【独】 一匹狼 “楓”/* 今回の目標はダミー殺害ロールを落とすことなんですけど 相方さんにも言ってないのでタイミングよくやれるかどうかは……? (展開を制限するのがイヤで言ってない) (-1) 2023/02/28(Tue) 22:08:05 |
【人】 武藤景虎……あれ?何処だここ。 [辺りを見渡すと一面の森が広がっていた。 やたら薄暗いけど今何時くらいなんだろう。 もっと明るい時間だった気がするんだが。 えーと、確か研究室の遠足……、もとい、課外授業でバスに乗って山の中の美術館まで来たことは覚えている。 皆で集合写真撮って、美術館の中に入って……、 同学年の男友達二人、徹っちんとくっきーとレストランに行って、オムライスとパフェを食った。 大きな音がして、視界が暗くなって、それから…… ダメだ、頭の奥の辺りが痛んでそれ以上の記憶の糸を手繰ることが出来そうになかった。] (3) 2023/02/28(Tue) 22:09:50 |
【人】 武藤景虎そうだ、皆を探さないと。 [理由はわからないが、山の中の方に入ってしまったのだろう。 人の気配というか、建物…… あれはコテージかな、が散見されて。 キャンプ場っぽいということはわかるのだけど。 何かがおかしいという違和感はあっても、それを修正する方向に頭が働かない。 夢の中とは往々にしてそういうものだ、ということすら今のオレは忘れていた。] (4) 2023/02/28(Tue) 22:11:47 |
【人】 武藤景虎おーーーい!!誰かいるかーー?!! [陽の沈みかけた薄暗闇に聴き慣れた声が吸い込まれていく。 山の中ででかい声を出すと気持ちがいい。 などと考えてる場合じゃないのは一応わかってはいるつもりだ。 この辺一帯に響き渡る程度の大声は出したつもりなので、知り合いがいればオレの声だとはわかるだろう。] (5) 2023/02/28(Tue) 22:13:56 |
【人】 大学生 寿 達也 ふんふ〜ん♪ [珍しくアウトドア雑誌なんぞを開いている。 メンズファッション誌や、部の先輩らが貸してくれるイケナイ雑誌なら目にすることもあるのだがシティ派な自分は大自然に興味など抱かない。基本的にはだ。 ただ、とある方が絡んでいれば別の話になってくる] どれがいいかなー♪ [機嫌よく雑誌をめくっている姿からは、楽しみで仕方ないという感情が溢れていた*] (6) 2023/02/28(Tue) 22:15:13 |
【人】 武藤景虎[オレ一人が迷子なんだとしたら迷惑かけてんだろうな、って申し訳なさが出てくる。 皆もこの辺で迷ってんなら余計に心配なんだが。 なんだか急に不安のような焦燥感を覚えて、べチン!と両頬を思い切り叩いた。] ……普通に痛えが……? [夢ではないみたいだ、うん。 頬と手がビリビリして痛いが、多少は冷静になれた気がする。 とりあえず怪我はない、よな、と自分の体を見下ろして手を開いたり閉じたりとしてみる。 シャツやスラックス、革靴まで特に大きな汚れもない。 右手首のブレスレットもいつものやつがついてるし、ネックレスもある。ピアスも、いち、に、さん、よん……、全部ついてるな。 あとなんかあったような、と若干左手が軽い気がするけど気のせいだろう。] (7) 2023/02/28(Tue) 22:15:40 |
【人】 武藤景虎あ!そうだ、スマホ。 [一番手っ取り早く安否が確認できる物の存在を思いだしてポケットから取り出して首を傾げる。 大量に放置している未読バッチの数はいつものこととして、結構な時間が経っているはずなのに増えていない気がする。 とりあえず研究室グループにメッセージを送信してみたけど、反応はなさそうだった。 人の手が入ってるところではあるみたいだし、空いてるコテージがあれば野宿はせずに済みそうかなと辺りを見渡す。] まあ、遭難したって感じじゃなさそうだし、大丈夫だろ。 [非常食もあるし、と鞄に入ったチョコ菓子の箱を確認して。 そう楽観的に考えながら、周辺を探索してみようと歩を進めた。]* (8) 2023/02/28(Tue) 22:16:11 |
武藤景虎は、メモを貼った。 (a1) 2023/02/28(Tue) 22:18:57 |
【人】 緑山 宗太朗さくさくと土道を踏みしめる音が響く森の中。 木々の隙間から小さく、しかし柔らかく零れる陽の光は、赤く染めた男の髪をより明るく照らし出していた。 (9) 2023/02/28(Tue) 22:23:45 |
【独】 武藤景虎/* よろしくお願いします!じゅーきです! 入村から長文落として申し訳ねえ……。 前村からいきなり記憶どっか行ってる状態でスタートという地獄みたいな設定で始めることにした我々……。 1dくらいまではいちゃいちゃもしません、多分。 (-3) 2023/02/28(Tue) 22:24:52 |
【人】 緑山 宗太朗これは確か、数時間前の出来事。 森の中、辺りの静かな雰囲気とは対照的に…… 「 ひぃ〜! 」己の持ってきた荷物の重さに悲鳴をあげながら、ダッフルバッグを小脇に抱えて小走りで管理小屋へ足を進める姿が見えたとか。 走り方から見える落ち着きのなさ、どことなく浮ついた調子…… どれを取っても、御歳22を超えた成人の様には見えないかもしれない。 男の入場はまるで、学生がはしゃぎ慌てて駆け込んできたような有様である。 管理小屋に着いたら、1度荷を下ろした。 静かにのっしと置かれた(ぎっしり中身が詰まっているであろう事は一目瞭然の)バッグは、多少重力に任せて落とした程度では型崩れもしなさそうだ。 "いらっしゃいませ" と奥から応対しに出てきた従業員を見れば片手をあげて 「ちわ〜、予約してた緑山なんですけど」 と、軽い調子で早速本題へ。 (10) 2023/02/28(Tue) 22:31:56 |
【人】 緑山 宗太朗従業員は帳簿とペンを持ち、何かしらの照会を行っている。そのうち、 "本日は何名様で……" 等と言った、軽い質問が飛ぶだろう。 ちなみにその時の男の方は…… 「 ゼェ…… 」と。 先程小走りしたせいだろうか。目的地に一応は着いて、少し気が緩んだのか…… 軽く上がってしまった息を整えている最中だったらしい。 答える余裕を持つには少々、時間が必要になるだろう。 (11) 2023/02/28(Tue) 22:36:14 |
緑山 宗太朗は、メモを貼った。 (a2) 2023/02/28(Tue) 22:41:10 |
【人】 黒崎柚樹 …………"また"、夢……? [スニーカーの下、かさかさと音を立てる、乾いた土に生える青草と枯れ葉の感触。 心地よい夕刻の風が耳元を擽って。 ここはキャンプ場で、そして武藤も一緒に来ているということを、私は最初から"知っていた"。 "あの時"から、何度か経験している不思議な現象。 今回も他愛ない、そのうちの1つだと思っていた。] (12) 2023/02/28(Tue) 22:41:33 |
【人】 黒崎柚樹>>5 …………武藤? [周囲を見渡し、武藤の姿が見えないなと首を傾げたところで、聞き馴染んだ大声が空気を切り裂く勢いで聞こえてきて。 木々の間へと一歩踏み出し、声の主の方向へと足早に進んでいく。 いや、駆けている、といった方が正しかったかも。 陸上部に所属し、そこそこの記録を持っている私は、足には自信があったから。] 武藤……っ、…………いた。 [姿を認め、秒で違和を感じた。 自分と目が合って、見慣れた、はにかむ風な笑みが返って来なかったこと。 左手指の薬指、そろそろ見慣れてきていた金の輝く輪が無かったこと。 そして私を、"柚樹"と呼ばなかったこと。] (13) 2023/02/28(Tue) 22:42:21 |
【人】 黒崎柚樹………………っ [ぞわり、と嫌な寒気が背筋を滑り降りていく。 震える右手で己の左手をなぞったら、あるはずの金属の輪が薬指に無かった。 耳元にあるはずのピアスも無かった。 外れたんじゃない。 まるで、最初から無かったように。] 武藤……この間のバレンタインデーって、どうしてた……? [あえてなんでもない風に問いかける。 ────ねえ。 これは悪夢、なのかな。それともまた、天使のいたずら的なものだったりするんだろうか。*] (14) 2023/02/28(Tue) 22:43:12 |
黒崎柚樹は、メモを貼った。 (a3) 2023/02/28(Tue) 22:46:04 |
【独】 黒崎柚樹/* うううううう緊張する緊張する緊張する。 お邪魔します。ペア村とか2018年以来……?で、色々こう、つたないところが多々あるかと思いますが、じゅーきさんはこれから2週間よろしくねええ……と既に伝えてはいるけど灰にも埋めておこう。 うう、武藤が生きて動いているというこの幸せよ。 幸福感を噛み締めながら2週間生き急ごうと思います。 単にいちゃいちゃとかしてれば良いものを「せっかくだから何かドラマ的なものを入れてしまおう」とPCにあえての負荷をかけていくスタイル……。 (-5) 2023/02/28(Tue) 22:53:24 |
【人】 緑山 美海さらさらと木の葉の揺れる音が響く森の中。 隣を歩く陽の光より明るい男を見て、その眩しさに目を細め、女は春のように暖かな笑みを浮かべた。 (15) 2023/02/28(Tue) 22:54:09 |
【人】 片連理 “椿”[陽は地の果てに落ち 空に夕暮れの名残 月明かりはなく 星々はささめく 枝を踏み蔓をくぐり 引き寄せられた人影が在るのは、果たして現か] (16) 2023/02/28(Tue) 23:00:12 |
【人】 片連理 “椿”[在ってはならないのだとわかっていても 在り方を変えることはできない。 どれだけ生を願っても じきに終わりはやってくる。 ただこの手の中の罪を見つめ うずくまるだけの日々 ——とうの昔に、答えは出ているのだけれど。]** (19) 2023/02/28(Tue) 23:02:51 |
片連理 “椿”は、メモを貼った。 (a4) 2023/02/28(Tue) 23:11:38 |
【独】 緑山 宗太朗/*恒例の…… ⚠️ ! ⚠️attention! こちらの緑山宗太朗、及びこれから入村される緑山美海様は こちらとは別の国となります、Wolf mansionでの再演PCとなっております。 (村名はこちら) [386]【突発RP村】死んだら死ぬコ〇ン村【パン屋騙り可】 こちらの村は R18、R18Gに類される表現が許されている村 となっておりますご観覧なされる際にはご注意ください。 (-11) 2023/02/28(Tue) 23:13:57 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2023/02/28(Tue) 23:15:40 |
【人】 緑山 美海これは確か、数時間前の出来事だったかな。 小さめのリュックを背負い、(>>10)珍妙な悲鳴をあげる男の後ろを歩いていた。 大慌てで走り去る姿を眺めながら。 「···だから、私の荷物は自分のバックに入れるって言ったのに」「全部詰め込んじゃうんだから、本当に馬鹿」 言葉とは裏腹に、女は幸せそうに微笑む。 彼の優しさで必要最低限しか入ってない軽いバックを揺らし、のんびりと管理小屋に歩を進める。 「こんにちは、数日間よろしくお願いします」 少し遅れて中に入れば、従業員さんに挨拶をして一礼を。 最近、二十歳になったばかりだが、隣の男よりはずっとずっと歳上に見えるだろう。 (20) 2023/02/28(Tue) 23:15:56 |
【人】 武藤景虎[ガサガサと葉っぱを踏む音と土の上を駆けてくる音がして、一瞬猪とかだったらどうしようと思った。>>13 呼びかけられた声に振り返ると、見知った顔があって安堵の息を吐く。] あっ、くっきー! よかったー、誰にも会えなかったらどうしようかと。 [黒崎柚樹。くっきーは勝手につけたあだ名だ。 研究室の知り合いで、あまり話したことはなかったが、意外とよく笑うんだなということを知ったり、そこそこ打ち解けた気がするのはここ最近というか半日にも満たないくらい最近のことで。 陸上部のスポーツ特待生で、女子から王子様とか呼ばれているらしいクールガイだ。] (22) 2023/02/28(Tue) 23:18:37 |
【人】 武藤景虎どうした? あっ、迷子になったと思って心細かったん? [呼びかけると、どこか唖然としたような、強張ったような顔をされた気がして、冗談混じりに問いかけて。 や、冗談だからと笑って話を濁したのは、なんか深く突っ込んだら悪そうな空気を感じたから。 何も考えずに口に出しては後からまずったかなと思うところをオレは早く治した方がいい。] バレンタイン? この間って半年は前じゃね? チョコ貰える日だからなー、大学は行ったと思うが。 [なんで?という顔をしながら答えて。>>14 確かそこそこ貰ったのでは?と思い返しながら言った後、まあ、くっきーのがいっぱい貰ってるかもしれないがー、と付け加える。] (23) 2023/02/28(Tue) 23:19:19 |
【人】 武藤景虎あっ、そうだ、他の皆どこにいるんだろ? 見かけたりした? 今日ってここ泊まったりすんのかな。 [探さないと、と思い出せば、慌てて問いかけた。 オレの声が聞こえて、足の速いくっきーが呼びに来たんかな、と思ったのもあって。 それなら早いとこ合流しないとな。]* (24) 2023/02/28(Tue) 23:19:48 |
緑山 美海は、メモを貼った。 (a5) 2023/02/28(Tue) 23:20:32 |
【独】 黒崎柚樹/* なんで恋人のことをさくっと忘れてますかねこの男は……[イラァ] まだ忘れられてるショックとかより村入りの緊張の方が勝ってる(あと生武藤チップ久々に拝めて崇め奉りたくなってる)けど、これじわじわと鬱な気分になる……やつ……かな……多分そう……。 (-12) 2023/02/28(Tue) 23:24:49 |
【人】 大学生 要 薫 [そのキャンプ場の話を聞いたのは、友人から。 付近には川や湖>>n2、それに温泉もある山の中のキャンプ場らしい。ちょっと不思議なところだとも>>n4友人は言っていたが。それはそれで面白そうだ。卒業を控えた四回生。ただし、院に進むことが決まっている自分に焦りは少ない。資格を取るための実習などもあって、まとまった休みは取れないものの、他の学生に比べれば、まだ落ち着いていただろう。 時間的な余裕がある。 だから誘ったのだ。] …『あ、寿。 今度の連休、キャンプいくから予定あけておいてや?』 [だらっと部のソファに寝ころんで。 だぼだぼの服を着て、ほらとおすすめのキャンプ場の案内を見せたのが少し前。いける?と聞かず、もう決まった事だと言い切るのはこの後輩が一回生の頃から変わらない。バイトが入っていないのも知っているけどそれは口にせず。そのまま肩に顔を乗せたのも。違うのは多分、以前より落ち着いた服装と。 彼に向ける視線の含み。 流れる睫毛の下で細める瞳は少し甘く。 2人っきりの旅行やで。と慣れた手つきで頭を撫でて。 運転は任せるように告げてから、数日。可愛い後輩は機嫌よくアウトドアの雑誌をめくっている。] (26) 2023/02/28(Tue) 23:25:14 |
【人】 大学生 要 薫…やー、楽しそうやね? 楽しすぎて、当日寝坊するなんてことないでな? [冷えた缶ジュース…グレープジュースで 頬を軽く叩き。楽しげに笑う顏は彼を見つめたのち、お土産とジュースを渡し、そのまま彼の膝に頭を乗せた。雑誌を読んでいたのもお構いなしだ。部室には現在、自分と彼だけ。今年入ってきた新入部員もいるが今日は不在らしい。 白く長い指は彼の前髪を摘まみ。 癖を伸ばすように撫でた] (27) 2023/02/28(Tue) 23:26:05 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也そうや、寝坊せえへんように …前日からお泊りしたろか? な、寿。 [僕が居た方が眠られやろうけど。と含み笑い。 そのまま強請るように髪を引っ張って唇を小さく開こう。白い肌、黒子が目立つ色素の薄い唇から覗く舌は赤く。彼を誘うように少しばかり覗かせて、じっと見上げる目はとても甘い。蜜事を楽しむように誘いかけて] (-15) 2023/02/28(Tue) 23:26:40 |
【独】 緑山 宗太朗/* ヨシ!指差し確認! 始まる前に行動指針とか書いておきましょう みどりにやまと書いて"ロクザン"!の緑山 宗太朗です。22歳!好きなものは嫁さん!趣味は嫁さんと料理!(?) 今日は大好きなお嫁さんと一緒にキャンプ来れて嬉しいなをしています。 21歳の時は新婚も新婚だしがっつき気味でしたが、今回はちょっと嫉妬弱めかと思います。(愛情をいっぱい処方されて落ち着いているらしい) 酒飲んで飯食ってゆっくり羽を伸ばしたい、せっかくの休みでもあるし、出来るだけ嫁さんと一緒に居たいが基本の考え。 ちょっとサプライズしたいかも!みたいな事も考えてそう。 蛇足をつけるとあのデカ肩掛けバッグには酒とか服とかつまみとか雑誌とかちょっとした遊び道具とか色々詰まってるらしいです。なんでも節操無しに入れてそう。 (-14) 2023/02/28(Tue) 23:26:52 |
【人】 大学生 要 薫…僕の運転楽しみにしておいてや。 [そう自信ありげに告げた。 勿論カメラも忘れずにと付け加えるのは写真部部員としての本分を忘れないようにであるが長い睫毛の下で弧を描く瞳が含むのもご愛敬。さて、彼は無事朝起きれただろうか。自分?今回は運転手やからな。ちゃんと起きるで。 運転するのはレンタカーやし。汚さんようにしなな**] (28) 2023/02/28(Tue) 23:26:56 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[今日は新月だと、彼は確信していた。 月が昇るのが遅いのではなく、 今宵、月は昇らない。 そう思える根拠が彼にはあるのだ。 問われても人に言うことはなかなか無いだろうけれど。 6年前、身に受けた呪い。 彼が月齢を確信できる理由は、そこにある] (-18) 2023/02/28(Tue) 23:29:37 |
【独】 武藤景虎/* つい柚樹って呼びそうになるあぶねえ。 オレは記憶喪失オレは記憶喪失(呪文) 村外で付き合って数ヶ月の歴史を積み上げたというのに、なんで男だと思ってる頃まで記憶ひとりでふっとばしてるかというと、その方が面白そう(地獄)だからっていう…… 中の人同士の思いつきで…… それにしても、久々にチップで動いてるの見ると、わあーってなるね。 (-16) 2023/02/28(Tue) 23:29:41 |
【人】 一匹狼 “楓”[人の声のような音、人影にも思えるような朧げなシルエット。 そういった不気味さを感じてもおかしくないものが、この山中には複数あった。 だが、それらが彼の恐怖心を煽ることはなかった。 ここはそういう場所であり、危険はない。 彼は自然とそう認識している] (30) 2023/02/28(Tue) 23:30:01 |
【人】 一匹狼 “楓”[彼の懐には鍵があった。 おそらくはこの山中にいくつか建ち並ぶコテージのものであろう、と彼は推測していたが…… どこでどうやって手に入れたか、彼の記憶は不明瞭であった。 ともあれ、彼には休みたいという感覚があった。 旅の疲れ? それとも別の何か? その理由さえ不確かなのだが……。 彼は立ち上がり、湖のほとりを歩き出す。 鍵に対応するコテージへとまっすぐに向かうだろう、よほど目を引くものが無ければ。 ──例えば、他の人影と違ってはっきり視認できる誰かの姿、だとか]** (31) 2023/02/28(Tue) 23:30:36 |
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。 (a6) 2023/02/28(Tue) 23:31:42 |
大学生 要 薫は、メモを貼った。 (a7) 2023/02/28(Tue) 23:32:36 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 今回おれPL公開なのがなんかあれね() 狼引きたかったからどうせバレるんよ…… そうでなくとも知り合いにはバレバレだしな (-21) 2023/02/28(Tue) 23:36:44 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 交流可の人、他にもいてよかった。 一組だけなら実質できないもんね (しなきゃいけないってもんでもないが ペア村だし) (-22) 2023/02/28(Tue) 23:37:57 |
【人】 大学生 要 薫― キャンプ場 ― [さて、車は無事だったか。 少々荒っぽくも 久しぶりの運転だったが運転自体は嫌いではなく、森の中にある道を行き、管理小屋に向かえば、無事コテージの鍵を貰えるだろう>>n2。少しばかり不思議な感覚に首を傾げても、あまり深く気にしないのは、性格ゆえで。] やーまずは、荷物運びやね。 [必要なもん、コテージに運びこまな。と まず最初にとった鞄にはマシュマロが入っている。 必要な部品はそろっているとは聞いていたけど。やっぱり手ぶらやと物足りないやん。それにキャンプいうたらマシュマロなんやってな。とちょっとずれた知識があった。**] (32) 2023/02/28(Tue) 23:42:43 |
【独】 武藤景虎/* 緑山さんは新婚なのかな、微笑ましい…… 記憶喪失のせいで柚樹とのペアリング早々になくなってるのがじわじわつらくなってくるな(オレはそのことも覚えてないが) 早いとこ記憶取り戻していちゃいちゃたいですね(気が早すぎる) 1d中には記憶を戻すという目標があるので、うん、がんばろ…… (-23) 2023/02/28(Tue) 23:58:15 |
【人】 黒崎柚樹…………"半年" >>23 ……? [武藤が"くっきー"呼びを始めたのは、去年の春、一緒の研究室になってほどなくのこと。 でも"あの時"までは世間話をするほどの間柄でもなかった。少なくとも、会えて「よかった」と言って貰えるほどの仲ではなかった。 ────つまり、今の武藤は、あの事故前の。 頭の中で情報の断片を組み立てながら言葉を紡ぐ。] ごめん、変なこと聞いた。 そういえばさっきはチョコありがとう、"たけのこのやつ"。 [あえて間違った情報を投げてみる。 自分の予想が間違ってなければ、"さっき貰ったチョコ"は"キョロキョロした鳥のやつ"だったんだよね。 答え合わせが出来てしまえば、そういうことか……と溜息を吐くだけなんだけど。] (35) 2023/02/28(Tue) 23:58:29 |
【人】 黒崎柚樹[半年前。 私たちは、研究室の課外授業で訪れた美術館で、不思議な体験をした。 研究室の仲間だけが取り残された美術館内。 空間は閉ざされ何処へも行けず、陽も落ちず、そして食料は望むもの何でも口にすることができた。 眼前に現れた天使が言った。 ──── 『天に召される方をお迎えにあがりました』 ──── 『私が迎えにきたのはたった一人』 ──── 『他のみなさんは段々と現実へ覚めるでしょう』 その言葉通りに後輩女子が次々と目覚めていき、そして武藤も現実へと還っていった。 最後の4人のうちの1人になった私は、私こそが死者なのかもしれない、いや死者なのだろうと覚悟して。────でも、生還することができた。] (36) 2023/02/28(Tue) 23:58:48 |
【人】 黒崎柚樹[あの不思議な空間は、死んでしまった先輩の夢の世界だった。 生還者は皆、あの時の記憶と体験を胸に今を生きている。 美術館の屋上、大声で叫ぶように告げてくれた 『オレは…、くっきーの、 黒崎柚樹のことが好きなんだが?!』 という武藤の言葉もね。 ────ずっとずっと、忘れてないよ? 生還して、晴れて、恋人同士になって。 ハロウィンのテーマパークに約束していたサシ飲み。 クリスマスに年越し。 そう、最近ではバレンタインデー。 頑張って手作りチョコ菓子、贈ったはずなんだけどな。 武藤の中にもあるはずのその記憶、一体何処をうろついているんだろう。] (37) 2023/02/28(Tue) 23:59:30 |
【人】 黒崎柚樹看板に、あっちに管理小屋があるって書いてあった。 [行ってみればわかるんじゃないかな、予約名とか人数とか、色々。 誘ってみたら、素直についてきてくれるだろうか。 この距離で並んで歩くと、どちらからともなく手を繋ぐのが常だったけれど、今はそれも出来なくて。 長めのパーカーの袖の内、きゅ、と両手を握りしめた。 今の武藤にとっては、私は、"仲良くなりつつある男友達"でしかない。 武藤のおかげで口にできるようになった"私"の一人称も封じて、いくらかの距離を取りつつ管理小屋への道を進んでいった。**] (39) 2023/03/01(Wed) 0:00:30 |
【独】 武藤景虎/* 柚樹のダメージ半端なさそうで申し訳ない。 いや、わかってたことだが。 そして状況説明ありがとうございます…… 元村がほぼ9月いっぱいで10月〜2月にリアタイイベントのロルを大量に書いてしまっている故に中身のメンタルがやられないといいのだが。そこはこちらがフォローしていきましょうね、うん。 (-24) 2023/03/01(Wed) 0:09:47 |
【人】 片連理 “椿”[気がつけば湖のほとりに座っていた。 すっかり日は暮れて、遠くにゆらめく夕焼けの残り火も東からやってきた暗い青にやがて塗りつぶされようとしている。青に沈んだ世界に時折緩やかに風が吹き、湖面にさざなみが揺れる。 まるで夢の世界だ、と彼女は思う。 一体ここがどこなのか、どうやってここまでやって来たのか、さっぱり思い出せなかった。今より以前の記憶は黴臭いアルバムに挟まった古い写真のように色を失い、擦れてぼやけている。 もう随分まえから、夢の中にいるように現実感が乏しかった。もしかしたら、実際に夢を見ているのかもしれない。ほんとうの自分が今どこにいて何をしているのか、あるいは生きているのかすらもあやふやで、何ひとつ確かなものがないというぼんやりとした不安だけが確かに存在している、そのように思われた。] (40) 2023/03/01(Wed) 0:10:26 |
【人】 大学生 寿 達也 わっ…… あ、ありがとうございます [唐突に頬が冷えてびっくりする……けれど、これは自分たちの定番でもあるのですぐに誰がしたのかわかってしまう>>25 グレープジュースをお礼を言って受け取り、そしてあたりまえのように自分の膝に頭をのせてくる彼に、こちらも当たり前のように膝を貸す。 無遠慮に彼の顔の上に腕を通してそのまま雑誌を読み続ける。彼の顔に雑誌を置かないだけ許してほしい] 楽しみにしているんですよ。 寝坊ですか? 遠足前でもぐっすり寝られるタイプなんで大丈夫ですよ。 [たぶん。 それは今まで勝手な行事として強制連行される遠足などを楽しみに思うような性格ではなかっただけかもしれない] (41) 2023/03/01(Wed) 0:14:33 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫ますます寝坊しちゃいますよ? 薫の方を俺が寝坊させるようなことにしちゃいますしね。 [彼の手に引かれるままに、そのままその赤い舌を唇で挟む。 そのままその温かい舌に自分の舌を絡めて一通り味わって*] (-25) 2023/03/01(Wed) 0:15:00 |
【人】 大学生 寿 達也― キャンプ場 ― [危なかった。何が?車が。 レンタルな車を汚すわけにはいかないし。 要の運転スキルより、そちらの方が問題であった。 今度のキャンプは自分的にはロケも一緒。 要を大自然の中で撮影できるチャンスだと思うと嬉しくてたまらない。 彼からその誘いがあった時に頭の中で持っていくカメラはどれにしよう、と色々駆け巡ったことはやはり写真部のサガだったろう。 要が車を出してくれるというので、他の道具は自分が用意すると胸を叩いた。 こっそりと彼の車に積んだのは、照明器具やら、なんで?と思われそうなテントなどだ。 白に近い色で選んだところにこだわりがある。 明度が高いものを選んだのはレフ板代わりになることを想定してだ] (43) 2023/03/01(Wed) 0:16:08 |
【人】 大学生 寿 達也あ、これは俺が運びますよ。 [自分の道具だから、と大きな荷物を持つと軽々と中に運んでいく。 彼の荷物に何が入っているかはしれないが、まぁ、自分が持ってきた荷物は基本的にあ後でお披露目するつもりだ。彼に対して実地で**] (44) 2023/03/01(Wed) 0:16:18 |
【人】 武藤景虎[なんで急にバレンタインの話をしたんだろう。 話題作りの割にはあっさりと打ち切られた話には内心疑問は残しながら、告げられたお礼に首を傾げる。] “たけのこのやつ“って“平和“のこと?>>35 [さっきってバスの中でのことなら、たけのこのやつは争いが起きないために、きのこのやつと混ぜようってことになって。 二つを一つの箱に混ぜることで完成した“平和“(フィーチャリングきのことたけのこ)なら、確かに皆に好きに取っては貰っていたが。] くっきーにはちゃんと個別にやったじゃん。 まあ、あれはあのまず……いや、面白い味のお茶のお礼だから、気にしなくていい。 [たけのこのやつは好きに取ってもらってたやつだし、お礼を言うなら“キョロキョロした鳥のやつ“の方がまだわかるんだが。 そもそもそれも、水分を忘れたオレに丸々一本お茶をくれたからお返しに渡したやつだし。] (47) 2023/03/01(Wed) 1:30:34 |
【人】 武藤景虎[どうやらくっきーも“他の皆“がこのキャンプ場にいるかどうかは知らないらしい。>>38 言いづらそうに口籠る様子はなんとなく表情から察したが、その理由も判然としない。 皆がいなくて不安なのかもしれない、とは。 まあ、オレとくっきーだけいるというのもおかしな話だし、研究室のメンバーが此処に泊まる予定なのだとしたら、確かに管理小屋に行けばわかるのかな。>>39 日帰りじゃなかったっけ、と頭を掠めたが、記憶違いだったのだろうとすんなり受け入れた。] ん、じゃあ管理小屋行ってみるか。 案外皆もうコテージに行ってるのかも。 [何人部屋なんだろう。 組み分けってもう決まってんのかなと話しながら、指し示された管理小屋に向かうことにする。] (48) 2023/03/01(Wed) 1:31:03 |
【人】 武藤景虎えっ、他にはいないんですか? [くっきーと一緒に入った管理小屋>>n2で、まずは自分たちの名前を確認した。 “武藤景虎“と“黒崎柚樹“の名前は確かにあって、でもそのコテージに泊まるのは二人だけらしい。 他のコテージのことは教えてもらえるかわからないものの、ダメ元で研究室メンバーの名前を連ねたが、そのうちの誰もいないとのことだった。 とりあえず鍵を受け取り、管理小屋から出る。] 意味がわからないんだが……? 他にもキャンプ場があって、そっちに行ってるとかなんかな。 でも、くっきーと一緒でよかった。 女子と一緒だったりしたら気まずい、つーか、相手も困るだろうし。 [そんな事態になったら、なんとかして別の部屋を取れないかここで頼むか、最悪野宿すると思う。] (49) 2023/03/01(Wed) 1:32:36 |
【人】 武藤景虎まあ、くっきーはオレと一緒とかうるさそうで嫌かもしれないがー。 [意外と寝てる時は静かだから安心していい。 ただ、友達だろうが人がいるとこではあまり寝れないんだよな、とは内心で。 修学旅行なんかの時はひたすら日中動き回って、疲れ切って寝るようにしてたし。 酒でもあれば寝れるかもしれない。 あるかな、どうだろ。 そういえばくっきーとはサシ飲みするって約束はしたんだよな、とぼんやり思いはしたけど、あのことは“当面くらい“は忘れていいよって言われたんだよな。] (50) 2023/03/01(Wed) 1:33:34 |
【人】 天原 珠月[私には幼馴染みがいる。 幼い頃から家は隣同士、両親も仲が良く、年は少し離れていて性別も違ったが、本当の兄と妹のようだと周りに言われてきた。 あいにく実の兄はいたことがないから、今もそばを歩いているその人が兄らしいのかはよく分からない。 血は繋がってないことだけは確かだけれど。 でも『えー? その年で幼馴染みのお兄ちゃんとそんな仲良いの? なんか意識とかしないの?』なんて大して親しくもない同級生に言われようが知ったことじゃない関係のはずだ。 そう、ほんとに余計なこと言わないで欲しい。 意識なんてしてない。欠片もしてない。 そもそもしてたら、両親が無理になったからって、ふたりきりでコテージに泊まりに来ることにならない。 ちらりと隣を見てみる。 ……うん、絶対向こうも何もないな。 こんなこと言われたといつものように話せばすっきりするのかもしれないけど、まぁ、いいか。 変な話題はおしまい、おしまいっと。] (52) 2023/03/01(Wed) 1:37:46 |
【人】 天原 珠月[到着まで後もう少しというところで急に足を速める。 ここまで前を歩いて先導してくれた人を一気に追い越し、ニヤニヤという悪戯な顔で一番乗りを奪っていく。] んんー! 着いたぁ! [春用のニット帽を外すと結んで押し込んでいた長い金髪が一気に溢れ、白い上着の背に流れる。 つり目がちの紫の瞳が後ろの幼馴染を振り返り、ほら早く早くと急かすように手招いた。 二家族でキャンプに訪れるのは毎年恒例のようなものだったが、子供であるふたりだけなのは初めてだ。 といっても片方は成人済み、片方も来年成人の年齢だけど。 このキャンプ場は初めて選んだ場所で、森の中の道はなかなか複雑そうで迷子にでもなるんじゃないかと思ったがそんなこともなく――心地よい春の風に誘われるように歩いていると、気づけば目の前の木々が開け、この木製のコテージが姿を現していた。] ねぇ、雅空兄ぃ、ここって湖が近いんでしょ? [兄と呼ぶ幼馴染の服を遠慮なく引っ張る。 これくらいで転ぶようにヤワじゃないのは知っている。 早く見に行きたい、とせっつくが、まだコテージの鍵も借りていなければ荷物も運び込んでいなかった。**] (53) 2023/03/01(Wed) 1:44:26 |
【人】 月島 雅空[はじまりはといえば、迷子の女の子を拾ったことであった。 『大丈夫だよ。なんとかなるからさ』 当時小学二年生だった自分は泣いている幼い子に言える言葉として精一杯だった…今なら―――あまり変わらない気がする。と思うと成長してないようで落ち込むが、なにはともあれその雰囲気に頷いてくれた女の子をつれて、自宅兼洋食レストランへと連れて行った。 それからは早かった。 仕事中の父に事情を説明すると、女の子のことを父は見覚えがあったのだ。 先日隣に越してきた家の子だったということ、おそらく越してきたばかりで見覚えがなくて迷子になっていたのだろう。 後は父に任せてしまうと、二人でジュースを飲んで待っている間に解決したのだ。] (54) 2023/03/01(Wed) 2:45:24 |
【人】 月島 雅空[それを切欠に、そしてお互い片親だったことや隣同士で店兼自宅という共通項も重なって付き合いがはじまった。 幼馴染ではあるが互いに兄妹のように過ごし、例えば行事ごとなどどちらかの親が都合が悪いときは、もう片方の親が、などと助け合うような共同生活のスタートであった。 そうして時は過ぎていって今に至る。 毎年恒例の二家族による旅行を、二人だけというのは初めてだ。といっても既に成人してる自分と来年には成人する妹分。自由に任せていいだろう。となったのかもしれないが] おいおい、急に走って、子供か? [ニヤニヤした悪戯猫>>53のような笑みを見せたのはおそらくわざとだろう。 だからこちらも子ども扱いしてやったほうがいいか?というニュアンスを込めて、足元気をつけろよ。といいつつ、任された不安までは抱かない。そんな性格なのも熟知しているのだ。 荷物を積んだアウトドアワゴンを引きながらも急かされれば心持ち早足で歩けば、珠月よりも一足遅く森の中から...の視界が変わる。 コテージに水飲み場など点在しており、家族連れらしき姿も見える。そんなキャンプ場らしい光景が広がっている。] (55) 2023/03/01(Wed) 2:46:38 |
【人】 月島 雅空 ぁあ、川と湖。あと少し遠いとこだが温泉もあるらしいな。 一応湖近くのコテージでって予約したから…って、ぉーい、こら、引っ張るな。 ほら、そこに看板があるからまずは管理人室訪ねてからだ。 [返事をしながらも、途中ダークネイビーのカーデジャケットを引っ張る珠月を鬱陶しそうにしつつ、払うことはせずにあっちと指し示した看板を見た。 そして近くの管理人しつ二家族の家名で予約したコテージの鍵を受け取ると] 色々レンタルとかもできるみたいだが、さっさといくか。 [せっつく珠月へと、ほれ。と鍵を渡してアウトドアワゴンを引きながら歩いていくのだ] (56) 2023/03/01(Wed) 2:47:10 |
【人】 月島 雅空[そうしてしばらく歩き、自分たちが止まる区域番号近くまで来たところで、湖はすぐに見えてきた。] うっわー、……こりゃ広いな。 [一度立ち止まり、遠目に視るように目を細めても向こう岸が見えない。 春の陽気と同じく湖面は穏やかで、貸しボートらしき建物や桟橋も見える。] 行きたいとこだが、今は後回しだな。 [まだ見ているようなら、ほらいくぞ。と促して歩いて行って、程なく、管理鍵と同じ番号の自分たちが数日お世話になるコテージにたどり着く] ……いい場所だな。…望み通りって感じだ。 [声としての喜びは控え目だが、口元の笑みは隠せてはいない。 温かみのある木造コテージは凝った形のものではない造りの一階と小スペースながら二階もあるコテージ。 玄関横にはテラススペースがあり、外側は手摺でおおわれ、椅子とテーブルが並べられており、すぐ横の掃き出し窓からテラススペースへと降りれるようにもなっている。 その手前側には焚火スペースがあり、コテージ横には屋根付きの水洗い場と焼き場スペースも用意されている。 更には湖が近くテラスからは当然として窓からでも見渡せる立地であった。] (57) 2023/03/01(Wed) 2:48:12 |
【人】 月島 雅空 って、外だけ見てるわけにもいかんな。 荷物いれて、カーテン開けて、空気の入れ替えして。 [なんて指折り数えている。もうそろそろ夕方だからさっさと行動したほうがいいだろうし、こんな時大人しくないのが我が幼馴染なのもわかっている。] 珠月。 [がしっと肩を掴んだ。] 今度は先にいくなよ。 [それでも、先程鍵を渡しているのだから一番乗りは珠月のものになるのは決まっているのだが、それぐらいは譲りながらもひとまず身軽になるため、コテージの中へと入るのであった**] (58) 2023/03/01(Wed) 2:54:53 |
月島 雅空は、メモを貼った。 (a8) 2023/03/01(Wed) 3:00:17 |
【人】 片連理 “椿”『できれば君には、ヒトとして生きてほしい』 [きょうだいであり、友人であり、恋人であり、また自分自身でさえもあった同胞の遺した最期の言葉が、今も耳の奥にぼんやりと残っている。 “人狼“と呼ばれる、ヒトの道を外れた生き物。 獣ともヒトともつかない、同族喰らいの化け物。 それが、今の彼女の本質であった。 ヒトが、あるいは獣が“人狼”となるためにはいくつかの異なる機序が存在するが、彼女の場合は自業自得とも呼べるものだった。 かつて神仙を目指した修行者が、己の精神の瑕疵を完全に削ぎ落とすべく魂を“磨き上げる“秘術を用いた。しかしそれは不完全なものであり、彼の魂は自身が望む高潔と、捨ててしまいたい俗悪とに引き裂かれた。しかし、高潔であるはずの彼は、切り捨ててしまった部分のあまりの大きさに、対して残された自分のあまりの小ささに慄き、己こそが欲深くあさましいものであったと悟った。彼はその罪を悔いて、一度は滅しようとしたもう一人の自分を憐れみ、これを庇護して今度こそはと深く愛した。 しかし、傷を受けた魂は二度と元には戻らず、彼らは極めて不安定で不完全な連理の存在として、また、ただしい魂を羨み、妬み、求めるあまりにヒトを喰らう怪物となって、ゆえにヒトの世を離れ隠遁の暮らしを続けていた。] (59) 2023/03/01(Wed) 4:08:13 |
【人】 片連理 “椿”[傷ついた魂は引き裂かれたその箇所から徐々に風化してゆく。彼らはやがて半ば眠ったような状態で夢現の狭間を漂いながら、少しずつ魂を磨り減らし、長らく彼女を護り愛した片割れも遂に力尽き、彼女ひとりを遺して砂のごとくに消えてしまった。 彼女は片割れの言葉通り、ヒトとして生きることを試みた。しかしそれは叶わず、結局またヒトを喰らって、失意のうちに取り残された。自分に残された時間がそう多くはないことはわかりきっていた。 彼女は最後に、これまでに出会いほんの僅か心を交わしたひとびとに逢いたい、と願った。隠遁の暮らしの中でも人との関わりが全くないわけではなかった。夢か現か定かではないが、彼女は友の一人に逢いに行った。彼もまた魂に傷を受けたひとりで、それでもなお強く、美しく生きる姿を、彼女は愛していた。盃を交わし、思い出を語り、ついに呪いに打ち克ったという彼を眩しく思い、それを成せなかった自分を戒め、別れは告げぬままにそっと彼のもとから去った。その記憶は風化する魂と共にすでに薄れつつあったが、温かなものが彼女の中に残った。 そして今、彼女は水辺に座っている。ここがどこかはわからない。しかし、なぜここにいるのかはわかっている。もう一人の友に逢いにきたのだ。] (60) 2023/03/01(Wed) 4:09:15 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓”[同じように狼の呪いを受け、今なおヒトを喰らいながら生きる、あるいはただひとり残された同胞とも呼べる彼に逢うために、彼女はここにいる。] (-30) 2023/03/01(Wed) 4:11:45 |
【人】 片連理 “椿”[彼女はゆっくりと立ち上がり、マントの埃を払ってから、目深に被っていた頭巾を外す。 露わになった彼女の長い髪は、黒の間のあちこちに白が混じり、遠目には銀に見える色合いであった。しかし、その老婆のような髪の下の目鼻立ちは幼い娘のようにも見え、どこか歪さを覚える相貌に感じられるだろう。 少し離れたところを歩く人影に向かって、彼女は手を振った。まだはっきりと顔も見えない距離だが、それが彼であることははっきりとわかった。以前に逢ったのがどれくらいまえなのかはもうわからない。彼女の時間の感覚はすでに失われている。なんとなく懐かしさを覚えるほどには時間が経っているような気もする。 ふと、そういえば以前少しの間を共に過ごしたときにはこの頭巾を外して見せたことはなかったかもしれないと思い出す。それでも彼は自分のことに気がつくであろうと、なぜか確信が持てた。彼女は待ちきれず、彼の元へと駆け寄った。] お元気そうですわね、楓様。 [楓、というのは仮の呼び名だ。彼の本当の名を、彼女は知らない。彼女の方は椿、と名乗ったような気がする。これも、本当の名前ではない。たまたま頭に浮かんだ花の名を口にしただけだ。そもそも、彼女にははじめから名前などなかった。片割れとの間ではお互いを区別する必要はなかったから、ただ複数形で「わたしたち」とだけ呼び合っていた。] きっと、お会いできると思っていましたの。 [椿は右手を差し出し、微笑みを浮かべる。 通り抜ける風が、肌に心地よかった。]** (61) 2023/03/01(Wed) 4:56:10 |
【人】 黒崎柚樹…………そう。"平和"。 "個別に貰った"のはまだ食べてないから……。 [ ────ああ、やっぱり。そうか。 武藤の返事 >>47 で確信できた。 この武藤は、"あの事故"に遭う直前の武藤。 不思議な事象が起こり続ける極限状態の中、私は私が女であることを告げ、互いに恋心を抱くようになって「また会おう」と再会を誓うことになる前の武藤。 ねえ。 武藤は、"あの時ああならなければ良かった"と 思ったりしてる……のかな。 だから、今、武藤の側だけ、時が巻き戻っていて。 それともやっぱりこっちの方が現実だったりするのかな。 あの時から半年、重ねた日々の方が、私の泡沫の夢だったんだろうか。 考えれば考えるほど吐き気がしてきて、でも表には出すまいと、目の奥に力を込めた。] (62) 2023/03/01(Wed) 6:11:54 |
【人】 黒崎柚樹[宿泊者として登録されている知った名前は、自分と武藤の2人だけ。 だろうな……としか自分は思わなかったけれど、武藤は管理小屋で心底不思議そうな声をあげていて、どうしたものかなと眉尻を下げる。 鍵を受け取り小屋を出ようとした時、管理人から"荷物が届いている"と声をかけられて、数泊分の着替え等々が入っているらしい各々の宿泊荷物を受け取った。 私のは、部の合宿で毎度使う、手に馴染んだドラムバッグ。] ………………。 [一応と中身を改めれば、"半年前までよく着ていた服"ばかりが詰まっていて、小さく溜息を吐いた。 そこには勇気を出して買うようになったスカートや、かわいいかわいいと武藤に絶賛されながら買った春色の服は何も無く、身体の線を隠すような大きめサイズのモノトーンかつユニセックスのものばかり。 取り巻く状況の何もかもに、"男であれ""男に戻れ"と告げられているようなものだった。] (63) 2023/03/01(Wed) 6:13:57 |
【人】 黒崎柚樹────うん。 こっちも武藤と一緒なら安心だな。 ["女子と一緒だったりしたら"の他意無き言葉にツキリと胸の奥を痛めつつ、微かに笑顔を作ってみた。 あの事故の時も、武藤の明るさや行動力に幾度も救われたよ。 肝心なところで逃げようとする自分に、武藤が幾度も踏み込んでくれて。] 寝てる時、やかましかったら蹴り飛ばすから。 [そんなこと、したことないけどね。 抱き締められたまま眠りに落ちて、朝になってもやっぱり抱き締められていて……という夜と朝が、幾度訪れたことか 武藤の寝相は、誰より自分が良く知って────、なんて、一瞬思い浮かべてしまった事は慌てて脳内で打ち消した。] とりあえずコテージじゃない? そろそろ日も暮れるし場所くらいは確認しておかないと。 [荷物もあるし、と、さして重くはないドラムバッグを揺らして見せて、温泉なんて、一緒に行ったら慌てふためくことになるのは武藤の側なんだけどなと今日幾度目かの溜息を吐いた。] (64) 2023/03/01(Wed) 6:15:42 |
【人】 黒崎柚樹[そうして訪れたコテージは、確かに"男2人の滞在"ならこういうのなんだろうな、とは。 奥の寝室にはシングルベッドが2つ。 入り口近くのリビングスペースには、いかにもキャンプ場的な、無骨なテーブルセットとシンプルな炊事施設。 屋外にもバーベキュー用なのだろう、テラスに諸々の設備が整っている風だった。 風呂は温泉に行くことが想定されているらしく、それでもお愛想のように小さめのユニットバスがついていたことには密かに安堵して。] "ご注文の食材は冷蔵庫にございます"……。 [テーブル上のリーフレットにそんな文字列を認めれば、冷蔵庫の中にいかにもなバーベキュー用食材の他、脇の棚にはパンや米、果物なども積まれていて。] …………っふ、……。 [この夢──夢だとして──、主はどちらかというと武藤なんじゃないかな。 いかにも"こういうの食べたい"みたいな、パンケーキミックスにチョコソースまであるんだもの。] 敷地内にレストランや売店もあるみたいだけど、食事はなんとかなりそう、かな。 [言わなかったっけ。自分、料理はひと通りできるからさ。*] (65) 2023/03/01(Wed) 6:17:17 |
【独】 黒崎柚樹/* 他ペアと交流、してみたさもあり、でもそんな余裕ないんじゃね?と思うところもあり、不可ペアの多さにちょっと安心する自分もあり……みたいな。 色っぽい美海さんに、かわいらしい珠月さんに、ミステリアスな椿さん。魅力的な女性が多い(というかNLペアが多いんだね?)なあと思いつつ、そうか自分は宗太朗さんより背が高いのか……などと思いつつ……。 (-34) 2023/03/01(Wed) 6:29:42 |
【人】 緑山 宗太朗>>46 あれ、と荷物を回収されればほんのちょっぴりだけ眉を下げた。 俺もっと重いの持てるのに…… という、男の意地張理のお話。重かった荷物の代わりに『自分にしかできない仕事』を頂けばニコニコと上機嫌。 すぐ機嫌が戻った……むしろ元より機嫌が良くなった様にも見える。 単純な男であった。 「ハーイ」 ちょっと間延びした声で了承を返せば、しっかりと差し出された手を掴む。 「んじゃ行こうぜ〜」 と、えっちらおっちら歩き出す。 さっきはちょっと間が開いていたかもしれないけど、今度は相手に歩幅を合わせて目的地まで行くつもり。 小さなお散歩の開始。男の鼻歌に鳥の囀りが、調子の外れた合いの手を入れていた。 (67) 2023/03/01(Wed) 6:56:29 |
【独】 黒崎柚樹/* 打ち合わせ会場(?)で武藤に 「柚樹の発言の間に独り言を挟んでおきました」 言われ、なに……なに……??ってなってます……。何埋めてるの?ねえ?? (-36) 2023/03/01(Wed) 7:02:33 |
【人】 一匹狼 “楓”[彼はここへ何故、何をしにやって来たか? 彼はいつも通り“旅”に出た。 そして旅先で情報を集め、山中へと入ったのだが……。 目的の地とはここだったろうか。 別のどこかでなかっただろうか。 そもそも、“主目的”は果たす前か、後か? ……朧げなのである。何もかも。 だから彼は、ここで人に逢う可能性すら考えていなかった] (68) 2023/03/01(Wed) 7:11:23 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[旅の主目的はいつも食事。 ──人狼として、生きるための。 旅先で人間を喰らい、狼としての食欲を満たし、日常へと帰る。 飢餓の衝動に負けて親しい者たちを喰らってしまわないために。 それが呪いを受け人間でいられなくなってから繰り返し続けている日常。 変わってしまった彼の在り方。>>2 呪いにより傷つき変質した魂と、その影響で変わり果てた肉体を持ちながらも>>60、彼は変わらない日常を望んでいる。 既に致命的な変化が訪れているにも関わらず、そのことから目を背けて] (-37) 2023/03/01(Wed) 7:11:53 |
【人】 一匹狼 “楓”[湖のほとりを歩いていく彼は、遠くに手を振る人影があるのに気づく。>>61 視線を向けた先には、白いマントに身を包み、遠目には銀髪にも思えるような長い髪の女性がいた。 他の亡霊のような人影と違い、はっきりと目に留まる姿に意識を惹かれ、彼の歩みは止まった。 駆け寄ってくる足音とともに、彼女の姿が近づいてくる。 彼女のことは、深く被った頭巾で顔を隠した姿しか見たことがなかった。 素顔を見るのも、それどころか髪の色を知るのも今が初めてだったのだが── 彼の脳裏には瞬時に浮かんだ名があった。 そして彼女の呼びかけで確信を得る] 椿。 [彼を『楓様』などと呼ぶのは、椿と名乗った白頭巾の女性ただひとり。 彼女同様、『楓』もまた本名ではない。彼女の名乗りを受けて咄嗟に浮かんだ単語……それが『楓』だった。 それを仮の名として名乗っただけのこと] (69) 2023/03/01(Wed) 7:12:49 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[彼女とともに過ごした日々は、彼にとっては半年ばかり前のこと。昔とも最近とも言えるが──彼女にとってはもう少し過去のことかもしれない。 なにせ、彼と彼女の気高き友は>>60彼の知る限り、今も呪いを身に受けたまま。 友が呪いに打ち克つ時は“未だ来ていない”] (-38) 2023/03/01(Wed) 7:13:15 |
【人】 一匹狼 “楓”[差し出された手に応じるように、彼も右手を出し、彼女の手に触れようと試みる。 握手を求められたかと思ったのだ。 久しぶりに会った“仲間”なら妥当な挨拶ではなかろうか] 久しぶりだな。あれからどうしてた? [握手ができたか、それとも違うと言われたか、それはさておき。 懐かしさを感じて、彼は安らいだ微笑みを浮かべていた。 彼女とともに過ごした日々の中で、そんな表情をした瞬間は無かった。微笑むことこそあれ、どこかに緊張が宿っていたはずだ。 彼女以外の前でなら、決着の後にそういう表情を浮かべたことはあったのだが]** (70) 2023/03/01(Wed) 7:14:14 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 2023/03/01(Wed) 7:11:53 の「致命的な変化」は 親しい者たちが美味しそうなご馳走に見えてるってことです 目、背けてるわけでもないような? 直視してるから他のもの食ってる気がする? まあいっか (-40) 2023/03/01(Wed) 7:18:50 |
片連理 “椿”は、メモを貼った。 (a9) 2023/03/01(Wed) 7:34:38 |
【人】 緑山 美海>>67 顔にでやすいお陰で、手を取るように貴方の感情が分かる。 「荷物よりこっちの方が大事でしょ?」 なんて、ご機嫌な顔に向かって笑いかける。 お望み通り手を握って貰えれば、優しく握り返した。 冬を過ぎ、春の季節が訪れようとしている。 外は冬特有の乾いた風もなくお日様の光が暖かで過ごしやすい。 「今日はいい天気だね、キャンプ日和って感じ」 「自然が綺麗だし、ここに決めて良かった」 数ヶ月前から雑誌をみたりネットで調べたりと、『何処のキャンプ場にしようか』と2人で計画を建てていた。 そんな女の視界に入るのは、青々とした緑に広々とした空。 解放感のある景色に心が踊る、ここでいい思い出が作れたらいいな。* (72) 2023/03/01(Wed) 7:41:16 |
【人】 武藤景虎他にも食べたくなったら言ってくれればあるよ。 たけのこのやつはもうバスでなくなったが。 [全部チョコ系の菓子だけど。 そういえば後輩から貰った梅しばが一個だけあるが、あれはくっきーも貰ってたんだっけ、貰ってなかった気がする。 ああ、くっきーは梅は苦手なんだったかと一瞬思ったことは、そんな話をした記憶がないので勘違いだろう。 普通な感じで話しているように見えても、あまり元気がない気がするな、とは。>>62 見たまま聞いたままでしか受け取れないから、そう感じるのはオレの気のせいかもしれない。 何かしらを思い悩んでいるのか、単に腹でも減ってるだけなのかはわからないものの、今の状況に不安があるならオレがしっかりしないとな。 そんな風に考えていたけど、くっきーの方が余程現状を把握しているらしいのは管理小屋に着いてからわかった。] (73) 2023/03/01(Wed) 8:31:42 |
【人】 武藤景虎[荷物なんて送ってたっけ、まあ、送ってたんだろう。 現に今此処に自分の荷物があるわけだし、と管理小屋で受け取った>>63自分の鞄の中身を見ながら、明らかに自分の服を見ながらそう認識する。 泊まる予定になっていたコテージにオレら二人分しか予約の名前がなかったことに、くっきーは然程驚いた様子もないようだったから。 特に今はおかしな状況ではなく、課外授業の一環か研究室由来の交流会で此処に宿泊することになったのだろう。 そもそもおかしな状況ってなんだ?という話ではある。] おう、頼りにしてくれていいぞ。 [武藤と同じ部屋かよダルいとは思ってないようで安心する。>>64 何か頼られる事象があるわけでもないが、話し相手としてくらいは役に立つだろう。] (74) 2023/03/01(Wed) 8:33:25 |
【人】 武藤景虎寝てる時までやかましかったらさすがに喉が枯れるかもしれないな? [そんなことは今まで起きてないから寝言がすごいでかいとかもないと思う。 いびきや歯軋は特に指摘されたこともないから大丈夫だ、多分。 万が一うるさかったら蹴り飛ばしてもいいが、いや、やっぱ足技はやめてほしいかも。 陸上アスリートの筋力で蹴られたらかなり痛そうだし。 とはいえ腕力もありそうだから殴られるのも遠慮したい。] んー、そうだな。荷物だけでも運んでおくか。 [その辺見て周るのは先にコテージに行ってからというのに同意して。 溜息を吐く様子に、疲れてる?と首を傾げる。 オレと話していて疲れたなら諦めてもらうしかないのだが、いや、それなら大人しくはしておくけど。] (75) 2023/03/01(Wed) 8:34:48 |
【独】 黒崎柚樹/* 武藤の顔が好き。めっちゃ好き。 (元村でも「うわー好きな顔のチップ来た……!」と灰で騒いでしまったくらいには) 灰顔はなぜか"ライフハック武藤顔"なんておかしな二つ名がついてしまってるけど、でも灰顔も良いよね。かわいい。 武藤の顔が見えるたびに挙動不審になってる自分がいる……。 (-41) 2023/03/01(Wed) 8:36:11 |
【人】 武藤景虎わー、すごいな!ちゃんとしてる。 [棚や冷蔵庫をとりあえず片端から開けて見て周ると、コテージの設備はシンプルなものだったが、とりあえず飢えはしないで済みそうな食材を見ながら感嘆の声を上げた。 風呂はユニットバスなんだな、一人暮らしの部屋と変わらないから少し残念だ。 広い風呂に入りたければ温泉行けばいいのか、と思えば別にいいかとなったけど。 で、誰が飯作んの?って話で、オレの料理の腕前は未知数だから期待しないでほしい。] (76) 2023/03/01(Wed) 8:36:16 |
【人】 武藤景虎くっきー料理出来るんだ?助かる。>>65 [料理も出来るとかますますモテそうだな、と思いつつ、なんか手伝うことあればやるよ、とは。 何が出来んのか聞かれたら、味見とか……?としか答えられないが、やってみたら意外と出来るかもしれないし。 あ、苦手なものはないし此処にあるものは特にどれも食いたい感じのものばっかだから大丈夫。 特に説明する必要がないなんてことは気づかないままに、ペラペラと話しながら荷物をベッドに置いた。] こっちのベッド貰っていい? どっちでも変わんないか。 [ぼす、と荷物を置いた方のベッドに腰掛けて。 夕飯何がいいかな、と自分が主に作るわけでもないのに問いかけた。]* (77) 2023/03/01(Wed) 8:37:57 |
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。 (a10) 2023/03/01(Wed) 8:42:45 |
【人】 緑山 宗太朗>>72 「そうね〜、森の中にあるのもなんか、雰囲気あるし?」 どこにしよう、あれそれが良い、あれこれもいいと話し合ったのも今は昔。 グラデーションがかかったような青色と風に揺れて色を変える緑色、アースカラーが目を癒してくれる。 地面にはぽつぽつと、春を告げる花も咲き始めているようだった。 「この紫の花の蜜、昔良く吸ったなぁ」 なんて言いながら道中つまみ茎ごと摘んだのはホトケノザ。くるくる回して遊んでいる。今は口に入れる気にはならないけれど。 花言葉はなんだったか、確か【小さな幸運】とか。 このキャンプ中にも小さな幸運が沢山降ってくればいいなと思っている。この地面に生えたホトケノザの数と同じぐらい。* (79) 2023/03/01(Wed) 9:19:05 |
【人】 黒崎柚樹[男女誰にでも、先輩後輩も関わらず、適度な距離感で踏み込んでくる武藤は、でも絶対に"ある一線"からは越えようとはしない臆病さもあって。 ここから先は踏み入れては駄目だと思うと潔しすぎるくらいに身を引く彼だから。 自分の溜息に気付いた風な表情をした武藤に、溜息も控えないとな、と、気を引き締めて、貰った鍵に記されたナンバーを辿るようにコテージへと辿り着いた。 このコテージは川の近くにあるんだろうか。 遠くないところからせせらぎの音が聞こえてきたものの、河原らしきものが視界に入ることは無かった。 静かな林の中に建つログハウス、と言ったところ。] ん……きれいだね。 "ちゃんとしてる"。 [あの美術館は、特段眠くもならなかったものの、寝床らしい寝床はスタッフルームにあった仮眠用ベッドぐらいしか無かったし。 レストランにあったソファに転がってたりしていたな……なんて思い出す。] (80) 2023/03/01(Wed) 9:26:07 |
【人】 黒崎柚樹[他の生還者たちと、そのあたり、報告しあう機会は無いけれど。 私と武藤はあれ以来、幾度も"同じ夢"をみている。 切っ掛けは、私が最後の一人になって、死ぬ悪夢。 何度も思い描き覚悟していたことが鮮明な夢となって、そこへ武藤を引きずり込んでしまった。 泣きながら目覚める朝を迎えたのは一度や二度じゃない。 それからも、他愛ない夢の共有が何度かはあったものだから、今回のこれも、私はその1つだと思っていた。 「どうか幸せに」と、武藤の幸せだけを願いながら世界から消えなければいけなかった地獄を思えば、半年分の記憶諸共に恋心も消えた武藤の傍らに居ることは、それほどにはつらい事でもないよ。 だから大丈夫……と、自分で自分に言い聞かせて。] (81) 2023/03/01(Wed) 9:26:48 |
【人】 黒崎柚樹ん、ベッド、そっちどうぞ。 [自覚、あるんだろうか。無いだろうな。 武藤が一人暮らししているマンションのベッドで共に眠る時、武藤はいつも私の左側にいる。 当たり前のように左側のベッドを選ばれたことに、ほんの少し、泣きたくなった。] 夕飯……材料があるものなら、なんでも。 武藤はサークル関係とかでバーベキューもしたりするんでしょう? [私も部の企画でしたことあるけど、火起こしとかまで慣れてるわけではなくて。 お互い不慣れでも、まあ、火を熾して肉や魚介焼いて食べるのも楽しそうだよね、とは。] それとも、"オムライス"、とか? [試すように告げてしまったのは、美術館で、武藤と2人、作ったメニュー。 大丈夫と言いきかせつつも、私、武藤に記憶を取り戻して欲しくて仕方がないみたいだ。*] (83) 2023/03/01(Wed) 9:28:52 |
【独】 武藤景虎/* >こめかみに青筋が立ちそうだ。 ごめんてwww いや、ほんとにね、能天気で申し訳ない…… 記憶戻ったら殴っていい。 死ぬ夢の話出てくるとうっ……ってなる、ね…… (-43) 2023/03/01(Wed) 9:42:46 |
緑山 宗太朗は、メモを貼った。 (a11) 2023/03/01(Wed) 10:01:29 |
【人】 片連理 “椿”[自ら握手を求めておきながら、触れた手が己の知るものでないことに少し驚いた。 一瞬だけ、目を丸くして彼の手を見つめ、しかしその温かさに安堵を覚えて、両の掌で慈しむがごとくに包みこみ、琥珀の色をした目を見上げた。こんなに穏やかな光を湛えたひとであったか、記憶は定かではない。目の前にいる、かつてと同じ気配のする彼がそうであるのなら、過ぎしあの日もそうであったのだろう、と空白はそのままにして今を受け入れる。] ——あれから。 [その言葉には、ゆるく首を傾げた。 さて、これまでどうしていたのだか。別の誰かに、逢いに行ったような気がする。それももう、遠い日のことのように全てが色褪せて、靄がかっていた。] ええ、ええ。息災にしておりました。 [問われれば何か思い出すのかもしれないが、今はそれだけを口にする。 そうして、なぜ自分はここにいるのか、という、頭の中にぼんやりと反響する疑問とその答えをもう一度繰り返す。] 逢いたかったのです、貴方に。 (84) 2023/03/01(Wed) 10:08:44 |
【人】 片連理 “椿”[きっとなんの答えにもならないであろう言葉を嬉しげに転がしながら、椿は彼の手を引いた。] では、参りましょうか。 [どこへ? その答えを、椿は持っていない。ただ足の向くままに歩き出す。 彼には椿が導くように見えるだろうか? 向かう先にはいくつかの木造の建物。以前にも、そんな場所にいたような、そうではなかったような。いずれにせよ日は落ちたのだ、闇に飲まれるまえに灯りの下へと辿り着くのが良い。] (86) 2023/03/01(Wed) 10:09:48 |
【人】 緑山 美海さくさく、さくさくと。 そうして2人が向かうのは、皆が宿泊するであろうコテージから少し離れた。 森の奥の奥、人の気配のない静かな場所。 管理部屋からも遠いし何かと不便かもしれないけど。 久しぶりのお休みは2人きりで過ごしたかったから、予約する時にわざわざお願いしたんだ。 もうすぐ着く頃かな。でも、まだまだ時間はあるし散歩を続けたい気持ちもあるかも。 貴方と一緒なら何をしても楽しいし、お任せしようかな。* (87) 2023/03/01(Wed) 10:10:53 |
緑山 美海は、メモを貼った。 (a12) 2023/03/01(Wed) 10:20:46 |
【独】 緑山 美海ご挨拶を忘れていましたね。 お邪魔します、暫くの間よろしくお願いします。 るるる、です。 普段はマンション人狼で遊んでおります。 余裕がないので他ぺアとの交流はなし、次会える機会に恵まれた時は皆様とお話できれば嬉しく思います。 緑山美海と緑山宗太郎は継続PC。 結婚して一年経過した、といった状況です。 私の大好きなPCたちなので、再演できて幸せです。 (-44) 2023/03/01(Wed) 11:14:43 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2023/03/01(Wed) 11:48:43 |
【人】 武藤景虎[くっきーと二人なんだというのには、少なからずそわそわする感じはあった。 二人だけで話すことって今までなかったし、だけど、二人だけで話す約束はしたから。 “武藤って……実は色々、怖がり、だよね?“ そう言われた時はどうやって話逸らすかなと瞬時に考えたけど、即座に“忘れて“と付け加えられたのを引き留めたのは、普段のオレとしては考えられない行動ではあったから。 ただ、美術館に入る前の駐車場でする話でもなかったし、そのうち話すという約束として宅飲みでもするかと取り付けたのだけど。 くっきーも何か似たような悩みがあるんだろうなとは思ったからこその行動だったものの、今がそれを聞いていい空気なのかはわからなかった。] 明るくなったら川も見に行ってみるか。 近くにありそうだし。 [聞こえてくる川のせせらぎ>>80が外の静寂を強調しているみたいでも、暗くなっていく窓の外の景色に不安を覚えることもなく。 時折聞こえてくる野鳥の羽ばたくような音だったり、何かしらの生き物の気配や、夜が更けて明るくなるという当たり前の事実に、どこか安心するのは何故だろう。] (88) 2023/03/01(Wed) 12:05:15 |
【人】 武藤景虎え、もしかしてなんかこだわりあった? [ベッドは同じものだと思うんだけど、承諾の返事の後に一瞬複雑な顔をされたように見えた。>>83 なんでこっちにしたかは自分でもよくわからないが、なんか、その方が据わりが良いから……?とは。 くっきーにもそういうのがあるのかなと思ったものの、問いかけたところでなんでもないと返されそうな気がする。 やっぱ取り替えてと言われない限りは、この上なら自分の陣地ということで好きにしてもいいだろうと鞄の中身の確認ついでに部屋着を引っ張り出した。 早々に部屋着に着替えるような間柄でもなければ、まだ外に出ることもあると思うし、寝る前に着替えればいいかと寝間着として使っているスウェットは畳んで出しておいて。] (89) 2023/03/01(Wed) 12:06:58 |
【人】 武藤景虎なんでも?マジで?すげーな。 [そこにあるもので作る、みたいな芸当はかーちゃんという種類の生き物の固有スキルかと思っていた。 それは言い過ぎかもしれないが、数だけは多い周りの友達にもそこまで料理が得意な奴もいた覚えがないし、女子でもそこまで言い切れる子は少ないんじゃないか。] バーベキューは偶に参加するが。 でも夏場の昼間しかやったことないかも。 夜でも楽しそうだよな。 [天気も良いし、夜空を見ながら焚き火の音を聞くとか、なんて情緒より肉の方に意識は行ってしまいそうだけど、なんとなくテンションは上がる気がする。] (90) 2023/03/01(Wed) 12:07:38 |
【人】 武藤景虎オムライス?うん、食いたい。 [昼も食ったはずだけど、レストランのオムライスと家のオムライスは違うし。 それに食った記憶はあるが、実感として昼に食った感じがあまりないのもあって。] バーベキューは準備が大変だし、やるとしても明日以降?のがいいんじゃない。 [そもそも何泊するんだっけ、鍵渡された時に聞いた感じ、明日帰るってわけではなかったよなと確認して。] (91) 2023/03/01(Wed) 12:08:39 |
【人】 武藤景虎オムライスって卵何個くらい使うん? [告げられた個数に、なんか少なくない?と言ってから、どうしてそう思ったんだろうと首を傾げる。 こんな使うんだと思いそうな個数なんだけど。 作る分量が違うからだとして、そんなに大人数用のオムライスは作った覚えがない、そもそも一人前とて作ったことはない、はずだ。] 飯もう作る? 腹ごしらえに外出てもいいけど。 [料理作りはくっきーが主導になるのは確かとしても、手伝えることはありそう、というよりは、味見が手伝いで済ませてはくれなさそうという謎の予感だけあった。] (92) 2023/03/01(Wed) 12:10:09 |
【人】 武藤景虎くっきーって、か………、 家事もできてえらいな? [かーちゃんみたいだなという言葉を飲み込んだのは、男に対して言うことじゃない、というよりは、なんとなく言ったらまずいことみたいな気がして。 “かわいい“は殺し文句らしいので気になる女子以外には言ったらだめらしいのは覚えてるんだが。 かーちゃんって単語にもなんかあったっけ。 誰かに言うとしても、どういう状況?って感じだし。 出して困るのなんて、教師のこと間違えて呼ぶくらいしか困るシチュエーションないんじゃないかな、とは。]* (93) 2023/03/01(Wed) 12:10:53 |
【人】 天原 珠月ふーん。 まぁ雅空兄ぃよりは若いですからねぇ。 [子供扱いする言い方。>>55 昔からよくされて、昔はもっと激しく反発もしていた気がする。 思春期とか反抗期というやつだったのだろう。 幼馴染が専門学校に入ってから、店であの服を着始めてから。 自分は美容専門学校に入学して、秋のインターンシップに期末試験、最近は練習漬けに課題に頭を悩ませ――様々なタイミングでいくら家が隣とはいえ一緒に住んではいないのだから、顔はどうにか合わせられるくらいで接する時間が減ることはあった。 つまり、自分の春休みであるこの期間、幼馴染とがっつり過ごすのは久しぶりな感じもして……だからなのだろうか、こうして子供扱いされるとほっとするような気さえするのは。] はぁい。 [チラッと足下に視線を落としてから。 それにしても、よくあるキャンプ場らしい光景が目に飛び込んでくれば、なんとなく拍子抜けしてしまう。 周りを窺えない森の中の道が長かったからかもしれない。 トンネルを抜けた先は異世界でした展開を一寸妄想したのは内緒にしておこう。] (94) 2023/03/01(Wed) 12:20:23 |
【独】 一匹狼 “楓”/* ロールの字数ヤバになってごめんね椿さんって顔をしている いやなんか 向こうも結構書いてくるものだから つい…… 負担かけてないといいが (-47) 2023/03/01(Wed) 12:22:06 |
【人】 天原 珠月ああ、そっか、温泉もあるんだ。 [アウトドアワゴンをひとりで引きながらも、案の定幼馴染は難なく自分に追いついて来ていた。 鬱陶しそうにされたので一際強く服を引っ張ってやる。>>56 パッと手を離すと、説明にふんふんと頷いて。] キャンプ場に温泉って珍しい気がしない? コテージも立派そうなの多いし、まるで別荘地みたい。 [管理人のもとへ向かい、二家族分の家名で予約したコテージの鍵を受け取る幼馴染を見守る。 最後によろしくお願いしますと軽く頭を下げた。 レンタルってなにが出来るんだろうか。 気にはなるけれど、今は泊まるコテージへの興味の方が強く、手のひらに渡してもらった鍵を握りしめる。] ……。 [少し考えて、ひらりとアウトドアワゴンの後ろに回り、ささやかながら押す力を足すことにした。] (95) 2023/03/01(Wed) 12:22:07 |
【人】 天原 珠月[自分たちのコテージまでの距離はそれなりにあった。 まず視界に飛び込んでくるのは広々とした湖だ。 ざぁぁ、とふいに風が吹いて、穏やかな湖面がやさしく揺らされ、これから落ちてゆくばかりの太陽の光をきらきら反射する。 澄んだ水の匂い。 風が耳元を過ぎていく音。 少し眩しい。一瞬目の前が霞む。] あっ、うん。 [知らず知らず魅入られたかのように突っ立っていたらしく、幼馴染の促し>>57に我に返って肩を揺らす。 金髪をひるがえし慌てて後を追った。 コテージは湖のすぐそばに建っていた。 ある程度年季は入っているのか木に艶があり美しく、手すりなどの木材を交差させたデザインがシンプルながらオシャレで、管理の行き届いた清潔感とぬくもりのある外観をしている。 ガラス窓が広い作りのため室内からでも湖が見渡せるだろう。 2階は狭そうだけれど何の部屋なのかな、と考える。 焚き火スペースに寄ってみると、そろそろ気温も下がって来る時間だと無意識に腕をさすり、焼き場を発見すれば……お腹に手を当てようとしかけて自制した。] (96) 2023/03/01(Wed) 12:25:32 |
【人】 天原 珠月へっ!? [テラスに外から上がろうとしていたのがバレたか。 肩を掴まれ>>58、思わず素っ頓狂な声が漏れた。 先に行くなよって、どこへ、と口を尖らせたのはそっちが鍵を渡したんでしょうという意味であるが、向ける足を玄関へと変え、ガチャン、とコテージの鍵を開けた。 ドアノブを掴んで開く前になんとなく後ろは一度振り返った。 どんなワクワク顔してんのかなと思ったのだ。] わぁ、意外とひろーい! [ドアを開け、立ち止まって歓声を上げたら幼馴染が背中にぶつかりかけたので、ごめんごめんと横にずれる。 なんだかんだこれじゃ同時一番乗りかも。 隣を見上げ、目を細めてふふーっと笑う。まぁいっか。] まずあっちの窓開けてくるね。 2階のぼるときは教えて、私も一緒にいくー。 [まずはさっき幼馴染の指折り数えていた行動をこなすべく、てきぱきと動き出した。*] (97) 2023/03/01(Wed) 12:27:37 |
天原 珠月は、メモを貼った。 (a13) 2023/03/01(Wed) 12:33:38 |
【人】 緑山 宗太朗>>85「おっ、知ってた?」 花の名を聞けば、意外の気持ちを含めつつ褒めたんだとか。 日常でも一緒に散歩をする機会は幾らかあり。 その度になんとなく道端の草に目が行って、それで遊ぶ為に足を止める事が多い男だったりする。 「ツツジの花吸うと怒られるけど、こっちは怒られなかったんだよな」 「学校までの道が長い奴らとかは、摘んでおやつにしてたな〜。俺もよくやったし……」 いっぱいあるし、観賞用で生えている訳でもないし、タダで手に入るし。つくしを摘んで集めることの次くらいに、下校中の密かな楽しみだった。 懐かしいなと過去を思い出して目を細める。 「蝶々ってガラではね〜けどさ?」 似てる所……色?髪の色が派手な程度かなぁと自分の毛先をつまんだ。 提案に頷いて、そのままポケットに突っ込んだ当たり、この花は後に紙コップの花瓶に生けることになる様子。 さくさく、さくさく。土や草を踏む音は続く。 (98) 2023/03/01(Wed) 12:39:01 |
【人】 一匹狼 “楓”[手を握り返す彼女は驚いていた。 その末に両手で包み込んでくる、その仕草はまるで慈しむかのよう>>84] どうかしたか……? [彼は思わず問い返していた。 ただの握手にしては随分と感慨深げに思えたのだ。 そうして先の問いに答える彼女の反応を見て、もうひとつ、違和感を覚える。 今、彼女は疑問を覚えた風ではなかったか。 息災という言葉は定かか。 彼が思ったのはそのことだった。 手が握れるほどに近づいてみれば、彼女の髪が銀ではないことにも気付く。>>61 黒と白が混じったその髪だけなら老婆のそれにも見えようものが、顔立ちは幼女にも思えるほど。 それでいて彼女の体躯を、少なくとも彼は大人の女性と思っていた。判断材料は背丈ぐらいしかないのだが。かつての日々でも、彼女のことをずっと大人の女性と思って接していた] (100) 2023/03/01(Wed) 12:51:43 |
【人】 一匹狼 “楓”[逢いたかった。>>84 その実に嬉しそうな言葉に>>86、彼は思い返す。少し前の彼女の言葉を。 『きっと、お会いできると思っていましたの。』>>61 辺りの人影どころか記憶さえも朧げなこの場所で、彼女は何を信じていたというのか。 ……何か、知っているのだろうか] そうなら会いに来てくれりゃいいじゃねェか。 あいつに渡せば、あんたも見るかと思ってたぜ? [心がざわめくのを感じながら、彼は軽口で気を紛らす。 彼が言うのは、かつて彼女に出会ったときに別れ際に手渡したカードのことだ。彼の勤め先の名前と住所が記された、個人のものではないにしろ名刺のような代物。 それを彼が渡した相手は彼女本人ではなかったが──渡した相手は彼女と共に在る人なのではないか、となんとなく思ってのことだった] (101) 2023/03/01(Wed) 12:51:59 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[当時、彼が面と向かって追及することは無かったが、彼女と同室というもう一人が何か彼女に関わりのある存在なのではないかと感じてはいた。 彼女とは異なる存在、けれど関わりの深い存在……そんなふうに。 そして『あれは身内』との返答を受け、やはりそうらしい、と思うまでには至ったのだ。 その実情にまで想像は及ばずとも。 そして、その場であの気高き友と囁き交わした人狼同士の会話に、彼女が聞き耳を立てていようとは──彼女もまた“声の届く存在”であろうとは。 これもまた彼の想像の及ばぬことだった] (-50) 2023/03/01(Wed) 12:52:22 |
【人】 一匹狼 “楓”どこか行く宛あるのか? 椿。 [手を引かれるままに歩み始めながら、楽しげな彼女の後ろ姿へと声をかける。 行く宛なく散策というのも楽しかろうが、懐かしい人との再会を経ても、彼の内にはまだ『休みたい』という感覚は残っていた>>31] 行く宛無いなら、鍵がある。 あちこち建ってる小屋の鍵じゃねェか? ……どうやって手に入れたか覚えてねーけど。 [空いた片手で懐の鍵を取り出し、彼女に見せる。鍵には大きなキーホルダーがついて、そこに番号が刻印されている。 道行く先には番号の書いた背の高い立て札がいくつもあった。鍵の番号と立て札の番号を合わせれば、その先の小屋で鍵が使える可能性は高いだろう。 手に入れた過程を覚えていない鍵というのは実に怪しげなものではあるが、彼はなんとなく感じているのだ。ここに危険はないと。>>30 夢の中では奇妙な出来事に遭遇しても疑問を抱かないもの。彼のこの感覚は、そういったものに似ていると言えるだろう。これが本当に夢の中なのかは、また別の話であるが]** (102) 2023/03/01(Wed) 12:53:07 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[彼の認識の上では、この場に危険はない。 この場に危険がもしあるとしたら、それは ──自分自身。]** (-51) 2023/03/01(Wed) 12:53:28 |
【独】 一匹狼 “楓”/* ねむさんがグリュンネルの墓差分に脆弱性あるのは知ってるんですけど 秘話で送りつける差分が墓になりがちなのは内容が理由であって 脆弱性を狙い撃ちにしようという意図はありません 本当です 信じてください (-52) 2023/03/01(Wed) 12:56:59 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 文章量ヤバでまじごめんな 小説書いてる気分になってきました (そう言えるほどの文かはわからんが) もうちょっと軽いロール書くつもりはあったんだけどね…… (-53) 2023/03/01(Wed) 12:59:24 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 肩書「一匹狼」の村建て狼が本当に人狼設定なの、事前に知らない人以外で気付く人いるかな…… そこを楽しみにすることにした そして椿さんが「目標:15時」になってる ありがとうな 無理はせんといてね…… (-54) 2023/03/01(Wed) 13:11:57 |
【人】 緑山 美海>>98 お腹が周りが気になってきたので、一緒に散歩をする機会が増えつつある。 幸せ太りと言い訳しておこう、貴方の焼くパンが美味しすぎるのが悪いんだ。 「自然のおやつだね、楽しそう」 「私は学校まで電車通勤だったからな、おやつと言えば自販機のアイスくらい?」 でも、買い食いすると先生に怒られるんだよね、と苦笑した。 当たり前だけど育った過去は違う。だから、こういう違いを話しながら貴方のことを知る機会が好きなんだ。 ポケットに詰め込まれたお花を見ながら、紙コップに落書きでもしようかな。と考えたり。 似顔絵を描いたり、名前を書いたりすれば、手作りの花瓶の出来上がりだ。 まぁ、それも目的地に着いてからのお話。さくさくと、今は歩みを進めよう。 (103) 2023/03/01(Wed) 13:28:00 |
【人】 緑山 美海暫く歩いて、(>>99)視界に白くて大きなものが見えれば。 「ね、ね、宗太郎、あれじゃない?」 くいっくいっと繋いだ手を引っ張って、早く行こうと急かす。 今度は私が子供みたいにはしゃいで。 「お〜」と感嘆の声が被った。 「外はテントなのに、中はホテルみたいだね」 「過ごしやすそうだし、最高じゃん」 キャンプ初心者、雑誌や写真でしか見たことがないテントを見て瞳をきらきらと輝かせる。 この為に来た!といった感じだ。 ズボンのポケットからスマホを取り出せば、テントの写真を撮って。 『はい、ちーず』なんてスマホを向けて、貴方がポーズを取ってくれるなら写真が増えたみたい。* (104) 2023/03/01(Wed) 13:32:41 |
【独】 緑山 宗太朗/*出すか迷った宗太朗TIPS ・宗太朗は『2人です』とか『同じく緑山です』が聞きたいがためにチョットだけ受付でごたつく癖がある。 (-56) 2023/03/01(Wed) 13:34:53 |
【人】 鈴木 深江[生まれ故郷は海辺の村で、育ちもそこだ。 けれど大人になり長くは山で暮らしていた。 現在は都会の安アパートに住んでいるが、 山の近くでまた暮らすのも良いかと話し 良さそうな場所を探して小旅行を繰り返している。 今回もその最中。 山の麓へ遊びに来た延長で山へと入り その奥にキャンプ場があるのをたまたま見つけ、] このような所があったんか。 予約がないと駄目かの? [と、同居相手に目配せ、話をする。 行ってみるかと話はまとまり、管理小屋へと向かう道すがら、親切な誰かに話しかけられ>>0場所などを把握する。 別れ際、軽く会釈をして挨拶をした。*] (105) 2023/03/01(Wed) 14:15:32 |
鈴木 深江は、メモを貼った。 (a14) 2023/03/01(Wed) 14:22:26 |
【独】 一匹狼 “楓”/* ロールに書きたいことあったのに完全に忘れたのを思い出しました。 次……書くか…… めも:椿さんが知ってるのは楓の一面 (-59) 2023/03/01(Wed) 14:54:27 |
【人】 緑山 宗太朗話に「えぇ〜、いいな〜。」等と相槌を打ちながら。>>103 「アイスの自販機とか、栄えてる方まで行かないと無かったぜ。」 素直に羨んだ。隣の芝生は青く見える。電車で通えるってのがより羨ましく思える、元自転車通学の男。 自分の境遇と別の人の境遇を比べるのは興味深くて楽しくて、それが好きな人のまだ知らない話ならば、尚聞けるのが嬉しくて。 道中は都会あるあるとか、そんなふうな話を強請ったかも。 お礼は宗太朗選りすぐりの田舎あるあるだ。道中は自分の過去と貴女の過去の交換会が開かれたかもしれない。 ポケットに入れた花が、時折顔を出しては2人の話に聞き耳を立てていた。 (106) 2023/03/01(Wed) 15:00:31 |
【人】 緑山 宗太朗はしゃぐ声に(>>104) 「あれっす!」 と眼前を指さして答えた。びしっ。あれっ! 体は引かれるがままに。 声が被れば「あっ!美海が俺の真似した〜」って、それはそれは嬉しそうに絡んできたとか。 咄嗟に出た声が被るのって、仲がいい証拠って感じで、結構良いと思う。 キラキラした目とウキウキした顔を (連れて来れて良かった〜) なんて考えながら微笑ましげに眺めていて…… おっと写真の合図。はいっチーズでしっかりピースサインを向けた。 「写真タイム?次一緒に撮ろ〜ぜ」 せっかくだからとねだって、貴女の肩をさっきまで繋いでいた手で寄せて、スマホの画面に2人で写ろうとしたとか。* (107) 2023/03/01(Wed) 15:02:20 |
【人】 黒崎柚樹……そうだね。 水辺に行くのは明るくなってからの方が良いかも。 [道中に見た地図には湖があったし、コテージを示す印が湖畔に複数あるのが見てとれた。 随分と広大な敷地を擁しているようで、ぽつぽつとかなりのゆとりをもって建てられているらしいコテージはけっこうな森の奥にもあるようで。 遊ぼうと思えばいくらでも遊べそうな、素敵な空間。 アスリート的には、早朝のジョギングがいかにも気持ちよさそうだな、とも。 …………普通にデートで来たかったな。 心中ぼやいたところで、それを解決してくれる天使が現れてくれるはずもなく。] (108) 2023/03/01(Wed) 15:18:11 |
【人】 黒崎柚樹[とりあえず荷物の確認をと、私もベッド上に色々出してみた。 陸上部の合宿に持って行くのとほぼ同じ、Tシャツにジャージにパーカー……と使い込んだものばかり。 悲しいほどに凹凸がない、ほぼ真っ平らな己の胸には必要ないのではとすら思われるスポーツブラも何枚か。 まあそんなものだろうと思いつつ、] ベッドの左右にこだわりとか無いから、大丈夫。 [案外人の顔をよく見ている武藤に、己の表情の変化を見咎められたのを誤魔化すように、ぶっきらぼうに返しておいた。 失敗したなと思ったのは、料理が出来ることをさらりと告げてしまったこと。 あの美術館でそう告げた時には既に自分が女であることを告げた後だったし、もう諸々隠し立てするのは止めようと思ってからの事だった。 だから、今の武藤に言うことではなかったかもしれない。] あー……うち、母子家庭で。弟もいて。 母親が看護師で忙しいから、食事作り、やってる。 [だから家庭料理っぽいのしかできないけど、と早口で言い添えておいた。] (109) 2023/03/01(Wed) 15:20:23 |
【人】 黒崎柚樹[でもまさか、オムライス食べたいと言い出すとは思わなかった。武藤の中では、つい先刻食べたメニューじゃなかったのかな。 何か思い出したのかな……と、ほんの数瞬、武藤の顔を見つめてしまったけれど。] まあ……バーベキューするなら、下ごしらえはしたいかな。 下味つけたりとか。 [火を熾してただ肉焼いて塩かタレつけて食うでも充分美味しいだろうけど。 冷蔵庫の中には自分の好物のスペアリブまで入ってたから、焼くなら色々してみたい的なこだわりは、正直、あったりはするものだから。] そういえば、下の棚も見た? 酒もあったよ。 [誰の好みなんだろうね。チューハイとかビールとか。 キャンプには今ひとつそぐわない、カルーアミルクと日本酒の瓶まであったことには苦笑いするしかなかった。] (110) 2023/03/01(Wed) 15:21:58 |
【人】 黒崎柚樹[武藤がオムライス言い出したから、フライパンとボウルと……と調理器具の有無を確認し出した私に、「卵何個くらい?」なんて問いかけが飛んできて。] とりあえず1人2個。 [贅沢に1人3個使ってもいいけど、と続けた言葉に被せるように、「なんか少なくない?」と返されて、再び私は武藤の顔を見返してしまう。 うん、私、"あの時"は「とりあえず6個」って言ったよね。 3人分サイズのを一度に作ろうとしてたから。 なんなんだろう。これ。ちらちらと、"先の時間"の武藤が見える。 あの時も一緒に──というか私が半ば強制的に手伝わせて──オムライスを作った。一緒に食べて、その後、少しだけサシ飲みもした。 その少し後、武藤が現実に戻れることになって。 ────そして。] (111) 2023/03/01(Wed) 15:23:26 |
【人】 黒崎柚樹………………っ。 [私は。 私からは、何も言わない。 この状況は、天使か神かの気まぐれかもしれないけれど、武藤が望んだ状況なのかもしれなくて。 だったらと、私はとことん"武藤の今"に合わせていくつもりでいた。] いや……とりあえず米だけ研いどく。 米が炊けないと何も始まらないし。 [吸水させたりにいくらか時間がかかるし、少しだけ外に出てみる?と、慣れた手つきで3合分の米を研ぐ。 炊飯器にセットして、30分後に炊飯が始まるように設定しておいた。 外に出ると言っても川辺が暗かったりしたら危ないんだけど、キャンプ場なのだし、それなりに照明はついていたりするんだろうか。*] (112) 2023/03/01(Wed) 15:24:43 |
【人】 片連理 “椿” ええ。ですから、逢いに来たのです。 [椿はそれだけ、答えた。彼女自身にも、何が起こっているのかはよくわからない。願いがあり、それが叶ったという、それだけだ。 実のところ、楓から受け取ったカードは片割れが大事に持っていた。が、あのあとすぐに、片割れはもう椿については行けないほどに弱ってしまっていた。自分の目の届かないところに一人で行かせたくなかった彼は椿をどこにも行かせず自分の元に留め置いた。それで結局、カードは椿の手には渡らないままになった。だから、彼女がこの場所にたどり着いたのは、一種の奇跡のようなものなのかもしれない。 椿は楓の手を引いて、湖とは逆の方向へと歩いてゆく。特にあてがあるわけでもなかったが、点在する建物の方へと向かう。] (113) 2023/03/01(Wed) 15:31:48 |
【人】 片連理 “椿” 鍵、ですか? [歩きながら、楓が数字の刻まれた板のついた鍵を椿に見せた。椿はその鍵と、先にある建物とを見比べて、にこりと笑う。] よかった、歩き出してはみたものの、行くあてもなく困っていたのです。 [困っていた、というのはほとんど嘘であるが、あてがないのは本当だ。もしあの建物の中に入れないのであれば、どこか夜露を避けられる場所を探してそのままさすらうつもりだった。せっかく会えたというのに、夜の森で二人して獣にでも襲われてしまったら元も子もない。楓にとってみれば現実味のない奇妙な出来事ではあっただろうが、もうすでに長いこと夢の中に生きているような椿にしてみれば、このくらいのことは日常に起こりうることだ。だから、ことさら不思議がることもない。] (114) 2023/03/01(Wed) 15:32:33 |
【人】 片連理 “椿” ここですね? [先程見た鍵の番号と同じ番号の記された建物を見つけると、椿は楓から離れて小走りに建物に近づいていった。 三角屋根の質素な丸木小屋だが、家族連れが住むにも問題ないほどには大きい。二階建てで、屋根の高い位置に窓が見える。さらに屋根裏部屋があるかもしれない。右側は広いテラスになっていて、そこに小さな丸いテーブルと、椅子がいくつか並んでいるのが見える。 椿は入口の前の短い階段を上り、扉についた窓から中を覗き込んだ。中は広いリビングになっているようだが、ここからではまだよく見えない。窓に張り付いていた椿は楓を振り返り、早く開けてくださいまし、と言わんばかりに目を輝かせた。]** (115) 2023/03/01(Wed) 15:33:34 |
【人】 緑山 美海>>107 「真似してないよ、宗太郎が真似したんじゃん」 なんて子供っぽい馬鹿みたいなやり取りをして、くすくすと無邪気に笑う。 パシャリ、貴方の微笑んでる顔もしっかり撮れたようだ。 これも大切な思い出のひとつだね。 「宗太郎っていつもピースサインだよね」 「···え、私も一緒に?」 肩を抱き寄せられれば、傍に寄って。 貴方の真似をして控えめにピースマークを作れば、柔らかく微笑む。 「はい、ピース」 こういう写真が私のスマホのフォルダにたくさんある、どれも私のお気に入りなんだ。 写真はあまり得意じゃなかったけど、貴方と一緒に写るのは好きだよ。 (116) 2023/03/01(Wed) 16:30:24 |
【人】 緑山 美海ぱしゃぱしゃと、充分に写真撮影が終われば。 中のソファの座り心地を確かめたり、冷蔵庫を開けてみたり、またテントの外装を眺めに外に行ったり。 きらきらとした瞳は、さらに輝きを増していき。 「旅行の時に宿につくとわくわくするけどさ、今日は特別だね」 「テントの中ってこうなってるんだ、素敵」 大満足なお嫁さんはにこにこな笑みを浮かべる。 「宗太郎はキャンプとかよくしてたんだっけ、まずは荷物整理から始めた方がいいかな?」* (117) 2023/03/01(Wed) 16:31:35 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[現実としか思えない夢を、あのときも見たのだ。 命に迫る危機を銀の弾丸で乗り越えたその夜に。 彼の望まぬ出来事全てを詰め込んだ地獄。 現実と見紛うほどの臨場感。 夢の中での死とともに現実で目覚めたとき、彼はもう、ヒトではなかった。 あれを見せたのは魂を蝕む呪いであったのか、それとも蝕まれ壊れゆく魂の悲鳴であったのか。>>60 一度夢見た“現実”が、彼の脳裏から消えることはなかった] (-62) 2023/03/01(Wed) 16:54:41 |
【人】 一匹狼 “楓”[落ち着いた足取りで階段を上がり、入口の扉に鍵を差し込む。 鍵は無事回り、解錠できた。扉を開けると中に照明を見つけ、ひとつひとつ灯して歩きながら内部を見て回る。 一階はリビングとキッチン、二階は寝室で、二階の片隅には屋根裏への梯子があった。 ……そして] あ……。 [呟きとともに、彼は(3)1d3つあるベッドの脇に歩み寄った。 そこには彼が“いつもの旅”で持ち歩く簡素な手荷物があったのだ。 記憶こそ朧げだが、一度ここへ来て荷物を置いたようだ。ならばこの小屋を借りる契約をしてから来たのだろう。彼はそのように判断した]* (121) 2023/03/01(Wed) 16:55:53 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[しかしながら、小屋には寝泊まりした痕跡が無い。 ということは、ここに着いて間もないということ。 “旅の目的”は未だ果たされていない。 飢餓感が無いのは、今日が新月だからに過ぎない。 明日以降、月が満ちるにつれてきっと飢えが高まっていく。 牙を向ける気のない“仲間”にまで出会ってしまったのだ。>>70 明日朝以降感じるであろう飢えは早めにどうにかせねばなるまいと思えば、彼の表情は自然と沈んだ]** (-64) 2023/03/01(Wed) 16:56:25 |
【人】 武藤景虎[人の荷物をジロジロ見るつもりもないけど、くっきーもベッドの上に服を並べて確認しているところが視界に入って>>109、体育会系の合宿みたいな服が多いな、とは。 まあ、山だしキャンプだから動きやすい格好のが良いのかも。 並べられた服の中に半端な丈のランニングみたいなのも視界の端に入ったが、畳んであるだけなのだろうと特に気には留めなかった。] そうなんだ? 部活忙しいだろうに、家帰ったら飯も作ってるのはすごいな。 弟いるのはなんかわかる気がするわ。 [孝行息子というやつだろうか。 だからしっかりしてんのかな。 くっきーの料理ができる理由を聞いて>>109納得する。 家庭料理っぽいものができた方が実用的だからいいんじゃない?と、早口で付け足された謙遜めいた言葉に返して。 今みたいな時とか役に立つんだし。 オレと似たようなスキルしかない相手と一緒だったらこんなとこまで来てカップ麺とか食う羽目になったかもしれんし、オレとしてはありがたい話だ。] (122) 2023/03/01(Wed) 17:05:55 |
【人】 武藤景虎[とはいえ、味見だけ手伝うはさすがに、何食か作ることになるなら申し訳ないし、手伝えそうと根拠なく思ったのがオムライスだった。 その割に、米を炊かなければいけないことも失念していたのだが。>>112 勝手に炊けてるわけないのにな。 なぜかそんな気でいた。 なんとなく米に味つけたり、炒めたり、卵焼いたりするところしかイメージになくてって言ったらどんだけ料理知らないんだと呆れられるかもしれない。] 下味をつける……。料理っぽい。 [ただ焼けばいいと思ってたバーベキューについても、こだわりがあるみたいで。>>110 きっとその方が美味いんだろうし、そういう準備もしてからのが良さそうだなと頷いた。] (123) 2023/03/01(Wed) 17:06:21 |
【人】 武藤景虎酒あった?ちゃんと見てなかった。 じゃあ酒盛りできるな! [それは嬉しい知らせだなと思わずテンションは上がってしまう。 バーベキューならビールがやっぱ合うんだろうけど、甘い酒があるのは嬉しいな。 くっきーはすごい飲むんだっけ。 図らずもサシ飲みする機会がこんな早く来るとは思わなかったけど、普通に飲むだけにはなるのかもしれない。 で、すっかり忘れてた米は炊かないと食えない件。 くっきーが手慣れた様子で米を研ぐのを眺めて、吸水が必要とかいうのも、時間かかるものなんだなってことは把握したので。 外に出てみるのには同意した。>>112] (124) 2023/03/01(Wed) 17:07:22 |
【人】 武藤景虎結構広そうだから見て周るだけでも面白そうだしな。 [川やら湖は明るくなってから行くってことで>>108、時間はいっぱいあるみたいだし。 そう思ってから、明日からもずっと二人なんだろうかと疑問が出てくる。 どっかで皆と合流すんのかな、とぼんやり思っていたものの、もし合流しなかったら四六時中二人でいることになるんだが? くっきーは元々研究室の懇親会にも顔を出してなかったし、他人と長い時間一緒にいて気疲れしたりしないだろうか。] くっきーが走れそうなコースがあるか見とくのもいいかもな。 [走りに行けばストレスも発散できるだろうし、と思って。 ただ、走るなら明るいうちがいいだろうから、それも明日になってからにしとこう、とは。 夜は夜で星とかも見えるんだろうし、散策するのには良さそうだとベッドから腰を上げる。] (125) 2023/03/01(Wed) 17:08:16 |
【人】 武藤景虎あ、でも危ないから一人で出るのはやめとこうな。 [どうしてそう思ったんだろう、ただのキャンプ場なのに。 いや、夜とかは視界が悪いし、迷ったりしたら困るからと付け加える。 照明がなかったり少ないとこがあるようなら、スマホのライトがあれば大丈夫じゃね?とスマホを取り出して。] これだけでもかなり明るいし。 あ、くっきーのスマホ壊れかけなんだっけ。 [カメラやメール機能はやばくても、ライト機能くらいは生きてんのかな。 オレのがあれば別行動しなければ大丈夫か、とは。] (126) 2023/03/01(Wed) 17:09:07 |
【人】 武藤景虎[コテージの外に再び出ると、まだ真っ暗ってほどではなさそうだったろうか。 いくらか星は瞬き始めてはいるから、歩いてるうちにはもっと見えるようになりそうだ。] なんか暗いと思ったら、今日って月見えない日なんだ。 [ぐる、と空を仰いで見渡してみる。 時間的に見えないってわけじゃなさそうだし。 少し濃くなりつつある薄暗闇の中、木々のざわめきと室内よりは少し大きく聞こえる川の音以外は、静寂に近い山の中に足を踏み出して。] こんだけ静かだと大声出したくなるな。 [いや、出さないよ? 他のコテージの灯りも遠目にちらほら見えるし。] 暗いし足元危ないから、手でも繋いでく? [そう言って手を差し出してみたけど、くっきーは多分断るだろうな。]* (127) 2023/03/01(Wed) 17:11:06 |
【独】 一匹狼 “楓”/* エピ入り前に物語が〆られそうなら やりたいことがあるな…… 〆られなくともやるか エピ入り前に絶対表に落としたいやつがある (-65) 2023/03/01(Wed) 17:25:06 |
【独】 片連理 “椿”コテージ(案)適宜修正して 外観 煉瓦色の三角屋根、二階建てで屋根のかなり高い位置に窓がある。建物のちょうど中央に玄関の扉があり、玄関に向かって右側がウッドデッキになっていて、デッキから階段があり直接外に出られる。玄関に上がる4、5段の階段。(床下が高め?に取られているタイプの)建物の周りにも樹々が茂っており、玄関前は開けているものの奥の方はやや鬱蒼としている。玄関前にベンチスペース、そこからウッドデッキに繋がっている。 内装 玄関を入るとすぐ右手側(デッキ側)がリビング。玄関に背を向ける(デッキに向かう)形でL字型にソファがあり、ローテーブルが置かれている。正面にはカウンターキッチン。カウンターの左側から奥に入れる。中は右側(カウンターの奥)がキッチン、左側に中丸程度のダイニングテーブル。カウンターの手前、キッチン入り口の左側に洗面所、バスルーム、玄関側にトイレ。 2F 左側はホール、右側寝室、階段はそのまま屋根裏へ 大体こんなイメージ、修正かけつつ。 (-67) 2023/03/01(Wed) 17:45:13 |
【人】 緑山 宗太朗子供っぽい振る舞いの貴女に >>116 「真似してないですぅ〜」 と更に子供っぽいのを返した男。 堂々巡りになる可能性も秘めている言葉だ、男はこういうじゃれ合いも好きだった。 「いいじゃん!咄嗟に出しやすいし、定番がやっぱ1番じゃん?」 2人で移る時、次はチョキの形を横にして、目の横らへんに配置。同じピースだけど、ちょっとだけ工夫したそう。 フォルダの中身にちょっとした変化を加えられるかもしれない。 お嫁さんと揃えた方がいいかな?と通常のピースサインverも追加されたとか。 「いいんだぜ〜俺が小顔ポーズとかやってあげても?」 顎にVの字にした指をちょっと食い込ませるやつだ。どっちにしろ手はチョキの形。相当ビクトリーサインが好きなのかも。 撮影会の記録の中に1枚だけ小顔(?)になった男もいるかもしれない。 (128) 2023/03/01(Wed) 17:52:06 |
【人】 緑山 宗太朗撮影会>>117 が終われば、色々と確かめて回っている様子のお嫁さんを眺めて、ソファに腰かけた。 (ホテルっぽいってのは言えてるかもな) 電子機器の類は……持ち込んだ物か、吊り下げ電気と電子レンジぐらいか。 木の葉の掠れる音に耳をすませば、少しだけ前の記憶も呼び覚まされるようで。 今でも鮮明に克明に思い出せる。あの場所も木々が生い茂って、ここより静かな場所だった。 最初は思い出す度……悲しいだとか、悔しいだとかの気持ちの強かったように思う。 しかし時が経つにつれ、負の感情は徐々に薄れて行った。だからって良い思い出とは、手放しには言えないけれど。 それでも、大事な思い出。隣で一緒に笑ってくれる人と、出会うきっかけとなった出来事だから。 飾られたコップの中の花を見て、ほんのりと慈愛を纏わせて微笑んだ。 新緑はあっちの方が記憶に残ってるけど、野花はこっちの方が綺麗だな。 (129) 2023/03/01(Wed) 17:54:33 |
【人】 緑山 宗太朗「 え? 」 物思いに耽ってたのを取りやめて、そちらへ顔を向けた。 「そうっすね〜。俺もこんなんに泊まるのは、あんま経験ないし……」 きょろっと周りを見渡した。 「なんか、より非日常って感じ?……気に入ってくれた?」 満足気な顔を顔を見て尚、感想を求めた。言葉でもちょっと聞いてみたかったから。 疑問には、 「そうっすねぇ……準備は早ければ早い程、明日楽できるぜ。」 「着火剤とかは貰ってこないとかなー」 との返答を腕組付きで返して、腕を伸ばしてソファの上でうむむと伸びている。* (130) 2023/03/01(Wed) 17:56:39 |
【人】 黒崎柚樹[「すごい」 >>122 とか、「えらい」>>93 とか。 武藤という男は相当にストレートに人を褒めてくるのだと、私はよくよく知っている。 恋人同士になってから(いや、その少し前からも)向けられた「かわいい」の数を第三者に告げたら100%絶句されるだろうくらいには、言いまくられている。 でも、「か……」というか、微妙に「かー……」と伸ばされた風な言葉には、目を眇めることにはなったかな。 女と知られてからの事だけど、一度ならず二度までも、武藤からは"かーちゃんっぽい"呼ばわりされている。 世話焼きだとかのプラスの評価を含めての言葉だろうけど、かーちゃん呼びされて喜ぶ女は(男も!)そうそう転がってはいないからね?] "かー"……、何? [問うたところで言い淀んだそのままな感じに否定されるのだろうけど。] (131) 2023/03/01(Wed) 18:19:29 |
【人】 黒崎柚樹それだけ解ってれば充分じゃない? 料理しない人は、工程を想像するのも難しいと思うし。 [どこか申し訳なさそうに料理の手順のイメージが沸かないと言ってきた武藤には、 でも武藤、お正月に玉子焼き焼いたよ? 一緒にね。 ちらりとそんな事を思ったものの、おくびには出さず。] ちょっとした下準備で美味しくなるしね。 美味しくなるなら自分も一緒に食べる人も嬉しいものでしょ。 [別に、武藤に美味しいもの食べさせたいと思ってるわけじゃない。 思ってるけど。 内心の思いと表出する思いがずっと分離しているようなこの状況、そろそろ熱でも出してもおかしくない気もしてくるけれど、あいにくなまじな事では体調を崩さない程度には強靱なので。] (132) 2023/03/01(Wed) 18:19:58 |
【人】 田中 天美[土をざっざと鳴らしながら二人、踏み均された山道を歩く。 隣を歩く連れと似た山歩きの軽装に、いつもの狐面。 旅の足取りは緩やかに、山の景色を楽しんでいる。 街の日々に飽いた訳ではない。>>105 雨には泥にまみれる道を舗装し、天災にも耐え得る住居を連ねる。 人が歴史を積み重ねて追い求めた、良い生活の恩恵も受けてきたし、 山に籠もっていては終ぞ得られない刺激が街には溢れかえっていた。 それでも。心地よい湿気に満ちた山の匂いを大きく吸う。 まあ、街の暮らしも続いたからそろそろ山に戻ってもよいか、と。 互いに人や土地に縛られるものもない身軽さで、お眼鏡にかなう場所を探す旅を繰り返している最中だった] んあ? 地図に載っとったか、こんなとこ。 でも面白そうだの。飛び込みでも行けんか? [行き先だけ決めて食事や泊まりは都度都度探す、 もとい行き当たりばったりな旅ではあったが、山近くは調べていた筈。 二人してうっかり見落としたか、情報が古かったか。 ただ疑問が過ぎるのもいっときだけ、声色はあっさり関心に上向いた] (133) 2023/03/01(Wed) 18:20:25 |
【人】 黒崎柚樹[酒の存在に素直に喜んでいる武藤の笑顔は、長く見知ったものだったからこちらも微笑んでしまったし、] さすがにこの場所で一升瓶空けるほど飲まないけどね。 [と、しれっと告げるくらいの余裕はあった。] そうだね。 走れるところあると、嬉し……、 ………………。 なんで、走りたがると思った……? [だって、今の武藤が知っている私は、"仲良くなりかけの、陸上やってるクールガイ"程度のものでしょう? 息が詰まると走りたくなったり、大学でのトレーニングの他、家の周囲を早朝や夜に走っていることは、今の武藤はまだ知らないだろうことなのに。] (134) 2023/03/01(Wed) 18:20:36 |
【人】 田中 天美[ひとまず向かうと決めたところで、さてどう進むが正解か。 ざっくり見渡し、あっちじゃないかと当てずっぽうに歩を進めかけた時、 道行きに人懐こい声がかかる。 場所の案内はまさに渡りに船で、危うく無駄足を踏むところだったと感謝を述べれば、今度こそ管理小屋へと向かいながら] そういや、金残っとったか? [指に挟んだ葉を一枚、ひらりひらりと揺らして問う。 それを連れの懐にねじ込むか、ぽいと放り投げるかは返答次第だ]* (135) 2023/03/01(Wed) 18:21:24 |
【人】 黒崎柚樹[ 武藤は、忘れてしまっているだけで。 半年分の時が、消えてしまったわけじゃない……? それは希望的観測に過ぎないこと。 でもそう思わせる言葉の欠片が、会話を交わす度、光る砂粒のようにキラキラと私のところに降ってくるようで。 でもそのキラキラが、自分には眩しすぎて。] ────……それは過保護に過ぎるよ。 [ほら、また。 武藤は"危ないから一人で出ない"とか、しないだろうに。 身長も体格もほぼ変わらない自分が(なんなら腕力はともかく脚力は絶対に負けない自信はある)なんで危ないと思うのか。 方向感覚は動物並だから、初めて歩く街で迷うとか、自分はしたこともない。 ────でも。] (136) 2023/03/01(Wed) 18:21:54 |
【人】 黒崎柚樹あー…………スマホ……。 [なんとなく想像はついていた。 美術館事故後の10月にめでたく買い換えたはずのスマホ。 ポケットから取り出してみれば、以前に使っていた数世代前のポンコツに戻っていた。] ライト機能は死んでるね……。 [メッセージを送ろうとすればエラーで大量送信される。写真も撮れない。 それでもメールやLINEの受信やブラウザは立ち上がるからと騙し騙し使っていた傷だらけのスマホが手の中で淡い光を放っていた。 そうなると、確かに一人行動は"危ない"のかもしれないけれど。] …………新月? [確かにこの季節、夕方あたりから月が見えていたかな。そのあたりの記憶は曖昧だ。] (137) 2023/03/01(Wed) 18:22:32 |
【人】 黒崎柚樹……武藤はどれだけ大声出したいの……。 [最初はトンネルの中、だっけ。あと美術館の入り口で、館内だと大声出せないから発散したいとか何とか。静かでも大声出したくなるとか、どんだけなんだろう。 若干の呆れ顔で眺めるも、本気で叫ぶつもりはないのは解ってた。 その呆れ顔が継続したのは、王子様よろしく、"手でも繋いでく?"なんて手のひらを向けられたからで。] ────……いらない。 [ばーか。 そういう風な繋ぎ方なんて、おふざけでもない限り、最近はしてないよ。 当たり前みたいに、歩調が同じ私たち、歩きながら手を繋ぐのが常だったのに。 出された手を、パシンとはたくように叩いたら、武藤はどんな顔、するのかな。*] (138) 2023/03/01(Wed) 18:23:15 |
田中 天美は、メモを貼った。 (a15) 2023/03/01(Wed) 18:27:04 |
大学生 寿 達也は、メモを貼った。 (a16) 2023/03/01(Wed) 18:37:17 |
【人】 天原 珠月[このコテージにはちゃんとキッチンまであり、外でのバーベキュー以外にも食事には困らなさそうで一安心。 材料面というより幼馴染が使える設備という意味で。 キッチンを探りたくなる気持ちを抑え、その奥の窓へ。 カーテンとガラス窓を開けるとほんのり涼しさを増した風が頬をかすめて部屋の中へと入っていった。 森の方は木々の影が長く伸び、複雑に交差している。 深い森の恐ろしさというよりは森のざわめきに癒やされる心持ちの方が強いが、迷子になりやすいかもな、とは思った。 ふと思い出す記憶がある。>>54 幼い頃にまだ見知らぬ土地をひとり彷徨っていたとき。 全部が嫌で、全部が怖く見えて、近づいてきた大人たちからも逃げ、びーびー泣くしかできなかったとき。 『だいじょうぶだよ』と言ってくれた声。 見上げた顔。表情。一緒に進んでは止まる足音。 あの頃から自分より大きかった手。] ……。 [あの時って幼馴染は、雅空は幾つだったんだっけな。] (139) 2023/03/01(Wed) 19:09:07 |
【人】 天原 珠月……いやいや、この年で迷子はしないから。 [なに思い出してんだか、と自分に突っ込む。 ええーそんなの記憶にないし。私幾つだったと思ってんの、といつだったか幼馴染に抗議した覚えがある。 実はめちゃくちゃ思い出せるとか、あの後数年は懐きに懐いていつも後ろをひっついて回る勢いだったとか、保育園じゃなくて小学校に着いてく!と母親を困らせたとか、お兄ちゃんと呼んでた時期があるとか……覚えてないったら覚えてない。 最後は中学に上がるまでの話だから無理がある嘘だが。] 昔のこと思い出すって、年かなぁ。 雅空兄ぃのじじくささが移ったかな……。 [なんて呟いた。*] (140) 2023/03/01(Wed) 19:09:20 |
【人】 片連理 “椿”——お腹が空きましたわね? [寝室の入口で、椿が声をあげた。 白いマントはリビングで脱いできた。 今の彼女は、袖も裾も長いクラシカルな黒のワンピース姿である。 楓が振り返ったなら、彼女は両手を後ろ手に組んだ姿勢で、ゆるりと首を傾けた。背中まである長い髪が、垂直を保とうと僅かに揺れる。化粧気のない地味な相貌の彼女であったが、唇だけがまるで紅を差したかのように赤くつやめいていた。] 何か、作りましょうか。 冷蔵庫にもちゃんと食材がありましたのよ。 使って良いのよね、きっと。 何かリクエストはあるかしら? [微笑みのかたちに保たれたままの唇で、彼女はそう続けた。“空腹“の語は、彼女にとって文字通りの意味でしかない。]** (141) 2023/03/01(Wed) 19:10:31 |
【独】 片連理 “椿”物件探しに全力をかけすぎた感があります フック入れておかないと進みづらいかなと思ったけど もしかして土曜開始48hならそんなに慌てなくて良い? でもゆっくり探り期間入れたいからフックは早めが良いかな…… (-74) 2023/03/01(Wed) 19:28:55 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也 やーどんな事されるん? [甘いやり取りは何処までも甘く。 煽るように愉しみ。唇で挟まれる舌とともに、鼻息を零して彼の舌が絡まるのを感じて体温は高まった。髪を引いていた指は頬に寄り添い。艶めいた瞳で 『んっ』と感じた声を零し。] …はぁ…ん 楽しみたいけど 我慢やなぁ。 [前日は我慢しなあかんよな。と掌に頬を擦り付かせて。 やから、今こうしておこうか。なんてちゅっと音をたて、唇で指を鳴らし、彼がスマートフォンに手を伸ばすのなら、こっちの手を頂戴。とばかり。その指で遊ぶだろう。 レンタルサイトで果たして何を予約したのか。>>42 何にしろ、楽しみにしてくれるのは嬉しいことで>>41 唇は嬉しげに楽し気に彼の指を咥えて奉仕に励もうか*] (-75) 2023/03/01(Wed) 19:36:39 |
【人】 大学生 要 薫[楽し気な彼が用意したカメラは何を撮るのか。 泊まる為のコテージがあるのだが、彼の荷物は>>43想像よりも多く。何に使うんやろうと含みを込めた流し目は、其れを黙認した。彼が楽しい事は自分も楽しい事やろ。やってなあ。とここでの休日を楽しみにして。 大きな荷物を軽々と運ぶ姿に。 ほーと声を漏らして>>44] やー力持ちやん。 後で、僕も運んでよ。 [なあ、お願い。と笑いかけ。 そのまま自分もコテージの中に入っただろう。簡易的なキッチンとゆっくりできそうなお風呂場に、リビングもある。寝室も用意されている中をぐるっと見回して。 立派やね。と小さく言葉を漏らし。 そのまま荷物を寝室へ置きにいこうか] ** (142) 2023/03/01(Wed) 19:37:22 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也[――寝室にて。 置いた荷物から蚊取り線香を取り出して、火を付ければ壁にとかけ。彼の方を振り向いて、笑みを浮かべたまま。指先でだぼっとした服の襟口を引っ張った。] なあ、脱いでええ? [元々服を着るのは好きじゃない。 けど彼と付き合いだしてから、彼以外に肌を見せる気にもなれなくて、彼と二人っきりになれる場所以外であえて露出することはなかった。あの時、彼との一夜を過ごさなければ知らなかった感情が其処にはある。けど、ここなら二人っきり。コテージは一つ一つが遠く、周りに人の姿はなかった。 ちらりと覗く白い肌。 その肌にはまだ赤い花の痕が残り。 ――もう少し引っ張れば、小さな胸飾りが見えそうな。 そんな位置で彼に問いかけるように首をこてんと傾げていた*] (-76) 2023/03/01(Wed) 19:38:29 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”──ッ!? [思考を読まれたかのような声がけに、 楓の体はびくりと強張った。>>141 “空腹”。そんなのはヒトであっても起こす事象である。 ヒトだけでなく、当然、楓にも。 魂がいかに傷つこうとも、基本の肉体がヒトである以上、ヒトとしての食事は当然必要なのだ。 時にその肉体がヒトでない形をとることがあろうとも] (-78) 2023/03/01(Wed) 19:43:01 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[気を取り直して恐る恐る視線を向けてみれば、彼女の色と思っていた白はそこに無い。 代わりに黒に身を包んだ彼女がそこにいて、その唇のいろに目を奪われた。 幼女のような顔立ちに思え、華やかさもない彼女であったけれど、つやめく赤からどうしても視線が逸らせないのは──何を思ってのことだったのか] (-79) 2023/03/01(Wed) 19:43:20 |
【人】 一匹狼 “楓”[不意打ちで声をかけられて、彼は暫し硬直していた] ……いきなり驚かせんなよ。 使っていいんだと思うぜ。 リクエストは……、…… [リクエスト。そう言われて浮かぶ料理の種類はひとつしかなかったのだが、何となく言いづらくて一瞬視線を逸らす。] ……肉料理。 何か手伝うよ、黙って待ってるのも暇だし。 [結局正直に告げたが、幅広すぎるリクエストである。細かいところは彼女に任せるつもりなのだろう。 手伝いを申し出て彼女へと歩み寄る。拒まれでもしなければ共にキッチンへ向かい、約束通りに手伝うだろう。巧拙はともかくそれなりに手慣れてはいるはずだ、彼も日頃は自炊だから]** (143) 2023/03/01(Wed) 19:43:40 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 料理のリクエストを「肉料理」とかアバウトすぎるんだよな 肉は元々好きだと思う 肉体労働だし(肉体労働か?) 鍛冶師……銃特化だけど一応鍛冶師 (-80) 2023/03/01(Wed) 19:45:01 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 赤い唇から目を逸らせなかったのは ・血の色を連想した ・艶かしく見えた だとは思ってるんだけど 楓くんあまりその ヒトらしい下半身事情してないから……(言い方) 後者のほうはあんまり理解できてないと思う (-81) 2023/03/01(Wed) 19:48:26 |
【人】 緑山 美海「勿論、気に入ったに決まってんじゃん」 「ありがと、宗太郎」 言葉でも足りないならハグもしちゃおうかな、ぎゅってね。 「着火材か、暗くなる前に色々と済ませなきゃダメだよね」 「キャンプの夜は冷えるっていうし」 そして来た道を戻ろうと、管理室の方へと歩を進めた。 やはり道のりは長くて少々不便だが、たまにはこういうのんびりした時間も悪くない。 必要なものを揃えれば日が暮れるまでに焚き火でも始めようかな。* (146) 2023/03/01(Wed) 20:07:13 |
【人】 鈴木 深江[情報が古かった、はあるかもしれない>>133。 何せ数年なんて自分たちにとってはただの誤差だ。最新の情報を仕入れて行動する事に、慣れていないというわけでもないが、違っても良いかという緩い思考が存在するのは確かだ。 良い情報だと乗り気な様子に緩く笑む。 二人して礼を言い、小屋へ向かう途中>>135。 それを見ると念のため懐から長財布を取り出して中を確かめる。そこにたっぷり入っているのはきちんと仕事をして稼いだ金だ。 ぺらぺらと数枚数え、ん。と頷きまた懐へとしまう。 ぽんぽんと懐を手で叩いた。] これだけあったら大丈夫かろ。 その葉っぱは別んことにでも使うか? [そう笑うと、悩むかポイと捨てるか。 どちらにしろからからと笑う。] (147) 2023/03/01(Wed) 20:15:36 |
【人】 鈴木 深江それにしても、楽しみだの。 設備の整ったキャンプ場とは。 温泉もあるらしい。 のんびりできそうだなぁ。 [ゆったり草を踏みながら山道を行く。 さわりと軽い音と感触が足の裏に心地良かった。] (148) 2023/03/01(Wed) 20:15:51 |
【人】 鈴木 深江[管理小屋に立ち寄るとそこに居る管理人がすぐに手続きをしてくれる。鍵を受け取り、コテージの場所と軽い説明を聞きまた礼を言った。] ありがとう。 丁寧に使わせてもらうとします。 [天美からも何かあったろうか。 そうして教えてもらったコテージへと二人で向かう。] (149) 2023/03/01(Wed) 20:16:22 |
【人】 月島 雅空[こういう引っ張るなといって素直に離さない>>95ところ、生意気盛り>>94だった頃の面影がしっかりと残ってることに、呆れるよりもほっとするのが正直なところだ。 専門学校に通い終え店で働きだし、珠月もまた自分の道を進むように美容師学校に通いだしてから、一緒に過ごす時間が減っていったからだろう。 それに昔と比べても随分と垢ぬけて美しく育ったとは思えるのに、早々変わるものでもないんだろう。と肩の力が抜けた。 おかげで今も好奇心のままに扉も開けずにテラススペースへ>>97いこうとするのも行こうとするのも、ほとんど流れ作業のように行い、体の向きを修正するように扉へと向けさせて] ん?どした? [良い環境のキャンプ場。中も当然期待する楽しみと、妹を見守る安堵する心地と、そんな表情を覗かれながらも振り返りこちらを見る珠月へと、軽く首をかしげる。 といっても、そんなに大きな意味はないだろう。気まぐれだし、で自分の中で片付けて] おー、広々としていいな。二人でつかうには十分過ぎるぐらいだ。 [珠月の声に呼び込まれるように自分も身を乗り出して、ぶつかりかけながらも横にずれたので、近くのスイッチを押して電気をつける。明るくなってより全貌が明らかになる。 先程のテラススペースに繋がる掃き出し窓からすぐにリビングのようだ。 板間のリビングの中央だけ和風の作りにされこたつが置かれている。 少し奥にはキッチンも見えて、二階に続く階段も横にはあった。] (151) 2023/03/01(Wed) 20:26:43 |
【人】 月島 雅空 じゃ、リビングのほう頼むな。あと風呂場のほうで電気がつくかとか水や湯が流れるかの確認もよろしく。 俺はキッチンのほういくから、もってきたものいくつか冷蔵庫に入れたりもしたいしな。 [入り口近くに置いておけばいい荷物もあれば、持ち込んだ食材いくつかある。 ついでに用意されているという食材も確認しておこう。などと決めて、キッチン近くのカーテンも窓をあけ、機材や食材のチェックをしはじめる。 もし動いていないものがあれば管理人に連絡が必要なためだ。] (152) 2023/03/01(Wed) 20:27:04 |
【人】 月島 雅空[湖を見た時>>96に普段よりぼうっとしているように思えたがのは、やはり疲れているのだろうかと思ったがその後のテキパキと動き出す珠月を見ていればそうでもないように思いつつ] まぁ…無駄になることはないだろ。 [荷物から取り出したのはルイボスティーに、砂糖、白ワイン、レモン汁を加え、桃と一緒に煮るという、ルイボスティーシロップの入ったタッパー。 家で途中までしてきて、残りは工程はこちらですればいい。ここでするつもりでもってきたものだ。そして区分けさせた一緒に煮た桃とを冷蔵庫にいれておく。 今日の晩御飯か、風呂上りのデザートになるだろう。] (153) 2023/03/01(Wed) 20:27:26 |
【人】 月島 雅空[幼いころから一緒にいたおかげで、からかう人間が自分の周りにはいた。自分だけじゃなくておそらく珠月>>52に周りにもだろう おかげで自分は、異性と触れ合うには気恥ずかしさや照れから遠のく年頃となっても慣れのせいで平然としていた。 そんな単純なからかいなら別だが「気を回しすぎじゃないか?」と少し突っ込んだことをいわれた時は閉口した。確かに今回のことやバイクで足変わりになったり、と巡った思考で閉口して] …兄離れや妹離れが嫌っていうつもりはないんだがなぁ。 [嘆息しそうになって寸でとめる。 趣味のこともあってじじくさいとまた言われそうだしな。] (154) 2023/03/01(Wed) 20:29:42 |
【人】 月島 雅空 終わったかー? [だいたいのチェックを終えたところで声をかける。 窓を開けていったことで風通しもよくなり、心地よい涼しさが部屋の中に広がっている。 一階には他にどんな部屋があったかは後で確認するとして、珠月のほうでも異常などなかったか確認を終えれば] んじゃ、いってみるか?二階。 外から見たらそんな広くないとは思うんだが、そういう場所って秘密基地みたいでわくわくするよな。 [と好奇心たっぷりに笑っていう成人男性。 あいにくと気遣わない相手には子供っぽいとこが出てしまうのは仕方ないのであった*] (155) 2023/03/01(Wed) 20:29:57 |
月島 雅空は、メモを貼った。 (a17) 2023/03/01(Wed) 20:30:36 |
【人】 武藤景虎[かーちゃんっぽいと言いかけたのは途中で飲み込んだものの、ジト目で聞き返されて>>131言葉を詰まらせる。 “か“って言ったから“かわいい“と言おうとしたと思われたなら、言われたくないらしいのでわかるんだけど。 “かー“……何?ってわざわざ伸ばして聞き返してくるのは、言いかけたことがわかってそうな感じなんだが。 今までもそんなこと言われたことあるのかな。 ついそう思ったとはいえ、くっきーの王子様的イメージとは合わない言葉な気はする。] あー、いや、良い、よめ……、いや、だんな……?になりそう的なことを言おうとしたんだけどね? [かーちゃんという単語は出さなかったが完全に墓穴な発言だとは思う。 こういう時に良い言い換えって何だろう、嫁さん?ってパッと頭に浮かんだけど、かわいい以上に男に言うことじゃないと今度こそキレられるかもしれないと思って。 褒めてるんだが?とは言っても、かわいいですら機嫌を損ねた覚えがあるから通じない気がする。] (156) 2023/03/01(Wed) 20:47:29 |
【人】 武藤景虎邪魔しない程度には手伝えるようにはするわ。 教える方が手間かもしれんが。 [充分だというフォロー>>132をしてもらったのはありがたいものの、米を炊かずに卵だけ焼いてもオムライスにはならないことはわかるので。 見てて覚えられるものでもなさそうだし、くっきーはその辺教えるのがうまそうだから、こき使ってくれていいよ、とは。] そりゃまあ、出来るだけ美味いもの食いたいのはあるかな。 [そのちょっとした下準備がまず何をすればいいか謎だから、飯に関しては頼りっぱなしになりそうなのは避けられなさそうだ。 せっかくだからくっきーも美味いもの食いたいのはあるだろうし、お互いかなり量を食うのは知ってるので。] (157) 2023/03/01(Wed) 20:47:51 |
【人】 武藤景虎別に一升瓶開けても構わないが?>>134 [残してもあれだし、オレも飲みはするけど、と笑って返しつつ。 走りたいだろうからと振った話に不思議そうに聞き返されて、なんでだっけ、と思う。] や、走ると元気でるのかと思って……? [あとなんか食べても元気になる気はする、と言ったら、食いしん坊キャラみたいなイメージを勝手に持ってるみたいで嫌がられるかな。 オレはくっきーを何だと思ってるんだろうとは自分でもよくわからなくなってきた。 基本的に見たままの印象以外は深く察せられない自覚はあるので、どうにもくっきーの印象に乖離がある気がする。] (158) 2023/03/01(Wed) 20:48:25 |
【人】 武藤景虎過保護っつーか、一人で出て行かれて戻って来なかったらオレが困るので。>>136 [探しに出てすれ違いになってもあれだし、この山の中探し回るのは厳しそうだ。 成人男性が夜一人で出歩いたとこでとは確かに思うのかもしれないけど、とは反論も言いたくなるのはわかりつつ。] そうそう、スマホ壊れてたら連絡も取れないし。>>137 [もっともな理由がついたところで、おかしなことを言ったわけではないことに少し安心した。] 普段そんな空見ないから月齢とか覚えてないが、そうみたいだな。 [新月?とくっきーが返すのに、月の見当たらない空を眺めながら答える。 今の時期の星座って何があるのかよく知らないな、冬ならまだわかる、くらい。] (159) 2023/03/01(Wed) 20:48:57 |
【人】 緑山 宗太朗>>144 「してませ〜ん」「俺の方が先でしたぁ〜」 確かめようのない張合いが続く。 じゃれ合いに乗ってくれる事に喜びと、ほんのちょっとの擽ったさを感じながら、「認めろよ〜ぅ」と体を近づけてみたりした。 >>145 ふわりと笑ったのを見て小首を傾げた。俺、変な顔でもしてたかなぁ……と、呑気に思っているらしかった。ただいま。 あんなこともあったなとノスタルジーに浸ってたのを抜け出した今は、目の前のお嫁さんの事しか考えてないみたいだ。 何時だって今の嫁さんが1番綺麗で可愛くて、自慢のお嫁さん。 釣り合うように自分なりに頑張るから、これからも末永くよろしく。 (160) 2023/03/01(Wed) 20:49:24 |
【人】 武藤景虎えっ……、 [やべ、なんか怒らせたのかもしらん。 断られるだろうとは思ったものの、地味にショックなんだが? この後どれくらいかの長い時間一緒に過ごすわけで、印象悪くしてもよくないのはわかっているので。] あっ、これも気になる女子にしかやらん方がいいやつだった? [悪かったな、とはなるべく軽い口調で言ったつもりだ。] 水辺の方は避けて、走れそうなコース探すか。 [払われてない方の手でスマホを持つと、ライトで前方の足元を照らして。 他のコテージってどんなんがあるんだろうな、と遠目に見える建物を見ると、外観からして自分たちの泊まっているところより大きなものも多そうだった。 まあ、ちゃんとしてはいるけど、割とこぢんまりしてるもんな。 代金を払った覚えないんだが、研究室持ちなんだろうか。 だとしたらある程度安めのとこでも仕方ないのかも。] (162) 2023/03/01(Wed) 20:50:39 |
【人】 緑山 宗太朗>>146 勿論、と同意が帰ってくれば 「やりぃ〜!」 と完成をあげた。嬉しかったみたい。 「でもさでもさぁ、これって絶対さ?美海と一緒に決めたから最高なんじゃね?」 「じゃ、俺も美海にありがとうって言わなきゃじゃん!ありがと!」 等々言いつつ。 ありがとうの気持ちは言葉だけでは収まらなかったらしい。 はみ出た思いが行動に……ハグとなって出てきた。手を広げて、腕の中に収めようと。 出来たなら親愛の印か、軽く背中を叩いてから解放するらしい。 「表にキャリアーあったし、重いもん運んでもなんとかなるかな〜」 「夜と言えば…… そう!焚き火だぜ! 」元気なおバカは手を叩いた。それそれ!と言わんばかりに。 管理室へ一緒になって赴いてお手伝い。火の扱いについてのハウツーの伝授を受けて、ついでに荷物整理なんかもしたら、日はすぐにとっぷり暮れるだろう。 暗くなる前にせかせかと木を組む男の姿は、テントからそれほど離れていない、程よい場所にあるらしい。* (163) 2023/03/01(Wed) 20:50:56 |
【人】 武藤景虎ある程度直線距離あった方がいいもんなの? [そんなことを聞きつつ歩いている間、下げてる方の手が軽くぶつかると、なんとなく違和感を覚える。 なんかこう、収まりが悪い感じ?というか。 常に付けてる装飾品をつけ忘れた時みたいな。 それとは別に、似たような違和感はここに来てからずっとある気がするけどなんなんだろう。 もしかしたらその後は微妙な距離を開けられたりでぶつかるようなことはなかったかもしれないけど、謎の違和感は拭えそうになかった。]* (164) 2023/03/01(Wed) 20:51:20 |
【人】 天原 珠月[やっぱり幼馴染はキッチンが気になる様子。 そういえば色々持ってきてそうだったなぁ。 予想通りというわけで、キッチンを素通りした>>139のは正解だったと頼まれたリビングの窓を一通り開けていく。 さすがにちょっと寒い気もするが少しは我慢である。] こたつ入りたい〜。 [こっそり寄り道して手を突っ込んでみる。 まぁ当たり前だけれどスイッチが入っていないため中はひんやり冷たく、子供っぽく眉を下げてしまう。 風呂場へ突入すると幼馴染の言っていたチェック項目に加え、備品にしっかりドライヤーがあるのを確認する。 しっかり使い付けのシャンプーや化粧品は持参していたが、コテージにもセンスの良いアメニティグッズが準備されていた。 幼馴染はこういうのは持ってきていないと決めつけていたが、自分のものを貸してやる必要はなくなったわけだ。 ……良い香りの選んできたし、せっかくだから旅行の間くらい分けてあげないこともないけれど。] (166) 2023/03/01(Wed) 21:19:51 |
【人】 天原 珠月[そしていよいよ2階である。 屋根裏部屋は永遠の憧れであり、そのためにアルプスの少女になりたいと願う時代があったくらいなのだ。 幼馴染も部屋を誕生日にねだられた時には驚いたはず。] 階段は意外と急だね。 [さすがに一軒家のようには広くないから仕方ない。 今日はパンツスタイルなので、遠慮なく先を登らせてもらうと、上に着いてから手を差し出した。] ……天窓だ。見て、ほらっ! [干し草で出来てはいないちゃんとしたベッドが二つ並び、間のテーブルには小さなランプが置かれていて。 寝転がるとちょうど夜空が見上げられる位置に窓がある。 片方のベッドに駆け寄り手をつくと窓から空を仰いだ。 夕暮れの気配のする空に薄い雲、悠々と鳥が飛んでいく。] 夜は静かそう。森の中だもん。 [いつもの家とは全然違う環境に来たのを実感する。] (168) 2023/03/01(Wed) 21:37:57 |
【人】 天原 珠月ふぅ、さすがに少しは疲れたかなー。 [そのまま大きく伸びをする。 屋根裏部屋だけあって下の部屋より大分狭く、ベッドだけで精一杯な空間でもあり、必然的にそれぞれの距離は近い。 上にやっていた視線を下ろすと幼馴染が、いる。 数秒の間さえ開けず、子供のように笑う。 さっきの幼馴染につられたみたいに。] ……ベッドの間越えて蹴ってきたら枕投げるからね? [多分蹴られなくても投げる。確定事項の笑みだった。*] (169) 2023/03/01(Wed) 21:38:02 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗>>163 貴方の腕に中に飛び込んで、ぎゅっと抱き締めて。 「ふふっ、2人でありがとって言ったら意味なくない?」 「···でも、ありがとうの気持ちは”ここ”にどうぞ?」 とんとん、唇を指で叩いて、親愛の印をくださいな。 (-82) 2023/03/01(Wed) 21:42:16 |
【人】 緑山 美海「焚き火でやるマシュマロとか憧れる。···とか呑気なことを言ってる場合じゃないよね」 焚き火はキャンプの生命線などと言われるものだ。 私だけならいいけど、隣にいる人に寒い思いをさせる訳にはいかない。 気合いをいれて準備のお手伝いを進めただろう。 「荷物の整理とか諸々は終わったよ。···そっちはどう?着火できそう?」 テントから少し離れた場所にペットボトルを片手に向かう、これは貴方への差し入れのスポーツドリンク。 火が上手くついたら自分も手袋をつけて、小さな薪を入れるのを手伝うつもり。* (171) 2023/03/01(Wed) 21:43:35 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫[二つ年上の先輩は、こんな風に彼に乱されている年下の恋人を篭絡して遊ぶのだ。 キスだけで熱い息を吐いて、残念そうに言いながらも自分の言葉を聞き入れてくれたのかと思えば、また煽ってくる] ここではダメ、ですよ? [誰がくるかわからない場所なのに睦み合ったことはないとは言わない。 けれど、自分の指を煽るように遊ぶ彼を止める手段を自分は持たず、結局は彼の白い胸元に赤い華の痕をつけることになってしまったのだけど*] (-83) 2023/03/01(Wed) 21:55:36 |
【人】 大学生 寿 達也早くコテージに入らないと、虫に刺されてしまいますよ? [要の綺麗な肌に自分以外の存在が痕を残すことは許さない。 早く安全地帯に彼を置いておきたくてハラハラしてしまう。 そんなことは考えていないような彼はおおらかに荷物を運ぶ自分を呑気に見ている>>142 それならば、と大急ぎで荷物をコテージに投げ込むと、彼の元まで大股で戻り] ほら、お姫様? 大人しくしていてくださいね。 [足場があまりいいとは言えない自然の中。それなりに整備されているとはいえ、人工物で覆われた場所とは違って、足先でも引っかけたら大事な人を投げ出してしまうかもしれない。 それだけは絶対にできなくて、先ほどまでは早く、と焦るばかりだったけれど優先順位が逆転した今、彼をゆっくり丁寧に運ぶことだけを意識する] (172) 2023/03/01(Wed) 21:56:06 |
【人】 大学生 寿 達也結構いい感じですよね。 [荷物を運びこむついでに見るだけだった部屋の中を、要を床に下ろしながら見回して感想を述べる。 キャンプというから不便さを覚悟していたというのに、一か月くらいいても不自由なさそうだ。 彼がそのまま荷物を置きに寝室にいってしまったのをあえて見送り、自分の方の大がかりな荷物はいったん壁際に置いておく。 そして、カメラなど貴重品とすぐに使うような日用品を持って自分も寝室に荷物を置きにいった*] (173) 2023/03/01(Wed) 21:56:21 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月― 別世界の話 ― [大地が裂け、霧で覆われた地上。 そこで生まれた文明は破壊され、住めなくなった人類は空へとその居住区域を移したのは何世紀も前のこと。 浮遊する大地に住まうものにとって、霧の濃い大地で祖先が暮らしていたといっても既にピンとこないだろう。衰退し、新たに発展した文明と、その生活に適応するように進化した人類にとって、過去の文献でしる地上の文明は、既に御伽噺のようなものなのだ。 大地と大地は空という障害物に隔絶され、他所との交流が緩やかで疎かになった世界。 島単位で物事を解決していくように社会は作られ、喫緊の危険もなければ、大きな変化もなく、一つ隣の遠い島さえみることなく一生を終える人がいても珍しくはないだろう。 少なくともこの島ではそうであった。 だから島で生き、島で死ぬ。それが大多数の考えである中。その島に生まれたアスルという男は外界という空に憧れをもっていた。] (-84) 2023/03/01(Wed) 21:56:48 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫[寝室にいくと彼は蚊取り線香を点けていて。その手際と用意の良さに感心してしまった。 最近は無臭タイプの防虫剤が多かったけれど、除虫菊の独特な香りは嫌いではなくて、どこか懐かしい。 上がっていく煙がまるで布をしゅるしゅると引っ張っているかのようで悪くないと思いながら見ていれば、彼らしい言葉にくすっと笑った] もちろん、いいですよ。 [ただし、違う覚悟をしてもらうだろうけれど。 肌に布をまとわせることを嫌う要は、以前までは所かまわず時間構わず服を脱いでしまう傾向があった。それがまだ彼への感情を確定させる前の自分を悩ませて困らせていて。 でも今は、彼は自分の前でしか肌を見せないでいてくれるようになって。 それは恋人の独占欲を尊重してくれているのか、それとも彼が独占されたがってくれているのかはわからない。どちらにしろ、恋人を【縛りたいほど】愛している自分には助かることでしかないのだけれど] (-85) 2023/03/01(Wed) 21:56:55 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫 あ……ここ、痕ついちゃってますね。 [彼の服を自分から脱がしていって。そこに彼の密やかな胸の飾りの横に見えた痕に目を細める。 それは数日前の二人の情事の名残り。 ちゃんとキャンプまでには消えるだろうと思っていたのに、残念だ。 まあ、これくらいだったら、光の具合で飛んでしまうだろうけれど。 ちらっと周囲を見回せば、おあつらえ向きなように白い壁紙に白いカーテンだ。シーツも白い。 ここまで白がそろうのは珍しいかもしれない。このコテージを管理している会社は清潔感を重視しているのだろうか。まるで病院のようにも思えて。 しかし、そこに要がいると状況が変わる。 彼が脱ごうとしたのは上半身だけだったかもしれないが、彼を白い世界に押し倒し、そしてそのままズボンのホックにも手をかける] (-86) 2023/03/01(Wed) 21:57:30 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[そんな彼が、何の因果かこの島の守り手ともいえる不思議な力を持つもの、通称巫女と呼ばれるものの守り人に選ばれたのは、なんとも皮肉なことだろう。 皮肉だろうがなんだろうが、自身の特性が守り人としての資質に添っていたのだ。 その任を断りはしなかった。外界に憧れをもっているからといって、家族も幼馴染たちといった友人がいる故郷の島が嫌いだというわけではなかったからだ。 それに資質があろうがなかろうが、巫女と相性が悪ければ別の者を任命するともいわれていたので気楽に考えてもいた。 そして初めて、守り人候補として、次代の巫女と対面を果たしたのだが、年齢に似合わぬ生真面目な雰囲気と、年齢相応の寂しげな雰囲気が気に入らなかったのだ。 もっというならば不安というよりも、イラっとしたという直情的なものだっただろう。 最初は畏まったように名前をいってみたものだが、次にはやめた。] (-87) 2023/03/01(Wed) 21:57:51 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫 さて、最初の撮影会といきますか。 [そう言いながら、笑顔で持ってきていた一眼レフのカメラのレンズを彼に向けた*] (-88) 2023/03/01(Wed) 21:58:33 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月なぁ。チビちゃん。 あんたは巫女様として傅かれたいか?それとも――― [周囲の大人なたちのことなんて無視して、目の前で肩に手を置き、視線の高さを合わせるようにしゃがみこんで、深い紫色の瞳を群青の瞳がじっと見つめて] 一人のペルラという少女として接せられたいか? [不器用に優しく問いかけた。 それが守り人のアスルが15歳。次代の巫女のペルラが10歳の出会いであった*] (-89) 2023/03/01(Wed) 21:59:04 |
【独】 一匹狼 “楓”/* ログ読みのしやすさのためだけに別ブラウザでフィルタ整備した……。 いちいちオンオフするの大変だからね 書き込みは全体見える側で…… (挟まりたくない病患者) (-90) 2023/03/01(Wed) 22:01:49 |
【人】 黒崎柚樹よ、め…………? [よめ、とか、だんな、とか。 >>156 料理が出来るというスキルは往々にして伴侶に求められるあれそれだから、例えとして解らないでもないけれど。 でも先に"嫁"って単語が出てきたあたり、記憶が戻りかけてるのかな……なんて儚い希望が沸いてしまう。 そんな訳ない、って、打ち消すみたいに否定して。] こんなごついのに対して"嫁"とか、ないでしょ……。 [自分で言ってて胸の奥がツキリと痛むんだから世話が無い。 怒ってはいないよという口調にはしたつもりだし、"褒めてるんだが?"と続けられた言葉には、解ってるよという風に片手を上げた。 でもそのもやもやをぶつけるように武藤の手をはたき落としてしまったのは……申し訳ないと、思ってるよ。] (174) 2023/03/01(Wed) 22:12:52 |
【人】 黒崎柚樹[その後も、ぽろぽろと溢れ続ける、私の良く知る武藤の、片鱗。 今の武藤は知らないはずのことが、ぽろぽろ、キラキラ、と。] 確かに、叫びたいような気持ちになる時は走るけど。 ……御存知の通りよく食べるしね。 食べるのもストレス解消の一つではあるかも。 [心の動揺を表に出すまいとすると、どうしてもぶっきらぼう気味になってしまう。 武藤に"クールガイ"と思われ続けていたくらいには、常の自分はそれほど笑わないし、そうなると目つきが悪い自覚も十二分にあるし、あんまり印象良くないよね、と、解ってはいるんだけど。 ────……そう、か。 今の武藤も、 "くっきーは笑ってるとかわいい、と思うぞ" と言ってくれた武藤であることには、変わりないんだ。 唐突にすとんと腑に落ちたものの、落ちただけで、今は上手く笑える自信もない……はずだった、のだけど。] (175) 2023/03/01(Wed) 22:13:22 |
【人】 黒崎柚樹や……、こっちこそ、ごめん。 叩くつもり、なかった。 [なんか、すごく嫌だと思ってしまったんだ。 武藤のことだから、きっと女子にはしないだろう、この仕草。 大事な人にするでもない、いかにも仲良しの友人相手にする風な。何の特別感もない、無邪気に差し出された手。 そんなのは要らない、って、思ってしまった。] ううん、そんなこと、ない。 ["気になる女子にしかやらん方がいいやつ"では、なくて。 むしろ気になる女子にはしてほしくないやつ、というか。 いや、現状、自分は武藤にとっての"女子"ではないのだし。 武藤にとっての自分は、男。 何度も何度も言い聞かせ。] (177) 2023/03/01(Wed) 22:14:42 |
【人】 黒崎柚樹ちょっと驚いただけ。 ────ごめん。 [いくらか重くなった空気を変えられる話術なんて、あいにく持ち合わせていない。 気にしていないよと言外に伝えるように、武藤が普段通りに話しかけてくれることに感謝して。 ぽつぽつ話をしながら歩いていたら、つい、いつもの距離感になってしまっていたようだった。] んー……そうだね、直線あったらダッシュできるし……、 …………っと、ごめん。 [細い輪が1つ足りてないだけで、なんだかすうすうする風に感じていた左手がうっかり武藤の右手に触れてしまい、ひくりと肩を跳ねさせる。 ごめんちょっと近かった、と並ぶ距離を一歩横にずらし、パーカーのポケットに両手をねじ込んだ。] (178) 2023/03/01(Wed) 22:15:05 |
【人】 黒崎柚樹[いくらかの沈黙を流しつつ、歩みだけは止めずに────多分、迷ったら困るしと何度も曲がったりはしなかったとは思うのだけど、気付けば目の前に湖が広がっていた。 辿り着いた一画にはウッドデッキが整備され、本数は少ないものの淡い光を放つ街灯と、その下にはベンチがいくつか並んでいた。] へえ……きれいだね。 [昼の光が無ければ湖の透明度などは解らないけれど、きっと昼には格別に美しいに違いない。 林間の小道、ずっと木で覆われていた空が一気に開ければ、それだけで開放感は格別なもので、私はデッキへと、一歩踏み出し、そのまま湖畔のそう長くはない手すり沿い、端まで小走りで駆けてみた。 なんか、あれだな。武藤と行ったテーマパーク、こんな場所で追いかけっこ、したな。 そんなことを思い出し。 少しだけ思った。 忘れているのが武藤の側で良かった、と。 私は忘れたくないよ。 ずっと覚えていたいよ。 あれが私一人の夢だったのかもしれなくても。**] (179) 2023/03/01(Wed) 22:15:53 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也[蚊取り線香って風情あるやろ。なんて そんな事を気にする癖に、指先は自らの衣類を取り攫いたがった。彼が困る顏を見るのも好きだ。けど、本当に困らせたい訳じゃない。それに困る顏とは違う顏の方がもっと好きだ。人前で肌を見せなくなった理由を聞かれたらきっと自分ははぐらかす。年下の恋人を篭絡して遊ぶのが好きだから。 好きだから、という感情を見せるのは少しばかり照れが生じてしまう。 元々は、ふらりのらりくらりと過ごしていた自分だけど、【縛られる】のも良いのだと。心地よいのだと彼とすることで初めて知った。縛る程に愛しているという行動のその愛おしさも] ……ん。そうやね。 可愛い蚊に吸われてもうたみたい。 [僕の肌に痕を残すのを許しているのは1人だけ。 脱がされた上着の下、白い肌に浮かぶ一輪の花痕に対する残念そうな顔に、僕は嬉しいで。と細やかな一言を差し込もう。これから彼が【何】をするのかは知らないが、何をするにしても彼のものだという証があるのは、見えるのは嬉しいのだけど。 白い壁紙に、白いカーテン。 そして白のシーツ。肌の白い自分が其処に座れば、溶け込むようで。上半身を脱いだまま、ベッドの上に座ろうとして、足を止めたのは、彼がズボンのホックにも手をかけたため。] (-92) 2023/03/01(Wed) 22:34:57 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也… 寿? [どないしたん。なんてきっと愚問だ。 笑顔で彼が一眼レフのカメラを此方にむけるのだから。ふふっと笑い返して、そのまま役者のようにベッドの上に乗れば床には、下着とズボンが散らかるだろう。まっさらの生まれたままの姿になって両手両足をついて、中心へと移動した。 その際少しばかり腰を揺らめかせて] (-93) 2023/03/01(Wed) 22:40:02 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也ふーん?やったら …まずはどんな風に撮ってくれるん? [どんなポーズがええん。と中央で座り、小首傾げ。 隠すように、恥じらうフリをして薄い白色の上布団で下肢の中心を少し隠せば、甘く艶めく視線で、黒色の黒子を見えかくれさせて、彼の前で誘惑する悪い年上の恋人になろう。 ちらっと覗く陰茎はまだ硬さを持たず。 髪と同じ色の茂みは薄めゆえに隠しきれぬのを見せるように膝を立てて、座ろうか。三角座りだけど肝心なところは、薄い布団で隠して。 煽るのは、少しばかり挑発的な顏で。 奥、一番奥に隠された花の蕾は彼に抱かれた痕が残りながらも、丁寧なケアを忘れたことがなく薄い色を保っているか *] (-94) 2023/03/01(Wed) 22:40:43 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「意味無くない!俺いつも美海にありがとって言いたいし〜」 伝えたいから伝える!の精神を地で行っている。言葉でも伝えるし、このとおり行動でも伝える。 ぎゅっと感謝を抱きしめ返す腕に込めて、そちらを見ると、 とんとんと場所を示す、"印"の催促。 「 ……もうキス、してもいいの? 」それを見て、口元にはにかみを浮かべた。 「美海も"ありがとう"が欲しいんじゃんか?」 「じゃあ意味無くないね!俺も美海のありがとういっぱい欲しいし?」 「美海の欲張りさん、おねだり上手」 愛情と貴女への親しみを込めて送った、からかう様な言葉達。唇の端は小さく上がっていて、声音はさっきのじゃれ合いの応酬に少しのとろみがついたもの。 とろりとしたじゃれ合いの言葉の最後に 「へへ……はい、ありがとうのちゅー」 感謝の言葉をもう一度告げてから。 お望みのもの、親愛を込めた "印" を、軽く唇へ落とした。 (-95) 2023/03/01(Wed) 22:57:16 |
【人】 緑山 宗太朗「焼きマシュマロ食いてぇ」と呟きながら積み上げる木。組み上がりは順調だ。内側に燃えやすいの、外側に長く燃えるの。 声をかけられれば、>>171 振り返ってOKサインを出した。ちょうど着火する所だ。 「できそう!見てく?」 と観覧を勧める様な声を掛けてから、着火具を手に取った。 ファイヤスターターを擦って、バチッと出た火種を解した麻の繊維へ。 火種を包んでふっと息を吹きかけること数回で、見る間に燃え上がる。 出来てほやほやの小さな炎を「 あつつ!!! 」と耐火手袋の上でぽんぽん踊らせながらも燃えやすい木の枝ばかりの所へ突っ込んだ。「あとはこいつを育てるだけ!」 「……お!ちょうど喉乾いてたぜ!あざ〜っす」 とスポドリを受け取って、飲み物を飲みつつ火の育成を始めた。 手伝ってくれるならと自分は少々後ろへ下がっただろう。貴女が薪を入れやすいように。 必要があれば、たまに指導の声が飛ぶとか。* (182) 2023/03/01(Wed) 22:58:15 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫[あの最初の時……。思いがけない展開で彼とホテルで会ったあの時は、どのような思いで彼を撮影していたんだっけ。 あんな状況下ではあったが、あの時の方がまだ冷静さがあったような気がする。 それはまだ彼を手に入れてなかったから。 わかっていて妖艶なポーズで肢体をさらけ出す恋人に、喉が思わず鳴ってしまった。 あれから何度も体は重ねたし、彼の身体の知らない場所なんてなくなるくらいに知り尽くしたはずなのに、飽きることがなく執着ばかりが増していく。 まるでAV女優のように可愛らしくわざとらしく。 淫猥でいてあざとくて。彼は肝心な部分を見せずにただ自分を煽ってくる。 それをわかっていて、自分の方も余裕のふりをしてみせる。 姫の騎士は冷静さが命だから。 ええかっこしいであるだけかもしれないけれど、みっともなく崩れ落ちるところなんて見せられない。 白い肌に対照的な黒いホクロ。金箔をはったかのように輝く切れ長の瞳がじっと自分を見つめる] (-96) 2023/03/01(Wed) 23:16:12 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫そうですね……。 じゃあ、最初は後ろから。 [そう言いながらも自分を試すように前から見つめる彼にシャッターを切った。 ポーズを変えていく様すらも見逃せないと何度もアングルを変えて映して写して。 背中を向けさせて、彼からこちらは見えなくなる。 後ろから撮ったのは胸の痕を意識したわけではない。背中から尻のラインが特に好きなだけ。 シャッターの音だけが静かなコテージの寝室に響き渡る。 そして、自分だけが彼を見ているということを年上で自分を支配しがちな恋人に教えこみたいだけ] (-97) 2023/03/01(Wed) 23:16:46 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫 要さん、膝ついてお尻突き出してもらっていい? [いわゆる女豹のポーズというやつだろうか。今度はこちらを、と片手で操作できる小さなデジカメに持ち変える。 そのまま彼が後ろを振り返ってしまう前に手を伸ばして、その白い肌に優しく触れた] ああ、やっぱりどこも綺麗だ。 でも……随分と熟れたなあ…… [うっとりと熱っぽい声を漏らして、要の身体に触れていく。 彼が自分のいう通りにポーズを取ろうとしてくれていても、これでは彼は邪魔されているようなもので。 横から要の顔を覗き込むように写真を撮り続け、片手は傍若無人に要の身体を撫でまわす] (-98) 2023/03/01(Wed) 23:17:11 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫 あ、少し勃起してる? [熱く濡れた声で要の耳元で囁きながら、先ほどまで無反応だった箇所をきゅっと、カメラを持っていない方の手で優しく握りしめた。 見えない位置だし彼に下半身は触れさせていないから要はきっと気づかないだろう。 今日のためにセルフお預けをしていたから、これだけのことで、彼の何倍も興奮しているなんて教えらない。コテージの中なのにさらにテントを張っている存在について彼に教えるのはもう少しあとがいいだろう*] (-99) 2023/03/01(Wed) 23:20:40 |
【人】 月島 雅空 お疲れ。ってそういうのも置いてあったんだ。じゃあ使わせてもらうか。 [珠月からアメニティグッズ>>167と聞いて少し驚くようにいう。 あれがあるとないとで風呂へ入るめんどうくささが変わるんだよなぁ。などと内心では思うズボラな人。 妹分が美容師学校に。そして彼女の母が美容師であるためか、多少の知識を気遣いはしているのだ……とはあくまで当人談である。] あ、あとこれも大事だな。 [ぽちっと着けた。備え付けの虫よけマット。暖かくなってきた春であり、森林の中のコテージだからこれは必須だ。 夜には冷え込むだろうから少ししたら窓はしめないとな。とありつつ、二階へと向かう] (183) 2023/03/01(Wed) 23:35:42 |
【人】 月島 雅空[ちなみに珠月がスカートだろうがなんだろうが雅空は登りも降りも下にいるのである。 今回も狭い階段を先に登った珠月に続くように登っていく。] やっぱり狭いからかね? [子供ならら四つん這いになって登ったほうがはやそうな急な階段を登りつつ最後は差し出された手を取った。 柔らかい手だ、だがその指の関節部分などは硬く、見ていないところで努力している彼女の成果に目を細める] ん?お…!まさかこうなってるとはな。 [どうやら二階は寝室だけで、それ以上の用途はないとばかりの狭い部屋だ。 並んでいるベッドが二つ。間にはローテーブルとテーブルランプだけというスペースではあったが何より目を惹いたのは天窓のほうだ。] (184) 2023/03/01(Wed) 23:36:38 |
【人】 月島 雅空[そういえば昔、珠月の誕生日にと求められて困らされた記憶があったなぁ。などと思いながら、しばらく寛ぐようにベッドの上でいた。 視線を隣へと向ければ珠月も寛いでいて、必然的に距離が近い。手を伸ばせば相手のベッドには触れられる距離だ。 最近ではない近さだが、昔を遡れば隣にいたことすらあるため、大したことのない近さに、寛いだまま、自分は自分で懐かしさにふふっと笑う。] そっちはそっちで寝惚けて入ってきた。なんてなったら放り投げるからな。 [寝相が悪かったのも自分が小さい頃なら、家族旅行で寝惚けて自分が寝てるとこに寝に来たのも昔のこと。咄嗟にいってすぐにわかりあえる相手へと笑いかけながら] …さっき、夜は静かそう。なんていってたのに、珠月がいると関係なくなりそうだ。 [止めはせずに、濁すように皮肉りながらもう一度天窓を見て仰向けから上半身を起こして] …ここを引けば閉じれるのか。じゃないと昼寝するときやらきついものな。 [天窓用シャッターがちゃんとあるのも確認した。] (186) 2023/03/01(Wed) 23:37:23 |
【人】 月島 雅空 …そんじゃ、残りの荷解きしたら飯でも作り始めるか。 [ベッドから起き上がり、コテージの内装も粗方確認したので、残りの荷解きだ。そうしていれば夕飯時となるだろう。 更には火をおこすことからはじまるともなれば時間がかかるもの。遅ければ遅いほど夕飯が遅くなる。というのは珠月もわかっていることだろう。] ところで、我が家のお姫様はデザートは食後と風呂上りと、どちらがお望みで? [二家族で一番年下の珠月をしっかり年下扱いするように聞きながら、急な階段を今度は自分から先に降りていくのであった**] (187) 2023/03/01(Wed) 23:38:56 |
【独】 緑山 宗太朗/*これは書き忘れなんですけれども*/ 「違うのねぇ……うーん、なんか考えてみるけど。」 「俺がいくら小顔になろ〜が美海はずっと俺より顔ちっちゃくて可愛いまんまじゃん?だから……良くね?」 どうも乙女心的には良くないらしいが、気にせず小顔ポーズをしている。 誰がどうきらびやかに飾り付けたとて。 俺の目から見たら、どう足掻いても。 自分の隣の人が、世界の誰よりいちばんきらきら輝いていて、可愛くて素敵で綺麗なんだから、気にすることないのに。 そう、男は思っている。 しかし、そんな男でも、写真は加工したのより加工してない方が好きとか、そういうのはあるので。 本当に、なにかの理由で加工された写真を見る事があれば……その後は、小顔ポーズは永遠に封印されるそうだ。 (-100) 2023/03/01(Wed) 23:39:13 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也[転がり落ちていく。 喉を鳴らす恋人が可愛くて堪らない。それでいて、恰好良い処も自分は知っていて、彼の視線が此方の肌を赤く染めるのだ。最初は抱くつもりだった。他の誰かのように――?いや、最初から彼は特別だった。抱き合う程に冷静さをなくして、ぎらつく恋人に興奮すら覚えている。此方の煽りに対して余裕を見せる彼は、よい男だ。内心、何を思っていても 其れを表に出さぬ彼を見つめて その馴染みのある色を宿し] …ん、後ろから? やぁなんや、やらしいなぁ …… [こっちからやと見えへんやけど。 と不満げに漏らすが、其処に言葉の重みはない。ただやり取りを楽しむだけ、彼のカメラがシャッター音を鳴らせば、一度口を閉ざして、背中から尻へのラインを撮る音に耳をすませよう。カメラ音は、正直だ。彼が好んでいる場所が分かる。同時に丸裸になっている事を意識して、熱が勝った。 ――支配しているのは果たしてどっちだろう。 何度も変えられるアングル。何処からも彼に見られている 愛されている。] (-101) 2023/03/02(Thu) 0:34:24 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也……?こう? [女豹のポーズを求める声により、シャッター音ばかりが響いていた室内が音を取り戻す。彼の被写体になっている間に感じていた興奮は冷めぬまま、ポーズを変えようとして。 肌に触れる手に、息が零れた。] …… っ 熟れたのは嫌い? [嫌いやないでな。と漏らすけど。 彼の熱っぽい声が安心感をもたらしてくれる。自分に惚れこんでいる男の声に火照るのと同時に安堵を覚えていた。やって、自分はこんなにも彼に惚れこんでいるのだから。触れられた箇所が熱い、吐息は零れて白い肌が赤く染まっていく。その間にも、カメラのレンズは此方を向いていて] (-102) 2023/03/02(Thu) 0:35:24 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也ぁ。 [それに応えるように笑おうとした処で 耳元での囁きとともに熱に触れられ、甘い声をあげた。彼に見つめられ、触られて勃起しないはずがない。だって大好きな恋人なのだから、視線はふいっと部屋の奥に向き。 それから、甘い声のまま] やってあんな風に触られたら 興奮するやん? [減らず口を叩くけど。 その頬は少し恥ずかし気に染まっていた。そういう彼はどうなのだろうと視線は、彼の顔を、此方を見つめる目を見て。少しばかり躊躇ったのち、その手に自らの手を重ねて。] (-103) 2023/03/02(Thu) 0:36:20 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也…写真、此処もちゃんと撮ってや。 [自ら足を開き。彼にもその勃ちあがりはじめたモノがよく見えるように姿勢を変えよう。赤く濡れた声で囁き返し、指先は彼の手越しに肉の棒へと触れる。彼の手が触れた箇所、その中でも一番熱くなる場所。その感覚に息を落として。 見上げる目は、自分も興奮しているんやろと 蠱惑の色を携えて、訴え。] あと …すき やで 自分。 [頬を染めてふいっと横を一度向いたのはエッチな事をするより思いを伝えるのが照れるから。やけど、思いは何時だって伝えたいのだ。すぐに視線をもどして、年下の恋人を愛おしく恋しく見つめる年上の恋人に戻るのだけど。 頬の紅はたぶん当分引きそうになく。 足先はシーツを乱して、彼の手とともに自らの熱を弄って痴態を晒し、煽ろうとするだろう*] (-105) 2023/03/02(Thu) 0:39:27 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空― 別世界の話 ― [ペルラは幼い頃に祖母から聞いたことがあった。 自分たちの暮らす島を浮かせる力を持つらしい巫女と、その巫女に仕え守り続ける守り人の伝説のようなお話。 生まれ育った場所は浮遊する大地の端っこで。 険しい山ばかりの島にしがみ付くように存在する小さな村。 住民は少ないけれどみんな家族のようなところ。 物心ついたときには羊や山羊を犬と一緒になって追いかけ回し、小さな妹や弟をおんぶして家を手伝った。 適齢期になれば村の男性と結婚し、家業を継ぎ、子供を生み育てていく。それもまた幸せだ。 でもきっと、この高い高い山の向こう側に行くこともないのだろうと、時折ひとりで空を見上げながら思っていた。 ――ある日突然やってきた、島を治める長老たちの使い。 彼らに『次の巫女になって欲しい』と言われる時までは。] (-106) 2023/03/02(Thu) 0:59:02 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[まず思ったのは、巫女って本当に居たんだということ。 今の巫女が自分を占いのようなもので見つけ出したらしい。 長老の使いは丁寧に分かりやすく説明してくれた。 この世界には不思議な力を持つ者が珍しくはあるが当たり前に存在しており、それぞれ能力を生かして生活している。 巫女もその中のひとりとも言えるが、力の及ぼせる影響が人々の暮らす島の浮力の維持であることから、なくてはならない存在、決して途切れさせてはならない存在である。 巫女は見習いから始まり、今の巫女が役目を終えたと同時に後を継ぎ、定期的に島の様々な場所で祈りを捧げて過ごす。 巫女はこの島のために在る。 この島には巫女がいなくてはならない。 だから特別視され、ある意味、神聖視されている――と。] (-107) 2023/03/02(Thu) 1:00:00 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空私、巫女になります。 大丈夫、ちゃんと、頑張ってくるから。 [両親は自分とは別に巫女の説明をしてもらっていた。 父は険しい顔をして母は泣いていたが、何かに納得し覚悟を決めたかのような瞳もしていて、ただ何度か頷いた。 賛成もしない代わりにぎゅっと強く抱きしめてくれた。 巫女見習いになると決めたのは10を数える頃。 すぐに生まれ育った町を離れることになる。 長老の使いたちが乗ってきたのは古めかしい飛行船だった。 大きくて丈夫そうだけれど、ギシギシ耳に痛い軋む音がして、窓が少なくて外は見えないのに風の音ばかり響いていた。 山を越えるのをきちんと眺めることは出来なかった。 すでに丁重に扱われはじめているのは気づいていたからこそ何も言わず、ただ、はいと頷くのを繰り返していた。 島の中央が栄えた街というのは噂で聞いていたが、本当に建物ばかりで溢れ、人がたくさん行き交い、夜になっても明かりが灯っている、田舎者には目まぐるしい世界で。 修行などはここで、と街の中央に建つ、塔のある石造りの高い建物に案内された後は、自室もそこに与えられた。] (-108) 2023/03/02(Thu) 1:01:32 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[自分には不思議な力がある。 というのをあっさり認められたのは、物心つく頃からそれらしい経験をしており、村や村に訪れる行商人にも時折そういう力を持つ人が居て、話題だけなら僻地の村でも交わされていたために、そういうものなんだなとふんわり理解していたからだ。 さて、それがどんな力かというと、だけれど。 実は内容はよく分かっていなかった。 なんとなく物を浮かせられる気がしたり。 なんとなく手をかざしたら人の怪我が早く治る気がしたり。 なんとなく水に景色らしきものが映ったり。 そんなひどくあやふやで説明しがたいものだったのだ。 でも、たしかにこの中に巫女の力が潜んでいるらしい。 ここから巫女として島の浮力の助けとなる力へ全部を集め注げるようにならねばならないと言われ。 街に来た翌日から、もう厳しい修行の始まりだった。 身を清めるための泉に浸かるときだけはひとりで、震えをおさえてまっすぐ立ち、ため息にならないように息を吐いていた。] (-109) 2023/03/02(Thu) 1:04:38 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[巫女見習いとして真面目であれば何も言われない。 表情が固かろうが、必要なとき以外は無口であろうが。 この島のため。この島のため。 きっとお父さんもお母さんもみんなも応援してくれている。 必死な日々は過ぎてゆこうとしていた。 ――そんなある日。 巫女見習いさまの守り人候補だと連れられてきた彼は。 たくさんの大人たちに囲まれているのに、なんだか堂々として臆する様子を見せない年上の少年だった。 石造りの部屋の中、窓は閉まっているのに。 何故だろうか。ふわりと風が吹いたような。 彼の周りにだけ感じる澄んだ気配に目を瞬かせる。 そして次に発する台詞もまた、予想外すぎるものだった。] (-110) 2023/03/02(Thu) 1:05:28 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[ちびちゃん、と彼は呼んだ。 しゃがんで目線を合わせる仕草は自然で、でもここの大人たちのように畏まっていなくて、距離が近い。 彼の瞳はうつくしい青色をしていた。 いや、ただの青ではない。 泉の清らかなばかりの色とも、深い湖の少し怖い色とも違う。 空みたいだ、と思った。 周りの大人たちが見えなくなった。 気づいたら、ただひとつ頷いていた。 それだけではどちらへの返答か分からなかったかもしれないが、じっとまっすぐ見つめる紫がかすかに潤んでいた。] (-111) 2023/03/02(Thu) 1:08:14 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空私も、あなたの名前が知りたい。 ……ちゃんと、呼びたい。 [視線が交われば、風に水の香りが添えられる。 それは水と親和性の高いらしい自分の力の影響か。 おそるおそる手を差し出す。 優しくも不器用な問いへ、震えながらも強い答えだった。*] (-112) 2023/03/02(Thu) 1:09:51 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月― 巫女と守り人の日常 ― [守り人として、島の都市部に移り住んで働くことになった。 といっても、守り人の役目というのは別段四六時中あるわけではない。 せいぜいが祈りの期間はそちらに集中するなどあるが、それ以外は普通に仕事をして暮らしていくことになる。 都市部から離れれば牧歌的といえば中心地は流石に栄えており、もくもくと立つ煙は食堂のものだけではない。立ち上る蒸気の中に混じるオイルの香りに、むき出しのパイプ群や歯車が喧しく動き、上昇気流を故意に起こさせる大規模な施設は、外界へ行き来するための発着場のようにもなっている。 そこで飛行艇や発着所の整備を筆頭に、街灯の管理等を担っている。また隣では発生する熱が溶銑も兼ねている。 そんな場所が自分の仕事場だ。ここでアスルは機械を弄り、自分の特性を生かして飛行艇乗りともなって、各地に手紙を郵送することも担っていた。] (-113) 2023/03/02(Thu) 2:11:06 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[そんな仕事場をアスルは気に入っていた。単に趣味趣向にあっていたからだし外界にいかないなら元からこういった仕事につきたいと思っていた。 守り人だから巫女が住む場所の近くに住むというのはそういう点でも文句のつけない状況であった。 だが巫女が近くにいる。ということは、こんなことに利用されてしまうことに繋がっていた。 彼女が前日訪ねてきたときに渡した羊皮紙にはこう記されていた。 『明日、昼下がりの鐘がなる頃。修行の間、西側の塔の四階窓にて、風をまて。』 その羊皮紙を見たときに、ペルラが声をあげる前に人差し指を口元にあてて見せただろう。瞳は好奇心と悪戯に輝いていた] (-114) 2023/03/02(Thu) 2:11:44 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[そして翌日] おやっさん!テスト飛行いってくるなー! [既に何度も試した飛行訓練。 彼は巫女を祈りの場まで連れていくことが仕事でもある。だから飛行訓練もかかせない。 そして巫女を運ぶとなると、当然、巫女当人も必要になるんだ。 じゃあかかせないよな。ということである。 アスルという男はやりたいことのために堂々と自分に都合よく理由を作り正当化することに長けていたのだ―――あまり褒められた技能ではない。 鳥が翼を広げたような空色のグライダー。端は滑らかに削られて丸みを帯びており風の抵抗を流すように作られており、端のほうには風を受けるための帆が取り付けられている。 そのグライダーを正面に掲げ持ちながら、空を見上げた。 一つ、二つ。工場の駆動音など気にならぬというように集中して、そして走りだした。 大地より熱を帯びて作られた上昇気流の網目状に塞がれた洞穴を前にグライダーを斜めに滑り込ませるように倒して、アスルは風に乗った。] (-115) 2023/03/02(Thu) 2:13:36 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[巫女に力があるように、彼もまた力のあるものであった。 それは「風読み」とよばれるもの。 風の力を読み、音を聞き、意志を感じる。などというほど完璧なものではないが、多少なりともそれを理解できる力を持っており、また僅かながらも風に意志を伝えることもできた。 それが彼の飛行艇乗りとして、そして巫女を運ぶものとして選ばれた理由でもあった。 空に舞い上がったグライダーは、帆は順当に膨らみ、操舵主の手に応じて畳まれたり広がったりするだろう。 鳥のグライダーの背中には、空を飛ぶものが安定し操作するためにと、横からみればへの字のように見える簡素な取っ手がつけられており、その取っ手を掴み、身体を風に流すようにうつ伏せのような姿勢で空より街を見下ろしていた。 風をきる感覚が冷たくも気持ちいい。身体全てが覚めるような独特の浮遊感と空を飛ぶということそのものへの高揚感が、普段はどこか適当なアスルの雰囲気を鋭気なるものへと変えている。 そのままゆっくりと確かめるように旋回を繰り返しながら、街の上をぶらつくように飛びながら、空の路は約束の時間を守るようにして進む。] (-116) 2023/03/02(Thu) 2:15:08 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 おうおう、いいこちゃんがいる。 いや、悪い子ちゃんかな。 [約束の進路の先には、真面目に生きてきている見習い巫女が、役目を真っ当しようとしている見習い巫女の姿が見えた。 アスルは風に意志を伝えた。そして] ペルラ!!!飛べ!!!! [昼下がりの鐘が自分の張り上げた声をかき消した。 だけれども通じている。吹くはずのない方向より、風がペルラの背を押した。 ふわりと落ちていく乙女。ゆっくりと浮遊しているようだが、このまま落ちれば怪我は免れないだろう。 あの時のようにおそるおそるではない。はっきりとした意志で自分を信じて飛び、そして伸ばされたペルラの手をアスルはしっかりとつかみ取った。] (-117) 2023/03/02(Thu) 2:17:15 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[ペルラの手をとったことで、揺れるグライダーはその衝撃に逆らわずに下に逃がすようにして一回転する。 そうしてもう一回転の時に、ペルラを掴み引っ張り上げるようにして、機体を安定させ、ペルラを腕の中に抱きよせた] ほら、ペルラ。そこに空いてる手を伸ばして掴め。 [そして掴んでいない手をまずは取っ手へと誘導する。取っ手をペルラが掴めば、その上からアスルは手を重ね一緒に取っ手を掴む。 そして掴んでいた手も同じように取っ手へと連れて行き、固定するように自分の手で覆い重ねてしまう。] 身体は後ろに流すように、なんなら俺に凭れかかるようにしろ。そうしたら安定するからな。 [そうやって、ペルラの姿勢が定まれば滑るように空を飛ぶことが再開される。] (-118) 2023/03/02(Thu) 2:17:46 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 ほら、あっちが前にいった俺の実家があるとこだな。 ペルラのほうはあっちか?流石にあそこにはいけないな。 [最初は街並みを、次は少し郊外を飛んでいて、森と湖が目立つ場所を指し示して自分の実家のほうを伝え、そして教わったペルラの故郷ともいわれてる山のほうを見る。 流石にこれであそこまではいけない。シンプルに高度が足りない。少なくともこのグライダーではだめだろう。 いずれだな。なんて独り言をいうように呟いて] (-119) 2023/03/02(Thu) 2:18:28 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 …なぁ、こうして空を飛んでみて、どうだった? 普段見てるものが全然違って見えて、でも綺麗だろ? 折角巫女をやってるんだから、ペルラはこんぐらい自由じゃなきゃな。 [巫女ではなくて、ペルラは、といって、これ内緒な。なんて笑っていう。最も空にいる今ならば咎める人もいない。いちいち外面を気にする必要もなく自由でいられる、ここはペルラにとってもそういう場所になれただろうか。] ペルラがよければだが、また空の散歩でもしような。 [今回はいきなり来い。といって無理矢理気味に誘ったが、次はペルラの気持ちも合わさった時、飛ぼうか。というのであった。 なお、この後、叱られながらも悪びれずに自身を正当化させるアスルの姿があったのはいうまでもない**] (-120) 2023/03/02(Thu) 2:20:06 |
【人】 片連理 “椿”[寝室を出てすぐ目の前はちょっとしたホールになっていて、一階のリビングと同じように柔らかそうなソファとローテーブルが置かれていた。右手が階段になっていて、玄関の真上が吹き抜けになっている。 椿は洒落た螺旋の階段を降りていく。鋭角の中央を避けて、端から慎重に。二階から一階までぐるりと一周するだけなのに妙に緊張してしまうのはなぜだろう、と、椿の思考はあらぬ方向に飛躍する。] (188) 2023/03/02(Thu) 2:21:32 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓”[特に、他意があったわけではなかった。しかし、大して空腹を覚えていたわけでもなかった。 彼はよく反応した。やはり、似たようなものを抱えているのだろう。 そのことについて、彼はどう考えているのだろう。まえに会った時には既に“そう“だったのだろうか?おそらくそうだ。 あの時、ヒトには聞こえない、同胞だけの秘密の声を聞いた。それだけは、はっきりと覚えている。 楓に逢いたいと思ったのも、それが理由だ。もう一人、■■と名乗った彼にも——ああ、すこし記憶がざらついている。逢いにいったのだ、彼の住む赤い薔薇の国まで。けれど、彼はもう呪いを受けてはいなかった。それで結局、他愛のない思い出話をして、そのまま彼のもとを去った。あれは一体、いつのことだったのだろう。 ぼんやりと物思いに耽る。螺旋の一周が、永遠に続くのではないかと思うほどに引き伸ばされる。時間の感覚など、曖昧なものだ。実際のところ、夢を彷徨う椿と、現を生きる楓とでは異なる時間が流れている——のだが、それを確かめる術は互いにない。椿も、赤薔薇の国へ赴いた話を楓にするつもりはなかった。尤も、話したところで記憶はあやふやなのだが。] (-121) 2023/03/02(Thu) 2:40:02 |
片連理 “椿”は、メモを貼った。 (a18) 2023/03/02(Thu) 2:45:50 |
【人】 田中 天美[似た者夫婦だとか、飼い主とペットは似るだとか。 共に過ごした時の積み重ねは血を越えて中身を似せると言うが、自分たちもその例に漏れなかった。付き合い始めるきっかけこそ利害関係の一致に過ぎなかったものの、やがて思考も指向も嗜好もゆるゆると近づいて、今や連れ合うのが当然とばかりの居心地の良さを覚えている。 数年の違いを誤差と流すのもその一つで、いや、これは性格どうこうより性質によるか。三桁も生きればその辺りは雑にもなろう] ま、時間無駄にせんで済んで良かったな。 [草を踏みしめる足取りも、声のように跳ねた。数年が誤差でも一時間精々を惜しむのは、いくら長く生きようが一日の長さは変わらないから。折角のキャンプ場なのだから、日が沈み切るより前に辿り着きたい。 幸い金の不安もないようだし>>147] (189) 2023/03/02(Thu) 3:01:27 |
【独】 一匹狼 “楓”/* たまたま目が覚めたので覗いたら椿さんが発言投下中だった話していい?(2:22に起きた 続きは特に無いということでよろしいか (-122) 2023/03/02(Thu) 3:02:00 |
【人】 田中 天美 はあ、余裕そうだの。 ん〜、別んこと言うてもなあ。 [葉をぴら、と翻す度、青い葉が姿を変える。紙幣に免許証、本の栞から名刺、そして朽葉が揺れて小さな野花が咲き、やがてふわふわの綿羽に化けた。笑う深江の鼻頭を擽ってから、ふふんと鼻を鳴らして指を離す。 宙でふわふわと揺れ落ちる柔らかい感触のそれは、地に落ちる頃に元の姿を取り戻し、いずれ人か獣に踏みしめられるだろう] (190) 2023/03/02(Thu) 3:02:12 |
【人】 田中 天美だなあ。色々揃っとるんだろ。 外で寝んのも別に厭いやせんが、 快適なコテージでのびのび過ごせんのは格別だろしなあ。 温泉もええな……どんぐらいの広さかの。 眺めも気になるしなあ。 [露天なら朝一や夕暮れの景色が良さそうだ、酒は持ち込めるんだろうか、など話す内に>>148、管理小屋>>149に辿り着く。 手続きはあっさりと終わり、簡便な説明を受ければ鍵を受け取って後は自由だ] しばらく楽しませてもらうわな。 [ざっくりとした目的の他はろくに決めずの旅行中。何日滞在するかも曖昧な気の向くままに、そんな利用も許される寛容さにも礼を告げて、管理小屋を後にした] (191) 2023/03/02(Thu) 3:02:50 |
【人】 田中 天美悩んだ時はどっちも行きゃええ。 んじゃ先に川釣りにするか。 だの。そろそろ暮れるし今日は月が見えん。 飯はコテージにも揃えてある言うとったしな。 本格的に見て回るんは明日の楽しみだなあ。 [日が落ちれば、今日中に出来ることは限られる。ならば明日の楽しみとして予定を語らいながらコテージへと向かう。目的の建物を視界の端に捉えた頃には、ますます日は暮れてきた。面をずらして空を見上げて暫し] (192) 2023/03/02(Thu) 3:03:22 |
【人】 武藤景虎[うっかり口走りそうになった“かーちゃんっぽい“のフォローで言った(つもりだがフォローになっていたかどうかはあやしい)良い嫁とか旦那とかには、気分を害したというわけではなさそうだった。 ただ、かわいいと言った時の反応によく似た“そんなわけないでしょ“という困ったような返事>>174に、どうにも釈然としない感じがするのは何故だろう。 褒めてるんだから喜べと言うつもりはないにしても、謙遜という風でもなく否定されるともやもやとする理由も謎だ。 くっきーと話していると、時々何か決定的なピースが一個欠けているような気分になる。 それさえあれば腑に落ちるような何かが足りない感じというか。] ただのオレの感想なので、ゴツさは特に関係ない……、つーか、ゴツくはなくね? [もしゴツくなろうとしてるんだったらごめんなんだけど。 なんとなく体の線を目で辿って、やっぱ特にゴツくはないよな、とは一人納得する。] (194) 2023/03/02(Thu) 3:43:32 |
【人】 武藤景虎[手を叩かれたことで若干重い空気になったのはオレの対応のせいのような気がする。 よくよく考えたら、くっきーの対応は正しかった、とは遅れて気づいた。 友達にふざけて手を差し出されたら、“いらねーよ“とはたいて断るくらいは普通の対応だろう。] いや、オレでも友達にされたら叩いてる。 [だから特に謝る必要はない>>177し、何故かガチめに受け止めたオレの方が悪い。 とはいえ、ここで謝りあってもおそらく変な感じにはなるだろうから重ねて謝るのはやめておく。] じゃあこれは後学のためには覚えずにおくかな。 [気になる女子にやるもの、というわけでもないというのに、“かわいい“と言っていい相手の話とは違って、覚えておく必要はなさそうだと笑って返した。 むしろ気になる女子にやるべきでないなら覚えとくべきだったかもとは、知らない話だ。] (197) 2023/03/02(Thu) 3:45:05 |
【人】 武藤景虎え?別に大丈夫。 [手がぶつかったくらいで謝る必要もないんだが>>178。 咄嗟のように謝られて、気にしてない風に返したものの、なんとなく言葉少なにはなってしまった。 走るのにいいコースを探してるつもりだったから、基本的には真っ直ぐ進んできた先、湖の方へ抜けていたらしい。 いくらか灯りもあるからと、一旦スマホのライトを落として、微かな灯りの中、空の広くなった緑の背景に広がる暗い湖面を眺めて。] 湖、夕暮れ辺りは雰囲気ありそうだな。 [早朝に歩いたら気持ちよさそうだし、昼間の太陽の下は光が多くて綺麗だろうなとも思ったのだけど、何故か最初に思った感想がそれだった。 雰囲気ってなんの雰囲気って感じだけど、デートスポット的な意味で?だろうか。 そういうスポットについては詳しくないが。] (198) 2023/03/02(Thu) 3:45:44 |
【人】 武藤景虎[くっきーが小走りでデッキを駆けていく>>179のに釣られて早足から駆け足気味に後を追うと、端の辺りで半歩程先にある腕を掴めば、何かと思われたかもしれない。] 急に走るから、つい。 [暗いし足元が危ないと思ったのか、単に先に行かれたからかは判然としないまま、掴んだ手を離した。 ちょっと休憩していい?とベンチに座ると、黒に近い色の水面に微かな灯りが反射するのに目をやって。 くっきーも座れば?と促せば近くへは座るだろうか。] キャンプ場とかガキの頃に家族以外と来たことないから新鮮だな。 [人がいるとあんま眠れないから友達とかとは来たことないし。 意外かもしれないが、と笑って付け加える。 それでも今は楽しかったりするから、くっきーも楽しいといいんだけど。]** (199) 2023/03/02(Thu) 3:46:41 |
【人】 鈴木 深江[時間を無駄にしなくてよかったという言葉にまったくだと笑う。朝に辿り着けていたらもう少し楽しむ時間があったかもと思う反面、朝からはしゃぎまわっていたらさすがにこの時間には体力が尽きていたかもしれないし>>189。 どんなに永くを過ごしても、 振り返った時間がどんなに永くても、 どんなに短くても、 今日一日の長さ、今感じている流れは変わらない。 命は万人に平等ではないけれど、 一日の長さ、一瞬の長さだけは平等だ。 金の不安もなく余裕だと伝え葉の行方を見守る。 変幻自在とはこのことだろう。化け狐とはいえこの変化は毎度目を瞠る。良い見世物になるだろうが、狐の変化だと大っぴらにバレると厄介なのが残念だ。 楽し気に目で追っていたが、最終的に綿羽が鼻先をくすぐりむずりとする。軽く押さえて天美の表情へ視線を移すと鼻を鳴らして笑う顔が見えた>>190。 まるで得意気な小動物だ。] (200) 2023/03/02(Thu) 3:57:03 |
【人】 鈴木 深江いいのう。 それも楽しそうだ。出るか。 [そう返事をしてまずは視界へと入ったコテージへ荷物を置くところからだろうか。 先に軽く見て回るかは天美次第ではあるけれど。 しっかりと防寒をする必要もなさそうな気候だ。 準備はそれほど必要もないだろう。*] (204) 2023/03/02(Thu) 3:58:07 |
【独】 黒崎柚樹/* おはよー。 じゅーきさんに言わせると私は「早起き過ぎる」らしいけど、私に言わせると「夜更かし過ぎる」んだけどなあ……w と思いつつ、おやすみとおはようとかち合うなんとなく見慣れた光景……。 中身の特技の1つに「虫の知らせ」があって、相方の投稿があるとけっこうな確率で寝ていてもぺかーと目覚めるというものがあり……(スマホの通知とかじゃなくほんとに目が覚めてしまうあれそれ……) (-124) 2023/03/02(Thu) 4:02:06 |
【人】 片連理 “椿”[階段を降りて正面、つまり玄関の真向かいにはバーカウンターつきのキッチン。右にリビングと、その先、今はカーテンの閉まった大きなガラス戸の向こうはウッドデッキに続いている。左奥にバスルームと洗面所、手前には手洗いだ。 カウンターの左から奥のキッチンへ入ると、小さな二人用の丸いダイニングテーブルが置かれていて、その先がバーカウンターと垂直になる形で小さなシステムキッチンになっている。 椿は奥の冷蔵庫を開けて、食材を取り出していく。楓が寝室に上がったときに一度物色しているから、迷いはない。] ほら見て素敵、ラムがあるわ。 これを焼いて、あとは野菜をコンソメで煮て…… [それから、ふと振り返って楓の方を見る。] 男の子には、バターグラッセの方がいいかしら? [問いかけて、椿は悪戯めいて微笑んだ。 もちろん、目の前の彼はきちんと大人だ。] (205) 2023/03/02(Thu) 4:28:36 |
【人】 片連理 “椿” とりあえず、人参の皮を剥いて輪切りにしてくださる? [椿は手際良く用具を並べてから、肉を焼く用意を始めている。 時には王に傅く従者のように、時には年の離れた弟に接する姉のように、その容姿と同じく、椿の言動には不安定さがある。自身では別段意識しているわけではないのだが、存在の不確かさがそこに表れているのかもしれない。] お肉の焼ける音って、しあわせですわねえ。 お料理は人間だけにゆるされた営みだわ。だから、好き。 ……わたくしは、あまり上手ではないのですけれど。 あの人の方が、得意だったわ。 [しばらくして、そんなことをぽつりと呟いたりもする。]** (206) 2023/03/02(Thu) 4:29:39 |
片連理 “椿”は、メモを貼った。 (a19) 2023/03/02(Thu) 4:30:45 |
【独】 一匹狼 “楓”/* めちゃくちゃオシャレなコテージ作り上げられてる。 すごい。 もう全部任せた(ベッド3つもあったらすげえ広そうだし 1つだったらキングサイズだったんだよきっと (-127) 2023/03/02(Thu) 4:32:03 |
片連理 “椿”は、メモを貼った。 (a20) 2023/03/02(Thu) 4:56:11 |
【人】 黒崎柚樹[別に女であることを隠してるわけじゃない。 男だと偽ったことは……バイトの選択肢が広がるから、バイト先で詐称したことはある。でもそれ以外の場所で自分は男だという偽りを口にしたことはない。 ただあまりにも勘違いされる事が多くて、否定するのを諦めた。 男が女装している風に見られるから、女の子っぽい服を着るのも諦めた。 いつかスカート履いて、パフェ食べに行ったり、かわいい雑貨買いに行ったりしてみたい。 そう思っていたのが、武藤と言葉を交わすようになった頃の自分。] ……チョコなら、アーモンドチョコ、好き。 シンプルなのも、割と好きだけど。 [いつだったかな。 照れて動けなくなった私に、"おまじない"ってチョコを口に放り込んでくれたことがあった。 手ぶらで来てたのに、なんでキスチョコ持ってるの?って笑ってしまったのは、なんだかもう、遠い記憶のよう。 あの時は、けっこうな勇気を出して春色の華やかな色のブラウス、買ったんだっけ。 今の自分には不要な服。] (208) 2023/03/02(Thu) 5:26:52 |
【人】 黒崎柚樹ん、夕方……綺麗だろうね。 [そも方角が定かじゃないから、夜明けの太陽が見えるのか、日没のなのか、案外どちらも拝めないという可能性も無くは無かったりするけれど。 でも、茜色に染まった空の下の湖はきっと綺麗だろうなと思った。 夜風に背を押されるようにデッキを駆け出し、でも端まで行ったら武藤のところへ戻るつもりではあった、のだけれど。] …………っえ、 [歩幅を戻しかけたところで肘の下あたりを掴まれ、驚きに目を見開いた。 別に危ないことなんて、していない。 普段やりとりしている"友人"が突然駆けたところで、武藤は追いかけたりなんてしないだろうに。 ……というか、武藤、ずっと口調が柔らかいよね。 何度か遭遇したことのある、気の置けない友人たちとのやりとりは、何て言うか……もっとぶっきらぼうだし、もっと雑だということを私は知っている。 研究室の面々は、友人とはちょっと違う関係だから、全員に対して柔らかい物言いなのは、まあ、当然ではあるのだけれど。] (209) 2023/03/02(Thu) 5:27:58 |
【人】 黒崎柚樹[ 期待、してもいいのかな。 ]武藤は戻るって、期待してもいいのかな。 でも、そうはならなかった時のことを考えるのが、 ────怖い。 …………う、ん。 [休みたいからとベンチに座った武藤に誘われ、私も同じベンチに腰掛ける。距離はいくらか離したけれど。] そうなんだ……?ちょっと意外。 [武藤は友達多そうだから、こういうイベント事は大体経験してると思ってたよ、なんて。 武藤が想定しているだろう返答をなぞらえるように投げ返す。] (210) 2023/03/02(Thu) 5:28:44 |
【人】 黒崎柚樹[知ってるけどね。 他人に深く踏み込まれることを厭う武藤は、大勢との飲み会には頻繁に足を向けても、誰かとサシ飲みしたことは一度もなかったし、自宅に誰かを招くこともなかった。 武藤のそういう初めては、全部、私が貰ってる。 今こうして2人で歩いて話をしていることも、というか、コテージで一緒に寝ることも、今の武藤にとっては初めてのことばかり。いや、2人でキャンプに来たことはないから、私も初めての事ではあるのだけど。 改めて意識したら、すごく今更ながら緊張がじわじわと押し寄せてきて。 照明が暗めのもので良かった。きっと今、自分の顔は赤いから。 それでも少しでも街灯から遠ざかるように、武藤から遠ざかる方向、暗い側へと腰を少しずらしていった。] キャンプは……父さんが生きてた頃に、何度か。 部の合宿でもこういうキャンプは無かったから久しぶり。 [そういえば、と視線を巡らせれば、デッキの逆側には小さな船着き場もあって。 ボートも乗れたりするのかな。 白鳥型の足こぎ型のもいくつか見てとれたのは、自分的には"それじゃない"な感覚でしかないけれど。*] (211) 2023/03/02(Thu) 5:29:49 |
黒崎柚樹は、メモを貼った。 (a21) 2023/03/02(Thu) 6:50:05 |
一匹狼 “楓”は、メモを貼った。 (a22) 2023/03/02(Thu) 6:53:25 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「······今更、許可なんて取らなくていいのに」 貴方の腕の中で女が囁く。 「もっと欲張れ、我が儘なくらいが丁度いいって言ったことなかったっけ?」 「それに宗太郎からならいくらでも欲しい」 生前の無欲が嘘のように、貴方のことが欲しくなる。 お望みのものが唇に貰えれば、目を細めて幸せそうに微笑んだ。 こういう時に背が同じくらいで良かったと思う、少し顔を上に向けるだけで君の顔に届く。 私からも親愛の ”印” をお返しして。「ふふっ、此方こそいつもありがとう」 今はじゃれあいのようなもので充分。 また今度よろしくね、志の高い素敵な旦那様。 (-129) 2023/03/02(Thu) 7:21:10 |
【人】 緑山 美海>>182 「火傷しないように気を付けてね?」 「私もやってみたかったし、危ないから交換しよ」 一度貴方の手の様子を確認して、そっと火種に近付けば小枝をくべていく。 小枝が、小さな薪に変わり、中くらいの薪に変わっていき。 大きくなった焚き火がゆらゆら、ゆらゆらと揺らめた。 「森の中ってやっぱり暗いんだね」 当たり前だけど、ここ街頭も家やビルの窓から零れる照明もない。 薄暗くなった景色の中、輝くのは焚き火の炎と星の光だけ。 「綺麗、ロマンチックでいいね」 「···そうだ。焼きマシュマロもいいけど、珈琲も飲む?」 鞄の中から、マシュマロと串、珈琲豆とヤカンの様なものを取り出した。 「さっき一緒に借りてきたの」 「『コーヒー粉をセットして直火にかけるだけ』とか何とか従業員の人が言ってた気がする」** (212) 2023/03/02(Thu) 7:28:22 |
【独】 黒崎柚樹/* 美海さん、柚樹より1歳年下なんだよね……。 かわいくて色っぽくて大人の女って感じで、ううううういいなあ……って、なってま、す……。わんこっぽい宗太朗さんともお似合い。かわいい。 甘いような、でもどこかヒリヒリした感じもする村建組も目が離せないし、関西弁の兄さん受けとかそれどんな御馳走ですかの大学生組もだし、幼馴染みも反則だろという萌え属性だし、おとぎ話から出てきたみたいな狐面のミステリアスな二人組も、皆さんすてき……。 皆さんこれでエロルなさるの……?と、想像が難くないお二人も、そうじゃない感じのお二人も、大変楽しみにしております……。 果たして武藤の記憶は戻るんでしょうかね……「戻ったら思う存分いちゃいちゃしようね」とは言ってるのですが。さて。(←なんとかなるなるくらいにしか固めてない人たち) (-130) 2023/03/02(Thu) 8:02:08 |
【独】 黒崎柚樹/* そして私は、表に出す一人称に「私」を使わないという縛りに専念している挙げ句、武藤が、とか、私が、とかの言葉を省略しがちで文章がわかりづらくなっていることをそろそろ自覚するべきです……。 (-131) 2023/03/02(Thu) 8:03:30 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[あの反応を見た彼女が何を思ったか、楓には窺えなかった。 強張る体に気付かれなかったか、あるいは意味を見出されなかったか。そのどちらか、と判断していた。 誰にも何も言われなければ、何事も起きていないものとして現状維持を続けるだけなのだ。 それこそが彼の望みだから。>>2 共通の友の話題は、この先出ることがあるかもしれない。 が、仮に彼女と友の邂逅を知ったとしても、その思い出は二人のもの。楓が細かく聞き漁ることはないだろう。 楓だって一度、友の元へ赴いている。そのときのことを楓から詳細に語ることはないのと同じように。 互いの時間のずれを確かめることなどできはしないだろう。仮に椿が友の解呪を語ったとして、楓は友の近況を事細かに知るわけではない──むしろほとんど何も知らない。ゆえに知らぬ間の出来事と思うにすぎないだろうから] (-132) 2023/03/02(Thu) 8:31:02 |
【人】 一匹狼 “楓”[彼女の内心など知りえないものの、螺旋階段を降りる姿が彼にはどことなく上の空のように思われた。>>188 だから心配していたのだが、特に何事も起こらず1階へと辿り着く。 階段を降りた後は、軽く辺りを見回し、リビングに彼女のマントがあるのを目に留めた>>141。少しばかりじっと見つめた後、彼は椿の後を追ってシステムキッチンへ向かった。 男の子と呼びかけられ、肩をすくめる] どちらでも、お好きなように。 [些細なからかいにまでいちいち腹を立てるほど子どもではない、と彼は自認していた。心に余裕がある時に限られる話だろうけれど] (213) 2023/03/02(Thu) 8:31:28 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[彼は内心で、気取られぬことを強く祈った。 彼女のマントにじっと視線を送ってしまったのが、それが彼女の亡骸を連想させてのことだったのも。 悪戯めかして微笑む彼女の唇に、どうしようもなく惹きつけられて必死に視線を逸らしたのも>>205] (-133) 2023/03/02(Thu) 8:31:53 |
【人】 一匹狼 “楓”[彼は頼まれた通りに人参の輪切りを作る。求められる厚みを確認した上で。>>206 彼女の容姿のアンバランスさ>>61と言動の不安定さは、楓に幾許かの不安感を呼び起こした。先刻から続くいくつかの印象と混ざり合って、彼の気分は言うなれば吊り橋の上。緊張感が抜けぬままだった。 肉の焼ける音が聞こえ始め、彼女の呟きが落ちると、彼は調理台よりも彼女の横顔に紙片を向けた] 自分が人間じゃないようなこと言うんだな。 [見当がつく『あの人』よりも>>101、彼が問うことを選んだのはそちらだった。 落ち着いているかのようでいて緊張を孕んだ低い声音は、彼女が最もよく聞いた“楓の声”に相違無いだろう──記憶に残っていれば、の話だが]** (214) 2023/03/02(Thu) 8:32:09 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「それは…… そうだけど 」ごにょと口を歪ませた。 「俺は、ほら……自制?しないとがっついちゃうのはよく知ってるっしょ?」 愛を伝えようとするとどうしても、愛が溢れてこぼれるまで注ぐ質。最近は、新婚当初と比べれば落ち着いているけど。 「これは旦那様の……なんて言うんだ、矜恃?」 と首を緩くかしげて「なの!」と少し意地っ張りになった。 お返し を貰えば、そんないじっぱりの顔もゆるゆると解けて「へへ」と笑顔を向けたけど。じゃれあいの範疇の今だって、口寂しくなって、より多くを求めてしまう。 離れていった唇をもう一度引き寄せたいのを抑えて、また今度に期待する。 志の高い素敵な旦那様はずっと貴女に夢中だ。これから歳を幾つとっても、きっと今のような、惚の字と愛の字しか書かれていない眼差しを向ける。 (-136) 2023/03/02(Thu) 9:28:38 |
【人】 緑山 宗太朗>>212 「しないっす!俺丈夫なんで!」 「よく聞くでしょ? バカは火傷しないって! 」風邪を引かないを都合よく変換した。何処と無く本気でそう思ってそうな声色が伺えるが……。 多分、それ程扱いに自信がある。というのの現れだろう。 素直に交換には応じた。やらせたかったのもあるし、自分の休憩も含め。 徐々に大きくなっていく火に心が踊った。やっぱりこうでなくちゃとキャンパーだった自分が言っている。 「火がねぇとだいぶ暗いっすねぇ。」 「明かりがない分、星が綺麗に見えるぜ」 「ロマンチックだろ〜?」と同意を示した。 木がさわさわと揺れる音と、火がぱちぱち爆ぜる音と、あとは2人の声しか聞こえない。 そこも風情があっていいな……と、持ってきたキャンプ椅子をごそごそ組み立てている。2人分。 「コーヒー飲む!」 いつの間に借りてたんだと感心を示しながら、即答。 火が怖くないなら、直火にかけるのも任せてしまうつもりらしい。自分は……マシュマロに串を刺す作業をしたいとか。* (215) 2023/03/02(Thu) 9:30:21 |
【人】 武藤景虎[やっぱゴツくなりたいのだろうか、と言い返されて>>207思ってしまったものの、目を伏せる様子からはそんな感じも受けなかったから、ここでも微妙に釈然としない気持ちになった。] はは、脱いだらすごいとか? [ゆったりめのパーカーの下はものすごい筋骨隆々だったりするのかも。 いや、そんなこともなかった気がする、とは、陸上の時のユニフォームでも見たことがあったんだっけ。 顔を出す運動系のサークルは陸上部が練習してるグラウンドとは離れているし、大学の広報誌に写真が載るようなことがあるにしても見た覚えはないんだけど。] アーモンドのやつ>>208ね、箱のならあるかな。 大袋みたいなのはさすがに持ち歩いてない。 [あっちのがコスパいいんだけど、と手持ちの鞄を漁って。 今出せとは言われてないが、溶けたらやだし冷蔵庫入れとこうかなって。 その方がくっきーも取りやすいだろうし、勝手に食っていいよ。] (216) 2023/03/02(Thu) 10:34:23 |
【人】 武藤景虎[飯が炊けるまではオムライスは作れないというごく当たり前のことを把握したところでコテージの外に出て。 湖もまた時間帯が違えば見えるものも違うだろうし、もっと近づいても良さそうだなと眺めながら思った。 急に駆け出したくっきーの後を追って、端まで来たら行き止まりなんだから掴むも必要なかったんだけど。 派手に転んだとこで湖に落ちるわけでもないのだし。 また驚かれたみたいだけど>>209、特に振り払われはしなかったから。 手を離すと、微妙に据わりの悪い感覚がしたのもなんなんだろう。 何かの手順をすっ飛ばして終えたような変な感じがする。] そー、意外と繊細なの。 なんて、風邪とか引いたことないけど。 [ベンチに座ると、少し開けた距離に腰掛けたくっきーの言葉>>210に笑って返す。] (217) 2023/03/02(Thu) 10:34:41 |
【人】 武藤景虎[なんかジリジリ遠ざかられてる気がするな、とは同じベンチの上、端の方にいるのに気づいて。 多少離れたとこで声が遠くなるほどでもないし、お互い地声の声量はそこそこあるから問題はないんだけど。] じゃあくっきーもかなり久しぶりなんだ、キャンプ。>>211 [口にしてから、“父さんが生きてた頃“というのがいつかもわからないのに、なんでそう思ったんだろう、とは。 母子家庭で料理作るようになったというならほんの数年前ってわけじゃないだろうって無意識に認識したのかも。] 陸上部ってやっぱ合宿もするんだな。 大部屋で皆で寝るのって寝付けなくない? [いや、くっきーはそういうの気にせずぐっすり寝てそう。 コテージで寝る時もオレよりは数倍早く寝付けそうで羨ましい。 先に寝られたら暇そうだな、とはいえ、別に誰かと喋ってないと死ぬわけでもなし、鞄に入れっぱなしのゲームでもやればいいんだけど。] (218) 2023/03/02(Thu) 10:35:18 |
【人】 武藤景虎[くっきーの視線の先を追うと、船着場が見えて。] くっきーはあれ、アヒル……じゃないや、スワンボート?足で漕ぐやつすげースピード出しそう。 [ああいうのって二人で漕ぐんだっけ、こっちは足置いてるだけになりそうだが、そうなったらハンドル任せて貰えばいいかなとか想像したら、湖を爆走できるなとちょっと笑えた。 白鳥のやつに二人で乗るのは微妙みたいな顔されるかもしれないけど、なんで?とは素で不思議そうにはしてしまうかな。 手で漕ぐやつもアウトドア感強くて楽しそうだけど。 その場合、どっちが漕ぐのか問題はあるにしても。 くっきーは漕ぎたがりそう、とはなんとなく思った。] (219) 2023/03/02(Thu) 10:36:00 |
【人】 武藤景虎温泉も行ってみるにしても明日かなー、場所離れてるみたいだし。 帰って飯食って酒飲んだら出る気なくなりそうだしな。 [オムライスで酒盛りというのも微妙かな、とは言いつつ、酒のアテなんかもなんかしらあるだろう。 チョコもあるし……、あ、と思い出してジャケットのポケットに手を突っ込んで。 人一人分?二人分かも、くらい離れた位置に座ってるくっきーの前に、はい、と拳を突き出した。 上に尖った銀色の小さな包みを見れば何かはすぐわかると思うけど。 何?って聞かれたら非常食?とは返すかな。 なんとなく硬い顔してる気がしたから、って気のせいだったらそのまま取っといてくれたらいいし。 チョコは食うと元気になるので。]* (220) 2023/03/02(Thu) 10:36:20 |
【独】 武藤景虎/* いろいろと思い出しかける速度はやいかなー。 どうだろ、いやまあ、最終的には一気に思い出すからこう、ちまちま出す分にはいいのかもだが。 柚樹が緊張したり落ち込んだりすると、こう、つい何かしらしたくなってしまうじゃないですか……(過保護) (-137) 2023/03/02(Thu) 11:01:18 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「あぁ、なるほどね」 人前で抱きついたりキスしたり、そういう時は『恥ずかしいから止めて』と怒ったりしたのかも。 怒ると言っても、子猫が威嚇するくらいの可愛らしいものだっただろうけど。 「2人きりの時は遠慮しなくていいよ、今回も旅もそうだから、ね?」 軽く小首も傾げ、楽しげに笑う。 だけど、今はお預けです、残念でした。 これから歳を重ねても、こういうやり取りが出来たらいいな。 その為には綺麗な奥さんでいなきゃな。···釣り合う為に頑張るって意味がちょっとだけ分かった気がした。 (-138) 2023/03/02(Thu) 11:05:20 |
【人】 緑山 美海>>215 「バカは風邪を引かない、でしょ?」 「はいはい、火傷するかもしれないお馬鹿さんは下がってください」 そう言って火の番を交代する。 自信があるのも慣れてるのもわかっているから、時々後ろを振り返って確認したりしたのだろう。 「···本当だ、星も綺麗に見えるね」 朱く揺らめく炎から目を離し空を見上げれば、白く輝く無数の星々が広がっていた。 「こういう空の写真とかってスマホじゃ上手に撮れないだよね」 「しっかり目に焼き付けて帰ろう」 暫く眺めれば、此方も珈琲の準備を。持参した珈琲豆を器具の中にいれてセット完了 あとは直火にかけるだけ、暫くすれば出来上がるだろう。 「珈琲は砂糖だけでいい?今日はミルクも入れる気分かな」* (221) 2023/03/02(Thu) 11:08:06 |
【人】 黒崎柚樹[武藤に掴まれたところの腕が、なんだか熱い気がして。 左腕を右手で押さえるようにしながら、夜の湖面を眺めながらぽつぽつと言葉を交わした。] いや……案外、平気。 男も女もごちゃ混ぜで男部屋でカード大会して、 眠くなってその場で爆睡して怒られたくらいには。 …………って、いや、男部屋じゃなく。 女部屋、で。 [気が緩んでたのかな。 いくらかの懐かしさを感じる湖の風景に、ウッドデッキに置かれたベンチ。 表情を隠す薄暗さもあって、うん、緩んでいたんだろうな。 大部屋云々の話を向けられて、つい、去年の合宿の事を語りかけ。 慌てて訂正しながら、そもそも夜そんな強くないから早く寝てしまうと思う、と早口めに言い添えた。] (223) 2023/03/02(Thu) 11:23:21 |
【人】 黒崎柚樹……どうだろ、あれも子供の頃にしか乗ったことないな……。 [スワンボートを視界に収めつつ、でもああいうのは恋人同士で乗るものじゃないの?と武藤へは胡乱な視線を向けてしまう。 漕げと言うなら漕ぐけど。全力で。 多分、すごい勢いで湖面を爆走するスワンという、あんまりない光景が見られるだろうなとは思うけど。] スワンも案外運動には良いかもだけど……、 でも、ボート漕ぐ方がしたいな。 [あれも良い運動なんだよ、マシンジムにボート漕ぎの動きを模したローイングマシンというのがあるくらいなんだから。] 広背筋と僧帽筋。効くよ? [そんな話をしていたら、照れたり焦ったりで不穏だった顔色もいくらか平常に戻りかけてきていたというのに。] (224) 2023/03/02(Thu) 11:24:57 |
【人】 黒崎柚樹────………………え……。 [絶句した。 突き出された拳に、反射的に受け止めるよう広げた手のひら。 三角形みたいな、円錐みたいな、個性的な形のチョコの包みが落とされて。 ────『なんか食べたら落ち着くかなって』 ────『それにチョコは特に落ち着くので』 耳奥に、あの時の武藤の言葉が蘇る。 あれは、今年のお正月。 二人の名を刻んだ指輪を、一緒に受け取りに行った。 指輪は武藤からのクリスマスプレゼントで、イブの日に指輪を選び、刻印する文字を決めて。 年明けの当日、緊張や照れでどうしようもなくなってしまった私が、"おまじないの言葉とかは無い?"と武藤に無茶振りした結果が、口の中に放り込まれたこのチョコだった。] (225) 2023/03/02(Thu) 11:25:38 |
【人】 黒崎柚樹[ああもう、悲しいくらいに武藤だなあ。 私への恋心とか、性別の認識とか。 そんなものが全部消えてしまっていても、優しいのは変わらないし、私はやっぱり武藤の事が大好きで。] ……………………っ。 [俯いたら、ベンチの板張りにぽつぽつと水滴が落ちた。 肩も震わせず、声も漏らさず。 ただ泣き出した私に、武藤が焦らないわけないのは解ってるのに。 涙を止めようとすればするほど喉奥から変な音が出てしまいそうで、せめてとチョコを持たない方のパーカーの袖を目のあたりに強く押し当てた。] ごめ……ちょ、と、思い出すこと、あって。 たいしたことじゃ、ない。 [大丈夫。武藤には、関係ないことだから。*] (226) 2023/03/02(Thu) 11:27:15 |
【独】 黒崎柚樹/* 「非常食は食べても食べなくてもいいから」 「あとで食べてもいいし……」 じゃないんだわこんなの貰ったら即泣きなんだわこっちの涙脆さわかってないでしょあんただって泣き虫のくせになんなんだてめえ武藤このいてこますぞ耳の穴から自然薯ぶっ込んで奥歯がたがたいわせるぞ覚悟しろ……っ。 ……って、心の中の柚樹さんが吠えてます。吠えてます。 (-140) 2023/03/02(Thu) 11:32:05 |
【人】 片連理 “椿” そうね……、そうかもしれません。 人間にしては、ちょっと変わっているでしょう? あ、バター取ってくださる? お砂糖は……こっちにあるわね。 [切ってもらった人参を小鍋に入れながら、まるで世間話のような口調で呟く。小さなキッチンは二人で立つには随分と狭い。聞き慣れた彼の声は耳に心地よく、椿は歌い出しそうな上機嫌で、手際よく料理を進めていく。 フライパンに蓋をして、火が通るのを待つ。その間にまな板と包丁を片付けて、皿を用意する。肉が焼けたら皿に移して、同じフライパンで簡単にソースをつくる。そんな日常の光景に、およそ日常とはかけ離れた会話が挟まって、奇妙な緊張感が漂う。] (227) 2023/03/02(Thu) 11:34:51 |
【独】 黒崎柚樹/* 元村から今村までの隙間エピソードが色々あるのは、それ全部書いてきたからですね……(外部の掲示板借りてまでして、9月以来続けてきてたロル……)。 (-142) 2023/03/02(Thu) 11:35:57 |
【人】 片連理 “椿”[人間ではないような。実際、その通りだ。初めから、人間と呼んでいいようなものではなかった。 椿はバターで煮た人参も皿に乗せ、肉にソースをかけた。それを、側の小さな丸テーブルに乗せて、カトラリを用意する。カウンターに用意されていた小さな丸いパンの入った籠はテーブルの中央へ。] (228) 2023/03/02(Thu) 11:36:14 |
【人】 片連理 “椿” いただきましょう。 ええ、とても人間的な食事だわ。 [これくらいの人間のふりならいつでもできる。 多分、できるはず。] そう思いませんか、楓様? [やや自嘲気味に、椿はそう口にする。 それが、彼の耳にどう響くかはわからないけれど。]** (229) 2023/03/02(Thu) 11:36:50 |
【人】 緑山 宗太朗「なかなか難しいぜ〜、ピントすぐどっか行くし……」 「……写真に撮れないのは、いい思い出にするって事で!」 一緒になって目に焼き付けようとする。 まだまだキャンプは始まったばかりで、星空を目にする機会はきっと沢山ある。 でも、今日の宙は今日しか見られないから、焼き付けている。割合真剣だ。キャンプの初日に相応しい、さっき見た彼女の目のように、キラキラとした星空だと思った。 男の心のアルバムに新たなページが増えた。 焚き火の前で木を焚べるお嫁さんの写真と、今の星空の写真と、今日あったことの一筆添えが。 コーヒーに入れるもの。>>221 聞かれてうんうん唸る。何か考えているらしい。 「うーーーん……」 「ブラック?」 今日は砂糖も要らないと。今日は一味違う形で飲みたいらしい。 珍しく見えるかもしれない。1さじの砂糖を入れて飲んでいる風景が、自宅ではよく見られる筈* (231) 2023/03/02(Thu) 11:56:24 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[室内に改めて目を向ける。 広い、数人向けの小屋。寝泊まりだけでなく悠々とした時間が過ごせる、快適な余暇のための場所。 そう思えるからこそ、一人でここに泊まろうと思うことなど絶対に無いと思えた。 いつもの旅の途中>>68、夢の中にでも彷徨い込んだのだろう>>118。 彼は次第に現状をそう解釈するようになり始めたが……。 だからといって飢餓感の軽視だけはする気になれなかった。 なぜなら、彼が最も頻繁に人を殺すのは夢の中だからだ。 そして夢の中といえど、仲間と認める人を自ら傷つけ害する光景など見たくなかった。それが彼があの夜に夢見た地獄の一片なのだから] (-149) 2023/03/02(Thu) 12:55:40 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[そのまま食べ続けようかと思ったところで、どうしても彼の手は止まる] 『人間的でない食事』って、例えば何だ? [テーブルの上に並ぶのは、確かに人間的な食事だろう。 それなら、そうでないものとして彼女が思い浮かべるのは何か? それを問いたい気持ちに駆られ、抑えることができなかったのだ。 なぜなら、かつてあの気高き友に問いかけた言葉が脳裏に蘇ったから。 《人間向けの食事で、足りているか?》 ──彼が逃れたい、それでいて必ず対処しなければならない飢餓。彼が思う『人間的でない食事』とは、そのまま“人狼”のそれである>>59] (-150) 2023/03/02(Thu) 12:56:33 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[彼女の声音をすんなり自嘲と解釈したのは、きっと似た思いが彼の中にもあるせいだろう。 人間のふりをして、人間の暮らしを続けている。 人間だった頃の生活にしがみつき、必死に維持し続けている。 その維持のために、人間ならざる道を歩み続けて。 ──もう、人間でなどありえないのだ。 人間でないものになったと感じた後、元に戻ろうなんて彼が考えたことは一度も無かった。戻れる余地を──戻ってもいいと彼が思える理由を、自ら断つしかなかったのだから]** (-151) 2023/03/02(Thu) 12:56:53 |
【独】 一匹狼 “楓”/* さすがに 人間食べる話は 表ログではやっちゃいけねえなって思ったんです…… 表ログは全年齢 おれwikiに書いてる(確認してきた) (-152) 2023/03/02(Thu) 12:58:46 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 椿さんのリクエストは(楓の)心情描写重めのホラーっぽいやつ……という話だったが こんな感じでええんかな…… お応えできてるかわからない (-153) 2023/03/02(Thu) 13:00:37 |
【人】 武藤景虎[部活の合宿でみんなでカード大会して、異性の部屋で爆睡して怒られる>>223とか、他愛のない微笑ましいエピソードなんだと思う。 聞いてる間に若干眉間に皺が寄ってるのに気づいて、この話にそんな気に入らないとこあったかと内心に疑問符が浮かんだ。 オレならそのまま女子もいるような部屋で寝るとか絶対無理だなって思ったからだろう、きっと。] ……は? [話の合間で相槌を打とうとしたつもりが疑問系ともつかない低い声が漏れて、自分でも驚いた。 声量はかなり小さかったので聞こえたかは微妙だが。] ああ、うん、女子部屋……で、寝たら怒られるよな。 [女子から王子様とか言われてるくっきーが女子部屋で爆睡始めたら、さぞ騒がしいことになりそうだし、とは笑って続けたつもりだから、特におかしなとこは見せてない、と思う。 そんな感じだったから、早口で付け足された“夜強くない“というのにも、じゃあ寝るのを邪魔しないようにはしとくわ、と似たような調子で返した。] (235) 2023/03/02(Thu) 14:34:34 |
【人】 武藤景虎[スワンボートは恋人同士とかで乗るもの>>224と言われて、別に気にしないでよくね?とはやっぱり不思議そうに返してしまったが、くっきーが恥ずかしいというのなら気持ちを汲んではおこう。] ボート漕ぐのを筋トレの一環だと思ってる……? いや、くっきーが漕ぎたいなら任せるが。 [漕ぐのが楽しいみたいなのもあるとは思いつつ、オレは特に運動のために乗るもんだとは思ってなかったから。 足にしろ手にしろ漕ぐのも筋トレに繋げる発想が面白いなと笑ってしまった。 そんな話をする頃には硬そうに思えたくっきーの表情も和らいでいた、とは薄暗がりの中では気づかなかったのもあるんだけど。] (236) 2023/03/02(Thu) 14:34:56 |
【人】 武藤景虎[チョコの粒をひとつ広げられた手の平の上に落とすと、驚いたような声を短く発した後にくっきーの目から溢れ出した雫に固まった。] えっ……、 [理由もまるでわからず、どうしよう、と頭の中でぐるぐると考えていると、何か悲しいことだろうか、思い出すことがあるせいだと途切れがちに告げられて。>>226 ごめん、とも、悪い、とも判別のつかないことをもごもご口内で発する。 目の周りを服の袖で押さえる様子に、両の手、というよりは腕を伸ばしかけて数センチ離れたところでとどまった。 ちょっと待て、何しようとした? 混乱と動揺でぐちゃぐちゃな脳内で問いかけてくる冷静な部分から制止がかかる。 くっきーは男で、友達で、同じ年で、って考えたらどう考えても取る行動ではない。 いや、女子だとしたら尚更取るべき行動じゃないのでは?と一瞬頭を掠めて。 何でそんな懸念する必要があるのかとは多分冷静ではないからだろう。] (237) 2023/03/02(Thu) 14:36:50 |
【人】 武藤景虎…………っ、 [何があったのか、どうして泣いてるのかとか、聞いてやれたらくっきーも楽になれるのかも。 これ以上を踏み越えてはいけないと常の癖のようなもので、無意識に引いた線の先、ギリギリのところに立ってるような状態で。 半ば無意識に空いた手で項垂れた黒髪に一瞬触れると、バッと手を引く。 明らか挙動不審のまま、勝手に動きそうになる両手の平に視線を落とすと、深く息を吸って] (238) 2023/03/02(Thu) 14:37:45 |
【人】 武藤景虎[ ────バチン! 思い切り自分の両頬を挟むように叩くと、乾いた音が静寂に響いた。] いっ……てえ…… [急に何ごとかと驚かせたかもしれないことを謝る余裕もなく、じんじんとした痛みにとりあえず冷静にはなれた気がする。 ほんの少しだけ、ではあるけど。 音のせいでくっきーはこちらを向いていたろうか。 俯いたままだったとしても、片手で持っていたままのさっき渡したチョコを取り上げて、銀紙を剥くと小さな三角錐の塊をくっきーの唇に押し付けた。] あーー……、今食べとこ。 ほら、非常事態だし……? [どっちかというとオレのが非常事態だったんだが、チョコを摘んだ指の向こうに感じる感触に動悸が激しくなる感じがして。 早く食ってくれと思いながら口が開かれるのを待った。]* (239) 2023/03/02(Thu) 14:39:07 |
【独】 黒崎柚樹/* へ?…………そう、きた……か……。 (びっくりした……) なる、ほど……。 (今更ですが、反応の第一声はこっちに落とすべきと思ったので落としておこう)(忘れなければ) (-154) 2023/03/02(Thu) 14:43:35 |
【独】 武藤景虎/* 撫でたり抱き寄せたりはできなかった。 挙動不審すぎてとんだ童貞ムーブをしてしまった。 まあ、この時の記憶状態のとらは実際童貞だから仕方ないな!わはは!(笑ってる場合ではない) チョコを万能薬かなんかだと思ってんのかな……? (-156) 2023/03/02(Thu) 14:53:27 |
【人】 緑山 美海>>230 焚き火から少し距離を取り、貴方の傍の椅子に座る。 「胸がスッと、か」 一緒になって深呼吸。吸って、吐いて。 「何か空気が美味しい気がするかも、やっぱり自然っていいね」 「星空ってピント合わないよね、今度いいカメラ買おうかな」 「でも、夜景より、私たちには手ブレ補正がしっかりしてた方がいいかも」 せかせかと慌ただしく動く誰かさんもいることだし、綺麗な星空を眺めながらそんなことを話す。 星空を眺めている間に珈琲が出来上がったようで、それをキャンプ用のマグカップの入れれば、2人分の珈琲の完成です。 「ブラックの気分なんだ、珍しいね」 「私はいつもの。···舌、火傷しないでよ?」 ブラックの珈琲がふたつ、その片方を手渡した。 (240) 2023/03/02(Thu) 15:22:26 |
【人】 緑山 美海ふぅふぅ。 熱々の珈琲を充分に冷ましてから口を付ける。 「······美味しい、何か特別な感じがする」 いつもの珈琲も直火にかけると芳ばしさが違う気がする、焼けた薪の匂いがほのかに混じっているからだろうか。 「これ買おうかな」 次にキャンプに行く予定もないのに、そんなことを呟く馬鹿な女がいたそう。 淹れたて珈琲で身体を温めれば、お待ちかねの焼きマシュマロの時間。 「宗太郎、準備は終わってる?」 と貴方に微笑みを向ける。 新しい思い出は何ページ増えてもいいもんね、いっぱい楽しまなきゃね。* (241) 2023/03/02(Thu) 15:23:20 |
【人】 黒崎柚樹[ごく僅か、風で立った波とも言えないくらいの波が、岸に当たって微かな水音を立てているくらいの静けさの中。 武藤の「……は?」はそこそこしっかり耳に届いた。 囁き程度の声量にしたところで、武藤の地声は大きいから。] ………………? [ああ、"クールガイ"が女子部員の部屋で遊んでそのままそこで寝るとか、デリカシー無さすぎるとかそういう?と理解して、そこをとやかく突っ込むことはせず。 そもこの話は元々の武藤にもしたことがない。 見た目の印象より遙かに慎重で警戒心の強い武藤は、私に常々警戒心を持てと言い続けていたから、過去の話とはいえそんなエピソードを口にしたら渋い顔をするだろうことは想像に難くなかったから。 でも、今の武藤が、今の自分に対して警戒心云々で渋い顔をする理由はないのだし。] (242) 2023/03/02(Thu) 15:43:39 |
【人】 黒崎柚樹筋トレっていうか……スポーツ? [不思議そうにボート漕ぎは筋トレの一環なのかと武藤に問われ >>236 、まあ大体そんな感じ、と、真面目に頷いてしまう。 テニスや水泳と一緒だよと続けたけど、そういえば、"海遊び"みたいな記憶は子供の頃が最後のもので、水着になったらガチ泳ぎするみたいなのしかしてないな、とは。 そういえば、数多のサークルに所属しているコミュ強の武藤は、バーベキューもしたことあると言ってたから、夏の水遊びも色々行ってるんだろうな。 先の事すぎて特段約束をしてるとかは無いけれど、武藤と海かプールに行くなら、いかにもなスポーツ用の水着しか持っていない自分は新調しなきゃなとうっすら考え、いや、そんな未来も、今は来るかも解らないじゃない、と打ち消して。 武藤と2人で居られるのが楽しいのと、苦しいのと。 多分、積もりに積もった感情は、コップの縁から溢れる寸前だったんだろう。] (243) 2023/03/02(Thu) 15:44:32 |
【人】 黒崎柚樹…………っ…………、 [涙、止まってよ。 武藤、困ってるじゃん……と、自分で自分を宥めようとしても、ぽたぽたどころかぼろぼろと溢れ続ける涙は、涙腺が壊れてしまったのかなと思うほど。 目を覆っている今は、武藤がどんな顔をしているのか、呆れてるのか困ってるのかも解らなかったけど。けれど、泣いている友人を前に去って行くような人でもないから、ひたすら、ごめん、って思っていた。 なんでもないんだよ、と伝えるように、私は緩慢に首をふるふると左右に振っていたのだけれど。] (244) 2023/03/02(Thu) 15:45:08 |
【人】 黒崎柚樹……ッ!?……へ……? [とても覚えがあるよ。その、"バチン!" >>239 って音。 冷静になろうとか、気合い入れようみたいな時、時々武藤がする仕草。 泣き濡れた顔を思わず上げてしまったら、武藤が両頬から手を外すところだった。] ど、した、の…………。 [目を見開いたら、最後の涙の1滴が目縁から溢れていったけど、びっくりしたあまりに涙は止まった風だった。 ふに、と銀紙が外されたキスチョコが、口元に押し当てられ、おずおず口を開いたらそのままころんと口中に押し込められて。 記憶、無いんだろうに。自覚もきっと無いんだろうに。 あの時と同じ、"おまじない"のつもりなのかな。] ………………。 [じわ、と体温で溶けていく甘くてほろ苦い武藤の大好物に、かし、と奥歯を立てて、俯きながら十数秒ばかり、私は無言でもぐもぐと口を動かしていた。] (245) 2023/03/02(Thu) 15:45:43 |
【人】 黒崎柚樹[本当は、武藤にして、って言いたかったけど。 でも今はそれをしちゃいけない気がしたから、私は左手だけゆるりと上げ、そこそこの勢いで自分の頬をバシン!と叩いた。] ……ッ…………ったぁ……。 [痛いなあ。 痛いけど。 でも胸の方がずっと痛くて、それでもまだいくらかは頑張れる、と思えた。頑張らなくちゃ、って。] ……ごめん。もう大丈夫。 そろそろ御飯炊き始めてるだろうし、コテージに帰ろう? [武藤が言う通り、何か食べれば元気出るし、今、出たし。大丈夫だよと立ち上がった。*] (246) 2023/03/02(Thu) 15:46:26 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空― 巫女見習いの日常 ― [守り人候補との出会いを経ていくらか。 石造りの塔に一日中こもる生活は変わっていなかった。 自らの力と向き合う修行がメインなのは当たり前として、力を捧げていく島についても学ぶのは大事なこと。 科学的な知識に実用的な地理、人づてに語られる伝承もと、読み書きは一応出来るものの膨大な文書に目眩がする。 あとは一般教養に礼儀作法も身につけねばならない。 巫女は神聖視され、ある意味では特別扱いされる存在のため、人前では常に相応しい言動をするべきというものだった。] ……。 [塔にある図書室にはひとつだけ窓がある。 どうしても疲れたときにそこから空を眺めるのが習慣だった。 今日も先生が退室した隙に、ほんの少しだけと自分に言い聞かせ、石造りの冷たい窓枠に手を乗せて顔を上げる。 午後の空は明るく青く、薄暗い室内に慣れた目に眩しい。 こしこしと目を擦りながら視線を動かしていく。] (-158) 2023/03/02(Thu) 15:56:27 |
【独】 武藤景虎/* う、泣き止んでくれて安心した…… 顔叩いてくれは言われたら容赦なく叩くけどまだ男子だとは思ってるものの、女子と認識したうえで顔叩いた記憶を思い出しかねない気はするのでな…… (-157) 2023/03/02(Thu) 15:56:28 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[中心街でもこの一角は石造りの建物が多いが、少し離れた向こう側には、昼でも夜でも細長い筒から煙がもくもくと立ち上り、明かりの消えない、鉄などで出来ているらしい茶色い建物が複雑に今にも崩れそうなバランスで組み合わさっている、この辺りとはまた雰囲気の違う場所がある。 地理の勉強によると、様々な飛行艇の整備工場や他の島までも行けるような飛行船の発着場などがあるらしい。 今日はそちらが気になりじっと目を留めた。 理由は最初分からなかった。けれど。] ……鳥? [煙に紛れるようにして、一羽の鳥が飛び立ってゆく。 群れじゃないなんて珍しいなぁ。 なんとなく視線で追い続け、あれ、違うと気づく。] 鳥じゃない……? [鳥にしては大きい。 でも、両翼があるように見える。 ひらりひらりと旋回し、高度を増し、姿が小さくなる。] (-159) 2023/03/02(Thu) 15:56:36 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空もしかして、人? [知らず知らず身を乗り出し、息を止めて目をこらす。 きら、きら、と。銀色の何かが太陽の光に反射していた。 あの鳥は、どんな景色を見下ろしているのだろう。 どんな風を受けて、どこに向かい、何を思っているのだろう。 自由に空を舞う姿がうつくしく心に刻まれていく。 鳥の正体をまだ知らない日のことだった。**] (-160) 2023/03/02(Thu) 15:57:06 |
【人】 緑山 宗太朗一緒になって深呼吸。>>240 今日は何かしら一緒に行う事が多いなぁ。 ……普段もこんな感じだったっけ? ほぼほぼ毎日一緒に居ると、行動も似るのかもしれない。一緒になっておバカをする時もあった事だし >>144 「木に囲まれてデトックス〜ってね〜 ……家の周り森みたいにしたらさ、 俺たち、何時でも今みたいな新鮮な空気吸えるんかな〜」 なにか言い出した。 唐突な思いつきを、真剣に考え始めている。 「まずタモは入るじゃん?」 あると森っぽいので。 「ドングリも植えていいな……」 どんぐりが庭にあると、毎秋遊べそう。 「美海はどう思う?」 と、空想に意見を求めた。実際植えられるかどうかは……謎だ。 (247) 2023/03/02(Thu) 16:08:11 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” 『食べる』ということは、生きることと同義です。 [カトラリを皿の上に置いて、椿は言った。] 生きている限り、人は食べなければなりません。 だから、たとえそれがビタミンの錠剤でも、生きたままの魚であっても、あるいは何か、木の皮のようなものであったとしても、それが人間らしくない、とは、言えないでしょうね。 [言葉を選びあぐねて、椿は皿の上に目を落とす。 はじめの頃、彼女は腹が減れば当たり前のようにヒトを喰らった。 それは羊や豚を食べることと何も違いはないと、そう思っていた。 いや、それは今でも変わらない。ただ、その度に片割れが悲しい顔をするから、やめてみようと思ったのだ。それができれば、この世界に自分が生きていても良いのかもしれないと、そう思って] (-161) 2023/03/02(Thu) 16:09:28 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” たとえば、たとえばですけれど。 お友達の可愛がっている犬を食べては、いけないのでしょう? [拗ねるような口調になったことには、自分では気づかなかった。 それがなぜいけないのかは、椿には良くわからない。今の言葉は、それを暗に示していた。 それがわからないから、やはり自分はヒトではなくて、ここにいてはいけないものなのだと、それだけがわかる。それが悲しくて、それを悲しむことすらもきっといけないことで、考え始めると出口のない迷路に迷い込んだような感覚に陥ってしまう。 彼はどうなのだろう。あのとき聞こえた“内緒話”で、彼らも自分と似た存在なのだと知った。 そう、思い出した。だから、逢いたいと思ったのだ。 人間ではない彼らがどうやって生きているのかを知りたくて。] (-162) 2023/03/02(Thu) 16:11:16 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「木とか花とかいっぱい植えたらさぁ……」 「いつか出来る、新しい家族にもさ……自然に親しんで貰えっかな?」 どうかな、その辺…… と伺いつつ首を傾げた。「まぁ、もう家には色々……植えてたとは思うし。場所空いてたら、参考までに?」 今、早急に植えたいわけではないらしい。 あったらあったらで嬉しいな、ぐらいの。 でも将来、家に人が増える時には、なにかひとつは植えたいなぁとも。 一緒の年月を過ごしたものが家にあるって、験担ぎ以外の面でも……なんかよさそうだし。 ……と、自分たちにはまだ早いかもしれない話を、真剣に考えている。 (-163) 2023/03/02(Thu) 16:12:04 |
【人】 緑山 宗太朗「手ブレ?なんでぇ?」 「星は動かないぜ」 手ブレの元凶となっている男には、自覚がない!行動に落ち着きが出るのは何時頃になるのだろうか。 直火にあぶられたヤカンがぽこぽこと鳴り出したら、お湯の沸いた合図。 注いで貰ったコーヒーを「ありがと〜」と受け取って、ふーっと息を吹きかけている。一息で覚ましたい派。息に応じて湯気がもうと長く立つ。 「たまにはな?」 「美海、ブラック好きだよな。」 1口啜るといつもの味。味はいつもの豆のだけど、外で飲んでるってだけで倍美味しく感じる。 ほぉ、と吐いた息は少し白い。胃が温まっている感じがする。 砂糖なしだと飲めないと思ってたけど……意外とブラックでも飲めるかもなぁと感心している。やっぱ入れた人の腕がいいのかも。 ちらっと横を見た。ほんのりと焚き火の明かりを反映した顔も、ここでしか見られない風景かもしれない。 (248) 2023/03/02(Thu) 16:22:24 |
【人】 緑山 宗太朗買おうかな >>241 の一言に 「買おう買おう!また使うっしょ」 食いついた。家でキャンプ気分を味わうのもいいだろうし…… またこうやって遊びに来た時、役立つのではという重いも、多分にある。また一緒に、遊びに行きたいのだろう。大自然のあるどこかに。 「なんなら俺が買おっか?」と旦那様は乗り気も乗り気だった。 そして、 抜かりなく準備はできている。 そう言わんばかりに、何本かのマシュマロ串を掲げた。焼く為のマシュマロは、少し大きめだ。 1個だけさしたの、2個連続でさしたのと、3連刺し。好きな物をどうぞ?と、先手を譲った。 「初心者には1個のがおすすめ!」と、自分の経験談を交えて話している。* (249) 2023/03/02(Thu) 16:24:24 |
【人】 片連理 “椿” 美味しい。 [小さく切った肉を口に入れる。 さほど料理の腕がいい方ではない椿ではあったが、素材が良いものだったのだろう。シンプルに焼いただけの肉は素直に美味いと感じた。]** (250) 2023/03/02(Thu) 16:26:43 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓”[おかしな話だ、とも思う。 自分の命はもうじき尽きる。 それだというのに、なぜ今更生きていい理由を探しているのか。]** (-166) 2023/03/02(Thu) 16:58:35 |
【独】 緑山 宗太朗/* 無意識のうちに長寿とか永遠とかの花言葉(木言葉)を選ぶのは、この時間が一生続いて欲しい気持ちの現れなんだとか 天国での死別とか別離とかを遠ざけたいと願っているみたいですね。自分と美海ちゃんがおじいちゃんとおばあちゃんになったら……って話は日増でもするけど、本当にそうなって欲しくはないって気持ちが根底にはありそう でも実際じいばあになったらその時は受け入れようと努力するんだと思います。 天国では永別の概念が存在しないと生前考えてた節はありそうですね (-168) 2023/03/02(Thu) 17:16:26 |
【独】 緑山 美海「タモ」の花言葉は「幸福な日々・未来への憧れ」 「どんぐり」の花言葉は「永遠の愛」 ありがとうございます···。尊い···。 (-169) 2023/03/02(Thu) 17:22:59 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[生きるために何かの命を犠牲にしても構わない──それは楓も同意するところだった。 だから彼も自分の意志で人間を食べている。 “人間を食べてはいけない”のは人間社会のルール。 人間でなくなったからには、従わなくとも罪ではない。 楓の考えはそうだった。 そして、それゆえに自分を人間とは言えない存在だとも信じ込んでいる。 人間は“同族食い”を禁忌とする生き物。 躊躇わず人間を食う存在は、いかに見た目が人間に近かろうとも異端と見做され、排除される。 そのことはよく、わかっていた。過去の自分自身の感覚として] (-170) 2023/03/02(Thu) 17:23:10 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[けれど彼女の拗ねるような問いかけを聞くと、反発する思いが浮かんだ。 彼が必死に避けていることと通じる部分のある例だったから。 同時に悲しみを感じた。 彼女はそれがわからないのだと、その問いで感じてしまったから。 そして、それを悪怯れずにいるとは思えなかったから] 椿……。 [平然とその感覚を受け入れているのなら、拗ねるような声など出まい。 彼女にとっては理解したくてもできない感覚なのだ──そこまで感じ取ってしまって、楓は彼女に右手を伸ばした。触れようとしたのだ、今はカトラリを持たぬ彼女の手に。 本当は、彼女を抱き締めたい思いに駆られていた。 けれどそれは躊躇った] (-171) 2023/03/02(Thu) 17:24:09 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”食べたら殺してしまう。 殺した命は、帰ってこない。 そうしたら友達の心を傷つける。 人は、大切な命には生きていてほしいと願うものだ。 [言っていて反吐が出る思いだった。 それを理解する彼自身は人間だと主張するかのようで。 それを理解しているから何だというのだ? 理解しながらやり続けるほうが、理解できずに行うよりよほど罪深いのではないか。 遠くに旅立ち、何らかの罪で誰かから死を望まれている人間を探し出し、喰らう。 それが楓が日常を保ちながら生きるために選んだ道ではあったが──罪人だって誰かの大切な人には相違ない。 楓は人間を踏み躙り人間の敵に回るようなことをしながら、人間の中で人間として生きていくことを望んでいる。 どれだけ矛盾したことか理解していても、他に方法が見つけられなかったのだ] (-172) 2023/03/02(Thu) 17:24:49 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 抱き締めに行くかすごく悩んだんだけど…… 向かい側に座ってる(多分)のを移動してまでの衝動ではないなと思った 座ってるの向かいだっけ? テーブルに二人掛けは特筆無ければ向いだよな多分 (-173) 2023/03/02(Thu) 17:27:12 |
大学生 寿 達也は、メモを貼った。 (a23) 2023/03/02(Thu) 17:32:59 |
【独】 緑山 宗太朗見上げた赤白青黄の星々は綺麗で、上を見上げているとなんだかキラキラ輝く星が羨ましくなってきた。 自分と美海は、多分生まれ変わっても何かしらで、一緒にいられると。 思っているのだけど。 来世、来世ではもし。 俺が人間として生まれても、お嫁さんとまた巡り会えないのであれば…… その時は、星になるのも、いいかもなって。 目の瞬きを挟んで、思った。 だって、星になったら寿命が長いから。 何度でも何度でも、生まれ変わった美海を眺めることが出来る。 生まれた所も見られる分、その分きっと、死んじゃう場面もよく見るし、無機物だから天国に会いに行けもしないし。 星と人間だから、話せもしないんだろうけど…… うーん、こう考えるとデメリットの方が多いんかな。 人間の金持ちとして生まれて、終生を美海探しの時間に充てる方が、やっぱいいのかなぁ…… と、くだらない事をごねごねと、考えていた。星空は悩み事に相槌すら打たず、静かにまたたきを返すのみ。 (-175) 2023/03/02(Thu) 17:34:39 |
【人】 武藤景虎[合宿の話は男部屋を女部屋だと訂正が入る前から特に違和感なく普通に聞いていて、その時から眉を顰めていたことには殆ど無自覚だった。 漏れ出た不機嫌そうな声音が聞こえていたかは定かではないが、くっきーからは特に何も言われなかったので>>242気づかれてはいないだろう。 聞かれたとしても自分でもわからないその理由を答えられた気はしないが。 女部屋と訂正が入って漸く、普通に会話を返したものの、澱のような微妙な違和感だけが心の隅に沈んでいった。] レジャーってイメージの方が強い気はするが、まあ、スポーツではあるのか……。>>243 [テニスや水泳も友達とかと行くならスポーツ感覚ってよりは遊びの一環かなあ、とは。 どっちも正解ではあるんだろうけど、海やらプールに遊びに行ってもガチ泳ぎだけしてんのかな、とは少し気にはなってしまう。 その方が想像つくかもと思ったのに、海パン姿のくっきーは何故か想像がつかなかった。 小さな違和感や疑問が積もっていく中で、くっきーの方では溢れそうになっている何かがあるなんて全く気付きもしないまま、盛大に慌てることにはなったのだけど。] (252) 2023/03/02(Thu) 17:47:00 |
【人】 武藤景虎[何と声をかければいいかもわからずに、伸ばした手を寸前で止めたり引いたりしていたオレは相当に挙動がおかしかったと思う。 目を覆っているくっきーからは見えなかったことだけが幸いだった。 緩く首を振る様子>>244からは、気にしないでいいというような意図は伝わってきたものの、成人済みの人間が涙を流すような状況がなんでもないわけがないし。 慌てふためいていても状況が改善するわけでもなく、とりあえず冷静になろうとして自分の顔を思い切り叩いた。] …………、 [此方を唖然として見つめる瞳からは新しく涙は溢れてはいなかったものの、赤くなった目縁や頬に残る濡れた跡に手を伸ばそうとするのをとどめて。 オレはチョコを万能薬とでも思ってんのかな、思ってるかも。 チョコを押し当てた口が開くと中に押し込んでから指を離すと、指先に残る柔らかい感触が熱を持つ感じがして、掻き消すように指を擦り合わせた。] (253) 2023/03/02(Thu) 17:47:27 |
【人】 武藤景虎……ん、元気出た? [頬を僅かに動かして放り込んだチョコを咀嚼している表情を窺って>>245涙が止まっていることを確認すると漸く息が出来た気がする。 直後、くっきーが自らの顔を片手で叩いた>>246ことには今度は此方が目を丸くする番だった。] っ……ふは、それ、あんまりやると顔腫れるぞ。 [さっきオレがやったから同じようにやってみただけなのか、くっきーも普段やってるのか。 初回にしては躊躇なく思い切りいったなって感じだけど、何故だか懐かしい光景のような気がして目を細める。 ハンカチを差し出そうとしたら、やたらしわくちゃで貸せたものでもないなとポケットに押し込みなおして。 濡れた頬をジャケットの袖で雑に拭こうとしたのだけど、なんか違うな、と赤くなった頬に手のひらを押し当てて、ぐい、と拭った。] (254) 2023/03/02(Thu) 17:48:51 |
【人】 武藤景虎そうだな、腹減ってきたし戻るか。 [なんか食ったら元気も出ることは確認出来たし、と腰を上げる。 手を差し出したのは行きの時みたいに手でも繋いどく?という意味ではなく、ベンチから立ち上がるためのやつだから。 くっきーがベンチから腰を上げたら普通に離すよ。] 結構星出てきたなー。 [スマホを取り出してライトをつける前に空を見上げて、ぐる、と見渡してみる。 足元を照らしながら帰る間は、オムライスの作り方でも事前に聞いておこうかな。 あ、包丁はあまり使ったことがないので切り方などは細かく教えてくれると助かる。 なんで泣いたんだろうっていうのは気にはなったけど、いつか教えてもらえるだろうか。 くっきーが話したくなさそうな以上は聞くことはしないまま、取り止めのない雑談を話しながらコテージに戻った。]* (255) 2023/03/02(Thu) 17:49:52 |
【独】 武藤景虎/* 今のとらの記憶の状態での持ちもののハンカチは元村時点でしわくちゃな上、それで自分の洗った顔拭いたやつなので人には貸せない。 同日に袖で顔を拭く行為は仲良しの男子PC相手にやっていたんだけど(とらが肩を叩いたせいで持ってた水がかかったため)、くっきー相手にやるのはなんか違うなってなったみたいです、ね。 (-176) 2023/03/02(Thu) 17:58:44 |
【独】 一匹狼 “楓”/* いただいた間取り見たら向かい合わせではないな……? ちょっと歩けば抱き締められてしまう まあいきなりハグはちょっと 異性でもあることだし あと楓くんは、椿さんの好きな人は気高き友氏だと思ってるので……(今のところ出てきてないので名前伏せ (-178) 2023/03/02(Thu) 18:03:29 |
【独】 武藤景虎/* 女子だと気づいてたら指先で拭うくらいにしたと思う。 記憶が完全に戻ってると指じゃなくて口でいくから、という違いはありますね……(自己分析) (-179) 2023/03/02(Thu) 18:12:11 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫[この肌を犯してもいいのは自分だけ。 痕をつけてもいいのは自分だけ。 それは彼から許された特権。なぜそれが自分だけ許されているかといえば、それはきっと、要本人よりも自分の方が要の肌を好きなせいだとも思う。 自分の性癖すら笑って許し、面白がる彼のような人はもう二度と巡り合えないと思う。 いや、彼以外の人間に触れようなんて、もう思わないのだけれど] 嫌いなわけないでしょう? 処女だった貴方をここまで熟させたのは俺なんだ……。 [触れなくても、声だけでも、いや、声を出さなくても彼の体温が空気を伝わって自分に届くだけでも自分の身体は熱くなる。 彼の存在自体が自分の身体を冷ましてくれなくなる。 彼のエッチなご依頼に、そして無意味な見栄で気づかれたくなかったことは当たり前かのように彼は許してくれるのだ] (-180) 2023/03/02(Thu) 18:14:47 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫あぁ…… [好きだ、と言われて思わず嘆息してしまう。顔を思わず赤らめて背けてしまった。 敵わない。本当に敵わない。好きだ。好きすぎる。泣きそうになるくらい、貴方が好きだ。 身体をさらけ出すより心をさらけ出す方が羞恥を覚えると、彼の染まった頬が教えてくれていて。なのに、それでもちゃんと見せてくれる。教えてくれる。 自分は言葉を省略しがちで、そして恰好つけで。年上の恋人にどこか引け目を感じていて。 自分の恋人は何をしていても恰好いいのに。それでいて可愛くて。 そこに存在していてくれるだけでもいいのに。 こんなに自分を翻弄していても、それでもちゃんとそういうところをおろそかにしないでいる] (-181) 2023/03/02(Thu) 18:15:32 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫……俺も、好きです。 [尊敬してて、崇拝してて、それこそ畏怖するレベルで好きな人。 ほとんど宗教じみてるくらいに惹かれている自分のただ一人のお姫様。 初恋相手だし、口が悪い人ならば、自分の性癖はこの人のせいで歪められたというのだろうけれど、それすら嬉しいくらい、自分は彼にぞっこんだ。 痴態を見せて、慾を顕わにして、そのカメラで自分から見た彼を切り取り、写真を撮る自分の方の慾をさらけだせ、とわかっていて言っている要] もちろん、写真、撮りますよ。 [赤く染まって硬く変じた要の屹立を自分の手で固定し、しごき、色々な角度をつけながらうるさいくらいに連写していく。 彼に頼まれた箇所は接写して。意図的にぶらしたりするテクニックは、彼を写し続けたこの一年で随分と上達したと思う。 それほど彼を写してきたのだ。誰にも見せずコレクションしているけれど。 おかげで部活や地域の撮影会で人物を撮ると、上達ぶりを褒められるけれど、自分の真骨頂はこの人の前でしか表せないと思う。 そして、大事なところから手を離して、改めて彼を見つめる。 どんなに頑張って自分が煽ろうとしても彼には負け続けている。そして今日も負けるのだ] (-182) 2023/03/02(Thu) 18:16:02 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫もっと、エッチな触り方、してもいいですか? [レンズが触れないようにカメラのキワで要の屹立の先をつついて囁いて。 ズボンの中で自己主張していたものが限界を伝えてうるさくて。年上で先輩な恋人に甘えたい、と文句を言ってくるのだ。 自分は騎士で後輩で、彼に奉仕をしなくてはいけないのに。 なにより大事な恋人を幸せにするのが、自分の最大なお仕事だから。 カメラを脇において、彼が見たら用意周到だと笑うだろうけれど、車の中で出さなかっただけ褒めてもらいたいと思う。 ポケットの中から出したのはジェル付のコンドームだ。もちろん自分に合ったサイズの*] (-183) 2023/03/02(Thu) 18:16:20 |
【人】 黒崎柚樹うん、大丈夫。 象並に皮膚、丈夫だから。 [とか言ったら象が可愛そうなくらいには丈夫だから、と、小さく返す。 "あんまりやると顔腫れるぞ"は、以前、同じことをした時にも武藤に言われた言葉。 懐かしさに目を細めつつまた泣きたくなってしまったけれど、泣く前に手のひらを頬に押し立てられて、ひくりと激しく肩を揺らすことになった。] な、に……してる、の。 [男友達の頬をこするとか、する人だっけ。しないよね。 半ば無意識だろうそんな行動や、言葉の端々、私の知ってる武藤が確かに存在する気配は、確かにあって。] (256) 2023/03/02(Thu) 18:29:56 |
【人】 黒崎柚樹[けど、私の側からはやっぱり何も言えなくて、告げられた言葉は"コテージに帰ろう"くらいのもの。 張っていた気がいくらか緩んでしまっていたのか、眼前、差し出された手には素直に甘え、く、と力を入れて立ち上がってから離して良いよと力を抜いた。 その手のぬくもりに縋る未練は絶対持つものか、と、そこだけは強い意志を抱き続けていたけれど。] ……うん。新月って、本当に暗いんだね。 [こういう風な"ちゃんと暗い夜"って日常暮らしてる空間だとあまり出会えないしね、と、会話はぽつぽつととりとめなく、穏やかに続いて。 往路よりもさして時間もかからなかった感覚と共に私たちはコテージに辿り着いたのだった。] (257) 2023/03/02(Thu) 18:30:50 |
【人】 黒崎柚樹 簡単に言えば、具を刻んで炒めて、御飯も混ぜて炒めて。 器によそって卵を最後に乗せる。以上。 [そう難しいものでもないでしょう?と告げながら、私は手早く玉ねぎと人参とピーマンを刻み始める。あと、鶏肉も。 武藤に包丁を持たせるのはまだ少し早いと私はよく知っているので、缶詰のがあったマッシュルームを開けてざるにあけてもらうのと、卵を割ってもらうのをまずはやってもらった。 いっぱい食べたいし、卵1人3個かな。3個だな。] あと食器。出しておいて。 オムライス用のと……お酒は缶のまま飲めばいいか。 あ、でも冷やさないと。 [20分もあれば冷凍庫でそこそこ冷えるからそれでいいかな。 私はビールにする、500缶冷凍庫に入れておいてと容赦なく武藤をこき使えば、数十分前の涙の余韻も綺麗に消えていた。 料理って、刻むとか炒めるとか以外にも、細かい仕事は大量にあるものだから。 炊けた米をこのフライパンに入れろだの、そこのケチャップの蓋あけて良いって言うまでここに絞れだの、本当に色々やっていただいたよ?] (258) 2023/03/02(Thu) 18:31:45 |
【人】 黒崎柚樹武藤は、卵にかけるのはケチャップ派、だよね? [デミグラスソースと言われたら、缶詰もあったから出来なくもないけれど。 でも缶詰のソースよりはケチャップの方が、今日のところはきっと美味しいとは思う。] 卵。 薄焼き卵でくるむ系のと、上にオムレツ乗ってる系なのと。 どっちがいい? [半年前までは、薄焼き卵でくるむ系しか作れなかったんだよね。 今はいくらか練習して、ふわふわオムレツが乗ってるやつも作れるようになったんだよ────とは、武藤の知らないだろう事だけど、どっちがいい?と問うてみた。*] (259) 2023/03/02(Thu) 18:33:13 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空― 巫女と守り人の日常 ― [自分は記憶力には優れているらしく勉学は順調で。 しかし力の方向性の制御に関してはなかなか上手くいかず、試行錯誤を繰り返しては調整を見誤ってその日の力を使い切り、ヘトヘトになったり立ち上がれなくなったり。 そんな日々の中、今日は風を待っていた。] ……昼下がりの鐘。西側の塔。4階の窓。 [昨日アスルから渡された羊皮紙は、小さく折り畳んでずっと袖の内側に仕舞っていたせいで皺くちゃだった。 彼の仕事場を訪れたときは長老の使いも隣にいたというのに、こんな内容の秘密文を堂々と差し出すものだから、誤魔化して隠すのが大変だったのだけれど。 午後のこの時間はいつもひとり。 4階は図書室。窓はひとつ。計ったかのような指示。 風を待てとは、一体何をするつもりなのか。 彼が風に関する不思議な力を持つのは知っている。 なにか飛ばしてくるとか? お届け物かな? 約束の時間より少し前、たたっと窓へと向かう。 何か飛んできても受け取れるように開け放ち、一応ドアから先生が来ていないのを確認してから目をこらした。] (-184) 2023/03/02(Thu) 18:38:46 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空……え? [何度か眺めたことのある鳥が飛んでいる。 今日もこの時間なんだなぁ、なんて思っていたら。 近づいてきている、ような。 街の上を悠々と旋回していると思えば、一気にこの塔の方へ、何なら自分のいる窓を目指すような動きで。 え? え!? ぶつかる!? いつもこちらまでは来ないのに。 あの鳥は何を考えて……いや、違う。 あの人は、 ――――アスルだ!] (-186) 2023/03/02(Thu) 18:39:38 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空……ッ、……うん! [考える暇はなかった。 衝動と本能、背を押してくれる力。 鐘の音が鳴り響く中、風に彼の声がする。 窓枠に足をかける、両足で立つ。 不安定に揺れる身体。 自分には自分を浮かす力はないはずで。 でも、踏み出した。窓枠を思いっきり蹴った。 こちらへ飛んでくる鳥へ、彼へと手を伸ばしながら。] (-187) 2023/03/02(Thu) 18:40:34 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空きゃ……っ [4階の高さから重力に逆らえず落ちていく身体。 肩までの金髪と真っ白な装束が風に遊ばれる。 つかの間の恐れをかき消すように。 伸ばしたままの手を力強く掴み取る手。 くるりと一回転すれば今までの全部がひっくり返るような感覚とともに身体が軽くなっていく。 引っ張り上げられ抱き寄せられ、必死で声に従う。 わたわたと伸ばした片手が取っ手にどうにかしがみ付き、彼の手に包まれ、掴まれている片手も同じように。 軽い身体は風に揺れるけれど、心に安堵が押し寄せる。 触れ合った手と抱き寄せられたときのあたたかさが鮮明で。] も、もたれるって、こう? 大丈夫? [重くないのかなって思うが今はそれどころでもない。 初めての空中に、初めての乗り物に、初めての飛行。 導かれるままに姿勢を安定させると、ふわり、翼のようなグライダーは風に乗り、鳥のように空を飛び始めた。] (-188) 2023/03/02(Thu) 18:41:44 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空アスルのお家? わぁ、大きな湖がある……きっと素敵なところね。 [こんなビックリなことをいきなりするなんて、という抗議は欠片も出てこなくて、でも心臓はドキドキしっぱなしで。 頬を紅潮させながら景色を見渡す瞳は大きく輝く。 声だって最近のおとなしい響きではなく、子供のように張り上げられ、アスルの言葉に溌剌として返した。] そう、私のお家はあの山の向こう側。 険しい谷もあって、いつもすごい風が吹いているの。 [あそこには行けない、の言葉に眉が下がる。 こんなに鳥のように自由に飛ぶ彼にも無理なんだって。 でも、いずれ、という呟きが実は届いたから、もしかしたらという期待が胸に消えない光を残してしまう。] (-189) 2023/03/02(Thu) 18:42:27 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空空を飛ぶって、すごいね。 [鳥なんじゃないかと思っていたのは、アスルだった。 この人は鳥のように自由に空を飛んで、風の中を舞うように翼をはためかせるのだ。 振り返ったら青い瞳が予想以上に近くにあった。 何を言わずにじいっと見つめた。 空の色のように様々に移り変わる青に、景色と一緒に、自分の姿が映り込んでいるのに、何故か心が震えた。] うん、きれい。 [満面の笑みを浮かべる。] この島は、こんなに広くてきれいなんだなって。 たくさんの色があって、たくさんの人や生き物がいて。 [私はこの島を守るための力になれるのだと。 初めてちゃんと思えた気がした。] (-190) 2023/03/02(Thu) 18:44:24 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[アスルはペルラと名前を呼んだ。 彼の教えてくれたかったことは伝わっていた。 巫女としての自覚を促すためなんかじゃないのだろうと分かっていて、彼の気持ちが瞳から涙を溢れさせた。 ペルラは、巫女になる。 巫女が役目を終えるときは――。 アスルは知っているのだろうか。 それでもペルラには、自由でいろと言ってくれるのだろうか。 手は包まれているから涙を拭えない。 風に飛ぶ滴で泣いているのは伝わってしまうかな。 ありがとう、と小さな声で呟く。 子供に戻ったみたいにしゃくり上げて泣いて。] (-191) 2023/03/02(Thu) 18:45:16 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空うん、私、今は自由! [この翼の中は、アスルの世界なのだと思った。 それならば自分は巫女じゃないペルラなのかもしれない。 巫女だからは無理でも。それは願ってもいい?] アスルと一緒なら……空を飛びたい。 色んなところを見に行きたい。 [素直に頷き、もう涙は溢さなかった。 内緒と笑ったアスルと向き合って同じように笑った。**] (-192) 2023/03/02(Thu) 18:46:08 |
【独】 黒崎柚樹/* 皆さんもう早々に窓(というか秘話?)にお籠もりになってらっしゃるのかなとうっすら思いつつ……。 我々、武藤の記憶が戻らないことにはいちゃいちゃするにできないので、1dいっぱいくらいまで堂々表で垂れ流していくスタイルになりそう……ていうかなる……です……はい。 (-195) 2023/03/02(Thu) 20:07:22 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「···まだまだ先の話だけどさ、家族が増えたら自然の多いとこに引っ越すのもいいのかもね」 「庭の広いところならさ、タモもドングリも植えられるよ」 宗太郎が私との未来の話を真剣に話してくれるのは嬉しい。それだけ大事にされているということだから。 それなら、どっちも欲しい、私は欲張りさんなのだ。 「···もし、もしも、女の子ならさ」 「桃の木とか植えてみたいな、絶対に可愛いじゃん」 (-196) 2023/03/02(Thu) 20:09:37 |
【人】 緑山 美海>>249 「買ってくれるの?···ふふっ、ありがと」 貴方の言うとおり、お家でキャンプ気分というのもいいね。 嬉しそうに微笑めば、マシュマロの1本串を受け取った。 「焦がさないように気を付けるんだっけ?」 串にさしたマシュマロを焚き火に直接当てないように気を付けながら、くるくるりと串を回す。 じっくり焼いて、こんがり狐色になれば。 「···もうすぐかな?」 はふはふ、しっかり冷ましてから。はむっと。 口に入れたマシュマロが、びよーんと伸びた。 「···美味しい、大きいマシュマロも買おうかな」 ここから帰ったら家に色々と増えているのかもしれない。* (262) 2023/03/02(Thu) 20:11:52 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空― 巫女と守り人の日常 ― [アスルと空の旅をしてから、不思議なほど浮かせるために力を集めるのが上手くなっていた。 浮遊する感覚を自分自身で体験したからかもしれないし、心の在り方の変化のせいかもしれなかった。] よし、誰も……いない。 [本日は規則を自分から初めて破った記念日となる。 夕方までのやることリストは全て終わらせたし、泉でいつもより長く身も清めたし、今日は倒れるほど疲れてはいない。 ただ対外的には疲れたので晩ご飯はいりません、寝ます、と伝えておきながら、フード付きの地味なローブを着て、抜き足差し足、ベッドの上を布で膨らませて部屋を出ると、警護のおじさんの隙を突いて建物からも脱出する。 ここまでは順調だ。 次のミッションは街で目的の店を見つけること。 塔に通いで来ている女性たちが話しているのを聞いたのだ。 街で最近話題のパン屋の新作パンのこと。 なんでも林檎と蜂蜜がたっぷり混ぜ込まれているのだとか。] (-197) 2023/03/02(Thu) 20:30:45 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[なお、見習いの自分にはお給金なんてものはない。 衣食住を十分に保証してもらっておきながらこれ以上欲する思考なんて当然ないものの、今回ばかりは別。 どうしようかなと思っていたら、現役の巫女は優しくて、何を察したのか最近頑張っているご褒美とお小遣いをくれたのだ。 これまでなら使い道のなさに逆に迷ったかもしれないが、有り難く頂いて、今もう手のひらに握りしめていた。] パン屋さん……あ、あった! [フードを深く被った子供は物珍しいのだろう。 もうそろそろ陽が落ちきろうとしている時間帯なのもあるか。 労働帰りの大人の目線をかいくぐり、なんと最後のひとつという目的のパンに心の中で歓声を上げる。 そして、これをひとつください、と言いかけて、あ、と声が漏れたのは、ほんの少しだけお金が足りなかったからだった。] ううん、また、今度にします。 [パン屋のおばさんはオマケしてあげると言ってくれた。 子供なのが分かったからか、理由は知らないけれど。 でも次に来るお客さんはちゃんと目の前のパンの対価を払えるかもしれなくて、ならば、頷いてはいけないと思った。 残念で仕方なくても我慢しようと決めて、お礼を言って店を出ようとしたら、おばさんは更に引き止める。 じゃあ、お嬢ちゃんが大人になってからもここに通って、パンを買ってくれれば良いんだよ、と。 覗き込むようにして苦笑して、恰幅のよい彼女は笑った。] (-198) 2023/03/02(Thu) 20:31:17 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空はぁ、はぁ……! [紙袋に入ったパンをひとつ。 大切に胸元に抱えて、前に一度だけ長老のお使いの人と歩いた道を、何度も迷いながら走ってゆく。 入り組んだ路地。 灯り始めた街灯の光と伸びる黒い影。 鼻腔をくすぐるオイルの匂い。 この時間になっても蒸気がそこかしこから立ち上り、夜通し働く人が居るのだろうと思わせる一方で、人の集まる食堂からは陽気な賑やかさがたくさん溢れていた。 呼び止められ咎められぬよう、たたっと通り過ぎる。 この辺りだったかな? もう一本向こうの道だったかも。 困り果て、オイルに濡れたズボン姿のおじさんに、フードから顔が見えないように気をつけながら、尋ねた。 アスルという人の仕事場を知りませんか?と。] (-199) 2023/03/02(Thu) 20:31:57 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空着いた、ここだ……。 [アスルの仕事場といえばいいのか家といえばいいのか。 自分はまだよく知らないのだけれど。 窓から覗き込むかぎり小さく明かりはついていそうなものの、人の気配は感じられない。 もう仕事を終えてどこか行ってしまったのかな。 ご飯を食べに出かけているのかな。 大きな湖のある実家に行っている可能性だってあった。 ……お手紙も出していなくて、約束もしていないのだ。 驚かせてあの瞳をまん丸にさせたいと願っていたとはいえ、さすがに考えなしだったと今更後悔する。 そっと入り口のドアを押してみる。 どうせ鍵がかかっているだろうと思って。] (-200) 2023/03/02(Thu) 20:32:31 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空あれ? [かすかな音を立てて、ドアは開いてしまった。 逆にどうしたらいいのかと固まってしまう。 鍵のかけ忘れかな、そもそもかけない習慣なのかな。 ええいと足を踏み出して少しだけ入らせてもらう。 外にいては人目につくし、今更誰かに見つかって塔に連れ戻されたくなかったのだ。 ほんの少しでも可能性があるなら、会いたかった。 会って、この前の空の旅のお礼を言いたかった。 かといって他人の家にずかずか踏み入ったりはできない。 ドアのすぐ隣の壁か、仕事場で飛行艇のようなものがあればその影に隠れるようにして、小さく膝を抱えて座り込んだ。 どうせ夜の間は帰れないからもう少し待っていよう。 そうしてどこか夜をこっそり過ごして朝には部屋へ戻ろう。 身を縮こまらせながらの時間はゆっくり長く。 頭に浮かぶのは、自然と全部、アスルのことだった。] (-201) 2023/03/02(Thu) 20:32:54 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[アスルはどんなお仕事をしているんだろう。 アスルは何時になったらお休みになって帰るんだろう。 夜ご飯はお家で食べるのかな。 それともさっきみたいな食堂に行くのかな。 買ってきたパン、……受け取ってくれるかな。 あまいの好きじゃなかったらどうしよう。 もう食べたことあったりして。 人から貰っていたりして。 アスルは自分よりとても大きくて、もう大人みたいだもの。 ちょっとだけ、さむい。 ……パンも、冷たくなって、固くなっちゃったかな。] (-202) 2023/03/02(Thu) 20:33:23 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空アスルと……もっとお話したいなぁ。 巫女になったら守り人と……たくさん一緒にいられるかな。 [少しでも冷えないようにパンを一番暖かい場所に抱え込んで、いつしか修行終わりの身体は疲れを思い出して。 うつらうつら、頭が揺れる。 小さな寝息が零れ出すのにそう時間はかからなかった。*] (-203) 2023/03/02(Thu) 20:36:10 |
【人】 武藤景虎象の皮膚触ったことはないが……、 そんなにツラの皮厚くはなさそうだけど。 [語弊がある言い方をしたような気はしつつ、頬に手のひらを押し付けたのは、象の皮膚ってどんなもんなのか気になった……というわけではない。 濡れた頬を拭おうとしたのと、叩いたせいで少し赤くなっているのを冷やすつもりでもあったのか。 おそらく象よりは柔らかいだろう感触の肌を押すように外側に向けて手のひらを滑らせると、肩が揺れた振動に、ごめん、痛かった?と首を傾げる。] (263) 2023/03/02(Thu) 20:46:37 |
【人】 武藤景虎え……? ハンカチがちょっと貸せる感じじゃなかったので? [レストラン行く前に顔洗ったって言ったと思うけど、あん時自分の顔拭いたやつだしなと肩を竦める。 オレの中では近い記憶のはずなんだが、取り出すまで忘れていたな。 そういう話でもなさそうな気はしたんだが、何をしてるのかと聞かれても、見たままの行動としか。 おかしな行動だったろうか。 他の男友達相手だったら、オレのせいで顔に飛んだ水を雑に服の袖で拭ってやったりした記憶もあるが。 でもなんとなく、くっきーの頬を拭くのにそれは違うような気がしてしまって。 確かに、他人の涙を拭った経験はないかもしれない。 指先で拭ったり唇を寄せるような行動が頭を掠めたが、誰相手だろうがあり得ないことだとすぐに掻き消えた。 ] (264) 2023/03/02(Thu) 20:47:01 |
【人】 武藤景虎[ベンチから立ち上がって差し出した手は払われることなく>>258、くっきーが立ち上がる間にかかる幾らかの重みと握る力は馴染みがあるように感じて。 頭が同じ位置に来れば、緩められた指先の下から手を引いた。 ゴツいって言ってたけど手なんかはオレのがゴツいよね。 指もオレのが長そうだし。 って特に対抗しようとしたわけではないけど。 脚や腕はくっきーのが長そうだけど、視線を下へと滑らせてから顔を上げる。 とはいえ、ほとんどサイズは一緒だから運動でもする気が起きたらジャージ借りるかな、とか、あまりアウトドアに適した服を用意してなかった自分の荷物を思い出して。 まあ、人に服貸すとかやだよって場合もあるだろうから、そん時はいつもの格好でいいか、とは。] なー、普段は街灯とか建物の灯りがあると気づかないのかも。 [オレの実家周りだと月とか星の方が明るいけどねって、まあまあ田舎だから。 なんて、どうでもいい情報を話すのは気楽だったから、コテージに着く頃には気まずさのようなものは消えていたかな。] (265) 2023/03/02(Thu) 20:47:40 |
【人】 武藤景虎そう言われると簡単な気がするな! [くっきーの説明>>258を聞いて意気込んだものの、包丁は触らせてもらえなかった。 ステータス的には未知だからやってみたら意外にできるかもしれないのにとは思いながら、缶詰を開けたり卵を割ったりを大人しくやって。 最初、卵を片手で割ってみようとしたが何となく嫌な予感がしてやめた。] あと皿?わかったー。 酒は冷やしとくわ、オレもとりあえずビールでいいかな。 [どうせまた明日以降も飲むだろうと缶のやつは何本か冷蔵庫に入れられるだけ入れた。 くっきーの言う通りに米やらケチャップをフライパンに入れたりしながらも、かーちゃんっぽいとは言わなかった。 かーちゃんの料理の手伝いとか、そんなしたことないし。] (266) 2023/03/02(Thu) 20:48:57 |
【人】 武藤景虎うん、ケチャップのやつがいい。>>259 [レストランで飯食った時、くっきーはケチャップじゃないのにしてたけどいいのかなとは思いながら、素直に自分の好みで答える。] 卵?え、どうしよう。 普通に包むやつだと思ってたが……、 あー、じゃあオムレツ乗ってるやつで。 そんなんまで出来るんだ?すごいな。 [包んだやつも好きなんだけど、なんとなくオムレツの方を食べてみたいなという気がして。 どうやって作るんだろうと思って、乗せるオムレツ作るとこは横で見に行ったけど邪魔はしてない。 くっきーの料理の手際は料理慣れしてるって感じで具材刻んで味つけて炒めて、というのを効率良くやっていて、見ていて面白かった。 なんとなくだけど、これよりもっと複雑なもの作れるんだろうなって。 説明聞いた時は簡単そうに思えたし、くっきーも簡単そうには作っていたように見えても実際やれって言われたら難しいと思う。] (267) 2023/03/02(Thu) 20:49:24 |
【人】 武藤景虎おお、店のやつみたいだ、美味そう。 [ふわふわのオムレツが乗ったチキンライスの大きめなオムライスが二つテーブルの上に並んで。 いただきます、と手を合わせる前に乾杯かな、と500缶の蓋をカシュ、と開けるとくっきーの方に軽く差し出した。 何に乾杯するわけでもないが、「乾杯」と缶を合わせる。 ここに来てから特に水分もとっていなかったし、と大きめに缶を傾けて炭酸を喉に流した。] はー……、これもサシ飲みにはなんのかな。 [でも約束したのは宅飲みだし、とか。 今はなんとなくそういう感じでもないのかなとくっきーの方をちらりと窺いはしたけど。] (268) 2023/03/02(Thu) 20:50:32 |
【人】 武藤景虎[とりあえずオムライスが食いたいと切り替えると、いただきます、と改めて手を合わせて。 ふわふわした黄色にスプーンを入れると湯気が広がった。 卵とケチャップ味のついたライスを口に入れて顔を綻ばせる。] ん、すげー美味い。 なんなら昼食ったのくらい美味い。 [腹減ってたのもあるかもだが、大袈裟なつもりはないよ、ほんとに。 微妙に昼飯の記憶が薄れかけてるのは変な空白があったせいだろうか。 考え出したらまた頭が痛くなる気がして、傍らの缶を取ると、ぐい、と呷った。]* (269) 2023/03/02(Thu) 20:50:58 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” 生きて、ほしい…… [近づいてきた楓の手に、椿もまた手を伸ばす。 触れた掌が温かい。良く知っているあの手に似ている気がして、思わずじっと見つめた。 目の前で砂のように崩れて消えた片割れを思い出して、喉の奥に突き上げるような痛みを覚える。ならばこの感じが、“生きてほしい”だろうか? 否、彼が生きていた間にこんな痛みを感じることはなかった。彼はもういないのだから、これはただ彼の不在を寂しく思うだけのこと。 帰ってこないのはいけないことだろうか。どんなに願っても、いつかは必ずいなくなるのに。] (-204) 2023/03/02(Thu) 20:53:14 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓”[椿は少し困った顔をして、上目がちに楓を見た。 ——やはりわたくしは、ヒトではないようです。 わかってはいても、はっきり声にしてしまえばそれが本当のことになる気がして、躊躇われた。 だから代わりに、こう尋ねてみることにした。] (-205) 2023/03/02(Thu) 20:55:04 |
【独】 黒崎柚樹/* 素直にお手伝いしてくれたりうまいうまい言いつつ御飯食べてくれる武藤がかわいいですよ。 普通に、同性の親友としても仲良くしていけそうだなとは思うけど、だったら私の記憶も消えててほしかったよね……。 (-206) 2023/03/02(Thu) 20:57:43 |
片連理 “椿”は、メモを貼った。 (a24) 2023/03/02(Thu) 20:58:01 |
【独】 武藤景虎/* みなさん割ともう秘話とかしてるんかな、 してるっぽいな……? 表でやたら話してるスタイルはもう、中の人同士常にそんな感じだからいいんだけどね…?(ちょっと恥ずかしくなるけどね、自分の発言数) (-208) 2023/03/02(Thu) 20:58:21 |
【独】 緑山 宗太朗/* これ灰に埋めるんですけど、多分宗太朗はお家に入って早い時期に南天を花瓶に飾りたがる時期があったと思います。 愛は増すばかりだったので…… (さすがに植えてとはいえなかったので生け花で我慢する男) (-210) 2023/03/02(Thu) 21:09:19 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「ん……いいの?今の所離れて。」 「引っ越しなぁ〜。……してみんのもいいのかもね。」 その時はまた、何処がいいとか話し合おう。探偵業にも響かず、庭が広くて多くの木が植えられる所。 この間キャンプ場を決めた時みたいに、色々パンフレットとか雑誌とか、サイトとか見比べて、……次は下見も入るかな? 「桃の木!いいねぇ、縁起もいいし、花可愛いし?」 「男の子なら……欅もいいけど、手入れのし易さなら南天の方っすかねぇ。」 こんな話をしていると全部植えたくなってしまう。あなたと同じぐらい、物欲があるみたい。 ならば全部植えられる様な広い所住めるように、ちょっと頑張らないとなって思った。 家族が増える前にもうちょっと稼いでおきたいというのもあるし。 無理のない範囲で出来る事となると…… そうだな、まずは調理師免許でも取るかな…… と、小さな目標ができたとか。 (-211) 2023/03/02(Thu) 21:10:23 |
【人】 緑山 宗太朗「流れ星は動くじゃん」 屁理屈を返した! >>261 枠を向けられてキョトンとしている。最終的に手を振った。ブンブンブン。椅子ごと揺れた。お気楽野郎だった。 「だよな〜?」 「コーヒーとかの飲み物の好みって、歳とってもあんま変わんないっすよね。 良さはわかるようにはなるけど、頼む時はやっぱりいつもので頼んじゃうって言うか……」 ちょっとした雑談も挟みつつ。穏やかな横顔を見てこちらもなんだか穏やかな気持ちに。 そして、お嫁さんは小刻みに冷ます派らしいというのを発見し……こっちの方が冷めやすいんかな?と考えて、真似っ子をしていた。 ふぅ、ふぅ。ごくっ。 (271) 2023/03/02(Thu) 21:10:53 |
【人】 緑山 宗太朗何食ってても絵になるなぁ……>>262 肘掛の上で頬杖をつきながら、味の感想を聴き眺めている。 「美海、なんでも買いたがるじゃん!」 軽く吹き出すような言葉の調子。実際に吹き出しはしないけど。 「相当気に入った?マシュマロぐらい俺が買うって〜」 ついでに串もね、とこれは奢りたがり男。 少し間が空くと、男は何かを思い出したように手を打った。 「そうだそうだ、こんなのも用意してありまっす!」 自分の座っていた椅子の近くをごそごそして、取り出したのはクラッカーとチョコとかドライフルーツとか。 「 スモア作れんぜ! 」スモア、作れるみたい。 そういう自分は焼いた コゲ マシュマロをコーヒーに浮かべて飲んでいる。恐らく……先程シュガーレスにした理由のひとつは、これがやりたかったからだ。 焦げてるけど、まぁこれはこれでいいかと自分を納得させているところ。* (274) 2023/03/02(Thu) 21:14:54 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也[嫌いなわけがないと。 俺なんだと彼が言ってくれる。言葉にされることでより実感する。愛されている事に。こうして見せてくれる愛情がどれ程嬉しいか、きっと彼は気づいていない。彼だけに許した姿を露わにするのは、彼の愛に応えたいからというのもあった。満足気に微笑んで、口にするのは彼への好意。セックスより、恥ずかしいのは恋をしている自分が、彼にメロメロだと自覚してしまうから。 余裕のある年上の恋人で居たいのに。 好きで好きで堪らないのだ。 素直になりきれない、相手を翻弄しようとするばかりの自分を彼は包み込んでくれる。自分にこそ、彼は相応しい。そう思うと同時に、彼に望まれる男で居たいとも思っていた。 いい男だ、自分にはもったいないぐらいの。 恋し、愛しい人。 その人に恋心を告げるのは少しばかりの緊張をはらむ。彼の理想になれているだろうか。と。でもその緊張を拭ってくれるように真摯に彼は好きを重ねてくれる。] …ん、知っとるよ。 知っとる。知っとるけど。 [もっと言ってや。とはにかみを見せ。 少しばかり手を伸ばし彼の頭を撫でただろう。なあ、僕だけの騎士様。お姫様にはお姫様を守る騎士様が必要なんやで。彼がぞっこんだというのなら自分だってぞっこんだ。彼が思うより、恋をしている。嬉しさを乗せた吐息を吐いて、彼の性癖を暴くのを望むのは、恋人の好みを知りたいから。 ――と、後は煽りもある。 分かっているで。ほんで自分も分かっているやろ] (-212) 2023/03/02(Thu) 21:18:47 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也んっ、綺麗に撮ってな? 僕の此処。 [可愛いより、綺麗が言われたい。 屹立を扱く手の熱さに息を吐いて、目を瞑り、快感を少しばかり逃そうした。レンズ越しに彼の視線を感じる。育った熱源は品よく上を向き、先走りを連写に応えるように零した。 つぅっと流れる其れは、肉棒の欲を伝えている。 彼に此処も撮ってや。なんて黒子の位置を指さしたり。 接写や、ぶらしたりするのを見つめ。 欲望を高めた。 【見られて】興奮するなんて。 そんな自分を晒すのは彼だけだ。] (-214) 2023/03/02(Thu) 21:19:18 |
【独】 緑山 宗太朗「焦げたマシュマロはキャラメルみたいで美味しいからいいで〜〜〜〜〜すこれわざと焦がしました〜〜〜〜〜」 これは自分正当化男。 (-213) 2023/03/02(Thu) 21:19:33 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也[付き合い出してから知った興奮。 その興奮は次第に大きくなってきている気がする。そしてそれに呼応するかのように、彼の写真技術は増していった。部活や地域の撮影会で褒められているのを見たことがある。その腕前はきっと自分よりも上だろうとも。 彼が大事な処から手を離し、此方を見つめる。 その目が、その一瞬がシャッター音を伴っているように思えて、喉が自然となり、見上げるような目はとろりと艶を帯びた。手から解放された熱は固く、解放を望むように育っている。其れを先でつつかれ、声が漏れた] …ん? やぁ… っエッチな。って どんな ? [想像も付けへんわ。と 先ほどのはにかみとは異なる笑みを浮かべ。彼の方を改めて向くように体勢を変えた。彼のズボンの中で熱が自己主張している。其れを視界の端に捉え、興奮の息が溢れた。 それが甘えたいというのなら。 可愛い恋人に脚を開いて両手を広げ、おいでと迎えいれるだろう。だって、其れを自分も望んでいる。そうやって愛されることを望んでいる。 幸せにしたいと思っているから。 カメラを脇に置き、コンドームを取り出した彼を見て、蕩けるような目は熱を込めて、吐息とともに言葉を吐いた] (-215) 2023/03/02(Thu) 21:20:01 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也…や、それを使って どんな風に触るん? [足を動かして自らの太腿に触れる。 ポーズを崩し、ベッドに横向きにとなれば、自らの裸体を彼の取り出したものを見比べて。ジェル付きの其れを意識するように太腿から、腰へと手を這わせて] …何処に、触るん? [教えてや。と甘い声。 少しばかり足を開いて、扇情的に彼を誘おう。 用意周到だとは笑わないわ。やって、彼が用意せえへんかったら自分が用意してた。少し開いた股の間、指を這わせて触るだけではすまんやろうと、笑いかける顏は蠱惑の色を湛え。 期待するように屹立から雫を零し。 道を通る筋を作った*] (-216) 2023/03/02(Thu) 21:22:04 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿” (-217) 2023/03/02(Thu) 21:25:54 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[死を悼む心はそのまま、誰かの生を望む心に繋がるものではないのだろうか。 それまで知らなかった痛みを覚えて、新たに心が変わることもあるのではないか。 それまで誰にも抱いたことがない思いでも、死別の痛みを知ってから、別の誰かの生を望むことだってあるのではないか。 どの命ともいずれ死に別れるのだとしても、それができるだけ遠くなってほしいと願うことが『生きてほしい』という思いなのではないだろうか] (-218) 2023/03/02(Thu) 21:26:13 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[困ったように見上げられて、問いかけを受ける。 彼は一瞬、答えに躊躇って視線を外した] ……オレは、 (-219) 2023/03/02(Thu) 21:26:34 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”仲間や友達に……生きていてほしい。 ( 仲間や友達を……殺したくない。 ) おまえもだ、椿。 [視線を戻して告げる声は囁きのように静まり、 彼が握る手に籠もる力は僅かに強まった。 これは確かに彼が心から願うこと。 それを避けるためだけに罪を塗り重ねるほどに。 けれど、これを願っていい立場なのか、彼の胸の内には常に疑問がつきまとっていた。 自分こそが仲間や友の命を脅かす存在なのだから]** (-220) 2023/03/02(Thu) 21:26:52 |
【人】 天原 珠月な、放り投げるって言った? ひっど、ひどい、こっちは枕で勘弁してあげるのに! [女性に優しくしないとモテないんだからね、と。 終わりまで言ったところで、放り投げず枕をぶつける彼氏なら良いかと言われれば全くそんなことないなと思い返す。 そもそも恋人同士なら一緒のベッドでいいわけで。多分。 ……結論。ここでモテるモテない関係ないし、雅空兄ぃはもさい眼鏡をまずどうにかすべき。よし。] キャンプの夜といえば、寝るのもったいないでしょ。 小さい頃は夜通し起きてようと頑張ってたなー。 [大体失敗して幼馴染より先に寝落ちていた気がする。] まぁ、普段から隣で寝てるようなものかな? あれだけ部屋が近いしね。 [家が隣同士だけならまだしも、さらに自分たちは向かい合う部屋同士が自室であり、窓の向こうはすぐ相手の窓。 そうなればわざわざ玄関を通る必要なんて皆無だった。 数え切れないほど窓枠を乗り越えあってきた。] (276) 2023/03/02(Thu) 21:29:30 |
【人】 天原 珠月雅空おじさんが疲れたなら、夜は静かにしててあげる。 [くすりと猫のように笑ってみせる。 そうしてこういうところはシッカリ者で天窓用シャッターを確認する幼馴染>>186を横目に勢いよく立ち上がった。] はぁい。 今日の晩ご飯はバーベキューだよね? [キャンプも毎年ともなれば手順は慣れたもの。 自分は別にアウトドア派ではないが、こういう時に怖いから火なんておこせないと頼るタイプでもなかった。 むしろやる気が湧いてくる。 キャンプと言えば焚き火。炎を眺めるのは癒やし。 後なにより、火があれば幼馴染が美味しいものを作ってくれると、幼い頃から教え込まれているわけで。] ん、火起こしは任せといて。 [階段を降りるとき、幼馴染は絶対に先に行く。>>187 理由は分かるような分からないような、察しているけれど、お礼も嫌だとも言ったことはなかった。 意識してしまうとくすぐったく感じるのも面倒なのだ。] (277) 2023/03/02(Thu) 21:30:18 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月― 巫女と守り人の日常 ― 『気球タイプはやはり難しいかい。アスル』 難しい。多くの人が使えるようにはいいだろうし、浮力の補助にはいいだろうけどさ。後、降りるときも安定はしたけどからそこはよかったな。 『グライダーと一緒ってことか、一度浮き上がっても後は降りていくだけだ。』 『小型航空機、あれを大きくできたらいいんだが』 『あれ以上となると翼の揚力だけじゃまだ足りないだろ』 『できたとしても着地に問題が――』 (-222) 2023/03/02(Thu) 22:09:07 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[巫女が自ら規則を破った日、アスルはというと職場で大人たちに混ざって講義に参加していた。といってもまだ若い彼は実体験に基づく体感を伝えるだけで、ほとんどは聞いて学ぶ側であった。 仕事場の技術屋の人間は好奇心が旺盛なものが多く、ついついこうして顔を突き合わせては、ああでもない。こうでもないと話すのだ。 アスル自身のもつ好奇心と方向性が違うものの、居心地が悪いわけではなかった。 むしろこんな若造が参加できるのは、こうできないだろうか?と言い出したのはアスル当人だからこそとすらいえた。 発想を交え、問題点を指摘しあい、そしてサンプルを作ってはまた試用していくのだ。 ただ、今日はついつい熱が入り時間を超過してしまった。] (-223) 2023/03/02(Thu) 22:09:32 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[とりあえず自宅…社宅といえばいいか、そっちにでも帰る。] 今日は飯は簡単なもんでいいか。 [食堂にいってもいいが、肉体的な疲れはあった。だが精神は充溢としていたためか、落ち着いた時間を過ごさないと夜寝れなくなりそうだ。 より高く、より自由に。 そんな自分の言葉を真に受けてくれた人たちとの時間だったのだ。その願いが叶えば――そんなことを考えながら、家へと戻って、扉が少し開いていた。 元々が田舎暮らしだったせいか、扉に鍵をかける習慣が未だ身についていないためたまにやってしまうアスルではあるが、開いているなんてことはない。 緊張して腰にあるスパナに手を伸ばしてから扉をゆっくりと開けて周りを見渡してから一気に踏み込んで] …は?ペルラ? [不届き者と思われたものは膝を抱え込んで座っている少女。ペルラであった。 間抜けな声をあげて、彼女の意図したとおり驚きに目を丸くしていた] (-224) 2023/03/02(Thu) 22:11:10 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 おい、大丈夫って寝てるだけか…?驚かすなよな。 [軽く肩を揺すってみて、寝息をたてるペルラを見て、ほっとして] ぁ…やっちまった。 [オイルまみれの手袋で触れてしまったのに、やっちまったなぁ。っていいながら手袋だけ脱いで、いつものようにテーブルのほうに放り投げておく] 起きれるか? っと、とりあえずここじゃ駄目だよな。 [ペルラに声をかけつつも、体が冷えているペルラを見てこのままではいけないと、背中と脚に手を回すようにして横抱きに抱き上げる。 足で乱脱に隣の部屋の扉をあけ、寝室のベッドに横たわらせるのであった*] (-225) 2023/03/02(Thu) 22:12:25 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” わたし。 [思ってもみなかった言葉に、呆けたような声が漏れた。 いてはいけないものに、生きていてほしいとはどういうことなのだろう。 重ねた手は大きく、温かい。はじめは全く違うと思ったのに、やはりどこか似ている、と、椿は思う。 また喉の奥に痺れるような痛みが走る。 それ以上は何も言えないまま、彼女はただ戸惑っていた。]** (-226) 2023/03/02(Thu) 22:22:48 |
【人】 黒崎柚樹ん、家の近所だと星が見えてもせいぜいオリオン座だよね。 [あれは明るいし形も解りやすいから見てすぐわかるけど。 今の季節の星座がどんなのかは知らないから、スマホのアプリとか見ながらなら解るだろうか……、なんて。] …………武藤の実家って、地方なんだ? [とうに知っていることを、どころか、訪れたことすらある場所のことを、初めて知ったような口調で返す。 飼い猫は虎千代。飼い犬は太郎。 広い庭には家庭菜園と言うには立派すぎる畑があって、果樹が何本も植わっていた。 武藤と目元がよく似た朗らかなお母様と、穏やかに話しかけてきてくれたお父様と。 そう、武藤は一人っ子なんだよね。いかにもそんな感じはしていたけど。 あの時は、私が武藤の高校時代のジャージを借りたんだっけ。 体型がほぼ同じだと、ああいう時はお互い便利で助かるね。 似たような事を似たようなタイミングで武藤の側でも考えていたとは、知らぬまま。] (280) 2023/03/02(Thu) 22:23:39 |
【人】 黒崎柚樹[包丁は、ね。 オムライス用の野菜はかなり細かく切らなきゃだし、鶏肉も、あれもなかなか滑って切りづらい食材だし、で。 バーベキュー用の茄子や玉ねぎだったら雑に切っても大丈夫だから──なんならピーマンは両断するだけだから、とっても簡単──その時には武藤にお願いできると思う。] ……ふふ、良い子。 ["かーちゃん"と揶揄されても仕方が無いくらいには、こういう時の私は人使いが荒いという自覚はある。 けど武藤は良いお返事と共に頼んだことを全部してくれた。 いや、これまでもずっとそうではあったのだけど、恋人ゆえの態度なのかなと思っていたものが、どうやらもっと幅広い対象に発揮される素直さであったらしいな?と。 今の私は知り得ないはずの、関係性と距離感の武藤。 せっかくだからこの状況を楽しむ心づもりで居れば良いのかな……くらいには、気分は上向いていた。 結局のところ、私は料理をすることと食べることが大好きで。 それを与えておけばそうそう長くはへこんでいられない、単純な脳味噌なんだよね。] (281) 2023/03/02(Thu) 22:24:10 |
【人】 黒崎柚樹うん。弟が好きだからね、オムライス。 [半分本当。半分嘘。 弟がその方向のオムライスを好むのは本当だけど、練習して綺麗に作れるようにしようと思ったのは、武藤がこのタイプも好きだと言ったから。 くるりと卵の膜でライスを包むのと、上にオムレツ乗せるのと、どっちでも作れるよと言いたくて練習した。 けっこうな数の失敗作はスタッフが美味しくいただきました……ということで、あらたか私と弟のお腹の中に(あと、少しだけ母さんのお腹の中にも)。 見ていていいよ、もうあと卵焼くだけだし、と、大皿に楕円型に盛ったチキンライスはコンロの傍らに置いてもらった。 フライパンに多めにバターを溶かして、しっかり馴染ませて。 卵液一気に注いで、菜箸でくるくる混ぜながら奥側に寄せていき、頃合いに固まったところでぽん、ぽん、と持ち手を叩くようにしながらレモン型した黄金色のオムレツに調えたらできあがり。 ぎりぎり固まった風なやわらかな状態のまま、御飯の上に滑らせたら、たゆんと揺れた。 うん上出来、と頷いて、同じ風にオムレツ作りをもう1回。] (282) 2023/03/02(Thu) 22:24:37 |
【人】 黒崎柚樹そっちの皿が、武藤ね。 [言ったら不思議そうな顔をされるかな。 そっちのがきっと、オムレツが上手くできたと思うから。] ふふ、何への乾杯、なんだろうね。 でも、うん、…………乾杯。 [触れあわせる程度に缶を合わせ、そういえば、すごく喉渇いてたかも……とは、唇にひんやりした液体が当たったところで自覚した。 こくこくこく、と喉を鳴らしつつ、一気に半量近くは飲み干してしまったんじゃないかな。] "サシ飲み"だけど"宅飲み"じゃないしね。 ……とりあえずノーカン? [武藤が口籠もる理由を、多分正確に把握して、だから話し辛いことを話すのは今日じゃなくても良いよ、とは。 本当のところは、あのとき告げてしまいたいと思った私の秘密は、今の武藤には言えなくなってしまったことだから、互いが抱える秘密の告白は、日延べをお願いしたい心境ではあった。] (283) 2023/03/02(Thu) 22:25:00 |
【人】 黒崎柚樹[オムライスは、手前味噌だけどよく出来たと思う。 塩気もばっちり、オムレツにケチャップかけるからと、チキンライスのケチャップはいくらか薄めにしておいた。あとはまあ、肉が割と多めなのは私の好み。] ……それはさすがにお世辞に過ぎるんじゃない? でも、ありがとう。 [あの美術館のレストランで食べたのより美味しいというのは、随分な過大評価だとは思うけど。 でもいつか御馳走したいと思っていた人に、こんな状況下でも食べて貰って美味しいと言って貰えたのは、幸せなことだった。] うん……おいしいね。 [今日、何度もは無かった本気の笑顔でふにゃりと笑み崩れながら、大口開けて大きめにすくった御飯と卵を口に運び。 何度目かの缶を口へと傾ければ、早々に缶は空になってしまっていた。] (284) 2023/03/02(Thu) 22:25:19 |
【人】 黒崎柚樹……チョコのリキュール、出そうか? [お酒入ってた棚、奥にチョコレートのもあったよとキッチンの方をちらりと見やる。 こっちもビールもう1缶という気分でもないから、武藤が飲むなら自分もお相伴に預かろうかな、なんて。**] (285) 2023/03/02(Thu) 22:25:39 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗>>270 家の庭先には紫陽花にビオラに楓、様々な植物を植えてあるから。 もう場所はぎゅうぎゅうであろう。 「今はまだお母さんと一緒に居たいから、ずっと先だけど、ね」 会えない時間が長かったせいで、まだ親離れが出来ずにいる。 歳だけ取って中身は子供の頃のまんま、ちょっと情けないや。 「···お母さんがね」 「『結婚したんだから、宗太郎くんと2人で暮らしたらいいよ』って話してくれたことあったんだ」 しっー、と人差し指を唇につけて、これはここだけの秘密のお話。 「引っ越すって言ってもすぐに帰れるところがいいかな、頑張って探そっか」 (-227) 2023/03/02(Thu) 22:27:02 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「南天って、確か縁起がいい木だよね?」 「いいね、それも植えちゃおうか」 探偵業の合間にガーデニングの資格でも取ろうかな、自分のお庭は自分で手入れしたいからさ。 ここにあれを植えて、そこにあれを植えて。 色合いがとか、自分たちで考えたものを形にするのは素敵だろう。 全部、全部、小さな幸福たちをたくさん集めて。 欲張りな私たちだけのお庭を作って、緑に囲まれた生活をしようね。 (-228) 2023/03/02(Thu) 22:31:11 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空……ん、……んんー。 [肩を揺すられ、意識が浮上していく。 アスルの声がする。 今どこかも曖昧なまま、会いに来てくれたんだと思った。 そもそも彼の家に自分が来たくせに、だ。] 起きた……。 [寝ぼけ声で言ったのは、それでも彼が抱き上げてきたから。 自分が目覚めたのに気づいていないのかと。 結局ぼんやりしている間にベッドに下ろされて、多分掛け布団もかけてもらって、やっと瞼から覗かせた紫を瞬かせる。] アスル、お仕事終わったの? ……あ、おかえりなさい、だ。 [自分から離れる前に、彼の手を掴もうとして。] (-229) 2023/03/02(Thu) 22:31:20 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空この前のお礼を言いたくて。 お空に連れて行って、鳥の仲間にしてくれてありがとう。 ……いっぱい、ありがとう。 [あ、パンの袋、どこにいっただろうか。 ちゃんと服の内側にあればそれを取り出して。] これ、渡したかったの。 ……冷たくて潰れてしまったかもしれないけど。 [差し出すときは起き上がろうとすることだろう。*] (-230) 2023/03/02(Thu) 22:36:04 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[戸惑う彼女に頷きを返す。 重ねた手は小さく、彼女が弱々しいものに思えた。よわく、護るべき存在に。 そんな考えは彼の傲慢かもしれないのだが] あれ以来、仲間だと思ったままだ。 ……ほんの一部分しか知らねェのにな。 [あの日々で彼が知ったのは彼女の一面でしかないのだろう。 彼女が知ったのが彼の一面でしかないのと同じように。 だというのに、彼の内に芽生えた仲間意識は消えないのだ。共通の友に対しても同様である] (-231) 2023/03/02(Thu) 22:39:22 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”……椿は、そんなふうに思われるの嫌か? [戸惑う彼女にとっては意に沿わぬ言葉だったのだろうかと、彼は不安そうに問いかける。 手を振り払われないのなら不快ということではなさそうだと判断して、手には触れたままだ]** (-232) 2023/03/02(Thu) 22:40:05 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫 わかっているくせに。 [コンドームの袋を破いて中身を取り出す。 コンドームほど、目的を明確にしている道具もないだろう。 相手の中に入り込んで射精することだけのために存在しているから、それを取り出すだけで相手への欲望を伝えることができる。 すぐに出せるようにポケットに入れっぱなしにしている意味も、彼なら恋人がいつでもスタンバイしているとわかるはずだ] (-233) 2023/03/02(Thu) 22:55:07 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫どんな風に触るかも、どこに触るかも、全部、実地で教えてあげますよ。 [涙を流して待ちかねている彼の屹立を見ていないふりで横目でしっかり見ている。 熱くなる息を押し殺し、液だまり箇所を指でつまんでから、ズボンの前を寛げて、固くなっているそれを出して被せていく。 まるで、彼の身体を見て自慰でもしているかのように、ゆっくりと、意図的してそっけなく。 待てを己れに施すことで快楽を強くし、そして煽ってくる愛しい人にも、お預けを強要するかのように、ことさらゆっくりその動作は続いた。 全裸の彼に対して肉棒だけ露出している自分。 対照的な状況を意図的に作ったまま、ベッドに座り込んでいた彼を強引に押し倒す。 そして、スマートフォンのビデオ機能を点けて高く掲げる。今度はカメラではない。 やはりファインダーを覗いてチャンスをうかがっていないといい写真は撮れないし、今度は自分すらも被写体だから写真は無理だ。 自分の顔が映らないように、服を着ている自分の腕や太腿だけが見えるようにして撮影を続けていく。まるでレイプもののAVのように] (-234) 2023/03/02(Thu) 22:55:26 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫身体、楽にしていてくださいね。 [片手で撮影を、片手で彼の身体を丁寧に、なぞる。 彼の顎のホクロ、胸の飾り、引き締まった下腹、細い腰、男にしては肉づきのいい尻。まるで、自分のものだというかのように触覚でも視覚でもファインダー越しにも。 だいぶ自分に慣れてきている身体とはいえ、乱暴に彼に突っ込む気はない。 それは彼が美しいからではない。この肌が老い衰えても自分は美しいと思うのだろうから。 彼だから美しく、彼だから独占したい。 そう心に美的感覚が引きずられていくのが楽しかった。 彼の足を大きく開かせ、ジェルで潤った肉棒を彼の菊部に押し込むように浅く突っつくことから始めよう。 浅い箇所をジェルが塗り伸ばされていく。それを頼りに指を押し込んで、中を潤して。指がひゅっと媚肉に食まれていく。ふわっと力が抜かれてまた締め付けられて。拍動するかのように指を奥へと引き込まれて。 自分の指は冷たくなかっただろうか。彼の胎内に納めるのにふさわしく温かっただろうか。 そうどこか心配しながらも、熱い息を押し殺し、指を抜く。 そして、さんざん煽ってくれた彼に意趣返しするように自分も暴発しそうな息子をなだめながら、屹立の先端部分で遊ぶのだ。 くちゅくちゅと淫花をかき混ぜて、結合部分が赤くひくひく染まるのを、カメラで撮影して] (-235) 2023/03/02(Thu) 22:55:43 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「あぁ!そりゃ勿論、そ〜だな?」 まだ1年ぐらいだった。離れていた肉親と共に暮らせている時間も。 それを引き剥がそうとは思わない。好きなだけ一緒にいられる様にサポートするつもりで。 彼女がお義母さんと暮らしているのを見るのも好きだから。 『お母さんがね……』と続く言葉に聞き入った。 「……うんうん。」 しーっと唇につけた指を真似て自分の口元へ持って行った。分かった、ここだけの秘密な。 「それは、嬉しい話だけど。俺もお義母さんの顔見に行きたいし……」 自分の家族のうちの1人だと認識しているようだ。すぐに帰れる所というのに同調を示した。まだまだ先の話だが、近場はちょっと見回ってみよう……仕事終わりとかに。 (-237) 2023/03/02(Thu) 23:22:36 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「そ!赤い実のやつな。」 ずっと自分の近くに南天が欲しかった。もしくは貴女の近くにそれがあって欲しいと、常々思っていて。 実は自室の花瓶に、赤い実のなった枝が刺さっていた時期もあるんだとか。今年もきっと、自室に置かれていただろう。 "私の愛は増すばかり"の意味を持つ枝は来年もそのまた次もその後も、時期になれば花瓶に活けられて、カーテンの裏にひっそりと居る。 ここにあれを、そこにそれを。 2人で……時には自分たち以外の人も巻き込んで意見を貰って、より良い家にしたいし、より"良い家庭"も築きたい。 全部全部、全部が入った庭を作ろう。春夏秋冬を自然の移ろいと共に生きたい。 そして、貴女と一緒に季節の移り変わりを見て、 「今年もこの季節が来たね」 なんていう、ちょっとした話を花咲かせたいのだ。 (-238) 2023/03/02(Thu) 23:23:10 |
【人】 緑山 宗太朗「嬉しいこと言ってくれちゃって!」 ぱしぱしうでやかたを叩こうとしたりして、茶化しつつ。 物の陳列された棚は、見た覚えがある気がする。色々あるなぁとは思えど、整理がきちんと行き届いているせいか、物が多いという印象は感ぜられなかった様だ。>>287 「意外とうまいっすよね」 これはマシュマロは焼かないと食べない派の意見。こういう所に来ないと食べない派とも言う。 「串ない方が危ないよ?箸だと燃えるっしょ」 というわけで串も進呈される。鉄串なら利用用途も広そうだし……という思いがあったのはちょっと否めないけど。 また、台所用品が増えるのかもしれない。 (290) 2023/03/02(Thu) 23:24:21 |
【人】 緑山 宗太朗「 スモアちゃんが泣いてるぜ! 」擬人化でスモアの悲しみを表現した。泣いてはない気がするが、忘れられたままで後で思い出されると、塩味のクラッカーだけ欠品している可能性がある。 塩味のクラッカーは男にとって、手が止まらなくなるほどうまいせいで。 「やった〜」 この感じの物言いには慣れている。これは照れ隠しであると結論づけた。素直に喜んで、全面的に任せる。 マシュマロを焼くのが下手 >>273 だと、スモアを作ってもらえる。そんな知見を得る。 クラッカーを受け取ったら「いただきま〜す」と出来たて熱々を口に。はふはふとしながらびよよんと、とろけたマシュマロが伸びた。 食べる合間に、「うまっ、あっふ、あまい、うっま」等と言っている。暖かくて甘くて美味しい。 間にコーヒーを挟みつつ、もりもりと食べている。おかわりの要求もあったとか。* (291) 2023/03/02(Thu) 23:26:46 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 ああ、さっき帰ってきたとこだ。……ただいま。 [おかえりなさい。などと呼ばれたのは少し懐かしくて少し遅れながら、ベッドの上で降ろし掛布団をかけた。 何か暖かい飲み物でももってこようか。と思っていたところで手を伸ばされて、首を傾ぐ] ん……?いや、そりゃまぁ。 [なんのことだと思ったら、改めていわれると照れる。それに自分が引っ張ってきた面もあったしと思うが、重ねて、ありがとう。といわれると照れた熱さを紛らわすために前髪をかき上げて] どういたしまして… [巫女は力を使い果たしたら――。彼女はそれを知っているのだろうか。それを思うと苛立ちとともに自分勝手に想いをぶつけた自覚もあるのだ。] (-239) 2023/03/02(Thu) 23:38:57 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 なんならこれからもお願い。ぐらい厚かましく頼んでもいいんだぞ。 これからも長い間一緒に過ごすんだからな。 [そして少なくとも自分はペルラのことを気に入っている。彼女が関係を破棄しないならこのまま続けようという想いもあったから、甘えていいぞ。というように伝えて] お、これって今流行りのやつだな。 [噂だけきいていた。だがだいたい自分が自由に動けるようになるときはもう売り切れているのだ。] これを届けにわざわざ抜け出してくるとか……いい子なんだか悪い子なんだか… [起き上がるのはとめずに、袋の中のパンを受け取りつつ、呆れたようにいうが暖かい心地が胸に広がりながら] どうせなら一緒に食べようぜ。 お茶ぐらいしかないが飲むか? [そうしてパンを半分こにするように千切りお茶の用意をしていく。自分は椅子にテーブルをベッドに横づけするように置いて、ともに遅めの晩御飯をするのだ] (-240) 2023/03/02(Thu) 23:39:31 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 …ところで、帰りはどうするんだ? こっそり帰るのか…なら、朝早くから空の散歩でもいかがかな? [そんな気取った誘いをするのであった*] (-241) 2023/03/02(Thu) 23:40:14 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空……! [これからも長い間、一緒に。 そうアスルが言った。確かに聞こえた。 ペシペシといきなり自分の頬を叩く自分に驚かせたかも。 よかった、夢じゃない! ふにゃりと弛んだ笑みは年相応に見えたろうか。] うん! アスル、よろしくね。 [手を差し出したら握手してくれただろうか。] (-242) 2023/03/02(Thu) 23:59:16 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[良い子悪い子論争的には難しい顔をして悩んだ。] 私ね、たくさん考えたの。 [真面目な切り出し方で。] つまり……この場合って、隠し通せれば、アスルに悪い子って思われるだけですむんじゃないかなって。 アスルは私が悪い子だと、いや? [嫌いになるだろうか。 なんて、首をかしげる顔はちょっと悪戯っ子のもの。 だってアスルの真似なのだ。 こうして年下の巫女見習いは順調に悪い知恵も覚えていく。 一緒に食べようというのには喜びかけたものの、それではアスルに食べてもらう分が減ってしまうと眉を下げて。 でもお腹の音の方が正直者だった。] (-243) 2023/03/03(Fri) 0:04:31 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[この街に来て、アスルと初めて一緒のご飯だった。 たったひとつのパンを分け合って、熱いお茶をふーふー冷ましながら飲んで、自分はお行儀悪くベッドの上のままで。 帰りの話には目をぱちぱち瞬かせた。 すっかり楽しくて帰り道を忘れかけていた。] ……。 [まだ帰りたくない、と。 言うのを我慢する強さはあったけれど。 アスルが空の散歩に誘ってくれたなら、ぱっと顔を上げる。 瞳をきらきらさせる表情は朝焼けのように明るかった。 今度は前回よりも上手く乗れるだろうか。 そうしたらさらに次は、もっと高くまで、遠くまで、アスルは連れて行ってくれるのかもしれなかった。**] (-244) 2023/03/03(Fri) 0:12:12 |
【人】 月島 雅空 じゃあちゃんとゆっくり放り投げればいいか。 というか、もてるもてないは関係ないだろ。 [結局放り投げるのか。とかいうのでは、ひどさは変わらないかもしれないが、あくまで自分のベッドにもぐ込んだ時のためだし、悪びれる気はなかったし、もてないとかは関係ない……と言いたい心] ま、そうだけどな。 焚火もいいし、テラスでコーヒーでも飲みながら過ごしてもいいし、色んな過ごしかたできるな。 [寝るのはもったいない。という気持ちはわかる。と頷きながら、そこはもう大人だから大丈夫だろ。と軽くいう…また寝てしまったら放り投げるかわりに運べばいいだろう。と、珠月が寝落ちした後どうしていたかを思い返しつつ] 壁一枚あるとないとじゃちょっと違うが、それもそうか。 雷が怖くて…なんていってた頃とか一緒に寝たこともあったしな。 [軽く跨げばいける距離に互いの部屋があったせいで、窓越しの交流とともに、どちらかの部屋で寝るなんてことも少なくない回数あっただろう。 と思えば今更緊張することでもないだろう――相手が思っていないなら猶更に] (293) 2023/03/03(Fri) 0:24:57 |
【人】 月島 雅空 そいつは優しいな、こんなに気遣える子に育って泣けてくるねぇ。 [猫のように笑う珠月の言葉>>277をわざと真に受けるように、ぐしりと珠月の成長に存在しない涙を拭うようにしながらも、立ち上がり方針が決まれば同じ時間を過ごしたもの同士でなれたもの。] そのつもりだな。 ってことで任せた。 [バーベキューについてはやはりキャンプならでは、というのを忠実にしたい気持ちはあるのだ。 そして火起こしにはやる気をしっかり出してくれる珠月のおかげで役割分担はくっきりとする。 階段を下りた後は軽く荷解き。落ちても割れない木製の食器などすぐ使うものを出していくのだが、その前の問いに珠月お姫様>>278はというと、堂にいった(?)お姫様らしく腕組みをして悩んで出した答えは―――] 仰せのままに、お姫様。 [いつ頃食べるかによって準備する時間が必要なものだ。しっかりとリクエストを受け取った] (294) 2023/03/03(Fri) 0:25:18 |
【人】 月島 雅空 じゃ、これと、これと、これ、とりあえずもっていっといてくれ。 飲み物は、さっき買った地元のぶどうでつくったジュースでいいか? [木製の食器。火おこしに必要なものはコテージに置いてあったのでそちらを借りて、と簡単なものを珠月に渡した。 飲み物についても珠月に聞きながら、火おこしにいってもらうことになるだろう。 火が安定すればキャンプ場に用意してもらっていたバーベキューセットを順次もっていくことになるが、それは一旦おかれる。 ひとまず自分はキッチンに改めて向かうのだ] (295) 2023/03/03(Fri) 0:25:44 |
【人】 月島 雅空[折角のバーベキューだ。そのらしさを損なうような凝ったことはやらない。 料理人泣かせかもしれないが、こだわってらしさを捨てるなど勿体ないことはしたくない。 いくつかはそれでも用意していくのだ。 玉ねぎやパプリカ、ピクスルをみじん切りにしてマヨネーズを混ぜてタルタルソースを作り、刺身用のまぐろのを強火で両面を軽く焼いて、塩と粗挽き黒コショウとオリーブオイルで味付けをして食べやすいサイズに切り分ける。 そしてバゲットを切り分け、これを乗せて食べれば焼けるまでの時間、お腹を満たせるだろう。 >>153で作っていたルイボスティーシロップ。こちらを冷凍庫に入れ直してスマホにタイマーをセッティングする。二時間から三時間。定期的にかき混ぜてシャーベットを作ればお姫様へのデザートは完成だ。 後は、牛もも肉の塊を塩コショウで軽く味付けをしておく。 その出来上がりのために、フライパンにバルサミコ酢と、料理酒、醤油にみりんにはちみつを混ぜて、火を通し軽く煮詰め、とろみがでたら完成だ。] (296) 2023/03/03(Fri) 0:26:13 |
【人】 月島 雅空 珠月ー?火はどうだー? [こうやっていくつかの準備を整えて、火の様子を聞きがてら食材を運んでいく。 まずはバゲットと、マグロのタルタルソースをもっていき。腹が減ったらこれ乗せて食べとけ。と先にいって、火の様子をみたら順次、オーソドックスな肉や野菜といったバーベキューセットをもっていく。] これ、四面焼けたらアルミホイルで包むから。 [塊のままの牛もも肉の塊にはそういいつつ、そっちは時間かかるから早めに頼む。といって、残りの調味料など必要なものを運んでくるだろう。バーベキューのはじまりであった**] (297) 2023/03/03(Fri) 0:27:25 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 どした?ペルラ? [頬を叩くペルラに、よくわからずに首を傾げる。 自分にとって、一緒に長く過ごすのは当然のことだと思っていたからで、彼女の悩みをわかっていなかったからだ。 だが次にはふにゃっとした年相応の笑みを見せてくれる。 今までがずっと年不相応だったのだから、彼女の中で何かが解決したならいいか。とあっさりと思うことにして、よろしくな。と握手に応じる。] (-245) 2023/03/03(Fri) 0:54:12 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[ひとまずお茶を沸かそうか。 あまり人を歓迎するような用意をしていない。お茶も市中で売られている普通のものだ。と、簡素すぎる歓迎になるがそこは仕方ない。などなどと考えているうちに、先程の自分のいった言葉の何が引っかかったのか、真面目な表情で考えていたペルラが口を開いていう。 考えた。と言う言葉に、ほう、なにを?と相槌を打って促して] なるほどな。そりゃあっさり解決する出来事だな。 いいこも大好きだが、悪い子でいいこはもっと好きだぞ。 [そういうちょっとした抜け道は大好きだ。満面の勝気な笑みでペルラの考えを称えて、嫌い?という言葉には逆の言葉をあっさりとした口調で返して] じゃあ、こっちにいるうちはそうだな。人見知りの従妹とかそういうのになっておくか? [もし見つかっても誤魔化せるような嘘の存在を作っておこうという。 まさかこれが巫女が悪い知恵を覚える切欠になるだなんて、シラナカッタナー(棒読み] (-246) 2023/03/03(Fri) 0:54:38 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[正直なお腹を抱えるペルラに噴き出し。 ほら、むしろ俺一人だと食べづらいだろ。といって、お茶を沸かしにいった。 コップを二つ、ペルラのにだけほんの少しだけ蜂蜜を垂らしていれて、思えば一緒に食事するのはこれが初めてだ。 とはいえ巫女を祈りの場に連れていくことを考えたら、これも珍しくなくなるのだろう。] 甘味と酸味がいい具合で思ったより食べやすいな。 [実はもっと甘ったるいのを考えていた。なんて流行りのパンを食べながら一緒に口にしつつ、帰りの話はというと、やはり不満があるんだなぁとかそんな感想をもつ。 そりゃこの年頃だったら俺もっと好き勝手してたもんな。とかそういう類のものだ。 でもそんなペルラも本当に空を飛ぶことは気に入ってくれたらしい] ふふっ。ああそうだ。 今度、事前にいっておけ、そしたら夜の散歩だって楽しめるぞ。 [流石に今からでは無理だが、夜間飛行の練習といえばできるだろう。と、先の楽しみをあげながら、ゆっくりとした時間を過ごすのであった**] (-247) 2023/03/03(Fri) 0:55:32 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也[そう分かっている。 分かっているうえでこのやり取りを楽しんでいる。コンドームの袋を破く彼を見つめる目は、熱っぽい。彼がそれをいつもポケットに忍ばせていることも、其れが誰と使う為のものかも。 以前の彼とはきっと異なる使い方だとも。 今から性行為を行うことも。 分かっていて、笑みを浮かべて誘いをかけた] …実地?やぁ、たまらんわ。 全部、教えてや。 [恋人にかける言葉は甘く煽るものだ。 此方を横目ながらしっかりと見つめる視線を受けながら、体の向きを少し変えては、反応を伺いつつ、彼が自らの熱にとコンドームを被せる姿を見つめ続けた。自慰をしているかのように、自らの欲望に皮を被せる姿は、此方の飢えを意識させる。きゅんっと鳴ったのは淫らな花の奥。 抱かれ慣れた身体の奥が求めている。 元々抱く側だったのだ。だから、こうして焦らす彼の事は分かる。分かるけど、感情は別だった。やって、好きな人の、欲望の証だ。自らを待たせながら、此方にお預けをする姿をじっと見つめるうち、もじっと両足の先を擦り合わせていた。 いっそ、こっちも自慰を見せつけてやろうか。 やなんて思った矢先か] (-248) 2023/03/03(Fri) 1:00:26 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也…ん っ 寿… [押し倒されて、視線は一度天井を見た。 来てくれたんや。と喜びの声をあげかけたが、彼の片手がスマートフォンを持っていることに気づけば、口を閉じてその代わりに、彼の行動を観察しただろう。服を着たまま、映り込む姿と全裸の自分。滾った彼の熱源が強調されるように露出されているのを見て、唾を飲み。] ……ぁ ん 『助けて、 』 寿…ぃ [映像に声が入るように震えた音を発した。 丁寧になぞる手は快感と優しさを生み出すばかりだ。だから、この言葉は少し状況的には、合わない言葉だっただろう。だが、服を着たままの彼と全裸の自分が写り込むビデオにはどうだろうか。想像しただけで零れかけた笑みを隠すように片手で唇を覆い、息をやり過ごす。彼に抱かれ慣れはじめた身体は、彼の掌の体温に呼応するように触れられた箇所で感じた。 黒子も、胸の飾りも、下腹も、腰も。お尻も。 ――胸で感じるのにはまだ少し抵抗があるけど。 それでも彼に独占される事が嬉しく。 体の奥から火照り、陰茎は望むように雫を零して。 自らの蕾を濡らした] (-249) 2023/03/03(Fri) 1:01:03 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也……はぁ っ やっ、 … ぁ [足を開かれる。 肉棒で突かれた箇所がきゅんと鳴く。早く愛されたいとばかりにはくはくと息をする其処は、ジェルによって口を開いていった。入り込む指の熱に瞬き。大丈夫やで、と小さく呟いた。 大丈夫、大丈夫、気持ちええよ。 此方を気遣う指先に応えるように。 お尻に力を込めて、媚肉で迎え入れ。 奥にいざなった。 はよう来て、奥に。と胎内が、心が望む。その指が優しく自分を溶かすのを知っているから呼吸は期待で浅くなり。 次の快感を望んで、熱を帯びた] (-250) 2023/03/03(Fri) 1:01:34 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也……いけずぅ… [意地悪さん。と笑う声は先ほどの装いを捨て。 彼を求めて色めいていた。指を抜かれた箇所が欲しがって啼いている。彼を、恋人を欲しいと啼いているのだ。このまま、はやく貫いてと足を絡めて、求めようとすれば意趣返しを味わうことになった。焦らされてる。陰茎からはだらだらと液体を流す中、求める媚肉が蠢く中、彼は屹立の先端部で、淫らに染まった花で遊ぶから。息が乱れるのが止められず。 欲望は高まっていき] ……はぁ ん ん、堪忍 …… [淫花を掻き混ぜる音。 そして、赤い部分をも撮影する彼を見て。ゆっくりと足を自らの意思で開き。彼の先端が虐める淫花を見せつけるように、両手で臀部を左右にと開いた。抱かれた痕が残る淫らな花が穴をあける。小さな穴を、陰茎の先端に吸い付く為の其れを見せて。ふるっと震える唇は、許してやという。 ―――許して。] (-251) 2023/03/03(Fri) 1:02:00 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也……騎士様の、ぶっとくて大きい おちんぽで 僕の、……此処。 ケツマンコ 犯してや[笑う唇は快感に濡れて。 うそぶく彼を煽るようにわざといやらしい言葉を並べ、彼の陰茎を欲しがって淫らな花でしゃぶりついた。もうだめやと、啼く声に偽りはない。けどやられっぱなしじゃいられなくて誘いをかけて、それから目を一度伏せ] 抱いて、 達也 [お願いと、恋を欲しがり 手は臀部から離れ、彼の首に絡まりたがった。*] (-252) 2023/03/03(Fri) 1:02:44 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空アスル、私、病気になったかもしれない。 アスルのこと考えると、変なのよ。 ……ここがぎゅうってするの。痛くて、苦しいの。 [自分の心臓の上。 胸元を押さえ、そう明かしたのは幾つの時だったか。] (-253) 2023/03/03(Fri) 1:10:27 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[ペルラは恋を知らない子供だった。 知ることのないまま、アスルだけを唯一として、巫女として以外は彼だけを追い続け、年を重ねていった。 これが恋と言われればそうなのだろうと思うけれど、恋という単語だけで説明できるとも思えなかった。 アスルを想う気持ちとしか言い様がなく。 彼と一緒に空を飛び、隣に座り、言葉を交わし、瞳と瞳で見つめ合い、手を繋いで、……ぎゅっと抱きしめて欲しかった。 巫女見習いになる前、結婚なら知っていたけれど。 巫女になれば逆にそれは禁じられることになる。 力に影響が出てはいけないと、子を授かることも同様に。 ただ、人を想ってはいけないとは言われないから。 そんなことは誰にも止められないから。 アスルが許してくれるなら、ペルラは、ただのペルラは、いつだって手を伸ばして、彼の世界の中でなら甘えられた。] (-254) 2023/03/03(Fri) 1:11:09 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[巫女見習いとしての日々は確実に過ぎていく。 肩までだった髪は腰に届き、アスルには離されるばかりとしても背も伸びて、見習い用の装束は何度か仕立て直された。 人前に出るときの仕草は洗練された女性のものになり。 常にうっすらと湛えた柔らかな笑みは、見習いになったばかりの頃が嘘のようだと言われ、口元に手を当てて苦笑した。 ただアスルとふたりの時はただのペルラで。 草むらにそのまま腰を下ろし、両脚を行儀悪く伸ばす。] 私、やっと力を使いこなせるようになってきたわ。 これならもういつでも大丈夫だろうって。 [アスルになら何でも話せた。 嬉しいことだって、悩んでいることだって。] でも、まだ時々制御が難しいの。 力がありすぎるのも困りものなんだって。 大地に向かわせないといけないのに、ぽーんって空に飛ばしてしまったら、私なんてすぐに力尽きてしまうものね。 [そんな冗談にならない冗談も。 今や言えるのはアスルにだけ。] (-255) 2023/03/03(Fri) 1:12:23 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[彼が窓から攫ってくれる日があれば。 自分が彼の家へと忍び込む日もあった。 だってちゃんと従妹という隠れ蓑があるんだもの!] それで良い案を思いついたんだけど、聞いてくれる? 祈りの時に一気に力を捧げるのではなくてね、日々少しずつなにかに力を貯めておくの。 本番ではそれを溶かしながらゆっくり浸透させていく……。 [真剣に、でも生き生きと。 アスルが飛ぶことについて語るときのように。] この耳飾り、きれいでしょう。 遠い昔、人々が地上で生きていた頃、大地の周りは海という塩の水でできたものに囲まれていたんですって。 湖よりももっともっと広いの。 そこでね、貝の中からとれた宝石。……真珠。 とても大切に保管されていたらしいけど、私と相性が良いみたいで……巫女になるときに譲り受けることになったの。 [ある日見せたのは、古めかしい金の葉の装飾に銀白色の柔らかな曲線を描く宝石――満月のような真珠のついた耳飾りだった。] (-256) 2023/03/03(Fri) 1:13:25 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空これはね、私のお守りみたいなもの。 [力をきちんと使いこなすための。] ここからが本番。アスル、見ていて? [アスルの隣に座ったまま、両の手のひらを上に向ける。 そうして瞼を伏せると静かに祈りの言葉を紡いでいく。 金色の髪が淡く光り輝き、細まった紫の瞳が煌めく。 どこからか水もないのに滴が落ちるような音が響き、ふわりと清流のような香りがして――手のひらへと力が集まってゆく。 柔らかな光が金にも虹色にも変わり、最後に柔らかな銀白色へ、艶めきを帯びた小さな真珠の粒が、今、生まれた。] これが、私の、この島を守るための力。 私、ちゃんと巫女としてやっていける……。 アスル、私、大丈夫……よね。 [彼へと肩を寄せて、そっと目を細めた。] (-257) 2023/03/03(Fri) 1:14:25 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[その翌日だった。 現役だった巫女の力が突然尽き、そのまま彼女は姿を消した。 『巫女は祈りを捧げて力を使い果たすと消えてしまう』 逸話の通りに。 跡形もなく。 泣いて縋ることは許されなかった。 その日に巫女見習いは巫女になった。 ペルラが見習いになって3年、年は13になっていた。**] (-258) 2023/03/03(Fri) 1:16:50 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[病気になったかもしれない。 そういわれた時は柄にもなく焦ったが、内容を聞いていくうちに違う意味で焦ってしまった。 同郷の同年代のものなどそれを成就させて番となっていると、自分とは無縁とはいえ理由も意味も理解はしていた。 とはいえどう説明したものか。ここで大人らしく諭して誤魔化すのは簡単なんだろうけれども、ペルラにそういうことをしたくはないし、何より性に合わない。性に合わないので嘘だとばれるのも容易いだろう。 それに自分自身そういわれて、自覚をしてみて、驚くほど嫌じゃないことに気づく。 ペルラほど閉じた生きかたはしていなかったものの、こちらに引っ越してきてからというもの、周りには目上の人ばかりで、そういう対象ではなかったのもあったが] ……魅力的なやつってずるいよな。 [ため息をともに、じっと見つめる未だ成長途上の少女の姿。 真面目に務めを果たそうとする姿も、年相応に自分だけに見せてくれる柔らかくも悪戯気な様子も知っている。だからこそ少しだけ咎めるように見つめて、視線を和らげた] (-259) 2023/03/03(Fri) 1:29:49 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 …その気持ちが続く間はな、俺と一緒にいろ。ずっとな。 そしたら悪いことにはならないからな。 [明かされた言葉に、いいな?といった。解決案ではないが、ただ、信じろ。というようにその時は伝えたのであった*] (-260) 2023/03/03(Fri) 1:30:28 |
【人】 武藤景虎[ツラの皮も厚かったんだ?と笑って返して、大分元気にはなったのかなと少し安心する。>>279 痛くはないらしいのは良いんだけど、なんとなく困らせているような気もして。 まあ、男が泣いてるとこ見られるだけでも多少気にはする案件かとも思えば、男に顔を拭われるのも微妙な気分がするのかもしれない、とは。] 悪い悪い。 オレも意外と涙脆いところがあるので……、うん、誰でもそういう時はあるから気にしなくていい。 [オレしか見てないんだし、と付け加える。 口は堅い方だから、って、これも意外だと言われたらちょっとショックだが。] 今見えるのって夏の星座?秋?どっちも何が見えるのか知らんけど。 [検索などして星座を探しても、今見えている空が9月の空ではないと気付けるかどうかも怪しいレベルではある。] (298) 2023/03/03(Fri) 2:48:38 |
【人】 武藤景虎うん、マジでなんもないとこ。 くっきーは実家ってことは大学の近くなん? [実家には最近帰ってないな、とか。 くっきーには既に知られてる>>280とは知る由もない実家情報を詳しく話したりは特にしなかったのは、オレの実家の話とか聞いても退屈だろうと思って。 オムライスを作ってる間のくっきーは泣いていた気配もすっかりとどこかへ行ってみえたから、料理するのも食べるのと同じくらい好きなのかなと、機嫌の良さそうな様子に安心する。>>281] それは褒めてるのか……? [褒めてるのかもしれないが、“良い子“は子ども扱いされているような気もする。 弟がいるから弟みたいなもんだと思ってんのかな、と指示された作業を素直には進めつつ。 残念ながらにーちゃんはいないので、にーちゃんっぽいという感想は全く浮かばなかった。 オレも美味いものを食いたいから、言われた通りにした方が上手く出来るのは確実だし。 自分が不得手なもののことは詳しい人に教えて貰うのが一番だからなというのもあって。] (299) 2023/03/03(Fri) 2:50:43 |
【人】 武藤景虎弟の好きなメニュー作ってあげてるんだ? 優しい兄貴だな。 [つい甘やかしたくなるくらいに年が離れてんのかな。 聞いてみたら弟が五歳下の高校一年ということを教えて貰えただろうか。 同じ年の従姉妹がいるから、その気持ちはわかるな、なんて。 手料理作ってやったことなんてないけど。 横から見ていたオムレツ作りは、固まる具合の見極めが難しそうだった。 フライパンの取っ手を叩くようにして形を整えるとかも、いかにも料理慣れしてるという感じで。 固まりすぎず、崩れもしない状態の卵がケチャップで彩られた米の上に乗せられるのを見て、上手いもんだなと拍手したりした。 考えてみたら友達と飯作るって経験はしたことないな? 林間学校や家庭科の授業くらい?か。 ああいうのは割と女子が中心に何か殆どやってたから何してたか思い返しても、それこそ味見と皿洗いくらいしかしてなかった気がする。 ああ、皿はちゃんとオレが洗うので。] (300) 2023/03/03(Fri) 2:51:46 |
【人】 武藤景虎[そっちの皿と言われた方がオレのやつと言うのに、どっちのとか決まってたのかと首を傾げつつ自分の席の側に持っていく。>>283 分量は同じに見えるし、良く出来た方?なのかな。 料理できるし相手に譲るみたいな気遣いもできるとか、モテそうなムーブが多いなと感心しながらありがたく受け取っておいた。] 仲良くなれた記念? [乾杯に無理矢理意味を持たせるならそんな感じかな、と結構な勢いで缶を傾けるのを横目にビールを流し込んで。 オレは仲良くなれてると思ってるんだけど、くっきーもそう思ってるならいいな。] ん……、とりあえず、な。 [ノーカンと言うのに頷くと、それなら宅飲みは宅飲みで出来るんだなという楽しみはあるのだけど、やっぱ深いこと話すのは勇気のいるものだから少しホッとした気もする。] (301) 2023/03/03(Fri) 2:52:36 |
【人】 武藤景虎うん、美味いよ。ありがとな。 毎日食ってるくっきーの家族が羨ましい。 [機嫌良く答えると、スプーンに乗った小さな山を口に運んだ。 見るともなしに向けた視線の先、オムライスを頬張りながら崩れたような気の抜けた笑みを浮かべる顔に、しばらく目をやってしまう。] くっきーって、ほんとに食ってる時、……幸せそうだよな。 [封印した単語を言わないようにはしながら、手に取った缶はもう大分軽くなっていて。 タイミング的にくっきーの缶も空になったらしく、チョコレートリキュールを飲むかとの問いかけ>>285には、被せ気味に、えっ、飲む、と答えた。] (302) 2023/03/03(Fri) 2:53:04 |
【人】 武藤景虎じゃあ、これはオレが良い感じの割合で作ってやろう。 牛乳で割るのでいいよね。 [コーヒーや紅茶割りみたいなのもあるけど大体牛乳だな、とグラス二つと冷蔵庫から牛乳を出してテーブルに置く。 あとはマドラーもあんのかな、なければ箸でもいいかとカトラリー類の入った引き出しを開ければ、ちゃんと入ってたので二本取り出した。 リキュール1の牛乳3くらいの割合が良い塩梅らしいけど、気持ちリキュールは多めに入れて牛乳を注ぐとカラカラとかき混ぜて。 まあ、甘かったら牛乳足してとは言いつつ出来上がったカフェオレみたいな色の酒をくっきーの方に渡した。 同じように作った自分のグラスを呷ると、チョコの甘さに良く馴染むミルクの中に混ざって、ふわっとしたアルコールの香りが口内に広がる。] んん……、甘い。 油断すると飲み過ぎそうだな。 [酔って絡んだりするようなことはしたことないから安心していい。 というのも、大体人と飲む時はそれなり気を張ってるから盛大に酔うこともまずないので。] (303) 2023/03/03(Fri) 2:54:44 |
【人】 武藤景虎やっぱりくっきーと一緒でよかったな。 サシ飲みとかしたことなかったけど……、うん、楽しいし。 [うっかり深い話になっても話を逸らす必要がないという気楽さもあるからだろうか。 なんとなくだけど、人がいるから寝付けなさそうってこともない気がするな?と笑って。 機嫌良くグラスを傾けるペースが割合早いのは、少し気が緩んでいるかもしれない。]** (304) 2023/03/03(Fri) 2:55:11 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[次代の巫女の守り人として任命されていこう、日々が過ぎていく。 少年から青年への移り変わりとなっていたアスルは徐々に大人の仲間入りをするように成長していき、肉体的にも絞られた完成品のようになっていき、また髭も少し生えるようになっていく。 そんな二人の関係は大きくは変わらない。少なくとも表面上は亀裂でも入らない限り、良好な関係を築けていき深まっていく。という意味では変わらない。 さて、そんな本日は窓からさらった日であった。 自分の工場はおやすみで、また少し改良されて、より鮮明にカラーリングされていったグライダーに乗って、郊外のほうに降り立ったのだ。 今はグライダーを紐で固定して、日除け替わりにしながら草原に横たわりそよぐ風は心地よさに身を任せている。 もう少し風が強くなれば、また一緒に飛ぶこともできるだろう。そんな中、ペルラの話を聞いていた。] おお、ついにか。 いっぱい頑張ってたもんな。愚痴を聞いてた甲斐があったもんだ。 [二人きりでいるときは、何でも話すペルラに自分もまた遠慮など…思えば最初からなかったかもしれない通常運転。] (-262) 2023/03/03(Fri) 2:57:57 |
【独】 武藤景虎/* 弟のリクエストはあまり聞かないのにオレのリクエストは聞いてくれるっていう事実を知らないかのように語るの白々しさがすごいけど、今のとらは実際知らないから仕方ないな。 (-261) 2023/03/03(Fri) 2:58:41 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[そんな中で新たに生まれた悩みを、うんうんと相槌を打ちながら聞いていく。 悩みというのは尽きないものというのは技術と同じで、悩みも似通っていくものなんだなぁ。なんて少し不思議に思う。 後冗談にならない冗談もこっちにはよくあることなのだ。 着地できずにバラバラになるぞー。とかそういうやつである。 そして問題が見つかれば改良するのも変わらない。 寝転がっていた姿勢を横向きにかえて、良い案というのを聞くために身体を向け、伸ばした手は風に揺れるペルラの金髪へとそっと指にはわせながら話を聞く。] ああ、綺麗だ。 海……なぁ。うーん。なんか今聞いても想像つかんな。 [こういう過去の文献は自分はさほど詳しくない。しっていても偏りが多い。そのためだいたいペルラのいうことを鵜呑みにする傾向を持ちつつも、、話の続きを聞く。 その真珠という譲り受けたものと相性がいいというのはわかったが、それがどう繋がるんだ?というように、その装飾のついた耳飾りを見せてもらう] (-263) 2023/03/03(Fri) 2:58:49 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[御守りだというペルラ。 ただそれは精神的なものではなく確りとした理由のあるものだ。 俺がもつ、南側を向く鳥の嘴。という星座が掘られたコインと同じだ。 みていて。と言う言葉に頷いて、転がっていたのをやめて起き上がり胡坐をかいた。 金色の髪が昼間の日輪のように輝き、紫の瞳が昼と夜の境目のように艶めく。 しとしとと優しく落ちる雨のような音は森林の川の香りをともに運び、不可思議な。だがこの島から見える光景と香りが詰まった光景が彼女の手の中で一つに集うようだ。 ペルラは本当にこの島に選ばれた巫女なのだ。と誰が見てもわかることだろう。 煌めきが美しく移り変わり、月色の光を放つ真珠の粒が生まれる。] ああ…大丈夫だ。自分の力を理解して扱っているんだ。だから巫女としてやっていける―――――――――って、言ってほしいのか? [自分に打ち明けてくれた言葉。だが彼女は次代の巫女に相応しいと、周りの人間は言っていることだろう。それと同じことをいうのが彼女のためになるのだろうか。] (-264) 2023/03/03(Fri) 2:59:24 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 ………簡単なことじゃないな。本当 [色んな、色んな意味を込めて口にしながら、身を寄せてくれるペルラをそっと支えるようにして、自分のほうを向かせる。 ペルラの肩にのった逃げることのできない重責の一部を受け止めるように抱きしめる。] ペルラの努力の結晶だってのはわかっているけどな。 [とんとんと背中を優しく叩いて] しっかりしなくていい、泣き言いっていい。そんぐらいの我儘は許されるさ。 だから島のためなんて言い聞かせて自分をしょいこむより。もう少しやる気だせるもののためなんてどうだ? 美味しいもの食べたいとか。もっと遊びたいとか。 あとは、好きな人のため。とかな。 [ここでいう好きな人というのは、恋愛的な意味ではなく家族とかもっと身近な色々なものを含めてのこととして口にする。] (-266) 2023/03/03(Fri) 3:00:41 |
【独】 武藤景虎/* 酔うかもしれないフラグを立てたが、酔うと何するかわからないからどうしようね。(記憶取り戻すか女の子だと気づくまでは自重はさてほしい) (-265) 2023/03/03(Fri) 3:01:07 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 俺が働いている工場あるだろ。 正直いうとな、あそこの人たち、俺の従妹はペルラだってことばれてるぞ。 でもな、変わらないだろ、見て見ぬふりしてる。 理由は一応わかるんだ。 [訥々とペルラの返事を聞くことなく口にしていく。] 何かあっても人を安全な空へと導くため。そういうのが根っこにあるんだなぁって、最初の頃はわからなかったけど、そういう理念をもってるんだってな。 表だっていうと、巫女の存在の否定になっちまうから誰も言わないけどな。 [でも、次代の巫女に聞かせた。他の一般人ならともかく、巫女となるものに、そしてペルラだからこそ言っていいと思った。] (-267) 2023/03/03(Fri) 3:02:46 |
【人】 田中 天美俺の寝心地が最高なのは知っとるがあ。 今日は布団で我慢せえよ。 食べ比べな。それなら釣果も比べんとな? 負かせてやろ。 [くっくと喉を鳴らして冗談を返し、あれこれ話を交わしている間に目的地は目と鼻の先だ。夜の予定も二つ返事で取り付ければ、コテージへと向かう] (306) 2023/03/03(Fri) 3:02:51 |
【人】 田中 天美[鮮やかな赤に塗られたコテージはこじんまりと可愛らしい。三角の屋根は外壁までをすっきり覆い尽くすように、なだらかな曲線を描いて建物を包み込んでいる] わは、おむすびの形しとる。 あ、深江深江ー、こっちウッドデッキあるわ。 [黒ならもっと似とったんやけどなあ、などと笑いながら、中に入る前にぐるりと様子を伺う。入り口から少し回るとウッドデッキが備え付けられていて、ガーデンソファやテーブル、更には屋根まで完備だ。雨の日でもバーベキューを楽しめますって仕様なんだろう。 そうやってウッドデッキの設備を確認していると、パッと中の電気が点く。真ん丸の吊り下げランプが照らすコテージの中へ入り、荷を置く深江の姿が窓越しに見えて、こんこんとガラスを叩いた。 笑いながら掃出し窓に近づいた深江に鍵を開けてもらい、靴を脱いでひょいと室内に上がる] (307) 2023/03/03(Fri) 3:03:41 |
【人】 田中 天美おお、ええな。外からは小さく見えたが、 やっぱアパートの狭さとは比べもんにならんわ。 [壁も天井も至るところが木の設え。簡素ながら十分なサイズのキッチンに、二人がけの柔らかそうなソファに木目の丸テーブル。冷蔵庫やレンジ、テレビといった家電もひと目で見つかった。 玄関の方に寄って靴を置くついで、奥を覗くと窓際にベッドが二台あるが、それよりも気になったのは] ここロフトあるんか。 よっと……おっ、ここに布団敷いて寝んのもええの! [丁度部屋の中央辺り、梯子の上にあるエリア。ととっと上がって見ればちょっとしたスペースがあり、マットと布団も傍に備え付けてある。 せせこましさにいつものアパートを思い出してしまうが、慣れているという意味ではこっちの方がしっくりくる。もちろんふかふかのベッドも捨てがたいし、まあ気分で決めたらいいだろう] (308) 2023/03/03(Fri) 3:04:08 |
【人】 田中 天美後は風呂とかトイレかの。他にもあるかもしれんが。 ……んん、どうする? [冷蔵庫やキッチン収納はまだ見ていないし、収納棚も奥にいくつか見つかった。必要なものが無ければ管理小屋で伝えてくれれば貸してくれると聞いてはいたが、想像以上に物は揃っているのかもしれない。 窓から取り込む夕日が暗がりに追いやられ始めた時分だ。備品をじっくり見ていけば夜までの暇潰しには十分だろうし、あるいは外をぶらついて薄墨の空に星が輝くまでを待つのもいいだろう。この後を委ねるように問いかけた]* (309) 2023/03/03(Fri) 3:04:43 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 それにそんな大層なことじゃなくていい。食堂のおばちゃんのおかげで助かってるやつだっているし、牧場や農業のおかげで飢えなくて住む。 暮らしを成り立たせるための一つって意味では農業も牧畜も巫女も変わらない…なんて思ったってそんな間違いはないと思うぞ? [それでも巫女が重要であることに変わりはないが、ペルラの重責が少しでも軽く思えるように、どうだ?って笑いかける。 もちろん、巫女にはもう一つ、逸話があるのだが] ちゃんと…傍にいるからな。 [髪を指で梳くように触れそのまま頬まで指を動かして指先で撫でる。 今できることといえば、自分が触れることでペルラが触れられている自分がいることと自覚を持ってもらうことだけだった**] (-268) 2023/03/03(Fri) 3:08:28 |
【人】 黒崎柚樹[────そう。武藤も案外、涙脆いよね。 私が無事、生還した時──それは死んでしまっていたのが誰なのか確定した時でもあって──二人で抱き締め合って泣きまくった。 他にも何度かは武藤の涙を見たことがあって、それは多分、私が武藤に見せていた涙の回数とそう離れては居なかった気がするよ。] ……どうだろう、ね。 [武藤と共に夜空を仰ぎ見る。 私の感覚なら今は春のはじめなのだけど、武藤の感覚なら秋のただ中。 首筋を擽る夜風は春のものよりは数段温かく、そも、夢の世界なのだとしたら現実の季節と乖離していても不思議じゃない。 "○○しないと出られない部屋"的な夢まで共有したことのある私たちだから、季節を知ったところで現実への手がかりには繋がらないかもしれない……けど、星の配列を確かめるのは、少し怖い気もして。] (310) 2023/03/03(Fri) 6:51:57 |
【人】 黒崎柚樹うん、そう。 ずっと実家住まい。 あの大学はスポーツ特待で行けたところで、 一番条件、良くて。 自宅からも通えるとこだったし。 [一人暮らしするほどの金銭的余裕は無かったし、働いてる母さんの代わりに家事を担う必要もあったから、家からは出る選択肢は無かった。母さんは好きなところに行って良いのよと言ってくれていたけれど。 とうに武藤が知ってるだろうはずのことを初めて口にするように告げ、とうに私が知っていることを初めて聞いた風に返す。 それは私の半年を否定するような行為だったけれど。 武藤と一緒に居られるなら、こうして話していられるなら、ちっともつらくなんかない、と自分に言い聞かせ。 恋人の不在を悲しむ自分を、心の隅、ぎゅうぎゅうと押し込めて冷凍するみたいに固めてしまえば、いくらか気は楽になった気がした。] (311) 2023/03/03(Fri) 6:52:21 |
【人】 黒崎柚樹すごく褒めてる。 [褒めてるのか? >>299 と、少しばかり納得していない風な口調で言われたことには真顔で返す。 どうしてもこういう時に"ねーちゃん節"(かーちゃん節ではない。断じて)的なものが出てしまうのは、もはや癖のようなもの。 弟とは、兄弟みたいと言われることが多々だから、"にーちゃん"呼ばわりもあながち間違ってないとは思うけどね。] 弟、5歳下だからね。まだまだ子供だよ。 [言いつつ、使い終わった調理器具は端から洗っていく。 料理を終えた時にシンクに器具が山盛りっていう状況、自分は好きじゃないもので。] …………、そう。 ["同じ年の従姉妹"の声には、少しだけ動かしていた手が固まった。 弟と同い年の、武藤に恋する女の子。 もや、と沸き上がった思いは、ボウルの泡を落とす湯と共に排水口へ洗い流し。] (312) 2023/03/03(Fri) 6:52:44 |
【人】 黒崎柚樹[武藤曰くの"仲良くなれた記念" >>301 の酒は、あっという間に消えていった。 これまで武藤と酌み交わした酒の量は、10リットルに収まらないと思う(下手したら50リットル……までは無いと思いたい)けど、今の武藤にとっては初めての500ml。 そう思ったら、もうちょっと味わいながら飲めば良かったかな。] …………それは、どうも。 [こういう時、10割「かわいい」と告げられるはずの言葉は「幸せそう」 >>302 にすげ替えられていて。 ありがとうと笑顔で言うことでもなかろうと、いくらか憮然と、でも面映ゆい気持ちでぽそりと返しておいた。] 武藤も、チョコ食べてる時は幸せそうだよ。 [このくらいの反撃は許されて良いと思う。] (313) 2023/03/03(Fri) 6:53:21 |
【人】 黒崎柚樹[そして目の前には、チョコの甘い香りのお酒。 オムライスのお供にするには甘ったるい気もしたけれど、お互いの皿はもう残り僅かになってたし、まあ良いかと、武藤が用意してくれたカフェオレ色の酒をビール缶の代わりに皿脇へ。] ………………あま。 [思わず呟いてしまう。不味くはない。チョコの味……と、アルコールの風味。 そういえばこれを口にしたのは、美術館で武藤と飲んで以来だったかも。 私は甘い系のお酒……というか清涼飲料もほとんど口にしないから、こういう甘さは武藤を象徴するもののようで。 今はむしろ、この甘さがありがたいと思った。] なんか、つまみ探す。 [けどさすがに甘くない添え物が欲しいよこれは……と、食料棚を漁りに行ったら燻製ナッツの袋が出てきて。 冷蔵庫の野菜庫の中身も把握していたから、きゅうりと人参とセロリをスティックにしてマヨネーズにバーベキュー用のパウダースパイスを混ぜたものも添えてテーブルに戻った。] (314) 2023/03/03(Fri) 6:53:54 |
【人】 黒崎柚樹楽しいと思ってくれるなら良かったけど……。 武藤ほど口、回らないし、愛想ないし。 自分で良いのかな…………、とは。 [グラスを傾けるいくらか緩んだ顔は、私のよく知る武藤の表情。 ずっと思ってたよ。 武藤は私と居ると楽しいって言うけど、私は特段面白い人間では無いと思うし、陸上と勉強と家のことだけで遊びらしい遊びもほとんど知らない。不真面目ではないけれど、頭もそんなに良くないし。 大学生なら当たり前に知るお洒落なスポットも、美味しいお店もなんにも知らなくて、子供の頃から行ってる地元のおすすめ店くらいしか言えるものはない。 女らしからぬ身長と見た目で、女子高時代から王子様王子様言われてたけど、その賞賛には何の中身もなくて。] や……、楽しいけど。こっちは。 一緒に居るのが武藤で良かったな、って……。 [投げかけられた視線に、"くっきーは楽しくないの?"という色を感じて、そう、慌てたように付け加えて。 こくりと多めに喉に流し込んだ甘いお酒に、けほ、と小さく咽せそうになった。*] (315) 2023/03/03(Fri) 6:54:50 |
【独】 黒崎柚樹/* おはようございます。 秘話の民がいっぱいいるのかなと思ったら、そうでもなかった……?大学生ズと狼さんたちくらい、なのかな……? 私も!!早く武藤といちゃいちゃしたいです!!!(朝の一声) (-272) 2023/03/03(Fri) 6:58:42 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” いいえ、いいえ。 決して、そのようなことは…… [椿は叱られた子供のように身を震わせ、首を振った。] ただ……すこし、驚いたのです。 わたくしに、生きていてほしい、などと…… [目を伏せ、視線を彷徨わせたのち、再び楓の目を窺う。 そこに嘘がないことはわかる。だから余計に戸惑う。重ねた手に縋るように力を込め、頼る相手に恐れを抱いていることを思い出し、それでもどうすることもできなくて。]** (-274) 2023/03/03(Fri) 7:18:53 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”何もおかしなことなんかないだろ? オレにとっちゃ、椿はずっと護りたい相手だ。 椿だけじゃねェな、他のみんなも。 [彼は見つめ返していた。彷徨った視線が自分を窺うのを。 そこに幾許かの恐れがあるようにも感じつつ、その理由までは掴めずにいた。 まだ彼は、気付いてはいないのだ。受けた呪いを──魂の傷を彼女に察知されていることを。 手に力を込められ、それがまるで縋られているように感じて、彼はもう一方の手を伸ばし重ねた。大きな掌で包み込めば、彼女の手はすっぽり隠れてしまうかもしれない] (-277) 2023/03/03(Fri) 8:00:36 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[彼は変わってはいない。 かつて彼女と共に過ごした日々で敵を確実に葬り去ろうとしていたのは、仲間を護り抜きたい心の裏返し。 それが日常生活で他人に対し露にする機会のない、彼の本質。 あの場で仲間だった者たちは、彼にとっては人に見せない心の深いところを見せた相手だったのだ。大切になろうものである。 彼は今も、仲間や友達を護ろうとし続けている。 相対する“敵”が誰かという違いがあるだけだ]** (-278) 2023/03/03(Fri) 8:00:53 |
【独】 一匹狼 “楓”/* やっぱロール書くのが一番自キャラの理解深まるんだよな…… いや 書くだけでは気付いてなくて他の人の読み取り経由して気付くこととかもあったりするけど (-276) 2023/03/03(Fri) 8:01:52 |
【独】 緑山 宗太朗/* 子供の成長を願って植える(女の子想定)なら沈丁花も視野に入りそう。 全般的に長生きして欲しいと考えてるみたいですね。男の子は上にあげたの意外だと黒檀も入る。強く生きて欲しい為 あと家の裏にひっそり柊植えてそう。節句で使うし花言葉も良いので (-279) 2023/03/03(Fri) 9:10:30 |
【独】 黒崎柚樹/* 雅空さんの料理ロルが楽しいです……! あと椿さんの料理ロルも、色気があってすてきだった……。 と、中身が食いしん坊すぎて、人様の料理&食事ロルに興味津々。 バーベキュー、武藤柚樹組はどうしようね……もそもそ考えつつ。 (-280) 2023/03/03(Fri) 9:22:17 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「そうなんだよね、嬉しいんだけどさ」 「···やっぱり寂しいよね」 会えない時間が長かったから、どうしても母に甘えてしまう。 貴女の優しさにも甘えてもう暫く傍にいようと思う、ありがとう。 「でもね、『宗太郎くんのこと信頼してるの、この人なら美海を任せても大丈夫だって』って言ってたよ」 これも秘密ね、しっーと人差し指をたてる。 母がこういう話を私にしてくれたのも。この一年間、宗太郎がお母さんを本当の家族みたいに愛してくれたからなのだろう。 「ふふっ、ありがとう」 「うん、近いとこで探そうね。2人ならきっとすぐだよ」 これはまだまだ先、でも、いつかくる未来の約束だ。 (-281) 2023/03/03(Fri) 9:55:31 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「赤い実のやつ。···それって宗太郎の部屋に飾ってあった枝と一緒?」 南天の存在は知っていても、実物はぴんっときていなかったようで。 あぁ、あれか。と1人で納得する。 カーテンの裏にひっそりと隠れていても、赤色の実は存在感があって。 窓から差し込む光で綺麗に輝いていたのを覚えている。 「ふふっ、宗太郎とお揃いだしいいね」 貴方の頭に手を伸ばして、髪に触れられればさらさらと指で触った。綺麗な赤だ。 「やっぱり目立つとこには紫陽花を植えようね、色は絶対に白!」 住む場所が変わっても、私の愛は変わらない。 一途な愛情を君や新しい家族に注ぎ続けるだろう。 (-282) 2023/03/03(Fri) 9:59:21 |
【人】 緑山 美海>>289 「···ふふっ、そっか」 笑っちゃいけないと思いながらも、真剣な顔が面白くて。 少しだけ笑いが零れてしまったかも。 >>290 「こら、叩かない叩かない」 「宗太郎だって私とお揃いのもの欲しがるじゃん、それと一緒だよ」 勢いで恥ずかしいことを言ってしまったかもしれない、照れ隠しに素っ気ない態度を取って。 「串なくても、マシュマロを食パンの上に乗っけてトーストしたり、珈琲に浮かべたりとか出来るかな、とか」 「···でも、こうやって焼くのも楽しいし、お願いしちゃおっかな」 鉄串は物によってはBBQ風の焼き肉も出来たりするのだろうか。 料理の幅が広がるかもしれない、受贈されるが楽しみだ。 (316) 2023/03/03(Fri) 10:00:09 |
【人】 緑山 美海>>291 「···そんな大袈裟な」 「ほら、宗太郎が美味しく食べてくれてスモアちゃんが喜んでるよー」 自分の分のスモアを作りながら、適当な返事をする。 上手に出来たら熱々のまま、頂きます。 ふっー。はふはふ、ぱくり。びよーん。 「ふふっ、何か食べてるだけで楽しいかも」 「マシュマロってこんな伸びるんだね、口や手を汚さないように気を付けなきゃな」 サクサクのクラッカーに柔らかなマシュマロがよく合ってる。 女ももくもくと食べ進めいく。 「もう、私はスモア屋さんじゃないよ?」 ひとつ、ふたつ、と作るうちに上達していったようで。 ドライフルーツ入りや、贅沢にマシュマロふたつ乗せ!など。様々なスモアが食べられたみたい。** (317) 2023/03/03(Fri) 10:00:42 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” ありがとう、ございます [俯き、呟く。 いなくなった片割れと同じようなことを言いたいのだろうと理解した。全てをわかるわけではないが、少なくともそれは己に対する肯定だ。たとえそれが誤りであったとしても。] (-284) 2023/03/03(Fri) 10:38:09 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓”[椿にとっては、自分が不要物《いらないもの》であることはこの世に存在し始めた時に受け取った自明の理だった。それは誰が彼女を認めても、愛したとしても変わらない。それでも、そのような誰かが存在することは恵まれた幸運であると、彼女はそう考えた。] (-285) 2023/03/03(Fri) 10:38:53 |
【人】 片連理 “椿” せっかくのお食事が冷めてしまいます。 食べましょう、楓様。 [顔をぱっと上げて、椿は微笑みを見せた。] また、明日も何か作ります。 [彼は“誰かに料理してもらうなんて初めて“だと言った。 であれば、自分にできることはこれくらいだ。] (318) 2023/03/03(Fri) 10:58:53 |
【人】 武藤景虎[見える星の配置が自分の認識と違うと気づくことはなくても>>310、樹々の葉の様子や咲き始めた花に季節の相違に気づくことくらいは出来るはずなのだけれど。 此処にいた時には既に薄暗かったのもあれば、見えているものと認識がずれていることなどはそう容易に気づけないのが夢というものではある。 ひとつ気づけば芋づる式に違和感が増えていくかもしれないが、いつの間にか来る予定があったことすら記憶にないこの場所にいることも、当たり前のように受け入れているのと一緒で、そういうものだと脳内で勝手に納得する可能性は大きかった。 ただ、今のオレは状況や周りの景色の違和感よりも、傍らにいる人物……くっきーとの会話や距離感に感じる違和感の方が大きく、そちらに意識の大半を取られているというのが多分にあったせいかもしれない。] そっか、じゃあ就職とかも自宅から通えるとこにすんの?>>311 まあ、長男なら結婚とかしてもそのまま実家に住むのかな。 [直近の記憶でレストランで将来の話になった時は、オレが口を濁したことでその話題は流れて、その時はくっきーも特に何も言っていなかった気がする。 具体的な話でなければ大丈夫だろうかと思ったのもあったし、話したくなさそうであれば話題を切り替えればいいかと軽い気持ちで聞ける程度に気を許していることは無自覚だった。] (319) 2023/03/03(Fri) 11:03:30 |
【人】 武藤景虎褒め言葉ならありがたく受け取っておこう。 [あまり“良い子“認識を人からされたことはないが、とは印象の問題なんだろうから気にしたことはないが。 研究室の先輩や歳上の後輩に、大人っぽさを感じることはあっても、同い年のくっきーに歳上感は特には覚えないから、にーちゃんぽいとはやはり思わなかった。 だったら尚更かーちゃんぽいなどと口走るのはおかしな話なのだけれど、どうしてそう思ったのだろう。 うちのかーちゃんとは料理が好きなこと以外は特にキャラ被りはしていないし。] そんだけ離れてるとすごい子どもに見えるよな。 [自分が高校生の頃は大人の気分でいたのになと笑って。 料理しながら調理器具洗っていくのに気づけば、使い終わったやつは言ってくれたらオレがやるよとは申し出た。 従姉妹の話題は特に膨らませるエピソードもないので、深くは語らなかったから、くっきーの動きが僅かに固まったのには気づかなかった、というのは、仮令記憶が戻っていても気づかなかったかもしれない。] (320) 2023/03/03(Fri) 11:03:55 |
【人】 武藤景虎[封印した言葉の代わりに選んだ結果の“幸せそう“には、表情は乏しく見えたがお礼らしきものが返ってきた。>>313 まあ、言われて嫌な気のする言葉ではないだろうと思えば無難な言葉選びが出来たと言える。] チョコは好物だからなー、幸せな気持ちにもなる。 [返されたことには笑顔で答えつつ、くっきーが同じように言い換えたという意味で言っているなら、それはチョコ食ってる時はかわいいということだろうかと聞こうと思ったが、かわいいと言おうとしたことがバレるのでやめておく。 いや、言い換えたならバレてるということにはなるが、言ってはないから。 ちなみにオレはかわいいと言われても嬉しいが、褒め言葉なので。] (321) 2023/03/03(Fri) 11:04:18 |
【人】 武藤景虎[外を歩いてきたし、今まで特に水分もとってなかったからお互い喉乾いてたんだろう。 ビール一缶で酔うものでもないし、オムライスに合う合わないは関係なくチョコリキュールは飲みたいので、存在を知らされれば嬉々として飲む準備を整える。 とはいえオムライスはそろそろ食べ終わりそうともなれば、ツマミが必要かなとは思っていて。 チョコならある……といい出す前に、くっきーが燻製ナッツとサラダスティックを用意してくれた。>>314] ありがと、チョコ食いながらこれ飲むでもオレは構わないが、しょっぱいものもあった方がいいよね。 [礼を述べつつ細長く切られたきゅうりにパウダーの振りかけられたマヨネーズをつけると口に運んだ。] くっきーは酒のアテとかも自分で作ったりすんの。 [弟のための飯には入らないからそれはそれかな、とは思いつつ、宅飲みする時にどういう酒やツマミを用意しといたら良いかの参考になるかなと思って。 日本酒なんかは普段そんな飲まないし、何が合うとかはくっきーの方が詳しそうだ。 オレは甘いものも好きだけど、いかにも酒の肴ですみたいなのも好きだよとは、これも既に知られてる情報だとは知らないまま。] (322) 2023/03/03(Fri) 11:04:45 |
【人】 武藤景虎愛想なくはないのでは? 口数はオレが多いだけなので。 話も聞いてくれるし、別に爆笑ジョークを求めてるわけでもないしな。 いや、それを求められたらオレも困るんだが。 それによく笑うし……、 [顔に手を伸ばして頬を軽く指で摘むと、象ではないな?と、へら、と笑って。 笑ってたり楽しそうにしてるのを見ると嬉しいと思うから、自分で良いのかなと言う意味がよくわからずに首を傾げる。>>315 逆にくっきーがオレといて疲れるとかだったら悪いなとは思うくらいだったから、楽しいし、一緒にいるのがオレでよかったと言われれば、ならよかった、とわかりやすく口角を上げた。] 明るくなってから外見て周るのも楽しみだし、バーベキューもしたいし……、あと温泉か。 なんならこの後行ってもいいが……、くっきー実家暮らしならユニットバスとかより広い風呂のがいいんじゃない? [溜められないことないにしても、交代で入るならどうしてもシャワーのみにはなるし。 オレは慣れてはいるが、せっかくの外泊なのに普段よりランクダウンするのも微妙じゃないかな、とは。]* (323) 2023/03/03(Fri) 11:05:30 |
【独】 黒崎柚樹/* なんでこの男は、野郎(と思ってる)相手の頬を軽率に触ってきたりとかしますか……? ……で、うん、お風呂ねお風呂……。 温泉、行きたいけどね……(むりぃ……) (-286) 2023/03/03(Fri) 11:12:05 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海うんうん、相槌を返しながら聞いている。 「好きなだけ一緒に居りゃい〜よ。後でお義母さんへの土産!見ていこうぜ。」 何かしら……ご当地酢昆布sweetとか喜ぶかな。甘いほうがいいかしょっぱい方がいいか、食べ物以外がいいかで2人で相談する機会もあるだろう。 「褒めすぎじゃね?いや、嬉しいけどさ?その…… 俺が照れちゃう。 」本人からしてみれば義理の母に甘えていた覚えしかなく、過大評価では……と少し謙遜した。 日頃甘えさせて貰っている礼としてだったり、暇つぶしがてらに手伝いをしたりする機会もあったような。……それか? 「今度から控えめに褒めてって言っといて?」 自分から言うつもりが無い当たり、内緒の話というのは理解しているらしいが……提案が秘密の話が流出した事を表す証左になってしまうものであることまで気が向いてない。 褒めては欲しいらしい。 「なんかあった時とか、相談したりしたいし」 「近くて広くて静かめな所がいいな〜」 これはまだまだ先の事。いつかくる未来への約束。 (-287) 2023/03/03(Fri) 11:21:20 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓”[本当に聞きたいことはまだ聞けていない。 元々ヒトであったはずの彼が、今はヒトを喰って生きている。 それを望んだのは誰だろう。 誰に望まれなくても、自分でそうすると決めたのだろうか。 どのように在るかを自分で決めてもいいのなら、誰に望まれなくても、生きていていいのではないだろうか。 やっぱり己は、生きていてもいい理由がほしいのかもしれない。 あまりに矛盾している。生きていてはいけないのに、生きていたい。 それでいて、終わりはじきにやってくる。 この混沌が苦しくて、誰かに打ち明けたくて いや、そうではない 本当は、もう終わりにしたい 矛盾は矛盾のままでいい、お前はお前のままでいいと言いながら銀の弾丸を撃ち込んでくれる誰かを探しているだけだ。 なんとあさましい心か。 だから己は不要物《いらないもの》なのだ。]** (-288) 2023/03/03(Fri) 11:22:37 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「気づいてた?」 日によく当たれる様にとカーテン裏に佇んでいたものだ。 「美海よく見てんね〜」 イケてるだろ〜あれ!と細身の枝に思いを馳せた。 似てると言われると、ちょっと悪い気はしない。赤色の身はかっこいいし……髪を触る手がちょっとだけこそばい。 「俺の髪より美海の髪の方が触り心地いいだろ〜……」 手を伸ばして、触れられたらわしゃっと髪に手が乗ったんだとか。綺麗で指通りのいい、ちょっぴり俺の髪色にも似てる色。 ……そろそろ彼奴も花瓶から卒業させないと行けない時期だなと思い出した。貴女に向ける愛はずっと枯れないけど、枝は枯れてしまう。 「 そりゃもう当然! 」その点地植の植物は、滅多なことがない限り咲き続けるから、改めていいなと思った。 一途で変わらぬ愛をかたどったものは、住処が変わっても庭に植わっているんだろう。 (-289) 2023/03/03(Fri) 11:22:41 |
【人】 緑山 宗太朗「ふぅん?俺とお揃いのもの欲しかったんだ〜」>>316 意地悪な言い方だ。良い気しかしてない男は少し調子に乗って。 「……おそろい?の物とか?いっぱい増えた方が、俺も楽しいしいいんじゃね?」 と本音もこぼした。自分と同じとまでは行かないけど、自分にちょっとだけ似てきたようなお嫁さんを見て悪い気はしないのだ。 「あ、そういうこと?」 「マシュマロコーヒーに入れると甘くてうまいっす!」 今現在体験している情報をお届けしつつ。手軽な朝食のレパートリーが増えるのだろうかとちょっと期待した。 でもやっぱり串で何かを焼くのは楽しいので串も送る。 (324) 2023/03/03(Fri) 11:23:40 |
【人】 緑山 宗太朗「スモアちゃん嬉しい?そっか〜」 ほかほかスモアちゃんを撫でて答えた。>>317 スモアちゃんちゃんと焼けてていい子いい子ね〜。撫でて褒めてから 食う。 「チーズと同じぐらい伸びるぜ〜」 「楽しくてうまい!マジ最高って感じっす」 今は胃の中に居るスモアも鼻高々になるぐらいに褒めている。 「美海の作るやつがいちばん美味い!」 「だから作って〜」 作ってもらっている最中に投げる言葉は大変、甘えている。 そして、何を作って貰ってもこのような事を言っているらしい。 毎度本気でそう思って口に出している。 だっていつも自分好みの味がするし、本当に上手いし、手作りって愛情篭ってそうでいいし。 ドライフルーツが入ったのは酸味があって美味しい、マシュマロ増量は食いでがあって美味しい。 1つ2つと平らげていく。そこそこ食えば満足して、ゆらゆら燃える焚き火を眺めてぼぉっとしている。 「焚き火見てるとリラックス効果あるって本当なんかな〜」というぼやき付きで。* (325) 2023/03/03(Fri) 11:27:26 |
校長のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2023/03/03(Fri) 11:40:54 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿” (-296) 2023/03/03(Fri) 11:57:20 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[今日は新月。 月の巡りの中で、人狼である彼が唯一、人間としての食欲のみを感じられる日。 明日になれば僅かに月は満ち、それとともにまた感じ始めることになる。人狼としての食欲を。 どういうわけなのだろう。 親しい人ほど、大切な人ほど食べたくなる。 身近にいる人であればあるほど。仲間や友達なら尚更に。 だから彼女へも、思い入れを抱けば抱くほど……大切だ、護りたいと思えば思うほどに抱き始めるのではないか──“食べたい”という衝動を]** (-297) 2023/03/03(Fri) 11:57:50 |
【独】 片連理 “椿”あまりに余裕なくて埋めてなかったんだけど、楓くんの捩れながらもまっすぐなところ好きよ なんだろう書き方なのかしら とてもまっすぐに届くイメージがあり (-298) 2023/03/03(Fri) 12:03:52 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 人間型してる時なら食えるとか 同族食いタブー感によって食えないだけで倫理観壊せば食っていいとか? 後者派ではあった (-299) 2023/03/03(Fri) 12:04:33 |
【人】 黒崎柚樹ん……あまり地方に行くとかは考えてないかな。 結婚とかは……、わかんないけど。 [結婚、なんて言葉が武藤の口から出てきて >>319 、少しばかり背を強張らせながら言葉を紡ぐ。 無意識、右手が探すように左手指を辿ってしまうけれど、細く硬質な金属が指先に触れることはやっぱり無くて。 ────『卒業したら多少稼げるところに就職しようとは思うので』 そう告げられたのは、互いの思いを通わせ、また会おうと夢の世界で約束した後に再会した、現実世界の病院でのこと。 武藤のそんな言葉に、まさかプロポーズの意味があったとは知らず、「そうなの?」と軽く頷いていた、あの時の自分。 "今の武藤"は就職、どう考えてるの?なんて、聞けるわけがなかった。] (327) 2023/03/03(Fri) 12:05:16 |
【人】 黒崎柚樹ん……、だろうなとは思った。 ["チョコ食いながらこれ飲むでもオレは構わない"という武藤の言葉 >>322 に、すごく知ってるよと頷いてしまいつつ、武藤の備蓄以外にこんなのも出てきた、と麦チョコの大袋も卓上に出しておく。 確かに酒と麦チョコは合うけどね。なんなら日本酒にもお似合いだし。 私は生野菜が好きだから、こういう時、すぐ野菜(か肉か)を出そうとしてしまうけど。] ……作れるものは、作るよ。 [何の情報も渡せていない返事をしてしまい、それじゃあまりにそっけないか、と。 でも何をどこまで言って良いのか悩んでしまう。この、なんにも知らない無邪気な武藤に。] 普段の御飯もどっちかっていうと和食多いからな……。 ぶり大根とかイカの塩辛とか。ああ、モツ煮とかも好きだけど。 [とはいえ、きゅうりや豆腐あたりも好物だから、ただ切って味噌つけるだけ、醤油と葱かけるだけ、みたいなものも多いけどねと肩を竦めた。 まあおおよそ渋茶色のものばかりで、後輩女子あたりが部室で話している、"異性を惹きつけるモテ料理"的要素は限りなく少ない自覚はあるし、惹きつけるべき異性も、私にはずっと存在しなかったので。] (328) 2023/03/03(Fri) 12:05:50 |
【人】 黒崎柚樹[よく笑う? >>323 そんなに笑ってはいないと思う。 もっと笑いたいのに、笑えていないとも思っている。 けど、武藤は、"よく笑う"と言ってくれて。 そんなに私、武藤の前では笑ってるのかな……と、思い返しても自覚は遠い。 不思議そうな顔になったり、笑顔になったり、今日の武藤は(いや、今日の武藤も)ころころと表情がよく変わる。 ごくほのか、緊張を緩める酔いの気配に身を任せて、武藤の顔を呆けたように見つめてしまっていたら、にょ、と眼前に手を突き出され、頬を軽く摘ままれた。 >>323 ] …………ちょ、……な、に……。 [頬を染めて身体を引くも、欠片も悪びれず、"象ではない"とか言ってくるし。 ねえ、今の話に象とか関係なかったよね?? なんでそう、へらへらと御機嫌に笑ってるかな!?] (329) 2023/03/03(Fri) 12:06:24 |
【人】 黒崎柚樹武藤もよく笑うし、象ではないね。 [それはほんの意趣返し。 赤い顔は隠さないまま、でもしかめ面で、武藤の頬に手を伸ばし、むに、と強めに引っ張ってやった。 ばーか。 武藤の、ばーか。 人の気も知らないで。] 温泉…………。 [でも続く武藤の言葉には、顔を強張らせた。 温泉、好きだよ。すごい入りたいよ。 でも男風呂に入るわけにはいかないし、女性トイレに行って悲鳴を上げられた経験二桁ある自分が、女風呂に行けるはずもなくて。 いつか武藤と2人、 貸切風呂みたいなのに行けたらなとは、思ってたけど。] (330) 2023/03/03(Fri) 12:07:39 |
【人】 黒崎柚樹…………や、苦手なんだ。 銭湯、とか。 [そんなんで運動部の合宿大丈夫だったのかとか、思われてしまいそうだけれど。 絞り出した拒否の言葉は、俯いた口から溢れて、カフェオレ色のお酒に溶けていった。] ……武藤は、温泉行ってきなよ。 [場所確認するとかなら、それは一緒に行くからさ。*] (331) 2023/03/03(Fri) 12:09:04 |
【独】 黒崎柚樹/* いちゃいちゃできるのが何よりのメリットの18禁ペア村なのに、 あえての記憶喪失ネタぶっこむ→楽しそうだから 記憶取り戻すのは1d以降→楽しそうだから という謎の縛りをつけて遊んでいる私たち……マゾかな……(わりとマゾかもしれない) でも湖畔でキスチョコ渡された時は中身ごとガチ泣きしたことをお知らせしておきます……。 (-301) 2023/03/03(Fri) 12:14:54 |
【独】 黒崎柚樹/* スモア組がかわいいです。とってもかわいい。 スモア……チョコかけたやつなら武藤喜ぶかな……(柚樹はそれほど甘味に興味がないので……) (-302) 2023/03/03(Fri) 12:16:02 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 他ペアはそこまで真剣に読んではいないんだが ざっと流し読みする範囲では武藤黒崎ペアがときめくんです 本当の性別がバレてない男装女子ってだけで好きだからさ…… そこに彼氏と時間軸ズレてるとか そういうの最高じゃん? (-304) 2023/03/03(Fri) 12:46:24 |
【人】 武藤景虎地方だと車必要になったりするしなー。 [就職するなら大学周りの地域のが便利だよなと頷いて。 くっきーが免許持ってないことは知らないものの、あの近辺に住んでる知り合いは大体そんな急いで免許取ってるって様子もないから、余程車が好きだとか遠出が好きでもなければ必要ないんだろうという認識で。 結婚とかはわかんない>>327というのには、じゃあ今彼女いないんだと思いはしても、口には出さなかった。 そういう話題はオレからは特に提供できるものもないので、友達なんかと話していても聞かれない限りは答えないし。 就職についても似たようなものだが、どう考えてるんだと聞かれても“何も考えてねえな“くらいしか返せなかっただろう。] (332) 2023/03/03(Fri) 13:53:05 |
【人】 武藤景虎えー、いいな。全部好きなやつだ。 自分で塩辛とか作れるんだ? [魚やイカも捌けるとは思いもしないまま、例えに挙げられた作れる酒の肴に感嘆の声を上げる。 とはいえ、自宅に招いといてなんか作ってというのも図々しいので、羨ましいという感想以外に他意はない。 ただ切って調味料かけたり薬味乗せたりするだけでもなかなかやらないから、それだけでもオレからしたら料理に思えると返して。 “異性を惹きつけるモテ料理“が何かはわからないが、そういうのを作れる恋人がいたら少なくともオレは嬉しいとは思う。] まあ、うち来た時にチョコしかないってことにはならんようにはしとく。 [卓上に出された麦チョコの袋を開けながら、おかず系にしても市販のものにはなるだろうけど、と謝っておいた。] (333) 2023/03/03(Fri) 13:53:27 |
【人】 武藤景虎[くっきーがよく笑うとは記憶にある短い間だけでも思っていたことだが、意識の中にそういうものだと定着しているのもあるのかもしれない。 此処に来てからはなかなか笑わないなと思っていたのもそのせいだろう。 料理中から食事を始めて以降、増えた気がする笑顔はなぜだか懐かしい感覚がする。 それだから機嫌も上向いていたのかもしれない、アルコールが回って良い気分になるのも加わると開いているテーブル分の距離が違和感に思えてきて、頬に手を伸ばしていた。 体を引かれても嫌だったかなとは特に気にすることなく。 赤く染まった頬は酒のせいだろうかと思ったものの、触れるまではそうでもなかったから照れてんのかなと思って。 思わずかわいいと口走りそうになったが、言ったらダメなんだったとは思い出すことくらいは出来た。] ん……、思ってること顔には出やすい方だが……、っふ……、ちょっといたい。 [オレがよく笑うというなら機嫌がいいということだろう。 少し強めに引っ張られた>>330のに、引っ張るならもうちょい優しい方がいいなと笑って少し身を乗り出す。 やっぱりちょっと遠いな?とは思ってしまった。] (334) 2023/03/03(Fri) 13:53:59 |
【人】 武藤景虎[くっきーはあまり温泉の話題に食いつかないなとは薄々思ってはいたけど、あからさま微妙な顔になるのに、あまり行きたくはなさそうなことは察した。>>330 銭湯とか苦手>>331というのは知らない人に裸見られたりそういうの嫌なタイプなんだろうとは、まあ、珍しい話でもないから。 合宿とかあるのに大変だなとは思いつつ、そういうのは我慢して入ってたのかなと結論づけた。] そっか、深夜とか早朝ならあんま人いないかもよ。 夜強くないなら朝行ってみたら? [夜一人で出歩くのは危ないし幾らか明るくなってからのがいいと思うがと付け加えて、袋から取り出した麦チョコを口に放り込む。 行ってきなよと言うのには、この後?と暫し逡巡した。] んー、場所確認すんのだけについてきてもらうのも悪いし、今日はやめとく。 ユニットバスは慣れてるしな。 [それにオレが戻るまでにくっきーも眠くなるかもしれないし、帰ってきた時のバタバタした音で起こしても悪いので、とグラスを傾ければ馴染みのある香りの甘い液体を喉に流し込んで。] (335) 2023/03/03(Fri) 13:54:34 |
【人】 武藤景虎[でも、実際どのくらいゴツいかは気になるかも。 鍛えてるから筋肉とかすごいの?と、二の腕の辺りをぺたぺたと触ってみた。 確かに筋肉はついていても、ゴツくはないと思うんだけど。 鍛えてる友達なんかは割と見せたがるもんだけど、そうでもないんだな、とか。] まあ、温泉はくっきーが走りに行ってる時とか?にでも暇だったら見に行ってみるかな。 あ、今日のとこは先入っていいよ。 くっきーのが寝るの早いと思うし。 [敢えて一人になりたいとはオレはならなさそうだし、って誰かと話してないと死ぬわけじゃないんだが、ほんとに。]* (336) 2023/03/03(Fri) 13:56:11 |
【独】 武藤景虎/* つい手が伸びてしまってry 女の子だと気づいたらもう触れなくなるので(?) 返事が来るたび、はー、かわいいと思うのと記憶なくてごめんというのでぐるぐるするわ…… (-308) 2023/03/03(Fri) 14:11:03 |
【独】 黒崎柚樹/* 温泉、うん、早朝入れるなら行きたい……かな……。 でも昨今の状況からして(ほら、掃除とか色々)、23時から5時までは入れません!みたいなのがありそうな気はするけども、それ書いちゃったら他のペア縛ることになるし……まあ、24時間営業ってことで……。 (-309) 2023/03/03(Fri) 14:12:56 |
【人】 鈴木 深江今日は我慢か、 まあせっかく金を払うんだ。 そうせんと勿体ないか?。 釣果ときたか。 俺は元々プロだがの。 [冗談に笑いながら返し、けれど本業は海で行う漁業、漁師である。ハンデだと笑うも山の狐の方が川での魚捕りは有利かもしれない。つまり五分五分だった。 コテージへと向かい辿り着くとかわいらしい建物だ。 いろんな種類のコテージが集められているのだろう、はしゃぐ狐の姿は微笑ましい。これを見れただけでも来てよかったと思えている。] (339) 2023/03/03(Fri) 15:00:07 |
【人】 鈴木 深江おむすびに住みたかったんか? 海苔でまいてやろうか。 [ぐるりと動き回る狐をよそにコテージの扉を開け中に入る。山の奥より、いっそう木の匂いが強まった。すん、と鼻を鳴らす。何となく懐かしい気持ちだ。 思ったよりも広い空間なのだろう、冷えて静かな空気の中を移動して、電気をつけて荷物を置いた。 灯りをつけると静かな空気に温さが宿る。 こんこんと音が聞こえ顔を上げると窓越しに見慣れた顔があり、なんだと笑う。要望通りに鍵を開け狐が滑り込むとまた窓を閉めた。 窓の外には先ほど言われたウッドデッキが見える。 なるほど、バーベキューか。いいな。 食材も中にあると言っておったし夜はここで肉や魚を焼けるだろうか。そういやキャンプ場で焚火はまずいかもしれないし。川べりならば問題ないだろうか。注意書きがなければ良いのやも。後で確認してみるか。] (340) 2023/03/03(Fri) 15:00:23 |
【人】 鈴木 深江ああ、結構ひろいぞ。 あそこくらいの狭さなら、 もう少し値引きしてもらわんとな。 [比べる先が悪いと返して建物内の設備を確認する。 大まかに不自由はなさそうだと思った。うん、かなり良いな。贅沢すぎる気もするが、便利で悪い事はない。風呂やトイレの中までは見ていないが、場所だけは把握しておく。] (341) 2023/03/03(Fri) 15:00:39 |
【人】 鈴木 深江[ロフトと聞いて、ほお。と梯子を少し登る。 頭だけでそこを覗くと確かに狭いけれど趣のあるスペースがあった。確かにこちらでも楽しそうだ。] こっちなら狐布団の出番か? [この狭い場所にぎゅうぎゅうに狐の毛が詰まっている所を想像して笑う。得をするのは自分だけかもしれなかった。] (342) 2023/03/03(Fri) 15:00:48 |
【人】 黒崎柚樹["全部好きなやつ" >>333 ?だろうね。 ぶり大根と塩辛は、武藤のリクエストで作った酒のアテだもの。 最初は……なんだっけ、酒盗食べたいとか言い出したから作り方調べたんだけど、あれは発酵食品でマグロの内臓を1ヶ月塩漬けにして……みたいな品だったから「それは無理」ってなって。 塩辛なら作った翌日には食べられるからそれでいい?とこちらから言ったんだった。 材料からよく解ってなかったらしい武藤は、目の前でイカ捌いて見せたらやたら感心してたっけ。] いや、別にチョコだけでもいいし……。 お邪魔する時には、何かアテ、持ってくし。 [実際、持って行ったし……と思いながら、開けられた麦チョコの袋と、流れるように手酌で注がれてるリキュールのおかわりをちら、と見やる。 ついでにとこちらにも注いでくれてるけど、明らか、武藤のグラスのは色が濃くなりつつあって。 そっと引き寄せて確認したラベルに記されたアルコール度数は、日本酒より少し強いくらいの値だったからいくらか安堵したものの、でも一瓶空ける勢いで飲んでいたら、さすがに酔うんじゃなかろうか。] (343) 2023/03/03(Fri) 15:00:50 |
【人】 鈴木 深江そうだのう。 せっかくの山の奥、 夕日からのんびり眺めるのは 悪くなさそうだなぁ。 [問いかけにはそう答え、羽織るものもそれぞれ一枚あれば事足りるだろう。大きい荷物は必要なさそうだ。鍵だけなくさないようにしていればいい。] 山のてっぺんでも行ってみるか? いけるかは解らんけど。 [そうして色が重なり始めた空を見上げ、次に狐に向けゆるっと笑んで首を傾いだ。*] 手でもつなぐか。 ちびっこくなって、肩に乗ってもいいけどな。 (344) 2023/03/03(Fri) 15:01:02 |
【人】 黒崎柚樹[だから、頬に伸びてきた手に、"やばい"、と思った。 それこそ、宅飲みの時がやばかったんだ。 2人で一升瓶+αくらい飲み干して、べろんべろんになって。 その時、酔った武藤はやたら触ってきたがるということを知った。 その後、うちの自宅で飲んだ時も、武藤の実家で飲んだ時も、まあまあそんな感じになって。 いやでも、武藤が、研究室の飲み会とか、サークル飲みや友人飲みで触り魔になっているという話は聞いたことはないから、私限定なのだろうとは思ってた……けど。 ────男でもいいのかよ。 イラァとした気持ちが沸いてきたとしても、仕方がないと思う。 実際のところは、記憶が無くとも、身体が覚えている感覚が武藤をそうさせていたのかもしれないけれど、そのあたりまで私が察することは難しく。 沸き上がった怒りにまかせ、むに、と武藤へ伸ばしてしまった手は、それでもなんだか嬉しそうにされてしまった。 ばーか。武藤のばーか。] (345) 2023/03/03(Fri) 15:01:22 |
【人】 黒崎柚樹そう? なんか、ごめん。 [温泉は、自分自身が大好きなだけに、"やめとく"とさらりと告げられた声 >>335 には申し訳なくなる。 確かに、人と顔を合わせたくないということでなら、早朝に行ってみれば良いことだし、幸い、自分は相当な早起き体質ではあるし。 "朝行ってみたら"の提案には素直に頷いたし、正直、嬉しそうな顔にもなってしまっていたと思う。 そうしているうちに、武藤のグラスにはまた新たな酒が注がれていて。 この程度で泥酔に至る彼ではないと知ってるから、特段口も出さなかったけれど。] …………ッ……!? !?!?!?!?!?!? [でも何の脈絡もなく、スティック野菜に伸ばしかけた手を取られ、肘の上あたりをぺたぺたと触られた。 いや、他意が無いのは解るよ?解るけど。 他意ある時の触り方を、私は嫌というほど良く知って────。] (346) 2023/03/03(Fri) 15:02:09 |
【人】 黒崎柚樹 ────……ッ。 [ああ、私も酔ってるのかな。酔ってるんだな。きっと。 触られた拍子、引きずられるように色々記憶が蘇って、頬がぶわりと熱くなる。] な、んか……あ、つく、ない……? [立ち上がりながら慌てたように告げるも、熱くも寒くもないよね快適だよね知ってるよ。おろ、と周囲を見渡して。] お、言葉に甘えて。 先、お風呂使う…………。 なんか、汗かいた、し……。 [言い訳にも説明にもなってない気がするけれど、どうしようもなく居たたまれない気持ちになって。 一人になれるところと言ったらバスルームくらいしかないわけで。 寝室に置いたドラムバッグから着替えを適当に取り出しひっつかんで、私はバスルームへと消えたのだった。 なんなんだよ、もう。 ほんと、もう、なんなんだよ……!*] (347) 2023/03/03(Fri) 15:03:51 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「···ふふっ、ありがとう。宗太郎のそういうところ好きだよ」 相槌を聞けば、美海は幸せな笑みを浮かべた。 「 酢昆布は却下 ···それって、自分が食べたいだけじゃないの?」「···お母さんにたまには怒ってくださいっ、て言っちゃおうかな。どうしよっかな」 此方にも照れが移ってしまったようで、照れ隠しに意地悪なことを口にする。 「お土産はお菓子がいいんじゃないかな、珈琲とか紅茶に合う奴」 でも、きっと土産話が一番喜ぶのだろう。 幸せそうに話す私たちと、それに微笑みながら相槌を打つ母親の姿が想像せずとも思い浮かんだ。 (-310) 2023/03/03(Fri) 15:04:58 |
【人】 片連理 “椿” 明日は何がいいかしら。 ハムエッグかしら、ゆでたまごかしら、オムレツかしら。 オムレツ……は、たぶん焼けないわ。スクランブルエッグにしましょう。 菠薐草のソテーを添えて、ヨーグルトに苺のジャムを乗せるわ [先に食べ終えた椿は、冷蔵庫の中をあらためて物色しながら歌うようにひとりごちている。 “扉を閉めろ“のブザーが鳴って、ようやく両開きの扉をぱたりと閉じ、振り返る。] 召し上がったら、お皿は流しに置いててくださいな。 他のお部屋も、見てきますわね。 [そう言って、自分の皿を流しへと運び。]* (348) 2023/03/03(Fri) 15:07:05 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「宗太郎の部屋の掃除をすることもあるし、何か増えてたら気付くよ」 後、貴方は隠しごとが苦手な性格だから顔に出やすいのだ。 枝をこっそり持ち帰ってきた時も、えらくご機嫌でにこにこしていたような記憶がある。記憶違いかもしれないけど。 「······」 頭を撫でようと伸びてきた手に控えめに頭を擦り寄せてみる、もっと撫でて。 少し前までは子供扱いみたいでイヤだったけど、今はちょっとだけ好きかも。 「うん、私は紫陽花の花が一番大好きだからね」 貴方が贈ってくれた特別な花だもの。 家族団欒の象徴になるように、その時は精一杯手入れしなきゃな。 (-312) 2023/03/03(Fri) 15:07:54 |
片連理 “椿”は、メモを貼った。 (a25) 2023/03/03(Fri) 15:08:05 |
【人】 緑山 美海>>325 隣でスモアを可愛がる 不審者 旦那に、ひんやりとした視線を向ける一幕があったそうだ。なにやってるんだろ、あのひと······。 「やっぱり出来立てはいいよね」 「それ、美海の作る奴が一番っていつも言ってるじゃん?···他に褒め言葉のレパートリー増やしておいてよね」 意地悪な言い方だけど良い気しかしないもので、次々にスモアのおかわりを作っていったのだろう。 貴方に褒められると『もっと頑張ろう、美味しいものを作ろう』って思えるんだ。 だから··· 「いつもいっぱい食べてくれてありがとうね、宗太郎」 軽くお腹が膨れれば昼間の疲れも相まってか、眠気が上がってくる。 「焚き火って暖かくて落ち着く、この薪が燃える匂いも結構好きかも」 ゆらゆらと揺らめく炎を眺めながら、そのうちこくりこくりと船を漕ぎだすのも時間の問題だろう* (350) 2023/03/03(Fri) 15:11:36 |
【独】 武藤景虎/* 逃げてしまった、かわいいですね……(反省しろお前は) 男でもいいわけではないが、女だとわかっていたらベタベタ触れはしない、から…… (-313) 2023/03/03(Fri) 15:14:02 |
【独】 一匹狼 “楓”/* ほうれん草って菠薐草って書くんだ…… かしこくなった 緑山夫婦も楽しそうだねえ。 直近の黒崎ちゃんがとても可愛くて余は満足じゃ (-317) 2023/03/03(Fri) 15:25:13 |
【人】 武藤景虎え、持ってきてくれんの? なんか催促したみたいで悪いな。 [実際そんなつもりはなかったものの、何かアテを持ってきてくれるというのには>>343、わかりやすく嬉しそうな顔はしてしまった。 自分のグラスに注いだ酒の割合が濃くなっていっているのは、濃い方が美味いしと少しずつ調整していたつもりが段々と面倒になって来たのもある。 くっきーの分を足すときはちゃんと牛乳の割合は良い感じにしているつもりだけど、一杯目から甘そうにはしてたし。 大分気が緩んでいたのもあるかもしれない、機嫌の良いのに任せて手が伸びてしまっても他意はない。 ただ、なんとなく距離が遠いのが違和感で、それを埋めようとすることへの不自然さに意識がいかない程度には酒が回っていたのだと思う。 それでも、女だと認識をしていたら触ったりは出来なかっただろう。 “男でもいい“というわけではなく、男だと認識している故の気安さと、このくらいの距離感で接してもまだ遠いくらいの感覚で体が動いていた、とはオレ自身意識の外の出来事をくっきーに察しろと言っても難しいのは仕方ない。 オレもくっきーが内心で困惑したりイラッとしたりしているのには全く気づいてなかったし。 それはまあ、合流してからずっとなんだが。] (351) 2023/03/03(Fri) 16:24:46 |
【人】 武藤景虎うん、オレも行きたくなったら行くし。 今日はいいかなってだけで。 [温泉についてはまた明日以降行けばいいやの気持ちだったから、くっきーからの謝罪には気にしないでいいと返して。>>346 朝行ってみればと言うのに嬉しそうに頷く様子からして、温泉自体は好きなんだな、とは。 知らない不特定多数の人がいるような状況が入りづらいのだったら、人のいないような時間なら一緒に行っても大丈夫なのかなとは思いつつ、あまり早朝ではオレは起きられる気がしないな、とは。 伸ばされた手に触ってみたのも、服の下は結構厳つい感じなんかなと気になっただけではあるのだけど。] 暑い?そんな感じしないが……? ああ、酔った? [酔ってんのはお前の方だろと思われそうだが、自覚としては然程なく、水飲む?と席を立とうとして。 先に風呂に入ると言うのに、もう飲まなくていいの?とは聞いたけども、慌てたようにバスルームに入るのをキョトンとしながら見送ることにはなった。] (352) 2023/03/03(Fri) 16:25:46 |
【人】 武藤景虎[どうしたんだろうとは思いながら、グラスに残っていた大分濃くなったリキュールを飲み干すと、チョコやナッツはともかく、野菜スティックは残しても良くないなと口に運んで。 くっきーがシャワー浴びてる間に皿洗っとこうとテーブルの上を片付ける。 調理器具は料理中にほぼ洗ってあったし、フライパンに食器とグラスだけともなればそこまで手間でもなかったかな。] んー……、若干酔ってんな…… [水仕事をしていくらか冷えた手を頬に押し付けると熱を持っていたし、確かに最後の方は大分リキュール分高めの割合になってた気はする。 少しぼんやりもするので、顔洗っとこうとバスルームに向かった。 あ、くっきー入ってんだっけ。 そう思い出したのはドアノブを捻ってからで。] (353) 2023/03/03(Fri) 16:27:47 |
【人】 武藤景虎悪い、一瞬洗面台使わせて。 [まあ、顔洗うだけだから問題ないだろうと、ノックなどをし忘れたことは謝っておこうと思いながらドアを開けた。 顔を洗わずとも酔いが覚めるようなことになるとは思ってもなかったし。]* (354) 2023/03/03(Fri) 16:28:08 |
【独】 黒崎柚樹/* うっ……やっぱ、ええ、そうなる、よね。うん。 何を見たかはお任せってところが。うん。 おあああああああああ……(なんで我々は1d始まるちょっと前みたいなところでクライマックスみたいな感じになってますかね) (平和にスモアとか食べたい人生だった気がしないでもない) (-320) 2023/03/03(Fri) 16:32:53 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓”[椿の場合、人喰いの衝動への月齢の影響は軽い。新月で弱く、満月で強まる傾向はあれど、必ず起こるとは限らない。その代わりに予測ができず、何ヶ月も落ち着いていた後に突然衝動が復活することもある。片割れが生きていた頃には夜を必ず二人で過ごしていたのだが、ほんの少しの隙をついて抜け出して血塗れで帰ってくることが何度もあった。 衝動と同時に、彼女の持つ負の性質も強く表れる。 穏やかに見えていても、人の負の側面を引き受けた彼女の内側には怨嗟や、嫉妬や、憎悪といったようなものが渦巻いていて、それらを抑えることができなくなってしまうのだ。だから、彼女の“食事”は凄惨なものになりがちで、時には“食欲”がなくても破滅的な願望に身を浸すこともある。 できればこのまま、淑やかにいられればいい。 しかし、湖のそばで目覚めた時からずっと、どことなく胸騒ぎも感じている。 いっそこのまま月が満ちなければいいのに。そう、願わずにはいられなかった。]** (-321) 2023/03/03(Fri) 16:45:22 |
【独】 緑山 宗太朗ふふんと自慢げに鼻を鳴らした。好きと言われて嬉しいみたい。 「 酢昆布ぅ……? 」自分で自分に疑問を。つい口から出てしまった。食べたい……のか? 「えっ!?駄目!俺怒られるような事まだしてないし!」 必死!手がわたわたと揺れて考え直すようにと伝え試みている。冗談だと薄々わかってても、この手のものにすぐ引っかかってはオーバーに反応する質。 「お菓子かぁ〜……。美海のお母さんもブラック派とか、無糖派だったりする?」 味覚が似通っている様なら、お嫁さんも喜びそうな物を買っていくのもいいかもしれないなぁと。3人でお茶会でもする時のお茶菓子に……という感じだ。 ちゃっかりお茶会の人数の中に自分を入れた。 ほら、土産話をするなら人数が多い方がいいだろうし? 内緒話に入れて欲しいな〜……とか、思ったりもする。 (-322) 2023/03/03(Fri) 16:59:59 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海ふふんと自慢げに鼻を鳴らした。好きと言われて嬉しいみたい。 「 酢昆布ぅ……? 」自分で自分に疑問を。つい口から出てしまった。食べたい……のか? 「えっ!?駄目!俺怒られるような事まだしてないし!」 必死!手がわたわたと揺れて考え直すようにと伝え試みている。冗談だと薄々わかってても、この手のものにすぐ引っかかってはオーバーに反応する質。 「お菓子かぁ〜……。美海のお母さんもブラック派とか、無糖派だったりする?」 味覚が似通っている様なら、お嫁さんも喜びそうな物を買っていくのもいいかもしれないなぁと。3人でお茶会でもする時のお茶菓子に……という感じだ。 ちゃっかりお茶会の人数の中に自分を入れた。 ほら、土産話をするなら人数が多い方がいいだろうし? 内緒話に入れて欲しいな〜……とか、思ったりもする。 (-324) 2023/03/03(Fri) 17:01:06 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「よく見てんねぇ……」 重ねて呟いた。俺ってそんなにわかりやすいかな?と顔をポリポリかいた。 やっぱり、目的の物を買えた時は嬉しいから。買った瞬間からすぐ顔にも行動にも歩き方にも出てしまうそう。なのでかなり……わかりやすいだろう。 しかし、こんな調子でも自分では隠せていると思っているらしく…… だから、そんな細かい所まで見てくれているんだと思うと嬉しくなって、またそれが顔に出るのだ。 そう、今みたいに。 手に擦り寄られれば、男の顔はさらににこやかに。 「美海の頭って触り心地いいよな〜」 だからいつまでも撫でていられる。嫌がられなければ、髪を手で挟み梳きながら手触りを堪能していたんだとか。 今は子供扱いしているつもりはない。大人でも甘えたい時はあるしな、そんな感じで見ている。 甘えたい時は沢山甘えて欲しい。全部受け止めるし、甘えられるのは嬉しいことだから。 「俺と同じじゃん!」 くすくす笑って、最後に挟んだ髪をこちら側に引き寄せた。 滑らかな髪の束に下唇を触れさせたら、ぱっと離して返却だ。 (-325) 2023/03/03(Fri) 17:02:16 |
【人】 緑山 宗太朗「へへへ……。」 『欲しいに決まってるじゃん』>>349 小さな声をきっちり聞いたら、 幸福が胸の中を満たした。 「ごめんって!」 ムッとした様子には、笑いながら手をごめんごめんと振った。 「俺もたまにはからかって見たかったの!」 許して貰えるかな?ごめーんと合わせた手の隙間からそちらを伺い見ていた。 「似たもの同士だな〜。」 よっこいしょっと椅子の背に深く凭れて呟く。 自分だけのものより、彼女と一緒の物を持つ、飾る事に落ち着きを覚えるようになってきた所だ。 一緒のハンカチ、イニシャル付きのマグカップ、色違いだけど柄は同じなお茶碗とか。 俺の日常には常に、横に座っている片割れの存在を意識するような物で溢れている。 (355) 2023/03/03(Fri) 17:03:14 |
【人】 緑山 宗太朗まるで不審な動きをする人を、遠巻きで見守るような目を向けられていたとは露知らず。>>350 「ん〜、スモアちゃんは美味しいね〜」 とノリだけは良く……。それもあと、(1)1d3回繰り返したら飽きて辞めただろう。 「レパートリー?」 首が傾いた。語彙がないというのは、こういう時に困る。 「えーっと……例えばどんなの?お嫁さんが作る飯が美味くて今日も最高、とか?」 助言を求めながら、似たような意味の言葉を口に。"美海"の部分が"お嫁さん"に変わって、ちょっと長くなったやつ。 >>350 「……うん?うん。」 作られたスモアを あ〜 と口に運び、感謝をされてちょっと静止して、きょとんとしながら頷いて……ちゃんと口の中に入れた。 もぐもぐ。 (357) 2023/03/03(Fri) 17:06:13 |
【人】 一匹狼 “楓”[食器を洗い終える頃、彼女は戻ってきていただろうか。 戻っていたならその後どうするかは彼女次第になるかもしれない。 もし戻らなかったなら、彼はコテージ内探索がてらに彼女の姿を探すだろう]** (361) 2023/03/03(Fri) 17:10:30 |
【人】 黒崎柚樹[結果的に、後片付けを全部任せてしまったのは申し訳ないと思う。 武藤がきゅうり好きなのは知ってたから、野菜は人参とセロリを多めに口にしていたけど、でもいくらかまだ残ってたし……まあ、ナッツとチョコは湿気ないようにだけして片付ければ良いだけの話だけれど。] …………しっかりしようよ、私……。 [水浴びをができるほどの気温ではないけれど、体温以下くらいのぬるま湯を頭から浴びながら独りごちる。 私を男と思っている武藤を、困らせるようなことはするまい、言うまい、と思っていた。 この状況は、武藤が望んだことかもしれなくて。 つまり、彼の表の言動がどうであれ、深層心理では、私を好きにはなりたくなかった、恋人同士になったことを後悔していた、そも、女と知りたくはなかった────みたいなことではなかったのでは、と。 この"キャンプ"が何日続くかは解らないけれど、この場に居る間に決着つけろということなんだろうなとは、思っていた。 それが人ならざるものの仕組んだことか、武藤本人が仕組んだことかはわからねど。] (362) 2023/03/03(Fri) 17:20:31 |
【人】 黒崎柚樹[ともあれバスルームに入った以上、全身を洗って、頭が冷えたらさっさと出よう、とは。 自慢じゃない(全くもって自慢じゃない)けれど、ほぼ真っ平らな胸にスポブラつければ、寝間着のジャージ上下姿でも体型から女と解る人はそうそういない。 半年前の武藤は私が告白する前に私が女だと知ったけど、それは見た目からじゃなく、私が「私」と口にしてしまったからだ。 一人だけ、研究室が同じゲイの先輩に、見た目だけで女と看破されたことはあるけれど、見た目で解った人は、本当、そのくらいしか存在しない。] ………………。 [こういうのも"半年前の"なんだな、と小さく溜息を吐く。 水着に似た素材のスポブラと、綿のショーツは当然ながら"上下お揃い"なものではなくて、それはそういったものに頓着しなかった──する必要があるとは思っていなかった──半年前に私がしていただろう選択、そのままの旅行荷物。 最近は、武藤のためにも女の子を頑張ろうって、"寄せて上げる"系のとか、お揃いのショーツとかを身につけるのが常になっていたから、いっそ懐かしい気持ちで足を通す。 浴槽から出てバスマットに足を下ろし、バスタオルは洗面台の縁に引っかけて。 そして、スポブラに首を通そうと両腕上げた最悪のタイミングでガチャリとバスルームの扉が開けられたのだった。] (363) 2023/03/03(Fri) 17:20:55 |
【人】 黒崎柚樹[うん。 鍵なんか、かけてないよ当然。 そういうところの警戒心が足りないのだと、武藤には幾度も幾度も言われ続けていたことだけど、武藤相手に警戒心を抱けというのも無理なお話で。] ………………ぁ……、 [視線がいくらか下を彷徨った武藤と、かちりと目と目が噛み合って。 私ときたら、絹を裂くような悲鳴が出ることもなく、硬直したまま、晒した肢体を隠すこともなかった。 やかましいのは、"見られた"とばくばくし始めた己の心臓くらいのもの。 武藤は何か言ってたのかな。 でもあんまり私の耳には届かないまま、ぱたりと扉が閉められる。 思考も身体の硬直が取れるのに、それから何秒必要だったのかも、判然としない。頭の中がろくに動かないまま、のろのろと無表情で身支度を調えて。 髪からはぽつぽつとまだ滴が落ちてきていたけど、構いやしないと、ジャージの肩にバスタオルを羽織った状態でバスルームを出たのだった。] (364) 2023/03/03(Fri) 17:23:02 |
【人】 黒崎柚樹────……武藤。 [武藤、どこに居たんだろ。ベッドルーム?ダイニング? どこであれ、私は武藤の元に近寄って、囁くように、「ごめん」と告げた。] ごめん。黙ってて。 [俯いたら、頬にかかった髪からぽたりと滴が落ちていく。] いつか言わなきゃとは、思ってた……んだけど。 [懺悔の言葉は、半年前の武藤へ告げるもの。 あの時は、言う前に武藤には気付かれてしまっていたけれど、でも、仲良くなってからずっと、自分から言わなくちゃとは思っていたんだよ。あの時。] 私、管理小屋に行って、別のコテージ借りられるか聞いてみる。 [だって武藤、女と一緒の部屋でなんて、眠れないでしょう? そういうことも、私は良く、知ってるんだから。*] (365) 2023/03/03(Fri) 17:24:42 |
【独】 黒崎柚樹/* すっごく今更ですが……胸出すところまでは表発言でOK、ですよ、ね……? あれ?でも週刊少年ジャンプではぼやかすところ?アウト?いやでも触ったりというんじゃなくて、「いやーんのび太さんのエッチー」レベルなので……うん……などと供述しており……。 秘話でやるべきシーンだったらまことに申し訳ございません……_(:3 」∠)_ (-329) 2023/03/03(Fri) 17:29:08 |
【独】 武藤景虎/* 深層心理では、私を好きにはなりたくなかった、恋人同士になったことを後悔していた、そも、女と知りたくはなかった →そんなわけないだろ!!!! というのはどっかでちゃんと伝えねばなるまい…… 動悸が………ど、どうしようね、ほんとに、 下着だけでもやばいのにおっぱい見てしまって冷静でいられるわけがない……(今の記憶では)童貞なんだ助けてくれ() (-331) 2023/03/03(Fri) 17:36:51 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空― 巫女となって ― [巫女として役目を果たす日々は意外なほど平穏でもあった。 満月の夜、半月の夜、三日月の夜、新月の夜。 時には占いで力の不足を察知して。 島中に点在する、時に人の住まない僻地だったりもする祈りの場へ守り人とともに赴き、夜通し祈りを捧げる。 限られながらも広い大地に、山に、谷に、湖に、花咲く野原に、島の奥深くへと力を浸透させて浮力を活性化させるために。 最初は全力すぎて祈り終えた途端にバタンと倒れたり、岩の間からいきなり水を溢れさせたり、急に滴を降らせたり、悪影響を及ぼさずにすんだのが幸いなトラブルは巻き起こしたものの。 自分なりに必死で立ち向かい、アスルへ素直に助けを求めた。 たくさん失敗してへこんだ後だって、彼に空へと連れ出してもらえば心へやさしい風が吹き込んだ。] ねぇ、アスル! さっき、虹が出ていたでしょ? [くすくすと笑い、悪戯に目を細める。] あれなら力の無駄遣いじゃないわね。 [彼の前では、よく、ペルラは悪い子で良い子だった。] (-333) 2023/03/03(Fri) 17:46:53 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[巫女になって変化したのは住む場所もだった。 中心部の街であればと条件はあったが希望を聞いて貰えたため、石造りの塔から、街の少し端にある小さな一軒家へ移った。 花屋を営むおばあさんが少し前まで暮らしていた家だった。 古くて必要最低限の部屋しかなく、キッチンもこじんまりしていたが、街中なのにちゃんと庭があって花が植えられている。 おばあさん亡き後も近所の人が世話をしていた花々。 早朝に身を清め、真珠を作り終えた後、ほんのり力を込めた水を如雨露で花にやる、そんな習慣が増えた。] 今日はおまじないかしら? 占って欲しい? [役目で遠出していない期間は、修行や勉学の他に、占いやおまじないを頼まれて行うこともあった。 今日は小さな女の子から恋占いのお願い。 ふふっと微笑んで、グラスの水に花弁を浮かべる。 見習いの間より、街の人々と積極的に関わるようになった。 フードで顔を隠さずに道を歩き、花壇の花が素敵だと言葉を交わし、時に井戸端会議にもお邪魔し、工場街の食堂にだってこっそり行ったりもして、今は定番商品になった林檎と蜂蜜のパンをふたつ買っておばさんにウインクされている。 だって、アスルはパン半分じゃ足りないに違いないもの。 あんなに背が高くなって身体もしっかりして。] (-334) 2023/03/03(Fri) 17:49:12 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[街にはたくさんの人がいて支え合って暮らしている。 祈りのために出向くどんなに小さな村だってそう。 自分が生まれ育った場所のように手を取り助け合っている。 巫女になる前日。 アスルがくれた言葉たちを忘れたことはない。 これからも、ずっと、忘れたりはしない。 抱きしめてくれたあたたかさも、背中をとんとんと叩いてくれた手の強さも、髪をすいてくれた指先の優しさも。 頬に触れられたときは、心臓がとくりと鳴ったのも。] (-335) 2023/03/03(Fri) 17:49:43 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空アスルーいるー? [今日は自分が忍び込む番。 バレバレと知りつつ律儀にフードは被って人見知りの従妹のフリをするのはほぼ悪戯心というもの。 アスルの仕事場の休憩時間はもう把握済みで、彼の姿を見つけたら目を輝かせ、パンの袋を掲げて見せた。 ふふん、もう自分だって稼いでいて買えるのだ。] 今のアスルだったら、パン3つくらい食べてしまいそうね。 [彼が淹れてくれるお茶は今もほんのり甘いだろうか。 オイルのついた手袋を外す姿を見守って微笑む。 自分の分にだけ蜂蜜を入れてくれていると知ったのは何回か訪れた後のことで、くすぐったい心地がした。] ね、今度、夜の散歩に行きたいな。 [美味しいパンを食べて。楽しい空の旅で遊んで。 ――あなたと、ともにいたいと願って。] (-336) 2023/03/03(Fri) 17:53:06 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空……。 …………アスル……ううん、なんでもない。 [あの気持ちは、あの胸の痛みは。 あれからずっと変わらない。 種類は増えた気がする。 苦しいのと、跳ねるのと、急に速くなるのと、時々アスルのそばに居すぎると酷くなるから困ってしまう。 『俺と一緒にいろ。ずっとな。』 それでも、言われたとおりにする。 どんなに苦しさが増したとしても、そうすると決めていた。*] (-337) 2023/03/03(Fri) 17:54:13 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[気持ちを通じ合わせたのは互いが幾つの頃か。 年齢など、タイミングなど、些細なことだったかもしれない。 重ねる手の温度は変わらない。 抱きしめ合ったときの感触も、どう関係の変化があったって何がいきなり成長するものでもない。 けれど。温度も力強さも。 なにか違って感じるのは気持ちのせいなのだろう。 空を飛びたい、だけでなく。 抱きしめて欲しいと。 せがむ声に、もう子供ではない、甘い響きが含まれてしまう。 巫女が恋に溺れるのかと不安視する空気は知っていた。 長老たちの一部からは直接批判されたこともあった。 巫女としての能力に影響は出ない、出さないと、それだけは必死で訴えたし、自身を律する気持ちはあった。 でも、なくせはしなかった。 ――ただひたすらに、彼を想わずにいられなかった。**] (-338) 2023/03/03(Fri) 17:54:43 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 武藤黒崎組めちゃめちゃ活発ですごいな。 楽しんでくれてるようで建てた甲斐があります wiki作った直後に参加COしてくれたもんな…… 早いよ。(ありがとうね) (-339) 2023/03/03(Fri) 19:33:21 |
【人】 武藤景虎あ、わり……、 …………?? ────…………ッ?!?!?! [ドアを開けた瞬間、目の前に人影があるのに気づくと、ああ、上がったところだったのかと謝りかけて。 視界に映った光景に凍りついた。>>364 一緒理解が追いつかないままに、上から下まで視線を巡らせてから視線を上げると、目が合った先で同じような表情をしていたと思う。 一瞬で血の気が引いた後、顔に血が上って熱くなる感覚がして。 人間の顔色ってこんなに瞬時に変わるものなのかというくらいに、青くなって赤くなるという、はたから見たら面白いことにはなっていたと思う。 いっそ悲鳴でも上げられるか殴られるか蹴られるかしてもらった方がよかったかもしれない。 此方を凝視したまま動かないくっきーと見つめ合っていたのはそう長い時間ではなかったはずだが、やけに長く感じた。] (366) 2023/03/03(Fri) 20:04:07 |
【人】 武藤景虎…………ごめん。 [掴んだままだったドアノブを押して、静かにドアを閉じると、足早にバスルームの前から立ち去る。 えっ、どどどどどうしよう。 なんで鍵かけてないんだよというのは、勝手に開けたオレが悪いにしても。 余程男として認識されてないか謎に信頼されてるんだろうか。 どっちにしたって複雑なんだが? とにかく今は気まずくならないためにも出てきた後にどう接するか考えとこう。 全然頭が回らないけど。] (367) 2023/03/03(Fri) 20:05:07 |
【人】 武藤景虎[ちゃんとは見てないから大丈夫だ、気にするな、って言ったら信じるだろうか。 おそらく顔と態度に出るからすぐに嘘だとバレる。 明らかに上から下まで見てしまったのも気づかれてる、多分。 何ごともなかったような顔をしておく、のは無理だ、多分。不自然すぎる。 いっそ見慣れてるから大丈夫、オレは気にしてない、って言う……??いや、クズすぎるだろう、大嘘だし。 壁に頭でも打ち付けたら見たことは忘れられないだろうか。 ……忘れたくはないな、違くて、見たものの話じゃなくて! 漸くわかった事実の方は忘れたくないという意味だから。 ああもう、くっきーはオレを殴っていいよ、ほんとに。] (368) 2023/03/03(Fri) 20:05:38 |
【人】 武藤景虎[思考がまとまらないまま、なるべく遠くの方までと思いながら、早足でベッドルームの突き当たりまで来てしまったので、壁に背をつけると顔を覆ってその場にズルズルと腰を落とした。 動揺しまくってはいるが、それは女子の裸?半裸?を目の当たりにしたからで、実のところ、くっきーが女子だったという点についてはそこまで動揺していない。 むしろ、感じていた違和感の半分くらいは解消された気がして、何かひとつのピースがあれば諸々腑に落ちると思っていたものがすとんと受け入れられる気がしたくらいだ。 あんな形でなければきっと、もっと冷静に受け止められていたんじゃないだろうか。 その場合多分オレは、本人が話すまで黙ってると思うけど。 でも、どうしてくっきーはオレが男だと思ってることを訂正してこなかったんだろう。 まあ、そうか。 男と二人で泊まる状況とか、どう考えても女子の立場からしたら怖いだろえし、こいつ私のこと男だと思ってるしその方が安心だなと思ってのことなら正しい判断かもしれない。 それにしても、ベタベタ触ったりなんだりしてしまったことは悪かったな、とは思う……し、思い出したら恥ずかしくなってきた、助けてくれ。 でもそうなると、あの約束もなかったことになるのかなと思うと、それは嫌だなと思った。] (369) 2023/03/03(Fri) 20:06:18 |
【人】 武藤景虎[ぐるぐると考えてたら呼びかける声が聞こえて>>365、びくりと肩を揺らす。 何か言おうとする前に、何故かくっきーが謝りだして、正直言ってる意味がよくわからないまま、言葉が途切れるまでは黙って聞いていた。] えーと、ごめん、 何でくっきーが謝ってるのかはわからないんだが。 謝るのはオレの方なので。 その、ノックもなしに開けて悪かった。 あと、いろいろとこう、ベタベタと、 触って、しまってだな……? [先に男だと思い込んでいたのは此方だし、くっきーが謝る理由は特にないと思う。 別のコテージを借りられるか聞いてくる、というのには、あからさま複雑な顔はしてしまった。 それは、元々女子と一緒だったりしたら、オレがやろうとしていたことではあったけれど。] (370) 2023/03/03(Fri) 20:07:14 |
【人】 武藤景虎……いや、いいよ。このままで。 くっきーが女子だからって何か変わるってわけでもないし。 [それは実際のところそうだ。 変に意識して仲良くなった関係が壊れるのは嫌だし、知ったところで壊れるとも特には思ってない。 女子だとわかったことで急に意識し出すのは正直キモいと思われそうなので意識しないようにはしたいけど。 何より、このままいつもみたいに距離をあけて踏み込まないように踏み込まれないようにするのが一番自分に優しいとはわかっていても、そうしたくはなかった。] ここで部屋を分けたら気まずくなって話しづらくなりそうだから……、その方が嫌、だな、と。 大丈夫、寝てる間はベッドから出ないし、いや、トイレとか起きたりするかもだけど、あーー、くっきーのベッドの陣地には足を入れないので……。 [こう言ってくる男がいたら基本信用しない方がいいとは言ってやりたいが、今まさに自分が口に出してるのでどうしようもない。 いや、ほんとに陣地を越えるつもりはないから。] まあ、くっきーが無理、というなら、うん、別の部屋でも……、とは、思うが……。 [寝れるかどうかはわかんないけど、気まずいまま別れた方が、眠れない気はするので。]* (371) 2023/03/03(Fri) 20:08:18 |
【独】 黒崎柚樹/* う。武藤…… >>ここで部屋を分けたら気まずくなって話しづらくなりそうだから……、 そうですよねええええええわかるよ……。 いや、でも、いいのか。寝られないよ?武藤……。 (-340) 2023/03/03(Fri) 20:12:18 |
【独】 黒崎柚樹/* 混乱のあまりの武藤節の垂れ流しが面白すぎて笑ってしまってるけど柚樹的には笑い事ではない……いやでもどうしよう笑うwww (-341) 2023/03/03(Fri) 20:13:44 |
【独】 一匹狼 “楓”/* フフッ 武藤くんかわいい 性別発覚イベントっていいよね 表でやってもらってよかったんですか……?(嬉々として読みながら) (-342) 2023/03/03(Fri) 20:20:25 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空― 変化 ― [自身に変化が表れ始めたのは20を越えてからだった。 もう過去に役目を終える巫女のいる年齢になっていた。 濃い金色の髪の毛先がほんのり色を淡くしている。 水盆に自分の顔を映せば、紫の瞳もまた少し淡く見えた。 ほんの少しの変化だった。 だが確実に、それは予兆としか思えなかった。 巫女を管理する長老たち以外、街の人々などには特に言うつもりはなかったが、アスルには先に気づかれるだろうか。 隠すという考えは……一瞬だけ、浮かんでしまった。 初めてのことだった。 言いたくない、なんて。 でも、時間は止まってはくれず、役目は訪れ、分かりやすくなる変化とともに、身体は疲れやすくなっていった。 自身の中の力が尽きていく。 砂時計の砂のように減っていき、ひっくり返しは出来ない。 覚悟はしていたことでも身体が冷たかった。] (-343) 2023/03/03(Fri) 20:21:52 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[昼の街中を歩けば、子供たちの遊ぶ声がする。 自分と同じくらいの女性はとっくに結婚し親となる年齢だった。 仲睦まじそうに笑い合う夫婦はともに双子を抱いていた。 アスルは、自分より5歳年上。 男性の方が結婚の適齢期は遅い傾向がある。 彼ならば、本来は引く手あまただろう。 守り人もまた、巫女と同じく結婚してはいけないとされているが、力の影響を考えれば不当な縛りとも思えていた。 巫女以外となら、女性と結ばれて子を持って悪くないはずだ。] アスルは、良いお父さんになれるだろうな……。 [最近、そんなことをよく思う。 巫女の自分は、彼と結婚できない。 なにより彼の子孫を残せないのだ、と。] (-344) 2023/03/03(Fri) 20:23:25 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[思い詰める日々が続いた。 役目の間は頭から消しても、終えればすぐによみがえる。 アスルとは常に一緒なのだから仕方ない。 巫女と守り人の距離はどうしても物理的に近かった。 でも、心は、そうでなくてもいいのだ。 幼い自分はアスルしか見えず、そのまま大きくなった。 アスルから離れたくなくて我が儘を言い、意識しなくても彼を縛り付けていたのかもしれないと思う。 巫女としてだけの気持ちを持っていれば。 今頃、守り人をしながらであったとしても、彼は別の幸せを得ていたのではないか。 こんな、いつ消えるか分からない女のために、……。 いつになく情緒不安定になっている自覚はあった。 力の安定を欠いたせいに違いない。 淡い紫の瞳から、水が零れて止まらないのだ。] (-345) 2023/03/03(Fri) 20:23:55 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[覚悟を決めたのは満月の夜。 祈りの役目を無事に終え、街まで距離があるから無理はしないでおこうと、人里離れた湖畔での野宿を選んだ次の夜にはほんのりと月は欠けていた。 祈りの場の近隣の人々が優しく迎えてくれるのは勿論嬉しかったが、実は、こうしてアスルと野宿するのが一番好きだった。 ここの湖畔は静かで、澄んだ水の香りがした。 焚き火から散る火の粉を追っていけば、夜空に淡い色の月と、きらめく星が眺められたことだろう。 食事を終え寝床を整えて。 隣に座るアスルへと、そっと話しかけた。] アスル。 [巫女として守り人へ話しかけるのとは違うトーンで。 ふたりきりの時だけの響きで。] 両手を出して? 手のひらを上に、ね。 [何のためか言わないのはわざと。 渡そうとしているものを拒否しにくいように、乗せてしまえば断りにくいだろうなんて、悪い考え。 どこの誰に似たんだか、そうよく笑ってきた。] (-346) 2023/03/03(Fri) 20:25:23 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[アスルは訝しげにしたかもしれない。 でも、従ってはくれただろうか? それを確認すれば、自らの横の髪をかき上げ、片方の耳から、巫女になった日から片時も離れず着けている耳飾りを外す。 金の飾りがにぶく輝き、歴史ある真珠が柔らかに光る。 力を常に帯びてきた宝石は月日を経てきても美しく、もう自分が身につけていなくても――いつか彼が生を全うするその時まで、朽ちることも、染みこんだ力を失うこともないだろう。 番の片方を、アスルの大きな手のひらに置いた。] ……私からの贈り物。 アスルがこれからもずっと……元気でいられるように。 [健やかに、怪我をせずに。] 自由な鳥みたいで、いてくれるように。 [耳飾りを置いた自らの手を離す。 ほんの少しだけ触れ合っていたぬくもりを、名残惜しく思わないように、我慢して、綺麗に微笑んでみせる。] (-347) 2023/03/03(Fri) 20:26:51 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空……アスル。 ただの巫女と、ただの守り人に、なりましょう? [ペルラとアスルではなくて。] 私の心臓は、もう、ドキドキしなくなっちゃった。 苦しく痛いばかりは……辛くなってしまったの。 ……ごめんなさい。 [いつか身体が全部消えてなくなるとしたら。 心臓なんて一緒に泡みたいになって、全部分からなくなって、彼を想う気持ちも、塵のように吹き飛んでしまうのかな。 耳飾りを渡すのが自分のエゴなのは分かっていた。 全部消えるのが怖いくせに、でも、アスルに幸せになって欲しい、可能性を持って欲しい、その気持ちも本当で。*] (-348) 2023/03/03(Fri) 20:27:40 |
【人】 片連理 “椿”[リビングのソファに引っ掛けた上着を取って、ウッドデッキに降りてみた。 外は涼しい風が吹いている。実に過ごしやすい気候だ。 しかし、一体今がいつの季節なのか、どうにも特定し難い。 楓に初めて会ったのは冬だったような気がするが、時間の感覚が曖昧な椿にはあれからどのくらいの時間が経っているのか、よくわかっていない。ここに来るまでに見た木の葉の様子はどうだったか思い出して見ようとしたが、それももう記憶に靄がかかったようになってよく思い出せはしなかった。 デッキには階段がついていて、ここから直接外に出られるのだが、一歩外に出た先は、恐ろしいほどに暗い。 遠くにぼんやりとした明かりのようなものが見える気はするのだが、少なくともこの建物の周りは随分暗い。まるでそこだけを切り抜いて闇に貼り付けたかのようだ。 階段を下りるのはやめて、デッキをぐるりと一周しただけで室内に戻る。今度はもう一度階段を上がって二階へ向かった。ホールにはリビングにあるのと同じ、やわらかそうなファブリック地のソファが置いてある。三人掛けほどだろうか、ゆったりとした大きさだ。 寝室の中も覗いてみる。ベッドが三台並んでいて、どれもきっちりアイロンのかかったシーツで整えられている。まだ使われた形跡はない。 上着を部屋の隅にある外套掛けに掛けて、奥の梯子を上る。屋根裏は部屋というよりは物置で、壁際にローチェストがいくつか並んでいる。中には衣類とタオル。便利ね、と呟いて、そこから数枚を選んだ。] (372) 2023/03/03(Fri) 20:49:33 |
【人】 片連理 “椿” お皿、洗ってくださったの? ありがとうございます、わたくし、やりましたのに。 [カウンターの向こうから、椿が身を乗り出している。 先程までとは違って、赤くて太いボーダー柄のワンピース姿に変わっていた。 サイズが少し大きいようで、袖は折られているし、裾は踝を超えて床ぎりぎりまでの長さがある。ふわふわとした素材で、首元にはフードもついていた。 グレーの髪はタオルに包まれて頭頂にまとめられており、項の後れ毛くらいしか見えておらず、肩のあたりにはまだほんのりと湯気が漂っている。] シャワーも使えるみたいですわね、 お着替えも用意されていますのよ、 屋根裏に色々と。ご覧になるといいわ? [にっこりとして、椿は天井の方を指差した。]** (373) 2023/03/03(Fri) 21:02:10 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫[嫌らしい言葉なんて当たり前のように言える癖に。 いつだって彼は年下の恋人を鮮やかに煽れるのに。 それなのに最後の最後は、お願い、と生娘のように腕を首に巻き付けて哀願のようにして惑わせるのだ。 男のプライドを立てるようにして、自尊心を満足させてくれる。 それが彼の処世術なのか、本音なのかは彼より人生経験の少ない自分にはわかりえない。 彼が男で自分も男から欲しいものが分かるというより、自分の扱いを完全に理解しているだけかもしれないけれど。そういうところで自分はまだ彼に敵わない] (-353) 2023/03/03(Fri) 21:26:30 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫 もちろん。貴方のお望みのままに――――。 [カメラを脇に取り落とした。 彼の騎士である自分は彼の許しがないとこの腕を引き寄せることはできないけれど、でも、彼の恋人の自分は彼が欲しくてたまらなくて。 許しを得た以上は、その白皙の裸体に唇を落とした。 熱く硬い杭を入口に押しつけて、そして彼の唇に自分の人差し指を添わせる。 彼が反射で唇を開き、それに舌を絡めたのを確認した瞬間、一息に腰を押し進めた。 口を開くと身体が無意識に緩むのだろうか。 彼の中が優しくほぐれるのを経験上知っていて。 驚いてところてんにならないように、ぐずぐずに溶け始めたアイスのようになっている彼の雄の首を、ぐっと絞めつけた。 まるで電流が流れたかのように起きる蠕動は、連鎖反応のように彼の身体全部に伝わって、それが反射したかのように自分も感じる 。 欲しがりなお姫様はまだ足りないはずだ。 もしかしたらお行儀のいい(?)彼の騎士の振る舞いに不満を覚えているかもしれなくて] (-354) 2023/03/03(Fri) 21:26:51 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫少し、腰浮かしててくださいね……っ [その言葉とほぼ同時に彼の腰を抱え上げると、自分も膝立ちになり。 彼の奥に叩きつけるように激しくストロークをしだす。 彼の肌に自分の肌がぶつかって、ほんのりと桜色になる。 彼にまとわりつく悪い虫は自分だけ。 彼のこの肌を犯せる存在は彼を守るべき騎士。その背徳の心は何度感じても悪くない。 ずりゅっ、じゅちゅっ、とゴムが擦れる独特の音が、二人の肌の間から湧き出して。 自然な分泌を妨げるし、あまり乱暴に動くと破れたり外れたりして元も子もなくなるから、少しは手加減しなければいけないのに、腰がなだまってくれない。 彼の顔を上からただ見下ろす。 それは自分の優位性を見せつけるためなんかじゃない。 彼が自分の奉仕を気に入ってくれているかの確認と、こんなに自分が嬉しくて喜びに満ち溢れていることを彼に伝えたいという意図からで] (-355) 2023/03/03(Fri) 21:27:08 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫要さん、いい顔してる……。 [本当の彼のいい顔は写真に残せない。そんな余裕がこちらになくなってしまうから。 でも、それでいい。 お互いのレンズとフィルムはお互いの心に刻んであるから。 息を切らして彼をわが物にするという錯覚の中、彼の声と自分の吠え声のような呻き声だけがコテージに響く] ぃ……、イクっ……!! [息声のような声で絶頂を伝えるのが精一杯。妙に力が入ってしまったけれど、彼の中に慾を解放する。熱い熱は彼を傷つけないように準備したものがそれらを全て受け止めてくれて。 激しい呼吸音と共に、それが治まるまで、彼を強く抱きしめ続けていた*] (-356) 2023/03/03(Fri) 21:27:31 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「なんで自分で驚いてるの?」 「えー、ダメ?···仕方ないな、今回は許してあげよう」 わたわたと揺れた手を眺めて、くすりと笑みを零す。 必死な態度が面白くて、つい揶揄ってしまうんだ。許してね。 「お母さんは珈琲より紅茶派かな、バームクーヘンとか甘いものが好きみたい」 「後で、 ”3人分” 買いに行こうね」今回だけ特別に麻布家の女子会に混ぜてあげよう。···なんてね。 一緒に話したい時は遠慮せずに入ってきていいんだよ。貴方も家族なんだからさ。 (-359) 2023/03/03(Fri) 21:47:01 |
【人】 天原 珠月[ふぅん、なんでもないのか。>>292 妙に気になってしまったが、脇をくすぐって吐かせるという昔のやり方をしている暇はなさそうだ。 質問の答えに関しては正解!と笑ってみせる。 一個ってどっちを数え忘れたの?とジト目もありつつ。] 新月の夜でも、ここにふたつも月があるってこと。 これはどっちか攫われちゃうかもねぇ。 [わざとらしく顎に指を添えて。 世の中にどれほど月の文字を持つ人がいるかという話でもあるけれど、実は一緒の文字が入っているのはお気に入り。] ……うんうん、そうそう。 [壁一枚あるかないかの違いは、ちょっと、なのか。>>293 男女というくくりで考えるとそんなわけはないだろう。 ただそこに幼馴染という関係性と、過去にベッドに潜り込んだ回数と、今気恥ずかしそうにしたら幼馴染はどんな顔してくるんだろうと一瞬思ったなんて認めたくない、を含めると、ちょっとという表現が適切と頷くことになる。 向こうも納得しているようだ。なら、いい。] (377) 2023/03/03(Fri) 21:48:07 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月― ペルラが巫女になって ― [月の満ち欠けに応じてペルラは祈りを捧げにいく。 浮遊する大地に雨を注ぐように、力を浸透させていく。 当然だが守り人である自分は巫女の翼となって祈りの場へと連れていき、工場として働く傍らで飛行機を操舵するものとしての時間も過ごしていたアスルはその任を恙なく遂行していた。 彼女のほうはというと、やはり最初からすべてが上手にできる。ということはなかったが、犯してはならないミスというのもなく。 野を越え谷を越え村を越え、どこもかしくも日帰りなんかはなく、時には野営地で、時には村で宿泊をしてはまた帰る。 今日もまた二人は空にいた。 真上からみればトンボの形をした中〜長距離用の小型飛行機。 焦って帰るような旅でもないため、四枚の内、二枚の虫の羽根の形をした翼が複雑に角度を変えながら上下に揺れ動かしながら、足元のペダルと両腕のハンドルで操舵するのがアスルである。] (-360) 2023/03/03(Fri) 21:48:10 |
【人】 天原 珠月[恒例の幼馴染的やりとりの後。 仰せのままに、なんてのたまう姿>>294にため息ひとつ。] 王子としてはマイナス30点、騎士としてはマイナス5点! [とても偉そう。] 料理人としては99点だから許す! [デザート楽しみにしてるんだからね!と。 渡されるものをほいほいと胸元に抱えていき、飲みたいとねだったぶどうジュースにもちろんと笑顔で頷く。>>295 見た目はワインのボトルのようなオシャレなデザインで、正直、味というよりそちらに惹かれてしまったのだ。 来年のキャンプでは自分もお酒を飲める年齢になっているが、幼馴染はもう大丈夫なのだし、飲んだりするのだろうか? お酒が強いとか弱いとか、どっちだったっけ。] こっちから勧めてあげれば良かったかなー。 バーベキューにビールとか最高みたいに聞くし。 [あ、なんならコテージの冷蔵庫に完備されていたりして。 それなら後でせっかくだし飲んだら?と言ってあげよう。] (378) 2023/03/03(Fri) 21:48:41 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 虹は綺麗だったが、だからって鳥を驚かせていいわけじゃねーんだぞ。 [剥き出しの機体に乗る彼らは風を感じながら視界の右側で悪戯に揺れる金の髪と同様なのが悪い子で良い子なペルラ この機体、胴体部分が左右と底部分があるだけで、身体が晒されてるとも取れるが、結構自由に動けるのだ。よって] ほら、こっちだ。 [操舵の邪魔にならないように、でも視界には入り続けるように、正面右端部分の上に乗って足をぷらぷらさせ悪戯気に目を細めるペルラを引き寄せた。] (-361) 2023/03/03(Fri) 21:49:15 |
【人】 天原 珠月[しっかり軍手をはめてその地に立つ。 もう慣れたもので、手早く木炭も並べられるし、新聞紙の効率のよい丸め方に設置方法も熟知しているのである。 火を起こすことに関してはエキスパートかもしれない。 では、何かを焼くことに関しては? それは……炭を食わされるのでは、と幼馴染と幼馴染の父を青ざめさせた過去が教えてくれるだろう。 幼馴染の声が背後から聞こえる。>>297 職人の背中を見せた後、サムズアップでにかっと笑った。] こんなもんよ。 [良い感じに燃え上がる火が涼しくなってきた風にちょうどよく、明るく照らされる部分は少し熱い。 まず彼が運んでいる料理を興味津々に覗き込む。 バケットとカラフルなタルタルソースに、お魚はマグロかな? おおーと素直に歓声を上げるのは少し子供っぽい。] ソース、これ、パプリカ? [ちゃんと色合いまで綺麗でワクワクする前菜だし、緑のピーマンが入っていないのもとても素敵だ。] (379) 2023/03/03(Fri) 21:49:29 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[この機体はハンドルと体重移動により進路を変える必要がある機体だ。 巡航状態からゆっくりと進路を変えるために体重を傾けながらハンドルを切る。抱き寄せることで機体を傾けて] さーて…今回はどういう道で帰りたい? [巫女としてのお勤めであることは変わりはないが、祈りの場で役目を終えれば二人にとっては帰るまでは自由時間だ。多少帰り道を好きな場所を選んで寄り道しても構わないよな。なんていいだしたのはアスルであり、彼女が巫女として守ってる大地を、そんな大地の上に住む人々の生活を見て回るようにして、空では彼らは自由であった] (-362) 2023/03/03(Fri) 21:50:16 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[そんな風に結構しっかりと守り人の役割を果たしているアスルだが、私生活はというと、男の一人暮らしなんてこんなもんだ。というだらしなさがあった。 暑かったからって下着一枚でいたところをこっそり入ってきた従妹には――まあその時のことは深く語るまい。 休憩時間。垂れるオイル交じりの汗をタオルで拭いとり、一休憩いれたところで風が教えてくれる来客の気配。 よ。っと、脱ぎかけの手袋のまま軽く手を振った後、手袋をちゃんと脱いでおく] 食えるっちゃ食えるが、眠くなるから駄目だな。 [いつものように沸かしたお茶をいれる。ペルラのお茶にだけほんのり蜂蜜をいれているのは既に習慣のようにもなっていた。] ああ、いいぞ。そうだな。三日後ならいけるとおもうがどうだ? [なんて彼女のおねだりに応えるようにいう。パンを一齧りして予定を聞く。 巫女になる前に話した言葉が、ペルラにどこまでの変化をよんだのかわからない。 ただ今は色んなことに目を向けて知ろうとする、世間知らずなお嬢ちゃんではなくなっていってるのは確かであった。] (-363) 2023/03/03(Fri) 21:51:28 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[ちょっとした切欠があったとはいえ、気持ちが通じ合ったのは、ごくごく自然なことだったように思える。 彼女の胸の痛みの理由を自分は知っていたし、世間知らずではなくもっと広く色んな所に視野を広げていったペルラを、アスラもチビちゃん呼ばわりする頻度が減っていった。 同じように減っていったものもある。それは些細な距離だ。 肩に触れればよいときも髪に触れ、手を握って引き寄せるときも、それだけではなく自然と抱きとめるように腕を回す。 彼女の子供のようなおねだりにも隠し味のような甘い響きが加わり、応える自分の低い声にもランプのような熱がこもっていた。 巫女というものが、守り人というものが、などとあっても、アスルとしてペルラを想うことはごくごく自然のことだったのだ。*] (-364) 2023/03/03(Fri) 21:52:08 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「探偵だからね、そういうのはすぐ分かっちゃうの」 そもそも分かりやすいし、一番よく見てるからさ。 旦那さんのことは、お嫁さんである私が気付いてあげたいと思っているんだ。 「宗太郎の頭の方が触り心地いいよ、犬みたいで」 ボリュームがあると言いたいみたい。実際に撫でていると癒されるし、そういうところも動物みたい。 自分より一回り大きな手、優しい手触りを堪能し。 返却された髪を束を眺めれば、くるくると指に巻き付けた。 「······そういうとこ本当にズルい」 顔が真っ赤に見えるのは、焚き火が熱いせい、ということにしてしまおう。 ······親愛の印は”ここ”が良いって言ったじゃん、馬鹿。 (-365) 2023/03/03(Fri) 21:57:48 |
【人】 黒崎柚樹[武藤はずっと私のこと、男だと思っていて。 そして私がそれを知りつつ、訂正してこなかった >>369 理由。 この不思議なキャンプ場に来てからの私の思いは全く別にあるけれど、半年前にそうしていたのは、"一番、何も言われないで済むのがこの形だった"から。 女の子みたいな格好して、女装かと言われるのが面倒臭かった。 自分の身体と顔に似合うのはこういうのだからと、男っぽい格好のまま自分は女だと言えば、LGBTがーとか、ジェンダーがーとか、自分はそうとは思っていないレッテルを貼られてしまう。何枚も。 それをまた否定するのも面倒で。 ────色々全部が、面倒だった。 そういうのを気にしない、私を私として見てくれる人を探すのすら面倒と思っていたくらいには。 正直なところ、男の人を怖いと思ったこともなかった。 自分にそういう欲を向けてくる男なんて居るわけないと思っていたし、居たところで、いくらでも抵抗も撃退もできるだろうと。] (383) 2023/03/03(Fri) 22:03:41 |
【人】 黒崎柚樹[バスルームから出て武藤の姿を探すと、ベッドルームの隅で顔を覆っていた。 >>369 困惑極まれり、という時に、彼が時々する仕草。 ごめん、驚かせて。武藤が気付くまでは解らないようにしておくつもりだったんだけどな。] …………え……? [半年前も武藤は言ってた。 黙っててごめん、と言った私に、「何がごめんなんだ…?」って。 今も武藤は同じ風なことを私に真っ直ぐ告げてくる。 記憶が無くても、私のことを好きじゃなくても、武藤は武藤で、そんなことに、私は泣きたくなってしまう。] や……そんなのは、 [気にしないでいいよ、と首を横に振る。 ノックしないでドア開けるのは男同士なら不思議でもないことだし、触られるのも嫌なわけではなかった。 でも知ってしまった以上、武藤は私とは居たくないだろうなと思った────のだけど。] (384) 2023/03/03(Fri) 22:04:15 |
【人】 黒崎柚樹…………?良いの……? [コミュ強でやたら友人が多い武藤(以前見せてもらったLINEグループは呆れるほどの数があった。未読バッジの数もすごく多かったけれど)は、でも、ある一線以上には人を踏み込ませない人で。 一人暮らししているマンションへ人を呼んだのは、男を含めても私が初めの1人だと言っていた。 言葉を交わせば交わすほど、警戒心の強さが見えてきて、同時に、人に対する臆病さも透けて見え。 なんかね……自分と似てるなと、思ったんだ。 そう気付いた時には、好きになっていた。 その武藤が、"このままでいい"なんて言ってきたから、私は心底驚いた。 今の武藤にとっての私は、まだそこまで深く踏み込み踏み込まれた存在では無いはずなのに。] (385) 2023/03/03(Fri) 22:04:32 |
【人】 黒崎柚樹ん……私、も。 武藤とこのまま気まずくなるのは、すごく嫌だ。 [多分、武藤には相当に口にするのが難しい言葉だったと思う。 "気まずくなりたくない"という、自分の弱さを晒すような本音を出すことは、きっと、武藤にはすごく勇気の要ることで。 だから私も本音で返した。 私も武藤と一緒に居たい。武藤が嫌でないのなら。 でもこの男は、その後もこちゃこちゃと陣地とか何とか言い募っているものだから、思わず笑い出してしまった。] や、まあ、"陣地"は……そんなに厳密でなくとも……? [ベッドから出ないとかトイレ行かないとか、そんなことまで考えなくて良いことなので。うん。 いや、この場合、警戒心を持つべきは私の側なのだけど、ていうかこの武藤とえっちすることになったりしたら、それは浮気になるのかな?いや、しないけどね?でもね??貞操観念的には、同じ部屋で並んで寝るのも案外だめだったりするのかな??? 武藤の混乱が伝染したのか、私の側もおかしな考えてで頭がぐるぐるし始めてしまったのだけど。] (386) 2023/03/03(Fri) 22:05:12 |
【人】 黒崎柚樹[ああ、でも、伝えたいこと、あったな。 これは言っておかないと。 床にぺたりと座り込んでいる武藤と視線を合わせるように、私もしゃがみ込む。 また前髪から水滴が落ちて、いい加減、私も髪をちゃんと拭くべきだな、どれだけ動揺してバスルームを出てきたんだかと苦笑しながら。] これだけ言っておくね。 私は武藤をキモいとか、思わない。 何考えても、何言っても、何しても、絶対思わない。 [ああ、やっと武藤の目をちゃんと見られた気がするよ。 男と思われたまま、否定せずに居続けるのはそれなりに辛くはあったものなので。 言いたいこと言ってにっこり笑った後、まだぐしょぐしょなので髪乾かしてくるねと、私は再びバスルームへ消えたのだった。**] (387) 2023/03/03(Fri) 22:05:38 |
【人】 天原 珠月んー、ひとつ、いただきます! [バーベキューの材料運びを手伝おうとしたものの我慢できなかった様子で、バケットにソースとお魚をのせて、口に運ぶ。 んんっと瞳が丸くなり、眉が寄せられ、頬が紅潮していく。 例え一瞬前までぶすくれていても、幼馴染の料理には敵わなくて、みるみるうちにふにゃっと緩んでしまう。 ひたすら無言でもぐもぐとし続けているのだが、表情が言葉より雄弁なのはいつものことだったろう。] おいしい。雅空兄ぃ、これ最高に美味しい。 [料理を讃える言葉だけは控えめにしない。 美味しかったら素直にそう言うのは、反抗期だろうが思春期だろうが、ぶっきらぼうな言い方になろうが。] 4面を焼く。なるほど? [すごい、お肉の塊って意外と迫力があるものである。 アルミホイルで包むということは、直火で中まで火を通す必要はないと言うことだろう。 いや、そもそもこの厚さだと無理か。うん。 私に焼かせようなんてさすが良い度胸をしている幼馴染だ、と楽しくて少し危険なバーベキューの始まりだった。*] (388) 2023/03/03(Fri) 22:06:25 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 開始設定するときが一番ハラハラするんだよね…… 大丈夫だよねこれで……? 村設定合ってるよな…… 寝て起きたらもう一度確認するか…… (-366) 2023/03/03(Fri) 22:12:59 |
【独】 黒崎柚樹/* 珠月さんがかわいいです。 美海さんも色っぽかわいいです。 椿さんもミステリアスなのにかわいいです。 う、みんなかわいい……と思いつつ、武藤はほんとにこんな髪も乾かさないような女でいーんでしょうか……って、なって、る……。 多分今持っている荷物にはメイク道具なんかも入ってないんでしょう知ってるよ……!(半年後の柚樹さんはそれなり化粧もするようになっているというのにだ) (-367) 2023/03/03(Fri) 22:13:52 |
【人】 片連理 “椿” いってらっしゃいまし。 [転ぶなよ、の声にはワンピースの両脇を摘んで持ち上げ、舞台役者がするようなお辞儀をしてみせた。 一人になってから、湯を沸かして棚で見つけた茉莉花茶を淹れた。 濃いめに淹れてから水を足して少しぬるめの温度に調節する。 このやり方は片割れに教えてもらった気がする。よく、寝るまえに二人で茶を飲んだ。 いつでも緊張状態だったわけではない。落ち着いた日々もそれなりにあったはずだ。それがいつ崩れるか予想がつかなかっただけで。あらためて、過ぎた日を懐かしく、寂しく思う。 大きな花柄のマグカップを持って、二階のホールへ移動した。大きなソファの端に座る。思った通り、やわらかくて座り心地がいい。 楓に対しては、今はできるだけ楽しげに、人間のように振る舞おうと努めてはいる。 どうやっても愉快ではない話をしにきたのだ、そうでないときくらいは楽しい方がいい。椿には椿の目から見たものしかわからないし、そうでなくても気分が目まぐるしく変わってしまうから、楓がどう感じているかについては想像することも難しいのだが、椿の方は楓を好ましく思っている。彼は飾らず、真っ直ぐで、強い。そういう部分に、素直に憧れを感じる。たぶん、以前もそうだった。 部屋着がふわふわで、茶が温かくて、だんだんと瞼が重たくなってくる。 やがて椿はそばのローテーブルにカップを置いて、ソファの肘掛けにもたれてうとうとし始めた。]** (389) 2023/03/03(Fri) 22:23:08 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月― 変化 ― [想いを交し合う関係は、3〜4年ぐらい続いていただろう。 抱き寄せるペルラの髪の香りは俺が知る限り一番の花だ。と抱擁に囁きが乗るようになったのも、愛しさから口を滑らせてしまうのだから仕方ないのだろう。 その日は満月の日。祈りの役目を終えれば、密やかな逢瀬にも繋がる蜜月の時間の訪れでもあったのだが、その頻度は減っていた。明らかにペルラが疲れている時間が長く、そして最近はペルラの様子がおかしい。それは見た目的にも精神的にも。 本日は湖畔で二人野宿をして過ごす。 休んでいろ。といって食事を終えると二人分の寝床を整えた。彼女が寝るまで火の番をしよう。そう考えていたが、寝るまでの時間を一緒に過ごすように隣に座るペルラ。 名前を呼ぶ響きは甘く、自然と冷えた体のペルラの肩に手を回して引き寄せようとして、両手をといわれたので一旦止める] …いいけど、どうしたんだ? [てのひらを上に、といわれて首を傾げ口でも疑問を発しながらも、その後のペルラの動向を見守った。] (-370) 2023/03/03(Fri) 22:36:19 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[なんだそれ。とは思った。 贈り物。といわれて外されて見たのは金の葉の装飾。彼女が力の形として作るのにも似た真珠と呼ばれる宝石。 その片方をてのひらに乗せられた。そこはいい。 ただその後に続く言葉がまるで―――遠くから願うように聞こえる] ・・・・・・ [少しの間、黙って言葉を受け取りながらも、指は握るようにしてイヤリングを受け取った。ごめんなさいという言葉を聞いて目を細める。睨むように悔やむように] (-371) 2023/03/03(Fri) 22:36:39 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 ここ最近はどうすりゃいいのか。って迷ってた。 何も浮びはしない。ただ漠然とな。 [ぽつりと開いた言葉、でてきたのは繋がらないけれど意味のある会話。 実際なんとかできないだろうか。なんとかできないにしてももっと良いことができないだろうか。と、自分だけでは無理だろうか。と考えていた。] ……別れが近いのか? [彼女の異常を、それはそういうものだと思っているのか、理解できてしまっているのか。その感覚は自分にはわからない。 だが、ペルラがそんなことを言い出した理由がそこにあると思い当たってしまった。] (-372) 2023/03/03(Fri) 22:37:52 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[じっと見つめた。しばらく無言でじっと紫の色素が薄くなった瞳を見つめて] ……わかった。 [それはペルラにとって了承のように聞こえただろうか。ただ今回のことは額通り、そっちの言い分は、という意味でのわかった。というだけだ。わかった上で] ……巫女だからって、なんでもかんでも言ったら従うと思うなよ。 [低く怒るように、ただの巫女。となったものへと、ただの守り人はいう] そんなの初めから知ってるんだよ。 だから苛立ったんだよ。そんな生きかた俺には真似できねーってな。 [出会いのとき、苛立っていた理由は、今の関係に至った最初の経緯を口にした。 今までの関係を肯定するように、知っている。という。] (-373) 2023/03/03(Fri) 22:39:42 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[肩を寄せ合うように隣り合う姿勢から真向かいに向かい合うように身体の向きを変える] なぁ、俺はな、ペルラ。 ペルラが寂しくならないように後悔せず生ききったって思えるぐらい愛そうと考えてた。 消えちまうんだとしても、消えれないぐらい俺を焼きつけて、その先で待たせてやろうと思っていた。 [最初は守り人として、次は恋人として] そう聞いて、嫌いになったか? そうやって好きな女性に無理させて謝らせてるような、かっこ悪い男、嫌になったか? [嘘も誤魔化しも許さないように、ペルラへと真剣な眼差しをむけ問いかけた*] (-374) 2023/03/03(Fri) 22:40:16 |
【人】 一匹狼 “楓”[彼の入浴はいつも烏の行水。 今夜もそうするつもりだったけれど、用を済ませて出ようとしたとき、湯気で曇った鏡に目が留まった。 濡れた手で拭ってみると、映り込む姿は当然のように水滴で歪んでいる。 鏡の中の自分の輪郭を、震える指先で静かになぞった] (390) 2023/03/03(Fri) 22:51:07 |
【人】 一匹狼 “楓”[バスルームから出てみると、彼女の姿は無かった。 それを気には留めずにキッチンで水をグラス一杯飲み干して、再び螺旋階段に向かう。 2階ホールに出てみると、ソファに沈む彼女の姿があった。>>389 よく見ると眠りに落ちかけているようで] 椿、寝るならベッドにしとけよ。 [起こすつもりで、少しだけ声を張った。 彼女にとっては聞き慣れた声音であろう。大勢相手に重要なことを話そうとすれば、どうしてもそういう声になる。 彼女に声をかけた後、彼はまっすぐにベッドに向かった。 >>121自分の荷物が脇に置いてある、一番出入り口から遠いベッドだ] (391) 2023/03/03(Fri) 22:51:30 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「だってぇ……」 指をいじっ……とした。なんか口から出ちゃったから…… 「駄目!だいたいずっとダメ!」 子供のような否定だ!『今回は……』と聞くとあからさまにほっとした顔をした。 「美海の意地悪〜……」 口をとがらせてぶぅぶぅ言いながらも、こうやって遊ばれるのも好きだから、辞めてくれとは言わないのだ。 また揶揄われた時も、今日のような良い反応を返すんだろう。 また揶揄って遊んでいいよって、俺から言うのはちょっと違うから言わないけど。 美海ならまた俺に構って遊んでくれるよねって心の中で思ってる。 (-376) 2023/03/03(Fri) 23:25:22 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「へー、お茶派かぁ……なんかいい茶葉とかあったら買いたいな。」 「ん! 3人分 な!」女子会に入るのって、結構勇気要るんだぜ? ……という冗談は置いておいて、親子水入らずってのもあるだろうし、少しは気を使うってこと。 でも心配無用、何か話したい時は「飲み物おかわりどうっすか〜」とか言いながら入りに行っている。 今回は土産話という手土産をもって、最初からお邪魔しちゃいま〜す という事の宣誓みたいだ。 (-378) 2023/03/03(Fri) 23:26:00 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 寝ぼけて下書きのままのロールを投げ込み陳謝のメモを貼る夢を見たわ。 この村のログは大丈夫だな……。 こわかった。 まあ夢の中で村に参加してたキャラ、こいつじゃなかったけど…… (-377) 2023/03/03(Fri) 23:26:14 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「美海探偵の目は確かって事な!」 一番最初に気づかれるのが貴女で嬉しい。もう見えないしっぽがブンブンと揺れているかもしれない。 「犬かぁ……毛が短いから?」 犬かなぁ……と自分の髪の感じを思い出している。嫌では全くないけれど、単純に疑問だったらしい。 短いけれどそれなりに密度がある。癒されているなら、いつだってこの頭は貸し出せるらしい。美海限定でね。 「 さっき強請って来た、美海の方がズルいって 」ずるいのはお互い様と笑った。ちょっと意味は違うけど、喧嘩両成敗って事。 さっきお預けってされたから、俺お嫁さんの言うことちゃんと聞いたんだ。 良い旦那さんだろ? 「照れないの〜。」 指を近づけて、赤くなった頬をぷにっと小突こうと。こっちまで照れちゃうでしょ?って。 ちなみに。今日はもうお預けの日って言われたから、起きてる時にはやってあげないつもりらしい。根に持ってはないけど、揶揄い返すつもりらしかった。 (-380) 2023/03/03(Fri) 23:26:49 |
【独】 緑山 宗太朗/* 「……初日からこの調子じゃ? キャンプ終わる頃には、美海のほっぺが苺より赤くなっちゃうかもなぁ〜?」 これは独り言。別に何をするつもりはないけれど。 せいぜい、可愛いお嫁さんをいつもみたいに可愛がるぐらい。 そしてこれは入れようか迷って辞めた没セリフでもあります。 (-379) 2023/03/03(Fri) 23:27:10 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「美海って、ストレートなのが好みよね〜」 「それだったら、いっつも思ってるから今でも言えんぜ?」 「美海のこと、 大好き、愛してる。 って。」「……どぉ?今日の料理番サマ。」 料理の感想、これでお気に召したかな。 と、そちらを緩く穏やかな顔で見ている。 (-381) 2023/03/03(Fri) 23:29:20 |
【人】 片連理 “椿”[声がする。 慣れた声だ。 夢の入り口に立つ彼女には、その声が音として聞こえていても、何を言おうとしているのかが聞き取れない。目も開けられない。喉が重たくて声も出せない。代わりに、右手をひら、と振った……つもり。 大丈夫、わかっている。貴方が言うのなら、たぶん、ただしい……] (396) 2023/03/03(Fri) 23:49:09 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓”『御心のままに——』 [それは本当にかすかな囁きだった。 聞こえるかどうかも定かではないほどの。]** (-382) 2023/03/03(Fri) 23:50:30 |
片連理 “椿”は、メモを貼った。 (a26) 2023/03/03(Fri) 23:52:34 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[わかった、と言われて。 ほっとした。さみしかった。かなしかった。 ――本当はわかってほしくなかった。 言い出したのは自分なのに、泣きたくて仕方なくて。 ひゅうひゅう言いそうな喉を締め付け、張り裂けそうな胸の苦しさに耐えて、やっぱりそんなの嫌だと叫んでしまいたい自分に絶望しながら、じっと湖面を見つめていた。] ……っ、 [低く怒っている声。 当たり前だと思う。 でも、彼の紡ぐ言葉を聞くうちに、耐えきれなくなっていく。 真正面から向き合うときにはもう決壊寸前だった。] (-383) 2023/03/04(Sat) 0:03:31 |
【人】 月島 雅空 おお、流石だな。まさに熟練の技だな。 [彼女の火おこしの技術は堂にいっている。 今回は炭となど豊富に置かれていたが、小さい頃から乾いていた枯れた枝を探すのも一番上手だった。 覗き込んだ先では火は起こっていた、後はこれをある程度満遍なく広がっていけばいいが、風も珠月を手伝ってくれている。時間の問題だろう。 雄々しくサムズアップする珠月>>378に惜しみなく賞賛を向ける。 もってきた前菜料理を覗き込む珠月へとテーブルに置いて見せつつ、こういう時に素直な反応をするのは作った当人としても嬉しくなる。] ああ、正解だな。 [緑のそれが嫌いなのは知っている。だから無理に食べさせようとは思わないのだが、あまり甘やかすのはなんなのでそれを口にはしないでおく] (397) 2023/03/04(Sat) 0:04:10 |
【人】 月島 雅空 めしあがれ。元々前菜だしな。 [手伝おうとしてくれたとしても火の番が必要なので待ってもらうことにするだろう。 珠月が食する間に網へと油を湿らせたキッチンペーパーで軽く塗っておき、油を網になじませておくなか、届く喜びの声、そして猫が液体になった時のような緩んだ表情。] 口に合ったようで何より。 せめて珠月から見て全部で70点ぐらい欲しいしよかったよかった。 [そんな足し引き>>378して64点の幼馴染は、牛もも肉のことを頼んでまたコテージに戻る。 ちなみに料理の腕が残念>>379なのは理解しているが、油が滴るタイプではないし、そもそもそんなに長時間離れないので大丈夫だろう。] (398) 2023/03/04(Sat) 0:04:36 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空私、は……もう十分、幸せだったの。 アスルにたくさん幸せを貰ったの。 誰よりもアスルと一緒に飛んで、隣で過ごして。 その記憶さえあれば大丈夫で、思い残すことはないって……っ [なのに、そんなことを言う。 まだ未来の長いアスルから手を離したいのに、解放したいのに、――ああ、でも、自分は思い違いをしている、か。 初めから、アスルは自由な鳥だった。 彼は彼らしく、彼の考えで、飛んでいるのだ。] (-384) 2023/03/04(Sat) 0:04:37 |
【人】 月島 雅空[保冷ボックスにいれられたバーベキューセットに調味料。 ワインボトルのようなものに入ったぶどうジュースと、プラスチックグラス。と、一揃え用意を終えたところで改めて珠月と合流する。 ちなみにお酒はもってこなかった。単にアルコールが入ると味覚が鈍るので飲むとしてももう料理しなくなったときというものだ。 ということで焼き場を珠月と交代する。 牛もも肉は四面が焼ければアルミホイルに包んで網の端のほうに置いておきながら] どれから食べるー? [牛や鳥といった肉。野菜と、二人で食べるには十分すぎるものをこちらの施設で用意してもらっていたので遠慮なく食べよう。 ホタテに上から醤油をそっと垂らし、バター乗せる?とか聞いたりしつつ網に具材を置いておく。焼ければ、これ食べれるぞーと渡していくだろう。] ん、いい感じだな。 [バゲットの上に、彩りも鮮やかにされたタルタルを両面やいたマグロに乗せて食する。マグロの脂の旨味を塩と胡椒で少しスパイシーに仕上げられているがそこをまろやかなタルタルの加わることで良い塩梅になっている。パプリカの歯ごたえも悪くない。などと当然自分で作ったものも食べていくのであった*] (399) 2023/03/04(Sat) 0:04:51 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空……嫌になったりしない! [もうぐちゃぐちゃだ。 こんなこと言ったら、別れを切り出した意味がないのに。 消えたその先で待たせてくれようとしてた、なんて。 自分の心がどれほど痛んでいるか、わかるのだろうか。 どんなに嬉しいか、どんなに苦しいか。] ……アスルはね、いい父さんになるかなって思ったの。 子供を抱き上げている姿を何度も想像したの。 私には出来ないこと……私じゃ、アスルにあげられない幸せがあるんじゃないかって、怖くなった。 縛り付けているんじゃないかって。 [ぽろぽろと、頬を大粒の涙がすべっていく。] (-385) 2023/03/04(Sat) 0:05:29 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[アスルの瞳は空のようで。 彼の気持ちと一緒に、こちらの想いまで映し出すようで。 いつだって何も隠せなくなってしまう。] でも、私が、そうしたかった。 本当は全部、私が、アスルに、あげたかった。 [自分がアスルにあげられるものなんて。 もう、何も残っていない気がしてしまっていた。] 嫌いなんかじゃない……。 でも、嫌いじゃないから、……つらく、て。 [ひくっとしゃくり上げる。] ……本当に、……待っていても、いいの? 私、アスルの言うこと、すぐ本気にしてしまうから。 [子供のように、何度も確かめて。*] (-386) 2023/03/04(Sat) 0:09:31 |
【独】 武藤景虎/* >私のことを好きじゃなくても →と、くっきーは何度か言っているが、残念ながら(?)とらはほぼ本能的に最初から柚樹のことを女子だと気づいてて好きなので…… (-387) 2023/03/04(Sat) 0:14:19 |
【独】 武藤景虎/* >この武藤とえっちすることになったりしたら、それは浮気になるのかな? →今の記憶も引き継ぐから浮気にはならないですが童貞なのでちょっと…… 元の状態に戻ってからがいいですね。いや、戻るまでしないけどね。 (-388) 2023/03/04(Sat) 0:17:21 |
【人】 月島 雅空 じゃ、かんぱーい。 [互いのグラスに葡萄ジュースをいれて珠月と乾杯。 焼き場もいい香りとともに食欲が大変なことになっていた。 食べたいと思っていた焼きトマト。 口の中にじわりと染み出る酸味と甘味をオリーブオイルの香りが良いまとまりとなっている。そんな複数の味のぼやけさせない役割を塩は担ってくれた。 鳥は今回はタレでこってりと、牛は塩とわさびで味わおうか。 今回米を用意していないのが悔やまれるがそれは明日からになるなぁ。と、さすがにそこまで用意するのは限られた時間では手間であったので仕方がない。] (400) 2023/03/04(Sat) 0:23:59 |
【人】 月島 雅空[野菜は、玉ねぎやキャベツ以外にも自分用にだけピーマンは焼いておこう。半分に割いてその中に先程の鶏肉を詰めるようにいれたら、珠月も食べるかな? しいたけは少し考えたが味噌と山椒を少しだけかけて、味噌の独特の甘味と旨味がしいたけの味と合わさって結構おいしく、痺れとも辛みともとれる鋭い山椒の風味はもう一口と癖になる味わいになってくれている。 途中スマホのタイマーが鳴ったので、と二回、三回とコテージへと戻ったりとしていた。聞かれたらデザートの下準備というだろう。] 最近学校のほうじゃどうだ? [一緒にいたら昔の感覚を取り戻せたが、つい先日まであまり会えなかった日々が続いていただけで、その時間を埋めるように問いを向けて] 俺はようやく、コックコートも着慣れてきたな。 でも調理師学校と違って店の客は父さんの料理を食べにくるからな。今はいくつかレシピあての練習したり、期間限定の料理とかちょっと任されたりしてるとこだな。 [後は昔からの手伝いの延長。などといいつつ話してくれれば近況をお互い知り合えるのだろう] (401) 2023/03/04(Sat) 0:24:51 |
【人】 月島 雅空[そうして無事にご馳走様。までいければ、事前に用意したデザートを運んでくる。] お待たせしました、お姫様。 [マイナスの点でも気にせずにうちの末っ娘の前にすっと差し出す。 見た目でも美しさを損なわないように硝子に盛り付けられたルイボスティーシロップ>>153で作られたシャーベット。そしてルイボスティーに漬けていた桃の果肉をシャーベットの山の外側に盛るように飾られ上にはミントが添えられている。] 桃とルイボスティーのグラニテ。でございます。 [コックコートはない普段着にもらい眼鏡をつけているが、綺麗に一礼をしたが、珠月の反応はどうだっただろうか**] (402) 2023/03/04(Sat) 0:34:34 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 何言ってんだ…俺の目に映ってる押し殺した顔の女の子は幸せそうになんてちっとも思えないぞ。 [綺麗な笑みの内側に潜む、複雑にない交ぜにした苦し気な生々しい表情。 叫ぶような心の告白を黙って聞きながら、視線を逸らさずに力が弱まったような淡い紫色の瞳を見つめる。] いいお父さん…か。 [ペルラの中で自分はどうなっているのか。と苦笑しつつ思った、父。といわれれば意識してしまう相手はいるんだが、それを口にしたら彼女を追い詰めてしまうだろう。] (-389) 2023/03/04(Sat) 1:26:15 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 でも…ペルラとしかもらえない幸せもあるんだ。 だからもっと寄越せ …知ってるか?空を一緒に飛ぶのって…怖がるやつ多いんだぜ。今更一人乗りの練習をさせるなよ。 [縛り付けているかも。という言葉を聞いて、不可思議そうに首を傾げながらも、しゃくりあげるようなに続ける言葉を聞きながら、頬に手を当て、涙をぬぐうのではなく受け止めるように触れて、頬から移るようにペルラの涙が自分の手に滑り落ちていく。] (-390) 2023/03/04(Sat) 1:27:06 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 ああ、それでいいんだよ。 ずっと残していくイヤリング渡しといて、離れましょう。なんて…下手な嘘つきやがって。 [いいの。と何度も確認する言葉に当然だ。というようにいって、ようやく柔らかい笑みを浮かべる。] …傍にいろ。 仮に、消えちまうんだとしても、ずっと俺の中に残っているようにしておけ ……じゃないと、待たせるだけ待たせて浮気しちまうぞ。 [それでいいのか?なんて意地悪な笑みを浮かべながら、手で覆っていないほうの頬に、涙の痕を隠すように唇を上から下へと這わせ、唇の近くで止まり] 後悔しないように…傍にいろ。 俺の巫女……俺のペルラ。 [静かに熱をこめて囁き、そっと口付けをした*] (-391) 2023/03/04(Sat) 1:29:36 |
【人】 武藤景虎[結局のところ、ぐるぐると考えていた“気まずくならないような接し方“は、どれも実践されることなく──全案碌でもないものだったのでしなくてよかったと思う──、ただ思っていることを素直に伝える結果にはなった。 くっきーの謝罪への返答は不思議そうな顔をされたが>>384、なんだかとても複雑そうな顔をしていて、その理由はわからなかったけれど。] “そんなの“、ではないだろ…… [此方からの謝罪には、至極あっさりと“そんなのは気にしないでいい“と首を振られて逆に困惑する。 責め立てられたかったわけでもないが、なんというか、あまりにも気にしなさすぎでは?と思ってしまって心配になってきた。 オレが気にしないようにしてくれてるだけなのかもしれないが。 くっきーには気にした方がいいと思う癖、泊まる場所を分けると言われて、それは嫌だと返してしまうのも我ながら矛盾してるとは思うけど。] (403) 2023/03/04(Sat) 3:06:39 |
【人】 武藤景虎[良いの?って言われても、それはこっちの台詞なんだが、とは。>>385 確かに人がいるとこだとあまり寝られないとは言ったし、まして女子と同じ部屋でとか、どうにかして回避する手段を真っ先に考えるのも本当だ。 そこまでをくっきーが察している 知っている とは思ってなかったけど、それがくっきーの希望だとして、その提案に頷く気にはなれなかった。だから、くっきーも同じように、このまま気まずくなるのはすごく嫌だと答えるのが、此方に気を使っているわけでもなく、本音で答えてくれているのがわかれば漸く安堵の息を吐いた。>>386] いや、笑い事じゃなくて……、 [それでもちゃんと安心させたいというのはあったし、やましい気持ちで言ってるわけではないと伝えるために“陣地“を決めておくと言ったのだけど。 厳密でなくていいと笑い出すのに、やっぱり謎に信頼されているのか、もしくは、さっきまで男だと思ってた友達が女だったからといって、そういう対象にはならないと思っているんだろう。 それはそれで複雑な気分にはなってしまって、なんとも言えない顔をしてしまった。] (404) 2023/03/04(Sat) 3:07:06 |
【人】 武藤景虎[初めてまともに会話をした時、オレのくだらない発言に、あまり変わらなさそうな表情を崩して笑うのを見て、その時感じた感想を言語化出来ずにいたのだけど。 その後すぐ、またどこがそんなおかしかったのかはわからないような言葉にも大笑いされた時に、言語化出来たのが“笑うとかわいい“だった。 それはすぐさま本人に否定されて、釈然としなかったものの、くっきーとしては言われたら嫌な言葉らしいというのと、“そういうのは、気になる女の子にでも言ってあげるといいよ“と言われたのを曲解して、容易に口にしないように封印した理由も、自分ではよく理解していなかった。 その後も一緒にいる間、笑う顔を見る機会が幾度もあって、それはやっぱりよくわからないツボでの爆笑だったり、美味いもの食ってる時の嬉しそうな笑顔だったり、 もっと他にもたくさんあった気がする、 そんな中でどうしたら笑うかなと考えるようになっていて。そもそもただの男友達の笑ってる顔が見たいとか思うか?という疑問が自分の中ではずっとあったから。 女子だとわかったことには、驚きというよりは納得しかなくて、ずっと感じていた疑問はオレの中では解消されていた。] (405) 2023/03/04(Sat) 3:08:17 |
【人】 武藤景虎[踏み込まれてもいいし、踏み込んで話を聞きたいと思ったのも初めてだったから、多分それはどこか似たようなものを抱えてるのがわかったからで。 ちゃんと話したいと思って交わした約束を思えば、実は女子だったと確信したところで、関係を崩したくはなかったから、変わらずに接せられたらいいとは思ってるよ。 全く同じとはいかないのは、自覚してしまったものがあるからで、それを表には出さないようにしたいという思いはあったから。] ……え? [床に座り込んで低くなった視界の先、しゃがみ込んだくっきーと視線が重なって。 これだけ言っておくね>>387と告げられた言葉に驚いて目を見開いた。 なんで、オレが一番懸念していることがわかるんだろう。] “何しても“は、さすがに……、気にした方が……、いや、わかったよ、ありがとう。 [ふ、と小さく笑みを溢すと礼を告げる。 髪を乾かしに行くという前に一言だけ、此方からも伝えておこうと口を開いた。] (406) 2023/03/04(Sat) 3:09:19 |
【人】 武藤景虎くっきーが“私“って言うの、一番違和感ないな。 [俺や僕と当てはめてみても、イマイチしっくりとは来なかったから、すごく耳に馴染む感覚がする。 笑みを浮かべて告げた後、髪から垂れた雫のかかった頬に手を伸ばしかけて。] ………、うん、早いとこ乾かした方がいいな。 [触れる前にとどまったのは、わかりやすく意識しているのが伝わってしまっただろうけど、くっきーが気にしないでくれると思えば、気まずいとは思わずに済んだかな。] (407) 2023/03/04(Sat) 3:10:09 |
【人】 武藤景虎[くっきーが髪を乾かしに行く間、並んだシングルベッドを押して、限界まで距離は離しておいた。 戻ってきた時に不自然に開いた間に何かと思われるかもしれないが、念のためだから。 さっきまでは混乱していたせいで意識してなかったけど、髪を乾かしたとはいえ、いかにも風呂上がり然とした状態で側にいられると目が泳ぎそうになる。] ……じゃ、オレもシャワー浴びて来るわ。 あ、今度からはバスルーム使う時は、鍵はかけといてね……。 [うっかり開けたりしたら困るのでと、こちらも念のために伝えはした。 落ち着いたら落ち着いたで気恥ずかしさを覚えて、足早にバスルームへと向かった。 瞼の裏に焼きついた光景が消えるまではしばらく、頭を冷やしておこうとしていたから、浴びている時間はそれなり長かったかもしれない。]** (408) 2023/03/04(Sat) 3:10:46 |
【人】 田中 天美住みたいだ? 言っとらんが?? 海苔で巻いても食えんぞお。 [コテージの外から中から、ざっくりと見て回る。ほとんど手ぶらで訪れておいてこれだけ揃っているなら十二分だ。 梯子を上った先のロフトの窓からは暮れ頃の山が広く映る。ベッドよりは一階分近い夜空をここから仰ぐのも一興か] (409) 2023/03/04(Sat) 4:02:00 |
【人】 田中 天美おまえも諦めんなあ。 毛だらけにして潰してやってもよいがの。 [ついさっき勿体ないと撤回した話を、舌の根乾かぬ内に引っ張り出してくる態度に、呆れとおかしさを綯い交ぜた笑い声で返す。狐に戻れば並の体躯には収まらない。どう考えたって狭っ苦しいはずだが、その毛だらけの圧迫感にも深江は愉快げに口端を吊り上げるだろう] (410) 2023/03/04(Sat) 4:03:26 |
【人】 田中 天美[提案に良い反応が返れば満足気に頷きながら] そうそ、ええ案だろ。 ただ……それならとっぷり更けるまで 外ってことになるからの。 よおし、弁当作るか、弁当! [思い立った流れそのままに冷蔵庫の扉に手をかける。別に飯を食わなくたって“腹が減る”訳ではないが、こういうイベントを楽しむなら食事はあって損はない。晩飯も取ってなかったし、第一、自分と違って深江は腹が減るのだ。 中を見ると、キャベツに人参、とうもろこしにピーマンにたまねぎ、じゃがいもにかぼちゃ等々、バーベキューの定番野菜が揃っている。他の段にもすぐにも焼いて食べられる肉や魚介が鎮座していて、ソースやケチャップ、マヨネーズやタレといった調味料も当然ある] (411) 2023/03/04(Sat) 4:04:47 |
【人】 田中 天美いや揃いすぎやろこれは。 飯に困らんなあ……あ、骨付き肉あるわ。焼こな。 [傍の戸棚の方を見遣れば、塩胡椒やスパイスも行儀よく並んでいるし、缶詰やインスタントもいくつか用意されているのが分かった。米もあればレンジでお手軽のパックもあるし、棚の下を確かめるなら更に充実しているに違いない。ここにあるだけでも当分の食事は余裕で賄えそうだ] んじゃなんぞ作るか。 深江は何作る〜? 俺はとりあえず米でも炊こか。 [最初の調べでキッチンに炊飯器があるのはチェック済みだ。キャンプに来たなら鍋や飯盒で作るのもいいだろうが、別に今からバーベキューをする訳でもなし、目的は山頂への遠足に持ってく弁当作りなのだから楽なのが一番だ。 一緒に冷蔵庫や棚を覗き込み、あれやこれや話しながら飯を作ったのなら、出かける頃にはもう夕日も沈んでしまっているかもしれないが、それならそれで明日見りゃいいと二人笑いながら、ナイトハイクに勤しむだけだ。 疲れたらおまえを乗り物にしてやろ、などとからから笑い、明かりと出来立ての弁当を携え、空いた片手も深江の骨張った手で埋めた]* (412) 2023/03/04(Sat) 4:05:04 |
【独】 黒崎柚樹/* 挟まってごめんね天美さん……。 わーい、狐さん組もごはん作ってくれるの?( ᐛ) (人の御飯ロルが大好きな人) (雅空さんのガチ料理ロルからも目が離せない人) (そして朝っぱらからもうお腹すいてる人……) (-394) 2023/03/04(Sat) 4:20:27 |
【人】 黒崎柚樹[女子高生時代。 陸上大会で何度も顔を合わせていた他校の男の子を、私は好きになった。 週末に一緒にシューズを見に行ったり、デートとも言えないような他愛ない外出を何度かして、でも好意を口にすることはなく。 そんな時、制服のセーラー服を着ている姿の私を初めて見たその人から言われたんだ。 「女装似合わねーなー!」って。 ああそうか、私のスカート姿は女装なんだ、って。 その呪いは、ずっとずっと根深く私に刺さり続けてた。] (413) 2023/03/04(Sat) 4:58:16 |
【人】 黒崎柚樹[武藤とお付き合いするようになって、私は"女の子"を頑張るようになった。 そういう偏見はタブーとされる世の中になりつつあるとはいえ、武藤が男を恋人にしたとか、恋人は"ジェンダーちゃん"だとか、武藤が変に思われたり笑われたりするようなことには、なりたくなくて。 私自身、スカートは履けなくなっただけで、履きたくなくなったわけじゃなかった。 いつかまた、履いてみたいと思っていた。踏み出す切っ掛けが欲しかった。 恋人なんて私に出来るはずないとずっと思ってたけれど、もし出来ることがあったなら、一緒に喫茶店でケーキ食べたりパフェつついたりしてみたいな……って。 そんな願いは全部武藤が叶えてくれた。 けど、それでも、自分に女としての魅力があるとは、未だに思えてないんだと思う。] (414) 2023/03/04(Sat) 4:59:48 |
【人】 黒崎柚樹…………? [そんなの、ではないだろ、と。>>403 なんで武藤の方が傷ついてるみたいな顔になるのかなと、私は首を傾げてしまう。 だって実際、"そんなの"だし。 私が気にしていたのはひたすらに、"武藤に、自分が女であることの証左を晒してしまった"申し訳なさばかりで、そこには、見られてしまった恥ずかしさはほとんど含まれていなかった。 今、目の前に居る武藤は、私がよく知る"半年後の武藤"と綺麗に地続きになっていることは頭では理解しつつ。 それでも、この武藤が今の私に性的魅力を感じて云々みたいなことはありえないのだと、頑なに思っていた。 武藤曰くの"やましい気持ち" >>404 なんて、沸くも何も、最初から存在しないに違いない、と。 それは武藤を信頼しているとかとは、全く別の次元のお話で。 そして私は、何をそこまで否定したいのかという自覚もないまま。] (415) 2023/03/04(Sat) 5:00:58 |
【人】 黒崎柚樹…………?……そう? …………そっか。 [私は、"私"が一番違和感ない、>>407 んだって。 性別誤認されているのを正しはしなかったものの、あえて"僕"とか"俺"とかを使うことは、今までに一度だってなかった。 聞き咎められるのを避けようと、ひたすらに"私"を口にはしないようにするだけで。 それは端から見ればけっこうな労力に思えたかもしれないけれど、当たり前に備わった癖のようになってしまっていた。] "私"って、言わないようにしてた。 武藤が知ったら、絶対困らせる、って。 でも、言ってしまいそうになって、ちょっと、ヤバかった。 [なんでそこまで言わないようにしてたのかを告げるつもりはないけれど。 そして、頬に伸ばされかけた手に気付いても、もう身体をあえて遠ざけることもしなかったけど。] (416) 2023/03/04(Sat) 5:02:20 |
【人】 黒崎柚樹[そして私と入れ替わりで武藤がバスルームへ消えていき >>408 、目の前にはどうにもアンバランスに、左右の壁にへばりつくように動かされたシングルベッドがあった。 ベッドの間の空間でスクワットでもしたいのかな。 スクワットどころかダンスもできそうな広さだけど。 で、勿論、次からは鍵をかけておけという助言?注意喚起?には、一応、こくこくと頷いてはおいたけど。 相手が武藤だから緩んでいるのか、武藤なのに緩んでいるのか。 そのあたりの自覚も薄いまま、私はキッチンへと戻った。 ここは夢の世界で、あの美術館と同じ現象が起きているのではと察すれば、"欲しいものは大概手に入るようになっている"ことに想像は難くなく。 食料棚に、先には無かったはずのココアを認めて、小さく笑った。] (417) 2023/03/04(Sat) 5:03:29 |
【人】 黒崎柚樹────おかえり。 ココア、飲む? [最初に粉を練る時も、水やお湯じゃなく牛乳を使ったココア。 武藤家のココアはそうしてるのだと、1月にご実家訪問した時に、お母様が教えてくれた作り方。 砂糖の量も、御馳走になったあの感じを再現した。 リキュールを割って牛乳はさんざん飲んだ気もするけれど、あったかい牛乳は安眠効果があると言うしね。 風呂上がりの武藤──やっぱりいくらか挙動不審なのかもしれないけれど、私は見て見ぬ振りをする──に、これで飲んで寝よう、と告げたら、実家と同じ味に驚かれてしまうだろうか。 種明かしはせず、黒崎家のココアもこんな感じなんだよと、私は小さな嘘を吐いておいた。*] (418) 2023/03/04(Sat) 5:03:56 |
【独】 黒崎柚樹/* 自分も大概長文族(かつ文字ぎゅうぎゅう族)だと思うのだけど、武藤が常にそれを上回ってくる感じで「ぐぬぅ……」ってなってます。 負けたくない……(そこ張り合わなくて良いんだよと思いつつ(でもなんか負けたくない、というか並ぶくらいしたい(くやしい そもそもじゅーきさんには多分全くRP歴が及ばないので(私、RP村8村目+TRPG村5村、くらい)、並ぼうとか思ってること自体がおこがましい、のです、が……が……っ。 とか思うと、ほんと、色々拙いだろうにお付き合いくださってありがとう以外のなにものでもなかった……。 もうなんなら、じゅーきさんの文章見たくてロル書いてるまである。あります。 などと早朝脳のテンションでラブレターを埋め込んでおこう……(ラブレターになってるのかも不明だけれど) (-395) 2023/03/04(Sat) 5:19:38 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[ベッドまで移動した後のこと。 彼女のかすかな囁きを彼は聞き届けた。 といっても言葉の細部はわからず、わかったのは“彼女が囁いた”という事実だけだが。人狼同士にしか交わせぬ声を、彼女が発した] ……っ……つば、き……。 [誰に呼びかけるでもなく独り呟く。 楓の脳裏に甦るのは、彼女が人間でないことを認めるような言葉だ。>>227 (それは確かに人間じゃねェよ……) 呟いたつもりの言葉は、喉から出ることも囁きとなることもなかった。仮に声になっていたとして、聞き取れるかも怪しい音量だったろうけれど] (-398) 2023/03/04(Sat) 8:26:09 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[彼女が“人狼”なのはいったいいつからなのだろう。 以前彼女と共に過ごした日々で、別れ際に友と交わした囁き声は彼女にも聞こえていたのかどうか。 ついさっきの囁きは、自分に届くと思って発されたものなのか、ただ寝ぼけただけなのか。 ぐるぐると頭の中を巡る考えがあるのを感じながら、楓は立ち上がり、彼女の元へと向かった。 彼女はすっかり眠りに落ちているように見え>>396、あの囁きに意図があるものとは思えなかった。そのことが少しだけ彼を安堵させる] 椿、そんなとこで寝てたら冷えるぞ。 [声をかけた後、少し迷った末に、彼女を抱き上げようと試みることにした。 もしその前に彼女が目覚めるなら伸ばした手を引っ込めるし、起きる気配がないなら彼女の肩と膝の下に腕を差し入れて抱き上げるだろう。 彼女が目覚めるにしろ抱き上げるにしろ、案内先は出入口から一番近いベッドだ。3つあるベッドの中央を挟んで端と端>>391。部屋から逃げ出しやすい場所]** (-400) 2023/03/04(Sat) 8:26:42 |
【独】 武藤景虎/* 柚樹はおっぱい見られたこともう少し気にしてくれ……(心配) いや、オレが自力で気づかなかった問題があるとは思うんだけどね??元々気づいてるようなものだからね……! (-399) 2023/03/04(Sat) 8:32:27 |
【独】 一匹狼 “楓”/* 48h更新 楽観×1(処刑無し) レーティング合ってる 4日22時開始 今日は4日 職も合ってる 大丈夫…… (改めて箱で確認してた) (-401) 2023/03/04(Sat) 8:33:41 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「意地悪で結構」 くすくすと楽しそうに笑う、きっとまた揶揄って遊んでしまうのだろう。 色んな表情の貴方が見たいんだ。少し性格の悪い欲張りな女であった。 「茶葉も一緒に買おっか、良いの売ってたらいいな」 帰るまでが旅行、二人で探して寄り道しよう。 帰り道でも楽しい思い出が作れたらいいな。 (-402) 2023/03/04(Sat) 8:39:54 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「うん、犬っぽい、人懐っこいし」 私をみると笑顔で寄ってくるし。 たまに見えないはずの尻尾が振れてる所が見えるもの。 「宗太郎の方がズルい。······照れてない」 ぷにっとした柔らかな頬っぺたは、さらに赤く色付いていく。 ······宗太郎のせいだよ。 それは明日は期待していいってことだよね? 良いお嫁さんはお利口に待ってるよ、いっぱいご褒美を頂戴ね。 (-403) 2023/03/04(Sat) 8:41:30 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「···抱っこして?」 貴方の腕の中に収まれば、落ちないように首に手を回す。 うとうととしながら、貴方にだけ聞こえる声で呟く。 「······あのね、 ”愛してるよ、大好き” 」眠気で頭が働かずに素直になっているようだった。 いつも思ってるのに、こういう時しか言えなくてごめんね。 ベットに運んで貰っても首に回した手を離さずに。 「····一緒に寝たいな、ダメ?」 そんなお願いを口にした、聞いて貰えたら嬉しいな。** (-404) 2023/03/04(Sat) 8:45:27 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也[素面だと照れてしまう。 嫌らしく彼を煽るのはお手のもの。玉に引かれへんかな。とは思うけど、それに興奮して煽られてくれる彼は恋人を喜ばせるのが上手い。そして何より、快楽の中で紡ぐ本音に真摯に応えてくれる姿が、何もかもを受け止めてくれるようで、自分はついこの年下の恋人に甘えてしまうのだ。夢中といってもいい。 やから、もっともっと自分に嵌ってほしい。 僕と同じぐらい、いやそれ以上に 好きになってや。と] ……ん。 自分の …望みも [叶えいや。と 騎士様に姫は甘く囁く。どこまでも、真面目で紳士な騎士を知っているからこそ、恋人の自分は彼の願いを叶えたくてしかたない。腕を回して、裸体にと落ちる唇に声は跳ねた。 甘美な時が来る。宛がわれた熱源に息をつめ。 声を殺そうとしたときに、唇へ指が添った] (-405) 2023/03/04(Sat) 9:44:05 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也……んっ ぁあ [反射的に開いた口から、声が漏れる。 溢れる唾液とともに、舌を彼の指に絡めてしまう。噛まなかったのは彼の躾のなせる業か。ぐっと腰をすすめる彼の熱が中に入り込むのを感じて、のぞけった。彼に抱かれる事を覚えた肉体はきゅぅぅっと雄に吸い付き。歓喜の声をあげるように壁で、肉身を撫でた。挿入の快感を知る肉体は、そのまま悦を前から零そうとするが、それは彼の手により阻まれ] ……っ !!!! [中が跳ねる。 吐き出せなかった分の快感が内側に溜まり、彼の肉身をも刺激するだろう。なんで。と訴える目は瞬き、生理的な涙を溜めるが、お行儀よく見えて少し意地悪な騎士様の本領はきっとここからだ。期待により、押さえつけられた雄が滾る。すっかり彼の雌と化した肉体は抱かれることに快感を覚え。 後ろで達することができるようになっていて] (-406) 2023/03/04(Sat) 9:50:13 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也っ ぁあああ、奥っき ぃ…♡ [腰を抱えあげられ、霰もない声が響いた。 膝立ちになる彼に合わせ、体を支えようと手はシーツをやみくもに掴み。たたきつけるようなストロークに震え、きゅっと目を瞑り、快感を啼いた。火照った身体に宿る色は彼が染める色だ。自分の白い肌を変えるのは、彼だけ。 彼以外に許す気はない。 背徳感とともに興奮を啼いて。 快感の中にある薄皮一枚に、少しだけ泣き。それでも、快感に押しつぶされて善がり悶え、淫らな花は肉の塊に吸い付き。奥でちゅちゅとキスをする。止まらぬ腰使いに、喘ぐ口からは涎が零れ、涙が顔を濡らす。酷い顏をきっとしている。 それなのに、彼はそれを良い顏というから] (-407) 2023/03/04(Sat) 9:51:02 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也……ぁ っやって きもち …ぇえも んっ♡ 寿 の、 おち …ん ぽ [自分だけ。 自分にだけや。と瞬く目は彼をとらえて、笑う。 彼の目にだけ映るように、レンズ越しの笑顔ではなく、彼だけの笑顔を見せ、そのまま、唇は快感を紡いだ。喘ぐほどに満ちていく。抱かれるほどに自覚する。彼こそが最高の存在だと。 絶頂が近づき、捩り。] …ぼくっ 僕もっ !!! [一緒がええ。と 慾が解放されるのと同時に跳ねた。その瞬間、無意識に自分の熱を抑え、後ろで達するのは彼の熱により果てるのを望むがゆえ、びくびくと震える体の奥、注がれぬ白を足りぬとばかり、刀身に吸い付きながら、果て。 抱き締められる中で小さく喘ぎ続け] (-408) 2023/03/04(Sat) 9:51:58 |
【人】 武藤景虎[なんでそこで不思議そうな顔をするんだ、とはどうしても思ってしまう。>>415 見てしまったことを気にしないでいてくれるなら、その方が確かにオレにとってもありがたいのだけど。 どうしてそんなに気にされないことが、というよりは、気にしないでいいとくっきーが思ってそうなところにもやもやするのかはよくわからない。] ……くっきーはもう少し警戒心を持った方がいいと思う。 いや、部屋分けたいという意味じゃないけど……! [この辺りを言及して実際警戒されて気まずくなっても良くないとは思うんだが、なんだろう、今此処にいるのが、うっかりドアを開けたのがオレじゃなくてもこんな感じだったのだろうか。 心配になってくるのもあるし、何より、それはなんか……嫌だな……、とは。 かといってあまり掘り下げても自分の首を絞めるだけになるのは明白だったから、重ねて言うことはしなかったとは思う。] (421) 2023/03/04(Sat) 9:54:42 |
【人】 武藤景虎[そう、実際困ってはない、困ってはないし、部屋を分けて欲しいとも思ってないのだけど。 オレが挙動不審だったらくっきーも困るだけなのはわかってはいるので、シャワーを浴びる間は諸々浮かびそうになる邪念を払うことに専念はしていた。 そこそこ長く入ってはいたから、もしかしたら出る頃には寝てるかもしれないとも思っていたのだけど、バスルームから出ると甘い香りがしてくるのに釣られて向かった先でくっきーの顔が見えると少し安心したような気持ちになる。] ……ん、飲みたい。ありがと。 [ココア好きだし、とは言わなくても明白だろうことを返して、湯気を立てているマグカップを手にとった。 冬場なんかはよく実家で寝る前に作ってもらってたな、よく眠れるとかで。 牛乳でココアパウダーを練る時の勢いがどうとかかーちゃんに説明されたけど、自分で作ったことは一度もない。] (423) 2023/03/04(Sat) 9:57:07 |
【人】 武藤景虎[そんなことを考えていたのもあって、口元に運んで一口啜ると懐かしい味がしたことに目を瞬かせる。 うちで飲むやつと同じ味がする、と言ったらくっきーの家も同じらしい。 どこの家でもココアはこんな感じなんだろうか。 いかにも普通より手間かけてるとか作り方にこだわりがあるみたいなことをかーちゃんは言ってたけども。] うん、好きな味だな。まあ大体のカカオ成分は好きな味なんだが。 よく寝れそう。 [実際寝れそうかどうかはあやしいものの、温かい甘さにホッとするような気持ちに笑みを溢した。 そんな感じで気が緩んでいたのもあって、ひとつ確認しておかなきゃと思っていたことを口にする。] (424) 2023/03/04(Sat) 9:57:54 |
【人】 武藤景虎……まだ、宅飲みの話はノーカンってことでいい? [くっきーが話そうとしてたことがもうなくなってたとしても、オレの方はまだ話してないので、話す気はあるよと言っておいた方がいいかと思って。 話す気がある、というよりは話したいのが正しいけど。 あ、でも、男の家に一人で行くとかもう少し警戒心は持った方がいいとは言ったかな。 来て欲しくないという意味じゃなくと付け加えるのは、言う前から伝わっていたように見えて不思議そうな顔をすることにはなったかもしれない。]* (425) 2023/03/04(Sat) 9:58:40 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也……ぁ、あ 寿…ぃ っ はぁ…♡ [彼の刀身を求めるように擦り。 乱れたまま、唇で頬にちゅぅとキスをして。 気持ちよかった?と小さく首傾げ*] (-409) 2023/03/04(Sat) 10:03:34 |
【人】 片連理 “椿”[目覚めたのは明け方だった。 何か夢を見たような気がするが、漠然としたかなしさが残るだけで、中身を思い出すことはできなかった。 身を起こして、そこでやっと自分がベッドで眠っていたことに気がついた。 長い髪をかきあげて、ぼんやりとあたりを見回す。反対の端のベッドに気配がある。 椿はおそらくはまだ眠っている楓を起こさないようにそっとベッドから抜け出して、足音を立てずに扉の方へ向かう。把手を回すと軋みの予兆があり、一度手を止めてから慎重に、ゆっくりと扉を開ける。外から流れ込むひやりとした風に逆らうように隙間に身体を押し込めて、最小限の動きで再び扉を閉めた。 ひと仕事終えて小さくため息をつき、椿は忍び足で階下へと向かった。]** (426) 2023/03/04(Sat) 10:39:38 |
【人】 黒崎柚樹[武藤は、半年前だろうが半年経っていようが、二言目にはすぐ"警戒心"と言う。 私、そんなにぼやっとしてるかな?してないよ?と思うのだけど、武藤に言わせるとガバガバなのであるらしい。] …………う?…………うん。 [「もう少し警戒心を持った方がいい」 >>421 と、この武藤にまで言われてしまい、釈然としないまま、頷いた。 うっかりドアを開けたのが武藤ではない誰か……ということは、そもそも、そんな事象はあり得ないとは思うのだけど。 そこまで仲良くない男の人がいるところでシャワーを浴びようという事にはならないし、仮にそんな事態になったらさすがに鍵はしっかりかけるし。 万が一、億が一、見られて、身に危険が迫ったら反撃もするし。 それに、今のこの武藤が、そこまで私を心配してくるのもなんだか不思議な気もしていて、それが私の不思議顔に拍車をかける。] (427) 2023/03/04(Sat) 11:06:53 |
【人】 黒崎柚樹[ だって、今の武藤は、私のこと。 恋情的に"好き"なわけではないでしょう? 吊り橋効果で片付けたくはないけれど、私たちの仲を急速に深めたのは、あの美術館の一件があったのは否定できない。 美術館に着いて一緒にランチを摂ったところで記憶が切れている今の武藤は、 「黒崎柚樹のことが好きなんだが?!」 と屋上で雄叫びを上げ、「置いてきたくない」と抱き締めてきた、あの熱とは遠いところにあるわけで。良くも悪くも。 でも、言ってることは、やっぱり武藤で。 「くっきーはくっきーなんだし」 >>422 もね、既に言ってもらっていた言葉なんだよ。 自分でも、自分の思ってることや、感じていることが、よくわからないんだ。 私はなんだか必死で、"この武藤と私の知る武藤は別の人"だと思いたがっているみたい。 私の知る武藤は、私の、女としては貧相な身体も好きだと言う。 ────でも、"貴方は違うでしょう?" そう思いたがっている風で。] (428) 2023/03/04(Sat) 11:07:28 |
【人】 黒崎柚樹[そんな思いは胸の中、形にならずに漠然ともやもやするばかり。 自分の心を落ち着けたいというのもあって、私はココアを支度したのかもしれなかった。 ココアを美味しそうに飲んでる武藤の顔は、私のよく知る顔で、私は何を否定したいのかも、よく解らなくなってしまうのだけど。] …………?宅飲み? [……そっか、私が"話したかったこと"は話してしまったわけなので。 私の側に宅飲みの約束を保つ理由は無くなってしまったんだな……と、武藤に言われて思い至った。] うん。武藤と宅飲み、したいよ? [だってまだ、"貴方"のお話は、聞いてないし。 勿論ノーカンで、と微笑んだ。] (429) 2023/03/04(Sat) 11:08:00 |
【人】 黒崎柚樹また"警戒心"って言う。 …………"いや、来てほしくないとかではなく"。 [まるで同じことを言われたなと思い出し、武藤っぽい口調で諳んじてみれば、まんま同じタイミングで同じことを告げられて。] ふっ…………、ははっ。 ほんと……変わらないよね。武藤は。 [泣きはしなかったけれど、複雑な表情で笑いつつ、不思議な事を告げる私に、武藤はどんな顔をしたんだろう。 ああもう、ほんと、武藤は武藤。悲しいほどに。 でもね、私の武藤は、あの事故の苦くて辛い記憶を抱えて半年の時を重ねてきた武藤なんだよ。 ────あの武藤に、逢いたいよ。*] (430) 2023/03/04(Sat) 11:09:18 |
【独】 黒崎柚樹/* 武藤武藤言い過ぎじゃありませんかね……。 そろそろ武藤がゲシュタルト崩壊しそうな感じに……。 色々中身にも解らなかった柚樹の心境がここにきてやっと解るという……(解らないまま書いてたんかい(そうです…… (-411) 2023/03/04(Sat) 11:10:28 |
【独】 武藤景虎/* うっ……、オレも早く会いたいんだが……?? なんかこう、柚樹のレスが常々オレのことが好きだと言ってくれてるのが嬉しいしかわいいからかわいいなってなるんだけど、今のオレにはそれができないのが、あーーってなる_(:3 」∠)_ (-412) 2023/03/04(Sat) 11:16:44 |
【人】 一匹狼 “楓”[眠りに落ちかけていた彼女をベッドへ運んだ後、中央のひとつを開けて端のベッドに潜り込んでから、彼はずっと微睡みの内にあった。 夢を見続けていたのだ。ごく浅い眠りの中で。 あの日在り方を変えてからずっと続く悪夢を。>>2 もっとも、正しくは“悪夢”ではないのだろう。 いつかは必ず現実になると確信の持てることだから。 必死に先送りにしているに過ぎない。 そういう意味では予知夢にも近いものだ。 そんな状態だったから、彼女が目を覚まし部屋から抜け出る気配とほんの僅かな物音で、彼の意識は自然と現実に戻った。>>426 眠りに落ちていたなら絶対に気付かないような小さな音だったけれど。 まだ朝と呼ぶには少し早い時間。 だからといって呼び止めるようなことはない。 背を向けたまま彼女の気配が遠退いていくのを感じ続け、どこにいるか見当がつかなくなってから、やっと小さく息を吐いた。 室内に人の気配が無くなった今、ようやく落ち着いて眠れるだろう。ごく僅かな時間であったとしても]* (431) 2023/03/04(Sat) 11:18:59 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[月は刻一刻と姿を変えていく。 新月と呼べる期間は終わる間際。 朝、彼が改めて目覚めるとき、気付くことになるだろう。 唯一“人間”らしく過ごせる一日が終わってしまったことに]** (-414) 2023/03/04(Sat) 11:19:14 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海「抱っこな、よしよし。ちゃんと掴まってなよ?」 きちんと首に手がかかっている感覚、ゆっくりと歩き始める。 歩き始めて早々、だっただろうか。 「ん?」と腕の中の人の声に耳を傾けた。 「ありがと。俺も大好きだし、愛してる。」 「……美海にそう言って貰うの、俺大好きなの。」 頭を撫でたくなったけど、今は手がふさがっている。着くまで我慢。 その代わり、……頬に口付けた。 本当は唇が良かったなって思った。 でも唇にはしないって、さっき自分の中で決めちゃったし……。 身から出た錆というか、じゃっかんあだになっている気がする気持ちを抱えつつ。 (-417) 2023/03/04(Sat) 11:53:45 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海着いたらゆっくり下ろして寝かせて、さっき出来なかった頭を一撫で。……なかなか離れない腕に疑問を感じたけど、貴女がその理由を教えてくれた。 「甘えん坊だなぁ、いいよ。」 二つ返事で請け負った。 「美海お姫サマのお願いは叶えてあげないとだからな!」 眠気を覚まさないよう、務めて静かに笑いながら。 俺だって、同じ布団で体温を感じながら寝たいから。 一緒のベッドで、今日は寝よっか。 (-418) 2023/03/04(Sat) 11:54:37 |
【独】 黒崎柚樹/* ゆんゆんと秘話の気配……(いいなぁ) ところで今、武藤の表の発言数が102ですねぶっちぎりですねイイヨイイヨー(柚樹さん93……くやしい……) (-419) 2023/03/04(Sat) 12:14:17 |
【人】 武藤景虎[くっきーは割と異性関係に潔癖そうだし、ガード的なものも固いのではと思ったのだけど。 いや、違うわこれ。 話せば話すほど警戒心のなさが露呈してくることに心配が増して来る。 今も、此方がいくら言おうと釈然としない顔してるし。>>427 男だと思われてようが否定してこないくらいなんだから、そもそもの認識として、いろんなことに自覚がないんだろうな、とは。 なまじ腕力やら脚力も高そうでタッパもあるわけで、いざとなったら撃退できるとか思ってそうだし。 そこに熱弁を奮ったところで、男だと思ってたお前が言うなと思われそうだ。 そうなんだけど、そうじゃない……、とは説明することは憚られた。 それになんだか、この場所で合流してからのくっきーはずっと心ここに在らずというか、話していてもオレを通り越してどこか遠くを見ている気がする。 あの時泣いた理由は結局なんだったのかはわからないけれど、オレには関係ないという風だったから、聞かされることはないのかもしれない。 それは少し寂しい気がしたが、つい先日までくっきーにとってオレは馴れ馴れしい研究室の知り合いにすぎなかったわけで、仲良くなれた(とオレは思っている)のはここ一日にも満たない時間なのだから、仕方のないことだとは思う。] (433) 2023/03/04(Sat) 12:25:50 |
【人】 武藤景虎[だから、オレだけ秘密を聞いて話していないのはフェアではないというのもあったし、何より話しておきたいのもあって、宅飲みの約束のことは改めて確認をしたのだけれど。] そっか、それならよかった。 [話したいことがあるだけじゃなくて、単純に楽しみなのもあるけどね、と“ノーカンで“と微笑むのに笑って返した。>>429] えっ……? 何、エスパー?? [次いで告げた警戒心云々の台詞に被せて同じことを言われて心底驚く。>>430 単にオレがそんなわかりやすい思考なんだろうか。 それにしたって同じタイミングで同じこと言ってこられたら誰だって驚くだろう。] 変わらないって何が……?? ……っ、ふ……まあ、いいや、うん…… [くっきーが笑い出した理由も全くわからずに、ひたすら不思議そうな顔をすることにはなったけれど。 見たいと思ってた笑顔とは少し違って複雑そうな表情に、眉根を下げた。] (434) 2023/03/04(Sat) 12:26:55 |
【人】 武藤景虎 ……なんか、ごめんな。 [どこか悲しそうな様子がオレのせいではないのかもしれないけど、それはそれで、わかってやれないことが歯痒い気がして小さく呟く。 聞き返されても、説明できそうにはなかったから、何でもないとは首を振って。] くっきーは、笑ってるとかわいいと思うよ。 [もっとちゃんと笑わせられたらいいんだけど、とは内心で。 封印してた言葉を告げると、漸く言いたいことが言えた気がした。 言ってから顔が熱くなる気がしたから、そろそろ寝るかとココアを飲み干した。] (435) 2023/03/04(Sat) 12:27:51 |
【人】 武藤景虎あー、オレ普段は朝強くないので。 あんまり起きないようなら叩き起こしてくれていいから。 [“普段は“というのは、美術館に向かう前に今日は早起きしたと話した覚えがあるが、あれはイベントごとなどの時は早く起きてしまうのだと説明する。 それ以外の時は午前の講義はあまり取らないようにしている程度には寝起きが良いわけではない。 今もイベントごとのようなものだとは思うし、くっきーと過ごすことを楽しみに思っているのは変わらないから早起きしてしまう可能性はある。 ただ、今日はあまり寝付ける気がしないから、とは口には出さないけど。 それにおそらくだが、異性のいる部屋だろうが爆睡できるらしい早寝のくっきーの方が早起きなする気がする。] (436) 2023/03/04(Sat) 12:29:10 |
【人】 武藤景虎そうだ、朝走りに行ったり温泉行くならおかまいなく。 多少物音立てられたとこで起きない自信があるし。 [オレは多分朝から外には出ないから鍵は持ってっていいよと話しつつ、不自然に離した左側のベッドに潜り込んで。 おやすみ、と背中を向けると、壁が近え……と思ってしまったけど仕方がない。 瞼を閉じると余計なことが浮かんできそうで首を振ると、電気を消した暗闇に慣れてきそうな視界だけでも暗くしておこうと掛け布団を引き上げた。]* (437) 2023/03/04(Sat) 12:29:30 |
【独】 黒崎柚樹/* また武藤が人を泣かせに来てるんだけど、どうすれば……? ねえ……っ、「くっきーは、笑ってるとかわいいと思うよ。」は反則、では…………っ!?!?! (をこれから本人←中身に直接言いに行くフェーズ) (-420) 2023/03/04(Sat) 12:31:46 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫 気持ちよすぎて、いつも死にそうですよ。 もちろん、今日もね…… 要さんの方は……? [大丈夫だとは思いつつも、やはりどこか心配で聞いてしまった。 唇にキスしてくれたお礼代わりに彼の額に口づける。 こうして大好きな彼の肌に触れながらイチャイチャしているのも好きなのだ。 本当に可愛いな、と小さく囁いたのは聴かれてなければいいのだけれど。 彼が可愛いより綺麗と言われるのを好むことに気づいてはいるけれど、でも自分は彼をあえて可愛いと言いたい。誰が見ても彼はわかりやすい美しさを持つ人だけれど、可愛いところはきっと自分しか知らないから。 もっとも自分しか知らない綺麗さも彼は持っていて、それを口にしていってしまうと淫らさとかセクシーさも際限なく口にしたくなるため、どこまで言語化していいのか悩んでしまうのだが。 そんな小さなことに自分がこだわるのも、追いつけない年齢差のせいだろう。 それはまるで永遠に追いつけない彼との差のように思えて、自分のそんな引け目のような思いにでもきっとそれに彼は気づかないだろうとも思っているし、気づいてほしくないとも思っている] (-422) 2023/03/04(Sat) 12:37:41 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫こういうところって、あまり水を使っちゃいけないと思っていたんですけど、水回り完備してるみたいだし、普通の家みたいですね。 [最悪、風呂に入れないのを覚悟していたのだけれど、それもあってポケットに入れてあるもの以外にも箱でコンドームを持ってきていたというのもあるのだが……彼に手を出さない自信の方がなかったから。 いつもと違う要の姿。それを見て欲情するなというのは鬼畜でしかない。 自分はそんな克己心があるほど枯れてない。本人に聞かれたら威張るなと呆れられるだろうか。自分らしいと笑うだろうか] ちゃんと食事の準備とか明るいうちにしなくちゃいけなかったかもしれないのに、ついついがっついてしまいました。ごめんね? [謝りつつも、まだ離れがたいとばかりに裸の彼の肌にキスを落としていく。 さすがに二回戦目はしないでおくつもりだけど、自分の物足りなさを補うかのように彼の雄に口づけて。 そのままそれを口に含み、喉奥まで咥えこむ。舌を動かして表面をねろりと撫でて。先端に口づけて唇で遊ぶ。 こうすると変則的な形で自分の方が彼に犯されているようだ。彼は自分の雌だと認知しているのに、これはあからさまな奉仕の形だから。 彼に甘えて何度もしてもらった行為ではあるけれど、今は自分がしたくて。 口を犯されているようで、実は犯している屈折した気分を楽しんでいた*] (-423) 2023/03/04(Sat) 12:37:58 |
【独】 片連理 “椿”ここからの方針、マイペース貫きつつ楓君を擽って行きたい、そんな感じ >それは確かに人間じゃねェよ…… うまく言えないんだけどこれがとてもすき 自分ならこの言葉は出せない気がする 赤ログ使いたくて一日待つ気だったんだけど、新月が終わらないと何も進まないことに気がついたので装飾にしました ところでここで犯せる罪は楓君を闇に走らせることだと理解してるんだけど、合ってるかしら (-424) 2023/03/04(Sat) 13:12:24 |
【人】 黒崎柚樹[この武藤も、あの武藤も、全部武藤だよ。 繋がってるよ。 自分でもそれは解ってるのに、"この武藤は違うから"と必死に否定して、否定の否定を目の前に突きつけられて、その度、泣きそうになってる。 だって。 だって、否定せず、受け入れてしまったら、私はもう二度と、"あの武藤"には会えなくなってしまう気がするんだもの。 ハロウィン当日に初めてのテーマパークに行ってゾンビに追いかけられたり、クリスマスイブに一緒に港町に遊びに行ったり。年越し、実家帰らないならうち来る?と誘って、二年参りを一緒にしておせち食べたり。 買って貰った指輪。開けて貰ったピアス。 たくさんの写真、たくさんの思い出。 そういうのが全部消えてしまう気がして、だからきっと、私は今の武藤を否定したかった。否定しなきゃいけなかった。 なのに……武藤は、やっぱり武藤なんだよ。 言ってることも考えてることも、全部、愛しい人、そのままで。] (438) 2023/03/04(Sat) 13:12:32 |
【人】 黒崎柚樹[微かに聞こえた。"ごめん"って。 囁くような真剣な声音に背がひくりと震えてしまって、視線で何をと問うても、いつもは雄弁な口も瞳も、何も答えてはくれなくて。 ────そして、今度こそ、心臓が止まってしまうかと思った。 "くっきーは、笑ってるとかわいいと思うよ。" 今の武藤は、それを自覚してるのかな。してないのかもしれない。 それは美術館で言われた言葉。 私は文字通りにしか受け取らなくて、受け取れなくて、「おそれいります……?」みたいな微妙な返事しかできなかった。 両思いになってからの武藤は、呆れるほどに"かわいい"を量産し続け、私も呆れながら否定するのに疲れてしまって。 そしてある日、唐突に気がついた。 武藤は美術館で言葉を交わしたあの日から、私以外の女の子には、絶対に"かわいい"を言わなくなっていたということに。 武藤の言う"かわいい"は、そのまま"好き"に直結してるということに。 自分の思いを口にすることは苦手な武藤が、一日に何遍も言ってくる"かわいい"は、全部、"好き"と同義だった。] (439) 2023/03/04(Sat) 13:12:54 |
【人】 黒崎柚樹 ………………っ、な、んで……。 ["かわいい"の返しが"なんで"なんて、"おそれいります"よりも酷いものだったろうとは思う。 でも、掠れ気味の声で呟いた私は、落ちそうになる涙を堪えるので必死だった。 なんで、そんなこと、言うの。 なんで、私の好きな武藤と、まんま同じこと言うの。 囁くような「なんで」は、武藤に届かなかったのかもしれない。 そろそろ寝るかと立ち上がった武藤とは視線を合わせないようにしながら、私も共に寝室へと移動した。] ……ん、あんまり起きないようなら蹴り飛ばす。 [私は早起きに慣れてるし勝手に目が覚めるから……と、ぎりぎり、普通の声音で言えたと思う。 おやすみなさい、と私も武藤に背を向けて。] (440) 2023/03/04(Sat) 13:13:25 |
【人】 黒崎柚樹[ばか武藤。 ベッド、壁にぴーったりつける必要も無いのに。 なんだか、すごく変な感じだよ。 ……ばか。 必死に脳内、他愛のない悪態で埋め尽くそうとしても、涙の方がよっぽどに正直だった。 堪えきれなかった滴がぽろぽろと落ち始めてしまったら、もう、止めようがなくて。] …………っ……ッ。 [喉が変に軋みそうになるのを、寝間着の袖を口元に当て、吸い込ませる。 どうか気付かないで欲しい。 どうした?なんて、聞いてこないでほしい。 そうされてしまったら、今度こそ私は、武藤に抱きついて泣きじゃくってしまいそうだから。*] (441) 2023/03/04(Sat) 13:14:05 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓”[顔を洗って、髪を梳く。 ふと鏡の中の女と目が合って、誰だろう、と考える。 自分の顔には馴染みがない。それが自分の姿だとはわかっていても、実感はない。一人でいる時には、ただ座って目に映るものをぼんやりと眺めている時間が長い。あるいは、旧い記憶を反芻することもある。そんな時には、自分に実体があるかどうかも怪しく思え、辺りの空気に溶けているのではないかとすら感じる。むしろ、彼女を見る誰かの目のある夢の中のほうが生きている実感を得られるくらいだった。 一人であったなら、あの湖のほとりでずっと座っていただろう。 今自分をこの場に存在させているのは楓なのだと、椿は思う。 『御心のままに』 これが夢であれ、現実であれ、椿にとっては大差はない。 だから、楓にとって、よき現実《ゆめ》であればいいと、そう願う。] (-425) 2023/03/04(Sat) 13:34:09 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也 やーん、…死なんといてや。 僕とまだまだイチャイチャしよ? ……ん、僕…、僕も。 [大丈夫やよ。 気持ちよかったで。と額に口付けてくれる彼に合わせ、此方からも額にお返しを。小さな囁きは拾ったけど拾わないふり、彼から言われる可愛いは最初ほど嫌ではない。綺麗のほうが好みだが、自分でもわからない可愛い処を彼がわかってくれていると思えば嬉しかった。けど、それを口にしないのは、年上としての見栄だ。彼の前では余裕のあるちょっと大人な恋人でいたい。年齢差を彼は気にするけど、その年齢差を逆手に取るように彼は包容力と優しさ、そして男らしさを持つ。 まさに理想の恋人。 きっと男も女も放っておかないだろう。 そんな彼を恋人として、愛してる。同時に、彼の理想でもありたいと思っている。淫らさもセクシーさも、彼を誘う為ならとことん突き詰めたい。互いに気づかず、気づかないでほしいと思いながら、結ぶ関係だからこそ 他者を思いやって、愛しあっているのかもしれず] (-426) 2023/03/04(Sat) 13:35:43 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也…んー、そうやね。 なんや近くに温泉あるって話やし? 調べてみたけど、最近のコテージはすごいなあ。 コテージ内に露天風呂があるところもあるらしいで。 此処がどうかはまだ見てないけど。 ……いっぱい、えっちなことできるで? [手を伸ばし、彼の身体にしなだれかかり。 会話の中に艶めく吐息を交えて、唇は耳を舐めた。箱ごとコンドームを持ってきたと知ったらやぁんえっち。と揶揄っただろうけど、其れを嫌がることはなかっただろう。だって、彼に手を出されるのが好きなのだから。自分だっていつもと異なる彼に興奮している。煽れるのならとことん煽りたい。 くすくすと笑って、彼のらしさに。 きっと誘いかけて] (-427) 2023/03/04(Sat) 13:37:03 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也それはいいんちゃう? 料理はいつでもできるしぃ。 誘ったのは僕のほうやしな。 …それに。 [謝る彼がキスを落とすのにも笑声を零し。 雄に口付けるのをみれば、あっと甘い息を吐いた。彼の雄が抜けた場所が疼く。彼が気遣ってくれたのは分かるけど、白濁が欲しいと奥がきゅんきゅんしているのにも気づいていて。] ……がっつかれるほうが 好みやし…っ んぁ [達した癖にうまく精を吐き出せなかった場所は、敏感になっており、彼の口に含まれる事で酷い快感を生んだ。ねろりと舐められた表面がびくびくと生物として悶えてちょろちょろと白濁を零しだす。口づけられた先端が啼くのを感じ。 手を伸ばして彼の髪を乱して] (-428) 2023/03/04(Sat) 13:37:44 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也でそ … …僕にも、ちょーだい やぁ [お口に。と甘くオネダリを。 彼がしたい行動を真似したがって、犯し犯されの関係を望んだ。本来、彼が騎士で自分が姫。命じる立場なのだが、恋人として、彼の雌として奉仕を自分も行いたいと願望を口にする。その間にも、彼の口内を犯す雄は頬肉を自然と突き出して、雄の本能を目覚めたがっていて。 許されるのなら、体勢を変えて 先ほど彼の熱を受け止めた薄い皮を歯と口、舌を使い。 剥がそうとするだろう*] (-429) 2023/03/04(Sat) 13:38:20 |
【人】 片連理 “椿”[冷蔵庫にベーコンを発見して、小さくカットしたベーコンを菠薐草と共に炒める。卵はたっぷりのオリーブオイルでサニー・サイド・アップに。ヨーグルトは少し迷って、混ぜずにざっくりと器に移し、その上に苺のジャムを乗せた。] やればできるのだわ。 [満足げに頷いて、リビングのローテーブルに皿を運ぶ。 食事をするには少々高さが足りない気もしたが、せっかく一面が広いガラス戸になっているのだから、外の見える明るい場所での食事も悪くはない。 ついでに茉莉花茶も淹れて、トレイにポットとマグカップをのせてそれもリビングへ運んだ。カップに茶を注ぐと。花の香りがふわりと漂う。 まだ赤い縞模様の部屋着を着たままの椿はソファに腰掛けて、楓が降りてくるまではマグカップを抱えてぼんやりと外を眺めている。]** (442) 2023/03/04(Sat) 13:49:38 |
【独】 片連理 “椿”うっかり書き落としたけどヨーグルトで迷ったのはまぜまぜ派とつぶつぶ派がいるからです 雀(仮名)くんはつぶつぶ派で椿はまぜまぜ派だった (-430) 2023/03/04(Sat) 14:13:51 |
【独】 武藤景虎/* うーーー…… どどどどどうしよう_(:3 」∠)_ いや、言ったらまずいかなとは思ったけど、女子と気づいたら言わずにいられなくて…… 気づかずに放置して寝るとか無理なんだが?? (-431) 2023/03/04(Sat) 14:14:14 |
【独】 黒崎柚樹/* う……、かわいい……っ >>やればできるのだわ。 言ってみたい。 「やればできるのだわ」 舌噛みそう……っ(敗北) ところで、安らかにすやぁして1d迎えるつもりが武藤がとんでもない爆弾落としてくれたもので、 「先生!武藤くんが黒崎さん泣かせてます!!」 みたいになってますよ……。どうするのこれェ……。 (-432) 2023/03/04(Sat) 14:28:41 |
【独】 武藤景虎/* オレが悪いのはわかりつつ、はー、かわいい(死)ってなっててマジですまねえ……いや、反省はしてるし責任はとります、はい。 (-433) 2023/03/04(Sat) 14:33:05 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗「うん」 首にきちんと手をかけて、体重を預ける。 身長は同じくらいなのに、筋肉がついて一回りくらい大きい身体はがっしりとした安心感があった。 「宗太郎も?···ふふっ、嬉しい。 ”大好き” だよ」胸の中にお鼻をすりすりとして甘える。 頬っぺたに口付けされれば、ぷくりとそこだけ不満そうに膨らんだようだ。 『そこじゃないよ』という言葉は口に出さずに、微睡みの中に消えていった。 (-434) 2023/03/04(Sat) 14:46:20 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[窓から差し込む朝日に誘われて目覚める寸前、 最後に見ていたのは、 この世の誰より食べたかった人の夢。] (-435) 2023/03/04(Sat) 14:47:49 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[意識が浮上するにつれ、つきまとってくる飢餓感。 人間として過ごせる日は終わり、人狼としての日々が戻る。 月の満ち欠けとともに繰り返し続けるサイクルの始まり。 次の満月にはもうもたないだろう。 何もかも忘れて見境なく人を喰らうに違いない。 そう思うぐらい、感じる飢餓は強かった。 昨日が新月だったとは信じがたいほどに。 だが、違和感もあった。 普段の旅なら、もう少し余裕があるはずなのだ。すんなり獲物が見つけられなくても大丈夫なように。 まるで1ヶ月遅れで旅立ったような……そんなありえない出来事が起きたような違和感だった] (-436) 2023/03/04(Sat) 14:48:11 |
【人】 一匹狼 “楓”[階下に降りてまず顔を洗い、ふと、鏡を眺めた。 鏡の中にいる自分は、昨日と変わりなく見える。 変わったとするなら、それは── 指を伸ばして静かにその輪郭をなぞり、すぐに掌で痕跡を拭い消した。] (444) 2023/03/04(Sat) 14:48:43 |
【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗頭を撫でて貰えれば、不機嫌なお餅も萎んでしまい。 「えへへ」 へにゃりなんて笑って、貴方を布団の中に引き摺りこんでしまいましょう。 いつもこのくらい甘えられたらいいのだけれど、中々難しいんだよね。 春先とはいえ、夜はまだ寒い。 美海さん専用の湯たんぽを、ぎゅっと抱きしめて。 「······おやすみなさい」 安心する匂いに包まれながら、瞼を閉じて。 今日もよく眠れそうだ、もう悪夢を見ることもないのだろう。 また明日。* (-437) 2023/03/04(Sat) 14:49:35 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫 それはすごいなあ。 あとで一緒に探索しましょうか。 [最近はやりのグランピングというやつだろうか。露天風呂なんてすごい、すごすぎる。 温泉があったりしたら隠し湯みたいで面白いなあと色々考えた。 それくらい水源が豊富な場所ならば、水道を引かなくてもポンプだけで大丈夫なのかと納得もして。 そして、いっぱいえっちなことができるという彼に、自分が考えていたことを見抜かれていたように思いバツが悪くなった。 彼の希望は自分の希望でもあって。 先ほど中イキだけした彼は、とろとろと精を漏らすだけだった。それを自分の口で吸いださないと逆流するのではと思ったけれど、口の中にちゃんと彼の味が流れ込んでくる。 感じすぎるのか恋人は心地よさげに髪を乱してくる。 みっともなくかき混ぜられたとしてもそれを見るのは要だけ。 その彼がしていることなのだから別に構わない。彼以外の人にはそれをすることを許さないのだけれど] (-438) 2023/03/04(Sat) 15:13:41 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫 もちろん、好きにしてくれていいですよ? [口寂しそうに要がおねだりをしてくる。 彼は享受するばかりを好まない、最高の支配者。そして恋人。 同じ性をもつからこそできることをお願いされて、すっと自分の身体の向きを変えた。 彼は器用に自分がはめていたものを口だけを使って外そうとしているが、着ける時ならいざ知らず、外すのはぴっちりとくっついているのまって至難の業だろう] そんな難しいことをしなくてもいいのに。 [くすくすと笑いながら、彼の目の前でそれを両手を使って外してしまおう。 彼がお預けをくらった気分にならなければいいけれど。 たぷん、とたまったそれは彼を求める自分の慾の量。口をあえて縛らず、力を失っている屹立に意図的にその中のものをこぼして、嘗めとって?と囁こうか] (-439) 2023/03/04(Sat) 15:14:18 |
【秘】 大学生 寿 達也 → 大学生 要 薫ああ、いい匂いがする……。 [そして自分は彼の雄に口を寄せ。漏れ出るものは吸い上げて、子供が母の乳をねだるように、根本の宝玉を揉みしだく。 彼の精の匂いを嗅いで、一滴たりと逃さないように丁寧に嘗めとっていった*] (-440) 2023/03/04(Sat) 15:14:46 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海"大好き"という言葉が1番"大好き"な男は、心に広がる多幸感と共に、少しの擽ったさを覚えた。 出会った当初より健康的になっただろう身体、それでも男の目からは華奢に見える。 腕首肩に感じられる重みに慈しみを感じ、甘えたり頬を膨らませる貴女を可愛らしく思いながら。 「美海可愛い〜」と口にも出しながら歩けば、すぐに足元は土の地面より歩きやすい場所へ。 (-441) 2023/03/04(Sat) 15:20:44 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海顔を覗き込むように見て、頬のお餅が笑顔とともに萎んだのを確認して、つられて笑顔を見せた頃に。 「おわ。」 布団の中に収納されたんだろう。 引きずり込まれて抱きしめられて、貴女の匂いがより近くになって。 ……少しだけ鼓動が大きくなった。 まだ、積極的な貴女を見る機会はそう……数は多くなかったように思う。未だに、新鮮な気持ちがするんだろう。 「 おやすみ。 」緑山美海様専用湯たんぽは高性能で多機能である。 ベッドまで運ぶサービスもあれば、背中をポンポンと一定のリズムで叩く機能もある。 寝付くまでぽんぽんと叩く。腕の中にいるこの人が、よりぐっすりと眠れますようにのおまじない。 ……それも、最近はもう要らないかな?と考え始めている。知っている限り、最近は寝起きも良い様子だから、そろそろ卒業の時期なのかなと。 自分は……ちょっとだけ、まだこうしてたい気持ちはあるけれど。 (-442) 2023/03/04(Sat) 15:22:16 |
【人】 鈴木 深江なんだ違ったか。 はは、お前は俺を食うのになぁ。 [巻いても食えんという言葉に声を立てて笑う>410。人の気を食らう化生に不死の身は無尽蔵の食糧庫だ。食らわれるのが気で良かった分はある。肉であっても無尽蔵だったけれど。 食われて死んで甦り再生し。 けれどそれを何度体験したとしても、自分は人間だと言える心の在り方はこの狐のおかげで手に入ったものだ。] (446) 2023/03/04(Sat) 15:25:26 |
【人】 鈴木 深江[こいつは別に良いやつではない。 悪いやつではないと否定もできない。 人間の味方だとか、それになりたいと思っている訳でもないし、俺と出会う前のやらかしだとかもあるだろう。知らない事もきっとたくさん。俺に対しても最初から優しかった訳でもない。 今はと問われると悩むところだが。 運命共同体という事実が根底にあるために、優しさも甘さも鈍っている気はする。 俺以外からは食わんという約束もしているから、他者への実害も余りない。あるとすれば化かした事での金銭的損害くらいか。 罪悪感もあるため極力やらないが、世間の移り変わりがはやいため、溶け込むためにどうしようもない時もあるため許してもらいたい。] (447) 2023/03/04(Sat) 15:25:59 |
【人】 鈴木 深江なんにするか。 米炊くんなら、おむすびにしよか。 さすがに天美は巻けんけどもな。 海苔あるか? あるな。 餅もある。 餅は弁当にゃ不向きだな。 焼き魚、は…まだ魚釣っとらんな。 きんぴらでも作るか。 [たくさんある食材を何も考えずに消費していいのも少しわくわくする。貝類等はあるが魚自体はいなかった。その代わりに玄関に釣り竿やクーラーボックスなどが用意されている。つまりはそういう事だろう。 魚は明日の楽しみにしよう。 結局準備に時間がかかり出る頃にはちらちらと星も輝いている。リュックの中身を詰め替えて、念のためにタオルや軍手も入れておく。折り畳みのロッドも入れたくなる。明日と言いつつ入れておくか… ならビニールも……。よし。] (450) 2023/03/04(Sat) 15:26:58 |
【人】 鈴木 深江[土地勘はないが、山の空気は読める。] くらいな。 [コテージの明かりが届かなくなったところくらいでそう笑って空を見上げる。葉の隙間から見える星は人里と比べ物にならなくて目を瞠った。 けれど、きっとあれは昔に足りない。 楽しさと眩しさと、物珍しさになってしまった懐かしさと、物足りなさ。傍にあるぬくもりがあるからこその郷愁は、決して嫌なものではない。] (452) 2023/03/04(Sat) 15:27:34 |
【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海明日は何をしようか……。 そう考えると、またワクワクとして眠れなくなりそうだから、目の前の人を見る事にして、寝顔を見て心を穏やかにする。 心穏やかになれば、そのうち眠気もやってくる。 眠気がやってくれば、瞼の重みのままに目を閉じる。 そして聞こえてくるのは、昼間とは打って変わって静かな寝息だ。 背を叩いていた手は添えられているだけの手となった。もう片方も既に、貴女の方へ回されていただろうから、お互いに抱きしめ合って寝ていたんだろう。 この時期に吹く、まだ寒さを纏った風は布団の上を滑るばかりで。 2人の間には入れなかったから 寒風はきっと歯噛みしたに違いない。 (-444) 2023/03/04(Sat) 15:27:54 |
【人】 片連理 “椿”[足音に続いて、声がした。 溶けていた輪郭が形を取り戻し、沈んでいた意識が浮上する。 ふわりと微笑み、応えた。] おはようございます。 ええ、ええ。どうぞ、召し上がってくださいな。 [楓が食べ始めると、自分も皿に手をつける。 菠薐草とベーコンを卵の黄身に絡める。味付けは最低限の塩だけ。シンプルだが、滋味があって良い。] (454) 2023/03/04(Sat) 15:38:54 |
【人】 片連理 “椿”[食べながら、楓の方をちらりと見やる。] ——楓様? [呼んでみたものの、何か言いたいことがあるわけでもなかった。 ただ、何かが違う、ような気がした。 琥珀色の瞳を、じっと見つめる。 その中にほんのわずかな影を見出したような、かすかな違和感がある。] いいえ……なんでもないの。 昨夜は、よくお休みになれましたか? [寝室まで運んでもらったことは覚えていない。 意識のない間に何かしていることはそう珍しくもなかったせいで、特に気にかけてもいない椿だった。]** (455) 2023/03/04(Sat) 15:39:55 |
【独】 一匹狼 “楓”/* そういや楓自身は剣と魔法の世界で暮らしてるわけだが 冷蔵庫あるん?って思ったときに 魔力が原動力の冷蔵庫ならあるのかもしれん……と思った 電力もまあ なくはないのかも スチパンみたいな……? 電池の話も通じるしな 電池、地元では使ってないけど(宝石に魔力詰めたやつ使う) (-445) 2023/03/04(Sat) 15:40:32 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓”[月の影響だろうか、と、うっすら考える。 椿には特に変化はない。椿の場合衝動は急に表れて、引いていく。 茶を淹れると言って片割れの元を離れ、そのまま狩りに出た日もあった。 行かせまいと抑える片割れを延々と詰り続けた日もあった。 思い出したくもない、過去のこと。]** (-447) 2023/03/04(Sat) 15:49:04 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空……、 [アスルに言われ、彼の瞳に映る自分を見る。 本当だった。浮かべられているのは笑みではない笑みで。 隠しきれない感情でぐちゃぐちゃの顔。 いいお父さんか、と呟く姿をじっと見つめる。 苦笑されるのはなんとなく予想できていたけれど、彼が心の内になにを思い浮かべたのかを知ることはできない。 だって、仕方ないのだ。 この人の子供をと願ってしまう心があるのは。] ……私からだけの幸せ……? [うん、と頷く。 ほっとしたように、でも素直に不安そうに。] (-448) 2023/03/04(Sat) 16:01:40 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空もっと……。 うん、空を一緒に飛ぶのなら、たくさんできるわ。 [涙に潤んだ目を細める。] 私もアスルと飛ぶのがなによりも好き。 [そういえば怖がったことなど一度もなかった。 初めてともに飛んだあの日から心は楽しさと幸せに溢れていた。 アスルと一緒だから。空は自由で。 風は時に気まぐれで、激しい時も、なかなかいうことを聞かない時もあったけれど、いつも最後には優しかった。 アスルみたいね、と笑ったこともあったっけ。] (-449) 2023/03/04(Sat) 16:02:46 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[アスルの柔らかな笑みに悪戯な笑み。 視界がぼやけていてもはっきりと分かるのは、これまでの年月で何度も何度も見てきて笑い合ってきたから。 ずっと一緒にいたんだなぁ、と思う。] ……うん。 [これからも傍にいたい。 ずっと、傍にいさせて。] アスルが浮気したら、水が溢れて大変なことになるかも。 [泣き顔が笑みに変わるのは自然だった。 頬に触れる大きな手は変わらず濡れたまま、もう片方の頬へは柔らかなぬくもりが涙の跡を癒していく。 くすぐったそうに肩が揺れ、淡い紫が瞬いて。 唇が重なり合うときにはそっと瞼を伏せた。] (-450) 2023/03/04(Sat) 16:03:22 |
【独】 緑山 宗太朗「ん〜……。」 いつかのタイミング。夜中に起きてしまったら、ぱっちり目が冴えて眠れなくなった時の話。 隣の人に「 起きちゃ駄目だぞ 」と頼んで、絡んだ腕へ、さっきまで自分が使っていた枕を抱かせてやった。むっくりと起きて台所の方へ向かえば、冷蔵庫を漁っている。 インスタントに調理できる食品を見つけても首を振って戻したので、腹が減っている訳ではなさそうだ。 (-451) 2023/03/04(Sat) 16:18:06 |
【独】 緑山 宗太朗「……。」 丸鶏を中心とした肉。酢と塩と砂糖。野菜室にあった人参……のはっぱ。ニンニク、りんごにしょうがエシャロット。スパイス棚からいくらか瓶を取り終われば早速作業に入った。 台所ではサクサクと何かを切ったり、すりおろしたり、混ぜたりする音が小さく、響いただろう。きっと自然音に掻き消されるほどの、小さな音だ。 ……出来た液体に肉を浸して、冷蔵庫に入れれば完成。 ちゃんと手を洗って、し忘れたことが無いか一応確認。……うん、良さそうだ。 ベッドに戻ってきたら「 ただいま〜 」と枕を回収して、元の場所へ。自分も元通りの場所へ収まれば、またまぶたが重くなってきた。 ひと仕事終えたし、もう一度寝るかと、睡魔に意識を持っていかせた 。 (-452) 2023/03/04(Sat) 16:18:24 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[月と星明かりが明るい夜だった。 波の穏やかな湖に光が映り込み、すべての境界が曖昧だった。 触れるだけの口付けはどこか神聖で。 でもいつものようにあたたかく。 別れではなく、これからを約束してくれる。] アスル、ぎゅっとしてほしい。 [アスルの腕の中が好きだった。 彼の翼の中と同じように自由で、でも身動きができないくらい包まれるのが安心できて、彼だけを想える場所。 胸元に頬を擦り寄せるように潜り込んで。 綺麗な景色も何も見ずに、オイルと鉄のような匂いに澄んだ風のような気配の混じるアスルを感じていた。 よく自分の髪は花の香りがする、みたいにアスルは言ってくれた。 とても嬉しくてそのまま受け取って、彼と会う前に花畑で時間を過ごしたり、本当に髪に花を飾ってみたり、もっといい香りって思ってもらえるように頑張った自分がいたっけ。 懐かしいな。たくさん思い出がある。 これからは、どれくらい積み重ねていけるのだろう。] (-453) 2023/03/04(Sat) 16:21:33 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[やがてヨーグルトに手を伸ばし、ジャムを混ぜ込んで全体が薄赤く染まる頃>>442。彼はふと口を開く] なあ、椿……。あのとき。 ……前にオレたちが会って、その別れ際に…… オレが他の相手と話してたとき。 ……どこまで聴いてた? [彼とあの気高き友とは>>60、しばらくの間語り合っていたが……その半分ぐらいは人狼同士の囁きによるもの。 あの場で他に誰かが聞き耳を立てていようなど、想像もしていないことだった。 なので聞いておきたかったのだ。 彼女がいつから囁きを操れたのかも知らないから。 そうして彼女をじっと見つめて答えを待つ間、彼が考えていたことといえば── “人狼同士でも美味そうには見える”という現実だった。 彼女はどうなのだろう。彼女の場合、食欲に月齢は影響するのだろうか。 それも尋ねてみたいことのひとつだったのだけれど、すぐに口に出す気は無かった]** (-455) 2023/03/04(Sat) 16:26:06 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[でも、顔を上げた時には瞳に輝きが戻っている。] 少しでも長くいられるように頑張るわ。 アスルがもっと大きくなったところ、見たいもの。 [もう成長期は終わったと突っ込まれそうだけれど。 おじさんになっておじいさんになって。 本当は、本当は、複雑な心の中でも、アスルには色んな幸せを掴んでほしいと思うのも全部本当だから。 ……アスルの中に残る自分があるなら。 怖さが薄れて、心の中にランプが灯ったように温かかった。 消えてから待つ間はひとりで寂しいかな。 でも大丈夫、きっと風はどこでも吹いてくれるから。 あなたの言葉を届けてくれるように。] (-457) 2023/03/04(Sat) 16:40:53 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空ずっと、貴方だけを想ってる。 私の、アスル。 [巫女にとっての守り人は当然だったから。 自分にはこれが、唯一の告白だった。 こちらから顔を寄せると、綻ぶように微笑む。 夜は星と月の光のように輝く銀の髪に触れ、耳元を掠め、そっと頬を撫で――誓うように口付けをした。**] (-458) 2023/03/04(Sat) 16:51:19 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” ああ…… [あの場の話は、だいたい聞こえていたと思う。 実際の声よりも、狼の声はよく聞こえるのだ。 茶をひと口飲んでカップを口元に当てたまま、記憶をたぐる。] あの方はヒトのままでいると。 対して、貴方は—— [少しためらい、言葉を濁す。] (-459) 2023/03/04(Sat) 16:57:34 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” 貴方に会いたい、と思ったのは。 [カップをテーブルに置いて、膝の上で両手を握りしめる。 どこから話したものだろう。] あの人は、少し前に死にました。 できればヒトとして生きてほしいと、そう言い残して。 [自分の手が冷たい。 喉を掻きむしりたくなるような衝動が生まれたが、椿はそれを無視した。] その言葉に従おうと思いました。 でも、やっぱり、できませんでした。 これ以上生きていていい理由も見つからなかったけれど、 あの人の願いに背くこともしたくはなくて。 それで、同じようなひとに会いたくなったの。 (-460) 2023/03/04(Sat) 17:47:30 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” 寂しかったのね、たぶん。 [小さくため息をひとつ。 我ながらおかしなことだと椿は思う。 生まれたその瞬間から、この世にいてはいけないものであったというのに。 わかっているのなら、自ら絶てばよいものを。 そんな簡単なことができないまま、椿はここにいる。]** (-461) 2023/03/04(Sat) 17:47:54 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也[一緒に探索という言葉には頷いて。 でも探索に行くとしたら明日やね。って頬を寄せた。今夜はゆっくり彼と過ごしたい。そんな気持ちで頬を寄せる。温泉に一緒に入るのもええし、川辺で過ごすのもいいと思う。彼と過ごすことが大前提にあり、いっぱいえっちなこともという気持ちは自分の気持ちでもあるのだが。 果てたばかりの身体には彼の口内は熱く。 感じやすい程、蕩けだす。 彼の乱れた髪が自分の快感を示す証拠で、流れる熱とともにおねだりを口にすれば、彼から良い返事がもらえ、身体の向きを変えた彼の根が目の前にともたらされた。 自然と溢れる興奮は彼に抱かれたときを思い出して] 聞くのは…大事やろ? ぁ … ん。やって [唇だけでは駄目だと言われれば少し悔しそうに 彼の刀身を覆う皮から唇を離しただろう。享受されるばかりではいられない我慢が足りない唇は、やってみたかったんやもん。と唇を尖らせるものの。笑いながら、彼の手が其れを取り外すのをじっと見つめて、欲の量にうっとりとしていれば] (-462) 2023/03/04(Sat) 17:51:57 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也……やらし…ぃ [はふっと息を吐いて。 それが零れるのを見つめれば、デコレーションされる屹立に笑う声を響かせよう。嘗めとってという言葉に応えるようにひとつ頷き。おそるおそる、いや、彼の反応を確かめるごとく舌を近づけて、ペロリと舐めた。広がる味は馴染んだもの。 自分を愛してくれる種の味だ。 きゅぅんと奥が啼いて] …やっ いい匂いや…なんて 自分の、……匂いには負けるで [ちゅぅ。とそのまま刀身にキスをして。 彼の唇が雄に触れて、吸い上げるのなら甘い声を発しながらも彼の屹立を清めていこう。白い色の部分を舐めて、吸って、喘ぎ。彼が揉み扱く場所をふるわせ、自然と腰を押し付けだし。] (-463) 2023/03/04(Sat) 17:52:30 |
【秘】 大学生 要 薫 → 大学生 寿 達也はぁ、ほんまええ…匂い 濃くて、強うて ……すき [先端にある白をべろっと舐め。 そのまま唇の中へ、雄の先を進めて飲み。彼に触れられる熱は、じりじりと限界を訴えるように腰を揺らし、愛された穴をヒクつかせ。何処までも、淫らないちゃいちゃを楽しむだろう。ずずっといやらしい音を立てて飲む味は、喉をねばつかせ、彼の刀身を飲み込んでいく。 下のお口で彼の熱を咥えるのも好きだけど こうして、上のお口で咥えるのも好きだ。 全身が彼のものなのだと実感する。 その瞬間が堪らずに。 彼の喉で達するようにびくびくと跳ねると同時。 堪るものを刺激するように玉袋を揉み。 そして、喉で先端を抑えるだろう*] (-464) 2023/03/04(Sat) 17:54:33 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 その時はペルラに暖めてもらわないとな。 [初めの頃、溢れた水に濡れたのは幾度もあったことだ。そのことを思い出しながら、自分からも応じるような答えをくれたペルラに嬉しそうに笑みを浮かべ、触れた唇の柔らかさは初めてをもらったときのような愛おしく甘美な響きと、自分の熱で染め上げたいような気持ちでいたから、恋人のお願いは自分もまた望むものであった。 無言でペルラを腕の中に抱きしめた。 強く、離さないという意志を込めて、互いにその熱を想いを刻み込むように。 それに機械交じりの中で生活することが多いアスルには、今日も好きな花の香りを堪能する時間は心が安らぐものであった。 これからそんな時間をどれだけ過ごせるだろうか。。 しがみつき、自分にだけ聴かせるか細いペルラの言葉には、自分も微かに首を縦に振るだけに留められた。] (-465) 2023/03/04(Sat) 18:09:19 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月 そうしろ。俺だってまだ一緒にやりたいことがあるんだからな。 って、でかくなるのを見守ってたのは俺だし、これ以上でかくなるかよ。 [流れるように突っ込みをいれて、ふふっと可笑しそうに笑う。 淋しさや怖さはあるけれど、だからといってそれまでの時間もこれからの時間も捨て去る気にはなれない。 思えば、ペルラを空に初めて誘ったとき、子供のように溌剌とした声をだして楽しんでいた姿を見たとき、自分はこの女の子に押し殺している奥の表情をもっとみたい。と思ったのだ。 だから、もし消えてしまうのだとしても、最後まで―――] ずっと、ずっと愛してるぞ…ペルラ。 [白金のような髪をそっと撫で、誓うようなペルラの言葉に胸を熱くして、自分もまた囁き返し、ペルラがいないと俺の幸せは得られないんだぞ。と教え込むように自らも唇を重ねた*] (-466) 2023/03/04(Sat) 18:10:26 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[問いに明確な答えこそ無かったが── 知っているのだ。一部始終を。 彼がそう判断するに、彼女の答えは充分なものだった。 少し前に死んだという『あの人』とは、彼女と共に在るように思えていた人のことだろうか、とひとまず推測しておくことにして] ……ヒトでないものが生きようとして、何が悪い。 [彼女が言う“生きていていい理由”は、彼女が人狼と知った楓にとっては、自分自身が生きていい理由にも等しく思われた] (-467) 2023/03/04(Sat) 18:28:18 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”ヒトでなければ生きてはならないのだったら、 ヒトでなくなったら生きる権利を失うのなら。 ……オレがあのとき生きようとしたことが、 間違いになってしまう。 そうは思いたくねーんだよ……。 [彼は6年前──より正確には6年半ぐらい前、人狼に襲われた。 そのときに必死の抵抗の末、負傷と引き換えに手製の銃で人狼の命を絶ち、一命を取り留めた。 が、傷を負ったのは体だけではなかった。 呪いによって魂に負った傷に在り方を変えられ、彼もまた人狼となった。地獄と呼ぶのが相応しいほどの悪夢を道連れに。 そしてその日以来、人間の道を捨てながらも人間のふりをし続けて生きている] (-468) 2023/03/04(Sat) 18:28:37 |
【人】 武藤景虎[気まずい、とはまた違った空気だったように思う。 くっきーの心の内も知らないままに、自分の伝えたいことを衝動的に告げて困らせるようなことは、これが初めてではないような気がするのに、それがいつのことで何を言ったかも朧気だ。 せめて何を思っているのか伝えてくれたら、何か言ってやれることはあると思っても、オレには関係のないことだと言われてしまったらと考えると、尋ねるようなことは出来そうもなかった。 ただ、何を思っているかはわからなくても、ひどくつらそうな様子だけが伝わってくることに胸が痛んだ。 秘密を知ってしまっても約束はなくなってはいないのだし、少なくとも、今此処にオレが一緒にいることを良かったとは言ってくれたのだから、必要として欲しいだなんて望むのはバチがあたる。] (457) 2023/03/04(Sat) 18:43:20 |
【人】 武藤景虎[なんで、そんな顔すんの? 気になる女の子以外には言ってはいけないらしい言葉に対して、今度は否定が返ってくる様子はなかったけれど。 ただ、極々小さな声で返された“なんで“>>440の声が胸の内の声と重なった。 すっかり覚めているはずの酔いのせいにも出来そうにない頬の赤みに気づかれないように僅かに視線を上げた先、捉えた表情に問いかけることは出来なくて。 空になったカップの底に視線を落とすと、甘さの度合まで馴染みのある気がするココアの舌に残った味が何故か苦く感じた。] はは、蹴り飛ばされるのは痛そうだから頑張って起きるわ。 [ほとんど同じ位置にある目線が合わないことに不自然さを感じながら、気にしてない風に冗談混じりに返すと寝室に向かって。 部屋の左右両端に離したベッドの上、お互い背を向けて寝るのは、それこそ不自然な光景に思えたけど、何より違和感が大きかった。] (458) 2023/03/04(Sat) 18:43:28 |
【人】 武藤景虎[灯りを消した室内で、おやすみと声を掛け合った後、静寂が流れて。 引き上げた掛け布団の中で目を瞑っていてもなかなか睡魔はやってきてくれそうになく、こうも離れた距離では背後に感じる気配もごく僅かなものだというのに、やけに鮮明に感じられたのは意識がそちらを向いてしまっているからだろう。] …………? [最初は気のせいかと思った。そう思いたかったのもあるけど。 いつまで経っても寝息が聞こえてこない代わり、殺したような嗚咽が鼓膜を揺らして。 …………え、泣いて、る……?? どうしよう、気づかないふりをした方がいいんだろうか。 意図せず何か悪いことをしたり言ったりしてしまったとか、さっきの会話で。 少なくともあの時から悲しそうな表情にはなっていたのは確かだけれど。 オレが行ったところでどうにかしてやれるものかもわからないし、気づかれたくないだろうことは声を押し殺している様子からも察せられた。 それに近づいたりしたら陣地を越えたことになるし、なんのために結構な労力を使ってこんだけベッド離したんだって話になるわけで。 寝るのも起きるのも早いって言ってたし、しばらくそっとしとけば寝てくれる、はず……、と再び目を伏せようとして。] (459) 2023/03/04(Sat) 18:46:35 |
【人】 武藤景虎[いや、無理だろ……。 ああもう、と声には出さずに被っていた布団を押し退けて静かに体を起こす。] ……くっきー? [反対側にあるベッドに小さく声をかければ、反応はあっただろうか。 あってもなくても、ベッドから降りると数歩の距離、そっと近くへと歩み寄った。 傍らに腰掛けると、ギシ、と軋む音が鳴るのがやけに大きく聞こえて。 それよりもうるさくなってくる鼓動を無視して、幾許かの躊躇の後、黒髪へと手を伸ばした。] (460) 2023/03/04(Sat) 18:47:22 |
【人】 武藤景虎………ッ、 [抱き寄せるのと、抱きつかれるのはどちらが先だっただろうか。 肩を震わせて嗚咽を漏らす背をそっと撫でると、何か向けられる言葉があるなら聞いたし、何も言わないようであれば此方からは何かを問うつもりはなかった。 益々眠れそうにはなかったけれど、泣き止むか泣き疲れて寝るまではそうしているつもりで、シーツへ体を横たえて。 腕の中で聞こえていた嗚咽が寝息に変われば、しばらくその顔を見詰めているうち、自然と意識は暗闇へと落ちていったと思う。]* (461) 2023/03/04(Sat) 18:48:02 |
【秘】 武藤景虎 → 黒崎柚樹────…… [言いかけた言葉は飲み込んで、濡れた眦にそっと唇を寄せると、強く抱きしめてから瞼を伏せた。]* (-471) 2023/03/04(Sat) 18:49:18 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” ——そうね そうかもしれません。 [曖昧な肯定を返して、椿は楓から目を逸らす。 シンプルな答え。 それはたぶん、正しい。] (-472) 2023/03/04(Sat) 18:59:40 |
【独】 武藤景虎/* 記憶ありのとらでは一緒のベッドで寝てなんもしないの無理なんだけどこれは童貞のとらなので何も出来ずに寝ることが可能…… 眠れるとは言ってない…… 思わず警戒心ーーとか、ばかって言いそうになったが、ばかと言いたいのは柚樹の方なので、言えないですよね…… 1d前半には諸々のイベントをこなして、記憶を取り戻したらいちゃいちゃするんだ…… (-474) 2023/03/04(Sat) 19:20:03 |
【人】 天原 珠月へ? 全部で70点? この料理は300点だけど。 [幼馴染>>398は何を言ってるんだ、という顔。 まさか先ほどの点数を合算されているとは思わなかった。] ああ、そういう計算……!? やっぱ雅空兄ぃ変なとこで真面目だよねぇ。 幼馴染やお兄ちゃんとしての点数は別物なのに。 [吹き出して。 ぽんぽんと軍手をしてない手で肩を叩く。 まぁその点数は教えないけれど。 そもそも王子と騎士の点数をわざわざ覚えているなんて、自分にそう思われたい気持ちでもあるの?なんてね。 幼馴染のいうお姫様が末っ子の意味なのは知っている。 昔からよく言われていたし、幼馴染のお父さんも一緒に可愛がってくれ、とても自然に受け取ってきた。] (462) 2023/03/04(Sat) 19:56:19 |
【人】 天原 珠月[牛モモ肉はローストビーフになるのだろう。 自分自身の料理の腕は、美容師として忙しく働く母の代わりに簡単な料理をどうにか作ってきた程度だが、小さい頃から幼馴染の店に入り浸っていた――客でもないくせに、邪魔になりにくい観葉植物に隠れた端っこの席でジュースを飲みながら、彼が店を手伝う様子をよく眺めていた――ので知識はそれなりにあった。 どんなソースが用意されているのかも楽しみ。 料理に関してぬかりのない幼馴染ならば、とろみのある美しいソースを作り上げてあるのだろうから。] どれからって言われると迷うじゃん……。 [むむ、と唸って幼馴染にお任せする。>>399] すごい、豪華だね。 ホタテにバター醤油ってなんでこんな合うんだろ? [幼馴染の食材の焼き加減は何より信頼している。 渡されるのを受け取ったり、お皿にのせて貰ったり、これは雅空兄ぃが食べなよと箸で摘まんで口に差し出したり――しかけて数秒止まったが、結局は有無を言わせず強引に突っ込んだ。 少し冷めているのは選んだから火傷はしなかったろう。] (463) 2023/03/04(Sat) 19:56:28 |
【人】 天原 珠月かんぱーい! [ふたり分の声が夜に染まっていく森に響いた。>>400 そよ風と静かな波の音。ぱちぱちという火の音。 耳に届く声が幼馴染の声だけで、それが楽しげでリラックスしていているものだから、なんだかほっとした。 幼馴染という関係は変わらなくて、心地良い。 タレで濃いめに味付けられた鳥は炭火の風味がきちんとついていて香ばしく、口の中でほろほろと柔らかすぎない感触が楽しい。 あえて塩とわさびだけを効かされた牛肉は噛めば噛むほど甘いような、これぞ牛!という感じの味がした。 最後の方はわざわざ言葉にして食レポしてあげたのだが、幼馴染の評価はどんなものだったのか。] ご飯が何杯でもいけちゃいそう……。 [これは最大の褒め言葉である。] この焼き鳥を入れたお握りとか、あー、お茶漬けも美味しそうだなぁ……朝から贅沢すぎるかな。 [和食もいいけど洋食もいい。 幼馴染が作ってくれるなら、尚更の話なのだ。] (464) 2023/03/04(Sat) 19:57:42 |
【人】 天原 珠月[焼き肉の後の焼きトマトは口直しに最適で。 じつはちょっと苦手な青臭さもなく、トマトってこんなに美味しかったんだなぁと思わせられる。] ……。 [ピーマンはおもわずじっと焼かれている姿を見つめた。 幼馴染用なんだろうとは思ったから箸を伸ばす気はなかったのだが、あれ、鶏肉を詰めたものも現れた。 ちらっと幼馴染の顔へ視線をやり、もう一度網の上へ。 数分後、ピーマンのくせにこんなに美味しくなるなんて、と唸っている姿があったことだろう。 何度かタイマーの音の度にコテージへ戻る姿を見守りつつ。 その後、しいたけの山椒にやられて涙目になっていたら、幼馴染の穏やかに問う声があって、そのまま顔を上げた。 あ、口の周りについているかも。子供みたいに。] (465) 2023/03/04(Sat) 19:58:59 |
【人】 天原 珠月学校は、さすがに慣れて落ち着いてるかな。 最初は焦るばかりだったから。 [つい最近まで課題で大忙しだったのだが。] 今でも上手くいかないことばっかりだし、周りに比べても色々下手くそだなーって思うけど……練習をちゃんとすれば少しずつでもマシになるんだって、どうにかやる気出してるところ。 あとね、色んなヘアスタイルを考えるのは楽しいの。 まだまだ技術が追いつかないのはもちろんでも、いつか、本当に形にしたいって頑張れてる。 [まぁお母さんの美容院のお客さんでそんな髪型を頼む人見たことない感じなんだけど、とくすくす笑って。] ……今度、雅空兄ぃの髪も切らせてよ。 [練習台になって欲しいと頼んだことはなかった。 幼馴染の今の髪型は母が仕上げたもので、飾り気なく見えてシャープさがあり、眼鏡の奥の目元が前髪の隙間から覗く、絶妙なラインがきちんと考えられている。 自分だったらどんな風に切るだろう、何度も考えてきた。] (466) 2023/03/04(Sat) 20:05:07 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” 貴方は。 狼に、「成った」のでしょう? [椿は再びカップに手を伸ばし、すっかり冷めきった茶を啜る。] ヒトの世界から離れようとは、思わなかったのですか。 ヒトの世界に在って、ヒトではないモノとして生きるのは、容易ではありません。 [離れてさえうまくいかなかった椿には、楓の行動は理解し難いものだった。 椿にしてみれば、楓ほどの強靭な精神をもって狼として生きながらヒトの世界で暮らすというのは、あるいは既にヒトの世界を見限っていているのだろうか、そんなことすら思う。 しかしそれでは昨日、仲間に生きていてほしいと言った楓と、今の楓が繋がらない。狼は、その仲間を喰らうものであるはずなのに。]** (-475) 2023/03/04(Sat) 20:13:06 |
【人】 天原 珠月コックコート。 あれ着たら雅空兄ぃでも格好良く見えるよね。 [にやにやと笑って。>>401 続く台詞は目を細めながら黙って聞いてから。] そっかぁ。 学校を卒業してからも修行の日々だ。 [それは自分も全く同じなのだろう。] 期間限定の料理、もう春のかな? 私、春野菜のパスタが食べたいー何か考えて! [なんて、冗談半分、実は本気半分。 今からメニューを考えるなんて間に合わないだろうけど、幼馴染なら来年にでも叶えてくれると思ってしまうから。 このキャンプの後は隣のお店に食べに行くね、と言って。 レシピ当てってどんなの?から、新しいメニュー案を尋ねたり、ここなら誰も聞かないからって常連さんの噂話なんて聞き出そうとしたり、テレビで見た白いオムライスの話をしたり。 お互いの近況から始まり、話題は尽きることなく、かといって相手が黙って食べていても気にならない、当たり前の時間。] (467) 2023/03/04(Sat) 20:19:23 |
【人】 天原 珠月[幼馴染との時間は日常だから。 バーベキューの時間も、そのひとつで。 楽しくてあっという間でも、寂しいということはなかった。 ――明日からも当たり前にそばにいると思っている。 最後のお楽しみはデザート。 またお姫様、なんていう呼び方とともに。] わぁ……きれい。 [こればかりは美味しそう、より先にそちらが出た。 ちゃんとガラスの器に盛り付けられたシャーベットは、火の明かりに氷がキラキラしていて、涼しげで。 しっとり柔らかそうに漬けられた桃の甘やかな香り。 思わずガラスの器を両手に持ち、見つめてしまいたくなったけれど、それではすぐ溶けてしまいそうで我慢する。] (468) 2023/03/04(Sat) 20:37:54 |
【人】 天原 珠月……専属コックさん? [今日の幼馴染はもちろんコックコートなんて着ていない。 キャンプに来ているのだから当たり前だ。 なんなら向こうもこっちも、顔に煤がついていたり、髪に葉っぱがくっついているかもしれない。 でも、綺麗な一礼に。少しだけ、変な感じがした。 顔を上げた幼馴染は相変わらずもさい眼鏡をかけていて、せっかくの髪型の整え方も自分から見たらまだまだなのに。 焚き火の近くにいすぎて、熱くなったのかもしれない。 なんで今更幼馴染に照れたりしているのだろう。] (469) 2023/03/04(Sat) 20:39:44 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”[茶を飲む彼女を視界に収めながらも、楓はヨーグルトを口に運ぼうとはしなかった。 狼に成った。 それは事実で、そのことを受け入れてもいる。 けれど] オレは……一緒にいたい。仲間と、友達と。 それまで通りに暮らしていたい。 離れてまで生きる意味が無い…… [彼女に向けて語る言葉は彼の本心。 望めば新しい暮らしを手にすることだってできたのかもしれない。人の世から離れながら命を繫ぐという道があったのかもしれない。 けれど彼は浮かんだ選択の数々を天秤にかけて、現状維持を選んだ] (-479) 2023/03/04(Sat) 20:39:54 |
【秘】 一匹狼 “楓” → 片連理 “椿”……だから。 オレの手で殺さないために、食べるんだ…… オレの暮らしとは無関係な奴らを。 飢えてさえいなければ殺さずに済む。 同じ暮らしを、続けていける…… ……他に考えつかなかったんだ。 [それが、初めての悪夢から覚めた日に──人狼となったことに気付いたその日にした選択。 そして、その日から今まで繰り返し重ね続けている罪]** (-481) 2023/03/04(Sat) 20:40:20 |
【人】 天原 珠月美味しい! ……けど。 [一口。文句なく味は最高だ。 そのくせ、ちょっと不満そうに見上げて。] 私はお客さんじゃないもん。 ほんとのお姫様でもないの。 ほら、雅空兄ぃの分も用意しなきゃ。 私の溶ける前に! 一緒に食べるんだから! [隣に座ってほしい。並んで星空を眺めながら食べたい。 そんな風に我が儘を言い、またせっついたのだった。**] (470) 2023/03/04(Sat) 20:45:30 |
【人】 黒崎柚樹[千々に乱れた心より何より、思っていたのは、"武藤に気付かれたらいけない"ということ。 涙は全然止まりそうになくて。 でもそれを止めようとするよりも、吐息や引き攣るような喉の音を止めるのを優先している自分は、やっぱり相当に混乱はしていたんだと思う。] ………………っ……ぅ、 [それでも時折、どうしても漏れてしまう吐息はあって、どうぞ気付いてくれるなと。 そう、思ってたのに。] !?…………ぇ…………、 [思っていたよりずっと近くから、"くっきー?"と名を呼ぶ声 >>460 が聞こえて、その呼び名にもまた涙が溢れてしまう。 ここに、私を"柚樹"と呼んでくれる武藤は居ない。 なのに、ベッドの軋む音が。手の熱が。声にならない、戸惑うような吐息が。 全部に突き動かされるように、私は武藤に抱きついていた。] (471) 2023/03/04(Sat) 20:51:24 |
【人】 黒崎柚樹…………ぅ……、……ふ、ぇ……っ、 [ああもう。 知ってるにおいがするよ。武藤のにおい。 私の大好きな。 この武藤は私の好きな武藤じゃない。 抱き締めていい武藤じゃない。 好きと囁いていい武藤じゃない。 全部解ってるのに、しがみつこうとする手の力は全然緩んでくれなくて。 そして抱き留めてくれている武藤の手も、緩ませよう、突き放そうとかの色もなく。 嗚咽の合間、「ばか」と「ごめん」という、武藤にはきっと全く意味のわからない、そのくせ強い意味を持つ言葉を漏らし続けていたように思う。] (472) 2023/03/04(Sat) 20:52:16 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月― 別れの時 ― [炎が燃え盛るように、二人きりの時は愛することをより遠慮しなくなった。 抱擁の回数が増えた。キスの回数が増えた。ちょっとしたことで愛するもの同士の繋がりを求めるようになった。 それでも脳裏には消えないものはある。 力を使い果たしたら巫女は消える。そういう言い伝えがある。実際先代の巫女は消えていった。 だが全ての巫女が消えたわけではない。力を使い果たす。というところは変わらないが 三つ前の巫女なんかは消えなかったそうだ。 彼女もそうだといいな。と思わなかった日々はない。だが島のこともある。次代の巫女も育ってきているが、投げ出していいわけではない。実際ペルラが巫女になったときも最初の頃は失敗ばかりだったように未熟ではあったのだ。少しでも長く――そして無事に巫女としてのお勤めを終えられるように。 怖さを覆い隠すように、そして後悔せずに忘れられないにいられるように、強く優しく熱情的に出来る限りの時間一緒にいた。 そうして日々が過ぎて、アスルは30歳に、ペルラは25歳になっていた。] (-483) 2023/03/04(Sat) 20:52:28 |
【秘】 黒崎柚樹 → 武藤景虎────……ごめん、ね……。 [最後、縋るように告げた言葉は、武藤の耳に届いたのかな。 それすらも、定かでないけれど。] (-484) 2023/03/04(Sat) 20:52:57 |
【人】 黒崎柚樹[いつの間にか、私は泣き疲れて眠ってしまっていたらしい。 夢をみたような気がするけれど、どんな夢だったのかは覚えていない。 でも、ひどく悲しくて、ひどく幸せな夢だった気はしてる。*] (473) 2023/03/04(Sat) 20:53:22 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[本日も途中に二度、野営地と村とで宿泊をとって、祈りの場の一つ、大地の裂け目のような谷をトンボ型飛行機に乗って降りていく。 その途中川から流れ滝のように落ちていく水を途中に掬い上げるように水筒にいれて] ん…飲ませてくれ、ペルラ。 [隣にいるペルラへと、その水をくれるか。という。別に自分でも飲めるのだがそこは恋人としてのものであった。 そうして祈りの場近くへと無事に着陸をする。飛行機の羽根がゆっくりと畳まれて内臓されていくなか。ペルラを抱き上げて、頬にキスをした。 甘やかしてるともいえるが、最近はペルラの身体はより消耗しているように思えての気遣いというのもあった。] さて、夜になるまではのんびりするか。 [幾度も使ったことのある湖の前に広がる庵までペルラを運んでいく。 広がる湖はやはり谷底のほうにあるからか少し湿っぽく薄暗い。 だがその分、秘密の場所のようだ、なんて笑っていたものだ] (-485) 2023/03/04(Sat) 20:53:22 |
【秘】 月島 雅空 → 天原 珠月[そうして儀式の時間。新月のこの日は星灯りしかなく、普段よりもより暗く感じる。 そんな中でも薄く輝くような巫女の姿を、守り人は常のように邪魔にならないように遠目で見守る。 ただここ最近の恒例として、巫女が祈る傍らでアスルも祈っていた。 巫女のようにこの浮遊島でもなく、ただただペルラの無事を祈るように、あの時にもらった真珠のイヤリングを手にしたままじっと祈っていた*] (-486) 2023/03/04(Sat) 20:54:07 |
【独】 武藤景虎/* うう……_(:3 」∠)_ 記憶ありのとらよりこのとらの方が悲しくて泣いてるとこ見てるから、こう…… なんもしてやれない歯痒さがすごい……うええ…… (-487) 2023/03/04(Sat) 21:03:18 |
【秘】 片連理 “椿” → 一匹狼 “楓” ……同じ、暮らしを [俯いていた椿は思わず顔を上げ、楓を見つめた。] そう、貴方は、そうなのね。 [唇を噛む。それがいかに過酷な日々であったか、椿には少しわかる気がした。 椿にはそうしてまで維持したい暮らしはなかった。そもそも、元より椿はヒトの世界に出ることはなかった。だからできるだけ関わらなくて済むように、片割れが生きていた頃も、いなくなってからも、人里離れた地で隠遁の暮らしを送っていた。それでも、誰かを喰うたびに片割れが悲しい顔をすることが悲しかったし、頭の中にあるヒトの像に自分が合致しないことで世界にまで見捨てられたように思われて、それが絶望を誘った。 楓はそれを一人で、真正面から見据えながらそれでもヒトの世界で生きてきたというのか。] ……どんなにか、 [苦しかったのでしょう。 彼のこれまでを軽んじるような気がして、その言葉は喉を越えられない。]** (-488) 2023/03/04(Sat) 21:44:34 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空― 別れの時 ― [あの別れようとした日から幾年も過ぎた。 力の調整を心がけ、常に島のために力を蓄え注ぎながらも、アスルとの時間を諦めることはなかった。 25になるペルラはもうどこから見ても大人で。 悪戯っぽさとやんちゃさのなくならないアスルもまた30となり、見つめる者をドキリとさせる深い魅力を漂わせていた。] ……仕方ないわね。 [役目へ向かう道中。 水筒から自分で飲めるくせに頼まれて苦笑してしまった。 でも笑みには甘やかさが添えられている。 この前は照れながらそのまま水筒を口に運んであげたのだけれど、今回は――唐突に自分の口の方へ、そして含んで。] ん、…… [アスルの腕を引き、つま先立ちになる。 多少揺れても大丈夫。きちんと抱きつくから。 岩肌に映る影がそっと重なった。 ペルラが想いを込めた水が、アスルへと届いたことだろう。] (-489) 2023/03/04(Sat) 21:52:26 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空[楽しい空の旅は終わり。 あっという間に感じるのが少しさみしくて、でも、帰り道もあるのだからといつも自分に言い聞かせる。 ふわりと抱き上げられて、頬に落ちるキス。 くすぐったげに微笑んで身体を委ねた。] うん、そうしましょう。 今回は多めに真珠も作れているから……あまり無理をしなくても大丈夫じゃないかと思うの。 [新月の夜の祈りはより力を使うことが多い。 一説によると月光の助けを得られないからというが、自らの真珠は月のような光を帯びているし、その通りかもしれない。 首から提げたガラス瓶に真珠が幾つも揺れている。 日々時間をかけて作り上げたこの島への祈りの結晶だった。] (-490) 2023/03/04(Sat) 21:52:31 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空アスル、行ってきます。 [祈りの間はすぐ傍に居ることはできない。 太陽が沈み、空が夜の色に変わっていく頃、身体を離す。 最近新しく仕立てられた巫女装束のローブは深い青の生地に銀色の糸で細やかな刺繍がされていて、星明かりに煌めく。 そして淡くなり白にも銀にも近くなった月色の髪と、赤みが薄れ紫というよりは空色のようにもなった瞳。 湖へ裸足で踏み出そうとして、一度止まり。 珍しく振り返ると、アスルを探して――まるで祈るように自分を見つめる彼を見つけて――綻ぶように微笑む。 そうして、幼い頃と同じ。 片手を上げてひらひらと手を振ったのだ。] (-491) 2023/03/04(Sat) 21:52:36 |
【人】 月島 雅空[ただ自分が食べる以外のものとしても、美味しそうに食べる幼馴染が、どう美味しいのかと一生懸命伝えてくれる様が嬉しくも微笑ましく目を細めて見守って過ごすのは良い時間だった] 確かに、明らはごはん主体にするか。 [珠月>>464からの最大の誉め言葉に嬉しくありつつ、自分も同意するように深く肯く] 今日は来て早々だったが明日からは時間もあるからな。リクエストあるならある程度叶えられるぞ。 [到着時間から考えて、事前にいくつか用意しておいてよかった。と思いつつ、焼きトマトや、苦手なピーマンを鶏肉が詰めてだと食べて、妙な敗北感を漂わせている幼馴染。そしてしいたけに山椒をかけすぎて悶えてるのをみて、我慢もせずに声を出して笑ったりしながら食事が進んでいった] (475) 2023/03/04(Sat) 21:57:58 |
【人】 月島 雅空[そして珠月の学校生活を口を挟まずに相槌を打ちながら聞いていく。 周りと比べたりはしかたないとしても、はぶてることなくがんばっているらしい。 それに声の色的にも強がっているわけではないのが伝わる。] 新しい形をつくるのって大変だからな。俺も今までにあったものを学んでいって案が出てくるものだしな。でも珠月の表現したいものが見えるようになるのが楽しみだ。 髪か。なら夏前ぐらいには切るからその時頼むな。 [天原母のお店でいつもきってもらっている雅空はというと、その技術の細かいところはわかっていないが、珠月が試したいというなら対して悩むことなく頷くのであった。] (476) 2023/03/04(Sat) 21:58:10 |
【秘】 天原 珠月 → 月島 雅空……。 [湖を、水の中を、歩いて行く。 腰ほどまで冷たくも温かな水に浸すと、瓶から手のひらに移していた真珠の粒たちを――星を散らすようにまいた。 ぱぁっと広がる光の粒。 いつもより暗い夜に、まばゆく優しい光が灯る。 祈りの言葉を紡ぐ。 いつも、夜通しそうし続ける。 ――でも、気づいてしまった。意識の片隅で。 気づいていたけれど、もう、どうすることもできない。 足の感覚が消えていく。 泡になるように、真珠が溶けるように。] (-492) 2023/03/04(Sat) 21:58:16 |
【人】 月島 雅空 清潔感と姿勢。それがあればいいんだよ。 [あれを着てるからかっこいい。と暗にいってる珠月に持論を述べるようにいうにはいうが] …まぁ、でもコックコートって確かにかっこいいんだよな。 [素直に子供の頃から思っていたのも事実である。ただ自分がといわれると照れのほうが出るからそういう強がりめいたいいかたにもなってしまうのだ] そういうこと、珠月も学校卒業した後のほうが本番だって思って今はゆっくりやってけばいいって思うぞ。 [といってもなってみないとわからないか。とは内心で呟きつつ] いや、流石に今更は――まぁ、やれるだけやってみるけど期待はするなよ。 [咄嗟に浮かぶものとして、春野菜のっていえば定番では野菜とニンニクをつかったパスタになりそうだが、定番でいいものかどうかは父と相談だろう。有限な時間の限り、とあるけどな] (477) 2023/03/04(Sat) 21:58:41 |
【人】 武藤景虎……うん、 [抱き締めた先、嗚咽混じりに溢され続けていた“ばか“や“ごめん“の意味はわからなかったけど>>472、告げられる言葉一つひとつの合間に相槌を打って緩く背を撫で続けていた。 縋るように回された腕の温もりや感触は、知らないもののはずなのに、さっきまで背を向けて横になっていた時に感じていた違和感が拭われて、収まり良く感じてしまうのは何故だろう。 感じる匂いが何か大切なものを思い起こさせる気がして、じわりと胸の内が熱くなるような感覚がする。 “ばか“と言うからにはオレに原因があったのだと思えば、どこか安堵するような気持ちもあって。 武藤には全く関係のない話だから放っておいてくれと言われるよりはずっと、と思ってしまうのは、何もしてやれてないのに勝手な話ではあるけれど。 謝らなくていいのにと緩く首を振るのは、“ごめん“の意味はわからなくても、そう告げるくっきーの方がつらそうだったから。 そのつらさの半分でもいいから引き受けてやれないことが歯痒く思えた。] (478) 2023/03/04(Sat) 21:58:50 |
【人】 月島 雅空 お、こっちもそろそろいいぞ。 [ローストビーフを包んだアルミホイルをあけてみて、包丁で軽く端のほうをきってみて具合を確認した。 ソースはというと>>296で作ったものだ。バルサミコ酢のフルーティーな香り高い味わいと、馴染みある和風の味付けのミックスである。 まな板で一枚二枚と切ってみて、ソースを軽くかけてみて] 食べるか?珠月・・・・・あーん。 [先ほどの仕返しぐらいのつもりで、こっちはあまり気にせずお兄ちゃんしているつもりで、素直に食べるか嫌がるかはわからないが] あぐ。むぐむぐ。 [するだけして自分で食べるのであった。んむ、さっぱりとしたローストビーフに和風バルサミコ酢ソース。これはごはんが欲しくなるし、パンにだって合うだろう。 ―――なんてちょっとした悪戯をしたあとは、悪びれなく謝りながら、珠月はどれだけ食べる?とその分切り分けるのだ。] 全部食べなくても大丈夫だからな。余ったらサンドイッチにでもするか。 [そんな風にして時間が過ぎていった。] (479) 2023/03/04(Sat) 21:58:56 |
【秘】 武藤景虎 → 黒崎柚樹……此処にいるから、大丈夫だよ。 [微かに聞こえた言葉には、少しは安心出来たらいいと願って小さく答える。] (-493) 2023/03/04(Sat) 21:59:10 |
【人】 武藤景虎[人がいるところだとよく寝付けないはずだったんだけどな、どうしてだろう。 静かな寝息が聞こえてくるまでは、胸の鼓動はうるさいままではあったけど、こんな風に誰かを抱き締めて寝たことなんてないはずなのに、ひどく懐かしいような、当たり前のような気がして、安心して眠りに落ちていくのを感じていた。]* (480) 2023/03/04(Sat) 21:59:21 |
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