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【人】 ユスティモモイから出された課題は ユスティにとっては簡単でも エウロパにとってはそうではないかもしれない。 ユスティもまたモモイと同様に エウロパの隣で答えを待っていた。 ありがたいお言葉も聞いておこう 聞き流しなんてしたら何されるか分からない。 (10) 2023/10/11(Wed) 4:00:07 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 「君に嫌われるなら魔法なんて要らないって 使えなくたっていいって思ってた……。」 小さく呟いた声が届いたかどうか。 零れ落ちた本音は私が抱える問題を 解決するためのヒントになりうると、 自分自身では気づかないまま。 (-58) 2023/10/11(Wed) 16:20:44 |
【秘】 エウロパ → ユスティ 「……うれしい、ほんとうに。 ユスティ、私ね―――――。」 ずっと君のことが大好きだよ、 って 笑って言いたかったのに 嬉しくて、涙があふれてしまって。 ぎゅっと抱きつくと 暫くは君の温もりを感じていた。 (-59) 2023/10/11(Wed) 16:21:26 |
【人】 エウロパ魔力が完全に回復したとはまだ言えないけれど 魔法も使えるし、怪我も回復してからのこと。 職員室に呼ばれるのは初めてじゃない。 お説教されるのも。 なんでユスティが呼ばれたのかは 分かってなかったし、 私がこの間起こしたことで怒られるんだろう、 今度こそ退学処分かな……と 思っていたのだけれど。 (11) 2023/10/11(Wed) 16:22:26 |
【人】 エウロパ…………退学を止めてくれたんだ。 私自身は、そうなっても文句は言えないし 逆らうつもりはなかったんだけど。 誰一人死なずに済んだとはいえ 森はひどい有様で、 中の動植物は被害を受けている。 森には貴重な植物も自生してたらしく…… シトゥラにどれくらい貴重なのか聞いたら 無言で目を逸らされてしまった。 教えてもらえなかったけど 損失が大きいってことは伝わってきて。 人が死ななかったのは本当に運が良かっただけ。 私みたいな危険な生徒、 置いておきたくないという話に なったとしても不思議じゃない。 (13) 2023/10/11(Wed) 16:24:58 |
【人】 エウロパ「ユスティがいっしょなら頑張れると思うし ……取り返しのつかない失敗をするのは嫌です。 誰かを守るために、傷つけないために。 制御の練習の機会をください。」 ぺこりと頭を下げる。 退学は嫌だ、じゃなくて。 もう少しここで学ぶ機会が欲しい、と。 (16) 2023/10/11(Wed) 16:29:56 |
【人】 エウロパモモイ先生は私達の言葉に折れたのか 私に課題を出した。 「あの部屋、ですか……。」 あんまりいい思い出がない。 というか、モモイ先生のことはちょっと苦手だ。 生徒のためを思っているのは分かるんだけど。 でも、そんな我儘を言ってる場合じゃない。 課題は、部屋の鍵は自分で開けること、だった。 (17) 2023/10/11(Wed) 16:30:26 |
【人】 エウロパ魔法を使う上で大事なのは想像力。 私に鍵を開けるように求めるのは そのトレーニング……ってことなのかな。 多分、曖昧な想像じゃ開かないんだろうな。 「分かりました。 ユスティの力は借りずに自分で開けます。」 意図が分かった、と自信を持っては言えないけど モモイ先生が私にあけるように言うなら 自力で開けないと意味がないんだろうってことは 想像できたから。素直に従うんだ。 (18) 2023/10/11(Wed) 16:31:28 |
【秘】 エウロパ → ユスティ釘を刺されたのは 私じゃなくてユスティの方。 ……あれ、私じゃないの? そんな目でモモイ先生の方を見た後 そっと隣を見ればなんだか さっきと違ってモモイ先生に押されてるような…。 ユスティが色ボケとか想像つかないけどな……? と思った私はつい、余計な口をはさんでしまう。 (-61) 2023/10/11(Wed) 16:32:52 |
【秘】 エウロパ → ユスティ「 ユスティなら大丈夫です! あの、話終わりなら、早速練習してきますね! ―――いこう、ユスティ。」 モモイ先生の話が終わったようなら 隣にいるユスティの方を見て、 はやく行こうって促すんだ。 (-62) 2023/10/11(Wed) 16:33:46 |
【人】 エウロパ 退学を止めてくれた人はユスティだけじゃなく。 エウロパを退学処分にするより 魔力暴走を起こすと知っていて エウロパに悪意をぶつけた生徒を 退学処分にする方が先じゃないかと やけに素直に、企みをしおらしく白状する 生徒二人組を突き出しながら 直談判しに行った生徒がいたという話は エウロパの知らない話。* (20) 2023/10/11(Wed) 16:34:35 |
【独】 エウロパ/* 普通に証拠掴んで問い詰めて、犯人二人組に白状させた挙句に自白剤飲ませて先生の所へ突き出したシトゥラであった……( ˘ω˘ ) 自分が敬意を払う必要がないと思った相手にはマジで容赦ないし大切な人を守るために手を汚すことも厭わないのが彼女…。 (-63) 2023/10/11(Wed) 17:45:31 |
【墓】 エウロパ*** 「理事会の人たちに色々言ってくれてたんだね…… 普通なら庇える範囲の問題じゃないのに 私の味方でいてくれてありがとう。 腰抜け呼ばわりはどうかと思うけど…………。」 (+0) 2023/10/11(Wed) 20:10:10 |
【墓】 エウロパユスティ以外の誰も助けに来なかったことに 私は何も思ってないんだ。 だって、あの嵐の中来るなんて危ないし。 あの時どうなってもいいと思ってたのも 事実だし、私は助けられるほどの人じゃないし。 (+1) 2023/10/11(Wed) 20:11:19 |
【墓】 エウロパ 今までのことを考えると すぐに前向きになるのは難しかった。 少しだけ俯いて、それでも歩くのはやめない。 向かうのはモモイ先生が言っていた秘密の部屋。 あの日の課外授業は今もしっかり記憶に残ってる。 一人じゃ制御を覚えられないけど ユスティと一緒なのは心強いけれど。 同時にちょっとこわくもあるんだ。 先生に魔法をぶつけた時のことを思い出すから。 もし、失敗してしまったら ユスティに怪我させてしまうかもしれない。 (+3) 2023/10/11(Wed) 20:12:58 |
【墓】 エウロパ それが怖くて、嫌で。 ユスティのことは信じてるけど 私自身のことは信じられない。 この意識はどうにかしないと、と思いつつ 気づけば秘密の部屋の目の前。 (+4) 2023/10/11(Wed) 20:14:22 |
【墓】 エウロパ 広めの部屋で、魔法を当てても壊れない人形とか あったらいいのかな。 あとは、何か起こっても簡単に壊れないような 丈夫な部屋で……。 想像を膨らませて、扉に触れる。 扉はゆっくりと開いていく。 以前とは全く違う部屋。 練習用のマネキンや、教科書、 鳥籠とか、色々使えそうなものが置いてあって。 モモイ先生と一緒に来た時の部屋とは 全く違うものになっていた。 (+6) 2023/10/11(Wed) 20:16:15 |
【墓】 エウロパきょろきょろしながら部屋に入って 暫くは部屋を眺めていたんだけど。 「魔法の制御って何からすればいいんだろう。 ………自分の魔力がすごく多いことは分かってて ちゃんとしなきゃって思ってるんだけど。 ユスティはどうすればいいと思う?」* (+8) 2023/10/11(Wed) 20:17:15 |
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