学園祭の喧騒から離れた保健室。
むせ返る程の汗と精の匂いが満ちて、ベッドのスプリングが定期的に軋む音を響かせている。
耳をすませば、その中に粘着質を纏った音と男女の吐息が「三人分」聴こえるだろう。

ベッドの上では、『私達』が二人で息吹さんを上下に挟んで、ゆるく腰を振っていた。
仰向けの彼女に覆いかぶさるように、あの淫魔からしても大きな肉塊>>2:*21を彼女の中へと差し入れていた。
大きく腰を引いて、それから一息に最奥を突く。
また大きく引いて、奥へと押し込む。
結合部からは既に白濁が溢れていて、何度か射精した後だとわかるだろう。
昔とは言え、一度精を受けただけで失神するほどの量を何度も、何度も。

そうして、彼女の下にも『私』はいる。
彼女の後孔、大きな肉塊を飲み込むには苦労するだろう場所に、深々と肉塊を突き立てている。
窄まりを押し開き、一つ受け入れるだけでも大変だろう肉塊を二本。
こちらからも白濁は溢れており、彼女の胎にどれだけの精が注がれたのか、想像がつくだろう。

それでも、どちらの『私』も激しく責める事はせず、ゆるやかに腰を振るのみ。
おだやかで、言葉を交わす事もない、けれどじっくりと彼女の身体を貪る、そんな交わり。

徐々に、『私達』のストロークが大きなものになる。
より大きく腰を引き、より力強く腰を押し込む。
何度目かの射精が近づいている。

下の『私』が後ろから彼女の胸の先端を、思い切り捻りあげる。
上の『私』が彼女と唇を重ねた。
そうして、『私達』が彼女の最奥へと突き込んだ直後――二つの肉塊から、決壊したかのような量の白濁が、新たに彼女の中に注がれた。
ぴったりと腰を密着させ、一滴残らず彼女の最奥に飲み込ませようとして、それでもなお収まらなかった量が溢れてくる。
しばらくそうしていたが、やがて『私達』が深く息を吐く。
何度か呼吸を整えて、またもう一度腰を打ち付け始める。

この穏やかで互いを貪るような行為は、その後も暫く止まることは無いだろう。
互いを貪り切って、疲れ果ててしまうまで。