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![]() | 【人】 木野 ツラユキ[美音の丸い乳房を、胸板で押しつぶす。吸い付くような感触が心地いい。口づけを落としながら、背筋に走る射精欲を堪えた。 もっと長く繋がっていたい。] ん……美音に、こうやって、食べられるのも、好き、だけど、 [彼女の片足を持ち上げ、己の肩に乗せる。離れてしまう代わりに、肌が晒された。上気した頬も、揺れる乳房も、いやらしく咥え込んだ、桃色の肉も。] もっとよく見せて……? 俺のを食べてる、ところ。 (0) master 2020/12/28(Mon) 8:00:00 |
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![]() | 【人】 因幡 理恵──回想・プレゼント選び── [百貨店にはプレゼント難民があふれていた。恋人へのプレゼントでも選んでいるのか、アクセサリーショップで、なんとなく見覚えのある男>>0:44が店員からプレゼントを受け取っている。「きっと喜んでくれますよ」照れくさそうに笑う男の後ろを、二人組の女が通り過ぎた。ちらりと店を見ると「そういやこのブランドのネックレスもらったんだけどさー」「うわ。申し訳ないけどうちらの年齢には合わないよね」「そうなの、たかだか一万程度じゃ大したものでもないし。でもうっかり微妙な顔したら彼が怒り始めて〜」手っ取り早い地獄を見た。あの男に幸あれ。 せっかく選んだプレゼントで微妙な顔されたらやっぱり悲しい。同じ轍は踏みたくないが、上から下まで往復してもフウタが喜ぶものが分からない。 困り果てた末に、インフォメーションセンターにたどり着いた。] ぷれぜんとを買いたいんじゃが、何が良いのか分からんのじゃが…… [受付嬢はにっこりと笑うと、送る相手の特徴を尋ねてきた。] 八歳の男じゃ [おもちゃ売り場に案内された。] (1) kumiwacake 2020/12/28(Mon) 18:18:40 |
![]() | 【人】 因幡 理恵[その後。 親切な店員により紳士服コーナーに回され、もはや自分には荷が重いと観念した理恵は速攻で店舗のスタッフに話しかけた。「夫へのプレゼントを探しているんじゃが」店員はコピペの営業スマイルで対応した。「どういったものをお探しで?」「何がいいか分からん」「定番でしたらネクタイですね」「ネクタイ……」 細長い布は手触りが良い。が全く使い道が分からない。「どうやって使うんじゃ?」「このように巻きます。何回かやると覚えますよ」「なるほど、つまり首輪じゃな」店員はプロ意識によってにっこり笑顔を保ったままネクタイを下げた。「やめておきましょうか」「そうか?」まぁ別にネクタイにこだわりも無いので大人しく引き下がる。] (2) kumiwacake 2020/12/28(Mon) 18:19:26 |
![]() | 【人】 因幡 理恵そもそもあいつ、何が欲しいのかがわかりにくいんじゃ! [ぶぅぶぅと逆切れしていると、店員は少し考えこんだ。] 「そうですね……プレゼントに願いを託すのなんか、素敵ですよね。リラックスしてほしい、お仕事を応援したい。大切な方にどんな時間を過ごして欲しいか。そういったことを考えると、何がいいか見えてきたりしますよ」 んー……それならとりあえず起きててほしいの。 あいつ寒くなると冬眠しよる。 [「とうみん」店員はオウム返しに呟いて、「寒くなると布団から出るのがつらくなりますものね」笑顔を保ち切った。「では、この冬を暖かく過ごしていただく、というのはいかがでしょう」 そうしてやっとマフラー売り場にたどり着いたのだった。 「旦那様はふだんどのような色合いのものをお選びで?」「黒いぞ」「落ち着いた方ですか?」「まあそうじゃの」親切な店員は丁寧に適切な商品を探し出していく。「なるほど。失礼ですがお歳は同じぐらいで?」「だいぶ離れとるの。八歳じゃ」「……八歳年上ということですね?」「まあそうとも言うの」なんとか繋がった。] (3) kumiwacake 2020/12/28(Mon) 18:21:30 |
![]() | 【人】 因幡 理恵[そんなこんなでなんとか選んだ品は、盛大な遅刻の果てに、満を持して登場した。>>0:42 「あら、プレゼント?」と言いながらのぞき込んできたおばあちゃんに「そうじゃ!」コクコクと頷いて、開けていいのかという問いかけにも「いいぞ!」コクコクと首を振って。 ちらりと 4℃ 包みを開けたフウタの顔で、うまくいったことが分かる。 ありがとう、と笑う顔に「気に入ったか!?」ンフーと鼻息を荒くする。 約束を口にするフウタと同じような顔になって、] おぉ! それつけてればな、りゅうぐうじょうでも冬眠せんぞ! フウタが寝こけてては、折角の しんこんりょこう もつまらんからの! [ぐるぐるとフウタにマフラーを巻き付けた。] (4) kumiwacake 2020/12/28(Mon) 18:22:07 |
![]() | 【人】 因幡 理恵おばあちゃん、行ってくるのじゃ〜 理恵たちが帰ってくるまでいい子にしとるんじゃぞ! [おばあちゃんに挨拶して、出発したのは夜明け前。白のもこもこコートと茶色のもこもこブーツ、それにもこもこオレンジ色のマフラーと全身もこもこ姿で駅に向かう。黒いロングコートを着たフウタと並ぶと、黒と白でかえって統一感がある。 電車の中は暖房が効いていて、鈍行になってからはコートもマフラーも外した。クリーム色のニットワンピースに、黒のタイツ。その頃にはすっかり明るくなっていた。 冬の日差しは眩しい。がたがたと揺すられながら窓の外を眺めていると、やがて民家が減っていく。深まる木々の間を縫い、暖房に曇る窓ガラスを何度も拭う。フウタはうつらうつらし始めて、時折ハッと目を覚ました。「寝過ごしてもだいじょうぶだ、ちきゅうは丸いらしいぞ」無責任に勇気づけたけど、ついていってるだけです。 途中、山を抜けるのか、トンネルに入った。一駅一駅の間隔が長い。何度も通り過ぎる誘導光が数えきれなくなった頃、やっと暗闇を抜けた。慣れない光に目を細める。 世界の半分が白くなっていた。ちらつく雪で、空よりもむしろ地面の方が明るい。並走する川を眺めれば、やがて流れに湯もやがかかる。せせらぎの音も、どこかとろみがついて柔らかい。 やっと駅に着いた頃には、体中バキバキだった。 ホームに降りると大きく伸びをして、温泉郷の空気を吸う。鼻をひくひくさせて、「なんか変なにおいがするのじゃ」硫黄系ではなさそうだが。 建物や道の脇には雪が積もっていたが、きちんと除雪されているおかげで歩きやすい。肉まんやら温泉饅頭やら温泉卵やらを蒸していて、あちこちから美味そうな湯気が流れてくる。潤沢に温泉が湧き出ているのか、マンホールや側溝のあちこちからももやもやが立ち上り、町全体が心地よく煙っていた。] (6) kumiwacake 2020/12/28(Mon) 18:23:58 |
![]() | 【人】 因幡 理恵[りゅうぐうじょうはぐるりと水で囲まれてはいたが、すくなくともその池? には入らなくてよさそうだ。 「むしろ動かなすぎでつらいのじゃ」フウタの提案>>47にこくこくと頷いて、橋を渡る。ガチガチに緊張してフウタにしがみつきました。 部屋に着くと、大きなベッドに歓声を上げて、腰かけたフウタの膝に勢いよく倒れ込んだ。 激突したともいう。 それから部屋中あちこち探索した。ベランダからは見事に雪化粧を施した山が見える。紅葉の時期もさぞや美しいことだろう。眼下にはもくもくと湯気のたつ川が流れている。温泉混じりだろう。 御簾の中は畳が敷かれていて、くつろげるようになっていた。調べてみると、どの面も上下に動かせるようになっている。窓に面しているところを開ければ、ベランダからの景色が見える。ここに横たわって星空を眺めるのも楽しそうだ。御簾のちょうど向かい側には、化粧台が置かれていた。 個室の風呂も立派だった。これなら二人でもなんとか入れそうだ。しかし露天ではないし、ただの水道のようだ。] (7) kumiwacake 2020/12/28(Mon) 18:24:37 |
![]() | 【人】 因幡 理恵[ひとしきりの探検を終えると、温泉街へと繰り出した。 遅めの昼食にはあちこちで売ってる軽食を食べ歩きした。やさいまんじゅうをつまんだりしつつ「店主、からしはいらんぞ」「ぴりとしないやつをくれ」「フウタは食わんのか? ぶたまんもあるぞ」赤くなった指先を温めながらはふはふと頬張る。「うまい」 転ばないように気を付けながら土産物屋も冷やかした。「おおフウタ見ろ、なんか格好いいやつあるぞ!」中学生が絶対に騙されて買うキーホルダーとか売ってる。剣に龍がまきついたやつ。そこでおばあちゃんへの土産もいくつか購入した。いぶりがっことか。 あちこちに屋根だけの簡易休憩所があり、立ち寄ると足湯ができるようになっていた。カフェも併設されていて、茶を飲みながらくつろげるようだ。足裏マッサージなどのちょっとした体験メニューもいくつか置かれている。 しかし残念ながら理恵はタイツだ。やってみたかったドクターフィッシュ体験。「フウタだけでもやってみんか? どんなんか教えてくれ」興味津々。 街並みをぶらぶら遊びまわると、そこそこ足が疲れてきた。温泉街は坂道が多い。その頃には、日が沈みかけていた。 山の夜は早い。一度日が沈みかけると、ぐんぐんと影が長くなった。] (8) kumiwacake 2020/12/28(Mon) 18:25:37 |
![]() | 【人】 因幡 理恵[温かい色合いの足元灯の間を抜けて宿に戻ると、今度は宿の中を探検した。 「遊技場」と書かれた場所に行くと、よくわからないメダルゲームやら、卓球台やらが置かれている。あと太鼓の達人。 『成績発表〜! 太鼓見習い!』最低点数を叩き出してからは「これ壊れとる」ぶうぶう文句を言って卓球台に向かう。 全然ルールが分からなかったので受付に戻って遊び方を聞いたりしつつ、] よしフウタ、行くぞ! [左手にラケットを構えて力強く振りかぶると、自信満々に空振りした。 利き手は右です。 空振りを繰り返すこと何度か。] よし……フウタ、ハンデをやる。 先攻は譲ってやろう。 [ふっと笑うと、一度もサーブを打たないままピンポン玉をフウタに送った。 ラケットには当たらないので、手で投げて。]** (9) kumiwacake 2020/12/28(Mon) 18:26:28 |
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因幡 理恵は、メモを貼った。 ![]() (a0) kumiwacake 2020/12/28(Mon) 20:12:22 |
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![]() | 【人】 水川 ミオン[いつの間にか、ツラユキさんを見上げていた。 乳房を柔らかく潰すのは、愛おしい体温と重み。 この人が生きている事をもっと感じていたくて、もっと口付けしてほしい、ずっと触れていてほしいと思ってしまう。 無駄に脂肪があるせいか届きにくいけど、彼の鼓動を確かに肌で聴いては遠いところに想いを馳せ、目の奥を熱くしていた] ひゃっ [ちょっとずれた感覚に溺れていたのを彼は見抜いたのか、それとも単なる偶然か。 足を引き上げられ、恥ずかしい格好をさせられる。 繋がったところも見えてしまって、ぱっと目を逸らす。 しっかり咥え込んだ自身の肉がきゅうと縮んで、 隙間なく彼に甘えた。羞恥から、小さく震えた] (10) にきヴぃ 2020/12/28(Mon) 20:31:59 |
![]() | 【人】 水川 ミオン[彼の視線を追わずとも見られている事がわかれば更に頬を赤くしたが、やがてふっと微笑んで、自ら腰を寄せた。 ふるりと弾んだ胸の先はいやらしく勃ち上がっている] ツラユキ、さん、 [手を伸ばして手を繋ぎたがりながら、 消え入りそうな声を、彼にだけ届けた。**] (11) にきヴぃ 2020/12/28(Mon) 20:32:11 |
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![]() | 【独】 因幡 フウタ/* クリスマスのプレゼント買ったのに渡しそびれてどうするかなーと時々眺めてたのもすげー好きなんだよな……かわいいよ……(はよ書け (-10) nikibi 2020/12/29(Tue) 1:37:11 |
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