【秘】 目明き ブラキウム → わるいおとなの ラサルハグ/* 大丈夫よ自信もって! ラサルハグ先生のおかげでギムナジウムの解像度が爆上がりでストップ安よ! これからも大興奮しながら見させてもらうわね!もちろん機会があれば殴り合いも大歓迎よ! それじゃお互い最後まで楽しみましょうね!Love…… (-9) 2021/05/30(Sun) 20:44:43 |
【秘】 いたがる ルヘナ → あなたの盾 スピカあの中庭で別れて、朝。偶然は重なるものらしく、 あなたは幾度となくルヘナとすれ違う。 しかしその瞳は不自然にそらされ、 声を掛けようとも反応は示さなかったのだが。 ……あなたの自室のドアに、一枚の手紙。 そこには端的に、 お前を見てもいいのかな とだけ書かれていた。 /* 自爆しました!!!!!!!!!!!!!!!!!! ので、お手隙でしたらお付き合いいただけると……幸いです…… 舵の取り方は決めてあるので、素直に寄りかかれるようになります…… (-12) 2021/05/30(Sun) 20:51:13 |
【赤】 褐炭 レヴァティ/* 狼二人は噛み指定が出来ないので、二人以外が出るまで振り直しですね〜 この人数になると、セキレイ赤ずきんを抜いて、 簡易メモの上から1d4とかでもいいかも〜〜 (*6) 2021/05/30(Sun) 20:52:02 |
【赤】 徒然 シトゥラ/* 狼は〜 できないのでーふりなおし〜。 笑えなくて笑っちゃった〜 ボクが一番襲撃されたいけどぉ〜 ……それは許されていないんだよぉ (*7) 2021/05/30(Sun) 20:53:15 |
目明き ブラキウムは、メモを貼った。 (a5) 2021/05/30(Sun) 20:53:17 |
甘夢 イクリールは、メモを貼った。 (c9) 2021/05/30(Sun) 20:54:42 |
目明き ブラキウムは、メモを貼った。 (a6) 2021/05/30(Sun) 20:54:58 |
【秘】 愛情 シェルタン → いたがる ルヘナ「分からないか。仕方がないよ、 この頃一気に色々起きてるし。 やりたいようにしたらいいんじゃないかな」 「オレは多分、裏切った彼らだけじゃない。 このギムナジウム、そのものを許さないよ。 でも、だからこそみんなといつも通りに接するんだ。 そうじゃなきゃ……許せないものと変わらないから」 自分は優しくない。 優しくないからこそ、冷静だ。 「まだ時間は、沢山あるからさ。 自分に納得して、後悔しない答え、見つけろよ。 ……オレも、一応できそうなんだし」 (-13) 2021/05/30(Sun) 20:56:36 |
ルヘナは、『先生』の言うことがきけない。 (c10) 2021/05/30(Sun) 21:03:42 |
【見】 わるいおとなの ラサルハグ>>3:101 メレフ バチンと三度乾いた音の後。甲高い悲鳴を上げた子供を後ろからぎゅっと抱きしめて、「よく頑張ったね」と囁いた。 カウンセラーにとって予想外だったのは見繕ってきた子供が予想に反し泣かなかった事。少年の掠れた声と態度を感じ取ったのだろうか。 ──ああ、子供は大人よりもはるかに気配に敏感である事を忘れていた。 「……メレフ。貴方もお疲れ様。これで覚えてくれたかな、人を傷つけることはいけない事だって。 あと──」 ヒールを鳴らし、子供をすり抜けて貴方の元へ。 警戒心の欠片もなく耳へ唇を寄せる。 (@1) 2021/05/30(Sun) 21:03:57 |
【見】 わるいおとなの ラサルハグ>>3:101 メレフ 「 」 ──ひとりで出来ることなんて、本当に少ないんだ。 これも覚えておくといい。はじめに言ったけれど、どのような立場であっても動く前に周りを見て。人に歩み寄りなさい。 特に貴方はカードが少ない。大人の、それも大多数に向き合うのならもっと考える時間を増やすべきだ それだけ告げると、有無を言わせず打たれた子供の手を引いて屋上を後にしようとする。 「『宿題』は終わりだよ。私はこの子を保健室まで送るから、ここで失礼させてもらおうかな。 ……メレフ、貴方からは何かある? 愛しい愛しい子だもの、お願いがあるなら聞いてあげるよ」 依然として警戒心の欠片もないままだ。止めるも、反撃するも、他の行動に移るも。何の邪魔もされず実行できるだろう。 (@2) 2021/05/30(Sun) 21:05:03 |
【赤】 徒然 シトゥラ その日の決まった時間、シトゥラは顔を出さなかった 調子が悪くてとボードにかかれた文字の横に ルヘナが二日前に大人に呼ばれていたのを セキレイが担当した旨が書かれていた。 『二人ともごめんねぇ〜? 大人に呼ばれちゃっていけません〜。 カストルはいい子だったぁ? 自分で悪い子だとかいってたけど ボク達を脅かすような子じゃなかったって 大人から教えてもらったよ。 随分と、 "みんな" から興味を持たれていた存在だっていわれていたから、 また大人に選ばれるべき子だったのかな』 (*9) 2021/05/30(Sun) 21:05:30 |
【赤】 大好き ルヴァ一瞬、眉根が寄ったが、 重ねて、二枚目があることに気づく。 成程、初日の自分への意趣返しかもしれない。 *今日の襲撃先* <<ブラキウム>>who (*10) 2021/05/30(Sun) 21:09:23 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 目明き ブラキウム私おぺぺもっけ大回転さん推しになる・・・ ありがとう、本当にありがとう…みんな表静かとか言ってるしアクセル踏んじゃお〜!!とか思って踏んだら勢い余ってコーナーに激突した感じがあるので…救われたわ…ブラキウム様やっぱり光よ… こちらも殴り合い大歓迎だわ!基本見学のスタンスは変わらないけど、機会があったらその時はぜひお願いね…! 最後まで楽しみましょう、チュッ………… (-14) 2021/05/30(Sun) 21:11:43 |
【独】 わるいおとなの ラサルハグ>>*10 ウワーーー!!!(ブラキウム株が上がってブラキPLにときめきながらファンレター送った瞬間見た結果に爆散する) (-15) 2021/05/30(Sun) 21:13:07 |
【赤】 大好き ルヴァ「………」 静かに立ち上がると、それをテーブルの上に置き、 大きく、ため息を吐いた。 そうか。 それが。決定か。 セキレイがここに居ないことに、 少しだけ感謝した。 今優しくされたら、 きっと完全に壊れてしまっていたから。 「……俺が、やるよ。やらせて、ほしい。 そういう、ことだろうから」 いつだって、この封筒の中には、 与えてくる試練しか入っていなかったから。 (*11) 2021/05/30(Sun) 21:14:52 |
【秘】 いたがる ルヘナ → 愛情 シェルタンあの夜を越えてから、どうやら自分は変わってしまったらしい。 本来の目的のためなら全て捨ててもいいと思っていたのに、 結局捨てられずにこうしてうじうじして。 だから彼に声を掛けたというのに。 「ふ、っあはは! お前本当に……いいヤツだな。苦労しそうだ」 思わず笑ってしまった。視界がひらけた心持ちだ。 優しくないのと好き嫌いは別物だと気付かされたらしい。 「……ありがとうシェルタン。勉強になった。 変わったお前が出した答えがお前にとっていいものであるよう、 違う立ち位置ではあるものの祈っているよ。 それと、ちょっとしたお礼兼お節介だが。 ―― 裏切り者 に気を付けろ。恐らくあいつはかなり分かりにくい場所にいる」 大人に従う子供達の内、 自分が『いなくなる』までに見つけられなかった さいごの一人の名を挙げた。 (-17) 2021/05/30(Sun) 21:15:43 |
【独】 いたがる ルヘナ/* お気付きかは分かりませんがブラレヴァのオタクなんですけど。 ……………………うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!! 考え得る限り一番引きたくなかった!!!!!ものを!!!!!!!!! あなたが引くか!!!!!!!!!!!!!! ……とPL大歓喜兼大悶絶。試練…… (-20) 2021/05/30(Sun) 21:19:07 |
【独】 わるいおとなの ラサルハグアタイもね、アタイもね、雑談で苦しい〜!!ごめん〜!!って転げ回りたいの でもメレフの公開処刑を行ってから決めたの 人を傷つけた悪役は責任持って悪役に徹した方がいいって (-21) 2021/05/30(Sun) 21:20:34 |
【秘】 大好き ルヴァ → 目明き ブラキウムその日、ギムナジウムの施設の中を、 少年はふらふらと、あちこち歩いている。 どこでも、見つけた場所で声を掛けられるだろう。 (-22) 2021/05/30(Sun) 21:20:59 |
【秘】 大好き ルヴァ → 目明き ブラキウム/* そして、先んじてルヴァPLよりお知らせがあります。 どうやら、大人たちは、ブラキウムを直接壊すのではなく 最大限の破壊を望んでいるようで。 今日四日目の、狼の襲撃先は、貴方、ブラキウムです。 そして、それを伝えるということは、 おれさま、いや…… 『俺』が、迎えに行くということです。 本当にごめんなさい。 与えうる最高を提供したいです。ご相談待ってます。 (-23) 2021/05/30(Sun) 21:24:10 |
【秘】 愛情 シェルタン → 潰えた思い メレフ未だ余韻に包まれて、力の入らない身体を、 メレフを囲んでいた大人に無理矢理起こされる。 まだ収まらぬその起立を晒されて、 霞んだ思考のなか、羞恥を取り戻して、 嫌だ、と、湿った声を漏らす。 だが、想像していた感覚はいつまでもこなくて。 股座に手を添えられて、 全身は大人たちに運ばれるまま、 そのまま、距離が近づいていく。 「ひ、ッ……あ!? 待て、待ッ、それだけは、───ッ!」 履いてるものを取り払われた、 ───友人の、その、秘部へ。 抵抗する、けど、力の抜けて、 そもそも力じゃ敵わなくて、どうすることもできない。 (-26) 2021/05/30(Sun) 21:27:40 |
【赤】 徒然 シトゥラ/* い”〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 いってらっしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い 裏切者抱きしめていいか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜??? 勢いよく俺がいくっていう裏切者みたかったです。 最高の裏切者だ、最後まで駆け抜けましょう (*12) 2021/05/30(Sun) 21:28:53 |
【独】 わるいおとなの ラサルハグとりあえず私全チャ行きにくくさせてしまった罪とロールさせにくくしてしまった罪と心労増やした罪であどちゃんに菓子折り渡しに行きたいわね………………あどちゃん……………………ごめんな…………………… (-27) 2021/05/30(Sun) 21:29:45 |
【秘】 目明き ブラキウム → 大好き ルヴァ/* ついに来たわね。 タイミング的に完璧すぎるわよ。 賭けに出た時点でいつ死んでもいいように心の準備はできてるわ。 とりあえずそちらの想定があれば全力で受け止めるわよ! "なんでも"OKなんだから遠慮なく。 ルヴァに迎えに来てもらえるなら何よりです…… (-28) 2021/05/30(Sun) 21:29:50 |
【独】 わるいおとなの ラサルハグ イーーーーンインインインインイン!!!オシマイ!オシマイ!ハァーーーソイヤサッサオシオシマイマイオシマイマイ!!エンヤートットォーソイヤッサーーーハァーーードッコイショ!!! イヨォーーーッ \ポンッ/ (-30) 2021/05/30(Sun) 21:37:43 |
【秘】 目明き ブラキウム → 大好き ルヴァ「ルヴァ」 朝食が終わってからいつかの時間。 先日探検に行った森の近く。 ブラキウムはようやくあなたを見つけて声を掛けた。 (-31) 2021/05/30(Sun) 21:39:08 |
ブラキウムは、探しものを見つけた。朝食の後のお話だ。 (a7) 2021/05/30(Sun) 21:39:38 |
【赤】 褐炭 レヴァティ「ん? ああ、そう」 置かれた物を拾い上げ、毎度のごとく手持ちの紙に書き写す。 「今回、なんか飛びきり意地が悪いですよね〜 上の人が変わったりしたのか? なんでも構わないけどさ」 うーん、考える仕草。 「いいですよ、いってらっしゃい裏切者さん。 あの子の見ていた君を裏切っておいで」 「後進の自主性が育っているようで、僕はうれしい限りです」 ひとりでへーき? 取って付けたように付け加えられた。 (*13) 2021/05/30(Sun) 21:40:43 |
【置】 褐炭 レヴァティ子どもたちが屠殺ごっこをした話への所感。 屠殺屋役の子が、豚役の子を本当に殺しよるアレね。 殺人が死刑の町で、それでも子どもだからで 許されるか許されないかの話。 リンゴと金貨を並べて、屠殺屋役の子がリンゴを選んだら、 物の価値をまだ学べていないだけだから無罪放免って。 けどさァ、別にそれってイコールと違うでしょ? 金貨の方がキラキラしていて綺麗だ。 やけんほしいって言う子も居りますよね。 金貨の価値を知っていて、それでリンゴを沢山買えることを 知っていても、すごくおなかが空いていたら? そんなん今すぐリンゴが欲しいですよね。金貨は食べられん。 金貨の価値を知っているからこそ、 それくらい知識があるからこそ。 試されていることを理解してリンゴを選ぶんも あると思うなァ。俺は多分、これ。 無邪気に殺して、訳も分からず殺してもらえたらよかったね。 (L0) 2021/05/30(Sun) 21:52:36 公開: 2021/05/31(Mon) 0:50:00 |
レヴァティは、どこかで呟いた。「綺麗だからで金貨がほしい子になりたかったなァ」 (a8) 2021/05/30(Sun) 21:52:43 |
【秘】 大好き ルヴァ → 目明き ブラキウム森を、風が撫でていく。 その風の音に紛れて、声が掛かる。 振り返るとそこには、ブラキウムの姿があった。 「ブラキウム……!」 どこか、相手を探していたような、待っていたような、 そんな声色が含まれているように聞こえる。 「……良かった。 話したいこと、あったんだ。 ……中庭で、その……。 おれさま、話してたの、見てたから」 誰と、とは言わない。言えない。 自分もまた、大人の監視下にある者として。 (-32) 2021/05/30(Sun) 21:53:20 |
ルヴァは、ブラキウムに微笑んだ。 (a9) 2021/05/30(Sun) 21:53:52 |
ブラキウムは、ルヴァに微笑んだ。 (a10) 2021/05/30(Sun) 21:55:39 |
ラサルハグは、メレフを置いて屋上から立ち去った。三日目のとある時間のことだった。 (t0) 2021/05/30(Sun) 22:01:56 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 潰えた思い メレフごめんなさい耐えきれずメッセしましたとんでもない事に巻き込んで大事故起こしてしまって本当にごめんなさいね対戦本当にありがとう朝ごはんちゃん大丈夫かしら生きてる?晩御飯食べられてる?私は申し訳なさで何も食べてませんが元気ですメレフ…かわいいね… (-34) 2021/05/30(Sun) 22:04:00 |
【秘】 目明き ブラキウム → 大好き ルヴァあの日よりもずっとあなたのことがわかる。 ブラキウムの世界はどんどん広がっていた。 風に髪を揺らしながらあなたに駆け寄る。 「またこうして会えたね。約束はまだ破られていないよ」 もちろん今までの行動から目を付けられているのは間違いない。 子どもからも、大人からも。 まるで帰ってきた子どもへの悪意が失った行先を見つけたように。 けれど、ブラキウムは気にしない。 「君も見ていたんだね。 僕はとにかく君に会いたかったよ。 お互い無事で本当に良かった。 ね。すごく頑張ったんだ。 頑張って、頑張って……怖かった」 それでも、あなたの前では。 小さな体は森のざわめきに呑まれそうな、危うさをにじませていた。 (-35) 2021/05/30(Sun) 22:05:45 |
【秘】 潰えた思い メレフ → わるいおとなの ラサルハグ/* 美味しい焼きそばを食べましたわ、めちゃくちゃ苦しいお仕置きで興奮しきりでしてよ! このあとに大人に連れて行かれることが確定して情緒がめちゃめちゃですわ… こちらこそリクエストに応えていただきありがとうございましたキス… (-36) 2021/05/30(Sun) 22:12:20 |
潰えた思い メレフは、メモを貼った。 (c11) 2021/05/30(Sun) 22:14:06 |
【人】 徒然 シトゥラ「…………」 朝食の席に訪れれば、あの席≠ノ向かって 真剣に栄養食のようなチョコレートの粒を眺めている。 「シェンかレヴァティ、手空いてない? …… ちょっと口の中にこれ放り込んでほしいんだけど。 願掛けみたいなもんでさ」 おやつ口に放り込んでくれと言う同級生は違和感かもしれないが、なんか真面目に言ってるので口の中に放り込んで欲しいんだろう シトゥラは、お腹が空いている (4) 2021/05/30(Sun) 22:19:15 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 潰えた思い メレフ 麺類派なのかしら朝ごはんちゃん…… 自分が痛めつけられてるのには慣れてるだろうなって思ったし、よりメレフを傷つけるにはこういうやり方の方がいいなと思ったのでやりましたでもぶっちゃけると楽しかったですメレフありがとう愛してる………… そしてメモ!!朝ごはんちゃん貴方!!アーーー!!! 好き…………改めてありがとうございました…………チュッ……………… (-37) 2021/05/30(Sun) 22:21:00 |
【置】 褐炭 レヴァティ≪所感≫ ブラキウム:安心しました。 メレフ :あーあ。 キツそ〜本当に早く治してもらいな〜〜 シェルタン:え、すごい。がんばって〜 ルヴァ :無力な正義の味方って大変ですけん。応援しちょるんよ。 カストル :あーあ。 君はひとりやないですけんね〜 ポルクス :お片付けは終わった? ルヘナ :あー……あーあ。 まァ、期待なんて最初から。 サルガス :みんなみんな元気やとええけんね〜、ほんとう。ほんとう。 スピカ :あーあ。 ……君もなんか決意しています? イクリール:あーあ。 考えられる頭、なくさんてねぇ〜 シトゥラ :知らない分からないで気付けん時代の方がしあわせよ。 君はきっとそう。 俺もね。 ヘイズ :あーあ。 でも仲間がいっぱいの時期でよかったね〜〜 デボラ :お外で元気でねぇ? 帰ってこんてええですよ ラサルハグ:大人ですね。ハン。 (L1) 2021/05/30(Sun) 22:21:02 公開: 2021/05/30(Sun) 22:20:00 |
【人】 小さな心臓の サルガス「――……」 サルガスが朝食の席に現れたのは、朝食の時間も終わりかけの頃だった。 幽鬼のように動きはおぼつかず、顔色は昨日の午後に中庭に現れた時よりも一層に白い。 けれど、周りの子供たちは彼を"囃し立てた"。指をさして笑うものもいる。 治療を受けていないことの証左は、皮肉にも烏合の衆の反応によって成されている。 ふらふらと、自分が何をすべきなのかも忘れたような足取りで。 ぼんやり、食事をトレーに乗せようとして。でも、うまく選び取ることもできない。 (5) 2021/05/30(Sun) 22:23:29 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナスピカは、あなたの事情を、 すべて理解できていない。 だから、あなたに避けられても、 問い詰めることもしようとしなかったし、 恨むこともしなかった。 ただ、悲しくはあったが。 しかし、一枚の手紙で、彼女の考えは全部吹っ飛んだ。 どこにいるかも検討がつかないが、 とにかく会うしかない。走り出した。 /* わあ〜い 3日メモ的には部屋にいなさそうなので 遭遇場所は……任せます!! (-38) 2021/05/30(Sun) 22:29:44 |
メレフは、ぼんやりと椅子に座っている。 (c12) 2021/05/30(Sun) 22:30:35 |
スピカは、人を探して走り回っている。 (c13) 2021/05/30(Sun) 22:31:29 |
【人】 徒然 シトゥラ ぱくっと、器用に呑み込めば口元だけ笑った。 子供のようにあーんをされ返したいかを訪ねておく 「おう、ありがとうシェン。 そういえば風邪でも引いて寝込んでた? 」わざとらしい言い方で、チョコレートを呑み込み平然を装う。 若干咀嚼に時間がかかっていても、違和感は酷くない程度だ。 「最近寒くなってきたから気をつけろよ、寝相によれば起きたら布団がなかったりするか。 シェンだったら裸で寝ているかも知れないから、もっと注意しないとな」 (7) 2021/05/30(Sun) 22:32:57 |
【秘】 大好き ルヴァ → 目明き ブラキウム「良かった……おれさま、 今日ブラキウムが居なかったら、 どうしようって思ってたから」 同じような背丈で、同じクラスで、 全く性質は違うけれど、全く性格は違うけれど、 自分の思う道を進もうとしてきた二人が、 頼りない昨日に、今日の日を繋げたことを互いに喜んだ。 「おれさまも、ブラキウムに会いたかったよ、 あの場に飛び出していこうかと思ったんだけど、 おれさまがいると混乱しそうだったから。 俺は、応援、してたよ。遠くから。とても、遠くから。 ……ブラキウム、よく頑張ったね」 袖を、おずおずと伸ばして、 相手の帽子にぽふりと触れた。 (-39) 2021/05/30(Sun) 22:33:59 |
【独】 いたがる ルヘナ/* 自視点でほぼ役職が分かったので、 年齢性別クラスのあの一覧を見ていたんですが。 高等部は順当に最年長二人、 中等部は各クラスから一人の選出なんだなーと思うと なかなかに面白いですね。 ……中等部Aクラスは確かにルヴァが適役だと思うし、 中等部Bクラスは……どっちでもよかったかもな……? (いやまあカスポルは手を出しづらい問題児ってことらしいし、 ルヘナのほうが手を出しやすかったのかな……) (-40) 2021/05/30(Sun) 22:35:18 |
ルヴァは、ブラキウムに優しく、触れた。 (a11) 2021/05/30(Sun) 22:37:22 |
【墓】 どこにいるの カストル自室で丸くなって泣いていた。 全てを、そのすべてが 死ぬときは二人だから怖くない。 ああでもけれどね、本当にボクは臆病で、本当のことを話すのも難しくて。 違うんだ 違うんだ 違うんだよ 「ねえ、カストル、悪ふざけなんて、よくない嫌だ」 「ルヘナ、カストル……ルヴァ……」 部屋のベッドの片隅で、ポルクスは震えて丸くなっていた。嗚咽を漏らして、涙を流す。 (+5) 2021/05/30(Sun) 22:41:38 |
【人】 愛情 シェルタン「ぶん殴るぞコラ!寮で裸族なってたまるか! 個室だけどさ!色々問題あるだろ! なあ、みんなもそう思うだろ〜?」 わざとらしく接されても、 なんてことなく受け答えして。 剰え、それを『他の人』にも向けたりして。 「……てか風邪じゃないよ?オレは。 大人に酷いことをされた んだ。シトゥラには、言った気がしたんだけどなあ?」 そして意趣返しのように言う。 大人との関わりがあったことを、大声で。 それは、 ここに居られるもの の特権だ。 (9) 2021/05/30(Sun) 22:43:46 |
【秘】 いたがる ルヘナ → あなたの盾 スピカあなたが走った先、中庭にも食堂にもルヘナの姿はない。 ただ、風紀委員である、風紀委員だったあなたであれば、 ルヘナが図書委員に籍を置いていたことを思い出せる。 ―――――――――――――――――――― ……図書室にあなたが踏み込めば、 突然の来訪者にも驚かずゆっくりと顔を上げた 図書委員だったルヘナと目が合った。 「……スピカ……?」 少し不安げに、おずおずと問いかける声。 あなたを『見つける』ことを恐れるような。 /* うわぁいありがとうございます! ……せやんね具体的な場所! お手数おかけしました!! 麦茶コップはスピカちゃん大好きです。へへ。 (-41) 2021/05/30(Sun) 22:44:53 |
シェルタンは、生徒たちの雰囲気を気にしない。いつもどおり。“それが何もおかしくない”とでも言うように、そこにいる。 (a12) 2021/05/30(Sun) 22:45:06 |
ルヘナは、スピカを『見つける』。 (c14) 2021/05/30(Sun) 22:45:58 |
レヴァティは、「ああ」 いつかのことを思い出した。 (a13) 2021/05/30(Sun) 22:46:39 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 潰えた思い メレフ「……まともってなんだろうね? そうか、メレフには時間がないのか。 それってボクより時間が無いのかな」 タイムリミットはわからない、それぞれの限界なんて気づけない 永遠に続くとおもっていた止まっていた時計は シトゥラの中では動き出してしまっていた 「……またね<<激t。 こっちはこっちで、解決策を考えるよ。 みんながいつか楽になれる世界」 だから無茶をしないでねと告げて、立ち去るだろう。 この話をしてしばらく――――あなたの元に手紙が届けられた (-42) 2021/05/30(Sun) 22:49:22 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 潰えた思い メレフ それは4日目の朝。 『メレフへ どうしても、苦しくて、誰かを殺したくなったら 大人の協力者であるボク、セキレイの元に来て。 泣いても、叫んでも、怒っても、ぶつけてもいい。 あなたはもうひとりじゃないだろうけど 成果を出したいのなら、来ればいい。 でも、ボクはあなたにそんなことをしないで欲しいな。 幸せになると想わないし、気が変わってることを願ってる シトゥラより』 (-43) 2021/05/30(Sun) 22:51:22 |
【秘】 目明き ブラキウム → 大好き ルヴァ「む……へへ。 心配だったけど、でもいいんだ。 こうして会って、話して、君と触れられる」 似ているようで似ていない二人は同じ方向を向いてきた。 奇妙な縁だと思う。 約束を大切にするあなただからこそ、それを守れたことも嬉しくて触れる手に嬉しそうに笑っている。 「そうだね。 君までが危険にさらされる必要は無かったと思う。 あの時にやろうとしたことは全部うまくいったんだ。 君はどこに居ても僕のやったことを応援してくれるって信じてたから……本当にそうだったならもっと嬉しい」 (-44) 2021/05/30(Sun) 22:55:19 |
ブラキウムは、ルヴァを嬉しそうに受け入れた。 (a14) 2021/05/30(Sun) 22:56:06 |
【人】 小さな心臓の サルガス>>4:8 朝の食堂 レヴァティ 「ぅ、」 貴方の手、こどもよりも大人に近くて、するりと伸びた指先を見て。 何も入ってやしない胃の中がぐるりと回ったように、ひくりと喉を動かした。 なんとか込み上げるものをこらえて、こらえて、緩やかに首を横に振る。 「だい、じょうぶ……テーブルで、食べるよ。自分で、持てるから」 真っ白い指でトレーを返してもらうとそのままよろよろと席を探した。 (11) 2021/05/30(Sun) 22:56:22 |
【人】 小さな心臓の サルガス>>4:10 朝の食堂 ブラキウム 少し二の足を踏み気味ながら、昨日と同じように席のそばまで行って。 遅れた時、いつかと同じようにまだ席に立たず、貴方の返答を待ち望む。 「……まだ、となり、空いてるかな。 ルヴァと……カストルは?」 状況に気づかない。気づけていない。それらをとりまく違和感に、目がいっていないのだ。 (12) 2021/05/30(Sun) 22:58:34 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 潰えた思い メレフ追伸。 死にたいのなら、ボク達なら手を下せるよ。 壊れてしまったら迎えに行くね。 (果たしてそれが、あなたの救いになるのだろうか そんなことは考えないけれど) (-45) 2021/05/30(Sun) 23:00:18 |
レヴァティは、離れていくサルガスに手を振った。 (a15) 2021/05/30(Sun) 23:04:14 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナ「……ルヘナ」 探し人を、ようやく見つけた。 不安げなあなたとは対象的に、 自分が歩み寄れることがわかっているスピカは、 迷わない。 「昨日言ったじゃない。 甘えてもいいんだって。頼ってほしいって。 避ける理由があるのなら、 教えてくれたっていいんじゃない?」 そう言って、微笑んだ。 そこに、あなたを責める意思は感じられないだろう。 /* ヤッタ~~わからない名前もルヘナくん好き……!( ・ㅂ・)و ̑̑ (-46) 2021/05/30(Sun) 23:10:33 |
レヴァティは、朝食の後、放送の指示書をもらった。昼休みに流すつもりだ。 (a16) 2021/05/30(Sun) 23:10:53 |
スピカは、ここにいる。 (c15) 2021/05/30(Sun) 23:13:25 |
メレフは、何もとっていない。何も食べていない。 (c16) 2021/05/30(Sun) 23:13:56 |
潰えた思い メレフは、メモを貼った。 (c17) 2021/05/30(Sun) 23:15:45 |
【墓】 どこにもいない カストルルヘナ と中庭に落とし穴を穴掘る約束してたのに。 すっぽかしちゃった、病気、違ういや、それもそうだろう。 こんなんじゃルヘナにも、ルヴァにもカ、カストル。カストル。ねえ、どうして。どうして。 なお。カストルは中庭に入ってったこともなく。 つまり、あまり思い入れも何もなかったから別に何も感じなかったろう。たのしい!と無邪気に笑ったろう。 それに遊びに誘われるのは嬉しかったし、落とし穴ランキングを作るレベルできっと遊んだろうに 約束、やぶっちゃった…… 泣き虫のポルクスは、ずっとずっと部屋の隅でぶつぶつと何かをいいながら、泣いていた。 泣いていた。 (+6) 2021/05/30(Sun) 23:21:40 |
【秘】 大好き ルヴァ → 目明き ブラキウム「ブラキウム……」 背伸びをしなくても届く、その背に、細い型に。 袖の中にある枯れ枝のような指に、思う。 ……自分たちはまだ子供だ。 なのに、その双肩にたくさんの物を抱えて、 懐にも、重い重い荷物を抱えている。 本当ならもっと、自分だけのことを考えて、 笑って、泣いて、怒っていいはずなのに。 ブラキウムは、いつの間にか、 とても立派に、ちゃんと自分の足で立っている。 数日前に話した時とも違う。 『見えない彼ら』を前にして、 なお、それを導こうとしたことで。 友達である彼の形が、少しだけ形になったようにも思った。 (-47) 2021/05/30(Sun) 23:25:31 |
【秘】 大好き ルヴァ → 目明き ブラキウムこちらの身を案じ。 危険を、自分だけで背負おうとしている ……ブラキウムのその目を見て、表情を見て。 「ブラキウム」 なんで、自分がそんなことを言ったのかは、 すぐにわからなかったけど――。 「――おれさまたちの中に。 『裏切者』がいると思うんだ……」 大人に、手引きをしている、そんなやつが。 『大切で特別な友達』に。 ……そう告げた。 (-48) 2021/05/30(Sun) 23:27:07 |
【人】 小さな心臓の サルガス>>4:13 朝の食堂 レヴァティ 「レヴァティは、どうして――……」 ほとんどぼやくように、ぽろりと。ここでは多くの者が目を逸らしていることを口にしかけて。 ぐ、と飲み込んだ。ここでは、こんなにも人がいるところでは。どうしても言葉は制限される。 まるで貴族の舞踏会のように、まつりごとが通い合うこの場所で。 ひとたび、口にすることが何を呼び起こすのかということは、はっきりとわかっているのだ。 「……ううん。なにか、おはなし、あったら……あとで、聞けるとおもうから」 ふらついた様子のまま、少年は既に出ていく方面に多くなっている人波に紛れていく。 (15) 2021/05/30(Sun) 23:32:45 |
【秘】 いたがる ルヘナ → あなたの盾 スピカ 迷いのないあなたの姿に眩しそうに目を細めて、 それから表情を少し歪めて立ち上がった。 あなたのほうに向かって一歩一歩、歩き始める。 「……かっこつかないなあ、俺……」 ぽつりと呟かれた声。 それから、経緯について説明するために口を開く。 「俺さ、昨日お前達と別れてから廊下で『先生』…… ラサルハグ先生に会ったんだ」 入れ違いで入ってきたカウンセラーの男のヒールの音が、 今も聞こえるようで。 「先生は普通に俺を見て、話して。俺に色々聞いたよ。 俺にとって思い入れのあるここで、誰とどう過ごしたか。 彼らについてどう思っているのか。もう話したくないのか。 ……俺達の扱いを知っているくせに」 どこか吐き捨てた言葉が、なお続く。 「……俺、お前に話したよな。俺の目的は知識だったと。 知識のためなら他の何をも捨てられると思っていたんだ。 そのことも先生に話したら、そうしたら、言われたんだ、 ──欲するもの以外捨てられるというのなら。 お前達から与えられる優しさも捨ててしまえるはずだ 、と」 (-49) 2021/05/30(Sun) 23:38:33 |
【秘】 どこにもいない カストル → いたがる ルヘナ/*というようにいまバチぼこに、ポルクスは凹んでいます。 ヤンデレはもはや素です。 スンスン言ってます。 PL質問なんですけど W「皆にひどいことしたらちゃんと皆の優しさも『見えなくなる』だろう」という感じでしてW PLが「なぜなぜほわい」になっています。ポルクスは丸まって泣いています。 (-50) 2021/05/30(Sun) 23:39:30 |
レヴァティは、また後でをちゃあんと聞きました。 (a17) 2021/05/30(Sun) 23:39:43 |
【秘】 いたがる ルヘナ → どこにもいない カストル/* うわんポルクス……こっちもメンタルベコ(回復の兆し有)なので終わり次第襲撃したい……襲撃言うな……寧ろもう行っていいか……? はい、PL質問については役職的な話にもなるのでPC会話で話そうと思うのですが、ルヘナは皆から与えられる優しさに苦しさを感じています。 それから逃れるために嫌われようと思ったのですが……そのあたりは解消できそうなので、単純に心配してポルクスに会いに行きたいと思っています。 (-51) 2021/05/30(Sun) 23:44:26 |
【人】 小さな心臓の サルガス>>4:14 朝の食堂 ブラキウム 「うん。うん、……そうだね。ごめんね。寝坊、しちゃって……。 ふたりとも、少し、遅れてるのかな。みんなつかれてるし、しかたないよね……」 言外に不安をいだきながらも、それを明確に言い表そうとはしなかった。 言ってしまえば現実になるような気がして。 聞いた者が眉をひそめたのも見ないふりして。 いつも以上に乗せられた品の少なく味気ない食事を並べて、それでも少しほっとした。 少なくとも目の前にいる彼の無事は確認できたのだ。 無事って、なんのことだろうか。 「……ちょっとだけ、へんなもの、見つけたりはしたんだけど。 でもやっぱり、これだって思うようなものは、見つけられなかったなあ……」 (16) 2021/05/30(Sun) 23:48:05 |
【秘】 どこにもいない カストル → いたがる ルヘナ/*なるほど、すみません、うちのカトルスとポルクスに倫理観なさすぎました。 ノリノリで掘ってたら、なんかすごい申し訳ないことになってた。よかった。 活動時間が不安定ですけれどこう、いい感じにゆるボキべきにいろいろどうぞ。 (-52) 2021/05/31(Mon) 0:03:32 |
メレフは、ヴァイオリンの演奏を、聞いていた。 (c18) 2021/05/31(Mon) 0:05:07 |
【秘】 いたがる ルヘナ → どこにもいない カストル/* いえいえ、正直その倫理観のなさがあったからこそ「一緒に嫌われよう(意訳)」が言えたところあるので……! しかしノリノリで振っていたら全員を表に引っ張り出しての殴り合いになっていた可能性が高いので、それはそれで少し惜しいことをしたかもですね……!! はあい、ありがとうございます。じゃあお互いバキバキになりにいきましょうか。 (-53) 2021/05/31(Mon) 0:06:06 |
【墓】 潰えた思い メレフメレフは、朝食を取りもしないまま 流れてきたヴァイオリンの音色に耳を傾けている。 死にたい。けれど。 この音は、旋律は もう少し聴いていたくて。 目を閉じて、耳を澄ませていた。 (+7) 2021/05/31(Mon) 0:10:35 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナあなたの告白を、おとなしく聞いて、 それから、うーん。と少し考えたりして。 「なるほど?……それで、 先生から何かもらったりした? 言いたくなかったら言わなくてもいいわ」 「だって、わざわざ捨てさせようとするんだもの。 そんなこと、ご褒美がなければやらないでしょう?」 そして、 ごめんね、でも、大人から与えられるものが、 私からもしも与えられるなら。と小さく呟いた。 (-54) 2021/05/31(Mon) 0:10:46 |
スピカは、結局守れていなかったことに苦しんだ。 (c19) 2021/05/31(Mon) 0:11:49 |
【秘】 目明き ブラキウム → 大好き ルヴァ「君もそう思うかい? ルヘナとも同じような話をしたんだ。 誰が味方かなんてわからないから協力は難しいんじゃないかってね。 まぁ結局は協力することにしたんだけど。 居なくなった子どもの中に混ざってるとは考えにくかったし間違いじゃなかったと思ってる」 これからどう変わっていくのかはわからないけれど、何も変わらない事は無いはずだと信じている。 あなたを信じているのと同じくらいに、心から。 「何か考えがあるのかい? 僕なりに情報を集めてみたんだけど、成果はさっぱり。 今まで人を見てこなさ過ぎたツケが回ってるよ」 だからあなたの事を探る事もなかった。 (-55) 2021/05/31(Mon) 0:30:39 |
【秘】 いたがる ルヘナ → あなたの盾 スピカ「先生からは……貰った、というよりは、注がれた、かな。 ああ、やましい意味ではないからそこは安心してくれ。 ……結局、弱っていたんだろうな、俺は。 俺は子供側にいられない、先生は大人側だ、だから、と。 どうしたらいいか、尋ねてしまった」 そのことをひどく後悔しているような声音。 昨日を思い起こすように己の頬を撫で、そこから腰を抱いた。 「提案もしくはアドバイスか。ともかく、言われた。 お前達の優しさ、言葉、姿を『見なかったことにする』 。そうすれば嫌でも優しさを捨てられると思わないか、と。 ……いつでもこちらにいらっしゃい、だってさ」 吐息がかかる距離で甘く蕩かすように吹き込まれた言葉だった。 『いなくなって』過去に取り残されてしまった子供が、 抱き締められ見てもらえたらそれは、ご褒美になるだろう。 思い出のある大切な領域に、 大人の腕の中で『良い子』だねと囁かれた思い出が張り付いて、 思い出の領域が侵された。 「……俺はそれを実行しようとして、でも、」 結局、できなかったからこそ。あなたにSOSが届いたのだ。 「できなかった。誰のことも捨てられそうに、なくて」 (-56) 2021/05/31(Mon) 0:31:24 |
ルヘナは、スピカの盾の外に歩み出たのだ。当然の帰結では、ある。 (c20) 2021/05/31(Mon) 0:32:15 |
サルガスは、研究員の一人がいなくなった噂を聞きました。 (a18) 2021/05/31(Mon) 0:42:51 |
【人】 目明き ブラキウム>>16 朝の食堂 サルガス 「本当に寝坊しただけ? 言わせてもらうけど……どう見ても疲労を通り越して瀕死に見える。 また無茶をしたんだねサルガス」 心配そうにあなたを見つめる。 そんなブラキウムもまたあなたと相違ないくらいの視線を浴びている。 ブラキウムの行いはもはや子どもにも大人にも目に余る領分にまで及んでいた。 彼が居なかった事は無くなった。 一方で一人分の子どもへの悪意は消えて無かったことにはならない。 失った矛先は敏感に新たな獲物を見つけていた。 「もちろん彼らの事も心配だけど、目に見えて心配なのは君の方だ。くれぐれも自分の身を守る事を第一にするんだよ。 ……ほら、まずは食事で栄養補給から」 お気に入りの贈り物で今日も果物を切り分ける。 昨日すっかり忘れてしまっていた青りんご。二つも用意してきた。 こうして何事も無いようにいつもの朝食を迎えたふたり。 触れるだけで崩れてしまいそうな砂のお城はそれでもまだ健在だ。 少なくとも、この瞬間は誰にも否定させない。 (17) 2021/05/31(Mon) 0:45:04 |
ブラキウムは、昨日よりもヴァイオリンの音色がよく聞こえた。 (a19) 2021/05/31(Mon) 0:46:34 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたがる ルヘナ「はあ、なるほどね。わかりやすいというか、 なんていうか。 俗に言うところの『裏切者』とかも、 そうやって作ってるのかしらねえ」 やましい意味などと言い出すので、 ちょっと赤くなったりしたが、 それも一瞬。真面目な顔だ。 「確かに、魅力的でしょうね。 こんなことをずっとされてたら、 人は確かにおかしくなる。 やっぱり、責められることじゃないわよ」 さて、この場合本当に先生が悪いのか? 一介のカウンセラーで、 ギムナジウムを握る立場でもない彼が。 そうも思っているが、それは今はどうでもよかった。 「『あちら』側より、『こちら』側を選んでくれた ってことでしょう?それが私にとっての救いだわ」 (-57) 2021/05/31(Mon) 0:48:30 |
【秘】 潰えた思い メレフ → 徒然 シトゥラ手紙を見て。息を吐く。 覇気のなさが字にも表れているような気がする。 『殺したいと言ったら、殺せるのか?』 もう、あの時程―――そんな気持ちも、ないのだけれど。 (-58) 2021/05/31(Mon) 0:51:20 |
スピカは、ルヘナに微笑んだ。 (c21) 2021/05/31(Mon) 0:51:51 |
ブラキウムは、嘲る視線を今まで以上にずっとはっきり見えている。 (a20) 2021/05/31(Mon) 0:53:28 |
【人】 演者 シェルタン奏でている。 いなかったときも、ここにいるときも、 特に上手くなったりはしていない、弦の音色を。 だが。 聞く人たちが変われば、聞こえるものも変わる。 話はとても単純で。 だからこそ、知らせなければならない。 いつか、此の場所を許せるようになる時まで。 ──朝食の時間が終わるまで、 暫く演奏を続けていただろう。 (18) 2021/05/31(Mon) 0:53:37 |
ブラキウムは、それでも好きなものを見るために目を閉じない。 (a21) 2021/05/31(Mon) 0:54:42 |
メレフは、食堂から人が少なくなってきたころに、あの日のように 中庭に向かう。 (c22) 2021/05/31(Mon) 1:07:49 |
【秘】 いたかった ルヘナ → あなたの盾 スピカ「利用価値の高い子供を引き込むのがシステム化されている、 ……確かにそういう可能性も考えられるな」 ふむ、と。学びを得た様子で数度頷いた。 恐らく、彼は自分がどちらに転がっても喜ばしく思ったはずだ。 ほんの少しだけ"あちら側"に導いた、それだけで。 手を取ってもらった自分が背を向けたこと、 それによってあなたを傷付けたであろうこと、 それら全てを分かっていたからこそ 後ろめたくて言いにくかったのに。 ――――あなたが、そう微笑んでくれたから。 「……選ばせてくれるお前がいたから、俺は…… 俺は、ここにいられるんだよ、スピカ」 自分もこうして、ずっと『いたかった』ここにいる。 涙に滲んだ声も、顔も、気にも留めなかった。 (-60) 2021/05/31(Mon) 1:13:23 |
ルヘナは、スピカの手を取った。 (c23) 2021/05/31(Mon) 1:14:53 |
【秘】 潰えた思い メレフ → 演者 シェルタン「………、あ……」 射精後特有の倦怠感に包まれていた少年は、抱えられて近付いてきた友人の姿を見て。 何だかいけないものを見たような気がして、その勃起したモノを見て目を背ける。耳が熱い。 衣服の取り払われた脚を開かされて、孔にシェルタンのモノがあてがわれる。 泣きそうな声と、何が行われようとしているのか分からない頭が混乱する。早く終わらせてやりたい気持ちも、勿論あるが。 「っ、ぐ……」 手首は相変わらず戒められていて、抵抗が出来ない。 入ってこようとするソレに思わず腰を引く。 (-61) 2021/05/31(Mon) 1:15:04 |
いたかった ルヘナは、メモを貼った。 (c24) 2021/05/31(Mon) 1:32:19 |
【秘】 大好き ルヴァ → 目明き ブラキウム「そっか、やっぱり、 皆そう考えてたんだね……ルヘナも」 多分皆、身内にそんな人間がいるのかなんて 疑いたくはないと思うけれど、 でも、そう考えざるを得ない材料はいくつもあって、 だからそれは、自然なことなんだと思う。 明るい森に、再び風が舞う。 「……考え、になるのかな。 おれさまはその、ずっと皆を見てたから、 多分状況からみて、こういうやつだろうなっていうのは、 想像できるんだよね……。 ……誰かに聞かれたらまずいかな、これ」 少しだけ、森の中に踏み込みながら呟いた。 (-62) 2021/05/31(Mon) 1:34:18 |
【秘】 大好き ルヴァ → 目明き ブラキウム小さく息を吐き、続ける。 「……多分、そいつは、 他人より自分が大事なんだと思う。 "大人"に加担する子供がいるとしたら、 きっとそういうやつだと、"皆"を見てて思ったよ。 どこか臆病で、でも迷いはなくて、 みんなを良く見てて、どうすればどう動くか考えてて、 本心は隠して、でも時々本当のことを言って。 嘘ばかりなくせに、みんなと笑い合ったりしてて。 そんな、卑怯で、中途半端で、 最低なやつだと……おれさまは思う。 それくらい、"大人"って、怖いから。 皆から、"大人"が"皆"に何をしたか。 "大人"が"子供"に、何をするのか。 "皆"から聞いてるのかな、ブラキウム。 ……キミは、それを、知ってる?」 (-63) 2021/05/31(Mon) 1:34:58 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたかった ルヘナ「……私だって、あなたに選ばれたかったしね」 恥ずかしかったので、小声だ。 ああ、言ってしまった!でも、言いたかったのだ。 「『ここ』にいていいのよ。 もちろん、ルヘナが居たいと思う限りだけどね。 他のみんなもいる。 忘れられた人間でなく、今を生きる人間として、 歩いていけるはず」 ね?と、手をきゅっと握った。 きっと、あなたが迷っても。 スピカの元に来てくれる限りは、 何度だって手を取るだろう。 (-65) 2021/05/31(Mon) 1:42:50 |
【独】 あなたの盾 スピカ「い、言っちゃった」 「でも、ねえ、だって」 「私だって、『いない』ことになって、 平気なわけじゃないのよ。 自分の立場と立ち位置を鑑みて、我慢してるだけ」 「だから、『私』を見てほしいじゃない」 「見てほしい相手に、見てほしいって言うぐらいのわがままは、 許されてもいいじゃない」 (-64) 2021/05/31(Mon) 1:43:49 |
【秘】 徒然 シトゥラ → いたかった ルヘナ 今だけは、見ているから 今だけは、食べられる 今だけは、声も聞いている いい子になるまでの悪い子のシトゥラを ルヘナに教えてあげる。 「癖になりそ……はっ、ぁ… キツいのに…ルヘナが一生懸命で、かわいい、ははっ……」 個人というものに執着しそうになった心に芽生えた芽は、 どこかでつまれてしまうかもしれない。 そう、知らないほうがいい。 知らないほうがいいんだ。 これが恋か、愛か、知識欲か、……本物か偽物か。 あなたに教わるまでは、知らないままで。 (-66) 2021/05/31(Mon) 1:55:35 |
【秘】 徒然 シトゥラ → いたかった ルヘナ「ルヘナ、受け止めてッ… ボクのことを、ずっと 覚えていて 」浅く息を吐き、打ち付ける腰を早めた。 あなたをきつく抱きしめながら熱を注ぎ満たす。 震えるからだと、意識が飛びそうなほどの――― あなたを求めた自分は、 この部屋を立ち去るといなくなってしまうから だから、今だけでもと……欲しいがままに いつまでも時間が許す限り貪り食らった。 静かにまどろむあなたを撫で続ける、無言でずっと かける言葉が、いい子の自分には残っていないから (-67) 2021/05/31(Mon) 2:05:34 |
【秘】 徒然 シトゥラ → いたかった ルヘナ セキレイはどこへも羽ばたかず留まり続ける。 囚われ続けて、 ……愛する友人も仲間もすべて見守る存在。 だから手放すときも、悲しくはなかった。 変わってしまうであろうあなたを寂しく思うだけだ。 もし、……変わらず同じように話すことができるのならば 自分が変わらなければならないのだろう。 大人に求められる子供になるために ……のぞんだ大人になるために 「行ってらっしゃい、おすすめの本また用意しておくね」 だから、最後の言葉もいつも通りだっただろう (-68) 2021/05/31(Mon) 2:07:34 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 潰えた思い メレフ『メレフが望むのなら、試してみるか?』 時間と、シトゥラの部屋ではない部屋の番号だけが あなたのもとに届けられた (-69) 2021/05/31(Mon) 2:10:06 |
【秘】 演者 シェルタン → 潰えた思い メレフ 囁き声が聞こえる。気持ち悪い。耳に口が近づく。 聞こえた、 友人を犯せ と唆す低い声に、さっと血の気が引くようで。戒めるような罪悪と背徳と、倒錯の気持ちが、全身に駆け巡って、ぎり、と歯軋りをした。 不思議と原始的な嫌悪はそこになく。 そして、宛てがわれた状態で自分だけ手首の縄が解かれ。まるで自らの手で、事を進めろとでも言わんばかりに。 抵抗はできない。もう身体に強い力なんか入らない。ナイフだって奪われてしまった。 彼の身体を愛で、せめて苦しくないようにと思っても、その友人は触れられる事を好まないのを知っている。何もできない。身体を触れずに覆うように、草原に手をついて。 「ん゛っ、ァあ!ッ……あ、ぁ……」 もたついていたら、早くしろ、と駄馬を叱るように、尻を強く打たれる。思わず揺らいだ腰が浅くメレフの後孔を突いて。 まだじくじくとした痺れの残る、自身の窄まりを指で穿られれば、それから逃げるように、また、奥へ、奥へ。 幸いなのは、大人のモノで貫かれるより幾分か負担が少ないであろうことか。それも慰め程度にしかならないだろうが。 (-70) 2021/05/31(Mon) 2:16:09 |
ルヴァは、ブラキウムに、大切なことを尋ねた。 (a22) 2021/05/31(Mon) 2:17:43 |
【墓】 どこにもいない カストル>>+8 るへな! 「 る、 るへなぁこんな、こんな時、一瞬喜んで跳んで行ってしまいそうになった。ごめん、カストル。 転んでしまってああ格好もつかないね、カストル。 一緒に悩みながら、真剣に文章を書いて、カストル。 ボクは、もう僕しかいないのに。 (+9) 2021/05/31(Mon) 4:03:24 |
【墓】 どこにもいない カストル>>+8 転んだな、という音が二回ほど 出迎えない、そんな選択肢はない。 「……」 「わ、どうしたの、ルヘナ?」 二人分の生活物資、あたかもそこに居たような部屋。 丸められた幾つかの紙。 そして少年の瞳は散々泳いだ末に合ってしまった目線からは 『あの狂気』 が薄れていた。「今、中荒れてるけど、入る?」 そう言う カストルと (+10) 2021/05/31(Mon) 4:25:26 |
【秘】 いたかった ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ/* いや本当助けてほしいんですけど(匿名性の崩壊) ……愛してくれた人、まだ生きてて狼なんですけど彼は『いい子』な愛を知らない人でして。 "特別な望み"ができたら言ってね、って言われて、行為中に「俺のことちゃんと見てて」って言ったんですけど、 彼、『いい子』じゃないですか。『いない』子は見ないじゃないですか。 初めてを捧げて、自分は彼のモノで自分だけは彼を許すと誓って大人に抱かれに行って、愛し方を知れば彼も愛せるんじゃないかって思っていたのに、 彼がそんな俺が『見る』ためには彼が変わらないといけなくて。 俺を求めた彼は、部屋を出たらもういないんですよ。 ……許すと決めたからには、覚えていてと言われたからには、それを守り続けるつもりですが。 こころがいたくないわけではないんです。 「ねえ、先生」 (-73) 2021/05/31(Mon) 6:13:49 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → いたかった ルヘナ /* ………… しんどすぎないかしら・・・ 先生びっくりしちゃったわ……これ、双方ハッピーになる道見えなくない……? 『いない』子からアプローチかけることなんてあまりにも難しいのに…………本当に知識以外を捨てることが出来たなら、どれほどよかった事でしょう……捨てきれない貴方だからこそより愛おしいけど……ルヘナ…………つらい……………… でもこれ折角ルヘナが言ってくれた"特別な望み"をふいにするシトゥラも罪な子じゃない?ちょっとは見てくれてもいいと思うんだ、先生。 「……ルヘナ、何かな」 (-76) 2021/05/31(Mon) 6:33:15 |
【独】 あなたの盾 スピカ元の生活に戻りたいとは、 思わない。 風紀委員を目指した理由は、 あなたへの憧れがあったから。 他にどうすればわからなかったから。 でも、今は違う。 必要としてくれている。 私は、ここではスピカになれる。 もしも、もしもだ、 何もかもうまくいって、 みんなが元に戻れるようになった時。 彼に必要とされないなら、 このままでもいい。 (-75) 2021/05/31(Mon) 6:35:30 |
【独】 あなたの盾 スピカ「ああ、我儘ね、あなた」 「何を今更」 「でも、見解は一致しているわ」 「そうでしょうね」 「「私は彼を、離したくない」」 (-77) 2021/05/31(Mon) 6:39:49 |
【独】 あなたの盾 スピカ「嫌ね、本当。 弱くて臆病で、一人では生きられない私」 「もっと自分の歩き方に自信を持ちなさい。 みんなの幸せと平穏が自分の幸せだったのでは?」 「ああ」 「人って、拠り所を見つけると依存しちゃうんだなあ」 (-78) 2021/05/31(Mon) 6:43:08 |
スピカは、少し自分を嫌悪した。 (c25) 2021/05/31(Mon) 6:43:44 |
【秘】 いたかった ルヘナ → あなたの盾 スピカ「俺に選ばれたかった? それはどういう……」 思わず聞き返すも、あなたがそれ以上を告げなければルヘナは気にしない。 「俺は……セキレイの味方だから、 全てを『ここ』に置くことはできないかもしれないけど。 置けないものを抱えた俺のほんの少しだけでもお前に向けたい。 今を生きる人間として、そばにいる前の手を取って…… 俺以外の誰かが一人でも『許さない』と言うまでは、一緒に」 握り返しながら、ふら、とさらにあなたと距離を詰めて。 完全に寄りかかることはできない自分に許されるただひとつの方法で、 額をあなたの肩に押し当てるしぐさで、甘えを示した。 「スピカがいてくれて、よかった」 (-79) 2021/05/31(Mon) 6:50:47 |
【秘】 いたかった ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ/* 双方ハッピーは……彼が"大人"になって『いない』子を見られるようになるしかないんじゃないかしら……つまり少なくともあと半年は無理…… 知識を愛する仲間としてお互いさらけ出して、執着が芽生えて、 知識を求める仲間だからこそ全てを欲されても応えられたんだけど、 その結果がマジのマジでこれなの本当にどうにかならんか……死……ならねえんだよな…… そして彼のこと大正解です。そんな歪な彼でも許し続けると決めたので、俺は許し続けます。 「愛ってなんなんでしょうね」 (-80) 2021/05/31(Mon) 6:58:24 |
ルヘナは、盾の内に入っている。少なくとも、今だけは。 (c26) 2021/05/31(Mon) 7:01:49 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → いたかった ルヘナ /* シトゥラ……あんた罪な子だわよ…………、先生ルヘナの弁護人するわね…………法廷で会いましょう…………(?) 或いは吊でシトゥラもルヘナと同じとこまで落ちて来てしまえば変わるのかしら…… でも狼は同じ狼陣営を噛めないので、完全ランダムの吊に頼るしかないのだけどシトゥラを落とせる確率厳しいのだわ。 (或いはロールプレイでシトゥラをどうにか"大人に従う子"であると周囲に明かし、システムでは落とせなくてもロールで立場を危うくすることができれば……と思ったけど、彼を想うルヘナに限って、というかルヘナだからこそそんなこと出来ないのでは???となってしまったわ……愛よこれこそ……ルヘナ……LOVE……) 「相手にどう思われようとも、見返りなんてなくとも、相手を大切に思い相手の為を考える相手の幸せを願う気持ち……そういうものだと私は思っているよ。私が貴方に向けるのもそれだ。 ……貴方がこれで納得するか分からないけどね、ルヘナ。愛の定義は人によって違うものらしいから」 (-83) 2021/05/31(Mon) 7:18:49 |
【秘】 あなたの盾 スピカ → いたかった ルヘナ首を振る。なんでもない、の仕草。 全てを置いてもらえなくても、 彼女の表情は変わらなくて。 「………………うん。それでいいのよ。 私は止まり木になれる。 重いものを抱えたあなたを、 休ませることができるはず」 自然と、もう片方の手があなたの頭に伸びた。 男の子は嫌がるかな、なんて一瞬思ったけど。 そんな考えより、体が先に動いた。 「ええ、私もこうすることができて……嬉しいのよ」 (-84) 2021/05/31(Mon) 7:27:14 |
スピカは、ルヘナの頭を撫でた。 (c27) 2021/05/31(Mon) 7:29:42 |
【独】 あなたの盾 スピカ納得は、できなかった。 でも、彼が本当にただの子供なら、 今ここにはいなかっただろう。 もともとありえなかった話だ。 私には、やはり (-85) 2021/05/31(Mon) 7:30:54 |
【人】 小さな心臓の サルガス>>4:17 朝の食堂 ブラキウム 「無茶なんて……ううん。無茶、したのかな。何も……しないのは、はばかられて。 なんか、今日のブラキウムかっこいいね。……ブラキウムこそ、なにかあった?」 成果が得られず、ただ日々を過ごすことにも気を咎め。けれど、それにしたってぼうっとしている。 隠して、ごまかそうとしているよりは、もはや何も具体的に考えることすらできないようで。 そのくせ人の変化には漠然としたものながら気づきがあったようだった。 立ち振舞いになにか、覚悟ともいえるようなものを感じ取っている。 「そうだね、なんでもいいから、食べなきゃ……。 きのう、青りんご、おいてきぼりにしちゃったね」 緩慢な動きながら食事に手を付け始める。 つやつやと魅力的にみつの気配を知らせる青りんごだけが、かがやかしい食べ物に見える。 何事もなく、二人揃って席につけたけれど。ここに呼びたかった者達はどこだろう。 "明日、また明日、また明日と"。 歩み続けるでしかないのに、その足取りがこうも重いのはどうしてだろうか。 前を、顔を上げて前を見つめる彼と、一転して何かが頭を擡げて離れない少年は。 歩みゆく行き先が少しずつ違えてしまっていても、同じものを見つめていると言えるだろうか。 (19) 2021/05/31(Mon) 7:44:37 |
【人】 小さな心臓の サルガス「ああ、……ああ。シェルタン、戻って、来たんだ……」 耳に聴こえるバイオリンの旋律が、誰しもが耳を傾けるそれに戻っている。 気づいて、顔を上げて。そのまぶしい姿に、人知れず目を細めた。 今なら声をかけられるだろうか、 或いは自分にその資格があるだろうか。 あまりにも貴いその姿を、食堂の片隅でただぼんやりと見つめている。 (20) 2021/05/31(Mon) 7:46:58 |
サルガスは、朝食の後、自室で祈りを捧げていた。 (a23) 2021/05/31(Mon) 7:49:48 |
サルガスは、自分がどうして咎も受けずにここにいるのか、わからない。 (a24) 2021/05/31(Mon) 7:50:10 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 徒然 シトゥラ「だって、あは……っ、たくさん、分かるから、んぁ、 嬉しくて 、たまらない……!」愛されること。それによって生ずるものたち。 シトゥラのこと。食事の時に見せる色んな顔。 好意を持つ相手を知り喜ぶのはまさしく愛なのだろう。 あなたの懇願に応えられる言葉は持っていなかったが、 持っていたとしても快楽に鳴く自分では伝えられなかっただろうが、 あなたに足を絡め、しっかりと腕を回すことで答えとした。 あなたを奥の奥で幾度となく受け止め、 内壁の襞の全てをあなたの熱で染められて、 心でも身体でもあなたを覚えていった。 あなたから見えなくなった自分がまた見つけてもらうまでの間、じっと孤独に耐えるために。 (-86) 2021/05/31(Mon) 7:51:45 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 徒然 シトゥラ―――――――――――――――――――― 「大人のもとに行ったら恐らく俺は、愛し方を学べる。 次にお前が俺を『見る』時が来たらその時は…… 俺がお前を愛したいな……今度は俺が……」 まどろみの中で呟いたそれは本心ではあるが、 決意という前向きなものではなく、夢という後ろ向きなものだ。 答えだって求めていなかった。 ――――答えなんて、聞きたくない。 だから、去り際に交わした言葉は本当にいつも通りで。 「行ってきます。お前のおすすめ、楽しみにしてる」 普段通りに背を向けてあなたから離れていく背中が ほんの少しだけ震えていた。 (-87) 2021/05/31(Mon) 7:52:25 |
【秘】 いたかった ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ/* 先生が弁護人してくれるなら勝ち確なのでフフッの顔をしました フフッ(?) シトゥラがこっちに来ても変わるかもしれませんが、それはそれでルヘナが嫌がるというこの。お前。 シトゥラが大人側の人間であることは約束と彼の目標とがあるので絶対口にできなくて……雁字搦めになっている…… おかしい私は14歳の頭でっかち感と不安定さをRPしたかっただけなのに…… 何もかもおしまいです おしまい 治安は死んだ 「分かるような分からないような、が心境として一番近いです。 けどこれは多分俺が子供だからなんだと思います、 ……避けられれば苦しいし、見返りがないと心細くなる。 苦しくならない愛し方、見つけられるように頑張ります」 (-88) 2021/05/31(Mon) 8:03:18 |
【秘】 潰えた思い メレフ → 演者 シェルタン「シェルっ…や、め」 大人に囲まれて、暴れないように体を押さえつけられたまま。 乱暴に掻き回し浅い部分だけが解されたそこに、友人のものが入り進んで。慣れていない体にはそれだけでも苦しいのに。 彼が臀部を叩かれたことによりより一層奥まで入ってくると苦悶の声を上げる。 「う、ぐ ぁ……っ!」 痛い、苦しい。 しかし、触れていることによる気持ち悪さは不思議と増えない。 (-89) 2021/05/31(Mon) 8:19:15 |
メレフは、鞭で打った子供を、中庭で見かけた。 (c28) 2021/05/31(Mon) 8:22:10 |
【秘】 いたかった ルヘナ → あなたの盾 スピカ「ああもう、本当に嫌だ。情けないしもどかしいし、 ……何より、耐えなきゃいけない孤独を お前を利用するような形で乗り越えようとしている俺自身が、 本当に――――」 言いかけてはっと気づく。 昨日彼女と話して二人導き出した答えこそが、 孤独と孤独で集まることによる救いではなかったか。 そのことに気付いてしまったからかは定かではないが、 さらさらとしたツートンの髪はあなたに触れられるがまま。 あなたの手をないものとして扱っているのではなく あなたから与えられるものを受け入れているようだ。 「ああ、そうか。これは利用じゃないのかもしれない。 ――――よかったな。お前の望みは実って、今俺が救われた」 (-91) 2021/05/31(Mon) 8:35:38 |
【見】 平衡役者 アルレシャ「あらぁ。道、迷っちゃいましたねぇ。 何分こっちの方はあまり来ないから仕方ないでしょうか。 似た形の建物も多いし、本来の僕の担当はこちらではないし」 慌ただしい教員棟から、随分と適当な説明だけを受け── 己の知るよりも明らかに異質な雰囲気の食堂を横目に見やる。 「まあ配置換えはこれはこれで楽しそうなのでよしとしてぇ。 ふふ、……“欠員”ですかぁ。」 『それは実に楽しいこと』、と。 夢見るように両手を合わせて、顔を綻ばせる。 “欠員” 「それが出る事を、理解できない【大人/子供】が、もし。 もしもですよぉ。少なくないのだとしたら、 」 「 ──実に興味深いな。 」 パチンと音を鳴らす様に手を叩いて『先生』は歩を進めた。 (@3) 2021/05/31(Mon) 8:37:54 |
【赤】 徒然 シトゥラ 定刻から遅れてここには何人残っているだろうか。 目標になった生徒と大人からの指示を見る。 自分の名前は見えていない。どこにも自分の名前など無かった 「赤ずきん、裏切者」 あのとき語らった僅かな時間で見えてしまった、諦観。 今なら理解してしまった、見えていなかった真実と 皆の苦しんでいる姿と、何故か自分までもが いい子でいられなくなってきた気分に戸惑っている。 何も、疑問に思ったことなどなかったのに 心は何もかも分けられていたし、今でも大人たちが大好きだ 「ボク、殺したいって言われちゃったかも。 怒ってるわけじゃないと思うんだけどねぇ〜? 復讐相手がいないんだってさ、助けてあげられるかな」 友達のために手を差し伸べる事に躊躇などない 「時間をかけて救えないかもしれないのなら、 いっときの幸せをあげたほうがいいんじゃないかって」 自分の可能性と価値を考えたら、よっぽどいい事に思えてきたようだ (*14) 2021/05/31(Mon) 8:38:34 |
ルヘナは、アルレシャにお辞儀をした。 (c29) 2021/05/31(Mon) 8:43:31 |
【赤】 徒然 シトゥラ シトゥラは、大人になりたい 裏切者のように矛盾を抱えた存在を認めて治療できる人を探したい。 赤ずきんのように何も期待をしていない子供に手を差し伸べたい。 彼らのように、見えない子供を見守りたい 彼らのように、見えない存在を認めたくない そんな大人になりたい 「だから」 「……何があっても僕はいい子だったって大人に伝えておいてくれ」 ポツリと、聞かれていないかもしれない言葉を残して 彼はまた部屋を出ていった (*15) 2021/05/31(Mon) 8:43:48 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 平衡役者 アルレシャ/* 雑談で話した通り、ほぼ同じ文章をぶん投げて泣きつきます(匿名性の崩壊) ……愛してくれた人、まだ生きてて狼なんですけど彼は『いい子』な愛を知らない人でして。 "特別な望み"ができたら言ってね、って言われて、行為中に「俺のことちゃんと見てて」って言ったんですけど、 彼、『いい子』じゃないですか。『いない』子は見ないじゃないですか。 初めてを捧げて、自分は彼のモノで自分だけは彼を許すと誓って大人に抱かれに行って、愛し方を知れば彼も愛せるんじゃないかって思っていたのに、 彼がそんな俺が『見る』ためには彼が変わらないといけなくて。 俺を求めた彼は、部屋を出たらもういないんですよ。 ……許すと決めたからには、覚えていてと言われたからには、それを守り続けるつもりですが。 こころがいたくないわけではないんです。 (-92) 2021/05/31(Mon) 8:48:38 |
【墓】 どこにもいない カストル>>+11 ルヘナ 「気になるけど、それどころじゃ ない、みたいな 」ポルクスは、周囲をちょろっと見てから 「 ん 袖を引っ張って、抱きしめるように引き込んだ。 執着心と愛情と喜びはそのままに、けれどいつもの大型犬が飛びつくようなものでもなく。 それは何時にでも、砕け散ってしまいそうな、ものだった。 (+12) 2021/05/31(Mon) 8:50:53 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 潰えた思い メレフ あなたが訪れたその部屋は余計なものがおいていない客室 ……と言うには閑散な部屋。 まるで独房のようにも見えるほど 冷たいベッドだけしか見えない部屋だった。 ここに来るまでの人気は周りに少なく、 折檻の部屋の傍、知らない人は知らない部屋なのだろう 「ようやく会えたのにぃ、暗い表情でどうしたんだ? ああ騙してたと思うのなら違うからね。 いったことはぜーんぶほんとぉ、ただやめる気なんてない。 全部、あなたの気晴らしのために教えたんだ」 「お初にお目にかかります、ボクはセキレイのシトゥラ。 永遠の大人たちの従順な下僕だよ」 (-93) 2021/05/31(Mon) 8:50:59 |
【秘】 潰えた思い メレフ → 徒然 シトゥラ「……そうか」 裏切り者だ。ようやっと見つけたのに。 浮かない気持ちは何だ。 いや、殺さなければ。 そのために、自分はここにいる。 強く、武器を握りしめる。 「そうか。お前は…ずっと、裏切り者だった。 ああ、そうか。それなら、ぼくは」 やるしかない。 話すことなど、何もない。メレフは、シトゥラの肩に向かって武器を振り下ろす。 (-94) 2021/05/31(Mon) 8:57:59 |
平衡役者 アルレシャは、メモを貼った。 (t1) 2021/05/31(Mon) 9:04:44 |
【独】 いたかった ルヘナ……セキレイ、お前まさか。メレフに。 ああでも、お前ならと納得してしまう俺もいるよ。 俺ももっと求めていたら、結果は違った? (-95) 2021/05/31(Mon) 9:08:47 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 演者 シェルタン「シェンがよこしてくれた場所が、笑えないはずなんてないな。 大人たちに喧嘩させられてるなんて、嫌な話だよな。 ……」 助けてくれよ 言えたらどれだけ楽だったか だけど、これ以上彼に背負わせたくない。 完成したら、救われるのだから 「……ここが無くなることが幸せじゃないと思ってくれて、よかった」 変わることは嫌じゃない、全員が愛されるようなそんな夢物語を考えて……すべてを動かせないから一人で変わろうと思った。 気の長い孤独の旅は終えていいのだろうか、……みんなに会える日は遠くないのかな (-96) 2021/05/31(Mon) 9:10:01 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 演者 シェルタン「シェン、やっぱりあなたの事好きだよ」 「愛されているあなたが好きだ!」 だから、見続けさせてくれ。 ふと、視線を外せば人の気配を改めて見て数歩近づく。 頬に口付けを落とし楽しげに笑った双眸からは碧い瞳が覗いていた。 「このあと大人たちと話してくるんだ、怒られないことを祈ってくれ…また"朝食"の時間に会おうな」 今度は何故かあなたが見える気がした、 ほんの、たった少しの期待だったけれど。 叶うときはすぐそばに (-98) 2021/05/31(Mon) 9:11:37 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 潰えた思い メレフ 復讐なんて、優しい君ができるはずなんてないよ。 馬鹿にしてるって言われるんだろうな、馬鹿にしてるさ。 怒ってくれ、巫山戯てる、とっくにボクは壊れて 大人たちに喧嘩させられている 深く息を吸って、あなたが振り下ろす瞬間 その鈍器が『当たる場所』をずらした。 振り下ろすのを抑えきれなければ シトゥラの頭上に落ちた衝撃は 彼の意識を揺らすことになるだろう 「" そんなところ "にあてようとして、本当に復讐をやりきれるつもり? 甘いなぁ、甘い。 ただのお姉ちゃんっ子の甘えたさんかぁ」 (-99) 2021/05/31(Mon) 9:19:53 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → いたかった ルヘナ/* あいつ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・(名前を叫ばず伏せているのは恐らく相手はまあ彼と思いつつも、間違えていた場合が恐ろしい&この村では墓下面子が狼の遠吠えを聞けるのか分からない為の保険です) これは辛いわ…辛すぎるのだわ…でもやりかねない相手なのが何も言えないのだわ……どうしてあのタイミングで一気に死んでしまったの…… (-100) 2021/05/31(Mon) 9:30:08 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 平衡役者 アルレシャ/* 恐らくPC的予想はあっていますし、墓下面子が狼の遠吠えを聞けますし、なのでマジで赤窓のアレを見て更に心が曇っていルヘナです……おしまいすぎておしまいです ひえ……誰と誰がぶつかり合うかが見えるのも存外苦しいものです…… 彼のモノになっていなくて約束もしていなかったら、今自分を支えてくれている彼女の想いにも応えられるんですが たらればですね 悲しい事に。 いやぁ、本当に面白いことが起きていたんですよ4人死亡時。そこも含めて語ると本当に俺視点地獄なので、早く語れるようになりたいですね…………………… (-101) 2021/05/31(Mon) 9:41:25 |
いたかった ルヘナは、メモを貼った。 (c30) 2021/05/31(Mon) 9:51:38 |
【独】 いたかった ルヘナ仲間が仲間自身の願うことを叶えられて、友人が一時でも楽になるのであれば、 それは幸福なことのはずだから。 ……そのどちらも満たしてやれなかった俺は何も言えないから。 目を逸らさず、さいごまで見届けよう。 泣いてはいけない。泣いてはいけない。泣いてはいけない。泣いては、いけない。 (-102) 2021/05/31(Mon) 10:05:16 |
【秘】 一番星じゃなくても スピカ → いたかった ルヘナ「そうよ……利用だなんて、とんでもない。 誰だって孤独は耐えられない。 だから、私はあなたを支えたかったの。 あの、『人という字は〜』みたいな話と同じよ。 ……多分。 そうしないと、私もどうすればいいかわからなかったし」 昨日と比べれば随分と進歩だろう。 やはり、自分が受け入れられていると実感できるのは、 嬉しい。 「あなたが救われるのが、私の救いだから。 もちろん、他の人も救いたいけどね」 でも、私にとって一番救いたいのはあなただから。 ともつぶやいた。 (-103) 2021/05/31(Mon) 10:15:49 |
スピカは、これでいいと自分に言い聞かせた。 (c31) 2021/05/31(Mon) 10:16:25 |
【置】 小さな心臓の サルガス【吊り懇願ロール】 教員用の生活上水の中から、研究員 おとな の死体が発見された。幸いに死体は全身へ腐敗ガスが行き渡るよりも早くに発見され、人物の特定に障りはなかった。 遺体は内密に保管され、子供たちがそれを知ることはない。と言うことになっている。 実際には、速やかに"犯人探し"が始まった。 まず、大人たちに指令が走らされ、現場の精査が進められた。井戸の周辺に小さな足跡が見られたことから、子供が関わっている可能性が挙げられた。 次に、教員棟付近に出入りのあった子供の特定のために、大人から子供への聞き込みが行われた。 小等部から高等部まで、考えられる限りほとんどの人間に匿名、直接様々な方法で詰問が行われた。 時間は刻一刻と、過ぎていく。 (L2) 2021/05/31(Mon) 10:18:43 公開: 2021/05/31(Mon) 13:00:00 |
【独】 いたかった ルヘナ/* プロローグで賢者に「占っていいですか?」と言いに行き、 一日目に深く関わった二人が二人とも狼で、 二日目に同じクラスの友人(呪人)を占った結果死亡、 大人のもとに連れて行かれる前に彼のモノになったけど『いなく』なるからもう見てもらえないし (アイツから影響を受けたんだろうなと推測されるアレもあるし) 自分へ好意を寄せてくれている子の想いに応えることもできず一方的に甘え、 そうして自分の持ち主が同じく『いなく』なったはずの自分の友達もしくは協力者に殺されにいく姿を見ています。 利用するために近づいた人達へ情を抱いてしまったから情を向けられると罪悪感で苦しくなるし、 かといって狼陣営の彼らの心情が理解できるわけでもない。 狼陣営を捨てることもできないし、彼を許し続けると決めてしまった。 先生に相談して、優しさを捨てるために、手を取ってくれた彼女を傷付けて。 そうして今、救いを口にしながら『孤独』を癒してくれる彼女に甘えて、 自分へ愛を向け続けていた彼からの常とは違うハグを受け止めています。 ……うーん地獄。 エピローグで綺麗さっぱり忘れるほうが救いがありそうですね。 (-104) 2021/05/31(Mon) 10:27:53 |
【人】 徒然 シトゥラ「……、大人にひどいことを。 シェン も されていたなんて驚いた。体は辛くないか? ムチを打たれていたら動くのもきついだろうし、 殴られていたら声がでなくなる。 食事を抜きにだってされることも…」 誰の耳に届いても気にせず、悪口を口にすれば あっ、と後で気づいたように 周りに対して口元にひとさし指を当てて笑った 「これは大人に内緒にしてくれ」 (21) 2021/05/31(Mon) 10:52:52 |
【人】 徒然 シトゥラ シェルタンの前を離れたあと 食事が終わっていない子どもたちの面倒を見に行った、 配膳を片付けて多くの異変を目にする 「……」 もしかして噂が変わりはじめているのだろうか? 連れて行かれた子供が見えるようになって、 話しても許される空気ができつつある。 他の子供まで願ってもいいのなら、……早く、会いたい。 「早すぎると、気まずいけどなぁ」 いじめてるみたいで。 自分の描いた彼らの絵を眺めてため息をついた (23) 2021/05/31(Mon) 10:57:41 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 褐炭 レヴァティ 手帳を眺めてルヘナに知らせてくるといったあと、 追加の報告はなかった。 しばらくして4日目、定例の時間にやってこなかったシトゥラは、またあなたにあいに来た 「赤ずきん、……みんなが変わってしまったんだ」 漠然としたつぶやきだった。 返答を求めていないのかもしれない 「シェンが戻ってきて言ってた、 ……これからのこの学校を変えるんだって。 ボクは変わらないから、……変えられないから "大人が求める大人"になろうと思うけど。あなたはどうするの? これから、どうするんだろう」 自分にもあてたようなそのつぶやきは、不安があるわけではないが見えなくなった道筋に足を止めてしまったことをさす。 時間は止まってくれないから、体だけが成長していきそうだ (-105) 2021/05/31(Mon) 11:11:05 |
スピカは、キノコを食べている。 (c32) 2021/05/31(Mon) 11:36:19 |
スピカは、おいしく食べた。 (c33) 2021/05/31(Mon) 11:38:24 |
【独】 目明き ブラキウム全受容人間マジで良くない。私に効きすぎる。 それはそれとして匂わすだけ匂わして全く何も情報がないのがダメ。これで後出しだったらマジでキレるからな (-109) 2021/05/31(Mon) 11:44:11 |
【人】 小さな心臓の サルガス>>4:22 朝の食堂 シェルタン 「シェルタン……お、おは、おはよう!」 食器も下げ、手持ち無沙汰になってしまった頃だろうか。声に振り向き、柔らかい足音が向かう。 見えても、触れても、それでも取り払われなかった見えない暗幕が取り払われているかのよう。 子犬のように駆け出しかけて、足が一度止まって、勇気を出すようにもう一度歩き出した。 「……なんだろう、なにか……どう、お話ししていいか、わからないね。 ぼくは、だめだなあ……なんともないようにしなきゃって、おもってたのに。 ああでも、おかえり。おかえり、シェルタン、きみが……ここにいてくれて……」 『治療』されたもの、されていないもの。分け隔てなくあるようにしたいと思っていながらに。 それでも確かに受け入れられたものとして立ち振る舞う貴方の姿を見て、少年の鼻はつんと童謡のトナカイのように真っ赤になった。 「ぼく、どうしたらいいだろう? どうやって、立ち向かっていけばいいだろう?」 (24) 2021/05/31(Mon) 12:15:10 |
【秘】 潰えた思い メレフ → 徒然 シトゥラ「ーーーー」 ああ、そういう事を言うのか。 シトゥラの頭に振り下ろした棒をもう一度振り上げ、同じ場所に振り下ろした。 「お前みたいな奴がいるから、みんなが苦しいんだ。 お前みたいな奴がいるから、ぼくは救われないんだ。 お前みたいな お前みたいな奴が ここを、地獄のままにするから」 殴る。殴る。殴る。 少年は、自分が正しいのか もう分からない。 この後のことも、考えてはいないのだ。 (-110) 2021/05/31(Mon) 12:19:34 |
メレフは、"復讐"を始めた。 (c34) 2021/05/31(Mon) 12:24:18 |
メレフは、『宿題』を守れなかったことになるのだろうか? (c35) 2021/05/31(Mon) 12:26:22 |
【墓】 一番星じゃなくても スピカ中庭にやってきた。 シェルタンは『そうでなくなった』らしいが、 依然としていない者はいる。 まあ、私もそうなのだが。 個々人の事情なんて、わからない。 でも、動かなければ人を救えない。 だから、とりあえず中庭に来た。 昨日はここに人が集まったから。 表の担当がシェルタンならば、 私の担当はこちらだろう。 笛を吹くような風流な真似はできないので、 とりあえず食べられそうな草を物色していた。 (+14) 2021/05/31(Mon) 12:27:57 |
スピカは、みんなを支えられたらそれでいいと思おうとしている。 (c36) 2021/05/31(Mon) 12:29:43 |
サルガスは、自分の手がいつも水浸しであるように感じている (a25) 2021/05/31(Mon) 12:29:47 |
【人】 演者 シェルタン>>シトゥラ 「大袈裟〜。今元気だから全然大丈夫。 それに先生も心配してくれたし、な」 大人もみんなみんな悪いものではない。 教員棟に顔を見せて、それを理解して。 「でも、秘密な! 悪い大人たちに聞かれたらまた何されるんだか わかったもんじゃねえしな〜」 そう、“公然の秘密”を言うのだ。 (25) 2021/05/31(Mon) 12:31:18 |
メレフは、水底に手を伸ばす。 (c37) 2021/05/31(Mon) 12:32:00 |
サルガスは、知らない生徒に声をかけられ、逃げました。 (a26) 2021/05/31(Mon) 12:33:23 |
【墓】 迷子 メレフ「………」 無意識のうちに、シェルタンの部屋の前に足を運んでいた。 今の自分が会っていいものなのかも、分からないけれど。 メレフは、扉をノックした。 (+15) 2021/05/31(Mon) 12:36:22 |
【人】 演者 シェルタン>>24 サルガス 「いいんだよ、今は無理して言葉にしなくても。 ゆっくりでいい、大丈夫だからさ」 視線を合わせるように屈んで、笑いかけて。サルガスを取り巻く暗い空気も、払拭してあげるように。 「オレたちは“いつもどおり”、そこにいればいい。 いつもみたいに、毎日を楽しそうにしていたらいい。 ……今は難しくても、いつかはそうできたらいいんだ。 少なくとも。オレは、ずっとそうするつもりだ。 ま、もちろん弱音は吐くけどな。 悩みなんてあって当たり前なんだし」 再び受け入れられて、尚“ギムナジウムの暗黙の了解”から逸脱したことを繰り返すのに。胸を張って。 いつものように。優しく、あなたの頭を撫でるだろう。 (26) 2021/05/31(Mon) 12:40:09 |
シトゥラは、シェルタンに笑いかけた (a27) 2021/05/31(Mon) 12:45:39 |
シトゥラは、この日自分の部屋で眠りにつくことはない (a28) 2021/05/31(Mon) 12:46:33 |
【人】 演者 シェルタン>> 『メレフ』 ノック音を聞けば、 楽器の手入れから顔を上げて。 「今開けるからちょっと待て〜」 少しだけ散らかった部屋を整理し、 すぐに出迎えにいく。 (27) 2021/05/31(Mon) 12:47:45 |
メレフは、鮮血を浴びた。深夜の話だ。 (c38) 2021/05/31(Mon) 12:49:43 |
【墓】 甘夢 イクリール>>+14 中庭 スピカ 「……ごきげんよう、スピカ。 今日も会えてうれしいわ。」 イクリールは、今日も変わらず中庭に居る。 まだ部屋から出てはいけないと言われてはいるけれど、 大人達だって四六時中イクリールに掛かり切りとはいかない。 『イクリールは、大人達のお気に入りだ』 そんな噂が流れるのは、何も今に始まった事ではない。 そして、単なる噂と断言する事もできはしない。 だって、イクリールは現に大人達ととても仲が良くて、 そして何より、その噂はそもそもの話 イクリールから、子ども達を遠ざける為のものだ。 それでも、イクリールにはそんな事は関係無い。 恐れるものなど、やはり無い。 野草を物色するスピカを見て、少し困ったように笑うだけ。 (+16) 2021/05/31(Mon) 12:50:47 |
【人】 小さな心臓の サルガス>>4:26 朝の食堂 シェルタン 「……ああ、ああ。"ごめんなさい"、"ごめんなさい"。 ぼくらにできることは、それだったのかもしれない。何があっても負けないことだったのかもしれない。 きみが、つよくて、まぶしくて。いつもその音色があったことに、もっときづけばよかったな」 ヘイズがいなくなった時。自らがいなくなった時。自らがもとってきた時。 いずれの時でも美しい音色でそこにいることを訴えていたあなたを、ひょっとしたらよく見ていなかったかもしれない。 もっとそばに居たならば、もっと良い気づきを早くに得られただろうか。 抱き着くというには弱々しく、伸べられた腕に両手を引っ掛けた。 きゅうと、小さい指が袖を握りしめる。 「そうだね、シェルタン。いつでも、どうあっても、おたがいの傷を癒やしあえれば、それが救いになったんだね。 きみのやってきたことが、どれほどだれかの助けになったか。 ……メレフとカストルを、見かけないんだ。 おねがい、シェルタン。かれらを、みつけてあげてください」 (28) 2021/05/31(Mon) 12:53:44 |
サルガスは、逃げている。それがいじめっ子たちの心証を悪くした。「逃げたネズミを捕まえろ!」 (a29) 2021/05/31(Mon) 12:55:53 |
サルガスは、追いかけられている。足をかけられ (a30) 2021/05/31(Mon) 12:56:24 |
サルガスは、転ばせられた。子供たちの好奇の目と、無邪気な猜疑心を刺激した。 (a31) 2021/05/31(Mon) 12:57:13 |
カストルは、いない。 (c39) 2021/05/31(Mon) 12:57:51 |
【人】 演者 シェルタン>>『メレフ』 「……入りなよ。 少なくとも外より居心地いいと思うし」 ドアを大きく開けて、 顎で室内を指す。 「何か用があって来たんでなくても、 ゆっくりしていったらいいよ」 (29) 2021/05/31(Mon) 12:57:59 |
サルガスは、助けを求めない。求められない。諦めたように俯いて、唇を噛んで。けれども何が言えるだろう。 (a32) 2021/05/31(Mon) 12:59:22 |
サルガスは、だって。己のしたことを知っている、彼らは知らない、でも自分は、知っている。 (a33) 2021/05/31(Mon) 12:59:48 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 一番星じゃなくても スピカ「俺が救われるのがお前の救い、なら…… お前もまずはひとつ、救われたことになるんだな。 よかった、お前が救われてくれたのなら、本当によかった……」 これは本心だ。散々傷付けておいて言えた話ではないが、 あなたのことは大切に思っているし、 あなたに幸多からんことを願ってもいる。 ……居場所を失ったまま垂れ下がっていた何も掴めずにいた手が そっとあなたの背に回されて、優しく添えられる。 抱きしめるというには力があまりにも入っていないそれが、 今まで引いていた線をほんの少しだけ超えるものだと あなたにはわかるかもしれない。 「俺なんかを救い支えてくれるお前に、 ひとつでもいいから報いたい。 スピカ、俺からお前にできることは何かあるか?」 /* なうぷれ、『心做し』です。対戦よろしくお願いいたします。 (-114) 2021/05/31(Mon) 13:01:59 |
ルヘナは、スピカの行いに報いたい。 (c40) 2021/05/31(Mon) 13:03:17 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 小さな心臓の サルガス/* ボンカレーさんこんにちは! たらこスパです! イバラ更新チキレタイム(本日20時)以降に、 井戸の方にアクションをかけようかと考えているのですが、 問題はないでしょうか? たらこスパがアクションをかける前に、他の方からの打診があれば そちらの方が動かれて構わないくらいのテンションです〜 (現在ふわっとした「あ、触れたいな〜」程度で中身がないため) (-115) 2021/05/31(Mon) 13:09:25 |
【置】 演者 シェルタン「え?いやオレが教員棟に行ったのは、 授業欠席に対する謝罪、反省の為ですよ。 先生に会いに行った後はすぐ帰ったんで、 特に何にもしてませんけど……」 今日の分の授業終わりに、大人に呼び止められて。 これ幸いと堂々と受け答えをする。 でも、何かが引っ掛かった。教員棟に来たことを、 わざわざ今更問いただすようなことがあるものか?と。 何か。 何かが。 ──取り返しのつかない、何かが起きている? ただその時点では、ただの予感であり。 体格も決して“小さな足跡”ではない彼は、 特に何事もなく、そのまま解放されたのだった。 (L3) 2021/05/31(Mon) 13:10:35 公開: 2021/05/31(Mon) 13:30:00 |
シェルタンは、確かな違和感に気付いた。 (a34) 2021/05/31(Mon) 13:11:14 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 徒然 シトゥラ 午前の授業のあと、レヴァティはすぐに教室を出て行った。 昼に何かしらかを放送すると言っていたのは聞いている。 あなたがレヴァティに会いに行った放送室では、 彼が機材の調子を確認しているところだった。 他に人はいない。 「んー? 子どもたちの起こす革命なんて、 初めてのことじゃないでしょ。 ……あァ、俺がそう思っちょるだけかも。 こんな大きなのが初めてなのは確かやけんね」 席に着き、手帳を開いて。 「俺ァどうもしませんよ。変わらないんはおんなじね〜〜〜 みんなの意識が変わるからで、 何が変わるってわけでもないですけん」 「大人が求める大人ねぇ…… …大人になれるとええですね、セキレイ」 話しながら、手帳の文字を指と目でなぞっている。 (-116) 2021/05/31(Mon) 13:11:36 |
シェルタンは、悪い予感がしたことを、誰にも言えないでいる。 (a35) 2021/05/31(Mon) 13:11:48 |
シェルタンは、“いつも通り”であることを、自分に課している。 (a36) 2021/05/31(Mon) 13:12:20 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 小さな心臓の サルガス/* 打っている間に置き手紙公開されよりましたねぇ。 チキレ後ちょっと考えまァ〜〜〜〜す☆ (-117) 2021/05/31(Mon) 13:13:48 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → いたかった ルヘナ /* でもシトゥラがこちら側に来るのを嫌がる気持ち、分かるのだわ……。……ルヘナ、良く出来た健気なヒロインでは……!?!?(錯乱するPL) 実際知識を求める落ち着いた気質でありながらところどころに子供らしさが滲む、すごいいい塩梅のキャラでルヘナ凄い魅力的だな可愛いな〜!と先生はメロメロです。お話しできて良かった。おしまいになって治安が死んでるみたいだけど……生きて…… 「ルヘナが愛を良く分からないのは子供だから……かもしれないし、そうじゃないかもしれないよ。 だって大人だって知らない人は知らないもの。 でも。貴方なら苦しくない愛し方を見つけられるかもしれないね。 応援しているよ、ルヘナ」 (-118) 2021/05/31(Mon) 13:16:23 |
【独】 わるいおとなの ラサルハグあーーーーーーこれサルガスが吊りになってしまった場合 狼が襲撃を全員パスしない限り生存者残り四人かつ2Wなので ゲームセットになるんだよな (-119) 2021/05/31(Mon) 13:23:21 |
【秘】 小さな心臓の サルガス → 褐炭 レヴァティ/* ボンソワールボンカレーです。 こちらは大丈夫です! 前日深夜以降はキャラクターは殺害現場には寄り付かないため、情報だけモブ大人からお出しする形になるかもしれませんが大丈夫でしょうか? なにかイメージなどあればお申し付けください! (-120) 2021/05/31(Mon) 13:23:35 |
【秘】 いたくない シトゥラ → 迷子 メレフ「ア"ッ…ヴぅ……!!」 言葉にならない呻きを漏らして 繰り出された連撃に思わず腕を伸ばした。 意地でも逃げずに、 届かない思いを伝えたくて喉から透明な音がもれる 「 」 メレフ。 いたくない、いたくないよ。 大人にされるよりよっぽど辛くない。 「は、……ガッァ、ァ…、ッッッ」 ここの誰も悪くない あなたはいつかわかってくれるだろうか 笑って、あげないと。 メレフ 復讐は、果たさせてはいけない、のに 「 ! ツ!!」 愛されたい ここにいたい いたいいたくない いたくないよ (-122) 2021/05/31(Mon) 13:28:28 |
【墓】 どこにもいない カストル>>+13 君しかいないんだよ。 部屋には散乱した文章、いくつかの本、お菓子、お茶。 大きな兎のぬいぐるみ。 纏めかけられている、荷物。 「に、にいさんがいなく、なるわけ…… か!鏡、鏡の中 にとじこ 」……そ、それ で……「 ……待って、 ルヘナ どうして「どうして、僕を呼んで、 今の 」カストル を、僕だって思ったの?「どうして カストル じゃないって治ってしまった双子は、優しく聡明で、無論ポルクスだってそうである。 気弱な分、細やかに所に勘付き、勉学では兄より少し優れていて。集中力もあり、やさしく。多くを重んじるっことができた。 張り巡らされた狂気が目減りしている以上、盾としては使えないが…… ルヘナとカストルと、ルヴァは(?)別だ。 「ごめん、ごめんなさい」 めそめそしながらもルヘナを片手にお茶を入れようとする。間違いなく手遅れだった。 取り合えずベッドの上に座らせて、お茶を飲む。 「 何から、どれが。何の話を。 」僕から何が、聞きたい? (+19) 2021/05/31(Mon) 13:31:10 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 平衡役者 アルレシャ/* 改めまして御機嫌よういらっしゃい〜、たらこスパこと私です! アルレシャは「レヴァティが9歳の時から大人たちのサンドバッグで肉便器」で あることを既知情報とし、他のPCにその内容を伝えても問題ありません! あそびにきたよ〜、なんだけど無計画です。 イバラのチキレ後に凸内容考えまァ〜〜〜〜す☆ レヴァティは罰される理由のある悪い子です。 適度に従順な道具で、適度に反抗する玩具です。 不可能でない限りは呼び出しに応じますし、 死ぬ事以外は文字通りなんでもするでしょう。 (-123) 2021/05/31(Mon) 13:31:52 |
カストルは、友達が少ない。 (c41) 2021/05/31(Mon) 13:32:12 |
【秘】 いたくない シトゥラ → 迷子 メレフ「 」 赤い血が翠を染めて、 白い服に飛沫が飛んだ 「 」 声が、 虚ろな目はあなたを映さない それでもまだ生きていると 僅かに手を動かして、浅く息を呼吸をした いつ倒れ込んでもおかしくないのに その身体は膝をついてメレフへと震えた手を伸ばしている たえ、ないと たえないと、あなたを、……これ以上苦しめることになる 霞がかった脳で次の衝撃を待ち続けた、 いたくないよ、メレフ、だから いっ、しょに、……シェンの曲でも聞こうよ すごく、うまいだろう、嫉妬するぐらいさ きれいすぎて、……羨ましいな、だから だから愛されたのか。 メレフは大人に……… ひどい、ことされた、んだな。 ごめんね、知らなくて、知れなくて どこまで声に出たかわからなかった (-124) 2021/05/31(Mon) 13:40:32 |
【秘】 演者 シェルタン → いたかった ルヘナ「余計〜〜なお世話だ」 実際、自分が苦労人のたちなのを、 此処の所ずっと自覚している。 そりゃあもう、うんざりするほどに、だ。 「……オレも、あと一人が誰か、今まで分からなかった。 大人に従う子たちも、それぞれ目的があって、 確かな『理由』があって。それを知ってるから。 なんとかしてやらなくちゃなあ…… 本当に、先の長い話に、戦いになりそうだ」 気だるそうに、ため息を吐く。 だけどそれは、前向きな想いによるものであり。 現に。一歩ずつ、良い方向にむかっているのだから。 (-125) 2021/05/31(Mon) 13:55:25 |
【墓】 いたかった ルヘナ>>+19 知ってるよ。 「何年の付き合いがあると思ってるんだ、それくらいわかる。 お前だって俺のこと、少しくらいは分かっているんだろ?」 ずっと彼ら『二人分』の狂気を受け取っていたのだ、 明らかに目減りしたそれに気付かない訳もない。 ……それはきっと、自分だけではないだろうけど。 謝られる間も片手に確保されているため お茶を入れる手伝いができない。 とはいえこれもある種いつものことではあった。 三人でお茶会をする時はいつも、二人が用意してくれていて、 自分が用意したのはテーブル上を片付けるくらいだったから。 ベッドの上、彼を見上げながらお茶を一口飲む。 「……正直、つい最近までお前達がどうして 『そうだった』のかを俺自身忘れていたからな。 お前の口から聞きたいよ、お前の…… 事件も、悪性も。 それ以外でもいい、お前が話したいことならなんでも」 (+20) 2021/05/31(Mon) 14:03:21 |
【秘】 臆病者 スピカ → いたかった ルヘナ「そうよ。あなたが私の部屋に来て、 手を引いてくれたその時から。 あなたの救いが私の救いにっ……」 背中に回された手に、体が反応する。 予想外だったから。 でも、待っていたものだ。 そして、考える。 自分が報われる方法を。 わたしを一番にしてと言いたい。 あなたを地獄に落とした者よりも、 私の方がうまくやれると言いたい。 でも、それはきっと叶わないから。 「……じゃあ、もっとちゃんと抱きしめて。 …………それでいいから」 耳まで真っ赤にしながら、そう言った。 (-126) 2021/05/31(Mon) 14:25:21 |
スピカは、自分の本音から逃げ出した。 (c42) 2021/05/31(Mon) 14:25:56 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 演者 シェルタン「……お前の手が大きいのかそれとも馬鹿なのかはわからんが」 あえて挟まれるからかいと、ため息。 しかしあきれた様子ではなく、どこか眩しそうに見て。 「皆をなんとかしたいなら、もっと周囲を信じてやれ。 お前に守られるばかりの子供で溢れているわけじゃない、 ともに戦おうとする物好きだっているんだ」 ブラキウムのことだ、『とっておき』を使うのなら それはシェルタンにだろうと思う。 イクリールやスピカもともに戦おうとしているし、 本当は俺もできる範囲で力になりたい。 「もし俺の出した答えがお前の答えの近くにあったのなら。 その時は……俺の手も貸す。忘れるなよ、シェルタン」 話すべきことは話し終わったらしい、 あなたに小さく礼を伝えた後に背を向けようとするだろう。 (-127) 2021/05/31(Mon) 14:27:47 |
【人】 小さな心臓の サルガス>>4:30 朝の食堂 シェルタン 「ありがとう。ほんとうに、ありがとう。 いつだって、弱音をはいていいからね。ぼくでなくても、寄りかかれるだれかに、そうしてね。 ……たとえば、メレフとか。ぼくは、なにも聞いていないけれど……」 二人の間に、あの日の深夜に何かがあったのだと言うことは聞いている。それが何かは、敢えて問いたださなかった。 けれど、二人がそれを同じく抱えているのなら、二人なら何とかできると、信じている。 言葉少ない彼と、優しさで口を隠した貴方が。互いを大切にしようとしていること。 互いの言葉の中に言外に抱えた見えないものを、なんとなく、信じているのだ。 「いつか、また、あのひの音色を聴きたいな。 愛の喜び 、こんどはあたまからちゃんと、さんにんで……」くしゃくしゃになった涙声は、俯いた頭の下側からのぼるやうに聞こえる。それを、鼻を啜って押し返して。 あまり小綺麗ではなくなってしまった顔をぱっと上げると、両手をやさしい腕から離した。 人のほとんど捌けかけそうな食堂の出口へ、くるりと足を向けて、振り返らないように駆けていく。 「じゃあね! みんなのこと、よろしくね!」 (31) 2021/05/31(Mon) 14:42:20 |
【墓】 臆病者 スピカ>>+16 「こんにちは、イクリールさん」 まあ、実際のお目当てはイクリールだった。 スピカから見て、もっともわからない子、 それがイクリール。 「ねえ、私ずっと疑問だったの。 こうなった子って、多かれ少なかれ変わるものじゃない? 私だって、多少は変わってると思う。 だけど、あなたは変わらない」 「他人からの扱いなんて関係ないかのように振る舞うし、 今日もこうして、まるで『いる』ように、ここにいる」 「みんな救いたい、なんていうけど、 あなたに関してはとっかかりも、問題も掴めない」 これは詰問とか、そういう意図はないんだけど、 と前置きして。 「ねえ、あなた、一体何を抱えてるの?」 (+21) 2021/05/31(Mon) 14:48:14 |
【墓】 甘夢 イクリール>>+21 スピカ 「なんだと思う?」 その疑問の向けられた先が自分だった事に、 ほんの一瞬だけ、イクリールは瞠目した。 てっきり、スピカは手を差し伸べるべき『誰か』を 探しに来たものだと、そう思っていたから。 けれどそれも一瞬の事で、 その後にはいつものように穏やかな笑みを浮かべていた。 「ここに居る子は……ギムナジウムに居るわたしたちは。 かならずしも『何か』を抱えていなければならないのかしら? それは、全てが全て、解決しなければならないもの? わたしたちの中に、けっしてあってはいけないものかしら」 ねえ、スピカ。 イクリールは、問いに問いを返す事を恐れない。 だって、自分が答えた分、相手だって答えても良いはずだ。 「わたしは……なにも、ではないけれど。 それでも、みんなと比べたらずっと。 悩みごとは、少ないはずよ。不便なことだって、一つも。 だから、みんなのことを気にかけてあげたいの 『せんせい』も、きっとそれを望んでいるわ。」 それでもまだわからないことがあるのなら、 これからもっと知っていけばいいわ。 そう言って、イクリールはもう一度、スピカに笑い掛けた。 少なくとも、それがイクリールにとっての『真実』だ。 (+22) 2021/05/31(Mon) 15:02:10 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 臆病者 スピカ「……わかった、それじゃあ」 言葉とは裏腹に、一度身体は離れる。 握り合っていた手もそっとほどいて一度向き合って、 ……あなたの表情を見て、くす、と小さく笑う。 ああ、本当に俺は。 正しくお前に報いることができないみたいだ。 「――――スピカ」 優しく名前を呼んで、今度は両手で抱きしめた。 首筋にある噛み跡、赤い鬱血痕があなたに見えるかは分からない。 強く抱き締めているはずの腕はきっと苦しくなるには弱すぎて、 服越しに触れ合う身体はとても細いものだ。 「お前のことだって、大切だよ」 (-128) 2021/05/31(Mon) 15:04:05 |
アルレシャは、 が向けてくれたお辞儀に、笑顔 を返した。 (t2) 2021/05/31(Mon) 15:08:07 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → いたかった ルヘナ/* 村って、NTRとかとはまた違う特殊なジャンルで、自分と懇意にしてた子が色んな状況(死だったり役職だったり、設定開示のタイミングによる差など)によって別の子とくっつく事も多々あるから、苦手な人は苦しいかもしれないですね……相手PCが奔放だったりタラシだった場合は余計に……(これはそのPCについてではなく一般的なお話しです) PL的には「ええいアッチは上から見てると見込みが無いからコッチに答えるぞ!いいな!!」って言っても、PCが「応!」してくれない事もあって、沢山の「IF」が楽しさでもあり苦しみでもありますよね…頑張ってルヘナ…! 役職は全然わかってないからどうなってるのか実はさっぱりですね!絆関係かと思ったけど、私視点墓下に来たらPC同士の相関図がもう少し見えるかと思ったら秘話勢もいそうなので、余計に終了時がオラ、怖くなって来たぞ…… 苦しみが取り除かれるように祈ってます先生も!先生だけど! PS:(c29) でお辞儀してくれてたの見落としててごめんね!慌ててお返し(?)反応したわ……アリガト……先生嬉しいわ…… (-130) 2021/05/31(Mon) 15:11:27 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 平衡役者 アルレシャ/* 苦手な人はマジで苦手なんだろうなぁって思います……しんどいふざけんなお前法廷に集合だみたいになれる性質でよかった……奔放はともかくタラシについては俺がそっと被告席に立つことになるのでノーコメントです!!!!!!!!!!!!!! PLとPCの意志、結構乖離しますもんねえ。その「どうにもならなさ」「やるせなさ」みたいなのも含めて一期一会感があって楽しい。楽しいけど裁判はする。裁判 なあ 裁判 おい!!! 実は長期RP人狼村初めてなのでアレなんですが、秘話勢かなり多いんじゃないかしら。俺もそうです。秘話が続いているかはともかくとして2人以外は全員秘話飛んでます。つまり終わったらきっとたのしい!じごく! ありがとう先生、俺(PC)も話しかけに行けそうなら……行きますねえ……! 絶対先生の性格PL好みなので…… PS:ログが膨大なので忘れるのあるあるですわ、蹴りもご自由なのでご安心あーれ! (-131) 2021/05/31(Mon) 15:22:51 |
【墓】 臆病者 スピカ>>+22 イクリール 「ああ、確かにイクリールさんの言う通り。 手を施さなくてもいい病気だってある。 それが病気かどうかすらわからない子も。 ただ、大人から見たら異常というだけで、 ここにいる子もいますものね」 自分だってそうだ。 こんなところに押し込められるという点で、 スピカはこの病気が嫌いだったが、 今はもうそうではない。 彼の盾になれるから。 「オーケー。私が間違ってるわね、確かに。 いない子と向き合うのに、 偏見を持っていたらどうしようもないわ」 「……あなたに余裕があるのなら。 イクリールさんも手伝ってくれる? 私に何ができるかなんてわからないけど、 でも、こうやって私たちが日常を過ごすだけで。 人を受け入れられると示すだけで。 助かる子たちがいるはずなのよ」 そう、ルヘナに教えてもらったから。 (+23) 2021/05/31(Mon) 15:51:41 |
【独】 わるいおとなの ラサルハグスピカ、イクリール、ブラキウムとここの村の女子はまともじゃない?光ですよ光 うちの村女子の方が強くてヤバいのに すごい しっかりものさんだ (-132) 2021/05/31(Mon) 15:59:23 |
【墓】 甘夢 イクリール>>+23 スピカ 「うん…わたしのこと、わかってくれてうれしいわ、スピカ。 でも……レヴァティのいうように、 きっと、それを受けいれられないことだって 誰かには、受けいれられてもいいはずなのよね。」 でも、と続く言葉はぽつり、独り言のように。 人には誰だって許せない事と許したい事があって、 間違ってしまう事だって、何度でもあって 知らなかったのなら、知った上でそうしたいと思うなら。 自身の誤ちを、正したいと思えるなら。 誰かの事を、好きになりたいと思えたなら。 つまりまったく、それでいいのだ。 「いいわ。わたしにできることなら、なんだって。 なにができるかは、わたしにもまだわからない。 だから、これから一緒に考えましょう?」 大丈夫。 あなたはもう、 弱くて小さな、独りぼっちのスピカではない。 一緒に手を取って、戦ってくれる人が こうして確かに居るのだから。 (+24) 2021/05/31(Mon) 16:08:54 |
【墓】 どこにもいない カストル>>+20 「 ……7年弱? 人生の半分か全部くらい?四十割。 これは素だ。 「だよね、カ スト…… 」いつか虚空に話しかけていたブラキウムを、思い出した。 どんな気持ちだったかなんて想像するのも難しいけど。 「少しは知っているつもり、だけど。 ルヘナのストーカー めいた部分は、あるし、僕らブラキウムは、凄い人だ、今なら尊敬できる。 今なら少しルヴァが怖がった理由も、ちょっとだけ。 それにイクリールだって、そうだ。 シトゥラ。良くしてもらってたのに、たまに名前を間違える。 メレフは僕ら普通に叱ってくれた。 他の子の、名前や良いところも今なら分かる。 ヘイズの名前くらいは。デポラが言っていたこと。 「それは僕が悪いと思う。確証は持てないけど」 「認識の伝搬……みたいな。」 「例えば、 風紀委員のスピカはご飯いっぱい食べて 森に行ってキノコを食べる のは、まあそういうものとして認識するだろ?」 (+25) 2021/05/31(Mon) 16:12:49 |
【秘】 臆病者 スピカ → いたかった ルヘナ「え……ちょっ……と、」 離れていくあなたに、困惑し、 顔を見られれば伏せようとして。 でも、きっと全部無駄な努力だったろう。 だって、もう隠せるような気持ちじゃないから。 「ーーぁ」 心臓が跳ね上がる。 目に入る、あなたの『治療』された後も。 抱かれる力も、細い体も。 全てから、あなたを感じる。 「ルヘナ…………」 自分が望んだものが、いま与えられたはずなのに。 少しだけ泣いている自分に、困惑した。 そんな涙に気づかれたくないなと思いながら、 あなたに身を委ねる……。 (-133) 2021/05/31(Mon) 16:13:59 |
スピカは、ルヘナに抱かれている。 (c43) 2021/05/31(Mon) 16:15:06 |
ルヘナは、スピカを抱きしめた。また傷付けてしまった、のだろう。 (c44) 2021/05/31(Mon) 16:16:41 |
【墓】 どこにもいない カストル>>+25 「これ、 普通におかしい んだよ。何もかも。ここの風紀ってそもそもなんだ? 」兄とルヘナだけにしか興味はなかった。 いる子、いない子の意味も分からないくらいに。 「……改めて考えて、この後も考えると、本当に 『僕らお前?!』 とも思う。思うよ。いやだ、やだ。いえないよ。いやなんだ。」 「 皆、 」いろんな虐待されてた みたいだし「……たまにそこから雑に手を引いたり、ごまかしたり。 視野から隠して、 他の子に罪を作ったり。塗ったり。 」「 うわぁ……こわすぎる 」「 るへなぁ ……まだまだ余罪もある。 狂気と愛情の災害めいた奴に手を出そうとする奴は子供大人関係なく。 そして一部には有益な部分をチラつかせて。 ヤバそうなやつがいるときは、ほどほどに それらしく しておいて。ああ、手を出すも、出さないもないなぁ。 「 僕ら、 」狂ってるけど、大分頭が良すぎた 発言はただのアホなのが、さらに問題だったのかもしれない。 (+26) 2021/05/31(Mon) 16:18:49 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 臆病者 スピカ"愛された"痕も、それを蹂躙した痕も残った身体。 まっさらになってしまうあなたとは対照的な身体。 色んな意味で対照的なひとりとひとりで触れ合っている。 「……ああ。俺はここにいるよ、スピカ」 それだけ優しく語る口調はひどく穏やかで、 今だけはあなたを甘やかすように背を撫でた。 あなたの盾にも剣にもなれない自分ができること。 それはきっと、その涙に気付かないでいることだろう。 (-134) 2021/05/31(Mon) 16:54:17 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 迷子 メレフ/* PL一本満足ですよぉ〜 そういえば即死して欲しいか死んで欲しいか 生き残って欲しいか、どっちの方向性ですか☆? ご連絡無かったので〜 一応死んでませんがぁ、ちゃんとこのままじゃ死ぬと思いますー。 RPがきれ〜〜な方向に締めたいのですけど、無駄死にだけはいやだぞ〜ということでおききしましたぁ。 あとボクが生き返ることについて何か気にする点などありますかぁ? むしろ死んでいて欲しいですか? 何もないのであればこちらで準備しますが、 何もないのであればメレフと関係ない場所で動かなければいけないのでロールの動きのためにご提示していただけると幸いです。 (-135) 2021/05/31(Mon) 16:55:31 |
【独】 臆病者 スピカ大絹肌苫屋茸kinoko大絹肌苫屋茸kinoko豹紋黒湿地kinoko黄疣傘茸kinoko虎列剌茸kinoko鱒茸kinoko赤茸kinoko (-137) 2021/05/31(Mon) 17:10:52 |
【墓】 いたかった ルヘナ>>+25 >>+26 ポルクス 「それは盛り過ぎ。四十割は人生四周してるだろ」 前前前世から? 「まあでも、長い付き合いなことには変わりないよな。 ここに入ってからほぼずっと一緒だったはずだ」 自分も自分で知識欲の権化だったし彼らも頭が良いから 懐に入った時に居心地が良かったのは確かだ。 だからこそ周囲が寄り付かない三人きりでも過ごせていた。 こっそり夜更かしをして読書会もした。楽しかったな。 ……彼らの狂気と悪性は、多くのものに向けられた。 自分や彼らを害そうとした者が至った結末を、 自分はいくつも知っている。 彼らという台風の中心に収まった自分は その様子をただ遠くで認識するだけだった。 出ようとすれば彼らはきっと自分を害するだろうと思っていたから。 「人には一長一短がある…… では済ませられない気質があることは知ってるよ。 お前は自然や草花……あとは家族か。 それら以外には 残忍 ……その残忍さが俺に向けられたことはなかった、がな」 彼らから向けられているものは一貫している。 ―――― 執着 と、狂気 と、愛。 彼らの持つそれが愛なのか、自分は知らないけれど。 (+27) 2021/05/31(Mon) 17:40:43 |
【墓】 臆病者 スピカ>>+24 イクリール 「そうね…… 受け入れられなかった子を、 受け入れられればいいんだけど」 スピカは裏切られても許したいと思っていて、 誰にだって隠し事はあるから、それも許したくて、 話したくないことを話さなくても 受け入れたいと思っていた。 止まり木になるべきだと言い聞かせてきたスピカには、 当然の道理だった。 「うん……やっぱり、イクリールさん、年上じゃない?」 精神的に勝てる気がしなかった。勝負するものでもないが。 「ま、毎日増える『いない』人を探すところからですかねえ」 解決すべき問題があろうとなかろうと。 孤独に完全に耐えられる子供は、きっといないだろうから。 (+28) 2021/05/31(Mon) 17:52:10 |
【人】 目明き ブラキウム>>19 朝の食堂 サルガス 「焦る気持ちもわかるんだ。 好きなものの為にできることを探したくなる気持ちも否定したくはない。 僕だってそうだったから。 だけどそれだけじゃうまくいくとは限らない」 人の顔も随分と認識できるようになってきた。 あなたの事もよりはっきりと認識できる。 自分の身体中に張り付いた重みを振り払いながら、もっと多くのしがらみに囚われようとしているあなたを連れ出そうとする。 「そう言ってもらえると上に立つものとしては誇らしいね。 少しだけ頑張ったんだ。 サルガスも変わったのがわかるだろう? まぁこれは僕一人じゃなくてみんなの頑張りだから、きっと凄いのはここの子ども達なんだよ」 もちろん君もその一人だよ。 そう笑いかけて食事に取り掛かる。 「もう見失わないように、逸れないようにしたいんだ。 僕は君を置いてきぼりにはしたくないよ」 足取りが重いなら肩を貸そう。 足並みが揃わないなら手を引こう。 それでもあなたはいつのまにか穴の中に飛び込んでしまうんだろうね。 昨日も一昨日もそうだったように。 それがとても残念で緑色のうさぎを齧りながら願いを零していた。 (32) 2021/05/31(Mon) 18:06:20 |
【秘】 乙女座 スピカ → いたかった ルヘナ大切だって言ってくれたから。 ここにいると言ってくれたから。 スピカは頑張れる。 と自分に言い聞かせた。 それでも、今だけの権利を手放したくなくて、 背を撫でられるに委ねる。 「……ごめんね、我儘で。 もう、大丈夫だから」 これ以上依存を見せてはいけない。 本命のいるであろう彼を失望させたら、取り返しがつかない。 ぽつりと言葉が漏れた。 (-139) 2021/05/31(Mon) 18:07:26 |
スピカは、スピカを鼓舞した。 (c45) 2021/05/31(Mon) 18:08:07 |
スピカは、スピカを鼓舞した。 (c46) 2021/05/31(Mon) 18:08:16 |
【墓】 甘夢 イクリール>>+28 スピカ 「受けいれられればいいのになって そう思えるなら、きっとスピカは大丈夫よ。」 『みんな』がそうかはわからないけれど。 そう言って、少しだけ寂しそうに、 けれどやはり曇り無く笑って見せた。 「…あら、どうかしら。 でもね、スピカ。考えることって、ひとを思いやることって そこに年上とか、年上とかって、そんなに重要なこと?」 3年前より以前にも。 このギムナジウムで、イクリールの姿を見た者が居る。 この学校の関係者の大人に連れられて。 高等部のスピカなら、それを目にした事もあるかもしれない。 イクリールは、その頃から何も変わっていない。 外見の話ではない。その在り方の事だ。 イクリールは、その頃からずっと、『誰か』に手を差し伸べ続けて来た。 「うん……まずは、そこからね。 まだ誰が『いない』のかもわからないのだもの。 これは…手わけをして探したほうがよさそうね。」 まだ幼く、監視の目もあるイクリールの行動範囲は きっと、スピカほど広くはない。 教師や生徒達に聞くという手段も、今や通用しない。 けれど、『わたしたち』には立って歩く足があるのだ。 今はそれだけで十分だ。 (+29) 2021/05/31(Mon) 18:26:51 |
イクリールは、スピカに笑い掛けた。あなたが許す限りは、イクリールはあなたの味方だ。 (c47) 2021/05/31(Mon) 18:28:02 |
【置】 目明き ブラキウムあの日あなたに抱いた黒いきもち。 僕がいっそーー そう思った気持ちも嘘じゃない。 間違いだと戒めて繋ぎ止めてしまえと、 醜い支配欲が簡単に消えはしない。 中庭でのあなたを見てしまった。 会いたい人に会えて喜ぶあなたを。 僕が君に手を伸ばすことの方が君を苦しめるのだろうか。 あぁサルガス。いい子で馬鹿な子。 いっそ全部"お願い"してくれればいいのに。 (L4) 2021/05/31(Mon) 18:36:43 公開: 2021/05/31(Mon) 18:40:00 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 乙女座 スピカ「年下の立場かつ今まで散々振り回した俺がいうのもアレだが。 いいじゃないか、我儘のひとつやふたつ。 それにお前に『そっくりそのまま言葉を返』したはずだぞ、 お前はもっと人に甘えていい 」散々我儘を言って、散々取り乱したのは自分だ。 自分ばかりが貰っているのに彼女に返さないのは義に反する。 お安い御用だと言いたげに数度、ぽんぽんと背を叩いてから そっと腕の力を緩めた。 「俺達は独りから二人になったけど、 これから俺達の周りの人はきっともっと増えていく。 お前はどんどん『風紀委員』じゃなくて 『スピカ』だからこそ 必要とされていく場面が増えるだろう。 ……そういうスピカを見て俺は、誇らしくなって…… ……そんな未来が来るかもしれないと思っているんだよ」 (-140) 2021/05/31(Mon) 18:39:42 |
ブラキウムは、あなたを悲しませる為に手を伸ばしたくはない。 (a37) 2021/05/31(Mon) 18:41:07 |
【墓】 どこにもいない カストル>>+27 「 はい 」狂気で構成される世界と、大昔の温厚な感性で見直した視界。それは本当にまるで違うものだから三十割だった 「自然とかは趣味の方向性が 過激になってそこそこ酷いことしました。」 ( ルヘナぁ…… どうしようカストル……)簡単な言い方をすれば、元から 解剖も観察も好き なのである。「 ルヘナが大好き これはいつもの、言いたい、し言っているしことだ。 いやというほど、しってるだろうけれど。 「 あ〜……ルヘナに見えないってことは、カストルはホントにいないんだね 」少し落ち着いたのかもれない、お茶をのんでひと息つく。 「それじゃあ、うん。はなすよ。 『ボク』 がやったこと……」「 意地悪なだれかと、カストルを壊した話 「 最後の話は、さいごにさせて 」 (+30) 2021/05/31(Mon) 18:47:40 |
【人】 大好き ルヴァ――森の中で、一人寝転んでいる。 朝食も取っていない、どうしても食欲が湧かなかったし、 何より今日誰が居なくなっているかを確かめるのが、 怖くて怖くて仕方がなかった。 だから、逃げてきたというのが正しいのだろう。 小さいころから、自分が逃げる先はいつもこの森の中だった。 森は、外と中とを明確に隔ててくれる。 そこに寄り添うように寝ていると、 羽を持った自由な鳥が空を横切っていく。 それが羨ましく思うのと同時に、 自分のいるこの閉じられた世界も、 まだ外側と繋がっていると感じられて おれさまは、とても好きだった。 (33) 2021/05/31(Mon) 19:03:37 |
【墓】 いたかった ルヘナ>>+30 ポルクス 「そうか。お前にとってそうならきっと、そうなんだろうな」 二人が見ている世界を自分は知らない。 だから、二人が見る世界を否定はしない。 彼らの『人生』に口を出せるほど自分は多くを見ていない。 「過激性、上がっていたのか…… そういえばあまり、園芸部に行けてなかったな 」色々あって様子を見に行く頻度が減っていたのは確かだ。 ここ数日は特に、全く行けていなかったと言ってもいい。 彼から受け取ったいつも通りの言葉に、 今までまともに受け取って来なかった感情の大きさを 改めて実感する。 「好きな順番で話すといい。俺はちゃんと聞いている、 ……最後までちゃんと、な」 (+32) 2021/05/31(Mon) 19:07:18 |
【人】 大好き ルヴァ小さなころから、その森の向こう側に、 きっと『正義の味方』がいて、 自分が本当に困ったら、鳥のように空を飛んで、 助けに来てくれるんだと信じていた。 どうしようもなくなったとき、 自分が助けを求めたときに、 自分の前に降り立って助けてくれる。 そんなヒーローの存在を、信じていた。 「………」 森は、深く、そして静かにざわめくだけだ。 ――心のどこかで。 正義の味方なんていうものはどこにもいなくて、 自分が心の底から助けてほしいときでも、 誰も助けてくれないんじゃないかということに、 ずっと怯えてもいた。 本当に、喉奥が枯れるほど叫んでも、 誰も助けに来てくれなかったら、 自分は、どうすればいいのか。 考えるだけで、夜も眠れない日が続いた。 (34) 2021/05/31(Mon) 19:09:41 |
【人】 大好き ルヴァ「だからずっと。 『団長』に、なりたかったんだよね……」 ずぶ濡れの中で傘も挿せずにいる誰かを。 夜の暗がりから現れる手が怖くて泣いている誰かを。 生きているだけで辛いと思うような苦しい誰かを。 団員だからっていう理由だけで、 助けられる誰かに、ずっと、なりたかった。 自分では。 なれないことも、 一番最初から知っていたけれど。 カストルと、ポルクスのことを。 ルヴァ団と名乗ってくれたみんなのことを思い出して。 何もできなかった自分の無力さを噛み締めながら。 ただ一人、森の中にいる。 (35) 2021/05/31(Mon) 19:14:37 |
【墓】 どこにもいない カストル>>+27>>+32 「たまにさ、石とか投げたりそういうひといるよね?」 「入って、まだ完全に恐怖が行き渡っていないころ さ、殴られたんだよ。何人かに。」 当然だと思う、と眉間をほぐして。 「見てる 『ボク』 はなにもできなくて、状況を見てて」「眩暈がしたころ、視界が変わって。 僕の位置には 見えていた道具を使った いっぱい血が出て 、思ったんだ『ボクでも役に立てる』 それが嬉しくて、ちょっと笑っちゃったら 何人か逃げて、 起き上がろうしたから 、そいつの足を何回かさした。 それで、どうしようかなっていう時に 呼ばれたんだ。でも」 『ボクはカストルじゃない』 「それで、次に起きた時、兄さんはもっと狂ってしまった。もっと無邪気?……に・」 「 おしまい 」 (+33) 2021/05/31(Mon) 19:19:46 |
カストルは、いない。ポルクスはとても苦しく思うことが、一杯あった。 (c48) 2021/05/31(Mon) 19:22:15 |
【秘】 目明き ブラキウム → 大好き ルヴァ「でも本当に居るかなんてわからない。 少なくとも僕はまだ確たる証拠は掴んでないし、子どもに裏切られたなんて話も聞いていないよ。 あくまで可能性の話、だと思っているけどね。 こういう時は分からないから不安になって敵を探してしまうものだから」 あなたの後ろをただついて行く。 「それに誰だって自分かわいさに生きてるよ。 何かを守る為に他人を犠牲にするか自分を犠牲にするかの違いだけだと思うけど。 ……きっとどちらも悪いんだ。 僕らはみんな子どもで、大人と戦うための力が足りないんだ。 それを責めることはできないと思う」 仮面を見ている。 ボロボロで今にも割れてしまいそうなかおの向こうに、あなたはどんな気持ちを隠しているのか。 まだ見抜くにはほんの少しだけ足りない。 「僕が居なくなった子どもの話を聞いたのはイクリールの話だけ。彼女は何事もなくいつも通りだった。 危ない目にあったから自分たちの手元に隠しただけだと、そう言っていたよ」 運が良いのか悪いのか。 ブラキウムはまだすべてを知らなかった。 あんなにも嫌ったギムナジウムに自分を賭けるくらいには信じ始めていた。 もちろん、大人の悪意も子どもの悪意もゼロで無いのはわかっているけれど。 隠された真実はやはりその目に映っていないのかもしれない。 (-141) 2021/05/31(Mon) 19:30:56 |
【秘】 演者 シェルタン → 迷子 メレフ「メレ、フ、……ッ、ごめ、ぁ、 っ……ふ、ぅう、……!」 自身の肛内を不規則に、大人の指で抜き挿しされれば、 否が応でも腰がかくかくと揺れて、まるで性器を拒絶するかのようにきつく締める友人の後孔を、何度も浅く割り開く。 苦しい顔が、声が、近くに感じる。 胸が締め付けられる。それなのに、腰から背骨を伝って、 抑え込めない快楽が、思考を溶かしていった。 「ひ、ぅ……んん゛、……お、ッ」 自分の体重が支えきれない。腕が崩れ、肘をついて、 胸板が彼の肌に触れてしまう。 彼は苦しいはずなのに、暖かくて、限界の近い頭では、どうしても離れようとは思えなくて。そのまま、縋るように自身の頭を、メレフの頭の横へ。 大人たちの抑えつける手が少し退くのを感じる。そう、従順であれば、彼らは決して言った以上のことはしない。 理性が、調教された精神に侵される。それでも、胸いっぱいの、苦しい感情が、必死に意識を繋ぎ止めていた。 優しく。絶対に彼らと同じように、相手を貪らないよう。 (-142) 2021/05/31(Mon) 19:32:15 |
ブラキウムは、盲目のまま約束の為に頑張ってきた。 (a38) 2021/05/31(Mon) 19:35:33 |
ブラキウムは、知るべきことも知らない方が良い事も知らない。 (a39) 2021/05/31(Mon) 19:37:13 |
【墓】 いたかった ルヘナ>>+33 ポルクス 「――――……ああ、あの時の騒ぎか。 あの後にお前、何日か寝込んでた……」 血濡れの"カストル"がそう言っていた、とは聞いている。 騒ぎの場に自分はいなかったから詳細は知らなかったが、 きっと彼自身が語るそれらのことは真実で ……殴る蹴るの暴力の代償としては 相当大きなものを支払ったのだろう、とどこか遠くで考えるも。 ポルクスは、家族が大切なポルクスは、 家族を守っただけ なのだろう。そのための手段とその程度については少し、間違ってはいたが。 先程から少しずつ飲んでいた、 彼から入れてもらったお茶を飲み干して。 「なるほど。……話してくれてありがとう」 結果的にポルクスは、 守りたかった家族を狂わせ、壊してしまったのだ。 自分もまた、壊れた様子の彼について特段気にもしないままで。 殺してしまった、ようなものなのかもしれない。 「ポルクス。お前はこれからどうしたい?」 (+34) 2021/05/31(Mon) 19:51:01 |
【墓】 乙女座 スピカ>>+29 イクリール 「っあー……駄目ね。全く。 年齢とか、病気とか、 そんなものに囚われる頭は、なかなか直らないわ」 自分の想い人だって、結構な年齢差だというのに。 ――記憶の端にいるイクリールの姿が、 ようやく理解に及ぶ範囲にやってきた気がした。 ああ、なるほど。彼女は私なんかよりも、ずっと…… なんて強くて、立派なんだ。 「あ、それはイクリールさんも知らない感じなのね。 なんとなく、なんでも知ってる感じかと思ったけど」 それじゃあ、一緒に探しましょう、 と微笑んだ。 一人より二人、そこにある意思は、 確かに何かを変えると信じているから。 (+35) 2021/05/31(Mon) 20:05:48 |
【秘】 甘夢 イクリール → 徒然 シトゥラいつかの時、高等部の寮室の前。 そこに現れたイクリールは、 当然ながら二つの意味で奇異の目を引いていた。 けれどその誰もが居ないものとして扱った。 あらゆる意味で、あまりにも場違いだった。 けれどそんな事は些細な問題だった。 「………シトゥラ…」 俯いて、目の前にある扉の下の方。 殆ど扉と足元の間、床の辺りに視線を落とす。 『約束』を守れなかった事を、ただ謝りたくて。 また来るね、その言葉を信じてじっと待って居られるほど 案外、イクリールは『良い子』ではなかったのかもしれない。 「約束……守れなくて、ごめんなさい。 食堂には、もうしばらく行けそうにはないけれど… ……いつかきっと、また…あの席で、会えるから…」 以前とは、逆の立場。 謝るべき相手が不在の可能性の方がずっと高い。 イクリールも、やっぱり返事は期待してはいなくて。 そんな所だけがただ同じだった。 ただじいっと俯いて、いつまでもそうしていた。 誰かにそれを咎められるまで。 (-143) 2021/05/31(Mon) 20:09:37 |
【秘】 大好き ルヴァ → 目明き ブラキウム「そう。思うんだね。 ……だとしても、おれさまは許せないんだ。 許されることじゃない。 全部、その指先で動かして、 おれさまの大切なものや。 ブラキウムの大切なものを。 皆と、ずっと居たいなんて細やかな夢を。 たった一日の安眠や安寧のために……。 犠牲にすることを選ぶ相手が目の前にいたら。 きっと、正義の味方は、 お前のことを許さないって、そういうと思うんだ」 鬱蒼とした森の中を歩きながら、 ブラキウムに、そう告げる。 「……そっか。 じゃあ、それがおれさまの役目なんだろうな。 過酷な優しさの中に、キミがずっといたのなら」 "その地獄"の事を、ずっと昔から知っていて。 そして"その地獄"と常に共にあった自分の。 (-144) 2021/05/31(Mon) 20:21:18 |
【秘】 大好きだったよ ルヴァ → 目明き ブラキウムブラキウム。 ――その真っすぐな視線も、真っすぐな在り方も。 全部、全部大好きだったと、心から言える。 深い、森を背に。 寂しげに微笑んだ。 「だったらきっと。 ……ここから先の道は、キミが思うよりも。 ずっと、苦しいものになると思うよ。 ブラキウム」 ――偽りの仮面が、落ちる。 そこに張り付いていたのは、泣き笑いのような表情で。 「キミの心を。 ――壊しに来た。 おれさまが――"裏切者"なんだ」 ――森は。いつの間にか。 少年たちを懐に抱いたまま、もはや逃がさない深さで。 彼の周りと、目の前の"狂人"の周囲を、綺麗に切り取っていた。 (-145) 2021/05/31(Mon) 20:24:28 |
【墓】 甘夢 イクリール>>+35 スピカ 「…きっと、ゆっくりでいいのよ。 今日や明日に何かが変わるなんて、そうないわ。 スピカが無理をしすぎてしまわないように、 疲れてしまわないくらいに。それでいいの」 きっとそれが、誰かをおもうってことよ。 そう言って、スピカの微笑にまた一つ笑顔を返した。 少しずつ、確かに前を向いて、変わりつつある『みんな』を その想いを、イクリールは何よりも愛している。 「わたしの知ってることなんて、ほとんどは 誰かから聞いたことか、それか本人から聞いたことよ。 だから…こうなってしまうと、むずかしいわね。」 でも、大丈夫。 言葉にできる根拠なんて何処にも無いけれど、 それでもきっと、やろうと思ってできない事なんて 優しくて、それでいて向こう見ずな子ども達の世界には ただの一つだって、ありはしないのだ。 (+36) 2021/05/31(Mon) 20:27:11 |
イクリールは、スピカに小さくあたたかな手を差し出した。みんなで一緒に答えを探しに行こう。 (c49) 2021/05/31(Mon) 20:27:44 |
【秘】 乙女座 スピカ → いたかった ルヘナ「うん……ちょっと、甘える決心がつかなくて」 だが、あなたの言葉を聞いていると、 その思いが揺らぐ。 「俺達……そうね、『二人』なのよね。 私達なら、頑張れるはずだし、 みんなの居場所も作れると思う」 そう言ってもらえる。 それが嬉しいし、あなたに誇らしく思ってもらえるのは、 喜びだった。 そして、もう我慢できそうになかった。 「ねえ、我儘を、思いついたわ。 あなたはどうせ断るだろうけど。 それでいいのよ。本当に我儘なんだから。 これは、辛抱が足りない女の駄々と思ってほしいの」 (-146) 2021/05/31(Mon) 20:36:57 |
スピカは、イクリールの手を握った。未来へ、一歩ずつ進んでいこう。 (c50) 2021/05/31(Mon) 20:37:37 |
【人】 演者 シェルタン>>『メレフ』 「うん。……茶とか菓子とか気の利いたモンなくて悪いな」 招き入れて、 以前彼が来たときに座ってた辺りに座布団をぽい、と出す。 そして、自分もその横に座布団を置いて座った。 目線を合わせたくて、用意してもらったものだ。 「ま、ゆっくりな。 焦って何か言おうとしてもあんまりよくないし」 (36) 2021/05/31(Mon) 20:39:25 |
【秘】 諦観 スピカ → いたかった ルヘナ「私をあなたの一番星にしてほしい……の」 ああ、ついにやった!でもいいのだ。 これは、例えばこの施設の仕組みを変えられる、と嘯くような。 そういう類のものだ、ただ、自分が我慢できなかっただけ。 「……ほら、我儘も我儘でしょう? だから、言わなかったの。忘れて」 私はさっきので満足しているから、とフォローを入れた。 (-147) 2021/05/31(Mon) 20:40:27 |
スピカは、答えに期待していない。 (c51) 2021/05/31(Mon) 20:41:19 |
【秘】 迷子 メレフ → 徒然 シトゥラ「ッ……何で」 何で、希望を持たせたままでいてくれなかったんだ。 何で、お前を最後まで信じさせてくれなかったんだ。 何で、何で、何で。 振り下ろしていた棒が、手から滑り落ちる。 目の前が、ぼやけてよく見えない。 ぽたり、ぽたり。 何かが、頬を伝って床に落ちる。 赤く染まったシトゥラを見て。 少年は、嗚咽を上げて泣いていた。 もしかしたら、変われたかもしれないのに。 自分の選ばなかった道が、もしかしたら続いてたかもしれないのに。 「どうしてお前を、 ぼくより先に 少年は、血に濡れた棒を拾い上げると シトゥラをそのままに、部屋を後にするだろう。 (-149) 2021/05/31(Mon) 20:46:42 |
メレフは、返り血を浴びて、寮の廊下を歩いている。深夜の話だ。 (c52) 2021/05/31(Mon) 20:47:06 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 甘夢 イクリール あなたがその部屋を訪れしばらくすると 背後から近づいてくる生徒がいた。 『あっ、シトゥラ居ないのか。 どうしよう、あいつに頼まれてたもんがあるんだけど…… 誰か届けておいてくれないかな〜……? どうせ帰ってきたら見るからいいか〜』 ちらりとあなたのことを見てから生徒は その手に持っていた紙袋をシトゥラの部屋の前においた。 袋の中を覗けばスケッチブックと筆記具があるだろう。 そして、いくつかの手紙のようなものが入っている。 イクリールへ、ルヘナへ、カストルへ、スピカへ、メレフへ、シェルタンへ あなたはその手紙に気づいてもいいし気づかなくてもいい。 手に取ってもいいし、取らなくてもいいのだ。 (-150) 2021/05/31(Mon) 20:55:05 |
【秘】 あなたと一緒? ブラキウム → 大好きだったよ ルヴァ「僕だって許すか許さないかって話なら許せない。 責めないからと言って受け入れる道理はないね。 簡単に壊れてなんかやらないんだ。 ……どこかに何も犠牲にしない上手いやり方があるなら幸せだろうけど、おとぎ話みたいにみんなが救われるような奇跡はそうそう起きない。だから自分の手で手繰り寄せるしかないと思ってる」 世界はそんなに優しくない。 だからと言って優しさが欠片かも無いかと言われればそうでもないと言える。 閉じていた瞳には最初にあなたが映っていた。 誰かを助けたいというあなたをブラキウムは。 大好きだ。 (-151) 2021/05/31(Mon) 21:01:09 |
【秘】 あなたと一緒? ブラキウム → 大好きだったよ ルヴァ「――ルヴァ?」 ばぎん 耳障りな音を立ててあなたの仮面が割れる。 その下から現れたのは血のような赤一色の新しい仮面。 それはあなたの目元だけを隠すものだった。 さて、ここに至って。 ようやくブラキウムは人の顔が見え始めたのでした。 うそだ ちっぽけな呟きは森からどこにも羽ばたけない。 二人ならきっと――どこに行けるのでしょうね? (-152) 2021/05/31(Mon) 21:02:10 |
ブラキウムは、やっとルヴァの顔が見えたよ。 (a40) 2021/05/31(Mon) 21:04:36 |
ブラキウムは、ルヴァが大好きだ。 (a41) 2021/05/31(Mon) 21:04:54 |
ブラキウムは、二人ならきっと。きっと。きっと―― (a42) 2021/05/31(Mon) 21:08:33 |
【人】 小さな心臓の サルガス>>4:32 朝の食堂 ブラキウム 「……ごめん、ごめん」 貴方の声を聞くごとに。人を率いるものである姿を見るごとに。その成長と認めるごとに。 自分がやはりどれだけ愚か者であったかを知るのだ。貴方が最初に見出した通り、愚か者なのだ。 いかに貴方が自分を利用しようとしていたかを、傀儡にしようとしていたかを、どうして。 どうして、最初に理解してしまって、踏み込んで論戦することなく見ないふりをしてしまったのか。 少年を取り巻く多くのからかいと一緒くたにしてしまわなければ、今は同じ高さで戦えただろうか? いまや、貴方の前にあるのは今にも泣き出しそうなくしゃくしゃの顔ばかり。 「どうしてだろう、どうしてきみと語り合うのを、あきらめてしまっていたんだろうね。 きっとひとこと、嫌だと、いっていたなら。たがいのほんとうにほしいものを、わかっていたかな。 もっとこどもらしく、心の中の白も黒も、あかしていれば、よかったかな」 食器を持つ手が止まる。取り落とすように落ちた腕は、伸びかけて、やめてしまった。 あなたを引きずり込んでしまわないために。 大人でも、子供でも、患者でも、被害者でも、もう、なんでもなくなってしまった。 ぼろぼろと涙をこぼしながら、少年は貴方に唯一で、最後の"お願い"をする。 「ねえ、ぼくのこと、さんざんにうらんでしまってもいいよ。 きっとこれはとても残酷になるのかな。これほど、歩み寄ってくれたきみを、おこらせるかな」 → (37) 2021/05/31(Mon) 21:08:47 |
【人】 小さな心臓の サルガス (38) 2021/05/31(Mon) 21:11:42 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 諦観 スピカ「我儘?」 そう、尋ねた時にはもう予感はしていた。 あなたに大切にされていることは分かっていたし、 先程あなたが求めたことの時点で、 抱きしめる前、耳まで真っ赤だった時点で、 ……肩口をほんの少し濡らした、涙の時点で。 分かっていた。予感はしていた。 その言葉を本当に受け取ってしまうと、やはり、 こころがいたんでしまうのだが。 「……お前の言う『一番星』の意味が『恋人』であるのなら、 俺はその我儘だけはきいてやれない。 あいつから俺が『見え』なくなったとしても、 俺はあいつのモノだから 」届かないものに手を伸ばす苦痛は自分も知っている。 苦痛から逃れるために更なる苦痛を重ねたから、ここにいる。 (-153) 2021/05/31(Mon) 21:13:09 |
【秘】 いたかった ルヘナ → 諦観 スピカ「でも、『いなくなった』子供になって感じた苦痛の中で、 真っ暗になった世界の中で、……幸福な思い出の残骸の中で。 俺が『ここ』で仰いだ一番星は、 お前 だ」あなたが輝いた時、目標を取り戻した時。 自分は確かに、このギムナジウムで 星 を仰いだ。スピカの元に大切な星々が集う未来を想像することができた。 一番星を掴めはしなくても、 その輝きに思いをはせることはできる。 「それだけは忘れないで。 俺の一番星 」 (-154) 2021/05/31(Mon) 21:14:32 |
【秘】 甘夢 イクリール → 徒然 シトゥラ近付いてきた生徒の声に、小さな肩が僅かに揺れた。 ギムナジウムの子どもを、大人を、その全ての人々の事を 決して悪いものだとは思っていない。 ただ少し、びっくりしてしまったのと、それと 少しだけ、それでも確かに、 後ろめたい事をしている自覚があったのだ。 「……………」 生徒が去った後、イクリールはそっと紙袋へ手を伸ばした。 その言葉はしっかりと聞いていて、大義名分こそあったけれど やはり、人のものを勝手に覗き見るというのは イクリールにとっても、随分と覚悟の要る事だった。 それから、中にあるものを確かめて 自分へ宛てられた手紙があれば、然と読むだろう。 他の生徒へ宛てられた手紙があれば、然と届けるだろう。 シトゥラの想いを、きっと取り零してしまわないように。 俯いていた顔を上げて、イクリールは前へ進み続ける。 愛するこのギムナジウムを、確かにそこに居る人々を いつかきっと、誰もが正しく愛する事ができるように。 そして、そうしない自由を奪わないように。 (-155) 2021/05/31(Mon) 21:15:07 |
イクリールは、進み続ける。手の中にあるものを、優しく、そして確かに握り締めながら。 (c53) 2021/05/31(Mon) 21:21:09 |
【秘】 大好きだったよ ルヴァ → あなたと一緒? ブラキウムこんな時が来ることを。 もしかしたら、俺は……知っていたのかもしれない。 「……嘘じゃないよ シェルタンが連れていかれるのも メレフが連れていかれるのも おれさまは――俺は、この目で見ていた。 そしてその次はブラキウム。 キミだってだけの話だ。 これまでも、何度も、何度も何度も何度も何度も。 俺はそういうことを繰り返して、 一日を、泥にまみれて啜りながら生きてきた。 たくさんの友達を踏み台にして、蹴落として、 そうして、生きながらえてきた、浅ましい生き物なんだ。 ……許せないのは分かってる。 だから、俺は、許してくれなんて、言わない」 (-156) 2021/05/31(Mon) 21:32:47 |
【秘】 大好きだったよ ルヴァ → あなたと一緒? ブラキウム……一歩、二歩、近寄る。 大好きだった友人に。 今日を生きるための糧に。 助けは来ない。世界には、二人しかいない。 ――二人ならきっと。 ――二人だからもう、どこにも行けない。 その細い首に、ゆっくりと片手を伸ばす。 「……全部嘘だった。全部偽りだったんだ。 そうだったら都合がよかったから。 そうだったら、全部上手くいったから。 俺も、おれさまも、本当の自分で、 それにはきっと、"解離性障害"なんて名前がついて ここでは、棚に並べられる笑い話だ。 だけど、どちらでも構わない。 きっとキミはどっちであっても、 もう俺を許したりすることは、出来ないから」 偽りの仮面の剥がれた、ルヴァ自身の顔で ブラキウムに笑いかけた。 (-157) 2021/05/31(Mon) 21:33:19 |
ルヘナは、スピカの望む答えは出せない。 (c54) 2021/05/31(Mon) 21:33:20 |
ルヘナは、けれど、そこにいる彼女を"一番星"だと思っている。 (c55) 2021/05/31(Mon) 21:33:48 |
サルガスは、一つ、一つ。握ってくれた手を放して。彼らを、解放する。 (a43) 2021/05/31(Mon) 21:33:52 |
【秘】 大好きだったよ ルヴァ → あなたと一緒? ブラキウムそれは、明日を繋ぐことが出来る、嬉しさで、 歪に歪んでいた。 「……これで、俺は、明日も。 生きていける。 大切な、大切で大切で大切な。 大切だと思い込んでいた友人を。 一人、捧げることで」 「ブラキウム。お願い、お願いだ」 「 」 「俺の、皆の、正義の味方。 僕はキミに出会うために、今日まで生きて来て。 ――キミを、『明日』に代える」 ――『小刻みに震える指』で、 ひび割れたブラキウムの首に、触れた。 (-158) 2021/05/31(Mon) 21:33:53 |
ルヴァは、ブラキウムの首筋に優しく指を当てた。 (a44) 2021/05/31(Mon) 21:36:15 |
【置】 あなたと一緒? ブラキウム(1/2) 3日目の深夜のお話。 ブラキウムは賭けに出ていた。 まずは力技では勝ち目のないがっしりとした大人に先制を奪うための策。 回した左手に隠された銀が窓から差す月の光に照らされた時、大人は一瞬おののいた。 予想だにしていなかった凶行は一瞬の隙を生んだ。 もちろんこのまま振り下ろしたところで、致命傷にはならない。子どもは殺せても大人は殺せない。 本命は別にある。 左手を跳ねさせると同時に懐から取り出したのは白いナフキン。 とっておきの香 を染み込ませた秘密兵器。凶器を止めようとした大人の腕は逆方向から顔面に飛び込むそれに無防備だった。 ブラキウムが調香師の家からひとつだけ秘密裏に持ち込んだ香は独特の甘い匂いを余すところなく大人の体内に染み渡らせる。 ひとつ。麻酔効果。 屈強な体も一瞬で崩れ落ちる。 ふたつ。思考能力の低下。 もはや何が起きているのかすら理解できなくなる。 みっつ。記憶の混濁。 己の制御を失った脳は、容易く塗り替えられてしまう。 あとはじっくりと仕込みを行うだけだった。 (L5) 2021/05/31(Mon) 21:36:16 公開: 2021/05/31(Mon) 22:00:00 |
ルヴァは、サルガスと―― 同じ―― 。 (a45) 2021/05/31(Mon) 21:37:34 |
【置】 あなたと一緒? ブラキウム(2/2) ――だから僕は僕のままだった。 大人もギムナジウムの地獄も知らないまま。 あちら側を無遠慮に踏み荒らして帰ってきた。 今度は守る為に使ったから君も許してくれるかな。 … …… ……… さぁさぁ! あとはご存知の通り。 全ては上手く収まったのでした。 これがブラキウムにできた事。 約束は無事に守られたでしょう。 ブラキウムは今日も明日もそれは変わらないと信じられる。 (L6) 2021/05/31(Mon) 21:37:34 公開: 2021/05/31(Mon) 22:00:00 |
メレフは、深夜、一つの復讐を終えた。少なくとも、自分はそう思っている。 (c56) 2021/05/31(Mon) 21:39:33 |
【人】 演者 シェルタン>>『メレフ』 まだ殴られたのが痛むかな、 と、心配するような目線を向ける。 「……仕方がないよ。 行きたくて行くわけじゃないのは分かってるから。 オレは、アンタが無事ならそれでいい、メレフ」 僅かに擦り傷の残る手を、すり合わせて。 「だから気にすんな。 何があったって普段通りに接するって、決めてるしな」 (39) 2021/05/31(Mon) 21:40:03 |
ルヴァは、ブラキウムが、ずっと、ずっと必要だった。 (a46) 2021/05/31(Mon) 21:40:26 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 褐炭 レヴァティ「……本当に思ってるぅ? 子供のためになれる、大人が求める大人、だからね。 なんか不満そうだから気にするぅ」 それは皆に求められるような夢のような存在のようで。 無邪気に言うことを聞いて愛を欲しがっていた頃と―― どこか変わってしまっているのを本人は気づいていない 「……いなくならないでよぉ? あ、そうだ今日……頼み事があるんだった」 『とある深夜の時間、折檻部屋の近くにある空き部屋。 先生たちもたまにしか訪れない場所、そこに来てほしい』 「先生を呼ぶ必要が出るかもしれないけど、できたら内密に。 その喧嘩するかもしれなくてさ、怪我しそうだから。……見に来てほしい。 レヴァティにしか頼めないんだけど、だめかな?」 (-159) 2021/05/31(Mon) 21:49:27 |
【秘】 諦観 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ「うん、わかってた、わかってたの。 ……ごめんね、そんなこと言わせて」 自然に笑おうとした。 笑えただろうか?自分では、わからなかった。 だから言ったのに、バカな女。 これで諦めがつく、そのはずだったのに。 (-160) 2021/05/31(Mon) 21:49:59 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 褐炭 レヴァティ/* 一本満足ですわ、御機嫌よう。 少々お願いしたいことがあるのですがよろしいかしら? ・RPでお伝えした通り、予定した時刻に迎えに来て欲しい ・重傷をしているので、先生(見学さんが予定があえばアルレシャ)に受け渡したことにして欲しい 難しい場合はどうにかいたしますわ。 お手数おかけしますがどうかしら!? (-161) 2021/05/31(Mon) 21:50:27 |
【秘】 迷子 メレフ → 徒然 シトゥラ/* 失礼致しましてよ〜! こちらとしてはこのまま去りはしますが、死んでいない方がありがたいなあという感じですわ!あまりにも荷がずっしり重いため…情けないのですけれど… ここで殺してしまいますと、もう後に引けなくなりますものね… 復帰などはお好きにしていただいてもんだいありませんわ! (-162) 2021/05/31(Mon) 21:50:35 |
【人】 演者 シェルタン>>31 サルガス 「……メレフにも、サルガスにも。頼れる誰かに。 沈んだ顔はしないで、でも辛かったらちゃんと言う。 オレは、絶対に抱え込まないようにするんだ」 二人の繋がりだけじゃない。辛いことをより多くに分担できるんだったら、それに越したことはない。ただ、二人だけ大切にしたもの。みんなで大切にするべきもの。 それらを積み重ねて、何かを成し遂げて行くのだから。 「…… 喜び も、悲しみ も。その音色に含まれてる意味だって、聴こうぜ。 堂々とそれができる日を、オレは作りに行くから」 「じゃあな。あんたこそ、元気にしてろよ!」 (40) 2021/05/31(Mon) 21:53:21 |
【秘】 諦観 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ「何よ、何よ、もう……一番星って…… そういうのじゃないのに…… もう……バカ……」 自分で 星 を夜空に浮かべて、それを仰いで、一番星だなんて。 そんな狡い言葉をかけられたから。 「えぅ……あはは……ほらもう、涙が、ほら、ねぇ」 もう、喜んでいいのか、素直に悲しんでいいのか、 わからなくなって、頭の中がぐしゃぐしゃで、 きっとひどい顔になってると思いながら、 泣き笑いのような表情を浮かべた。 (-163) 2021/05/31(Mon) 21:54:32 |
【墓】 どこにもいない カストル>>+34 「イクリールみたいな子が、苦手になったのもそのころかなぁ……」 一区切りついてしまった恐怖、ああけれど。 これから 「こっちは……これからのいえないこと。いったら。 ルヘナ僕らのこと、 」じゃあ って、置いていっちゃいそうで。「……兄さん、この体がカストルなのは、間違いないんだよね、だったら」 「今まで悩んできたけど、さ。僕らは、どうやっても死ぬ間際には二人でいられるから、死ぬのは恐くなかったんだ。でも、今は別。元々の僕らなら、まず」 「僕らが、この環境を許すはずがない」 (+38) 2021/05/31(Mon) 21:57:50 |
カストルは、ここにいるから。息を吸い込んで話をつづける。 (c57) 2021/05/31(Mon) 21:59:03 |
サルガスは、シェルタンの"手"を放した。もう、彼が暗がりに再び立つことのないように。 (a47) 2021/05/31(Mon) 22:09:05 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ『――――』 朝、食堂にて迷子になっていたあなたと目があった ――――ようにみえない少年がいる。 大人で、見慣れない姿だ じっと見つめて、今抱えている悩みが解決するのでは無いかと 小さくシトゥラは思わずつぶやいた (助けて) 上手く声にならずに告げられなかった言葉。 もし、もしあなたが自分に気づいてくれたら 恐る恐ると告げるのだろう、どうか――― ▼ (-164) 2021/05/31(Mon) 22:17:59 |
【人】 あなたと一緒? ブラキウム>>37 >>38 朝の食堂 サルガス 「ね。どうして謝るんだい」 零れる涙を止める事はできない。 ひとつも動くことができない。 「みんなを助けるんだろう。 君がやっと口に出来た"お願い"なんだろう。 泣くなよ。これからだろう。 まだ何も始まってない。 これから一緒に助けに行くんだよサルガス。 君の言っていることがわからないよ」 何にでもなれるはずのあなたをブラキウムは待っていた。 ターニングポイントはたくさんあったはずだ。 馬鹿な子どもたちはそれをいくつも通り過ぎてきた。 向かう先がずっと変わらない同じ明日だから進路を改める事をしてこなかった。 こんなところに来てしまってようやく繋いだ手の意味を知る。 歩いてきた道の行く末を予感する。 「ありがとう、だろう」 "お願い"を聞いてもなお君の願いがわからないよ。 あぁ。わかりたくない。わかりたい。 僕は君の為にどうすればよかったのかな。 すべては遅すぎた。 (41) 2021/05/31(Mon) 22:18:35 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ/* 一本満足ですわ、御機嫌よう。 見学のアルレシャさん、少しだけRPをお付き合いしてもいいかしら? 経緯とお願いをかきますわね ・どうか、に続く内容は 『今晩問題を起こすので、 それは事故だったということで他の先生や大人から匿って欲しい』こと 現在(ロール上で深夜に)起こっていること ・"喧嘩"をしてしまってシトゥラが重傷をおっている ・レヴァティかモブ生徒があなたの元にシトゥラを連れて行ってくれる。(予定) ロールで頼みたいこと ・あなたはできたらシトゥラを殺さないで、 延命措置である高技術の医学または諸々で処置をして欲しい (吊りなどの治療の範囲ではない) 要約:シトゥラが死にそうなので助けるRPをして欲しいですわ。 お時間が合えばよろしくおねがいします、残り時間が少ないのに申し訳ありません! (-166) 2021/05/31(Mon) 22:18:56 |
【独】 わるいおとなの ラサルハグブラキウム様が本当の本当ーーーーーにかっこよくて仕方ないんだが??????好きになっちゃう…………………… (-165) 2021/05/31(Mon) 22:19:05 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 迷子 メレフ/* 了解ですわ〜〜 ありがとうございます、 少々後日談として独り言をおいておきますが 返信不要ですのでよろしくお願いしますぅ〜 (-167) 2021/05/31(Mon) 22:20:21 |
【秘】 迷子 メレフ → 演者 シェルタン>>39 シェルタン 「死ぬつもり、だったんだけどな。 内通者も見つからなければ、ぼく自身も隙だらけだった。 ……なあ」 連れていかれたこと、それ自体は自分も気にしてはいない。 思っていたよりも、というだけだが。 所在なさげに、手袋の嵌った手を近くの床に滑らせる。 「……"治療"するっていうのは、本当だったんだな。 ああ、あいつらは何でも分かってたんだ。そして、ぼくたちの望む望まないに関係なく治療を行う。そういう場所なんだな、ここは」 分かっていたはずなのに。今更、理解してしまって。 (-168) 2021/05/31(Mon) 22:21:28 |
【置】 褐炭 レヴァティ『ぴんぽんぱんぽーん♪ ほほほ〜い お知らせですよ〜 門限の頃やと聞きよらん人 居るんかなぁて感じやけんこの時間〜 夜の森に入らないでね〜っていうんの改めてのお知らせです ここ数日、そんなことをしていた人らが いるのは聞いちょります? 探しに行った大人にもね、 "いなくなった人"が居るんですよぉ それくらいですけん、こわいもの見たさの冒険心とか、 居るかもわからない"犯人"探しの正義感とかで 入らないでくださいね これ聞いてこわがる子も居るでしょうけど、 本当にね? 聞きよらん子が多くって 自分でええ子と思っちょる子も、悪い子と思っちょる子も、 ええ子になりたい子も、悪い子になりたい子も、 夜の森には入ったらいけませんよ おっけー? ありがと〜 ぴんぽんぱんぽーん♪』 昼休みに入った頃、そんな放送が構内に流れた。 (L7) 2021/05/31(Mon) 22:23:39 公開: 2021/05/31(Mon) 22:25:00 |
レヴァティは、少し話を聞きました。 (a48) 2021/05/31(Mon) 22:23:45 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 褐炭 レヴァティ/* ちょっと貴方!設定が重すぎるわ!?サラッと肉便器じゃないですわ!? 何でそんな重い設定なのよ!PLの心に刻んでおきましたわ! さすがにほいほい全員の子どもに伝えまくるタイプではないので、 誰かに伝える可能性はゼロではないけど今の所はないのだわ! イバラのチキレは私も終わったので何かあるなら遊びますわよ! えっ、悪い子なの?どうして……あたし…… あなたの罰せられる理由が気になるのだわ……誰かに開示とかしてないの!? とは言え現状みんながどれくらい秘匿を抱えてるか分からないので、 「こう言う感じの〜」って提案があれば乗らせて貰うし、 本当に適当な時間軸で出会って適当に雑談〜でもお任せなので、 暇な時にまた何かアクション貰えると反応いたしますわ! (-169) 2021/05/31(Mon) 22:26:35 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 一番星 スピカ「……ごめん。ずるいことを言っているのは分かってる」 自分より年上で、自分より小さくて、 自分と同じくらい弱いあなた。 何か少しでも違っていたのなら あなたの望む『一番星』を胸に抱けたはずだった。 こんなに泣かさずに済む、はずだった。 ――――全ては夢物語だ。 星はこの手に掴めない。 自分の愛の向く先に幸せがないのだとしても。 地獄しかないのだと分かっていても。 自分は、彼のことを許し続けると決めたのだ。 再度、今度はあなたに願われたからではなく、 自分の意志で抱きしめる。 きっとそんな顔は見られたくない、だろうから。 「泣かせた側の言えたことじゃないのは理解しているんだが、 ……苦しみは、吐き出せるなら吐き出したほうがいい。 お前が教えてくれたことだ」 (-170) 2021/05/31(Mon) 22:30:38 |
ルヘナは、スピカをまた傷付けた。 (c58) 2021/05/31(Mon) 22:31:28 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 星の加護を得た ルヘナ/* 裁判!!村が終わったら裁判ですか!?ダンガンロンパァ…!? 多分面子的にも初めてな方が殆どでしょうし、私も数回目なのでそこまで経験があるワケではないですが、秘話勢絶対多そう……終わった後が楽しみですね!地獄に落とされるかもだけど!アアン…… 了解です!残り24時間を切ってますし、軽い感じでも何でも希望の路線があれば合わせますし、特に何も合わせ無く適当に会話を転がす〜!でもお時間があれば、くらいで!無理はなさらないで…! えへへ……見学なのであまり出しゃばり過ぎるといけないけど最低限のキャラ付けはしたかったので嬉しい…!私も男前なルヘナを見るのは実は初めてなのでとてもワイワイしてます〜! (-171) 2021/05/31(Mon) 22:31:58 |
ルヘナは、それでも、"特別な望み"が叶う日が来るのを希う。 (c59) 2021/05/31(Mon) 22:33:11 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 徒然 シトゥラ「不満? ううん、本心さ。 セキレイは大人になれるとええね、なれますよ〜って。 なりたい大人になれるかは知らんけん、応援しちょる〜」 レヴァティはきっと大人の扱いを受けない。 「卒業しても俺ァ外には行きませんから。 死ぬんもあかんし、居るよ」 くすくすわらって。 ん〜?、あなたのお願いごとの内容を聞く。 「ええよぉ? んー。適当にするつもりなんですけど、 これって怪我治す気ぃあるお願いでええんよね?」 (-172) 2021/05/31(Mon) 22:43:33 |
【人】 小さな心臓の サルガス>>4:41 朝の食堂 ブラキウム 「ああ、そうだね……ぼくは、どうしてこうも、ばかなんだろう。 きみに、ここまでみんなに声をかけ、あつめ、のりこえてくれたきみに、ちゃんと言わないと。 ――ありがとう」 "今まで"。 半ばまでを食べただけの食器を下げて貴方に微笑みかけ、確かに言葉にする。 さあ、まだ、遅いことなんて無い。これは悲しい離別ではなく、旅立ちなのだから。 "明日、また明日、また明日と"。今日という日を乗り越え、行くべきだ。行かなくてはならない。 明日のわれら (us) を思うのならば、貴方は自らの大切なものを守るべきだ。決してこれは、絶望のための決別ではない。 貴方が幸せになることを、祈っている。 (42) 2021/05/31(Mon) 22:44:14 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 甘夢 イクリール 手紙の内容はこうだった。 『イクリールへ 体調はどう? 最近姿を見ないから心配してる。 あなたが見えなくなってから少し頑張ろうとしたけれど やっぱりあまり食事は喉を通らない状態が続いているよ。 イクリールを安心させられるまでに早くなりたいな。 こうして手紙を書いたのは、知らせたいことがあったから。 実は、○月○日(5日目)からボクは食堂にいけるかわからないんだ。 知らないままあなたが来てしまったら寂しがると思ったから、 無事に手紙が届いていると嬉しい』 他にもいくつか文字が連なり、内容は ・この手紙が届いたということは、部屋に自分がいないということ ・他の手紙に関しては『ルヘナ』に渡してくれるとすごく嬉しいということ ・残りの手紙はこの紙袋の中に、その場に置いておいて欲しいそうだ。 他のも読めることはできるが、 あなたはどちらでも選ぶことができるだろう。 そして――― ▼ (-173) 2021/05/31(Mon) 22:44:28 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 徒然 シトゥラ/* ええですよ。時間にお迎えに行きますね〜 レヴァティも聞いているけど、生かす気のあれでええんですよね……? アルレシャ先生には通していますか? たらこスパから投げたらええん? とりあえずこれから起こる事象についてはOKです〜 (-174) 2021/05/31(Mon) 22:44:29 |
サルガスは、サルガスは、ブラキウムの"手"を放した。もう、彼が思う人々を見失わないように。 (a49) 2021/05/31(Mon) 22:45:16 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>+38 カストル・ポルクス 自分が誰かを置いていくことは、ない、とは言い難い。 だからそちらに対しては沈黙のみを答えとして、 あなたの言葉の続きを聞いていく。 「お前の身体は間違いなく『カストル』のものだ。 『ポルクス』の肉体は……病院にあるはずだな」 以前大人達が聞いているのを盗み聞いてしまったのか、 それとも何かしらの書類を盗み見てしまったのかは覚えていない。 けれど、 『ポルクス』が過去の事故以降『植物人間』で病院にいる その事実を自分は知っていた。 あなたがカストルを『ここにいる』というのなら。 自分もその前提で話をしよう。 「……行くのか? 『ポルクス』を取り戻しに 」 (+40) 2021/05/31(Mon) 22:46:16 |
レヴァティは、また少し話を聞きました。 (a50) 2021/05/31(Mon) 22:50:35 |
レヴァティは、話を聞きました。井戸のあたりでも。 (a51) 2021/05/31(Mon) 22:52:31 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ「本当よ……本当にずるい。 そんな、ただ断られただけなら、 私だってすっぱり諦めたのに」 あなたの腕の中で、体を震わせて、 泣き続ける。 「うう〜〜…… こうやって、ぐす、あなたに抱きしめられてるのも苦しいの。 だって、ルヘナが欲しくなっちゃうから……」 堰を切ったように、あなたへの想いを吐露し続ける。 ずっと、叶わないとわかっていて押し込めていた心を、 たった今、吐き出してしまったから、 もう感情を止めることはできなかった。 やがて、紡ぐ言葉も浮かばなくなったころ、 スピカの涙も止まった。 (-175) 2021/05/31(Mon) 22:56:16 |
スピカは、ルヘナの腕の中で泣いている。 (c60) 2021/05/31(Mon) 22:58:30 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ間。あけて、三秒。五秒。 どうにも自分が“珍しい”だけで己を見つめているのではなさそうだと、彼の目元は見えないものの、経った秒数と“慣れ”で読み取る。 「何かありましたかぁ?」 身長は数センチほど貴方が上だ。軽く見上げながら少し甘ったるい言い回しで貴方の【助け】に耳を澄ませてから、緩く笑みを返し、手帳を取り出し、目を通す。 「シトゥラ君ですねぇ。……うん、問題ないですよぉ。 名前が“ある”ので、そう言う子のお手伝いなら大丈夫。 『先生』たちが何とかしてあげますよぉ。 「ああ、でも終わったらすぐ来てくださいねぇ。 用意が無駄になったら僕も寂しいですからぁ。 問題を起こす程には大事なコトは支えるのが先生です。」 そのように、要請に正式に【応える】旨を返した。 (-176) 2021/05/31(Mon) 22:58:56 |
【秘】 あなたと一緒? ブラキウム → 大好きだったよ ルヴァ僕は何もしらなかっただろう。 「はは、まさか。 ルヴァはそんなことできないだろう。 ルヴァ団なんてよくわからない団作ってさ。 友達が居なくなって泣きじゃくってさ。 僕の事を応援してくれて、一緒に居てくれて、それで、ほら。 僕の事を大好きなルヴァ。 僕が信じで大好きなルヴァ」 表情を凍らせたままこころが剥がれ落ちて言葉になる。 あなたが近づくたびに二人のこころは遠ざかっていく。 足は釘付けにされたみたいに動かない。 気が付けば首があなたの手の感触を覚える。 「……本当に。本当に全部嘘だったのかい? 言葉も行動も、何もかも全部が僕が見たかっただけのルヴァで、じゃあ僕のこの気持ちも全部、全部なにもかも無意味でどこにも『居ない』ものを見ていただけだって事、なの」 震える指と共振するように喉を震わせる。 頬を伝う雫があなたの手を濡らす。 「……それはとっても悲しいね。 ルヴァは一人で、ブラキウムも一人。 君を迎えに行きたかった。 一人じゃあ駄目だったから君と一緒に迎えに行きたかった」 「約束を守れなくてごめん。さようなら――」 (-177) 2021/05/31(Mon) 22:59:45 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ/* 簡単にまとめてしまいましたが、この様な感じで良かったでしょうか!? 勝手に教師なので「人狼(協力者?)」の生徒なのは把握しているので了承しましたが、世界観的に問題な部分があれば随時ツッコミを入れて頂ければと思います…! この場で「了承」は出したので、レヴァティかモブ生徒(これはシトゥラから直接)から秘匿を頂いた際に、フレーバー的な重傷を治して会話できる範囲にする。と言う感じで大丈夫でしょうか! また重傷シトゥラを受け取った後は、待つのではなく既に送って“治った”後の時期列で会話を変えさせて頂ければよろしいでしょうか。単純に助けるだけで何処かに置いておいた方が良いのであればそうしますね。 こちらこそ、会話できるだけで嬉しいのでありがとうございます(*'▽') (-178) 2021/05/31(Mon) 22:59:48 |
アルレシャは、朝方、食堂の近くで、シトゥラからある話を“承諾”した。 (t3) 2021/05/31(Mon) 23:05:01 |
シトゥラは、アルレシャに と伝えた (a52) 2021/05/31(Mon) 23:06:37 |
シトゥラは、レヴァティに頼み事をした (a53) 2021/05/31(Mon) 23:07:38 |
【秘】 一人の少女 ブラキウム → 大好きだったよ ルヴァ「僕の愛しいルヴァ」 あなたと二人想い合いたかった。 ブラキウムは懐から鋭利な銀を取り出して。 握る右手。 振り上げる。 風を切る。 刃が鈍い光を放つ。 それから。 ナフキンが舞う。 あなたの顔を数舜隠す。 それから。 それから? (-180) 2021/05/31(Mon) 23:08:56 |
【秘】 迷子 メレフ → 徒然 シトゥラ/* 了解いたしましてよ〜〜〜〜!ボコボコにしてしまって申し訳ないわね 許してちょうだいね kiss… (-181) 2021/05/31(Mon) 23:09:50 |
ブラキウムは、三度、銀を閃かせた。 (a54) 2021/05/31(Mon) 23:10:02 |
シトゥラは、深夜、 に手を伸ばしてる、『 』 (a55) 2021/05/31(Mon) 23:11:49 |
メレフは、深夜、血に濡れた棒を焼却炉に投げ捨てた。 (c61) 2021/05/31(Mon) 23:14:11 |
【秘】 一人の少女 ブラキウム → 大好きだったよ ルヴァ――あなたと目が合った。 偽りも何も隔てないあなたの顔がようやく余すところなく見えた。 ほんの僅かな時間。 世界が止まったかのような感覚。 あなたにただ、引き込まれる。 だからもう、ブラキウムにはどうすることもできない。 「僕は最後まで負けるつもりはない」 「だけどね」 「ほかでもない君になら負けても良かったんだ」 後はあなたの思いのままだろう。 (-182) 2021/05/31(Mon) 23:16:05 |
ブラキウムは、ルヴァと目が合った。 (a56) 2021/05/31(Mon) 23:16:29 |
シトゥラは、深夜、血の中に沈んでいる (a57) 2021/05/31(Mon) 23:17:00 |
ブラキウムは、ずっとこの日を何よりも恐れ、何よりも夢見ていた。 (a58) 2021/05/31(Mon) 23:17:26 |
シトゥラは、一刻も経たずにその場から消えていた (a59) 2021/05/31(Mon) 23:17:42 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 『一番星』 スピカ「うん、」 相槌以上の言葉は何一つ口にできなかった。 自分には、自分にだけは、あなたを慰める言葉を投げる資格はない。 あなたが自分に抱いてくれていた想いを、 あなたが押し込めていた愛を聞いている最中。 一度だけ、あなたを抱きしめる腕の力が強くなった、気がした。 あなたの嗚咽が収まった頃、 そっと身体を話して二歩だけ下がる。 『仲間』と話す距離にしては近く、 『恋人』と話す距離にしては遠い、 『あなた』との距離。 「俺が言えたことではないが、ってこれ何度言うつもりだ…… ともかく、吐き出すことも覚えたようでよかったよ。 ……あまり顔見られたくないよな。このまま席外そうか?」 (-183) 2021/05/31(Mon) 23:18:34 |
ブラキウムは、誰かに必要とされる人間だったでしょうか? (a60) 2021/05/31(Mon) 23:19:57 |
ブラキウムは、ルヴァに微笑んだ。 (a61) 2021/05/31(Mon) 23:21:22 |
シェルタンは、いつも通りであることを、自分に課している。 (a62) 2021/05/31(Mon) 23:22:33 |
シェルタンは、周りがいつも通りでないことに気付いている。 (a63) 2021/05/31(Mon) 23:22:44 |
シェルタンは、いつも通りであることを、自分に課している。 (a64) 2021/05/31(Mon) 23:22:59 |
シェルタンは、いつも通りである。 (a65) 2021/05/31(Mon) 23:23:07 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 甘夢 イクリール『あなたや、みんなを見れない時間が苦しくて仕方ない。 こんなことを溢すボクはもう大人にとって必要とされない 悪い子になってしまったかも知れない。 あなたにとっても、大人にとってもいい子の自分で居たかった。 だから、あなたと会えない。 そんなボクは嫌だ、嫌で仕方ない。 いつか一緒にご飯を食べよう。それが新しい約束だ。 いつになったってあなたを待ち続けるし、 あなたにも待っていて欲しい。 お兄さんなのに、可愛いあなたに心配させてごめん。 もっと引っ張れるような存在になりたかったなぁ。 シトゥラ』 /* 一本満足です。 イベント(?)に来てくださりありがとうございます もしこちらの手紙を誰かに渡す・渡さない等ありましたら 各PCへのご連絡のあと、シトゥラへの秘匿へのメッセージを要請しています。 大変お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします 渡すことは強制でもありませんので、見つけてくださってありがとうございました! (例:ルヘナに渡す場合→ ルヘナPL様にシトゥラからの手紙があること、 内容を知りたいときはシトゥラPLに要連絡である旨を伝えて欲しい) (-184) 2021/05/31(Mon) 23:23:41 |
【秘】 小さな心臓の サルガス → 褐炭 レヴァティ/* ボンカレーです。 個人的な見込みとしては、大人は面子の死守を優先すると考えています。 そのため、子供たちには聞き込みをする際に各々に則した条件付けを行った上で「他の子供に言わないこと」を前提条件とし、実際に怪しい証言を得た場合にも他言無用であることを示した上で大人達独自で有効証言を絞り込むことでしょう。 これにより、大々的に触れ回るのは大人にとって不利になると考えられます。 大人に対して友好的な立ち回りをするのであれば、それとなく、或いは堂々と手柄とするために、有効な証言をまとめて大人に提出するのが良いのではないかと思います。 あとは単純に、プレイヤーとして事を大きくするつもりがないのと、平日進行であることを加味すると、なるべく他のキャラクターやプレイヤーさんに情報が蔓延しない形でやっていただきたいというのがありますね……。 (-185) 2021/05/31(Mon) 23:25:29 |
【人】 演者 シェルタン >>『メレフ』 「……うん。メレフにはまだ伝えてなかったけど。 オレは、あの”治療”から。今までよりずっと良くなった。 歪んだ欲への執着は捨てられて。”正しい愛”が分かって。 自分が変わったら、ギムナジウムも変えられることがわかって。 その方法は。もっとも都合のいいものになるだけで」 目を伏せている。 自分が”治療”でされたこと、したことは、 到底、直ぐに忘れられることじゃないから。 「…………でもな。オレは何よりも。 メレフ、アンタが無事でここにいることが嬉しいよ。 死ななくてよかった。それだけで、いいんだ」 (43) 2021/05/31(Mon) 23:29:31 |
徒然 シトゥラは、メモを貼った。 (a66) 2021/05/31(Mon) 23:30:07 |
サルガスは、知らない生徒から逃げ、自分の部屋に帰ってきました。 (a67) 2021/05/31(Mon) 23:31:28 |
サルガスは、扉の下に正式な通告書を見つけました。 (a68) 2021/05/31(Mon) 23:31:46 |
サルガスは、覚悟を決めました。 (a69) 2021/05/31(Mon) 23:32:04 |
迷子 メレフは、メモを貼った。 (c62) 2021/05/31(Mon) 23:36:08 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 星の加護を得た ルヘナあなたが、相槌だけでいてくれて助かった、と感じた。 これ以上優しい言葉をかけられたら、きっと。 強引にでもあなたを手に入れるために動いてしまうから。 「……うん、ずっと此処にいるわけにもいかないしね。 もともとはあなたを助けるために探してて、 ここにきたわけだし。 なんてざま……ってカンジ」 ハンカチで顔を拭いても、それでも多分ひどい顔だ。 「うん、そうね。もっと美人な私を見たほうがいいと思う。 あ、でもね、その前に一つだけ聞いて」 (-188) 2021/05/31(Mon) 23:37:32 |
演者 シェルタンは、メモを貼った。 (a70) 2021/05/31(Mon) 23:38:37 |
演者 シェルタンは、メモを貼った。 (a71) 2021/05/31(Mon) 23:38:55 |
【独】 徒然 シトゥラ俺、死ぬつもり無くって、なんなら、 めちゃくちゃ生きようとしているんですよ 本当根回しして、めちゃくちゃ生きようとしているんですよ。 ごめんなさい。生きてます!!!!!!!! (-189) 2021/05/31(Mon) 23:40:30 |
【独】 徒然 シトゥラ俺、死ぬつもり無くって、なんなら、 めちゃくちゃ生きようとしているんですよ 本当根回しして、めちゃくちゃ生きようとしているんですよ。 ごめんなさい。生きてます!!!!!!!! (-190) 2021/05/31(Mon) 23:40:30 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ「私、結構執念深いのよ。 こんなことになっても、人を救いたいと思うぐらいにね。 つまり、あなたを諦めちゃいないってこと。 ああ、でも、あなたを傷つけるつもりは勿論ないわ。 そんなことをしたら意味がないもの」 そういうと、パン、パンと手を叩き、 ま、話はこんなところね、と言った。 そういう態度を取らなければ、 永遠に引き止めてしまいそうだったから。 (-192) 2021/05/31(Mon) 23:41:06 |
スピカは、決心をしたようだ。 (c63) 2021/05/31(Mon) 23:42:00 |
『一番星』 スピカは、メモを貼った。 (c64) 2021/05/31(Mon) 23:42:39 |
【秘】 甘夢 イクリール → 徒然 シトゥラ/* も〜〜〜〜〜。なんて奴だよ ともあれ諸々了解しました。も〜〜〜〜。 同じ苦しみを人と分かち合い、そして正しく訴える為に 宛名のある手紙は全てイクリールが責任を持って渡して来ます。 多分ルヘナはキャパがヤバくて壊れルヘナ〜〜だと思うし。 とはいえそちら側とか受け取る各PLさん方のキャパの問題とか 色々あると思うので、のんびり…… まあ、うん、のんびり……できるかなぁこれ… とりあえず肉体と精神の健康第一でお願いしますね。 (-193) 2021/05/31(Mon) 23:57:37 |
【人】 一人の少女 ブラキウム>>42 朝の食堂 サルガス 「うん……それでいい。どういたしまして。 僕たちはみんなを助けられるように頑張るよ」 "お願い"とありがとうだけがあれば十分。 考えるべきはこれからだ。 あなたにかける言葉は決まってる。 「また明日。サルガス」 これはもう"お願い"じゃなくてただの挨拶。 隣に並ぶともだちにそんな"お願い"は無くてもよかったのだ。 時よ止まれ。いつまでもこの日々を。 そんな事は言わない。 ふらふらと迷子の手が離れてしまったならまっすぐに歩くしかない。 いつも通りのよりよい明日を祈るあなたに応えよう。 泣きそうになるのを必死に我慢してふんわりと、しかししっかりとした笑みを返した。 「こちらこそありがとう!」 (44) 2021/06/01(Tue) 0:07:51 |
ブラキウムは、あなたと一緒に朝食を終えた。 (a72) 2021/06/01(Tue) 0:08:35 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 『一番星』 スピカ「……ああ、そうか。ありがとう、スピカ」 救いたい、諦めない、と告げてくれるあなたの優しさが。 散々傷付けた自分に対して 傷付けるつもりはないと言ってくれるあなたの優しさが。 本当に、眩しくて。 「それじゃあ俺は行く。しっかり顔を洗っておいてくれ」 それだけ告げて、去っていく。 ここにいつまでもいてしまったら、 いつ『彼』が来るかも分からないから。 (-194) 2021/06/01(Tue) 0:09:21 |
ブラキウムは、サルガスの手を"離した"。明日までお預けだ。 (a73) 2021/06/01(Tue) 0:10:45 |
ブラキウムは、帰ってきたばかりの朝の出来事だった。 (a74) 2021/06/01(Tue) 0:11:28 |
ルヘナは、図書室を去っていく。そこにスピカを置いて。 (c65) 2021/06/01(Tue) 0:11:35 |
スピカは、ルヘナを笑顔で見送った。 (c66) 2021/06/01(Tue) 0:13:53 |
星の加護を得た ルヘナは、メモを貼った。 (c67) 2021/06/01(Tue) 0:14:44 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 小さな心臓の サルガス/* 成程! おっけーです〜〜 吊り要請をされていたのもあり、 たらこスパは「事を大きくしたいのかな?」と思っていました。 相違があったようなので、確認を取ってよかったです。 そうしたら、個人的に知った以上のことはなく過ごしたものと思います。 知っていて黙っていたことによって、レヴァティも罰されたいので。 残り時間とPLの処理能力的にも、 置きレスの範囲で収まらないなァと思ったら、 壁打ちアクションやソロールに盛り込む方向でいますね お返事ありがとうございました、 サルガスがどうなるのか、たのしみにしています〜〜〜 (-195) 2021/06/01(Tue) 0:15:08 |
スピカは、誰もいない図書室で、もう一度泣いた。 (c68) 2021/06/01(Tue) 0:15:25 |
イクリールは、誰も居ない部屋の前を後にした。きっと、良い子の『悪い子』との約束を果たせる明日を探しに行こう。 (c69) 2021/06/01(Tue) 0:15:41 |
【独】 『一番星』 スピカ「ばか。ばか。ばか。ばか。ばか。 なんてことをしたの。 なんてことを言ってるの。 叶わないってわかってるのに! 一時の感情で! そうやって言いたいことを言っちゃ駄目なの!」 (-196) 2021/06/01(Tue) 0:18:23 |
一人の少女 ブラキウムは、メモを貼った。 (a75) 2021/06/01(Tue) 0:18:49 |
【独】 『一番星』 スピカ「ううっ……うう〜〜〜〜〜〜…… 叶わない夢って理解してても。 私の初恋は叶わないって理解してても。 諦められないの。諦められないじゃない。 うう〜〜〜〜〜………… ルヘナぁ……好きなの……好きよ……」 彼を思うと、心が暖かくなるのがわかる。 体も、熱くなるような。 (-197) 2021/06/01(Tue) 0:22:23 |
【独】 『一番星』 スピカ自らの体に、そんなことを思いながら触れようとして。 「っ……」 もう、何やってるの? 最低よ。 本当に最低。 みっともないったらありゃしない。 惨めになるだけなんだから、やめなさい。 (-198) 2021/06/01(Tue) 0:24:58 |
【独】 『一番星』 スピカ「大丈夫よ。 私は諦めないって言ったじゃない。 ルヘナ。私は諦めないんだから。 たまには私だって欲しい物に向かって走り続けるのよ」 (-199) 2021/06/01(Tue) 0:25:36 |
スピカは、図書室から立ち去った。 (c70) 2021/06/01(Tue) 0:25:48 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ「……――――」 図書室からゆっくり離れていく足は次第に早くなり、 最終的にはどこまでもどこまでも駆け出していく。 誰かに会いでもすればその走りも止まるだろうが、 よく慣れ親しんだ人気のない道ばかりを足は選ぶ。 ……息を切らして、壁に手をついて、崩れ落ちる。 ひゅうひゅうと鳴る喉が苦しさを訴え、 はくはくと開かれる口が酸素を求めている中で、 零れ出した言葉は、 「ありがとう」 の一言だけ。 想ってくれてありがとう。 救おうとしてくれてありがとう。 諦めないでいてくれてありがとう。 そのどれもが自分勝手で、 より彼女を傷付けるとわかっていて、 それでもやめろとは言えなかったものばかりで。 (+41) 2021/06/01(Tue) 0:26:28 |
【秘】 大好きだったよ ルヴァ → 目明き ブラキウム一瞬の交錯。 銀の煌めきが森の薄闇を切り裂き、 吸い込まれるようにして首に突き刺さろうとした刃は、 位置を逸れて少年の鎖骨の隣に深々と突き刺さる。 「………」 それでも、相手の首から右手を離さない。 相手が力を籠めれば、鎖骨の上から 首筋の血管を切り裂ける位置にある刃から、 ぽたり、ぽたりと血が滴る。 見つめ合う。 互いに、相手の急所を握る形で。 そして掌の中から。 抵抗が失われる。 生殺与奪の権利が、掌の中にある。 (-200) 2021/06/01(Tue) 0:29:18 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ自分の望む救いが訪れるまで、まだ呼吸が続けられる。 まだ呼吸が続けられるし歩いて行ける。 まだ、続けられる。 まだ。 「……よし、」 俺は、まだ、待てる。 (+42) 2021/06/01(Tue) 0:30:10 |
【秘】 大好きだったよ ルヴァ → 目明き ブラキウム――森が、ざわめく。 仮面を被っていた子供と 他人に仮面を見出す子供の 両方の瞳が、交錯した。 後は少しばかり手に力を籠めるだけ。 狂人は。 ――何度も。 何度も、何度も、何度も。 こうやって、裏切ってきた。 こうやって、差し出して来た。 今回も、その中の一つで。 今回も、踏み台の一段で。 そうして、浅ましく紡いだ一日だけが。 自分の安寧だった。 安寧だった、はずなのに。 「………」 何もかも無意味でニセモノで 『居ない』はずのものは、 指先の、震えが。 どうしても、止まらなかった。 (-201) 2021/06/01(Tue) 0:30:22 |
【秘】 一人の少年 ルヴァ → 一人の少女 ブラキウム血が滴る音がする。 喉から、絞り出るような声がする。 ――どうして。 「どうして、 こんなにもっ、やりたくなくて、 どうしてもっ、でき、ない、ん、だ……」 笑っているような、泣いているような。 仮面のない表情で、少年は掠れた声を出した。 「なん、ども、なんっ、どもっ。 俺はっ、そうやってっ、一日を、繋いでっきたのにっ。 あの日っ、ああやって、全部助けようとするっ キミをっ、ブラキウムを見て。 俺は、俺はっ、ずっと泣いてた自分をっ 助けに来てくれたっ、正義の味方みたいに、 思ってしまってっ……。 できっ、ないっ、んだっ。 今っ、までの、全てっ、の犠牲がっ。 汚して来たっ……手が……!。 生きっ……ながらえて、きたっ、一日、一日が。 全て……全部、無駄になるのにっ」 ぽたり、ぽたりと。 ぼたりぼたりと、とめどなく。 血以外の液体が、その顔から零れ落ちる。 (-202) 2021/06/01(Tue) 0:31:44 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 平衡役者 アルレシャ/* PLが性に対してガバかお堅いPCしか作らないので、標準装備です。 この村はガバな方でええかなァ思うたので、 その方向でアクセルを踏み切りました(?) 本当に取り急ぎ、先生方が当然知ってる情報だけ置こ〜って 軽い気持ちやったんですよぉ(?) 悪い子である理由の開示は、本人が言いたがるものでもないので、 匂わせ程度だったかなァという気分です。 大人側なら、以下を知っていて問題ありません。 ・一部の大人が心置きなく背徳的なことをできるように教育がされている。 ・所謂"いい子"にしていても罰されていた。以降、いい子にするのをやめた。 ・卒業しても施設から出られず幽閉される、"幽霊"扱いをされる予定。 昨日13時半時点で思っていたよりも時間が取れなさそうなのと、 アルレシャ先生とのRPに繋がるロールの打診を受けているところなので、 その辺りの時間の前後でRPをするところかなァな感じです。 受け入れありがとう〜〜今「待ち」の姿勢です。 まとまり次第RP凸しますね〜〜 (-203) 2021/06/01(Tue) 0:31:48 |
ルヘナは、まだ、『いない』。それでも確かにここにいる。 (c71) 2021/06/01(Tue) 0:32:23 |
【秘】 一人の少年 ルヴァ → 一人の少女 ブラキウム「どうしてっ……完全に、俺が、壊れる前に。 狂いきる前にっ……キミと、出会ってしまったんだろう。 出会わなければっ、キミを知らなければっ。 ……好きにならなければっ。 ……こんなに失いたくないものがあるって。 おれさまが知らなかったら……!! 俺が気づかなかったら!! 俺は、永遠に孤独の檻の中に、いれたのにっ。 ずっと、苦しいだけの、毎日でいれたのにっ。 苦しいだけのルヴァで、最後までいれたのにっ。 なんで。 俺は、おれさまは、ルヴァは。 自分の明日より、大事な相手に 出会ってしまったんだっ……!」 (-204) 2021/06/01(Tue) 0:32:44 |
【秘】 一人の少年 ルヴァ → 一人の少女 ブラキウム――子供が、泣いている。 あの日から、ずっと独りで。 怖くて怖くて泣いていた子供が、 ただ、そこで手を汚したまま慟哭していた。 「大好きな人たちをっ、こうやってっ、 犠牲にしてっ、繋いできたっ、毎日だったのにっ、 キミだけはっ、キミの明日を奪ってまで。 ッその日を生きたいと思う俺が、 ――胸の中のどこにも居ないんだよ!! ……こんなに『恋』が辛いなら、 」誰かを好きになんて、ならなければよかった……!! ブラキウム。 自分が作り上げた世界の全てより キミの存在の方が、ずっと――ずっと自分には大事で。 今までずっと、心の中に溜めてきた想いが。 偽物だと丁寧に隠して来たはずの気持ちが。 静かに後押しして、ブラキウムの身体を抱きしめていた。 (-206) 2021/06/01(Tue) 0:35:18 |
【秘】 一人の少年 ルヴァ → 一人の少女 ブラキウム涙塗れの笑顔で、耳元で囁く。 「ブラキウム……。 ……もう、いいや。 俺は、明日なんていらない。 自分が何になっても構わない。 これが決まった定めなら。 一緒に別々の"地獄"に行こう、ブラキウム 。そして、その先で。 その先でしか二人になれないなら。 そこで、今度こそキミと一緒に生きたい。 それがだめなら、 もうキミの手で、終わらせてほしい。 俺はもう。大切なものを失いながら、生きていたくない」 その言葉は、明確な"大人"への裏切りの言葉だ。 ブラキウムへの指示は覆せない。 だったら、その道の先に、自分も墜ちていきたい。 そこでもう一度出会えるなら。 それが、俺たちの、"約束"の場所だから。 刺さった銀色から滴る血だまりが、足元に出来ていた。 (-207) 2021/06/01(Tue) 0:36:53 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 褐炭 レヴァティ「本心〜……? はぁ、ルヘナの気持ちがわかる。 でもやっぱり簡単には教えてくれないんだな」 きっと話せば教えてくれるのかも知れないけれど、 自分が近づいていいのだろうか。 放送室とあなたを観察するように眺めながら、 便りをもらってしまったことを思い返して小さく息を吐いた 「もちろん。怪我治さないとみんなが心配するでしょ。 数日離れることになったりとかもできないから頼んでるんだ。 あ、もし誰かみても内緒にして……?」 「一応、信頼できそうな大人の人に声かけたんだ。そうしたら ……、ボクたちのしてること£mっててくれていて。 助けてくれるって、さ。これでご褒美がチャラにならないといいんだけどぉ」 誰かを明確にかばうような物言いが目立つが それを苦にも思っていないようにみえるだろう /* お時間に向かえにきたロールをいただければ〜 死んでいる(ようにみえる)ロールをおくので〜 運んだロールで締めていただければ幸いです〜 お付き合いいただきありがとうございます〜 アルレシャ先生にはお声かけしたので 連れて行ったという、事実だけこちらのロールに入れておいてくだされば向こう側への御連絡は必要ありません。 お二方にはご迷惑をおかけしております(m_ _m) (-208) 2021/06/01(Tue) 0:38:29 |
ルヴァは、ブラキウムを抱きしめて、"愛"を囁いた。 (a76) 2021/06/01(Tue) 0:38:44 |
ルヴァは、血にまみれている――。 (a77) 2021/06/01(Tue) 0:39:59 |
ルヘナは、"その時"を待ち続ける。いつもたらされるものかもわからずに。 (c72) 2021/06/01(Tue) 0:42:25 |
【独】 『一番星』 スピカ乳粟茸kinoko 蛇茸擬kinoko 毒紅茸kinoko 栗色唐傘茸kinoko 豹紋黒湿地kinoko 姫網代傘kinoko キノコの読み方わからんのやよね (-209) 2021/06/01(Tue) 0:44:38 |
【置】 小さな心臓の サルガス【吊り懇願ロール】 封筒、封蝋、滑らかなインク。"大人"からの呼び出しだった。 授業が終わり、夕刻を過ぎ。夕食を受け取って、その後の時間が指定されている。 悠長にも思えるような通告は、しかしふつうの子供には十分なものだった。 もはや逃れようのない事を示し、穏当な手段からそうでないものに切り替わる最終通告。 逃げ延びようとしたところで、守りに囲まれた院から出ることはできない。 追い詰めたと獲物に知らせるためのものではなく。喉元に刃を突きつけるようなものだった。 そして、サルガスもまた。それに逆らおうとはしなかった。 まだ、すこしの猶予を与えられながらも。再び反目を手にすることはなかった。 己の罪が、確かに罰せられる機会を与えられるのであれば。 最早それを否定する理由さえも、少年の真直ぐな心の中にはなく。 自らの意思を持って受け入れるものであり―― 時間は刻一刻と、過ぎていく。 (L8) 2021/06/01(Tue) 0:55:09 公開: 2021/06/01(Tue) 2:00:00 |
【独】 星の加護を得た ルヘナ……俺の救いはまた『見て』もらってあいつに所有されることなんだけど、 あいつにとっては……どうなんだろうな…… 不安だよ。とても。 もう『見て』もらえない、代わりがいる、なんて知ったら、 俺、 (-211) 2021/06/01(Tue) 0:58:59 |
【独】 星の加護を得た ルヘナただ、それ以上に。 俺の帰る場所がなかったら、 あいつがもうどこにもいなかったら、 ――――いやだ、 やめて 。 (-212) 2021/06/01(Tue) 1:02:22 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 星の加護を得た ルヘナ「────ルヘナ!」 いつだって悠然としている少女には珍しく、 歩みは早足に、息を切らせて捜し人の名前を呼ぶ。 それは寂れた何処かにあなたの姿を見付けたからなのか、 それともただやみくもに探し回っているだけなのか。 そのどちらでもいい、見付かりさえすればそれで。 その声は、あなたに届くだろうか? (-213) 2021/06/01(Tue) 1:07:13 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 夢の続きを イクリール「――――……イクリール?」 常と異なる様子の彼女の声が聞こえて、急いで立ち上がる。 それから声のほうに駆けて行けば、 無事あなたに遭遇することができただろう。 「 どうしたイクリール! 俺はここだ、何かあったのか?」 (-214) 2021/06/01(Tue) 1:10:31 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ/* 大変助かります!大丈夫です、よろしくお願いします。 その流れで問題ありません。レヴァティPLに対しては連絡の指示などは出していませんので、こちらから連絡したものに返信をしていただけると幸いです。 受け取ってくださった後は、後の時系列でお話ししていただければ嬉しいです。治った体で是非会話したいので、対戦よろしくお願いします! (-215) 2021/06/01(Tue) 1:16:12 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 星の加護を得た ルヘナ「よかった、ああ、……違うの、わたしは大丈夫 …シトゥラから、あなたに……手紙を預かったの」 ルヘナの姿を見て、一つ息を吐いて それから、おずおずと腕に抱えていた紙束の一つを差し出した。 「……ルヘナが、嫌でなければでいいの 読んでくれる…?」 まるで自分の事のようにも不安に問う。 手紙の内容はわからない。 イクリールは、人へと宛てられた手紙を見るなんて そんな事は、しようとも思わなかった。 (-216) 2021/06/01(Tue) 1:19:25 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 星の加護を得た ルヘナ/* どうも業の配達人です。あいつなんてことしやがったんだ。 ルヘナが手紙を受け取る事を選ぶ場合、 このレスを送った後に中澤からシトゥラPLさんの方へ ルヘナに手紙渡すロールしたよ!って報告をするので 以降はシトゥラから手紙の内容が届くまで震えてお待ち下さいね! (-217) 2021/06/01(Tue) 1:19:57 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 徒然 シトゥラ「……? まァ、話の流れですけん」 ルヘナの気持ち。 何を言っているのか理解しがたいという顔をした。 「あ〜、治す気でよかったです。ほいほいええよぉ」 軽い調子で了承し、お願いごとを聞く間 シトゥラに向けていた顔を手帳に戻した。 助けてくれる先生のことも聞いて、手帳に書いていただろう。 /* 了解です〜 丁度アルレシャ先生に『何か絡んでいいですか!』を していたところだったので、この件をフックにロールをしようと思います。 ありがとう〜〜 このまま迎えに来たロールを置いて大丈夫ですか? (-220) 2021/06/01(Tue) 1:25:25 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 星の加護を得た ルヘナ/* なんか文脈変だな、そのレスを受け取った後に、ですね 多分……なんか……察して頂けてるとは思うけど! (-221) 2021/06/01(Tue) 1:25:58 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 夢の続きを イクリール「シトゥラから、俺に――……?」 普段の落ち着いた彼からは想像しがたいほど、 はっきりと肩が震えた。声も顔も、痛みに引きつる。 「……貰う、貰うよ。 俺は絶対に、それを見なきゃいけない。 持ってきてくれて、ありがとう…… 」両手を伸ばして、大切なものを抱え込むかのように受け取る。 他の紙束がある様子を見てちら、とあなたの様子を見て。 「悪い、きっと手伝うべきなんだけど。 俺、今余裕なくて。 ……渡すべき人に早く渡せるよう、祈ってる」 (-222) 2021/06/01(Tue) 1:26:14 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 夢の続きを イクリール/* うわああああああんそりゃあそうよね来るよねええええええええ!!!!!!!!!!! 既にPLPCともにべっきべきのよっかーん☆ですがぜひいただきたく! 震えて待ちます。あとで裁判起こしましょう。 (-224) 2021/06/01(Tue) 1:27:32 |
【独】 わるいおとなの ラサルハグ私に子供達を抱きしめる権利はないから、子供達の歩む道に一つでも多くの幸せが訪れることを願いながら見送るよ。 (-223) 2021/06/01(Tue) 1:27:32 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 夢の続きを イクリール/* 唯一の希望の線が消える予感がして震えています。 爆死したら骨は拾ってください。 (-225) 2021/06/01(Tue) 1:28:31 |
【秘】 一人の少女 ブラキウム → 一人の少年 ルヴァ長い長い時間が経った気がする。 あなたの言葉が止んだ頃。 全身であなたを感じて力を失った体が微かに動く。 「……いいよ。僕、は、ほんとうのルヴァを、うけいれるから」 お互いにぐちゃぐちゃの顔のまま。 「だって、ね。すきなんだもん。 僕の、きもちも嘘じゃなかった。 君のきもちも、そうなら、あぁ、うれしいなぁ。 ほかの、ことはどうだっていい、んだ」 それでも笑いあっている。 「君のためならなんでもやるよ。 君のためならどこでもいくよ」 泣き虫なあなたを何度でも迎えに行こう。 「君とえいえんに、二人になるのもわるくは、ないけど」 カラン。 銀が手から滑り落ちる。 こんなものはあなたに必要ない。 (-226) 2021/06/01(Tue) 1:31:16 |
【秘】 一人の少女 ブラキウム → 一人の少年 ルヴァ「僕はまた明日も、君と一緒に居たいなぁ」 血だまりの中を一人の少年と一人の少女が抱き合う。 あの日と同じ温かい気持ち。 恋は辛くなんてないよ。 僕は今こんなに幸せなんだから。 君とならどんな明日でもいい。 一人じゃなくて二人ならきっと、地獄が二人を別つとも、約束は果たされる。 (-227) 2021/06/01(Tue) 1:31:58 |
ブラキウムは、ルヴァを抱き返して、"愛"を受け止めた。 (a78) 2021/06/01(Tue) 1:33:22 |
ブラキウムは、二人でどこまでも―― (a79) 2021/06/01(Tue) 1:34:25 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 徒然 シトゥラ/* 文脈読み違えてて内容開示要請こっちでするって言っちゃった。 まあ多分、秘匿でのロールの切り口はいくらでも やりようあると思いますし。 引き続き誰が手紙読むって言ってたから開示してあげて〜って 報告は中澤が担当しようかなと思います。 わりと余裕あるし。 というわけで。 たった今ルヘナに手紙を渡すロール振って来ました。 ちゃんと受け取って、読んでくれるそうですよ。 責任持って丁寧にへし折ってあげてください。 返信は不要ですよ。 (-228) 2021/06/01(Tue) 1:36:03 |
【秘】 一人の少女 ブラキウム → 一人の少年 ルヴァ/* アタイPLはドボドボ泣きながら最高に震えている訳だけどこの後の処理ってどうなるのかしら…? 一応エピローグの処理をどうするかまで含めて合わせておきたいわ。 (-229) 2021/06/01(Tue) 1:40:36 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 星の加護を得た ルヘナ「………ありがとう。 ルヘナがそれを読まなければならないと思うように わたしもきっと、これを届けなければならないの 責任をもって、ちゃんとね。」 だから、大丈夫よ。 そう言って、イクリールはやはり笑った。 ルヘナの様子にも、気付いてはいたけれど やはりイクリールの小さな手には、今は荷が勝ちすぎて。 ルヘナがそうであるように、今のイクリールには ただ、それが精一杯だった。 「…じゃあ、わたしはもう行くわ。でも… ルヘナ。あなたもきっと…一人ではないから。」 大丈夫。 言葉にできる根拠なんて、やっぱりただの一つも無いけれど 今はそれを、信じるしかなくて。 (-230) 2021/06/01(Tue) 1:42:19 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 星の加護を得た ルヘナ/* ほんとうにも〜〜〜〜〜。 これは訴えたら勝てますよ。 絶対学級裁判起こしてやりましょう まあ訴える側も生きてなきゃ訴えられないんですがね。 一先ずルヘナ読んでくれるよ〜って連絡は今しがたしましたので。 ここからは恐怖に怯える時間ですね。中澤も怖かったです (-231) 2021/06/01(Tue) 1:44:35 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 褐炭 レヴァティ「……?」 治す気じゃなかったならどうだったのだろう。 手帳、手帳か。 どれほど大切か今度また聞きたいなと願いつつ しばらく眺めてそんな時間は過ぎていった。 なお少し疲れた様子でうとうとと仕掛けたのだが、 放送を聞いて目をさまし慌てていたのが見れただろう /* 大丈夫です!よろしくお願いします! (-232) 2021/06/01(Tue) 1:58:29 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン「────シェルタン、シェルタン……」 息を切らせて、それでもまだまだ捜し人を呼ぶ。 疲労の溜まりつつある足取りは隠せない。 それでもまだ、『やるべき事』は始まったばかりだ。 こんな所で挫ける訳には行かない。 或いは中庭。 或いは森の近く。 或いは高等部の教室。 或いは…… イクリールにとって、奇異の目など扠したる問題ではない。 心当たりのある場所をやみくもに探し回る。 あなたは、何処に居た? (-233) 2021/06/01(Tue) 2:03:49 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャとある深夜の話だ。 頭から血を流しぐったりと倒れている姿 はまるで死んでいるかのよう。 翠色の髪と白の服は赤で染まり、 僅かに漏れる吐息が命を紡いでるのを示す。 一人の生徒はあなたにその重傷シトゥラを渡し、 いくつか話せば立ち去ったかもしれないし 話したかもしれない。それはまた別の話。 「………、………」 先生助けてください 「 」 死にたくない、 死んだら約束を守れなくなる のためにも、みんなのためにも (-234) 2021/06/01(Tue) 2:06:59 |
イクリールは、ギムナジウム中を巡る。見付けなければならないものを、捜し人を求めて。 (c73) 2021/06/01(Tue) 2:07:11 |
ルヘナは、イクリールから、 を、震えを隠しもできないまま受け取った。 (c74) 2021/06/01(Tue) 2:10:32 |
【秘】 演者 シェルタン → 夢の続きを イクリール中庭で楽譜を読んでいたところ、 焦燥に駆られたような少女の声が耳に入り、 体重を預けていた適当な岩から立ち上がって。 「どーしたよイクリール、 オレに何か忘れ物でも届けに来たか」 普段通りを繕い、様子をうかがった。 (-235) 2021/06/01(Tue) 2:10:35 |
【秘】 一人の少年 ルヴァ → 一人の少女 ブラキウム/* 最高体験でした……長々お付き合いありがとうございます。 すぐ1日(今日)の20時からエピローグみたいなので、 全体の雰囲気は20時から即エピローグ感出るでしょうね……? 後日談の処理は、 結構本編、流れで好き自由させてもらったので、 ロールの中でブラキウムPLさんに 決めていただいてもいいかなって思ってます。 自分としては"悪い大人"がいない朝から開始だそうなので、 なんか平和で甘いロールできたらないいなとは思ってます。 (-236) 2021/06/01(Tue) 2:17:32 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 平衡役者 アルレシャ/* お待たせしました〜 深夜に重傷シトゥラを運搬します。 PL一本満足の方から連絡がいっているの聞いています〜 引き渡しのあたりの時間軸か、 その後の何処かの時間軸でお話しできればと思います。 どんなふうなのがいけそうでしょうか! エピローグに突入するしないは気にせず、 いい感じにお話しできれば幸いです〜〜 (-237) 2021/06/01(Tue) 2:18:59 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン「ああ……よかった、ここにいたのね」 シェルタンに駆け寄って、その顔を見上げる。 一つ息を吐いて、乱れた呼吸を整えた。 その腕には、幾つかの紙束が大切に抱えられている。 「忘れ物……忘れ物、そうね、そうかもしれない ……シトゥラから……手紙を、預かってきたの」 そうして、やはりおずおずと一通の手紙を差し出した。 今の自分とシェルタンの『違い』など気にする余地も無かった。 元よりイクリールにとって、大した問題では無かったけれど。 「シェルタンさえ、嫌でなければ…… …読んで、くれる?」 この手紙だって、確かに『そこにある』のに 誰に読まれる事も無く忘れ去られるなんて、 そんなのは、あんまりな話だから。 (-238) 2021/06/01(Tue) 2:21:39 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 星の加護を得た ルヘナあなたが受け取った手紙には ルヘナへ、と丁寧な文字が書かれていた。 『ルヘナへ まず、本の話をしなくちゃいけないな。 おすすめしたい本が選べなくて、 中々図書館に顔を出せなかった。 ここに書いておくので読んで置いて欲しい』 〜10冊ぐらいあなたの興味のありそうな専門書があり、 中には児童書まである。赤ずきんの秘密等〜 他にもいくつか文字が連なり、内容は ・この手紙が届いたということは、部屋に自分がいないということ ・紙袋を見つけて手紙を手にした場合、『イクリール宛て』のものを 彼女に渡してくれるとすごく嬉しいということ ・残りの手紙は紙袋の中に、その場に置いておいて欲しいそうだ。 『こうして手紙を書いたのは、知らせたいことがあったから。 実は、○月○日(5日目)からボクが食堂にいけるかわからないんだ。 イクリールと食事をする約束をしていたんだけど、 知らないままイクリールが来てしまったら寂しがると思ったから、この手紙が無事に届いていたら彼女にも伝えて欲しい。』 ▼ (-241) 2021/06/01(Tue) 2:29:40 |
【秘】 演者 シェルタン → 夢の続きを イクリール「シトゥラから?」 その名前を聞けば、跳ねるように身体が動く。 『違い』を意識した平常心までもが揺らぐ。 「勿論、オレで良ければ、喜んで。 ……さて、何がでるかね」 僅かに震える指先で、封を開けて、 文面を確認する。自身に宛てられた言葉。 『そこにある』のならば、 それは自分が見逃してはいけないものだ。 (-242) 2021/06/01(Tue) 2:34:00 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ「あらぁ〜。 “問題”って、そっちの方向ですかぁ。」 「でも、ちゃぁんと『約束』しましたからねぇ。 きちっと正しく、『先生』が助けてあげますよぉ。」 “欠員”が出たばかりだ。 その上での“問題”であれば、立場は逆を想定していたのだが──予想が外れた。けれどやる事は何も変わらない。 彼の血で服が染まる様子を気にせぬまま、翠の髪に軽く唇で触れて、聞こえているかは分からないが柔らかい、普段とは違う口調で“ ”を落とす。 「……眠っていて大丈夫だ。意識があるのも辛いだろう。 大丈夫。君が目覚めたら、すぐにまた声を掛けるよ。」 深夜であるにも関わらず、すぐに通じる何処か電話を掛け始める。 淡々と要件を告げ終えてから、彼の身体を受け取り、救急車なども不要なこの世界の廊下を真っ直ぐと歩いて行く。 この小さな世界の医療班は優秀、と言う言葉で例えていい物かは不明だが、とにかくも彼の命が保証されるのを受け渡した時に聞き終えてから、普段一般生徒が立ち入らないであろう“問題”が起きた時の為の医療部屋の前で、処置が終わるのを壁に凭れかけて待ち続けた。 (-243) 2021/06/01(Tue) 2:41:42 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 徒然 シトゥラ/* シェルタンも手紙の内容に目を通してくれるそうなので シェルタン宛ての手紙の内容を秘匿で送ってあげてくださいな。 優しい人達に恵まれましたね。ちくちく言葉ではなく。 中澤はそろそろ就寝しようかなと思うので 暫くはのんびり構えてて頂いて大丈夫です。 引き続き返信は不要ですよ〜 (-244) 2021/06/01(Tue) 2:42:02 |
アルレシャは、深夜、『約束』を守るためにやってきた。 (t4) 2021/06/01(Tue) 2:42:41 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン/* どうも業の配達人です。マジであいつ訴えたら勝てるかな? 手紙の内容自体はシトゥラPLの方から秘匿にて開示されますので 内容とそれに対する反応に胸を膨らませてお待ちくださいね。 今シェルタンに手紙渡すロールして来たよ! ってシトゥラPLに報告をしておいたので。 お楽しみに。 (-245) 2021/06/01(Tue) 2:42:46 |
アルレシャは、『先生』だ。だから、血に塗れた彼を『助ける』のも当然だ。 (t5) 2021/06/01(Tue) 2:43:48 |
【秘】 演者 シェルタン → 夢の続きを イクリール/* クソオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオなんなんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (-246) 2021/06/01(Tue) 2:45:01 |
【置】 褐炭 レヴァティ子どもたちが屠殺ごっこをした話への所感。 お兄ちゃんが弟を殺しよったのはええやないですかァ? 母親がお兄ちゃんを殺すのも、まァわかるんですよ。 『ついカッとなって』ってこういうのよね〜 赤ん坊が死んでんは事故で。父親が死ぬんも、 大事なものを全部失ったからで狂う理由はわかるし、 狂ったら正常で居られんもんですけん、 平時ならしていただろう『生きる』って判断が できませんでした言うんはわかるんです。 けど、母親はなして死んだんです? 悲しくってとはあるけど、必要性や因果関係がわからんくて。 父親と書き分けていますし、 この悲しいはイコール狂ったではないですよね? まァ、衝動的だったのはそうかもしれませんけど…… …おかしくなったからやないと思うちょるんですよ。 『悲しいから』で死ぬのはどうして? 答えはもらえていません。 (L9) 2021/06/01(Tue) 2:50:23 公開: 2021/06/01(Tue) 2:50:00 |
レヴァティは、苦しみから逃れるために死ぬことを許されていません。 (a80) 2021/06/01(Tue) 2:50:37 |
レヴァティは、"死は救い"という価値観を、欠片も持たされていません。 (a81) 2021/06/01(Tue) 2:50:45 |
レヴァティは、この場所でそう教育されてきました。 (a82) 2021/06/01(Tue) 2:50:51 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン「……よかった シェルタンがそう言ってくれて、うん…よかった。」 手紙を渡すのは、これで『二人目』だ。 見る気になれないと言われる覚悟もしていたけれど だって、イクリールにはもう、彼等の間柄を知る術が無いから。 それも受け入れるつもりではあったけれど。 皆が手紙を、シトゥラの事を知ろうとしてくれる事に やはり安堵を覚えてしまうのだ。 「あ……そうだわ、シェルタン。 メレフと、それから…カストル。 わたし、まだ姿を見ていないのだけれど…」 いそうな場所に、心あたりはないかしら。 封を開く彼を見上げて、そう問うた。 イクリールは、今日も食堂には顔を出していない。 だから、知らないのだ。二人に起きた事を、何も。 (-247) 2021/06/01(Tue) 2:51:34 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン/* 豪華客船組は本当にかわいそうだと思う。 まだ転覆せずに済みそうですか? 壁打ちなら聞きますよ。 (-248) 2021/06/01(Tue) 2:52:22 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ──どれ程、時間が経っただろうか。 恐らくは朝食の時間が来るまでの時間までにその扉は開き、恐らくは歩けるほどに回復しているだろう貴方の姿を見つけると、ぱたぱたと駆け寄ってきた。 「……痛みはないかな。僕は君の願い通りに、望み通りに。 正しく『約束』を叶えられたかな。──僕は。」 そう言って、扉が閉まり静寂が戻った廊下で、貴方の手を引いて待合の椅子に座らせようとする。どちらにしても先生はその場所の隣に座るだろう。 「もし、僕が君の望みを叶えられたのなら。 何が起こったのか、君の話を聞きたいです。 わざわざ頼むくらい前にはわかっていたんでしょう? ……先生は、そう言う姿を見るのは悲しいですから。」 (-249) 2021/06/01(Tue) 2:52:38 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 星の加護を得た ルヘナ『シェンやみんなの話を聞いて大人がしていることのすべてが正しくないとようやく知ることができた。 色々考えて一番心配だったのは連れて行ったみんなのことだったよ。 酷いことをされていないか、辛い目に遭っていないか、 本当に人格ごと変わってしまっていないか。 あなたに忘れられていないか正直不安で仕方が無い。 だけどボクには見ることができない、こんな言い訳で真実を知るのがまだ怖いんだ』 『ルヘナが望むように、たくさんの知識がある場所をボクは残したい。 この学校が壊れることも、大人たちと不仲になることも望んでいない。 でも、待てない人もいるってわかったから約束をしないか。 大人になるまで待てないと思うから、二人きりで会う約束をしよう。 そこで悪い子になったボクなら、君を見れると思うから。 どこにしようか、委員しか入れない部屋かなやっぱり。 話していた願い事、うやむやになってしまったからかなえてあげたいんだ シトゥラ』 /* 一本満足です。 部屋の前に紙袋があるイベントでした。 他の人の分の手紙があったため、そこを隠さずに記載しております。 イクリールには既に手紙が届いていますので、 それを話すも話さないもどちらでも問題ありません お付き合いくださり、読んでくれてありがとうございました! (-250) 2021/06/01(Tue) 2:54:44 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ/* お待たせしました…!勝手に設備を追加してしまいましたが、きっとこんな場所ならあると信じて……! 治った後の時空でと言う事なので、念のため深夜〜朝食前のいずれかの時空と言うつもりですが、もし不都合などありましたら都度言って頂ければ変えますのでよろしくお願いします(*'▽') (-251) 2021/06/01(Tue) 2:55:45 |
【独】 わるいおとなの ラサルハグなんかでぃすこ鯖のほうの匿名病院が最高にどったんばったん大騒ぎしてて、一周回って面白くなってきたのだわ 仕事中はずっとハラハラドキドキ心配してたのに (-253) 2021/06/01(Tue) 3:00:30 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 褐炭 レヴァティ 静かなその空き部屋には、血を引きずったような足跡と 頭から大量の血の流し床に伏せているシトゥラの姿を見つける 近づけばぴくりと反応があり、それ以上の反応が無かった。 「 」 瞳も元から見えないが、目は閉じたまま。 口元に手を当てればわずかな呼吸を感じられる。 怪我をしている部分は頭部、 棒状のもので本気で何度も強く殴られた 痕が見うけられた (-255) 2021/06/01(Tue) 3:04:00 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 徒然 シトゥラ/* ンンンンンナアアアアアアアアアンンンン麦茶コップです……! これはPC側の行動に影響するから3点ほど確認をしたいのですが、 @(暫定表現)手紙一枚目にあるほうの要望は既に(イクリールちゃんの協力もあって)果たされてあるという認識でよいでしょうか? それ次第では(暫定表現)二枚目のほうで動くのはシトゥラの部屋に襲撃してから……になります。 A(暫定表現)二枚目のほうにある『委員しか入れない部屋』は図書準備室でよいでしょうか? Bこれは秘話でやったほうが面白いのか全体でやったほうが面白いのかどちらでしょうか! 以上、よろしくお願いいたします! うわぁいイベントだ!! (-256) 2021/06/01(Tue) 3:06:21 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 褐炭 レヴァティ/* 背徳的なことをできるように教育がされている…!?!?えっち……いい子を止めたと言う事は、頑張っていい子を止めたと言うだけで普通にしているとかそう言う系統ですか!?幽閉されるんですか!?何で!? と、沢山聞きたい事はあるんですが、ロールで引き出すべき分野なのかなと言う気持ちと、教師だから知っているかもだから聞いていい気持ちで板挟みになりました助けて下さい レヴァティ…… さておきシトゥラの方からも秘話を頂きました! 引き渡し時だと重傷すぎて悠長すぎないか!?ともなりそうなので、念のため『深夜〜早朝のご飯の時間までにはシトゥラが起きて話をさせて頂いた〜』と言う体を取らせて頂いたので、それが終わったふんわりした時空でも大丈夫でしょうか!? レヴァティから探してくれればすぐに見つかるし連絡先も狼でしょうから把握してるでしょうし、アルレシャも運んでくれた時に顔も見ているので話そうとは試みると思うので、いい感じにどちらかが探すか連絡をして出会った感じで話せたならな〜と思ってますがどうでしょうか〜! (-257) 2021/06/01(Tue) 3:06:36 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 徒然 シトゥラ「 え? 思わず素っ頓狂な声が出た。 動けない状態だろうとは考えていたが、 ここまでの重傷だとは考えていなかった。 「あーはいはい俺ですよぉ〜、言うた通り来ましたけんね〜〜」 出来る範囲の適切な処置をし、 大して苦労した様子もなく重傷シトゥラを運搬していった。 (-258) 2021/06/01(Tue) 3:39:49 |
【見】 カストル と ポルクス「臆病で怖がりな僕も、決して強くない僕でも」 「いくら嘆いても、いくら罪深くても、幾ら糾弾されても いくら夢見がちでも、一度こうと決めたら」 「 『 僕たちは止められないんだよ 』 」 」 「でしょ、ルヘナ。君がそばに居ればなんだってできる、やって見せるから。兄さんだって、此処にいるから」 (@4) 2021/06/01(Tue) 3:39:51 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 星の加護を得た ルヘナ/* 麦茶溢していませんか? 大丈夫でしょうか @もう既に果たされています、第一発見がイクリールで、残りいくつかの手紙がありました。 その一つがルヘナのものになります。 A委員しか入れない部屋は多分図書準備室になります。 B何をどこで……どこでもいいですよ! いつの時間軸の話かわかりませんが、 いつの時間軸か話してくれたらどこでも受けて立ちます、任せてください。 (-259) 2021/06/01(Tue) 3:54:13 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 徒然 シトゥラ/* 麦茶はないないになりました。おいしかったです。グェ @承知しました、ありがとうございます! イクリールちゃんありがとう…… Aこちらも確認しました! Bシトゥラ側で深夜にメレフとなんか、こう、アレがあったっぽいじゃないですか(ろくろ回し) なのでそれさえ避けられればこちら自由に行けるんじゃないかなーと思っていたり。 特に指定がないなら夜のほうが抜け出しやすさはあるのかな、みたいな気持ちはありますが。 (-260) 2021/06/01(Tue) 3:58:49 |
【見】 カストル と ポルクス>>+38 愛するルヘナへ 「……うん、でもそれは無理かもね」 「 僕は兄さんといるのは本願だったけど。 」此処までくると、いっそ清々しい。 「病でもあって、周囲にすら負担をかけるんだから」 「一つになって、正気にもどったら。それは完治らしいよ. 現場では気が動転していて、僕は何も言えなかった。」 「昨日連れていかれた先は病院で、僕を見た。 それで目の前で 生命維持装置を取った 所をみたんだ」「物理的に、無理なんだよ」 (@5) 2021/06/01(Tue) 3:59:27 |
ポルクスは、今後の話を、するつもりらしい。 (t6) 2021/06/01(Tue) 4:02:47 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ 目を開けば、鈍く痛む頭を抑えて起き上がった ここはどこだろうか、と、辺りを見渡して…… ふと違和感を感じ手のひらを見た、手のひらに 赤い血 が見える「うわっっっ」 ほとんど腫れも引いているにもかかわらず 怪我をしている部分をみれば流石に驚いたのだろう。 子供らしいというよりは初めての体験で、少し戸惑っている 「あ、……アルレシャ先生? その、あ、ありがとうございます。 約束は―――こうして話していることで叶えてもらっています。 突然無茶を言ってすみませんでした」 安堵と不安が半々。 最悪の状況を回避できたことと同時に、 これから求められるであろう罰に怯えている (-261) 2021/06/01(Tue) 4:05:26 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ「なにがあったかは……ちゃんと、話します。 だけどできたら、罰を受けるのはボクだけにしてください」 口を開いて出てくるのは、 とある生徒≠ノシトゥラが頭を殴打された事実だ。 それにはいくつか理由があり、 同意 のことだったらしい。 とある生徒の姉が、自分のような大人に協力する生徒や先生達に酷いことをされた事件が昔あった。 事件で彼女は追い詰められ自殺をしてしまい、 悲しみから復讐を決め入学後からその生徒は犯人を捜し続けた。 その話を聞いて、復讐は辞めるように説得をしたが その生徒は時間が無いといい まるで今にも死んでしまいそうに見えたため、 復讐相手として自分が名乗り上げた。 そして殴らせることを決めたはいいが、身の安全が保証されなかったので 大人と友人に助けを求めた。それが経緯だった 「……死んでしまったらみんなと交わした約束も守れなくなってしまうから、必死で。 あ、ええっと……すみません包帯とか巻いたこと無くて、手伝ってもらってもいいですか?」 (-262) 2021/06/01(Tue) 4:09:44 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>@5 ポルクス 「そ、っか」 ……友人の、友人の完全な『死』を聞いて。 思わず漏れたのは本当にそれだけの返答だった。 カストルの精神が死に、ポルクスの肉体が死に。 歪な彼らは、本人の望まぬ形でひとつになってしまった。 「……完治おめでとうとは言わない。それだけは絶対に言わない。 それで、『お前』を取り戻しに行けないのなら、ポルクス。 お前はこれからどうするんだ」 問いの示すものはなんでもよかった。 ギムナジウムに残るか出ていくのか、園芸部をどうするのか、 明日は何をして過ごすのか、 飲み終わったお茶のカップをどうするのか。 (+44) 2021/06/01(Tue) 4:09:45 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 平衡役者 アルレシャ/* いい子どうこうに関しては誰に言っているわけでもないので、 そこはロール次第なのはそうですが、幽閉に関しては事実を置けます。 レヴァティは元々、何かしら施設にとって有益な特殊能力が あったので誘拐されました。 能力については、なんとここまできて全く決めていません。 たぶん……なんかすごいんだな……って思っています(?) サンドバッグで肉便器なのは、そんな感じから入った、 実はめちゃくちゃついでの教育ですね。 大人に勝てないから等の理由で逆らう意欲を削ぐあれそれ。 ロール時間軸に関しても了解です! きっと朝早い方のふんわり時空〜〜 他の提案諸々もありがとうございます〜〜 いい感じになりそうなのこれから考えて投げますね! (-263) 2021/06/01(Tue) 4:14:43 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 星の加護を得た ルヘナ/* あっ、ご愁傷様です。新しく注いでおきますね。 Bについて。 なるほど了解しました、どのような時系列に来てもその通りに対応させていただきますのでいつでも来てください! 大変お手数おかけいたします、対戦よろしくお願いします 秘匿でも、全体でも問題ありません〜 (-264) 2021/06/01(Tue) 4:17:33 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 徒然 シトゥラ/* 注がれたヤッター!と喜んだんですがお茶ないなったのは一本満足さんのせいなのでは?と首を傾げました。 委細承知しました、では夜時間でお邪魔させていただきますね。 手数だなんてとんでもない、こちらこそ対戦よろしくお願いします。 なら1日目くらいしか表で話してなかったし……表に行こうかな……! (-265) 2021/06/01(Tue) 4:21:33 |
ルヘナは、イクリールから受け取った を開いた。 (c75) 2021/06/01(Tue) 4:22:10 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナそれは夜の帳が下りて暫くした頃のことだった。 恐る恐る目を通した は、 からのものだった。 緊張しながらそっと目を通した の一文目を見た瞬間、 『いなくなる』前に交わした約束を彼が 律義に守っていてくれたことが分かって、少し笑ってしまった。 彼が自分を見てくれていたからこその精度の高さに やはり彼は尊敬に値する人物だと認識を改める。 そこから更に目を通して彼の考えの一端に触れて。 ――ある一文を見た瞬間、もうそこにはいられなかった。 走り出す。『いなく』なった自分がずっと『見て』もらうことを待ち続けた彼のもとへ。 (+45) 2021/06/01(Tue) 4:26:14 |
ルヘナは、図書準備室へと走る。 (c76) 2021/06/01(Tue) 4:27:11 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナそうして、非力な自分で駆け抜けて、 ローブの重さにこの時ばかりはもどかしさを感じて、 ようやくたどり着いたその場所に駆け込む。 通常の生徒であれば入る機会のないこの場所に こんな時間にいるのは、 あの手紙の差し出し人だけだと思ったから。 「――シトゥラ!」 (+46) 2021/06/01(Tue) 4:30:54 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ「随分とやんちゃしましたねぇ。先生としては、 できれば朝の時に聞きたかったのですけどもぉ。」 血を見て動揺するのは、“怪我をする事に”。そして、 そう言った行いを自主的にする事がなかったのだろう。 そう観察をしながらも、『約束』を破らなかった事に安堵して 「よかったぁ」と中性的な声は、大人なのに子供染みた笑みを浮かべる。 ──それから。 貴方が語る話を静かに聞きながら、時折相槌を打つ。 不意に、告げられた言葉の中に気になる事があったのか。 一瞬驚いた様に瞬きをして、「そうか」と穏やかに目を閉じた。 (-266) 2021/06/01(Tue) 4:31:14 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラそうして、 続けられた包帯の話題におかしそうにクス、と笑う。 「構わないですよぉ。大体の経緯は分かりました。でも。」 「その“とある生徒”とやらは、唐突に殴って来たのかな。 本当にシトゥラ、『君を選んだ理由』がなかったのか。 “その子”について聞けないのなら、それは教えなさい。 そうじゃないと、不公平だ。」 口調が変わる。けれど問い詰める声色ではない。圧もない。 そう述べながらも、貴方の頭に包帯を巻く準備は止めない。 (-267) 2021/06/01(Tue) 4:32:41 |
【見】 カストル と ポルクス>>+44 「前は本を書く人か、植物に関わる職に就くとか考えてはいたんだ。あとは情報を沢山知ることができるような職」 「ルヘナをお嫁さんにしたいんだったら兄さんは居た方が良いとかな、だから医療、すぐにどうにでもなるわけじゃないけれど何か得られるものもある。でもそれだけじゃ足りない、優先順位が低い。その理由はルヘナが生きていれば、傍にいてくれたら、それ十分だと兄さんも思ってる。できれば、もっと権力があったほうがいいんだろうけど。今はまだ子供だから、難しい。僕は兄さんみたいな最高の愛らしさ、向日葵の似合う人にはなれないけれど。考える癖はついたし、ルヘナの傍で本を読むのが好きだったから多少の教養は身に着いたのは運命がよかった。ありがとう。兄さんとルヘナが居ない世界に用はあんまりないんだ。それでさ、出来るだけ強欲にいくなら、ルヘナを養いつつ、用のある世界である限り。僕らはこの施設の悪しき風習を何度でも打ち砕きたい、尻尾じゃなくて頭が欲しい。けれどそれを考えるのは今を変えてからだろ?ちょっと寂しいけど、ルヘナと仲がいい子も何れやりあいそうなやつも僕らが苦手な人も多いさ。それでも、君を愛しているなら、家に無理やりにでも置いておくより、350%良い。 うん、それで、皆真面目に考えているんだ。それぞれの個性は豊かだし、具体案は見つかってはいないけれど、同調圧力も世間からの目も利用しない手はない。それでも最悪の時は、きっと最低なことになるんだろうけど。」 「それ以前にさ、人として 不安定で夢見がちで都合のいい話かもしれないけど」ボクとカストルは皆に謝らなきゃいけない。 そして様子を見るべきなんだ。それから僕が何になるか決める。 「ルヘナが居てくれるなら、何になるのも容易いよ。」 「 盛りすぎたかな…… 」「……どう、かな。今からでも遅くないかな」 (@6) 2021/06/01(Tue) 4:32:44 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 褐炭 レヴァティ「……、……」 少しだけ、嬉しいと思っていいだろうか。 ルヴァにブラキウムのことを託して シェルタンやカストルまであなたに任せてしまっていたのに こんなことまで、頼んで。 きっと、誰にでもしたのかもしれないが こんなこと言えるのはあなたにだけだった。 それを受け入れてもらえたのが嬉しい。 わがままや、甘えてばかりで申し訳ない、だけど もっとあなたのために手伝いたい、一緒に平和な未来を見たい。 夢は自分一人のものではないのだということを、いつか感じてくれたらいいと願った。きっと遠い話なのだろうけど 力が入らない、声もかけられない。 ありがとうだけ、言えるときを待って意識を完全に手放した。 その後アルレシャと名乗る先生が適当な場所で重傷シトゥラを受け取ってくれるだろう。 きっと無事で帰ってくれば、 あの部屋でまた出会えるに違いない (-268) 2021/06/01(Tue) 4:33:30 |
ポルクスは、とても残念なことに、これは素だ。 (t7) 2021/06/01(Tue) 4:33:31 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 平衡役者 アルレシャ クラスメイトが心配で眠れないだなんてこともなく。 普段起きるよりも少し早い程度の時間に、 レヴァティは教員棟に足を運んだ。 アルレシャ先生ないし、 シトゥラの容態を知る大人はいないだろうかと。 「あ。おはようございます先生〜」 廊下の先にあなたの姿を認めれば、 間延びした呼びかけをし近寄ってくる。 「改めて夜中は急にすみません。セキレイの具合はどうです? 本人は治す気しかなかったらしいですけれど、 えらいえぐかったけん、どうかなァって」 セキレイはシトゥラのことだ。 大人からもらった名前とシトゥラ本人が言っていた。 あなたはそれを知っているかもしれないし、 知らないかもしれない。 (-269) 2021/06/01(Tue) 4:44:04 |
【秘】 迷子 メレフ → 演者 シェルタン「はっ、ぁ……!ふ……っ… く、……し……」 これ以上奥へはいかせないとばかりに、友人のソレを強く締め付けるのを感じる。 決して、嫌だとは言わないけれど。 圧迫され、はっ、はっ、と苦痛を逃すように短い呼吸を何度も繰り返す。 ぎゅ、と眉を寄せ 何かに縋る事も出来ず縛られている両の手を強く握っている。 ―――入り込んでくるたびに背中をかける、小さな痺れには目を逸らしたままで。 「っ、しぇ……る、たん……」 縋るように、近付けられた頭。 信頼を置いた、その匂いを近くで感じて。 『 』 本能がそう囁いて。首を横に振る。 触れ合った部分が、熱い。大人達が少し離れれば 気持ち悪さだって感じることもない。 (-270) 2021/06/01(Tue) 4:53:31 |
【見】 カストル と ポルクス>>0:0 「どこにやられたかも知らないけど、彼女にも謝らないといけないな」 「……もう見つかってたりする、のかも。しれないけど」 「 浅い言葉しか思い浮かばない。それでも『罪深い』と想わせてほしいな 」>>0:@0 「あの人が、どういう人だったかも」 考えるのって、疲れるなぁ…… (@7) 2021/06/01(Tue) 4:58:58 |
【人】 徒然 シトゥラ >>ルヘナ >>+45 >>+46 シトゥラの姿はそこに無かった だがここで交わされたいくつもの話を あなたは覚えているだろうか 好きな本のはなし、まだ読んでいない本のはなし。 ずっと知識だけを追って人に興味を持つことも多くなく ただ、異変が見えるとすぐに調べたくなるような ちょっと奇妙な知識人達がここにいた。 誰かが座っていた椅子、一冊の冊子がある。 委員の交換日記がわりにされる日誌には、 当番の名前やおすすめの本、 時々落書きが書かれたりしていて 真面目にやっている人間とそうでない人間がよくわかる 座っているだけでいい委員で、 普段から図書館にいるルヘナやシトゥラは 格好の当番の押しつけ役になっていただだろう。 まったく二人とも文句を抱いていなかったのだが。 冊子を覗くと、折られた紙が挟まっていて 一枚の絵が、ルヘナが本を読んでいる姿が描かれていた。 触ると指に黒い粉末がつき、時間がたってないのを思わせる (45) 2021/06/01(Tue) 5:01:27 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>@6 うんうん。なるほどポルクスらしい選択だ。 ……と思ったのはついさっきまでのことで、 それから滝のようにあなたの口から飛び出していく言葉の密度と ところどころに生じているツッコミどころの多さに 何も言えなくなった。 「 お嫁さん……?養う……??家に無理やり……??? 」言えた。やったね。 「……とりあえず、俺はお前達の嫁にはならないのと、 お前の教養レベルは間違いなく高いのと? 養われるつもりがないのと……ふむ。 俺は俺の自由に動かせてもらいたいよ、ポルクス」 愛の重さも執着の重さも知っていたが、 これだけ具体的展望を語られてしまうと ほんの少しだけでも修正したくなってしまう。 自分が愛を向ける先がもう決まっているから、というのもある。 ……そんなちょっとしたことはともかくとして、 彼の語る展望の姿を、自分は少し見て見たくなって。 「何かを始めることに遅いなんてことはないさ。 俺達はここで多くを学び成長していく子供だし、 卒業までいるならあと4年もある。色々変わっていけるはずだ」 自分が誰かを想うことができたように。 自分が誰かに想われることができたように。 (+47) 2021/06/01(Tue) 5:05:48 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 褐炭 レヴァティ「おやぁ、レヴァティ君。おはようございますぅ〜。」 同じく間延びした声で、呑気な挨拶が返って来た。 場所、変えちゃいますかぁ。と、朝早くとも周囲にそれなりに教員がいるのを確認してからそう提案する。 乗るなら適当に教員棟を出て、後ろ手で手を組みながら、人気が余りない中庭を散歩する様に歩く。 「セキレイ──あぁ、シトゥラ君の事ですかぁ。 大丈夫ですよぉ。医療の先生たちは優秀ですからぁ。 元気に歩けるくらいにはなりましたよぉ。ああでも、まだ完全に傷が塞がり切ってはいないので、僕が包帯を巻いてあげた程度で済みましたよぉ」 ──あの後、あなたとシトゥラの事を調べられる程度には調べた。最初から全てを知っているほど万能ではないが、望めば手に入る程度には「君たち」は有名だろうから。 「レヴァティ君もよくシトゥラ君を助けてくれましたねぇ。 とっても良い子で先生嬉しかったですよぉ。」 (-272) 2021/06/01(Tue) 5:10:20 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 徒然 シトゥラ「んー? はいはい、そうですね〜」 礼をきちんと聞いたかもわからない適当な返事。 先生への引き渡しは滞りなく行われ、それで終わった。 あなたが思ったその通り、レヴァティは彼自身が困ることで ない限りは誰のお願いでも聞く。何も特別なことではない。 けれど、それでもあなたが感じたものはあなた自身のものだ。 シトゥラが思い描く、そんな平和ないつかは、 仮にあったとして本当に遠い未来の話だ。 きっと限りなく存在しないに近い。 少しだけ先の話をするならば。 彼は今と変わらない姿勢のまま、またあの部屋に足を運ぶ。 そんな未来はありますよ。 (-273) 2021/06/01(Tue) 5:10:39 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 世捨人 デボラとある空き教室。 子供達が使うはずだった部屋の空気には大人たちの欲と熱が色濃く残っている。 先程まで同僚たちが生徒に行っていた"治療"の残滓を、男は顔色ひとつ変える事なく黙々と片付けていく。分厚いコートは今は脱ぎ捨てられ、シンプルなシャツにズボンといったほっそりとした体のラインを描く身軽な格好をしていた。 私はカウンセラーなどではないし、ましてや「先生」と子供達に呼ばれる資格などない。都合のいい使い捨ての手駒だ。 男は同僚たちが子供を貪ることに疑問を一切感じていない。それもまた愛の一つだと信じているから。"治療"として子供達の為になるのだと信じているから。 ……ただし。 「それは駄目」 空き教室で煙草をくゆらせていた同僚を見つけるとすぐさま距離を詰める。 細く長い指で素早く取り上げて地に落とし、ぐしゃりと紫煙ごと嗜好品を踏み潰す。声を荒げない男の代わりにヒールが苛立たしげに甲高く鳴いた。 「煙草は流石に"治療"とは関係ないでしょう。子供達の教育に悪い。控えてほしい」 ぴしゃり。そう言い放てば言葉の代わりに不服そうな舌打ちが返ってきた。そのまま自分と同じ"悪い大人の仲間"は男を横切り部屋を後にする。 (-274) 2021/06/01(Tue) 5:17:18 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>45 シトゥラ 「いない、……っは」 息を整えながら入るその部屋は、 自分達にとってとても馴染み深い場所だった。 多くを語り多くを学び、舌の上に乗った本の名前は数え切れず。 そうして知識を追い求めた者同士の、 互いの知識欲を認め理解しあった者同士の、 思い出ばかりが真に溢れた部屋。 日誌に書かれた本の名前とその内容がほとんど思い出せるほど、 自分達二人は多く目を通していたことだろう。 図書室に住んでいる、という言葉も過大評価ではなく、 普段からいる自分達はある意味ここの名物だったかもしれない。 「ふふ、……?」 冊子に挟まれた紙を見る。 そこに描かれた者と描いた者との関係性を思えば笑みが漏れ、 愛おし気に指がその上を滑る。 ……描いてそこまで時間が経っていないが故の黒が指を汚して。 (+48) 2021/06/01(Tue) 5:17:34 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 徒然 シトゥラ/* アーーーーーーーーーーッノーコメントーーーーーーーーーーッ!!!(注がれる) ほいっ (1)1d100 (-275) 2021/06/01(Tue) 5:18:53 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 世捨人 デボラ飛び散る体液を拭き、ひっくり返った物を直し、窓を開けて換気する。 「…………」 鬱蒼とした森を見下ろすように月が輝き星が瞬いている。部屋を満たしていた澱んだ空気とはまるで違う清々しい輝き。 男はしばしの間自分を見下ろす光を注視した。どことなく、胸の奥がざわめくのを感じながら。 ギムナジウムの空気が変わりつつある。 ブラキウムがとっておきの賭けに勝ち、自分よりも上の立場である大人をも動かした。 シェルタンが周りの視線に臆すことなく施設で大人達が行っていることを打ち明けた。 水面に生まれたさざなみは広がり、周囲を静かに飲み込んでいく。 搾取されるだけの非力な存在だと思っていた子供たちが。自分が守るべきだと思っていた子供達が。 果敢にも立ち向かい、大人たちに反旗を翻そうとしているではないか! 「此処は大きな変化が訪れるのかもしれないね。そう遠くないうちに」 開け放たれた窓から風が流れ込む。 煌々と燃える炎のような髪を梳くように通り抜け、大人たちの欲で熱された部屋の空気を鎮めていく。 愛の為だと信じて子供が嫌がることも行なってきた。悪い大人である自分は淘汰されるだろう。 だが、それよりも。 「ふふ……ふふふ。嗚呼、これを成長というんだね」 愛する子供たちの成長を感じ取れた事が何より嬉しくて仕方がない! (-277) 2021/06/01(Tue) 5:19:58 |
【秘】 全てを失った男 ラサルハグ → 世捨人 デボラうっとりとした様子で男は微笑み、天を仰ぐ。 宙を見やる水色の瞳の表面に輝く星々が降り注ぐ。 「…………」 愛しているよ、子供達。 ……嗚呼、でも。 「私も……私も、己の子の成長を……見てあげたかったな」 (-278) 2021/06/01(Tue) 5:21:18 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ「選んだのは唐突じゃなくて、……一応ボクが連絡しました。 正体は教えて、恨んでいるのなら話を聞くって、それで 殺したいのなら殺せばいいって言った。 止めはしたけど……逆上して、 ……… 頭を殴られるのを避けなかった 」割られました、と続けて巻かれる包帯をぼんやりと眺めた。 この姿で生徒達の前に出ると怖がらせてしまうかも知れないと 赤がとて目立ってしまう髪に初めて妙な気持ちを感じてしまった (-279) 2021/06/01(Tue) 5:22:55 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ「ほら、ちゃんと言える事がある。 聞いて言うくらいなら、最初から言っておきなさい。 その方が心象は上がるものだよ。 君なら分かってそうにも思えたけどね?」 「──わるい子。」 そう小声で呟き、そっと頭が痛まない様に柔らかく頭を撫でてから、ゆっくり立ち上がる。口調もいつもの物に戻った。 「その子はもう落ち着いた、と言う事でいいんですよねぇ。 それじゃあ、先生も安心したし戻ろうと思います。 シトゥラ君は一人で帰れますかぁ?」 (-281) 2021/06/01(Tue) 5:31:57 |
【独】 星の加護を得た ルヘナ/* これは図書委員組を版権だと思っているオタクの妄言なんですけど(前置き) 服のカラーリングが白・青と黒・黄、 インナーのカラーが黒と白、 ……ってなってるの、本当に版権力が高くて好きです。 (-282) 2021/06/01(Tue) 5:33:06 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 平衡役者 アルレシャ 特に異を唱える理由もない。 レヴァティはあなたと共に中庭を歩くことになる。 「あれくらいのがもうそんなに? へぇ〜〜! それはそれは。流石ですよね、ここ」 あからさまに含みのある物言いだ。 (彼は時折"風邪"を引く>>3:0>>2:L19。) 「経過は悪くないようでよかったなって思います。んー」 良い子の言葉に首を傾げて。それから言葉を紡ぐ。 「…俺ァセキレイに頼まれただけですけん、 先生はセキレイの準備の良さを褒めて、 あの状況を招いた迂闊さを叱ってやってくださいな」 (-283) 2021/06/01(Tue) 5:35:36 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 演者 シェルタン受け取った手紙の封筒には 丁寧な文字であなたの名前が書いてあった 『シェンへ 実は君がそうやって戻ってくるなんて想像もしていなかったから この手紙は意味が無いかも知れないけれど、 もしかしたら必要になるかも知れないから書いておくよ』 文字が連なり、内容は ・この手紙が届いたということは、 今日朝食の時間の後から部屋に自分がいないということ ・紙袋を見つけて手紙を手にした場合、『イクリール宛て』のものを 彼女に渡してくれるとすごく嬉しいということ ・残りの手紙は紙袋の中に、その場に置いておいて欲しいそうだ。 『こうして手紙を書いたのは、知らせたいことがあったから。 実は、○月○日(5日目)からボクが食堂にいけるかわからないんだ。 イクリールと食事をする約束をしていたんだけど、 知らないままイクリールが来てしまったら寂しがると思ったから、 この手紙が無事に届いていたら彼女にも伝えて欲しい。』 ▼ (-284) 2021/06/01(Tue) 5:43:00 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 演者 シェルタン『書き直しているからなんといっていいのか、 シェンにああやってぶつかってもらえて嬉しかった。 自分がワガママで、欲しがりだっただけを思い知らされた。 正直シェンが昔連れて行かれたことがあることをカミングアウトをされなかったら、ボクは大人達が汚いことに気づかなくてすんだんだけど 知って悲しかったかよりは、知って得心いってしまったのが一番やるせない。 大好きな大人の愛をもらっていたと嫉妬したのに、 だんだんと大人達は自分達にイイコトをしていないとわかってきたのがとても辛かった。 それを吐き出せるあなたみたいな友人がいてよかった 弱いところばかり見せてごめん、今度こそ年上として いい子をしていた分、役に立ってみせるから。 シェンはシェンの魅力を磨いて本当の愛を見つけてね シトゥラ』 /* 一本満足です。 部屋の前に紙袋があるイベントでした。 イクリールが見つけてくれたので文面にある内容はイクリールに既に伝わっていますが、 手紙の文章としてはこう書かれていたという記述をそのまま載せています それを話すも話さないもどちらでも問題ありません お付き合いくださり、読んでくれてありがとうございました! (-285) 2021/06/01(Tue) 5:44:56 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ「……、はい」 全部見抜かれていた、というざわつく胸を押さえ、 どうしてここまで知っておきながら問い詰めないのだろうと不思議に思う 「帰れます、けど……あの。 なんで、そんなに優しいんですかアルレシャ先生は。 ボクは本当は怒られておかしくなくて、ワガママで、 助けられるのにもふさわしくなくて……迷惑しかかけてないから。 先生は叱らないんですか」 最低限の傷の手当てなら受けたこともあるし、 すべての教師が厳しい人間出ないことはわかっている。 それでも、目の前の先生は特別優しく見えた。 時々引っかかる言葉はわからないがどうしてここまで見逃してくれるのかがわからない (-286) 2021/06/01(Tue) 5:54:25 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 褐炭 レヴァティ「発展している理由を考えると複雑ではありますがぁ。 技術として優れている事自体は確かに良い事ですねぇ。」 含みのある言葉。その意味に気付かない程鈍くはない。 だから同じように、含むような形で主観を述べつつも、全面を肯定している訳ではないとの言い方をした。 「おやおや、悪い子と呼ばれる方が落ち着くのかなぁ。 この学校はどうにも『いい子』と『悪い子』と言う言葉に対して思う事が多い生徒が多々見受けられるねぇ。 僕としては準備の良さは逆に呼んで欲しかった部分だし、あの状況の経緯を聞いた上で、叱る気にはなれなかったです。彼が『先生』を呼べなかったであろう理由も理解していますから、余計に。 ふふ、君と意見が真逆になってしまったみたいですねぇ。」 (-287) 2021/06/01(Tue) 5:58:38 |
【人】 徒然 シトゥラ>>ルヘナ バサバサバサバサ…ドシーーーーンッッッ (扉の外で本がなだれ落ちて雑誌用棚が地面に引き寄せられるように倒れ床がきしんだ音) 「 うわ 」轟音と小さな声が夜の静寂響いて目の前の扉が開かれる。 シトゥラは、そこに立っていた。 そしてあなたと前髪越しに目が合い、――――手を取れば部屋の少し奥、入り口からは死角にになるような場所に二人で座り込むことになるだろう。 「……ルヘナが来たから隠れて慌てて帰ろうとしたんだ。 そうしたら――― 大惨事 大人が来たら嫌だから少し隠れていようか」 一体何をしているんだ、この最高学年は (46) 2021/06/01(Tue) 6:05:32 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ「まぁそうですねぇ。シトゥラ君の言う事も最もだと思いますよぉ。『この施設』においてはそれが当然の思考になる事もわかっています。」 「でも、」 ゆるりと貴方の前髪に触れる。目を合わせられるように軽く搔き分けてから、目を細めて笑いかける。 「『先生』としてそれが正しいか。それはまた別問題だ。 助けるのにふさわしくない。君がそう思うのは無理はないだろうが、あくまでこの施設におけるルールである。 勿論、僕も今はこの施設に所属している。 今回は偶然僕が関わり、そして『施設ではいい子』と言われていた君が起こした事だった。その二つが重なったから出来た事だ。 全てを見逃すことは出来ないけれども、今回は可能だったから行った。それだけだよ。」 (-288) 2021/06/01(Tue) 6:14:55 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ『秘密だよ?』 そう言うように人差し指を唇に当てて、片目を瞑る。 「……少し話し過ぎちゃいましたかねぇ。 シトゥラ君の疑問に答える事は、できます。 けれどそれで君が幸せになれるかと言うと── 『今のこの施設』では──知らない方が、きっと生きやすい。……聞いてしまうと、考えざるを得なくなる。僕は君にそれを強要はしたくありませんから。」 だからきっと、このくらいまでがいいのだと。 そう暗に含む様に返した。 貴方が望まないのなら。 『知ってしまったら』戻れないのだから。 それを語ってあげたとして、今、 幸せにできる保証も、今貴方と結ぶ『約束』もないから。 貴方が自分から尋ねない限り、それ以上は話さないだろう。 (-289) 2021/06/01(Tue) 6:16:55 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>46 シトゥラ 突然の轟音に思わず肩をすくめて驚いてしまう、が、 そこにいたあなたの存在が、 あなたが自分を『見て』くれたことが、 本当に嬉しくてくすくすと小さな笑いが零れた。 手を引かれるままに向かう先が容易に想像できてしまったのも やはりこの部屋で過ごすのに慣れていたからだろう。 大人しく座り込んだ後、あなたに握られた手をこちらからも 握り返して逃がさないように捕まえる。 「 そもそもどうして帰ろうとしたんだよ 。あんな手紙寄越しておいて俺から逃げるな、シトゥラ」 大惨事を引き起こしたあなたに追い打ちをかけるように はっきりと文句を垂れるあたりも含めて (小声で話しているという点はあれど)至って普段通りで、 「……俺は俺のままだから、ちゃんと『見て』くれ。 頼む 」けれど、そう告げる時だけはほんの少しだけ不安が滲んだ。 (+49) 2021/06/01(Tue) 6:25:52 |
【独】 星の加護を得た ルヘナ/* 途中でどこかのタイミングで寝ておこうね…… あと14時間、どこで寝てももったいない気がしているけれど。 (表で話すのは、多分、一日目以来だから。) (-290) 2021/06/01(Tue) 6:36:14 |
【独】 星の加護を得た ルヘナ/* あと、多分。俺はここがクライマックスだ。 どう転がったとしても、この話題を経てエピローグに至る。 ……転覆しないよう頑張るよ。 見てろよシェルタン、俺の足掻くさまを。 夜回り組の名に、ともに歩いたお前の名に恥じないよう、 どんな結末だとしても乗り越えてやるから。 (といいつつ、深夜にシトゥラとメレフで何か起きているっぽいし、 …………あまり、希望的な未来は見えていないんだけど) (-291) 2021/06/01(Tue) 6:50:41 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → わるいおとなの ラサルハグとある生徒と、その生徒へを『罰』が、当然の事だと教師の話題に出ているのを聞いた一人の教師は、「一体どんな先生がやったんですかぁ?」と、その話題に混じり、一人の教師の名を知った。 「……スゥ。ラサルハグせんせぇ〜。」 少し間の抜けて、しかし何処か甘ったるい中性的な声が、『出会えるだろう』と別の教師に聞いたであろう場所で響く。 さて貴方は何処にいるだろうか。 或いは見つからない場合もあるだろう。 その場合は大人しく、この日の捜索は引き上げる事だろう。 (-292) 2021/06/01(Tue) 7:18:46 |
【見】 カストル と ポルクス>>+47 「……?」 何も言えなくなった。 「 ルヘナが自由に、なんて当然だよ。 世界は君のためにある ……流石に スピカみたいなこと し始めたら止めるけど」これだけ言っても本来は、博愛的な二人だ。 他を蔑ろにしているわけではなく、一般以上には優しく親切である。重い。 「ルヘナがなりたいものになれて、それで君が幸せなら」 言い切れなかった。 「ま、たまにこうやって、お茶して取り留めもない話をして。僕らのことを見捨てたり、しないでくれたらそれでいいかな。 一生 」彼らは未だ自分達が敗北者であることを知らない。 ポルクスが頑張る四年間。頑張ってポルクスが独りぼっちになりかねないという事実を、なんとかしよう。 「それなのに、嘆かわしい。ちゃんと直さないとね、 カストル。 」そして彼の言葉を聞かない、という器用さはないため。 意味が分からずとも、動揺にショックを受けていた。 カストルはいないし理解を拒んだ。 時間が来るまで、お互いに色んな話をして聞いて。 したいことをして、子供なんだよ。いつも通り過ごそう。 時間が 来るまで。ずっと (@8) 2021/06/01(Tue) 7:42:47 |
スピカは、くしゃみをした。 (c77) 2021/06/01(Tue) 8:43:10 |
小さな心臓の サルガスは、メモを貼った。 (a83) 2021/06/01(Tue) 9:04:53 |
【人】 徒然 シトゥラ>>+49 ルヘナ 「帰っ……明日"以降"に会わないと、 覚悟が鈍りそうだから、誰とも会うつもりがなかったんだ …大人に怒られる用事があってさ。 巻き込まないようにしていた」 恐る恐る少年に手を伸ばして頬に触れれば よかったと小さく言葉を小さく漏らす 「ルヘナは、あれから変わっていない……そっか。 『見』る、なんてはじめて、 どうして不安そうなんだルヘナ。大人になにか言われた…?」 明確な見ないふり、 大人の指示でやっていたし変わってしまったかもしれない あなた達を見たくなくて、本当に目を閉じてきた。 同じクラスメイトでも、幼い後輩でも、友達でも、 それがシトゥラに求められた"いい子"であるから。例外はない 「慌てて、声を荒げてルヘナらしくもない …まるで数日前みたいだ」 (47) 2021/06/01(Tue) 10:18:08 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ「ボクは… …知りたいです 。でも、あなたみたいな大人になるためにあなたの言うことを聞かないわけにはいかないと思っています。 こんなふうに優しくしてくれた大人は初めてだけど、先生みたいな人は一人じゃないですよね。 だから聞きたいのは。 僕が好きな大人は、…… 僕をいい子だと、思っていてくれていたんですか」 聞きたいことを全部飲み込んで、 確認したいことをつぶやいた。 大切なことだった、自分の中で十年以上 大人のために生きてきた人生だったから。 もし今日のことでなくなってしまっても、まだ続けられる。 だって、今目の前に理想とした好きな大人が現れてしまったから 「いい子って褒められて来たのは、 嘘じゃありませんでしたか」 自分のしたことは、してきたことは誰かの為になれたのか (委員を努めました、生徒会もやりました、大人の言うとおりに治療された子供をみませんでした、噂を流しました、下級生には優しくしました、食事も制限しました、怒られても泣きませんでした、愛されなくても文句を言いませんでした。でも……愛されたいとは思ってしまいました。いつだって、大人が大好きです) (-293) 2021/06/01(Tue) 10:37:22 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>@8 カストルとポルクス 「……うん。ありがとう、ポルクス」 あなたたちは狂っているが頭がいい。 ……狂っていたが、頭はいい。 自分の言葉の意味だってきっと分かっていて。 「俺がなりたいものになれるかは、ちょっと分からないけど」 それでもこうして受け入れてくれることの優しさと、 あなたたちの好意を利用してしまっている後ろめたさで、 ほんの少しだけ眉が下がった。 「お前達のことを見捨てることはありえない。 俺だってお前達とのお茶会は好きだし、二人とも大切だ。 変わろうとするのならなおのことだ、 どう変わっていくのかについて興味がある。 ……これからもよろしくな」 時間が来るまで。 時間が来てからも、道が完全に分かたれるまで。 (+50) 2021/06/01(Tue) 10:51:45 |
【墓】 『一番星』 スピカ森の近くを歩く。 「あ、看板残ってる、よかった」 わざわざ、口に出して言う。 それは彼女が考えた決まり事の一つーー口に出すこと。 そこにいる、と主張するために。 ほとんど日にちは立っていないのに、 色々あったなあと思い返す。 突然大人に呼び出されて、 殴られて、他にも色々されて。 恋をして、失恋して。 「あっ……まずいまずい」 意中の相手のことを考えてたら泣きそうになったので、 慌てて思考を切り替えた。 「いない人に目を向けようとする人も増えたもんね」 こっそりと『見る』、それでもいいのだ。 それは確実な一歩だから。 しばらく、森の近くを散策しているだろう。 (+51) 2021/06/01(Tue) 11:04:19 |
【秘】 一人の少女 ブラキウム → 一人の少年 ルヴァ/* そうなるわね! アタイは流れに任せて物語にするのが楽しいから全力で乗っかっていくわよ。 平和で甘くやれるならやりたいわ!!! 多少は流れで変わるかもしれないけれど、大まかにはそんな感じでやっていこうかしらね。 それじゃあこの後は、大人のところに連れて行かれてしまって次の日からはもう安心、みたいな…? アタイとしては大人のところに地獄があってもなくてもどちらでもいいわ。 苦しくて耐えて、やっと会えたね、でもいいし。 地獄になる前に悪い夢は覚めました、でも。 どちらにせよ、ブラキウムの病気は快方に向かって想いを伝えたことだけは無くならないわ! (-294) 2021/06/01(Tue) 11:05:18 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ>>47 シトゥラ 「そうだ、俺はそのことについてもお前に聞きたかったんだ。 イクリールと食事ができなくなる、とは穏やかじゃないな ……明日"以降"に何がある?」 恐る恐るといった様子で伸ばされた手を受け入れた頬に いつかのように少し擦り寄ってもあまり表情は晴れない。 ――――明日"以降"には何かがある。 その"何か"の内容が読めない。分からない。不安だ。 そういった不安の蓄積があったからこそ、 数日前を思わせる問いについても隠し事ができない。 あなたと離れた時間だけでも多くのことがあった。 「…… 少し、大人の甘言を飲みこみそうになりもしたけど 。結局のところ、『いなく』なってからの俺も、 ほんの少し『知る』ことに恐れを抱いただけで、 貪欲であることに変わりはなかったんだ。 お前が無事であることを願いながら他のヤツに協力する。 お前の味方だと言いながら友達の願いを応援する。 相手が傷付くと分かっても手を放すことができなくて」 俺は何人の好意を受け取ろうとしなかったんだろう。 「ああ、でも……そのおかげで自覚できたこともあって、 それがこの不安の原因だけど悪い感情はないんだ。 単純な話だ、お前に何もかもが届かなくなってしまうのが 怖くて仕方ない。 お前のこと、好きだからな 」 (+52) 2021/06/01(Tue) 11:22:30 |
【置】 一人の少女 ブラキウムーーギムナジウム全体がざわついているのがわかる。 授業を終えてふらふらと一人で歩き回っていればその内容も嫌でも耳に入る。 「……さぁね。僕がそんな時間に出入りしてたら誰か覚えているんじゃないかい?」 もちろんブラキウムの元にも聞き取りは回ってきた。 あれだけの大立ち回りをしたばかり。 小柄なブラキウムの足は決して大きくも無い。 けれど、そもそも外を走り回るようなことなどしていない。 最初は自分のことかと焦ったけれどこれはおそらく、と思い当たる節があった。 そんなものなければ良かったのだが。 結局有耶無耶のまますぐに解放された。 短い聞き取りを終えて ため息混じりに思い浮かんだ君を想う。 窓の外はすっかり夕陽が赤く染めている。 時間は止まりはしない。 どんな形でも明日はやってくる。 「明日は何をしようかな」 (L10) 2021/06/01(Tue) 11:22:47 公開: 2021/06/01(Tue) 12:00:00 |
メレフは、サルガスを探している。 (c78) 2021/06/01(Tue) 11:45:40 |
【人】 徒然 シトゥラ>>+52 >>ルヘナ 「いつもの、ルヘナに聞こえる。 なにか落ち込んでいそうだが」 あなたのいつもを詳しくも知らない。 知るためならなんだってする、 何でもかんでも一口かじるそんなイメージだろうか。 「 ボクだってあなたのことが好きだ……? みんなが変わってしまって忘れてしまうことが嫌だった、でももしかしたら思ったよりも早く見れることもあるのかもしれな、いから希望は持ててきて……」 妙な違和感を感じる、 なにか大切なことを勘違いしているような。 「……、……それで手紙の件は。あー ……喧嘩を。 上級生が喧嘩して朝食に派手な傷を作ってきたらみんな怖がったり心配するだろう、だから…しばらくはみんなの前で食事を取るのをやめようかと思っている。 イクリールを驚かせてしま…… うかもしれないし 」途中までいって驚かないなと思ったが。 その上今までも食事とっていなかったが。小さくうなずいて 「それだけだ」 (48) 2021/06/01(Tue) 11:59:54 |
【墓】 迷子 メレフずっと復讐の事ばかりを考えてきた。 その結果の空回り。空回り。失敗。 間違っていたのだろうか? 自分は、姉さんの仇を取りたかっただけで。 その為に生きてきたのに。 それは間違いだったのだろうか。 ―――やり方が良くなかったんだろう。分かっている。 (+53) 2021/06/01(Tue) 12:00:11 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ>>48 シトゥラ 「そりゃあ落ち込むに決まってるだろ。友人の好意をふいにして その上泣かせてもいるんだ、気分はあまりよくない。 明日になったら各所に謝罪に駆け回るべきだろうか」 結構本気ではあるが、そもそも自分の内情を打ち明けても 特段自分を責めもしなかったお人好したちのことだ、 しれっと許されてしまうんだろうなとも思う。 「……喧嘩で派手な傷を負う前提なんだな、 なるほど、なるほど。 いいよ別に、それをお前の望んだことなら俺は止めない。 怒りはするし不安になりもするけど許す。 ただし死んだら本当に許さないからな。 本当に 」しっかりと念押しするくらいは自分にも許されていいだろう。 あなたの全てを許すことと比べたらきっと、小さいことだから。 「それと、あー、と。これ絶対伝わってないなお前」 他人に興味をあまり持たなかった同士、仕方ないかもしれない。 自分からもあなたの頬に両手を添えてぐいと顔を近づける。 「俺の言いたい好きはそういう方向じゃなくて。 愛してるのほうの意味で、言ってる」 (+54) 2021/06/01(Tue) 12:12:34 |
ルヘナは、シトゥラにキスをした。 (c79) 2021/06/01(Tue) 12:12:51 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 平衡役者 アルレシャ話題に出ていた人物は現在使われていない空き教室にいた。 此処に来る際貴方は苛立ちを隠す事なく空き教室を飛び出した別の教師とすれ違うかもしれない。その場合、学び舎に相応しくない煙草の匂いが横切る貴方の鼻をくすぐるだろう。 「おや。貴方はたしか……アルレシャ先生でしたか。最近異動で来たとかいう。何かありましたか」 開け放たれた窓を背に、名前を呼ばれた教師は分厚いコートを着ていた最中だった。表情ひとつ変えず涼やかに返事をする。 足元には雑巾のかけられたバケツ、少し膨らんだ手提げ袋といった品々が並んでいる。何か作業をし終えた後のようだ。 (-295) 2021/06/01(Tue) 12:22:48 |
【人】 徒然 シトゥラ>>+54 >>c79ルヘナ 「……、うん。 (十中八九殺されるとだろうと言えないな) 」ルヘナにまで許されないのか、と念押しをされながら 正直者の鳥はうそぶく 「 愛し 、」 一瞬思考が止まったが塗りつぶされるような口づけで目が覚めていく、逃げも隠れもこれ以上はするつもりはなかったが反射で後ずさりそうになってあなたの体を支えた。 「………… ありがとう? 嬉しい、一方的かなと思っていたしすぐに次の人を知りにいってしまうと思っていた」 何か、何かが明確にねじれて歪んている。 あのときのような手応えを全く感じさせないし、欲が見えない。 好意は伝わってもいるし伝えているつもりだが、真意が知らされているかは別問題。 単に思考が全く他所に行ってしまっている場合を除くが、大惨事になったカウンターとか。 「でも、……この間のようなことをするなら時間がなくて。 教えてあげたいのは山々なんだが、 もう少し待っていてくれないか」 近付いた瞳からはうっとりとしたような碧の双眸が覗く。 それに相反して声も態度もいつもどおりの穏やかさだ (49) 2021/06/01(Tue) 13:08:39 |
【独】 カストル と ポルクス「 ……いきていたくない、しにたい、カストル 」「 カストル、それでもあんなに踏みにじったんだ 」「 カストル、カストル、カストル 」僕らは何の被害にも合わなかった。 痛い思いはちょっとしたけれど、事故に比べれば毛虫に触ってしまった程度。にしか思えないし。 「 返事の一つくらいしてほしいんだけれど 」「 ねぇ、兄さん、どこにいるの 」僕に泣きついて、哀しいねって喜ばしいねって 悲鳴を上げながら抱きしめてくほしいんだ 「 カストルはどこ? 」つい大層なことを言ってしまった。 でにこれ以上、約束を破るのも嘘をつくのも嫌なんだよ。 「 つらいね (-297) 2021/06/01(Tue) 13:12:00 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 平衡役者 アルレシャ 含みを持って返されたものに、微妙な顔をした。 そうですね、と事実のみを肯定する。 「落ち着くと言うか、そっちん方が事実ですけんね〜 いい子に思える部分がないわけでないんは思うちょりますよ、 ……ありがとうございます」 レヴァティは悪い子だ。少なくともそちらに寄った行動の方が いい子と受け取られる部分よりも多い。 「視界が違ったら考えも変わるもんですよ。 なァんも聞きよらんで状況を想像しただけの子どもと、 本人からちゃァんと話を聞いた大人と」 「子どもと大人ってだけでも考えって変わるもんでしょ? なァなァの適当な同意よりもずっとええです。 先生がそう言う程度のことはあったんだって、 そこから考えられますけんね」 違います? なんでもないような調子の問いかけ。 答えがあってもなくても構わないのだろう。 (-298) 2021/06/01(Tue) 13:14:21 |
シトゥラは、口付けを受け入れる、そして『お腹が空いていた』 (a84) 2021/06/01(Tue) 13:15:36 |
シトゥラは、死んではいけない、約束の為にも死ぬつもりなどなかった (a85) 2021/06/01(Tue) 13:16:28 |
【独】 徒然 シトゥラ本当にしたこと少ないと思うのですけど レヴァティにダル絡み。 ルヴァとダル絡み。 シェルタンにかみついた。 イクリールを心配した。 ルヘナをヤった。 メレフに殴られた。 ……それ以外にやったことあるかってぐらい今回動けなかったから好かれていたの本当に今知ったんだけど、大丈夫かな。 PL=PCぐらいの朴念仁、だよ。 言い訳させて? もう双子や他の人とできてると思っていたからぼんやりしていた…… (-299) 2021/06/01(Tue) 13:28:22 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 褐炭 レヴァティ「考えが変わるのはその通りだと思いますよぉ。 子供と大人、それは勿論。 『いい子』と『悪い子』ですら視点でひっくり返る。 でも、なんであれ”僕にとっては“、レヴァティ君がいた。 その事でシトゥラ君を助けられた。だから『いい子』 彼を責めないような理由もあったと君に流せた。 ご褒美としては少なすぎますかねぇ。」 レヴァティがシトゥラの動機を気にするか否か。 それは知る所ではないとは言え、馬鹿正直には伝えられない故の随分と捻くれた伝え方だ。 「君は、恐らく普通に渡しても受け取ってくれないでしょう?これまでに何度裏切られたのでしょう。それとも、僕のように『一度だけ』だったかな。もう信じることは辞めちゃいましたぁ?」 (-300) 2021/06/01(Tue) 13:41:41 |
【秘】 矩形波 ポルクス → どこにもいない カストル「きえたいな」 「僕はもう兄さんだけでいい……うん、うそだよ」 「やっぱり僕も許せないよ、許せないんだよ、全部」 「ゆるさないさ、全部、全部、全部」 狂ってしまいそうだ 「それでもさ、もしかしたら、もし明日生きていたら 兄さんが帰ってくるかもしれない、ルヘナが笑うなら 何もかも壊せて、なんだって作れるかもしれない 珍しい蝶を捕まって、世界をもっていった奴が死ぬかも。 もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら、さ……」 最期まで信じていられるように。 「もしかしたらさ」 そうやって、ごまかし続けて、それでもがんばって、見ていれば、聞いていれば。 希望を軌跡をずっと夢見て、そのまま死んでしまえるかもしれない。 「ここから先は豪華なオマケみたいなものだよ、カストル」 もう少しだけ伸びしろがあるかもしれない、そう 結構タフなんだからさ。 生命維持装置と延命治療、植物のような僕ら。 (-301) 2021/06/01(Tue) 13:46:20 |
レヴァティは、アルレシャの発言にちょっと引いた。 (a86) 2021/06/01(Tue) 13:51:11 |
【赤】 徒然 シトゥラ この日、シトゥラは朝食以外姿を見せなかった。 先生に会いに行き、 レヴァティに頼み事をして、昼間の放送を聞きながら 体調不良で授業をサボってこの部屋で眠っていた。 そして、 明日の朝に自分は姿を見せられないと思ったので イクリールのために手紙をかいていた。 だが、いい子の自分は連れて行かれた彼らへの 干渉をするつもりがない。 シェルタンにあいにいったのも、 犯人であることを明かすためだけだった。 だから、もし自分の部屋を訪れる人がいたら 彼らに手紙が届くようにほんの少しだけ手回しをした。 自分はいい子でいつづけなければいけない。 あの子がいつ部屋から出てくるかわからない。 みんなが何されているかわからない。 ひどいことをされて傷ついていたら? 自分のことをどこかで知って嫌いになっていたら? 知りたいけれど、知りたくない。 「……深夜は流石に、迷惑だったか」 裏切者はどうしているだろう。任せっきりで、 また明日をここで皆で迎えられるのかが不安でまた瞳を閉じた (*17) 2021/06/01(Tue) 13:57:29 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ「──『僕みたいな大人』?」 おかしな事を言われたように、こてりと首を傾げた。一瞬理解できない表情の後、訝しげな目が貴方を射抜く。 「こんなのは目指す姿でも何でもない。 まだラサルハグの方が本質的には正しく近いだろうよ。 ……それに、だ。 今の 僕と言う『先生』 は一人しかいない。今ここにいる『僕』しか。 先生以外にもいるだって? いないよ。ここにしか。 」 (-303) 2021/06/01(Tue) 14:06:25 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラふぅ、と『いい子』相手には向けないであろう溜息の後、リボンを弄りながら仕方なさげと言わんばかりに告げる。 「解答をあげようシトゥラ君。」 答えは 『そんなもの、僕にはわからない』 「更に解説、要る?欲しい? まあ一つ誤解してるようだから訂正するか。 僕は確かに、 “君が幸せになれない可能性”を踏まえて、 今あえて教えなかった。 でも“僕みたいになりたい”と そう言うのなら。教えても全然構わない。」 『どうする?』と、感情の色のない視線は続く。 (-304) 2021/06/01(Tue) 14:09:09 |
アルレシャは、別段いつも通りの通常運行である。 (t8) 2021/06/01(Tue) 14:11:16 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → わるいおとなの ラサルハグ「何かあったか聞きたいのはこっちの方ですよぉ。 ここ、勝手にホテルにでもされたんですかぁ?」 さっきすれ違った人はタバコ臭くて苛々しますしぃ。とそう愚痴を投げつつも、特に手伝いはしないで適当な場所に腰掛けてその片付けを見つめている。 「用事はありますよぉ。 『メレフ君ってどんな子か』が聞きたいんでした。 ラサルハグ先生は知ってますよねぇ?」 (-306) 2021/06/01(Tue) 14:16:10 |
アルレシャは、同僚の手伝いをする気がまるでない。 (t9) 2021/06/01(Tue) 14:16:41 |
アルレシャは、煙草の煙がとても苛つく。『そんな事』をする気分ではない。 (t10) 2021/06/01(Tue) 14:17:32 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ「っ……」 目の前の大人は、いい大人ではないのだろうか? いや、大きなくくりをしているだけで個人を見る視界が狭かっただけだ。 アルレシャのことは何も知らないのに、されたことに刷り込みのように大きな恩を抱いている。 幸福を願ってくれた? それだけで、もう十分だ 「知りたい」 過去のように欲しがりだと折檻されてもいい 「あなたのような大人に、なりたい」 歳をとっただけでは変わることはできないだろう。 これが、いつか大人たちに褒美として頼むはずの願いだった。 (-307) 2021/06/01(Tue) 14:29:14 |
【秘】 迷子 メレフ → 小さな心臓の サルガス君を探している。 君の怪我のこと、そろそろちゃんと練習の約束をしようと。 寮の部屋の前に訪れている。 いつものようにお茶を出してくれるのだろうか。 そうだとしたら、無理のない範囲で一緒に貰おうと 何かに使えるかもしれないので、君にもらったはちみつを手にしている。 少年は君の事情を知らなかった。 (-308) 2021/06/01(Tue) 14:29:29 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 平衡役者 アルレシャ「いいえ? 十分ですけん、ありがとうございます〜 …… え、なんの話ですか…… 」とぼけたものでなく、素直に引いている。 「そういう子どもの内面の掘り下げ、 するなとは言いませんけど…… 今の段階でのその手の決め付けって、 ちょっと気味悪いです……」 彼を知るものからすれば、珍しいと言えるほどの様子だ。 「図星ならまた違いよったとは思いますけど、 知らんからで広めにアタリ取っているだけでしょ、それ? カウンセラァのほうの占い師さんみたいですね〜」 「俺もよくしますけん、わからんくはないけどさァ…… そうやって探るんって、急ぎ過ぎると閉じられますよぉ先生」 ここやと特にね、声を落として言った。強調。 「最初からそういうふうに言うのがええ子も居りますけど、 俺みたいに言い様のない気持ち悪さを感じる子も 一定数は居るけん。そういう子のことはちゃんと見て 考えてあげた方がええんやないかなァ」 「先生、見る目があるのはこの短い間でも 十分見て取れましたし、距離の詰め方ミスらんかったら 上手ァくやれると思いますよ。偉そうにすみませんね」 (-309) 2021/06/01(Tue) 14:38:44 |
鏡の前の ポルクスは、メモを貼った。 (t11) 2021/06/01(Tue) 14:39:59 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 平衡役者 アルレシャ「で、感想はさて置いて問いの答えですけど」 閑話休題。 前までの話がどうでもいいと言わんばかりの切り替え。 「まず"裏切り"の尺度も違うんでしょうねって思いました。 俺は、裏切りなんて日常の範囲で いつでもぽこぽこ起こるもんや思うちょります」 良い意味でも悪い意味でもね、困ったような雰囲気で言った。 「そんで〜、先生が『一度だけ』って言うくらいの裏切りは 別になかったんやないかなとも思います」 「隠しているとかやなくて、素直〜にそう思うんですよ。 俺、何も先の約束なんてされていませんし」 こうしようと思うの宣言は、彼にとっては約束ではない。 期待をしすぎないようにの自己防衛の色が見えるだろう。 (-310) 2021/06/01(Tue) 14:40:05 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 平衡役者 アルレシャ「そうみたい。私は"治療"の後片付けを任されただけなのだけど」 煙草はよくないよね、とゴミ袋代わりの手提げ袋から煙草をつまみ上げた。先程自分が同僚から奪い取って踏み潰したものだった。 「メレフ?そうだね、少しは知っているけど」 そう言って知っていることを連ね始める。 『治療"を受けた姉が11年前に自殺している』『病気の影響により普段から栄養がほとんどとれていない』『入学当初からおとなを目の仇にしている』……同じく教師である貴方が調べればすぐに分かるような事柄が並んだ。 「一人で抱え込みがちで、感情に振り回されやすく少し考える前に行動しがち……でも、人の事を慮る事ができる子じゃないかな。 個人の所感を述べるとすればこんな感じだろうね」 最後の最後で、あっさりと自分からの視点の話が付け加えられた。これでお気に召したかな、と小さく髪を揺らして貴方を見やる。 (-311) 2021/06/01(Tue) 14:45:15 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 『一番星』 スピカ「────スピカ!」 森を散策するあなたにぱたぱたと歩み寄る 少女の声はそれほど張り詰めたものではなかったけれど 呼び掛ける為か、いつもよりは少し大きなものだった。 「よかった、ここにいたのね… 『いない子』は……見つかった?」 ふう、と一つ息を整えて、 それから要件を口にした。 カストルとポルクスと、それからメレフの姿が見えないのだけれど。 自身の見てきたものを、そう続けて。 その腕には、誰かからの手紙が抱えられている。 (-312) 2021/06/01(Tue) 14:45:36 |
【秘】 迷子 メレフ → 平衡役者 アルレシャ/* ご機嫌よう!突撃!隣の朝ごはんと申しますわ! わたくし、せっかくですし先生ともお話する機会が欲しくて来てしまいましたわ。 お時間大丈夫でしたらお話しませんこと? (-313) 2021/06/01(Tue) 14:46:05 |
【置】 褐炭 レヴァティ(──Wikipediaより) 黒玉 は、水中で長い年月を経て化石化した樹木によってできている。褐炭 の1種であるが、宝石として扱われる。非常に軟らかく、軽い。独特の柔らかい光沢を持つ。ただし、乾燥するとヒビ割れができることがある。また当然ながら褐炭のため、火が付けば燃焼するなど保管には注意を要する。 (──宝石言葉bot @Jewelword_botより) 名称:ジェット(黒玉-こくぎょく) 言葉:沈静・ 忘却 ・魔除け・吸収・浄化備考:海底で生まれた「木の化石」 (L12) 2021/06/01(Tue) 15:00:01 公開: 2021/06/01(Tue) 15:00:00 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ「なりたいんですかぁ。そうですかぁ。 じゃあ、もう一つ訂正しましょう。 先程「僕にはわからない」と言いました。これ、 嘘 です。」『変な子ですねぇ。』前置きを置いて、綴られる。 本当の『解答』が。 「君の大大大好きな媚を売り続けて来た大人たちは、 『君』 『考え』もしなければ、 『愛しい』も思わなければ、 『いい子』とすら、これっぽっちも、考えていない。」 だって、“いい子”なだけな子なんて。いっぱいいるんだから。 貴方が媚を売り続けて来た大人が、特別考える理由なんて、 一体どこにあるのか。『アルレシャ』には思いつきもしないから。 「──当然そうあるべき“普通”の“ただの男一人”が、 なんでそう見て貰えるなんて思い上がったんだ?」 (-314) 2021/06/01(Tue) 15:03:22 |
【秘】 小さな心臓の サルガス → 迷子 メレフ まだ、夕方に差し掛かった頃だろうか。決められた刻限よりは少し手前。 まるで時間が過ぎていくのだけをじっと耐え忍んで待つようにして。 だからそれよりもあまりに早くの他社の来訪には、珍しく気づきが遅れた。 「……はい?」 訝しむような声。それもそのはずだ。だってまだ、大人の迎えの時間には早い。 身支度を整えしっかりとケープの前を閉めて、背筋を伸ばして扉を開いた。 「……あれ、メレフ……? どう、したの?」 "いなくなった人"にはもう気づいている。けれどそれ以上に、自身の方に後ろ暗さがあった。 いつものように訪ねてきてくれた、それだけなのに、なぜだか声音は強張った。 "見ないふり"にしては、体は硬直し真直ぐに貴方を見つめて、じわじわと焦りが息を荒くする。 (-315) 2021/06/01(Tue) 15:04:22 |
【置】 褐炭 レヴァティ≪所感≫ ブラキウム:安心しました。 メレフ :あーあ。 キツそ〜本当に早く治してもらいな〜〜 シェルタン:え、すごいですね。がんばって〜 ルヴァ :無力な正義の味方って大変ですけん。応援しちょるんよ。 カストル :あーあ。 君はひとりやないですけんね〜 ポルクス :お片付けは終わった? ルヘナ :あー……あーあ。 まァ、期待なんて最初から。 サルガス :卒業できんて"卒業"しそうですね。 スピカ :あーあ。 ……君もなんか決意しています? イクリール:あーあ。 考えられる頭、なくさんてねぇ〜 シトゥラ :知らない分からないで気付けん時代の方がしあわせよ。 君はきっとそう。 ヘイズ :あーあ。 でも仲間がいっぱいの時期でよかったね〜〜 デボラ :お外で元気でねぇ? 帰ってこんてええですよ ラサルハグ:大人ですね。ハン。 アルレシャ:カウンセラァには向きよると思いますよ。 俺は話すんいやですけど。 (L13) 2021/06/01(Tue) 15:04:59 公開: 2021/06/01(Tue) 15:05:00 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 夢の続きを イクリール「イクリールさん……」 首を振った。 「てんで駄目ね。 そもそも森を探すのにも無理はあるんだけど」 でも、私たち以外は、こんなところに目を向けない。 とも続けた。 「……なるほど、あの三人が…ね」 困ったな、という顔をした。 メレフとはたいした親交がないし、 カストルとポルクスに関しては親交があっても、 理解するのは難しい。 つまり、行くあてが思いつかない。 「……それは?」 自然と、手紙に目が行き、尋ねた。 (-316) 2021/06/01(Tue) 15:08:11 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ>>49 シトゥラ 「……シトゥラ、お前、今の返事 『味』がしなかった 」『味』がしないと思った最初はレヴァティの言葉だったか。 それがあったからこそ彼に興味を持ち、 あなたに相談を持ち掛けたのが始まりだった。 ここで、ただ二文字だけの言葉で、『味』がしない理由は。 「 死ぬのか? 誰と喧嘩して? どういう理由で?それでお前は満たされるのか? ……それでお前はいいのか」あなたが歪んでいることなどとうに理解している。 けれど、あの時のあなたは、自分を欲しがったあなたは、 少なからず『人間らしい人間』であるところが見えたのに。 満足いくまで『食った』ら離れてしまう自分が、 散々互いに『食事』をしておいてなお留まり続けたいと思えた ……それがルヘナにとってのシトゥラだったはずなのに。 「これから『喧嘩』するならこんなところで体力を使うな。 そもそもお前ってどれくらい動けるんだ……? ……お前のこと、まだまだ『食い』足りてないな俺」 先程、絵に触れて指についた黒い粉末は あなたの頬を汚してくれていただろうか。 (+55) 2021/06/01(Tue) 15:11:14 |
【独】 褐炭 レヴァティルヘナにとっての味が薄い・味がしない言葉って、レヴァティいっぱい言っていたと思うなぁ。ただの一般的な知見が多かった自覚はあります。 (-318) 2021/06/01(Tue) 15:16:16 |
褐炭 レヴァティは、メモを貼った。 (a87) 2021/06/01(Tue) 15:19:34 |
褐炭 レヴァティは、メモを貼った。 (a88) 2021/06/01(Tue) 15:19:51 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 『一番星』 スピカ「………そう… ううん、でも、そうね。探すしかないわ。 だってみんな、『いないはずがない』のだもの。」 スピカの言葉に、一度目を伏せた。 けれどすぐに首を振って、また前を見る。 進もうとしなければ進めない。簡単な事だ。 「あ……ええと、そう、シトゥラから… 手紙を、預かってきたの。スピカにって… スピカが嫌でなければ……読んであげてほしい」 それから、スピカの問いにそう答えて、 これまで何度もそうしたように、おずおずと手紙を差し出した。 (-319) 2021/06/01(Tue) 15:21:15 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 『一番星』 スピカ/* どうも業の配達人です。 あいつ訴えたら勝てる気しかしなくなってきました スピカが手紙を読む事を選ぶ場合、 その事を中澤がシトゥラPLへ伝えて、その後に 手紙の内容がシトゥラの方から秘匿にて開示されますので この場では受け取るだけ受け取って 内容は後で読む感じのロールにするのがよいと思います。 (-320) 2021/06/01(Tue) 15:23:45 |
褐炭 レヴァティは、メモを貼った。 (a89) 2021/06/01(Tue) 15:30:43 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 夢の続きを イクリール「シトゥラから?」 予想しない相手というか、 そもそも考慮していない相手だった。 イクリールともスピカとも『場所』が違う人間からの、手紙? それも、今更。 「まあ、読まない理由もないけど」 ブラキウムが我々に働きかけてきたように、 シトゥラにも何か思惑があるのだろう。 などと考えを巡らせながら、手紙を受け取った。 (-321) 2021/06/01(Tue) 15:32:10 |
【秘】 迷子 メレフ → 小さな心臓の サルガス「……?あ、ああ。サルガス、どこかに行くところだったのか」 身支度を整えた様子の君を見て、少し間が悪かったかと思う。 出直した方がいいか?と聞こうと口を開いて。 様子がおかしい君を見て、首を傾げる。 「どうした?まだ調子が悪いんじゃないのか」 怪我だけではなく、持病まで悪くなっているのではないか と顔を近付ける。 メレフに気分の悪そうな様子は、今は見られない。 (-322) 2021/06/01(Tue) 15:36:14 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 徒然 シトゥラ/* スピカからも手紙の内容開示請求入りました。 多分今夜にかけてかなり色々大変だと思いますが まあ、それだけ愛されてるって事ですね。 くれぐれもあまり無理をしない程度に。 引き続き中澤には返信不要ですよ〜 (-323) 2021/06/01(Tue) 15:38:27 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ「あ……」 なんどか口を開いては閉じる。 呼吸をするのも苦しくなりそうで、 目を見開いて、真実を聞いて ふと誰かを思い出した。 そして、"親切"だと思った。 この言葉は、嘘じゃないとわかる 「ボクなら他の子よりもできると思っていました。 ちゃんとできたって、言葉を言われたくて。 言われたことをやって、きちんと掟を破らない。 ボクにとっては言われたことをするのが最大限だった。 そうだと思っていました」 足りない、媚びる努力も技術も、 愛嬌も全部他の生徒に劣っていた。 嫌でも気づきはじめていたこと。 だけど頑なに気づかないふりをしていたのは、 大人にまだ、縋っていたからだ。甘い密を吸っていたかった ▼ (-324) 2021/06/01(Tue) 15:43:37 |
ラサルハグは、説明をした後、少し嫌そうな顔で煙草を捨てた。煙草は教育に悪い。大嫌い。 (t12) 2021/06/01(Tue) 15:44:35 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 『一番星』 スピカ「……スピカがそう言ってくれてよかった。」 確かに届くべき先へと届いた手紙に、安堵の息を吐く。 手紙を宛てられた生徒達は、皆それを受け取ってくれた。 その事が、自分の事のように嬉しかった。 確かにシトゥラに歩み寄ろうとしてくれる人が居るのだと。 「じゃあ、わたしはもう行くわね。 カストルも、ポルクスも、それからメレフも… 『みんな』を探しに行かないと」 わたしも無理はしないから、スピカもどうか、無理はしないで。 そう言って、いつものように微笑んで それから小さく手を振って、イクリールはその場を後にした。 (-325) 2021/06/01(Tue) 15:44:44 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ「……アルレシャ先生は」 口から漏れ出すのはあなたを知りたい欲望、 だが頭の中はすでに今までのことがすべて否定されているようで 悪いものが渦巻いているような気分の悪さが己を襲う。 情けなくて、悔しい。そして、悲しくなれなかった 「すみません、考えることがたくさんできました。 もう、部屋に戻ります。 アルレシャ先生、ありがとうございました。 この恩は忘れません」 忘れたくありません 「……お礼しに、また会いに来ていいですか」 明確な嫌悪や、厳しさを受けてこなかった 本当は泣きたい気持ちで仕方がない。 強がって、文句を言いたい、だけど ここで泣いてしまったら、立ち上がれなくなるような気がした (-326) 2021/06/01(Tue) 15:46:44 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 『一番星』 スピカ/* 今しがたスピカに手紙渡すロールして来たよ! ってシトゥラPLに連絡を入れておいたので あとは手紙の内容開示をお待ちください。 業深い爆弾を受け取ってくれてありがとうございました。 (-327) 2021/06/01(Tue) 15:46:48 |
【秘】 小さな心臓の サルガス → 迷子 メレフ「ううん、あとで……あとで、ひとと約束をしてるから。 ばんごはんの、あとなんだけど……だから、ずいぶん早いんだなって、かんちがいしちゃった」 どことなくぎこちなく、しかし浮ついた様子でもなく。嘘を付くのも誤魔化すのも下手だ。 けれども適切に貴方を追い払う言い訳の内容も理由もなくて。 また、いつものように扉を少し開けるだけは、してみせた。あいた隙間からは退かないのに。 「調子は、だいじょうぶだよ。きょうはむちゃもしてないし、ほんとうに……。 ……ああ、そうだ。あのね、シェルタンが、"戻って"来たんだ。もう、会いに行った?」 うまい話題も思いつかず、口を開けばボロが出そうだ。 窮してしまって、ぱっと共通の友人のことをあげた。目先を逸らすかのように。 (-328) 2021/06/01(Tue) 15:48:58 |
【秘】 今もなお貪欲 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ「先生。先生……」 /* これはメンタルバキバキで曇っていルヘナのうめき声です (-329) 2021/06/01(Tue) 15:55:04 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 夢の続きを イクリール「うん、イクリールさんは特に気をつけてね。 お忍びなんだし」 微笑みを返しながら、あなたを見送る。 それから、さて、……と手紙に手をつけた。 /* 某彼のことも全面的に許す私が学級裁判を起こすかどうか、乞うご期待! (-330) 2021/06/01(Tue) 16:04:53 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 今もなお貪欲 ルヘナ「ルヘナ、大丈夫?」 /* でぃすこ鯖、見ております……大丈夫ですか……なんかいつのまにか多方向から矢印向けられてメコメコになっていません……? (-331) 2021/06/01(Tue) 16:09:23 |
【独】 褐炭 レヴァティ褐炭・黒玉レヴァティは、火がつけられれば(悲しいから苦しいからつらいからで死んでもいいんだと思えば)、いつでも燃えます(死にます)。 (-332) 2021/06/01(Tue) 16:13:14 |
【秘】 迷子 メレフ → 小さな心臓の サルガス「そうか……済まないな、手紙でも出せばよかったか。 夕飯の後なら、まだ時間はあるだろうが……」 部屋に入るかどうかも、計りかねている。 いつものように、入っていいものか。そういう素振りはないものだから、不器用な少年は戸惑っていて。 「……朝食の時は、少しふらついていただろう。傍目でしか見られなかったが……本当に大丈夫か? ああ、知っている。少しだけ話をしてきたところだ。 戻ってきたとはいえ、あまりにもいつも通りで……あいつも同じ目に遭ったのにな」 お前にだけは行ってほしくないな、と。 身近な人間が何人も―――自分も含めて、連れていかれたものだから。 ぽろりと弱音がこぼれてしまった。 (-333) 2021/06/01(Tue) 16:13:56 |
【人】 徒然 シトゥラ>>+55 ルヘナ 「昼間は寝ていたから体力はあるか? お腹は空いているけど、明日まで大丈夫だし。 ルヘナは何を気にしているんだ……」 わからない、なんの言葉を続けていいのか。 ルヘナの求めている言葉は何だろう? 『味』に関しては、やらかしたと内心思った。 嘘をついたほうがよっぽどルヘナは見逃してくれたのかもしれない 「死なないよ、誰かは内緒、その子の為に喧嘩をする、別にボクが満たされるためじゃない ――――……いや、セキレイ がしてあげたいことだ」いい子のボクがそうしたいらしい、 それが誰かにとっては悲しいことで間違いだとしても。 「ボクなんかを殺して殺人犯になったら可哀想だろう、 魔術師ならセキレイに怒りたかった人がいるのもわかるはずだ。 その一人に会いに行く。 ちょっと殴られるつもりなだけだから心配しないでくれ」 黒が少し頬を汚して、擽ったそうに笑う。 「あの絵、結構うまくかけてるだろ。 先生にも内緒にしていたんだ、みんながいる所を今度は描きたい」 外から教師の足音はしばらくなかった、 きっとあの騒音は見逃されてくれたのだろう。 離して良いかと身体をよじりあなたから抜け出し立ち上がろうとした (50) 2021/06/01(Tue) 16:30:04 |
【秘】 今もなお貪欲 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ「好きになってくれた人を拒んで傷付けて、 好きでいてくれた人を拒んで傷付けて、 いつかまた『見て』くれる日が来るのを支えに、あいつの俺でいようと思ったんですけど。 ……死地に行くと分かっていて、戻らないと分かっていて、 それでもその背を見送って、全て許さないといけないのは。 とても、つらい……ですね……」 /* 多方向から矢印を向けられる分にはまあ問題なかったんですけど(問題なくはないけどそれはこっちが罪悪感を感じることによる痛みだし、支えがあるから耐えられた) 諸々の負荷がかかっている状態で矢印を向け続けて、支えにしてきた人の死が確定している盤面なので……正気が保てなくなっております……。 絶対これ見送った後精神死んでるよね……の気持ち!やばい! (-334) 2021/06/01(Tue) 16:30:06 |
【秘】 小さな心臓の サルガス → 迷子 メレフ「、そっか。もう、おはなししたんだ。なんだかへんな言い回しだけど、ふたりとも、げんき? ふたりの間になにがあったかは、知らないけれど……しんぱいしてたみたいだったから」 ほっとしたのも半分、話を逸らしきれずに動揺しがちになってしまったのが半分。 少ししどろもどろでうつむきがちな話しぶりは、普段の様子からはかけ離れている。 相手を戸惑わせてしまっているのはわかっているだろうに、勇気が出ず、脇をあけられない。 そも、"大丈夫"なんてことはないのだ。子供の回復力であっても、一日二日で満足に動くなんて。 どれほどの心を砕いて心配しているのかも、伝わっているからにこそ振り払い難く。 「――だいじょうぶだよ! ぼく、なにも、とがめられるようなことしていないもの!」 だから貴方を悲しませたくなくて、つい、嘘が口をついて出た。 (-335) 2021/06/01(Tue) 16:41:43 |
【置】 褐炭 レヴァティ>>a16 朝食後 「ああ、大人がいなくなったんですか」 放送の指示書を読みながら、 目の前の大人にこともなげに言った。 「え? 俺がそんなことできると思いよります?」 悟られるつもりがなかった大人は逆切れをして来た。 が、レヴァティは至って普段調子だ。 「できませんよ、よくご存じでしょう? 放送終わったら、大人に心当たりを言うんが こわそうな子たちに聞いてはみますね」 生意気な態度を理由に数度殴られ、最後には蹴り捨てられる。 まぁ、これも日常の範囲内。この後が授業でよかった。 (L14) 2021/06/01(Tue) 16:44:15 公開: 2021/06/01(Tue) 16:45:00 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 今もなお貪欲 ルヘナ「……。 ……ルヘナ。私が今からすることは先生のわがままであり、先生の乱暴だよ。恨み言ならいくらでも言っていいし好きなだけ私を殴るでも振り払うでもしてほしい」 (わしゃわしゃわしゃ。ぎゅう) 「……つらいよ。たまらなくつらい。置いていかれる側は、追いかける事が出来ない。 それでも想い続けると言うことは、ずっと傷つき続ける可能性があるって事だ。……つらくないはずが無いんだよ」 /* シトゥラ!!!!!! いやあのそれ、え?地獄…地獄が確定ロールでルヘナと麦茶さん殴ってきてる…… どう考えても精神死んでるでしょう……一応鯖の方には「蘇生も出来るよ」と書いてあった気がしますが、それもシトゥラ次第だし死ぬ事実もルヘナが大ダメージ喰らう事実も消えないんだなあ…… (-336) 2021/06/01(Tue) 16:44:21 |
レヴァティは、指示書に書いていないことも放送しました。だから、後で怒られます。 (a90) 2021/06/01(Tue) 16:53:28 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ>>50 シトゥラ 「俺が気にするのはお前のことだよ馬鹿。本当馬鹿。馬鹿」 誰かに興味を持ってもらうために、誰かを引き留めるために、 そんな目的で言葉を探したことなんて全然なくて、 だから何を伝えたらいいのかが分からなくて、揺れる。 俺が「行かないで」と言ったら応えてくれる? 俺がもっと求めていたら何か変わった? 伝えたいものは、ただ愛であったはずなのに。 ……そうしてあなたが告げる言葉を聞いていれば、 思い当たる人物の顔だってすぐに浮かんだ。 『お前に殺されるのは痛そうだ』とあいつに話したな。 ならきっと、とてもとても痛いのだろうな。 感じる『味』がどれも 不味い。 クソ、クソ。「お前からは俺がああ見えていたのか、と勉強になったよ。 ……お前から見える皆はどういう姿なんだろう…… 描き終えたら俺に見せてくれ、ずっと待ってるから」 静寂の中、立ち上がろうとしたあなたを引き留めるのは 力のない指先が引っ掛けたあなたの服の袖だった。 「お前に伝えた"特別な望み"、 いつ、叶えてくれるんだ」 (+56) 2021/06/01(Tue) 16:59:16 |
【独】 褐炭 レヴァティ大人がいなくなったのは、たぶん勝手に周知しました。話がしやすくなるので。罰される理由になるので。 大人が殺されたのを言っていたわけでもない。そういう、ぎりぎりのラインでいるのを知られているから、ガチガチに行動の制限くらっていないんだろうな。 (-337) 2021/06/01(Tue) 16:59:45 |
ルヘナは、子供だ。 (c80) 2021/06/01(Tue) 17:00:30 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 世捨人 デボラとある男の話をしよう。 その男はギムナジウムの元生徒だった。 病を抱えながらも多くを学び、そして無事に卒業してこの箱庭から巣立っていった。 "呼び出し"を受けたこともないし、生徒間で大きな問題があった事もない。箱庭の子供達の中では非常に運が良かった生徒だったといえるだろう。 その生徒は順調に育ち、やがて一人の女性と出会って愛を誓う。絵に描いたような幸福。ありふれた、けれどとびきり愛しいささやかな温もり。 そこまではよかった。そう、そこまでは。 「……望んだのが悪かったのだろうか。これは高望みというものなのかな」 男と女の間に子供が出来なかった。 否、産声をあげて親となった二人の元に姿を現すことがなかった。 男の子供は全て生まれてくる前に死んだ。 女も胎どころか胸を痛め、自分と愛する夫の為にと手を尽くそうとして……数度の流産、死産を繰り返してやがて衰弱して事切れた。 (-338) 2021/06/01(Tue) 17:03:37 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 世捨人 デボラ何がだめだったのだろう。何がいけなかったのだろう。 大切なものたちを喪った男は最早何かを考える余裕がなかった。死んだように生き続け、やがて"母校での仕事"の誘いを元クラスメイトから持ちかけられる。 救いだと思った。 病を克服し恵まれた学校生活を送る事ができた男にとって、ギムナジウムは大恩ある場所だった。 多くを喪った今、何処に行こうと何も怖くない。むしろ世話になった場所で、子供達の力になれるなんて自分には過ぎた幸福だとさえ思った。 だから、喜んで承諾した。 それが『自分』という最後の持ち物を壊すことになるとも知らずに。 (-339) 2021/06/01(Tue) 17:04:17 |
【秘】 迷子 メレフ → 小さな心臓の サルガス「元気…かどうかは、どうだろうな。 少なくとも、あいつは元気そうだった。前向きにもなっていたしな。 ……サルガス、入ってもいいか?」 やはり、様子がおかしいのが気にかかって。 何かを隠したいんだろう 言いたくはないんだろうとはわかっても。 もう、逃げたくはなくて。 ここで何もしなければ、後悔すると思ったのだ。 ドアを、こちらからも 開けようとするだろう。 「咎められること?ぼくは、そんな話をしてない―――何か、あったんじゃないのか」 サルガス、と優しく。 少しだけ不安げに。 (-340) 2021/06/01(Tue) 17:04:55 |
【墓】 夢の続きを イクリール「カストル、ポルクス、それにメレフ…… どこにいるの…?」 携えた想いは、あと二つ。 届くべき先も、あと二つ。 或いは、屋上? 或いは、園芸同好会の花壇? 或いは………… たとえやみくもでも足は止めない。 声を上げる事を、手を伸ばす事を諦めはしない。 大人に何度窘められようと、 傍から見れば気味が悪い程に優しく宥め賺され、諭されようとも。 その度に、我儘を言って屁理屈を捏ねた。 イクリールは大人にとって『都合の良い子』だったけれど だからといって別に、良い子でなんかなかったのかもしれない。 初めから。 (+57) 2021/06/01(Tue) 17:06:25 |
イクリールは、カストルとポルクス、そしてメレフの姿を探している。届けるべきものの為に。 (c81) 2021/06/01(Tue) 17:07:09 |
【秘】 今もなお貪欲 ルヘナ → わるいおとなの ラサルハグ あなたの前置きのひとつも聞いていなかったように、 空っぽになった心に僅かに残った雫が ぽたぽた落ちる音を聞きながら。 ただ受け入れる。ほんの僅かに残った理性が せめて縋ることを堪えようとしたが、きっとそこまでもたない。 子供は頼られていた。たくさん頼られていた。 それは、頼らなくても生きていけるからではない。 「いたいです、せんせい。つらいです、くるしいです、 ……俺、何を間違えてしまったんですか……」 /* 地獄が確定で全が俺を殺しに来ました、これは別に頼ってくれた皆のせいじゃなくて『頼られたからには応えなくては』と他人に寄りかかることが下手なルヘナのせいです(呻き) なんかねーーーーーー蘇生しない気がするんですよねーーーーーーーこれ記憶ないほうが幸せな気はしますけどどう転がすか悩ましいです。ルヘナは何故14歳の身でこんなに背負ってしまったのか…… (-341) 2021/06/01(Tue) 17:12:31 |
【秘】 小さな心臓の サルガス → 迷子 メレフ「い。い、よ」 がたりと腕が扉を揺らした。断りきれず、いいや正確には断るべきかもわからず。 中へ入ることをゆるしてしまった。……本当にそれでいいのだろうか? 一度"治療"が成されたとはいえ、それが一度きりでは済まないかもしれないのに? そんな混迷が頭を占めているさなかで、貴方の問いが聞こえて。 「ぼくはっ、ぼく、は……メレフ、ごめんね。だめなんだ、こっちに来ちゃだめだ。 ぼくは、きみとも、シェルタンとも、みんなとも。もう、おはなししちゃいけない。 ぼくは……おとなに、よばれてしまった、から。ぼくと仲間だと、おもわれちゃいけない」 弾けるように言葉が口をついて出る。それが"治療"を伴うものかはわからないけれど。 頭を通り越して向こう側、いつかはお菓子の置かれていたテーブルには、 "大人"からのものであることを示す通告書が封をひらかれている。 (-342) 2021/06/01(Tue) 17:15:33 |
【見】 鏡の前の ポルクス>>+57 「あ、ああ。こんにちは。イクリール。こないだはごめんね」 カストルの姿をした少年が気まずそうに出てきた。 「ほら、これはね、 お花 (@9) 2021/06/01(Tue) 17:31:47 |
【秘】 迷子 メレフ → 小さな心臓の サルガス「…………」 中に入って。まず目に入った通告書に目を通す。 それが、どんな内容であろうと。少しだけ眉を寄せて。 君の方を向いて。 腕を引いて、その小さな体を引き寄せる。 君はきっと、驚くだろうか。そのまま、優しく抱きとめる。 「……それなら、ぼく達とおなじだろ。 ぼくもシェルタンも、大人のところに行ってきた。 何なら、ぼくは大人をナイフで刺して呼び出されてる。仲間だろ」 そんなこと言うな、と。 今まで君の強さに甘えてきた事を思って、胸が痛くなる。 もっと早くにこうしてやればよかった。体質なんて、どうにだってできたのに。 (-343) 2021/06/01(Tue) 17:38:27 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 迷子 メレフ「────メレフ、」 「どこにいるの」 「メレフ」 或いは屋上、 或いは中庭、 或いはあなたの自室、 或いは…… 「──メレフ!」 あなたを探すその声は、あなたの元に届くだろうか (-344) 2021/06/01(Tue) 17:40:54 |
【人】 徒然 シトゥラ>>+56 ルヘナ 「………、………?」 あなたからの特別な望み。 果たして伝えられていただろうか、 といくつもの記憶をさかのぼって。 「……??」 どれを思いあたっても、 それが望みだとは思えなくて 「………え?」 随分味を持った困惑の言葉は僅かに図書室に響き渡り、 ゆっくりと視線をそらすシトゥラの周りで霧散していった もしかして。 随分と長く素っ頓狂な返答を 彼にし続けていたような気がする。 「いつ……、それは―――」 すべてのみこんで、今は道化でも。 大人に褒められるいい子は そろそろ卒業しようとしていたところだ。 引かれた裾を掴む手を包み込むように手を重ね 口元だけ愉快そうに笑いかければ、その耳にそっと囁いた (51) 2021/06/01(Tue) 17:41:27 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 今もなお貪欲 ルヘナ「あなたがその気なら明日かな?」 あなたの不安をよそに、 あまりに早い期日があなたに告げられる。 何を心配されているのかあなたの不安もすべて わかっていない、本当に 「もしかして、 ……本当に僕を欲しがってくれていた? それなら、次にあったとき食べにおいで。 飽きないように我慢させるかもしれないけれど。 だって……食い逃げされたら寂しいだろ?」 傍から見ればその言葉は どんな神経をしていれば出てくる言葉だろうか。 愛おしそうに見つめる瞳と、おかしな会話も すべてあなたとの未来を長く続けたいことを味合わせている (-345) 2021/06/01(Tue) 17:46:27 |
【秘】 演者 シェルタン → 夢の続きを イクリール手紙を読みながら、あなたの言葉にも耳を傾ける。 仕方ない奴、と送り主のことを揶揄して。 「メレフは……さっきまでオレの部屋に来てたから。 近くを探せば見つかるんじゃねえかな。 カストル(とポルクス)は悪い、オレも探してるとこ。 ……今日連れてかれたのは、あいつらっぽいから」 『いない』子の話をされれば、わずかに疲れた顔で。 だが、笑みはそこに保ったままでいる。 (-346) 2021/06/01(Tue) 17:47:55 |
【秘】 迷子 メレフ → 夢の続きを イクリールその声は、自室に戻ろうと寮内を歩いていた彼の耳に飛び込んできた。 「……あれは…イクリール?」 一度、ハンカチを探す手伝いをした少女の声だと理解して。 声の方に足を向ける。 「イクリール、何かあったのか」 (-347) 2021/06/01(Tue) 17:49:13 |
【秘】 小さな心臓の サルガス → 迷子 メレフ「っ、だめだ、むりしなくていいんだ、大丈――」 貴方の体質のことを知っている。それが寛解したことは知らない。 だから何より、頭に浮かんだのは貴方が以前に苦しみ、傷ついたことだった。 よわい力で押し返そうとした腕は、しかし貴方の言葉によって止まる。 「――メレ、フ。メレフは…… でも、でも、だめなんだ。ぼくは、やってはいけないことをしたから、だめなんだ」 通告書になぜ呼ばれたかは直接的には書かれていない。 ギムナジウムの中の掟に反し、規律を乱し、大人に対して反目したことだけだ。 だからほんとうに何をしたかは直接は伝わっていない。けれども、焦った言葉は出るばかり。 震える体は失望や嫌悪をおそれてだった。貴方に、友人に。おそろしい自分を知られたくない。 「ぼくは、ぼくは、だって。やってはいけないことをした。もう、だめなんだ。 だって、ぼくは。もし、奇跡があって、もし、大きくなれたなら、 医者になりたかったんだ。人を、みんなを救いたかったんだ だから。人を傷つけてしまった自分は、もう何にも許されてはいけない。 事実がある限り。そればかりはもう言い訳できず、許されてはいけない、己への裏切りだった。 (-348) 2021/06/01(Tue) 17:50:43 |
【墓】 夢の続きを イクリール>>@9 『カストルとポルクス』 「──ああ、よかった、ここにいたのね… ……この間?」 二人に謝られるような事をされただろうか。 記憶を手繰り寄せても思い当たる節は無くて、 それでも謝りたいという気持ちは受け入れたくて。 差し出された花を、素直に受け取った。 「……ありがとう、カストル。それからポルクスも… わたしも、あなたたちに渡したいものがあるの」 それから一歩、イクリールは歩み寄って その小さな手に持っていたものを、『二人』に差し出した。 (+58) 2021/06/01(Tue) 17:53:10 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 鏡の前の ポルクス──それは『カストルへ』と宛てられた一通の手紙だった。 宛名の文字から、イクリールによって書かれたものではない それは確かな事だとわかる。 「…シトゥラから、少し勝手だけど…預かってきたの。 もし、二人が嫌でなければ…わたしは、読んであげてほしい」 おずおずと差し出されたそれを受け取るかは、 きっと、二人の自由だ。 (-350) 2021/06/01(Tue) 17:53:42 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 鏡の前の ポルクス/* どうも業の配達人です。 皆で絶対学級裁判起こそうな。 手紙を読む事を選ぶ場合、 その事を中澤がシトゥラPLへ伝えて、その後に 手紙の内容がシトゥラの方から秘匿にて開示されますので この場では受け取るだけ受け取って 内容は後で読む感じのロールにするのがよいと思います。 (-351) 2021/06/01(Tue) 17:54:49 |
【置】 小さな心臓の サルガス【吊り懇願ロール】 子供たちが夕食を終え、一人は自主学習に勤しみ、一人は消灯までの時間を友人と楽しむ。 ひそやかな変化を肌の外に感じながらも、おおむねの子供たちはいつもどおりの生活を送っている。 多大な変化があったとしても、己の身に降りかかるものがなければ、みなそれと気づくことはないのだ。 ひとりふたり、消えたとて。それが自分の友人でなければ、想人でなければ。 見ないふりをして、本当に見ずに済んでしまうのさえ、たやすいことであるのだから。 だから、加えて少しの異変があっても、それを疑う者はなかった。大人が関わるならば尚更。 よけいなことを考えないほうが幸せになれると、みな、知っている。 一人の教員が一人の生徒の部屋までわざわざ訪れ、迎えに来ても。余計な詮索は、なかった。 少年は教員に連れられて歩く。背中の傷を庇うように、動きはかすかに鈍い。 顔色は未だ青白さがありながらも、おもては惑いもなく状況を受け入れているように見えた。 少年も、教員も。なるべく人気の少ない廊下を渡り、棟を渡っていく間、一言も喋らなかった。 教員のほうは抵抗に備え多少の緊張が見られたが、警戒に引っかかることなど何ひとつなかった。 少年の目はまっすぐに前を向き、不要に周りを見ることもなく、然るべき場所へと歩み入った。 後ろでかすかな喧騒が聞こえる。風がざわめくようなそれは、こどもたちの声だ。 悩み、苦しみ、痛みを負った子供たちは数多くいた。そしてその多くは、反目を示さなかった。 いなくなった子供のことを探さない。いなくなる子供のことを顧みない。 もはや見えなくなってしまったことの者など、意識の内側にはなくなってしまっている。 今日も、ギムナジウムはささやかな幸せと無邪気に彩られていた。 これより"治療"される少年の姿を、大人の領域は格納する。 (L16) 2021/06/01(Tue) 17:55:03 公開: 2021/06/01(Tue) 18:00:00 |
【置】 小さな心臓の サルガス ――…… ひどく、ひどく憔悴した様子のまま、少年は部屋へと戻された。 深夜のことだった。もはや誰もが寝静まり、或いは素知らぬ出来事として聞かぬままを決め込んだ。 本当ならば歩くのもやっとなのだろうか? けれど、異常を抱えた体は神経を鋭敏に尖らせ、 ふしぎなほどに少年の体を突き動かし、からくり人形のように歩ませてみせた。 解放された少年が何を受けたのか、或いは何を見たのか。如何程の懲罰を下されたかはまだわからない。 「は、は、はは。ははは、はは」 けれど、少年は笑っていた。想像の埓外のものを見て、或いは受けて。 このギムナジウムがどのような施設であるかを、理解してしまった。故に、受け止めきれなかった。 小さな体は誰にも届かない空笑いを水滴のように廊下に落としていきながら、 幽鬼さながらにまっすぐに、歩いていた。手には、外から拾い上げた襤褸と輪縄を持って。 見るものが見れば怪談としてひそやかに噂しただろうか、でも、見たものはいない。 柔らかな足音はいびつにかすかな旋律を響かせながら、まっすぐにひとつを目指している。 「ああ、ああ。ぼくは、なんて。おろかで、残酷だったのだろう。 これほどまでなんて。このばしょが、こんなところだったなんて。なのに、なにも、知らずに。 ぼくは、なんて無責任に、おもみのないことばを、みんなにかけてしまえたのだろう」 笑っていた。笑っていた。あらゆる望みを絶たれ、体と心は支えを失った。 冷え切った涙がまるい頬をそろそろと伝って襟首を濡らす。 言い表しようのない感情の荒波が、少年の心を襲った。ゆえに、壊れかけてしまったのだ。 ついには足取りは一つの部屋へたどり着き、誰もいない室内へと歩み出す。 食堂は、まだ朝の用意もせずに静まり返っていた。 この場所が動き始めるのは生徒たちが起き出すよりも少しばかり早いだろう。 働くものさえいない暗い大部屋は、普段の陽気を忘れたようにしんと冷たくなっている。 (L17) 2021/06/01(Tue) 17:55:19 公開: 2021/06/01(Tue) 18:20:00 |
【置】 一人の少女 ブラキウム*スピカへ* 君の善意を利用してすっかり頼ってしまった。 もう『保険』は要らなくなったんだ。 色々気を揉ませたみたいで悪いね。 今回も返信不要だからよろしく。 *ブラキウム* (L18) 2021/06/01(Tue) 17:55:25 公開: 2021/06/01(Tue) 18:00:00 |
【置】 小さな心臓の サルガス「いないものにされた、あなたがたを。ぼくはどれだけ理解できていただろうか。 ごめんなさい。きっとそのなかには、無神経なことばさえもあっただろう。 ありがとう。おろかで、正しくあなたがたのことを守れないぼくを、見守ってくれて」 懺悔の言葉は、誰にも向けてはしまえない。言ってしまったところで、何になる? 自己満足にすぎない韜晦を明けっ広げにしたところで、かれらの苦痛は取り去れない。 「けれど――……ああ、それならば。ぼくが、見ないひとにも、わかってもらえるよう。 この場所がけっしていいものではなくて、身を守るものがそこにはないということを。 みんなに、わかってもらうから。あなたがたを、ひとりきりにはしないから。 あなたがたを守れなかったぼくの、これがさいごの献身です。 おとなが触れられたがらないものを、ぼくが、みなにおもいださせます」 少年は知らない。決死の覚悟が、"回収"の終了により無為になることは。 少年のしたこと、それを見るものの記憶は、ほとんどが少年そのものの記憶と共に消失するだろう。 布石にはなりえないのかもしれない、それでも、何か一つでも。 "大人"へ対抗するきっかけになればと、その身は魂の使命感で動かされていた。 それは絶望の熱が突き動かす妄念だったかもしれない。冷静で正当な決起ではなかったかもしれない。 それでも、少年は。祈っていた。 食堂の梁に縄が通され、人間ひとりぶんの体重を支えるに十分なしかけが作られる。 いつも座って談笑し、食事をしていたあの椅子は。今は靴の下にある。 ぴんと引っ張って確かめ、用ごとを果たすに支障ないことを確かめると、縄に両手をかけた。 「どうか、ぼくで。ぼくで、さいごでありますように。 だれも、見ないふりなどさせず、しないように済みますように」 (L19) 2021/06/01(Tue) 17:55:38 公開: 2021/06/01(Tue) 18:40:00 |
【置】 小さな心臓の サルガス 椅子に登り、自分の首に縄をかける。重みで滑ってしまわないようにしっかりと首の下に通し、 食堂の真ん中で少年の体は宙に浮かされるようになった。 涙が縄をしとどに濡らし、皮肉にも皮膚にしっかりと食い込むようになった。 人間の脳は活動を停止する前に、幸福を呼び起こす物質を出して苦痛や不安を取り除くのだという。 まるで酒に心地よく飲まれているような幸福感を覚え、愛するものらが想像の中に現れ、 走馬灯のようにしあわせな光景を映し出す。それが現実に非ずとも。 間際に彼は何を思うだろうか。きっと、自分の友だちと、その友だちのことだろうか。 想像の中の風景には大人はおらず、身の回りに居たひとびととそれらが大切に思うひとびとを、 若木と青草の匂いでいっぱいに囲まれた、青空の下で笑い合っているのだ。 そこには苦痛もなく、不運もなく、かれらをくるしめるものは何一つ無い。 こどもたちの楽園ばかりを少年はただ願い、そっと、微笑んだ。 "みなさまがたの御手を借りての拍手の御力で、なにとぞこの私めの呪縛をお解き下さい。 みなさまがたのご好意の息で私の船の帆を一杯にふくらませて頂かねば、 みなさまがたをおもてなそうとした私の企てはすべて失敗です。 今や命令すべき精霊もなく、魔法を行う術もなく、 みなさまのお祈りによって救われるのでなくば、 私の終末は絶望あるのみでございます。 そのお祈りは上天に達し、 慈悲のお耳にあらしとなって吹き荒れて、 すべての罪のお許しを。 みなみなさまがよろず罪からの許しを願われるように、ご寛容のほど願います、" 少年は、足元の椅子を蹴った。 "どうぞ私めにもこれにて自由を。" (L20) 2021/06/01(Tue) 17:55:59 公開: 2021/06/01(Tue) 19:00:00 |
ブラキウムは、また人伝に手紙を贈った。 (a91) 2021/06/01(Tue) 17:56:15 |
【置】 一人の少女 ブラキウム*イクリールへ* 君の言う通り、ギムナジウムは良いところなのかもしれないね。 みんなのことを好きで居てくれる君が居てくれて良かった。 できるだけ君のお願いも守ろうと思ったんだけど……悪いね。いろいろあったから。 でもみんなのために、好きなもののためだから許してくれないかな。 ちゃんと言ってなかったからこれで。 *ブラキウム* (L21) 2021/06/01(Tue) 17:56:57 公開: 2021/06/01(Tue) 18:00:00 |
ブラキウムは、今度は『おともだち』にを伝って。 (a92) 2021/06/01(Tue) 17:59:42 |
【秘】 一人の少女 ブラキウム → 『一番星』 スピカ……手紙の裏に一言。 君がどうなっても僕にとっては頼もしい仕事のできる風紀委員だよ。 ありがとう。 (-352) 2021/06/01(Tue) 18:00:25 |
【秘】 一人の少女 ブラキウム → 夢の続きを イクリール……手紙の裏に続きがある。 君の優しい顔が見てみたいな。 僕はお茶会には行けないかもしれないけど、 努力はするから。 遅れても怒らないでね。 僕の事を好きな君が居なかったからここには辿り着けなかったよ。 ありがとう。 (-353) 2021/06/01(Tue) 18:01:01 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 迷子 メレフ少女はずっと、ぱたぱたと忙しなく駆け回っていたけれど 確かに名前を呼ばれれば、弾かれたように振り返った。 「よかった…ここにいたのね。 ごめんなさい、メレフ…今は忙しいかしら」 でも、と言葉を続けて、 それから、ずっとその腕に大事に抱えていたものを 今まで何度もそうしたように、やはりおずおずと差し出した。 「…シトゥラから、手紙を預かってきたの。 メレフ宛てのものよ。だから…」 もしメレフが嫌でなければ、読んであげてほしい。 遠慮がちに、それでも確かな意思を込めてそう続けた。 『わたしたち』だって、この手紙だって 今も確かに『そこにある』のに 誰に読まれる事も無く忘れ去られるなんて、 そんなのは、あんまりな話だから。 (-354) 2021/06/01(Tue) 18:01:28 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 『一番星』 スピカ渡された手紙には、丁寧にあなたの文字が書かれている。 『スピカへ スピカのお腹の調子が心配です。 いつも自分の分まで食べてもらっていたことが あんなにも当たり前のように思っていたことに今も驚いている。 キノコを拾って食べていない? あんなに森ではしゃいでいるスピカは初めて見たから もしかしたら本当は、やんちゃな女の子かと改めていたよ。 他にもいくつか文字が連なり、内容は ・この手紙が届いたということは、部屋に自分がいないということ ・紙袋を見つけて手紙を手にした場合、『イクリール宛て』のものを 彼女に渡してくれるとすごく嬉しいということ ・残りの手紙は紙袋の中に、その場に置いておいて欲しいそうだ。 『こうして手紙を書いたのは、知らせたいことがあったから。 実は、○月○日(5日目=エピローグ)から ボクが食堂にいけるかわからないんだ。 イクリールと食事をする約束をしていたんだけど、 知らないままイクリールが来てしまったら寂しがると思ったから、 この手紙が無事に届いていたら彼女にも伝えて欲しい。』 ▼ (-355) 2021/06/01(Tue) 18:02:11 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 迷子 メレフ/* 予定通り爆弾の配達に来ました。 皆で絶対学級裁判起こそうな。 手紙を読む事を選ぶ場合、 その事を中澤がシトゥラPLへ伝えて、その後に 手紙の内容がシトゥラの方から秘匿にて開示されますので この場では受け取るだけ受け取って 内容は後で読む感じのロールにするのがよいと思います。 (-356) 2021/06/01(Tue) 18:02:39 |
スピカは、手紙を読んだ。嫌な予感がした。 (c82) 2021/06/01(Tue) 18:03:12 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 『一番星』 スピカ『明るくていつも支えてくれたスピカやシェンが居なくなったとき、目立つ年長がレヴァティと自分だけになったんだあのクラス。 寂しくって仕方が無くて、スピカの代わりなんて誰も居なくって。 本当に自分がいつでも会える存在だと思っていたのを自覚した。 おすすめのパンや食事もっと教えてもらえば良かった。 またみんなで食事ができるように、いい子を続けてしまうけれど 忘れない。いつか気にせずまた話ができるようにする。 それまでどうか体に気をつけて。 女の子なんだから、いっぱい頼っていいと思うよ。 食べないボクが言えたことじゃないけどね シトゥラ』 /* 一本満足です。 シトゥラの部屋の前に紙袋があるイベントでした。 イクリールが見つけてくれたので文面にある内容はイクリールに既に伝わっていますが、手紙の文章としてはこう書かれていたという記述をそのまま載せています それを話すも話さないもどちらでも問題ありません お付き合いくださり、読んでくれてありがとうございました! (-357) 2021/06/01(Tue) 18:05:14 |
【秘】 迷子 メレフ → 夢の続きを イクリール「いや、大丈夫だ。…手紙?」 手紙、それに差出人の名前を聞いて怪訝そうな顔をする。 嫌、とは言わないけれど。 「ああ、ぼく宛なら……読む。ありがとう、それで走り回ってたのか」 自室にでも置いておいてくれてよかったのに。と思わないでもなかったけれど。 きっと少女にとって、手で渡すことに意味があったのだろうと思い。 差し出された手紙を受け取るだろう。 (-358) 2021/06/01(Tue) 18:07:47 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 演者 シェルタン「そう……わかったわ。それだけでも十分よ。」 そう言って、やはりイクリールもいつものように微笑んだ。 声色には少しばかり残念そうなものが滲むかもしれないけれど 変わらずその表情に陰りは無い。 「じゃあ、見つけたら教えるようにするわ。 わたしも無理はしないようにするから… シェルタンも、無理はしすぎないでね。」 無理をするなとは言えるわけもなかった。 少しくらいの、或いはもっと多くの無理だって この場所を、このギムナジウムを きっと『みんな』が好きになれるような場所にするには。 それくらいはしなければならない事は、わかっているから。 それから、イクリールはもう一度シェルタンに笑い掛けて それから、小さく手を振ってその場を後にした。 (-359) 2021/06/01(Tue) 18:09:29 |
【秘】 迷子 メレフ → 夢の続きを イクリール/* とっても素敵ですわ♡ それでは読むということでそのようにお伝えくださいましね…♡ シトゥラ、絶対許せませんわよ〜〜〜(諸々の感情をこめて (-360) 2021/06/01(Tue) 18:09:36 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ>>51 シトゥラ 「――――――――…………」 たっぷりの沈黙の後に最初に吐き出したのは 力のない吐息だけだった。 こっちばかりがずっと勘違いして、届いていなくて、 馬鹿みたいに苦しんで、泣いて、ああ、けれど。 やっぱりそう、なのだ。 愛の宿った瞳も、未来を望んでくれることも、 真実ではあってもそれだけだ。 知識を求めるだけの盲目で貪欲で愚かなままなら きっとこんな思いも知らずにいられた。 『知りたいと思う情は飢えているものを満たす』 そう教えてくれたのもあなただったな、とどこか遠くで思う。 包まれた手の感触も、囁く声音も、全てが痛い。 「……ああ、わかった。 それじゃあまた、次に会った時にでも『食わせて』もらうよ。 引き留めて悪かったな」 あなたに包まれた手に一度だけ、一度だけ強く力を入れて。 それからそっと力を緩めた。 (+59) 2021/06/01(Tue) 18:14:22 |
【置】 徒然 シトゥラ この日、シトゥラは朝食以外姿を見せなかった。 シェルタンと言葉を交わし アルレシャ先生に会いに行き レヴァティに頼み事をして放送室を観察した うたた寝をしそうになり昼間の放送を聞きながら 午前と同じ理由で授業をサボって秘密の部屋で眠っていた いい子の自分は連れて行かれた彼らへの 干渉をするつもりがない。 だけど、連れて行かれた子との約束は、 いつまでも胸の中に残っている。 卒業をしても会いに行く、些細な明日を永遠に望んでいる。 だから、もし自分の部屋を訪れる人がいたら 彼らに手紙が届くようにほんの少しだけ手回しをした。 自分はいい子でいつづけなければいけない。 そう思いながら書いたのに。 いつまでたっても文面は 未練しかない会いたいの気持ちであふれていた。 変わってしまった子が怖い、直接話すことなんてできない 犯人≠ニわかったときに幻滅をされたくない。 全部最初から自分のためで ようやく自分がいい子じゃ無いことに気づいた。 に気づかされてしまった、皮肉にも。 (L22) 2021/06/01(Tue) 18:22:57 公開: 2021/06/01(Tue) 18:25:00 |
【秘】 演者 シェルタン → 迷子 メレフ「め、れふ、はッ、……ぅ、う゛……」 名前を呼ばれれば、更に胸の苦しみが増す。切なげな呼吸が零れる自分にも、嫌気がさす。 何よりも苦しいのは、 大人たちに抱かれるよりも心が満たされていることだ。これも、きっと欲とそう変わりはない。 そうしている間にも、男どもは何が面白いのかニヤニヤとこちらを見ている。大人たちの視線が、覆い被さる自分だけに当てられればいいのに。 「ご、めん、……は、ぁあ゛ッ、あ、……」 散々嬲られた身体は、 簡単にまた昂りを迎えようとしていて。 意地汚く、甘えるように頬を擦り寄せて、何度も謝って、浅く腰を揺り動かす。 (-362) 2021/06/01(Tue) 18:24:12 |
【秘】 迷子 メレフ → 小さな心臓の サルガス「無理はしてない。……今はまだ、大丈夫だ」 優しい君が支えようとしてくれた時、咄嗟に手を払ってしまった事を思い出す。 過去は変えられないが、今なら。 今君にこうすることで、少しでも力になれればと思う。 だから、離さなかった。 「……同じだよ。 ぼくも、人を刺して―――その後、どうなったかは知らないけど。 呼び出しを受けて、宿題を受けて……それだけで終わった。 だから、大丈夫だ」 大丈夫だ、ともう一度告げて。 震える体を抱き締める。君が、そうしたくて規則を破ったなどとは思えなかったから。 無責任だと言われても、そう伝えたくて。 「まだやり直せる。お前は、まだこれからだろう。 一度失敗したくらいなら……まだ、夢を追いかけられる。 奇跡を祈るから。ぼくも、お前の友人たちだって」 だから、これ以上自分を傷付けるような言葉を紡いでほしくなかった。 何も知らない少年は、綺麗事を並べていく。 (-363) 2021/06/01(Tue) 18:30:27 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 迷子 メレフ「……ありがとう、メレフ あなたが…みんながそう言ってくれてよかった。」 微笑んで、まるで自分の事のようにも謝意を示す。 だって、本当に嬉しかったのだ。 それがどんな理由であろうと、 それを知る事でどんな思いを抱く事になろうと それでも、今こうしてシトゥラの想いを知ろうとしてくれた事は 決して無かった事にはならないはずだから。 「…そうね。ただ、わたしが届けたかっただけよ。 でも…きっと、誰かのために何かをするって、そんなものよ。」 携えていた紙束達は、今や随分とその数を減らしている。 残りの手紙は、あと一つ。 わたしは、もう行くわね。 そう言って、メレフに小さく手を振ってその場を後にした。 (-364) 2021/06/01(Tue) 18:31:31 |
【秘】 鏡の前の ポルクス → 夢の続きを イクリール「シトゥラ……」 恐らく仇である彼。 「そっか、イクリールは彼と仲がよかったね。」 その微笑みは儚く、柔らかく。 「 嗚呼 、うん。君は優しい子だ、やっぱり、ね」, 「僕はカストルじゃない。カストルは今はもういないよ」 「いまは」 「有難う、此処で読んでもいいもの、かな?」 困ったように笑って受け取る。 (-365) 2021/06/01(Tue) 18:31:53 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 迷子 メレフ/* カストルポルクス達と並行しての対応になったので 手紙読んでもらえるよ報告もそちらと纏めてになると思います! 一本満足の左腕も不満足になってしまったようですから のんびりお待ち頂ければと思います。 更新迫っててもうのんびりしてる場合じゃないですけど。 (-366) 2021/06/01(Tue) 18:35:13 |
【人】 恋と、愛と シェルタン>>『メレフ』 「……メレフ」 恐る恐る近づいて。手に触れようとする。 迷うから手を引く、なんて、月並みな表現だけど。 あんなことがあって、嫌がられないか、 拒絶されても仕方ないかな、とは思いながら。 「オレは、自分以外にまで、 何かを信じることを強いたりなんてできないよ。 でも、どう生きればいいか分かんないんなら、 ひとつだけ、できることがある」 すう、と深呼吸を挟んで。 「 オレの側で、生きててほしい。 それだけでいい。オレがきっとなんとかしてやる。 勿論何だってはできないだろうな。みんなが、誰かが傷つくのを見たくないように、メレフもオレが傷つくのは嫌だろうから。 ギムナジウムのことは嫌いでいい。オレも、許せない。 だけど……アンタにも、笑っていてほしいから。 怖さや、嫌な気持ちを、出来る限り無くしてやりたい。……これが……シトゥラの言う、 本当の愛 か、メレフの言った恋 か、分かんないけど。オレにとっても大事なことなんだ、これは」 (52) 2021/06/01(Tue) 18:37:48 |
【秘】 鏡の前の ポルクス → 夢の続きを イクリール/*彼らを詐欺罪と精神破壊罪で訴えます!理由はもちろんお分かりですね?彼らが皆を、こんな、こんな、こんな!! 心を破壊したからです!覚悟の準備をしてもらいましょう。ちかいうちに訴えます。裁判も起こします。裁判所にも問答無用できてもらいます。慰謝料の準備もしておいて下さい!きゃつらは闇の創作者です!ギルナジウムにぶち込まれる。楽しみにしています!いいですね! (-367) 2021/06/01(Tue) 18:38:58 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 徒然 シトゥラ/* メレフ、それからカストル(ポルクス)にも 手紙を読んでもらえるようなので、 それぞれにそれぞれの手紙の内容を開示してあげてください。 でも左腕はお大事に。 こちらからの連絡は以上です〜 (-368) 2021/06/01(Tue) 18:39:56 |
ポルクスは、シトゥラに微笑んだ。 (t13) 2021/06/01(Tue) 18:40:26 |
ポルクスは、イクリールから貰った手紙を、そっと懐にしまった。 (t14) 2021/06/01(Tue) 18:41:41 |
【秘】 小さな心臓の サルガス → 迷子 メレフ「そう……か。そう、だったんだね。ううん、何もなくて、本当に良かった。 ぼくは……どうなるか、きっと、痛みよりも。みなに無視される方が、つらいかもね」 慰む言葉をひとつひとつ拾い上げるように確かに聞き届けている。 彼の優しさであったり、支えたいという心が伝わってくるようだった。確かに、届いていた。 けれども。それでも。彼が案じているのは無垢な自分なのだと。 ますますもって心に想うのは、自分が彼を騙しているようだということ。 「……うん。ぼくは、きっと……また、戻ってくるよ。 また、きみの、みんなのちからになる。守って、みせるから……」 少年はこれより先に何が起こるかはまだ知らず、まだ見聞きしていない。 自分がこののちに何をするのかを、知りはしない。だから、そう、言ってしまえた。 そこに希望があることをのぞみ、貴方の言葉を、受け取ってしまった。 「ありがとう、メレフ。……ぼくの友達。 ああでも、ぼくはきみのこと。なにもしらないや、何が好きで、なにが得意か。 ……いつか、きみのこと、また、聞かせてもらえたらいいな……」 するりと。細いこどもの指は、あなたのおなかを押して距離をはなした。 (-369) 2021/06/01(Tue) 18:42:48 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 迷子 メレフ手紙にはあなたの名前が丁寧に書かれていた。 やけに短い。 『メレフへ イクリールのこと言い忘れてた。 手紙の内容は ・この手紙が届いたということは、部屋に自分がいないということ ・紙袋を見つけて手紙を手にした場合、『イクリール宛て』のものを 彼女に渡してくれるとすごく嬉しいということ ・残りの手紙は紙袋の中に、その場に置いておいて欲しいそうだ。 『今夜何が起きても後悔しなくていい。 遠慮なんていらない。 あなたはあなたのやりたいことをやって、そして ちゃんと幸せをつかんでくれ。 馬鹿なまねするんじゃ無いぞ、馬鹿野郎 シトゥラ』 /* 一本満足です。 部屋の前に紙袋があるイベントでした。 イクリールが見つけてくれたので手紙はイクリールに既に伝わっています。 それを話すも話さないもどちらでも問題ありません お付き合いくださり、読んでくれてありがとうございました! (-370) 2021/06/01(Tue) 18:49:54 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 鏡の前の ポルクス「カストルは、今は……そう。 じゃあ、あなたはポルクスなのね。」 間違えてしまってごめんなさい。 少し寂しそうに微笑んで、それから素直に謝罪を口にした。 イクリールは、あなた達双子の事情を知らない。 それでも、これから少しずつでも知りたいと思っている。 今すぐにとは、行かずとも。 「よくなかったなら、よくないと そう書き忘れてしまったシトゥラが悪いのよ。 …もし、ポルクスが、一人で読むのはこわいなら。 それならわたし、つき合うわ。」 預かっていた手紙は、これで最後。 ずっと手紙を届ける為に ギムナジウム中を駆け回っていたのだから。 ここで休憩するのも、悪くはない。 (-371) 2021/06/01(Tue) 18:54:10 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 鏡の前の ポルクス手紙にはあなたたちの名前が丁寧に書かれていた。 『カストルとポルクスへ あなた達がボクの部屋にきたというのは考えられないのだけど…… イクリールがこの手紙を渡してくれたかな? あまり難しいことは言わないから、内容はイクリールのことなんだ。 手紙の内容は ・この手紙が届いたということは、部屋に自分がいないということ ・紙袋を見つけて手紙を手にした場合、『イクリール宛て』のものを 彼女に渡してくれるとすごく嬉しいということ ・残りの手紙は紙袋の中に、その場に置いておいて欲しいそうだ。 『 実は、○月○日(5日目=エピローグ)から ボクが食堂にいけるかわからないんだ。 イクリールと食事をする約束をしていたんだけど、 知らないままイクリールが来てしまったら寂しがると思ったから、 この手紙が無事に届いていたら彼女にも伝えて欲しい。』 ▼ (-372) 2021/06/01(Tue) 18:55:02 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 鏡の前の ポルクス『最近見ないから心配していた。 やっぱり食事はみんなで取った方がいいと思う。 あなたたちも二人の賑やかな声があるからいつも楽しかった。 また楽しい冒険を見せて欲しい、学年関係なく遊ぶ機会がもう少し増えればいいのにね ああ動物についてだけど、先生にはなしておいたから もしかしたら何か飼えるかもしれない、とても楽しみだな シトゥラ』 /* 一本満足です。 部屋の前に紙袋があるイベントでした。 イクリールが見つけてくれたので文面にある内容はイクリールに既に伝わっていますが、 手紙の文章としてはこう書かれていたという記述をそのまま載せています それを話すも話さないもどちらでも問題ありません お付き合いくださり、読んでくれてありがとうございました! (-373) 2021/06/01(Tue) 18:56:01 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 鏡の前の ポルクス/* この爆弾届けた先が軒並み壊れていて 届けておいて何ですけど本当に可哀想。 ともあれ読むって言ってくれたよ〜と連絡はしてきたので もう内容届いてるかな、これからかな。 どちらにせよお楽しみください。がんばって。 (-374) 2021/06/01(Tue) 18:57:17 |
【置】 徒然 シトゥラ 午後は日が暮れるまでずっと眠っていた そして夜になってふと、 忘れ物をとりに図書室に向かったのだ。 ほんの少しの期待と未練をもって。 大好きだった後輩は 協力関係を続ける前に大人に連れて行かれた。 知的好奇心の塊は、きっと大人に染まってしまう 自分のことを見てくれるはずもない、そう思うと 大切にしていた切ない思いがわずかに痛んで壊れそうだった。 誰かを好いているあなた達に妬けてしまう。 誰かに好かれているあなた達に妬けてしまう。 自分が才能があるわけでもないのに、 努力を人何倍やってきたわけでもないのに馬鹿げた話だった だから、……全部すんだらここでまた話そうと約束した。 夜に彼の姿が見えたのは驚いた、 なぜならこのあと喧嘩をしに行くところだったのだから。 そして困惑した。 何故、自分はこんなにも心配をされていて、 命の危険があると思われているのだろう。 死ぬつもりなどない、 できる限りの手段手配をした 。自分の立場だからできることだった。 (L23) 2021/06/01(Tue) 18:59:13 公開: 2021/06/01(Tue) 19:30:00 |
イクリールは、全ての手紙を届け終えて、そして受け取った。それから、まったくもう、とだけ呟いた。 (c83) 2021/06/01(Tue) 19:01:22 |
スピカは、ブラキウムの行く末を案じた。 (c84) 2021/06/01(Tue) 19:02:24 |
【置】 徒然 シトゥラ「ルヘナ、ボクが死にたいように見えていたかな」 約束は破らないのに 「……どうして悲しい顔をしていた?」 やっぱり顔を合わせない方が良かっただろうか 「大人に、ちゃんと許可をもらわないと。 みんなと話したい、触りたい」 大人に何をされるかわからないけれど、 ご褒美でどうにかならないだろうか 「はやく、会いたい」 ただそれだけを考え続けていた (L24) 2021/06/01(Tue) 19:02:30 公開: 2021/06/01(Tue) 19:30:00 |
一人の少女 ブラキウムは、メモを貼った。 (a93) 2021/06/01(Tue) 19:04:59 |
恋と、愛と シェルタンは、メモを貼った。 (a94) 2021/06/01(Tue) 19:11:31 |
【置】 徒然 シトゥラ 深夜になり、 誘い出したメレフはやっぱり来た。 そして――――躊躇無く自分に対して その 復讐 を振り下ろしてくれた「―――――」 鮮血 が舞った復讐ができたらそれでよかった? ここで死んだら、あなたは救われない。 殴っていたいのは、あなただっただろう いたくなかった こんなもの、 いたくなかった 一番痛んでいるのはあなただから もっとつらいのはみんなだから 自分が痛いはずがなかった。 いたみを味わうのはきっと愛されたときだけだ。 きっとそれは、切なくて、苦しくて、 何物にも代えがたい忘れたくないものになるだろう (L25) 2021/06/01(Tue) 19:15:00 公開: 2021/06/01(Tue) 19:45:00 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ「――あ……」 彼を見送った後、改めて思い出だらけの部屋を見た顔からは 自然と彼の余裕が、見得が、強がりが、剥がれ落ちて行く。 若草色の瞳が滲む。『これから』を認識することを恐れた。 両の手が震える。抑えようにも指先の感覚がない。 呼吸が乱れる。息をすることはこんなに難しかったっけ? 歯の根が合わない。おかしいな、まだ冬は来ていないのに。 いやだ、みたくない、わかりたくない、うけいれたくない、 だっておれは、おまえは、おまえの、 ――――俺は、お前のものじゃなかったの。 そう思いながらも思考を巡らせることはやめられない。 よく慣れた行いで、簡単に心が追い詰められていく。 「――シトゥラ。シトゥラ……」 呼ばれたらすぐ駆けつけると言ったのはお前だろ。 それなのに、こんなに呼んでいるのに、お前は来てくれない。 お前の手で大人のもとに連れて行かれた夜に、 大人のもとに連れて行かれる前に、お前のものになった時に。 俺のことをちゃんと見ててって伝えたし。 愛してる って、お前に応えた、はずなのに。それもすべて、届いていなかったの? (+60) 2021/06/01(Tue) 19:19:56 |
【置】 徒然 シトゥラ 耐えきれずに膝から崩れた 何度も叩かれた 頭上からは放っておけば死んでしまうほどの 血 が流れている。ただでさえ意識を強く持っていなければ、耐え切れそうにない 霞んでる視界にあなたがうつらない。 メレフの声が聞こえない。 ふと、とある夜が頭に浮かんだ。 あの子からもらっていたあれが本物の 愛 だったのならずっと欲しいと願っていたものが手に入っていたとしたら 一日だって我慢はできない。 今すぐ欲しいと手を伸ばして、どこへも行かせなかっただろう。 あれはかりそめだと、思い込んでいた。 勘違いしたらいけない。 苦しい、会いたい、欲しい。欲して欲しい。愛して 見ないふりをしないわるい子をいい子の自分は許さない。 どうすればいい子をせずにすむのだろう? 「(もしここで、死んでしまえば)」 「 セキレイ のシトゥラは死んでしまえるだろうか」「そうしたら、……みんなと会ってもいいのかな」 「これ以上、……みんなに辛い目に遭って欲しくないな」 「手を引きたい、早く大人になりたい――――」 (L26) 2021/06/01(Tue) 19:20:05 公開: 2021/06/01(Tue) 19:45:00 |
【置】 恋と、愛と シェルタン「みんなにとって、 このギムナジウムはどんな場所だったんだ?」 朝。演奏を終えた後、残っていた人たちに向けて。 楽しいところだ。否、窮屈なところだ。 特にどうも思わない、好き、嫌い、様々な感情の詰まった言葉を、音楽でも聴くように耳にして。 「──そっか。 そう思うんだな、みんなは。……みんなも。 この ギムナジウム に、沢山の思い出が、籠もっているんだな。 良いことも。嫌なことも。沢山。 オレも同じだよ。色んな良いこと嫌なことがあった」 (L27) 2021/06/01(Tue) 19:21:39 公開: 2021/06/01(Tue) 19:40:00 |
【墓】 今もなお貪欲 ルヘナ「……でも、いいよ」 己のやるべきことは変わらない。 『知識』を求め、大人を利用するために近づこうとした少年は 己のことを"魔術師"と呼んだ。 大人に従う意味、大人に従う事情、与えられるモノの真実、 知る度に湧き上がる更なる興味と感情に振り回されながら、 より多くの『知識』を求めて他者と関わり『情』を得て、 ――――そうして、『いなくなった』。 己が不和の種である事実は少年を苛み、 苦痛から逃れるために情を捨てようとするもそれは叶わず、 他者から差し出された手を結局は受け入れて未来を望んだ。 自分の望む未来など訪れない。 自分の心など変えようがない。 そうしてたったひとつに追い縋り、 だからこそこの先にある『地獄』をはき違えて。 ああ、けれど、そこで交わした約束を、 少年は決して破りはしない。それも誠意と、愛のため。 「俺は全部許すから」 『情』を知り、『愛』を知り、動けなくなった愚者のはなし。 (+61) 2021/06/01(Tue) 19:22:02 |
【置】 一人の少女 ブラキウム恋は盲目だという言葉がある。 僕はそうは思わない。 僕はずっと盲目だった。 差し込んでくる光が怖くて傷つかないためにカーテンを閉じていた。 最初から見えないものは怖くなかった。 痛みを感じる事もなかった。 ここに来て僕の目を最初に開かせてくれたのはルヴァだった。 なんとなく、上に立つ僕の隣に居てくれそうな気がして。 上に立った時に僕の隣に居て欲しくて。 知るために目を開いた。 少しずつ恐怖も痛みも耐えらるようになった。 こうしてやっと君の顔を見ることが出来た。 世界がはっきり見える。 ギムナジウムの光をその目で受け止めて、 黒々と伸びていく影を知った。 恋は盲目なんかじゃない。 閉じた瞳を開く最後の決め手はきっと、恋だった。 (L28) 2021/06/01(Tue) 19:22:30 公開: 2021/06/01(Tue) 19:50:00 |
【置】 恋と、愛と シェルタン「本当に、 ちょっと前までは最悪の場所だと思ってたんだぜ? 皆に内緒で勝手に外の大人に会いに行って。 で、最近無理矢理連れてかれたかと思えば、 それをみんなにバラされて、無視されまくってさ」 なあ?と問えば、 気まずそうな。或いは訝しげな。それとも、 それを心から恥じているような……さまざまな表情。 「大人も。大人たちも。 良い人、悪い人がいた。 授業を欠席したら心配してくれるような人。 或いは、寄ってたかってオレを虐めるような人。 ここには、良いものも、悪いものもたくさんある」 昔話でもするように瞳を閉じて。 (L29) 2021/06/01(Tue) 19:24:58 公開: 2021/06/01(Tue) 19:45:00 |
【置】 一人の少女 ブラキウム僕は約束を果たしに行くよ。 みんなの事も大切だけれど。 守りたいけれど。 これが僕の一番好きなものだから。 冷静な判断じゃないかもしれない。 間違っているかもしれない。 僕はこんな人間じゃなかったんだけどな。 ……やっぱり恋は盲目なのかも? (L30) 2021/06/01(Tue) 19:26:37 公開: 2021/06/01(Tue) 19:55:00 |
【秘】 『一番星』 スピカ → 徒然 シトゥラ「シトゥラさん……」 ――ああ、きっと。 シトゥラも何かよくないことに見舞われるのだろう。 しかし、このことについて問い詰めることはできないはずだ。 『いい子』でありたいシトゥラにそれをやるのは、 本意ではないだろうから。 「体に気をつけるのはあなたじゃないの……」 自分は平気なのだ。 シトゥラは私の体が丈夫なことも知らないだろうけど。 自分はやっぱり無力だ。 結局、救いたい、などと言っても、 みんな手から溢れていく。 手紙を読み終わったあとも、暫く立ち尽くしていた。 /* わ〜いわからない名前です! こちらこそちょろっと絡んだだけなのに こんなに真心込めてお手紙くれて嬉しいです!! (-375) 2021/06/01(Tue) 19:26:42 |
受容者 ルヘナは、メモを貼った。 (c85) 2021/06/01(Tue) 19:27:08 |
スピカは、二通目の手紙を読んだ。誰も救えない、と思った。 (c86) 2021/06/01(Tue) 19:30:25 |
【置】 恋と、愛と シェルタン「……みんな。変わらないんだ。どんなに変わっていっても、みんな、みんな。 “同じところに空の下に生きている”んだ。 だからオレは、それを伝える為に、帰ってきたんだよ」 だから人々は、千差万別である。 憤慨して席を立つもの。困惑げに話を聞くもの。 心の底から、話に聞き入っているもの。 ──皆が、同じ星仰ぐ、ギムナジウムの子らだ。 「なあ。次にここから消えるのは誰だと思う? アンタか。 そこのアンタか。 ──それとも、またオレか。 いや、違う。 もう誰も消えたりなんかしない」 流星の如く。瞳を瞬せて、不敵に微笑む。 「オレたちがしっかりと見つめてあげて。見つけてあげて。 ここから、絶対に消さないようにしよう。 だってみんなみんな、同じ場所に思い出を持ってるから。 嫌いでもないのに、仲間外れにするのはかわいそうだろ」 (L31) 2021/06/01(Tue) 19:31:03 公開: 2021/06/01(Tue) 19:50:00 |
ブラキウムは、澄んだ視界を愛おしそうに見つめた。 (a95) 2021/06/01(Tue) 19:31:32 |
【人】 恋と、愛と シェルタンギムナジウムは直ぐには変わらないかもしれない。 けれど。 『変わっていった』自分たちもまた、 “他のみんなと何一つ変わらない”ものであること。 もう仲間外れができないように。 記憶を綴った。 (53) 2021/06/01(Tue) 19:33:05 |
【秘】 受容者 ルヘナ → 平衡役者 アルレシャ/* 結局遅くなっちゃった! せーんせー! お話しましょー! ……といいつつ男前の建前がぶっ壊れたアレなんだけどいいんだろうかこれみたいな気持ちになっている。どう接触したら接触しやすいとかありますか! (-376) 2021/06/01(Tue) 19:33:53 |
【秘】 夢の続きを イクリール → 徒然 シトゥラ今の自分にも届ける事ができそうな 幾つかの宛名の手紙を届け終えて、その後。 イクリールはもう一度だけ、シトゥラの部屋の前を訪れた。 今の自分には届ける事はできないと判断した手紙は、 未だドアノブに掛けられた紙袋の中にあるそれは 自身が立ち去った時よりは、 その数を減らしていると良いのだけれど。 そんな願望を胸に、それでもそれを確かめる事はしなかった。 「………シトゥラ。わたしきっと、約束を守るわ それがいつになっても…絶対に」 だってまだ、あなたに言いたい事がうんざりする程にある。 イクリールはもう俯かない。 その表情は、以前にここを訪れた時よりはずっと晴れやかで。 イクリールは信じている。 自分達が、確かにより良い明日に信じている事を、ずっと。 それから、誰も居ない部屋に背を向けて 振り向く事無く、その場を後にした。 (-377) 2021/06/01(Tue) 19:35:16 |
シェルタンは、希望は、自分だけのものであることを知っている。 (a96) 2021/06/01(Tue) 19:35:51 |
シェルタンは、自分にできることは希望を見せることだけだと知っている。 (a97) 2021/06/01(Tue) 19:36:03 |
【置】 徒然 シトゥラ赤い血 の中に沈んで居ればレヴァティの足音が聞こえた。ねえ、 赤ずきん 。どっちが赤ずきんかわからなくなってしまったね 軽口もたたけない。今度お礼をしないと。 アルレシャの声が聞こえた。 ねえ、 先生 。助けてください。 自分の命を救った大人から聞いたのは本当の真実。 あなた達は似ていた、とても 親切で、とても残酷だった。大人たちは、 『君』の事なんて、さぁ。 『考え』もしなければ、 『愛しい』も思わなければ、 『いい子』とすら、これっぽっちも、考えていない。 大人はすべての価値観を壊していった。 誰よりも先生をしてくれて、 知りたくなかった 知りたかったことを教えてくれた。 赤ずきんもわかっていたんだ。 だからずっと優しくしてくれていた。 すべてがわかって朝日が昇る頃、一人で居るのがとても辛くなった。 会いたい、……ボクを許して欲しい。 まだ声は届くのかな (L32) 2021/06/01(Tue) 19:36:18 公開: 2021/06/01(Tue) 21:50:00 |
シェルタンは、それが“いつも通り”であればいいな、と思った。 (a98) 2021/06/01(Tue) 19:36:29 |
シェルタンは、いつもどおりだ。 (a99) 2021/06/01(Tue) 19:36:36 |
【秘】 迷子 メレフ → 恋と、愛と シェルタン「ぁッ……けほ……う、ぁ……っ!」 段々、苦しさの中に別の―――気持ちいい感覚が湧き上がってきて、甘い声が漏れる。 苦し気な表情に、少しだけ朱が差した。 体力がないからか、慣れていないだけなのか 何も考えられなくて。 ―――違う。近くの匂いから気を逸らすだけで精いっぱいで。 擦り寄せられる頬に、生唾を呑む音が響いて。 「っ、あ や、……っ、だめ、だ……」 精を吐き出した後の、敏感な体だからだろうか 自身のそれは 腰を動かされる度に、先走りをこぼして。 ぐ、と耐えるように唇を噛む。それが、ほとんど意味がないだろうことも分かっていても。 少年も、限界が近いようだ。 (-378) 2021/06/01(Tue) 19:40:28 |
【置】 徒然 シトゥラ 友人に迎えに来てもらって、先生に傷を治してもらって。 親切≠ノ真実を教えてもらって。 これは、よっぽど愛された行為では無かったかと 今は追いつかない感情はその思考をかき消していた。 「……やっぱり、食堂にいけそうにない。」 自分の友人は皆、似たことを言ってくれた。 愛される人間は理由がある。 愛嬌に、特技に、人望に――――自分は足りていない。 絶望した気持ちと同時に湧き上がったのは歓喜だ。 それでも、『見』てくれる人がいるじゃないか。 みんな、『見』てくれるのを待っていてくれていた。 気づくのが遅すぎてしまった、悲しいのに嬉しくて 「こんな泣き顔でいけるわけがない……っ」 見られることもないのに、馬鹿みたいに繕って 大好きな大人と、大好きな子供たちへの気持ちに気づくのに こんなに時間がかかってしまった。 「っ、うぁ……うぁああああああ……」 頭にわずかに赤がにじむ包帯を巻きながら、 図書室の委員だけの秘密の部屋で 朝からシトゥラは泣き続けていた (L33) 2021/06/01(Tue) 19:41:43 公開: 2021/06/01(Tue) 19:55:00 |
【独】 『一番星』 スピカ心が折れそうだ。 意中の人と結ばれることはできず、 『いなくなった』子は見つけられず、 そして、まだ『いる』子のやることも止められない。 一番星は、沈みつつある。 (-379) 2021/06/01(Tue) 19:42:11 |
【独】 『一番星』 スピカ「違う、違うの。 弱音を吐いても仕方ないの。 私は風紀委員でありたいんだから。 一番星にもなりたい。 彼が望んだことだから。 だから、私は頑張らなきゃいけないの。 膝を折っている場合じゃないの。 頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、 (-380) 2021/06/01(Tue) 19:45:27 |
【独】 『一番星』 スピカ実感がない。 大事な人に、自分がいてよかったと教えられても。 大事な人の一番星にはなれない。 隣にいてくれない。 救えているという実感がほしい。 教えてほしい。 私は役に立ってるの? 役に立ってたの? ルヘナ。カストル。ポルクス。メレフ。イクリール。ルヘナ。シェルタン。ルヘナ。ルヘナ。 (-381) 2021/06/01(Tue) 19:50:03 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 世捨人 デボラ実態を知ってしまった。 自分の学び舎の裏を知ってしまった。 子供達を守り、支え、愛する純然たる気持ちを抱えた男はすぐさま他の大人達に異議を唱えた。 けれどたかが地位の低いさして力のない大人ひとり、いったい何が出来るというのだろう。 男はすぐに上の立場の人間たちと同僚から『調整』を受けた。 利用するのに都合の悪い記憶は削ぎ落とし、価値観を自分たちの良い方向へと捻じ曲げる。 子供達のアフターケアの為に用意された巻き戻しさえも悪用し、徹底的に。 子供達と違って容赦することも情けをかける必要もない。 何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も。 一年かけて余すことなく骨の髄まで侵し尽くし、ラサルハグというギムナジウムにとって都合のいい駒が出来上がった。 でも、男はそれでも。 (-382) 2021/06/01(Tue) 19:51:20 |
【独】 夢の続きを イクリール消灯時間の少し前。 やはり今日も、自室で机に向かって手紙を綴る。 ギムナジウムに来る以前は手紙ではなく、 普通に、単なる日記を書いていた。 それは誰に言われるでもなく始めた事だった。 もしかすると、心の何処かでわかっていたからかもしれない。 自身がいつかは全てを忘れてしまう事を。 (-383) 2021/06/01(Tue) 19:52:45 |
スピカは、心にヒビが入っていくのを感じている。 (c87) 2021/06/01(Tue) 19:52:56 |
【独】 夢の続きを イクリール数年毎に、定期的に記憶を失ってしまう。 それが、イクリールが生まれながらに抱える『問題』だった。 最初の喪失は彼女が3歳の時。 その次は6歳、そしてそのまた次は9歳。 そして12歳を迎える今年の冬、四度目の喪失が訪れる。 イクリールは、自身の『問題』を認識していない。 覚えていないのだから当然だ。いつかは気付くかもしれないけれど。 そして、大人達もそれを積極的に『治療』しようとはしていない。 だって、そのままであった方が大人にとって 常に『都合の良い人間』として整形できる。 治療する事ができれば、確かに名声には繋がるだろうが。 (-384) 2021/06/01(Tue) 19:53:37 |
【独】 『一番星』 スピカ一度ヒビが入った心が戻るのかはわからない。 戻らないのかもしれない。 誰かに直してもらえるかもわからない。 でも、今は何も考えずに休みたかった。 (-386) 2021/06/01(Tue) 19:54:12 |
【置】 褐炭 レヴァティ (──参考:Wikipedia) 初期の赤ずきんは、赤ずきんが狼に食べられたところで物語が終わり、猟師は登場しない。 版を重ねるごとに話の内容に手を加えられ、赤ずきんとおばあさんが狼のお腹から生きたまま救出されるエピソードは、比較的新しく作られたものである。 (L34) 2021/06/01(Tue) 19:54:16 公開: 2021/06/01(Tue) 19:55:00 |
【墓】 戸惑い メレフ>>52 シェルタン 「…………」 少年は、触れられたなら それを拒まなかった。 今は、顔色も変わっていない。 「お前の、傍で?……はは…お前、本当に……本当に、馬鹿だよ。 ぼくは、人の肉を食べないと生きていけない。お前を……たまらなくなって、殺してしまうかもしれない。 だから、言いたくなかったんだ。 お前達と幸せに暮らす事は出来ないから、ぼくは ぼくは…………」 死にたかったんだ、と。静かに、頬を涙が伝って。 重なっている君の手の上に落ちる。 「わだかまりがなくせるのなら、おまえ達と……未来を、見たい…… どうすれば、幸せになれるか 分からない。分からないけど…… 許されるのなら、ぼくは…普通に生きていきたい……」 少年は、愛を知らない。返せるものは、持っていない。 だから、ただ そうありたいという気持ちだけを。 君が一緒に見つけてくれるのなら、と。 涙と一緒に、気持ちを 不器用にこぼした。 (+63) 2021/06/01(Tue) 19:54:19 |
【独】 夢の続きを イクリールけれど、それでも。 イクリールは『それまで』を忘れてしまう度に、 それでも何度だって『みんな』の事を好きになって来た。 たとえ記憶を失っても、言葉を失う事は決して無かった。 たとえ記憶を失っても、 母に習ったピアノの弾き方を忘れた事は無かった。 たとえ記憶を失っても、 イクリールという人間の形は変わらなかった。 イクリールは変わらない。 恐れるものなど何も無い。 これまでも、そしてこれからも。 (-387) 2021/06/01(Tue) 19:54:28 |
レヴァティは、何かを思い浮かべながら呟いた。「帰りますけど、帰りたくないなァ」 (a100) 2021/06/01(Tue) 19:54:31 |
ブラキウムは、恋に落ちた。 (a101) 2021/06/01(Tue) 19:57:53 |
ブラキウムは、二人でどこまでも――落ちていく。 (a102) 2021/06/01(Tue) 19:58:16 |
サルガスは、メレフの"手"を放した。もう、彼が触れ合うことに恐れを持たないように。 (a103) 2021/06/01(Tue) 19:59:08 |
【秘】 恋と、愛と シェルタン → 戸惑い メレフ「ん、う゛、……ぁあ、はっ……」 控えめに、且つ、込み上がる快楽に堪えられないように、わずかに深く押し込んで、引いてを繰り返して。 心は罪悪感でいっぱいで、でも頭は何も考えられなくて。 「っ、ごめん、ほんと、にっ、……ッ! あ、っ、ぅう、ッ……────!」 耐えようと力を込めて手を握っても、何も意味はなくて。 だけど僅かに残っていた理性が、絶頂の瞬間にメレフからソレを引き抜いて、とぷ、と精を吐き出す。 肌が熱い。苦しい。それ以外、何も考えられない。 (-390) 2021/06/01(Tue) 19:59:10 |
【独】 褐炭 レヴァティ物語が書き換えられたから、帰りたくない場所に帰るようになっちゃったね〜っていうのをちゃんと書く時間がありませんでした。 たべられたまま死んでしまえればよかったのに(無意識)って思っているんですよ。 (-389) 2021/06/01(Tue) 19:59:22 |
レヴァティは、卒業したら幽霊になります。 (a104) 2021/06/01(Tue) 19:59:58 |
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