人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


一日目

村人:9名、人狼:1名

【人】 隣国の貴族 オーランジュ

音楽といえば、新しく楽士を雇いたいと言っていましたね……

視察がてらに、聴きにいくとしましょうか。
(0) 2020/09/21(Mon) 0:00:00
コミット要求:ON

平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a0) 2020/09/21(Mon) 0:03:47

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

>>65
諺か…うまいな
(-0) 2020/09/21(Mon) 0:07:52

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

>>1:65
いつの間に更新されてたな
(-1) 2020/09/21(Mon) 0:08:52

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場─


[まだ時間は朝にも関わらず
大勢の王侯貴族の方々、楽士の皆様方。
出場者の方々に見物人の方々までもが押し寄せ
まさしく大盛況という言葉が似合いの状況でした。

宮廷楽長によるコンペの開会宣言が告げられ、
会場は割れんばかりの拍手と熱狂に包まれました。
やがて審査員の紹介に移り、私の名前が呼ばれると
席を立ち、カーテシーをして再度席に着きました。
>>0:108>>0:109]


 (今年はどんな才能が見つかるのかしら)


[本日は宮廷の舞台付き大庭園が会場なので
屋外な分、音が響きやすい代わりに
風で音をかき消されてしまう可能性もあるため
楽器によっては大変不利になる会場。

屋内での演奏希望者は2日目に夜会に使われます
舞踏用の大ホールで演奏が可能ですので
問題は全くございませんが。]
(1) 2020/09/21(Mon) 0:30:14

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[屋外庭園は宮廷に近い通りからも
音が聞こえやすく、遠くから眺めようが
聴衆に近づいて紛れようが十分楽しめましょう。

屋外会場の良いところは飛び入りも容易に受付やすいので
当日まで怖気付いていた者が演奏や歌に触発され、
勇気を振り絞って飛び入り参加を受付役に申し込む例が
毎年見られますので、それもまた一興だったりしますの。]



   『それでは番号1番の方、舞台へ』



[司会進行役がマイクを持ち、
奏者が舞台に上がるのを大勢が待ち侘びます。
才能よ、咲きなさい────聴衆の視線と
今この瞬間の空気は貴方達だけのもの。]
(2) 2020/09/21(Mon) 0:31:04

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[番号で呼ばれた出場者が自己紹介し、
楽長による開始の合図で始めるのが通例。
勿論演奏から入っても構いませんが
自己紹介は必須。


演奏が終われば審査員が思うことを包み隠さず
正直に打ち明けてしまうものですから、
狂喜する者もいればその日は立ち直れず凹む者も。


そして、1日目全ての演奏を聴き終えれば
会議室に審査員一同が集まり改めて審議。
2日目もそれを繰り返し、受賞者を決めて行く流れ。]
(3) 2020/09/21(Mon) 0:31:31

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 
   『健闘を祈る』



[楽長の言葉を皮切りに、音が 始まった]*
(4) 2020/09/21(Mon) 0:32:06

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

メイレンさんが取っ掛かり作ってくれたけど、
こっからどう繋いでいくベ。

参加者少ないんだよなー
エヴィは後で参加するとして
ニコロは参加の意思なさそう?だし、

メル―シュは花屋、ティグレは修理屋だし、
ウェールズは従者に徹してるように見えるし。
メイレン・ウェールズは審査員。

一日目は適当にNPCの出番ってことにして、
2dまでに伏線回収しとくのがいいかね

自分は2d序盤に出番終えて、エヴィに繋ぐ感じで行きたい。
(-2) 2020/09/21(Mon) 0:44:51

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

つかエヴイさんはふんじばってでも音楽祭出演させるからな
あんなん見たら優勝させたくなるだろ…
(-3) 2020/09/21(Mon) 0:45:59

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

2d序盤じゃ駄目だ
このバンドに朝は似合わない()

出番の前に縁故作っときたいのと屋外使いたいから(>>1
2d夕方あたりを理想としつつ、
ログの伸び次第で1d夜に前倒しで。
(-4) 2020/09/21(Mon) 0:51:34
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a1) 2020/09/21(Mon) 0:56:03

2020/09/21(Mon) 1:05:06

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─回想・1年前と第三王子殿下の過去と秘密─



[リジィ第三王子殿下──王子殿下が
一時期王族の方々にとって“上品ではない”>>0:100
御学友とご一緒になり、異国の電子洋琴や電子弦琴や
それらを用いた楽曲をお好みだったのは
私も噂でとはいえ存じ上げておりました。


古き良き伝統を重んじる方々も
決して嫌いではございませんでしたが
私はそんな王子殿下が先入観をお持ちになることなく
新たな楽器や音楽を受け入れる姿勢に
音楽を愛するものとして尊敬の念を覚えましたわ。


ただ電子弦琴>>0:101をお取り寄せになられたことは
全く存じ上げないものでしたから
知っていたら「私にも!私にもお見せくださいまし!!」と
好奇心も相まって、私殿下に懇願したでしょうに!!
何せ私でも手に入れられるかどうかという楽器でしたもの!]
(5) 2020/09/21(Mon) 1:38:33

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[ですが、ある日殿下が何となしではございますが
御心が大変気落ちされたように思え
お声をお掛けした時がございました。>>0:102


それが奇しくもレイズ第二王子殿下に
わざわざお取り寄せになられた電子六弦や
音盤までもが全て処分されてしまわれた
まさにその翌日であったことなど露知らず。>>0:102



……捨てるのなら、せめて私が賜りたかったわ……。
使える楽器を捨てるなど、音盤を捨てるなど
勿体無いではありませんの!
音楽好きから好きな音楽を奪うとは
拷問に等しくありませんこと!?]
(6) 2020/09/21(Mon) 1:39:07

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[そんなリディ第三王子殿下──殿下が
私の研究熱で海外の音盤を取り寄せているのを狙い



  借りると仰ってお気に入り奪還を実行していたなんて
  私完全に予想外でしたわ!?>>0:102

  
或る世界ではそれを借りパクと申しますのよ殿下!?




その後宮廷楽士養成所、編集長と
殿下の逞しい行動力が功を奏し
御好きな奏者達を招聘出来たということですから
殿下はある意味大物かもしれませんわ。>>0:102>>0:36]
(7) 2020/09/21(Mon) 1:40:24

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[もし殿下の音楽趣味や今回の招聘の一端に
私が関わっていたことを知ったのであれば、
御噂はかねがね伺っていた私です。>>0:100>>0:104


レイズ第二王子殿下に睨まれるかもしれませんね、と
ため息ついて音楽の方はむしろリジィ第三王子殿下に>>0:102
私が教えを乞おうとお願いしたことでしょう。


────ええ、ええ!
私は音楽にしか興味がない分野国籍一切不問
常識新旧何のそのな研究系雑食『大変人』ですもの!!
>>0:34>>0:51>>0:104



……音源を欲しいではなく“借りる”と言ったところは
少しだけ怒ったかもしれませんけどね?>>0:53>>0:56
仰っていただければ遠慮なく差し上げたのに。]
(8) 2020/09/21(Mon) 1:41:08

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[そんな『大変人』の私と、
紆余曲折あって音盤と電子六弦の奪還及び
御好きな奏者達を招聘することに成功した殿下。
殿下に招聘され、この国を訪れた奏者6人。
>>0:4>>0:37>>0:38>>0:103


少なくとも私が保守派のような思考の持ち主かと言われれば
自他共に「否」が帰ってくるでしょう。>>0:104


審査員席の真後ろにある王族席で
妙にそわそわしていらっしゃるリディ第三王子殿下と
>>0:108>>0:109
もし振り返ったら思わず吹き出してしまいそうな
そんな光景に気付かず審査を務める私。


私達と奏者達が相対するまでの時は
刻一刻と迫っておりました。
彼らが屋外を希望していれば1日目に、
屋内希望であれば2日目にお会い出来るはず。>>1>>2]
(9) 2020/09/21(Mon) 1:41:56

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[“今は” まだ誰も知らぬ未来のお話。>>0:104





間も無く 
“誰か
”が知る未来のお話。




その出会い方が、知るきっかけがどうであれ、何であれ。





その結末が────どうなろうとも。]*
(10) 2020/09/21(Mon) 1:45:44
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a2) 2020/09/21(Mon) 1:50:32

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
うーん、やはり私の回想
各所にご負担をお掛けしてしまった模様でございますわね……。
若しくは単に回収の機会を伺っているのでしょうか。

過度確定……にならないよう心がけてはおりますが
もし私に何か粗相がございましたら
エピにてご教授賜われますと幸いですわ。

直近ペア村に参加していたとはいえ
実質1年近くブランクが空いておりますと
調子が戻るまでこんなに時間が掛かりますのね……。
(-5) 2020/09/21(Mon) 1:58:50

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
>>10の黄文字は態とですわ。
未来は不確定のため、敢えて完璧に色を付けなかったこと。

一つの結論を迎えたとしても、
それがどう感じるかは本人や第三者次第で
幾らでも変わりますもの。
ですので(私視点での)一側面という意味で。

書いてて訳分からなくなってきましたわ()
(-6) 2020/09/21(Mon) 2:04:18

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
会場描写どなたかにお任せした方がよろしかったかしら

(書かないと他の方が動きにくい?と思っていた顔)
(会場の描写探したけど無さそうに見えたので描写しましたの)
(皆様宴の時間軸か回想描写をしていらしていたように
 見えましたので)
(見落としであれば本当に申し訳ございませんわ)
(-7) 2020/09/21(Mon) 2:07:26
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a3) 2020/09/21(Mon) 2:12:23

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
>>n:0
「音楽の新しい風潮を作り上げて行く」と書いてあるのに
私の描写のせいで保守派が生まれ、
保守派傾向の空気を作り出してしまった点は
本当にどうしましょう……。

この国だからこそ許されるであろう性格をと
描写していたらどうしてこうなりましたの?orz
(-8) 2020/09/21(Mon) 2:19:21

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
>>0:n0でしたわ……
(-9) 2020/09/21(Mon) 2:21:48

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―コンペ会場―


[ 人波をかき分けて会場にたどり着くと、
  すでに、そこは優雅なこの国らしからぬ、
  熱狂と歓声の渦に飲まれていた。>>1


  正直、予想外だ。
  豪奢にして閑静なホールで、
  厳格な審査員達の、針のような視線を
  浴びながら、粛々と演奏を披露するものと
  ばかり思っていたから。


  舞台は二種類用意されているようで、
  出演者の使用楽器などに合わせて
  希望を汲んでくれるようだった。>>1

  エリクソン達6人組の使う舞台は当然、屋外庭園。

  室内だと、大量の大型機材が王宮内の
  磨き上げられた床を傷つけてしまうし、
  なにしろ会場の音響が、いくら大ホールとはいえ
  彼らの使う楽器に合った設計では
  なかったからだ。 ]

大庭園が舞台となると、音の抜けの良さでは
俺らは抜群にアドを得ているな。
  
一つ、大きな懸念もあるのだが…。
(11) 2020/09/21(Mon) 2:27:58

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―楽屋へ―



[ 音楽会の出演者には、
  特設舞台の背後に、分厚いビロードの幕で囲われた
  特設の楽屋が用意されている。

  出演者に配布された『通行証』
  (藍色の地に銀糸で縫われた縦線が入ったもの
  ―宮廷楽士を表す銀と関係があるに違いない)
  を守衛に見せて許可をもらい、 


  …楽屋に足を踏み入れた。

  そこには、文字通り老若男女問わず、
  貴賤も国籍も問わず、
  さまざまな参加者がいた。
  
  豪華なドレスを纏った、
  すでに舞台慣れしてそうなソプラノ歌手が
  いるかと思えば、
  あどけない表情ながらも燕尾服を着て得意げな、
  幼い木琴奏者もいる。>>0:33


  昨日、自分が見た、
  『貴族然とした』音楽家たち>>0:26は、
  きっとほんの一部でしかなかったのだろう。 ]
(12) 2020/09/21(Mon) 2:28:28

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 自分の出番はまだ先だ。
  屋外を使うのは本日。
  時間帯は『辺りが闇に染まる頃に』と指定した。]


時間が惜しい。
俺らは、俺らがやるべき事をやるまで。

 
[ エリクソンは音楽家達のひしめく楽屋に踵を返し、
  仲間達のもとへ向かった。]*
(13) 2020/09/21(Mon) 2:29:26

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

伏線回収できるかなーーーー
屋内のほうがよかったかなーーーー
(-10) 2020/09/21(Mon) 2:32:00

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

ぬぅぅもうちょっとエヴィさんとお話ししたい…
つなげられるかなぁ

いざとなったら「ただいま押してます」で時間先延ばしにしちゃお
(-11) 2020/09/21(Mon) 2:33:50
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a4) 2020/09/21(Mon) 2:38:56

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

(遠くにメイレンさんとリディ第三王子が見えたってエピソードと、
すでにコンペの第一演奏者が演奏始めてるってエピソード書き忘れた顔)

今日の9時くらいからずっと箱の前座ってるんやで……
遅筆よ……
(-12) 2020/09/21(Mon) 2:53:11
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a5) 2020/09/21(Mon) 3:07:56

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・宮廷の>>1>>2



[審査は少しずつ進み、一桁台の番号が
二桁台に差し掛かろうとするあたりの頃でした。
まだ日は高く午前中と呼べる時間帯。]


  あなた、基礎もしっかり出来ているし
  姿勢も良く曲の大事な強弱や流れに関しても
  良く抑えて表現出来ているわ。

  この曲は超絶技巧と言われている曲だから
  国でも弾ける人間なんて極僅か。
  それを完璧に弾きこなせるのは賞賛に値するわね。


[舞台に設置された竪式……アップライトピアノによる
国でも弾ける人間が極僅かの超絶技巧曲に挑戦し
見事演奏しきった空色のドレスのお嬢さんに
柔らかに微笑み、技術を讃える。

演奏を聴いていた周囲も割れんばかりの拍手と
大絶賛を彼女に送っていた。]
(14) 2020/09/21(Mon) 3:53:40

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  でもね────
つまらないわ。




[背後から突然斬り捨てるかのように
バッサリと言い切ったせいで先程まで湧いていた周囲が
突如シン、と水を打ったように静まり返る。
お嬢さんの笑顔もすっと消えた。]



  技術だけを先行しようとして、見せつけて
  “魅せる”方針に最初から動かされてたみたいね?
  この曲選んだの、絶対あなたじゃないでしょう。


  ────この曲を弾けって、誰が言ったの?




[選曲の指摘でスッと目を細め、酷く冷たい言葉で言い放てば
周囲がヒヤヒヤとした表情で私と彼女を交互に見ている。

最初は真顔で聞いていたお嬢さんだけど
最後の言葉にビクッ!と肩を震わせ]
(15) 2020/09/21(Mon) 3:54:00

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[……突然   ぽろぽろと泣き出したの。]
(16) 2020/09/21(Mon) 3:54:16

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  嗚呼!ごめんなさい!!違う、違うの!!

  あなたを責めてるわけじゃないのよ!?


[ぽろぽろ、ぽろぽろと大粒の涙を流して
泣きじゃくるお嬢さんの言動にびっくりして
慌てて彼女の側へ走り寄ったわ。]


  確かにあなたの演奏は素晴らしかったわ。
  でもね、私気になったの。
  演奏するあなたの顔が妙にうかない表情に見えて。
  音にも魂が篭っていた感じがしなかったのよ。
(17) 2020/09/21(Mon) 3:54:31

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  だから……本当は、この曲もしくは
  こう言った分野の曲じゃなくて

  他にもっと好きなものがあるんじゃないかって、
  そう思ったから聞いてみたの。


[泣きじゃくる彼女にごめんなさい、ごめんなさいと
ひたすら謝ってその体をぎゅっと抱きしめて
落ち着くまで静かに、根気良く待って。

やがて落ち着けば想像通り、
本当は好きな分野の曲が他にあったけど
講師に技術としては先程の曲が上だからと
こちらで登録させられたのだと話してくれたわ。]
(18) 2020/09/21(Mon) 3:55:22

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ────よし、じゃあ。
  レミリアちゃん……だっけ?

  あなたが言った本当に好きな曲、
  心から夢中になった曲を弾いてみてちょうだい。
  大好きな曲を弾いたあなたを私は見てみたいの。
  

[そう言ってやさしくぽんぽんと頭をなでれば
審査員席の方に向き直り]


  先ほどの曲ではなく、
  今から彼女が弾く曲を選考対象といたしますわ!
  審査員の皆様方、よろしいですわね!?


[また今年も始まったよ、と言いたげな楽長に
私のことを良く知る王族と楽士の審査員の皆様方。

少しでも審査への懸念が見つかれば即座に指摘し
代替案やその他提案、意見は遠慮なく出す私に
楽器が竪式とはいえ私の専門分野なこともあり
審査員の皆様の許可はアッサリと降りましたわ。]
(19) 2020/09/21(Mon) 3:55:42

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[落ち着きを取り戻したお嬢さんが再び演奏すると、
今度はポップで可愛らしい曲調が鳴り響いてきた。


確かに技巧で言えばミスタッチも目立つし
小節を幾つか飛ばしたり流れが早くなったり遅くなったりと
巧さで言えば確かにこちらの方が劣ってはいるでしょう。]
(20) 2020/09/21(Mon) 3:56:14

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[だけど、それらを乗り越えるかのように
決して流れは止めず彼女なりに演奏出来ているわ。



  そして何より────楽しそう。

  弾む音に込められた感情と魂は、
  こちらの方がずっと上だわ。



さっきの曲に比べ“人の心を打つ”音を奏でているのだもの。]
(21) 2020/09/21(Mon) 3:56:27

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ……素晴らしかったわ。
  やっぱりあなた、そっちの方がずっと素敵よ。



[演奏が終わり、お嬢さんが頭を下げると
パチパチと拍手しその良さを讃えた。]



  先ほどの曲も
  続けていけばさらに磨きはかかるでしょう。
  でもね、私には今の曲とあなたの方が
  ずっと素晴らしく素敵に見えるわ。

  ────続けなさい、それ。

  あなたきっと大物に化けるわよ。



[審査員の皆様にも違いは伝わったようで
口々に今の方が良いと絶賛していた。]
(22) 2020/09/21(Mon) 3:57:06

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『審査の結果はコンペ終了後、
  審査員の会議を以って決定する。お疲れ様だ。』



[楽長の言葉にお嬢さんが一礼し舞台を後にすれば
司会の方が次の挑戦者を呼び出します。

次は合唱なので準備が掛かるらしく、
私はその隙にさっと本日の出場者名簿と
略歴や備考等に目を通しました。]*
(23) 2020/09/21(Mon) 3:57:23
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a6) 2020/09/21(Mon) 3:59:54

2020/09/21(Mon) 4:14:52

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
>>a5
あああああ良かったああああああ
ありがとうございます…………
(-13) 2020/09/21(Mon) 4:16:53

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
エリクソンさんとエヴィさんのロル見やすくて素敵ですわ
(-14) 2020/09/21(Mon) 4:43:19

【人】 花屋の主 メルーシュ

[音楽が絶えず流れるこの国だが、今朝は本当に特別だ。

宮廷で行われるコンペを見守り、心を揺さぶられる音楽との出会いを歓迎するため、多くの店先は様々な趣向で彩られる。

メルーシュはひととおり朝の仕事を終えると、この日のためにと用意をしたガーランドを店先へ飾った。

一本の流木を軸とし、そこに結び付けた彩とりどりの小さな花束や草木。多種多様な音楽が輝きますようにとの願いをこめてつくったそれが、朝の風にそよと揺れた。]
(24) 2020/09/21(Mon) 7:34:30

【人】 花屋の主 メルーシュ

[こうしてコンペの日に店先を飾るのも何度目だろう。

初めてこの国に来て間もない頃に迎えた音楽祭の季節。
先代である祖母が、愉しそうに飾りを作る様子を不思議そうに眺めていたメルーシュに、彼女はこういったのだ。

「おまえはきっと、この国のことも好きになるよ。音楽は、花や草木ととても似ているからね」と。

彼女がメルーシュという名をつけてくれた。
メルーシュの祖母にあたるのだと名乗ったその人と出会う前のことを、メルーシュはなにひとつ覚えていない。]
(25) 2020/09/21(Mon) 7:36:17

【人】 花屋の主 メルーシュ

[亡くなるまでの数年間、祖母は本当にたくさんのことをメルーシュにおしえてくれた。

それは、花屋を切り盛りする術は勿論だが、例えば、メルーシュが花や草木と言葉を交わすことができることや、体の性がないこと、他の人と齢の取り方が少し違うことなどを、無暗と言わず隠す術なども、祖母がおしえてくれたのだ。

陽気な花たちが、さっそく風に乗って聞こえる音楽に合わせ、楽しそうに歌いだした。
メルーシュのように歌としては聞こえないだろうが、おそらく町の人にも、その喜びは聞こえてくるだろう。]*
(26) 2020/09/21(Mon) 7:40:40
花屋の主 メルーシュは、メモを貼った。
(a7) 2020/09/21(Mon) 7:49:03

【人】 教会住みの娘 エヴィ


    う…わ…


[ いつもは割合に静かで、人々の憧れや
  推尊の対象である宮廷前の通りは、
  今日はすっかりその風景を変えていて。

  大勢の人が行き交う様が、畝る風を運んで
  透き通るような秋の空気を熱気あるものに
  変えてしまっているのだけど、不思議に
  不快な気がしないのは、年齢の割に
  小さな私の背丈から見上げるそのほとんどの
  人の顔が和かで愉しく笑んでいたからでしょう。 ]


    すっごい…人!

 
(27) 2020/09/21(Mon) 7:57:30

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 音楽祭という名は知っていても、
  その詳細までは知らないのですから、
  通りから豪華で大きな庭園が垣間見れて、
  またそこに設えられた舞台を目の端に
  捉えた時などはもう、胸の高鳴りを
  抑えることが出来ずに。

  自分より高い位置にある人々の頭の
  向こうを少しでも見るために、
  ぴょこぴょこと何度も飛び上がっては
  周りの方々にぶつかるなどしたでしょう。 ]
 
(28) 2020/09/21(Mon) 7:59:29

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ と、見かねた様子で私の肩にとん、
  と触れて、最前列に僅かに出来た隙間に
  私の身体を押し込んで下さった方が居て、
  感激のあまり腰を直角にまで曲げて
  何度も感謝を伝えました。

  本当は、肩に触れられた時、飛び上がるほど
  ビクリと身体も心も怯えて跳ねたのですが、
  それを恥じるように、いつものように
  笑みを浮かべて、  ]


    心優しい親切な貴方に、
    神の御加護がありますように


[ そう告げて、一節だけ歌えば
  御礼になるでしょうか?  ]
 
(29) 2020/09/21(Mon) 8:01:57

【人】 教会住みの娘 エヴィ




    
たたえよ 平和の君

    
たたえよ 義の太陽

    
光といのちをもたらし

    
主のいやしのつばさ

    
新しいいのちを与えてくださる



 
(30) 2020/09/21(Mon) 8:03:41

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ ごくごく小さく歌ったのに、周りの方々が
  柔かに、舞台の邪魔にならぬように、
  小さくぱちぱちと手を打ってくださるのが
  わかりました。

  顔が火照るのを隠せないまま、
  目をしぱしぱさせて、慌ててぺこりと
  会釈して身体をくるり反転させて、
  ようやく舞台をじっくりと見ることが
  叶ったのでした。  ]
 
(31) 2020/09/21(Mon) 8:05:09

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ そこには、空色の美しいドレスの少女。>>14
  置かれた楽器は、あれは、幼い頃、
  書物で見た…ピアノ…?

  響き始めた音は、風に乗って。
  ひとつひとつの響きが礫のように降り注ぐ。
  高く、低く、大きく、小さく、
  絡んで、解けて、流れて、伝って… ]


    
( なんて、心が弾むの… )



[ 少し、その音は硬いような気がしましたが、
  このような場ですから当然なのでしょう。

  充分に人の心を打つその演奏に送られる
  歓声と拍手がまるで突風のように湧き上がりました。


  知らずのうちに、着ている白いトゥニカの裾を
  ぎり、と握りしめていた手。
  は、と気づいては急いで離し。
  周りの方々と同じように、拍手を送ろうと
  
 ]
 
(32) 2020/09/21(Mon) 8:09:40

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ けれど、突然発せられた批評の言葉>>15に、
  辺りはまるで水を打ったようにしん…
  と静まるのです。

  選曲について、氷のように冷ややかな言葉が
  まるで刃のように刺されば、ぽろぽろと
  泣きだす少女の涙がほたり、
  落ちる様まで見えたでしょう。 ]


   (…あ…泣いちゃった…うん。でも、
    仰っていることは、分かる、気が。)


[ その後、彼女のもとにすっ飛んで来ては
  評価の言の葉の真意を慌てて伝える、
  その方は。

  いつかのあの日教会を訪れた、凛と立つ
  信念に熱い、かの高尚な宮廷楽士なのだとは…
  今はまだ気付かないままに。

  けれど途切れ途切れに聞こえくるその指摘は、
  声は、的確で、厳しいけれどもとても暖かく。 ]
 
(33) 2020/09/21(Mon) 8:14:16

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 涙の乾いた少女が再度奏でた音は…

  
   
嗚呼。

  先程の演奏も素晴らしかったけれど、
  それとはまた天と地ほどにも異なる…
  耳に、心に、直に、届く。
  明るい陽に照らされて揺れる、
  小さな花を次々に咲かせるよう
   



  満足そうな、慈愛に満ちたような表情さえ
  想像出来るような、その賛辞が聞こえます。
  周りの人達も、うん、うん、と頷きながら
  惜しみない拍手を送っていました。

  審査員と思わしきその宮廷楽士の女性の名など、
  積み上げられた実績など、秘められた思いなど、
  何一つ、今は知らないけれど。

  この御方の前で歌ってみたいという…
  焦燥にも似た感情を抑えるには、
  身体中の力を総動員しなくては
  ならないのでした。   ]*
 
(34) 2020/09/21(Mon) 8:23:01
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a8) 2020/09/21(Mon) 8:51:19

【人】 花屋の主 メルーシュ

>>0:61【回想】
[ ごめんくださいましー。

そう声をかけたのは、二人連れの女性たちだった。
一見して上流階級と思われる上品な装い。

声をかけた女性のワンピースのその艶やかな色合と生地のしなやかさ、花々が賞賛の吐息をつくのが聞こえた。

店内を見ても?という言葉に、メルーシュが諾と答えると、その女性はゆっくりと店の花たちを見まわした。

  あなたお店の方?
  此処のお花達とても幸せそうなのね!

その瞳は女性が心からそう思ってくださっていることを、これでもか!というほど映し出している。
メルーシュは微笑んで控えめに頷くと、女性に丁寧にお礼をいった。
(35) 2020/09/21(Mon) 9:37:56

【人】 花屋の主 メルーシュ

[最初は、店にやってくる人のことを注意深く見ている花たちだったが、女性たちの様子にすっかり心を許し、様々に言葉を交わし始める。

彼らは自分たちを心から求め、愛してくれる人のもとへ行くことを願っているからだ。

ふと、白いマーガレットが小さくメロディを紡ぎだした。

そう、それは歌としかいいようのないもの。
空気をふるわせ、空にとけていくもの。

まるでその声が聞こえているかのように、女性はそのきらきらと輝く瞳でその白い花を見つめていた。]
(36) 2020/09/21(Mon) 9:39:23

【人】 花屋の主 メルーシュ

[だから女性の「なにか花束を」という注文に、驚きこそすれ、否やを言うはずもなかった。
なぜなら店中の花たちが、この女性にもっと愛でてもらいたいと、メルーシュに語り掛けてくるのだから。

メルーシュは女性の希望をもとに、花たちへ相談する。
どんな花束がいいだろう。
きっと祝いたいその方が好きな色なのだろう、橙と黄色。久しぶりに妹と会い、その誕生日を祝いたいという女性。
ふたりともに喜んでもらえる花束を。

メルーシュは、他の人には聞こえない声で、花たちと言葉を交わしながら花束を仕立てていく。
橙と黄色のカレンデュラを中心に、それをしっとりとまとめるよう、春のあたたかさを秘めたグリーンと白の花を添えた。
上質なリボンとレースで包み、すっきりとしたシルエットの花束へ。

少しでも女性の思い描いた花束に近づけるよう願いながら。]

「お待たせしました、こちらでいかがでしょうか?」*
(37) 2020/09/21(Mon) 9:41:18

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
>>34 安価貼ったはずが消えてるし
昨夜は寝ながら書いたのか誤字がひどいし…

この次期→この時期
宮廷学士→宮廷楽士
(-15) 2020/09/21(Mon) 9:42:40
花屋の主 メルーシュは、メモを貼った。
(a9) 2020/09/21(Mon) 9:44:51

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・宮廷の舞台付き大庭園>>1>>2




  ─────あら?



[合唱団の準備の合間に書類へ目を通していたら>>23
名簿の最後の方に、昨日ファラリスと話していた
6人組と思しき条件がピタッと当て嵌まりそうな集団が
そこに記されていて、ちょっとビックリしたわ。>>0:34>>0:35



  するとリジィ第三王子殿下が後ろでぺらぺらと>>9
  ご自身が招聘された者達の話を小声でお話しし始めたのです。
  ……反対側のお席へお座りの
  レイズ第二王子に決して気付かれぬように。>>0:102



略歴と殿下の話を総合すれば、彼らの自国及び
周辺国では既に確固たる地位を得ているようだということ。
実力はかなりのものと見て良さそうね。>>0:37]
(38) 2020/09/21(Mon) 10:37:41

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[そう思い、再び書類に目を通すと
備考には『辺りが闇に染まる頃に』と記されていた。>>13

夜が更けてもコンペが続いた前例もあるし
暗くなれば書類や机、周囲を照らせる審査員用の
携帯卓上光も用意されているようだから、これも問題なし。]



 (合唱団は南の方にあるウルスラ共和国の方達なのね。)



[総勢44名ほどの男女が原色を散りばめた
色鮮やかな衣装を纏って、足台の設立と
マイクの準備が整うのを眺めていた方々。>>23

褐色の肌に原色の服はとても良く映えていて
思わずその姿に見惚れてしまうほど。]
(39) 2020/09/21(Mon) 10:38:19

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[余談ですが、『通行証』にある
藍色の地に銀糸で縫われた縦線と
宮廷楽士を表す銀の関連性への推測は
まさに正しいお考えでした。>>12


どの出場者も最優秀者となり、
宮廷楽士となる権利を得られる
可能性が秘められているのだと


初めてコンペが開催された当時の宮廷楽長が
出場者に希望を持って貰えるように、
挫けそうになっても縫われた銀糸が
本来の目的や夢を奮い立たせてくれるようにと
心から願った優しさから生まれたのだとか。


諸説ありますが、楽士達の中では
これが有力説だとまことしやかに囁かれております。]
(40) 2020/09/21(Mon) 10:38:41

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─ 一方その頃 コンペ会場・観衆達周辺 ─



[観衆達の中でごくごく小さく響いた一節が>>30
周りの方々の小さな拍手に顔を火照らせ>>31


私がお嬢さんに冷たく指摘し>>14>>15
空色のドレスのお嬢さんが涙を流し>>16>>17>>32>>33
その後奏でた曲が多くの人々に届いた
ちょうどその時。>>21>>22]
(41) 2020/09/21(Mon) 10:39:36

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[うんうんと頷きながら最前列のすぐ前で
会場や観衆を見渡しながら歩く一人の女性が居りました。
黒のパンツスーツに黒の靴、
茶色い髪をポニーテールに結い上げて。


左腕には黄色の中央に細い銀の線が入った
エナメル製の腕章を付けた状態で。
黄色上部には黒の太文字で『コンペ裏方』と
書かれておりました。]
(42) 2020/09/21(Mon) 10:39:47

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[演奏が終わり、次の合唱>>23まで時間が掛かると分かれば]


 『ただいま、コンペ参加者の
  飛び入り枠を募集しております。
  飛び入りで参加をご希望の方は
  コンペ裏方の腕章を付けた者にお声がけください。』



[毎年コンペでは演奏と演奏の合間にある準備時間に
受付役の裏方が最前列前と最後尾列の後ろで
飛び入り募集の声を掛けながらゆっくりと周囲を歩き
観衆達の方を向いて呼び掛けているのです。>>2

そして演奏が始まりそうになると
声はピタッと止まり、再び演奏と演奏の合間に
呼びかけることをずっと繰り返しているのです。]
(43) 2020/09/21(Mon) 10:41:55

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[しばらくすると一人が手を挙げ『俺、参加します!』と
声をあげました。観衆達も「おー!」「頑張れよ」と
温かな声援を彼に送ります。]


 『かしこまりました。
  それでは、こちらの通行証を持って
  後ろで手を挙げている裏方の後に続いてください。

  その後、楽屋裏の受付で
  お名前と挑戦する分野を申告ののち
  番号札を受け取れば受付は完了です。』



[事前に登録を済ませたものの通行証とは違い
深緑の地に銀糸で縫われた縦線が入ったものを手渡され、>>12
彼は後ろにいた裏方の後ろについてその場を後にしました。]
(44) 2020/09/21(Mon) 10:42:29

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『ただいま、コンペ参加者の
  飛び入り枠を募集しております。
  飛び入りで参加をご希望の方は
  コンペ裏方の腕章を付けた者にお声がけください。』



[裏方の彼女は別の裏方の元へ行く姿を一瞥したのち、
再び観衆達へと声を掛けていきました。]
(45) 2020/09/21(Mon) 10:43:02

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─さらにその頃 コンペ会場・審査員席─



 『審査員の皆様にご報告いたします!』


[黄色の中央に細い銀のラインが入った
エナメル製の太い腕章を付けた青年が
敬礼しながら横から私達に呼びかけてきます。
腕章の上部には黒い太文字で
「コンペ裏方」と書かれておりました。]


 『翌日出場予定の参加者1名が
  急遽本日の出場を要請しました!』


[このように、2日目の出場者が
何らかの事情で1日目に出場変更したり
1日目の出場者が同じく2日目に出場変更したり、
場合によっては突然の出場辞退もよくある話。]
(46) 2020/09/21(Mon) 10:43:26

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『分かった、
  2日目に出場変更要請があった者と
  日時を入れ替える。』


  承知いたしました。


[宮廷楽長の決定に頷き、名簿の部分に
テープで修正箇所を貼って対処しながら
毎年コンペの進行を進めて参ります。

情報が混ざってしまえば厳正な審査が行えませんからね。]
(47) 2020/09/21(Mon) 10:44:27

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『設営準備が整いました!』


[その言葉を皮切りに、向こう側の通訳が訳すと
彼らは嬉しそうに舞台へ登り
次々と後ろから足台へ上がって行きました。

3段もある足台に等間隔で並ぶ男女44人。]



      (……圧巻ね)




[さらに様々な民族楽器……竹のような笛や
打楽器を中心とした楽器、
土笛を持ち寄った10名が
舞台に上がらず前面に立つと……



     激しいドラムのような太鼓の音に
     土笛の深く響くような音色、
     竹笛の高く天に届きそうな音色へ]
(48) 2020/09/21(Mon) 10:45:49

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[女性二人がマイクを握り、
高らかに歌い挙げた次の瞬間。



     残りの全員が色鮮やかな衣装を翻し
     南方伝統の素早いリズムの足さばきに
     伸びやかな腕の動きが加わった
     ダンスを踊りながら笑顔で歌い始めたのです。]



  (これ……ニキ・ニライ……
  『火山に恵み生かされる命』




[一度聞いたことがありました。]
(49) 2020/09/21(Mon) 10:47:04

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[火山灰の下には一体
どれほどの命が埋まっているんだろう


火山灰の下には一体何度同じように
命が埋まった火山灰が眠るんだろう


噴火は命を奪い 
悲しみをもたらすけれど
この土地を憎いと感じたことはない


いつか我らも地に還り 
火山灰に混じるだけ]
(50) 2020/09/21(Mon) 10:49:24

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[火山は命を殺すけど 
同時に命を生かすもの


大地の上に命があって 
大地の下に命の跡が


我らは決して忘れない
我らは火山に 
命の元に生かされた



目まぐるしく変わる日々の中でも



変わらずにいた火山の摂理を]
(51) 2020/09/21(Mon) 10:50:55

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[ウルスラ共和国は火山地帯にある国で、
火山の8割は活火山なため
温泉や硫黄などの資源に恵まれる傍


突如起こった噴火による
火山灰や溶岩や熱などによる死者。
飢饉の問題等に晒されてきた歴史のある国でした。
豊かで過酷な国に生きる彼らの民謡は


彼らの言葉を知らぬはずの民衆達が
涙を流しながら手拍子を打って
彼らの歌とダンスに合わせながら
体を揺らし、共にリズムへ乗っていたのでありました.
その目に涙を光らせながら。]**
(52) 2020/09/21(Mon) 10:51:21
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a10) 2020/09/21(Mon) 11:02:20

2020/09/21(Mon) 11:11:04

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
エリクソン様もエヴィ様も
メルーシュ様も素敵すぎですわ〜〜〜!

エヴィ様の過去泣いてしまいますの……
お幸せになって……
いや私達がお幸せにすればよろしいのね!(?)
(-16) 2020/09/21(Mon) 11:18:54

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
>>33
高尚……高、尚……?(首こて)
(-17) 2020/09/21(Mon) 11:22:04

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ まるで我がことのように息を詰めて、
  見ていた舞台が、次の準備にかかろうと
  する様子が見えて、ふぅぅぅ、と
  お腹の底から大きな息を吐けば、
  ようやく身体の力は抜けました。  ]


    (すごい…これがこの国の、音楽祭…)


[ じりじりと胸の奥に炎が灯るような。
  久しく感じたことのない熱が腑から次々と
  手を伸ばすような渇望を呼んで。

  額にじんわり浮かんだ汗を、掌で
  そっと拭った時。

  …それはごく近くから発せられては
  私の耳に届く、声>>43
 
(53) 2020/09/21(Mon) 11:33:26

【人】 教会住みの娘 エヴィ



   
( 飛び入り枠… )



[ ごくり、と唾を飲み込む音が聞こえて、
  それが自分のものだと気付けば、
  堪らず噛み締める奥歯の音も重なって。

  けれど自分の手を、上げる、数十センチは
  とてつもなく、遠く、重く
   
  ]



    
『お姉さん、歌えば?さっきとっても上手だったし!』




[ 私のその震える手を突然ぎゅっと握って、
  小さな男の子がにこにこと、
  私に話しかけてくれていることに気づいて。
  いつもとは違う衝撃で私の身体が跳ねました。 ]
 
(54) 2020/09/21(Mon) 11:35:57

【人】 教会住みの娘 エヴィ


    あ、あの、あ…え…


[ 周りの方々も次々と、その純な男の子に
  同調する様に、そうだよ歌いなよ、と
  にこにこと私に向けて手を振っていて。

  中には、『おーい!ここの彼女が歌いますー!』
  なんて手をあげる、程良くお酒が入った様子の
  おじさんまでいて。
(酔っ払い!)



  …その様子は、茶色い髪を結い上げた、
  『コンペ裏方』の腕章を付けた方の目に
  止まったのでしょうか。

  もし、目が合ったのなら、
  からからに乾いた口で、
  震える喉で、跳ねる心で、

  
ほんの一時、夢を見ることを
  願っても良いでしょうか
   
 ]*
 
(55) 2020/09/21(Mon) 11:38:54

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
私の発言回数は灰に1回は埋まっているかと思いますわ()


そして裏話。
>>12
飛び入り枠の方の通行証を
エリクソンさんが記述なされた藍色の地に銀の縦縫いではなく
深緑の地に銀の縦縫いにしたのは

事前登録と飛び入り枠で色を分けた方が
実際混乱しにくいだろうと考えたこと。
藍+黄(黄色に銀の細線>>42)=深緑
裏方を通して出場資格を得たという意味では
分かりやすいかと思いましたが青緑でも良かったですね?


裏方は宮廷楽士養成所の生徒さんが
楽器やら設備に強いので駆り出されているとか考えましたが
エリクソンさんがくださった要素に
確定入れ過ぎてしまっているのでお蔵入りに。
(-18) 2020/09/21(Mon) 11:45:38

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
とか書いてたら!!エヴィさーーーーーん!
お待ちくださいまし一旦落ち着いて参ります!
(-19) 2020/09/21(Mon) 11:47:24

【人】 教会住みの娘 エヴィ


  
 いつかの日 
  


[ お客様がいらっしゃるからと言われ、
  日頃より少し早い時間から教会内の
  お掃除をしておりますと、優雅な佇まいの
  美しいお嬢様が、お供の方を連れて
  おいでになりました。>>0:94

  熱心に祈りを捧げておられるお嬢様に
  お邪魔にならないよう注意しながら、
  水を替えるため花瓶を抱えて歩き出すと、
  お供の方が声を掛けてこられたので、
  思わずびくりと身体が跳ねて。

  花瓶を取り落とさなかったことに安堵し
  
(落として割っていたらどうなるかは
  想像に難くないので!)

  ゆるゆると視線を上げると、柔和な笑みを
  称えて挨拶をしてくださる男性と目が合いました。 ]
 
(56) 2020/09/21(Mon) 12:28:29

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ こちらも急いでいつものように笑顔を作って、
  そぉっと花瓶を元の台座に置いてから、
  丁寧に頭を下げました。  ]


    お祈りに来て下さりありがとうございます。
    ただいま、呼んでまいります。


[ 神父様に御用があると仰るその方に>>0:94
  にこりとそう告げて。

  あ、とまた思い出せば、慌てて
  トゥニカの袖を引っ張ります。

  …昨夜は、私の態度のせいでしょうが、
  神父様のご機嫌があまり良くありません
  でしたから、頂く
御指導
が少し
  厳しかったもので
  

  酷く腫れて傷になった腕が、そんなものとは
  縁の無いご様子のお嬢様や、そのお供の方の
  目に触れないように、と。

  顔には、痕は残っていなかったかしら、と
  思いながら、頭を下げて。
  神父様を呼びにその場を離れたでしょう。 ]*
 
(57) 2020/09/21(Mon) 12:33:06

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

>>46
拾ってくれた
有難い……
(-20) 2020/09/21(Mon) 14:16:21

【人】 花屋の主 メルーシュ

店先を華やかに彩ると>>24、メルーシュは花束を仕立てる用意をはじめた。

コンペの行われるこの期間は、特に花束を求める人が多く訪れる。
時折はかつて祖母がそうしていたように、会場となる宮廷付近まで花を売りにいくこともあるが、それもまた店の様子次第だろう。

店は少し宮廷からは離れているが、それでも風に乗って出演者たちの奏でる音楽が微かに届いてくる。
メルーシュは、その音楽にあわせて軽やかに歌う花や緑たちと言葉を交わしながら、小ぶりな花束を仕立てていた。

丈の長い仕事着は体の線が見えずらい。
女性というにはいささか体の丸みに欠け、男性というには華奢なため、女性男性どちらとも思われることがあるが、どちらかというと女性と思われることが多い。

またどこか人慣れしておらず、客に対しても言葉少なな態度のメルーシュは、人によっては不愉快に思うこともあるはずだが、幸いにして多くの人にとって、先代の跡を継いだ口下手でちょっと風変わりな女主人、という認識であるようだった。
(58) 2020/09/21(Mon) 16:08:08

【人】 花屋の主 メルーシュ

そこへ>>37

  失礼、メルーシュ嬢。
  花束を一つ、頂けますか?  

と、時折贈り物の花束を求めに来てくれる男性からこう声をかけられたとき、ぎこちないながらも親しみを込めた笑顔で迎えたメルーシュの姿は、もしかしたら「嬢」と呼ばれたことへの、はにかみに見えたかもしれない。

  ヨシュア様、承知しました。
  今日はどちらへ行かれるのですか?

彼が花を贈る相手はよくわかっていたので、けっして世間話ではなく、これから屋敷に戻るまでの時間によって、花束の仕立てをかえるためのものであった。

だが人によっては不躾な質問であることを、メルーシュは気づいていないようだった。
果たして彼はどのように思ったのだろうか。]*
(59) 2020/09/21(Mon) 16:10:10

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─ 一方その頃・コンペ会場 聴衆達周辺─



 『ただいま、コンペ参加者の
  飛び入り枠を募集しております。
  飛び入りで参加をご希望の方は
  コンペ裏方の腕章を付けた者にお声がけください。』



[受付役の裏方である彼女は>>42
飛び入りの声掛けを>>45再開しますと]
(60) 2020/09/21(Mon) 19:26:29

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[『おーい!ここの彼女が歌いますー!』>>55


   その声が聞こえ、裏方はぴたりと足を止めると。
   くるりと方向を変え……その声の方向へ
   つかつかと足取り早く歩き────


聴衆の様子からすれば誰に「歌いなよ」と言っていたのか、
裏方の彼女からは明白だったようで>>55]
(61) 2020/09/21(Mon) 19:27:05

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[少女と思しき娘の真正面に>>55


ピタリと、その足を止めたのです。]
(62) 2020/09/21(Mon) 19:27:24

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[声の中心地は明らかにその娘であろうと
理解しつつも、こういった場合の決まりがあるため
まずは周囲の観衆達に>>55]


 『参加希望の方はどなた様でしょうか?』



[と、確認するかのように娘へ手を振りながら
歌いなよと口にした聴衆達を見渡しながら>>55
そう尋ねたのでありました。]
(63) 2020/09/21(Mon) 19:27:50

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[反応を確認し、確信が得られれば
呼び掛けをしていた裏方の彼女は
少女と思しき、やや小柄に見えた娘と>>27
視線を合わせるかのように屈むと]


 『飛び入り参加希望の方ですか?』



[そう目を合わせようと微笑んで、
お声を掛けたのでございました。>>55

娘がゴクリと唾を飲み込み、
奥歯の音を鳴らしたことも。>>54
手を上げるための数十センチの遠さと重さも
裏方の彼女は何一つ知らぬまま>>54]*
(64) 2020/09/21(Mon) 19:28:52

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―会場近くの宿にて―



[ 貸し切り可能の練習ホールがある宿を
 音楽祭開催のこの時期に取るには、
 半年以上前からの予約が必要らしい。

 エリクソンらが取った宿も例に漏れず、
 宿の1階から練習室がある地下へ伸びる階段前には、
 本番直前ぎりぎりまで練習をしていたい
 音楽祭の参加者達で溢れていた。

 6人組もその中の1組。

 六弦担当のエリクソン、
 同じく六弦でかつ下手担当のヨハン、
 コンセールカリヨン出身の四弦担当ディミトリエ、
 組打鑼鼓担当のニルソン、
 電子洋琴のノード、
 そして主歌唱担当かつフロントマンのダンテ。

 6人はめいめいに自分の楽器を荷車に括り付け、
 後ろ手にゴロゴロ…と押しながら
 さも重たそうにロビーを歩いている。 ]
(65) 2020/09/21(Mon) 19:30:54

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ エリクソンは、自国から
 電子六弦を5本持ち込んでいた。
 予備用もあるが、一番の理由は楽器毎に
 調弦と木材を変えているためだ。


 調弦を変化させ、第六弦の開放弦を
 その曲の"核"となる音に一致させると、
 弾きやすさが段違いなのだ。


 また、音の"鳴り"を最も左右する
 電子六弦の本体部分の木材は
 演奏する曲調や、メインに奏でる音域に応じて、
 品種を慎重に選んで設計されている。 ]
(66) 2020/09/21(Mon) 19:32:06

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 調弦自体は、舞台上で変えることも
 出来ると言えば出来るが、
 やはり曲と曲との間に間が空いてしまうのは
 避けたいことであった。

 エリクソン達に与えられた持ち時間は40分。
 一曲の尺はさほど長くないため、
 自己紹介>>3含め、数曲は演奏出来る。

 今回の目的は、『演奏力を評価されること』ではない。
 自分らが1から創り上げた楽曲、歌詞、演出、
 全てを総合して観客たちにぶつけ、
 圧倒させることが唯一の目的。

 したがって、持ち時間40分をどれほど
 濃密なものにし、観る者達を釘付けにするか
 が一番の課題なのだった。

 調弦する間も惜しい。]
(67) 2020/09/21(Mon) 19:32:43

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 宿は、宿泊者用以外にも、
 一般利用者向けに大小いくつもの
 練習室を解放しており、受付の前には
 今からでも予約をしたいという音楽家たちで
 ごった返していた。


 エリクソン達6人はそれを横目に見つつ、
 音楽祭招聘の返事をした直後に王室から送付
 されてきた推薦状
 (第三王子リジィのはからいだと
 いうことを、コンセールカリヨン出身のメンバー・
 四弦担当のディミトリエから聞いた)

 を片手に、何の苦労もなく宿一番の
 貸し切り専用の大ホールに入場する。]
(68) 2020/09/21(Mon) 19:33:12

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―宿の地下・貸し切りホールにて―


[ まずは持ち込んだ荷物をほどこう。

 荷車から、アタッシュケースを大きくした様な箱を
 引っ張りだし、フタ部分を下においてミを取り外す。

 中には手のひら程の大きさの機械が
 規則正しく並べられている。

 スイッチを押すことで音像を変化させられる
 位相変換器・位相増幅器・波動増減器・調和複写器・
 踏板。
 演奏しながら調音が可能な、自動調弦器。

 それらを組み合わせて、アタッシュケースのフタに
 貼り付けているのだ。
 そのまま持ち運べるし、
 機械を1から組み直す必要がなくなるため便利だ。

 すぐ隣には、予め持ち込んでおいた
 キャスター付きの棚のようなもの―ラックという―
 があり、そこに手際よく送電線を繋いでゆく。

 棚の中には、分厚い書物を横倒ししたような形をした
 平たい金属の箱がいくつも積み上げられており、

 そこからも送電線が何十と伸びて、
 また更に別の、大きな4つの黒い箱へと繋がっている。
 これが音を鳴らす装置だ。 ]
(69) 2020/09/21(Mon) 19:35:15

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 電子六弦は、それ単体ではシャカシャカとした
 貧相な金属音しか出ないが、
 本体に埋め込まれた磁気コイルが弦の振動を検知し、
 その信号がアタッシュケースの機械たちを
 通って演奏者の任意の音像に変えられ、
 ラックでそれを増幅、
 最後に4つの黒い箱に送られ、
 全く違った『音』に生まれ変わって発せられるのだ。


 機材を正確に繋ぎ、
 単調だがスキルアップに不可欠な運指練習を
 繰り返し行ったのち。


 エリクソン達6人は、直前の打ち合わせと
 通し練習を開始した。 ]



 …
 ……
 …

[ 練習は滞りなく進む。]
(70) 2020/09/21(Mon) 19:36:28

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

――申し分ない。このままの勢いで本番に
持ち込もう…

[ そう、思った矢先だった。]


ビシィッ!!!

ヴヴッ……ヴヴヴッッ……!!



[ 突発的な痛みが右の大腿部に走ったと同時に、
 六弦に繋いだ4つの箱が不快な爆音をあげたのだ。]
(71) 2020/09/21(Mon) 19:39:34

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 普段から爆音慣れしたメンバー達も
 さすがに驚いたようで、
 はっとして演奏をやめ、エリクソンを見る。

 まさかと思って、弾いていた電子六弦の裏側を見る。
 裏側には、弦の張力の均衡を保つために、
 3本のバネが付いていた…のだが。
 それが今…ものの見事にはじけ飛んでる。

 ついでに第1弦と第6弦も切れてしまっており、
 楽器から無様に垂れ下がっている有様だ。

 不運にも、壊れた電子六弦は、
 弦が一本一本独立した形式ではなかった。
 これで正確に仕上げた調弦はすべて狂ってしまった。

 それに問題がもう一つ。
 弦の変え自体は大量に持っているが、
 まさかバネがはじけ飛ぶとは… 

 バネの換えが、今、手元にないのだ。 ]
(72) 2020/09/21(Mon) 19:40:08

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 助けを求めるように、
  同じく弦担当のヨハン、ディミトリエを見る。
  しかし二人とも不安に翳った表情で
  首を横に振るだけだった。 ]


わ、わかった。すまない。
俺が自力で換えのネジを探してくるから、
お前らはいつも通りで練習を続けてくれ。

決して焦んじゃねーぞ。
必ず、必ず見つけてくるからな。


[ 仲間達にそう言い含めて、貸し切りホールの外へ出る。
  1階に上がり、ロビーを抜け、
  すっかり太陽が昇って
  明るくなった外に躍り出た。]
(73) 2020/09/21(Mon) 19:44:21

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―楽器工房へ―



[ そのまま楽器屋のありそうなメインストリート
  へ向かって、あてもないままに走って行く。
  

  色々な場所を探し回り、
  15分ほど経っただろうか。


  気づけば小さな楽器工房の前に立っていた。>>0:22
  何を専門にした工房なのか…
  そんなことを考える余裕すら、今はない。 
  息も絶え絶えに、倒れ込むかのように店に入る。


  しかし…六弦奏者の希少なこの国で、
  この楽器の修理を出来る者は、
  もしくは所見の楽器のリペアを行える腕利きは
  この工房にいるのだろうか? ]*
(74) 2020/09/21(Mon) 19:48:15
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a11) 2020/09/21(Mon) 19:52:17

平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a12) 2020/09/21(Mon) 19:53:07

鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a13) 2020/09/21(Mon) 20:52:07

到着:病弱貴族 アメリア

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─回想・2年前 花屋─



[私にとって今回のお忍びは
周辺地域のおばちゃまそっくり!に
変装していたつもりが>>0:62まさか
装いからバレバレな模様だなんて>>35


お花の魅力にすっかり夢中だった私には
てんで気付かなかった私なのでした。


気付けたら気付けたで次こそはバレないように!と
変装に熱を入れようとして
ファラリスに怒られたでしょうから
これで良かったのかも?]
(75) 2020/09/21(Mon) 21:26:00

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[花々の声が聞こえる訳ではないので>>35
ワンピースの艶やかな色合いや生地のしなやかさに
賞賛の吐息をつかれていたとは
これまた全く気付きませんでしたけど>>35


店内を見て回ることにご許可をいただき
ゆっくりと花々を見回して感じる生命の息吹の素晴らしさ。


それで口を突いた言葉が先ほどの言葉なのだけど>>0:63
店の方と思われる方は、微笑み控えめに頷くと
丁寧にお礼を仰ってくださったわ。>>35]
(76) 2020/09/21(Mon) 21:26:20

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[でも、まさか私がお花を眺めている時……>>0:64
お花達もまた私達を観察していたなんてね!>>36
もし知れてたらこれまた素敵!と思ってたのに。

白いマーガレットの花と、>>0:64
花弁の露に映し出された色とりどりの花達。
そのマーガレットが小さくメロディを紡ぎ出し
歌のように空気をふるわせ、空に溶けていく様。
勿論知らなかったわ、だけど]


  ────素敵ね。


[私の言葉は趣に対してだけど、
お花にそう声を掛けたタイミングは丁度
メロディが終わったタイミングなものだから
お花からすればメロディ……
歌を褒められたように聞こえるかも。

もしかすると私の浮かんだ旋律は>>0:65
マーガレットが紡いだものを
無意識に感じ取っていたのかもしれないわね?]
(77) 2020/09/21(Mon) 21:26:45

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[(私は気付いてないけれど)
すっかり心を許してくださった花々の魅力に>>36
惹かれてしまった私が注文した花束。>>0:65>>0:67

一瞬驚いたような反応でしたから>>37
やっぱり無茶な注文したかしら、と思ったのだけれど
拒否されず引き受けられた時には「ありがとう」と
にっこり笑って花束が出来上がる光景を眺め]


   (鮮やかな手つきね)


[まるでお花達と対話をするかのように>>37
(実際に対話していた、とは知らなかったけど)
花々を選んでは包み始めていく。

橙と黄色のカレンデュラは元気でピンと
背筋を伸ばした子供を思わせるような
鮮やかな橙や黄色で、春らしい暖かさを感じさせる
グリーンと白の花が全体を引き締めてるように見えて。]
(78) 2020/09/21(Mon) 21:27:26

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 (いいわね……あの子絶対喜ぶわ)


[3番目の妹は私以上の花好きで>>0:40>>61
領地に咲いた小さな野花にすらも
愛情を惜しみなく注いでいた子だもの。

私ですら感じた、他の花屋とは明らかに違う
お花の生き生きとした生命力溢れる輝かしさを
あの子は絶対に感じ取れるはずだわ。]
(79) 2020/09/21(Mon) 21:27:46

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ────素敵っ!!最高だわ!



[花束が出来上がり、仕上がりを尋ねられると>>37
手を叩いて興奮しながらそれはもう
子供のように「想像を遥かに超えた仕上がりだわ!」
「さすがね!」と口々に褒めそやし]


 『メイ、お店の中で騒いじゃ駄目よ』


[とファリーことメイドのファラリスに>>0:61
嗜めるような声で叱られてしまったのだけれど。

ちなみにだけどお店の方の態度には
何も不躾には感じなかったわ。>>58

楽士には口数が少ない者も
それなりに多いから慣れてるし、
お花の様子と花束からかなりの腕だってことは
私視点一目瞭然だったから。>>0:30]
(80) 2020/09/21(Mon) 21:28:29

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  あなたはまるで奏でるように
  花束を作っていくのね。

  お花の素晴らしさも勿論だけど、
  あなたのセンスも手付きも腕前も
  実に鮮やかだったわ。
  まるで花々の魅力を奏でる奏者みたい。



[音楽を奏でるものなら理解出来るかも知れない、
曲を奏でる時「どうすれば曲の良さが引き立つのか」
「ここをこうすればもっと格好良くなるのではないか」

いろんなことを思いながら、奏でる音と対話して
自分の演奏を作り出していく過程を。]




  ……あなたのお花や花束は、人を幸せにする花々ね。
(81) 2020/09/21(Mon) 21:29:20

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン






                 あなた、素敵よ。
(82) 2020/09/21(Mon) 21:29:50

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ええ、素敵だわ、このお店。
  お花もお店も──そしてあなたも。


[そう言ってにっこりと微笑めば]
(83) 2020/09/21(Mon) 21:30:07

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  あらやだ、私ったら話し込んじゃって。
  お代をお支払いするの忘れるところだったわ!
  この花束、お幾らかしら?


[金額を提示されたなら、
それよりも2割多めに差し出して]


  多い分はお花達の輝きと
  あなたの腕前へのチップとでも思って頂戴な。


[そう言ってお釣りを受け取ろうとせず
「どうもありがとう」と言って花束を抱え
お店を後にしようとすることでしょう。]
(84) 2020/09/21(Mon) 21:30:23

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[もしお店の方が私の手に注意を向けてたら、
こんなことに気付けるかもしれないわ?
私の手が女にしては大きくて、
指もすらりと細く長いけど


手の甲は同年代のご婦人達に比べれば
不自然なほどに筋肉がついて
爪先も真っ直ぐで指先の皮も厚く
節が妙に骨ばっていることを。]
(85) 2020/09/21(Mon) 21:30:53

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─回想・2年前 伯爵邸─



  ごめんなさいね、妹のおうちに着くまで
  後もう少しだからちょっとだけ我慢してくれる?


[お花が萎れないように気を配りながら
そう花束のお花達へ語りかけ
お忍びなのでバスに乗り、妹が嫁いだ伯爵邸へ。
バスの人々も口々に花を褒めてくれたわ。]


  ……着いたわ。


[先触れの使者を出していたせいか、
それともお忍びでもバレバレだったせいなのか
あちらの使用人は私に気付くとすぐに中へ入れてくれた。]
(86) 2020/09/21(Mon) 21:31:07

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『メイレンお姉様!
  すっかり御髪も白くなられましたね!?』

  馬鹿ねえ、鬘よ鬘。


[鬘を取って見せれば見覚えのある髪色に
からからと笑って案内してくれた妹のリベル。
伯爵家は仲睦まじい夫婦と噂に聞いていたけど
その寵愛ぶりが実によく分かるお屋敷だったわ。]


  リベル、これ。ちょっと早いけど誕生祝い。

 『わあ……ありがとうございます!
  瑞々しい生命力に溢れた花々ですわね……
  ここまで溌剌とした印象の花は見たことありませんわ』

  ────やっぱり貴方分かるのね、流石だわ。
(87) 2020/09/21(Mon) 21:31:38

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[私はリベルに道中で見つけた花屋のことを
事細かく説明した。
花好きの妹は興味深げに耳を傾けていたわ。



  その後伯爵家の使いが定期的に花を買いに来たり
  妹がお忍びで買いに来てはお代より多めに払って
  『多い分はお花達の輝きと
   あなたの腕前へのチップと思って頂戴な。』なんて



私と一字一句同じ言葉を告げたりするのだけれど、それは余談。]
(88) 2020/09/21(Mon) 21:32:17

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[私が嫁がなかったせいで>>0:40
妹にまで婚約者探しで苦労を掛けてしまったから
会いにいくのは少し怖かったのだけれど

妹は昔と何ら変わらず、私を暖かく出迎えてくれた。]



  改めてリベル、誕生日おめでとう。
  そして──領地にいた時から、
  リーズリー伯爵に嫁いでからも
  私に色々と工面してくれて……本当に有難う。


[ずっと、ずっと言いたかった言葉。
12歳に挑戦した最初のコンペで3位になってから>>0:40
30前後で宮廷楽士になるまでの約12年間。>>0:41

懲りずに夢を追い続けていた私にあの子は
出場資金を貯める私を金銭面でも、物資面でも
裏からひっそり手助けしてくれていたから。]
(89) 2020/09/21(Mon) 21:32:43

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  幸せにね、誕生日に於いても。
  これからの人生も。


[姉として心から願う、妹の幸せ。
優しい貴方がこれからも多くの人に囲まれ
幸せに笑ってくれますように。]*
(90) 2020/09/21(Mon) 21:33:02

【見】 病弱貴族 アメリア

 
[ この国、コンセールカリヨンは
  音楽の止まない国として知られている。

  小さな頃から聴いて育ったそれらへの感情は
  もちろん、愛しさが大きいが。

  
ほんの少しだけ、暗い気持ちがないわけでもなかった。
 ]


   今日はコンペの日、だったわね。


[ 贈られた花は窓際に活けられている>>0:87
  まだ若いから行っておいでと押し出した従者は
  今頃どうしていることだろう。

  徐々に太陽が天上を目指している。
  気温が安定した頃、誰かを伴って外に出てみようか。

  窓から眺めることできる人垣に
  羨ましそうな目を向けながら。
  準備をするために鈴を鳴らした。 ]**
(@0) 2020/09/21(Mon) 21:35:02

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
あら?アメリア様は途中参加の方かしら?
爵位が分かれば私も絡みやすいのですが、
まあ様子を見て見ましょう。
(-21) 2020/09/21(Mon) 21:40:59
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t0) 2020/09/21(Mon) 21:43:08

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t1) 2020/09/21(Mon) 21:58:34

【人】 楽器リペアマン ティグレ

  ―― ここは小さな楽器工房 ――



[ 女の子が手に取ったバイオリンは
  じいさんの手仕事で作られたものだ。


  じいさんも父さんも弦楽器の職人だ。


  その楽器は宮廷楽士にも愛用されている。

  ただアタシは知ってる。
  2人は自分の好きな楽器を
  自分勝手に作っているだけということ。

  注文を受けることもなく、
  ただ作ったものを愛してくれる人を待つ。


  そんな2人がティグレは憧れだった。


  ただティグレに
  その技術が継承されることはなかった。 ]
  
  
(91) 2020/09/21(Mon) 22:26:00

【人】 楽器リペアマン ティグレ

  
  
  まあ、アタシには
  それだけの技量がなかったってこと。

  
  
(92) 2020/09/21(Mon) 22:29:31

【独】 病弱貴族 アメリア

/*
男女比見て入ったつもりだったけど、
女多かったりした!?
わかんない!!
(-22) 2020/09/21(Mon) 22:33:55

【人】 楽器リペアマン ティグレ

  
    
[ 父親にバイオリンを買ってもらった女の子に
  楽器の扱い方、メンテナンスの仕方を教える。

  このバイオリンは
  音響効果に優れた木材が使われている。
  何年もかけて寝かし熟成された木材を
  ハンドメイドで彫っている。
  そして弾けば弾くほど響きが豊かになる。


  女の子の成長とともに
  このバイオリンの音は
  どのように変化していくだろう。


  それをそっと見守るのが
  ティグレの仕事だった。


  見送りのため、入口のドアを開けようとすると
  >>74倒れ込むように男が入ってきた。

  じゃあ、と女の子に言い、父親に会釈をする。

  男は息を切らしている。 ]


  ……?*
(93) 2020/09/21(Mon) 22:37:44
楽器リペアマン ティグレは、メモを貼った。
(a14) 2020/09/21(Mon) 22:45:56

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
>>a14
←流れ乗り遅れを作った原因その1

結局お声がけ出来ず本当に申し訳ございませんわ……
(-23) 2020/09/21(Mon) 22:54:31

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ つかつかと歩を進める靴の音>>61
  それまでもがリズミカルで音楽を奏でるよう。

  そうして私の前で音は止み。>>62
  靴音の持ち主である女性は、こちらに
  合わせて少し身を屈めるようにして、
  尋ねてくださったのです
  



   
『飛び入り参加希望の方ですか?』
>>64と。


  その方の顔には穏やかな微笑みが
  浮かべられていて>>64
  それでもじっと目が合うと、
  どくん、どくん、と心臓が早鐘を打つ音が
  人にも伝わり聞こえるのではないかと思う程。 ]
 
(94) 2020/09/21(Mon) 23:18:22

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ ぐ、と握りしめていた拳の僅かな痛みに
  目をやれば、親指の爪が柔らかい肉に
  めりこんで白く色を変えていました。
  自分のものではないように固まって
  しまったそれらを1本1本、そっと、解いて。


  瞳を閉じて、ひとつ息を吐いて。
  
( かまわない )


  真っ直ぐにその人に向き直れば、
  
( どんなばつをうけようとも )



  
( うたは、わたしのいきるあかし
  
)
 ]
(95) 2020/09/21(Mon) 23:26:53

【人】 教会住みの娘 エヴィ




    
……はい。



 
(96) 2020/09/21(Mon) 23:27:30

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ そう、答えたのでした。

  声は小さかったかもしれませんが、
  震えてはいなかったと信じています。 ]*
 
(97) 2020/09/21(Mon) 23:28:36

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─回想・御身体が優れないとされる御令嬢と私の慰問活動─



[宮廷楽士としての仕事の一環に>>0:n0>>0:44>>0:50
貴族子女への講師や宮廷楽士養成所の非常勤講師、>>0:36
慰問活動等々……様々な事柄がございます。


ハイアーム家の御令嬢>>0:94アメリア嬢との関わりも
密やかに訪れた慰問活動が始まりでした。>>@0]
(98) 2020/09/21(Mon) 23:29:32

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[国王陛下の命でハイアーム家のお屋敷を訪れ
父の領地メニュレーの特産品である
小型自鳴琴……オルゴールを携えて>>0:41


宮廷や国内外の巡業の話をお聞かせしたり
その他、アメリア嬢がお聞きになりたい話を
お話したのでございます。


その際、お屋敷に式台か竪立があれば
許可をいただき何曲か演奏を披露いたしましたことでしょう。


その場には笑わぬ印象を感じさせるような
あの従者の方もいらっしゃったのでしょうか、
どうであったでしょうか。>>0:92]
(99) 2020/09/21(Mon) 23:29:56

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[アメリア嬢に贈呈したのは
蓋の上面に銀縁の時計と
アクアマリンが嵌め込まれた
一見小さな宝石箱のような
白い木製の小型自鳴琴。


箱の上面にはコンセールカリヨンに伝わる昔話。
諸国の視察を終えて、宮廷に戻ろうと
森を抜けようとした途端、猛獣に囲まれ
絶体絶命の危機に襲われたオズワルド国王陛下のお話。


陛下は国でも大変評判な美声の持ち主と言われ、
馬上で歌いながら獣達を鎮め無事に森を切り抜けた
その場面が浮き彫りされておりました。


側面には森と三日月、辺りを流れる
下流の川が同じく浮き彫りされた状態で。]
(100) 2020/09/21(Mon) 23:30:15

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[蓋を開けると内側の右半分には
白い上部に巻きネジが付いた
シリンダ式の小さな黄金の自鳴琴。
曲は事前にお伺いしたお好きな曲をご用意しました。


巻きネジを巻けばその優しい音色が響くことでしょう。
蓋を閉めるか巻いた分のネジが戻れば音は止まります。


左半分には何も入っておりません。
宝石やお気に入りの小物が仕舞えるよう
そこには敢えて何も入れはしませんでした。]
(101) 2020/09/21(Mon) 23:30:40

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[お喜びになるかは分かりませんが
少しでも御無聊のお慰みになればと思い、
用意した小型自鳴琴。


御令嬢の回復と幸福を心よりお祈り申し上げて。]*
(102) 2020/09/21(Mon) 23:30:55
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a15) 2020/09/21(Mon) 23:35:16

平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a16) 2020/09/21(Mon) 23:40:13

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
えーと、現軸の審査に回想回収……
タスク多いですわね!?(自業自得)

空いてる隙間や繋がり作れそうと思ったら
隙間を埋めに行く隙間産業形式ですから
お返事があればその分書く量も増える、私覚えました。

全体交流系、難しいですわ
(-24) 2020/09/21(Mon) 23:45:36

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
>>89
18年間ですわね、ミスしてますわ
(-25) 2020/09/21(Mon) 23:47:07

【独】 病弱貴族 アメリア

/*
エヴィのことめっちゃ大好きなのよね。
言葉選びとか運びとかがすごく好みですき。
一緒に遊びたい!!ってなった

もちろんほかの人もみんなすごい。
コンペ会場書くのとかすごすぎる


今は半分別のことやりながらなので
書くのはもうちょっとあとか明日で……。
(-26) 2020/09/21(Mon) 23:48:37

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―楽器工房にて―



[ 工房内には、ヴァイオリンを持った
  客とおぼしき少女と、父親風の男性、
  そして、すらりとした長身の女性がいた。>>93
  彼女が工房の職人だろうか?


  ちょうど内側からドアを開けるところだったようで、
  爆速で見知らぬ男が突っ込んで来るのを見て
  かなり驚かせてしまっただろうと思いきや、

  彼女は冷静に客の少女親子に向きなおり、
  彼らをにこやかに見送ったようだ。 ]
(103) 2020/09/21(Mon) 23:51:30

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 工房内に入り、息を整える。
  着いたときは肺がオーバーヒートを
  起こすかと思ったが、すぐに呼吸は元通りになった。


  まぁ当然の話だ。自国や周辺国の演奏会では
  2時間以上も立ったまま通しで楽器を
  弾き続けるなんて日常茶飯事。
  日頃から持久力や筋力を鍛えるトレーニングも
  怠っていないのだから。

  
  あらためて工房の女性に向き直る。
  先ほどの客がヴァイオリンを持っていたし、
  ひょっとしたら弦楽器全般に対応できる工房
  なのかもしれない…と淡い期待を抱きながら、
  事情を説明した。  ]
  

俺のこの電子六弦なんだが…、
裏のここ…バネがあったのが…
はじけ飛んじまったんだ。 

 
[ 背負っていた電子六弦を取り出し、
  一つ一つ指差しながら説明していく。 ]
(104) 2020/09/21(Mon) 23:51:54

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

あんまし慣れないモノだってのは
分かってる。だから…


[ 破損したバネを彼女に手渡す。

  弦と釣り合うために
  作られているため、強度はそこそこ高く、
  両端に、六弦本体に引っかけるための
  輪っかがついた
  10cmほどの金属製のものだ。 ]

 
とりあえず、
『これと同じ大きさ・同じ材質・同じ強度の
ものを3つ』
作ってくれないだろうか?
(105) 2020/09/21(Mon) 23:52:36

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 取り付けるのは自分一人で出来る。
  バネのせいで全体の調整が狂ったから、
  本当は全て見てもらいたいところだが、
  そこまで無理は言えない。 ]


もし、時間がかかりそうなら、
今日の夜までに
『グランソ・シュトランド』という宿の
エリクソン宛にこれを届けてくれてもいい。


音楽祭の本番まで時間がないんだ。
頼む。やってくれるだろうか。


[ 彼女を正面から見据え、
  真摯に、そう頼み込んだ。 

  無理を言っているのは重々承知だ。
  彼女は、はたして
  引き受けてくれるだろうか。 ]*
(106) 2020/09/21(Mon) 23:55:44
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a17) 2020/09/22(Tue) 0:00:26

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

バネ作るだけだったらそこらの鍛冶職人から廃材貰ってきた方が…という突っ込みはさておき。

にしても電子六弦の関連語を日本語に書き換えるの骨だぜ
楽しいからやるんだけど
(-27) 2020/09/22(Tue) 0:03:40

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

はっ。エヴィさんが舞台に…!!
(-28) 2020/09/22(Tue) 0:13:52

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
メイレン
61回 残17269pt


次に発言数が多いのが
エリクソン
17回 残19086pt


エヴィ
17回 残19161pt


毎度のことながら私の発言数おかしくないですの?
(-29) 2020/09/22(Tue) 0:21:38

【人】 従者 ヨシュア


  ── 回想 ──



  ありがとうございます。


[ ふっと抱いた違和感。>>57
  問う代わりに、礼の言葉を伝えて。 ]


  …………。


[ 立ち去る背、どこか歩き方に不自然な点はないか。
  黙したまま見送った。 ]
 
(107) 2020/09/22(Tue) 0:26:21

【人】 従者 ヨシュア


[ ややあって、己─── というよりは、
  お嬢様の元へ足早に出向く神父と、
  笑みを伴わぬ挨拶を交わした後。

  ところで、と一言前置きしてから。
  予定にはない会話を向ける。 ]


  アメリア様が、この教会で
  信仰する神に興味をお持ちで
  是非詳しく知りたいと。

  よければ、手の空いている者を、
  屋敷に寄越しては貰えないでしょうか?

  もちろんアメリア様は年頃の女性です。
  男性はもってのほかです。
  そして病弱の身でもある。
  気軽に、話し相手になるような。
 
 
(108) 2020/09/22(Tue) 0:29:22

【人】 従者 ヨシュア

 

  …… 身分を持たない同じ年頃の娘が望ましいです。


[ さて、該当する者はどれほどいるだろう。
  薄らと腫れた痕を思い浮かべながら。>>57 ]
 
(109) 2020/09/22(Tue) 0:30:24

【人】 従者 ヨシュア

 
[ 宗教とて金がかかる。
  有力貴族と結びつきを持つことは、
  決して悪い話ではないはずだった。

  …… しかし神父に告げたように。
  果たしてお嬢様は、こちらの宗教に、
  そこまで深い関心を抱かれたのか?
  それは自身も預かり知らぬところなので。

  もし事実とは異なる場合。
  お嬢様に問い詰められることがあれば。
  「すみません、自分の勘違いでしたね」
  なんて、素知らぬ顔でしれっと答えよう。 ]
  
(110) 2020/09/22(Tue) 0:32:47

【人】 従者 ヨシュア

 
[ もし守備よく、花瓶の水を変えていた娘が
  ハイアームズの屋敷を訪れ、
  アメリアお嬢様と交流を交わすことがあれば。

  自分は、給仕役の真似事をしてお茶を淹れながら
  2人の交流を、やはり愛想のない顔で見守って。
  帰り際、怪我に良い塗り薬を、
  教会への寄付だと言って、幾つか手渡すだろう。 ]
   
(111) 2020/09/22(Tue) 0:33:36

【人】 従者 ヨシュア

 
[ ……もし娘が、想定より遥かに素直で。
          ・・
  言葉の通り、薬を全て教会に渡してしまったとしたら。

  上手い言い方を思いつかぬ、無骨な自身に対し、
  情けなさ気に眉を下げて。 ]*
   
(112) 2020/09/22(Tue) 0:35:22

【人】 従者 ヨシュア



 ── 前日:花屋 ──



[ 笑顔が不得手な自覚はある。
  相手のぎこちない笑みに、
  鏡のように同じ顔を向けた後。>>59 ]


  用事を終え、あとは屋敷に戻るだけなのです。
  よければ店の隅で、
  待たせて頂いでもいいでしょうか?


[ そう答えれば、待っている間。
  花を仕立てる主人と、気を煩わせぬ程度に
  言葉を交わす機会も得られただろうか? ]
 
(113) 2020/09/22(Tue) 0:46:54

【人】 従者 ヨシュア



  大切な女性との約束。
  なのに、守れなかった詫びの品なのです。
  あの方の心を慰められるような花を、
  何卒よろしくお願いします。


[ 真面目な顔で、本気なのか冗談なのか。
  判断の付きにくい要求をすれば。

  女主人の繊細な指先は、まるで魔法の如く。
  自分の骨ばった手では決して紡げない
  見事な花束を編み上げてくれただろう。>>@0 ]*
 
(114) 2020/09/22(Tue) 0:46:58
2020/09/22(Tue) 0:48:57

【人】 従者 ヨシュア


[ そうして迎えたコンペ当日。
  行ってこいと送り出して下さった
  お嬢様の心遣いはありがたい。>>@6

  嗚呼、人の心を思いやる
  素晴らしい淑女に育たれた、と。
  内心で感涙に咽び泣きながら。
  …… 実際の表情は別に変わっていないが。

  休暇を貰い、街を歩く男の姿は、
  どこか浮かない様子で、僅かに陰がかかったもの。 ]
 
(115) 2020/09/22(Tue) 1:12:48

【人】 従者 ヨシュア


[ いつか身体の弱いアメリア様の為。
  陛下の命で高名な宮廷楽士が慰問に訪れた日。>>99

  その名と立場に恥じぬ見事な腕前は
  場にいた者をたちどころに魅了した。
  皆、惜しみない拍手を送り、
  感動に目尻を潤ませる者もいた中で。

  …… 音楽は、素晴らしいものだ。
  国を、人々の心を豊かにし。
  時に誰かを救う力となる。

  それを、十分に理解した上で。
  音楽の止まない国、コンセールカリヨンに身を置き
  この国を愛し、仕える立場でありながら。 ]
 
 
(116) 2020/09/22(Tue) 1:14:37

【人】 従者 ヨシュア



  それでも、己は音楽が好きではないのだ。



       [ 小さく、小さく呟いた言の葉は。
         楽士の音色に興奮した人々の
         喝采の中に掻き消えた。 ]
 
(117) 2020/09/22(Tue) 1:14:51

【人】 従者 ヨシュア


[ …… そんな心の内を抱いているものだから。
  せっかくお嬢さまに送り出して頂いたと言うのに、
  コンペ会場へと向かう足取りはどうにも重く。

  行先を定められないまま。
  しばらく街をさまよっていた。 ]** 
 
(118) 2020/09/22(Tue) 1:15:28
従者 ヨシュアは、メモを貼った。
(a18) 2020/09/22(Tue) 1:22:53

従者 ヨシュアは、メモを貼った。
(a19) 2020/09/22(Tue) 1:23:38

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
本当に良かった……>>a19
麗しい御令嬢が縁故を組んでくださって。

>>0:87で「御令嬢」とあったので
「えっ、これはヨシュアさんと縁故組んで良いフラグです!?
 ですがお屋敷とありますし私しがない男爵令嬢ですから……
 これ私へのパスでしょうか?
 それともNPCお嬢様導入のフラグかしら?」

などと迷っているうち、現軸と回想間に合わず
いざ縁故書こうと思ったら思った以上に時間取れずで
後回し状態だったのでずっと気になっておりましたの。

縁故結んでくださったアメリア嬢に深く感謝を。
(-30) 2020/09/22(Tue) 3:03:22

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
25歳という若さのヨシュアさんが
51歳の私(メイレン)を
「お嬢様」呼びする絵面って客観的にどうなんでしょう???

躊躇してしまったのが1番の理由なのですけどね!!
(-31) 2020/09/22(Tue) 3:06:11

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
それ以前に私が領地に住んでた頃と
宮廷楽士として宮廷付近に住んだ時間軸の
整合性が合わないのでどちらにしろ縁故不可でした……。

今見返してようやく気付きました。
(もっと早く気付きなさい私)
(-32) 2020/09/22(Tue) 3:09:41

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─ 一方その頃・コンペ会場 聴衆達周辺 ─



[裏方の彼女が声を掛けると>>94
彼女視点、目の前の娘が緊張しているように見えたらしく
微笑みを絶やさぬまま、じっと静かに返事を待ちました。


彼女はぐ、と握り締めた拳を
1本1本解いて行く様を静かに。
瞳を閉じて、一つ息を吐いてる姿を、静かに。>>95]
(119) 2020/09/22(Tue) 6:36:05

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[そうして聞こえた、一つの返事。>>96
それは確かに裏方の彼女の耳にも
ちゃんと届きました。>>97


先程の仕草を見ていたこともあり、>>95
彼女にはうんと悩んで結論を出しているのだと
そう思い込んではおりましたが。


確かに、しっかりとした意思のような声を
彼女は確かに聞きました。>>96>>97]
(120) 2020/09/22(Tue) 6:36:21

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『アイラ、ちょっと来て頂戴。
  こちらのお嬢さんを楽屋裏にご案内して欲しいの。』



[裏方の彼女は、後方にやってきていた
もう一人の裏方の名前を呼んで手招きしました。

やって来たのは声を掛けた裏方と同じ格好の
大人びた雰囲気をしたハーフアップの黒髪の女性。
腕には同じ腕章があります。>>42]


 『それでは、こちらの通行証をお持ちください。
  彼女が楽屋裏にご案内いたしますので
  楽屋裏の受付でお名前と挑戦する分野を申告ののち
  番号札を受け取れば受付は完了です。』
(121) 2020/09/22(Tue) 6:36:38

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[そう言って声を掛けた方の裏方女性が
差し出したのは、先程別の男性にも手渡していた
深緑の地に銀糸で縫われた縦線が入った通行証。>>44>>12


もし受け取ったならば、先程アイラと呼ばれていた
別の裏方女性が]
(122) 2020/09/22(Tue) 6:37:04

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『それでは楽屋裏にご案内致します。
  通行証を無くさないようご注意ください。

  楽屋到着後は、受付へ向かい
  通行証と飛び入り参加の旨を伝えて
  お名前と挑戦分野を申告し、
  番号札を受け取れば受付は完了です。』




[と、最初に声を掛けた裏方女性よりも
柔和で穏やかな印象を与えやすい笑みで
楽屋裏へ案内しようと声を掛けました。


もし黒髪の彼女についていったなら、特設舞台の背後へ
人目に付かないようこっそりと案内され
程なく特設の楽屋へ入ることが出来るでしょう。>>12


守衛に通行証を見せれば中へ入れて貰えます。]
(123) 2020/09/22(Tue) 6:37:19

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[後は最初に声を掛けた裏方と
案内した裏方二人の言葉通り。


楽屋内の受付に行き、通行証を見せれば
自分の名前と挑戦分野……
楽器か歌か。楽器なら種類は何か。
歌はどんな歌を歌うのかを伝えるよう指示され>>44
必要な道具なんかも尋ねられたりするでしょう。


番号順に呼び出されること、
順番が早まったり遅まったりする可能性があるので
待機する際は注意すること。
順番を逃しても最後尾に回して貰えたり、>>46>>47
2日目に出場出来るので諦めず受付や裏方に相談すること。]
(124) 2020/09/22(Tue) 6:37:37

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[怪我や体調不良の時は裏方に申告すること。
待ち時間の間、外に出ても良いが
通行証と番号札を失くさないよう注意すること。


番号を呼ばれたら>>2舞台の方へ行き、
舞台に上がること。
先に自己紹介をするか、
演奏や歌の後に必ず自己紹介をすること。>>3


マイクや必要な道具の用意は裏方がしてくれるので
必要なものはきちんと申請すること。


以上のような内容を伝えてくれることでしょう。]
(125) 2020/09/22(Tue) 6:38:14

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[全ての手続きが完了すれば
番号が書かれた小型のピンバッジ式か
番号のタグが付いたブレスレット式の番号札
好きな方を選択可能です。


最後に選択した番号札と、事前に参加登録をした
参加者達の名前と略歴・出場予定時刻等が書かれた
細長いリーフレット式の名簿一覧を
1枚差し出してくれます。


他にも分からないことがあるかと尋ね、
無いようでしたら『頑張ってくださいね』と
応援の言葉を掛けてくれることでしょう。
途中分からなくなっても説明されたことは
リーフレットを読めば分かります。]
(126) 2020/09/22(Tue) 6:38:40

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[楽屋には老若男女、貴賎国籍問わず
様々な方々がいらっしゃいます。>>12


司会に番号を呼び出され>>2
舞台に向かおうとする出演者を見かけたり、
なんてこともあるかもしれませんね?]**
(127) 2020/09/22(Tue) 6:38:55
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a20) 2020/09/22(Tue) 6:47:28

平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a21) 2020/09/22(Tue) 6:53:02

平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a22) 2020/09/22(Tue) 6:54:05

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
私2d更新前に
発言回数3桁行きそうですわね


メイレン
70回 残16893pt
(-33) 2020/09/22(Tue) 6:57:27

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[余談ですが、事前に参加登録をした
参加者達の名前と略歴・出場予定時刻等が書かれた
細長いリーフレット式の名簿一覧は>>126


コンペの最中であれば受付以外でも>>126
宮廷周辺及び主要な街などであれば店先や役所等、
取り扱っている場所やフライヤーボックス等で
簡単に入手することが出来るでしょう。


出演者の名前だけでなく
コンセールカリヨンおすすめの名物や>>0:n0
それらを販売する店舗や土産屋。


飲食店等や絶景地点に王立劇場などの
音楽に関する公共施設一覧等も
最後の方へ数多く掲載されております。]
(128) 2020/09/22(Tue) 7:14:24

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その中には弦楽器職人の親子と>>91
楽器の修理を行う孫>>0:22の工房も


宮廷楽士愛用の楽器工房として
他の楽器店や工房と共に
一覧の中へと掲載されているのだとか。>>91]**
(129) 2020/09/22(Tue) 7:14:40
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a23) 2020/09/22(Tue) 7:18:13

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
本来は縁故振るのがとても苦手なのですが
今回は 頑張り ました …… (ぱた)
(-34) 2020/09/22(Tue) 8:11:32

【人】 教会住みの娘 エヴィ


  
 いつかの従者さんと 
  



[ 神父様の元へ歩き出す私の背に、その方の
  視線が注がれていたとは気付かず。>>107
  なるべく普段通りに歩いたつもりでしたが、
  昨夜捻った足首が少し言うことを聞いてくれない
  ことがあったかもしれません。

  ともかく近くにいらっしゃる神父様をお呼びし、
  そうして足早にやってきた神父様が、
  いつものように老若男女から慕われる
  柔和な笑みを浮かべ、先程から祈りを
  捧げておられるお嬢様の元へ向かわれる
  様子を見届ければ、私はひとつまた頭を
  下げて、その場を離れ掃除に
  戻ったことでしょう。

  ところがいくらも時間が経たぬうちに、
  今度は神父様が、表面だけは変わらぬ笑みを
  口元に称えたまま、なんとはなしに
  不穏な口調で私を呼びにいらしたのです。 ]
 
(130) 2020/09/22(Tue) 8:23:44

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 聞けば、先程のお嬢様が、
  この教会で信仰する神に興味をお持ちで
  是非詳しく知りたいと仰っておられる、と。

  そのままあとについて教会内のお二人の
  元へ伺うと、神父様は私に向き直り、
  にこにこと話すのです。 ]


   『是非お伺いし、お嬢様に神の教えを説いて
    差し上げなさい。年頃が同じくらいの
    お前なら、お嬢様のご心労も僅かながら
    減るだろうし。
    お前にとっては良い学びになるでしょう。
    お嬢様はお身体が御丈夫ではない
    そうだから、重々気をつけて 』



[ などと。

  言われたことに逆らう術などありません。
  目を伏せて、深くお辞儀をして、
  はい、至らぬところもございますが
  真摯に務めさせていただきます、
  と答えました。  ]
 
(131) 2020/09/22(Tue) 8:28:09

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 

  本当のことを言えば、身体中の傷が
  軋むように痛んでいたので、
  それをこの儚げな美しさを備えた
  お嬢様の目に触れさせぬようひとときを
  過ごすことが出来るかと不安はありました。

  もちろん…神を心から信仰しているふりは、
  問題なく出来るでしょうからそれは
  まぁ良いのですが。



  そのまま当日であったか、
  また日を改めてのことであったか。
  私はお嬢様のお屋敷…ハイアームズ家の
  それは豪華な門戸をくぐり、
  その煌びやかな様子に、目も、口も、
  まんまるくぽかんと開いたままにしながら、
  お嬢様との対話の時間を過ごすのでした。 ]
 
(132) 2020/09/22(Tue) 8:33:08

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 
  
その帰り道。

  お供の方
 
お名前をお伺いしたことが
  あったならばヨシュア様
 
が、
  教会への寄付だと、傷薬などの品>>111
  持たせてくださいました。

  思わずどきりとして、恐る恐る彼を
  見上げますが、その表情は先程まで
  私やお嬢様にお茶を(…世の中にこんな
  美味しいお茶があるのかと思うほどに
  素晴らしいものでした!)
  淹れて下さった時と変わらない様子で。


  …それらの薬が、持たせてくださった意味が、
  わからぬほど私は馬鹿ではありません。

  詳しい事情など問い詰めることなどせずに
  多くを語らぬその優しい心遣いに、
  気を抜けばすぐに瞳に水膜が張りそうで、
  懸命に堪えました。  ]
 
(133) 2020/09/22(Tue) 8:36:49

【秘】 教会住みの娘 エヴィ → 従者 ヨシュア




    ありがとう、ございます…


 
(-35) 2020/09/22(Tue) 8:37:18

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 息を整えて、深々と頭を下げて御礼を伝えて。

  …本来なら、歌を歌って感謝の気持ちを
  伝えたいところ。

  けれど声がどうしても震えてしまいそうで
  


  それは出来ないままお屋敷を
  あとにしたのでした。  ]
 
(134) 2020/09/22(Tue) 8:38:26

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ …余談ではありますが。>>112

  その薬は、神父様に全てお渡し致しました。

  隠しておけばよかったのですが、
  あまりの嬉しさに、両の手に握りしめたまま
  教会についてしまったものですから。

  帰宅を待ち構えていた神父様に、
  俗世のものを持ち込んでいないか、
  良からぬことを吹き込まれてはいないか、
  身辺を検査されるのはいつもの事なのに、
  嬉しくて、失念していて。

  さらにどうでも良いことですが、
  その品が傷薬であったことから、
  余計なことを言ったのではないだろうなと
  その夜の神父様は非常にお怒りでした。

  ええ、その薬が私に使われることは
  なかったでしょうね。 ]*

 
(135) 2020/09/22(Tue) 8:40:59

【人】 楽器リペアマン ティグレ

 ―― 小さな楽器工房にて ――



[ >>104
  ティグレは男の風貌に興味がなかった。

  男から煙草の匂いがする
  異国のなつかしい香り。
  
  微かに呼吸のリズムが聴こえる。
  それはすぐに緩やかなものに変わった。


  男はおもむろに楽器を取り出した。 ]


  
!?

  
  
(136) 2020/09/22(Tue) 8:46:07

【人】 楽器リペアマン ティグレ



[ 驚いた。
  
  
  電子六弦だ。
  ティグレは楽器のリペア技術を学ぶため
  他国へ留学していたことがあったが
  その時に出会ったもの。
  まさかこの国で出会えるとは。

  
  弾け飛んだバネを見る。
  

  バネによって出る音色の質は変わる。
  音の厚み、明瞭感、キレ、コシ、
  ローミッドの響き。


  このバネが振るわす音を
  ティグレは思い浮かべた。 ]
  
  
(137) 2020/09/22(Tue) 8:51:38

【人】 楽器リペアマン ティグレ


[ >>105
  
『これと同じ大きさ・同じ材質・
 同じ強度のものを3つ』



  大量に部品のある倉庫の一角の
  いくつかのバネを思いつく。  ]
  
(138) 2020/09/22(Tue) 8:54:27

【人】 楽器リペアマン ティグレ

  
  
  オーケー。
  見繕って今日の夜までには届ける。*
  
  
(139) 2020/09/22(Tue) 9:00:59

【見】 病弱貴族 アメリア

─ 回想:宮廷学士と ─

[ ハイアーム家長女
  アメリア・コンタータ・ハイアーム。

  本来なら社交界にでも出て
  いい嫁ぎ先を探さなければいけない私は
  残念ながら幼い頃から体が弱く
  あまり外に出られない日々を送っていた。

  楽器は体力がないせいで、
  大きなものや肺活量のいるものは扱えない。
  それでも、このコンセールカリヨンの国民として
  ひとつは楽器を扱えなければならない。

  なんとか扱えるものを探したり、
  部屋で過ごす日々は鬱々とする時もあり。

  >>98だから、慰問で人が来ると聞いた時は
  少しだけ胸を弾ませてその日を待ったものだ。 ]
(@1) 2020/09/22(Tue) 9:04:49

【見】 病弱貴族 アメリア

 

   私なんかでも、
   扱える楽器はあるかしら……?


[ 病弱で、周りより出来ることが少ない自分は
  少し、卑下した言い方をしがちだ。
  
  その時も特に意識することなく
  慰問のため来てくれたメイレンへと
  兼ねてよりの問題を聞いた。

  彼女の話す巡業の話は
  聞いたことの無いものばかりで>>99
  笑うことがあれば目を綻ばせ
  口元に手を当てて上品に。

  その時、教会の話でもあれば
  興味を持ったことは、嘘ではないだろう>>110
(@2) 2020/09/22(Tue) 9:05:06

【見】 病弱貴族 アメリア


[ 伯爵家の位を持つハイアーム家は
  どちらかというと貴族であること、
  お金があることを誇示しがちだ。

  豪奢で煌びやか>>132
  勿論招いた楽団に演奏させる
  舞台なんかもあったことだろう。

  手を合わせてわぁ、と感激の声を上げ
  その時は響く音楽に身を震わせていた。
  外出を頻繁にはできない体、
  しっかりとした音楽を聴く機会は少ない。

  
それを本当に、心の底から
  楽しんでいたのか、というのは
  また別の話。
 ]
(@3) 2020/09/22(Tue) 9:05:27

【見】 病弱貴族 アメリア

[ 伯爵家の位を持つハイアーム家は
  どちらかというと貴族であること、
  お金があることを誇示しがちだ。

  豪奢で煌びやか>>132
  勿論招いた楽団に演奏させる
  舞台なんかもあったことだろう。

  手を合わせてわぁ、と感激の声を上げ
  その時は響く音楽に身を震わせていた。
  外出を頻繁にはできない体、
  しっかりとした音楽を聴く機会は少ない。

  
それを本当に、心の底から
楽しんでいたのか、というのは
また別の話。
 ]
(@4) 2020/09/22(Tue) 9:05:38

【見】 病弱貴族 アメリア



   ……まぁ、オルゴール?


[ 病弱な事情を慮ってか、
  皆がプレゼントしてくれることから
  オルゴールに触れる機会は少なくない。

  小さな箱から出てくる音色は不思議であり、
  その日に貰ったオルゴールは
  また一段と綺麗なものに思えた>>100

  箱に刻まれたのは
  昔話のオズワルド国王陛下の話だろうか。

  私はそれに対して
表面的に

  感激した風な態度を取る。]
(@5) 2020/09/22(Tue) 9:05:54

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 勇猛果敢で、美しい声を神から賜り
  危機に陥いろうとも諦めず
  獣たちと和解してしまうその話が


  
私はあまり好きじゃない。 ]



   ありがとうございます。
         ...
   私、このお話大好きなの。

[ そんな心の内を悟らせないよう
  長年培われた淑女の笑みを見せ
  ぱたん、と音を鳴らしていたオルゴールを閉じる。

  好きな曲でも、聞く時によっては
  心が弾まなくなるものなのね。

  自身のために用意されただろうそれに
  感謝の気持ちはありつつも
  拭いきれない複雑な気持ちがあった。 ]**
(@6) 2020/09/22(Tue) 9:07:08
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t2) 2020/09/22(Tue) 9:09:40

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t3) 2020/09/22(Tue) 9:10:30

【人】 従者 ヨシュア


[ 少女の可憐な口元が紡ぐのが。>>134
  礼ではなく透き歌声だったなら。
  それを快く思わぬこの身がどう感じたか。>>117
  幸いにして、語られることはなく。 ]
 
(140) 2020/09/22(Tue) 10:54:14

【秘】 従者 ヨシュア → 教会住みの娘 エヴィ



  何か困り事があれば言って下さい。

  貴族には高貴たる身に相応しい義務があり、
  ならば、それを手助けるすのが、私の務めです。

 
(-37) 2020/09/22(Tue) 10:54:17

【人】 従者 ヨシュア


[ アメリア御嬢様とエヴィ嬢。
  2人の交流が今後も続くようならば。

  仕事の合間を縫って、時折客間に顔を出し。
  メイドに頼んで焼いてもらった焼き菓子を
  土産に持たせることもあっただろうが。

  身体の傷痕に関しては、
  その度に注意を向けてはいたのだが。
  彼女が上手く隠していたのなら、
  確証を得るのは、難しかったかもしれない。 ]**
  
(141) 2020/09/22(Tue) 10:54:32

【独】 従者 ヨシュア

/*
俺が歌が嫌いな理由は、かなりしょうもないのだけど
お嬢様はさぞ複雑な事情がおありなのだろうと、
勝手にハードルを上げ上げしておく。
(-36) 2020/09/22(Tue) 10:56:29

【独】 従者 ヨシュア

/*
誤字を見つけてぺしょん、ってなっているけど
誤字があると言わなければ、気付かれないかなって
意味が通らない時以外は、訂正しないで逃げ切る姿勢
(-38) 2020/09/22(Tue) 10:58:30

【人】 宮廷楽士 ウェールズ

 

 [ 

    コンペも無事に始まりを見せ、
    彼も本会場から少し離れたところで
    聞き耳を立てている。


    周りにいる子供たちに自分の楽器を見せ、
    優しく説明を始めれば、原石を探すのだ。


                         ]
(142) 2020/09/22(Tue) 11:40:20

【人】 宮廷楽士 ウェールズ


    少し小さなものも持ってきてるから、
    実際に弾いてみたい子はいる?


 [  

    彼が使うものは勿論成人サイズ。
    故に、今相手をしている子供達には
    大きすぎて扱いにくい。

    自分のものを片付けると、
    もうひとつのケースから
    子供たちが持ちやすいようなサイズの
    ヴァイオリンを取り出した。
   
    子供達には、元気に手をあげる。
    彼は、1番最初に手を挙げた女の子に
    手招きをして、どうぞとその楽器を渡した。

                         ]
(143) 2020/09/22(Tue) 11:42:46

【人】 宮廷楽士 ウェールズ


     さっき、教えたように、
     まずはこうやってね?


 [

    彼女が楽器を持てば、
       彼もまた自分のものを持つ。

    簡単に音がなるようなものではないが、
    少し練習したら、出すことはできる。

    故に、ゆっくりと丁寧に
         子供たちへ説明するのであった


                         ]*
(144) 2020/09/22(Tue) 11:43:16
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。
(a24) 2020/09/22(Tue) 11:57:34

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t4) 2020/09/22(Tue) 13:18:28

【人】 従者 ヨシュア


[ 音楽に限らず分野というのは、
  後続を育てることが重要だ。
  どれほど栄華を誇ったとて、
  新規参入が見込めなければ
  そのジャンルはいずれ衰退する。

  その点、コンセールカリヨンは安泰だろう。
  そんなことを考えながら、歩を進め、視線を傾けて
  熱心にヴァイオリン指導する青年を横目に>>144
  
  子供達の楽し気な笑顔を見ながら、
  眩しそうに目を細めた。 ]*
 
(145) 2020/09/22(Tue) 13:34:55

【見】 病弱貴族 アメリア

─ 回想:教会でのこと ─

[ 聖歌隊の奏る荘厳な讃美の歌>>0:94
  その中に彼女の姿はあったっただろうか。
  それとも、裏に隠されてしまっていただろうか。

  もしいたのなら、
  きっと他よりも目を集める声だったことだろう。
  
  今日は教会へ礼拝に来た。
  主への祈りとともに、自身の病気の快方を願う。

  …………こんなことに意味があるのかなんて
  きっと、神様にしかわからないのだろうけれど。
 
  藁だとしても縋りたいのだ。
  
命の残量が減っていっていることがわかるから
 ]
(@7) 2020/09/22(Tue) 14:01:46

【見】 病弱貴族 アメリア

 
   
   本日はありがとうございました。


[ そう言葉にすれば
  いくらかの量のお金を従者を通して渡す。

  教会に来たのであれば寄付をしなければならない。
  神については教養として知っていることはあっても
  教会についてはあまり詳しくなかったもので
  神父に言われた言葉通りに、けれど
  少し多めの量を包んでいた。

  見ている限り、
  貧しくも静謐に過ごしているようだが
  たまにはご馳走を食べてくれたらいい。

  出来ることは少ないけれど
  袖が触れ合った時くらい、
  助け合えたらいいと思う。 ]
(@8) 2020/09/22(Tue) 14:02:03

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ ぱちり。目を瞬いた。
  >>108>>109それは自身の従者が
  予定していないことを言い始めたから。

  もう一度瞬いて。
  すぐ、また柔和な笑みに戻す。
  
  幼少の頃から彼とは共に居た。
  だから、こちらの不利益になるようなことは
  しないと理解して、……いや、信頼している。 ]


   よろしくお願いします。


[ さも自分が思っていることのように
  にこやかに願いを言葉に出して。

  >>132すると、神父は一人の女の子を連れてきた。 ]
(@9) 2020/09/22(Tue) 14:02:40

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 歳は自分と同じくらいか。
  痩せてはいるがこちらも同じだから
  そう年齢に開きはないだろう。

  そろそろ疲れからか、自身は顔を青白くさせながら
  それでも手を差し出せば、笑みを作って挨拶する。

  彼女の動きがどこかぎこちないのなら
  疑問に思い従者に視線をやって。

  なにか反応は返ってきたか。
  相手の都合がいいのなら、当日
  話を聞くことにしたけれど
  この体調だと止められてしまっただろうか。 ]
(@10) 2020/09/22(Tue) 14:03:19

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 対話の時間は和やかなものだった。
  お茶請けは美味しく、淹れられた紅茶も
  もともとは別のメイドが用意したものだから
  ヨシュアが入れても美味しいままで。

  神の話、生活はどうか、
  教会の成り立ちについて。
  様々な話をする間は、座っているから
  彼女の不調には気づくことが出来ないだろうか。

  そろそろ休まないといけない、というところ
  彼女に近寄ってもらって、彼女の手を取ろうとし
  囁くように話しかける。 ]
(@11) 2020/09/22(Tue) 14:03:50

【見】 病弱貴族 アメリア

 

   今日はありがとう。

   また、時間があったらこうして
   話に来てくれないかしら。

   私はこんなだから、あまりお友達がいないの。


[ ふふ、と苦笑して、
  握っているのなら、その手の甲を撫でて。

  彼女はきっと、なにかおかしなところがあるのだろう。
  それは本人という意味ではなく。
  でなければ、自分の従者が気にかけるわけが無い。


  まあ、それはそれとして
  いち市民に肩入れするのは
  あまり褒められたことではないので
  あとで叱らなければいけないかもしれないが。
  もしくは、恋でもした?なんて
  からかってみなければならないが。 ]
(@12) 2020/09/22(Tue) 14:06:11

【見】 病弱貴族 アメリア

 
  
   お名前、エヴィ、だったわよね?
   私、貴方のこと好きになっちゃったの。

   何か困ったことがあったら
   少しなら助けになるからね。


[ そこまで言えば手をそっと離す。

  そろそろ自身も限界だ。
  くたりと椅子の背に身を任せ、
  あとはヨシュアに任せよう。

  一体彼が彼女の何を気にしていたのかは
  今日はもう難しいから、明日聞こうかな。 ]**
(@13) 2020/09/22(Tue) 14:06:47
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t5) 2020/09/22(Tue) 14:15:37

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
このアメリアちゃんの透明感よ…
こんな澄んだログ書いてみたいよ…
(-39) 2020/09/22(Tue) 14:45:21

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―小さな楽器工房にて―



[ 工房の彼女は
  電子六弦を見て驚いた様だったが>>137
  何かアテがあるのか>>138、すぐに
  表情を引き締め、]


――『オーケー。
  見繕って今日の夜までには届ける。』


[ そう言って、快く引き受けてくれた。>>139

  その言葉を聞いて、
  先ほどから肩にのしかかった重圧と、
  体中に渦巻いてたチリチリとした焦燥が
  すっ…と音を立てて抜けていくような気がした。]


(ひとまず、助かった……。)
(146) 2020/09/22(Tue) 15:00:37

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

本当にありがとう。
恩に着る。


[ 普段の彼とはかけ離れた殊勝な態度で、
  丁重に礼を述べた。
  改めて、宿の所在地と宛名を、
  置いてあった紙に書き付け、彼女に手渡す。


  そして紙幣を10枚ほど――この国の国王が、
  溺愛してやまない王妃を>>0:n0肖像として
  描かせた、流通しているものの中で最高額の
  豪奢な紙幣だ――
  机の上に置いた。 ]
(147) 2020/09/22(Tue) 15:04:37

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 自国ならば量販店で買えるバネだが、
  今回は所見のものをイチから、
  それも今日の夜までという制限付きで作ってもらうのだ。
  感謝を込めてこのくらい支払ねば気が収まらない。


  彼女が紙幣を受け取ってくれれば、
  この工房を後にし、
  宿に戻って、練習を再開するだろう。 ]*
(148) 2020/09/22(Tue) 15:04:49
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a25) 2020/09/22(Tue) 15:07:28

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ その方が、別の係の女性を呼んで>>121
  テキパキと指示を出している間、
  心の中を様々な感情が浮かんでは消えて。

  感激、困惑、緊張、恐怖
  それらは腑の中でぐちゃぐちゃと
  ひとつに丸まっては喉奥から
  込み上げてくるよう。

  けれど説明とともに通行証…
  深緑の地に銀糸で縫われた縦線が
  入ったもの>>1:44が手渡されれば、
  その存在感に目を奪われて。

  思わずぎゅうと胸に抱きしめてしまって、
  あ、と慌てて離せば顔が火照るのを
  隠すように俯いたでしょう。  ]
 
(149) 2020/09/22(Tue) 15:15:28

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

エヴィさんが歌い始めたらすぐにすっ飛んでいく準備はできてます(何目線)
(-40) 2020/09/22(Tue) 15:19:50

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ そのまま私は黒髪の女性について進みます。
  歩を進める時、先程の小さな男の子がまた
  にこにこと破顔しながら私の服の裾を
  ぴ、と引っ張って  ]


   
『頑張ってね!僕ここで聴いているね!』



[ と送り出してくれ、他の方もつられるように
  次々と拍手を下さって。
  さっきの
酔っ払い
陽気なおじさんも、
  こちらに向かって何故か自慢げに
  親指を上げていて、思わずぶっ、と
  吹き出しそうになって。

  いけない、と表情を引き締めるのですが、
  抑えきれない一笑が口角の端には
  僅かに浮かんでいたでしょう。

  辺り一帯の人が皆暖かく、円い布で
  ふうわりと包まれたような和やかな
  風が吹きました。

  おかげで先程までの緊張はどこへか
  とても落ち着いた気分で特設の楽屋へ
  入ることが出来ました。>>123
 
(150) 2020/09/22(Tue) 15:19:59

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 楽屋には大勢の方がいらっしゃって>>127
  これが此の国が音楽のやまない国、と
  呼ばれる所以なのだと改めて理解すれば、
  初めてほんの少し誇らしい気持ちになりました。

  楽屋での受付は事務的に進みます。>>124
  名前を聞かれた時は一瞬息を飲み、
  虚偽の名を伝えようかと思いました。

  
   
それでも。

  
わたしはわたしのしんじるものを
  
  ]


    エヴィ、と言います。
    
 (わたしがわたしであるために)



[ と嘘偽りのないまま申し出ました。

  歌をうたうこと、伴奏は要らないことなどを
  淡々と伝えて。   ]
 
(151) 2020/09/22(Tue) 15:22:47

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ そうしていればやがてどうぞと
  差し出される冊子と、番号札。>>126

  迷うことなくブレスレットになった方を
  選んで、左手首に着けました。

  そんなはずはないのに、じんわりと
  温もりを放っては私の気持ちを落ち着けて、
  また奮い立たせてくれるような気がするのです。

  丁寧に優しく説明してくださった方に
  こちらも深く頭を下げてお礼を言えば、
  質問はないかと尋ねてくださいます。
  大丈夫です、と頷けばまた丁寧に、
  頑張ってくださいねと激励の言の葉。>>126

  はい、と言う二文字に、多くの気持ちを込めました。 ]
 
(152) 2020/09/22(Tue) 15:24:49

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ そういえば。
  橋の上でお会いした、あの異国の方は
  いらっしゃるのでしょうか。>>0:14

  まさか直前での大変なトラブルの為、
  街を駆けていらっしゃるとは知らないままに>>74
  私はたくさんの人の中を、あの
  アシンメトリーな上着をなんとはなしに
  目で探してしまうのでした。  ]*
 
(153) 2020/09/22(Tue) 15:26:08

【人】 従者 ヨシュア


[ お嬢様とエヴィ嬢の茶会は和やかに終わる。

  身体の事情もあり、お嬢様は年の近い友人が少ない。
  深窓の令嬢を体現したような白い頬に
  エヴィ嬢との交流で、幾ばくかの紅色が咲けば、
  従者として大いに喜ばしいことだ。 ]


  少し熱いようです。
  話は、熱が下がってからに致しましょう。


[ エヴィ嬢を送った後のこと。  
  深く椅子に腰掛けるお嬢様。
  その額に、そっと手を当てて。

  彼女が何か言いたげならば、@13
  心当たりは大いにある。>>@9 ]
 
(154) 2020/09/22(Tue) 16:31:22

【人】 従者 ヨシュア


[ 己は彼女の無理を許さなかっただろうから。
  不調が続くようなら、そのまま話は後に回して
  心身の健康に努めて頂く。
  だから翌日に、
  その機会が巡ってきたかは定かではないが。 ]


  良いですか、お嬢様。
  民に救いを差し伸べるのは、貴族の義務です。

  民の笑顔が、陛下、妃殿下。
  しいてはコンセールカリヨンの平和に繋がるのです。
  
  ならば、貴族に仕える私が
  それをお手伝いするのは、至極当然のことです。


[ お嬢様の体調が良いようなら。
  明らかに越権行為であると自覚をした上で伝える。

  エヴィ嬢は身体に傷を負っていて、
  どうしてか、それを隠していると。 ]
 
(155) 2020/09/22(Tue) 16:32:27

【人】 従者 ヨシュア



  そうですね。確かに私もいい年です。
  しかし、お嬢様が素敵な旦那様と
  婚礼の儀を迎える日まで、
  心配で恋などしている暇はありません。


[ 余談だが、恋でもしたかなどと揶揄われようならば。
  そのような返しで、口を封じよう。>>@12

  貴族令嬢ならば、
  幼い頃から婚約者がいても珍しくはない。
  もしお嬢様がそう言った話と縁が薄いならば、
  患った病が関係するのだろうが。

  この身はいつだって、
  彼女の幸せを願っているのだから。 ]**
 
(156) 2020/09/22(Tue) 16:33:26

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
せつない…
(-41) 2020/09/22(Tue) 16:38:13

【人】 教会住みの娘 エヴィ


  
 いつかのアメリアお嬢様と 
  


[ アメリア様はとても熱心に
  (私にはそう見えました)教会のこと、
  神様のこと、果ては私達の生活に至るまで、
  たくさんのことにお気持ちを寄せられていて、
  私は時を忘れて問われるがまま、
  自身の知る限りのことをお話したことでしょう。

  …初めはこう、何というか、貴族のお嬢様と
  自分との間に憚るあまりに高い壁に慄いて、
  卑屈な気持ちが無かったかといえば
  嘘になるのでしたが、お話を重ねるごと
  その儚げな御人柄、特に言葉の端々から
  時折覗くご自身を卑下するような仰り方>>@2
  は、あぁ此の方とて全てにおいて
  お幸せと言うわけではないのだと
  知るには充分なものでした。  ]
 
(157) 2020/09/22(Tue) 17:10:59

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ お身体について尋ねることは
  ありませんでしたが、時間が経つにつれ
  そのお顔の色が美しい陶器のように
  白くなる様>>@10を見れば、
  決してご無理をさせてはいけないと、
  楽しい茶会の終わりを切り出した
  ことでしょう。

  
  
と、アメリア様が私に
  近づくよう仰いました。

  少し驚いて、それでもおずおずと近づいた
  私の手を、そっと握って下さるのです。

  そうして、囁くように、発せられた、
  言葉。>>@12

  私の手を優しく撫でながら、
  小さな笑みを浮かべるアメリア様は、
  とても綺麗で儚げで、どこか寂しげで。 ]
 
(158) 2020/09/22(Tue) 17:13:01

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 袖で隠された部分の痕に
  どうか気付いて下さいませんように、
  と必死に願ってはいましたが、

  
(此の御方には、あんな醜い世界を、
  知らせてはいけない)


  触れてくださる手は、お顔のお色からは
  考えられないほど暖かく…… ]


    ……
   
はい、アメリア様。
    私のような者に、勿体ないお言葉を
    ありがとうございます…

    私で良ければ、いつでも。
    アメリア様が呼んでくださればすぐに、
    駆けて参ります。

    どうかお身体を大切になさってください。


 
(159) 2020/09/22(Tue) 17:17:13

【秘】 教会住みの娘 エヴィ → 病弱貴族 アメリア




    慈悲深き乙女よ
    おお 聞き給え 乙女の祈り
    荒んだ者にも汝は耳を傾け
    絶望の底からも救い給う



 
(-42) 2020/09/22(Tue) 17:18:01

【人】 教会住みの娘 エヴィ



[ 歌い終えれば、離される、掌>>@13

  間に流れる風が、掌の温もりを
  持っていってしまうようで、
  妙に寂しかったのを覚えています。   ]*

 
 
(160) 2020/09/22(Tue) 17:20:05

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

ああああああああああああ!!!!!!!!!!
(-43) 2020/09/22(Tue) 17:30:53

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

まにあわなかったああああああああああ
(-44) 2020/09/22(Tue) 17:31:20

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

遅筆乙。。。。。。
(-45) 2020/09/22(Tue) 17:31:48

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

んんん?

まだ過去編?

メイレンとエリクソン待ってくれてるのかな?
(-46) 2020/09/22(Tue) 17:32:47

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―橋の上・何かに惹きよせられて―



[ 楽器工房の彼女に
  バネを夜までに届けて貰う約束を
  取り付けられたことに一安心しながら、
  早く仲間に報告せねばと、足早に
  宿『グランソ・シュトランド』へ歩を進める。

  メインストリートを抜け、
  川を…橋を、渡る。


  昨日自分が気を持てあまして、
  煙草を吸っていた橋。>>0:5

  川に煙草を捨てた自分を、
  にこやかに笑いながらも、
  歌うことでそれとなく諭してみせた
  あの綺麗な娘のことを思い出す。>>0:11
(161) 2020/09/22(Tue) 17:34:51

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 彼女は今、どうしているだろう。


  つねに笑みを顔に貼り付けているが、
  自分が少し口調を強めただけで、
  一瞬、萎縮したように小さな体を震わせた彼女。

  教会の話をすると、
  神への信心を繰り返し口にした彼女。>>0:19
  逃げるように。諭すように。


    ……まるで、
"誰か"
に対して言い聞かせるような
  声色で…。 ]
(162) 2020/09/22(Tue) 17:35:57

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

――"誰に"対して?

   
 ――
彼女自身のように、聞こえた。 
(163) 2020/09/22(Tue) 17:36:40

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

――なぜ分かったかって?

   
 ――
俺自身が、そうだったから。
(164) 2020/09/22(Tue) 17:36:54

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 彼女の賛美歌を聴いて、神への信心を聞いて、
  明るく小綺麗に見えたこの国に来てすらも、
  自分を追いかける
抑圧の影

  見た気がした。>>0:15>>0:92 ]


   ――俺も、教会育ちだからな。


[ あぁ、どこの国だって一緒じゃあないか。
  ある種の諦観とともに、そう思った。

  だが、身に纏わり付くしがらみを打ち破ることは、
  難しくはあれど、不可能じゃない。]
 

――本当に難しいのは、その先だ。

[ 自分を省みて、誰にも聞こえない声で、
  そう独り言つ。
  だが、これは今の彼女とは何ら関係ない話。]
(165) 2020/09/22(Tue) 17:39:16

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ だから自分はあのとき、]



――
『音楽祭で会おう』




[ せめてそれだけ伝えたくて、
  その言葉だけ絞り出して、
  彼女の背中に投げかけたのだ。>>0:93 ]
(166) 2020/09/22(Tue) 17:39:43

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ その時の彼女が何を思ったかは、
  もう知る由もない。


  …彼女は振り返らなかった。

  聞こえなかったんだ。
  そう思うことにした。

  彼女は本当は聞こえてて、
  でも振り返えられなかったとは>>0:97
  知らないままに、

  あれはただ一時の、偶然の邂逅で、
  歌に揺さぶられた感情も、
  彼女に投げかけた言葉も全部
  ただの自分の勝手な思い過ごしだったのだ…と、

  それでも心に残る黒い澱を
  見ないように振り払って…。


  彼は歩を進めようとする。]
(167) 2020/09/22(Tue) 17:40:30

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ そこに…一陣の風が吹く。
  細めた目は、しかし次の瞬間、
  大きく見開かれることになる。

  引き寄せられるように、逆の方角に足が向く。
  熱狂と歓声の渦の中に、
  凜と立つその姿を見るために……。]
(168) 2020/09/22(Tue) 17:42:14

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 一陣の風に乗って…。
  コンペ会場からこの橋まで…。
  本来なら届くはずもない距離を超え…。]


――『エヴィ、と言います。』



[ 決して忘れられない、
  あの声が聞こえたから。>>151]*
(169) 2020/09/22(Tue) 17:43:50
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a26) 2020/09/22(Tue) 17:52:18

鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a27) 2020/09/22(Tue) 17:53:55

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

ちなみにエヴィさんの自己紹介を、
舞台上で言ってるんだと勘違いして、
受付で名前を言うやつなのを見逃してて、
エリクソンはものっそいエスパー耳だという設定を
生み出してしまったアカウントはここだよ
(-47) 2020/09/22(Tue) 17:58:27

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

だって会場に行くきタイミングここしかなかったんだもーん
と言い訳してみる。

「偶然行ってみたら彼女が居ました」、じゃ盛り上がりに欠けるし…
(-48) 2020/09/22(Tue) 18:00:53

【人】 宮廷楽士 ウェールズ

−過去にあったなにか

 [

    彼が宮廷に召し上げられて、少し過ぎた時のこと。
    城下でも大きな教会へと訪れたことがある。
    何の話をしにきたのかは、
    彼自身興味がなく覚えていなかったが、
    神父と一緒に来ていた楽士たちが話していた
    ようなことだけは覚えている。
                         ]


     音楽は好き?


 [   >>0:68

    大人たち
自分以外の人間
の話を、
    邪魔することのないように、
    足跡を立てず、近くにいた少女に声をかける。

    好きなら縦に、違うなら横に、首を振って。

    そんな風に続けて呟いただろうか。
    少女と会話を成立させるためには、
    そういう対応をとっておくほうが
    良いような気がして。

                        ]*
(170) 2020/09/22(Tue) 18:17:41

【独】 病弱貴族 アメリア

/*
ええーーーん

>>154>>155>>156ヨシュアも
>>157>>158>>159>>160エヴィも

すき!!!!
(-49) 2020/09/22(Tue) 18:46:20

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
ぶっつけ本番でPCメイクしますと
敬称間違えるわ時代背景考察ミスるわと
今回ボロボロですわねー……

視野が狭くなっておりますので
本日は落ち着いて仮眠取ってからにいたしましょうか

>>t5のアメリア嬢がお可愛らしいですの
(-50) 2020/09/22(Tue) 18:47:44

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

エヴィさんに集中線ですね
1番占いたい位置です。

私は今のところ多弁放置されてますが
中盤以降に集中線が向いていた所の白が拾われるや否や、
村から牙を向けられて吊られそうです。
メイレンさんは噛まれなければ怪しみましょうかね。

ミュシカお前は確黒だ
(-51) 2020/09/22(Tue) 19:10:00

【独】 病弱貴族 アメリア

/*
エリクソンの展開の仕方もすごいなぁ。
かっこいい。
(-52) 2020/09/22(Tue) 19:14:44

【独】 病弱貴族 アメリア

/*
うまく村人Aになれている気がする
(-53) 2020/09/22(Tue) 19:16:33

【人】 楽器リペアマン ティグレ

 ―― 小さな楽器工房にて ――



  お兄さん、多いよ。


[ >>147
  机に置かれた10枚の紙幣を手に取る。


  男からふっと息が漏れるのが聴こえた。
  重圧から逃れた、安堵のような音。


  余程追い詰められていたのか。
  ティグレは笑った。 


  確かにこの国は格調高い音楽の
  イメージがあるだろう。

  だけど
  一人一人が好む音は違う。

  音楽はどこまでも自由だ。 ]
  
  
(171) 2020/09/22(Tue) 19:22:31

【人】 楽器リペアマン ティグレ


  
  部品見つからないと思った?
  この国も捨てたもんじゃないでしょ。


[ 10枚の紙幣から1枚を抜き取り、残りを返す。
  お釣りはバネと一緒に持ってく
  と告げた。 ]*
  
(172) 2020/09/22(Tue) 19:28:39
楽器リペアマン ティグレは、メモを貼った。
(a28) 2020/09/22(Tue) 19:34:22

【独】 病弱貴族 アメリア

/*
みんな形容詞とかすごいなぁ。
まるまるのように、とか
あまり思い浮かばないから。
(-54) 2020/09/22(Tue) 19:56:34
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。
(a29) 2020/09/22(Tue) 20:23:30

【見】 病弱貴族 アメリア

  
  
[ 私の親に仕えているヨシュア。
  彼と出会ったのは果たして
  私が何歳の頃だっただろう。

  何にしても、病弱な私は
  歳がまだ近い方だという理由で
  彼の世話になることが多かった。

  最初は申し訳なさから
  謝ってばかりだったと思う。

  貴族でも、貴族だからこそ。
  自分の役に立たなさがよくわかったのだ。 ]
(@14) 2020/09/22(Tue) 20:38:39

【見】 病弱貴族 アメリア

─ 回想:茶会のこと ─


[ >>157熱心に見えたのは、きっと
  知らないことを知ることが楽しいから。

  未知は楽しい。知識を得ることは自分の糧になる。
    
どうせ意味の無いことだと、
思う心も確かにあったけれど


  それでも、彼女の話すことは新鮮で。
  ついいつもよりも喉を震わせ、
  長く話をしていた。


  貴族の中には、彼女のような身分を
  平民だと蔑むものもいるのだろう。

  けれど、役立たずな自分を知っているから
  地位が下な者を蔑むような気持ちもなく。
  寧ろ、羨ましいとさえ思う自分がいて。 ]
(@15) 2020/09/22(Tue) 20:39:01

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ ───そうして、
  楽しい茶会は終わってしまった>>154 ]


    ヨシュア、無事に届けられた……?


[ 熱で意識が淡く混濁する。
  それでも気になるのは彼女のこと。

  一市民に肩入れするのは、なんて
  思っておきながら、この体たらくだ。
  自分は存外、心が揺れ動きやすい。 

  額にあたる、自分の体温より冷たい手。
  疲れのせいか、触れるそれに
  心做しか安心感を覚える。 ]
(@16) 2020/09/22(Tue) 20:40:21

【見】 病弱貴族 アメリア

[ ベッドには彼が運んでくれただろうか。
  布の中に沈めば、小さく声を出す。 ]

 
   
ヨシュア……あのね……



[ 続く言葉はない。
  翡翠の瞳は長いまつ毛に隠れて
  そのまま小さな呼吸とともに寝息を立て始めた。 ]
(@17) 2020/09/22(Tue) 20:41:01

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ それから数日はまた、
  ベッドの中で過ごすこととなっただろう。

  外に出るというだけで、様々な刺激を得る。
  過敏な体はそれらに耐えられないのだ。 ]


   ……そう、あの子が傷を。
   なら、あなたの行動は正しかったわ。


[ 貴族たるもの、大局を見て行動しなければならない。
  であるのなら、怪我をしている彼女を
  自分の近くに一度でも置くことは
  行動として正しい>>155

  共に話をした少女が負っていた傷に
  疑問を持った令嬢、という方が
  話の筋書きとしては納得されやすいだろう。

  彼の観察眼や行動力に、いつも助けられている。 ]
(@18) 2020/09/22(Tue) 20:41:49

【見】 病弱貴族 アメリア

 
   
   具合が良くなったら、
   また教会に行ってみましょう。

   よく観察したら、なにが起こっているのか
   わかるかもしれない。


[ 隠している、ということは
  バレてはいけないということ。
  なら、教会の上のものは
  信用出来ない可能性がある。

  ただ告発しただけでは煙に巻かれるだろう。
  ならばすべきことは……。 

  と、考えていれば冗談交じりの声が聞こえた。 ]
(@19) 2020/09/22(Tue) 20:42:24

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
    もうっ、揶揄っているわね?


[ 先に言ったのは自分だけれど
  蒸し返すことではないだろう。

  軽く眉尻を上げれば、
  肩から力が抜けていることに気がつく。

  もう、これだから。
  彼には敵わない。 ]**
(@20) 2020/09/22(Tue) 20:42:43
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t6) 2020/09/22(Tue) 20:48:07

【独】 病弱貴族 アメリア

/*
時間が取れたらココスキ!タイムしたい
(-55) 2020/09/22(Tue) 20:49:57
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t7) 2020/09/22(Tue) 21:06:45

【人】 従者 ヨシュア


[ 自分は、お嬢様がこの世に生を受けるよりも前に
  親を失い、旦那様に拾われた。
  ここだけの話、赤ん坊だったお嬢様の
  おむつ紐も変えたこともある。

  それから自身の忠誠は、
  旦那様と、お嬢様。
  そしてこの国へ変わらず注がれている。

  おむつ以外に、倒れたお嬢様を寝室に運ぶのも
  いつしか自分の役目となった。
  最初は苦労したが、今では容易に行える。
  自身は成長に伴い、体が作られ、腕にも筋肉がついた。
 
 対してお嬢様は、細く軽いままだから。 ]

 
(173) 2020/09/22(Tue) 21:37:26

【人】 従者 ヨシュア


[ お茶会の後。
  力の篭らぬ身体を、両腕でしっかりと抱え。
  清潔なベッドの上に横たわらせた。>>@17 ]


  …………?


[ 囁くような音に、耳を傾ける。
  しかし、続く規則的な寝息に。
  眠ってしまったようだと判断すれば、 ]


  おやすみなさい、アメリア様。
  良い夢を。


[ 灯りを消し、起こさぬように、
  そっと部屋を後にする。 ]
 
(174) 2020/09/22(Tue) 21:39:36

【人】 従者 ヨシュア


[ それから数日は、旦那様からの命を果たしつつ。
  部屋から出られぬアメリア様を見舞う日々が続く。

  やがて体調も落ち着き、
  ベッドから身体を起こすアメリア様。
  開かれた二つの翡翠は凛と輝いて、
  貴族としての気品を漂わせていた。

  エヴィ嬢が置かれている立場は不明瞭だ。
  決して楽観できる状況ではないかもしれない。

  しかし、その唇が紡ぐ結論を>>@19
  今だけは、誇らしい気持ちで聞いて。 ]
 
(175) 2020/09/22(Tue) 21:40:36

【人】 従者 ヨシュア



  貴方の望みは、私の望みです。

  どうかこの身を剣として盾として。
  ご自由にお使い下さい。


[ 変わらぬ忠誠を、捧げる。 ]
 
(176) 2020/09/22(Tue) 21:43:24

【人】 従者 ヨシュア



  さすが、御慧眼ですね。


[ 話が移れば、力を緩める姿に。>>@20
  ふっと息を吐いてから、口の端を上げる。

  とはいえ、別に揶揄ったつもりはない。
  アメリア様の花嫁衣装をこの目で見るまでは、
  色恋にうつつを抜かすつもりはない。

  18年前。産声をあげたお嬢様を、
  この両腕に抱かせて頂いた日から。
  己の心に、そう誓っている。

  ただ、それをそのまま口にする必要はないだろうと。
  忠誠心溢れる従者とて、嘘くらいつくのだ。 ]**
 
(177) 2020/09/22(Tue) 21:46:26
従者 ヨシュアは、メモを貼った。
(a30) 2020/09/22(Tue) 21:51:29

【独】 従者 ヨシュア

/*
こいつ、さてはコンペ会場に行かないな……?

まあ、それはそれで!
(-56) 2020/09/22(Tue) 21:52:13

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

[ 昨日より賑やかな音があふれる
  街を一人ニコロは歩いていた

  彼が(ここではない国の)
  孤児院を出てから様々な国
  島に訪れてきた
  その中で一番と言っていいほど
  賑やかな音のお祭りであった

  歩いているだけでも楽しく
  コンペ会場から漏れ出る音が
  より彼の心を楽しくさせた ]


うん、夜の酒場で演奏する前に
楽器の調整でもしてもらいに
行ってみるのもいいかな
(178) 2020/09/22(Tue) 22:13:54

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

[ 昨日のカフェの店員の女性から
  演奏させてもらえる酒場を紹介
  してもらった
  その他にも、おすすめの楽器工房
  穴場な花屋、軽食屋
  絶景スポットなど、この国の様々 
  な場所を教えてもらった ]
(179) 2020/09/22(Tue) 22:14:21

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

[ カフェの店員の女性曰く、親子で
  楽器工房を回しているとか
  弦楽器の調整がうまいと評判な
  老人がいるとか
  そんな情報を思い浮かべつつ
  紹介してもらった楽器工房の
  扉を開けた… ]*
(180) 2020/09/22(Tue) 22:14:32

【人】 楽器リペアマン ティグレ

  ―― 楽器工房の倉庫にて ――



[ ティグレは倉庫の扉を開け、灯りをつけた。
  天井まである棚には所狭しとケースが並び
  工具や部品が仕舞われていた。

  右奥へ行き、1つのケースを取り出す。

  その中には
  ゴールド、ブロンズ、黒のバネがあった。


  1年前に手に入れたものだ。 ]

  
(181) 2020/09/22(Tue) 22:15:22
旅のヴァイオリン弾き ニコロは、メモを貼った。
(a31) 2020/09/22(Tue) 22:16:45

【人】 楽器リペアマン ティグレ

  ―― 1年ほど前の話 ――


[ それは突然のこと。
  第三王子リジィがこの店に訪れたのだった。

  勢いよく開かれる扉。
  乱れた呼吸のリズム。

  王子殿下はこの店に電子六弦はないか尋ねた。

  無口なじいさんと父さんは黙って首を振った。

  王子殿下は気にしないでくれと言い
  店を出て行った。 ]
  
(182) 2020/09/22(Tue) 22:22:24

【人】 楽器リペアマン ティグレ


[ ティグレはその後、
  かつての留学先で出会った
  電子弦琴のリペアマンから
  いくつかの部品を取り寄せておいた。


  王子殿下との一瞬の出会い。
  その声や音。
  落胆の中に前へ進む活力を
  ティグレは聴きとった。


  アタシに楽器を作ることは許されない。
  1つの部品が楽器の未来を繋ぐ可能性がある。

  それがティグレにできることだった。 ]
  
(183) 2020/09/22(Tue) 22:29:55

【人】 楽器リペアマン ティグレ

  
[ ケースの中からブロンズのバネを手に取った。

  それを持ってティグレは店を出て、
  エリクソンの泊まる宿へ向かう。

  彼に会えれば手渡すだろうし、
  会えなければ宿主に託すだろう。 ]*
  
(184) 2020/09/22(Tue) 22:37:37

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―コンペ会場―



[ 雑踏をかき分けて、
  大庭園内の中心・特設舞台に近づいてゆく。


  現在の演目は何だろうか…
  ここからではよく見えないが、
  少なくとも、
  あの娘はまだ登壇していないようだった。


  コンペ会場は、朝方に来たときよりも、
  さらに多くの観客で、雑然と賑わっていた。


  さらに、朝来たときは見つけられなかったが、
  一般観衆のひしめく場所とは
  一線を画したところに、
  特等スペースのようなものが設けられている。 ]
(185) 2020/09/22(Tue) 22:44:05

【人】 教会住みの娘 エヴィ


  
 過去にあった何か 
  


[ あの時>>0:68、教会にいらした宮廷楽士の
  皆様のうちお一人のことは、ぼんやりと
  記憶の片隅に。>>170


  熱心に神父様とお話をなさる方々から
  少し離れていらっしゃったお姿には
  気づきましたが、何故会合の輪には入らずに
  おられるのかなど知る術もなく。

  ですから、花瓶の水を替えるふりを
  しながら、大人たちが話す、恐らく
  音楽祭の話であろうそれを少しでも
  耳にしたくてそこに居た私に、
  突如お声をかけて下さった時には、
  
  今度こそ花瓶を取り落としそうなほど
  驚いたものでした。>>170
 
(186) 2020/09/22(Tue) 22:44:22

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ こちらは一般観衆達とは全く違う待遇のようで、
  1人1人にデスクをあてがわれていて、
  身に付けている物から察するに、
  席次が上の者から順に、出場者から見て左から右へと、
  横並びに並んでいるようだった。>>1:108


あれが…審査員か。


[ 遠くない未来に対峙する相手達。
  彼らがどのような審美眼を持つのか…。
  自分らの演奏を認めるのか、
  それとも一閃のもとに斬り捨てるのか。

  こんな遠目からでは、
  想像すらすることもかなわなかった。]
(187) 2020/09/22(Tue) 22:45:59
楽器リペアマン ティグレは、メモを貼った。
(a32) 2020/09/22(Tue) 22:46:03

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 尋ねられた問いに驚き戸惑いながらも、
  視線を上げることなくひとつ、頷いて。

  …そうして一息間を開けて、
  続けて僅かに首を横に振ったでしょう。


        歌は、好き。

        賛美歌は、嫌い。

        歌うことは、好き。

        心を偽りながら歌うことは、嫌い。
 ]*

 
(188) 2020/09/22(Tue) 22:46:36

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ すぐ後方には、一見して王族と分かるような
  装いをした人間達が、舞台を鑑賞している。>>38


  掛けている肘掛け椅子も、下に敷いたクロスも、
  調度品みな煌びやかで、
  そして、なかなかにエキゾチックだ。
  (そう思うのも、遠い異国から来た
  エリクソンだけなのかもしれないが。)


  あの中にリジィという王子が居るのだ。
  
  遠く海を渡った向こうの、一国の王子が、
  自分達が目指していた音楽祭に、
  ちょうど同じ時期に招待をくれた。]


 ――なんて僥倖に恵まれているのだろうか。
(189) 2020/09/22(Tue) 22:46:54

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
ごめんなサンドイッチ
(-57) 2020/09/22(Tue) 22:47:26

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン


[ しばらく思いを馳せていると、
  唐突に肩をたたかれた。

  四弦担当のディミトリエが、
  不機嫌そうな顔で立っている。 ]


  『エリク。こんなとこで何してるんだい。
  楽器のリペアほっぽってさ。』


[ 呆れた、というように息をついて、]


  『機材トラブルが発生したって本部に伝えたら、
   出順、明日に延期してくれるみたいだよ。』
(190) 2020/09/22(Tue) 22:47:30

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 聞くに、
  コンペでは急なスケジュールの変更などは
  ざらにあるらしく、>>46>47
  特に問題なく話を通すことが出来たらしい。


  現在、他の審査員や出演者の都合と調整中らしく
  また、二日目は会場が室内になることとの兼ね合いもあり、
  明確な返事はまだだそうだ。 ]


  『今は僕らも練習終わって息抜き中だから、
   君も夕飯の終わる時間にまた来いよ。』


[ ディミトリエは去って行った。
  久しぶりに祖国に帰り、
  知己との旧交を温めたりするのかもしれない。


  彼の背中を見送りながら、
  服装こそ自分と同じ全身黒のアシンメトリー
  なのに、彼が着ると、
  持ち前の上品さが損なわれないのは何故だろう。

  などとぼんやり考えていた。 ]*
(191) 2020/09/22(Tue) 22:48:07
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a33) 2020/09/22(Tue) 22:53:02

鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a34) 2020/09/22(Tue) 23:00:01

【人】 宮廷楽士 ウェールズ

−過去のいつかの話

 [

    小さく話しかけた、花瓶の水をかえていた少女。
    危うく、花瓶を落としそうになったので、
    そっと音が立たないように支えてみた。>>186

    少女は首を縦に振ったが、
    少し間があって横に振った。>>188

                        ]


     俺は、弦楽器しかやれない。
     でもいつか、触れてほしい。
     
……待ってるよ



 [

    落ちそうになった花瓶を支えた時、
    少し彼女の手に触れただろうか。
    もし、そのはずみで彼女の細さに
    気づくことがあれば、
    ちくりと胸を痛ませながら、
    大人たちの会話が終わる前に、
    彼女から離れただろう。

                     ]*
(192) 2020/09/22(Tue) 23:27:23

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

教会出身者3人いるのな……
(-58) 2020/09/23(Wed) 0:41:00

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

ニコロの奴見てなかった。。。
すみませ。。。。
(-59) 2020/09/23(Wed) 0:41:45

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

えーーーん
次からはちゃんと確認しよう。。。

いい感じに別の設定生やせないかなあ
(-60) 2020/09/23(Wed) 0:44:24

【秘】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン → 心配性の王妃 ミュシカ

[ビガーーーッーーーキィィィィィーーーン]
あーあー
マイクテス マイクテス

聞こえてるだろうか?
この国の女王宛て問い合わせ先―極東の国のコトバで言う目安箱ってやつか…?―のというのは、
ココで合っているか。

今からすごく初歩的かつメタメタしい質問をさせてもらう。
お付き合い頂けるだろうか。
(-61) 2020/09/23(Wed) 1:54:43

【秘】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン → 心配性の王妃 ミュシカ

★自分の過去軸で、
他PCの現在軸とエンカするのは可能か?


俺は今コンペ会場にいるのだが、
過去軸でティグレにリペアを頼んでいる。
その過去軸の場所にちょうどニコロが来たので、
俺の過去軸の続きとして、そこの話を付け加えたいのだが…

これはルール上(マナー上?)可能だろうか?

当方、このテのイベントは余り経験がないため
教示いただけると助かる。
(-63) 2020/09/23(Wed) 2:01:05

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

/*
女王ちゃうわ、王妃だわ
村立てのPLに引きずられたなど
(-62) 2020/09/23(Wed) 2:02:42
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a35) 2020/09/23(Wed) 2:09:15

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[教会で出会った娘が飛び入り登録を果たした後、
それは裏方により私達へも伝えられました。>>149>>150]



 『新たに飛び入りが2名だな、承知した。
  1人は口風琴、1人が歌で歌の方は伴奏不要。
  順番は夕方頃になると2人に通達してくれ。』


  
 『承知しました』



[きっと裏方の彼が伝えに来るのは
人混みとその後の仕事も含めて
もう少し時間が掛かったことでしょう。

もし、かの二人が出会えたならば>>151>>169
お互い話し込む時間としては十分すぎる程に。]
(193) 2020/09/23(Wed) 5:00:46

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・審査員席─



[その後も多くの挑戦者達が
私達の前で演奏を披露していきました。
ソプラノ歌手の演奏や、小さな木琴奏者。>>12
酒場の曼徳林奏者など数々の挑戦者達が
己が腕を振るい、実力を見せておりましたが]


   (……どうも今ひとつね……。)


[どの奏者も歌手も技術力は素晴らしいし、
その点は高く評価したいのだけれど
決定的な何かが“足りない”という
今ひとつの物足りなさを感じていて。]


  (良く言えば安定、悪く言えば置きに行ってる感じだわ)
(194) 2020/09/23(Wed) 5:01:10

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[何か、何か“これだ”という挑戦者を見つけたいのに
なかなか逸材は出てこなくてもどかしい。]



 『ご報告申し上げます!
  1日目出場予定の挑戦者から、
  新たに出場変更要請がありました!
  彼ら曰く2日目の変更希望だそうです!』


  ────────あら。



[コンペ裏方の腕章をつけた報告者から話を聞けば
要請があったのは私がファラリスに話を聞いてから
ずっと気になっていた異国の6人組。>>38>>39

変更希望の理由は機材トラブルだと告げられました。
>>190>>191]
(195) 2020/09/23(Wed) 5:01:39

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『機材トラブルは仕方ないな。
  要請者に2日目の出場変更を認めると通達してくれ。

  備考にあった『辺りが闇に染まる頃に』は
  会場である大ホールのカーテンを閉め、
  ホール内の照明を落とすことで対応という形になるが
  それで良いか尋ねてくれ。
  何かあれば応相談という旨もな。』



  『承知しました。』


 『それと順番変更のため、15分の審査員昼休憩
  第1発目の演奏順か暫定最後……夜時間の順番か。

  変更出来そうな箇所が2箇所なので
  どちらを希望するか確認し、
  それも併せて報告するように。』




[承知しました!と敬礼しその場を後にするコンペ裏方。
私達もスケジュール変更の旨を再度、
1日目の審査終了後会議で確認することと相成りました。

後ろのリジィ第三王子殿下含めた王族の方々にも
変更の旨をお伝えしたら、目撃した方々曰く>>189
殿下はショックだったのかその光景はぺたんと耳を垂れ
しゅんと尻尾を垂れ下げた大型犬のようであったとか。]
(196) 2020/09/23(Wed) 5:03:25

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その後、申請のあった6人組の1人が
特設会場に近づいていたわけなのだですが。>>185
金属製尺八……サクソフォンの演奏が響き渡れば
少なくとも歌でないのは明白でしょう。


彼が訪れた頃には金属製尺八と手風琴……
アコーディオンの二人組の演奏が
始まったところでありました。


観客は時間を経るごとに増えていき
賑わいの声も私達の耳に届きます。]
(197) 2020/09/23(Wed) 5:03:46

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[彼らから見て右端の位置にいる私。>>187>>0:108
2日目に対峙し私は彼らの音に向き合うのだと。


その未来は未だ訪れておりませんが、
思えばこれがある意味初めての邂逅でしょうか?
彼らの話が終わる頃合いには裏方が駆けつけ、>>190>>191
宮廷楽長のお言葉を伝えてくれることでしょう。>>196]
(198) 2020/09/23(Wed) 5:04:24

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[なお、ぼんやり考え事をして>>191
その場に留まっているようであれば]



 『報告です!次の挑戦者が倒れました!
  原因は過度の緊張の模様です!
  現在挑戦者を楽屋一角の医務室へ搬送!』


 『挑戦者の順番を最後尾に、
  目を覚ますのが遅ければ2日目へ出場変更!
  2日目終了時刻になっても演奏不可な状態であれば失格。

  気が付いた時は恐らく混乱するだろうから
  落ち着いてその旨対処、
  通達を当事者へ報告するように。』




[宮廷楽長の指示に承知しました!と裏方達は
大急ぎで楽屋の方向へ向かいます。
場のざわめきと、その次の出演者を呼ぶ司会の声。]
(199) 2020/09/23(Wed) 5:05:41

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

        ……今年のコンペは中々に波乱万丈ね。



[小声で独り言ちる私が半ば呆然するかのような、
そんな表情が見れたかもしれません。]
(200) 2020/09/23(Wed) 5:06:16

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[こうして時は過ぎ、もう何人が挑戦したのか
私の頭では瞬時に理解出来なくなった頃。
日は傾いて橙色から赤へ移り行く様に
美しい夕景を映し出しておりました。


眩しくは感じない夕景の美しさに照らされながら
飛び入り1人目の演奏が無事終わり>>44]



    『それでは次の方、どうぞ』



[そう告げた後に呼び出された番号は、
彼女がブレスレット型の
番号札にあるものと全く同じ。>>152]**
(201) 2020/09/23(Wed) 5:07:17
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a36) 2020/09/23(Wed) 5:23:36

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
災害関連に関わるお仕事なので
台風対策に駆り出されておりましたら
持病のぎっくり腰を再発いたしましたorz

痛みで物を持てずにいたので
鳩で簡易メモ変更がせいぜいでしたの……


エリクソン
34回 残28327pt
メイレンお大事に

エリクソン様ありがとうございました(ぺこり)
(-64) 2020/09/23(Wed) 5:30:55

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
久々のRP村、しかも全体交流系ということで
プロは少々動き過ぎましたわね……反省。
ウェールズ様に関しては特に申し訳なく。

ご本人のロルがまだでしたから
それをお待ちすれば良かったかしら。

>>0:27「若手扱い」ということは
年数ベテランだったかもしれませんし、
そこは配慮すべきでしたわ。
今後はこちらからアクション起こすのではなく
お相手からのアクションに応答する形で参りましょうか。
(-65) 2020/09/23(Wed) 5:49:56

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
2d更新近いのでエヴィ様の出番まで>>201
確定で回してしまいましたが、
過度確定であればもうエピで土下座ものですわ(白目)

望まぬ展開であれば誠に誠に申し訳なく。

えーと、残りはアメリア様ヨシュア様の回想と
それだけでしょうか?

ウェールズ様に振りたい縁故と申しますか、
回想ありましたがこの反応を見ると
やめた方がよろしいかもしれませんわね。
(-66) 2020/09/23(Wed) 5:56:24

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 私は一節歌を歌うだけだと伝え、
  自分の番号が呼ばれるのを待っていました。

  参加される方々が舞台へと赴いていく
  その姿は、個人、集団、老若男女、
  本当に多様で。

  美しい高音を響かせるソプラノ歌手、
  可愛らしく小さな木琴の奏者>>194
  初めて見る金色に輝く楽器や
  小さな鍵盤を手にした方>>197
  あまりの緊張からか、ばたんと倒れて
  しまう方>>199を目の当たりにした際は
  思わずびっくりして立ち上がって
  おろおろとしてしまうのでした。  ]
 
(202) 2020/09/23(Wed) 6:41:32

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ それぞれ皆一様に胸に、何かの思いを携えて
  あの場に立つのだと思えば、
  結果がどうであれ皆それぞれが
  ご自身の最善を尽くせるようにと、
  (倒れてしまった方は明日また挑戦出来る
  と>>199 耳にして、我事のように
  安心しました)静かに祈りを捧げることを
  止められずにいたのです。  ]



    (…不思議ね、私神様なんて
       信じていないのに。 )

 
(203) 2020/09/23(Wed) 6:44:08

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ どのくらい、時間が経ったか。
  舞台に立つ方の影が随分長くなって、
  青の空がそれは綺麗な茜色に染まろうと
  していた、その時。
  
   
自分の番号が呼ばれて。>>201


  す、と立ち上がる身体は不思議に羽のように軽く。
  驚くほどに透明な気分。

  ちらと見る夕日は毎日見ているそれと
  同じはずなのに、今日は泣きたくなるほど
  大きく、柔らかく優しく。

  
神から賜った声で、歌で、人と競ったり、
  金銭を得たりすることは、許されない

  自分で言った言葉が>>0:60ふ、と過ぎりますが、

  これは私の声だから。
  
わたしのものだから。
  ]
 
(204) 2020/09/23(Wed) 7:00:34

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 指示されるままに上がる舞台からは、
  先程私の背をその小さな手で押してくれた
  男の子や、真っ赤な顔で私に向かって
  酒瓶を振るおじさん、

  
  
そして、あの、
  審査員の女性が見えました。>>14


  残念ながら楽屋では会えなかった>>169
  あの異国の演奏家の方の、音楽祭で会おう、
  と送って下さった言葉を思い出しました。
  何処かで聞いていてくださるといいなぁ、と。 ]
 
(205) 2020/09/23(Wed) 7:02:33

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ そう、それに今も教会で共に暮らす、
  血の繋がらないたくさんの可愛い
  私の弟や妹たち。

  私の事を好きだと言って下さった
  アメリア様>>@13、無愛想だけれど
  優しいヨシュア様>>111

  こちらを見つめる審査員や、宮廷楽士の
  方々の中には、かつてお会いしたことが
  ある方もいらっしゃるのでしょうか。>>170

  とてもとても穏やかな清々しい気持ちで。

  私を取り巻く、全ての人を想いながら、
  声を秋の滑らかな風に、
  爆ぜるような夕陽の光に、
  露を抱く草の香に

  そうっと乗せましょう。

  
   
多分、これが最初で最後だから。
  ]
 
(206) 2020/09/23(Wed) 7:06:18

【人】 教会住みの娘 エヴィ




    心に感謝を持ちながら
主の庭に入ろう

    新しい日は主が造られた 
    ともに喜び歌おう
賛美しよう 感謝しよう 

    ともに喜び歌おう



 
(207) 2020/09/23(Wed) 7:07:25

【人】 教会住みの娘 エヴィ


    待たれよ 闇が終わるまで
    待たれよ 嵐が過ぎるまで
    明日の太陽への望み
    雨の過ぎ去った後に

    希望のささやき ありがたき汝の声
    我が哀しみは喜びに変わる

    もし黄昏の闇の中で
    遠くがよく見えなくても
    またたく星が深まる闇を照らすだろう

    夜が来たからとて
    心を沈ませることなく
    暗い夜が終わるときは
    夜明けに備えよう

    希望 その錨は不動なり
    魂を覆う闇のヴェールを引き裂く
    そこは主が入り行く場所
    死すら意味を失う


    来たれ ああ 喜ばしき約束の成就よ
    来たれ 哀しみで憔悴した我が心に
    来たれ 汝は栄光の希望を祝福せり
    決して ああ決して離れることなかれ *

 
(208) 2020/09/23(Wed) 7:11:01
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a37) 2020/09/23(Wed) 7:16:57

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
きゃーーーエヴィ様ーーーー!

[素敵ロルにサイリウム振る51歳男爵令嬢]

一瞬妹の嫁いだリーズリー伯爵家に
エヴィ様養子を持ちかけるか
庇護下に置いて貰うかどうかエピでエヴィ様に
お尋ねしてみようかと思いましたけど。

アメリア様のハイアーム家に助けを求めても……?
村は生ものですので状況を見守りつつ
私自身も取れる選択肢の広がりには
とても大喜びしておりますの。
(-67) 2020/09/23(Wed) 9:21:03

【人】 楽器リペアマン ティグレ

  ―― ここは小さな楽器工房 ――



[ ティグレが店番をしていると
  かたりと扉が開く。>>180
  
  見たことのない顔だ。
  片手にはヴァイオリンのケース。
  それを持つ手は長く美しい。 


  店内の壁にはヴァイオリンが掛けられている。
  暖色の灯りの元で、
  コントラバス、チェロなど大きなものは
  床に置かれている。 


  じいさんと父さんは、
  お客さんに一瞬顔を上げた。

  じいさんはメガネをかけ直し
  父さんはコーヒーを1口飲むと
  また作業に戻る。

  ティグレは来店者用のローカウンターへ行き
  彼に言葉をかけた。 ]
  
(209) 2020/09/23(Wed) 9:24:18

【人】 楽器リペアマン ティグレ



  こんにちは。
  今日はどのようなご要件で?


[ 彼が新しい楽器を探しているのなら、
  店内を案内することになる。

  ヴァイオリンの調整が必要なら、
  ローカウンターへ掛けていただいて
  彼の声に耳を傾けよう。

  
  彼の音、
  傷のあるケースに入ったヴァイオリンは、

  どんな音を奏でるのだろう。]*
  
  
(210) 2020/09/23(Wed) 9:26:35

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─回想・アメリア嬢とお屋敷─



 (す、すごいお屋敷────!)



[南部メニュレーにある実家の屋敷とは
桁違いの門の豪華さ、お屋敷の大きさ。
それに楽団の演奏も出来そうな舞台まで!!>>@4]


 (こちらの調度品とか、
  一体メニュレーの職人の給料何ヶ月分……
  いや何年分のお値段かしら!?)


[などと仮にも宮廷楽士であり男爵令嬢でありながらも
そうらしからぬことを思わず考えてしまうのは
メニュレーでの生活が深く影響しているのかもしれませんわ。]
(211) 2020/09/23(Wed) 9:51:08

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[いまでこそ私は宮廷があるこの地域に暮らしておりますが
故郷であり、父である男爵が所轄するメニュレーは
宮廷から移動だけでも実に5時間は掛かる辺鄙な片田舎。


今でこそ拍節器……メトロノームの生産や
宮廷献上品でもあり、国の各地で販売される
小型自鳴琴(オルゴール)。>>0:41
ブラックオパールの産出に葡萄酒や干し葡萄の生産。
オリーブ生産によるオリーブ油やオリーブの実の加工品。


今でこそ観光客なども増えた豊かな地となりましたが、
幼い頃は下から数え挙げた方が早いほどの
貧しい土地と暮らしでもありました。]
(212) 2020/09/23(Wed) 9:51:29

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[メニュレーは強い日差しと乾燥した気候に強い風、
多くは石灰岩室の大地と牧草の茂りにくい地質。
牧草地となり、牛の放牧が可能な地も僅かなため
牛よりも山羊や羊の方が多く飼われておりました。


一方では砂漠のように乾燥した土地もあり、
地上では人が暮らすことは厳しい
草一方生えない茶褐色の不毛の大地。


私が1桁の歳頃、野菜や果物、薬草・ハーブの栽培と
茸に金属や石などを用いた伝統の彫金、
羊肉や山羊肉にチーズ……狩場の鳥獣達。
王族が時期になると儀式で行う狩場もありました
(今でもそれは続いております)


ですが、収入は民が飢えるほどではないものの
豊かとも言えず誕生日祝いに与えられるのは
時期になると咲き誇るラベンダーの蜂蜜と
柑橘の果汁で煮た数種の果物の小瓶一つでした。]
(213) 2020/09/23(Wed) 9:51:50

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[ドレスなども贅沢品で、公の場や
お客様をお迎えする時の服以外は
自分で縫い繕って補修した継ぎ接ぎの服を
何度も何度も着回しておりました。


使用人は全部で10人もおらず、>>0:40>>0:41
自身も事業である栽培や放牧、
様々な作業を手伝う日々の中にあった
僅かな娯楽であり心の拠り所が
屋敷にあった古い平台だったという訳です。


その後父の先見の明で植えたオリーブ。
他所から職人達を招いて生み出した小型自鳴琴に拍節器、
偶然民が見つけた不毛の地のブラックオパール。
整う国全体への輸送技術と
家族・民一丸で行った宣伝に商売。


見る間に財政は整い、幼い弟妹達が
宮廷などでも出回る菓子を口に出来、
真新しい服に大喜びではしゃぎ回る姿などは
本当に感慨深かったものでした。]
(214) 2020/09/23(Wed) 9:52:13

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[本来であれば私の身分なぞは
お会い出来るかどうかすら怪しいことでしょう。
>>@1>>@3]


  お目に掛かれて光栄にございます。
  ハイアーム伯爵令嬢
  アメリア・コンタータ・ハイアーム様。

  国王陛下の命により参りました
  平台の宮廷楽士でありメニュレー男爵が長女、
  メイレン・シュレグマーと申します。


[御令嬢にカーテシーをしたのち、御令嬢のご質問に>>@2
僅かばかり「ふむ……」と考えました。

私なんかでも、卑下するかのようなお言葉は
体力などの影響で楽器を扱えるのかどうか
自信が無いのかしら?と推測をして。

事前に王宮で陛下から伺ったお話では
屋外にもあまり出られないらしいとのことでしたから。]
(215) 2020/09/23(Wed) 9:53:00

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  そうでございますね……。
  まず思いつくのは木琴と鉄琴ですわ。

  撥を使い軽い力で叩けば音は出せますし
  撥を複数本使えば私の専門である洋琴のように
  和音を使った演奏も可能ですわ。


[また、鉄琴はペダルを使えば音の伸びも出せること。
立って演奏する形と椅子に座って演奏する形。
両方に対応した形の楽器がございますことや
ベッド等の上でも演奏出来るものがある点を理由に挙げて。]


  興味がございましたら私の方から專門の奏者へ
  ご指導の旨と楽器の貸し出しもお願い出来ますわ。
  あとは……


[そう言って、考え抜くことしばし。]
(216) 2020/09/23(Wed) 9:53:27

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  そうだわ、アレがありました!
  ねえファラリス、あの包みを持ってきて頂戴。



[40代程の我がメイドであるファラリスにそう伝えると
控えていたファラリスが黒い鞄のような包みを取り出し
「失礼いたします」と床に敷物を引くと


  包みの中にあった黒い鉄骨や黒や銀を基調とした
  小太鼓のようなものを上部に二つ。
  もう少し大きめな黒の小太鼓を立てかけて中央に一つ。


その周りに小さな黒い銅鑼……シンバルが
左側に2つ、右側2つの合計4つ
中央下の黒小太鼓についたペダルに左側に配置されたペダル。
沢山のボタンとつまみがついた液晶画面式の小さなパネル。]
(217) 2020/09/23(Wed) 9:54:10

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[もし見たことがございましたら、
これがドラムであることが分かりますでしょう。
しかしこれは、この国では製造していないはずのもの。]


  もう一つおすすめいたしますのは、
  異国……電子音楽が盛んな国から
  輸入いたしました電子打楽器……
 「電子どらむ」でございますわ。


[宮廷楽長を始め、多くの楽士であれば
『何故御令嬢にこれを勧めた』

総ツッコミを受けること間違いなしの楽器。
ある意味私が『大変人』と口にされる所縁>>0:30]
(218) 2020/09/23(Wed) 9:54:55

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  こちらは、この撥で軽く叩けば
  『ジャーン!』このように音が鳴りますの。

  太鼓の部分を叩けば『ドンドンドン』『トンッ』
  このように。足元の太鼓はペダルで『ボンッ』
  ……と、このように鳴らせますわ。


[まずはファラリスが用意した椅子に自分で座り
スティックを握って御令嬢の前で実演。]


  左足のペダルは足元の太鼓の連打や
  叩いた際の音量調節にも使えますの。


[そう言って接続線をいじり、連打のリズムや
消音に変えて音が小さくなる様をご説明しながら。
ペダルにはドレスなどの裾を踏まないよう
裾返しで少しばかり裾がめくれて踏み易い旨もお伝えして。]
(219) 2020/09/23(Wed) 9:55:20

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  他にも、こちらのパネルを操作すれば
  ……楽器自体が音を立てた際に
  こうして光ったり、常に楽器を光らせたり
  色とりどりの色で光らせることも出来ますわ。


[パネルの「光」ボタンを幾つか弄れば
小太鼓や太鼓が赤や青、緑に黄色に橙と光り
時間経過で色が変わるようにと自由自在に調節し]


  それに、音色も変えられますのよ。


[そう告げて再びパネルを弄れば
トランペットや洋琴、電子四弦や六弦。
変わり種では猫の「にゃー」や鳩の「クルッポゥッ」など
合わせて60もの音源があること。

楽器一つ一つの音を違う音にそれぞれ設定し、
複数の音源を掛け合わせることも可能なことを
併せてお伝えして。]
(220) 2020/09/23(Wed) 9:55:38

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  こちらは拍節……リズムの掛け合わせや
  パーカッションとしての役割などの
  比重が大きい楽器ですわ。

  旋律そのものを紡ぐのは難しいですが
  音の強弱に高低など拍節の取り方や
  叩き方次第では無限の演奏が生まれます。


[演奏の手を止め、椅子から立ち上がり
そうご説明申し上げて最後に。]


  ただ、余り激しい演奏をされると
  御身体に触りますから、もし演奏される場合は
  初めはゆったりとした、遅めの拍節から
  始められた方がよろしいでしょう。
(221) 2020/09/23(Wed) 9:55:56

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  お気に召していただけたようであれば
  後に新品をお送りいたしますし、
  他の楽士に依頼し講師を派遣いたしますわ。


[私は専門では無いので、その手に詳しいものを
楽士や宮廷楽士養成所経由で依頼出来る旨も
お伝え申し上げて]


  よろしければお試しになりますか?


[ファラリスが御令嬢にも使いやすそうな
一番軽い撥を御令嬢に差し出しました。

果たして御令嬢はどのような反応でありましたか。
そもそも御令嬢の参考になったかどうかすらも
定かではございませんが。]
(222) 2020/09/23(Wed) 9:56:24

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[巡業のお話について御令嬢は
とても上品なご様子で口元に手を当て、>>@2

目を綻ばせたようなご様子はとても愛らしいと
お話ししていて思わず感じました。

北部の地域で早朝に演奏する必要があったものの
食事が用意されず空腹のまま辺りをお忍びで彷徨い
たまたま見つけた屋台の香辛料入り腸詰肉と
珈琲の味が忘れられない思い出や]
(223) 2020/09/23(Wed) 9:57:20

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[日差しのもとに咲く向日葵や領地凱旋演奏で
メニュレーに咲く一面のラベンダー畑。

精製されていない茶褐色の砂糖や糖蜜を
暖かい牛乳に溶かしこみ、ステンドグラスのような
赤と黄色・橙の耐熱ガラスの欠片に

一欠片だけペリドットのような
黄緑の耐熱ガラスを柄の中に継ぎ合わせた
美しいスプーンで混ぜて飲む人々の話など、など。]
(224) 2020/09/23(Wed) 9:57:39

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その後私は演奏をお披露目いたしました>>116
お屋敷の方々に惜しみない拍手を送られ、
目尻を潤ませた方に微笑みなどいたしました。


  ですが、どこか憂い顔のようにも見える
  従者と思しき方のご様子が
  少しばかり気になりながら。>>116>>117


   御令嬢のご様子も音楽に身を震わせるかのような、
   そのようなご様子に思えたものの
   どこか空虚なご様子にも思えて、
   内心で気になったのですが……>>@4


そのことは私、お首にも出せませんでした。]
(225) 2020/09/23(Wed) 9:59:02

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  はい、国王陛下から慰問の皆様へと
  メニュレーへのご注文で職人達が
  丹精込めてご用意いたしました。


[病弱な方や入院された方等へのお見舞いとして
メニュレーでも注文が入る小型自鳴琴。>>@5
陛下もその旨で命じられたのでしょう。]


  意匠は「困難を乗り越えられるように」と
  それを象徴するものの彫り込みとして
  オズワルド国王陛下の逸話の場面を彫り込むよう
  ご指示がございましたので、その場面と

  実用性も兼ねて銀縁の時計と
  病気平癒の守護石と名高いアクアマリンを
  蓋の上部に嵌め込みました。
(226) 2020/09/23(Wed) 9:59:28

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[それが御令嬢にとって>>@6余り好きでは無いお話で
心弾まなくなる可能性や複雑なお気持ちなどが
御令嬢の心のうちに芽生えるかもしれない可能性など
職人達も、そして私も
今時点では気付くことは出来ませんでした。


何せ御令嬢の長年培われた淑女の笑みは>>@6
私視点、見破るには余りに見事なものでございましたから。]



  ありがとうございます。
  陛下もきっとお喜びになるかと。



[しかし、私の直感は何に対してかは不明だが
何かに関する違和感を拾っており。
しかしこの時点では理解出来ず心の隅に留め

私も宮廷楽士として鍛え上げた
楽士としての微笑を浮かべたのでございました。]
(227) 2020/09/23(Wed) 10:00:25

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・審査員席(夕暮れになる前)─



 (不思議だわ、こういう時に限って
  色んなことを思い出すなんて。)


[奇しくもかの従者の方が
足取り重そうに歩いていたその頃。
>>115>>118

私はハイアーム家でのことをふと、思い出す。
感じた違和感の正体が分からなかったことや、
演奏の時の御令嬢や従者の方のことが
妙に心へ引っかかり、調子を取り戻すまで
1週間は掛かった時のことを。]
(228) 2020/09/23(Wed) 10:01:13

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[自身が音楽好きであり、平台好きであるからこそ
気付かなかい一つの視点。
「音楽を好まない者もまた、存在する可能性」>>117


  多数派の中にある少数派の心を
  果たしてこの国は汲み取っているのかどうか?
  今の私が決して思い浮かべられない一種の皮肉



音楽に対し恐らく真逆のことを考えているであろう
そんな私達は同じ空の下、同じ国土を踏み
今この時を違う想いで過ごしながら。]*
(229) 2020/09/23(Wed) 10:02:28

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
メイレン
100回 残25326pt
諸々書き書き

!!?
(-68) 2020/09/23(Wed) 10:06:16
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t8) 2020/09/23(Wed) 10:07:57

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
[>>t8のメモに心から同意した]
(-69) 2020/09/23(Wed) 10:10:24

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

>>221拍節…シーケンサーかな?
(-70) 2020/09/23(Wed) 10:11:50
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a38) 2020/09/23(Wed) 10:14:30

教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a39) 2020/09/23(Wed) 10:45:29

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
しかしこの、どのpc書いてもバドエンに爆進してしまうクセなんとかせねば()
(-71) 2020/09/23(Wed) 10:51:37

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
ちなみに
灰が静かなのは、あんまりplの思考を出すとpcとの乖離が激しいからですね
中の人はこんなめんどくさくないです多分

あとメモ貼り忘れは得意技なのでごめんなさい
(-72) 2020/09/23(Wed) 10:54:19

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・審査員席(夕暮れ)─


[様々な者達が様々な想いで立つ舞台。>>202
祈りを捧げた娘の順番は、>>203
様々なことがありつつも着々と訪れました。
(勿論私はそれを知る由もなく)


人影や人々の影、茜色に染まろうとする
空の下──次の参加者の番号が呼ばれました。>>201]



   (────あら?あの子、何処かで見たような)




[まさに以前、教会で出会い>>0:73
そして……見逃してしまった娘。>>0:79>>0:80
今まで気付けなかった私も知らぬ自身の咎。
>>0:82>>0:83>>0:84]
(230) 2020/09/23(Wed) 11:07:20

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[ですが、次の瞬間]
(231) 2020/09/23(Wed) 11:08:20

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  (…………まあ!

   まあ!まあ!まあ!
まあ!!)



[美しい茜色に染まりながら
舞台に立つ彼女の歌声、その第一声から
突如胸元を掴まれるかのような、
引き込む引力を歌声から強く感じたのです!
>>201>>207>>208]


  (これよ────これよ!!
   私が今ひとつ足りないと思っていたものは!!)
(232) 2020/09/23(Wed) 11:09:41

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[出場者には今日も例年と同じく
こうすれば伸びるであろうかと考え、
助言はしていたものの物足りなさにモヤモヤし

2日目に期待をかけようとしていたその折に
飛び込みの彼女が魅せてくれた歌。



      シン、と静まり返る会場。
      誰も一言も発さない静寂。




…………………それを打ち破ったのは。]
(233) 2020/09/23(Wed) 11:10:18

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ─────最っっっ高だわ!!

  これよこれ!私が見たかったのは!!



[私大興奮で席から立ち上がり、
惜しみない喝采を送ると周囲からも
それはそれは盛大な拍手と歓声が沸き起こりました。


  その歌声には様々な思いが詰まっていたのかもしれません。
  貴方に声を掛けてくれた周りの人達、>>205
  音楽祭で会おうと言った異国の方。>>205


血が繋がらなくとも可愛い弟や妹達。>>206
貴方が出会ったハイアーム家の御令嬢と
その従者の方々。>>26]
(234) 2020/09/23(Wed) 11:11:31

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[でも────最初で最後なんて206




そんな思いをもし私が知れてたのであれば
それはそれはにっこり笑って
こう告げてられていたでしょうに。




────誰が最後にさせると思って?]
(235) 2020/09/23(Wed) 11:13:39

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[気付けば王族の方々も何方か御席を立ち、
彼女に賞賛と拍手を送っていらっしゃる。

声楽の楽士に至っては逸材を見つけたとでも
言いたげな喜色満面の笑みと瞳。]



  あなた……飛び入りの方ね?
  飛び入ってくれてありがとう。

  お陰で我が国にこんな素敵な逸材が
  まだまだ存在するという喜ばしい可能性を
  今まさに証明してくれて!



[歌の最中に何を考えていたか、>>206>>207
普段歌う際に何を考えているかなんて>>0:9
知らずともこれだけは自身の中で確信いたしました。
これは賞賛されるべき才能だと。>>0:30


そして、一つの思惑が沸き起こりました。]
(236) 2020/09/23(Wed) 11:15:17

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ねえ、あなた。まだ歌えるかしら?
  お祈りの歌でも貴方が住む場所の歌でも
  好きな歌でも何でもいいわ。
  もう一曲歌ってくれないかしら?

        今度は私の伴奏付きで。




[私の言葉に周囲の聴衆からはどよめきが、
後ろの王族席、横の審査員席からは
隠しきれない動揺が伝わりました。



私が急遽伴奏を弾こうと持ち掛けるのは、
本気で相手の才能に惚れ込んだ時だけだと。
そう、知る者達は。]
(237) 2020/09/23(Wed) 11:16:16

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

    再度同じ曲でもいいわ。

    勿論伴奏はおろか、
    私の要求自体を拒否しても構わない。
    これは私の個人的な興味でもあるから。

    規則により、拒否したことで
    あなたが減点・失格になることは
    一切無いからそこは安心してちょうだい、
    そこは審査員として断言します。


[舞台にいる彼女の方へ顔を向けて
私はきっぱりとこう言い放った。

横にいる審査員が固唾を飲んで、
私と舞台の彼女を交互に見やりその動向を伺いながら。]**
(238) 2020/09/23(Wed) 11:17:38

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
(´;ω;`)ブワッ
(-73) 2020/09/23(Wed) 11:21:53
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモをはがした。
(a40) 2020/09/23(Wed) 11:25:19

平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a41) 2020/09/23(Wed) 11:26:48

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
ヨシュア様がこの国の少数派(音楽は好きになれない)
私(メイレン)がこの国の多数派の権化(音楽は至高!!)

だからその分多くの方との正反対が目立ち
私視点気付かぬ皮肉だらけになるのだと
皆様のロルを拝見し、実感しております。
(なおPLにとってはどう返答するか悩むけど
 非常に美味しい展開)


それにしても皆様のロルが素敵過ぎて
どうやったら身に付くのやら……
(-74) 2020/09/23(Wed) 11:49:05

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
>>0:#1
ひょっとして初心者の方が
この中にいらっしゃるんでしょうか?


……………え?おります??
この中にいる初心者って私だけでは?
(-75) 2020/09/23(Wed) 11:52:02

【独】 病弱貴族 アメリア

/*
読み込む時間が無いので
どう動こうか考え中……
(-76) 2020/09/23(Wed) 12:18:52

【独】 病弱貴族 アメリア

/*
攫われてえなぁ!!
(-77) 2020/09/23(Wed) 12:25:42

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―コンペ会場・観客エリア前方―



[ 運良く人の流れに乗り、
  観客エリア最前列、
  舞台全体を見渡せる位置まで出ることができた。

  初めて聞くこの軽快なアンサンブルの正体は
  何だろうと首を捻っていたが、

  舞台上の2人の人間が演奏しているのは、
  ベル部分が湾曲した金色の楽器と、
  蛇腹を押したり引いたりしながら弾く
  鍵盤楽器。>>197

  どちらもエリクソンにとって初めてのもので、
  呆気にとられて聴き入ってしまった。 ]
(239) 2020/09/23(Wed) 13:12:02

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ みな演奏中は静かに耳を傾けているが、
  演目が終わるや否や、会場全体が慌ただしくなる。


  観客エリアはもちろん、
  審査員エリアの周辺でも
  それは例外ではなく。
  腕章をつけた多くのスタッフが、
  観客に呼びかけたり、事務連絡を叫んだりと、
  忙しそうに立ち回り始めた。


『ご報告申し上げます!
  1日目出場予定の挑戦者から……』>>196
『報告です!次の挑戦者が倒れ……』>>199


  一連の報告の中に、おそらく、
  自分らの出順延期要請も
  含まれているのだろう。
  
  この雰囲気なら、特に問題なく
  てきぱきと要請を受け付けてくれそうだ。]
(240) 2020/09/23(Wed) 13:12:19

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 舞台が屋内になるということで多少の
  調整は必要だが、

  会場側で変更が必要な箇所については、
  今回の遠征で渉外役を
  買ってくれているディミトリエが、
  事細かに話を通してくれているだろう。


  …例えば、カーテンを用いて会場全体を
  暗くするなど。>>196

  また、出順を夜に設定するなど。>>196
(241) 2020/09/23(Wed) 13:14:23

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ それに、自国から連れてきた多くの
  スタッフ達――
  照明や全体の構成をプランニングする
  舞台技術者や、
  
  最高の音像を作るための、機器の配置を指揮する
  専属の舞台機構調整技能士、


  楽器を立てかけるスタンド等の小道具担当者、
  衣装・メイク担当者、
  他諸々。

  総勢50人余りの裏方陣とも
  綿密に打ち合わせをしている事だろう。]
(242) 2020/09/23(Wed) 13:14:55

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 既に夕刻になりつつある時間帯。
  コンペの1日目ももう終わってしまうか…
  と思ったとき。

  今か今かと待っていたあの姿が
  ついに面前に現れた。


  左手首にブレスレットを巻いた彼女は>152
  昨日見た、貼り付いたような笑顔とも、
  一時だけ思い詰めるかのように瞳を閉じた時の
  顔つき>>0:59とも違っていて。

  何か一つ、大きな殻を破ったような、軽やかな
  表情をしているように…
  彼の目には映った。>>204
  
  
  
  気づけば辺りは、今まさに
  赤く燃える夕日に包まれようとしていた。>>232

  茜色に彩られた、非現実的な空間。
  それを背景にして、神から賜りし声をもつ娘は、
  

  ――歌う。>>207>>208
(243) 2020/09/23(Wed) 13:16:30

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ その歌声は、
  昨日の橋の上で奏でられたそれより、
  より感動を持って、
  そして清々しく晴れやかなものに聞こえた。


  賛美歌を引き金に、条件反射のような
  フラッシュバック>>0:92が起きそうになるのを
  ギリギリで踏みとどまり、彼女の姿を見上げる。

  そのような暗い回想を誘うものは…
  …もう彼女の歌にはなかった。 ]
(244) 2020/09/23(Wed) 13:16:42

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ ――彼女が歌い終える。

  今までは演目が終わるやいなや
  人々が動き出していたが、
  今は誰一人としてそれをせず。


  一時の静寂ののち、>>233



────『最っっっ高だわ!!』



  審査員席から放たれた一言を皮切りとして。>>234

  割れんばかりの、
  拍手。驚嘆。讃辞の声。
  それらが怒濤のように吹き上がり、
  会場を揺らした。]
(245) 2020/09/23(Wed) 13:17:04

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 今この瞬間、彼女は
  コンペの優勝者の座を争うライバルと
  化したわけだが、
  そんなことは全く頭に入らなかった。
  
  いまや自身も、彼女のオーディエンスの一人。

  気づけば自分も最前列で手を叩き、
  舞台に向かって拳を振り上げながら、
  驚嘆の声を上げていた。]*
(246) 2020/09/23(Wed) 13:18:25

【見】 病弱貴族 アメリア

─ 現在:昼過ぎ、外へと散策 ─

 
[ 軽めのドレスを身にまとい、
  準備を整えれば日傘をさして。

  今日はいつもいてくれる従者に
  非番を与えているから
  身の回りの世話をしてくれるメイドと共に
  外に出ることになる。

  快晴の空は気持ちがよく
  今ならどこへでも行ける気がした。 ]
(@21) 2020/09/23(Wed) 13:21:45

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 屋台を見て回ったり、
  小休止に噴水広場で座ったり。

  コンペの会場はどうしても避けてしまう。
  音楽は確かに綺麗で心が踊るけれど
  
嫉妬の気持ちの方を
強く意識してしまうから。


  
どうして私は元気に過ごせないのだろう。
どうして皆みたいに誰かと楽しく
楽器を弾くことができないのだろう。
どうして。

  
もっと長く生きたいだけなのに


  そんな気持ちばかり湧くから
  だから私は、音楽があまり得意ではない。]
(@22) 2020/09/23(Wed) 13:23:37

【人】 従者 ヨシュア


[ 緋色に染まった空の下で。
  同じ色の空に響いているだろう、
  微かな歓声を耳にする。

  どうやらコンペは大盛況のようで。
  音楽によって人々が笑みを零し
  心を豊かにすることは、
  自身の胸の奥に巣食う澱みとは別の話だ。
  だから、それを喜ばしい事と認識して。 ]
 
(247) 2020/09/23(Wed) 13:24:58

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ この気持ちは誰にも言うつもりはなかった。
  自身の命が短いことさえも、
  親と医者と、数人しか知らない。

  ヨシュアには特に、伝えないで欲しいというのは
  私のわがまま。

  彼に伝えて、悲しい表情を見ることになったり
  我慢させたり、腫れ物のように扱われたり。
  そんなことになるくらいなら。

  せめて少しだけでも、一緒に笑って過ごしたい。

  私は、臆病者だから。 ]
(@23) 2020/09/23(Wed) 13:25:12

【人】 従者 ヨシュア



  …… 結局、行かぬじまいだったな。


[ 時計で時刻を確認すると、小さく息を吐く。
  お嬢様の厚意を無にしてしまったのは申し訳ない。
  だが、結局コンペ会場を足を向けることはなく。

  コンセールカリヨンは豊かで治安の良い国だが
  宴の期間中は、他国からの観光客も多い。
  顔馴染みの兵士を手伝って、
  時折起こる揉め事の鎮圧に努めているうちに、
  見ての通りの空色となってしまった。 ]
 
(248) 2020/09/23(Wed) 13:25:20

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 護衛のものも影より私に着いている。
  だから、体が許す限りにのびのびと
  美味しいものを食べてみたり、
  花屋で花を見てみたり>>24

  途中、子供に音楽を教えている人を見れば>>142
  頬を緩ませて暫し眺めていたりもしただろうか。

  民は皆、この宴を楽しみ、一様に明るい顔でいる。
  そのことが嬉しくもあり、妬ましくもあり。
  貴族失格だとは、思っている。 ]
(@24) 2020/09/23(Wed) 13:26:01
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a42) 2020/09/23(Wed) 13:26:10

【人】 従者 ヨシュア


[ コンペは問題なく成功するだろう。
  先程の喝采を証左として、
  決定事項のように結論づける。
  何と言っても今、あの会場には、
  メイレン・シュレグマーがいるのだから。

  直接の関係はなくとも国事であるのだから、
  概要は確認していた。
  今年のコンペを取り仕切る女性が誰なのかも。 ]
 
(249) 2020/09/23(Wed) 13:26:32

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 今日は調子がいい。
  どうせなら、教会の方へと挨拶に行こうか。

  
  あれから、エヴィとまた話すことは
  あっただろうか。
  傷のことを話してくれたりしたことは。

  だとしても、彼女の証言だけでは
  それを行っているものを
  追い詰めることは出来ないだろう。

  他になにか、粗がないかを探すため
  人を使ってその教会にはいくらか
  探りを入れていた。

  いくつかの問題は出てきても
  決定打にはならないくらい。

  追ってる者は用心深く、
  こちらは歯噛みするばかり。 ] 
(@25) 2020/09/23(Wed) 13:27:50

【人】 従者 ヨシュア


[ かの宮廷楽士と直接対面したのは一度きりだったか。
  と言っても自分はお嬢様のおまけに過ぎず。

  ……これは己の主観だが。
  一芸を極めた人間というのは皆、優れた目を持っている。
  審美を映す眼にて、物事を正しい物差しで測り、
  凡人では届かない高みへの道を探り取る。
  おそらくメイレン・シュレグマーもそれに違うことなく。

  あの日、見事な演奏を披露した彼女が、>>225
  熱演により、僅かに紅潮した顔に浮かべた
  優美で気品あふれる微笑みを思い出す。
  あの真っ直ぐな双眸が、こちらの眸を捉えた瞬間。
  

          ───嗚呼、ばれたな。 ]
 
 
(250) 2020/09/23(Wed) 13:27:53

【人】 従者 ヨシュア


[ 楽士殿の笑みは完璧で、少しの陰りもなく。
  なのに何故か、そう確信した。

  自身の心に折り合いをつけることにかまけて、
  御嬢様の異変にも気付かぬ自分とは異なり>>@4
  正しく、人を見抜く目を持った人。
  そして誰よりも音楽を愛し、その発展に尽力を注ぐ人。

  彼女の前で、音楽を快く思わぬ自分が、
  厚かましくも未来の担い手達の音色を拝聴するのは
  もはや無礼であると、そう言い訳をして。 ]
  
(251) 2020/09/23(Wed) 13:28:10

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ メイドと二人、町外れへと細道を進む。
  何度か通った道だ。

  今日はエヴィはいるだろうか、
  それともコンペを見に行っているだろうか。

  いなければ神に祈りを捧げ、
  いる子から話を聞いてみよう。

  そうした気持ちで、警戒薄く。
  少しの頑張りと共にあった
  日常風景の一部であるはずの今日は

  
なにかを殴るような鈍い音に
容易く崩れてしまった。
(@26) 2020/09/23(Wed) 13:28:27

【人】 従者 ヨシュア



  失礼、そちらの女性とはお知り合いですか?


[ ステージには近付かないまま、
  屋台が立ち並ぶ一角へと来れば、
  赤ら顔で、女性に絡む男の腕を掴む。

  宴には酒が付き物だ。
  それで気が大きくなる人間も少なくない。

  そのように過ごしているうちに、
  やがて空には星が灯り、
  1日目は終わりを迎えるだろう。 ]**
 
(252) 2020/09/23(Wed) 13:28:28

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
   なに、───

[ 音に振り向けば、倒れゆくメイドと
  
知らない男。


  咄嗟に考えたのは
  逃げなければいけないということと
  メイドを見捨てたくないということの二つ。

  その一瞬の迷いがいけなかったのか。
  ……背後に迫る男に気づくことが出来ず。 ]
(@27) 2020/09/23(Wed) 13:29:14

【見】 病弱貴族 アメリア

  

あぐっ
(@28) 2020/09/23(Wed) 13:31:33

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 

[ 細い道、残るものはなにもない。
  あるのはただ、優しく吹く風のみ。]**
(@29) 2020/09/23(Wed) 13:31:55
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t9) 2020/09/23(Wed) 13:33:40

従者 ヨシュアは、メモを貼った。
(a43) 2020/09/23(Wed) 13:34:35

【独】 従者 ヨシュア

/*
お嬢様は昼軸で、俺は夜軸。

お助けできない。
ぺろっ、これはポンコツ従者。
(-78) 2020/09/23(Wed) 13:35:45

【独】 病弱貴族 アメリア

/*
ヨシュアメモ>
サンドウィッチやったー!
(-79) 2020/09/23(Wed) 13:36:19

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
アメリア様とヨシュア様のサンドイッチ具合に
もう運命すら感じて…素敵…
(-80) 2020/09/23(Wed) 13:44:00

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
とか思ってたら!!!

え、まってアメリア様…
え、まってまってむりつらい
(-81) 2020/09/23(Wed) 13:44:42

【独】 病弱貴族 アメリア

/*
人と関わる時間の関係で
割とソロルよりで好き勝手やってるけど
大丈夫かしら……。
(-82) 2020/09/23(Wed) 13:49:50

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 最後の音が、茜の空を舞って、
  大勢の人々の頭上をしゃぼん玉のように
  ふわり漂っては、その何処かで、ぱち、と
  弾けて消えました。

  …はあ、と息を吐いて、視線は先程より
  僅かに赤の色を増した空へ。

  けれどふと静まり返った会場の様子に
  気付けば>>233、やっぱり場違いだったのではと、
  急に背中が寒くなります。

  そのまま逃げるように舞台から下りようと
  した時に、耳に届く、声。>>234


    …へ…?


[ 思わず足を止めて、その声の方向に
  顔を向けました。
  …そこには、席から立ち上がって喝采を
  送ってくださる、あの審査員の宮廷楽士の
  女性がいて。>>234
 
(253) 2020/09/23(Wed) 14:21:31

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ ぽかん、と口を開けて立ち尽くす私に、
  続くように周囲からもたくさんの拍手や
  歓声が送られていて。
  所在なく彷徨う目線は先程の男の子や、
  酔っ払いのおじさん、それから
  


  あれは、あの時の異国の方>>246の姿をも
  捉えたでしょう。

  衝撃で瞬くことを忘れて見開いた瞳で恐る恐る
  周りを見渡せば、一目でそれと分かる
  王族の方までもが席をお立ちで。>>236

  それを見て、そこで初めて足が、今更
  がくがくと震えはじめてしまって、
  まっすぐ立っている為に随分と力を
  込めなくてはなりませんでした。

  重ねて送られる、感謝。>>236
  歌ってくれてありがとう、というその言葉は
  胸をじん、と焼きました。
  
本来なら私が、歌わせて頂いたことに
  感謝するべきなのに。


  足だけでは足りず全身が震えて、
  喉も上手く言葉を紡いではくれず、
  私は胸のあたりの服をぎゅうと握って、
  深く深く、頭を下げました。 ]
 
(254) 2020/09/23(Wed) 14:27:50

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ と、再びの声>>237が耳に届けば、
  今度こそ息を飲み。

  それでもこちらを捉えるその視線に込められた
  熱の大きさを感じれば、私も逸らすことなく
  見つめたことでしょう。

  …その方が伴奏を申し出る事自体が、
  それを知る方々を驚かせることなのだ>>237
  ということは知らないままに。


  
  
見やる茜の空が色を変えつつ
  ありました。

  そろそろ教会に戻らねば、神父様が帰ってきて
  いるかも知れないと思えば、やはり多少は
  身が竦むような気もしましたが、
  そんなことよりも、今この方のご要望に
  応えたいと何より私の心が叫ぶのです。

  しっかりと、その女性に向き直り。  ]
 
(255) 2020/09/23(Wed) 14:30:55

【人】 教会住みの娘 エヴィ




    身に余るお言葉、心より感謝申し上げます…
    あの、では、よろしければ一曲、
    ご迷惑でなければ、恐れながら。
    

 
(256) 2020/09/23(Wed) 14:32:25

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ そう、伝えました。
  その女性の伴奏が、なんの楽器なのかは
  まだ知りませんでしたので、準備をされる
  様子を、目を逸らさずに、じっと見つめて。

  それがピアノだと知れば、あまりの感動に
  思わずぴょん、と飛び跳ねてしまって、
  慌てて恥じて俯いて。

  そうして用意ができた女性が見えたなら、
  染まる頬でにこりと笑んで頭を下げて。

  流れ出す歌は、
大嫌いだった、

  聖母マリアを、讃える、歌
  
  ]
 
(257) 2020/09/23(Wed) 14:36:35

【人】 教会住みの娘 エヴィ



    慈悲深き乙女よ
    おお 聞き給え 乙女の祈り
    荒んだ者にも汝は耳を傾け
    絶望の底からも救い給う


    汝の慈悲の下で安らかに眠らん
    世間から見捨てられ罵られようとも
    おお 聞き給え 乙女の祈り
    おお 母よ聞き給え 懇願する子らを



  
(258) 2020/09/23(Wed) 14:39:16

【人】 教会住みの娘 エヴィ



[ …いつか、アメリアお嬢様に歌った、
  あの時と同じように、


  わたしは、いま、こころから

  かみにかんしゃしています。  ]



**
 
(259) 2020/09/23(Wed) 14:41:46
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a44) 2020/09/23(Wed) 14:43:23

教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a45) 2020/09/23(Wed) 14:48:16

【人】 教会住みの娘 エヴィ


  
 過去のいつかの話 
  


[ 取り落としそうになった花瓶を咄嗟に
  抑えてくれる手。>>192

  滝のように吹き出す冷や汗を手の甲で
  拭おうとして、ほんの僅か、
  その人の手が触れました。

  ぎくり、と手を引いてしまいましたが、
  気を悪くされませんでしたでしょうか。

  その方の手は、弦楽器を奏でると仰るその手は、
  私のがさがさと荒れた指や、
  袖で隠した痣とはあまりに遠いところにある、
  美しいものでした。

  待っている、と告げる、言の葉。>>192
  目を伏せたまま、今度は首を横に、
  次に縦に振りました。
 
  その方がどのようなお顔をされていたかは
  見えないまま。
  それでも久しく聞く優しく響く声色は、
  私に束の間の暖かさをくれたのでした。 ]*
 
(260) 2020/09/23(Wed) 15:16:14

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 今の時間が夜だということは
  窓の外を見ればわかるのだろう。 
  けれど、生憎と目隠しをされた女では
  それさえも知ることが叶わない。 ]


    ……ん、


[ 意識が覚醒するのと共に、
  翡翠の瞳を開いていく。

  視界は真っ暗、今は夜?
  なぜ自分は寝ていたの?
  疑問をつらつらと浮かべていれば
  小さな声が聞こえてくる。

  「あの嬢ちゃん可愛かったな」
  「メイドの方はどうする?」
  「こんくらいで金貰えるたァいい雇い主だ」

  言葉に想起するのは
  意識を失う前にあった出来事。 ]
(@30) 2020/09/23(Wed) 15:37:36

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 疲れからか熱が出ているのか
  頭はいまいち回転せず
  けれど現状の不味さはわかる。

  どうしたらいい、どの手段を取れば?
  いくら教養を得ようと経験も浅い小娘。
  出来ることはたかがしれている。 

  思い悩ませていると、こつこつと、
  革靴で地を叩く音が近づいてくるのがわかった。 ]


   「そろそろ目は覚めましたかな?」


[ 聞いたことがある声。
  けれど、確証はない。]
(@31) 2020/09/23(Wed) 15:38:11

【見】 病弱貴族 アメリア

 

[ 数瞬返事をするか迷って。
  舌をもごりと動かせば ]


   ……ええ、目は覚めています。
   貴方は、どなたですか?


[ これで私が憲兵にでも見つかれば。
  しっぽは掴めたとみていいだろう。
  首謀者の名前を掴めていれば、尚いい。

  この誘拐だろう出来事は、
  エヴィの、教会に関わっている事だと考えていた。

  そんなふうに思っていると
  場に笑い声が響いた。 ]
(@32) 2020/09/23(Wed) 15:40:55

【見】 病弱貴族 アメリア


   「そんなことはどうでもいいでしょう」
   「今あなたと私がここにいる」
   「それだけですよ」


[ 煙に巻くような回答に
  冷や汗が出てくる。
  
  相手がどう出るのかがわかりづらい。
  緊張感と疲労で意識も淡く混濁しはじめる。 ]


   ……メイドは、私と共に居たものは無事なの?
   護衛の者は……?


[ だからつい、弱みとも呼べることを
  口に出してしまった。

  すると、相手はまたけたけたと笑う。
  ゆっくりとした足音が近づいてきて、
  肩に手が乗れば体を揺らしてしまう。]
(@33) 2020/09/23(Wed) 15:41:28

【見】 病弱貴族 アメリア

 
   
   「心配ですか?心配ですよねぇ」
   「なに、今は手を出していませんよ」
   「ですが、貴女の態度次第では」
   「どうなるかわかりませんがね」


[ 心臓がどくどくと音を立てる。

  自分の手に、人の命が乗っている。
  貴族であるのだから最初からそうだとしても
  実際に目の前に危機が迫ったことは
  今までに一度もない。

  乾いた舌を湿らすように転がして。]


   ……わかりました、あなたに従います。


[ 私のこの決断は、正しいのだろうか。

  コンペが始まった夜、
  私は家に帰らなかった。 ]**
(@34) 2020/09/23(Wed) 15:41:49
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t10) 2020/09/23(Wed) 15:43:57

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
くそ神父やっぱり頃す
(-83) 2020/09/23(Wed) 15:48:17

【独】 病弱貴族 アメリア

/*
この襲われ事件、ヨシュアの行動を
著しく制限してしまうのではないかということに
今気づいた。

わーん、わたしのへたくそー!
(-84) 2020/09/23(Wed) 15:49:26

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
いやあれよ
最初考えてた設定はエヴィが神父頃すか
頃されるか
どっちかかなって思ってたのよ
バッドエンド厨だからさ←

だけどアメリアちゃんにまで手を出すとなると
もう許すまじってなりますね(にっこり
(-85) 2020/09/23(Wed) 15:51:28

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
(慌てて設定を練り直している顔
(-86) 2020/09/23(Wed) 15:53:33

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
ええと、>>@34 『コンペが始まった夜、
  私は家に帰らなかった。』

ということは、エヴィが教会に戻ったときまだアメリアちゃんいるてことかな??
え、間に合う??
凶器都合よく落ちてる設定??←
(-87) 2020/09/23(Wed) 15:56:29
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a46) 2020/09/23(Wed) 16:20:31

2020/09/23(Wed) 16:21:32

【見】 病弱貴族 アメリア

 
 
[ 夜、ハイアーム邸へと、一通の手紙が届く。
  差出人はアメリアと共にいたメイドの名前。

  『今晩はお嬢様が体調を崩されたので
   近くの宿に泊まります。
   明日には戻る予定です。』

  そういった内容が質素にまとめられたそれは
  さて、邸では誰が読んでどんな対応をしたのか。]**
(@35) 2020/09/23(Wed) 17:21:53
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t11) 2020/09/23(Wed) 17:22:55

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
ふむぅ
ヨシュアさん助けに行くならわたいいったらお邪魔虫やな?
(-88) 2020/09/23(Wed) 17:31:30

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・審査員席─


[私が声を上げて賞賛を送ると>>234
何故か彼女はぽかんと口を開けて
立ち尽くしているかのようでした
>>253>>254


最後の音が漂って消える、>>253
その余韻すら名残惜しい程に思わせた彼女は
まるで評価を全く予想していなかったかのよう。


しかし、その視線が周囲の聴衆や>>246>>254
異国の楽器を紡ぐ6人組の1人>>244>>245>>246
王族の方々にまで及べば>>236]
(261) 2020/09/23(Wed) 17:52:07

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[足に震えが来たらしく、私の目には
緊張の所為かは分かりませんが>>254
随分と力を込めて踏ん張ってるのは明白で
一瞬どう声を掛けるべきか心の中で迷いましたが


何より、飛入ろうとした勇気と腕前。
私に才能を見つけるという楽しみと
言葉通り、良き才能が国に存在する可能性を
思い起こさせてくれたのですから。>>0:29>>0:30]



    (ここまで心揺さぶられたのは久し振りだわ)



[彼女は胸のあたりの服を強めに握りしめ、
それはそれは深く頭を下げていました。
全身を震わせ、喉も上手く紡げなさそうな様子に>>254]
(262) 2020/09/23(Wed) 17:52:41

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ……大丈夫?やっぱり緊張したわよね?
  大丈夫よー、落ち着いてゆっくり深呼吸しましょ。
  あなた全身の震え凄いわよ、
  ほら吸ってー 吐いてー


[まずは落ち着かせようと深呼吸を試みたのですが
効いたかどうか、そもそも聞こえいてたかどうか。

見つけ出した才能が潰れてしまわないようにと
心配で声を掛けてはみましたが、閑話休題。]
(263) 2020/09/23(Wed) 17:53:09

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[この声に伴奏がついたらどうなるのか。
相乗効果を想像したら血が騒ぎそうでなりませんわ。
どうやら彼女も私の想いに勘付いたようで、>>255
逸らすことなく見つめられた瞳に返事を確信しました。



    この子は────やる、と。




そして確信は、予想通りに────>>255>>256]
(264) 2020/09/23(Wed) 17:53:38

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[私はその返事にニヤリと悪戯めいた笑みを浮かべ>>256]


  勿論よ!むしろ無茶振りした上に
  迷惑掛けてるのはこっちだから。
  あとそんなに恐縮しなくて大丈夫よ、
  私のことは唯のおばちゃんとでも思って頂戴。

  じゃあ、今すぐそっちに行くわ。


[ドレスの裾を摘み上げ、すぐさま走りたいのを我慢して
小走りで舞台まで駆け上がれば
一直線に竪立まで向かい>>257曲を訊ね
準備が整ったので彼女の方を見やると


頬を染めて笑い、頭を下げられた。>>257]
(265) 2020/09/23(Wed) 17:54:38

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[そして────静かに、ゆっくりと奏で始めた。



聖母マリアを讃える かの歌を。



私は知らないことだけど、
彼女が大嫌いだった歌]
(266) 2020/09/23(Wed) 17:55:41

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[あくまで伴奏のため歌を引き立てるかのように、
沈みゆく夕景に音を溶かし込むかのように

両手で彼女が歌いやすいよう気を配りながら
上等な絹のサテン布のように滑らかに奏でて行く




才能よ、咲きなさい────聴衆の視線と
今この瞬間の空気は貴方だけのもの。>>2]
(267) 2020/09/23(Wed) 17:56:09

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

   (……いい、いい、いいわ!!)



[歌声に合わせ私の伴奏にも熱が入り
彼女の心奪うような、万感の思いが籠ったかのような
先ほどと同じか……それ以上と思わせる声に>>258
私が紡ぐ聖母マリアを讃えるピアノの音は



  まるで、音と声が渦巻くように空や空気の中へ
  響き渡り────天に向かって吹き上がるかのよう。
  まるで疾風、まるで竜巻のような引力と躍動感。


  まるで人・音・声・空気・大地…………
  その場の全てが一斉に共鳴し始めたような
  大きなうねりを、そこに感じた。




私も音を紡ぐ一人でありながら、その波に飲まれ
熱い血潮が全身を駆け巡るのを感じながら
最後の最後の一音まで、歌と調和するように
歌から感じる熱に応えて私も熱を返して行きました。]
(268) 2020/09/23(Wed) 17:57:04

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[彼女の歌が終わり、私の伴奏もゆっくりと
余韻を残すように最後の音を奏でれば……
いつしか体は汗ばみ始め、そよ風がとても心地良くて。


夕焼けは夕闇に変わり始め、
群青になろうとする藍と赤の境界に混じる
赤紫に、強く輝く一番星が
舞台からハッキリと見えました。


彼女が戻らなければならない時間は>>255
もう直ぐなのか、それとも過ぎてしまったのか。]
(269) 2020/09/23(Wed) 17:57:35

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[あの時、ハイアーム家御令嬢に歌を披露した
あの時と同じように、


あなたが、いま、こころから

かみにかんしゃしていました、そのとき。>>259 ]
(270) 2020/09/23(Wed) 17:57:52

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[息を飲んだ観衆の沈黙が


割れんばかりの大喝采に変わって
貴方の身へ、一気に押し寄せるかのように



夕闇の空へと響き渡り、王族の方々はおろか
宮廷楽長含めた審査員全員が立ち上がり
貴方に拍手と賛辞を送っておりました。]
(271) 2020/09/23(Wed) 17:58:18

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  ────あなたやっぱり最高だわ!
  見てこの歓声、あなたの歌声が巻き起こしたのよ?



[そう言って竪式から立ち上がり
抱きしめようと勢いのまま腕を伸ばして]



  ─────忘れないでね
  あなたの才能が天性であれ
  努力に対する結果であれ。


  あなたは此処に挑戦し、
  その結果を今……一身に受けている。
  あなたが挑戦した「自身の実力」という問いに、
  私達と聴衆から帰ってきた“答え”がこれよ。
(272) 2020/09/23(Wed) 17:59:02

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『……素晴らしかった。
  審査の結果はコンペ終了後、
  審査員の会議を以って決定する。お疲れ様だ。
  気を付けて帰るように。』



[いつもの言葉の前に付けられた一言は、
宮廷楽長の最大級の賛辞だと、そう知る私は
にっこり笑って]


  帰り道大丈夫?帰るのに不安なら
  私にアテがあるから楽屋の受付で
  メイレンからの要請と言えば
  迎えがきて一晩泊めてくれると思うわ。

  そのまま帰る時は、本当に気を付けてね。



[なお、そのアテとは妹が嫁いだリーズリー伯爵家。
事前にもしもコンペで帰りが遅い若者がいたら
一晩泊めてくれるよう頼んでいたのを思い出して。>>89]*
(273) 2020/09/23(Wed) 18:00:26

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
(´;ω;`)ブワッ
(-89) 2020/09/23(Wed) 18:04:17
平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a47) 2020/09/23(Wed) 18:06:07

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
ちなみにずっと思ってたけど
>>0:94
ハイアーム【ズ】ですよね?初出
(-90) 2020/09/23(Wed) 18:08:07

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
あ、あら?あらあらあらあら????
これひょっとして、私が(実質的に)
最優秀者決める流れです??

ど、どうしましょ!?
(-91) 2020/09/23(Wed) 18:14:57

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
あと、2日目の大ホール描写も
考えなくてはですわーーーーーー
(ああああああああああ)
(-92) 2020/09/23(Wed) 18:16:59

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
>>257>>258>>259が本当に素敵過ぎて

関わらせていただけたことに
心より感謝いたすますわ
(-93) 2020/09/23(Wed) 18:46:08
楽器リペアマン ティグレは、メモをはがした。
(a48) 2020/09/23(Wed) 19:17:34

楽器リペアマン ティグレは、メモを貼った。
(a49) 2020/09/23(Wed) 19:21:21

病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。
(t12) 2020/09/23(Wed) 19:28:25

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―回想・小さな楽器工房で―



[ 人でごった返すコンペ会場で、
  仲間のディミトリエから出順延期の
  知らせを受ける>>190、その1時間ほど前――]



――『部品見つからないと思った?
  この国も捨てたもんじゃないでしょ。』


  そう言った彼女は得意げに、
  初めて、自分に笑みを見せてくれた。

  改めて店内を見渡す。
  弦楽器専門の工房かと思いきや、
  トランペットなどの金管楽器の修理をする
  ローラーや、

  またリペアのみならず楽器製作も
  行っているのか、木材を削り出す道具や、
  塗料なども取りそろえてあって>>0:22

  なかなか手広く店を営んでいる様子が
  見て取れた。]
(274) 2020/09/23(Wed) 19:50:48

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 10枚の紙幣を固辞する彼女>>172に、]


  …ならば、お釣りは宿で貰おうか。


[ などと、貰う気は毛頭ないままに
  その場を躱しつつ。

  エリクソンは楽器工房を後にする。]
(275) 2020/09/23(Wed) 19:52:39

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 彼女がリジィ第三王子との、たった一瞬の
  出会い>>182をきっかけに、留学先で電子六弦の
  部品を仕入れていた>>183とは…


  ――危機に瀕したこの場においても、リジィの存在が
  自分に道標を与えてくれていたなどとは、
  つゆ知らず。 ]
(276) 2020/09/23(Wed) 19:53:43

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―現在・コンペ会場最前列―



そろそろ楽器屋の彼女が、
完成したバネを届けに来る頃だろう…。


[ 未だ止むことを知らない、
  拍手と歓声の渦の中心で>>271
  一人、約束を思い出す。
  次に自分のすべきこととともに。熱を持って。


  間もなく彼は会場を後にし、宿に向かうだろう]*
(277) 2020/09/23(Wed) 19:59:11
鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a50) 2020/09/23(Wed) 20:03:11

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

・・・小さな楽器工房・・・


[ ニコロが扉をあけると
>>210

こんにちは。
  今日はどのようなご要件で?

と美しい女性の声が聞こえた。

暖色の明かりに照らされるヴァイオリン・コントラバス
・チェロ

その中で浮いたように
カウンターの奥にいる女性だけが目立って見えた。
(278) 2020/09/23(Wed) 21:10:13

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

カフェの女性から聞いたのは
弦楽器の調整の上手な初老の男性だと聞いていたのだが…


[ 少し戸惑いつつも ]

ああ、すみません
忙しい中、申し訳ないのですが
ヴァイオリンの調整をお願いしたく…

[ ニコロは傷の多くつくヴァイオリンケースをカウンターに置
くと中から古いヴァイオリンを手に取った ]

夜に急遽、酒場で弾かせてもらうことが
できることになったんです
私もある程度、調整は出来るのですが…
(279) 2020/09/23(Wed) 21:12:19

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

この街はとても賑やかで楽しげで
そして、本物の音に溢れている
私も本物の音を響かせたい
なんて思ってしまったんだ

やはり、それには私程度の調整では…
この子と本当の素晴らしい音を奏でたいんだ

[ そう言いながら、愛しそうに
その細く長い指でヴァイオリンを撫でた

そのヴァイオリンは見る人がみると
とても素晴らしいものだとわかるのだと
彼にこのヴァイオリンを渡してくれた
初老の男性は言った

希少な木材 希少な油 希少な毛
素晴らしい楽器職人
そして、多くの素晴らしい演奏者と
多くの音を奏でてきた
これ程のものは二度と作り出せない
そう自信満々に言っていた老人は
なぜか、それをニコロに渡した]
(280) 2020/09/23(Wed) 21:14:02

【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ

[ あの時のニコロは
孤児院を飛び出し
何も持たぬままに道を歩いていた
そんな少年に老人はヴァイオリンを
弾くための基礎を教え
稼ぎ方を教え
そして、ヴァイオリンを渡し

「 ああ、またいつか出会えるだろう
それまでに素晴らしい出会いを
たくさんしなさい 」

そう言って消えてしまった

その思い出のつまったヴァイオリンを
彼女に手渡しながら ]

急だが頼めないでしょうか?
この工房のあっちこっちから聞こえるんです
ここならこの子を最高の状態にしてもらえるよと

と言った*
(281) 2020/09/23(Wed) 21:16:50

【人】 従者 ヨシュア


[ 物の道理も知らぬ、幼子だった。
  と言うのは、ただの言い訳に過ぎぬのだろう。

  昔々、一度だけ。
  声帯を震わせ、歌声を響かせたことがある。
  望まれるまま、請われるがままに。
  それがどんな結果をもたらすかなど、
  深く考えることもせず。 ]
 
(282) 2020/09/23(Wed) 21:43:06

【人】 従者 ヨシュア


 [ その結果。
   大切な人を傷付けた。 ]
(283) 2020/09/23(Wed) 21:43:15

【人】 従者 ヨシュア


[ 己は、二度と歌うべきではないのだろうと思う。


      ならば、嫌いになるのが手っ取り早い。 ]*

(284) 2020/09/23(Wed) 21:43:36

【人】 従者 ヨシュア



  …… お嬢様がまだ戻られていない?


[ 酔っ払いを憲兵に引き渡して。
  随分遅くなってしまったと、屋敷の門をくぐると。
  迎えたのは、予想外の報せだった。

  アメリアお嬢様にとっては、
  時に外気も毒となる。
  日はとっくに沈んでいる。
  冷たい風にあたるのは、望ましくない。 ]
  
(285) 2020/09/23(Wed) 21:44:10

【人】 従者 ヨシュア


[ 手紙が届いたのはそんな頃か。>>@11
  いつの間にか側にいた旦那様と共に文面に目を通し。

  「お前はどう思う?」

  視線で問いかける旦那様の眼に、
  険しい表情のまま、首を横に振る。 ]  


  体調を崩されたのなら
  落ち着いた頃に迎えを呼ぶでしょう。
  宿のベッドはお嬢様にとって
  寝心地がいいとは言えません。

  出先では、薬の備えにも限りがあります。
  そして主治医を始めとして、
  お嬢様を守る者は、皆この屋敷にいる。
   
 
(286) 2020/09/23(Wed) 21:45:20

【人】 従者 ヨシュア



  お嬢様にとっては、この屋敷が最も安全なのです。


[ それは18年間。
  ご自身の身体と付き合ってきた
  アメリア様が一番ご存知だろうと。 ]


  何かあったと考えるべきです。
  取り越し苦労なら、それで構わないのですから。

  …… 何より。
  門限を破られるなんて、
  淑女であるお嬢様らしくありませんからね。
 
 
(287) 2020/09/23(Wed) 21:45:58

【人】 従者 ヨシュア



  夜道は危険です。
  お迎えに行って参ります。


[ そう残して、外套を被り剣を携えれば。
  同意見だったのだろう。
  こちらを見ながら、旦那様がゆっくりと頷いた。

  まだ何かあったと決まったわけではない。
  憲兵への通報や、陛下の耳に入れるかは、
  旦那様が判断するだろう。
  ならば自分は、自分ができることをするだけだ。

  そうして帰ったばかりの門を再びくぐれば。
  男は夜の帳の中を駆けて行く。 ]** 
  
(288) 2020/09/23(Wed) 21:46:55

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
ヨシュアさんかっこよ…
(-94) 2020/09/23(Wed) 22:01:55

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 誰かと共に音を紡ぐということは
  初めての経験でした。
  その伴奏がピアノという楽器なのはもちろん、
  こんなにも大勢の前で歌うことも、
  音が畝るように共に響き合い、
  竜巻のような突風を起こす感覚を知ることも。

  加えてその方が奏でるピアノの音色は、
  人の悲しみや喜び、怒りや楽しみに
  そっと寄り添って、まるで母が広げる
  毛布のような、そんな心地良さがありました。

  
   
この時間が終わらなければいい
  と、そう願うほどに愛しくて
   
 ]
 
(289) 2020/09/23(Wed) 22:05:06

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ …けれど当たり前に訪れる、終わりの時。
  最後の音を連れて去ってしまう風を、
  じっとりと汗に濡れた掌で掴めたらと
  無意識に手を伸ばせば、茜から藍に変わる空に
  星が輝くのが見えました。>>269

  あぁ、やっぱり掴めなかった、と
  ぼんやりしている頭に、遠くから迫りくる
  地鳴りにも似た歓声が聞こえ来て。

  こちらに手を伸ばして、抱きしめてくれようと
  する姿>>272が見えれば、私もおずおずと
  両の手をその方の背に回して。
  
( 人に抱きしめられたのは、一体いつぶり
  のことでしたでしょうか…)


  送られる言葉を一言も聞き漏らすまいと、
  その方の胸に包まれたまま、うん、うん、と
  頷いていました。  ]
 
(290) 2020/09/23(Wed) 22:08:22

【人】 花屋の主 メルーシュ

[コンペの賑わいの中、小ぶりな花束を入れた籠を抱えて、メルーシュはまるで散歩でもするように宮廷の近くにある通りを歩いていた。

時折、花を求める客の声も聞き逃すことがあるのは、それぞれに趣向を凝らした花束の花たちが、聞こえてくる音楽に合わせて、それはそれは幸せそうに歌を歌っているから。

しんと静まり返った聴衆の気配の中、その声が、旋律が、風に溶けていくように響いた少女の歌声。

そしてそのあとの、ひときわ大きなざわめき。

庭園の外にいても聞こえた。

それは紛れもなく、自分の内なる声と響きあう音楽だった。

メルーシュはただただしあわせだった。]

(うん、わたしはやっぱりこの国が好き)
(291) 2020/09/23(Wed) 22:09:30

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 辺りを見渡せば、皆が立ち上がり拍手と歓声を
  送ってくださるのが見えました。

  けれどあの、異国の演奏家の姿は
  見つからなくて>>277
  …ほんの少し、残念に思ったのです。

  そうして暖かい懐を、名残惜しい気持ちで
  離れれば、微笑みと共に伝えられた、
  彼女の名前。>>273
 
(292) 2020/09/23(Wed) 22:10:14

【人】 教会住みの娘 エヴィ


    …メイレン様。
    私はエヴィと申します。
    本当に、本当にありがとうございました。
    一生の想い出が出来ました。

    お気遣いありがとうございます。
    大丈夫、教会まではすぐですから。



[ そう、伝えて。

  もう一度、その胸に飛び込んで抱きしめて
  貰いたいと思う気持ちをぐっと堪えて、
  深く頭を下げて、くるりと踵を返しては、
  人混みの中をすり抜けるように。

  宮廷を、夢のような時間を、後にするのでした。 ]
 
(293) 2020/09/23(Wed) 22:11:57

【人】 教会住みの娘 エヴィ



[ 私が神に感謝していたその同じ頃、

  私の大切な方に、
  
  他でもないその教会で、

  何が起こっていたのかなど>>@34

  知ることもなく
   
   ]


 *
(294) 2020/09/23(Wed) 22:14:45

【人】 花屋の主 メルーシュ

[コンペに参加することまではできなくても、通りや街角の様々な場所で、歌や楽器の奏でる音楽が聞こえている。
メルーシュは、咲き乱れる花の間をひらひらと舞う蝶のような軽やかさで、宮廷の出口付近の通りを歩いていた。

丈の長いくすんだ色合いの作業着は、音楽祭にふさわしい華やかな街並みの中ではすこし地味にみえるかもしれない。だけど腕に抱えた籠いっぱいの彩とりどりの花は、もしかしたら宮廷から出てくる出演者の人々の目にとまることもあったかもしれない。]*
(295) 2020/09/23(Wed) 22:24:36

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─幕間・歓声の裏で─


[舞台が歓声に包まれた頃、
それが従者の方のお耳に入った頃。>>247


  かの日に慰問で訪れた演奏の際、
  まさか私が心に秘めていたことが
  相手から見抜かれていたことまでは

  双眸が合わさった瞬間、あの時は
  さすがに見抜けておりませんでした。
  >>249>>250>>251


私の存在が「コンペは問題なく成功するだろう」
そう感じさせる評価が
ご本人の中にあることも。>>249]
(296) 2020/09/23(Wed) 22:39:52

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[たとえ言い訳が心中であったとしても
私に直接であったとしても>>251

私は無礼とも思わなかったでしょう。
むしろその心をご自身で誤魔化さない
その点に私は潔さを感じたことでしょう。
(知ったならば)

例えその背景を知ることなくとも。
>>282>>283>>284]
(297) 2020/09/23(Wed) 22:40:24

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その裏で、従者の方とご主人である御令嬢。>>@22
音楽に関して(私は知らねど)
まるで似たような考えを持つ者同士という
(知ったのなら)印象を感じるでしょうお二人に


何やら異変が起こったらしいことは
審査員席の私が、日が暮れた後も
その日は知ること──叶わずに。]*
(298) 2020/09/23(Wed) 22:40:46

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

―コンペ会場―
  
―視線を感じる―



[ 不思議な興奮に満ちた会場。
   ――とある審査員が自ら名乗りを上げ、舞台の娘と
  共演を果たしたことは、一部の人々に
  かなりの衝撃を与えたようだ>>237――


  未だその熱は冷めぬままに、
  会場を後にする聴衆達。
  なにやら浮ついたような、恍惚としたような
  そんな空気は、彼すらも包み込む。
 

  観客エリアの最前列を離れ、
  審査員席の横を通り、
  その後方の王族の席を抜け、


  ……そこで、
  ひやりとした視線を、感じた。]
(299) 2020/09/23(Wed) 22:45:27

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ ひたと立ち止まり、視線の正体を探す。
  会場内は、見渡す限りの笑顔。笑顔。笑顔。


   ここじゃない――。
  王族席に視線を移す。


  王族の中に一人、音盤とおぼしき物を持った
  目立つ風貌の若者
   ――前髪を伸ばし、後ろ毛をすぐにそれとは
   分からないように逆立てていて、
   はっきり言って王族らしからぬ髪型だ――
  がいたが、その者はこちらに気づかない様子。
  
  
  その、対岸の王族席に、>>38
  正体はいた。


  長い距離を超え、間を行き交う人々に
  阻まれようとも、
  ただ一点、ただ自分一人だけを射貫くように、
  ジットリと湿り気を帯びた視線を
  動かさない、双眸が。 ]
(300) 2020/09/23(Wed) 22:46:52

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 第二王子レイズ――彼はその名を知らない。


  しかしその男こそが弟たる第三王子リジィから
  『雑音』との罵声とともに
  6人組の音盤を奪って捨て、>>0:102

  また今回の招聘でも、
  その人望から失敗に終わったとはいえ
  裏でリジィの願望を挫くべく画策していた
  帳本人で。


  男はちらりと、対岸にいる目立つ髪の若者の
  様子を窺うように一瞥すると、
  こちらに歩を進めてきた。 ]
(301) 2020/09/23(Wed) 22:47:40

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ 切るような視線が、
  いつか見た目の前にそそり立つような
  針葉樹の枯れ木を想起させる。
  

  出演が決まった時にマスコミに書かれた。
  メンバー達はくだらないと笑い飛ばした
  ゴシップ記事の下品な色彩が目にチラつく。 

  
――お前のやってきた事を俺は知ってるぞと
  己を見透かし、嗤うそんな目を、

  ―――覚えている。
 ]
(302) 2020/09/23(Wed) 22:51:19

【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

[ …脳内で何かが警鐘を報せた。

  逃げるように視線を外し、場を離れようとする。


  しかし辺りは恍惚とした人間達がひしめき合い
  思うように進めない。

  男はずんずんと近づき、
  しかしすんでのところで視線を外し、
  
   ――横切った…?

  しかし、奴はすれ違いざまに
  小さな、小さな声で言葉を残し、
  去って行ったのだ。]



   
――『貴様のような下賤な人間が
     高尚たるこの一族を穢すな。』




 [ ……と。]*
(303) 2020/09/23(Wed) 22:52:47

【人】 楽器リペアマン ティグレ

  ―― 小さな楽器工房にて ――


[ >>279
  ああ、すみませんと、
  彼から最初に聴こえた声は
  どこか戸惑いがあった。

  それから、
  この街で本当の素晴らしい音を奏でたいと言う
  彼の声音は温柔なものだった。

  
  彼の手にあるヴァイオリン。


  厳選されたヴァイオリン材で
  ヴァイオリン職人が丹精込めて作ったものと
  一目で分かる。

  彼が愛おしそうに撫でる指に伝わる
  木の温もりまでも想像ができた。 ]
  
(304) 2020/09/23(Wed) 22:53:26

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

/*
やってしまった…一人壁打ちTIME…ww

さあ後戻りはできんぞ。
これにて晴れて第二章・トラウマ編の
開幕開幕!!!!
(-95) 2020/09/23(Wed) 22:55:13

【人】 楽器リペアマン ティグレ

  
  分かりました。
  見せてもらえますか?


[ >>281
  ヴァイオリンを受け取る。
  それは使い込まれているが
  手入れが行き届いていた。

  毎回の拭き取りを丁寧に
  欠かずにしているのであろう。
  弓は反り、弦の調整もいい。
  ケースを見たところ、よく持ち歩いていそうだが
  温度、湿度の管理にも
  気を配っていることだろう。 ]


  そうですね。
  弓毛がそろそろ取り替え時期です。
  お取替えいたしますか?
  
  
(305) 2020/09/23(Wed) 22:58:39

【人】 楽器リペアマン ティグレ


[ 彼が承諾してくれるのなら、
  ティグレは彼と向き合うローテーブルに座り
  彼にコーヒーを用意して
  毛替えを行うだろう。


  その時に、
  彼にこの工房に入ってきた時の戸惑いの理由を
  聞いてみようか。>>304

  彼がどこでこの楽器を手に入れたか
  そんな話にも興味があった。


  ティグレは楽器のリペアを行いながら
  いつも奏者の声音に耳を傾けていたから。 ]*
  
(306) 2020/09/23(Wed) 23:03:15

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

─コンペ会場・舞台─


[腕を伸ばした51歳の抱擁に>>290
おずおずと回された両の手。
彼女は私の言葉に一字一句耳を傾け、
真面目に聞き入れているように見えました。


この国にいる方々に、>>291
あなたの歌声はちゃあんと、届いておりましたよ。]
(307) 2020/09/23(Wed) 23:04:15

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

  エヴィ……良い名前ね。
  こちらこそ、楽士として
  奏者としても最高の経験だったわ。

  そう、分かったわ。
  暗くなってきたから気を付けて帰ってね。



[本人の大丈夫という言葉を信じ>>293
その裏にある出来事は知ることなく



  頭を下げ、踵を返して人混みの中を
  まるですり抜けて行くかのように
  その場を後にした少女を見送って


……嗚呼、でも。せめてもう一度抱きしめて
「あなたは自分が思ってる以上に凄いのよ」って
伝えておいた方が良かったかしら。]
(308) 2020/09/23(Wed) 23:05:06

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[呆然と余韻に浸るかのように
舞台へ突っ立っていたら、


出場変更要請のあった参加者と
話をした結果>>241>>242
伝えに来た裏方の言葉に耳を傾けて


了承の指示とあちらの裏方陣についても
立ち入り出来るよう通行証などで便宜を図るよう
指示を出す楽長の声が僅かに聞こえる。]
(309) 2020/09/23(Wed) 23:05:36

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

/*
いや、これ大丈夫なんか(下書き見つつ)
RP村ってか一人芝居もいいところだぞ
(-96) 2020/09/23(Wed) 23:05:41

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

 『メイレン、いつまで舞台に突っ立っている。
  夜の出場者がいなくなった今、
  本日のコンペは終了だ。

  この後は会議もあるのだから
  さっさとこちらに来い。』



  ────承知しました。



[私ったら、あの時間が過ぎ去ってしまったことを
こんなに寂しく思っているとはね。

大人しく指示に従い、楽長が本日のコンペの
閉会宣言をして外での1日目は終了。
宮廷内で行われる1日目の総合合議のため

彼女が無事に戻れるよう祈りながら
場の皆さんへカーテシーをし
宮廷内の会議室に向かうのでした。]
(310) 2020/09/23(Wed) 23:06:19

【人】 平台の宮廷楽士 メイレン

[その一方で、彼女も私もその存在を知る
一人の御令嬢が>>@30


何かに巻き込まれたらしいことを
知らぬまま────]**
(311) 2020/09/23(Wed) 23:06:38

【人】 宮廷楽士 ウェールズ

−宮廷入口付近


    女性1人で、こんな夜にどこへ帰るんだ?


 [

    コンペの色々を従妹から聞こうかと
    彼女がいるであろう、宮廷内に戻る時。

    いつかの少女のような誰かが、
    彼が目指す場所のほうから歩いてきた。>>293
    近くには誰もおらず。


    ここでその人物を1人で返せば、
    従妹に軽蔑されるだろう。
    そんなことを考えながら、

    よければ家まで送ろう

    などと手を差し伸べただろうか。

                      ]*
(312) 2020/09/23(Wed) 23:08:22
宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。
(a51) 2020/09/23(Wed) 23:17:53

鋼鉄の六弦奏者 エリクソンは、メモを貼った。
(a52) 2020/09/23(Wed) 23:18:25

平台の宮廷楽士 メイレンは、メモを貼った。
(a53) 2020/09/23(Wed) 23:20:12

【秘】 心配性の王妃 ミュシカ → 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

/* 遠方の方。ごめんなさい、気づいていなかったわ。


また何かあれば、お聞きになって。
(-97) 2020/09/23(Wed) 23:20:22

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
>>312
し、紳士だわ……

>>308彼女の言葉をそのまま信じ見送った51歳宮廷楽士
(-98) 2020/09/23(Wed) 23:23:21

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
エヴィ様は周囲に愛されてらっしゃいますね(ほのぼの)
(-99) 2020/09/23(Wed) 23:24:15

【独】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン

メイレンさん強い
(-100) 2020/09/23(Wed) 23:25:53

【秘】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン → 心配性の王妃 ミュシカ

いや、大丈夫だ。
連日の公務ご苦労さん

これからもよろしく頼む。
(-101) 2020/09/23(Wed) 23:29:37

【人】 楽器リペアマン ティグレ

  ―― 1日目の夕時 ――



[ 三本のバネとお釣りを持って
  エリクソンに指定された宿へ向かう。


  橋を渡ろうとした時、
  夕暮れに染まる空から
  1人の少女の歌声が聴こえた。


  官邸から?
  いや、聴こえる距離ではないか。

  
  その声に足を止めてしまったティグレは
  まあ夜までって言っていたしいいだろうと

  橋の欄干に背を預け、
  川から聴こえる秋の音色に交じる
  その歌声を聴きながら
  煙草を吸った。 ]
  
(313) 2020/09/23(Wed) 23:49:18

【独】 平台の宮廷楽士 メイレン

/*
それにしても皆様のお話が凄いわ……
私、言いたいことプロ〜1d中で終了しちゃいましたから()

いいご縁や縁故ばっかいただいて
私こんなに恵まれててよろしいのでしょうか?

>>300>>301>>302>>303
第二王子殿下のことも拾いたいですが
技術と度量が……!




【1d通算発言数】
メイレン
130回 残24080pt
記念にぺたり
(-102) 2020/09/23(Wed) 23:52:33
 




情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


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←↓■□フィルタ

生存者 (8)

エリクソン
74回 残----pt

完成。

エヴィ
67回 残----pt

21時過〆を

メルーシュ
12回 残----pt

 

ニコロ
13回 残----pt

無職は笑いました

ティグレ
18回 残----pt

 

ヨシュア
33回 残----pt

 

ウェールズ
13回 残----pt

多分寝

メイレン
132回 残----pt

お疲れ様ですわ

犠牲者 (1)

オーランジュ(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

ミュシカ(3d)
10回 残----pt

管理用ダミー

突然死者 (0)

舞台 (1)

アメリア
40回 残----pt

楽しかったです。

発言種別

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