脅かすかもしれないあなた達に怯えるのも。 迂遠な脅しや凶行に及びながら、自分こそが弱者にして被害者で それ以外のものはほぼ全てが加害者であると信じ込む事も。 この狂人の中では、その全てが並行して 何一つ破綻せず矛盾せず当たり前の事として行われていた。 最初から、あなた達と出会うずっと前から。 歪みを抱えていない人間など存在しない。 真に『普通』な人間が存在しないように。 人は誰しも他者と異なる点を、歪みとなるものを内に抱えていて 狂人とラベルを貼られる人間とそれ以外の差と言えば、 その歪みが顕在化しているか、それが他者に害を与えているか。 結局はその程度のものに過ぎない。 このありふれた歪みを抱えたありふれた人間が狂人となり、 道徳観や理性といった最後の一線を踏み越えてしまったのは やはり薬による作用と、この状況が起爆剤になったに過ぎない。 (-103) 2022/06/05(Sun) 15:26:40 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイその視線に少しためらいながら視線を返します。 『生える時痛いのです』 『かなり』 そう入力して見せました。 『ちょっと考え事するとすぐ生えるのです』 『動くと折れる時があって、叶様が聞いたのはそれなのです』 『幸い、目立ちにくい所に生えているのですが』 『表に出ると何を言われるかわかりませんので』 『なるべく内緒にしておきたいのです』 『できればこの能力を持って出ていきたいですし』 結晶を間近で見ようとするような動きがなければ、 少女は静かにはだけさせた上衣を着直すのでしょう。 『叶様の能力に関しては』 『お聞きしない方がよろしいのです?』 (-104) 2022/06/05(Sun) 15:26:51 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 そんな前提をおいて話は現在へと戻り。 叶の歪みとあなたの歪みは、 叶の狂気とあなたの狂気は。 恐らくはきっと、互いに理解の及ばないものだった。 であるとしたらこれは、なるべくしてなった事なのだろう。 「────、」 叶 西路は異常だ。 叶 西路は正常だ。 だから異常に正常に、 この状況であなたが笑っている事に嫌悪して、 「あ は、離しっ………」 ────ぱき、 左手を掴まれて、途端に濁流のような焦りと恐怖が込み上げる。 まずい、と思った。 それは手を掴まれた事よりも、── (-105) 2022/06/05(Sun) 15:28:55 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 ぐじゅっ にちゃっ。 引き込まれるままに体勢を崩す。 未だあたたかで、やわらかく、ぬるついた感触が 何にも覆われていない、無防備な左手に伝わって。 ──"逃げたい"と思った。強く思ってしまった。 ────パンッ!!!! 咄嗟に目を瞑り、顔を背けた。 殆ど本能的に取った回避行動だった。 その直後の事だった。 自分さえも巻き込んで、 そして間近に居たあなたも巻き添えにして。 無数の破片が皮膚を切り裂いて、肉に深く食い込んだ。 狂人の右手を鎧っていたガラスが、破裂するように砕けたから。 (-106) 2022/06/05(Sun) 15:31:09 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「……そう、ですか… 鎮痛剤とか、あった方がいいのかな…」 それくらいなら、探せば見付かりそうでもある。 市販のものでは気休め程度にしかならないのだろうけど。 そんな事を思ってまた眉尻を下げた。 「……能力を持って出ていきたい、ですか? 痛くて、その上あまり意識的に抑える事もできないなら その力で困ってるんじゃ……?」 できれば、と続いた言葉には少々困惑を滲ませて。 そうしていたから、着衣を正す事は中断されない。 そうして、最後に表示された文章を見て、暫しの逡巡。 きっと隠せば疑われる。 その性質を偽ろうにもこの力の対象は限定的だ。 そして、あの現場を見たあなたに明かせば、恐らくは。 「………僕のこれは、……」 (-107) 2022/06/05(Sun) 16:45:24 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ──どうせどのみち疑われるなら。 「…神陰間さんのそれとは違いますし、 結木さんや深和さんの言っていたものとも違います…」 今ここで明かして、あなたの出方を見るのが一番ましだ。 「……ガラスに影響するもの、です」 そろりと視線を向け、そう告げて。 あなたの様子を、その顔色を注意深く窺う。 叶 西路という人間には、人の顔色を窺う癖がある。 それは処世術などというようなものではなくて、 目の前に居るものが、今に自分を脅かすものであるか否か。 結局はそれを見極める為のものだった。 (-108) 2022/06/05(Sun) 16:45:52 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「結晶操作」 タイプ:発動能力 触媒 :恐怖の対象 結晶体に影響を及ぼす能力。 ガラスは非晶質固体だが、便宜上結晶と総合する。 厳密に言えば透明、或いは半透明な固体に影響するもの。 ガラスに関連した記憶に起因するもので、 割れたガラス片かそれに良く似たものへの干渉が最も容易。 操作元となるものが無ければ機能しないため、実質的にそれらも触媒に含むと言える。 元がごく小さなガラス片一つであったとしても 質量等を無視して元より大きなものにする事も可能。 能力は主に対象の形状を変化させる、または破裂させる形で行使される。 (-109) 2022/06/05(Sun) 16:49:14 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → トラジディ フカワ『ありがとうございまっす! やっぱ深和さん良いワ〜」 『あー休んでも次の日が辛い系かア。 営業さんって相手の機嫌とか伺うんですよね。 俺ちゃんは深和さんは向いていると思いますよー。 でも辛いなら次の仕事探しとかどうっすか。 そっちのが、ストレスになっちゃ本末転倒でしょうケド』 簡単にはできないでしょうけど、と素直に心配をするような声をかければ探偵の言葉に素っ頓狂な声を出した。 『 え?? 探偵??? そんなんじゃないっすよ!ただの院生です、俺ここに就職しよーと思ってて。 正直こうやって迷惑被ってますけど 超能力? 技術はすごいなーって思ってるんです。 二度も三度も実験体に使われたくないっすけどね! ま、会えるなら事情知ってる人は見つけたいっすよ』 (-110) 2022/06/05(Sun) 16:58:21 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『平気なのです。痛いのは慣れているのです』 少女は実際、表情一つ変えずにここまで過ごしてきました。 あなたに背中を見られなくてよかった、と 少女は心中で思っていた事でしょう。 『困ってはいるのです。 でも、困ったり、痛いくらいで済むなら、 僕はこれを抱えて外に出たいのです。 僕がやるべき事をやるのです』 そう入力して、見せる頃には和装はいつもの通り、 きちんと正されている事でしょう。 平坦な表情、その瞳にだけ強い決意が浮かびました。 (-111) 2022/06/05(Sun) 17:09:32 |
【神】 篝屋に来た カジヤマ篝屋はあなた達が移動している間、 何事もなく静かに一人眠っていた。 時期に時間が経てば起きただろう、再び頭痛と吐き気をもよおして。 暫く黙った後に、状況を確認する。 ホワイトボードを見る、手元を見る、 空腹を確かめる、痛みを確かめる。 「――――」 端末を見た、ここに戻ってきている人間の連絡先を全て入れた。返信もした。しかし。 「何処に、居るかァ? ……聞かねえと。 ――聞かないと、俺ちゃんなら、聞けるだろ。 会いに行けるだろ……さっきだって。 あれ結木くんは見つかってるンだ……」 青年は再び、瞳を閉じた。閉じている、だけ。 端末に、『今日はまだ会議室からでていません』その一言だけを書き込んで。 (G19) 2022/06/05(Sun) 17:16:23 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイそして、あなたの言葉に思い出します。 先程見た死体の事を。きらきら光っていたあの姿を。 同時に、端末に古後からの連絡が届くでしょう。 それを一瞥し、次に叶の目を見返します。 そして、タブレットに届いた通知の連絡を スワイプして消しました。ぺちぺちと入力する音がします。 今までより考える時間が長いのも、 あなたを脅かす要素になるでしょうか。 『そですか。 叶様が僕の力について黙っていてくれるなら、 僕から言う事は何もないのです。 僕の目的はここの誰かをどうこうする事でもないですし、 叶様を突き出して私刑に遭わすことでもないですので』 『ただ二つお願いがあるのです。 聞いてもらえるのです?』 首を傾げて画面を見せました。 16歳。その年齢にしては、異常と言える文面でしょうか。 身じろぎの度ぱき、と鳴る音は、どう見えるのでしょう。 これから成長する怪物と見るか? 決意を持って事を成す若き人と見るか? 少女は静かにあなたを見ています。 (-112) 2022/06/05(Sun) 17:21:29 |
【神】 絶対専制君主制 コゴマ三十三の言葉に頷いて返し、メモ代わりにホワイトボードの端に現状をまとめる。 キュ、とマーカーを引く音が一度止まったかと思うと、篝屋の方に目だけを向けて。 「結木は死んだ。……脱出の目処が経っているならば、連れ帰ってくるべきです。 だがそうではないから、ここには連れてこられない」 どこまで聞いているかはわからないから、要点だけを伝える。 現状をどうするべきか。考える時間は短い、否。早くに判断しなければならない。 向き合うのを避けるように、すぐにホワイトボードの方を向いてしまう。 「三十三はともかく桜小路はおそらくこちらの言葉に耳を貸さないでしょう。 どうにか会話が出来るというのなら、あいつのことは、篝屋さん、任せます」 (G20) 2022/06/05(Sun) 17:53:38 |
【置】 氷肌玉骨を手に ナオアキ >+6>+7 あなたは死ななければならない 己は死せねばならない。 死んでなんていられない! あなたは死ななければならない 己は罪深い人間だから。 罪深さが理由ならとっくの昔に死んでいる! あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 己に生きている価値はない。 あなたは死ななければならない 自身の価値なんて最初から求めていない! あなたは死ななければならないあなたは死ななければならないあなたは死ななければならないあなたは死な なければならないあなたは死ななければならないあなたは死ななければならないあなた は死ななければならないあなたはあなたはあなたは 外付けの罪悪感と生来の思想で頭がぐちゃぐちゃに掻き回される。 あなたは死ななければならないあなたは死ななければならないあなたは死ななければ ぷちゅん、かわいらしい音を立てて脳が弾けたような気さえした。 気がしただけかそうでないかすらも曖昧だ。 あなたは死ななければならない (L12) 2022/06/05(Sun) 18:10:44 公開: 2022/06/05(Sun) 18:10:00 |
氷肌玉骨を手に ナオアキは、メモを貼った。 (a16) 2022/06/05(Sun) 18:11:01 |
【秘】 トラジディ フカワ → 絶対専制君主制 コゴマ「少なくとも貴方は……体格も大きいし、 頭も良く回る。私のような臆病者じゃあ、 とてもとても、上手くやれるなんて思ったりしないです」 人を殺すための思考回路、見る目なんか、 これっぽっちも育てたことなんかない。 いつだって人の顔色を窺っていて、おどおどしていて、探索するにあたっても足手纏いになっていないか気にしているばかりの。 「……いえ、安心しました。 叶さんは……少しばかり気にかけていたもので。 でも、自分は……自分が被害者になるかも、と思ったとき、 そういうことを気にかけていられる自信がありません。 生きて帰る先を奪われるくらいなら、と」 安堵の色を見せつつも、正直に。 極限状態に置かれて、冷静でいられる保証なんて、 自分には何一つない。だから仲間が欲しいのだ。 「……あるいは。他に私のような考えを持ち、 行動に移す人が出ないと良いのですが」 (-113) 2022/06/05(Sun) 18:22:13 |
【赤】 トラジディ フカワ『古後さんが、貴方に疑いを持っている』 『会議室に戻るときは、様子を見た方がいい』 生き抜く術の一つは二枚舌。 簡潔なメッセージを飛ばしておいた。 (*9) 2022/06/05(Sun) 18:25:35 |
【神】 篝屋に来た カジヤマ「あ、あの子死んだんだ。じゃあ、あれ、俺。 死んでる人と会話しちゃったかも。 んで、桜小路……あの子か! あんま覚えてねえけど、探してみるか〜。 そういえば…… あきちゃんがはりー、伊縫を探してたって聞こえた系。 二人一緒にいたのかもね」 声が小さいのは、口から出てきそうな何かを抑えるため。 ああ、これは、多分また寝たら調子が酷いコトになるのだろうなとおもいつつ。 そしてわかったことを、今のうちにホワイトボードに追記した。 ・篝屋のできるようになったこと。 眠っている間に、誰かとお話が出来そう。 起きたときにしか情報はやってこない為、非常に不便。 死者と会話が出来るかもしれない、要検証。 目覚める方法も、目覚めない方法も未だ制御不能。 (G21) 2022/06/05(Sun) 18:27:46 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「やるべき事……」 やりたい事、ではなく。 やるべき事、と言うんだな。 そんな事を思いながら、真っ直ぐな決意を宿す瞳を見ていた。 「…………」 その後に、判決を言い渡されるのを待つような 実際に経過した時間よりも、随分長く思えるような間があって。 「………神陰間さんのそれを、 誰かに言う必要は、今の僕には無いです」 『お願い』の内容次第では、そうもいかなくなるけれど。 「…内容、聞いてから考えてもいいですか」 それが自分にとって、理解が及ぶものであるのか。 わからないものは、恐ろしい。 叶 西路という人間が何より一番に恐れるものは、結局のところ。 攻撃的な態度でも、強い力でも、何なら暴力でもなくて。 自分には理解できない行動をする、 自分には理解できない理屈を持った人間、だった。 (-115) 2022/06/05(Sun) 18:30:54 |
【置】 氷肌玉骨を手に ナオアキあなたは死ななければならない 伊縫が独房を去った時には、奈尾の身体はまだ体温がなくなり切らない内だった。 心臓も呼吸も止まっていて、どうして死んでいないことがあるだろう。 あなたは死ななければならない それだけ確認できれば十分なはずだった。──普通は。 あなたは死ななければならない (L13) 2022/06/05(Sun) 18:40:17 公開: 2022/06/05(Sun) 18:40:00 |
ナオアキは、ぐじゅり、溶けた肉を引き千切った。 (a17) 2022/06/05(Sun) 18:40:35 |
【神】 トラジディ フカワ古後が会議室に戻ってきてから、 少しばかり遅れて後から入ってくる。 パイプをその辺りに立て掛けては息を吐いた。 「……叶さんと神陰間さんはまだ、か。 呼びかけてみたいものの、能力を乱用するのは怖いし……」 「人数が減ってきてからは、 三人で行動するのも一苦労ですね。 これ以上分散するのは避けたいところです」 (G22) 2022/06/05(Sun) 18:44:57 |
【置】 氷肌玉骨を手に ナオアキあなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 「人間は宝石箱」 あなたは死ななければならない (L14) 2022/06/05(Sun) 18:45:31 公開: 2022/06/05(Sun) 18:45:00 |
ナオアキは、独房を後にした。ここに用はない。 (a18) 2022/06/05(Sun) 18:54:38 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『助かるのです』 頷いてみせました。その程度でも十分な安心でした。 『はい、構わないのです。 1つは、この能力が制御できなくなったら その時は僕を止めて欲しいのです。 叶様や他の人に害をなしたい訳ではないので』 『もう1つはその』 指先が大変迷うようにタブレットをなぞっています。 たっぷりの間を込めて、また画面を見せました。 『叶様の遺伝子情報というか』 『体液というか』 『少々お分け頂けたらと』 『この力の範囲を確かめたいのです』 『ダメならいいのです』 『でも、僕が頼めるのは叶様くらいなのです』 『どうでしょうか』 タブレットに顔を隠しながらの文字です。 時々、画面の上部からちらちら、と様子を窺っています。 (-116) 2022/06/05(Sun) 18:59:54 |
【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → トラジディ フカワ「正直なところ、僕もまた叶がどうしてそんなことをしたのかはわかりませんから。 せいぜいが出来ることは、そう。猫の首に鈴をつけるくらいでしょうね。 どちらが先に手を出したのやらも、わからないわけですから」 努めて言葉は中立的に。誰が己の真の敵か、なんてのはわからない話だ。 少しばかり顔を知っている同学の人間以外は、結局知らない人間なのだ。 疑いの掛けられた叶にも、こうして推測を話した貴方にも、例外なく。 やはり同じように距離を取って、真実の天秤に掛けていくのだろう。 もうしばらく時間は経ったか、もしくはそんな会話からすぐだったか。 一度目の人探しを終えた足は、一旦会議室へと戻ることにした。 見慣れた壁へと曲がっていく、その手前で貴方の言葉を聞いて。 「……もし、なにか言うべきことがあったなら。 僕が早合点するよりも前に話すべきだと思いますよ」 含みのある言い方をするのであれば、それは刺し貫いて釘を挿しておかねばならない。 背中を向けたままの青年は、先に会議室へと入っていく。 (-118) 2022/06/05(Sun) 19:04:18 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ/* 異常さに対して殺さなきゃ……でも この後徘徊勢に出会って足止め→ 能力使い過ぎて暴走→止める為に介錯……でも いいような具合にしてみました。 後者だと若干時間が怪しい気もしますが。 勿論その他お好みの介錯があれば そういうのも……よいと思います…… (-119) 2022/06/05(Sun) 19:10:26 |
【神】 絶対専制君主制 コゴマ「――……一緒に行動していた?」 書き物を終えたからなのだろうか。引っかかることがあったのだろうか。 ストロークを終えたマーカーに蓋をして、ホワイトボードの下に置く。 目を閉じ気分を落ち着かせているふうであった篝屋のほうへ近寄ると、 片膝を床につくようにして姿勢をかがめた。 「……寝ている間に会話ができる、そして相手の生死は不明。 いま喩い伊縫と会話が出来たとしても、状況がどうであるかはわからない、と。 いえ、どうぞ。好きにお過ごしください。……」 まくしたてるのは、短い間だけ。やたらに負担をかけるわけでもなく。 もとよりそう人とじっくりと話すような性分ではないのだ。 自分の中で合点がいったならそれで、立ち上がって問いかけを切り上げる。 壁際に凭れて考え事をしていた姿は、いつしか誰もが目を離した先に、消えていた。 (G23) 2022/06/05(Sun) 19:12:16 |
コゴマは、自分で端末にメッセージだけを残し。一人で伊縫を、探しに行ってしまった。 (a19) 2022/06/05(Sun) 19:13:05 |
氷肌玉骨を手に ナオアキ(匿名)は、メモを貼った。 2022/06/05(Sun) 19:25:53 |
【秘】 トラジディ フカワ → 絶対専制君主制 コゴマ/* てなわけで(どういうわけ?)、 迂闊にも一人で行動するあなたに襲撃予告です。 とはいえ今現在の深和に殺人を決意する胆力はまだなく、ちょっと状況に工夫した方がお互いの性格として自然、かつやりやすそうなので、「深和が叶とばったり出くわしたテイで、さっきの会話のこともあったのでそれとなくそちらに連絡を寄せ、三人で合流し会議室に戻る道すがらで」というのはいかがでしょうか?(叶さんPLにもお話しておきました) 通常発言にて三人で会話し、決定的な殺害の瞬間だけ秘話なりスレッドなりをつかってやりとりするみたいな形で。 (-120) 2022/06/05(Sun) 19:29:02 |
【神】 未だピンボケ ライカ「、ぁ」 撮った写真から感じる、ぞわりとした気配。 ただ人が居ただけじゃない。澱んだそれに、小さく声を上げて立ち上がる。 (G24) 2022/06/05(Sun) 19:42:23 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 結木理流は狂人だ。 倫理道徳を知識として獲得し、内容を理解しておきながら己の願いの為であれば一線を越えることも躊躇わない。 それでも今に至るまで人の敷いた法に触れず、人間社会に溶け込めていたのは彼の抱える歪みを発露するほどの出来事が無かったから。 正気のまま狂気を抱き続けた。 結局のところ叶西路も結木理流も、この状況が起爆剤となり人の道を踏み外してしまった運の悪い人間だったのかもしれない。 ▽ (-122) 2022/06/05(Sun) 19:44:38 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 叶 異なる歪み。異なる狂気。 恐らくいくら話し合ったところで二人の意思、価値観が交わることなどない。 理解できることなど、到底無い。 「ふ、ふふ。ふ、えへへ。ぁは」 「あははははは!」 結木理流は正常だ。 結木理流は異常だ。 だから、正常に異常に、 貴方に、人間に、欲しいものを要求し続ける。 ▽ (-123) 2022/06/05(Sun) 19:45:25 |
【独】 民俗学 ユウキ「ぁ゛はっ、えへ、あはははは!」 笑うたびに赤が床を、衣服を、空気を汚した。 二人分の手は招かれるように抵抗なく未だ温かな腹部に沈んでいって、そのぬめりと熱で肌を覆われていく。 青年の形をした狂気が笑って揺れて、跳ねるたびに、呼応するように肉の中も蠢いた。 時折、指先は硬い何かを引っ掻いた。骨だろうか。ぶよぶよとしたものの中に爪が沈む。何処の臓器だろう。 「かんじてください!おぼえてください! おれのねつを、おれ のいのちを! もうあなたがわすれないようにっ、 もうあなたがにげられないように! もうあなたがまえにしかすすめないように!」 脳に、記憶に、細胞に。 刻み込むように絶叫する。 もうずたずたになった己の肉や臓器、神経が上げる断末魔すら脳に届かなくなっていた。 「あゆみをとめるなんてゆるさない! そうしてあなたは、ひとはへんかし、しんかする! おれはっ、それがみたい!みたいんですよ、おろかでいとしいひとのかのうせい── を 」▽ (-125) 2022/06/05(Sun) 19:47:12 |
【独】 民俗学 ユウキバン! ガラスが弾け飛ぶ。 貴方を捕まえてわらうきょうふが、避けられる道理もなく。 ぶち撒けられる全てを浴びた。 破片も、恐怖も、嫌悪も、何もかも。 「──ぁ」 同じくつられるように弾け、崩壊したように。 青年は呆気なく言葉を失い、貴方の手を掴んでいた手はずるりと地へ落ちた。 いとも容易く事切れて、先程までの狂気は夢だったのではないかと思うほどの静寂が訪れる。 けれど貴方の手を汚す血のぬめりが、空間に満ちるいきものの臭いが、辺りに散らばるガラスの破片が、これは夢でないという事実を貴方に叩きつける。 逃れられない現実が、貴方をずっと包み込んでいた。 (-126) 2022/06/05(Sun) 19:47:40 |
【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 篝屋に来た カジヤマ『一人よ? アタシ』 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 様子がおかしいのが、問題なのだが。 あなたは死ななければならない (-127) 2022/06/05(Sun) 19:52:51 |
【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → トラジディ フカワ/* てぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜めェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(大爆笑) 了解しました。襲撃についての運びは提示していただいた形で問題ありません。 ところで時系列に関することやその他諸々含めてどうしていいかわからなくなったんですが役職COしていいですか?(唐突)(混乱)(だめ) (-128) 2022/06/05(Sun) 19:57:08 |
【秘】 トラジディ フカワ → 絶対専制君主制 コゴマ/* なんでこんな怪しいおじさんと一緒に行動しちゃうんですか(冷静) 智狼マンなので役職COされても一日早いか遅いかくらいの差しかないので大丈夫ですよ(快諾) ではそのように……様子見て通常発言で叶さんと合流し呼びます…… (-129) 2022/06/05(Sun) 20:01:29 |
【赤】 トラジディ フカワ/* もしもし叶さん? あなたと出くわしたテイで古後さんを呼びつけどうにかしてしまおうって流れになったのですが、都合のいい時間ができたら通常発言に偶然を装って出てこられますか? (*12) 2022/06/05(Sun) 20:04:08 |
【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → トラジディ フカワ/* 一片も疑ってなかったからです(純粋) ハッピー 話の早い運営で助かる 僕輪廻龍なんですけど wikiの処理順表に輪廻龍の蘇生が載ってないんですよね。 多分月兎、神祓衆、大海星の再生とおなじなのかな? と思うんですが、 焔狼にブン殴られると死んじゃって蘇生が出来ない可能性があるんですよね…… 今回の場合はフカワさんがそのまま襲撃においでなさる、のかな? その場合はこのあたりの処理齟齬がまず発生しなさそうなので問題ない話にはなります。 で、この場合二人がかりで襲われても返り討ちにする超人ロックということになりますが、 その辺もろもろ込みでロールの向きも考えていただけると幸いです、 というか多分システム的に俺達は全員込まされることになりそうなので、ご報告しておきます…… (-130) 2022/06/05(Sun) 20:07:55 |
【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → トラジディ フカワ/* ついでだから輪廻龍の能力って回復一択にならない? どうする? どうしよ? 記憶・情報操作のつもりだったんですけど、 それで実際的に死んでる人間をもっかい歩かせられるのって(一応便宜上は死んだ情報を消しているという方向性で相手方には相談しようかなと思っていたんですが)能力の二重所有にひっかかるのかな〜って唸っていることも相談ごととして添えておきます。 おいそれと光ったり唸ったり出来ないよ〜(苦しみ) (-131) 2022/06/05(Sun) 20:13:11 |
【赤】 跼蹐 カナイ/* 承知……… もしかしたらその前後に叶が神陰間さんをカイシャクした・しに行く事になるけど まあ前後なので特に何らか考慮しなければならない点は無いでしょう(行き当たりばったり) (*13) 2022/06/05(Sun) 20:15:03 |
【秘】 トラジディ フカワ → 絶対専制君主制 コゴマ/* そんなこったろうと思ったよ(正直) 色々省きますが、今回あなたがこの襲撃で死亡するようなことは無いとは思うのでそのあたりにつきましては安心してください。 襲撃方法に関しましても、フカワ自身が襲う形ではなく暴走している実験動物に襲われる(ホントはフカワがけしかけているんだけど、難しいことは指示できないのでフカワごと襲おうとする)形になるため、疑うもそのまま信じ続けるもよしです。 叶さんは“パワー”なので途中で有耶無耶になって逃げられる方が自然でしょうか……?またあちらとも連絡をとってみます。 (-132) 2022/06/05(Sun) 20:16:31 |
【赤】 トラジディ フカワ/* 【速報】コゴマ、輪廻龍の模様【襲撃失敗濃厚】 多分施設の崩落とかで有耶無耶になって、隙をついてカナイさんが逃げ出すとかが自然になるんじゃないですかね。 (*14) 2022/06/05(Sun) 20:18:27 |
【秘】 トラジディ フカワ → 絶対専制君主制 コゴマ/* 運営Y「この村の死の扱いってざっくり言ったら 頭(意思)がグエ〜死んだンゴ〜って思ったから死ぬ なわけだから、その死んだンゴ〜を消去しちゃえば死んでない状態にできちゃうのか 理屈として通るから、オッケー!」 だそうです。 (-133) 2022/06/05(Sun) 20:21:57 |
【秘】 トラジディ フカワ → 絶対専制君主制 コゴマ/* 蘇生を受ける相手が説明を聞き、オッケーって言ったらその蘇生方法で構わないと思います(この村で一番大事なのは、その人は生きようとする意志なので) (-134) 2022/06/05(Sun) 20:22:57 |
【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → トラジディ フカワ/* 了解です。襲撃失敗する方向でいくと双方考えることが減りそうなので、よかった…… 撃退してしまっても問題ない(絶対の自信)のですが、 深和さんが襲われてるとなると多分古後は深和さんを逃がそうとするので、 一緒に会議室の方向(会議室内でなくとも、音が聴こえて企みがバレてしまいそうな距離)まで逃げてきてしまうか、 それか提案通り有耶無耶になってそれぞれ解散するかが丸いかもなあと思いました。 連絡についても了解しました。すり合わせ次第で、齟齬のないほうにしていただければ〜。 能力許可やった〜。助かります。 諸々ありがとうございます。こちらも打診等々うまくやっていきます。 (-135) 2022/06/05(Sun) 20:27:27 |
【秘】 絶対専制君主制 コゴマ → トラジディ フカワ/* 忘れてた 時系列どうしようかな 深和さんへの信頼が揺らがない方向性になるのだったら、 多分会議室もそんなにゴチャゴチャにならないと思うので、 若干神陰間さんの方角を見つつ決めていただいてもかまわないような気がします。 特にそっちの方面で困ることがないのだったら、日が替わるよりはそこそこ前で希望しておくかな…… (-136) 2022/06/05(Sun) 20:30:39 |
【置】 絶対専制君主制 コゴマ> 伊縫 「……伊縫、伊縫? どこかに隠れているのなら返事をしろ。危害を加えはしない。 僕は一人だ。……誰も連れてきては居ない。 信用出来ないのなら、姿を現さずともこっちは確認できるだろ」 電気は点いているものもあれば、既に破壊されたものもあった。 視界は極めて良好、とはいえない。そんな廊下を、一人で歩いている。 長い長い一日の中でどれだけのことがあったかもわからない。 寝食をおろそかにしたままの表情は、少しばかりいつもよりも疲弊していた。 「誰かに見つかるのがいやなのなら、せめても僕にだけ合図すれば良い。 ……いや。そこまで信頼関係があるわけでも、なかったな。 生きているかどうかもわからないから、こうしているだけで……」 当て所もなく、職員や何やの危険に臆すこともなく、歩き続ける。 貴方を探して。生きているのかどうかさえ、返答のない今ではわからないのに。 尤もそれに答えるのかどうかは、貴方次第の話なのだ。 (L15) 2022/06/05(Sun) 20:43:04 公開: 2022/06/05(Sun) 20:35:00 |
【秘】 トラジディ フカワ → 絶対専制君主制 コゴマ/* というか殺さない方向性になるんだったら全編通して表でやれるし日付跨ぐかどうかもそこまで逼迫しないので楽ですね。(決定的もクソもなく、おじさんがどんくさく実験動物に襲われて害そうと思った相手に助けられるだけなので) 向こうの都合がよさそうだったら直に始めようとはおもいます。ではでは〜 (-137) 2022/06/05(Sun) 20:45:53 |
ライカは、コゴマを追いかけるように出ていった。 (a20) 2022/06/05(Sun) 20:54:15 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ/* この場で殺してしまうかは…… この後の質問の答えによりそうです。場合により即死選択肢です。 少なくとも次のレスでここで死ぬか死なないかは確定する……はず。 もしも能力を使い過ぎた所を介錯する形で行く場合は、 あまり三日目の時系列内に収める事にに拘らなくてもよいのかも。 暴走時点で実質墓下に近いものになりますからね…… (-138) 2022/06/05(Sun) 20:59:36 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「………わかりました、その時は…」 もしも、その力で、あなたが恐ろしいものになってしまうなら。 こうして頼まれずとも、きっと。 臆病者の自分はそうする事になるんだろう。 「…僕ならきっと、できますから」 止めるとは言っても、確実に穏便な形にはならない。 あなたもこの人殺しに対してそこまで期待はしていないだろう。 この力は、人を傷付けるという一点に於いて あまりにも使い勝手が良すぎた。けれどそれだけだった。 それはどうしようもなく当然の事だった。 たとえそれがどんなに恐ろしいものであっても、 死んでしまえば自分を脅かす事はできなくなる。 これは、そんな歪んだ智見に起因するものだから。 (-139) 2022/06/05(Sun) 21:00:16 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「えっ た、体液?」 そんな事を考えて、常より少し暗い表情をしていたのも束の間。 躊躇いがちに見せられた画面の文章に鼻白んだ。 「…………えっと……あの、血でいいですか……?」 あなたの力が自分の何を汲んだとしても、 やはり対処は──多分、できる。そこは問題が無い、はず。 この間ずっと上着のポケットに差し入れていた片手の指先が 指先で摘める程度のガラス片を一つ探り出して、…… 「…神陰間さんのやるべき事が何か、聞いてもいいですか」 あなたはその力を何を為すために使うのか。 それを指先へと滑らせる前に、一つだけ問いを投げ掛けた。 (-140) 2022/06/05(Sun) 21:00:55 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『はい、お願いするのです。 出来れば叶様にも生きて帰って欲しいので 無理はしないで貰いたいのですが、 頼めるのは叶様くらいですので』 そう表示して、頷きました。 『はい、体液なのです』 『血でいいのです。痛いのが嫌なら唾液でも、その』 『溜まっているなら、そっちでも』 そんな文章はちょっと…… 下の方へと目をやりながらの表示です。 それはそれとして、また頷き。 『……構わないのです。少し長くなりますが なるべく端折っていくのです』 (-141) 2022/06/05(Sun) 21:32:37 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『まずやるべき事をシンプルに言うなら、 僕は神陰間家を完膚なきまでに潰さなくてはいけないのです。 あの神社も、家も、家族も、何もかも徹底的に。 唯一、妹だけは救いたいですが、 最悪の場合は妹も含めて、です』 『次に理由なのです。 簡単に言えばあの家のクソッタレ共は 家の伝統と称して子供に手を出してるのです』 非常に、直接的に口が悪い文章が流れ出ました。 『神陰間は神へ捧げる陰間……男娼の事らしいのです? 僕もそのように育てられました。色々と。 そこそこ地域密着型の家でしたから、あちこちで使われたり』 『ただまあ、ご覧の通り僕は女なのです? 喉を潰され声も出なくされましたが、偽りようもないのです。 それでも伝統だとか言い張るのも苦しかったですし、 その上反発心が強かったので、まあ持て余されて。 結局胸が成長したから男娼に非ず、という しょーもねえ理由で中学頃に追い出されたのです』 『追い出されるまでに散々あれこれされましたし、 追い出される時はほとんど着の身着のままでした。 野宿もしましたし、そういう方法で寝床を得た事もあります。 ……ああ、身体は許していないのですけど。 まあ、薄汚い人間に変わりはないのです?』 (-142) 2022/06/05(Sun) 21:34:50 |
【墓】 無明長夜 ヌイバリ「あ"ーー……、っ"う"……」 右目が開かない。 痛みを殺して、半ば触覚の死んだ頭を抱えて、人気のない廊下に座り込んだ。 腹から血と一緒に熱が逃げていくような気がする。 手足の先が痺れて意味もなく廊下に血の筋を残した。 無茶苦茶に走って逃げた廊下には血と汗と、溶けた肉が点々と跡を残している。 だめだ。こんなのじゃ。 だれかにみつかったらしんでしまう。 でもみんなにちこくするっていわないと。 でも、でも、でも。 こんなすがたででていったら、こわがるかなあ。 みんなも、みんなが、 ……だれだっ け ? (+8) 2022/06/05(Sun) 21:37:11 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『僕はそれを許容できないのです。 薄汚いまま死ぬのも、生きるのも、嫌なのです。 こんな身、なくなっちまえば良いと何度も思ったのです。 でも、連中がのうのうと生きてる事はもっと嫌なのです』 『だから、神陰間家を完全に潰したいのです。 家を利用して美味しい思いをしているクズ共に、 思い知らせてやりたいのです。そしてなにより、 同じような思いをしていた妹を助けたいのです。 妹がまだ毒されきってないなら、逃がしてあげたいのです。 もしもうダメでも、介錯してやりたいのです』 『この僕ですら攫ってモルモットにするような奴もいます。 この世に神などいやしません。 それを思い知らせてやるのです。 そして、それら全てを断ち切ったあとなら』 『僕も、きっと全てを忘れられる。 自分を変えられる 』『こんな思いも、穢れも、怒りも、 全て捨てて――生きられるなら。生きたいのです』 長い長い文章を小分けにして。 叶が読んだら次のひと段落を見せて、と繰り返しました。 『……思ったより長くなってしまったのです。 ごめんなさいなのです。 ご理解頂けましたか、なのです?』 最後にそう表示して、首を傾げました。 (-144) 2022/06/05(Sun) 21:38:26 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ/* 大変クソデカレスになってしまいました。 そして神陰間家がヤバい何かになってしまいました。 こんななんかを外に出してはいけない気もしますし、 こんななんかなので叶さんの盾に使い捨ててもいい気がします。 介錯の場合了解です。さて即死するかな……どうかな……。 (-145) 2022/06/05(Sun) 21:41:32 |
マユミは、自らを曝け出しました。 (a21) 2022/06/05(Sun) 21:51:03 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ/* このオレのレスの長さを誤魔化す為にももっとデカくしてください……… そして取り急ぎご連絡だけ先にしてしまいますが、 。゚+.即死回避です°+.゚ おめでとうございます。とりあえず一度会議室に戻れるのは確定したので、 神陰間さん側にもし何か戻ってしたい事があれば戻って来たテイで秘話と平行して会議室に存在しちゃって大丈夫です。 叶もちょっとこの後の時系列にご用事ができたので並行して存在しそうです。 (恐らく途中で何か理由を付けて別れるので、会議室には一緒には戻らない感じです) (-146) 2022/06/05(Sun) 21:52:01 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ/* あてんしょんぷりーず。 篝屋でございますわ。このあとそちらに会いに行こうと思いますの。 適当にあてもなくさまようつもりですわ、見つかると困ったりどなたかとお話ししているかしら? (-147) 2022/06/05(Sun) 22:08:57 |
【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 篝屋に来た カジヤマ/* 御機嫌よう睦月です。時間が出来たので今何かしらに発砲しようかなと文章をしたためていたところです。問題ありません! 発砲しておきます!! (-148) 2022/06/05(Sun) 22:11:31 |
(a22) 2022/06/05(Sun) 22:11:41 |
【秘】 トラジディ フカワ → 篝屋に来た カジヤマ『……就職希望、か。 こんなことに巻き込まれてまだそう思えるなら、 貴方は……向いてるかもしれませんね』 頭の声であれど、それは呟くように。 『ええ、簡単には次の仕事は見つからないでしょう。 もっと早く仕事を探すべきだったとも思います。 ……事情には詳しくありませんが、 知ってることも、あることには……あるので。 ダート製薬について調べるならお手伝いしますよ』 『……多分、私の為にも……なるとは思うので』 (-149) 2022/06/05(Sun) 22:18:24 |
【置】 絶対専制君主制 コゴマ>>+8 >>+9 果たしてそのメッセージが届いたのは、どれだけ施設を歩き回ったあとだったろう。 少なくともセキュリティランクの低い、こじ開けて入れそうなところなど、 そうそうたくさんあるわけではなかったから、探し残しがあるのは仕方のない話だった。 果たしてその血の跡を見つけたのは、どれだけ受け取ってから時間が経ったあとだったろう。 この場所で目覚めてから眠気にしろ食欲にしろ、不思議と意識の外にあったものだから、 認識の上では大した労力などではなかった、そのはずだったと思う。 一歩、また一歩と、踏みしめる毎に状況は悪くなっている気がする。 昨日見た廊下の景色よりもあちこちは荒れ、ここには自分たち以外の"化け物"がいると思い知らされた。 それでも、そう。目の当たりにしていないものがどれほど恐ろしいかなんてのは、 やっぱりわからない話なのだ。たとえそれが、隣人であったとしても。 多くを踏み越えた足はついに貴方を見つけて、その傍へとしゃがみこんだ。 警戒らしい警戒なんていうのがないのは、無防備だからなのか、 それとも誰にも負けないという自信があるからなのだろうか。 まだ、生きているのか。死んでしまったのか。 確かめるように、壁にもたれたままの手首に指を伸ばして、脈を確かめる。 「……伊縫なのか……?」 ひどく汚れ果てた姿をすぐにそれと認むるのは、難しい話だったらしい。 そこまで近づいてようやく、青年は其の人の名を呼ぶことが出来た。 (L16) 2022/06/05(Sun) 22:19:37 公開: 2022/06/05(Sun) 22:05:00 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ/* 沢山レスを育ててくださいね……。 やったー!ちゃんと介錯してもらえるんですね! ではさらっと戻って他の人の連絡に返答をしてきます。 それが終わったら軽く探索に出て、 ナオアキさん辺りと遭遇出来たらなあという 感じで打診しようかと思います。 では返信を待ちながらさかさか……。 (-150) 2022/06/05(Sun) 22:21:59 |
【人】 氷肌玉骨を手に ナオアキ>>a22 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 散弾を浴び挽き肉になったネズミに向けて、ぶつぶつと呟く奈尾の姿があった。 左の頬骨は溶けて露出している。着直した職員の服の下、左肩のあたりも。 あなたは死ななければならない お喋りに満足するのと、誰かが来るのとはどちらが先だっただろうか。 (7) 2022/06/05(Sun) 22:26:00 |
フカワは、吐き気を催して会議室から出て行った。 (a23) 2022/06/05(Sun) 22:27:32 |
フカワは、そう遠くまで離れないから心配しなくても大丈夫。 (a24) 2022/06/05(Sun) 22:27:47 |
ライカは、結局のところ。1人で独房に向かった。 (a25) 2022/06/05(Sun) 22:35:38 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ「………、」 生きて帰って欲しい、と表示された文章に 一瞬だけ、ほんの少し複雑そうな顔をして。 生きて帰っても逃げ場は無い事を思い出してしまったから。 「いえ血でお願いします……」 こんな状況じゃちょっとね。何とは言わないけど。 (-151) 2022/06/05(Sun) 22:46:51 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミそうしてあなたの手元に表示される文章を読む度に、 表情はまたどんどんと暗くなっていった。 まだ幼い頃のあなた達の事を知っていた。 あの神社は、何度も足を運んだ事のある場所だった。 それが全てではないとはいえ、そんな実態があったのかと思うと なんとも胸の悪くなるような気持ちだった。 「……そうですか…」 その行動も、その理由も、理解の及ぶものだ。 きっと誰だってそう思うような、当たり前の事だ。 そして、何より、あなたは。 「…話してくれてありがとうございます。 僕は……神陰間さんのそれを否定しませんし、信じます」 同じ被害者の側の人間だ。 「僕はあなたの味方です……ここから帰った後も。 ……僕が見逃されれば、ですけど」 (-152) 2022/06/05(Sun) 22:47:29 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ叶 西路という人間にとって、 誰かを信用する上で何よりも重要なものは同族意識だった。 同じ被害者同士であれば、互いを害する事は無い。 そんな根拠の無い信頼が何よりも強い安堵に繋がった。 同じ被害者だから信用する。 同じ隠し事を共有しているから信用する。 同じ考えを持っているから信用する。 同じ被害者だから信用する。 いつだって、心の底から信用しているのは同族だけ。 それはここでも同じ事だった。 「…結構長居しちゃったので、手短にやりましょうか」 もう、あなたの事は信用に足ると判断したから。 片手に持ったガラス片をもう片手の人差し指に滑らせる。 鋭い痛みが走って、ぱたりと血が溢れた。 「………家の事が、そんな感じだと これからは名前で呼んだ方がいいんでしょうか…?」 痛みにほんの少し息を詰めた後。 鈍痛を発する傷口から意識を逸らすように詮無い疑問を零した。 (-153) 2022/06/05(Sun) 22:48:46 |
【独】 篝屋に来た カジヤマ>>ユウキ 『どうして……薬が作りたいからァ? 俺ちゃんがつくれる最高の薬で、 なーんでも治せるようなものが作りたいの。 ま、ゲームじゃねえし、塗り薬飲み薬色々あるだろうけど。 どんな大病も薬で解決できるようになるの、よくね? 新しいウィルス出てワクチン作るのと一緒〜!』 『誰にでも効く薬がつくりたいんだワ』 副作用とか怖そうだけど。と。それもなんとかなるような。 せめて治癒とかつかえる超能力が欲しかったな、とブツブツ言っている。 『俺ちゃんは怖いよりは、どーしてこうなってんのとか。 会社のこととかまあ、自分に起きてるコトが気になる系。 そこまで敵? 化け物? 出会ってないし。 狂犬もいつかバケもんっていわれるのかね。 流石に黒いのはびびりそうだわ。 人体実験は迷惑だけど、薬作ってるところだしなーって。 別に外国では良くされてるし? 臨床実験、動物にしてる日本が古いぐらいって知ってた?』 『それで薬でめきょってなる今の状況も結構興味深いやつか。 資料とか見つけたら一緒に見ようぜ。真相ってやつ見つかったら面白いしな!』 (-154) 2022/06/05(Sun) 22:50:35 |
【置】 トラジディ フカワ『なぜ知らないふりをしているのです? 自分は関係ないとでも言うのですか? 貴方の所為だ。 貴方が耳を閉ざしていたからだ』 『狂いだした歯車の音を聞け』 『貴方は決して無関係なんかじゃない』 『罪を背負うべきだ』 (───知るか。 そんなこと言われたって、本当に。 何も関係ないんだから。関わらないでくれ) (L17) 2022/06/05(Sun) 22:51:31 公開: 2022/06/05(Sun) 22:45:00 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ/* というわけで即死回避となり、同時に好感度が結構上がりました。変な人間! 好感度が上がったので、しっかり丁寧に介錯させて頂きますね…… (-155) 2022/06/05(Sun) 22:52:03 |
カナイは、同じなのだ。 (a26) 2022/06/05(Sun) 22:55:46 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 猶大 ロク『桜小路サ〜〜〜ン! どこにいますかァ〜〜〜〜??』 貴方の脳裏に突然言葉が流れ込む。 その"声"はいつもずっと眠っている男の声に感じる。 幻聴か……? ちなみにこの幻聴、口に出さなくても返信は可能だ。 そして数分もしないうちに通り過ぎることが約束されている。 ただ、確かにその声はあなたの横を通り過ぎ、届いた。 (-156) 2022/06/05(Sun) 22:59:27 |
【人】 跼蹐 カナイ会議室を後にしたのちの、どこかのこと。 神陰間と共に出たはずの叶は何処かで少女と別れたのか、 一人で会議室には戻らず廊下を歩いていた。 袖口の赤黒い染みを隠すように、上着の上から白衣を羽織って 何かを探すように、時折床へ視線を落としながら。 特別誰かを探しているわけでもなく。 銃声も、聞こえたとしても随分遠くからのものだった。 (8) 2022/06/05(Sun) 23:02:21 |
【秘】 猶大 ロク → 篝屋に来た カジヤマ「うっっっつさ!」 それは誰かがあら捜しした後らしき、更衣室でのがなり声だ。 静寂と寄り添っていた所に突然声が聞こえればそうなるのは想像に難くない。 「今の声……篝屋、だっけか。 本当にどいつもこいつも超能力が使えるンだな……頭がおかしくなりそうだ」 確かめるようにきょろきょろ見回しても自分一人。 聞いた話と予想は概ね見当外れでも無さそうだ。 大きな溜息を吐いてから脳内に言葉を思い浮かべてみた。 『会議室から歩いて10分程の更衣室だよ。 態々こンなやり方してまで何の用だ?』 (-157) 2022/06/05(Sun) 23:38:59 |
ロクは、叫んだ。 (a27) 2022/06/05(Sun) 23:39:40 |
フカワは、カナイを案ずるようなメッセージをそちらの端末に送っているはず。 (a28) 2022/06/05(Sun) 23:43:04 |
フカワは、コゴマにそれとなく『叶さんと出くわしたので、できれば来てもらえたら』と、付近の目印と共に送っておいた。 (a29) 2022/06/05(Sun) 23:43:19 |
【赤】 トラジディ フカワ『どうしましょうか』 『殺しはしないとは言ってましたが』 『秘密が露呈するのは避けたい』 追加でメッセージが飛ぶ。 勿論それは、古後への対処の話だ。 (*16) 2022/06/05(Sun) 23:43:57 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ『ありがとうございます』 心から。本当に心からの笑みが見えます。 たった10文字の安堵が見える事でしょう。 自分は狂っているのでは、そう思っていましたから。 だからあなたが狂った人かどうかなんて、 あなたの肯定の言葉の前ではどうでもいいのです。 『そですね、それじゃあ失礼するのです』 んえ、と舌を伸ばします。 誘うような口が、今までの経験を物語ります。 指を出していてくれているなら、そこに舌を這わせました。 ちゅ、ちゅ。仮眠室で小さな音が響きます。 (-158) 2022/06/05(Sun) 23:57:51 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ喉を鳴らして嚥下して、唇を鳴らして離れました。 そうして、ニコ!いつもお散歩で見る時より、 なんだか人懐っこい笑顔を見せるのです。 『ごちそうさま、なのです。 変化があるかどうか楽しみなのです。 さておき、名前ですけど。そですね。 弓日向と呼んでもらう方が気は楽なのです。 お好きなように呼んでくれると嬉しいのです!』 ぱき、ぱき。その服の下、胸の辺りで結晶の音が響きます。 きっと、今まさに赤い結晶などが生えているのでしょう。 痛みと共に。 『もし無事に外に出られたら、 その時はまた叶様のお散歩にお付き合いしたいのです。 よろしくお願いするのです』 画面を見せて、そろそろ戻るのです、と。 多量のゴムを手に戻るのでしょう。 (-159) 2022/06/05(Sun) 23:58:21 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ/* という事で好感度が爆上がりしました。 おかしい人ばっかり!だいすき! という感じで介錯の為にうろうろしてきますね…… (-160) 2022/06/05(Sun) 23:59:53 |
【墓】 無明長夜 ヌイバリ>>L16 あなたの支払った労力なんて知らない顔をして、青年はそこにいた。 もし仮に起きていれば探すの大変だったろう、そっちも大丈夫だったのか、なんて宣ったことだろう。 そうして、皆にどう警告をすべきなのか相談に乗ってもらって、それから―― そうはならなかったのだけれども。 近寄れば濃い血の匂いと、溶けた皮膚や髪の匂いがむっと強く香る。 顔の右半分……特に目の周辺が酷い火傷のように引き攣れ皮膚が癒着してしまっている。 右目は開かない状態かもしれない、と一目見るだけでわかるだろう。 それに加えて腹部も、腹部を抑えたままだった腕も真っ赤に染まっている。 弱弱しく踏み躙られた虫のような姿になっても、青年はまだ生きていた。 出血はもう止まっている。 (+10) 2022/06/06(Mon) 0:01:41 |
【神】 声無きを聞け マユミ『戻ったのです』 画面にそう表示しながら堂々と会議室に戻ってきました。 ひとりで。 『物資の回収は出来ましたが、 伊縫様も奈尾様も見つけられませんでした』 その手にはタブレットの他に、 500枚入りのお徳用コンドームの箱。 『これで弓の弦は出来るのです。 と、言う事で弓そのものを探しに行ってくるのです。 叶様もお待たせしていますので、では』 恐らくはホワイトボードの文言に対する言い訳の類でしょう。 帰還と出立の両方に同じ時間を書いて、そしてまた さっさと出て行ってしまいました。 (G25) 2022/06/06(Mon) 0:09:59 |
カナイは、ちょっと急ぎ気味に返信中。 (a30) 2022/06/06(Mon) 0:12:58 |
【人】 声無きを聞け マユミ(――さて) ひとまず指針は出来ています。 弓の材料を探し、消えた二人も探す。 優先は弓、次が二人。ただ問題は―― (敵対生物、もしくは人間か) 静かに歩く。しかしどれだけ静かに歩いても…… ぱき。 ぱき。 時折鳴る、何かが割れるような音が。 ずっと、ずっと、廊下に響いていました。 きっとそれはネズミみたいに、うるさいのでしょう。 (13) 2022/06/06(Mon) 0:20:17 |
マユミは、静かに歩いています。本人はそのつもりです。 (a31) 2022/06/06(Mon) 0:20:38 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 猶大 ロク『あ、いたいた。生きてる系? 死体もでたし、皆超心配してたんだぜ〜』 『いるならいーや! 生存確認ってやつ。 それと、なーんか一人で行動してっけど…… なんか目的在るわけ? それか俺ちゃんたちと一緒が嫌?』 『その通りに手伝ってやっから〜。 敵じゃねーこと俺ちゃんたちにもおしえてくれよな。 あ、気分わっっっっっる、吐き気してきた。 ……もしかして二度目は長い間喋れない系? そんなー。 せっかく見つけたのに……』 姿は見えないが、なんだか弱ってそうな声がふらふら。 相手からも勿論見えていない。 叫んだ声も届かせようとしていなければ聞こえていなかった。 /*篝屋が眠っている間のロールとなります。 いつきってもよろしいので、よろしくお願いします。 (-161) 2022/06/06(Mon) 0:36:59 |
【神】 篝屋に来た カジヤマ一眠りしようとしたが、10分もたたずに起きてしまった。 とてつもない吐き気と、そして自分の中がこねくり回されるような。 「う ゛、う゛ぉえ……っ こ、こで吐くな゛………。 い、かないと…………はー……」 ホワイトボードに、書き込む。画面を見るのすら辛い。 白く、脳を揺さぶらない景色がいい。 『桜小路無事 元気そう 対話可能。 あきちゃんをさがしてきます。 by篝屋』 「よし」 自分を奮い立たせるように呟けば、篝屋は一人で会議室を出て行った。 (G26) 2022/06/06(Mon) 0:40:45 |
カジヤマは、古後の端末に、一人で外に出る旨を送信。『発砲音の方に向かってます』 (a32) 2022/06/06(Mon) 0:43:26 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ/* という事で軽い遭遇ロールが……したーい! 現在、神陰間は能力により 骨を生やせる 状態です。なので溶解液ガードが出来ると思いますがどうでしょうか。 能力使用の後逃走、使い過ぎによる暴走をしたりしたい…… と思っているのですが……如何でしょうか! (その後別所にて処刑される予定です) (-162) 2022/06/06(Mon) 0:48:28 |
未だピンボケ ライカは、メモを貼った。 (a33) 2022/06/06(Mon) 0:48:29 |
ライカは、遅れて『古後さんを探してたんですが、今は一人で行動しています。すみません』と連絡を入れた。 (a34) 2022/06/06(Mon) 0:53:22 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ『それって――――あ”また世界が明るくなってきた。』 『行くから待ってて! もうあきちゃんのおてんばさん!』 脳裏に届いていた会話がドンドンと離れていく。 そのまま聞こえなくなっていくだろう。 ・・・・ ・・ 貴方に告げられた現在地を通る。 流石に動いていたか、辺りを見渡す。 適当なところで拾った棒を手に取る。 何か物音がしたら隠れる。 ボウルとアルミホイルを抱えて青年は貴方を探していた。 そして聞こえた発砲音。 貴方はそこにいるだろうか。見つけられないだろうか。 (-163) 2022/06/06(Mon) 0:58:04 |
【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 声無きを聞け マユミ/* わ〜〜〜骨〜〜〜〜〜〜♡♡♡ 俺がネズミに発砲するより前の時系列だとありがたいかも。 とても徘徊していたので、そこのどこかでかな? 奈尾くん神陰間ちゃんに発砲できないのよ〜〜〜〜溶かしはします。 廊下を歩く中、長銃を杖代わりに歩く職員服の奴を見ていたらいいんじゃないかな。神陰間チャンの頭蓋はとても素敵なので、見えたら食いつきます。 (-164) 2022/06/06(Mon) 0:59:38 |
カジヤマは、会議室を出て左の突き当たりの部屋、ボウルとアルミを手に入れた。また、そして走り出す。 (a35) 2022/06/06(Mon) 1:00:45 |
ナオアキは、見つけられた。 (a36) 2022/06/06(Mon) 1:01:50 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ/* きゃ〜〜〜〜了解〜〜〜〜♡♡♡ という事で「発砲前」かつ「神陰間が一度戻った後」 くらいでいきますね。存在する時空間か怪しい?気にしない。 発見から声かけから溶解液から防御して逃走、という感じで 短めに……さくっと!その後、奈尾様と遭遇しました! という連絡を会議室の端末に入れて終了というプラン…… はいかがでしょうか。ひとまず発見部分だけ書いてきます…… (-165) 2022/06/06(Mon) 1:11:21 |
【秘】 トラジディ フカワ → 絶対専制君主制 コゴマ/* Happy birthday ゆっくり誕生日を満喫してから顔出してきてくださいね…… (-166) 2022/06/06(Mon) 1:13:21 |
【人】 声無きを聞け マユミ>>ナオアキ それは発砲音が聞こえる前の事です。 単独行動で資材を探しながら、 タブレットのライトで薄暗い場所を照らしていた時でした。 ふと、廊下の先に。 長銃を杖代わりにして歩く、制服姿が目に入りました。 その装備に見覚えがあります。 何せ一度吶喊しかかったくらいです。 声……は元よりかけられません。 なので、代わりにちか、ちか、と。その姿に向けて タブレットのライトを2、3回点滅させました。 別人だったら、すぐさま逃げればいいのです。 さて、気付いてもらえるでしょうか? 飴をくれたあの人に。 (16) 2022/06/06(Mon) 1:17:19 |
【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 篝屋に来た カジヤマあなたは死ななければならない 奈尾は負傷している。 告げられた場所から続く痕跡を追うことはそう難しくはない。 あなたは死ななければならない 待つことなぞ欠片もしなかった彼は、 少し行った先で何かの残骸に話しかけていた。 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは奈尾を見つけることが出来るだろう。 (-167) 2022/06/06(Mon) 1:21:40 |
【人】 未だピンボケ ライカ血の痕はあるのに、何もない独房。 肉の欠片は落ちているのに、誰もいない。 不完全な現場だ。 だけど、撮らないと。 これは僕の仕事だ。 (17) 2022/06/06(Mon) 1:24:33 |
【人】 氷肌玉骨を手に ナオアキ>>16 マユミ あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない ぐりん、首が回る。 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 一体何の話だろう。 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない どうやら幻聴を聞いているらしい。 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 残った顔でうっそりとした微笑みを作った。 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 「だから」 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 「だからさァ」 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 「──それ以外はなくていいと思うの」 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 容器を溶かした水は、宙で広がりながらあなたに降りかかっていく。 (18) 2022/06/06(Mon) 1:45:25 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 箍が外れたように笑い、 濁流のように言葉を吐くあなたの様子に引き攣った悲鳴を上げた。 逃げたい。 恐ろしいものから逃げたい。 恐ろしいものから逃げる為に恐ろしいものを殺さなければ。 もはやそれしか考えられないような、そんな錯乱した思考の中、 「────い"っ あ、ぃっ、 いたい、 な、んで っ 」爆ぜるような衝撃の後、右手が、右腕が、かっと熱くなって。 その後に、感じた事もないような激痛に変わった。 凶器を携えていた右手はずたずたに裂傷を刻まれて、 もはや何処が痛みを発しているのかさえわからない有様だった。 左手のやわくぬるついた感触への不快感さえ置き去りとなって。 ハリは恐ろしいものを排し、過ちを突き付けるものだった。 じゃあ、なんで自分がこんな目に? 吐き気さえするような激痛の中、 がんがんと頭を殴られているように意識が揺れて、 決壊したように笑う狂人の、その言葉がリフレインする。 忘れないように。 逃げられないように。 前にしか進めないように。 (-168) 2022/06/06(Mon) 1:47:43 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 「ぁ、………う、ぐっ」 ────逃げなければ。 凄惨な殺害現場の中、漸く脳が濃密な血臭を理解して。 質量すら感じる程の濃く重い血脂の臭いと臓腑の発する臭い。 それらに嘔吐きそうになりながら手を引き抜いた。 既に動きを止めたあなたの腹を突き飛ばすように。 ず、と肌に纏わり付くような僅かな抵抗。 その後に血塗れの手は引き抜かれ、臆病者は後退る。 酷たらしい亡骸となったあなたから逃げるように。 ぽたぽたと、標本室の中から出口の方へ。 被害者と加害者、二つの血で 一本の線 が引かれていく。これが、あなたの、そして臆病な加害者の 結末 。 (-169) 2022/06/06(Mon) 1:49:17 |
【独】 跼蹐 カナイ>>秘話 結木 殺す意味が無いなら殺す理由は無いだろう。 後ろめたさが無ければ隠しなどしないだろう。 後ろめたいものを抱え、それを隠し続ける罪悪感は 常にハリのように自分を苛んだ。 いつから後戻りできなくなっていたのかわからない。 ただ確かな事は、自分はもう引き返せないという事だけだ。 進み続けるしかないという事だ。 何処へ行けば、何処へ逃げれば良いのかもわからないまま。 だからきっと、あなたの望みは 叶 うだろう。あなたの死も。 あなたの前で殺した、名も知らぬ職員の死も。 きっとこれから殺める者の死も。 確かな罪悪感となって、臆病な加害者を苛み続ける。 殺したいと思った事も、殺したという事実も。 たとえそれを知る者が他に居なくなったとしても。 たとえ──たとえそれが、覆されたとしても。 その事実は自分が生き続ける限り、消える事無く残り続ける。 結局の所。 最初から、何処にも逃げ場など無かったのだ。 (-170) 2022/06/06(Mon) 1:51:16 |
【人】 声無きを聞け マユミ>>18 ナオアキ 直感しました。アレはもう、人ではない、と。 言ってる内容など、耳にした所で理解も出来ません。 だから先ずは逃走。そう考えた時にはきっと、 その"水"は広がっていたのでしょう。 ただの水だとは、この場ではもう思えません。 そして、次にこう思ったのでしょう。 (アレを浴びるのは不味い) ですが、傘などはありません。 上着も無ければ、和装で弾くにも脱ぐには時間がかかります。 タブレットだけでは、大部分が身に降りかかるでしょう。 避ける?ただ飛び退るだけでは逃げ切れるはずもありません。 「だからさァ」 命を脅かす声が、随分遠くに聞こえた時。 ぱき。 微かに、服の下で。何かが砕ける音がしました。 その瞬間、強く、強く。 少女は想ったのです。 肯定された願いを。 その願いの為に―― 『変わりたい』 、と。 (19) 2022/06/06(Mon) 2:13:23 |
【人】 声無きを聞け マユミ>>18 >>19 ナオアキ そして少女は、初めて能力を意識して使ったのです。全力で。 ……ぱき、なんて。可愛い音はしませんでした。 骨に慣れ親しんだ者には嫌な音かもしれません。 それはばきだとか、ごきだとか、ぺきだとか。 人の骨が折れてしまうような音でした。 ですが、その音とは裏腹に。 少女の背からは白い片翼が生えていました。 それは、羽毛などではありません。 真っ白で、硬質で、びっしりと鱗のようにまとまった―― 無数の人骨で形作られた翼でした。 奈尾なら、それが成人男性の骨である、と分かるかもしれません。 その翼は、少女と水の間に割って入ります。 丁度、内側へ羽ばたくような動きで水を受け止め、 そして外側へ羽ばたくような動きで残りを弾きました。 当然、そんな物を突然生やして振り回した少女が 無事に立っていられるわけもありません。 翼に振り回されるようによたついて、 折角弾いた水の一部が腕や肩を微かに濡らし、 翼は翼で床や壁にぶつかると、 すぐにバラバラに砕けてしまいました。 それでも、咄嗟に。 持ち歩いていた、矢代わりのパイプを数本。 弓程強くはなくとも、投げつけて。 全力で、逃げの一手を打つでしょう。 (20) 2022/06/06(Mon) 2:28:23 |
マユミは、自分の能力で出た物に驚いています。が、それどころではありません。 (a37) 2022/06/06(Mon) 2:30:57 |
声無きを聞け マユミは、メモを貼った。 (a38) 2022/06/06(Mon) 2:46:57 |
ナオアキは、鉄パイプは奈尾の手に掴まれた。 (a39) 2022/06/06(Mon) 2:51:53 |
カジヤマは、その音を聞いていれば、何か変わったか? わからない。 (a40) 2022/06/06(Mon) 3:02:42 |
【人】 氷肌玉骨を手に ナオアキあなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 投げられたパイプは、 奈尾の動きをほとんど遮ることなく床に落とされる。 外側へ弾かれた液体も、彼のもとまでは届かなかった。 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 「──邪魔しないでよ」 あなたは死ななければならない ひょろ長い脚が散らばった脆い骨達を さらにバラバラに蹴り砕いた。 注意を引くことは出来たようだ。 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 「もうっ、変な痕が残っちゃったらどうしてくれる訳? そういうのって取り返しがつく状態だった試しがないんだからァ〜〜」 あなたは死ななければならない 物言わぬソレらに対しクドクドと説教が続く間に、 あなたは逃げおおせることが出来るだろう。 あなたは死ななければならない (21) 2022/06/06(Mon) 3:12:20 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → トラジディ フカワ『あ〜……正直完全に許してはないですし、 法律で裁けるなら裁かれて欲しいですよ。 ちゃんと試験しますって言って欲しいのはあります! 合法的に超能力? が使えて、化け物っぽいのも……んー。 襲ってこないなら遺伝子操作とか海外ではよくありますしね』 進んでる会社だったんですね、と。 評価は変わらずとも流石に身の危険はかんじているらしかった。 『あ、知ってることあるんですか! さっすが深和さん んじゃあ、また起きてるときに――――無事だったら! 俺ちゃん ちょっと嫌な予感してて。 なんか寒気って言うか、気味が悪いとは違った……悪寒? 正直びびらないようにテンションあげてるんすよ! できるだけ無事に脱出できるように、一緒に頑張りましょ。 そろそろ起きそう……向こうが明るくなってきた。 もっと便利にならないかな、この能力…… 』そんなことをぼやきながら 段々と青年の声はフェードアウトしていった (-171) 2022/06/06(Mon) 3:17:11 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ「あきちゃん〜……」 「正直頭ぶっ飛んでる系? ちょっと大人しくしないとやばいと思うぜ」 一歩、一歩ずつ近づく。 なんとなく、感じた嫌な予感は貴方だったのか。 いや、それとも。この状況全てにだろうか。 「それと。はりーは、伊縫はどうした」 「一緒に戻るよ、あきちゃん。 一人行動は控えようって相談してたじゃん」 (-172) 2022/06/06(Mon) 3:24:52 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミその仕草の意味は嫌でもわかってしまった。 生暖かく濡れた舌がじくじくと痛む指先を撫ぜた。 きっとこの傷も不気味な程に早く塞がってしまうけれど、 それでもその瞬間の痛みはやはり本物だった。平気とは言えない。 きっと──きっとあなたもそうなのだろうと思う。 耐えることが、できるだけで。 叶 西路は狂人だ。 当たり前の事が当たり前に嫌で、当たり前にそれから逃れたくて 一度追い詰められるとその欲求が道徳観や理性を上回ってしまう。 そんなふうに当たり前に、普通に、けれど致命的に。 あまりにも違和感無く、ひっそりといびつを抱えていた。 けれどそれがいびつに見えないのだとしたら。 あなたと、それから叶にとっては、それはただ当たり前の事だ。 どこまでもただそれは、当たり前の欲求でしかないのだ。 「……そう、ですね… 一人で散歩をするのは、やっぱり寂しいですから」 あなたの申し出と、それからこの場を後にする事に一つ頷いて けれど野暮用があると言って途中で別れる事になるだろう。 以降の道中が一人であったとしても危険は無い。 だってあなた達を脅かすものの一つはこの臆病者なのだから。 他に幾つあるかは今は計り知れない事だけれど。 (-173) 2022/06/06(Mon) 3:35:08 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミそうして、別れ際。 「──じゃあ、弓日向さん」 眉尻を下げて、少し不器用に、ぎこちなく。 それでも、あなたの知っている笑みにほど近い形で。 改めて、あなたの名前を呼んだ。 「また後で」 また後で。 それがどのような形で訪れるかは、今はわからない事。 (-174) 2022/06/06(Mon) 3:35:40 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ/* というわけで遅くなりましたが一旦〆!お付き合いありがとうございました! そしてまた後ほどお会いしましょうね 何らかの形で また後で…… 飴のせいで叶の能力が特攻入りそうでいやだな〜となっています いやだな〜(良性) (-175) 2022/06/06(Mon) 3:36:20 |
【独】 民俗学 ユウキ>>秘話 篝屋 「うわぁ〜凄い。さらっと言っていますけど、かなりとんでもないですね〜! でも俺そう言う向上心ある人大好きですよ!想像を絶する難しさだと思いますが、実現したらそれって間違いなく大きな進化ですもん!」 誰にでも効く薬ときた。その意味の途方もない重さを想像し、ひええと驚きを隠さない声をこぼした。 「わ〜!一緒です!怖いと言うより、気になるんですよね俺!何故このようなことになっているのか! はえ〜そうなんですね。 外国って結構アグレッシブなんですね〜。日本が奥手なだけでしょうか? 何はともあれ、篝屋さんが協力的なのは嬉しいです!早く合流して調査したいんですけどー……本当に俺、ここどうやったら抜け出せるんでしょう……?」 困ったような様子だった。体があるのかすらも分からない状態だったが、もし感覚があったなら首をこてんと傾げていたことだろう。 (-177) 2022/06/06(Mon) 4:00:36 |
ユウキは、メモを貼った。 (c5) 2022/06/06(Mon) 4:03:44 |
ユウキは、メモを貼った。 (c6) 2022/06/06(Mon) 4:04:03 |
ユウキは、メモを貼った。 (c7) 2022/06/06(Mon) 4:04:33 |
ユウキは、メモを貼った。 (c8) 2022/06/06(Mon) 4:05:13 |
【独】 篝屋に来た カジヤマ>>ユウキ 『進化かあ。そう言われてみればー、 俺ちゃん進化したいのかもしれないなー』 なんとなくぼやいたその言葉には一瞬寂しげな声が混ざって。 すぐに気を取り直せば。ぐぐぐ、とのびをするような声が漏れた。 「同じか〜。うんうん、まあ、結木くんのテンションは? ちっと周りに合わせた方が? みんなもびっくりしねえっていうか。そんぐらい。 ま、そうだなー。海外も日本も、 薬の作り方と方向性が違うんだろうなー。 どっちが技術が高いだとか、いいことやってるかとか はっきりいったらわかんねえわ』 『あ、そろそろなんか俺は眩しくなってきた系。 そっちも光とかなんか道見えてこないかー? 迷子なってたらさがしてやっから、心配するなよー。 大丈夫、俺ちゃんたちもみんなも探すだろうから。 のんびりやりたい事考えてなー。んじゃまたあとでな。 グッドラック、結木!』 そうして段々と彼の声はフェードアウトしていき。 次第には聞こえなくなっていくことだろう。 (-178) 2022/06/06(Mon) 4:14:41 |
【墓】 妄執 ユウキとある誰かの声がして、真っ暗闇をもがくように進んで。 この終わりでは足りないと、叫んで気付けば視界が開けた。 「──。おれ、は。確か……」 それまで自分は何していたかと、ぼやけた頭のまま記憶を振り返ったが最後。 悲鳴と、笑い声と、断末魔。 絶え間なく続く痛み。逃れられない苦しみ。 誰かと会話をした時には思い出せなかった死際の時間が、押し潰さんばかりに迫ってくる。 「──。ぅ゛、え゛ッ……」 体を折り曲げ血の海に膝をつく。激しい咳を一つ。その拍子に体のどこかからびしゃりと赤い液体と柔らかな何かの肉片が地に落ちた。 事切れるまでに受けたものが未だ体の中にあるようで。頭と胴の内側がぐるぐるする。視界がちかちかと明滅して、自分と同じ色の笑い声が耳の奥で鳴り続ける。 「……、ふ、ぅ……あぁ……こぼれちゃう……」 腹部に手を当てながら、緩慢な動作で歩を進める。 「見な……きゃ、聞かなきゃ。 見たいことが、聞きたいことが、あっ……たんだ。 ……でも、なんだっけ、なにを、見て、聞くんだっけ」 探さなきゃ。探さなきゃ。 ──目を瞑る。声を聞く。息遣いを探す。 おかしいな、でも何を探すんだったかな。 おかしいな、誰を探すんだったかな。 (+12) 2022/06/06(Mon) 5:07:34 |
妄執 ユウキは、メモを貼った。 (c9) 2022/06/06(Mon) 5:16:45 |
【墓】 妄執 ユウキ「……誰の、声だっけ、これは」 元々、視覚には作用しない力だった。 今となってはあまりに不安定で、或いは壊れた頭で判断できなくなっていて、拾った声が誰のものかも判別がついていない。 力を使うのを止めて瞼を持ち上げた瞬間、ぐんにゃりと視界が歪んで体が傾いた。 この肉体は、ずっと刻まれた死の痛みに震え続けている。 「みなきゃ、きかなきゃ、いかなくちゃ」 死んだはずの頭の中にあるのは一つの意思。純化したそれしか残っていない。 「……ふ、ふふ。えへへ、ぁは、夢なのかな、でも、夢みたいじゃない?でも、夢であってほしくないなあ」 それは延長線上の狂気。既に迎えた終わりを踏み躙る執念。 凄惨な傷跡が残る脳と肉体を、意思ひとつで引き摺り回してそれは進んでいく。 廊下の奥へと、消えて行く。 子供のような笑い声が響いていた。 (+13) 2022/06/06(Mon) 5:36:56 |
【赤】 跼蹐 カナイ────ぞわり、 なにか恐ろしいものが、こちらを見ているような、感覚。 それはほんの一瞬の怖気だった。 ───悪夢は覚めてもなくならない。 ────事実は決して消えはしない。 ──今に死の暗がりから這い出して。 ─────犯した罪が、戻って来る。 (*19) 2022/06/06(Mon) 5:54:47 |
【秘】 未だピンボケ ライカ → 篝屋に来た カジヤマ「記録係なんだとしたら、生かして返すような設計にされていないと意味ないでしょうに。 今のところ、僕は守られている様子もないですから」 いつこの記録が途切れるかもわからない。 記録係として呼ばれたにしては、あまりにもお粗末な扱いを受けていると思う。 「……じゃあ、先輩も怖いんですか。 先輩、ずっと笑ってるじゃないですか」 「僕はここで、何かあって…先輩がいなくなってしまう方がよほど怖いです。 自分が危険な目に合う事よりも、知り合いが居なくなってしまう事の方が。 もちろん、怖くないわけじゃ……ないですけど」 「……いなくならないでほしいです」 隣の貴方に、不安そうな顔を向けて。 絞り出すような、弱音を口にした。 (-180) 2022/06/06(Mon) 7:57:19 |
【人】 絶対専制君主制 コゴマ>>a29 >>14 >>15 叶・深和 端末に入ったメッセージへは、『すぐに行く』とだけ返して。 そのほかにも舞い込むものをちらりと見て、己の軽率を多少恥じたりはした。 連絡を受けて二人のほうへとやってきたのは、 伊縫を見つけるよりかは前のことだったろう。焦燥はあれど、落ち着いていて。 まだその手も穢れのないまま。この男は平然と清廉のままであれるのだ。 誰某れに見つからないようにと抑えた足音も、指定された地点に近づく頃には平時のもの。 だから貴方がたを警戒させはしても、驚かせはしなかった、そう思う。 「……おまたせしました。こちらに居たんですね。 探しましたよ、貴方が戻らないようなので、……なんて。 会議室を空けていた僕が言えることではないのでしょうがね」 人の姿を見れば若干肩の力は抜け、変わらない姿を見れば安堵を覚え。 尖らせたパイプは握ったままだが、多少の心の許しはある様子で、歩み寄る。 (22) 2022/06/06(Mon) 7:58:06 |
コゴマは、それぞれに『早く戻ってこい』と返す。ホワイトボードに刻まれたのと同じ。只の勝手な、個人的な願いだ。 (a42) 2022/06/06(Mon) 8:02:57 |
【置】 絶対専制君主制 コゴマ>>+10 顔を覗き込んだ時、醜く傷つけられた面に青年は鼻白み、僅かに身を引いた。 それで貴方が傷ついたとして、どれだけ青年が気にしたかはわからない。 所詮は己の抱いた感情しか想像しえない、献身とは誰より掛け離れた人間だ。 幾許もそれを抱いていたなら、結木の体だってあの場に放置はしなかったはずだ。 「……誰にやられた」 何に、とは言わなかった。最早隣人を疑うことにためらいはない。 声を伴って返ってくることのないだろう問いかけをして、癒着した皮膚に触れる。 或いは、そう、見たこともないような痛ましさのために同情したのだろうか? 喩え医学の心得があったとしても、助からないだろうことがわかるだけだ。 普通の人間の体であれば、の話だ。 「よく生きてるな。 ……だが会議室に戻るのは、無理……だな……」 アクセントが違えば嫌悪とも取られそうな言葉が平然と舌に乗る。 そういう男だった。言葉ほどには他人を嫌うほど、興味を持たないだけだ。 今までそう生きていた生き物は、今ある惨状をどうすべきか、わからなくなっていた。 (L18) 2022/06/06(Mon) 8:31:52 公開: 2022/06/06(Mon) 8:30:00 |
【人】 トラジディ フカワ>>15 >>22 叶 古後 「……あ、古後さん……」 一人きりの足音に気づいて視線を向けたら、 メッセージで呼び出した相手が目に入って安堵。 喉から抜けるのは、なんだか疲弊、摩耗しているような声色だ。 「ええ、気分が優れなくて出たところに、 偶然会って……ちょうど今、会議室に戻るところで。 この状況では一人より二人、二人よりできれば三人、 付近にいらっしゃればご一緒できれば、と。 来ていただけたようで何よりです」 理由も理由だからパイプなんて持ってきてない。 どうにもまだ危機管理意識が足りてないなと、 内心でいつものように卑下しながら、其方へ近づく。 ──古後が来た方とは真反対。 何かが駆けるような足音も、近づいてきているような。 (23) 2022/06/06(Mon) 8:33:33 |
【独】 トラジディ フカワパイプを持ってきてないことを悔やんでいる理由は、もしあったらもう少し殺しやすかったんだろうなあとか思ってる感じです。加圧されてかなり腹括ってしまっているよくないおじさん。 (-181) 2022/06/06(Mon) 8:35:14 |
【人】 絶対専制君主制 コゴマ>>23 深和 「ああ言った手前散開しては、意味がありませんね」 言葉の意味は自戒であって、他者に言ったわけではない、きっと。 或いは少しは、自身以外も含んだかもしれないが。 さりとて投げ捨てるような言葉は、そうは受け取られないかもしれない、そういうものだ。 「篝屋や三十三も、状況を見てそれぞれ出掛けてしまったようで。 桜小路もおそらくは。状況的に今は会議室には誰も居ないのではないでしょうかね。 ……まあ。引き籠もっていたからとて脱出できるわけじゃないから、仕方ない話ですが」 いつか助けが来るだろう、なんて楽観的で保守的な動きのままではどうにもならない。 急く心を落ち着かせる術を持たないのだから統率できないのは道理だ。 帰りましょう、と深和と叶に声を掛け、廊下を引き返しかけて足の向きを変える。 そうして話していた矢先だ。耳をくすぐる微かな音に、表情を引き締める。 暗闇の中を睨みつけるようにしながら、貴方を後ろに下げんと腕を引っ張ろうとした。 「……なにか来る」 (24) 2022/06/06(Mon) 9:09:15 |
【人】 声無きを聞け マユミ>>21 ナオアキ パイプの行く末も、砕けた骨の先も見ませんでした。 今少女の頭を支配しているのは3つの感情だけです。 1つは「痛い」1つは「逃げなきゃ」1つは「変わりたい」。 能力の代償が酷く全身を痛めつけています。 水がかかった肩や腕がしゅうしゅうと音を立てて、 そこを覆っていた和装を溶かしてしまうと、 その下には 檸檬色 と葡萄色 の結晶……あなたがあげた 飴が鱗状にその肩や腕を覆っていました。そして溶かされた様子を見て、思ったのです。 普通では逃げ切れないかも、と。だから痛みに逆らいました。 痛みに逆らって、速く逃げようとしました。 ぱき そして細胞は、それに応えたのです。 ばきぼきと音がします。 袴の裾を破って、また骨の集合体が飛び出しました。 骨はZを描くような形をしていて、少女の足よりも大きく長く。 同じような形の骨が肩の結晶を破って生えてきます。 自重に耐えられず蹲り、四つん這いになったその姿。 それは、少女の知る限り最も速く、 再現がしやすい生き物の形をしていました。 昔、神社の手伝いをしていた時によく見ていた形を。 少女は犬となって、駆けていきました。 その骨から鳴る騒がしい足音も、 やがて遠ざかって消える事でしょう。 (25) 2022/06/06(Mon) 11:21:51 |
マユミは、必死で逃げた後。各位の端末に『奈尾発見 危険 接近×』と送信しました。 (a43) 2022/06/06(Mon) 11:24:00 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ/* という感じで〆!ワンワンして逃げました! 溶解液くんがどれくらいの速度で物を溶かすか次第では 肩と腕がちょっと焼けてるかもしれません。 奈尾先生こわいよ〜こわいよ〜ありがとうございましたワン。 (-182) 2022/06/06(Mon) 11:28:26 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ/* 🐕(既読スタンプのいぬ!) にっこり笑顔で別れたのです。ありがとうございま〜す!! ワンチャンわんちゃんになれましたので また遭いましょうね……♡♡♡ なお勿論特効が入るので遠慮なくやっちまってください。 (-183) 2022/06/06(Mon) 11:36:05 |
【人】 跼蹐 カナイ>>22 >>23 >>24 深和 古後 近付く"それ"が何であるかは足音で凡そ判別が付いた。 だから特別向かってくる足音に警戒もせず、 武器など初めから持っていない手は所在なさげなまま。 いつも通り──そう、至っていつも通りにそろりと視線を向けた。 「弓日向さんと……えっと、あの、神陰間さんと。 すぐ戻るはずだったんですけど、随分話し込んでしまって…」 そうしてどうにも言い訳じみてしまうような言葉は述べれど、 声色に嘘の色は無く、本気で心底申し訳ないと思っているようで。 おずおずと二人の表情を見遣り、すみません、と眉尻を下げた。 「…理由があったなら仕方ない……です、よね…? きっと…僕がすぐに戻らなかった事も、皆さんが ばらばらに行動してしまった原因、の一つのはずで… ……古後さんにもご心配をお掛けしてすみません…」 まさか自分が心配されていると驕るわけではないけれど、 自分がすぐに戻れば現状はもう少しましだったのではないか。 そのように思って、不安を煽った事にもう一度謝罪を述べた。 それから、掛けられた声に一つ頷いて、その背を追おうとして。 「────う、」 近付く足音にその動きを止めた。 聞き慣れない足音。これは見知った人間ではないか、それとも。 何か切迫した事態でなければ立てるはずのない足音だ。 殆ど反射的に片手を白衣のポケットに差し入れ、指先が硬い何かを引っ掛けた。 (26) 2022/06/06(Mon) 11:51:05 |
【置】 声無きを聞け マユミ逃げて、逃げて、逃げて、逃げて、逃げた先で。 少女は思うのです。まだ死ねない、と。 死ぬわけにはいかない、と。 約束を守らなくては、と。 やるべきことを、と。 そして、それらをするには―― 変わらなきゃ 、と。ぱき ぱきき ぽき ばき べき ぼき みしっ ばぎ 音を立てて、変わっていきます。 生き残る防御の意志と、願いの攻撃の意志が合わさって、 身体を覆うように育っていきました。 (L19) 2022/06/06(Mon) 11:55:11 公開: 2022/06/06(Mon) 11:55:00 |
【赤】 トラジディ フカワ『カナイさん』 『オレが嗾けようとしているものです』 メッセージではなく、直接頭に呼びかける形で。 『敵味方の区別がつかないので』 『距離をとった方がいいかもしれません』 自分はもう既に引っ張られているものだから、仕方ない。 (*20) 2022/06/06(Mon) 11:55:32 |
マユミは、タブレットを叩いています。『おねがいします』とだけ、約束した人に文字が送られました。 (a44) 2022/06/06(Mon) 11:56:29 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ/* 🐕…………(既読スタンプのいぬ) わん。 になっちゃったあ……………オォ〜介錯仕る 介錯仕ります 綺麗な死に様はお任せください 綺麗なのはぱっと見だけなんですけども……… (-184) 2022/06/06(Mon) 11:57:36 |
【赤】 跼蹐 カナイちらとそちらを見遣って、動きを止めた足は後退の態勢を取る。 巻き添えを食らっても恐らく対処はできる──けれど。 恐ろしくもどうしようもなく安心するような、あの感覚は。 そう何度も呼び起こしたいものではなかった。 (*21) 2022/06/06(Mon) 12:03:14 |
【独】 氷肌玉骨を手に ナオアキ/* えっっっっ???? アッッッッッッッ!!!??!? わんわん?????? えっっっっっ?????? あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (-185) 2022/06/06(Mon) 12:04:20 |
【墓】 無明長夜 ヌイバリ>>L18 果たして、青年は傷付いただろうか。 ひどいものを見せてごめんな、隠さなきゃな。 俺が集めたシーツならちょっとくらい破いて貰ってもいいよな、なんて。 自分が好き勝手やった結果についた傷なのだから、怖がるのも勝手だろう。見せないようにするのもまた。 そんな言葉を返したであろう口は薄く開き、浅い呼吸を繰り返すのみだ。 夢もない無防備な眠りを昏昏と晒し続けている。 青年に触れた指先が、すこしあたたかく感じたかもしれない。 それは無意識に漏れ出した残滓。 敵対者に向けるものとは違うやわらかなもの。 少しだけあなたに触れて、明確な意思ともならずにすぐに霧散した。 意識を取り戻すまで着いているにしても、 このまま青年を置いていくにしても。 誰かが、何かが通りすがらないとは限らない。 どちらを選ぼうともあなたを責める人間はいないだろう。 (+14) 2022/06/06(Mon) 12:04:46 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ/* わん。(既読のわん) 慕っているのも同じですね! なお阿藤春樹は居ないもようです。 という事でご連絡をポチしたので いい感じにご活用して探してくだされば。 表でやっても裏でやってもいいのです〜 (3日目突入を視野にいれた発言) (この後7時くらいまでいません) (-186) 2022/06/06(Mon) 12:12:50 |
カナイは、きっとその文字列を見た時、悲しかったのだと思う。 (a45) 2022/06/06(Mon) 12:12:58 |
カナイは、それでも約束を違えません。 (a46) 2022/06/06(Mon) 12:13:08 |
【人】 トラジディ フカワ>>24 >>26 古後 叶 「知り合って間もない人たちが、 最初から最後まで問題なく、スムーズになんて、 それは土台無理な話じゃありませんか」 自分に対する言い訳でもあり、 二人に対する気遣いでもあり。 どことなく皮肉げに言ってのけて。 「……全て上手くいくんだったら、 もとより、こんな事態にはなっていないはず──」 遠くの方を見つめて、ひりついた空気に気付かず。 腕を引かれてやっと「え?」だの呆けた声をあげる始末。 ようやく足音を認識したのか、 焦った様子でその長身の背後へと転がり込み── 『───────────!!!!』 息吐く間もなく どろどろと崩れた人か獣か が、深和とそれを庇う形になった古後に向かって両手を振り上げ、 明確な殺意の下襲いかかってくる! (27) 2022/06/06(Mon) 12:14:10 |
マユミは、声無く吼えました。 (a47) 2022/06/06(Mon) 12:28:57 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ/* 叶が生き残った場合蘇生を切る先はほぼ決まったようなものですよ 覚悟してくださいね(死刑宣告) やり取りの途中で更新が入ってしまうと時系列が混線しそうでもあり、 見栄え的にもよろしくないので、せっかくなので余裕を持って21時以降に 全体でぱーっとやっちゃいましょう。あんまりえぐくない感じに描写は抑えます…… なんと言っても死は人生に一度の晴れ舞台ですからね! まあ蘇生されたらもう一度ありますが。 (-188) 2022/06/06(Mon) 12:31:25 |
【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 声無きを聞け マユミ/* わん。ア〜〜〜〜神陰間ちゃん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜檸檬と葡萄と白色がきれいね……エン。溶解液はこう、なる早で!ってノリなので、肩腕あたり多分チョトヤケテルと思います。 え〜〜〜んぱきぽきしてるのかわいい〜〜〜〜〜〜〜〜こちらこそありがとうございましたなのだわ〜〜〜〜!!! (-189) 2022/06/06(Mon) 12:50:00 |
ナオアキは、神陰間を逃がしてしまった後、ネズミを撃った。そして再び銃声を響かせた。 (a48) 2022/06/06(Mon) 13:09:04 |
【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 篝屋に来た カジヤマあなたは死ななければならない 振り返るや否や引き金が引かれた。 銃口はあなたの上半身を捉えていたかもしれないし、いなかったかもしれない。 奈尾も銃器の扱いに長けているわけではないのだ。 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 銃を抱えたまま、あなたの方へと一歩二歩。 一緒に戻る気は微塵もなさそうだ。 (-190) 2022/06/06(Mon) 13:15:53 |
【人】 絶対専制君主制 コゴマ>>26 >>27 叶・深和 「謝って事態が解決するわけではないのですから、構いませんよ。 別段僕が何かしらの不利を被ったわけではないのですからね。 ただまあ、そうだな。会議室は今、がら空きのようです。態勢は整えませんと。 結木をどうするかも考えていない。まだ伊縫も奈尾も、見つかっていないわけですから――」 悠長に話してられる時間は短いものだった。 弾かれるように二人よりも前に出て、大足を踏みしめ姿勢を低くした。 此処に来てどれだけ異形を目の当たりにしたか、初めての遭遇だったかもしれない。 知っている。貴方の袖が濡れていたこと。理由は知らずとも。 そんなことさえ意識の外に置いてしまって、青年は立ち竦んだように見えた貴方を睨みつけた。 視線が通ったのは一瞬。人が自分の言うことを聞くと思っている傲慢なものの目だ。 驕り高ぶったそれは、貴方がたを庇って暗がりの方へとより一歩踏み込んでいく。 「叶も下がれ、足を止めるな!!」 恐れも知らずに踏み込んだ足は、支えも不確かな獣の足を踏み躙った。 ばきりと薄い骨の砕ける音と、勢いを殺しきれなかった腕が袖を引き裂いて、 その下の肉までも傷つけた音とが、鈍く高く交差する。 勇壮か無謀か、さておき振り抜いた腕とパイプは重心を縫い止めた獣の体を確かに横薙ぎにした。 尤もそれがどれだけの痛手を負わせられたかは、不明だ。 得体のしれない立ち姿を確かめ、ぞっとしたように唇を引き結びながら、膝で打ち上げ距離を取る。 「――早く行け!」 貴方がたを背中に庇い、貴方がたに背を向けて。 目の前にあるものから守ろうとすることに少しの躊躇いもない。 会議室は目前。そこまで至らせる訳にはいかないと、頼りない武器を握り締める。 (28) 2022/06/06(Mon) 15:37:10 |
【置】 絶対専制君主制 コゴマ>>+14 「……辛い目にあったのなら、苦しい思いをしたのなら。 そんなものは全て、忘れ去ってしまうのがいい。 そんなものは全て、天国に持っていく必要のないものだ」 答えの返らない言葉を投げかける。次第にそれは、自己だけの言葉に傾倒していく。 独り言めいて語りかけるそれは、貴方を見つめて言っているものなのかさえ、わからない。 誰かに重ねているのか、そうあってほしいと願っているのか、それ以外のなにかか。 他者の意見を尊重しない独り善がりの人間の言葉など、対話がなければそんなもの。 焙ったように熱い指は、どうすることも出来ないまま、濡れた前髪を整えた。 浴びせられた液体や血潮の混じるそれは、衛生的とはいえない状態だったろう。 死にゆく人間に掛ける言葉など、頭に浮かべたこともない、それが普通だ。 ステレオサウンドの頭ごなしが、前髪の隙から見える表情に問いかけている。 「もし、お前が望むのなら。そんなものは全部、捨てておけ。 誰でもなく僕が赦す。全ての労苦、全ての辛苦。それは忘れ去っていいものだ。 受け入れろ。伊縫、お前の喰らった苦しみは、お前が抱くべきものじゃない」 もし、貴方の操る感覚的なそれが、ほんのわずかでも意思を伝えるというのなら。 生きたいという残響が、その指に触れたなら。 貴方はその全てを、 忘れることが出来る。 (L20) 2022/06/06(Mon) 15:57:34 公開: 2022/06/06(Mon) 16:00:00 |
絶対専制君主制 コゴマは、メモを貼った。 (a49) 2022/06/06(Mon) 16:14:41 |
【人】 絶対専制君主制 コゴマManasseh マナセ 1.「忘却」または「忘れさせる」という意味の名前: For God……hath made me for-get all my toil, and all my father's house. 神は、私の全ての労苦と、父の家のすべてのことを忘れさせてくださった。(『創世記』41,51). イスラエルがヨセフの長男(マナセ)の頭に左手を置き、次男(エフライム)の頭に右手を置いたので、弟のほうが大いなる神の祝福を得ることになった(『創世記』48)。 2.マナセを象徴する宝石はアメジストまたは瑪瑙である。アメジストはギリシアでは、ワイン・ストーンにあたり、この石には酔い(酔いによる「忘却」)を防ぐ力があるとされた。 3. マナセ族:十二宮では天秤宮を支配し、植物ではぶどうの木またはシュロ、色では赤、白、黒、動物では一角獣に対応する。 (29) 2022/06/06(Mon) 16:15:43 |
【置】 絶対専制君主制 コゴマ>>+14 伊縫 /* あの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜大変不器用な言い方しか出来なくて申し訳ないんですけど〜〜〜〜〜 能力行使していいですか? 質問があったら多種多様な方法でどうぞ……お願いします…… (L21) 2022/06/06(Mon) 16:19:13 公開: 2022/06/06(Mon) 16:20:00 |
カジヤマは、その銃弾を掠らせた (a50) 2022/06/06(Mon) 16:20:39 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキぽたり、腰から血が流れる。 痛い痛みが、しびれて。白いシャツを赤く染めていく。 気になるが、今はそれどころではない。 「なんでうつ系? いみわかんない。俺ちゃんを、 はりーをどうして追って撃とうとしてるワケ!?」 「ちゃんと言いなよ 赤ちゃんだってご飯がほしけりゃ泣くし騒いで、 モルモットだって俺ちゃん達を見るんだからさァ」 腹にボウルをいれたら一発は耐えられるか? なんて。 とんだ無謀なことを考えながら、頭を巡らせる。 周りの状況、拳銃、完全に不利という状況ではない。 「ワケわからないこと言わないで 俺ちゃん――そういう一方通行の話聞きたくない系」 だったら、この"人間"を自分は治しにいく。 「それでもちゃんと話したいこと "聞こえてた" よ。こうして俺ちゃんに場所を教えたんでしょ。 なんで、傷つけるの? 襲ってンの? 人を殺して何が獲られたのか教えてよ」 (-191) 2022/06/06(Mon) 16:24:42 |
【人】 跼蹐 カナイ>>27 >>28 深和 古後 斯くして姿を現したものの姿に ひゅ、と小さく喉が鳴った。 忽ちに感情の全てをどっと耐え難い恐怖が支配して、 その中であっても鋭く向けられた視線と怒号にもほど近い一喝は 確かな強制力を持って脳が知覚し、それを認識するに至った。 「ふ、深和さん──」 それに従って、混乱のさなかに手を伸ばす。 一歩、二歩、じりじりと後退りながら。 その数歩先から、骨の砕ける音と、肉を打ち付ける湿った音が。 どこか非現実的な事のように遠く聞こえていた。 恐らくはきっと、叶はあなた達よりは会議室に近い側に居て その両足は竦みかけこそすれ、確かに床を踏みしめている。 だから手を取ればすぐにでも逃げ出せる。 あなたの手を引いて、彼を置き去りにして。 (30) 2022/06/06(Mon) 16:35:59 |
【赤】 跼蹐 カナイ「どうしますか」 小さく、短く、潜めた声が問う。 自分達を守るべくそこにある大きな背は無防備だ。 右手はガラス片に触れたまま。 不意打ちを仕掛けるなら、今がまたとない好機だろう。 けれどこの力で追撃を掛ければ無視できない証拠が残る事になる。 やるべきか、やらないべきか、視線があなたに問い掛ける。 或いは、やろうと思えば、彼を助ける事だって。 おれは、あなたの事は、信じているんですよ。 だからあなたの信じる人の事ならきっと、──きっと? (*22) 2022/06/06(Mon) 16:36:28 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 未だピンボケ ライカ「あはは、結構スリリングな設計っていうか。 俺も生きられる系の能力に見えないしな〜、自分で頑張れって感じか」 お粗末、ね。同意かもしれない。だったら俺ちゃんはなんなんでしょう。 やっぱりただのモルモットなのかな〜とか。思ったり。 「俺ちゃんはー……追いついてないだけかもォ。 今だって幻覚や幻聴うたがって。 自分が変わったんじゃなくて病気になった気分。 全員で幻覚見たらそりゃあパニックおこるっしょ? そういう時こそ落ち着いて、気分明るくしないと……あー」 「俺ちゃんも一緒。 さとみんや、はりー。 先輩や、人生の先輩達。女の子達や大学の子。 みんないなくならないでほしーよ。 それ見届けないとな、俺ちゃんも」 「さとみんも約束してくれよ。 誰か暴れて危なくなったら俺に知らせるって。 俺ちゃんも助けてって言うから。 そのときは一緒に助かろうぜ?」 (-192) 2022/06/06(Mon) 16:58:38 |
ナオアキは、言った。「人間は生きている間、身体の中で宝石を育てているの」 (a51) 2022/06/06(Mon) 17:36:33 |
【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 篝屋に来た カジヤマあなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない (-193) 2022/06/06(Mon) 17:38:12 |
【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 篝屋に来た カジヤマ「篝屋クンは上は惹かれなかったからァ」 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 銃弾は自動装填式。けれどあまりムダ撃ちしてもいられない。 篝屋の進退にかかわらず、奈尾は距離を詰めていく。 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない とは言え、彼はあなたに然程執着していない。 逃げようと思えば逃げられるだろう。 無策で背を見せれば、タダでは済まなさそうだが。 (-194) 2022/06/06(Mon) 17:39:03 |
【独】 氷肌玉骨を手に ナオアキ/* あなたは死ななければならない ブレさせた方がやっぱり見栄えいいのよねぇ……奈尾がずっと五月蠅いってしているだけです。伊縫くんの能力の影響が残ってる。RPGスタイル以外で見えていたら、何かずっと見えているだけ。 どこかで説明する気あります? あんまり……( '-') 見えていて影響受けるならそれでいいし、ないならないで全く構わないので……触れられたら説明せねばなるまいとは考えています( ˘ω˘) やりたいことしている〜〜〜〜〜〜〜でもこの文章量で分割しなきゃいけないのは…ギ……( 文字が多すぎます (-195) 2022/06/06(Mon) 17:53:27 |
【独】 氷肌玉骨を手に ナオアキ/* その時に一番使わないだろう顔で独り言していたいんですけど、今となっては通常差分を一番使わないような気がしますね。どうして…? (-196) 2022/06/06(Mon) 17:54:50 |
【独】 氷肌玉骨を手に ナオアキ/* え、伊縫くんこのタイミングで蘇生受けたらどうなるんだろう。そりゃひっくり返ってのたうち回る。たしか人狼2人だと4日目の朝に死ぬし、3人だと5日目の朝に死ぬんよな生きている狼+2日の人。 今日の吊り噛みで狼持っていかれてなかったら5日目にまた死ぬんろうなとは思うけど、生存狼2人だとどういう挙動するんだろうな……( '-') (-197) 2022/06/06(Mon) 18:10:07 |
【独】 氷肌玉骨を手に ナオアキ/* ところで神陰間ちゃんの簡易メモがつらい。いたかったねぇ〜〜〜〜〜〜全茶を見ているメタ視点の奈尾くんは身体つくり変わっちゃったのすごいもったいないって言っていますが聞き流していてください。 (-198) 2022/06/06(Mon) 18:17:14 |
【墓】 無明長夜 ヌイバリ>>L20 それは、なんて寂しいことだろう。 「そんなに寂しいこと言ってくれるなよ、泣いちゃうだろ」 「忘れろ、なんて言うなよ。 せっかく愛施が助けてくれようとしてるのに、その原因をなかったことにしちゃうなんて」 「それに、俺が抱いてやらなきゃあ、この痛みも苦しみもどこにいっちゃうのさ。 代わりに背負うなんて言ったら怒るからな」 「痛いのも、辛いのも、全部連れていって生きたいんだ」 それは、なんとも自分勝手な宣言だった。 今にも止まりそうな呼吸をしているくせに、全身を汗で濡らしているくせに、塞がった片目からはくっきりと涙の筋が浮かんでいるくせに。 青年は、生きることを諦めてはいない。 踏み躙られた事実はそのままに。 今は閉じられたふたつの瞳は爛々と 焔 を宿し、全てのものを焼き尽くさんとするばかりに燃えている。本当に、自分勝手だ。 (+16) 2022/06/06(Mon) 18:30:01 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ/* ヒエ…… 頑張って生き残ってよりよいエンドを目指して下さいね 少し痛みますよ…… 了解しましたーわん。 迷わせないよう事前通達すると弓日向は現在 骨で出来た犬の手足と骨の片翼(右腕側背中)、 檸檬色の結晶鱗(右肩〜肘辺りまで)、 葡萄色の結晶鱗(左肩〜肘辺りまで)、 血色の結晶(胸の中心〜チップの首の影になってない辺りまで) が生えています。 逃げる時以外は2足歩行しているので 逆関節パワードスーツ着てるみたいな感じ。 奈尾さんの溶解液で服(と皮膚)が一部焼け溶けてるので 相対すれば胸の赤い結晶がよく見えると思います。 意識はというと遭遇時点で結構ギリで、 止める(殺す)なら会話の後ワンチャンス!わん。 みたいな感じで……いかがでしょうか。 大丈夫そうなら後はお好みでお願いします〜 (-199) 2022/06/06(Mon) 18:39:18 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ「言ったトコロでェ? 俺ちゃん法にのっとってない人嫌いなんですよォ」 「どーでも良さそうなんでここは聞き流してくだサイ」 「だけどこうして抵抗している人に、何故やるんですか? 死にたくないって思ってる人をドウシテ殺すんですか? 欲しいものは欲しい、よくわかりますよオ。 対価は? 代償は? あきちゃんは何を支払いました? 一人でしかもタダで美味しいもの、 楽に食べられると思って生きてないですよねェ。 俺ちゃん、それは理不尽だと思うんです。 これは反対されるべきことです。 なんでそんな"愚かな"ことするんですか? 悪い人や、連れてきた人を痛めつければいいのに。 ――――オカシイ理由教えて下さいよ。 俺ちゃんの中身見せても、 他の人に手エ出すんなら逃がすつもり無いんで。 それを手に入れたって、満足しないんじゃあ。 やってることは、 "無駄" じゃないんですか?」貴方にやられるつもりも、しかし、襲うつもりもない。 強いて言うなら無力化させるために暴力は辞さない構えだ。 正論を述べ、従わせるのは性に合わない。 ただオカシイならオカシイなりに貴方は言葉を使えると判断したまでだった。 (-200) 2022/06/06(Mon) 18:58:46 |
【置】 声無きを聞け マユミシュウシュウ、蛇が鳴くように。 溶解液が肩の結晶を溶かします。 鱗のように生えたそれらにも、しかし隙間はあるのです。 ほんの僅かな液体がその隙間から流れ込んで、 そして皮膚を灼く度に、少女はぎりと歯を軋ませます。 灼けていく傍から、新たな結晶が生えてきます。 皮膚を突き破るその痛みは、想像を絶するものでしょう。 失ったはずの骨の翼がまたメキメキと生え、 逃げる道中で砕けていった、犬の手足のような骨も やはりまた新たに生えています。 骨の重みは自分の体重をゆうに超えるでしょう。 (L23) 2022/06/06(Mon) 19:19:39 公開: 2022/06/06(Mon) 19:10:00 |
【置】 声無きを聞け マユミそれでも、少女は二足で立ちました。 自分のものより長い、逆関節染みた足で。 みしみしと、外付けの骨と繋がった肩や腰が軋みます。 身じろぎする度、凄まじい痛みが襲ってきました。 ですが、それでも。 (みうしなうものか) その瞳の意志は、飲まれていませんでした。 約束の為に――少女は、運命に辛うじて抗います。 それが既に神によって確定された運命なのだとしても。 なぜならこれが、少女がかつて夢想した、 自分の名前の使い方だからです。 かみいま ゆみひこ 神陰間弓日向は、この神の居ない地で、反逆をします。 今こそ、この名で以て、自らを奮います。つまり、 かみいま ゆみひこ 神の居ぬ間に、弓を引こう、と。 そうして静かに、少女はその時を、待つのでした。 約束が果たされる、その時を。 (L24) 2022/06/06(Mon) 19:23:37 公開: 2022/06/06(Mon) 19:25:00 |
【置】 絶対専制君主制 コゴマ>>+17 /* 了解です! 先んじて処理的な話だけ改めてさせていただきます。 まず蘇生については行わせていただきますのでその方向にてご了承下さい。 蘇生の仕方についてなのですが、チラと運営様に確認した時点での話では、 脳から死んだ/死ぬほどの損害が与えられた という情報を消すことによって、 死ぬほどだった(システム上の死)を除去するような形になります。 その上で痛みや傷をそのままにする場合、蘇生(システム上)された瞬間、 痛覚等も生前(システム上)の健常さを取り戻すため、爆痛になるかもしれません。 "普通であれば死に至るほどだった"という事実だけを体と頭が忘れる形になると、 齟齬なく蘇生することができるのかな……と。 うまく説明できている気がしないのでいい感じに解釈していただきつつ、 細々質問がありましたら引き続きお受けいたしますので、お気軽にどうぞ……! (L25) 2022/06/06(Mon) 19:28:26 公開: 2022/06/06(Mon) 19:30:00 |
【人】 トラジディ フカワ>>28 >>30 古後 叶 「古後さ───ッ!」 尻もちをついた体制から、 まるで夢か映画みたいな光景を低い視線から見ている。 目の前で血が弾け、骨が砕ける音までもがすぐそばで、 それを現実のものだと認識した時には、叶の方を向きかけて。 『─── またそうやって頼ってばかりなんですか?』 『まだ耳を塞いでいるつもりなんですか』 『貴方は無関係なんかじゃない』 『けれど責任と罪は、決して痛みばかりではない』 その奥に、微かな黄色い光を垣間見る。 言おうとしたことはその声のなかに搔き消えて、 次に視線を動かせば獣は深手を負いつつももう一度こちらへ襲い掛かろうとしている所だ。 何かを迷っている場合ではない。ないんだ。 「あ、あ、───……!」 自分が招いた結果を、 人に拭わせてばかりでは、 それこそ───やがて自分の首を絞めることになる。 (31) 2022/06/06(Mon) 19:42:17 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ/* (ここに置き手紙による良性の苦しみを示す任意の文字列) こちらの能力を作用させる事のできる部位が複数あるので 部位破壊が容易そうでいいですね。いや何もよくはない。 流石にこんにちは!死ね!とはならなそうなので、 ある程度会話ののちもう殺るしかないんだな……って戦闘開始する感じになりそうですね。 できるだけ楽に死ねそうな感じでいきます。対戦よろしくお願いします。 よりよいエンド……よりよいエンドはどこ……?ここ…? (-203) 2022/06/06(Mon) 19:55:37 |
【置】 絶対専制君主制 コゴマ>>+15 >>+16 伊縫 「……そうか」 釈然としないような、腑に落ちないような。 相容れない溝を挟んで立つような隔絶を感じながら。 これほど近くにあっても、本質的に交わることは、ないのだろう。 薄雲色の一角獣が、目を閉じた乙女を運ぶが如く、過ぎ去ったものへの悲哀だけがある。 「お前は強い。強い人間らしい。 お前のことは何も知らないけれど、きっとそうなんだろうさ」 他者とどんなやり取りがあり、何をうちに秘めているのかさえ知れず。 自分勝手なことばかりを言うのは、果たしてどちらのほうだったろう。 薄靄に隠れた遠くの景色を見るように目を細めて、爛れた顔に指を触れた。 「忘れることは寂しいことじゃない。神から与えられた恩恵だ、慈愛だ。 人は何もかもを頭のうちに収めておくことに耐えられないから、忘れるんだ。 だが、それでも。お前が抱えたままに在るというのなら、僕はそれを奪うことは出来ない。 お前から剥ぎ取るのは、ただ一つだけだ。 お前がそれで、いいっていったんだから」 ひどく、ひどく残念そうな面持ちをしながら。落胆を確かにしながら。 穢れのない生き物の頭は下がり、腹部の傷を押さえる腕をどけて。 人の精神の零れ落ちる隙間に介入するように、赤く開いた傷へと口づけた。 それを貴方が望むのならば。 化学の理解を超えて活性化した力は、人間という生き物を形作る情報へと介入を始める。 辛苦をそのままに、痛事を神経の上に置き去りにして。 ただ、"死"というひとつきりを、脳の中から吸い上げる。 それが、成ったならば。貴方は耐え難い痛みを感じながらも、指先まで血の漲るのを感じるだろう。 細胞は息を吹き返し、危険信号を体中に走らせ。生きている、と、貴方自身に訴えるのだ。 (L26) 2022/06/06(Mon) 19:56:14 公開: 2022/06/06(Mon) 19:30:00 |
【人】 トラジディ フカワ>>28 >>30 古後 叶 「う、う゛ぅ、う〜〜〜〜ッ!!」 頭を抑えながら低く呻いて、 隈の濃い眼は力強く獣を睨み付ける。 どうして?何故?なんで? 相手にも、自分にも問いかけるような一片の迷い。 きっとその答えは全てが終わってからじゃないと分からない。 『さ わ るなああああああああああ゛ああああ゛!!!』 目を見開き、蹲り、唾液が零れる。 割れそうな頭を無理やり手で押さえつけるみたいに。 そうじゃないと、自分の能力の使い方に耐えられない。 脳に直接刻むような命令を聞いた獣は吠え苦しんで。 けれど勢いを止めず、がむしゃらな低い姿勢で正面、 会議室のある方向へと突っ込もうとしている───!! (32) 2022/06/06(Mon) 19:58:01 |
カジヤマは、言っていた。「"生ゴミ"が言うことはよくわかりませんかねェ?」 (a52) 2022/06/06(Mon) 19:58:15 |
【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ/* (ここに弓日向のピース画像) 各骨の付け根も結晶で補強しているので どんどん壊して丸裸に出来ますよやったね。やったか? 頑張って楽に殺して貰います。よろしくお願いします。 よりよいエンドの為にまず生き延びてもろて……ネッ…… 死んだら弓日向が隣まで這いずっていきますからね♡ (-205) 2022/06/06(Mon) 20:03:26 |
【赤】 トラジディ フカワ絶交のチャンスであったことは間違いない。 貴方のやったことに疑いを持ち、 肉体的にも、精神的にも強い彼を排除してしまえばきっと、 この先を行くに際し、大きなメリットを齎すのだから。 (だけど───) 我が身を案じて、率先して身体を張る者を害し、 殺めてしまうことの方が、より一層恐ろしいと思ってしまった。 能力を行使した獣の軌道は大きく逸れて、更に向こうへ。 『そっちに行ったら、マズい───』 一瞬のうちに零れた、焦りを孕んだ呟き。 仲間に対する指示も、外敵を排除しようという意思もない。 ましてや守ろうとしていた心も僅かばかり忘れて、 『オレの安らぎを壊さないでくれ』 今はただ、自分が呼び寄せてしまったが為に、 獣が成そうとしていることを、一番恐れている。 (*23) 2022/06/06(Mon) 20:08:17 |
【人】 絶対専制君主制 コゴマ>>30 >>31 >>32 深和 叶 貴方がたが逃げ去ろうと決めるまでの短い時間のうち、どれほど足止めが出来たか。 おそらくは叶がそうと決めて深和の腕をとりかけた時、 青年もまた考慮すべき材料が減ることに少しの安堵と、油断があったのだろう。 「っ、糞、」 振り抜いたパイプを引き戻したその隙だ。 獣は横をすり抜け、己よりも深和に腕を振り上げることを優先したのだろう。 追い越されることを止められなかった、それに焦燥を覚えながら。 反転、捻った体は獣を追いかけ、半ば突撃するような形でその背中を追う。 深和の雄叫びに呼応したか、どうか。追うものもそれこそ、獣のように。 青年はその体すべてをぶつけるように、溶け崩れた命の残骸へと、全体重と勢いを乗せた。 青年は尖ったパイプを人獣の心臓に突き刺し、歪んだ切っ先でぐるりと抉った。 果たして血の流れによって動き生きるものであるか、というのは定かではないが、 深々と体を縫い止めたそれは、生死はどうあれ動きを止めるには貢献したと思いたい。 「貴様の相手はっ、僕だ!」 血を浴びて、溶けた肉に体を食い込ませながら。 すんでのところで動きを止められたか、一撃が誰かに当たったかはわからない。 それでも、それ以上は進ませないという意思は確かにあった。 (33) 2022/06/06(Mon) 20:08:33 |
【秘】 猶大 ロク → 篝屋に来た カジヤマ叫ぶ声は隠すつもりも無かった。 聞こえていようがどうだろうが構わなかった。 『勝手に殺すな。生きてる系ですぅ〜。 俺は赤の他人信じて命落っことす奴とは違うの』 『隠すような目的なンてねぇよ。 いざって時に人間が信用できるような行動するとは思わないからだよ 信じるも信じないも自由だけど』 5秒程の間。 『だから俺は敵じゃない。 証明する気はないからこれ以上は努力もしないけどな。 ボロボロになってまで連絡貰ってるとこ悪いけど、それだけ。 ま、頑張って。欲しいもンあったら探すくらいはするから』 何度か聞いただけの声。 それでも弱っている気配くらいは気づいた。 『……いざという時が来ても裏切りゃしねぇよ』 /*時系列はお好きになさってください。 よろしくお願いします。 (-206) 2022/06/06(Mon) 20:30:55 |
ナオアキは、おしゃべりがすき。 (a53) 2022/06/06(Mon) 20:41:07 |
【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 篝屋に来た カジヤマ「強盗が対価や代償を支払っても行かないでしょ」 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 「これは己が損害を被ったその上で目的の利益を得られ る可能性も決して高くないかつ人間の定めたルールを 無視した認められるべきでない愚かな罪深き行為です」 あなたは死ななければならない 「もう少し賢く生きてたはずなんだケド」 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 本来、こんなふうに突発的に動く人間でないのだ、奈尾は。 そうであったのなら、とっくの昔に刑務所にいただろう。 タガが外れて戻らない。戻す気が起こらない。 あなたは死ななければならない がくんがくんと頭を左右に揺らしながら、 明後日の方向、瓦礫の向こうに銃を投げ捨てて寄ってきて、 背負い鞄を下ろしてあなたへ差し出す。 あなたは死ななければならない あなたは死ななければならない 鞄は、ずっしりと重みを持っているように見えた。 中身は水の入ったペットボトルが沢山。 (-208) 2022/06/06(Mon) 20:44:23 |
カナイは、確かにその声を聞いた。 (a54) 2022/06/06(Mon) 20:46:42 |
【人】 跼蹐 カナイ>>31 >>32 >>33 深和 古後 ──ぱん、とも、がしゃん、ともつかないような。 とうに生物としての正常な形を失ったものの真横。 そこから耳を劈くような、甲高く、凄まじい破壊音がして。 それと同時に、鋭利な破片が無数の凶器となって降り注いだ。 部屋の中から廊下を、廊下から部屋の中を窺える程度の窓。 特別大きくはない、けれど破片よりもずっと大きな板ガラス。 それが唐突に、独りでに、爆発でもしたのかと紛うほど、 瞬間的に内側からとんでもない圧力を掛けられたように。 そのように、あっという間に膨張し、破裂した。 警告したという事実の示す通り、狙いは深和でも古後でもない。 刃の雨の大部分を浴びる事になったのは、異形のはずだ。 (36) 2022/06/06(Mon) 20:48:42 |
【秘】 未だピンボケ ライカ → 篝屋に来た カジヤマ「……自分で頑張るしかないんですよ。 能力になんて、なくったって。そうするしかなかったんです」 僕達は。 本意なんて分からないし、知りたくもないけれど。 「先輩らしい……って言ったら、ちょっと失礼ですかね」 「そうであってくれるから、少し救われているかもしれないです。 なんというか、そう。落ち着かせてくれるというか。日常を忘れさせないでいてくれてるので。 まあ、それでも 寝てばかりなので心配ではありますけど」 面倒な能力ですね、と苦笑して。 「じゃあ、なるべく先輩の近くにいるようにします。 正直、放って歩き回るの 不安だったんで。 結構みんな自由じゃないですか、だから 今度こそひとりになったところをってことがあったら嫌ですし……」 「一緒に助かりたいからこそ、僕は先輩だけでも守れたらいいと思います。 絶対に助かってほしい。……死なないでくださいね」 勿論全員いなくならないでくれるのが一番いいけれど。でも、今は。 (-209) 2022/06/06(Mon) 20:49:17 |
【墓】 無明長夜 ヌイバリ>>L26 「……ごめんな」 あなたはやっぱり優しいのだ。 青年はそう思った。 訴えを全て捨て去って好き勝手することだってできたのだ。 『意思』を尊重し、問い掛け、全てを理解することができなくとも。 あなたはそうしてくれた。 青年は弱い人間だ。 一つさえ取りこぼすことを自分に許せなくて、全てを失って、何かを抱きしめたくともからっぽの腕の中を独り抱えているだけの人間だった。 これはきっと強がりで、青年が自分自身に恰好をつけているに過ぎないのかもしれない。それでも。 「……ははっ、じゃあ神様の慈愛、断っちゃった……? 怒んないでよ、愛施。 俺から奪ったこと、忘れないで……」 やっぱり嘘。 耐えられないのなら、忘れてもいいよ。 俺がその分覚えてるから、いいよ。 腕はだらりと抵抗せずに落ち、傷はそこにある。 望み通りの口付けを受け入れて、そうして、 頭の中が全部痛みで塗りつぶされた。 (+18) 2022/06/06(Mon) 20:50:28 |
跼蹐 カナイは、メモを貼った。 (a55) 2022/06/06(Mon) 20:50:45 |
【墓】 無明長夜 ヌイバリ「あ"、あ"っ"、お"ぇ"ッ……ぐ、う"〜〜…… か"っ、ぎ……ぉ"……」 涙がぼたぼた垂れる。 両の目が開く。 痛い。 (+19) 2022/06/06(Mon) 20:55:45 |
ヌイバリは、死にそうなくらい、痛い。 (c10) 2022/06/06(Mon) 20:55:58 |
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