人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【人】 幕引きの中で イレネオ


まさに蜘蛛の子を散らすようだった。

監獄から吐き出されていく人、人、人。
早朝の白む空に照らされ、昇る朝日に祝福されるがごとく家路に着く。或いはそのまま遊びに赴き、それとも最早この地を捨てて遠くへ駆けて行こうとする面々は、疲弊しつつも各々どこか安心した顔をしていたのだろう。
これでもう終わる。悪人は討伐され、三日月島には平穏が戻るのだ。おめでとうAuguriみんなa tuttiよくやったsono contentoおめでとうAuguri
ぱんぱんと鳴るパレードの花火は拍手にも似て、奇妙にこの日を彩っていた。


しかし。
イレネオ・デ・マリアが牢を出たのは、それから随分後のこと。
日が再び落ち、また高く昇りきり、中天を過ぎた頃​────
つまり、次の日の午後のことだった。

#AbbaiareAllaLuna
(86) 2023/09/30(Sat) 4:59:01

【人】 幕引きの中で イレネオ

 
突然の展開に署内は蜂の巣をつついたようになっていた。情報は錯綜してんやわんやの大騒ぎ。電話対応にも追われ会見の準備、やれあの証拠を持ってこい、やれあれを止めさせろ。末端も末端で仕事・・に勤しんでいた男が法の失効を知らされたのは、ナルチーゾ・ノーノの緊急逮捕が幕を下ろした後のことだった。

事後処理に駆け回った署内の人間の一人が取調室に飛び込んだのは、イレネオがまさに目の前の男の爪を剥ぎ取ろうとしていた時のこと。
謂れのない責め苦に悲鳴をあげていた被疑者は、その知らせにどれだけ安心したか知れない。彼は椅子から転がり落ちるようにして伝達者の元に走り、縋り付いて涙を流したという。


対する男は、当然法の失効に反対した。
これはマフィアやその協力者を先んじて取り締まることの出来る、画期的な法案だと主張した。いつもの生真面目さ、四角四面さ、愚直さで主張した。
しかし全ては終わったことである。
その言葉はひとつも聞き入れられることがないまま​──それは皮肉にも、これまで犠牲者たちにしてきた態度と同じだ​──男は一度落ち着けと犬小屋に戻された。

それはおそらく、暴挙の限りを尽くした愚犬に対する庇護の意味合いもあったのだろう。
混乱に乗じてどんな目に遭うかわからない男を野放しにするほど、この国の警察は終わってはいなかった。


#AbbaiareAllaLuna
(87) 2023/09/30(Sat) 5:01:35

【人】 幕引きの中で イレネオ

 
まんじりともせず夜を過ごした男に沙汰が言い渡されたのは、次の日になってからのこと。


停職処分。
期限については追っての通達。



それは男にとっては重い、しかし見るものが見れば軽すぎる裁定だった。
どうしようもなく愚かで、それでも職務に懸命だった忠犬への、慈悲の意を含んだ処罰だった。

#AbbaiareAllaLuna
(88) 2023/09/30(Sat) 5:02:19
イレネオは、警察署を出た。16時を少し回っていた。 #AbbaiareAllaLuna
(a24) 2023/09/30(Sat) 5:02:39

【人】 幕引きの中で イレネオ

 
故に男は途方に暮れていた。
犬に出来ることは主人の意向に従うことだけである。
身を捧げた正義には手を離され、リードを握る者はいない。従った法は失効し、今や頼るものもない。
明るい陽射しの下に、男は憔悴しきった姿を晒した。

右を見る。牢に入る前と変わらない人並み。それは既に日常に戻りつつある。
左を見る。紙吹雪が散っていった。昨日あったらしいパレードの名残だろう。
後ろを見る。その門はいつもと変わらず、けれどこの男を追い出して閉じた。
前を見る。一般車両に紛れて通り過ぎた救急車を見て、思い出す声があった。


「バディオリは大丈夫なのか」
「彼なら病院へ」
「撃たれたのは肩だろう。命までは​────」



ざり。
靴底が舗装された道を擦る。
イレネオ・デ・マリアは知らない。
何故彼が負傷することになったか。
それでも。いや、それだからこそ。
足を向けたのは自宅ではなかった。

#AbbaiareAllaLuna
(89) 2023/09/30(Sat) 5:03:13
イレネオは、病院を訪ねた。16時を15分ほど過ぎていた。 #AbbaiareAllaLuna
(a25) 2023/09/30(Sat) 5:03:33

【秘】 幕引きの中で イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

院内は清潔な空気で満ちていた。
容態は悪くないのだという。示された先の病室で、貴方は一人、未だに眠っていた。

その姿を認めた男は靴音を立てることなく・・・・・・・・・・近寄っただろう。
眠る姿をいつもの高みから見下ろす。上からではまだ遠かったので、すぐに腰あたりから折り曲げるようにして顔を寄せた。

色が白い。
けれど顔色はさほど酷くない。繋がれた点滴のおかげだろうか。
線が細い。
それでも今すぐ命を落としてしまうほどに儚くはないのだろう。
命がある。
たったそれだけの事実に、自分が酷く安心したことに気づいた。

男は更に腰を折り、頭の位置を下げる。肩口に顔を近づけたのは当然、噛み付くためではなかった。
顔を傾ければ僅かに上下する胸元が見えた。それでも足りずに手をかざせば呼吸を感じられた。未だ痕の濃い首筋に指で触れれば、生きている温度が伝わった。
しまいにくん、と鼻を鳴らして短く空気の匂いを嗅ぐ。血の匂いは僅かにもせず、ただ清潔な布の匂いと、その奥にほんの少しだけ消毒の香りの混じりを感じた。
貴方の負った傷は、遠からず治っていくのだろう。
それにようやく、心から安堵した男は上体を戻した。

#AbbaiareAllaLuna
(-268) 2023/09/30(Sat) 5:05:11

【秘】 幕引きの中で イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ

エルヴィーノさん・・・・・・・・。」


無骨な指がさらりと頬を撫でる。
呟いた声を聞いた者は一人もいなかったはずだ。

男は暫くの間、そのまま貴方の傍にいた。
それは飼い主の目覚めを待つ愛犬の姿のようでもあったし、やはり貴方の眠りを守る番犬のようでもあった。

#AbbaiareAllaLuna
(-269) 2023/09/30(Sat) 5:05:40
イレネオは、病院を後にした。20時の少し前のこと。 #AbbaiareAllaLuna
(a26) 2023/09/30(Sat) 5:06:11

【人】 幕引きの中で イレネオ


帰路に着く足は酷く重く、億劫だった。
元より姿勢のいいわけではない男の背が今日は更に丸く俯いている。日の暮れた暗さを心細いとは思わないが、明日から過ごさなければならない日々のことを考えれば自然気は沈んだ。

幾日の間を何もせず過ごすことになるのだろう。
どれだけの時間に耐えることになるのだろう。まるで未決囚だ。
趣味も何もない、訪ねるような友人もいない不明瞭な空白を思えば、知らずうちに溜息が漏れた。

こつ、こつ、と石畳を鳴らす足音はいつか砂利を踏む音になる。
裏路地を通るのはいつも通りのだった。
なにも近道というわけではない。ただ、街灯のない細い道を帰宅がてらにパトロールするのはこの男のルーティンだった。
始めた頃には時々目にしたチンピラなども、最近はとんと見かけない。
良いことだ、と男は思う。きっと良いことだ。
だからこの帰宅ルートは、任を解かれた今日だって変えるつもりがなかった。


​────そして、それがいけなかった。


#AbbaiareAllaLuna
(90) 2023/09/30(Sat) 5:07:21

【独】 幕引きの中で イレネオ


がつん。
衝撃。
背後から突然横殴りに吹き飛ばされ、側頭を酷く打ち付ける。視界が白に黒にちらついて足はたたらを踏んだ。
何事かと状況を理解する前にもう一度衝撃。
がつん。
同じ部分を路地を遮る汚い壁にぶつけた後、酷い音を立てて身体が地面に転がる。
揺れる。揺れる視界と脳。上手く立ち上がることが出来ずにただ酷く痛む頭に手をやった。誰だ。どうして。何が。

こいつだ・・・・
「イレネオ・デ・マリアだ」


耳鳴りで歪む中、それでも聞こえた声は知らないものだった。

「誰​────」

聞く間は与えられない。
がつん。


#AbbaiareAllaLuna
(-270) 2023/09/30(Sat) 5:09:04

【独】 幕引きの中で イレネオ


三度にわたって硬いもの・・・・で殴り付けられた皮膚が裂けて、側頭から頬にかけてを生ぬるく濡らしていく。
眼鏡はどこかに吹っ飛んでしまったらしい。おかげで薄暗い周囲でも先程よりはよく見えた・・・

路地裏の暗闇から染み出すように人影が三人。
各々何かを手に持って、それで、瞳はぎらぎらと燃えている。暴力への高揚と、標的への憎悪の色。

対する男の瞳もまた怒りに燃えていた。真っ当な激昂だった。
出血は既に瞳に混じって、これの視界を僅か塞いではいたが。

「一体なんなんだ」
「ふざけるなよ……」

それでも男は立ち上がろうとする。長身がぐらついて、睨め付ける金が浅い光を放つ。
しかしそれもまた許されない。地に着いた右手の指先に金属の平面が振り下ろされる。
その残像の形と音は金槌だろうか​────気づいたところでなにもならない。


めき。


嫌な音がした。痛みに動きを止めた横面に目の前の誰かの蹴りが入った。

「なんなんだって」
仕事だよ・・・・


そう言った声は、笑っているように聞こえた。


#AbbaiareAllaLuna
(-271) 2023/09/30(Sat) 5:10:02

【独】 幕引きの中で イレネオ




肉を打つ音。内臓の深くまでを揺らす音。

「ゃ
め゛
、ろ」

何かで叩く音。ぱきん。小気味よく硬いものが割れる音。

「い゛ッ……あ、ぁ、あ
、あ゛


ぶち。ぶちぶちぶち。なにかを千切る音。引き裂く音。

「​── 、────!」


ごり。ごり。ごり。ごり。
硬いものを幾度も幾度も念入りに削る音に伴って、血液が土を濡らした。


初めに側頭部への打撃。
ついで指先の破壊。主に腹部を狙った殴打。
口に捩じ込まれる錠剤。重ねて手指の粉砕。
踏みつけにされて取り剥がされる爪が数枚。
無事だった左手は鋸歯の往復で切断された。
最後割れた瓶の破片を押し込まれたのは口腔で、
握り込まれるのではなく横面をまた殴られる。


自分がやってきたことに似ていると、気づく余裕はあっただろうか。
まだ鼠が紛れ込んでいたのか、善良な警官が義憤で情報を売った・・・・・・・・・・・・・・・のか、それとも。

#AbbaiareAllaLuna
(-272) 2023/09/30(Sat) 5:11:47

【独】 幕引きの中で イレネオ

 
​────鼓動は随分緩やかになった。

ざっくり裂けた舌では言葉も話せない。
唸ろうにも流れ込んだ血液が喉にかかって咳き込むことしか出来ない。
立ち上がろうとすることさえ酷く億劫で、試す前に不可能だと本能が否定する。
全身の痛みは既に隙間なく身体の表面にも内側にもひしめいていて、最早これを痛みと呼ぶのかどうかさえ定かではなかった。

じゃり。


砂の擦れる音。自分の身が痙攣したのか、それとも誰かが踏みつけたのか。

かち。


硬いものが触れ合う音。自分の歯が鳴ったのか、それとも誰かが立てたのか。

血混じりの視界は光を失って赤くすらない。ただ黒く、白く、濁って靄がかった景色だけが、濡れた金色に映っていた。
それを酷くゆっくりと動かして。
それでも動くものを追おうとして。


震えた 瞳が、


#AbbaiareAllaLuna
(-273) 2023/09/30(Sat) 5:12:58

【独】 幕引きの中で イレネオ


どす。


揺れた。

体内に冷たい衝撃。
これは彼らの仕事・・・・・であって、男の仕事・・とは訳が違う。
男のそれはあくまで言葉を必要としたが、今のこれは、むしろ言葉があっては困るのだ。

命までを奪われることをようやく肌に染みて悟った。
鈍った思考ではそれを現実と受け止めるにも時間がかかった。
叫び出して暴れるような体力はこれっぽっちも残っちゃいなかった。

どす。


衝撃。
身体がまた重なる。
吹き出す血は既に温度を失いつつある。それと共に当然命も零れ落ち、果てる意識の狭間にあえかな息をする。

どす。



最後の最後。
脳裏に過ぎった顔は、
母でも、父でも、祖父でもなかった。


#AbbaiareAllaLuna
(-274) 2023/09/30(Sat) 5:14:40

【置】 幕引きの中で イレネオ


猫みたいな人だった。
痩せぎすで、億劫そうで、いつも顔色が悪くて。
気まぐれで毛並みの悪い、野良猫みたいだった。

それでも。
瞳だけはいつも、いつも鮮やかに花やいでいた。
あの目が困って伏せるのが、嫌いじゃなかった。


────好きな花くらい、聞いておけば良かった。


#AbbaiareAllaLuna
(L1) 2023/09/30(Sat) 5:16:45
公開: 2023/09/30(Sat) 5:20:00

【独】 幕引きの中で イレネオ


 
どぢゅ。




濡れた音を最後に路地裏は静かになる。
そこにはもう誰もいない。
役目を終えた亡骸がひとつ転がるだけ。


#AbbaiareAllaLuna
(-275) 2023/09/30(Sat) 5:17:20

【人】 手のひらの上 イレネオ

 
イレネオ・デ・マリアの遺体は見つからない。

一巡査長の身柄は行方不明として結論される。
その捜索も、程なくして打ち切られるだろう。

それはマフィアから警察への手打ち表明であり、
それは警察からマフィアに対するけじめであり、
狂犬が病理を撒く以前に駆除されただけのこと。

誰かが言ったように、署長代理パパにもママにも見捨てられ。
誰かが言ったように、道理と因果に従って。
誰かが言ったように、地獄に堕ちる。


狭い路地裏では空すら見えない。
負け犬が月に吠えることはない。


#AbbaiareAllaLuna


悪人は、等しく裁かれるべきだ。誰かが言ったように。

(91) 2023/09/30(Sat) 5:20:23

【人】 口に金貨を ルチアーノ

からん、と靴の先で何かを蹴った軽い音がする。
繊細なグラスに罅が入ったそれは、何の変哲もない眼鏡であった。
裏路地をただいつものように歩いていた男は首を傾げつつも、
それを上着のポケットに入れてそのまま先へと歩んでいった。

「……、何かいるなあ」

漂ってくるのは慣れない鉄の香りだった。
鼻が利く犬でなくとも想像できてしまう程の量が流れていることがわかる。
すえた匂いはしない、まだ時間があまり経っていないのだろうか。

さらに足を向ける。
ここは自分のシマの傍だから、治安は正しく守っていかねばならないと。

#AbbaiareAllaLuna
(92) 2023/09/30(Sat) 7:53:53

【独】 口に金貨を ルチアーノ

「ああ」

目に入った赤。ついでに白と黒。最近よく縁がある配色だ。
この眼鏡もその男の持ち物であったな、と漸く思い当たった。
男の持ち物など覚えて居られなかったから、少しすっきりしたような気持ちになる。

「そうか、お前さんかあ。イレネオ・デ・マリア」

それは酷く冷静で、まるで笑みを携えるような穏やかな声で。
暫く他人事のようにその死体を見つめていれば片手で携帯を取り出し連絡をする。

『……ラウルだな? ゴミが落ちてるんで片づけに来てくれ。
 ああ、絶対誰にも見つからん場所に片づけろ』

その言葉に、同情も憐憫も慈しみの欠片もありはしない。
誰かの縁も絆も配慮する心も用意などはしていなかった。

#AbbaiareAllaLuna
(-284) 2023/09/30(Sat) 7:55:40

【独】 口に金貨を ルチアーノ

「さて、……酷い有様だ、右手はぐっちゃぐちゃだな。
 誰がやったんだ? 直ぐには思いつかんな、恨みが多すぎる。
 大方上が殺し屋でも雇ったか。
 まあなんとも、絶対に死ぬようなことばかりしかされないで。
 顔見ておくか……あ、駄目だこりゃ」

黒いずた袋にその遺体を入れるまで、男はもうしばらく辺りを見回った。
見つけたのは比較的綺麗なままで切り落とされ転がされた、左の手首だ。
持っていけるのはそれぐらいであった、しかし、さて。

「……んー。これを土産に持っていくのは趣味が悪いか」

そうしてやってきた男の部下により遺体は瞬く間に片付けられ。
争いの形跡は最小限に隠滅させられ、残ったのは黒く染みついた血の跡だけ。
結局、小さなずた袋も一つ用意された。

#AbbaiareAllaLuna
(-285) 2023/09/30(Sat) 7:59:45

【人】 口に金貨を ルチアーノ

路地裏の前に用意された二台の車のうち、大きな黒いずた袋を乗せた車が男を乗せずに何処かへと向かっていく。

「うちの犬も仕事が早くなったなあ。
 猫が関わらなければ本当にいい仕事をする。あ。
 ……今日は猫にすれ違わんかったな、エキスパート失格か?
 まあいい」

車が向かう目的地は知っている、だが自分がそこまでついて行ってやる気もなかった。
そこまで自分達は仲もよくなければ情もない。
俺の方で悪かったな、クソガキ。だが別れの挨拶ぐらいは送ってやろう。


Notte notte e sogni belliおやすみなさい、良い夢を,
 それでは御機嫌よう」

#AbbaiareAllaLuna
(93) 2023/09/30(Sat) 8:05:00

【置】 口に金貨を ルチアーノ

路地裏を縄張りのように歩くどら猫は、常に不幸の傍に、何かを奪って去っていく。

どら猫は気にしない、悪意に手を染めることも。善が尊ばれないことも。
そこには常に理由があり、誰かの利益の為に何かが淘汰され続けている。
世界は独りに優しくなく、価値がわからぬものに救いなど手に入らない。

そんな現実をただ見て歩き、通り過ぎてゆくだけの人生。
仕組みさえわかってしまえばそこまで悪い物じゃあない。

今日も男はその道を歩く、止めてしまえばそれこそ生きることをやめてしまうのと同じだから。

#AbbaiareAllaLuna
(L2) 2023/09/30(Sat) 8:06:24
公開: 2023/09/30(Sat) 8:10:00
 


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