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【人】 白衣の アルレシャ「気持ちいい〜! こんなにいたれりつくせりでいいのかしら、なんだか夢気分だわ!」 陽光のようなシャンパン・カクテルを傾けてほうと息を吐く。 お上りさんのように声を弾ませながらも、食器の小島を渡る所作は手慣れたふうだ。 (2) redhaguki 2021/06/30(Wed) 20:15:59 |
【赤】 白衣の アルレシャ「あら!」 表で軽やかに他者に話しかけて回っているのと同じ、跳ねるような声が聴こえた。 ここは通信機越しの世界なのだろうか、或いはまたどこか? 「貴方が仲間だなんて、頼もしいわね。なんだか今から楽しみになっちゃう。 それにとっても頭が働くお人。私もそれに賛成するわ。それなら、何にしようかなあ。 そっくり偽名にしてしまう? それとも己を何かにたとえてみるのは好きなひと?」 (*2) redhaguki 2021/06/30(Wed) 20:32:02 |
【秘】 案内人 ルヴァ → 白衣の アルレシャ「あなたが持ってる "能力" を確認いたします。無能力者の場合は、お答えいただかなくて結構です。 虚偽の申告があった場合。 あなたがこの客船から下りた以降の生活に我々は関与し、 社会的な死をもたらすことでしょう。 正直にお答えくだされば何も問題ありません。 このことは上層部の中でも一部にしか公開されず、 あなたの口から以外世間に公表されないものになります」 二人きり。部屋を訪れた案内人は、問うた。 あなたの 役名 を、"あなたはだあれ" 。と。記入欄 『わたしは です』 /* 嘘をついても結構ですが、こちらには真実をお書きくださいね! (-13) toumi_ 2021/06/30(Wed) 20:47:38 |
【赤】 白衣の アルレシャ少し話し始めようとしてから、二人の話し方の意図に気づいたようだった。 んん、と咳払いをした後に、舞台俳優のように喉を震わせて喋り始めた。 「そうだね、まだ舞台の幕は上がったばかり。警戒に越したことはないだろう。 牙持つ君よ、悪徳がお好みなのかい? なら、私もそれに乗らせていただこうかな。 己の業に結びつけるならば、私はそう、『グラトニー』とでもしておこうか」 (*5) redhaguki 2021/06/30(Wed) 20:53:40 |
【赤】 白衣の アルレシャ/* どうしよう! スーパー無計画ですわ! それぞれに希望がないのであれば、折角だから強く当たって流れってことで、 この意思確認の延長線上で我々のアジトになる部屋を決めるのはいかがかしら!? (*6) redhaguki 2021/06/30(Wed) 20:57:01 |
【秘】 白衣の アルレシャ → 案内人 ルヴァ「素敵なはからいね! 自分が何者だか、誰もが見つめ直すようだわ。 牙を見せてみせよだなんて、ひどく胸が沸き立って心が燃えるよう」 玉髄は法悦に浸したような声で案内人を迎えてみせた。濡れた瞳が恋するように貴方を見る。 水蜜桃を削り上げた滑らかな肉体は、貴方を汚さぬための白いドレスグローブと、 繊細なレースを細い糸が支えただけのベビードールしかまとっていない。 椅子の上から腰を上げて、吐息に溶けていきそうな小さな声で案内人へとささやく。 「ねえ、よく聞いてね。いちどだけで、"わたし"を覚えてちょうだい。 耳に、指先に、体に刻み込んで。肉に胡椒をふりかけるように。 わたしは、 『わたしは餓狼です』 (-37) redhaguki 2021/06/30(Wed) 21:14:24 |
【人】 白衣の アルレシャ>>21 カウス レストラン 「ううん、なんだか悲劇的な響きだわ……でも海難事故のエピソードじゃなくてよかった!」 ふるりと唇を震わせてみたのもつかの間、あっけんからんと笑ってみせた。 船旅の始まりをいっぱいに楽しんでるようで、貴方の少しの語りで更にご機嫌になった。 前菜、花のように盛り付けられたシュールストレミングfoodを時折口に運んでいる。 「ええ、とっても。潮風がさわやかで心地よくて、サービスも素敵だわ。 旅って、ほら、ときどき当たり外れじゃあるじゃない? でも今回はとびきりの大当たりみたい。貴方にとっては、どうかしら?」 (31) redhaguki 2021/06/30(Wed) 21:24:02 |
【赤】 白衣の アルレシャ「素敵だな、それくらいじゃなくっちゃいけないよ。 私はこの船に欲を貪りに来た、きっと君たちもそうなんだろう? いいや、そうじゃなくたっていいさ。だって目的など、手段のためのものなのだからね!」 どこか張り詰めた空気を孕んだ話し合いの中で、それでもひどく楽しそうだった。 まるでチェス盤を前にして、どのように駒を進めるか考えているかのようだ。 「鑑賞室か、それは素敵だ! みな、話や出し物に夢中で、座って映画や音楽なんて味わうひまもないだろうからね。 隠れ里とするにはきっとぴったりさ」 (*10) redhaguki 2021/06/30(Wed) 21:36:56 |
アルレシャは、ポークソテーの火炎茸kinokoソース掛けを食べている。 (a27) redhaguki 2021/06/30(Wed) 22:07:56 |
【人】 白衣の アルレシャ「ひ〜んお高いグルメだから挑戦的な食材を使ってるのかなって……。 私が悪いんじゃないもの、美味しく調理されてしまっているせいだもの」 懲りずに灰color色もまぶしい鮮やかなアスピックゼリーを皿に盛りながら。 (60) redhaguki 2021/06/30(Wed) 22:15:31 |
【人】 白衣の アルレシャ>>67 カウス レストラン・テラス 水質がいいせいだろうか。吹き上げる風は南国のそれにも似ている、多分、きっと? 少し白身魚でくすみがかったコンソメゼリー寄せは、パプリカを抱いてかわいらしい見た目だ。 スプーンを弾き返さない程度のゆるさの生地に、するりと銀が滑り込む。 「面白い食べ物がたくさん出てくるのね〜。ほら、長旅を飽きさせないためじゃないかしら? それにしては張り切り過ぎだけど、ふふ。鍋と包丁も浮かれるのかしらね。 私はアルレシャというの。これでも医師なの、今日は偶々遊覧というところ! カウスは……珈琲に煙草、ふふ。なんだか渋い映画の探偵さんって感じね! どう、当たった?」 (77) redhaguki 2021/06/30(Wed) 22:33:49 |
【赤】 白衣の アルレシャ「『エンヴィー』、『スロウス』。またのちほど。 この船を美酒で満たそうじゃないか。悦楽の舞台をみな待ち望んでいる。 我らの腹に愉悦が降りてくるまで。互いの罪を愛していこうじゃないか」 柔らかに嫋やかに、幕を上げる声は高らかに。 いずれまた、あぎとを開く際には影は観賞室へと足を向けるだろう。 (*12) redhaguki 2021/06/30(Wed) 22:46:52 |
【人】 白衣の アルレシャ>>94 カウス レストラン・テラス ああん、と声を上げるものの不正解もつまみ食いも気にしたふうではなかった。 そうしたちょっかいそのものを楽しんでいるようだ。 「船の上にいる間は私も仕事の事は忘れるもの、誰かにとやかくなんて言わないわ。 それに煙草の匂いってセクシーで好きよ。人がのめりこむのも無理ないのかしら」 ナイフがポワレの表面にさくりと沈む。いい塩梅に焼き上げた魚を頬張って、また笑顔。 食器を唇の端から放してしまう寸前に、ルビーの瞳がぱち、と瞬きの内にとろけて。 「軍人さんにいいところのお坊ちゃん、個性的な……特色のあるひとたちばっかり来てるみたい。 きっとカウスも私はびっくりするような世界で生きてきたのね」 (129) redhaguki 2021/07/01(Thu) 7:25:21 |
【赤】 白衣の アルレシャ/* おはようございますわ! そういえばこの中の人間で早速副船長を畳むんでしたわね……システムに甘えていましたわ…… もしよろしければ私が華々しいスタートを切って副船長で派手な花火をブチ上げたいところですわ。 めちゃくちゃ緊張する。本当に自分でやる気? グラトニーやります。初仕事承ります。 どんな目にあってほしいかリクエストあったらおしえてくださいね…… 私もせっかくなら3人(4人?)でいい塩梅にターゲッティングを回していきたいですわね。 とはいえ今の所こう! という流れもないので、基本は私もランダムに賛成ですの。 死なば諸共一蓮托生、仲良く共食に勤しみたいところですわ。 (*20) redhaguki 2021/07/01(Thu) 7:33:48 |
アルレシャは、桃を丸ごと凍らせて削ったぜいたくなかき氷をトレーに乗せた。 (a52) redhaguki 2021/07/01(Thu) 9:07:01 |
【人】 白衣の アルレシャ>>136 テンガン レストラン 「そうなんだあ……やっぱり貴方、出迎えの列にいたわよね? もしかしておさぼり? ……冗談よ、きっとオーナーの方針なのでしょう。 私みたいな市井の庶民にとって、振る舞いの手本になるように、とかね」 桃本来のほの甘い白黄色や皮目に近い溜息のような赤の混じるデザートを手に、裾をひらめかせて貴方に向き直った。 貴族のように表情を引き締めて。 「ええ勿論。エスコートしていただけるかしら? お腹のくちくなるまで、私を上り詰めるシンデレラにしてちょうだい……なんてね!」 また、花盛りのような悪戯心にほおを綻ばせて見せるのだ。 (139) redhaguki 2021/07/01(Thu) 10:00:56 |
【赤】 白衣の アルレシャ/* いいですわね! やりたいことまでの導線も引けてかなり助かりのある案ですわ。秘匿はまだ解禁してないからとりあえず連行ロールまでで今回はおしまいになりそうな形ですわね。 そう、お前はこれからこのように連れていかれるぞという宣言のリハーサルができないから難しいハアハア目が泳ぎますわよ。 一呼吸おいてからまた連行直前結集ロールを置こうと思いますわ。結集しなくてもいいよ。 (*23) redhaguki 2021/07/01(Thu) 11:20:36 |
【人】 白衣の アルレシャ>>145 カウス テラス 「あっ。ううん。少しだけ知っている人が乗っているってだけよ。 本当なんだから、私失言なんてしていないわ、そうよね?」 聞き咎められた言葉を頭の中で繰り返して気づいたのだろう。リボンでまとめた髪を揺らして首を横に振る。 脅すというよりは懇願するみたいに弱気な表情で問答を押し倒すが、泳いだ目線の先に"彼"を船内に見てしまった。 シガーのフレーバーは料理の匂いに被るだろうに、気にした風では無かった。それぞれが別の料理であるかのように鼻を動かしている。 誘うようなゆらめきが何を映すのか、理解するとぱっと頬を赤らめた。椿の花でも咲いたようだ。 「もう」 拗ねるように唇を尖らせる。速く瞬きしたら睫毛は擦りあって音を立てるようだ。 「クローブの粒の入った煙草を吸う人は、甘い唇をしているのだって。 貴方は、リップ奥のどこまで甘いバニラを隠し持っているのかしら」 (155) redhaguki 2021/07/01(Thu) 11:32:29 |
【人】 白衣の アルレシャ>>152 テンガン レストラン 「謙遜なさるのね。普段質のいいものを見ているのだから、思っているよりも高貴な方に見えるかもよ。それこそ将校様みたいに……。 それとも背筋が伸びているだけで、案外胸の奥に秘めた言葉のように、ロマンティックなひとなのかしら?」 つま先をほんの少し浮き上がらせるだけのヒールは、もともと高い背を飾って更に高い。 鼻先をほんのり貴方に近づけたかと思うと、ステップを踏んでまた遠のいた。 景色のよろしい席までつくと、早速と氷細工にスプーンを入れた。繊細な繊維を潰さないように細かく大胆に削られた冷凍桃は、蜜の甘さにさらりとした舌触りを加えられている。 ひとくち頬張ってみて、ううんと広がる味覚に身を震わせた。 「おいし〜い! 船の上でこんなに贅沢なデザートが食べられるなんてっ!」 (160) redhaguki 2021/07/01(Thu) 12:11:12 |
【赤】 白衣の アルレシャ……時は少しばかり経った頃。『グラトニー』は観賞室に座していた。 ここを借り切るにあたって話を通して、ついでに我が儘も言って。赤い薔薇の咲き誇る痛烈な人間劇か無音で流れている。 レストランにいた時よりもいささか豪奢な装いで、ヴェネチアンマスクで唇を隠した。 待ち合わせて入ってきた者があれば、その微笑みの前に晒されることだろう。 「来たのだね。ちょうど彼を迎えにいくところだよ。 それとも、君達も彼の姿を拝みに行きたいかな?」 長い脚をするりと組み合わせてから皮張りの椅子から立ち上がった。妖しい輝きを照り返す白狐のコートが惜しげもなく床に端をつく。 首元にかけられたルビーのネックレスはまるで血がこぼれるように簾を作っていた。首を切って、赤が弾けるよう。 点々と赤が白い素肌を彩っている。派手すぎぬよう、けれど真珠色の煌きに翳るつもりもないように。 狐のコートの下はそれ以外一糸たりとも纏っていなかった。同じように赤いエナメルのヒールが、かつりと音を立てる。 「それでは行こうか、『エンヴィー』、『スロウス」?」 (*26) redhaguki 2021/07/01(Thu) 12:37:13 |
【赤】 白衣の アルレシャメヰク、ゴティック、ロマンティック。 赤い薔薇 のような色を身に纏い。アメリカン・ビューティー チェス盤のような対比の王を付き従えて、並び立つクイーンが歩く。 裾を合わせることもなく、柔らかな女体が毛皮のうちから覗く。 誰もすれ違わない。まるで船そのものが道を開けているかのようだ。 既に客達の気に留まることすらないうちに、ルートは人払いされていた。それは狼達の行軍が歓迎されていることを示していた。 『グラトニー』は天使の如き肉体をしていた。神がかった美しさだというわけではない。 品のいい乳房の下に柔らかな曲線の腹部を、それと女性器との間に、袋のない陽芯だけの男性器が下がっていた。 はだかの王は血の流れるようなアクセサリーを鳴らし、ついに羊の部屋の前までやってきた。 「こんばんは、副船長。われら、お迎えに上がりました。 さあ、お越しください。舞台は上がって。貴方を待ち望む方々が、いらっしゃるのですよ……」 (*29) redhaguki 2021/07/01(Thu) 16:16:13 |
アルレシャは、カウスと話しながらめっちゃダビーを見た後見てないふりをした。 (a70) redhaguki 2021/07/01(Thu) 18:19:37 |
【人】 白衣の アルレシャ>>184 カウス テラス 挑発的な物言いにますます目元を赤く染めて、まるで初心な少女のようにほうと息を吐いた。月を見るような憧憬を添えて。 けれども返す瞳は眩しがらずに貴方を見据えて、溶かされた氷菓のようにてろりと虹彩に貴方を映した。 「なんて情熱的な人なのかしら。まるで赤々とした花のよう。 ええ、貴方が望むのならば。煙草を挟んだ指の先から、口付けて頂を目指してしまいましょうね」 震えるような唇がうっとりと弧を描いて、眠たい猫のようにゆっくりと瞬いた。 ちょうど運ばれてきた肉料理の匂いにすんと鼻を動かして、また雰囲気は一転する。 「ええ、息継ぎするところを知らないと煙草呑みの人は大変だものね〜。 海の上で快適に過ごすためにも、どうぞいってらっしゃいな!」 (187) redhaguki 2021/07/01(Thu) 18:32:43 |
【秘】 案内人 ルヴァ → 白衣の アルレシャ「アルレシャ、 餓狼 素敵な役だと思います」 文字が書かれた書面を抱え、ふわりと笑う。 「―――あなたの餓えと愛は誰に癒やされるのかな」 耳に、指先に、ひとつひとつあなたの声が存在が刻まれる。 見蕩れたのは、演技では無かった。 ただ、この白が黒の役目を持っていると頭が理解をしなかった。 堅苦しい口調がなくなり柔らかな言葉を使った案内人は 踵を返してあなたに背を向け立ち去った。 このやりとりをあなたは、この日を境に途端忘れてしまうだろう。 次に、ルヴァという人物に出会う日に、『役名』で呼ばれるまで。 (-124) toumi_ 2021/07/01(Thu) 18:42:37 |
(a73) redhaguki 2021/07/01(Thu) 18:49:33 |
(a74) redhaguki 2021/07/01(Thu) 19:45:14 |
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