【人】 船医 チャンドラ― 現在・医務室 ― [アンテナはゲイザーのコールドスリープ処置を決めた。 だとしても、スリープ前に処置すべき事はたくさんある] 大丈夫、怖くない。目覚めるまでは一瞬だよ。 ……ああ、でも、長い夢を見ていた気がするって言っていた学友もいたっけ。 君はどちらなんだろうね、ゲイザー。 [今は安らかに眠っているように見えるゲイザーに話し掛ける。 今この時も、彼女に言葉が届いているのか、それとも夢も見ないほどの深いところに意識が沈んでいるのかも分からない] (521) 2022/07/12(Tue) 23:53:52 |
【人】 船医 チャンドラ[以前、一度だけ講習以外でコールドスリープでの処置を行った事がある。 あの時は気が動転していて、処置もそこそこに、とにかく患部の損傷を最小限に留める事だけを優先してしまった] [それでも、その処置の後、もしラサルハグから離れてしまった右膝より下の部位が無事に見付かっていたら] [彼は右脚を失わずに済んでいた「かもしれない」] [結局はそれは叶わず、処置の不足もあり神経系統に不調を残す結果となってしまった訳だけれど] (522) 2022/07/12(Tue) 23:54:11 |
【人】 船医 チャンドラ「コールドスリープ装置は9人分しかない」 [ルヴァとラサルハグの会話>>312が思い出される] [そう、コールドスリープ装置は1台不足している。 故障の報告が、確かに上がっていた……筈だ。 このような事態になるとは思わず、意識の端からも零れ落ち掛けていた情報] [すべてはアンテナの判断だ。誰が残されるかは分からない。 自分は残されたくは無い――死にたくはない――けれど、では誰かを犠牲に生き残るのか] [仮にスリープ処置をしたとして、生き残れるという保証も、実際のところ無いだろう。 広大な宇宙で、難破船が信号も無く救助される確率など、半分もあれば良いところ] (523) 2022/07/12(Tue) 23:54:31 |
【人】 船医 チャンドラ[自身らで選択をせず、客観的な計算を下せるアンドロイドの判断に身を委ねるのは―― ある意味で、幸いと言えるかもしれない*] (524) 2022/07/12(Tue) 23:54:49 |
【人】 調査員 バーナード【→自室】 あー………… [スライドドアを開けた自室は、ベッドまでが遠かった。 棚が倒れて、見事に動線を塞いでいる。] ……ま、床でいっか…… [細かいことは気にしない。どこかの機関士長のように押しかける権限もない。 身体を多少曲げれば場所がなくはない。 そのまま床に倒れ込むようにして、意識を飛ばした。] (526) 2022/07/12(Tue) 23:56:16 |
【人】 調査員 バーナード[このときのバーナードに失態があるとするなら、あまりの睡魔にドアの施錠をしなかったことだろう。 そして、折りたたんで床面にしまい込んだはずの足が、開扉センサーに引っかかっていたことも。 すべてを投げ捨てて寝た故に、部屋の惨状と行き倒れ状態の己の姿を、廊下に大公開していた。 ――何も知らずに見れば、棚に当たって気を失ったようにも、見えなくはない**] (527) 2022/07/12(Tue) 23:56:30 |
調査員 バーナードは、メモを貼った。 (a89) 2022/07/12(Tue) 23:58:37 |
【人】 操縦士 ダビー妙な質問ですまない。 昔連邦の軍にいた頃に、似たような話が同期の仲間内で出てな。 口々に酒とか博打とか女とか色々言っていた。 家族とか、戦うことそのものとか言う奴もいたな。 答えがなかったのは俺だけだった。今にして思うと、皆少し呆れていたな。 俺にはそんなものはなかったし…必要だと考えたこともなかった。 今でもそこは大して変わっていない。 ただ…俺は本当はあの時に、答えを探しておくべきだったのかもしれないと、今になって少し思っている。 [ぽつりと、そう言葉を落とした**] (528) 2022/07/12(Tue) 23:58:41 |
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