人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【神】 口に金貨を ルチアーノ

「……おい、おいおい」

連絡が取れないなんてこと滅多になかっただろうあんたは。
一体何の為に忙しなくこの足を動かしてると思ってんだ。

黒眼鏡、テメえなあ!!


男の怒号が#Mazzetto のガレージに響き渡る。
主がいないその場所がどうなっているかなど関係ない。

乾いた喉で叫んだからか、むせながら息苦しくなってしゃがみ込む。
まだ動かなくてはいけないのに、もう此処には見送る声も視線もないのだ。

「……クソ年寄りが」
(G2) toumi_ 2023/09/17(Sun) 21:37:44

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

>>G2 ルチアーノ

「早速暴れてるやつ……じゃ、なさそうだな。
 おーい。喫茶店で怒鳴ってるとおまわりさんが来るぞ。
 それとも世を儚んでるのか?やめといてくれ、
 お気に入りの店が事故物件になったら困る」

ここはアジトの中ではないから、
努めて「先生」の顔でそう話しかけた。

「悩み事があるなら場所を移して聞こうか?」

どうせこの後アジトに集まる事になるんだろうし、
そんな意図を含めて。

#Mazzetto
(G7) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 22:06:48

【影】 日差しにまどろむ ダニエラ

道を往く。海沿いの道。
心地よい海風。でも、今は。

「……」

近付いてきたのは、自動車工場。
それを外から、軽く眺めた。

「………アレッサンドロさん」


人に聞かれてはいけないささやきは、海風に攫われて、溶けていく。

#Mazzetto
(&1) oO832mk 2023/09/17(Sun) 22:20:45

【神】 口に金貨を ルチアーノ

>>G7 カンターミネ

「あ……?」

普段の気取った態度でもなく、たまに見せる粗野なそれとも違う。
貴方を睨むその眼光には明確な殺意が籠もっていた。

「なんだ、
こっち
かあ」


年功序列など関係ない、誰が誰を従えているかの階級として目上の存在だとわかれば恭しく顔を上げて口の端をあげた。

「どうも先生さん、ご機嫌はどうだ。
 昨晩の面白いぬいぐるみは人気だったみたいだぞ?
 それで悩み事かあ……そんな大層なもんはもってないけどなあ。
 強いて言えば、愚痴でも聞いて貰わんと今すぐにでも手が滑って此処に火を放っちまうかもしれん」

#Mazzetto
(G10) toumi_ 2023/09/17(Sun) 22:49:05

【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ

>>G10 ルチアーノ

おーこえー、と内心に呟きながら、
ガワ・・としては何も気付かない無神経を装う。

「"怖いニュース"以外はまあまあな機嫌かな。
 そりゃあよかった、キミもいるかい?
 自分の部屋に連れ込んで悩みを打ち明けるには丁度いいぞ」

へらへらした様子はいつもの通り。

「そりゃあよくないな!『整理整頓』はしてあるだろうし、
 車の燃料に引火したら困るし。それじゃあ、
 たまには生身のぬいぐるみになって
 愚痴でも聞いてみようじゃあないか。」

念のために外から店内を軽く確認して、
『片付け残し』がないかをチェック。まあ、ある訳ないか。
終わったら行こうぜ、青年。そう声をかけてアジトへと。

#Mazzetto
(G13) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 23:08:57

【影】 うたかたの ダニエラ

――たとえば。

自分が警察官じゃなかったら。
こんな法案がなかったら。
本当に、家族だったなら。

今頃、大きな声で泣いているんだろうか。

……あまりにも、無意味な仮定だ。
だってそうだったなら、きっと今頃、ここでこうしてなんかいやしない。

潮風に髪を揺らし、ゆっくりその場を離れていく。
吐き出す先を、探す。
吐き出したい想いの形を探す。
……それすらも分からないのに、何を吐き出せばいいんだろう。

誰も知らない訪問が、自動車工場にひとつ。
この場でやれることなんて、自分には何もなかった。

まだ、始まったばかり。
自分は自分の戦場に、戻らないと。


#Mazzetto
(&2) oO832mk 2023/09/17(Sun) 23:27:58

【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 黒眼鏡

> 0日目

小さく笑う。周りに比べれば年嵩だろう貴方を、年下の子供のように見る目だ。
言葉の上では年長者の責を求めるくせに、対面すればまったくそうではない。
社会、世間からしてみればいい大人のような振る舞いが随分上手くなった。
年の頃の近いマフィアの一員、敵対者を見るような目から代わって、
まだ未熟なものを見るかのようにいつしか移り変わっていった。
変わっていったその先は、最後には何になるのだろう。

「この年にもなって、野良猫みたいに道に飛び出したりなんてしないさ」

だから、返答するに伴って少しだけ振り返った顔に張り付いた表情も、
大層其れらしく繕ったような余裕を持った悠揚がそこにあるばかり。
内心で何を考えているのだか、なんて翳ったスカイブルーが語るだけ。
見透かされる前にふいと視線は逸れて、道の向こうへと足音は遠ざかっていった。

#Mazzetto

(-223) redhaguki 2023/09/18(Mon) 21:07:59