心臓を喰らうねこ(村建て人)は、メモを貼った。 2020/05/18(Mon) 9:34:29 |
兄 エーリクは、メモを貼った。 (a1) 2020/05/18(Mon) 9:38:38 |
イタズラ娘 カミラは、メモを貼った。 (a2) 2020/05/18(Mon) 9:40:19 |
【独】 兄 エーリク (-1) 2020/05/18(Mon) 9:50:15 |
【独】 兄 エーリク/* ←どの組のロルも素敵すぎてほこほこしている 村建てやってて一番楽しいのはこの瞬間だよなー。 各々の交換日記がどんな内容で、 それぞれがどんな展開を迎えるのか本当楽しみ。 (-2) 2020/05/18(Mon) 9:53:50 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏 ── 昇降口 ── [ウインクが嫌味なく似合ってしまう 表情豊かで愛くるしい彼女が 違うクラスになっても 親友のままだと言ってくれる。>>0:337 すごくすごーく、うれしい。 でも、 担任が、が、が…!っていう 眩いばかりに燦然と輝いている奇跡の前では どうしたって霞んでしまっていた。] (1) 2020/05/18(Mon) 10:48:36 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏あ……、うん 行く…! [頭の中を、先生の方のワタナベで いっぱいにしながら 親友を追いかけて、階段を上がる。>>0:340 チャイムが鳴ったら 想い人がお出でまします教室へ 一歩、また一歩と近づいて、心臓が跳ねた。]* (2) 2020/05/18(Mon) 10:49:13 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏── 2ー6教室 ── [イリヤは不満を漏らしてたけど>>0:336 アタシの方は 望みの遥か上を叶えてもらってしまった。 だって、お願いしてたのは 『とにもかくにも、 渡辺先生が異動になりませんように…!』 なのだ。 全校集会とか 移動教室とかで ちらっと見かけられるだけでも、イイ。 もう一度、授業を受け持ってもらえたら それ以上の幸せはない、けど 期待してダメだったらショックが大きいから ハードルをめちゃくちゃ下げた。 先生の名前にちなんで 百円玉を8つと、十円玉を6つと それからご縁がありますように…で なけなしの大盤振る舞い 865円をお賽銭箱に投げ入れたんだけど。] (3) 2020/05/18(Mon) 11:03:16 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[ご利益、ありすぎです!!!!! だって、席が、席がぁぁぁぁ‥‥‥ 年度初めは 出席番号順なせいで ”あ”から始まる名字のアタシは>>0:374 最・前・列。 教卓がめっちゃくちゃ 近い、近い、近い、近い、近ぁーーーーい!! ] (4) 2020/05/18(Mon) 11:05:37 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[座高が高いのと、 メガネに憧れてるのに ゲームしまくっても視力が一向に落ちないのとで、 先生のことを好きになってからは ずーーーっと 最後列あたりをウロウロしてた。 前年度とは違いすぎる、この距離感。] ─────……っ [これが……、しばらく続くとか アタシは運の使いすぎで やっぱり、今日 死ぬ んじゃないだろうか…?!] (5) 2020/05/18(Mon) 11:08:06 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[これまでも、廊下ですれ違う時とか 緊張のしすぎて 無愛想な顔がさらに固まって 不機嫌そうになってしまっていた気がするんだけど、も…。 放送での始業式の間>>0:373 まともに 顔を上げることもできなくて 上目遣いで、ちらりちらり盗み見ては ( ひゃ ーーーーーー…っ )視線を伏せるのを繰り返していた。]** (6) 2020/05/18(Mon) 11:10:45 |
【人】 何時かの影 少女[ 時間の感覚さえ 喪って仕舞いそうな気がする ずっと此の儘 恒久的に 重苦しい空の下を 歩き続けるような予感が過っていく ] (8) 2020/05/18(Mon) 11:29:50 |
【人】 何時かの影 少女[ いつかのだれかのことを 彼を 彼女を ―― いつか “春”を 見たときを ] [ 刺すような 赤 空を 青 い風が裂いて行くように 見えて ] (11) 2020/05/18(Mon) 11:38:12 |
何時かの影 少女は、メモを貼った。 (a3) 2020/05/18(Mon) 11:45:03 |
【独】 何時かの影 少女/* RPむらなのに、あまりになかみのないぽえむをやっていていいのか、と自分でもおもうのですが、 そういうのが許される世界観独立なので、たぶんゆるされます(??) (-8) 2020/05/18(Mon) 11:48:56 |
【独】 部隊長 シュゼット/* わーい!!窓が増えてるぞー!こんこん!(・x・)! お手紙(タブレット)のお返事嬉しいなぁ…あ、タブレットについては設定は全くなかったので、前の持ち主がルークのお父さんって設定凄くいいなと思いました…それでタブレットの中身気になって開けちゃうっていう運命感。それに、ルークも感情ないように見えて、実は自覚がないだけで少しはあるんじゃないのって思える描写がたまにあるのがまたいいよね。 誰が書いてるかも分からない状態だし、それなら見られてもいいかって感じで。僕の日記が変じゃないか見てもらう、ってていでお返事書きたいなぁ。時間軸どうしようしよう (-9) 2020/05/18(Mon) 12:46:25 |
【独】 部隊長 シュゼット/* あとルークさんはごめんね‥!! うっかり、耳は見えてるものと思ってしまってたが読み返したらそんなことはなかった。いつか耳見たいね! (-10) 2020/05/18(Mon) 12:47:15 |
賢者 メルキオールは、メモを貼った。 (a4) 2020/05/18(Mon) 12:53:24 |
【独】 部隊長 シュゼット/* しかし窓の管理凄い大変そうだけどしっかりしててすごいな‥!!何も心配せず村楽しめてるのは村建てさんのおかげです。ありがたや(・x・) (-11) 2020/05/18(Mon) 13:05:53 |
【人】 高校生 花続木 弥―― 『3-L』教室 ―― [ 突然の一年生の訪問にも、最上級生の先輩方は優しく応対してくれた。 元からしてあまり愛想が良くない己であるが、 緊張していたせいで、人当たりが良い、なんてものとは遠い表情と雰囲気だったのではないかと思うのだが。 しかし、姿は知っているものの会話もしたことのない先輩であり、その人へのとある“お願い”を抱えていたものだから、力が籠もってしまうのはどうしようも無かった。 七嵐春生先輩のことは、校内でよく目にしていた。 交友関係が広いのか、色んな人に声を掛けられているのを目撃するし、後輩とも気さくに話している。 それとは別だが、文化祭でもそこかしこで見かけたのを覚えている。 ] え。 ……そ、うなんですか。 [ そんな、一方的に知っているのみで親しい訳でもない先輩が、己が見かけていない間、何をしているかなど知るはずもなかった。 教室に居ない時は大体、なんて言われている行動であっても。 驚いた反応をしてしまったのは、教室に行けば会えるだろう、と気を張っていたアテが外れたからか、 それとも、周りが当たり前に知っていることを知らなかったことに軽いショックを受けたからか。 ……そんなの、どちらも唯の子供の癇癪でしかないというのに。 幸いにも、というべきなのか、 先輩方には特に何も思われず、彼ら同士で気の置けない会話をしていた。 内容>>0:295については、己の知る『七嵐先輩』に沿うもので、違和感は無かった。……否、これは少々失礼かもしれないが。 ] (13) 2020/05/18(Mon) 13:06:59 |
【人】 高校生 花続木 弥―― 屋上 ―― [ 最上階から更に伸びる階段を上ると、普段使わぬ階段は中々の混沌具合であった。 誰が置いたか分からぬクッションやら、中途半端に揃った漫画、文化祭で使うような衣装に、何のために持ち込んだのか分からない玩具……。 普通の学校の備品のような物も置かれているのだが、最早皆の倉庫兼サボり場のようになっているのかもしれない。 この学園は中々フリーダムであるとは思っているが、授業で使わない空間だと秩序も何も無くなるのだろう。 その辺りの刺刀arms(の玩具)を使って屋上の解錠を試みようとした……が、そもそも屋上の鍵は開いていた。 先輩が先にいるのだから当たり前だ。 やや緊張しつつ、ぐっと力を込めて、屋上への扉を押した。 冬の風の圧力で、重い扉は、更に重く感じる。 開けた瞬間、隙間からの風が強く吹き込んで、外の光が薄暗い視界に差し込んだ。 目を細めつつ、自分の体の分を開けてそこに体を滑り込ませた。 ] (15) 2020/05/18(Mon) 13:09:56 |
【人】 高校生 花続木 弥うお、 [ はっきりとした視界に映るのは、澄んだ青い空だった。 空は大きく広がり、また、遠くの景色までよく見える 教室の窓から見たのとは違う、良好な視界の眺めには、一瞬心を奪われた。 ……が、やはり寒いのは否めない。先程の先輩たちも言っていたが、この季節には少々向いていないのではないだろうか。 一瞬の感動ののち、表情は悩まし気なものになってしまう。 何か上着を持ってこれば良かった、そんな考えが過ったとき、視界の右方面に、人を捉えた。 扉の開く音でこちらに気づいたのか、こちらに視線を向けている。その視線は、すぐ戻っていきそうだった。 ] (16) 2020/05/18(Mon) 13:11:38 |
【人】 高校生 花続木 弥あっ……! あのっ……!! [ 弾かれたように目を見開き。 慌てて声を上げて、駆け寄っていた。 寒いだとか、そんなことを気にしている場合ではない。己は彼に会うためにここに来たのだ。 相手の反応など気にも止めず、制服のズボンのポケットから出したスマホを相手に向けた。 ] あの……! 『すぷりんぐ』先輩ですよね……!? [ その画面。映るツーショット>>0:117>>0:131。 投稿者の名前と、目の前の先輩の姿を照らし合わせる。 ] 俺、1年p組の、花続木弥(はなつづき わたる)って言います! お願いします!俺に…… (17) 2020/05/18(Mon) 13:13:45 |
【人】 高校生 花続木 弥[ 冬空に絶叫が響く。これが、己の『お願い』。 気持ちは地面に頭を擦り付ける如く。思いっきり、頭を下げた。 知り合いでも無い先輩に告げるためには、強い決意と思い切りが、いったから。* ] (19) 2020/05/18(Mon) 13:15:05 |
【独】 高校生 花続木 弥/* お前がP組かよ!!!!! 俺がP組でした。ご縁すぎる。 どういう子なのかまだ分かってはいません。 元村では閉じ込められると出られない怪しげな倉庫をシュールストレミングarmsの玩具で開けるのが流行ったりしていました。 (-12) 2020/05/18(Mon) 13:17:45 |
【人】 赤の騎士 アロイスああ、それで決まりだな。 丁度剣を振り回したいと思ってたとこだ。 [単純明快。倒せば倒しただけ金が入るのなら、俄然剣を握る手にも力が入るというものだ。 剥がされた依頼書を受け取りニッ、と笑みを見せた。] さて、今日もよろしくな。相方! [そう言って獲物を求め目的地へと向かう。 背中を相方に任せ、暴れ回ること数時間。(36736)5000n50000匹という莫大な数のゴブリンを討伐し、有り余る報酬とともに"ゴブリンスレイヤー"の異名が付いてしまったのはまた別のお話。] (20) 2020/05/18(Mon) 13:23:08 |
【人】 赤の騎士 アロイス[冒険者として旅に出たあの日から数日。少年はギルドの門を叩いていた。生まれつきの仏頂面、おまけに愛想の「あ」の字も知らない少年だったが、度胸と体力だけは誰にも負けなかった。 しかし、待っていたのは想像していたものとはかけ離れた日常。日がな小さな依頼をコツコツこなしてはその日の宿代を稼ぎ眠りにつく。駆け出しの冒険者がラスボスを倒せるほど、この世界は甘くないことなど分かっていた。 それでもやっぱり、この現状をつまらないと思う感情は日毎に強くなっていたし、何より、そう嘆く自分がちっぽけに思えて。毎日のように振るう剣は空を切るばかり。 ──そんなある日、メルキオールに声を掛けられた。] なぁ。 なんであの日、俺に声を掛けたんだ? [ふと気になった疑問をそのまま口にした。] (21) 2020/05/18(Mon) 13:25:15 |
赤の騎士 アロイスは、メモを貼った。 (a5) 2020/05/18(Mon) 13:31:11 |
高校生 花続木 弥は、メモを貼った。 (a6) 2020/05/18(Mon) 13:32:10 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 黄薔薇のような女性が良い、と、 珍しくも、主人が語ったことがあった。 ──嫉妬深いおひとと? 口遊びに聞き返した執事は、 送りつけられた肖像画に鏤められた紅薔薇の意匠に “何処の”令嬢の其れであるかを直ぐに察し、 何も言わずに、瞳を伏せていた。 ──薔薇は、好きだが。 ──毒々しいまでの深紅はな。 返事もなく、唯肖像画を脇に置いたその人に、 内心の苦笑ばかりを隠し、 空のカップに 紅茶を 足した。*] (22) 2020/05/18(Mon) 15:36:37 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 此方はずぅっと恨みのある言い方だった。 きっと彼女の発言には、己も含まれると言うのに。 一括りの、“えらいひと”。 ──その中にも、どうしても序列がある。 金のない貴族だって、往々にしているものだ。 舞踏会の主催は、相当に資産家だった。 国への“徳”を積んでいて、この舞踏会も 王室庭園の小宮で行われるのだとか…… ] (24) 2020/05/18(Mon) 15:37:41 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 食事にしても、衣服にしても “相場”を下げるわけにいかない事情がある。 見栄とも違う。“そう”でなくてはいけない。 パンがないなら其処らの草を、とは行かない世界だ。 銀先が文字らしきものを辿るのを見ていた。 …文字を教えようと思ったこともあったはずだけれど、 それから随分経ってしまった。] (27) 2020/05/18(Mon) 15:39:14 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 別段、勉強“させよう”という意志はなかった。 何を書く、なんて決めた手帖ではなくて ──それこそ、痕跡を 残したいが為の。 生き足掻いた印なんて碌なものではないが。 恨み辛みを詰め込んだ手記に限って、 後世本にされたりするのだ。 銀色の軌跡に、わらっていた。 きっと水を浴びた時の、苦笑に近く、] (29) 2020/05/18(Mon) 15:40:03 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也 「 雪也くん。 ] [ 耳にその音が届いた瞬間 隠れるようにお揃いマスクを 少しだけ上にあげてしまった事 自分ではそんな動作をしているなんて 気づいてすらいない。 学校では呼ばんのはお互い様。 どっちがどうやったか、とか 覚えてない 俺は けど ] (31) 2020/05/18(Mon) 19:46:06 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ おうちがおとなりどうしで ずうっとずっといっしょ で なにもかも ぜんぶ ふたりに しらないことなんて ない なんて 勝手に思ってた あの日から ちゃうんやなって なったんは あの11歳の 頃のはなし ] (32) 2020/05/18(Mon) 19:47:04 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 2月14日はなんでもチョコやから 嫌やねんな 』 [ 雨音なら知ってる筈の口癖。 自分の誕生日だというのに違うもので盛り上がって おいてけぼり感半端ない。 チョコだってそんなに好きでもないし。 誰が誰を好きやとかそうでないとか 近くて遠い話に主役を取られて 子供心につまらないとふてくされて ] (33) 2020/05/18(Mon) 19:49:21 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也 [ さすがに小5にもなれば 誰が好きやとか、違うだとか そういう話も盛り上がるなかで バレンタインにチョコもらうって意味を 理解してないわけではない、知らんけど。 義理だとか、本命だとか 浮足だつ光景も それでも俺にはまだ無関係やと 思ってた ] (34) 2020/05/18(Mon) 19:51:52 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ いつか大人になってって いろんなことがあったとして でもそれでも 雨音には関係ないと 勝手に思ってた 思ってたんは 俺だけやったらしい ] (36) 2020/05/18(Mon) 19:56:00 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 雨音ちゃんは雪也のこと 好きじゃないって言ってた 』 [ 逃げ出すような雨音の背中と 泣きそうなしずちゃんの手のなかには かわいらしい箱がちょんと乗ってて その意味に気づくのに何秒もの時間が必要だった ] (37) 2020/05/18(Mon) 19:56:27 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 でも 雨音ちゃんもバレンタイン用意してた 好きな人がいるんだとおもう 雪也はほんとにもらってないの? 』 [ しずちゃんの言葉に 小さくうなずくことしかできなかった。 一生懸命なしずちゃんに、 泣きそうで今にも壊れそうな彼女に いきなり突き付けられた現実に ――そんな顔してほしなかったから 頭ぐちゃぐちゃやったから 告白は 受け入れる事になった。 そっから2週間ぐらいは彼氏と彼女で しずちゃんにフラれるまで その関係は続いてたっけ ] (38) 2020/05/18(Mon) 19:57:07 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ 雨音にも好きな人がおる そんな普通の事だけれど それから少年少女のそーしゃるでぃすたんすは固まって 雪也くんと雨音は相星くんと五十鈴さんになって ] (39) 2020/05/18(Mon) 20:01:14 |
【人】 神置 穂村[おおよその話は通じてるいる所から 対人スキルに関してはある程度あるのだろう 日本語の解釈違いで勘違いしそうとはいえ 箸の使い方など仕草諸々を注視してれば 育ちもよく、馬鹿でもないのは明白だった] (41) 2020/05/18(Mon) 20:02:27 |
【人】 神置 穂村[紙ナプキンに書かれた「楊 宇静」をじっと見て 慌てて、自分も「神置 穂村」と漢字で書いた 日本語学校に通っているということは フォルモサは真っ先に候補から外れた それから、漢字を真っ先に使ったところから 獅子の共和国でもないな、とあたりをつけた 前者は母国で日本語をある程度習得可能だし 後者は日本人に対してなら英語を使うだろうから] (43) 2020/05/18(Mon) 20:04:11 |
【人】 神置 穂村ヨウさん、は何か違うんだよな、俺の中で なら、そのままヤンさんでいいと思うし… ヤンさんにすると、学校でかち合っちまう ウチのクラスにいるのが確かそうだったわ …却下、却下! [と、なれば下の名前が無難で妥当か そんな結論が出てしまい、呼び方はほぼ二択になる] (44) 2020/05/18(Mon) 20:07:53 |
【人】 神置 穂村なら、ユージンか、ジーン? [スマホを取り出し調べてから ペンで「Eugene → Gene」と綴る しかし、RobertをBobという系統の 呼び方であるから、彼の文化を推測するに 馴染みがなさ過ぎて違うだろうとなる] (45) 2020/05/18(Mon) 20:10:11 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 俺このマスクしかもってへんねん 』 [ へへんと何の自慢にもならない笑いと 濃厚密着とかせんわ!との突込みと 春らしくない陽気に一歩離れた横顔は やっぱり全部は見えはしなくて ノート買った帰り 公園のすっかり狭くなったブランコ ゆらゆら揺れながらパピコは 半分に分けるのにちょうどよかったりする ん、と差出し 限定ピーチ味 ] (47) 2020/05/18(Mon) 20:11:59 |
【秘】 神置 穂村 → 楊 宇静 (-16) 2020/05/18(Mon) 20:15:41 |
【人】 神置 穂村で、俺…専門は歌じゃないんだよ あんまり詳しくないけど それでよければ、多少は教えられるかな [昼食を食べるために店に入っただけなので 楽器はケースに入れたまま大学の練習室にある このまま、何処か場所を移すとするなら さすがに置き去りには出来ないものだったので] (49) 2020/05/18(Mon) 20:16:30 |
【人】 神置 穂村…スタバの前に、ウチの学校寄っていいか? 門の前にいたら逆に怪しまれるから… 多分、一緒に中入っていくのが、いいと思う [店を出てすぐのこと、ニヤリと笑いながら そんな提案を彼にした**] (50) 2020/05/18(Mon) 20:19:04 |
【人】 兄 エーリク (そもそも本を粗雑に扱う時点で説教ものだよ) [父上と母上なら。うっかり本に垂らされた薬やインク、 下手すれば衝撃や魔力の一つや二つで 思わぬ被害が出る可能性があることも知ってるはずなのに。 幾ら兄妹の共同研究本だからって、油断しないで欲しいな。] (52) 2020/05/18(Mon) 20:45:56 |
【人】 兄 エーリク[そんなことを思ってたら扉のノック音が3回響く] 『坊ちゃまー?俺です、ジョバンニです。 セレン様からのお手紙が来てたんで 届けに来ましたー。』 ありがとう、今扉を開けるよ。 [基本扉にはカミラのイタズラ防止対策で鍵を掛けているので 解錠術式で扉を開ければ、ジョバンニは薄桃色の封筒を こちらに一枚手渡してくれた。] (54) 2020/05/18(Mon) 20:46:32 |
【人】 兄 エーリク 『坊ちゃま、ついでで悪いんですけど ちょいと海辺の町まで転送して貰えます?』 いいよ、買い物? 『ええ、今のうちにアサリ買っとけば 夕飯には白ワイン蒸しに出来ますからねえ。』 [いいね、と相槌を打てばどうやら父上のリクエストらしい。 あれはパンと合わせても美味しいし、 両親は白ワインと組み合わせが相当好みなようだ。 帰還用の簡易術式を組み込んだブレスレットを手渡し ジョバンニの出発を見送り、独りごちる。] (55) 2020/05/18(Mon) 20:46:49 |
【人】 兄 エーリク ……後で、パンも買ってこようか。 [夕飯時を狙って買い物に出れば焼きたてを狙える。 アサリの白ワイン蒸しなら焼きたてのパンと合わせた方が 断然香ばしくて美味しいから。 届いた薄物色の封筒に目を細め、 封蝋をゆっくりと開封していく。 そういえば彼女も白ワイン蒸しは 大の好物であったことを思い出しながら。]** (56) 2020/05/18(Mon) 20:47:04 |
神置 穂村は、メモを貼った。 (a7) 2020/05/18(Mon) 21:02:57 |
【人】 楊 宇静わたしに興味あるのはJ-POPだけど 先生は得意じゃないみたい [だから、年頃の男子で音楽に興味があるなら行けるのでは。なんて、たまたま暇潰しに声を掛けただけにも関わらず幸運に恵まれたと思う。 事情を説明して肩を竦めてはみたけれど、今はそんなに残念でもなくて。] おっ、わたしは良いよ? でもわたし行ったら ホムラ怒られちゃうかも知れない? (59) 2020/05/18(Mon) 21:04:04 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[自分の中では思い巡らせた末の話題。 これから新しい学年やしな っていう ] 『 ガッコはじまったら こう喋ることもあんまないやろから 今のうちに言うとくけど、さ なんか困った事とか 悩むようなこととかあったら 俺のこと、その…… ちゃんと頼ってや 』 (61) 2020/05/18(Mon) 21:04:55 |
【秘】 ☆中学生☆ 相星 雪也 → ★中学生★ 五十鈴 雨音『 俺は雨音の味方 やで 』 [ 悩みに悩んで出した言葉は まあまあ照れくさいから 本人にもきこえるかきこえんかぐらいの そんな声だったかもしれない ] . (-20) 2020/05/18(Mon) 21:27:03 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 かえろかー 』 [ 非日常の一瞬の日常は 名残惜しくともこれにておしまい。 らしく無い事をしたものだから 照れくさも相まって いつもより二歩先くらい早く 横断歩道に向かって歩き出す **] (62) 2020/05/18(Mon) 21:36:54 |
【人】 イタズラ娘 カミラ─ドッキリドッキリドンドン! 不思議な力が湧いたらどーしよ!?(どーしよ!?)─ あら? [あれから数日後、屋外で炎と氷の術式の威力を調べてたら 離れたベンチの上に紫の本が。 すぐさま作業を中断して中身を開いたのだけど─────] (63) 2020/05/18(Mon) 21:50:42 |
【独】 神置 穂村/* そういえばですね、QRコードが一瞬出なくて 頭の中で「2次元バーコード」とか浮かびましてな ・ㅅ)めっちゃ職場でつこてる名前 (-21) 2020/05/18(Mon) 21:51:54 |
【人】 イタズラ娘 カミラ[父様母様の召喚という一文に思わず真顔で叫んでた。 だって故郷の宮廷魔術師みんなコテンパンにした上、 国の精鋭の隊全員のした母様よ? 母様の生家ナフィストラ家での実験を繰り返され 人間以上の魔力と力つけちゃった父様よ? 前に二人が激おこした時なんて世界が終わるかと思ったもの、 幾ら何でもあの二人のお説教嫌ですごめんなさい兄様。 もう兄様の足元に本をゴンって落として楽しんだりしないから 父様と母様召喚だけは本当にやめて 私死んじゃう、死んじゃうから。 私の胃と心が死んじゃうから!!] (66) 2020/05/18(Mon) 21:52:01 |
【人】 イタズラ娘 カミラ[知識の他に優れているのは、兄様の強大な魔力。 それこそ宮廷魔導師なんか優に超えてしまうでしょう。 単純な魔力量なら、家族で一番強いんじゃないかしら? その代わり体力には優れていないので 兄様は魔力を調整しながら体力を節約する必要がある。 一方私は波の魔術師よりやや上程度。 家族の中では最も低い代わりに体力は父様並のトップクラス。 兄様と正反対で、体力で魔力不足をカバーするスタイルなの。 だからこそドッキリを含め、 魔術の練習などで体も鍛えてるってわけ。] (68) 2020/05/18(Mon) 21:52:45 |
【人】 ミア[ 赤茶の束は、お決まりの場所に落として。 ……何処ぞの薔薇に刺される趣味は無いから、 銀色は否定するよに、横に揺れる。 短い方が楽だ。少年に見られてしまえば其れでも良い。 長いと掴まれるし、おんなは溝じゃあ舐められる。 おとこ に、成りたい、訳でも無いものの。 ] (70) 2020/05/18(Mon) 22:08:23 |
【人】 ミア[ 扱いに関しては何処までも器用だったのか。 机と、場所の戻ったであろう手帖の間に 何とはなしに 刃を滑らせていた。 教える教えない以前に、扱いが適当すぎるから、 目の前の貴族様にさせる訳にもいかないが、 ……誰でも無いおんなは 誰でも無いから、 そのままかるぅく持ち上げ、もう片方の手に手帖を収め、 わらうことなく頁を眺めている。 読めない何かの羅列。 名前と、……地名、とか、幾つかだけ読めた気がするが。 自分用、と言われても、残念なことに、 懐にしまい込む気にはならない ほん。 ] (73) 2020/05/18(Mon) 22:09:51 |
【人】 ミア……かきたいことが わからないんだけどな。 [ 書いて良い、と言われても。 手先だけはどうにかなっていたから、 絵なら ─── 否、 何時か見かけた肖像画を思いだしては、 無理だな……と、僅かに諦めの顔をして。 ] (74) 2020/05/18(Mon) 22:10:34 |
【教】 ミア[ ─── 例えば 喉元に 牙が食い込む瞬間、 足元を掴む、踏みつけた相手の 呪う聲、 大した血族でもないくせに、 その日、その日、確かに一度、 誰かを奪った 代わりのよに、死んでいく夢を見る。 時折人の手が締め上げてくるから無節操だ。私が! 毎夜死に続けるとか 、ほんとうに、 ] (/1) 2020/05/18(Mon) 22:15:30 |
【人】 ミア[ ─── 月灯のもと、 不揃いな毛先から垂れた雫が 不規則に落ちていた。 扉を見る瞳の焦点は 未だ、定まっていないし、 喉から漏れ出る息は荒く、細い。 首が割れたような ( ……陳腐だが他に表現が無い、)感覚が続くから、 それだから 何時も、頼んでいたのに。 生還するって難しい話だ、ほんとう。 ] (78) 2020/05/18(Mon) 22:17:25 |
【人】 ミア[ 自分ひとりで頼める立場で無いのは それは 勿論、理解していた。 ……だけの、頭はまだ残っていたらしい。 或いは 、来て"しまった"理由が 何か、知らないけれど、 ] (79) 2020/05/18(Mon) 22:18:25 |
【人】 ミア[ ……憔悴しきった細い影の、ゆびさきが、 ノックするか迷っている。 死相だけなら 良かったのに、これもほんとう。 慣れる日なんて 全く想像できない。 ] (80) 2020/05/18(Mon) 22:19:39 |
ミアは、メモを貼った。 (a8) 2020/05/18(Mon) 22:21:38 |
【独】 兄 エーリク/* 自分達も研究帳(交換日記)の内容を 秘話に書こうかと思ったけど、 「交換日記の内容そのものは色窓のみ」のルールを 村建てが破るのもどうかと思ったので、やり取りは表のみ。 ミアさん・アーサーさん達っていい距離感よね。 学生さん達はみんな青春って感じがして微笑ましい。 ギルド組はコンビ関係? (-23) 2020/05/18(Mon) 22:29:54 |
【独】 兄 エーリク/* 霊感少年、聖女、響狐と青系の窓に希望集中したのは やっぱりというか何というか。さすが人気窓だなあと思う。 霊感少年は自身の村コンセプト上外してたことが多いけど (遅延見物人可にしていたので) 企画見てるとやはり一定数の需要はありそう(ありそう) この間伺った窓希望決めの理由や基準の話も勉強になる。 (-24) 2020/05/18(Mon) 22:30:09 |
☆中学生☆ 相星 雪也は、メモを貼った。 (a9) 2020/05/18(Mon) 22:41:15 |
【人】 部隊長 シュゼット[>>0:390僕はもう少し延期にならないかと思ってたのに。 非常にも、検査は自由の身となった次の日からだ。 そりゃあ僕はうんざりな気持ちにもなったけど 目の前で、ペンギンにああまで喜ばれてしまったら 延期を願い出る気持ちも霧散してしまった。 その日はそれで、目を輝かせるペンギンに苦笑しながら 「ぶどうは。僕の、二番目に好きな味だ。」 そう言って、頭を撫でてあげた。 この基地内で過ごす兵士たちは、 ペンギンをただのお手伝い端末として扱う者の方が多い。 >>0:63気難しい上官であれば、少し不調を感じたら、 すぐに廃棄を命じてしまうことだってある。 ―――僕だって、どんなペンギンに対しても 毎日自分の飴を配り歩いているわけじゃない。 最初に飴をあげた理由は、今もはっきり覚えてるし、 今も飴をあげ続けている理由も、変わらない。] (81) 2020/05/18(Mon) 23:07:54 |
【人】 部隊長 シュゼット[誰にも言っていないから、 こんな理由、当のペンギン本人だって知りゃしないだろう。 右腕や、痛覚や、記憶が欠けていることの不便さ。 取り戻したいと強く思うわけではないけれど それでも、欠けたものが埋まって周りと同じようになれたら 僕はどうなるのだろうと考えることはあるし。 時折。皆とのどうしようもない違いを感じて、 自分だけ違う世界を生きているような気持ちにもなる。 ……どうにかできればなぁ、と。 ペンギン君を見ていて思ったのがきっかけで。] (82) 2020/05/18(Mon) 23:08:36 |
神置 穂村は、メモを貼った。 (a10) 2020/05/18(Mon) 23:10:11 |
【人】 部隊長 シュゼット[僕は医学の知識にはてんで疎いから。 腕の怪我ぐらいで完全に飛べなくなるとは思ってなかった。 彼が皆と同じように"飛べる"ようになるには、 何かきっかけがないと駄目なんだと思っていて。 きっと、栄養が足りないんだと思っていた。] [僕はあのペンギンを、 飛べるようにしてあげたいんだ。] (83) 2020/05/18(Mon) 23:10:26 |
【人】 部隊長 シュゼット[医務室のペンギンは好きだったけれど。 軍医の中でも、ルークは苦手な方だった。 ……いつも、苦い薬をわざと処方される気がするし。 ………僕は甘いのがいいって、言ったのに。 でも、彼のことが苦手ではあっても嫌いになれないんだ。 皆は彼のことを血も涙もない"葬儀屋"だの "目をつけられたペンギンは捨てられる"だの言うけれど。 僕はその噂を、全然信じちゃいない。 だってそれが本当なら、 普段は隠れてるとはいえ医務室にペンギンが居座ってるのを ルークが放っておくはず、無いと思うから。] (84) 2020/05/18(Mon) 23:17:45 |
【人】 部隊長 シュゼット− 検査が始まって数日後 ― [―――医務室のドアを、軽くノックする。 今日、医務室に居るのはどの医者だろう。 数日前から処方されているのは、やっぱり苦い薬。 こうして毎日、経過観察にきているけれど やっぱり記憶が戻る様子は何もない。 今回の薬を飲んだ後も。 機能停止した機械の怪物の側で倒れる以前の記憶…… 基地で生活していた頃の記憶や、 怪物と直前まで戦っていたはずの記憶は 欠片も思い出す兆候は見られなかった。 もし、何か変化はないかと言われたとしても。 "最近になって変な夢を見る頻度が増えてきた"なんて とても、話す気にはなれなかった。 ポケットの中にはぶどうの飴玉が数個。 自分の分と、ペンギンの分と。……それから。] (85) 2020/05/18(Mon) 23:18:23 |
【人】 部隊長 シュゼット 第一攻撃部隊の部隊長……シュゼットです。 『検査』のため、ここに。 [ドア越しに簡潔に用事を伝える。 何も変わってないと僕は思っているのだが。 今回の薬で、脳波の測定結果では、 少しずつ、記憶が回復している兆候が出ているらしい。 本当にそうなのだろうか。 回復なんて、しているのだろうか。 今日も、中から返事があれば医務室へ入り、 指示されるまま検査を受けるつもりではあるが。 僕は半信半疑のまま、ため息をつくのだった。]* (86) 2020/05/18(Mon) 23:20:41 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a11) 2020/05/18(Mon) 23:30:31 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a12) 2020/05/18(Mon) 23:30:43 |
【独】 部隊長 シュゼット/* 村建てありがとうございますの気持ちは今もあるけど、流石に1dはメモから消そうと思ってたのに忘れた顔(・x・) 次消せばいいかな、うん…! (-26) 2020/05/18(Mon) 23:31:47 |
【独】 神置 穂村/* で、ユージンに教えちゃろと思った歌に まさかのこれが紛れていた件 パンダ うさぎ コアラ(・×・) http://j-lyric.net... けど、これはガチでアレなのでやめよう だんご3兄弟 (串に刺さってだんごからのパンチやば) http://j-lyric.net... 地球ネコ…最の高 https://m.youtube.com... (平沢進オリジナルバージョン) https://m.youtube.com... (-27) 2020/05/18(Mon) 23:33:59 |
【人】 軍医 ルーク[ 知識、というのは時に難儀なもので、 その時点で、現状の技術力で、 “可能性がどれくらいあるか”ということが 分かってしまうこともある。 このぺんぎんの場合、少なくともこの基地の設備と、 現状の端末の構造の理解度、修復可能な範囲を鑑みて、 治療は不可能だ。 下手をすると、残っているかもしれない一縷の可能性を 摘むことになる。 ――あるいは、ぺんぎんを最初に“作った者”ならば。 その知識や技術をもってすれば、修復も可能だろうか。 時間をかければ、あるいは新たな技術が発掘されたなら。 無駄なものは無駄だ、と医務室で自由にさせておきながら、 上に上ったときなどには落ちないようにと見張る。 夜の解析と昼の勤務の合間の時間に、 自室で本を読むときは、医学書と技術書に手は伸びる。 そしていつも、自分より腕の良い技術者や医者に任せた方が まだ可能性はあるだろう、という結論になる。 廃棄処分されたことになっているぺんぎんに対して、 それが出来る手段は、今のところない。 かくして議論は振り出しに戻る、だ。] (87) 2020/05/18(Mon) 23:43:47 |
【教】 世界の中心 アーサー[ ──人の味を知った獣は、そればかりを食すというが 毎夜 例えば 見知らぬ誰かの喉元に牙を立て、 味も知らないというのに“美味い”と想うのならば 最早獣に近しいと言っても、過言では無い。 大体、誰とも知らない被害者の瞳は胡桃色で、 光の無い眼に映る顔を見ている。] (/2) 2020/05/18(Mon) 23:45:35 |
【独】 部隊長 シュゼット/* この調子で互いのコアが合う夜は現軸やり取りをメインにしつつ、お手紙は隙見て返せるような進行にしたいなあ。いつ互いに相手が誰か気づくんだろうなあとわくわく (-28) 2020/05/18(Mon) 23:46:15 |
【人】 軍医 ルーク[ 欠けていること。 他のぺんぎんと違っていること。 それを自分と重ねて見ることは、していたかどうか――… 正直、分からない。 恐らくは違うだろう。 ぺんぎんの欠けている部分に対しては、 どうしても、『患者』を見る目線になる。 治せるならば治したい。 治せないならば、いつか治したい。 自分に対しては、別にそうは思わない。 だから、恐らくは違うものだった。] (89) 2020/05/18(Mon) 23:46:18 |
【独】 部隊長 シュゼット/* うおお!!はやい!w まあね……治らないんだろうなあって中の人は思ってるけど、シュゼットはその辺疎いというか純粋なので…w (-29) 2020/05/18(Mon) 23:47:13 |
【人】 軍医 ルーク[ さて、そのぺんぎんは、 現在医務室の机の上を大騒ぎで走り回っている。 包帯とか消毒薬とか、そういうものを 不自由な羽に抱えててんやわんやの大騒ぎ。] ……転ぶよ? [ 言うだけは言ったが、遅かった。 包帯を足に絡ませて机の上にべしゃんとスライディング。 ぴえ…と泣きそうな顔になりながら、ふんすと立ち上がる。 意外と根性がある。 そうこうしていると、ノックの音が聞こえた。 足音自体はもう少し前から聞こえていたのだけれど―― そうか、そういう時間だったか。] 入って。 [ ドアの外から聞こえてきた声に、 ぺんぎんが目を輝かせる。>>86 飴の話を覚えていた、というよりも、 あのうさぎが訪ねてくるのが嬉しいのだろう。] (90) 2020/05/18(Mon) 23:48:00 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 珍しく、月明かりのうちに覚醒していた。 ──カーテンの隙間だ。 真白を醒めた蒼に染める月光が 真っ直ぐ、 色の抜けたよなかんばせを指し示している。 ] (91) 2020/05/18(Mon) 23:49:20 |
【人】 軍医 ルーク[ 今日の検査は、それほど大掛かりなものではない。 医師が並んで取り囲み――ということにはならない。 いくらか問診をして、それに基づいて薬を継続するかを決め、 脳波を測定して終わり、というところだろうか。 医務室には他の医師の姿もなく、 従って、ぺんぎんも堂々と歩き回っている。 もし第一攻撃部隊部隊長殿が入って来たなら、 まあ、机の上の惨状に気付くだろう。 ぺんぎんはもはや、セルフでぐるぐる巻きだ。 そして、部屋の明かりに照らされて、 医務室の主のフードの下の青白い顔が、 半分が青黒く変色しているのも、見えるに違いない。 誰かに殴られた痕だというくらいは、分かるだろう。 そういう状態の相手に検査を任せるのは 御免だと立ち去るなら、それはそれで問題ない。 此方で適当に理屈を整えておけば、良いのだから。 ――尤も、そう何度も延期が効くような状態では なさそうだった。 上層部からは、結果をせっつかれている。 多少の無理をしてでも記憶を戻せ、と。 そのたびに、さーいえっさー、と棒読みを返しながら、 少しでも無理がかからないようにと、 出来る範囲で出来るだけの工夫をしているのが現状だった。] (93) 2020/05/18(Mon) 23:50:46 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 心の奥で茶化している。 慣れと言えば、そういったものだろう。 手を替えようが 人を替えようが、 目が覚めるのは決まって、“自分”の顔を覚えた頃。 ──光景を、味わい尽くした頃だ。 きっと、“リドル”はとっくにおかしい。 時折 真面目にそう思う。 ] (94) 2020/05/18(Mon) 23:50:58 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 足を滑らせ両脚を地につけると、大きな姿見がある。 起きて先ず、“美貌”に酔う為。 ──と 言うことにしてある。 ベッド横のテーブルには、水瓶と硝子杯。 …少ないか。 不寝番にでも頼もうか。 燭台に灯りをつけ、真白の海を 降り立った。] (96) 2020/05/18(Mon) 23:51:32 |
【人】 世界の中心 アーサー[ ──ので、 扉の前で鉢合わせたのは、 きっと明月の思し召し。] …おや、“おはよう”。 忘れ物かい? …いや、君に限って“もの”は忘れないだろうね。 (97) 2020/05/18(Mon) 23:52:04 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 燭台と、水瓶に3分の1ほどの薔薇水。 用向きの分かる出で立ちで、 “昼”と変わらぬかんばせを、 わらうように 解し、] ( 火は 明るく、温度を持っている。 白肌を誤魔化すには充分だろう。 ) (98) 2020/05/18(Mon) 23:53:59 |
【人】 軍医 ルーク座って。 ――その後、体調の方は? [ 記憶の検査の続きだと分かっていながら、 先ずはその質問が出た。 義手の力を解放したこと、戦場での負傷。 その後、後遺症の兆しはないか。 そうして、それからお決まりの質問を続けた。] 前回の検査から、今回の検査まで、 何か変化はあったかい? 些細なことでも構わない。 記憶に限らず、体調面、精神面の変化、 何か気にかかること、そのようなものでも。 [ ぺんぎんはどうにかこうにか包帯から抜け出して、 (もしかしたら、見かねた目の前のうさぎが 手助けすることがあったなら、 このぺんぎんは有難く受け取っただろうけれど――) 診察の間は、少し離れたあたりでじっと見守っている。 “両方”を、どこか心配げに。] (100) 2020/05/18(Mon) 23:58:05 |
【人】 軍医 ルーク[ 返事を待ちながら、ふと。 検査の後の予定を聞いてみようかと思った。 “探し物”に人出がいる。 このうさぎなら、適任だろう。 もし空振りでも、あちこち言いふらすたちには見えない。 一つのことに集中しながらも、あちこち思考が走る。 自分の癖のようなものだった。 怪物の襲撃のことに思考が向いていたせいもあるだろう。 しかし、今は検査だ。 思考を切り替え、カルテにペンを落とす。]* (101) 2020/05/18(Mon) 23:59:24 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a13) 2020/05/19(Tue) 0:06:39 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音え、…… 嘘でしょ そしたら、あと3個ぐらい作っとくから 使った後は洗濯してよ ? [ 今は毎日外出しないとは言え、 私の作った布マスク1個だけで凌いできた? >>47 笑いを含んだ彼の言葉に、私は真顔。そして溜息。 ああ、でもせっかくだから 柄のリクエストは聞いておこうかな。 え?星柄??うん、わかった。 ] (102) 2020/05/19(Tue) 0:17:58 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音へへ、ありがと パピコ買ったのは見とったから 半分くれなきゃ 拗ねるとこやったよ [ ゆらゆら、ブランコを足で止めて 差し出されたピーチ味を嬉しそうに受け取る。 昔は、スイカとか肉まんとか しょっちゅう半分こしてたっけ ───── それだけ一緒に過ごす時間があったんだよね ] (103) 2020/05/19(Tue) 0:18:01 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音( 昔は当たり前のようにベランダから声かけて。 どっちかの部屋に行って、晩ご飯まで遊んで。 同じ性別だったら 今でも出来てた ? 何も感じずに" 幼馴染 "だけでいられた ? ) (104) 2020/05/19(Tue) 0:18:06 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音 (107) 2020/05/19(Tue) 0:18:17 |
【秘】 ★中学生★ 五十鈴 雨音 → ☆中学生☆ 相星 雪也うん、しってる 私もね 雪也くんの味方だよ ずっと昔から [ 私だって照れくさいけど、 なんだか ──── 昔感じていた風が ふたりの間に流れた気がして ] (-30) 2020/05/19(Tue) 0:18:20 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音悩み ……… 今のところはカブの売り先かな ? [ 冗談で締めくくっちゃうのが私なのだけど。 だって本当の悩みなんて ──── 彼にだけは言えないもの。 ] (108) 2020/05/19(Tue) 0:18:24 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音うん、かえろっか あ…… そうだ、 あとで雪也くんの島に遊び行っていい? [ 足早に歩く彼の後ろを、てててと追いかけながら。 横断歩道はちゃんと車を確認してから渡ろうね。>>62 怪しいフラグはへし折っておくから ]* (109) 2020/05/19(Tue) 0:18:28 |
【独】 ☆中学生☆ 相星 雪也/*われら日記これ 島の掲示板に書き込むとかなのでは(?) いやいや にっき にっき にっき にっき これわんちゃんねこちゃんある 毎日通信……?カブ置いといてとか書くやつ… 村終わったらヒトデ村呼んでよね…… 海遊館いきたい…… (-32) 2020/05/19(Tue) 0:32:47 |
世界の中心 アーサーは、メモを貼った。 (a14) 2020/05/19(Tue) 0:33:30 |
【独】 ☆中学生☆ 相星 雪也/*ちな 横断歩道フラグ(?)は すこしふしぎとか AIとか言ってたから 横断歩道をわたりました!深い意味はないです 横断歩道は日常としてわたるもの (-33) 2020/05/19(Tue) 0:35:11 |
【教】 ミア( あなたたちを踏みつぶした時、 きっと私は 獸同然の顔をしていたのでしょう。 それと おんなじ。 いっそ全部"おかしく"なってしまえば、 楽 だったのか、さあ どうだか、知らない。 ) (/7) 2020/05/19(Tue) 0:56:29 |
【人】 ミア[ 赤を 見ていた。 暗く、昏く、そう 陰る碧は、"何処か"へと、 半分脚を沈めているよう。 叩こうとした指の節は宙を切る。 持ちあがった喉が 軋む。 ] (110) 2020/05/19(Tue) 0:56:50 |
【人】 ミア[ 幸運だったか、不幸だったか、 何の思し召しだか、知らないけれど。 薄い腹は空腹を告げていないし、 冷たい汗で貼り付いた部屋着は寧ろ大きいほど。 迷った碧は、水瓶を捉えて、 ……あながち間違いない、と "忘れ物"を思う。 ] (111) 2020/05/19(Tue) 0:57:23 |
【人】 ミア[ "締められそうな" 細い 首が、 詰まったよな、掠れたような、 線を引かれ、赤の溢れ出るよな。 どうしたってそういう感覚があるから、 声はひとつも 出していない。 ─── ものも書けなきゃ声もあげられないなんて、 不自由にも程がある! ] (113) 2020/05/19(Tue) 0:58:22 |
【人】 ミア………、 [ ……それだから、水瓶を指先で示して、 それで良い、と言いたげに預かろうとする。 別に、浴びても良かったのだけれど、 流石に騒ぎは悪かろうと、 もう片方は硝子の器を宙で描いて、また、求め。 ] (114) 2020/05/19(Tue) 0:58:46 |
【人】 ミア[ 火に照らされた肌が、 どんな色だか 知ったことでは無い。 ただ、何時か、引き摺られて"死んで"いた、 あの時と さほど変わっていないのだろう。 ……あの夜のゆめ も、大概酷かった。 踏み越えた挙げ句 犬に引き摺られちゃあ そのまま引っ張られて"わるいゆめ"に成るしか無い! ─── ずっと、 ] ** (115) 2020/05/19(Tue) 1:01:15 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音──── 刻は数週間流れて [ 新しい学年─── 中3になって授業は再開した。 不完全燃焼のまま中2を終えた感は否めない。 人生の中で一番 異世界からの召喚を心待ちにする一年だったのにね 教室の席は大きく離され、マスク着用で授業。 私はヒマワリ柄だけど、彼は何を選んだのでしょうね。 多少は緩和されても休日はステイホームとの事で。 ゲームばかりしてるのも良くないので 図書室に行って、本を数冊借りる事にした。 ] (116) 2020/05/19(Tue) 1:28:57 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 宮沢賢治、太宰治 ────── 知ってるようでちゃんと読んだ事の無い本。 そういうのを、この際だから借りようと思って。 出入口からは死角になっている本棚で ふと、棚に並ぶ一冊のノートを見つけた。 表紙に書かれたタイトルはズバリ" 交換日記 "。 ちょっと気になるよねって手に取ったものの 開いてみれば 全てのページが白紙だった。 図書室の管理スタンプもノートに押されてないし 誰かの忘れ物?なんて思ったのだけど。 頭の上にぴこん、と 電球 が浮かぶぐらい思いついた私はそのノートを持って机に座り、ペンを手にした。 ] (117) 2020/05/19(Tue) 1:29:00 |
【鳴】 ★中学生★ 五十鈴 雨音はじめまして! このノートを手に取った、そこのあなた。 私と交換日記しませんか。 私は、この中学の3年生です。 日記といっても、たまにしか図書室に来ないので 月1ぐらいで出来たら嬉しいです。 名前とか隠したままで、 悩みとか色んな話ができたらいいなって思います。 P.S. どうか、このノートが先生には見つかりませんように。 (=0) 2020/05/19(Tue) 1:29:04 |
【人】 部隊長 シュゼット[―――が。] ……今日は、ペンギンを診察するのか? [机の上で包帯を絡ませもぞもぞしているペンギンを指して あまり気にしていない様子のルークに思わず聞いてしまう。 ……それとも、なんだろう。 最近のこの医務室の軍医ルークの趣味は、 包帯ぐるぐる巻きのペンギンを眺めることなのだろうか。] おかげさまで。 あの薬。苦いだけのことは、あるみたいだ。 背中も、もう"痛い"感じはしなくなった。 ぴりぴりする感じは全く。ない。 [ペンギンをちらちらと気にしながらも、 >>100"座って"と言われれば、言われるがままに座り。 聞かれた事を思い出しながら答えていく。 前回に比べて、体は完全に治ったと言っていい。 背中も、実際、医師の目から見ても完治してるのだが 答え方がこれで正しかったかどうかは、僕にはわからない。] (120) 2020/05/19(Tue) 1:39:31 |
【人】 部隊長 シュゼット 体調……そうだね。 昨日の副作用は最悪だった、けど、 すぐ収まって、よかったよ。 毎日飲んでる薬の副作用は、慣れたみたいで 今は、少しは、マシになったかな。 [マシになった、と言いながら膝の上の両手をぐーぱー。 昨日は酷い副作用の手先の痺れのせいで、 投薬直後は、ここまで指を滑らかに動かせないぐらいだった。] (121) 2020/05/19(Tue) 1:40:49 |
【人】 部隊長 シュゼット ……あぁ、ほら、 それじゃ、もっと絡まる。 [(最近、変な夢をよく見ること以外) 質問には正直に答えてはいたのだけれど。 横の机でペンギンがもがくのが気になって仕方なく。 ついに、見ていられなくて、手が伸びる。 ペンギンが無事抜け出すことに成功したなら それはもう、自分のことのように喜んで。 頭をわしわしと撫でて。] ほら。ぶどうの飴。 包帯は絡まるから。あまり近づいちゃ、駄目だ。 [手を取れば、包み紙一つ。 ペンギンがそれを持って、少し離れたところに行くなら 僕は軽く手を振って彼と別れ、 軍医の診察へと戻るだろう。] (122) 2020/05/19(Tue) 1:41:05 |
【人】 部隊長 シュゼット[ただ―――診察の続きを、と思って ルークの方へと椅子の向きを戻した時に。 医務室の光の加減のせいか、 さっきはあまりよく見えなかった顔がよく見えた。 >>93どんなふうにすればこんな痣がつくかなど 長く兵士として経験を積んでいれば、すぐわかることだ。 一気に、慌ててしまった僕は、] ……!!! ルーク、その顔、どうしたんだ。 手当を……そうだ、氷で冷やして、 僕、この後は何もない、から、 他にもできることがあれば、なんでも……!! [打撲の治療には冷やすことが大事、なんて、 軍医であるルークが知らないわけがないのに。 氷はどこにあるだろう。 そうだ、ここには、遺失技術の冷却装置を使った 冷蔵庫が備え付けてあったはずだ。] 君も、手伝って……! [ルークが止めることが無ければ、 静観していたペンギンにも声をかけて、 僕はその場に立ち上がり、氷を取りに行こうと。]* (123) 2020/05/19(Tue) 1:41:44 |
【人】 部隊長 シュゼット―>>85検査の前日:夜の見張り台― [新しい薬の投薬が始まってから数日後。 最初の数日は、拒否反応が凄くて。 頭痛はするわ食欲もなくなるわで慣れるまでが苦労した。 顔色の悪い僕を見た部下達にも心配される始末で、 僕は「大丈夫」と笑顔をなんとか作るのが精一杯。 戦闘訓練は一応こなせてはいたけれど、 いつもなら全弾避けられるゴム弾が数個頬を掠めていき、 明らかな調子の悪さに、軽く舌打ちもしたものだ。 数日経って慣れてくれば、マシにはなってきた。 こんなに酷い副作用が出るなら、 早めに薬を変えて貰おうと僕は思っていたが。 これが、>>93"少しでも無理がかからないように"との 軍医の計らいのお陰で"この程度"で済んでいるのだとは まだ僕は、気づいちゃいなかった。] (124) 2020/05/19(Tue) 1:42:20 |
【人】 部隊長 シュゼット[ここ数日は頭痛も酷くて、 見張り台に来ても、日記を書く気にもなれなかった。 でも今日は、やっと体調が戻ってきたし、 丁度、また、変な夢を見たところだった。] ……日記、って。数日空いても、いいのかな。 [付け始める前に誰かに聞いておくべきだった。 少しの間、引き出しを開けた体制でうーんと考え、 元々、形式など何も気にせず書き始めたことを思い出せば まあいいか、で済ませて、タブレットを取り出す。 前と同じようにして、暗証コードを打ち込んで。 さあ、いざ続きを書こう。と。 ……身に覚えのない文章を前に、尻尾がふるりと揺れた。] (125) 2020/05/19(Tue) 1:43:02 |
【人】 部隊長 シュゼット え、……僕の、日記、見られ…… コード、そんな簡単だった……? いや、でも…… [混乱しつつも、2ページ目に増えていた文章を目で追う。 このタブレットを開けられた理由として、 相手が『軍医』であると予想はしていた。 その予想が当たっているかはわからないが、 見られたことについては、嫌な気はしなかった。 僕は、タブレットの操作履歴の見方を良く知らない。 見てしまったことなど、黙っていればバレないのに。 丁寧な言葉で綴られた謝罪に。 "遺されている物が無いかと思って"なんて 亡き父親のかつての所持品を見つけてしまったから 開けてしまったという、日記を見た理由。 親切で優しい人なんだなあと、顔も知らない相手を想像した。 理由を見たら、怒る気には全くなれなかったんだ。 でも……知らず、配給されたまま使ってたとはいえ これは、このまま僕が使っていていいものなのだろうか。 誰かの遺品であれば、渡してあげた方がいいのではないか。 そう思うと、なんだか胸のあたりが辛くなってきて、 僕以外誰も居ない、深夜の見張り台の中で 一人、しょんぼりと項垂れる。] (126) 2020/05/19(Tue) 1:45:53 |
【人】 部隊長 シュゼット[少しして、先を読み進める。 最後まで読んだ時にこみ上げてきたのは、高揚感だ。] ……ほし……星、かぁ。 [綴られていた言葉を何度も何度も読み返しては そこに書いてある、今まで知らなかった言葉を呟く。 一緒に増えていた、音楽のファイルを開くと、 辺りには、穏やかな響きのメロディが満ちていく。 僕は、『ほし』と『ほし』をつなぐ、という言葉の通りに 外に輝く、この世界の星……光る草花を指先で追って、 世界を旅するような気持ちで、夢中になって繋いだ。 ―――今まで聞いたことなどないはずの、 星々を旅する歌だという、そのメロディは。 何故か、昔に聞いたことがあるような、そんな気がした。] (127) 2020/05/19(Tue) 1:46:42 |
【人】 部隊長 シュゼット[見張り台の引き出しを開けた当初の目的は、 日記の続きを書くことだった。 そのことを思い出し、僕はまた日記を書き始める。 前に日記を見て、謝罪と意見をくれた人が。 また、引き出しを開けてはくれないだろうか。 そう思いながら、日記の最後を締めくくり。 僕はまた元通りに引き出しにタブレットを仕舞い、 その日の見張りが終わるまで、 光る草花を『星』に見立て、旅人の道を指で紡ぎ続けた。]* (128) 2020/05/19(Tue) 1:47:41 |
【妖】 部隊長 シュゼット[ノートには、僕が最初に書いた一ページ目。 誰か(ルークだ)が書き足した二ページ目に加えて。 この日、三ページ目が書き足されていた。 書き始めは、一ページ目と同じように。 "日記は本日の日付から始める"という そんなルールだけは何故か僕の中にあった。] ($0) 2020/05/19(Tue) 1:48:01 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[渡辺先生の字は カッチリしてて綺麗だ。>>0:373 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、の真逆。 好きだと思ったら それまで「読みやすいな」くらいにしか感じてなかった 文字にまで 見惚れる ようになった。しかも、今日は 数式じゃなくて先生の名前だ…! (写真に撮って保存したい‥‥っ) 画面の中の先生とだって 目を合わせられる気がしないから 後ろ姿 と文字 を切り取って、宝物 にしたい。ピロリ〜ン♪ 派手な音を立ててしまったら アタシの気持ちまで 皆にバレてしまいそうだから無理だけど。] (129) 2020/05/19(Tue) 1:48:54 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[水を打ったように静かな教室に 響く先生の声。>>0:373 (あああ‥‥ よろしくお願いされちゃった。) じーんと噛み締めていたら 厳かなトーンで まさかのアタシの名前が!…呼ばれ、た!!!>>0:374 雨宮さん、 雨宮さん、 雨宮さん、雨宮さん… 鼓膜の内側で木霊する。] ぅ……、…………… は、 …はい…っ! [たっぷり数秒、惚けてから ガタンと椅子を鳴らして立ち上がった。] (130) 2020/05/19(Tue) 1:49:00 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏あ、…… あまみや ちか、です。 ………す、 [定番の、すきなモノでも?と思ったけど 先生が見てると思ったら すき って言葉自体、恥ずかしくてダメだった。]い…、一年間 よろしくお願いする、ま す、 [固まった後、なんとか続けた ありきたりな言葉すら噛んでしまって 散々だった。 あああ………穴を掘って埋まりたい。 墓 、穴。] (131) 2020/05/19(Tue) 1:49:05 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[大事故ではなかったけど プチ事故紹介 の後はみんなの言葉は右から左へと抜けてった。 放心状態のままHRは進み、 最前列の特権で 先生から直に受け取ったノート。>>0:375] ───────‥‥!!!? [自学だけじゃなくてもイイ、って? なにか書いたら せ、せ、せ、先生が、おへんじをくれる? それって、それって 交換日記 やばい、やばい、やっっばい。 死ねない。お返事、見るまでは。死ねない。 生きるーーーーーーーーーーーー!!!!!!! ] (132) 2020/05/19(Tue) 1:49:10 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[先生とアタシを繋いでくれる魔法のようなノートは ゲームの推しキャラが じゃらりと付いたカレッジバッグには入れずに 大事に大事に、胸に抱えて持ち帰った。 頬ずりしたいのを、必死にガマンしつつ‥‥]* (133) 2020/05/19(Tue) 1:49:16 |
【妖】 部隊長 シュゼット〇月△日 日記をつけるのは、今日で二回目だ。 間が少し空いてしまったのが悔やまれるが、 日々の仕事や訓練もあるから、仕方ない。 あれ以降、妙な夢は見続けているから。 日付が空いたとしても、できるだけ、 ここに書き残していきたいと思う。 夢はいつも、ぼんやりとしていて、 はっきり見える場所とそうでない場所がある。 思い返してみれば今回も、近い場所や一部分だけが 妙にはっきりと見えるようだった。 最初、そこは、真っ暗な場所のように見えた。 けれど、目が慣れてくると、 上の方に開いた、窓のような場所から 光が差し込んでいることに気が付いた。 最初に真っ暗だったのは、夢という空間に 僕がまだ慣れていなかったということだろう。 僕は窓から差し込む光の眩しさに、 思わず、目元に手を翳した。 ($1) 2020/05/19(Tue) 1:50:30 |
【妖】 部隊長 シュゼット 段々と、目が慣れてくる。 色とりどりのガラスでできた、 ペンギン…?の、ようなものが飛んでいるような、 そんな絵がそこにはあった。 ガラスで絵を描くなんて、僕は聞いたこともない。 今まで、どこかで見たことだって、なかった。 誰かに聞こうと思って辺りを見渡したけど そこには誰も居ない。……そうだ、これは夢だった。 近くにある、細長い机や椅子が、 風化して崩れてしまっている様子も、 ガラスの真下にある、軍の講義にでも使いそうな 机のあたりで、誰かが倒れているのも、 全部、僕の妄想が生み出した、意味のない物だ。 ($2) 2020/05/19(Tue) 1:51:31 |
【妖】 部隊長 シュゼット僕にメッセージを残してくれた誰かへ。 これがあなたの父親の遺品であるならば 僕は、あなたにこのタブレットを譲りたいと思います。 本当は、僕が、誰かに話したくても話しにくいことを 書き連ねるために始めた日記ですが、 それは、それです。 もし、譲らせて貰えるのなら どうぞ。このタブレットをお持ちください。 でも……もし。 もし、いらない、というのであれば。 できればこのまま、たまに僕の日記を見てくれませんか。 日々の娯楽の一つとしてで、構いません。 僕も、今思いついたことで、 本当に、何故そう思ったのかはわからないのですが。 僕はただ……誰かに、 僕のことを知ってほしいんだと思います。 誰に話す勇気もない、僕の抱えているものを。 前のお返事は、全部読みました。 謝罪と素敵な曲をくれたあなたになら 色々、お話しする勇気が出そうだと、思っています。 追伸。輝く草花を星に見立てて繋いでみましたが 僕にはセンスが無いようです。 ($4) 2020/05/19(Tue) 1:54:05 |
【独】 女子高生 雨宮 千夏/* し、しまった‥‥! スクールバッグに変えるのを忘れてたぁぁぁ。 せっかく、鞄の名前を調べてみて 間違えて覚えてたらしい、って分かったのに‥‥>< あの、紺色っぽい、四角っぽい、肩に掛けて持つ、アレです。 うぅぅぅぅ。 先生に夢中すぎて、ぽかしちゃったよ;; (-34) 2020/05/19(Tue) 1:56:17 |
【妖】 部隊長 シュゼット[日記の横に、写真のデータが増えていた。 それを開くと、『夜』の外の風景の写真が映し出される。 ところどころに輝く草花をどう繋いでみたかが 黄色い線で、描かれていた。 それは何か、物を形どろうとしたというよりは 自由に繋いでみただけというようではあったが。 星と星をつないでみる、ということを 十分に楽しんだということは、よくわかっただろう。]** ($5) 2020/05/19(Tue) 1:57:19 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a15) 2020/05/19(Tue) 2:02:27 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a16) 2020/05/19(Tue) 2:02:41 |
【独】 部隊長 シュゼット/* 地上の人間たちはかつて地下に地下探査用の生命体(今のルーク達)を送り込んで地下に進出してこようとしてるぐらいなので、地上が人間がまだ普通に住める世界だとは思えないのよね…。 何かしら、そこにすみ続けるのに不都合があるんだと思う。大気汚染とか。人間同士の争いが激化してるとか。環境の変化とか。 その結果、使われなくなった建物とかが多くなって。 シュゼットは最初、地下ではなく地上の探査が任務で作られた、地上の人たち作の最新の人工生命体だった。 →地上を色々調べる内に、地上の人たちはここに住み続けることは困難だとわかった。(シュゼットとか、作られた生命体達は強い体を持ってるために大気汚染とかは影響ない) →地下のデータも集まってきたし、地下安全そうだから地下に放った邪魔なやつらを殲滅して地下行こう。 この流れで行くつもりだけどどうかなー。 ただ世界観とかは相方の想定もあるだろうから、齟齬が出たら変えてくつもり。 (-35) 2020/05/19(Tue) 2:20:02 |
【独】 部隊長 シュゼット/* シュゼット君の地上旅シリーズ。 今回の日記の場所は、 鳥が飛び交うようなステンドグラスを持つ教会。 地上のいろんな場所を歩いて回った経験があるって設定なので、ルークと凄いここ噛み合うと思うのよね…。 地上生まれのシュゼットが夢として思い出していくのは、地下のことについての記憶は何一つなくって。全て、この世界を侵略してる怪物の創造主がいるだろう、地上のことばかりです。 全部思い出したらシュゼット君どうなるのかはまだ何も分からない…どうなるんだろうなぁ…ルーク達の敵になっちゃう未来もあるかな… でもルークも過去超気になるしね。>>0:394>>0:395とかほんと何の記憶なんだろうな…!! (-36) 2020/05/19(Tue) 2:25:31 |
【独】 軍医 ルーク/* お返事にとてもわあわあなりながら、思ったことがあってふと… もしかしてシュゼット、地上から送り込まれてきたという可能性…?? (身寄りがなさそう、記憶がない、地上の記憶らしきもの) 最初は何かの記憶が入ってきてるのかとも思ったけど… 真相とかほんと気になるし凄い、すてき。 そしてとても好き。 (-37) 2020/05/19(Tue) 3:00:34 |
【独】 軍医 ルーク/* それだと、思い出してはいけない気がする、とか、記憶を取り戻したら今の自分は…のところがつながってしまう気がして。 上の日記で一番わああってなったの、書き残していきたい、のフレーズだったから…(普通の言い回しとしても取れるけど) その可能性も考えて書くとすると…此方の地上から来た子の話は早めに開示して問題ないやつだから、先に出したほうが色々良さそうな気がする。 よし、その子の容貌はぼかしておこう。耳尻尾の有無とか。 (-38) 2020/05/19(Tue) 3:10:41 |
【独】 軍医 ルーク/* いややっぱりその可能性あるのでは? 歌を昔に聞いたことある気がする、とか、 周りと「違う」の意味とか> < そしてもし当たってたとしたら、ルウの父親の死因is… 現段階での予想だけど、うん…! (-39) 2020/05/19(Tue) 3:17:03 |
【独】 女子高生 雨宮 千夏/* き、聞いてください‥‥ 自分の名前の、読み方をまちがえました。 スクールバッグどころの騒ぎじゃない。 なんで、中の人まで、てんぱっちゃってるのーーー????! 今の今まで 気づいてなかったのが、またヤバい。 どうするー? アイフ あめちゃんー?そう。アタシは あめちゃん、なんだよぉぉぉぉぉぉ;; あまちゃんじゃないんだよぉぉぉぉぉ。 あまちゃんじゃ、連続テレビ小説じゃないか。 ちがうんだー。うぁん;; (-40) 2020/05/19(Tue) 7:24:31 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏── 自室 ── [帰ってすぐに 勉強机へ向かおうとするアタシに 3つ下の妹が大仰に驚いてる。 手洗い、うがい、何はさておき、まずゲームの 日常を見てきてるから…の反応だが 今ばかりは鬱陶しい。] 集中したいから、あっち行ってて。 しっ、しっ。 [ラブレターを書く訳じゃないし まだ白紙のままだけど 覗き込まれたら、妙に気恥ずかしい。 こういう時、ひとり部屋だと 鍵かけて閉じこもれるからイイよね。 アタシには二卵性双生児の妹と弟が居て 弟はひとり部屋、 妹とアタシは、ふたりで一部屋なのだ。うぅ。] (134) 2020/05/19(Tue) 10:41:15 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[いつも袋買いしている ポップキャンディを2本差し出して 部屋から退散いただくと 気持ちを新たに、ノートへ向き直った。 面と向かって喋れないから 言いたいこと 訊いてみたいこと ほんとに、ほんとに、山程ある。 全部書いたら 一体どのくらいになるだろう? 軽く1冊、埋まってしまいそうな気もするけど。] ああーーーー…っ どうしよ、なに書こ。 はあぁぁーン!? [小一時間、無い頭を捻りまくったけど なかなか決め切れなくて 戻ってきた妹に呆れられた。 覗かない約束と引き換えに もう3本、賄賂が必要になった。]* (135) 2020/05/19(Tue) 10:42:27 |
【独】 女子高生 渡辺 入矢/* かわいい かわいい かわいいんだけど どちらかというと此方に移入してるから はるおじのクソクソ! と地団駄を踏んでいる (-41) 2020/05/19(Tue) 11:01:44 |
【独】 部隊長 シュゼット/* 余裕がなさすぎるのと相方に集中したいのがあって、他のペアのやりとりまっったく見れてないに等しいんだけど(エピったらじっくり見る予定) たまに見える千夏ちゃんのテンションが可愛いなww若い子特有な感じがすごい出てて見てて元気になるww (-42) 2020/05/19(Tue) 11:56:08 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣[新学年が始まったばかり。 即ち先ずは周囲の様子見といった時期。 やんちゃな生徒が頭角を表すのは 大体2、3ヶ月後のことだ。 その上自分の余り優しいと言えない顔つきも 受け持ったことのない生徒達にとって 抑止力となっているのだろう。 教室の中は、とても静かだった。] (136) 2020/05/19(Tue) 12:40:03 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣[ガタンとやや大きめに椅子が響く。>>130 一番前の席の彼女、雨宮さんは、 やけに緊張している様子だ。>>131 人前で話すのが苦手な部類だっただろうか。 そうであってもなくても、 先頭を切るのは難しいものだ。] 、 あめみやさん、有難う よろしくお願い"するます"よ [去年受け持った彼女の名が 間違って伝わることこないよう訂正し 彼女の言葉を借りて締めた。 案外剽軽なところもあるよね、とは 受け持ったことのある生徒が言う言葉。**] (137) 2020/05/19(Tue) 12:40:08 |
【人】 軍医 ルーク ―― 医務室 ――[ 扉が開き、現れたうさぎは、 此方を見てほっとした顔をした。>>119 一瞬、怪訝な顔をしてしまった。 医務室に“葬儀屋”がいてほっとした顔をするだとか、 何処か頭でも打ったんじゃなかろうか。 あれから戦闘はなかったはずだけれど、日々の訓練とか。 けれど、直ぐにその理由を察し、ああ――と納得する。 カルテを捲れば、昨日どのような処置が施されたかは 記録が残されていた。 そう、治療というよりは“処置”。 また、気づかないうちに表情が険しくなる。] ぺんぎんを診察? まさか、どちらかというと、 此奴の方が医学に目覚めようとしているところ。 ……君、何か失敬な事を考えている? そういう顔をしている。 [ 包帯ぐるぐる巻きのぺんぎんを眺めるのが趣味か――なんて、 そんなことを考えているとはさすがに分からないけれど。 何んとなく、そんな風に感じて言い返してやる。 もし口にされていたら、 そうだなあ、ぺんぎんよりはもっと大物の方が 見ごたえがありそうだね、とわるいかおをして、 戸口の兎にじーっと視線を向けてやったに違いない。] (138) 2020/05/19(Tue) 13:05:19 |
【人】 軍医 ルーク[ 悪戦苦闘するぺんぎんは、 首に包帯がかからない限りは一先ずそのままにして、 診察用の椅子にかけるうさぎに向き直る。 戦闘の傷、義手の力を使ったこと。 其方の経過の方は、特に問題がないようだ。 返される答えをさらさらとカルテに記していく。 ほぼ完治とみてよいだろう。] 副作用は最悪…… 具体的には? 症状が出た個所、程度、収まるまでの時間。 毎日飲んでいる方は――…、 そう。 [ 効果がないものなら、取りやめを考えることも出来る。 けれど、脳波の測定結果は、回復の兆候を示している。>>86 それなら、薬の投与を中断する合理的な理由もないし、 結果を焦る上層部の指示で、 目に見える効果を求めて薬を追加した他の連中の判断は、 理解は出来る。 出来る、のだが。 膝の上で握ったり開いたりする手の動きを見ながら、 手のしびれか、と見当付けた。 もし本人の返答があったなら、それも書きこんで。] (139) 2020/05/19(Tue) 13:06:30 |
【人】 軍医 ルーク副作用が強いなら、数を減らそう。 TTS-731、RIV1603―― 他の連中は阿呆か、新薬をいっぺんに試すって、>>119 それでどれが効いたか分かるのか。 効いたら、それを全部続ける心算か? [ また気付かないうちに、表情と声に険が宿る。 ペンを握る手の力が、強くなる。 さて、どれを削るべきか。 理由は、抑々の軍務に支障が生じるレベルの副作用には 問題がある、ということで差し支えあるまい。 当の本人は、ぺんぎんのことが余程気になっていたのか、 包帯に捕獲されてもがいていたそいつを助けて、 ほどいてやっている。] (140) 2020/05/19(Tue) 13:08:03 |
【人】 軍医 ルーク[ 何故、これほどまでに上層部は結果を急ぐ? 最初の襲撃の生存者だから。 その記憶が重要だから。 その理由は、確かに分かる。 けれど、あの怪物の情報という点では、 後続の襲撃後に残される残骸の解析から、 少しずつ分かり始めたこともあるのに。 最初の襲撃は特別だった? いや、それとも―― 特別なのは、もしかしたら、このうさぎ自身が? 他の者は扱えない義手を扱えること、 記憶、身体能力、痛覚の障害。 自身の安全さえ考えないならば、 ひどく戦闘に特化したかのような…… だからこそ一人生き残ったのだろうと、 そう考えることも出来るけれど。 最初の襲撃があったあのとき、何があったのだろう。 それとも…… それは好奇心でもなければ不審でもない、純粋な思考だ。 しいて言うなら、上層部への不審ではあるけれど。 ――ふと、何か思いつきそうになったことが あったような気がした。] (141) 2020/05/19(Tue) 13:09:42 |
【人】 軍医 ルーク[ けれどもそれは、嬉しそうにきゅー、と鳴いたぺんぎん声に 中断される。 包帯からようやく抜け出し、やったあ、と羽ばたきをして、 差し出された飴にきらきらと目を輝かせる。 ぺたぺたと小走りに机を離れ、さっそく口に放り込もうとして、 けれどもやめた。 そのままうさぎの方を見上げたところを見ると、 ちゃんと診察を見届けてから、と考えているようだ。 そんな風に考え事をしていたものだから、 うさぎの驚いた様子に、きょとんとしてしまう。] ――顔? 悪いが、生まれつきこういう顔だよ。 何か気にくわないところがあったら済まないが、 診察が終わるくらいまでは目を瞑って…… あー。 [ 途中で、何を言わんとしているかに気付く。 転んだといったところで、相手は兵士だ。 胡麻化せるはずもないだろう。] (142) 2020/05/19(Tue) 13:11:49 |
【人】 軍医 ルークどう…と言われても、 しいて言うなら、 痕が残る殴り方をするのは阿呆だな、とは思った。 その点、腹をお勧めしたかったんだけど、 生憎そこまで話す余裕がなかったんだ。 まあ、この程度で済むと思うなとは言っていたから、 上手くすれば、君は近いうち苦い薬とはおさらばだ。 彼の検討を祈っておいてくれ。 [ 痛みは人並みに感じる。 頬はそろそろじんじんと熱を持って脈打ち、 これは随分腫れることだろう。 でも検査の続きには差し支えないよ、と言おうとしたのに、 うさぎはぺんぎんを伴って、冷蔵庫を開けに行く。 止めはせずに、不思議そうにその様子を見遣る。 後ろを向くと尻尾が見えるなあ、なんて、 そんなことを考えていた。 冷蔵庫には、冷暗所で保管する必要がある薬品が入っている。 ぺんぎんがここ、と背伸びして氷を指し示した。] (143) 2020/05/19(Tue) 13:12:58 |
【人】 軍医 ルークん、手伝ってくれるのかい? それは有難いな、 丁度頼みたいと思っていたことがあったんだ。 じゃあ、検査が終わったら。 [ もし氷を差し出されたなら、 何をしろと言われているかくらいは理解は出来る。 まあ、視界が効かないくらい腫れあがったら 明日の仕事に差し支えはするだろう。 ぺたりと袋を頬に当て、少しの間冷やす。 とはいえ、手がふさがっていては脳波の測定が出来ない。] こっちも、検査が終わったら。 [ そういうことに、しようと思った。] (144) 2020/05/19(Tue) 13:16:00 |
【人】 軍医 ルーク ―― 外壁の外 ――[ その後、医務室で検査の続きややり取りがあったとして、 それが終わったなら、『頼み事』を切り出した。 もし頷いてくれたなら、外壁の『外』へと出る。 夜の時間帯、ぽつり、ぽつりと天に輝く光を、 ふっと見上げて、目で追う。 ――… 糸でつなぐように、目を細めた。 けれど、直ぐに前を向き、説明を続けながら歩き出す。] わたしが探しに行きたいのは、 前回の襲撃で怪物が、 何かを残していないか、ということ。 具体的には――通信機。 個人的な予断だから、勝手に探しに行こうと思って。 順を追って話すね。 最初の襲撃から現在まで、幾度も降下があったけれど。 残骸はより専門的な設備がある街に運び込まれて 解析が続いてる。 わたしも、それに立ち会ったことがある。 [ ゆっくりと歩きながら、天の大穴を見上げる。 足元には、ぺんぎん。 少し距離を歩くから置いていこうかとも思ったけれど、 うさぎと離れるのが名残惜しいのか、頑として頷かない。 好きにするといいよ、と、此方が折れることにした。 歩き疲れたなら、自分が持てばいい。] (145) 2020/05/19(Tue) 13:19:03 |
【人】 軍医 ルーク君も聞いたことがあるかもしれないけれど、 テオドール第二研究所で爆発事故があった。 あれは、そんな残骸が引き起こしたもの。 可能性はいくつもある。 作業員が間違った操作をした、 一定時間が経つとそうなる仕組みだった。 けれど、もしかしたら…… “あれを送り込んでくる勢力が、 情報の漏洩を防ぐために爆破した” その可能性もあると、わたしは考えてる。 ……機密レベルの関係で、言えないけれど、 根拠もなくはない。 そして、もしそうだとしたら、 此処にある機獣―― ああ、研究所ではあれをそう呼んでいたんだけれど―― あれの状態を把握する術を、 彼らを送り込んでくる勢力は、 何かしら持っているんじゃないだろうか。 [ 研究所、爆破事故。 その単語を口にしたとき、ずきり、と無い足が痛む。 幻肢痛、ないはずのものをあると感じて、脳が錯覚を起こす。 ――… かつてはあったものの、記憶。 自分にとっては、痛みは、そういうもの。 顔を顰め、立ち止まる。 そうして、また歩き出す。] (146) 2020/05/19(Tue) 13:20:16 |
【人】 軍医 ルークああ、わたしは歩くのが遅いから、 まどろっこしいなら、 先に行って探してくれても構わないよ。 回収した部品でそれらしいものは 見当たらなかったのだけれど。 形状も、わたしが前に見た物と同じとは限らないし、 あるかないかも分からない。 もしかしたら、戦闘で壊れてしまったかも。 ただ、そういった類の部品は、 機体が破損しても残りやすいように、 設計、配置されてる可能性が高い。 しかも性質上、機体を離れても、 そう簡単には見つからない場所に、隠されているかも。 [ このうさぎに声をかけたのは、戦闘の際にその場にいたから。 敵の動きや、何処にいたかを把握しているだろう。 それに、明日になればまた勤務が始まる。 夜のこの時間しか空いていない。 夜目が効く者でなければ頼めない。 いや、そもそも自分に頼まれて頷きそうな者なんて、 この基地には他にはいない。 ひとりで来ようと思っていたのだけれど、 折良く丁度良いものが現れたから巻き込んでしまったのだ、 ぐるっと。]** (147) 2020/05/19(Tue) 13:23:19 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a17) 2020/05/19(Tue) 13:29:40 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣── 回想:去年 ── これ、雨宮さんのではないですか? [そう言って見せたのは ゲームのキャラクターのキーホルダー。 大事そうに、大きな掌の上にちょこんと載せていた。 ボールチェーンは非常に外れやすい。 廊下にころんと落ちているのを見つけたが それより以前に彼女が似たものを 鞄につけていたような記憶があったから こうして尋ねてみたというわけだった。>>133] (148) 2020/05/19(Tue) 13:51:36 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣ああ、やっぱりですか そこの曲がり角に落ちてましたよ はい、どうぞ [予想通り彼女のものだったとわかれば そっと手渡してあげた。 よほどお気に入りのものだったのか 安堵した様子が伝わってきて つられたように目元が緩くなる。 弾力の失われつつある目尻には細かな皺を刻む。] (149) 2020/05/19(Tue) 13:51:42 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣そのキャラクターが登場するゲーム 姪のお気に入りらしく 無理矢理渡されて、やらされたんですよ 最初は乗り気でもなかったけど 物語がよく出来てて私もハマってしまって 久々に徹夜なんかしてしまいました [良い歳して、と自分で思うから少し照れつつも 少年の頃に戻ったかのような気分で語った。 奔放な姉と違い夜更しといえば勉強であったから、 新鮮な体験で。 楽しさからつい口が軽くなっていた。*] (150) 2020/05/19(Tue) 13:51:49 |
数学教師 渡辺 春嗣は、メモを貼った。 (a18) 2020/05/19(Tue) 13:53:40 |
【独】 神置 穂村/* ・ㅅ)さわやかな朝ですね…(もうお昼 同級生のヤンさん、元ヤンだからのヤンさん ではないですの念押しーので 漢字名:楊 文里 さん… 尚、ご当人は下の名前では呼ばれたくないそう 発音すると「ヤン ウェンリー」さんなので 知る人ぞ知る魔術師さんの名前とおなじ…() (-45) 2020/05/19(Tue) 14:16:21 |
【独】 神置 穂村/* ˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖明日明後日2連休˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖ がんばる…仕事終わったr 学校イベはサラッとにしよ 講義始まってたら 練習室界隈以外大抵静かやし ちょいそこ行くくらいでよさげ (-46) 2020/05/19(Tue) 14:21:35 |
【人】 世界の中心 アーサー[ ──薔薇色は、僅か下を 眺めていた。 “噛みつきやすそう”な 細い首。 締める気も、 不器用に断つ気もないが 知らないはずの欲求ばかり有る。] (151) 2020/05/19(Tue) 16:02:43 |
【独】 女子高生 雨宮 千夏/* 先生が訂正してくれた‥‥! うわーん、やさしい。ありがとぉぉぉぉぉぉっ;; 落とした推しも拾って届けてくれるし いっぱい話しかけてくれるし うれしい、うれしい、うれしい。すきっ!!!!!!! (-47) 2020/05/19(Tue) 16:03:17 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 比べて華奢な、“使い込まれた”指先が、 抱えた水瓶を示すから、 成る程、水の不足だったかと そのまま手渡した。 ──そりゃあ、わかりやすい姫様のこと、 何かしらの“核心”に触れたことぐらいは、 日に照らしても未だ白いよな肌色に、 覚えだって 有れど、 全く人のことは言えないから。] (153) 2020/05/19(Tue) 16:04:15 |
【人】 世界の中心 アーサー新しい水を足さなくて良いのかい? 折角なら冷たい方がいい。 目も 頭も冴える。 ──もしくは、ホットミルクでも良いけれどね。 今度こそ“夢も見ない”うちに眠れるかもしれない。 (154) 2020/05/19(Tue) 16:04:39 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 湿り気の無い咥内を、無理に回している。 彼女が“声を上げない”から、──というわけでなく 忘れようとするかのよに、 昼よりも遥かに五月蝿い。 元より良く喋る男では有るけれど、 ( …それだって知るものは少ない。 ) それにしても無駄の多い口だ。 笑みの形にしか解れなかったかんばせを、 剥がす ように。] (155) 2020/05/19(Tue) 16:05:09 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 巻き込もうという魂胆ではあったけれど こう言った“誘い”に、彼女が乗ったことがあったろうか。 どうにも懲りない というよりは 飽きない。 燭台を廊下の向こうにふわりと浮かすと、 どうやら話声に気がついたらしい。 人影の寄るのも見えた。] (157) 2020/05/19(Tue) 16:06:24 |
【人】 世界の中心 アーサー満月の下の薔薇も、うつくしいのだろうね。 [ 屋敷の中庭に、真紅の薔薇ばかりの咲く、 “ちいさな”ガゼボがある。 きっと喩えひとりでも、 暫くはホットミルク片手に 月を見上げるだろう。**] (158) 2020/05/19(Tue) 16:07:08 |
【独】 部隊長 シュゼット/* ルークも実は脚が義足とか別の人の足継げたされてるとかそんななのかなぁ…こう、なかなか大変な境遇な気もするので、狐耳もふってあげたい…きっともふもふふわふわなんだろうなぁ (-50) 2020/05/19(Tue) 18:47:33 |
【人】 ミア[ 踏みつぶす前に、縋る奴が居る。 祈るでも、黙るでも、奪い返そうとするでもなく。 ……当然のことだ。 誰だって死にたくない。いきものであるならば。 何処の誰とも知らないおんなが 仕事を与えられているのだって、 いきたいからだろう。彼の 中心たる男が。 ] (159) 2020/05/19(Tue) 19:57:50 |
【人】 ミア[ ■ の迫る、蒼白い肌、 渇ききった喉元から漏れ出る 掠れた声を拾う。 嗚呼 なんとも趣味の悪いこと! "買う"意思だけ示すよな、散らされた紙幣に ちっとも興味は沸かず、ただ、 獸のよな瞳で 不機嫌そうに、 煩いな、単純な感想を浮かべ。 ] (160) 2020/05/19(Tue) 19:58:37 |
【人】 ミア[ 銀の代わりにしては大きすぎる水瓶を抱えて、 廊下を一歩歩む背に、問うていた。 ……自分しか、きっと知らないことだけれど、 何時か聞いたよな、ある間際の、 掠れた其れに、良く似て。 ] (161) 2020/05/19(Tue) 19:59:30 |
【人】 ミア[ 不機嫌、では、あったのだけれど。 煽る意思は無かった。 軋む喉はそれ以上音を出す気にならず、 ─── 思考だって、 こういうのは私じゃ無いだろう、とか、 また 居づらくなりそうな感覚を覚えるだけ。 いい加減飽きろよ、とは、 ……もう思うだけだ。多分直らない。 ] (162) 2020/05/19(Tue) 19:59:49 |
【教】 ミア[ 問うたこと。 ほんとうに"そう"だったとしても、 なんと声をあげるべきかも知らない。 ……だれにたいする はなし なのやら。 ] (/8) 2020/05/19(Tue) 20:01:28 |
【人】 ミア* ─── 嫌味言われても 知らないけど。 これ以上立場悪くしろと……。 [ 教えられた、とは思うのだけど。 名前も覚えていない場所。 "通り"はじめた其処から、 漸く 悪態のひとつふたつが出る頃だった。 硝子の冷えた湖面に 月が映る。 ……多分、雰囲気があるのだろう。こういう場所は。 ひとが悪いだけで。 ] (164) 2020/05/19(Tue) 20:02:36 |
【人】 ミア[ 鼻を持ち上げれば、香が容易に辿れるから。 ─── せいかつ の周りに、 薔薇が多くなったと思う。 身に纏うもの、口に入れるもの、作るもの。 変わったことの ひとつでは あって。 ] (165) 2020/05/19(Tue) 20:03:15 |
【人】 ミア何で こんなにあるの? [ 真紅のひとつに、硝子を傾け。 聞くつもりも無ければ、 聞きづらいだろうものは口を閉ざすだけだったし、 ……なんにもしらないなあ とは、今更。 ]** (166) 2020/05/19(Tue) 20:04:19 |
【人】 軍医 ルーク ―― 検査の前日:明け方の見張り台 ――[ それは医務室でうさぎの検査をして、 外壁の外に探し物に行く、前日のこと。 明け方の見張り台で、今日も『天』の大穴を見ている。 夜が白み始める。 『月』の稼働時間が終わり、 『太陽』の時間に切り替わり始めたということだ。 そんな移り変わりの中で、天の大穴は、 ただぽっかりとした巨大な虚ろとして、 遥か高く頭上にあって、 この地上を静かに見下ろしていた。 見張り台を去ろうとする。 もう一度あのタブレットを開くつもりはなかった。 誰かが記録をとるために使っているのだから。 けれど、扉を開けて中へと踏み込もうとした足が、 ひたりと止まる。] ―――… [ ただ一方的に謝りっぱなしで、それきりにするのは、 それはそれでどうか。 向こうが怒っているなら、それは読むべきだ。 日記の続きがあるなら、読まないように気を付ければいい。 そんな風に考え、踵を返す。 もしこれ以上読まれることを厭うなら、 置き場所かパスワードが変わっているだろう。 むしろ、そうなっているに違いないと思っていたのに。] (167) 2020/05/19(Tue) 20:10:58 |
【人】 軍医 ルーク……あった。 [ 奇妙なことに、タブレットは同じ引き出しにあった。 一拍の躊躇い。 指が、あのパスワードをなぞってするりと動く。 画面が切り替わり、タブレットが開く。 ああ、もしかしたらあの後まだ使っていなくて、 此方が読んでしまったことに、気付いていないのかも。 そう思い、一度は納得したのだけれど、 画面にはひとつの『変化』がある。画像だった。 それを開き、目を瞠った。 指先がひとつ、ふたつ、躊躇うように画面に触れる。 そうして、思い切ってノートを開いた。 自分が書いた文章の次に、続きがあった。 職業柄、速読には慣れている。 けれど、視線はゆっくりと、一字一句、 記された文章を読んでいく。] (168) 2020/05/19(Tue) 20:13:27 |
【人】 軍医 ルーク[ 予想外なことに、日記を見てしまったことに対する 苦情や怒りは、そこには記されていなかった。 書かれていた内容に、暫し沈黙する。 苦情や怒り、どころか。] ……どうやらわたし、 余程のお人好しの持ち物を、 見てしまったみたいだ。 [ じーっとこちらを見上げるぺんぎんにそう言って、 机の横にしゃがみ込む。 綴られる言葉たちを、幾度も読み返す。 正体の分からない何かに、自分の中の空洞が、 ぎしりと音を立てて軋んだ。] (169) 2020/05/19(Tue) 20:14:24 |
【人】 軍医 ルーク……書き残していきたいと、思う。 [ そう、此処だ。 日記としてはごく普通の言い回しかもしれない。 けれど、その箇所を読むと無性に何かがざわついたのは、 気のせいだろうか。 気のせいだと、“思いたい”。 瞼に浮かび上がる名も知れぬ誰かは、 後でゆっくり読み返そうとのんびり日記を綴る、 そんな姿をしてはいなかった。 姿かたちも知らない、誰か。 目を離すと、ふっとその姿が揺らいでしまうような気がして。 どうしてか、息が苦しい。 書かれている内容は、とても不思議なものだった。 無人の見張り台に、朝の光が差し込んで、 舞い散る埃だけが静かに揺蕩っている。 ――指が動いた。]* (170) 2020/05/19(Tue) 20:16:19 |
【妖】 軍医 ルークいま、このタブレットを使ってくれている、あなたへ メッセージを読んでくれて、ありがとうございます。 そして、タブレットを譲ると言ってくれて。 けれど、どうかこれは、あなたが持っていてください。 父は、そうだなあ、 生前はそれはとても困ったひとでした。 興味の赴くままに世界中を飛び回り、遺失技術を調査して、 母に苦労を掛けてばかりで。 わたしが星のはなしを知っていたのは、父が発掘した本を 母が読み聞かせてくれたからです。 けれど、きっともし父なら、 迷いなく、あなたに使ってもらいたいと笑ったと思います。 勝手に日記を読んでしまったのに、 あなたは、わたしのことを気遣ってくれました。 そして、大事な話を聞かせてくれると。 わたしは、あなたが誰かはわからないけれど、 きっと、とても大事な話なのだと思います。 あなたが何処から来た誰だったとしても、 きっと、優しいひとなのだと。 ($6) 2020/05/19(Tue) 20:18:07 |
【妖】 軍医 ルーク夢は記憶を整理するものだと、聞いたことがあります。 実際に見た光景かもしれないし、 誰かから聞いた話や、伝えられたもの、 あるいは本で読んだ情報が、 再構成されたものかもしれない。 けれど、きっとそれは、 夢を見た誰かの心を、映し出すもの。 妄想が生み出した、意味がないものじゃないのだと、 わたしは、そう思います。 硝子で描かれた絵も、風化した建物の構造も、 差し込む光も、倒れている誰かのはなしも。 “ほし”の話のように、 何か思い当たることがないかと思い出そうとしても、 わたしには、わからなかったのだけれど。 そういう光景の中に一人でいることを想像するのは、 不思議で、とても寂しい。 夢の中の話に、このようなことを言うのは 少しおかしいかもしれないけれど、 わたしもせめて、そこで話す相手にでもなれたらと、 そう思ったから。 だから、せめて、こうして話を聞かせてもらえるなら。 わたしは、嬉しいと感じるのだと思います。 ありがとう。 ($7) 2020/05/19(Tue) 20:19:33 |
【妖】 軍医 ルーク追伸: 今回の夢でひとつだけ思い当たること。 総司令の色眼鏡は、度の入った偏向のミラーグラスですが、 遺失技術の応用。 硝子を加工する技術や絵を描くという発想は、 わたしたちにはなくても、もしかしたら。 もうひとつ、追伸: 写真をありがとうございます、 楽しんでもらえたみたいで、よかった。 わたしもやってみます、でもきっと、 センスの点では負けていないことになってしまいそう。 ($8) 2020/05/19(Tue) 20:21:35 |
【妖】 軍医 ルーク[ 増えていたファイルの写真には、 『夜』の中に輝く草花を繋いだ線が、描かれていて。 そのひとが、星を繋ぐことを楽しんでいてくれたのだと、 伝わり来るようだった。 もうじき見張りが帰ってきてしまう、 あまりたくさんのことを書いてはいられない。 だから、急いで外の、明るくなりかけた空を撮って。 目を凝らせば見える、草花の明かりの名残を、線で結んだ。 そうして写真を隣に一枚増やしておいた。 浮かび上がってくる線は、実に不器用で 絵心がないのがよくわかるものだったろうけれど、 形はなんとか伝わるだろう。 一羽の、ぺんぎん。 タブレットを戻し、 ぺんぎんと共に見張り台を去りながら思う。 あの記録の主の夢が、父から聞かされた話と 何処か呼応するものがあるというなら、 何か役に立てる話は、出来ないだろうか。 今日は時間がなかったけれど、わたしの知っていること、 もしかしたら、聞くだけでも良いのかもしれないけれど。] ($9) 2020/05/19(Tue) 20:23:19 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a19) 2020/05/19(Tue) 20:29:46 |
【人】 神置 穂村[駅から数分の上、宅地に囲まれているし 単一楽部の音楽大学というのもあって 大学の敷地としては広い方ではない筈だ しかし、通路で繋がれた複数の棟が密集し 古今東西数多の楽器を展示貯蔵する博物館 入手困難どころか絶版されて久しい 数世紀前の楽譜を保管してる図書館 小さいながらも学食や売店も学内にあり 所狭しと建っている程度の面積は有している] (173) 2020/05/19(Tue) 21:00:33 |
【人】 神置 穂村見たことあるような顔があるところは 作曲家の名前がついたホールだからな 突然、ブロンズの首とか見て驚くなよ? 確かベートーヴェン、バッハ、モーツァルト それ以外にもロマン派とかの首が 廊下にも並んでいたな [自分の楽器を置いてる練習室の場所まで 出来るだけショートカットはしてはいても その道すがら、ずらりと紙が貼られた掲示板や 他の棟の練習室を通らねばならず 見慣れない者には、珍しい光景には違いない] (174) 2020/05/19(Tue) 21:02:59 |
【人】 神置 穂村[既に慣れてしまったとはいえ 音大とは多くの楽器やひとの声が齎す 数えきれない音楽が流れる建物なのである 街中ならカラオケボックスの廊下 それと同じ現象ではあるとは思うが ほぼ全てが前世紀以前までの音楽や 作られた楽器の音ともなれば なかなか希有な空間なのかも知れない] (175) 2020/05/19(Tue) 21:04:10 |
【人】 神置 穂村そこ覗くのアウトだかんな レッスン室だしピアノの音がするから 絶対誰かがレッスン中だわ 目が合ったら…かなり、気まずい (176) 2020/05/19(Tue) 21:06:15 |
【人】 神置 穂村[楽器のレッスンでも心臓によろしくないが 声楽では大きな口を開けてる場合が大半で 余程肝の据わった学生でもなければ かなりの確率でやばい事故となってしまう もちろん見てる側ではなく、見られてる側の] (177) 2020/05/19(Tue) 21:08:07 |
【人】 神置 穂村[階段状に座席がる大教室棟に到着すると 教室の出入口とは逆方向、裏側に向かう まるで、小さな路地裏みたいな うなぎの寝床の入り口がそこにあり 中に入ると長屋よろしく複数のドア並ぶ そのひとつひとつが練習室ではあるが 他の棟の練習室にはあるピアノはない 弦楽器は自分でチューニングできるため ピアノは不要というのが、その理由と聞くがさて] (178) 2020/05/19(Tue) 21:09:03 |
【人】 神置 穂村[弦楽器専用の練習室、通称「弦練」は 弦楽器専攻の学生の溜まり場でもあった ピアノや声楽と比べたら 元々、母数は少なく縦横でもほぼ顔見知り 講義の時間中で人は少ないとはいえ 誰かしらはいる場所でもある] …ちょっとここで待っててくれ この奥の方にある部屋行ってくるから [それほど弦練は広い通路でもないし 色々と面倒になりそうとも思い うなぎの寝床の入り口付近の廊下にある 長椅子に座ってくれと、指差した] (179) 2020/05/19(Tue) 21:09:57 |
【人】 神置 穂村[ふと、昔を思い出してしまったのは きっとただの感傷だろう 一番奥にある部屋で 自分のケースを持って出る前に 思わずスマホを取り出して ユージンにメッセージを送ったのも ただの感傷に違いない] (180) 2020/05/19(Tue) 21:11:49 |
【人】 世界の中心 アーサー[ きっと紙幣を散らそうと、 金を遠くへ投げようと、 薔薇の血の通う限り 逃れられない牙だった。 ──今此処に生きているのだって、 唯、奇跡のようなもの。 …あの夜の夢も、大概酷かった。 背中に残る傷を背負い、獣の唸りを耳元に聞く。 そりゃあ良い夢なんか見られようはずも無い。] (183) 2020/05/19(Tue) 21:40:09 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 薔薇ばかりの咲き誇る、中庭。 外からは見えないし、滅多に邪魔の入らない、 男にとっては、第二の私室のようであった。 散りばめられたベンチにも、座るのなぞひとりくらいで 中央に座すガゼボには、ラタンの家具が詰め込まれ… “第一”の私室に比べて、だいぶごちゃごちゃしていた。 本棚のラインナップも、 随分と“大衆向け”に変わっていた。] (185) 2020/05/19(Tue) 21:43:20 |
【人】 世界の中心 アーサー( ほとんど客を通すことのない、 そういった部屋だ。 良く知る執事も、ホットミルクを置いて 直ぐ、何も言わずに消えている。 ) (186) 2020/05/19(Tue) 21:44:03 |
【人】 世界の中心 アーサーふふ、 彼らももう諦めているよ。 君を“連れ込む”のも、僕が外に出ないのも。 それとも、もっと好待遇が良いのかい? (187) 2020/05/19(Tue) 21:44:25 |
【人】 世界の中心 アーサー[ ──先ずはドレスを着るところからだな。 ソファに沈み込みながら、マグに口を付ける。 微かにブランデーの香り。 アルコールなんかとうに飛んでいるけれど、 温かさに解れた舌はさらりと 悪態を受け流していた。 見上げれば、まあるい月。 燭台の明かりなど、必要もないかもしれない。 すこぅしずつ、 頬にも色が差していた。] (188) 2020/05/19(Tue) 21:45:27 |
【人】 世界の中心 アーサー──香りが良いだろう? 特に紅はいい。 僕の色だ。 元々百合園だったのだがね、僕は好かなかったんだ。 息苦しいような気がして── (189) 2020/05/19(Tue) 21:45:49 |
【人】 世界の中心 アーサー[ “リドル”の家の証は、百合であった。 二十年前、前“リドル”が死んだ時まで、 薔薇の咲き誇る屋敷になったのは、つい最近のこと。 ──知らない、というのが、 心地良いときだって ある。 外に出ない以上、新しい景色を見ることもない そんな男にとって 目の前の彼女は、 ──確かに、目であるのだろう。 碧の、 未来以外を映す、 ] (190) 2020/05/19(Tue) 21:46:32 |
【人】 世界の中心 アーサーこの薔薇は食用だよ。 パンの代わりに薔薇を食べるのだって良い。 [ ──大して腹には貯まらないけれど。 そうわらいつつ。 窓を薄く開け、いくつか花弁を手折ったなら、 硝子と、マグにひとひらずつ、香りを足すように。] (191) 2020/05/19(Tue) 21:47:20 |
神置 穂村は、メモを貼った。 (a20) 2020/05/19(Tue) 21:47:20 |
【人】 兄 エーリク─不穏な風 闇は馬車を追う─ 満月、か。 [時刻はとうに深夜といってもいい頃合い。 紫の本を手に訪れたのは屋敷からほど近い森の開けた土地。 カミラの言葉を検証するため、両親に許可を得て。] (闇の魔術は誤解と偏見ばかりだからな) [本来であれば属性の一つに過ぎないのだが 強大な術式が多いことと、扱える人物が少ないが故 危険な魔術と見做されることも少なくない。 最も、母上が父上を贄にされかけブチ切れた事件も その誤解を助長させてはいるのだが。] (192) 2020/05/19(Tue) 21:56:23 |
【人】 兄 エーリク ん? [ガラガラと何かが近くを通る音……馬車だ。 獣道の方へ向かう馬車にしては何だか豪華だな? 紋章や商会証は無いけど、いかにも訳ありという風貌だ。] (あれは…………!?) [後方から走ってきた別の馬車。 まるで、前の馬車を追いかけるかのような。 しかも……馭者はリヤル商会のアルフォンスさんじゃ無いか!] (193) 2020/05/19(Tue) 21:56:46 |
【人】 兄 エーリク アルフォンスさん! [魔術により咄嗟に身体強化を施した僕は ただならぬ様子のアルフォンスさんに気付き 馬車と並走して声を掛ける。 他に馬車を護衛する顔見知りの人達が 皆一様に驚くような視線には気付かない。 端から見れば馬車と全速力で平行する人間が 如何に不自然かなどこの時は皆目見当つかぬもまま。] 何ですって!? [だがアルフォンスさんが教えてくれたのは予想外のことだった。 夜分に何者かが侵入し、セレン嬢を誘拐したのだと!] (194) 2020/05/19(Tue) 21:57:06 |
【人】 兄 エーリク じゃあ、あの馬車にはセレン嬢が……? [縁談の話は聞いていた。中には不穏な話もあった。 だが──こうも強行な手に取られたことは初めてらしい。 ふと、前の馬車とこの馬車の距離を見やる。 まずい、このままじゃ逃げ切られる。] ──────ッ! [より馬車が距離を離したことに気付き 先に気配遮断を掛け、次に身体強化強化を最大限に上げて ・・・ 一気に馬車2台分の間合いを跳んだ。] (195) 2020/05/19(Tue) 21:57:21 |
【人】 兄 エーリク (────よし……。) [少々荒技過ぎて不安だったが、 前の馬車の天井に無事飛び移れたようだ。 透視で馬車を覗けば暗殺者らしき男が一人と 手足を縛られ、口を塞がれぐったりするセレン嬢の姿が見える。] (196) 2020/05/19(Tue) 21:57:38 |
【人】 兄 エーリク[何故 誰が 一体 何の目的で それ以前に沸き起こったのは、怒りだった。 ────嗚呼、愛した者に危害を加えた者を 決して許さない母上の血を…… 確かに僕は、引いてたようだ!] (197) 2020/05/19(Tue) 21:58:11 |
【人】 兄 エーリク[セレン嬢を馬車から一刻も早く救い出したい。 けれど、後ろのアルフォンスさん達と僕だけでは 救出に些か不安がある。] (……嫌な予感しかしないけど) [あの家族が騒動に絡んだらどうなるか、 その大変さと混沌は18年の人生で身を以て知っている。 けれど、今は他に頼れる人が一人もいないから。] (198) 2020/05/19(Tue) 21:58:28 |
【人】 兄 エーリク[揺れる馬車の上で何とか体制を取りながら 紫の本を天井に置き、ページを広げた。 転写の術式を施せば脳内に思い描いたことが 紙面に一字一句そのまま転写される。 普段であれば、遠くにいてもテレパシーのような手段で 人に聞かれず会話出来る『念話』があるけれど カミラへ頼み事を伝えるには、念話だけじゃ不十分だ。] 『ジョバンニ、遅くにごめん。緊急事態だ。』 [家にいるジョバンニに念話で呼びかけ、 事情を説明し彼の元へ本を転送させて貰った。 彼なら確実にカミラを起こして本を届けてくれるだろう。 両親への根回しも察してくれた辺り、本当に優秀で助かる。] (199) 2020/05/19(Tue) 21:58:47 |
【独】 神置 穂村/* 母校にある音楽ホール… 何がやばいって…パイプオルガンが設置されてる それが、最高にやばい (生演奏がイベントあれば聴けるやばさ (-53) 2020/05/19(Tue) 22:15:18 |
【人】 ミア[ だから、多分、 広いソファに寝転がって、其処に居る。 執事に真新しい水を手渡されたときに、 自分の 在り場所 と、言うのか、 そういうものを ぼんやりと思えど、─── ] (202) 2020/05/19(Tue) 22:40:54 |
【人】 ミア[ 今までが今まで、だったからか。 言っておいて"好待遇"の想像もいまひとつ浮ばず。 ドレス なんて言葉に 露骨に嫌そうな顔をするあたり、 多分、遠い遠い話だろう。 ……走れも登れも出来やしない服なんてなんの為に。 薔薇の中を静かに、 ───物理的な意味では無く、歩めとか、 そう言われても困る。一種の拷問とすら 思う。 ] (203) 2020/05/19(Tue) 22:41:15 |
【人】 ミア─── 百合の匂いは 好きじゃ無い。 [ 其れだけ。 何時か盗みに入った 此処では無い 名も知らない貴族様の家を想いつ。 湖面を 見詰めて。 乗せられた花弁をひとつ、食んだ。 ] (204) 2020/05/19(Tue) 22:42:26 |
【人】 ミア[ 拍子。 硝子からくちびるが離れるから、 そのまま 机に置いてしまって。 ……銀色の無い手はあまりに暇すぎる。 一瞬 宙で迷った。泳ぐよに、 ] (205) 2020/05/19(Tue) 22:44:02 |
【人】 ミア[ 何時かの、か、今もか、 薔薇ひとつで暫くもっただろうと思う。 売っても、良いかもしれない。 此処に居る奴の 土壌なんて、そういうものだ。 本棚に伸びた指先は、適当な背表紙を傾け、 ─── 薔薇が描かれているものだった。 だからか、そのまま、頁を手繰り、 ] (206) 2020/05/19(Tue) 22:45:13 |
【人】 ミア[ ─── 咥えたまま器用に、当たり前のことを! もう数頁目で諦めていた。 身を持ち上げて、表紙を向けては、見詰めている。 ……どうせ眠れないんでしょ、と。 雑な発音しか出来ないくせに、 察しろとばかりの言い回しは 遠かった。 ] (208) 2020/05/19(Tue) 22:46:15 |
【人】 賢者 メルキオール[とはいえ、目の前で至極真っ当な質問だとばかりに首を傾ける相方へ何か返答せねばならない。 私がとった行動、それは──] ……この本が教えてくれるわ 機嫌がよければ、ね [そう言って一冊の本を押し付ける。 なんのタイトルも書かれていない、綺麗な赤色の表紙のそれ。 これは何?と首を傾げたところでそれの使い道なんて教えない。 もう一冊、対となりえる本を私が持っていることも。 これをどこで手に入れたかだとかも。 ただ、もう一つだけ念を押す] (210) 2020/05/19(Tue) 23:04:53 |
【人】 賢者 メルキオールそれを渡すに注意事項があるわ その中身の内容を私には言わないことと ……私の前では開かないでね? [その理由は至極。 私が恥ずかしくて死んでしまいたくなるから──なんてね?*] (211) 2020/05/19(Tue) 23:05:06 |
【魂】 賢者 メルキオール[もし本を開いたのなら1頁目にはこう書かれていただろうか] この本を開いた貴方へ ・誰かがいる前では開けないでね ・この頁には何も記入しないで次から書いてね ・取り留めのないことを書いてもいいよ? ・寧ろ日記感覚で書いてもいいんだからね! 追伸 「出来るだけ大切にしてください」 [そんなことが綺麗な文字でかかれていただろう*] (_0) 2020/05/19(Tue) 23:14:48 |
賢者 メルキオールは、メモを貼った。 (a21) 2020/05/19(Tue) 23:16:23 |
【人】 部隊長 シュゼット[天の大穴から最初に現れた怪物から 大怪我の状態で一人だけ生き延びたのがシュゼットだ。 彼は、当時の"警備隊で唯一の生き残り"。 右手の義手から放たれる光線で怪物を葬り去ったが、 それまでの死闘で、記憶を無くしてしまったのだ。 ―――これが、一般的に伝えられている、 第一攻撃部隊隊長の、武勇伝である。] [その時無くした記憶を取り戻すため、 副作用の酷い投薬を定期的に受けているということは シュゼットの部下など、一般兵達は知らない事。] (212) 2020/05/19(Tue) 23:32:41 |
【人】 部隊長 シュゼット[最初の怪物の襲撃の後、 駆け付けたこの世界の上層部たちは つまり今の司令官達など、軍の上官にあたる。 彼らが回収した機械の怪物は、 兎の義手砲の一撃が原因で機能停止したと結論づけられた。 怪物の側に倒れていた兎が、機械の怪物を葬った。 それは、まごうことなき事実だ。 ……だが。] (213) 2020/05/19(Tue) 23:33:49 |
【人】 部隊長 シュゼット[一つ。軍の上層部と一部の研究班の者しか知らない事。 シュゼット本人にも伝えられていない事実がある。 "シュゼット"という、片腕が義手の兎の存在は 調査拠点を警備していた警備隊の隊員名簿の どこにも、存在していなかったのだった。 最初の襲撃の怪物についても、 遺された残骸は回収され、調査がかなり進んでいる。 ……当時の情報が殆ど無い物が、未だに一つだけ。 すなわち、それは現場に一人倒れていた――― ] (214) 2020/05/19(Tue) 23:34:28 |
【人】 部隊長 シュゼット ……ルークは、……いや。なんでもない。 [>>140優しいな、と言いかけた口を閉じる。 上が、僕の記憶の回復にここまで躍起になっているのは 最初の襲撃の情報が、少しでも欲しいのだと思っていた。 それでどの軍医も、上からの命令には逆らえずに…… もしくは結果を出して上に気に入られたいのかもしれない。 少なくとも、僕は、そう思っていたんだ。 僕の『検査』は、僕の体調など考えないような そんな者が大半だった中で。 僕をここまで気遣ってくれるのは、ルークだけだった。 彼にとっては、患者相手なら当然のことかもしれないが。 この時間は患者扱いされないことが多い僕にとっては、 >>138彼の顔を見て思わず緊張を緩めてしまったのも ごく、当たり前のことだった。] (215) 2020/05/19(Tue) 23:38:16 |
【人】 部隊長 シュゼット さあ……。 少しでも早く、最初の襲撃の情報が欲しいから、 時間をかけるのが、惜しいとか……じゃないかな。 ……僕は、そう聞いてるけど。 [違うのだろうか、と。首を傾げる。 カルテを書いてゆく彼のペンを握る指先に 少し力が入ったように見えて。 (―――やっぱり。怒ってるように、見える。) 怒ってるかどうかや僕に優しいと感じたことは 逆に反感を食らいそうで言い出せなかったけど。 どうしても気になって、おずおずと。] ……ルークは。 僕が忘れている記憶、気にならない? 他の軍医みたいに、は、……しないんだな、って。 勿論、ああして欲しいわけでは、ないよ。 ただ、……他の軍医と、違うから。 [問いかけ終えたあたりで、ペンギンが更に絡まって なんとか包帯を解き終わったあたりで一息。 どうなんだろう、と。ルークをチラ見した。 黒衣のフードは感情が出やすい耳や尻尾を存在事隠して おまけに、顔に影まで作ってしまうから。 僕が、彼が殴られているのに気づかなかったのは きっとそのせいもあったのだろう。] (216) 2020/05/19(Tue) 23:39:31 |
【人】 部隊長 シュゼット[―――さて。 僕がルークの顔の痣に気づいた後は大変だった。 僕は自分は強い痛みを感じることがほぼ無いのに 他の人が痛そうにしていると、 見ていられない気持ちになってしまう。 >>143ここに居ない、名前もまだわからない相手を できることなら、この義手でぶんなぐってやりたい気分だ。] 苦い薬と、おさらば……? そんなこと、その状態で言うか!? あぁ、ごめん。僕が、早く気づいてれば、 『検査』があったから、冷やせなかったんだろ、 いや、…もっと早く来れてれば、 殴られる前に、止められたのに……! [思わず声が大きくなって、ここに居ない相手への怒りと ルークへの心配を混ぜこぜにして。 氷を持ってくれば、眉を下げて泣きそうな顔でおろおろ。 もし、何故心配するのかと不思議そうにするなら、 こう言うだろう。 ――確かに、ルークは僕に苦い薬を出すけれど 無理をさせたり、強引な治療は絶対しないから。 いつも世話になっているんだ。 心配しないなんて、ありえないよ。 ……と。ここにいない誰かへの怒りの残る語調で。] (217) 2020/05/19(Tue) 23:40:28 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢── 自宅 ── りんらん らんら もえぴったん♪ [私を差し置いて 親友と同じクラスになった叔父さんを ゲームで倒すイメトレはばっちり。 歌いながら今日の夕飯の支度を済ませていた。 お野菜とお肉をテキトーに切って 電気圧力鍋に放り込んでスイッチを入れるだけで 渡辺家のゴハンは大体出来上がる。 科学の力ってすげー! のよ。] (218) 2020/05/19(Tue) 23:51:03 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[多めに作って余らせて 明日のお弁当にも入れるんだ。 なお、味の保証はない。 私もはるおじも、料理は得意じゃない。 お腹に入れば何でもいいよねって感覚だ。 これでも世界中を旅する根無し草の母さんよりは ずっとマシなもの食べられてるとは思う。] (チカ、一緒にお昼食べてくれるかな……) [クラスの中で寂しくないように 新しい友達、出来てて欲しいけど……、 自分より仲良しの子は 出来ないで欲しい、なんて思っちゃう。 私って嫌なやつだ。] (219) 2020/05/19(Tue) 23:51:08 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[はるおじが帰ってくるのは自分より遅い。 お米を研いで炊飯機のスイッチも入れたら 自分の部屋に行ってノートを広げる。 最低1ページ埋めなきゃいけない学習ノート。] んー、これでいっかぁ [苦手なものって、やる気になんない。 比較的好きな教科・英語の 配られたばかりでぴかぴかの教科書を取って 文章を写して、訳を並べて行った。 小賢しく行間をとって空白多く1ページ埋めたら シャーペンを放り捨てる。 イヤー、ヨク頑張ッタヨネー私。] (220) 2020/05/19(Tue) 23:51:12 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢[あとは、はるおじが帰ってくるまでゲーム三昧だ。 上機嫌に袖机から取り出すのは あつまる!にゃんこの森 、略してあに森 。根強い人気を誇るゲームの最新作、らしい。 これまで触れたことがなかったんだけど 親友がやるらしいと聞いてから はるおじに頼みに頼んで、買ってもらった。 出世払いだ。 無人島を自分好みに開発して、 可愛らしいねこの住民と共生するゲーム。 ネットで繋いで、それぞれの島は行き来ができるらしい。 雑草まみれで如何にも未開の地! という有様を 見せたくはないから(誰もが通る道とは言え、ね) 頑張って島を綺麗にしたら、チカと一緒に遊ぶの。] (221) 2020/05/19(Tue) 23:51:23 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢あ、これかわいい 絶対チカに似合う〜 [風船を落としてゲットしたリボンが お互いがリアルで付けてるのに似ていて 思わずふふ、と顔が綻ぶ。 私が彼女を真似して付けるようになったんだけどね。] (222) 2020/05/19(Tue) 23:51:31 |
【人】 女子高生 渡辺 入矢チカの子にプレゼントしよっと♪ [私のキャラは男の子だから、付けても合わないし。 ランダムドロップで手に入れたものだから、 先にプレイしてるチカでもまだ持ってないかも。 ゲームの外も中も、私のチカは可愛いに決まってる。 綺麗にラッピングして、彼女と遊べるときに備えた。*] (223) 2020/05/19(Tue) 23:51:43 |
【人】 楊 宇静[用事があるわけでもなかったし、門の前までは行ったこともないので、もっと距離がありそうな気がしていた学校は、案外近くから入れたようで。>>172] へー、ここから入れるのか どこから入ってるんだろうと いつも気になってたよ わたしはここはまだ公園と思ってた [物珍しげに門の造りや、周りの風景を落ち着きなく眺めながら、そんな感想をもらして。 いよいよ敷地の中に入れば、やはり宇静にとっては未知の領域。読めないながらもポスターに目を奪われたり、見たことのあるような気はするものの、それが何だったかまでは思い出せないような肖像画に首を捻ったり。>>174] (224) 2020/05/20(Wed) 0:12:18 |
【墓】 楊 宇静『私はとても良い子です まだ椅子に座って音を聞いています ここはたくさんの音があって 楽しいところと思います でも、穂村がいないのは ちょっと寂しいくて怖いですので なるべく早く帰ってきてください』 (+2) 2020/05/20(Wed) 0:15:52 |
【人】 楊 宇静[暇潰しがてら、そんな長文を打ってから。 また、意識は壁の向こうでくぐもって聴こえる音に集中してみようか。 それでも時折、自分の前を通る人が物珍しげにこちらを見れば、愛想良く笑って、手を振ってみたりなんてこともしただろうけれど。] (228) 2020/05/20(Wed) 0:16:32 |
【人】 部隊長 シュゼット― 外壁の外へ ― [今日の『検査』が終わった今。 僕は外壁の『外』に、ルークと共に向かっている。 今日の検査はつつがなく終わって。 今日寝る前に飲むよう処方された薬も、 昨日よりはだいぶ量も種類も少なかった。 薬を減らしてもらえたことについては 素直に「副作用が減るのは嬉しい」と伝えた。 できれば検査は毎回ルークがいいとも思ったけど それは僕が希望しても叶うものではないので、黙っておく。 次の見張り当番は明日の夜だったし、 今日これから何もないのは本当だったから、 彼の頼みについては、一つ返事で頷いた。 次に天から怪物が降ってくるまでには時間があるが、 この辺りは少ないとはいえ、周辺には野生生物も居るのだ。 外壁の外に行くなら、護衛は必要である。 武器の大剣を背中に背負って、同行しただろう。 (護衛の意味もあったが。殴られて平然としている彼は、 とても危なっかしく見えてしまって。 一人で外に行かせるのは、とてもできなかった。)] (229) 2020/05/20(Wed) 0:28:19 |
【人】 部隊長 シュゼット[まさか、ルークが同じようにしているとは思わずに。 外に出て、周囲を見回し、天を見上げた時には、 つい、草花の放つ輝きを目で追ってしまったりして。 ……彼が歩き始めたのに気づけばすぐに、後を追った。 普通に歩けば僕の方が歩幅が広く早そうだったから ランタンを手に持ち、彼に合わせてゆっくりと歩く。] 残しているもの、……通信機、 …………うん。何度あったか、数えてないけど。 今までのは全部、解析を進めてるとは、聞いてるよ。 [ゆっくりと歩く僕たちの周囲では 青や赤、黄色など、色取り取りの淡い輝きがある。 頭上高くには大きな『月』が、昼間の『太陽』よりも 遥かに控えめに、黄色く輝いていた。 周囲を警戒しながら歩くけれど、 幸い、危険そうな獣はいなくて。 植物の影で小動物が寝ていたりするぐらい。 普段は、解析結果は文書に纏められて 軍内部で順番に回ってくるから こうして、解析に関わった者から、 直接見解を聞くことが出来るのは稀なことで。 危険がないかにだけ気を払いながらも、 僕は、ルークの言葉に耳を傾けていた。] (230) 2020/05/20(Wed) 0:29:26 |
【人】 部隊長 シュゼット あぁ。それは、僕も聞いている。 なんで爆発したかまでは、伝わって無かったけど…… あれは、機械の怪物が、原因だったのか。 [原因については、あり得る話だと思った。 あれだけ銃器を積んでいる機械の塊だ。 取り扱いを一歩間違えば、爆発するようなものだって もしかしたらあるかもしれない―――と。] (231) 2020/05/20(Wed) 0:33:12 |
【人】 部隊長 シュゼット[でも、ルークが語るのは、僕の予想とは違う話で。 >>146驚いて、彼の方を見ただろう。] 遠隔で……爆破された、と? でも、そうだ。 怪物……機獣と呼べばいいか。 機獣を操作する者がどこかにいるなら、 あり得ない話では……無いと思う。 [ふむ、と考えながら進んでいれば。 いつの間にか、同じペースで歩いていたはずが、 彼は数歩後ろで立ち止まってしまっていた。 何かに耐えるように、顔を顰めている。 殴られた痕が痛むのだろうか。 それとも、何か、辛いことがあったのだろうか。 どう声をかけようか、悩んで。 力には自信があるからおぶっていこうかと そう声をかける案を思いついたが一瞬で却下する。 何事もなかったかのように歩き始めてほっとしたが、 心配の種が自分の胸に芽生え、ざわついてしまう。 元気づける……とは違うかもしれないけれど、 彼に何かできないか、とまた考えながら、 >>147先になんていかない、との意で、首を振る。] (232) 2020/05/20(Wed) 0:34:19 |
【人】 部隊長 シュゼット ルークの話を聞きながら行くのは、楽しいし。 僕は、急ぐ性格じゃあ、無いから。 うん、……そういうこと、なら。 四つ足が、大きく破損したのはあっちだ。 [襲撃の当日に、戦った場所ならよく覚えている。 何か遺されているとすれば、大破の際に飛び散った破片に 含まれている可能性が高いと思った。 僕は、あっち。と、ランタンをその方向へ掲げて。 付かず離れずの距離を先導して歩く。 ―――そうだ。と、一つ思いつき。 一緒に来ていたペンギンの方を見て、 もしその子と目が合えば、 ポケットから包みを取り出し、口元を緩めた。 >>142本当は、診察が終わった後に一緒に、と思ったけど 色々あって、そんな余裕はなくなってしまっていたから。 確か、ペンギン君もまだ食べずに持っているはずで。] (233) 2020/05/20(Wed) 0:35:57 |
【人】 部隊長 シュゼット[その紫の包みを、ルークの方へと軽く放り投げる。] 甘いもの、頭を動かすにもいいらしいよ。 体を動かすエネルギーにも、なるから。 探し始める前に、皆で食べないか? [ルークの手元には、紫色の飴玉が一つ。 味は勿論、ペンギンに上げたのと同じブドウ味だ。 甘すぎず、それでいて癖になる美味しさの飴。 今回、基地の売店に久しぶりに入荷していて、 数個手に入れるのにも苦労したのだ。 入手した四個の内一個は見張りの時に食べてしまったから 残りはここにある三個だけ。 僕は最後にポケットに残った自分の分を口へ入れると。 へらりと笑って、言ったのだった。] 最初から、今日は三つ持ってきてた。 だからそれは、ルークの分だ。 [周囲を探すと言うなら、本来夜行性である兎の 夜によく利く赤眼は役に立つはずだ。]** (234) 2020/05/20(Wed) 0:39:18 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a22) 2020/05/20(Wed) 0:41:50 |
【独】 部隊長 シュゼット/* ほんっっとお手紙嬉しくてねーー!! 読んだときの反応のロルとかニコニコして何度も読み返したし、お父さんの話してくれたりとか、 あとはほんと、>>$7「わたしもせめて、そこで話す相手にでもなれたらと、そう思ったから。」ここちょっと泣きそうになった。お返ししたいけどな…!表もう少し進んでからにしようかな…ってのもあるし、あとは単純に時間がない(>x<)<時間が無限にほしい!! (-54) 2020/05/20(Wed) 0:50:17 |
ミアは、メモを貼った。 (a23) 2020/05/20(Wed) 0:50:52 |
【独】 部隊長 シュゼット/* どう色々思い出してくか悩むんだよな…まだ1dだろーって思ってたらあと1日したら2dになっちゃうでしょ。でそんなことしてたらすぐ3dになっちゃうし。 一応、臨機応変にできるようにしてる部分の設定は勿論あるんだけど。こいつ何者なの???を、ストレスがない範囲で少しずつわかるように出していきたい (-55) 2020/05/20(Wed) 0:52:33 |
【独】 部隊長 シュゼット/* うおお!?ルークさんもしかしているの??? 寝ていいのよ?(>x<)? しつつ、お返事は楽しみにします…!!(私はこれからご飯食べてお風呂る) (-56) 2020/05/20(Wed) 0:53:15 |
【独】 神置 穂村/* 母校に関するワードを拾ってたら パイプオルガンのパイプが めっちゃ武器にしか見えなくなってた件 >>パイプオルガンがめっちゃ武器<< (-57) 2020/05/20(Wed) 2:04:11 |
【人】 軍医 ルーク ―― 医務室にて ――[ 名を呼ばれ、噤まれた言葉の先を追うことはしなかった。>>215 何が言いたかったのだろうと、軽く首を傾げただけ。 薬のことで他の医者を阿呆と呼んだところだったから、 口が悪いとかそういうところだろうか? などと 見当付けて置く。 けれど、それを今このうさぎが口にするようにも思えなくて。 考えても分からなかったし、 分からないなりに、話が先に進んでしまう。] 少しでも早く最初の襲撃の情報を、か。 わたしも、そういうことだとは 聞かされているけれど。 [ けれど、自分に与えられている情報は制限されている。 此処に来る前の研究所で起きた“出来事”を思えば、 当然のことだ。] (235) 2020/05/20(Wed) 2:08:27 |
【人】 軍医 ルーク[ さて、痣のことに気付かれてからは大変だった。 検査があったから冷やせなかったというわけでもないし、 問題がなければ放っておこうと思っていたというか―― などと、反論する間もなく、 医務室に響いた大声に、ただ不思議そうに首を傾ける。 このうさぎも声を荒げることがあったのか……という、 奇妙な感心だった。 言っていることを三回ほど繰り返して考えた後、 不思議そうに口を開く。 “なぜ心配するのか”とは言わなかった。] わたしの勘違いじゃなければ、君、 その言い方だと、 わたしがいない方がいいとは思っていないように、 聞こえてしまうのだけれど。 [ やっぱり聞き違いだよなあ、と眉を顰める。 返答を聞いてようやく、 自分が“心配”されているのだと理解した。 その怒りが、自分を殴った相手に向いているということも。 たっぷり五秒ほど押し黙り、] ええ…? [ 思わず変な声が出た。] (236) 2020/05/20(Wed) 2:11:57 |
【人】 軍医 ルーク[ なんだこのうさぎ。 部下の事だとか、ひとのことを気遣ってばかりだと 思っていたら、 まさかの相手にまでその対象が向いている。 恐らく自分は今、驚きを感じているに違いない。] 驚いた。 [ 礼を言うべきだったのだろうか、と気づいたのは、 それから随分後になって、検査も終わり、 タイミングをすっかり逃してからの事だった。] (237) 2020/05/20(Wed) 2:14:24 |
【人】 軍医 ルーク[ 検査を終えて頼みごとをして医務室を出ようというとき、 応えそびれていた問いがあったことを、思い出す。 言葉を返そうとしたところで、 相手が絡まったぺんぎんを見かねて手を出して、 返事をする機会を失ってしまっていたからだ。>>216] そういえば、さっきの話。 君が忘れている記憶の事だけれど、 それが最初の襲撃の情報、という意味なら、 ……知りたいと思っていることは、あるよ。 けれど、それは、君の記憶だ。 最初の襲撃の話しだけじゃない、 すべてをひっくるめて、ね。 ひとが何かを忘れることには、理由があるんだ。 逆さにして振れば 記憶が降って来るというわけじゃない。 上の方は、相応の理由があると言うのだろうけれど、 本人の心身を無視してまで、 引きずり出そうとしてどうする。 (238) 2020/05/20(Wed) 2:15:52 |
【人】 軍医 ルーク[ 例えば、耐えられないと思うほどの衝撃を受けたとき。 痛みが身体を守るように、忘却が心を守ることがある。 本人が望むよりも先んじて、無理に暴いてまで 何かを知りたいかと言われれば、 戦局をつかさどる上層部は、イエスと答えるのだろう。 けれど自分はそうではなく、医者だ。 患者に無理を強いる状況に異を唱えるのは当然のこと。 その答えで、間違いはないはずなのだ。 他の誰が患者の立場であったとしても、 自分は同じことを主張する。 けれど、いま目の前にいるのは“他の誰か”ではなくて、 自身がこのような目に遭いながら、 誰かのために身を投げ出すような、 あろうことか、目の前の“葬儀屋”にまで 心配の対象を広げてしまうような、 とびきり莫迦のうさぎだ。 『患者』ではなくて、このうさぎの記憶のことを、 検査のことを考えたとき、 ペンを握る指先に力が入った理由も、 自分がそうしたことさえも、知らない。 ――けれど、] (239) 2020/05/20(Wed) 2:17:40 |
【人】 軍医 ルーク ―― 外壁の外で ――[ 外壁から遠ざかり、大穴の下へと歩く。 元々はひとが住んでいた場所だが、 度重なる機獣との戦闘でひどく荒れている。 それでも、道なりに視線を巡らせ、耳をすませば、 植物の影にある小動物の姿だとか、虫の声が聞こえてくる。 普段外壁の外まではあまり出ない自分は、 彼の身に着けている武器が、護衛のためのものだとは 最初気付かずに、 外に出るなら装備は身につけるものか、と、 疑問に思うことはなかったけれど。 周囲に視線を向けながら、 警戒を忘れずに歩いている様子を見れば、 そういうことか――と、気づきもする。 脚の痛みに歩みを止めたことを案じてくれているとは、 やはり、気付けないままであったけれど。>>232] (241) 2020/05/20(Wed) 2:19:48 |
【人】 軍医 ルーク 楽しい…? ああ、確かに耳に新しい情報も、あったかもね。 わたしも君と話すのは“楽しい”。 前にも言ったかな、 君を見ていると時折、こう、 わざと苦いものを出したくなったりとかそういう。 ほんとうに、君くらいだろうな。 こうしてわたしと歩いて話をしていて、 これといって嫌そうなそぶりも見せないのは。 非番の夜中に物探しに引き摺り出されたのに。 変わってる。 [ にい、と笑みの形を作って見せる。 実際のところあれは、薬が嫌だったら無理をするな、 という意味合いが殆どだけれど。 飲んで涙目になっているところを見ると、 擽られるものがあるというのも嘘ではなく云々。 変わってる、という言葉は、 考えたことをそのまま述べたものだった。 その言葉を言ったときの声は、 苦いものの話をしていたときのような、 揶揄い交じりのものではない。 構えたところも皮肉もない、ただ、肯定的なもの。] (242) 2020/05/20(Wed) 2:21:26 |
【人】 軍医 ルーク[ ランタンの明かりが示す先を見ながら、先導に従って歩く。 道すがら、探し物の形状の予想は伝えた。 このくらいの大きさの箱のようなもの――と、 両手で大きさを示す。 ぺんぎんもまた、二つの人影の間のあたりをてちてちと。 うさぎが取り出した包みに気付けば、 頭の上にぴこん! と明かりでもともすような顔をして、 わあい、と飛び跳ねた。 なんだろう、と思っていると、 此方にも紫の包みが飛んでくる。 放物線を描いてゆるやかに掌に収まったそれは] 飴? [ そうか、さっきぺんぎんにあげていた。 確かぶどうの飴だったか。 うさぎがそれを口に入れるのと一緒に、 ぺんぎんもまた器用に羽で包みを解いて、 大事そうに取り出した飴玉を口に放り込む。 ほわああ、と幸せそうな顔をして、 その場でぺたぺたと足踏みをするぺんぎん。] (243) 2020/05/20(Wed) 2:23:13 |
【人】 軍医 ルーク[ 少しの躊躇いの後、包みをあけて、口に入れてみる。 ころり、と、硬い感触がした。 苦いものを甘いと言って渡すような悪戯はしないだろう。 だから、この飴は本当に甘いのだろう。 “甘いもの”、というのだから。 ――なんて答えたら正解なのだろう? あまい? ぶどうの味? 戸惑いに眉を寄せて考え込みながら、 先に飴を食べていたふたりの顔を見る。 ぺんぎんは、それはもう幸せそうな様子で、 ほわほわと甘味を楽しんでいるようだ。 うさぎのへらりとした笑みが見えた。 最初から三つ持って来たのだと、そう言って。] (244) 2020/05/20(Wed) 2:24:36 |
【人】 軍医 ルーク[ それを見ているうちに、自然と言葉が出た。] ……、 悪くないね。 [ 顔を上げる。 ああ、よかった――この答えなら、嘘じゃない。 我知らず浮かべた表情は、 混ぜ損ねた絵の具のようないつものそれでもなければ、 時折このうさぎに向けるような、物騒なものでもなくて。 夜目が効くその赤眼には、ふっと無防備に零れたような、 柔らかで微かな微笑みが、見えたことだろう。]** (245) 2020/05/20(Wed) 2:25:25 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a24) 2020/05/20(Wed) 2:33:42 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a25) 2020/05/20(Wed) 2:35:32 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ ゆらゆら揺れてる雨音のよこで 同じように揺れながらパピコる時間は きっとそう長いものでもなかったけれど うれしそうな顔がやっと見られたら なんだか満足したように ブランコはさらに ゆらゆらと 速度を増してゆく ] 『 なんや見てたんか 限定で驚かそうおもたのに 』 [ そうするのが まるで当たり前のよう。 いろんなことを分け合って そっちが大きいだとかでケンカして それが無いパピコは神だという結論にいたって 思い出せば色々あふれてくるのに ] (246) 2020/05/20(Wed) 4:58:04 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ いろんなことが きっとかわってく 変わってく雨音と、 たぶん なんも変わられへん 俺 と 流れてく景色に 目を伏せて ] (247) 2020/05/20(Wed) 4:58:34 |
【秘】 ☆中学生☆ 相星 雪也 → ★中学生★ 五十鈴 雨音『 ばれてたか 』 [ ちょっと可笑しくなって 結局声にだして笑ってしまったけど ええか。雨音が笑ってるなら それで (-59) 2020/05/20(Wed) 4:59:18 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 そういやしずがカブ3ケタいうてたで 聞いてみたらいいんちゃう? でもどうせ来るんやったら 俺のとこでもええんやで(笑)』 [ そーしゃるでぃすたんすは再び空いて 横断歩道は日常の象徴って言っただろ! ちなみに俺の島は先日更地にしたとこです これで良しと言わんばかりに…… ほんの少しまだ揺れてる ブランコを背に 互いの家へと 帰りましょうか お揃いの色のノートを 手に持ちながら *] (248) 2020/05/20(Wed) 5:00:53 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也― そして時は過ぎ [ 新学年、受験の年は息苦しいマスク姿で始まった。 ちなみに俺のマスクは赤い星柄の五十鈴コレクション。 おそろはいやや言うてたから配慮しましたとも。 見慣れた顔ぶれも、そうでないのも 前より空いた机の感覚がなんか慣れなくて 掃除当番も若干手こずって 委員会の仕事にはばっちり遅れてしまった ] (249) 2020/05/20(Wed) 5:05:44 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 ごめんジュン おそなった 』 [ カウンターにいるイケメン野郎に よっと手を挙げる。 本を読む姿が実にさまになっておる…… 俺も本は嫌いじゃあないけど読むならラノベだし 文豪の本とか勧められてもさっぱりなのだが やっぱりジュンは違う。 受けるのも偏差値高い高校っぽいし。 そんなイケメン幼馴染にカウンターは任せて 俺は本の片づけでもしてこよう。 それは雨音が来た少し後の事。 ] (250) 2020/05/20(Wed) 5:06:24 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 あ やべ 』 [ 片づけていた本の山から 一冊落として慌てて拾おうとした一角。 あんまり人気のないコーナの棚に ……ノート? 本じゃなくて? 偶然とはあるもので、目に入ったものだから手にとった “ 交換日記 ” 誰かの忘れ物だろうか。 名前を確認しようと 失礼して開ければ ほぼ新品のそれは 何かを待ってるみたいに 文字が躍っていた ] (251) 2020/05/20(Wed) 5:07:33 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 月一 って 全然来んやないかーい 』 [ ちょっと面白かったものだから 手短に文章を書き加えておく。 どうせ増えないだろうと見越して でも増えたら面白いな、だとか。 交換日記って女子がやってるところしか見たことない。 しずと付き合ってるときに提案されたものの あの時は照れが勝って断ったんだった。 だから返事を書いたのはほんの出来心。 ――垣間見えた非日常に ちょっとのっかっただけの **] (253) 2020/05/20(Wed) 5:21:19 |
【独】 ☆中学生☆ 相星 雪也/* 久々にやらかした 筆遅すぎるマン…… かけた時間にたいしてのロル数が!伴ってない! 一時間だけでも寝なければ (-60) 2020/05/20(Wed) 5:29:06 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏── 回想:去年の秋 ── [失くしたことに気が付いて 珍しく青褪めながら 歩いた道筋を遡っている時だった。 掛けられた声に 床ばかり見つめていた視線を上げると 広い手のひらの上に 探し求めていた推しの姿があった。>>148] あっ、 アタシのです…! [見つからなかったら泣くところだった。 イリヤとお出かけした時に UFOキャッチャーのケースの中に見つけて めちゃくちゃ頑張って取った子なのだ。 2等身にデフォルメされてて 摘ままれたような格好でぶら下がっている とてもとても可愛らしい一品。] (254) 2020/05/20(Wed) 8:40:52 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[愛しのキャラを そっと手の中に戻されて 気持ちも表情も、ふわりと緩む。>>149] ありがとうございます。 ……っ、 [お礼を述べる時に ようやく、キーホルダーから目を離し 拾ってくださった救世主を確認したんだけど ────思わず息を飲んだ。 数学を教わっている先生だ。 うん。渡辺先生。 そうに違いないんだけど ただ‥‥すごく優しい顔をしてたから。] (255) 2020/05/20(Wed) 8:41:42 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[アタシの心が 身構えていなくって 柔らかくなってたせいもあるかもしれない。 その後の先生の言葉も>>150 気持ちいいくらいに真っ直ぐ刺さった。 響いて、共鳴して くらくらして、ふつふつする。] そうなんです…っ! グラフィックも音楽も秀逸だけど ストーリーが半端なく良くて 最後なんかもう、ぼろぼろ泣いてしまいました。 [一見、女子向けに見えるゲームだから 同年代の男子なんか じゃらじゃら付けたこの子たちに 馬鹿にしたような視線を送ってくるけども、 そう、違うのだ! 本当に本当に素晴らしい出来で。 だからこそ、ここまで気持ちを掴んでくる。] (256) 2020/05/20(Wed) 8:43:33 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[渡辺先生は ゲームのゲの字もしなさそうな風貌なのに、 その良さに気づいてくれて のめり込んで 徹夜までしてくれたっていう。>>150 ものすごーーーーく親近感が湧いた。 あんまり勉強が好きじゃなくて ゲームが最優先で なんとか宿題だけをこなしてるような状態だから 先生っていうのは、遥か彼方 遠いところに居る存在だったんだけど。 (なんか…… なんだか……) その日を境に変わってしまった。 イリヤと渡辺先生だけが ぴょんと高い壁を飛び越えて、こっち側に居る。 そんな感じ。] (257) 2020/05/20(Wed) 8:45:51 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[気になって 視線が吸い寄せられるようになって 見つめていたら どんどん気持ちも惹き寄せられた。 落ち着いた声、 綺麗に整った文字、 アタシと一緒でそんなに顔には出ないけど ふっと優しくなる瞬間とか、 お茶目なとこもあったりして。 淡い気持ちが、 色 を変えるのは早かった。] (258) 2020/05/20(Wed) 8:48:13 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[気づいてしまったら、あとは加速する一方で。 別のゲームでちょっとだけ気に入っていた インテリヤクザのキャラが 最推しへと昇り詰めたりもした。 髪の色とか眼鏡が、先生と似てる。 ただ、それだけなんだけど。 そのキャラをリアルに描いてくれた 絵師さまのイラストを コンビニでA3にカラー印刷してきて 後生大事に、机の引き出しの中にしまっておいて。] うぅ‥‥ すき‥‥‥‥ [たまに覗いては呻いたりしている。 もちろん、拾ってもらったキーホルダーは>>148 超がいっぱい付くほどの宝物になった。 絶対に外れなさそうな 強固なチェーンに取り替えて あれからも、ずっと鞄にぶら下がって アタシの密やかな 片想い を見守ってくれている。]* (259) 2020/05/20(Wed) 8:54:15 |
【独】 部隊長 シュゼット/* あー、ルークは味覚障害なんかな… 前もパンが味がないって言ってたもんなぁ。その時はまずいパンなのかくらいに思ってたけど多分そうだよなこれ… (-67) 2020/05/20(Wed) 9:14:10 |
【独】 女子高生 渡辺 入矢/* 本当はゲーム、るに国で考えてたんだけど あからさますぎて照れちゃったからあに森に。 灰ではるに森と言います。えへ。 (-68) 2020/05/20(Wed) 10:14:46 |
【独】 神置 穂村/* 「私にとっては政治権力というやつは 下水処理場のようなものさ。 無ければ困るが、自分から近づきたいとは思わないね」 という提督のセリフを拾いました いるよね、ガチ界隈にもこういうタイプ ラインハルトを輝かせてるのがこのタイプ だから、ガチはやっても見てても楽しい (-69) 2020/05/20(Wed) 11:19:01 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 花弁を喰んだくちびるは、 薔薇色を塗るには向かないようだ。 ドレスも、 なにも。 服だけでなく靴だって不自由だというから、 拷問というのも強ち間違いではないのかも知れない。 ──嗚呼、それこそ、 黄薔薇が良いか。 白には紅が映えすぎる。] (260) 2020/05/20(Wed) 11:21:29 |
【人】 世界の中心 アーサー[ ぬるりとした陶器の白。 冷め始めた水面は薄く張った膜が波打っていた。 ──花弁は、乗っているだけに見える。 口をつけると乳膜が付いてくるから、 赤いばかりの舌が唇を這った。 薄く、色味のないくちびるだ。 これだって 滅多に彩られることないもの。] (261) 2020/05/20(Wed) 11:22:22 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 手渡された薔薇の背表紙は、童話集であった。 薔薇の話ばかりを詰めたものだと言うので、 古書を持ち込んだ行商より買い求めたもの。 実は、完全に“積み本”だ。 ──話は、そう難しくないが、 古書ならではの読みにくさがある。 数頁をめくった後、ひとつで手を止めた。] (263) 2020/05/20(Wed) 11:23:09 |
【教】 世界の中心 アーサーむかしむかし、とってもえらい男がおりました。 男は世界一うつくしいと言われる薔薇園と、 世界一うつくしい妻と、 世界一うつくしい娘を持っていました。 彼はとても幸せでした。 世界一うつくしい日々を送っていたのです。 ────…… (/11) 2020/05/20(Wed) 11:23:59 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 男は、低い声をしている。 こどもに聞かせるよな、優しい声ではなかったろう。 遠回しに読めと言い出した彼女にむけての、 届けるよな語りでもなく── まるで 己を語るかのような、] (265) 2020/05/20(Wed) 11:24:31 |
【教】 世界の中心 アーサーある日、彼の妻が重い病気にかかってしまいました。 お医者様を3人呼びましたが、3人とも、 彼の妻を助けることはできませんでした。 彼は悲嘆に暮れました。 毎日、薔薇園の真ん中で泣いてばかりです。 流れる涙はやがてちぃさな池になりました。 ちぃさな池には蝶々が集まって、 彼の悲しみを聞いておりました。 「ひとつだけ、おくさまを助ける方法があります。」 そう話しかけたのは、 ぼろぼろの羽をした、 今にも堕ちてしまいそうな蝶々でした。 ────…… (/12) 2020/05/20(Wed) 11:25:22 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 挿絵を向ける。 うつくしい庭園に、蝶々の絵。 今、満月に照らされたこの中庭に、 何処となく 似ている。] この話が一番好きなんだよ。 ──結末は童話らしい教訓なのだけどね。 “金で買えない大事なもの”っていう… 僕には今のところ、この話でしか身近でないけれど。 (266) 2020/05/20(Wed) 11:26:09 |
【独】 神置 穂村/* チラ見しか出来ないけど… 中学生ペアが可愛い、瑞洋館いいよね くろーじゃーのトリオも初々しいし めっちゃ甘酸っぺぇ… イエヤスペアって、イエヤスはツチノコ的な? 他3組もファンタジーで好き好き (-70) 2020/05/20(Wed) 11:27:59 |
【独】 神置 穂村/* そして、アーサーが… 厨二的な肩書なのにカッコイイです、先生 …いや、俺のアーサーが 多分、中身丸見え過ぎなだけだったからだt (-73) 2020/05/20(Wed) 11:31:08 |
【人】 神置 穂村今日は無理だけど 博物館に行くとバラライカとか 珍しい楽器を見られるぞ 文化祭の時とか他に公開してる時あるし 暇があれば来てみるのもありかな [別の所に行きかけてた 思考を一旦元に戻し告げた] (270) 2020/05/20(Wed) 11:45:20 |
【人】 神置 穂村[が、それ以外に入っているの確認した 発信者は案の定] …めっちゃレス早っ [プッと吹き出してから 返信を、負けじと打ち返した] (272) 2020/05/20(Wed) 11:48:31 |
【人】 神置 穂村[楽器ケースを背負って、ふと思いつき ひとつだけネタを送ってみた どうしようもない入れ知恵な気もしたが これも何かの縁なのだろう] (273) 2020/05/20(Wed) 11:50:43 |
【墓】 神置 穂村『一番手前の部屋でチェロ弾いてるのが さっき話してたウチのクラスのヤンさん フルネームは「楊文里」っていって 「提督」と「ミラクル」が仇名だけど 絶対にフルネームをいっちゃやばい 絶対にフルネームをいったらやばい それだけは、忘れないように』 (+4) 2020/05/20(Wed) 11:51:55 |
【人】 神置 穂村[ユージンが猫をも殺す好奇心を ここで発揮するとは思えなかったが 学内では有名な話であるし、念には念をで 無駄な地雷を踏む可能性も減るだろう 必要な入れ知恵と自分にいい聞かせて そのまま、追加を送信した] (274) 2020/05/20(Wed) 11:53:29 |
【人】 神置 穂村お待たせ、そろそろ外行くか 俺の方が付き合わせちまった感じだし もちろん、ユージンの行きたいところでいいぞ? [ヴァイオリンとヴィオラを1挺ずつ入った 四角い楽器ケースを背中に廊下に戻ると 彼は椅子で大人しくしていたか にこっと彼に笑顔を向けて、促した**] (275) 2020/05/20(Wed) 11:57:27 |
神置 穂村は、メモを貼った。 (a26) 2020/05/20(Wed) 12:02:36 |
【人】 ミア[ ……話、だけの問題では無くて、 その語り口からも、眠気を誘うのには、 ちっとも向いていなかった。 文字と、挿絵とから想像される光景は、 確かに 今、周りにあるものと似通っているけれど、 ─── 誰の 話なのやら、とか、 女の知る世界の真ん中に居る、 真紅を 見たまま。 ] (277) 2020/05/20(Wed) 13:58:38 |
【教】 ミア「 私の羽を どうぞ使ってくださいな。 」 「 月明かりに三日三晩照らし、薔薇の花弁と混ぜ、 おくさまの亡骸に飲ませてあげてください。 」 (/13) 2020/05/20(Wed) 14:00:25 |
【教】 ミア蝶々は ひとと語れたものですから、 きっと お伽噺に聞く妖精でもあったのでしょうか。 羽を喪い、堕ちた蝶々はもう語れませんから、 今となっては、知るすべもありませんが。 彼は、妻がいっとう大切でしたから、 蝶々の言うとおりにしました。 祈るように、縋るように、 妻の亡骸の前で待っていました。 (/14) 2020/05/20(Wed) 14:01:48 |
【人】 ミア[ ……合っているかも知らないのに、 蝶々の "その姿"を想像して、やめた。 迷い込んだ現実の蝶々を指先に止めて、 暫く遊ばせてやったのも、 やめた理由のひとつかもしれない、が。 ] (280) 2020/05/20(Wed) 14:02:24 |
【人】 ミア* [ ─── 日付の感覚がもとより曖昧な奴だ。 あの月夜が昨日か、一昨日か、 今度は太陽のもとであったのは 間違いないけれど。 外に出ないから酷く退屈していて、 居づらいなりに、勝手知ったる調子で、 主人の部屋で寝転がっていた。白い海。 ……本来立たないのだろうが、 足場の悪い場所に不安はあれど。 当の主人が珍しく室内に居ないから、 適当に枕元の頁を捲っているだけ。 ] (282) 2020/05/20(Wed) 14:03:36 |
【人】 ミア[ ひとの絵と、自分の名前と、 覚えのある地名の名前、それから少しの単語。 読めているんだか、読めていないのか。 書かれている最後の頁を捲って、 ] (283) 2020/05/20(Wed) 14:04:19 |
【人】 ミア[ 部屋の外、廊下の何処かだろうか、 しらないおんなの声がするから。 ─── この前の誘いがどうとか言ってる、気がする。 尖った声はとてもお上品な発音なことで! ] (284) 2020/05/20(Wed) 14:05:43 |
【人】 ミア[ 探そうにも彼の姿は見えないし、 逃げたのか、偶々居ないのか、 珍しく直接応対したのか知らないけれど、 えらい男は大変だなあ と思うのも、 大概他人事だろう。 ]** (285) 2020/05/20(Wed) 14:06:26 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏── 新学期 2日目 ── [ノートを薄く開いて 他の誰からも見られないようにしつつ 何度目か分からない、確認をする。 (文字、よーし! 内容は‥‥初日だし こ、こここ、こんなもんだよね?) 去年から引き続き 自学は数学の問題を1頁と半分くらい問いた。 残りの半分には────…] (286) 2020/05/20(Wed) 15:49:44 |
【念】 女子高生 雨宮 千夏────────────────────────── 今日の自己紹介では 色々とありがとうございました。 すごく緊張して テンパってしまっていたので とても助かりました。 去年、キーホルダーを落として 困っていた時のことも思い出して 渡辺先生はいつも頼りになるなぁと思っています。 そんな先生のクラスになれて嬉しいです。 1年間、どうかよろしくお願いする、ます…! ────────────────────────── (!0) 2020/05/20(Wed) 15:50:18 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[ぱっと見は、デキる子のノートみたいだ。 先生の字に憧れて 飴玉みたいな丸っこい文字だったのを 必死に直して、約5ヶ月。 わりと、見れる形になってきたと思うし 今日は特に気合が入っているから、 整って見える。 2学期後半から ヤル気を爆発させた数学を除いて あとの成績は、あいも変わらず低空飛行なんだけどね。] (287) 2020/05/20(Wed) 15:50:24 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[それにしても内容が イマイチ、イマ2、イマ3で 読み返すほどに書き直したくなってくる。 けど、時間もないから、えーい! 思い切って 他の子のノートの上に重ねて提出した。 (みんなは、どんなこと書いたんだろ…?) 気にならなくはないけども 読んでもらえて、お返事まで貰えるらしい。 今のアタシは それだけで胸がいっぱいだった。]** (288) 2020/05/20(Wed) 15:50:46 |
【独】 部隊長 シュゼット/* しかし、あー、そうか。 もし機獣が『地上』で作られてこの世界に放たれているのなら、 通信機はシュゼットの記憶を刺激するものになるのかなあ。どうしようかな。 (-74) 2020/05/20(Wed) 18:31:44 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣── 回想 ── [拾ったキーホルダーは、 雨宮さんのものに間違いなかった。>>255] どういたしまして [品自体は数百円の代物でも 思い入れや価値は見た目から計り知れない。 姉に押し付けられる形で共に暮らすようになってから 自分は姪からはそういうことを教えられていた。 持ち物の元に戻せて心底良かったと思う。] (289) 2020/05/20(Wed) 18:43:25 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣[柔らかくなる彼女の雰囲気への安堵や>>255 同士、とやらを見つけられた 嬉しさもあったのだろう。 つい余計な私語まで漏らしてしまったのだが。] (……ほう、……) [普段は大人しい印象のあった彼女が 熱く語り出してくれた。>>256 内側にはこんな情熱を秘めていたらしい。 子供は、十人十色だ。 ゆえに、難しく悩まされることも多いが ゆえにこそ、教育に携わるのは面白い。] (290) 2020/05/20(Wed) 18:43:30 |
【人】 数学教師 渡辺 春嗣雨宮さんの話を聞いていたら もう一度プレイしたくなってきました ……それ。百円ショップとかに売ってる 熱圧着チューブというものを使うと 落下しにくくなりますよ やってみるなら、火傷には気をつけて 丈夫なチェーンに替えるのもお勧めです [自身はグッズの類いを買わないが そそっかしい姪っ子のお陰で得ていた知識を 彼女に分け与えた。 ――この後だろうか。 彼女にやる気のようなものが漲ったのは。>>287 それに対する感情をなんと表現したらよいものか 自分の中に答えは見つからないのだが。 そう悪くないものだと感じているのは、確かだ。*] (291) 2020/05/20(Wed) 18:44:01 |
【独】 神置 穂村/* 同級生のヤンさんが ミラクルヤン、ヤン提督と同姓同名だった件 「楊威利」とも訳されてるけど 「楊文里」とも訳されている 銀英伝の主人公格のひとりっすね まさかフジリューが手をつけるとは 思わなかった前世紀 (-75) 2020/05/20(Wed) 20:14:01 |
【人】 部隊長 シュゼット[>>242ルークの言うことがわからなくて 僕はこてりと首を傾げる。] うー、ん。 そぶりを見せるも、なにも。 嫌に思う理由が、無いし。 苦い薬も……あれで治らないなら、そう思うかもだけど。 元々、非番の今日は。 『検査』の後、散歩に行こうと思ってたんだ。 [>>0:18ルークの噂も知っていれば、 >>0:20普段の様子だって、見たこともある。 >>0:157確かに、逃げようとすることもあったけど それは、苦い薬が嫌いだからと言う理由があるのであって。 その日に他の軍医が当直だったとしても、 まず僕は、逃げようとしただろう。 助けてくれたという恩があるとはいえ、 僕が苦手意識を持っている人物は、総司令ぐらいだった。 総司令はいつも、記憶が戻ればいいと微笑みながら言うが 色のついたレンズの奥にある目が、たまに見えた時。 僕を見る目は、いつも冷ややかな色をしているから。] (292) 2020/05/20(Wed) 20:14:45 |
【人】 部隊長 シュゼット ……僕は、ルークの方が変わってると思うけど。 人がにがにがに苦しんでるのを、楽しむなんて。 [ぷすっと息を吐いて、笑うルークをジト目で見る。 どこか、作った笑顔のような微笑みに。 揶揄われてるような気持ちになりかけた。 でも、……彼の言葉に裏はないように思えたから。 その言葉の意味を、なんとなく考えた。] (293) 2020/05/20(Wed) 20:15:26 |
【人】 部隊長 シュゼット["僕"が変わっているのは、良いとして それは、いつからのことなのだろう。 今まで記憶を取り戻す『検査』を受け続けても その後のことは全く考えたことはなくって。 思いついたことをそのまま、口に出してしまう。] でも。記憶を取り戻せたら…… 変わってる僕は、少しは、マトモになるかも。 [記憶を無くす前の自分を思い出してしまったら 彼の言う"変わっている"僕ではなくなってしまうかも。 そうしたら、こんな風に話すこともなくなってしまって 全然違う性格になって。考え方も全て変わってしまって。 ―――過去の記憶に押し流されるようにして、 今の僕が全てなくなるような想像をしたときに。 ぞっとして、頬が強張り。首を振って。 ルークへ見せたのはいつもの緩い笑顔ではなく、 怯えを残した硬い笑顔を。] (294) 2020/05/20(Wed) 20:16:01 |
【人】 部隊長 シュゼット ……ごめん。変なことを言った。 [ふいとルークから顔を逸らして。 さあ行こうか、と先へ。] [記憶は戻れば皆喜ぶだろうと。 今まで僕は、そんな風にしか考えてなかった。 ……いや、違う。 考えそうになったことは、今まで何度もあった。 でも、いつも途中で恐ろしくなってしまって。 今みたいに、考えたことごと忘れようとしてきたんだ。] (295) 2020/05/20(Wed) 20:16:17 |
【人】 部隊長 シュゼット[>>245見えた表情に思わず目を見張る。 さっき見た>>242笑みとは全然違う。 それは自然で、柔らかい微笑みで。 思わず、横に居たペンギンと顔を見合わせた。 受け取ってもらえないかもと思ってた。 本当は、受け取って、口に入れてくれただけでも 僕の好きな"甘い物"を、いつも苦いものばかり寄越す彼に 食べさせて、美味しさを知ってもらうことができただけで 本当に、"甘い"と感じているかどうかなど 僕にとってはその味は当たり前で、考えもしなかった。 僕は嬉しくて。それだけで満足だったのに。 作り笑いしかできないと思っていたが それは失礼な考えだったと、漸く気付く。] だろう? 次は、こういう味を頼むよ。 [また、次も苦い薬なんだろうと思いつつも。 ふいに見てしまったルークの表情にどきりとしたのを 隠してしまいたい気になった結果、返事は冗談交じりに。 そうして僕は、彼と同じようにして微笑んだ。] (296) 2020/05/20(Wed) 20:24:27 |
【人】 部隊長 シュゼット[かつては人々の住む地区でもあったここは 度重なる戦闘のせいで今は全てが使い物にならない状態。 壁一枚だけが残って居る家や、 屋内に置かれていた家具なども壊れ、 骨組みがむき出しの状態で転がっている。 現場に着けばあたりを見渡して、 落ちている木箱をブーツの先でつついた。] 箱のようなもの……か。 箱ならそこに、木箱が落ちてる。 ……怪物のなら、金属製か。 [>>243形は教えて貰ってはいたが、 物が多いこの場所で見つけられる自信は無かった。 自信が無かった、はずなのに。 ずきり、と。目の奥。頭の中が痛む。 何の痛みだろう。薬の後遺症だろうか。 予想外のタイミングの痛みに僅かに眉を寄せつつも、 いつものようにやり過ごそうとしたとき、だ。] (297) 2020/05/20(Wed) 20:25:25 |
【人】 部隊長 シュゼット["僕"が知らないはずの光景が見える。 どこか明るい研究所のような、工場のような場所。 誰かが僕に見せてくれた、設計図。 この間の四つ足と全く同じではないけれど それと似たようなモデルの設計図面には、 様々な装備の装着箇所も書いてあって 四角い箱のようなものが、確かにその中に。 ―――コアの場所と武器を装着させてる場所は 必ず覚えておけ。あとはこの四角い機械も、大事だ。 そんな声が、どこかから、聞こえる。] (299) 2020/05/20(Wed) 20:28:56 |
【人】 部隊長 シュゼット[それはものの数秒の間のことだった。 夢を見ているようにぼんやりと視線を彷徨わせ。 機獣が大破した場所のある地点から飛び散った物を追うように 遥か高くを見上げた目線は、地面へと個を描く。] 四角い、金属……あの怪物の作りなら、きっと [そうして、僕は、無意識にそう呟くと、歩き始める。 たどり着いたのは、怪物から少し離れた瓦礫片の影だった。 うん。あった。 [ルークが言っていた通りのものを見つければ それまでの表情のない顔に瞬時に色が宿り。 それを彼に見えるように持ち上げ、笑った。 その時にはもう、僕の様子はいつも通り。 少し前の僕の様子や、見えたことなどは 綺麗に、記憶の彼方に忘れ去った状態で。] 簡単に見つかってよかった。 手がかりも少ないし、みつからないかと思ったよ。 [ルークの探し物がすぐ見つかってよかった。 "すぐ見つかったのは、運がよかったから―――" そう思い込んだまま。]* (300) 2020/05/20(Wed) 20:32:08 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a27) 2020/05/20(Wed) 20:34:51 |
【人】 楊 宇静あと、ティドゥやアイドルは何故? [突然降ってきた情報に振り回されてしまったが故に若干へそを曲げて立て続けに詰め寄る。 それでも。] ホムラ、背中大変そう わたし一個持つか? 楽器大事に持つのは出来るよ [穂村の背負った箱を見たならそう声を掛けるのは忘れずに。] (302) 2020/05/20(Wed) 20:48:00 |
【人】 世界の中心 アーサー* [ そりゃあもう、不機嫌を貼り付けている。 “捕まってしまった”というバツの悪さなんてない。 だって此方は悪くないもの!] (307) 2020/05/20(Wed) 21:58:37 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 割合、屋敷の中であれば、男は温厚で、 怒ることだって、不機嫌を露わにすることだって ほとんどないのだ。 珍しいと言える。 貼り付けた笑みも、今回ばかりは剥がれ落ちている。 随分と“御行儀の良い”おひめさまだった。 ──折角おとうさまが直々に招待したのに! まあ、要約すればそう言った文脈だった。 知らん。 誠に遺憾である。 そんな態度を欠片も隠しもしない主人に、 物腰穏やかな執事も諦感を滲ませている。] (308) 2020/05/20(Wed) 21:59:24 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 部屋に戻ってきた頃には、脚がふらつく思いであった。 キィンとした耳鳴りが未だ抜けない。 耳が遠いような気もしている。 後ろ手にゆっくりと扉を閉め、 すぅ…と 音のするほど息を吸い、 ] (311) 2020/05/20(Wed) 22:01:15 |
【人】 軍医 ルーク……もしあの薬を飲むのが嫌だと思うなら、 義手を使うな。 戦闘のことは領分の外、君の判断ではあるけれど、 それでも、だよ。 [ けれど、“使うな”と口にするときは真顔になる。 これまで何度言ったか覚えていない。 分かっては、いるのだ。 先の戦闘でこのうさぎがあの義手を使わなければ、 被害はより甚大なものになっていた。 もしかしたら、死傷者が出ていたかもしれない。 それを思うなら、ほんとうに、 自分が口を挟めることではないのだけれど。 それでもどうしても口に出してしまう。] (312) 2020/05/20(Wed) 22:01:22 |
【人】 世界の中心 アーサーこれだから“きぞくさま”は! [ …部屋に人がいるかも、全く確認せず、 扉を閉じた瞬間に恨み言だけを吐いた! 全てが忌々しいって顔だ。 鼻につく香水の匂いも、天気がいいことさえも! 曇った薔薇色が、 ようやっと私室を映した時、] (313) 2020/05/20(Wed) 22:01:59 |
【人】 軍医 ルーク記憶を取り戻せたら…… [ その言葉を、繰り返す。 それは、喜ばしいことのはずだ。 けれど、その言葉を口にしたときの彼の表情は、 いつものゆるやかな笑顔ではなくて、強張って。 ――まるで、何かを恐れているようにも見えて。 思考が一呼吸、遅れる。 呼吸をひとつ、忘れる。 記憶を無くしたものが取り戻すことを不安に思うのは、 理解出来ない心情ではない。 自分も知らない自分への不安、 いまの自分自身の存在を不安定に思う心理。 そんな一般論が頭を過り――… “変わってる僕は、少しは、マトモになるかも” 聞こえたその言葉に、口を開きかけ、噤む。 ……自分は、何を言おうとしていたんだろう。 ただ、何処かが酷く、痛んだ。 その正体も分からないまま、彷徨いかけた指先を握り込む。 変なことを言ったと謝られても、 首を横に振ることしか出来なかった。] (314) 2020/05/20(Wed) 22:02:13 |
【人】 軍医 ルーク[ 道すがら、飴を貰ったときのこと。 返って来た言葉に、くすりと笑う。] はは、それが魂胆かい? こういう味、かあ。 同じ味を作るのは難しいから、 そこは期待しないでおいて。 ああ、でも…… [ そろそろ、棚の中の瓶詰の果実は出来上がっている。 よく滅菌した瓶に詰めておけば、日持ちもする。 直接薬に混ぜ込むというわけにもいかないけれど、 薬の後にでも水で割って飲めば、 少しは後味もましなことだろう。 ――渡す心算なんてなくて、 きっと捨ててしまうのだろうと思っていて。 ただ、返された微笑みに、ふと。] あとで、いつでも都合がいい時でいいから。 お返しは、するよ。 [ そんな風に、口をついて出た。] (315) 2020/05/20(Wed) 22:03:01 |
【人】 世界の中心 アーサー──…おっと、 失礼。 全くうつくしすぎるのも問題だよ。 [ 執務机の卓上ミラーを覗き込み、表情の微調整。 すこぅし経てばいつも通り、 ──それでも何処か疲れたよな、 薄い笑み。] (316) 2020/05/20(Wed) 22:03:25 |
【人】 軍医 ルーク[ 目的の場所に到着する。 激しい戦闘の痕跡を残した荒れ地は、 直に目にするとそれは酷い有様で、 其処彼処に崩れた瓦礫や、建物の残骸が飛び散っている。 硝子窓の欠片を靴の先でつつき、ぺんぎんを持ち上げる。 尖った破片を足で踏ませるわけにもいかない。 ぺんぎんは、きゅう、と大人しく腕にしがみ付いた。] 木箱ではない、と思う。 そう、恐らくは金属製。 [ 以前研究所で見た、それと思しき部品の形状を思い出す。 その後すぐに、解析できない状態に陥ってしまったそれが 本当に通信機だったかは――… 『使用している場面を見た』のだ、 ほぼ間違いはないだろう。] (317) 2020/05/20(Wed) 22:03:35 |
【人】 軍医 ルーク[ ――途切れてしまったはずの何かが、強く軋む。 けれど、不意に横合いから聞こえたうめき声に顔を上げ、 振り返った。>>298] どうした? [ 様子がおかしい。 まるで夢でも見ているかのように、ぼんやりと彷徨う視線。 此処ではない何処かを見ているような、 此処にはない何かを見ているような。 まず過ったのは、強かったと言っていた薬の後遺症。 あるいは、義手の。 それとも、まさか――… 先ほどの会話の中で感じたざわめきが、 強く湧き上がる。 途切れ途切れのノイズ、 身体の内側を剃刀で引っかかれているような、 ――“不安” それを振り払い、肩に手をかける。 もし倒れでもしたときに、自分の力でどうにかなるかは 分からないけれど、 何があってもすぐに対応できるようにと。] (319) 2020/05/20(Wed) 22:04:58 |
【人】 軍医 ルーク[ 息をつめて、じっと様子を見守る。 四角い金属――通信機を探しているようではあった。] “あの怪物の作りなら、きっと”…? [ その言い回しに引っ掛かりを覚える。 聞きようによっては、まるで、 『機獣の構造を知っている』ように聞こえてしまう言葉だ。 歩き出したその後を追ってゆく。 真っ直ぐに向かった先、瓦礫片の影。 そこには、まるで彼を待ち構えてでもいたかのように、 しっかりとした造りの金属製の箱が、瓦礫に埋もれていた。 作業員の回収の折には、此処まで調べていなかったのだろう。 少し距離があり、物陰になっている。 ――作業員が見逃しているような、そんな場所。 こちらを振り返った表情は、いつものあの笑顔。 いましがたの様子が、何かの錯覚であったかのように。] (320) 2020/05/20(Wed) 22:05:56 |
【人】 軍医 ルーク 具合は? 何か違和感があったり、 副作用の症状が強く出ていたりはしないか? [ 箱の事よりも先に、そのようなことが口をついて出た。 もし、何の事か分からないという様子だとしたら、 こう話しはするだろう。 さっき、頭痛があったように見えたから――と。 連れ出してよい状態だったのだろうかという迷い。 “知っていた”かのように箱を見つけたことへの疑問。 二つの思考は縺れて、ピアノ線はまた、おかしな音を立てる。] わたしが、持ってく。 帰ったら休むといい。 それ、貸して。 [ 箱に手を伸べて受け取ろうとして力を籠めれば、 自分の腕力では難儀しそうな重みにうっとなる。 フードの下、滅多にその存在を主張しない耳が ふるりと震える。 青白い顔を赤くして暫くの間頑張ろうとしたのだけれど、 物理的に無理だった。 なお、足場を確保して下に降りて、ぴょんぴょんはねて “おてつだい”しようとしているぺんぎんにも、 やっぱり物理的に無理だった。] (321) 2020/05/20(Wed) 22:07:57 |
【人】 軍医 ルーク[ その箱は、結局持ってもらうことになったか。 あるいは持ち帰るには重く、戻ったらすぐに回収班に 声をかけることになったかは、そのうさぎの腕力次第。 帰りの道すがら、ぽつり、口を開いた。] 今更の話を蒸し返して悪いけど。 ……言ってなかった。 医務室でのこととか、飴とか。 [ ゆっくりとした足取りで、瓦礫の中を歩く。 ぺんぎんを抱えたまま。 がらがらに崩れ去ってしまった、 けれど、嘗ての形を未だとどめている、そんな瓦礫たちが、 『月』と光る草木の下、ひっそりと物言わずそこにある。] ありがとう。 [ きっと、言いたいことはそれだけではない。 それだけじゃないはずなのに、分からない。 ざわめきがある、痛みがある。 それなのに、どうしてなのかが、 ――… わたしには、わからない。]* (322) 2020/05/20(Wed) 22:10:26 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a28) 2020/05/20(Wed) 22:13:44 |
【人】 イタズラ娘 カミラ─兄様、兄様も人のこと言えませんわよ!?─ ふんふんふ〜ん ふふふんふ〜んっ [一方その頃、私は鼻歌まじりに 傷と火傷の薬を作っていたところだった。 直近の「扉を開けたら死神ドン!」の新作ドッキリが 母様相手に成功して上機嫌だったともいう。] 『お嬢様!大変です、坊ちゃまが!!』 (323) 2020/05/20(Wed) 22:23:59 |
【人】 イタズラ娘 カミラ え、何?何事? [ジョバンニの焦りようと扉を叩く音が尋常じゃなくて 待って待ってと慌てながら扉を開ければ、 堰を切ったように何があったかを大慌てで説明し始めた。] 『大変です、お嬢様!坊ちゃまが、坊ちゃまが…… 満月の夜に馬車を見かけて、セレン嬢が攫われて 坊ちゃまがバーンッ!ドーンッ!っと突っ走って 馬車に乗り込んで、この本をお嬢様にって!!』 (324) 2020/05/20(Wed) 22:24:12 |
【人】 イタズラ娘 カミラ 待ってジョバンニ、落ち着いて。 兄様に何かあったってのは分かったから 落ち着いてゆっくり一から説明して?ね? [私、人の話いっぺんに聞いて理解出来る 某聖徳太子こと厩戸皇子じゃないから。 ヒアリング出来る耳と内容に限度あるから。] 『す、すみません。 坊ちゃまが緊急の念話を送ることなど 滅多に無くて、つい……。』 (325) 2020/05/20(Wed) 22:24:28 |
【人】 イタズラ娘 カミラ 『それと、坊ちゃまがこれをお嬢様にと。 何やら頼みたいことがあると言ってました。』 [こくりと頷いて本を受け取り>>199 中身に目を通せば念写で書かれたことは一目で分かった。 版画のように写された字、所々掠れた筆跡。 感情の乱れが文字にも反映されているのは 長く共に生きたからこそ理解出来る兄様の微かな癖。] ……分かったわ、ここに書いてある通りのことを 私が用意しておけば良いのね? [滅多なことで人に助けを求めない兄様が 私含めた、家族を頼るなんてそれほどのことなのかと 一瞬背筋に緊張が走る。 ページに記された術式・書き込まれた文字────] (326) 2020/05/20(Wed) 22:24:45 |
【人】 イタズラ娘 カミラ ジョバンニ、父様と母様はこのこと知ってる? 『バッチリですよ勿論! 坊ちゃまが旦那様と奥様にも きっちりお伝えしろとのことだったので。 2時間経ってもダメだったらお二人が駆けつけるそうです。』 つまり私達のタイムリミットは2時間ってわけね! 了解。それじゃいっちょ、張り切ってやりますか! [ だって父様と母様が介入したら、現場が地獄絵図だもの。 それに大事な友人でもあり、兄様の大事な人でもある セレン嬢の危機とあれば黙って見過ごせないわ!] (330) 2020/05/20(Wed) 22:25:54 |
【人】 イタズラ娘 カミラ でもやっぱ無茶よ兄様!? 妹使い荒すぎない?ねえ。 『お嬢様、それ盛大なブーメランですからね? 普段から坊ちゃまはおろか 周囲振り回しまくりのお嬢様が何を仰っているのやら。 お前が言うな発言ベストオブイヤーはともかくとして、 自分の胸に手を当ててよくお考えくださいな。』 理不尽!! (331) 2020/05/20(Wed) 22:26:09 |
【人】 イタズラ娘 カミラ[私は兄様に指示された通りの準備を行うと、 小型のドラゴンを召喚しみんなに気配遮断を施して その背に乗ってひとっ飛びしたのだけれど────] 『待って待ってお嬢様、普通に空飛びましょうよ!? 何でわざわざドラゴン呼んじゃうんですか!? しかも当のドラゴン めっちゃ張り切ってますしイィィィィィィ!!? わ、待って待って急降下はやめて 突然のフリーフォールはぁぁ あ あぁぁぁ あぁぁあ ぁ…………!!!! 』[ジョバンニが何か喚いてたけど知らない。 声も敵側には聞こえないよう隠蔽遮断してるし、 さっきの言葉をちょーーーーっと根に持って>>331 わざとフリーフォールしたとかそんなんじゃないわ、ええ!] (332) 2020/05/20(Wed) 22:27:11 |
【人】 イタズラ娘 カミラ 『兄様ー!もうちょいでそっちに到着しますわー! こちらから馬車が見つけられるよう、 誘導はお願いしますわね!』 [危ない危ない、念話を忘れるところだった。 兄様、後で全てが終わったら何か奢ってくださいませ!]** (333) 2020/05/20(Wed) 22:27:36 |
【人】 ミア[ インクを飛ばさず、 銀色の代わりに 手遊びでペンを回して、 本ごと、枕元に戻した時だった。 今日は 天気が良い。 夜に屋根で涼むのも悪くないだろう。 鼻には変わらず薔薇の香り。そう、何時も通り。 ] (334) 2020/05/20(Wed) 22:41:15 |
【人】 ミア[ ─── なんだかおかしいな、と思ったのは、 聞き慣れた足音の感覚がすこぅし狂っていたからか。 其れでもこの 一種の箱庭に居る間、 平和そのものであった所為か。 欠伸をひとつ溢して、全く礼儀もなってなく、 真白のシーツに座ったまま迎えるか、等と、 呑気に考えてしまう。 ……まったく慣れとは恐ろしいものだなあ。 慣れるべきでは 無いのだろうに。 ] (335) 2020/05/20(Wed) 22:41:43 |
【人】 ミア[ そんな風 だったから、 薔薇以外の香りが入った時に、え?って顔をしたし、 重たく、息の吸われた音に、すこぅし身を下げたし、 先客の所在を認めず吐き出された声に、 ─── うわ って、ちぃさく声を上げた! ] (336) 2020/05/20(Wed) 22:42:26 |
【人】 ミア………… 、そう だね……? [ うわあ怒ってる。 率直に頭の悪い感想が過ぎった。 咄嗟に出た声だって、何に対する"そうだね"なのか、 正直よく分かっていない。 取り敢えず何かしら言わないと場が保たないような、 ……そんな気がしてしまった。珍しく。 ( 普段なら、きっと、 お似合いなのにの一言ぐらい飛ばしていた! ) そう、保たない直感はあれど、 社交界ともまともなコミュニケーションとも縁遠い奴は、 次の言葉に詰まるわけで ───、 ] (337) 2020/05/20(Wed) 22:43:25 |
【人】 ミア…………昼寝 すれば……? [ 大きいソファもあるし……と、指さしつ。 勝手に入って寝所を占領している奴が言う台詞じゃあ、 きっと 無いだろうけど。 ただ、おいかりだ。とか、思ってしまえば、 自然と"せいざ"していた訳で……、 飼われている精神は どうにも、悲しい。 ] ─── だってさ、 (338) 2020/05/20(Wed) 22:44:11 |
【人】 ミア顔酷いよ。 [ ……かといって黙れない部分はあったわけで、 見上げる碧は、恐る恐る、といえど、 余計な一言では、あった かも。 ] (339) 2020/05/20(Wed) 22:44:43 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏── お昼休み ── [アタシが迎えに行くのが先だったか 親友が訪ねてくれるのが先だったか 去年と同じく、ふたりでランチ。>>219 サンドイッチの袋を開け、 500mlのパックにストローを挿し込むと ひとくち啜った。] あ、これ、イケるかも。 なんかイイ香り。 [新商品のアールグレイの紅茶ラテは わりと好みの感じだった。 イリヤは今日もお弁当だ。 自分で作ってるなんて、ほんと偉すぎる。>>219 アタシん家は 基本、母が作ってくれるんだけど 寝坊したり、面倒くさい時はワンコイン渡される感じ。 安く済ませれば、その分 お小遣いにプラスされるから大歓迎だったりする。] (340) 2020/05/20(Wed) 22:57:25 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[浮かせた分は、 月額が必要なゲームの資金になっている。] 今日は帰ってから あに森、いっしょに遊べるー? よかったら、 うちの島においで、おいで。 [彼女も始めたって聞いてたから、お誘い。>>221 一緒にプレイしたら 楽しいだろうなって思ってたのは もちろんのことだけど、 今回は、ちょっと思惑があったりもする。] (341) 2020/05/20(Wed) 22:57:34 |
【人】 女子高生 雨宮 千夏[渡辺先生への気持ちを 話せる人が欲しいし、相談もしたいんだけど キッカケがないと無理だから。 アタシがこだわりまくって作った キャラクターとか 部屋なんかを見てもらったら 流石に伝わるんじゃないかなって思って。 伝わらなくとも 自分を追い込む意味も込めて、だ。 (だって、島の名前からすでに‥‥) 【しゅんかしゅう島】 先生の春と、自分の夏を、並べて島った。 いや、しまった。 めちゃくちゃ恥ずかしいけど これが今の自分だから イリヤにも知ってもらいたいなって思って。]* (342) 2020/05/20(Wed) 22:57:59 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 授業中、席に座る彼をチラッと横目で眺める。 『 同じ柄のは恥ずかしい 』という私に配慮したのか 彼は星柄のマスクをつけて来ていた。>>249 他のクラスメイトに揶揄われないですむと思う反面 ──── ちょっと、残念なような。 ] (343) 2020/05/20(Wed) 23:02:58 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 終わりのHRで、 先生が今後の予定について話し始める。 あくまで" 予定 "だという事を強調して。 それによると ──── 圧倒的に授業時間が足りないので 夏休みは ほぼ無いモノとして思っていて欲しい、と。 どよめく教室。 だけど、誰が悪い訳でも無く。 夏の高校野球が中止になったり もっと残念な思いをしている人達がいるのを みんな頭の中で理解してるから 横暴だ!とも言えない。嘆きと溜め息だけ。 ] (345) 2020/05/20(Wed) 23:03:05 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ HRが終われば 当分は部活もないから皆帰宅していく。 女子のグループと一緒に話しながら帰っても、 家の方向が違う度に別れていけば ───── 最終的には、 お隣さんの彼と ふたりで歩く事もある訳で ] 受験生だから 遊んでばかりおられんけど ……… あの自粛生活の代わりに 夏休みがなくなるってのは しょっくだよね 雪也くんは夏休み、なんか予定してた ? [ 中学最後の夏休み。 私は ──── なんも予定してなかった。 聞き返されたのなら、あっけらかんとそう答えて。 ] (346) 2020/05/20(Wed) 23:03:08 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音 ああ、でも一度ぐらいは海に行きたいなぁ …… [ 誰と ? この私の呟きを聞いてしまった人と。 スルーするのなら、ちらちら視線を向けるから。 ]* (347) 2020/05/20(Wed) 23:03:11 |
【人】 部隊長 シュゼット[>>319兎から返る返事は無い。 肩に置かれた手を振り払うことはなかったが それらに気を払うこともなく、ゆらりと歩き出す。] 通信機は、攻撃されにくい場所に…… 背中の後ろ。そこから、飛んだはずだ。 [>>320ルークの方を振り返ることなくそれだけを返し。 上を見上げる兎の赤い瞳は、 まるで、そこにいた四つ足の機獣の姿を視ているようで 誰も知るはずのなければ予測などできようがない 通信機の装備場所を目線で指した。 目的地までたどり着けば、すぐに。 目的の機械をみつけることができただろう。 ただ。>>317みつけた、からといって。 突然その機械を使うなんてことはせずに。 見つける、という役目を終えた後 何をすればいいかわからないような様子で 両手に抱え込んだ機械を、じっと見つめた後に。 振り返った時には、元通りの兎に戻っていたのだった。] (348) 2020/05/20(Wed) 23:49:36 |
【人】 部隊長 シュゼット[ただ副作用で頭痛が起きたにしては、 どうも、ルークの様子が妙だ。 しまいには通信機を一人で持ち帰ると言い出す始末。] ルーク?……何か、変だ。 僕の副作用は、いつものこと。 だから、そんな心配しなくても…… [彼を宥めようとしても、僕が持つと言って聞かない。 帰ったら休むといい、なんて言われても。 今はもう頭痛もないのだから、いいじゃないか。 ペンギンも説得に加わってもらおうとそっちを見ると 何故か、この子もルークの味方のようで。 一緒になって、通信機へと手を伸ばしている。] って、待って、って! これ、重いから……!!あっ!! [そうやって二人が無理やり持とうとするから、 持たせるつもりは無かったのに、手を放してしまう。] (350) 2020/05/20(Wed) 23:51:49 |
【人】 部隊長 シュゼット[……その瞬間。箱はずしんと地面へ落ちた。 持ち運びする用らしい取手に手をかけたまま ルークは動かなくなっている。 …いや。よく見たら、持ち上げようと頑張っているようだ。 顔を赤くして、うーーん、と。力を入れて。 ペンギンも一緒になって頑張っていたけど どう頑張っても無理そうだったので 僕はやれやれと息を吐いて、手を伸ばす。] 言わんこっちゃない。 荷運びぐらい、任せてよ。 [落として壊したりしないように両手でしっかり持つ。 ルーク達から見たら、軽々持ち上げたように見えただろう。 (実際、普段大剣を振り回したりしてる僕にとっては このぐらいどうってことないのだが。) >>145"勝手に探しに行こうと思って"なんて言ってたから このことが上に知られてもいいのか僕には判断がつかず 他の研究員も使う研究施設と、 ルークが個人で使っているような私室と 持ち帰るとしてどこに運べばいいか尋ねて。 言われた先へと足は向かう。] (351) 2020/05/20(Wed) 23:53:54 |
【人】 部隊長 シュゼット[>>322ここまで素直に礼を言われてしまうと、 どう返していいやら反応に困ってしまう。 今までの彼とは違う一面を見て、嬉しいやら、戸惑うやら。] ……まだよく、わからないけど。 [持っている通信機と、ルークとを交互に見て。] さっき、通信機を持つって言ったの、 心配して、くれたんだろう。 義手の忠告をくれたのも、そうだ。 [彼の言葉を、思い返す。 声をかけるだけじゃなく、重い通信機を一人で 持って帰ろうとするなんて。 だからあれは、本気の心配だったのだろう。 でも、ただの頭痛ではないなら、なんだろうか。 ……僕には、それが、わからない。 >>321義手についての忠告を聞いた時には こればかりは自分が悪いから、 目を逸らして俯きがちに、ごにょごにょと。 「でも……僕は、ここの皆を、守りたい、から……」 と。いくら忠告を受けたとしても、 それが自分を心配しての言葉だろうと思ったとしても "義手砲をもう使わない"とは、言わなかった。 ……でも。他の軍医が絶対に言わないような 義手を使うなという忠告を僕にくれたことは 大事に、覚えておこうと思ったんだ。] (353) 2020/05/20(Wed) 23:56:48 |
【人】 神置 穂村あ、簡単にいうと… 有名人と同じ名前をつけられたのが嫌? 多分、親御さんの趣味だと思うけど 俺だって「エル」とか「ライト」とか 親につけられていたら…グレてたかも知れねえ てか、グレてたわ (354) 2020/05/20(Wed) 23:58:52 |
【人】 神置 穂村[ある意味、キラキラネームとも呼ばれる類 しかも、実在ではなく創作物に出てくる人名で たまたま同じ姓だったが故に 彼の両親は、魔が刺してしまったのだろう 尤も、穂村自身も大差ない境遇ではあったが] (355) 2020/05/21(Thu) 0:00:14 |
【秘】 神置 穂村 → 楊 宇静[うっかり、感傷のあまり ユージンの頭を撫でなくてよかったな と思ってしまったのは、内緒だ 撫でようと伸ばしかけた手を引っ込めた] (-79) 2020/05/21(Thu) 0:03:32 |
【人】 神置 穂村[突然詰め寄られて、は?となりながらも 楽器ケースの片方を持ってくれると聞き 迷いつつもヴァイオリンが入っている方を ゆっくりとユージンに手渡した] サンキュ…悪いな 楽譜みっちり入ってて重い方だけど こっちは、預かり物だしな… 何かあったら、やっぱり…困る [ケースの大きさは大差ないとはいえ 中身が全く違うものである以上 今、自分が使っている借り物のヴィオラは 他人に触らせるのに抵抗があった] (356) 2020/05/21(Thu) 0:04:35 |
【人】 神置 穂村狭いとは違うけど… 100年くらい昔の詩人の奥さんが 「東京には空が無い」っていってて 詩人がそれを詩にしてたかな 故郷の山?からの空だけが本物だって [高村光太郎「智恵子抄・あどけない話」 その冒頭に出ていた言葉であった しかし、それとは違う出所らしい 智恵子の言葉に光太郎が首を傾げたのは 彼の見えてるものが違っていたから] (359) 2020/05/21(Thu) 0:08:44 |
【人】 部隊長 シュゼット だから。……僕からも。ありがとう。 やっぱり、ルークは噂のような人じゃないと思う。 何かあったらまた言って。 僕も、あの機械の獣の正体、知りたいと思っているし。 ルークの頼みなら、聞きたいと思うから。 [ルークじゃなくても、僕は誰の頼みでも聞くのだろうか。 そう自問自答して、あり得ない考えに笑った。 ルークは、>>242"一緒に来てくれるのは君ぐらい"と言ったけど 僕だって、誰彼構わずここまで協力するわけじゃない。 ……もし、ルーク以外の軍医に頼まれていたら? その時は色々と理由をつけて、断っていた気がする。 "次の襲撃までにあの兎はちゃんと使えるまで回復するのか"なんて 軍の会議では、僕をモノのように扱う上官も居ると聞く。 そんな人に頼まれたとしても、僕は気乗りはしなかっただろう。 僕は、きっと、誰に対しても親切というわけではない。 ルークの頼み"なら"と言ったのは 本当に……そのままの、意味だった。] (361) 2020/05/21(Thu) 0:13:23 |
【人】 部隊長 シュゼット[所定の場所まで通信機を運べば、 部屋を去る前に一つ思い出して。 もう中身のない甘い飴の包み紙を見せ、頬を緩める。] 僕も、また近いうちに。 ルークが居るときに、医務室に行くよ。 『検査』の時か昼間になるかは、わからないけど。 話していて、少し…… 確認したいことが、できたのと。 >>315『お返し』が、楽しみだから。 [僕は、甘い物の話は聞き逃さないのだ。 ……今度こそ本当に、甘い物が出てくるかも。 そんな期待だって、まだ捨てちゃいない。 ルークがいつも苦い薬ばかり寄越す理由も >>312今まで再三言われて、今日もまたされた義手の話で、 僕もいい加減、気づいてきていたことだ。 だから。僕は、ルークの『お返し』は きっと意地悪で嘘を言ったんじゃないと信じながら。 機嫌よく、自分の部屋へと戻っていった。 ―――さっきの、妙な頭痛は この日は幸いにも、再発することはなかった。]* (362) 2020/05/21(Thu) 0:14:27 |
【人】 神置 穂村俺からすると、どこの空も広さは同じ 結局こうなっちまう [どれだけ故郷から遠く離れていても そこで生まれ育った過去は切り離せない 自分自身から、逃れられないのと同様 どこにいても、空はそこにある] (363) 2020/05/21(Thu) 0:14:46 |
【人】 神置 穂村、、、、、、、、、、、 だって、どの空も全部繋がってる訳だし 、、、、、、、 広さは全く変わらないものだろ? [上手く笑えていただろうか 目まで笑えていたか 顔は強張っていないだろうか ユージンはどう思い何と返してくるか 初めて、それが怖くなった**] (364) 2020/05/21(Thu) 0:20:10 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 男にとって、この屋敷は自分好みに出来ている そりゃあ面倒くさい書類は有れど── いざやり始めれば仕事と割り切れる。 使用人も、 家具も、 花も何もかも、 すべて思い通りの箱庭。 だからこそ、だろうか。 イレギュラーな“好まないもの”にとても弱い。 “匂い”を持ち込まれるなど、以ての外であった。 薔薇と 紅茶、 時折ミルクがあれば良い。] (365) 2020/05/21(Thu) 0:33:11 |
【人】 世界の中心 アーサー( 通常、来客がないわけではないが、 必ず先に連絡があるし、此方も準備をしている。 ──礼儀知らずは嫌いだ。 今日の日記には罵詈雑言が並べられるに違いない。) (366) 2020/05/21(Thu) 0:34:12 |
【人】 世界の中心 アーサー[ これでも、見知った顔を切欠に、 怒りの優先度はだいぶ下がっちゃいたのだ。 それよりはずっと、疲れていた。 どうにも引きこもりなので、人と会うと体力を使う。 おんな相手だと尚更だ。 真白の上に足を揃えたその姿は、 どうやら“他人”とも、“おんな”とも 呼ばないものであるらしいが──……] (367) 2020/05/21(Thu) 0:34:51 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 見上げるよな、 伺う視線に、 男は心底不思議そうに、ぽつんと 呟いた。 卓上の鏡に映るのは、すこぅし白いくらいの、 “いつも”の 美貌──と 思っている。 自分の何が違うのか、よく分かっていない。 もにもにと頬を揉み回す動きさえ見せていた。] (370) 2020/05/21(Thu) 0:36:43 |
【人】 世界の中心 アーサー( ──己のことは、好きだ。 寧ろ、何よりも優先している。 …その 割に“微差”を察し難い節はあるが “何の”── “だれ” の せいか、 ) (371) 2020/05/21(Thu) 0:37:24 |
【人】 世界の中心 アーサー…またブランデーが必要かな… [ 特に否定はしなかった。 疲れていることは確かだし、 “においけし”が必要なのも、確かだ。 差された先、ソファに沈みつつ、 手近な窓を 薄く開けた。**] (372) 2020/05/21(Thu) 0:38:16 |
【人】 部隊長 シュゼット―通信機を運んだ次の日の夜:見張り台― [ルークのおかげで、副作用も気にならない程度になり 見張り台へ上る足取りも、ここ最近では一番軽かった。 僕は、着いてすぐ引き出しを開けたかった。 でも……自分で言ったくせに、 タブレットが無くなっていたらどうしようと 考えてしまうのはそればかりで、 すぐに確認するのはとても無理だった。 まずは周辺確認をしてしまおうと。 外を見れば、今日も周囲は平和そうだ。 見回り隊が戻ってくるのがみえたから ランタンを掲げて、手を振った。 向こうからも、ちかちかと光が揺れるのが見えて 僕はそれを見て、ランタンを机の上に置く。 さあ。確認も済んだし、報告を書かねば。 いざ。引き出しに手をかけたとき。 期待と不安で、ごくりと喉が鳴った。] ……あ、った…………!! [引き出しの奥の方にあった赤い袋を見つけて。 思わず、一気に安心して、声が漏れる。 さっさとノートに報告を書き上げて。 取り出したタブレットのロックが外れて 画面が映るまでを、固唾を飲んで待つ。] (373) 2020/05/21(Thu) 1:26:31 |
【人】 部隊長 シュゼット[―――また、増えている。 僕は、食い入るように、最後までを読んだ。 ……ずきり。と。 追伸の部分を呼んだ時、また、頭が痛む。 頭を押さえる。昨日みたいな痛み方だ。] 遺失技術…… 僕は…… 一体、何を、忘れているんだろう [日記と一緒に増えていた写真を表示させて それを、外の景色に合わせるように掲げた。 繋げられた光はペンギンのような形をしていて 基地にはたくさんのペンギン型お手伝い端末がいるのに 僕は、医務室のあのペンギンを思い出す。 忘れてしまった過去ではなく、 この基地での経験に思いを馳せている時は 頭へ走る痛みも、弱まっていた。] (374) 2020/05/21(Thu) 1:27:49 |
【人】 部隊長 シュゼット["夢は記憶を整理するもの" "遺失技術の応用" 僕には、色んな本を読み漁るような勤勉さは無い。 遺失技術についても、人から聞いたことしか知らない。 硝子を加工する技術についての話なんて、 どう考えても、今初めて聞いたことだった。 あんな、夢に見た景色は、知らない。 少なくとも―――"今の僕"の記憶には。無い。 どうしても、考えてしまうことはあった。 "今の僕"にないのなら…… "今ではない僕"になら、あるのだろうか。] (375) 2020/05/21(Thu) 1:29:20 |
【人】 ミア[ 想像していたものは無けれど、 ぽつ、降ってきた声と 仕草に。 此方もよく分からないような、顔。 何処、と言われれば、 ……そう言えば、何処だったのだろう。 考えごとというものから遠すぎて辿れない。 ] (377) 2020/05/21(Thu) 1:34:28 |
【人】 ミア──── 、 [ 読み始めた、と、言うのか。 辿り始めた、と、言うのか。 こういう時の物語を、あの本は教えてくれない。 いっとううつくしい彼の妻は、夫の名前を呼んだのか。 ……否、そもそも"おんな"ですらない"誰か"が、 辿ったところで碌な結果にならないだろうし、 この"誰か"は、何時も、名前なんて呼んでいない。 ] (379) 2020/05/21(Thu) 1:35:21 |
【人】 部隊長 シュゼット[色々と考えてしまうことがあって 今日はもうメッセージへの返事だけにしようと思ったが。 また、普通ではない夢を見たばかりだったのを思い出し 誰かに聞いてもらいたくもあったから。 返事の前に。僕は今日の日記を、書き始めた。 途中―――"通信機"と書こうとしたところを 思い直して、"何か"と書き直す。 頭は、夢を思い出そうとすると何故か痛みを増した。 でも、僕に耐えられない痛みではなかったから、 "慣れ切っていた副作用の頭痛"とそう変わらないと 僕はそう決めつけて。日記を書き上げ。 タブレットを机の奥へとしまい込んだ後は 見張り台の壁に凭れかかり、ずるずるとしゃがみこむ。 夢について日記を書いてからずっと止まない 僕へ何かを訴える頭痛が煩わしく。 いつもなら無視できるのに、 頭を掻きむしりたい衝動に駆られて。 なんとか止めようと。頭痛が収まるまで。 昨日のルークとの出来事を何度も、思い返していた。]* (380) 2020/05/21(Thu) 1:36:24 |
【教】 ミア[ おんならしく整えた茶髪に、 歩きづらいヒールを纏って、 腰を締め上げるよなドレスで身を守る、 危ない銀は、遊ばないように、隠されて。 貧民街も知らず、薔薇以外の赤色も知らず、 餓鬼を分別するためにつけられたような名ですら無い、 そういう わたし であるならば、 ] (/19) 2020/05/21(Thu) 1:37:51 |
【教】 ミア[ 羨望じゃあ ない。もしかしての話だ。 地位だけならまだしもその生活はやめてほしい。 それに、そこまで考えて、思うのは、 " だったら此処には居ないのだろう "だけ。 今だって"運悪く"転がり落ちていなければ、 ひとつのパンをずぅっと 食いつないでいたような生き様だったのだし。 ] (/20) 2020/05/21(Thu) 1:39:03 |
【教】 ミア( ……何で此処にいるんだっけ、 ) [ 己の価値も 好き嫌いも 言うまでも無い。 月のまあるい 夜、己の赤に塗れた姿から そんなこと どうせ、察せよう。 ] (/21) 2020/05/21(Thu) 1:39:39 |
【人】 ミア[ ─── だから、この誰かに、 考えごとは向かないと言うのに。 要らないことばかり考えているから、 ずぅっと無言だった。 疲れたよな背を碧は追い、数秒。 薔薇の香残るブランケットを、 荒れるほど"使い込んだ"指先で、 真白の海から掬い、引き摺り、 適当に 金髪の上に被せた。 ] (382) 2020/05/21(Thu) 1:40:00 |
【人】 ミア[ きっと 今度は見下ろしていた。 "世界一うつくしい薔薇"を。 先程まであった戸惑いの色は消え、 考えごとの所為か、どうか、何時も通りの碧で。 ] (384) 2020/05/21(Thu) 1:41:04 |
【人】 ミア─── きぞくさまは昼からお酒飲むの? 賭け事に負けたみたいね。 においが嫌なら これ被れば良いのに。 ほら あの本の花嫁みたい。 "うつくしい"んでしょ。 [ 暇で退屈な誰かは、適当にまくし立て。 おおきく わかりやすく 息を吸って、それから、 ] (385) 2020/05/21(Thu) 1:42:12 |
【人】 ミア…… つまんない。 最近ずっと家の中だし、"こんな"だし。 [ あなたが、なのか、この家が、なのか。 此も終ぞ、答えなんて 出ずに。 ]** (386) 2020/05/21(Thu) 1:42:45 |
【妖】 部隊長 シュゼット[またノートには、五ページ目が追加されていた。 律儀に、日付から始まるあたりで。 今回も、タブレットの所有者の日記から 記述は始まるのだと予想できただろう。 兎は、自分がこの日記を書いているとばれないよう ]細心の注意を払っていたつもりではあった。 でも、確定的ではないにせよ―――少しずつ。 書き手に迫る手掛かりが、零れている。 ($10) 2020/05/21(Thu) 1:44:52 |
【妖】 部隊長 シュゼット〇月□日 誰かが後で見るのだと思うと 少し気恥ずかしい気もするが、 僕の残した記録を誰かが見てくれるのなら 僕は、とても嬉しい。 また、昨日、不思議な夢を見た。 そこは、真っ白な大地だった。 白い何かが天から降ってくる。 伸ばした右手の上に落ちたそれに目を近づける。 粒は小さく、一見わかりにくいが よく見たら、それは六角形の精巧な結晶だった。 左手で触ったら、熱に弱いのか消えてしまった。 僕は、どこかへ向かって歩いていた。 真っ白に見える大地は、白い物が積もっているようで ふかぶかと足跡をつけながら、進んでいるようだった。 ($11) 2020/05/21(Thu) 1:45:50 |
【妖】 部隊長 シュゼット やがて、前に何かが見えてくる。 白いものに半分以上埋もれていたもの。 見たこともない材質の、不思議な、建築物だった。 窓だったらしい個所は割れ、 中まで、白い物で満たされていた。 覗いてみれば、夢特有の靄が晴れて、 中が良く見えるようになっていく。 中にある家具らしいものは、 見たこともない物も多かったけれど 本や、机など。僕の知る物も多かった。 見たこともないものの、ほとんどは 僕が想像もしたことのない、 遺失技術ぐらい精巧な、機械類だった。 僕は、建築物の中にある白い物から 人の腕らしきものが突き出たまま 動かなくなっているのを確認した後。 腰に下げていた機械に映る数値を見て、 持っていた"何か"を口元に当て。 「地点B243、―――汚染は僅か。 以前の記録よりも極寒。生物の生存不可能。」 誰かへ、報告をしたみたいだった。 ($12) 2020/05/21(Thu) 1:48:51 |
【妖】 部隊長 シュゼット僕の日記を読んでくれている誰かへ。 お返事、ありがとうございます。 ご両親の話も、色々想像しながら読みました。 お母上に苦労を掛けてばかりだったそうですが あなたがこのタブレットを開いてくれて 僕の話を読んでもらうことができたのは、 あなたのお父上のおかげです。 僕が本当に優しい人かは、僕にはわかりません。 僕は、僕に、遺失技術のことやこの端末のことなど 色々と教えてくれて、これからも使っていいと 言ってくれるあなたの方が、優しいと思います。 こんな場所を保管場所にしておいて 何か言える立場ではないかもしれませんが せめて大事に、使っていきたいです。 ずっと、変な夢を見続けているもので。 今回も変な日記になってしまい、すみません。 誰かから聞いた話、伝えられた話、と言われても お恥ずかしながら、僕は自分から 遺失技術を学ぼうと思ったことはなく 夢の心当たりは、どこにもないのです。 ($14) 2020/05/21(Thu) 1:49:45 |
【妖】 部隊長 シュゼット でも、"夢を見た人の心を映し出すもの"、ですか。 その言葉は、よく覚えておきます。 何かの手掛かりに、なる気がするので。 そういえば、今まで見た夢はどれも 夢の舞台には、僕一人しかいませんでした。 居たとしても、もう動かなくなってしまっていたり。 遠くの誰かと通信をしていたり、です。 もし、現実に、夢で見た場所がどこかにあったとしたら そこに行く機会が、これから先あるとしたら。 僕も、一人では行きたくはない。 僕は、一人残されるのが怖い、臆病者だから。 あなたが居れば、きっと、先に進む勇気も出るでしょう。 ……夢の中の、僕が見ている人物は。 よく、あの光景を一人で居られると、思います。 できれば、あなたのお話ももっと聞いてみたいです。 あなた自身のお話でなくとも、 意見……というか、僕の夢について気づいたことや、 質問などあれば、なんでも聞きたくは、ありますが。 これは僕の我儘なので、無視してくれて構いません。 ……そもそも僕の話が、現実味の無い夢の話。 だからといって、僕自身の話をしようとしても これは隠し事が多いという意味ではなく、 話せることなどなにもないもので。 もし何かあなた自身のお話を頂いたとしても、 それに釣り合う話はできそうにないのですから。** ($15) 2020/05/21(Thu) 1:53:12 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ 新学年の最初は名前の順の席に座るから 必然的に席は雨音と近くなる。 ほんまは鞄にもう一枚入れてきてるんは 覗かれでもせん限りは気づかれることもないはず。 なんで持ってきてるかって ……さあ、なんでやろ ] (387) 2020/05/21(Thu) 1:54:42 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ 中学三年という日々は どんどん思い出を刈り取られてく。 そう、誰が悪いんやなくて だあれも悪くない。 誰も悪くはないんやけど 思わず空の白日を見上げて ―――ぼけっと現実逃避。 ] (388) 2020/05/21(Thu) 1:55:05 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a29) 2020/05/21(Thu) 1:55:58 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ その帰り道。 天気すらも春を忘れたみたいな空の下 ぱらぱら散った友人たちと別れ、 同じ方向へ歩むお隣さん。 彼女の嘆きは共有されたはず。>>346 ] 『 天神も淀川もやれへんらしいしな ……べつに 予定とか なかったけど せっかくの夏が台無しや 』 (389) 2020/05/21(Thu) 1:57:27 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ そう。 入ったかもしれん予定は 泡と消えたんや 最後かもしれんからって 誰かさんを誘ってみようおもてたってのに ] (390) 2020/05/21(Thu) 1:57:57 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 海? 』 [ ちいさなため息は ちゃんと届いてしまった。 ちらちら見んくたって 俺の目は雨音の瞳をしっかり見てたし。 ] (391) 2020/05/21(Thu) 2:00:22 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 雨音。 じゃあ一緒にいかへん? 』 [ まっすぐ帰れよって先生の声と 親の声がハモった気がしたけど そーしゃるでぃすたんすが有効なはずの 制服姿 まだ相星くんと五十鈴さんの時間だけど ] (393) 2020/05/21(Thu) 2:02:28 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ 雨音の手を引っ張って 家にたどり着いたら自転車引っ張り出してきて ケーサツにみつからんよう ほら 後ろ乗ってって促した。 ] (394) 2020/05/21(Thu) 2:03:02 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也[ 帰れば宿題だの塾だの色々あるから またいつぞやみたいに ほんの少しの 逃避行 めざすは 近所の 河川敷 海はまだやけど ……そう、俺らの時間は 限られてる。 小さいころみたいに いつまでも いつまでも、 続かない。 楽しいことはほら はよ計画しないと 二人乗りを断られたらそれはそれ。 その場で計画たてるのも反対はしませんとも ] (395) 2020/05/21(Thu) 2:07:04 |
【人】 ☆中学生☆ 相星 雪也『 ほかに誘いたいやつとかいてたら 誘ってもいいで 』 [ なんて付け加えて さて、返事はどうだったかな 約束は無事取り付けられただろうか。 なんかわからないけど その帰り道は きっと いつもより自転車の速度は 早かったかも しれない * ] (396) 2020/05/21(Thu) 2:10:23 |
【人】 軍医 ルーク[ 自分が持ち上げられなかった箱を、 うさぎは軽々と持ち上げてみせる。 医務室で義手を巡って部下たちと話していた内容を思い出す。 恐らく、持って来た装備も、 自分が持てるような重さのものではないのだろう。 躊躇いはあったが、見たところいまは不調もなさそうだし、 不承不承頷き、手を離した。 代わりに、来るときには持ってもらっていたランタンを 受けとることにする。 道すがら、投げかけられた言葉に顔を上げた。] ……“心配”? [ 困惑しているような、理解できずにいるような、 その声はきっと、以前医務室で盛大に“怒りながら”、 “怒る”が分からずに問い返したときと同じもの。>>0:242 ] (397) 2020/05/21(Thu) 2:12:11 |
【人】 軍医 ルーク[ けれど、今はそのときとは違い、じっくりと思案を重ね、 ひとつ、ゆっくり瞬きをした。] ――ああ、それだったんだ。 そうか。 [ 外から言われて、初めて気づいたように。 途切れた糸を、不格好に一先ずは、結んでしまうように。 味の分からない飴を、甘い、と教えてもらうように―― そんな風に、呟いた。 きっと、それだけではない、心配だけではない。 けれど、“心配”していることに、間違いないのだろう。 義手を使うなと言っても、頷かない。 副作用は『いつものこと』と言う。 いつもの副作用なら、ずっと痛い―― 痛みに強い体質で、それでも強く感じるほどの痛み。] (398) 2020/05/21(Thu) 2:13:16 |
【人】 軍医 ルーク[ 先ほどの出来事を思い出す。 『通信機は攻撃されにくい場所、 背中の後ろから飛んだはず』>>348 それは、いかに間近で戦っていたとしても 知りようがない情報。 元よりどこかで知っていたとしか思えない知識だ。 あの時の様子は明らかに、普段の彼のものではなかった。 そもそもここに来るときの会話では、 通信機の話すら、初めて聞いた様子だったのに。 だとしたら――忘れていた、記憶? 機獣の知識なんて、どこで得たのか。 彼らの来襲が繰り返されるいま、自分と同じように、 機会は何処かにあるのかもしれない。 けれど、記憶が失われたのは最初の襲撃のとき。 戦闘中に、機獣から通信機が飛ぶのを見ていた? それもどこか、違和感があった。 ――ああ、まただ。 先ほど過りかけた“何か”が、 再びちりちりと思考を焙る。>>141 思考に沈みながら、ひどく難しい顔で、 ぐしゃりと自身の首元を、服ごと掴んだ。 呼吸の苦しさを、痛みで紛らわせるように。] (399) 2020/05/21(Thu) 2:15:10 |
【人】 軍医 ルーク[ “噂のようなひとじゃない” その言葉に、痛みが増した。 そうだ、噂自体は愚にもつかないカムフラージュ。 けれど、事実はそれよりも遥かに許し難い。 いまはない両脚が強く痛む。 どくどくと、血を流すように。 立ち止まらないように片方ずつ前へと踏み出す。] 噂、か。 あれはもう、話してる連中が どれだけ面白いことを言えるか ゲームみたいになってるんじゃないかな? けど、本当か嘘かは、さあどうだろう? 採点して医務室に張り出してやろうか。 [ いつものように、人の悪いことを言ってやろうと思っても、 どうしてか、それ以上は続かなかった。 “ルークの頼みなら”と、その言葉の意味が、 どうしたって、伝わってきてしまったから。] ――… うん。 頼みというなら、今はひとつだ。 帰ったら休むことと、 頭痛があったときは時間外でも医務室に来て。 (400) 2020/05/21(Thu) 2:16:50 |
【人】 軍医 ルーク[ 回収された箱は、研究棟へと持ち込むことにした。 勝手に探しに行く、とは言ったものの、 特に問題がある行動をしたわけでもない。 そこのところは、探索に付き合わせてしまった以上、 説明しておこう。] 勝手に探しに行くことにしたのは、 殆ど根拠もない憶測だったから。 上が取り合ってくれるか分からなかったし、 手続きがまどろっこしかったんだ。 でも、実物を見つけたなら、あとは引き渡せばいい。 小言の一つも食らうかもしれないけれど、 わたし、そういうの聞き流すの得意なんだ。 それに多分、今日担当してる連中は気にしない。 [ 後ろ暗いことをしているわけではないのだから、 持って行っても問題はない。 見つけるまでの手続きを簡略化しただけさ、と嘯く。] (401) 2020/05/21(Thu) 2:18:09 |
【人】 軍医 ルーク[ 果たして、未回収の部品が運び込まれた研究班の夜組は、 金属の箱を囲んで色めき立った。 自分が前にいた研究所で、 通信機ではないかと推定されていた部品に似ている。 今回の襲撃でこの部品が回収されなかったことが 気になって探しに行った。 特に隠すこともない成り行きをそのままに話せば、 経緯に疑念を抱くものもいなかったようだ。 ――話さなかったことがあるとすれば、 同行を頼んだ第一攻撃部隊の部隊長が、 あまりにも的確に、その部品を見つけた出したということ。 技術班の連中は案の定、細かいことにはこだわらなかった。 抑々、研究の事ばかり考えている連中で、 特にこの班は各方面の才能ある人材を集めてきた 研究畑の遊撃班という色合いが濃く、 その手の連中がまともであったためしがない。 まともに世渡りできるなら研究者なんてやってねえよ、と 記憶の中の父が笑った。 普段交流があるわけではないが、 非正規の手順で回収した箱を持ち込むならこの班だな―― という目算くらいはあった。] (402) 2020/05/21(Thu) 2:19:31 |
【人】 軍医 ルーク[ ――というか、] 『えーと、キミ誰だっけ、ルート? じゃあこの部品は責任もって 我々技術班が預からせてもらおう! 機獣がどこかと通信していたとして、 その記録が残されているなら、重要な手がかりだ。 というか、正直手掛かりとかそういうのより、さ! おまえらー!! 新しいパーツが! 来た!!! 今夜は徹夜だ!! 栄養剤持ってこい!!! ふわあああ!! 謎の怪獣の未知の通信機を解析できる機会! とか!! ひゃっほう!! あ、そこの兎君もありがとね、 そういえばキミだれ? まあいいか! 今日は祭りだ―!!!』 [ 細かいところに拘るどころの話ではなかった。] (403) 2020/05/21(Thu) 2:21:13 |
【人】 軍医 ルーク[ 技術班長のジルベールは、 ぎょろりとした目を益々大きく見開き、 箱を持ってきてくれたうさぎの両手を無理矢理とって ぶんぶんと振り回すように握手した。 そうして、机の上の箱に抱き着かんばかりの勢いで、 矯めつ眇めつ観察している。 基地内の噂話だの人間関係だの、何なら戦況に至るまで、 聞いても頭をすり抜けて、 日がな一日研究に明け暮れているような女性である。 自分のことを忌避しない珍しい人物ともいえるが、 単に頭の中に数式と螺子が詰まっているだけだ。 何なら総司令の名前すら覚えていないかもしれない。] 『あ、ルーディには話を聞かせてもらいたいかも。 別に今でなくてもいいけどさ。 いや、これは建前で、 出来れば今がいいなあ、今すぐがいいなあ。 キミが前いた研究所って爆発した所だろ? それなら、似たパーツの現物は 取り寄せられないだろうけど、 キミが見てたなら、見解を聞きたい』 [ そもそも、まともに識別されてすらいない。 適当に、おー、と頷き、 直ぐに戻ると言って部屋の出口へと。 技術班の連中は、此方には見向きもせずに箱を取り囲んで、 何やら議論を始めていた。] (404) 2020/05/21(Thu) 2:25:11 |
【人】 軍医 ルーク[ 立ち去り際の兎が、飴の包み紙を取り出す。 自分が貰った分の包み紙は、ポケットに入れてある。 くしゃりと丸めてしまうことはせずに、そのまま。] 確認したいこと? それなら今でも―― いや、無理だねこの調子じゃ。 [ 今ではだめだろうか、と思ったのだけれど。 背後で盛り上がる議論が否が応でも耳に飛び込んできて、 この後暫く捕獲されることは間違いないか、と諦めた。 抑々自分も、機獣の謎に迫るために此処に来た。 そう考えるに至った動機は、ひとつ、ふたつではないけれど。 通信機の内容が気になるのは、事実だった。 “お返し”の方は―― うん、そうだな、このうさぎの表情を見ていると、 既に何かの直感で、 甘いものの気配を嗅ぎついているような気がする。] (405) 2020/05/21(Thu) 2:26:42 |
【人】 軍医 ルーク――じゃあ、待ってる。 わたしがいるとき、か。 医務室から悲鳴上げて飛び出してくる新兵がいたら、 そのときの担当はわたしだろうな。 [ にやりと笑って脅すような顔をしてみせたけれど。 自分の部屋へと帰っていったうさぎの後姿は、 実に機嫌が良さそうだった。 ぺんぎんもその後姿に、跳ねながら手を振っている。 後ろを向くと尻尾が見えるなあ、と、 さっきと同じようなことを、どこか違う感覚で考えながら。 その後姿が角を曲がって消えるのを見届けて、扉を閉めた。 待っている、 そんな風に言葉にしたときに感じた感覚は、 飴を貰ったときの不思議なそれと、どこか、似たもの。]** (406) 2020/05/21(Thu) 2:30:48 |
(a30) 2020/05/21(Thu) 2:36:54 |
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